JP2023543199A - ルーティング情報伝送方法および装置 - Google Patents

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Abstract

本出願の実施形態は、ルーティング情報伝送方法および装置を開示する。サービストラフィックパケットを転送する前に、第1のネットワークデバイスは、第1のBGPルーティング情報内にあるサービス識別子および第1のネットワークスライスの識別子に基づいて第1の転送テーブルエントリを決定するために、第2のネットワークデバイスによって送信された第1のBGPルーティング情報を受信する。第1の転送テーブルエントリは、第1のネットワークスライスを使用することによって、サービス識別子に対応するサービストラフィックを第2のネットワークデバイスに転送するように指示する。サービス識別子に対応するサービストラフィックパケットを受信するとき、第1のネットワークデバイスは、第1の転送テーブルエントリに基づいて第1のネットワークスライスを決定し、次いで、第1のネットワークスライスを使用することによってサービストラフィックを第2のネットワークデバイスに送信する。言い換えると、転送テーブルエントリは、サービス転送要件を満たすために、転送テーブルエントリがサービストラフィックを転送するために使用されるネットワークスライスを決定するために使用され得るように、ネットワークスライスの識別子およびサービス識別子を含むBGPルーティング情報を送信することによって、ネットワークデバイス間で決定される。

Description

本出願は、2020年9月23日に出願された、発明の名称を「ルーティング情報伝送方法および装置」とする中国特許出願第202011008166.X号の優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
本出願は、通信技術の分野に関し、特に、ルーティング情報伝送方法および装置に関する。
5Gネットワークの時代には、モバイルネットワークは、もはや携帯電話だけに役立つのではなく、携帯電話、タブレット、固定センサ、および車両などの様々なタイプのデバイスに役立つ。モバイルブロードバンド、大規模インターネット、およびミッションクリティカルなインターネットなどのモバイルネットワークの適用のための多様なシナリオもある。異なる適用シナリオにおける要件を満たすために、ネットワークスライシング技術が出現する。本質的に、ネットワークスライシングとは、キャリアの物理ネットワークを複数の仮想ネットワークに分割することである。仮想ネットワークは、異なるネットワーク適用シナリオに柔軟に対応するために、待ち時間、帯域幅、セキュリティ、および信頼性などの異なるサービス要件に基づいて分割を通じて取得される。しかしながら、転送のために異なるサービスのサービス要件を満たすことができるネットワークスライスに異なるサービスをどのように割り当てるかは、解決されるべき緊急の技術的問題である。
本出願の実施形態は、異なるサービストラフィックのサービス要件を満たすネットワークスライスを使用することによって異なるサービストラフィックが転送されるという問題を解決するために、ルーティング情報伝送方法および装置を提供する。
本出願の実施形態の第1の態様は、ルーティング情報伝送方法を提供する。方法は、第1のネットワークデバイスが第2のネットワークデバイスによって送信された第1のBGPルーティング情報を受信することであって、第1のBGPルーティング情報は、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子とを含み、第1のネットワークデバイスは第1のネットワークスライス内に位置する、前記受信することと、第1のネットワークデバイスが第1のBGPルーティング情報に基づいて第1の転送テーブルエントリを決定することであって、第1の転送テーブルエントリは、第1のネットワークスライスを使用することによって、サービス識別子に対応するサービストラフィックを第2のネットワークデバイスに転送するために使用される、前記決定することとを含む。この実施形態では、サービストラフィックを第2のネットワークデバイスに送信する前に、第1のネットワークデバイスは、第2のネットワークデバイスによって送信された第1のBGPルーティング情報を受信する。第1のBGPルーティング情報は、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子とを含む。第1のネットワークデバイスは、第1のBGPルーティング情報に基づいて第1の転送テーブルエントリを決定する。第1の転送テーブルエントリは、サービストラフィックの転送に対応するサービス要件を満たすために、第1のネットワークデバイスが第1の転送テーブルエントリに基づいてサービストラフィックを転送することができるように、第1のネットワークスライスを使用することによって、サービス識別子に対応するサービストラフィックを第2のネットワークデバイスに転送するために使用される。
可能な実装形態では、第1のネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスは同じネットワークドメインに属し、第1のネットワークデバイスが第1のBGPルーティング情報に基づいて第1の転送テーブルエントリを決定することは、第1のネットワークデバイスが、サービス識別子および第1のネットワークスライスの識別子に基づいて第1の転送テーブルエントリを生成することを含む。この実装形態では、第1のBGPルーティング情報を受信するとき、第1のネットワークデバイスは、第1の転送テーブルエントリを介してサービス識別子に対応するサービストラフィックを転送するように指示するために、第1のBGPルーティング情報内のサービス識別子および第1のネットワークスライスの識別子に基づいて第1の転送テーブルエントリを生成する。
可能な実装形態では、第1のネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスは同じネットワークドメインに属し、方法は、第1のネットワークデバイスが、第1のネットワークスライスの識別子および対応関係に基づいて第2のネットワークスライスの識別子を決定することであって、対応関係は、第1のネットワークスライスの識別子と第2のネットワークスライスの識別子との間の対応関係を含む、前記決定することと、第1のネットワークデバイスが第3のネットワークデバイスに第2のBGPルーティング情報を送信することであって、第2のBGPルーティング情報は、第3のネットワークデバイスが第2のBGPルーティング情報に基づいて第2の転送テーブルエントリを決定することを可能にするために、サービス識別子および第2のネットワークスライスの識別子を含み、第2の転送テーブルエントリは、第2のネットワークスライスを使用することによってサービストラフィックを第1のネットワークデバイスに転送するために使用され、第3のネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスは異なるネットワークドメインに属し、第3のネットワークデバイスは第2のネットワークスライス内に位置する、前記送信することとをさらに含む。
この実装形態では、第3のネットワークデバイスがあり、第3のネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスが異なるネットワークドメインに属するとき、第2のネットワークデバイスによって構成された、サービス識別子とネットワークスライスの識別子との間の対応関係は、第3のネットワークデバイスによって構成された、サービス識別子とネットワークスライスの識別子との間の対応関係とは異なる場合がある。この場合、第1のネットワークデバイスが、第2のネットワークデバイスによって送信された第1のBGPルーティング情報を第3のネットワークデバイスに送信する前に、第1のネットワークデバイスは、第1のネットワークスライスの識別子および第1のネットワークスライスの識別子と第2のネットワークスライスの識別子との間の対応関係に基づいて第2のネットワークスライスを決定することができる。第3のネットワークデバイスは、第2のネットワークスライス内に位置する。第1のネットワークデバイスは、第3のネットワークデバイスに第2のBGPルーティング情報を送信する。第2のBGPルーティング情報は、第3のネットワークデバイスが第2のBGPルーティング情報に基づいて第2の転送テーブルエントリを決定することができるように、サービス識別子および第2のネットワークスライスの識別子を含む。第2の転送テーブルエントリは、第2のネットワークスライスを使用することによって第1のネットワークデバイスにサービストラフィックを転送するために使用される。
可能な実装形態では、方法は、第1のネットワークデバイスが、第1のネットワークスライスを使用することによって第1の転送テーブルエントリを介して第2のネットワークデバイスにサービストラフィックを送信することをさらに含む。第1のネットワークデバイスが第1のBGPルーティング情報に基づいて第1の転送テーブルエントリを決定した後、第1のネットワークデバイスがサービス識別子に対応するサービストラフィックを有するとき、第1のネットワークデバイスは、第1のネットワークスライスを使用することによって第1の転送テーブルエントリを介して第2のネットワークデバイスにサービストラフィックを送信することができる。
可能な実装形態では、方法は、第1の転送テーブルエントリを決定した後、第1のネットワークデバイスが、サービス識別子と第1の転送テーブルエントリとの間の対応関係を確立し、対応関係をローカル転送テーブルに記憶し得ることをさらに含む。サービス識別子に対応するサービストラフィックを取得するとき、第1のネットワークデバイスは、サービス識別子および対応関係に基づいて第1の転送テーブルエントリを決定することができる。
可能な実装形態では、第1の転送テーブルエントリは、第1のネットワークスライスの識別子を含む。この実装形態では、第1の転送テーブルエントリは、第1のネットワークデバイスが第1のネットワークスライスの識別子に基づいて第1のネットワークスライスを決定し、次いで第1のネットワークスライスを使用することによって第2のネットワークデバイスにサービストラフィックを送信することができるように、第1のネットワークスライスの識別子を含み得る。
可能な実装形態では、サービス識別子は仮想プライベートネットワーク識別子であり、仮想プライベートネットワーク識別子は、サービストラフィックの宛先アドレスに対応するネットワークデバイスの仮想プライベートネットワークを識別するために使用されるか、またはサービス識別子はプレフィックスであり、プレフィックスは、サービストラフィックの宛先アドレスに対応するネットワークデバイスのプレフィックスである。この実装形態では、サービス識別子は分割された仮想プライベートネットワークに基づいて設定されてもよく、異なる仮想プライベートネットワーク識別子に対応する異なるサービス識別子、および異なる仮想プライベートネットワークが、ユーザのために異なるサービストラフィックを伝送してもよい。あるいは、サービス識別子はプレフィックスであり、プレフィックスは、異なるネットワークセグメントにおけるユーザのサービストラフィックに対応するために異なるプレフィックスが使用されるように、サービストラフィックの宛先アドレスに対応するネットワークデバイスのプレフィックスである。
可能な実装形態では、第1のネットワークスライスの識別子は、第1のBGPルーティング情報の拡張コミュニティ属性に配置される。この実装形態では、第1のネットワークスライスの識別子は、第1のBGPルーティング情報内の拡張コミュニティ属性に新しい属性を追加することによって追加され得る。
本出願の実施形態の第2の態様は、ルーティング情報伝送方法を提供する。方法は、第2のネットワークデバイスが第1のBGPルーティング情報を取得することであって、第1のBGPルーティング情報は、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子とを含む、前記取得することと、第2のネットワークデバイスが、第1のネットワークデバイスが第1のネットワークスライスを使用することによってサービス識別子に対応するサービストラフィックを第2のネットワークデバイスに転送することを可能にするために、第1のネットワークスライス内の第1のネットワークデバイスに第1のBGPルーティング情報を送信することとを含む。この実施形態では、第2のネットワークデバイスは、第1のBGPルーティング情報を取得することができる。第1のBGPルーティング情報は、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子とを含む。加えて、第2のネットワークデバイスは、第1のネットワークスライス内に位置する第1のネットワークデバイスに第1のBGPルーティング情報を送信する。このようにして、第1のネットワークデバイスは、第1のBGPルーティング情報に基づいて第1のネットワークスライスを決定し、第1のネットワークスライスを使用することによって、サービス識別子に対応するサービストラフィックを第2のネットワークデバイスに送信することができる。
可能な実装形態では、第2のネットワークデバイスが第1のBGPルーティング情報を取得することは、第2のネットワークデバイスが、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子との間の対応関係に基づいて第1のBGPルーティング情報を生成することを含む。この実装形態では、第2のネットワークデバイスは、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子との間の対応関係に基づいて第1のBGPルーティング情報を生成することができる。
可能な実装形態では、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子との間の対応関係は、第2のネットワークデバイスにおいて構成されるか、またはサービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子との間の対応関係は、IGPルーティング情報に基づいて第1のネットワークデバイスによって取得される。この実装形態では、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子との間の対応関係は、第2のネットワークデバイスにおいて事前構成されてもよく、またはIGPルーティング情報に基づいて第2のネットワークデバイスによって決定されてもよい。
本出願の実施形態の第3の態様は、ルーティング情報伝送装置を提供する。装置は、第2のネットワークデバイスによって送信された第1のBGPルーティング情報を受信するように構成された受信ユニットであって、第1のBGPルーティング情報は、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子とを含み、第1のネットワークデバイスは第1のネットワークスライス内に位置している、受信ユニットと、第1のBGPルーティング情報に基づいて第1の転送テーブルエントリを決定するように構成された決定ユニットであって、第1の転送テーブルエントリは、第1のネットワークスライスを使用することによって、サービス識別子に対応するサービストラフィックを第2のネットワークデバイスに転送するために使用される、決定ユニットとを含む。
可能な実装形態では、装置が配置されるネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスは同じネットワークドメインに属し、決定ユニットは、具体的には、サービス識別子および第1のネットワークスライスの識別子に基づいて第1の転送テーブルエントリを生成するように構成されている。
可能な実装形態では、第1のネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスは同じネットワークドメインに属し、装置は送信ユニットをさらに含む。決定ユニットは、第1のネットワークスライスの識別子および対応関係に基づいて第2のネットワークスライスの識別子を決定するようにさらに構成され、対応関係は、第1のネットワークスライスの識別子と第2のネットワークスライスの識別子との間の対応関係を含む。送信ユニットは、第3のネットワークデバイスに第2のBGPルーティング情報を送信するように構成され、第2のBGPルーティング情報は、第3のネットワークデバイスが第2のBGPルーティング情報に基づいて第2の転送テーブルエントリを決定することを可能にするために、サービス識別子および第2のネットワークスライスの識別子を含む。第2の転送テーブルエントリは、第2のネットワークスライスを使用することによってサービストラフィックを装置に転送するために使用され、第3のネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスは異なるネットワークドメインに属し、第3のネットワークデバイスは第2のネットワークスライス内に位置している。
可能な実装形態では、装置は送信ユニットをさらに含み、送信ユニットは、第1のネットワークスライスを使用することによって第1の転送テーブルエントリを介して第2のネットワークデバイスにサービストラフィックを送信するように構成されている。
可能な実装形態では、第1の転送テーブルエントリは、第1のネットワークスライスの識別子を含む。
可能な実装形態では、サービス識別子は仮想プライベートネットワーク識別子であり、仮想プライベートネットワーク識別子は、サービストラフィックの宛先アドレスに対応するネットワークデバイスの仮想プライベートネットワークを識別するために使用されるか、またはサービス識別子はプレフィックスであり、プレフィックスは、サービストラフィックの宛先アドレスに対応するネットワークデバイスのプレフィックスである。
可能な実装形態では、第1のネットワークスライスの識別子は、第1のBGPルーティング情報の拡張コミュニティ属性に配置される。
本出願の実施形態の第4の態様は、ルーティング情報伝送装置を提供する。装置は、第1のBGPルーティング情報を取得するように構成された取得ユニットであって、第1のBGPルーティング情報は、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子とを含む、取得ユニットと、第1のネットワークデバイスが、第1のネットワークスライスを使用することによって、サービス識別子に対応するサービストラフィックを装置が位置するネットワークデバイスに転送することを可能にするために、第1のネットワークスライス内の第1のネットワークデバイスに第1のBGPルーティング情報を送信するように構成された送信ユニットとを含む。
可能な実装形態では、取得ユニットは、具体的には、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子との間の対応関係に基づいて第1のBGPルーティング情報を生成するように構成されている。
可能な実装形態では、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子との間の対応関係は、第2のネットワークデバイスにおいて構成されるか、またはサービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子との間の対応関係は、IGPルーティング情報に基づいて第1のネットワークデバイスによって取得される。
本出願の実施形態の第5の態様は通信デバイスを提供し、デバイスは、プロセッサおよびメモリを含む。メモリは、命令またはコンピュータプログラムを記憶するように構成され、プロセッサは、通信デバイスが第1の態様または第2の態様による方法を実行することを可能にするために、メモリ内の命令またはコンピュータプログラムを実行するように構成されている。
本出願の実施形態の第6の態様は、命令またはコンピュータプログラムを含む、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。命令またはコンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータは、第1の態様または第2の態様による方法を実行することを可能にされる。
本出願の実施形態の第7の態様は、第1のネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスを含むネットワークシステムを提供する。第1のネットワークデバイスは、第3の態様によるルーティング情報伝送装置を含み、第2のネットワークデバイスは、第4の態様によるルーティング情報伝送装置を含む。あるいは、ネットワークシステムは、第5の態様による通信デバイスを含む。
本出願の実施形態で提供される技術的解決策によれば、サービストラフィックパケットを転送する前に、第1のネットワークデバイスは、第1のBGPルーティング情報内にあるサービス識別子および第1のネットワークスライスの識別子に基づいて第1の転送テーブルエントリを決定するために、第2のネットワークデバイスによって送信された第1のBGPルーティング情報を受信する。第1の転送テーブルエントリは、第1のネットワークスライスを使用することによって、サービス識別子に対応するサービストラフィックを第2のネットワークデバイスに転送するように指示する。サービス識別子に対応するサービストラフィックパケットを受信するとき、第1のネットワークデバイスは、第1の転送テーブルエントリに基づいて第1のネットワークスライスを決定し、次いで、第1のネットワークスライスを使用することによってサービストラフィックを第2のネットワークデバイスに送信する。言い換えると、転送テーブルエントリは、サービス転送要件を満たすために、転送テーブルエントリがサービストラフィックを転送するために使用されるネットワークスライスを決定するために使用され得るように、ネットワークスライスの識別子およびサービス識別子を含むBGPルーティング情報を送信することによって、ネットワークデバイス間で決定される。
本出願の実施形態における、または従来技術における技術解決策をより明確に説明するために、以下では、実施形態または従来技術で使用される添付の図面を簡単に紹介する。以下の説明における添付の図面は、本出願に記録されたいくつかの実施形態にすぎないことは明らかである。当業者は、創造的努力がなくても、これらの添付の図面から他の図面をさらに導出することができる。
本出願の一実施形態による適用シナリオの概略図である。 本出願の一実施形態によるネットワークスライスの概略図である。 本出願の一実施形態による別の適用シナリオの概略図である。 本出願の一実施形態によるさらに別の適用シナリオの概略図である。 本出願の一実施形態によるさらに別の適用シナリオの概略図である。 本出願の一実施形態によるルーティング情報伝送方法のフローチャートである。 本出願の一実施形態によるパケットの概略構造図である。 本出願の一実施形態による新しく追加された属性の概略構造図である。 本出願の一実施形態によるルーティング情報伝送装置の構造図である。 本出願の一実施形態による別のルーティング情報伝送装置の構造図である。 本出願の一実施形態によるネットワークデバイスの概略構造図である。 本出願の一実施形態による別のネットワークデバイスの概略構造図である。
当業者が本発明の解決策をよりよく理解するために、以下では、本発明の実施形態の添付図面を参照して、本発明の実施形態の技術的解決策を明確かつ完全に説明する。説明される実施形態は、本発明の実施形態のすべてではなく一部にすぎないことは明らかである。
理解を容易にするために、以下では、本出願の実施形態で提供されるネットワーク要素および用語を最初に説明する。
図1aに示されるネットワークシステムアーキテクチャの概略図を参照されたい。この図では、ネットワークシステムアーキテクチャが1つの境界出口デバイスおよび2つの境界入口デバイスを含む例を使用することによって説明が提供され、3つのデバイスは、それぞれ境界出口デバイスO、境界入口デバイスP、および境界入口デバイスQである。ネットワークスライシングとは、ユーザ要件に基づいて隣接するネットワークデバイス間の基本的なネットワークリソースをスライシングし、リソースをユーザに割り当てることを指す。ユーザ要件は、待ち時間、帯域幅などを含む。図1bは、ネットワークスライスの概略図である。境界出口デバイスOによって確保された総帯域幅リソースは40Gである。例えば、4つのネットワークスライスが分割され、ネットワークスライスsliceID 1のために確保された帯域幅は5Gであり、ネットワークスライスsliceID 2のために確保された帯域幅は5Gであり、ネットワークスライスsliceID 3のために確保された帯域幅は10Gであり、ネットワークスライスsliceID 4のために確保された帯域幅は20Gである。言い換えると、境界出口デバイスは4つのネットワークスライスを有し、異なる帯域幅要件を有するサービストラフィック(データストリーム)を伝送するために、異なるネットワークスライスが使用され得る。具体的には、ネットワークスライシングは、ソフトスライシングおよびハードスライシングを含み得る。ソフトスライシングとは、異なるユーザ間で部分的な分離を行うことを指すが、不完全な分離が行われる。ハードスライシングとは、異なるユーザ間で強力な分離を行うことを指す。サービス体験の観点から、ユーザは、ユーザに割り当てられたネットワークリソースと同じ数のネットワークリソースを使用することができる。
境界出口デバイスは、ネットワークスライスの境界上のデバイスである。ネットワークスライスにおいて伝送されたサービストラフィックは、境界出口デバイスでネットワークスライスを離れ、続いて他のネットワークドメインに転送される。境界出口デバイスは、ネットワークスライス情報を含む境界ゲートウェイプロトコル(border gateway protocol、BGP)ルーティング情報を境界入口デバイスに送信することができ、BGPルーティング情報は、サービス識別子とネットワークスライスの識別子とを含み得る。例えば、境界出口デバイスOによって境界入口デバイスPに送信されたBGPルーティング情報がサービス識別子2とネットワークスライス識別子sliceID 1とを含む場合、これは、境界入口デバイスPが、サービス識別子1に対応するサービストラフィックを境界出口デバイスに送信するために、sliceID 1に対応するネットワークスライスを使用し得ることを示す。境界出口デバイスは、伝送情報を別々に構成することなくBGPルーティング情報を使用することによってサービストラフィック伝送の統一された計画を実施し、構成量をさらに削減するために、境界出口デバイスによって分割されたネットワークスライスに関する情報に基づいて、対応する境界入口デバイスにBGPルーティング情報を送信することができる。
境界入口デバイスは、ネットワークスライスの境界上のデバイスである。サービストラフィックは、境界入口デバイスにおいて、伝送のためにネットワークスライスに入る。境界入口デバイスは、BGPルーティング情報を使用することによって、境界出口デバイスに対応するネットワークスライス情報を知り、受信したBGPルーティング情報に基づいて転送テーブルエントリを決定し、転送テーブルエントリによって示されるネットワークスライスを使用することによって、ソースネットワークデバイスによって送信されたサービス識別子に対応するサービストラフィックを境界出口デバイスに転送することができる。
図1cに示される適用シナリオの概略図を参照されたい。適用シナリオは、2つのネットワークデバイス、すなわちネットワークデバイスRouter1およびネットワークデバイスRouter2を含む。Router1は境界入口デバイスであり、Router2は境界出口デバイスである。3つの仮想ローカルエリアネットワーク(virtual local area network、VLAN)が、Router1およびRouter2の各々のために分割されてもよく、3つの仮想ローカルエリアネットワークはそれぞれvlan1、vlan12、およびvlan22である。異なるVLANは、VRFを介してネットワークスライスに対応するために、異なる仮想プライベートネットワーク(virtual private network、VPN)インスタンス、すなわち仮想ルーティングおよび転送(virtual routing forwarding、VRF)テーブルに対応し得る。例えば、図1cに示されるように、Router2は3つのネットワークスライスに対応する。vlan1はVRF1に対応し、VRF1はネットワークスライス1に対応する。vlan12はVRF2に対応し、VRF2はネットワークスライス2に対応する。vlan22はVRF3に対応し、VRF3はネットワークスライス3に対応する。
異なるVLANは、異なる論理インターフェースを通じて、異なるインターネットプロトコル(internet protocol、IP)ネットワークセグメント内に位置するユーザにサービスを提供することができる。例えば、図1cでは、Router1内のvlan1は、論理インターフェースを通じてIP1ネットワークセグメントにおけるユーザにサービスを提供する。vlan12は、論理インターフェースを通じてIP2ネットワークセグメント上のユーザにサービスを提供する。vlan22は、論理インターフェースを通じてIP2ネットワークセグメントにおけるユーザにサービスを提供する。
図1dでは、サービストラフィックの転送経路が1つのネットワークドメインに関連している例が説明に使用される。図1dでは、ネットワークドメインは複数のネットワークデバイスを含み得る。ネットワークデバイスは、ネットワークシステムにおいてルーティングおよび転送機能を提供するデバイスである。例えば、ネットワークデバイスは、ルータ、スイッチ、またはラベルスイッチングルータ(label switching router、LSR)であってもよい。図1dは、ネットワークデバイスAおよびネットワークデバイスBを含む。ネットワークデバイスAは境界入口デバイスであってもよく、ネットワークデバイスBは境界出口デバイスであってもよい。例えば、ネットワークデバイスAは図1cのRouter1であってもよく、ネットワークデバイスBは図1cのRouter2であってもよい。ネットワークデバイスBは4つのネットワークスライス、すなわちネットワークスライス1、ネットワークスライス2、ネットワークスライス3、およびネットワークスライス4を有する。4つのネットワークスライスは、異なる帯域幅要件を有するサービストラフィックを伝送するために、異なる帯域幅リソースに対応し得る。例えば、ネットワークデバイスBは、サービス識別子1に対応するサービストラフィックを伝送するために使用されるネットワークスライス1、サービス識別子2に対応するサービストラフィックを伝送するために使用されるネットワークスライス2、サービス識別子4に対応するサービストラフィックを伝送するために使用されるネットワークスライス3、およびサービス識別子3に対応するサービストラフィックを伝送するために使用されるネットワークスライス4を構成する。ネットワークデバイスBは、ネットワークデバイスAがサービス識別子に対応するサービストラフィックをネットワークデバイスBに送信するときに使用されるネットワークスライスを示すために、サービス識別子およびネットワークスライス識別子を含むBGPルーティング情報をネットワークデバイスAに送信する。
1つ以上の中間転送デバイスが境界入口デバイス(例えば、ネットワークデバイスA)と境界出口デバイス(例えば、ネットワークデバイスB)との間に存在し得ることに留意されたい。境界出口デバイスと中間転送デバイスとの間でネットワークスライス分割が行われてもよく、中間転送デバイスと境界入口デバイスとの間でネットワークスライス分割が行われてもよい。境界出口デバイス、境界入口デバイス、および中間転送デバイスが同じネットワークドメイン、例えば同じ自律システム(autonomous system、AS)ドメインに属するとき、境界出口デバイスと中間転送デバイスとの間のネットワークスライス状況は、中間転送デバイスと境界入口デバイスとの間のネットワークスライス状況と同じであり得る。例えば、分割を通じて取得されたネットワークスライスの数は同じであってもよく、ネットワークスライスに対応する帯域幅リソースは同じであってもよい。
図1eに示される適用シナリオの実施形態を参照されたい。図1dでは、サービストラフィックの転送経路が少なくとも2つのネットワークドメインに関連している例が、説明の例として使用される。図1dと比較すると、図1eでは、ネットワークデバイスAは、ネットワークドメイン1だけでなくネットワークドメイン2にも接続され得る。この場合、ネットワークデバイスBはネットワークドメイン1内の境界出口デバイスであり、ネットワークデバイスAはネットワークドメイン1内の境界入口デバイスである。ネットワークデバイスAはネットワークドメイン2内の境界出口デバイスとして使用され、ネットワークデバイスCはネットワークドメイン2内の境界入口デバイスである。リレーデバイスとして使用される1つのみのネットワークデバイスAがあってもよい。この場合、ネットワークデバイスAは同時に2つのネットワークドメインに属する。あるいは、ネットワークデバイスA1およびネットワークデバイスA2など、少なくとも2つのネットワークデバイスAがあってもよい。ネットワークデバイスA1はネットワークドメイン1に属し、ネットワークデバイスA2はネットワークドメイン2に属する。ネットワークデバイスBとネットワークデバイスAとの間のネットワークスライス分割状況は、ネットワークデバイスAとネットワークデバイスCとの間のネットワークスライス分割状況とは異なる場合がある。分割状況が異なるということは、2つのネットワークドメインにおける分割を通じて取得されたネットワークスライスの数が異なること、または分割を通じて取得されたネットワークスライスに対応する帯域幅が異なることを含み得る。例えば、図1eに示されるように、ネットワークデバイスBとネットワークデバイスAとの間で4つのネットワークスライスが分割され、4つのネットワークスライスはそれぞれスライス1、スライス2、スライス3、およびスライス4である。ネットワークデバイスAとネットワークデバイスCとの間で3つのネットワークスライスが分割され、3つのネットワークスライスはそれぞれスライス5、スライス6、およびスライス7である。異なるネットワークドメインに属する境界出口デバイスに対応するネットワークスライス分割状況は、実際の要件に基づいて計画され得る。これは、この実施形態では限定されない。
本出願の実施形態で提供されるルーティング情報伝送方法の理解を容易にするために、以下では、一例として図1dおよび図1eに示されるネットワークシステム構造を使用することによって、ルーティング伝送手順を説明する。図2は、本出願の一実施形態によるルーティング情報伝送方法のフローチャートである。図2に示されるように、方法は以下のステップを含む。
S201:第2のネットワークデバイスは第1のBGPルーティング情報を取得し、第1のBGPルーティング情報は、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子とを含む。
この実施形態では、第2のネットワークデバイスは、BGPルーティング情報を取得するためのネットワークデバイス、例えば図1dまたは図1eのネットワークデバイスBもしくは図1eのネットワークデバイスAとして使用される。まず、第2のネットワークデバイスは第1のBGPルーティング情報を取得し、第1のBGPルーティング情報は、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子とを含む。第1のBGPルーティング情報は、サービス識別子に対応するサービストラフィックを転送するために第1のネットワークスライスが使用されるべきであることを示す。サービス識別子は、異なるサービスレベル合意(service level agreement、SLA)要件を有するサービストラフィックを示すことができる。SLA要件は、帯域幅、待ち時間、ジッタ率などであってもよい。サービス識別子とサービストラフィックとの間の対応関係は、サービスタイプに基づいて決定され得る。例えば、ビデオ、オーディオ、およびテキストなどのサービスタイプは、異なるサービス識別子に対応する。あるいは、対応関係はユーザに基づいて決定されてもよい。例えば、異なるユーザグループが異なるサービス識別子に対応する。ある場合には、サービス識別子は仮想プライベートネットワーク(virtual private network、VPN)識別子であってもよく、言い換えると、異なるVPNは異なるサービストラフィックを伝送することができる。仮想プライベートネットワーク識別子は、サービストラフィックの宛先アドレスに対応するネットワークデバイスの仮想プライベートネットワークを識別するために使用される。例えば、図1cに示されるように、Router2は3つのVPNインスタンスを有する。vlan1はVPN1に対応し、vlan12はVPN2に対応し、vlan22はVPN3に対応する。この場合、サービス識別子は、VPNインスタンスのいずれか1つであり得る。別の場合には、サービス識別子はプレフィックスであってもよく、プレフィックスは、サービストラフィックの宛先アドレスに対応するネットワークデバイスのプレフィックスである。
いくつかの具体的な実装形態では、第2のネットワークデバイスによって第1のBGPルーティング情報を取得する方式は、第2のネットワークデバイスが、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子との間の対応関係を取得し、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子との間の対応関係に基づいて第1のBGPルーティング情報を生成することを含み得る。第2のネットワークデバイスは、以下の方式でサービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子との間の対応関係を取得することができる。ある方式では、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子との間の対応関係は、第2のネットワークデバイス上で直接構成され、第2のネットワークデバイスは、ローカル構成から対応関係を読み取る。別の方式では、第2のネットワークデバイスは、ローカル構成ポリシーに従ってサービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子との間の対応関係を取得し、ローカル構成ポリシーは、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子との間の対応関係を含む。構成ポリシーは、送信される必要があるサービストラフィックに基づいて第2のネットワークデバイスにおいてユーザによって手動で構成されてもよく、またはコントローラなどの外部デバイスから第2のネットワークデバイスによって取得されてもよい。構成ポリシーに従って、ネットワークスライスはVPNに基づいて計画され得る。例えば、VPN1はネットワークスライス1に対応し、VPN2はネットワークスライス3に対応し、VPN3はネットワークスライス4に対応する。あるいは、構成ポリシーに従って、ネットワークスライスはIPネットワークセグメントに基づいて計画されてもよい。例えば、ネットワークセグメント1はネットワークスライス4に対応し、他のネットワークセグメントはネットワークスライス3に対応してもよい。さらに別の方式では、第2のネットワークデバイスは、(IGP)ルーティング情報に基づいてサービス識別子と第1のネットワークデバイスの識別子との間の対応関係を取得し、IGPルーティング情報は、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子との間の対応関係を含む。
BGPルーティング情報は、BGPパケットで搬送される。BGPパケットは、IPヘッダ、伝送制御プロトコル(transmission control protocol、TCP)ヘッダ、更新UPDATEメッセージなどを含み得る。BGPパケットのフォーマットは、図3aに示されている。UPDATEメッセージは、プレフィックスおよび拡張コミュニティ属性などの情報を含み得る。第1のネットワークスライスの識別子は、第1のBGPルーティング情報の拡張コミュニティ属性に配置されてもよい。具体的な表現形式は、拡張コミュニティ属性のタイプ・長さ・値(type-length-value、TLV)を使用することによって定義され得る。図3bに示されるように、Typeフィールドは、拡張コミュニティ属性のタイプを示し、Lengthフィールドは、「Value」フィールドに含まれるバイト数、例えば8バイト(Byte)を示し、Valueフィールドは、第1のネットワークスライスの識別子を示す。
S202:第2のネットワークデバイスは、第1のネットワークデバイスに第1のBGPルーティング情報を送信する。
第1のBGPルーティング情報を取得した後、第2のネットワークデバイスは、第1のネットワークスライス内に位置する次のホップのネットワークデバイス、すなわち第1のネットワークデバイスに第1のBGPルーティング情報を転送することができる。ネットワークシステムが1つのネットワークドメインを有するとき、図1dに示されるように、第2のネットワークデバイスはネットワークデバイスBであり、第1のネットワークデバイスは境界入口デバイスAであってもよい。ネットワークシステムが複数のネットワークドメインを有するとき、図1eに示されるように、第2のネットワークデバイスはネットワークデバイスBであり、第1のネットワークデバイスはネットワークデバイスAであるか、または第2のネットワークデバイスはネットワークデバイスAであり、第1のネットワークデバイスはネットワークデバイスCである。
S203:第1のネットワークデバイスは、第1のBGPルーティング情報に基づいて第1の転送テーブルエントリを決定する。
第2のネットワークデバイスによって送信された第1のBGPルーティング情報を受信した後、第1のネットワークデバイスは、第1のBGPルーティング情報に基づいて第1の転送テーブルエントリを決定することができる。第1の転送テーブルエントリは、第1のネットワークスライスを使用することによって、サービス識別子に対応するサービストラフィックを第2のネットワークデバイスに転送するように指示する。第1の転送テーブルエントリは第1のネットワークスライスの識別子を記憶し、第1のネットワークデバイスは第1のネットワークスライス内に位置している。言い換えると、第1のネットワークデバイスは、第1のネットワークスライスの識別子を識別することができる。
具体的には、第1のネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスが同じネットワークドメインに属するとき、第1のBGPルーティング情報を生成した後、第1のネットワークデバイスは、第1のBGPルーティング情報内にあるサービス識別子および第1のネットワークスライスの識別子に基づいて第1の転送テーブルエントリを生成し、すなわち、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子との間にマッピング関係を確立する。第1のBGPルーティング情報に基づいて第1の転送テーブルエントリを決定した後、第1のネットワークデバイスは、サービス識別子と第1の転送テーブルエントリとの間の対応関係を確立し、第1のネットワークデバイスの転送テーブルに対応関係を記憶することができる。このようにして、第1のネットワークデバイスは、転送テーブルに基づいて、後続のサービストラフィック転送を実施することができる。
第1の転送テーブルエントリを決定した後、第1のネットワークデバイスは、異なる適用シナリオで異なる処理を行うことができる。具体的には、以下の動作が含まれ得る。
ある場合には、第1のBGPルーティング情報に基づいて第1の転送テーブルエントリを決定した後、第1のネットワークデバイスは、もはや第1のBGPルーティング情報を転送しない。例えば、このケースは、第1のネットワークデバイスが他の隣接するネットワークデバイスを有していないとき、または第1のネットワークデバイスがユーザ機器に接続されたデバイスであるときに存在する。
別の場合には、第1のネットワークデバイスが第2のネットワークデバイスを除いて他の隣接するネットワークデバイス(例えば、第3のネットワークデバイス)を有しているとき、第3のネットワークデバイスがサービストラフィック転送中に使用されるネットワークスライスを識別することができることを保証するために、第1のネットワークデバイスは、第3のネットワークデバイスが第1のBGPルーティング情報に基づいて対応する転送テーブルエントリを決定することができるように、第3のネットワークデバイスに第1のBGPルーティング情報を送信する。この場合、第1のネットワークデバイス、第3のネットワークデバイス、および第2のネットワークデバイスがすべて同じネットワークドメインに属するとき、ネットワークドメイン内の同じサービス識別子に対応するサービストラフィックは、同じネットワークスライスを使用することによって転送され得る。この場合、第1のネットワークデバイスは、第1のBGPルーティング情報を第3のネットワークデバイスに直接転送してもよい。第3のネットワークデバイスによって第1のBGPルーティング情報に基づいて第1の転送テーブルエントリを決定する具体的な実装形態については、第1のネットワークデバイスによって第1のBGPルーティング情報に基づいて第1の転送テーブルエントリを決定する詳細な説明を参照されたい。
ルーティング情報(例えば、上述の第1のBGPルーティング情報)の伝送連続性を反映するために、本出願のこの実施形態では、第2のネットワークデバイスによって第1のネットワークデバイスに送信された第1のBGPルーティング情報および第1のネットワークデバイスによって第3のネットワークデバイスに送信された第1のBGPルーティング情報の両方が第1のBGPルーティング情報と呼ばれることに留意されたい。しかしながら、実際の適用シナリオでは、第2のネットワークデバイスによって第1のネットワークデバイスに送信された第1のBGPルーティング情報は、第1のネットワークデバイスによって第3のネットワークデバイスに送信された第1のBGPルーティング情報とは異なることが理解され得る。例えば、生存時間(time to live、TTL)および次のホップのネットワークデバイスなどの情報は異なってもよい。具体的には、第1のネットワークデバイスが第2のネットワークデバイスによって送信された第1のBGPルーティング情報を第3のネットワークデバイスに転送するとき、第1のBGPルーティング情報は、実際には、いくつかの必要な情報が修正された、更新済みの第1のBGPルーティング情報であってもよい。
第3のネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスが異なるネットワークドメインに属するとき、異なるネットワークドメイン内の同じサービストラフィックのために異なるネットワークスライスが構成されてもよい。第3のネットワークデバイスが、受信したBGPルーティング情報に基づいて正確な転送テーブルエントリを確立することができることを保証するために、第3のネットワークデバイスにBGPルーティング情報を送信するとき、第1のネットワークデバイスはまず、第1のBGPルーティング情報内の第1のネットワークスライスの識別子および対応関係に基づいて、第2のネットワークスライスの識別子を決定する。第1のネットワークスライスの識別子は、第2のネットワークデバイスが属するネットワークドメインに適用され、第2のネットワークスライスの識別子は、第3のネットワークデバイスが属するネットワークドメインに適用される。対応関係は、第1のネットワークスライスの識別子と第2のネットワークスライスの識別子との間の対応関係を含む。対応関係は、実際の適用要件に基づいて第1のネットワークデバイスにおいてユーザによって手動で構成されてもよく、または第1のネットワークデバイスによってコントローラから取得されてもよい。第1のネットワークデバイスは、第2のネットワークスライスの識別子を使用することによって第1のBGPルーティング情報内の第1のネットワークスライスの識別子を更新し、第2のBGPルーティング情報を取得し、第2のBGPルーティング情報を第3のネットワークデバイスに送信する。第2のBGPルーティング情報を受信した後、第3のネットワークデバイスは、第2のBGPルーティング情報内にあるサービス識別子および第2のネットワークスライスの識別子に基づいて第2の転送テーブルエントリを決定することができる。第2の転送テーブルエントリは、第2のネットワークスライスを使用することによって、サービス識別子に対応するサービストラフィックを第1のネットワークデバイスに転送するように指示する。第2の転送テーブルエントリは、第2のネットワークスライスの識別子を含み、第2のネットワークデバイスは、第2のネットワークスライス内に位置している。言い換えると、第2のネットワークデバイスは、第2のネットワークスライスの識別子を識別することができる。例えば、図1eに示されるように、ネットワークデバイスBはネットワークドメイン1に属し、ネットワークドメイン1内のサービス識別子に対応するサービストラフィックは、ネットワークスライス1を使用することによって転送されるように定義される。ネットワークデバイスCはネットワークドメイン2に属し、ネットワークドメイン2内のサービス識別子に対応するサービストラフィックは、ネットワークスライス5を使用することによって転送されるように定義される。この場合、ネットワークデバイスBによって送信された第1のBGPルーティング情報を受信するとき、ネットワークデバイスAは、第1のBGPルーティング情報内のネットワークスライス1およびネットワークドメイン2内のネットワークスライス1とネットワークスライス5との間の対応関係に基づいてネットワークスライス5を決定し、第2のBGPルーティング情報を取得するために、ネットワークスライス5を使用することによって第1のBGPルーティング情報内のネットワークスライス1を更新することができる。ネットワークデバイスAは、ネットワークデバイスCに第2のBGPルーティング情報を送信する。第3のネットワークデバイスによって第2のBGPルーティング情報に基づいて第2の転送テーブルエントリを決定する具体的な実装形態については、第1のネットワークデバイスによって第1のBGPルーティング情報に基づいて第1の転送テーブルエントリを決定する詳細な説明を参照されたい。
さらに、第3のネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスが異なるネットワークドメインに属するとき、異なるネットワークドメイン内の同じサービストラフィックのために異なるサービス識別子が設定されてもよい。第3のネットワークデバイスがBGPルーティング情報内のサービス識別子を識別することができることを保証するために、第3のネットワークデバイスは、現在のネットワークドメインで使用され得る、第1のBGPルーティング情報で搬送されるサービス識別子に基づいて、他のネットワークドメインで使用されるサービス識別子を取得することができる。他のネットワークで使用されるサービス識別子は、更新済みサービス識別子と呼ばれてもよい。第1のネットワークデバイスは、更新済みサービス識別子および第2のネットワークスライスの識別子を搬送する第2のBGPルーティング情報を第3のネットワークデバイスに送信するために、第2のBGPルーティング情報内のサービス識別子を更新済みサービス識別子と置き換えることができる。このようにして、第3のネットワークデバイスは、第2のBGPルーティング情報内にある更新済みサービス識別子および第2のネットワークスライスの識別子を識別し、次いで第2の転送テーブルエントリを決定することができる。第2の転送テーブルエントリは、第2のネットワークスライスの識別子を含む。ネットワークドメインは、ASドメイン、管理ドメインなどであってもよい。例えば、管理ドメインは複数のASドメインを含んでもよく、複数のASドメインは、コントローラによって均一に管理される。第3のネットワークデバイスによって第2のBGPルーティング情報に基づいて第2の転送テーブルエントリを決定する具体的な実装形態については、第1のネットワークデバイスによって第1のBGPルーティング情報に基づいて第1の転送テーブルエントリを決定する詳細な説明を参照されたい。
第2のBGPルーティング情報に対応するパケットフォーマットについては、図3aに示されるBGPパケットを参照されたい。第2のネットワークスライスの識別子は、第2のBGPルーティング情報の拡張コミュニティ属性に配置されてもよい。具体的な表現形式は、拡張コミュニティ属性のタイプ・長さ・値(type-length-value、TLV)を使用することによって定義され得る。図3bに示されるように、Typeフィールドは、拡張コミュニティ属性のタイプを示し、Lengthフィールドは、「Value」フィールドに含まれるバイト数、例えば8バイト(Byte)を示し、Valueフィールドは、第2のネットワークスライスの識別子を示す。
前述のケースは、具体例として使用されるにすぎない。第1のネットワークデバイスは、他の実際の適用シナリオを参照して特定の適切な動作を代替的に行うことができることが理解され得る。例えば、第3のネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスは異なるネットワークドメインに属するものの、異なるネットワークドメイン内のネットワークデバイスがネゴシエーションなどのメカニズムを使用することによって同じサービス識別子および/または同じネットワークスライス識別子を事前決定する場合、第1のネットワークデバイスは、代替的に、クロスドメイン転送を行うときにサービス識別子および/またはネットワークスライス識別子を更新しなくてもよい。
S204:第1のネットワークデバイスは、サービス識別子に対応するサービストラフィックを、第1のネットワークスライスを使用することによって第1の転送テーブルエントリを介して第2のネットワークデバイスに送信する。
この実施形態では、サービス識別子に対応するサービストラフィックを取得するとき、第1のネットワークデバイスは、サービス識別子および記憶された転送テーブル内の対応関係に基づいて、サービス識別子に対応する第1の転送テーブルエントリを決定することができる。第1のネットワークデバイスは、第1の転送テーブルエントリに含まれる第1のネットワークスライスを使用することによって、第2のネットワークデバイスにサービストラフィックを転送する。
第1のネットワークデバイスは、以下の方式でサービストラフィックを取得することができる。1つの方式では、第1のネットワークデバイスは、ソースネットワークデバイスによって送信されたサービストラフィックを受信するための境界入口デバイスとして使用される。他の方式では、第1のネットワークデバイスが中間転送デバイスであるとき、第1のネットワークデバイスは、前のホップのネットワークデバイス(例えば、第3のネットワークデバイス)によって送信されたサービストラフィックを受信することができる。この場合、前のホップのネットワークデバイス(第3のネットワークデバイス)は、前のホップのネットワークデバイスに対応する転送テーブルエントリによって示されるネットワークスライスに基づいて第1のネットワークデバイスにサービストラフィックを送信することができる。第3のネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスが同じネットワークドメインに属するとき、第3のネットワークデバイスは、第1のネットワークスライスを使用することによって第1のネットワークデバイスにサービストラフィックを送信し、第1のネットワークデバイスは、第1のネットワークスライスを使用することによって第2のネットワークスライスにサービストラフィックを送信する。
第3のネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスが異なるネットワークドメインに属するとき、第3のネットワークデバイスは、第2のネットワークスライスを使用することによって第1のネットワークデバイスにサービストラフィックを送信し、第1のネットワークデバイスは、第1のネットワークスライスを使用することによって第2のネットワークデバイスにサービストラフィックを送信する。この場合、サービストラフィックを取得するとき、第3のネットワークデバイスは、サービストラフィックに対応するサービス識別子および記憶された転送テーブル内の対応関係に基づいて第2の転送テーブルエントリを決定し、第2の転送テーブルエントリ内の第2のネットワークスライスを使用することによって第1のネットワークデバイスにサービストラフィックを送信することができる。第3のネットワークデバイスによって送信されたサービストラフィックを受信するとき、第1のネットワークデバイスは、サービストラフィックに対応するサービス識別子および記憶された転送テーブル内の対応関係に基づいて第1の転送テーブルエントリを決定し、第1の転送テーブルエントリ内の第1のネットワークスライスを使用することによって第2のネットワークデバイスにサービストラフィックを送信することができる。
実際の適用中には、複数の対応する境界出口デバイスがあってもよい。この場合、各境界出口デバイスは、対応するBGPルーティング情報を境界入口デバイスに送信することができる。境界入口デバイスは、ポリシーに従って、または境界入口デバイスによって構成された優先度に基づいて、宛先境界出口デバイスを選択し、宛先境界出口デバイスによって送信されたBGPルーティング情報に基づいて転送テーブルエントリを決定することができる。サービストラフィックを取得するとき、境界入口デバイスは、転送テーブルエントリに対応するネットワークスライスに基づいて宛先境界出口デバイスにサービストラフィックを転送することができる。
前述の方法の実施形態に基づいて、本出願の一実施形態は、ルーティング情報伝送装置をさらに提供する。以下では、添付の図面を参照して装置を説明する。
図4は、本出願の一実施形態によるルーティング情報伝送装置の概略構造図である。装置400は、第1のネットワークデバイス内で使用され、図2に示される実施形態における第1のネットワークデバイスの機能を実行することができる。装置400は、受信ユニット401および決定ユニット402を含み得る。
受信ユニット401は、第2のネットワークデバイスによって送信された第1のBGPルーティング情報を受信するように構成され、第1のBGPルーティング情報は、サービス識別子および第1のネットワークスライスの識別子を含み、第1のネットワークデバイスは第1のネットワークスライス内に位置している。受信ユニット401の具体的な実装形態については、図2に示される実施形態におけるS202の詳細な説明を参照されたい。
決定ユニット402は、第1のBGPルーティング情報に基づいて第1の転送テーブルエントリを決定するように構成され、第1の転送テーブルエントリは、サービス識別子に対応するサービストラフィックを、第1のネットワークスライスを使用することによって第2のネットワークデバイスに転送するために使用される。決定ユニット402の具体的な実装形態については、図2に示される実施形態におけるS203の詳細な説明を参照されたい。
具体的な実装形態では、装置が位置するネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスは同じネットワークドメインに属し、決定ユニット402は、サービス識別子および第1のネットワークスライスの識別子に基づいて第1の転送テーブルエントリを生成するように特に構成されている。決定ユニット402の具体的な実装形態については、図2に示される実施形態におけるS203の詳細な説明を参照されたい。
具体的な実装形態では、第1のネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスは同じネットワークドメインに属し、装置は送信ユニット(図4には示さず)をさらに含む。
決定ユニット402は、第1のネットワークスライスの識別子および対応関係に基づいて第2のネットワークスライスの識別子を決定するようにさらに構成され、対応関係は、第1のネットワークスライスの識別子と第2のネットワークスライスの識別子との間の対応関係を含む。
送信ユニットは、第3のネットワークデバイスに第2のBGPルーティング情報を送信するように構成され、第2のBGPルーティング情報は、第3のネットワークデバイスが第2のBGPルーティング情報に基づいて第2の転送テーブルエントリを決定することを可能にするために、サービス識別子および第2のネットワークスライスの識別子を含む。第2の転送テーブルエントリは、第2のネットワークスライスを使用することによってサービストラフィックを装置に転送するために使用され、第3のネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスは異なるネットワークドメインに属し、第3のネットワークデバイスは第2のネットワークスライス内に位置している。
決定ユニット402によって第2のネットワークスライスの識別子を決定し、送信ユニットによって第2のBGPルーティング情報を送信する具体的な実装形態については、図2に示される実施形態におけるS203の詳細な説明を参照されたい。
具体的な実装形態では、装置は、送信ユニット(図4には示さず)をさらに含む。
送信ユニットは、第1のネットワークスライスを使用することによって第1の転送テーブルエントリを介して第2のネットワークデバイスにサービストラフィックを送信するように構成されている。送信ユニットの具体的な実装形態については、図2に示される実施形態におけるS204の詳細な説明を参照されたい。
具体的な実装形態では、第1の転送テーブルエントリは、第1のネットワークスライスの識別子を含む。
具体的な実装形態では、サービス識別子は仮想プライベートネットワーク識別子であり、仮想プライベートネットワーク識別子は、サービストラフィックの宛先アドレスに対応するネットワークデバイスの仮想プライベートネットワークを識別するために使用されるか、またはサービス識別子はプレフィックスであり、プレフィックスは、サービストラフィックの宛先アドレスに対応するネットワークデバイスのプレフィックスである。サービス識別子の具体的な表現形式については、図2に示される実施形態におけるS201の関連する説明を参照されたい。
具体的な実装形態では、第1のネットワークスライスの識別子は、第1のBGPルーティング情報の拡張コミュニティ属性に配置される。
伝送装置400の具体的な実行可能な機能および実装については、図2に示される実施形態における第1のネットワークデバイスの対応する説明を参照されたい。ここでは詳細は再度説明されない。
図5は、本出願の一実施形態による別のルーティング情報伝送装置の概略構造図である。装置500は、第2のネットワークデバイス内で使用され、図2に示される第2のネットワークデバイスの機能を実行することができる。装置は、取得ユニット501および送信ユニット502を含む。
取得ユニット501は、第1のBGPルーティング情報を取得するように構成され、第1のBGPルーティング情報は、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子とを含む。取得ユニット501については、図2に示される実施形態におけるS201の関連する説明を参照されたい。
送信ユニット502は、第1のネットワークデバイスが第1のネットワークスライスを使用することによって、サービス識別子に対応するサービストラフィックを装置が位置するネットワークデバイスに転送することを可能にするために、第1のネットワークスライス内の第1のネットワークデバイスに第1のBGPルーティング情報を送信するように構成されている。送信ユニット502の具体的な実装形態については、図2に示される実施形態におけるS202の関連する説明を参照されたい。
可能な実装形態では、取得ユニット501は、具体的には、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子との間の対応関係に基づいて第1のBGPルーティング情報を生成するように構成されている。取得ユニット501については、図2に示される実施形態におけるS202の関連する説明を参照されたい。
可能な実装形態では、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子との間の対応関係は、第2のネットワークデバイス上で構成されるか、またはサービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子との間の対応関係は、IGPルーティング情報に基づいて第1のネットワークデバイスによって取得される。第2のネットワークデバイスによって対応関係を取得する具体的な実装形態については、図2に示される実施形態におけるS201の関連する説明を参照されたい。
伝送装置500の具体的な実行可能な機能および実装については、図2に示される実施形態における第2のネットワークデバイスの対応する説明を参照されたい。ここでは詳細は再度説明されない。
図6は、本出願の一実施形態によるネットワークデバイスの概略構造図である。ネットワークデバイスは、例えば、図2に示される実施形態における第1のネットワークデバイス、第2のネットワークデバイス、または第3のネットワークデバイスであってもよく、または図4に示される実施形態におけるルーティング伝送装置400もしくは図5に示される実施形態におけるルーティング伝送装置500であってもよい。
図6を参照されたい。ネットワークデバイス600は、プロセッサ610、通信インターフェース620、およびメモリ630を含む。パケット転送デバイス600には1つ以上のプロセッサ610があってもよい。図6の1つのプロセッサが例として使用される。本出願のこの実施形態では、プロセッサ610、通信インターフェース620、およびメモリ630は、バスシステムを使用することによって、または他の方式で接続され得る。図6では、例えばバスシステム640が接続に使用されている。
プロセッサ610は、CPU、NP、またはCPUとNPとの組み合わせであってもよい。プロセッサ610は、ハードウェアチップをさらに含んでもよい。プロセッサ610は、ハードウェアチップをさらに含んでもよい。前述のハードウェアチップは、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit、ASIC)、プログラマブル論理デバイス(programmable logic device、PLD)、またはこれらの組み合わせであってもよい。PLDは、複合プログラマブル論理デバイス(complex programmable logic device、CPLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field-programmable gate array、FPGA)、汎用論理アレイ(generic logic array、GAL)、またはこれらの任意の組み合わせであってもよい。
通信インターフェース620は、BGPルーティング情報またはサービストラフィックを受信および送信するように構成されている。具体的には、通信インターフェース620は、受信インターフェースおよび送信インターフェースを含み得る。受信インターフェースは、BGPルーティング情報またはサービストラフィックを受信するように構成されてもよく、送信インターフェースは、BGPルーティング情報またはサービストラフィックを送信するように構成されてもよい。1つ以上の通信インターフェース620があってもよい。
メモリ630は、揮発性メモリ(英語:volatile memory)、例えばランダムアクセスメモリ(random-access memory、RAM)を含み得る。あるいは、メモリ630は、不揮発性メモリ(英語:non-volatile memory)、例えばフラッシュメモリ(flash memory)、ハードディスクドライブ(hard disk drive、HDD)、またはソリッドステートドライブ(solid-state drive、SSD)を含んでもよい。メモリ630は、前述のタイプのメモリの組み合わせを代替的に含んでもよい。例えば、メモリ630は、サービス識別子と転送テーブルエントリとの間の対応関係を記憶してもよい。
任意選択的に、メモリ630は、オペレーティングシステム、プログラム、実行可能モジュール、またはデータ構造、これらのサブセット、またはこれらの拡張セットを記憶する。プログラムは、様々な動作を実行するための様々な動作命令を含み得る。オペレーティングシステムは、様々な基本サービスを実施し、ハードウェアベースのタスクを処理するための様々なシステムプログラムを含み得る。プロセッサ610は、本出願の実施形態で提供されるルーティング情報伝送方法を実行するために、メモリ630内のプログラムを読み出すことができる。
メモリ630は、ネットワークデバイス600内の記憶デバイスであってもよく、またはネットワークデバイス600から独立した記憶装置であってもよい。
バスシステム640は、周辺構成要素相互接続(peripheral component interconnect、PCI)バス、拡張業界標準アーキテクチャ(extended industry standard architecture、EISA)バスなどであってもよい。バスシステム640は、アドレスバス、データバス、制御バスなどに分割され得る。表現を容易にするために、図6ではバスを表現するために1本の太線のみが使用されているが、これは、1つのバスまたは1つのタイプのバスしかないことを意味するものではない。
図7は、本出願の一実施形態による別のネットワークデバイス700の概略構造図である。ネットワークデバイス700は、前述の実施形態における第1のネットワークデバイス、第2のネットワークデバイス、もしくは第3のネットワークデバイスとして構成されてもよく、または前述の実施形態におけるルーティング伝送装置400もしくはルーティング伝送装置500であってもよい。
ネットワークデバイス700は、主制御基板710およびインターフェース基板730を含む。
主制御基板710は、主処理ユニット(main processing unit、MPU)またはルートプロセッサカード(route processor card)とも呼ばれる。主制御基板710は、ルート計算、デバイス管理、デバイス保守、およびプロトコル処理などの機能を含む、ネットワークデバイス700の構成要素を制御および管理する。主制御基板710は、中央処理ユニット711およびメモリ712を含む。
インターフェース基板730は、ラインインターフェースユニットカード(line processing unit、LPU)、ラインカード(line card)、またはサービス基板とも呼ばれる。インターフェース基板730は、様々なサービスインターフェースを提供し、データパケット転送を実行するように構成されている。サービスインターフェースは、イーサネットインターフェース、POS(Packet over SONET/SDH)インターフェースなどを含むが、これらに限定されない。イーサネットインターフェースは、例えば、フレキシブルイーサネットサービスインターフェース(Flexible Ethernet Clients、FlexE Clients)である。インターフェース基板730は、中央処理ユニット731、ネットワークプロセッサ732、転送テーブルエントリメモリ734、および物理インターフェースカード(physical interface card、PIC)733を含む。
インターフェース基板730上の中央処理ユニット731は、インターフェース基板730を制御および管理し、主制御基板710上の中央処理ユニット711と通信するように構成されている。
ネットワークプロセッサ732は、パケット転送処理を実行するように構成されている。ネットワークプロセッサ732の形態は、転送チップであってもよい。具体的には、アップリンクパケットの処理は、パケットのインバウンドインターフェースの処理、および転送テーブルの検索を含み、ダウンリンクパケットの処理は、転送テーブルの検索などを含む。
物理インターフェースカード733は、元のトラフィックが本明細書のインターフェース基板730に入り、処理されたパケットが物理インターフェースカード733から送出されるように、物理層で相互接続を実現するように構成されている。物理インターフェースカード733は、少なくとも1つの物理インターフェースを含む。物理インターフェースは、物理インターフェースとも呼ばれる。物理インターフェースカード733は、システムアーキテクチャ200におけるFlexE物理インターフェース204に対応する。サブカードとも呼ばれる物理インターフェースカード733は、インターフェース基板730上に設置されてもよく、光/電気信号をパケットに変換し、パケットに対して有効性チェックを実行し、処理のためにパケットをネットワークプロセッサ732に転送する役割を果たす。いくつかの実施形態では、インターフェース基板703の中央処理ユニット731は、物理インターフェースカード733においてネットワークプロセッサ732が必要とされないように、ネットワークプロセッサ732の機能を代わりに実行してもよく、例えば汎用CPUに基づいてソフトウェア転送を実行してもよい。
任意選択的に、ネットワークデバイス700は、複数のインターフェース基板を含む。例えば、ネットワークデバイス700は、インターフェース基板740をさらに含む。インターフェース基板740は、中央処理ユニット741、ネットワークプロセッサ742、転送テーブルエントリメモリ744、および物理インターフェースカード743を含む。
任意選択的に、ネットワークデバイス700は、スイッチング基板720をさらに含む。スイッチング基板720は、スイッチファブリックユニット(switch fabric unit、SFU)とも呼ばれ得る。ネットワークデバイスが複数のインターフェース基板730を有するとき、スイッチング基板720は、インターフェース基板間のデータ交換を完了するように構成される。例えば、インターフェース基板730およびインターフェース基板740は、スイッチング基板720を使用することによって互いに通信することができる。
主制御基板710とインターフェース基板730とは結合されている。例えば、主制御基板710、インターフェース基板730、インターフェース基板740、およびスイッチング基板720は、インターワーキングを実現するために、システムバスを使用することによってシステムバックプレーンに接続されている。可能な実装形態では、主制御基板710とインターフェース基板730との間にプロセス間通信(inter-process communication、IPC)チャネルが確立され、IPCチャネルを使用することによって主制御基板710とインターフェース基板730との間で通信が行われる。
論理的には、ネットワークデバイス700は、制御プレーンおよび転送プレーンを含む。制御プレーンは、主制御基板710および中央処理ユニット731を含み、転送プレーンは、転送を実行する構成要素、例えば転送テーブルエントリメモリ734、物理インターフェースカード733、およびネットワークプロセッサ732を含む。制御プレーンは、ルータ、転送テーブルの生成、信号およびプロトコルパケットの処理、ならびにデバイス状態の構成および維持などの機能を実行する。制御プレーンは、生成された転送テーブルを転送プレーンに配信する。転送プレーンにおいて、ネットワークプロセッサ732はテーブルを検索し、制御プレーンによって配信された転送テーブルに基づいて、物理インターフェースカード733によって受信されたパケットを転送する。制御プレーンによって配信された転送テーブルは、転送テーブルエントリメモリ734に記憶されてもよい。いくつかの実施形態では、制御プレーンおよび転送プレーンは完全に分離していてもよく、同じデバイス上にはない。
ネットワークデバイス700が第1のネットワークデバイスとして構成されている場合、中央処理ユニット711は、第1のBGPルーティング情報を取得し、第1のBGPルーティング情報に基づいて転送テーブルエントリを決定してもよい。ネットワークプロセッサ732は、決定された転送テーブルエントリに基づいて第2のネットワークデバイスにサービストラフィックを送信するように、物理インターフェースカード733をトリガすることができる。
ネットワークデバイス700が第2のネットワークデバイスとして構成されている場合、中央処理ユニット711は、第1のBGPルーティング情報を取得することができる。ネットワークプロセッサ732は、第1のBGPルーティング情報を第1のネットワークデバイスに送信するように、物理インターフェースカード733をトリガすることができる。
ルーティング伝送装置400内の受信ユニット401、送信ユニットなどは、ネットワークデバイス700内の物理インターフェースカード733または物理インターフェースカード743と同等であってもよいことを理解されたい。ルーティング伝送装置400内の決定ユニット402などは、ネットワークデバイス700内の中央処理ユニット711または中央処理ユニット731と同等であってもよい。
本出願のこの実施形態におけるインターフェース基板740上の動作は、インターフェース基板730上の動作と同じであることを理解されたい。簡潔にするため、ここでは詳細は再度説明されない。この実施形態におけるネットワークデバイス700は、前述の方法の実施形態における第1のネットワークデバイスまたは第2のネットワークデバイスに対応し得ることを理解されたい。ネットワークデバイス700内の主制御基板710、インターフェース基板730、および/またはインターフェース基板740は、前述の方法の実施形態において第1のネットワークデバイスまたは第2のネットワークデバイスによって実行される機能および/または様々なステップを実行することができる。簡潔にするため、ここでは詳細は再度説明されない。
1つ以上の主制御基板があってもよく、複数の主制御基板があるとき、アクティブ主制御基板およびスタンバイ主制御基板が含まれ得ることを理解されたい。1つ以上のインターフェース基板があってもよい。ネットワークデバイスのより強いデータ処理能力は、提供されるインターフェース基板の数がより多いことを示す。あるいは、インターフェース基板上により多くの物理インターフェースカードがあってもよい。スイッチング基板がなくてもよく、または1つ以上のスイッチング基板があってもよい。複数のスイッチング基板がある場合、スイッチング基板は、負荷平衡および冗長バックアップをともに実現することができる。集中転送アーキテクチャでは、スイッチング基板はネットワークデバイス内で必要とされない場合があり、インターフェース基板がシステム全体のサービスデータを処理する。分散転送アーキテクチャでは、ネットワークデバイスは少なくとも1つのスイッチング基板を有することができ、大容量データ交換および処理能力を提供するために、複数のインターフェース基板間のデータ交換は、スイッチング基板を使用することによって実現される。したがって、分散アーキテクチャにおけるネットワークデバイスのデータアクセスおよび処理能力は、集中アーキテクチャにおけるデバイスのデータアクセスおよび処理能力よりも大きい。任意選択的に、ネットワークデバイスの形態は、代替的に、1つの基板しかない、すなわちスイッチング基板がなく、インターフェース基板および主制御基板の機能が基板上に統合されているものであってもよい。この場合、インターフェース基板上の中央処理ユニットおよび主制御基板上の中央処理ユニットは、2つの中央処理ユニットによって重複された機能を実行するために、基板上の1つの中央処理ユニットに組み合わされてもよい。この形態のデバイス(例えば、ローエンドスイッチまたはルータなどのネットワークデバイス)は、低いデータ交換および処理能力を有する。使用されるアーキテクチャは、特定のネットワーキング配備シナリオに依存する。
いくつかの可能な実施形態では、第1のネットワークデバイスまたは第2のネットワークデバイスは、仮想化デバイスとして実現されてもよい。例えば、仮想化デバイスは、パケット機能を送信するために使用されるプログラムを実行する仮想マシン(英語:Virtual Machine、VM)であってもよく、仮想マシンはハードウェアデバイス(例えば、物理サーバ)において配備される。仮想マシンは、ソフトウェアによってシミュレートされる完全なコンピュータシステムであり、完全なハードウェアシステム機能を有し、完全に隔離された環境で動作する。仮想マシンは、第1のネットワークデバイスまたは第2のネットワークデバイスとして構成され得る。例えば、第1のネットワークデバイスまたは第2のネットワークデバイスは、ネットワーク機能仮想化(Network Functions Virtualization、NFV)技術と組み合わせた汎用物理サーバに基づいて実現されてもよい。第1のネットワークデバイスまたは第2のネットワークデバイスは、仮想ホスト、仮想ルータ、または仮想スイッチである。当業者は、NFV技術を参照して本出願を読むことにより、汎用物理サーバにおいて、前述の機能を有する第1のネットワークデバイスまたは第2のネットワークデバイスを仮想化することができる。ここでは詳細は再度説明されない。
前述の製品形態のネットワークデバイスは、前述の方法の実施形態における第1のネットワークデバイスまたは第2のネットワークデバイスの機能を有することを理解されたい。ここでは詳細は再度説明されない。
本出願の一実施形態は、プロセッサおよびインターフェース回路を含むチップをさらに提供する。インターフェース回路は、命令を受信し、命令をプロセッサに送信するように構成されている。プロセッサは、例えば、図4に示されるルーティング伝送装置400の具体的な実装形態の形態であってもよく、前述のパケット伝送方法を実行するように構成されてもよい。プロセッサはメモリに結合され、メモリは、プログラムまたは命令を記憶するように構成されている。プログラムまたは命令がプロセッサによって実行されるとき、チップシステムは、前述の方法の実施形態のいずれか1つにおける方法を実行することを可能にされる。
任意選択的に、チップシステムには1つ以上のプロセッサがあってもよい。プロセッサは、ハードウェアまたはソフトウェアによって実現され得る。ハードウェアによって実現されるとき、プロセッサは、論理回路、集積回路などであってもよい。ソフトウェアによって実現されるとき、プロセッサは汎用プロセッサであってもよく、メモリに記憶されたソフトウェアコードを読み取ることによって実現される。
任意選択的に、チップシステムには1つ以上のプロセッサがあってもよい。メモリは、プロセッサと統合されてもよく、またはプロセッサとは別に設けられてもよい。これは本出願では限定されない。例えば、メモリは、読み取り専用メモリROMなどの非一時的プロセッサであってもよい。メモリおよびプロセッサは、同じチップにおいて統合されてもよく、または異なるチップにおいて別々に設けられてもよい。メモリのタイプならびにメモリおよびプロセッサを配置する方式は、本出願では特に限定されない。
例えば、チップシステムは、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array、FPGA)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、システムオンチップ(system on chip、SoC)、中央処理ユニット(central processor unit、CPU)、ネットワークプロセッサ(network processor、NP)、デジタル信号処理回路(digital signal processor、DSP)、マイクロコントローラユニット(micro controller unit、MCU)、プログラマブル論理デバイス(programmable logic device、PLD)、または別の統合チップであってもよい。
本出願の一実施形態は、命令またはコンピュータプログラムを含むコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。命令またはコンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータは、前述の実施形態で提供されたルーティング情報伝送方法を実行することを可能にされる。
本出願の一実施形態は、命令またはコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品をさらに提供する。コンピュータプログラム製品がコンピュータにおいて実行されるとき、コンピュータは、前述の実施形態で提供されたルーティング情報伝送方法を実行することを可能にされる。
本出願の一実施形態は、ネットワークシステムをさらに提供する。システムは、第1のネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスを含む。第1のネットワークデバイスはルーティング伝送装置400を含むことができ、第2のネットワークデバイスはルーティング伝送装置500を含むことができる。
具体的な実装形態では、ネットワークシステムは第3のネットワークデバイスをさらに含むことができ、第3のネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスは、異なるネットワークドメインに属することができる。第3のネットワークデバイスによって実行される機能については、図2に示される実施形態の第3のネットワークデバイスの具体的な実装形態を参照されたい。
本出願の明細書、特許請求の範囲、および添付図面において、用語「第1の」、「第2の」、「第3の」、「第4の」など(もしあれば)は、同様の対象を区別することを意図されており、必ずしも特定の順序または順番を示すものではない。本明細書に記載される実施形態が、本明細書に例示または記載される内容以外の順序で実施され得るように、このようにして使用されるデータが適切な状況において交換可能であり得ることを理解されたい。加えて、用語「含む」、「有する」、およびこれらの任意の他の変形は、非排他的な包含を対象として含むことを意図されている。例えば、一連のステップまたはユニットを含むプロセス、方法、システム、製品、またはデバイスは、これらの明確に列挙されたステップまたはユニットに必ずしも限定されず、明確に列挙されていない、またはこのようなプロセス、方法、製品、またはデバイスに固有の他のステップまたはユニットを含んでもよい。
説明を簡便にするために、前述のシステム、装置、およびユニットの詳細な作動プロセスについては、前述の方法の実施形態の対応するプロセスを参照することが、当業者には明確に理解され得る。ここでは詳細は再度説明されない。
本出願において提供されるいくつかの実施形態では、開示されているシステム、装置、および方法が他の方式で実現されてもよいことを理解されたい。例えば、説明された装置実施形態は例にすぎない。例えば、ユニット分割は論理的なサービス分割にすぎず、実際の実装中には他の分割であってもよい。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントが組み合わされるか、または別のシステムに統合されてもよく、またはいくつかの特徴は無視されてもよく、または実行されなくてもよい。加えて、表示されたまたは述べられた相互結合または直接的な結合もしくは通信接続は、いくつかのインターフェースを介して実現されてもよい。装置またはユニット間の間接結合または通信接続は、電子的な形態、機械的な形態、または他の形態で実現されてもよい。
別々の部分として説明されるユニットは、物理的に別個であってもなくてもよく、ユニットとして表示される部分は、物理ユニットであってもなくてもよく、1つの位置に配置されてもよく、または複数のネットワークユニットにおいて分散されてもよい。ユニットの一部または全部は、実施形態の解決策の目的を達成するための実際の要件に基づいて選択されてもよい。
加えて、本出願の実施形態におけるサービスユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、または各ユニットは物理的に単独で存在してもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合される。統合ユニットはハードウェアの形態で実現されてもよく、またはソフトウェアサービスユニットの形態で実現されてもよい。
統合ユニットがソフトウェアサービスユニットの形態で実現され、独立した製品として販売または使用されるとき、統合ユニットはコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。このような理解に基づいて、本質的に本出願の技術的解決策、または従来技術に寄与する部分、または技術的解決策の全部もしくは一部は、ソフトウェア製品の形態で実現されてもよい。コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に記憶されており、(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどであり得る)コンピュータデバイスに、本出願の実施形態で説明された方法のステップのすべてまたは一部を実行するよう命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、例えばUSBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクなど、プログラムコードを記憶することができる様々な媒体を含む。
前述の例の1つ以上において、本発明に記載されるサービスが、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせを使用して実現され得ることを、当業者は認識するはずである。ソフトウェアによって実現されるとき、サービスは、コンピュータ可読媒体に記憶されてもよく、またはコンピュータ可読媒体内の1つ以上の命令またはコードとし伝送されてもよい。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体および通信媒体を含み、通信媒体は、1つの場所から他の場所へのコンピュータプログラムの伝送を容易にする任意の媒体を含む。記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータにアクセス可能な任意の利用可能な媒体であり得る。
本発明の目的、技術的解決策、および有益な効果は、前述の具体的な実装形態においてさらに詳細に記載されている。上記は、本発明の具体的な実装形態にすぎないことを理解されたい。
前述の実施形態は、本出願の技術的解決策を説明するためのものにすぎず、本出願を限定するためのものではない。本出願は、前述の実施形態を参照して詳細に説明されているが、当業者は、本出願の実施形態の技術的解決策の趣旨および範囲から逸脱することなく、前述の実施形態に記載された技術的解決策に対して依然として修正を行うことができ、またはその一部の技術的特徴に対して同等の置換を行うことができることを理解されたい。
200 システムアーキテクチャ
204 フレキシブルイーサネット(FlexE)物理インターフェース
400 ルーティング伝送装置
401 受信ユニット
402 決定ユニット
500 ルーティング伝送装置
501 取得ユニット
502 送信ユニット
600 ネットワークデバイス
610 プロセッサ
620 通信インターフェース
630 メモリ
640 バスシステム
700 ネットワークデバイス
710 主制御基板
711 中央処理ユニット
712 メモリ
720 スイッチング基板
730 インターフェース基板
731 中央処理ユニット
732 ネットワークプロセッサ
733 物理インターフェースカード
734 転送テーブルエントリメモリ
740 インターフェース基板
741 中央処理ユニット
742 ネットワークプロセッサ
743 物理インターフェースカード
744 転送テーブルエントリメモリ

Claims (23)

  1. ルーティング情報伝送方法であって、
    第1のネットワークデバイスによって、第2のネットワークデバイスによって送信された第1のBGPルーティング情報を受信するステップであって、前記第1のBGPルーティング情報は、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子とを含み、前記第1のネットワークデバイスは前記第1のネットワークスライス内に位置する、ステップと、
    前記第1のネットワークデバイスによって、前記第1のBGPルーティング情報に基づいて第1の転送テーブルエントリを決定するステップであって、前記第1の転送テーブルエントリは、前記第1のネットワークスライスを使用することによって、前記サービス識別子に対応するサービストラフィックを前記第2のネットワークデバイスに転送するために使用される、ステップと
    を含む方法。
  2. 前記第1のネットワークデバイスおよび前記第2のネットワークデバイスは同じネットワークドメインに属し、前記第1のネットワークデバイスによって、前記第1のBGPルーティング情報に基づいて第1の転送テーブルエントリを決定する前記ステップは、
    前記第1のネットワークデバイスによって、前記サービス識別子および前記第1のネットワークスライスの前記識別子に基づいて前記第1の転送テーブルエントリを生成するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のネットワークデバイスおよび前記第2のネットワークデバイスは同じネットワークドメインに属し、前記方法は、
    前記第1のネットワークデバイスによって、前記第1のネットワークスライスの前記識別子および対応関係に基づいて第2のネットワークスライスの識別子を決定するステップであって、前記対応関係は、前記第1のネットワークスライスの前記識別子と前記第2のネットワークスライスの前記識別子との間の対応関係を含む、ステップと、
    前記第1のネットワークデバイスによって、第3のネットワークデバイスに第2のBGPルーティング情報を送信するステップであって、前記第2のBGPルーティング情報は、前記第3のネットワークデバイスが前記第2のBGPルーティング情報に基づいて第2の転送テーブルエントリを決定することを可能にするために、前記サービス識別子および前記第2のネットワークスライスの前記識別子を含み、前記第2の転送テーブルエントリは、前記第2のネットワークスライスを使用することによって前記サービストラフィックを前記第1のネットワークデバイスに転送するために使用され、前記第3のネットワークデバイスおよび前記第2のネットワークデバイスは異なるネットワークドメインに属し、前記第3のネットワークデバイスは前記第2のネットワークスライス内に位置する、ステップと
    をさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記方法は、
    前記第1のネットワークデバイスによって、前記第1のネットワークスライスを使用することによって前記第1の転送テーブルエントリを介して前記第2のネットワークデバイスに前記サービストラフィックを送信するステップをさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第1の転送テーブルエントリは、前記第1のネットワークスライスの前記識別子を含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記サービス識別子は仮想プライベートネットワーク識別子であり、前記仮想プライベートネットワーク識別子は、前記サービストラフィックの宛先アドレスに対応するネットワークデバイスの仮想プライベートネットワークを識別するために使用されるか、または前記サービス識別子はプレフィックスであり、前記プレフィックスは、前記サービストラフィックの宛先アドレスに対応するネットワークデバイスのプレフィックスである、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第1のネットワークスライスの前記識別子は、前記第1のBGPルーティング情報の拡張コミュニティ属性に配置される、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. ルーティング情報伝送方法であって、
    第2のネットワークデバイスによって第1のBGPルーティング情報を取得するステップであって、前記第1のBGPルーティング情報は、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子とを含む、ステップと、
    前記第2のネットワークデバイスによって、第1のネットワークデバイスが前記第1のネットワークスライスを使用することによって前記サービス識別子に対応するサービストラフィックを前記第2のネットワークデバイスに転送することを可能にするために、前記第1のネットワークスライス内の前記第1のネットワークデバイスに前記第1のBGPルーティング情報を送信するステップと
    を含む方法。
  9. 第2のネットワークデバイスによって第1のBGPルーティング情報を取得する前記ステップは、
    前記第2のネットワークデバイスによって、前記サービス識別子と前記第1のネットワークスライスの前記識別子との間の対応関係に基づいて前記第1のBGPルーティング情報を生成するステップを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記サービス識別子と前記第1のネットワークスライスの前記識別子との間の前記対応関係は、前記第2のネットワークデバイスにおいて構成されるか、または前記サービス識別子と前記第1のネットワークスライスの前記識別子との間の前記対応関係は、IGPルーティング情報に基づいて前記第1のネットワークデバイスによって取得される、請求項9に記載の方法。
  11. ルーティング情報伝送装置であって、
    第2のネットワークデバイスによって送信された第1のBGPルーティング情報を受信するように構成された受信ユニットであって、前記第1のBGPルーティング情報は、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子とを含み、前記第1のネットワークデバイスは前記第1のネットワークスライス内に位置する、受信ユニットと、
    前記第1のBGPルーティング情報に基づいて第1の転送テーブルエントリを決定するように構成された決定ユニットであって、前記第1の転送テーブルエントリは、前記第1のネットワークスライスを使用することによって、前記サービス識別子に対応するサービストラフィックを前記第2のネットワークデバイスに転送するために使用される、決定ユニットと
    を備える装置。
  12. 前記装置が位置するネットワークデバイスおよび前記第2のネットワークデバイスは同じネットワークドメインに属し、前記決定ユニットは、具体的には、前記サービス識別子および前記第1のネットワークスライスの前記識別子に基づいて前記第1の転送テーブルエントリを生成するように構成されている、請求項11に記載の装置。
  13. 前記第1のネットワークデバイスおよび前記第2のネットワークデバイスは同じネットワークドメインに属し、前記装置は送信ユニットをさらに備え、
    前記決定ユニットは、前記第1のネットワークスライスの前記識別子および対応関係に基づいて第2のネットワークスライスの識別子を決定するようにさらに構成され、前記対応関係は、前記第1のネットワークスライスの前記識別子と前記第2のネットワークスライスの前記識別子との間の対応関係を含み、
    前記送信ユニットは、第3のネットワークデバイスに第2のBGPルーティング情報を送信するように構成され、前記第2のBGPルーティング情報は、前記第3のネットワークデバイスが前記第2のBGPルーティング情報に基づいて第2の転送テーブルエントリを決定することを可能にするために、前記サービス識別子および前記第2のネットワークスライスの前記識別子を含み、前記第2の転送テーブルエントリは、前記第2のネットワークスライスを使用することによって前記サービストラフィックを前記装置に転送するために使用され、前記第3のネットワークデバイスおよび前記第2のネットワークデバイスは異なるネットワークドメインに属し、前記第3のネットワークデバイスは前記第2のネットワークスライス内に位置する、請求項11または12に記載の装置。
  14. 前記装置は、前記送信ユニットをさらに備え、
    前記送信ユニットは、前記第1のネットワークスライスを使用することによって前記第1の転送テーブルエントリを介して前記第2のネットワークデバイスに前記サービストラフィックを送信するように構成されている、請求項11から13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記第1の転送テーブルエントリは、前記第1のネットワークスライスの前記識別子を含む、請求項11から14のいずれか一項に記載の装置。
  16. 前記サービス識別子は仮想プライベートネットワーク識別子であり、前記仮想プライベートネットワーク識別子は、前記サービストラフィックの宛先アドレスに対応するネットワークデバイスの仮想プライベートネットワークを識別するために使用されるか、または前記サービス識別子はプレフィックスであり、前記プレフィックスは、前記サービストラフィックの宛先アドレスに対応するネットワークデバイスのプレフィックスである、請求項11から15のいずれか一項に記載の装置。
  17. 前記第1のネットワークスライスの前記識別子は、前記第1のBGPルーティング情報の拡張コミュニティ属性に配置される、請求項11から16のいずれか一項に記載の装置。
  18. ルーティング情報伝送装置であって、
    第1のBGPルーティング情報を取得するように構成された取得ユニットであって、前記第1のBGPルーティング情報は、サービス識別子と第1のネットワークスライスの識別子とを含む、取得ユニットと、
    第1のネットワークデバイスが、前記第1のネットワークスライスを使用することによって、前記サービス識別子に対応するサービストラフィックを前記装置が位置するネットワークデバイスに転送することを可能にするために、前記第1のネットワークスライス内の前記第1のネットワークデバイスに前記第1のBGPルーティング情報を送信するように構成された送信ユニットと
    を備える装置。
  19. 前記取得ユニットは、具体的には、前記サービス識別子と前記第1のネットワークスライスの前記識別子との間の対応関係に基づいて前記第1のBGPルーティング情報を生成するように構成されている、請求項18に記載の装置。
  20. 前記サービス識別子と前記第1のネットワークスライスの前記識別子との間の前記対応関係は、第2のネットワークデバイスにおいて構成されるか、または前記サービス識別子と前記第1のネットワークスライスの前記識別子との間の前記対応関係は、IGPルーティング情報に基づいて前記第1のネットワークデバイスによって取得される、請求項19に記載の装置。
  21. 通信デバイスであって、前記デバイスは、プロセッサおよびメモリを備え、
    前記メモリは、命令またはコンピュータプログラムを記憶するように構成され、
    前記プロセッサは、前記通信デバイスが請求項1から10のいずれか一項に記載の方法を実行することを可能にするために、前記メモリ内の前記命令または前記コンピュータプログラムを実行するように構成されている、デバイス。
  22. 命令またはコンピュータプログラムを備えるコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令または前記コンピュータプログラムがコンピュータにおいて実行されるとき、前記コンピュータは、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法を実行することを可能にされる、コンピュータ可読記憶媒体。
  23. 第1のネットワークデバイスおよび第2のネットワークデバイスを備えるネットワークシステムであって、前記第1のネットワークデバイスは、請求項11から17のいずれか一項に記載のルーティング情報伝送装置を備え、前記第2のネットワークデバイスは、請求項18から20のいずれか一項に記載のルーティング情報伝送装置を備える、ネットワークシステム。
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