JP2023542961A - 胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法及び装置 - Google Patents

胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法及び装置 Download PDF

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Abstract

胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法及び装置であって、該方法は、胎児超音波画像の結像品質を決定するための該胎児超音波画像のパラメータを取得する（１０１）ことと、該胎児超音波画像のパラメータに基づいて該胎児超音波画像の結像スコア値を決定し（１０２）、且つ該胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて該胎児超音波画像の結像品質を決定する（１０３）ことと、を含む。該方法は決定された胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて胎児超音波画像の結像品質を自動的に決定することにより、胎児超音波画像の結像品質を迅速且つ正確に決定することができ、それにより胎児超音波画像の結像品質の精確且つ迅速な制御を実現し、更に高品質の胎児超音波画像を取得し、正確な胎児の成長発育状況を取得することに寄与し、決定された胎児超音波画像の結像品質によって、更に従業者の胎児超音波画像の検出過程における標準化を知ることができる。

Description

本発明は、画像処理の技術分野に関し、特に、胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法及び装置に関する。
社会の進歩と人々の健康な新生児を得るための意識の高まりに伴い、ますます多くの妊婦が妊婦健診計画に従って病院で妊婦健診を定期的に受けて胎児の成長発育状況を知るようになってきている。
実際の応用では、胎児の成長発育状況を明確且つ正確に決定するために、高品質の胎児超音波画像を取得する必要があるが、高品質の胎児超音波画像を取得するために、胎児超音波画像の品質を制御する必要がある。現在、胎児超音波画像に対して品質制御を行う方法は主に、関連する経験を有する医療スタッフが胎児超音波画像に重要構造が存在するか、また重要構造の幾何形状が標準であるかどうかを判断して、胎児超音波画像を定量的に評価し、これにより胎児超音波画像の品質制御を実現している。ところが、実際には、医療スタッフは一定の主観を持ち且つ長時間労働により疲労しやすく、これは胎児超音波画像の品質制御精度の低下を招き易くしている。
本発明が解決しようとする技術的問題は、胎児超音波画像の品質制御精度を向上させることができる胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法及び装置を提供することにある。
上記技術的問題を解決するために、本発明の第１態様は胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法を開示し、前記方法は、
胎児超音波画像の結像品質を決定するための前記胎児超音波画像のパラメータを取得することと、
前記胎児超音波画像のパラメータに基づいて前記胎児超音波画像の結像スコア値を決定し、且つ前記胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて前記胎児超音波画像の結像品質を決定することと、を含む。
選択可能な実施形態として、本発明の第１態様では、胎児超音波画像のパラメータを取得することは、
胎児超音波画像を決定されたパラメータ決定モデルに入力して分析し、且つ前記パラメータ決定モデルから出力された分析結果を前記胎児超音波画像のパラメータとして取得し、前記パラメータ決定モデルは特徴決定モデル及び／又は断面決定モデルを含み、前記パラメータ決定モデルが前記特徴決定モデルである場合、前記胎児超音波画像のパラメータは該胎児超音波画像の特徴パラメータを含み、前記胎児超音波画像の特徴パラメータは該胎児超音波画像の部位特徴パラメータ及び／又は構造特徴パラメータを含み、前記パラメータ決定モデルが前記断面決定モデルである場合、前記胎児超音波画像のパラメータは該胎児超音波画像の断面パラメータを含み、前記胎児超音波画像の断面パラメータは該胎児超音波画像の標準断面の断面スコア値を含み、及び／又は、
決定された端末装置が送信した及び／又は許可された人が入力した胎児超音波画像のパラメータを胎児超音波画像のパラメータとして受信し、前記胎児超音波画像のパラメータは該胎児超音波画像の特徴パラメータ及び／又は断面パラメータを含み、前記胎児超音波画像の特徴パラメータは該胎児超音波画像の部位特徴パラメータ及び／又は構造特徴パラメータを含み、前記胎児超音波画像の断面パラメータは該胎児超音波画像の標準断面の断面スコア値を含むことを含む。
選択可能な実施形態として、本発明の第１態様では、前記胎児超音波画像は連続した複数フレームのサブ胎児超音波画像で構成され、
前記胎児超音波画像のパラメータに基づいて前記胎児超音波画像の結像スコア値を決定することは、
前記胎児超音波画像に対してチャプタ分割操作を実行して少なくとも１つの目標チャプタを取得し、各前記目標チャプタは連続した若干フレームの前記サブ胎児超音波画像を含み、且つ各前記目標チャプタに含まれるすべての前記サブ胎児超音波画像は互いに異なり、そして、各前記目標チャプタに含まれるすべての前記サブ胎児超音波画像の総数は前記胎児超音波画像に含まれるすべての前記サブ胎児超音波画像の総数に等しいことと、
各前記目標チャプタに含まれる各フレームの前記サブ胎児超音波画像の目標特徴のパラメータに基づいて該目標チャプタのスコア値を計算し、各フレームの前記サブ胎児超音波画像の目標特徴は該サブ胎児超音波画像の部位特徴、構造特徴及び標準断面のうちの少なくとも１つを含むことと、
すべての前記目標チャプタのスコア値を前記胎児超音波画像の結像スコア値として決定することと、を含む。
選択可能な実施形態として、本発明の第１態様では、前記胎児超音波画像は少なくとも１つの目標クラスに対応し、前記目標クラスは特徴クラス又は断面クラスを含み、各前記目標クラスに対応する目標特徴の数は１以上であり、
前記目標クラスが前記特徴クラスである場合、前記目標特徴は構造特徴又は部位特徴を含み、前記目標クラスが前記断面クラスである場合、前記目標特徴は標準断面を含み、
各前記目標クラスはいずれも少なくとも１フレームの前記サブ胎児超音波画像に対応し、且つ各前記目標クラスに対応するすべての前記サブ胎児超音波画像はいずれも互いに異なり、すべての前記目標クラスに対応するすべての前記サブ胎児超音波画像は前記胎児超音波画像を構成する。
選択可能な実施形態として、本発明の第１態様では、前記胎児超音波画像に対してチャプタ分割操作を実行して、少なくとも１つの目標チャプタを取得することは、
前記胎児超音波画像に含まれる各前記目標クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置及び該目標クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置を決定することと、
各前記目標クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像、該目標クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像、及び決定された該目標クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置と該目標クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置との間のすべてのサブ胎児超音波画像を各前記目標クラスに対応する目標チャプタとして決定することと、を含み、
各前記目標クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置は該目標クラスの目標特徴を含むサブ胎児超音波画像が前記胎児超音波画像に初めて出現する位置であり、各前記目標クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置は該目標クラスの目標特徴を含むサブ胎児超音波画像が前記胎児超音波画像に最後に出現する位置、又は前記胎児超音波画像において該目標クラスの目標特徴を含む開始フレームのサブ胎児超音波画像から連続して出現する所定数フレーム目のサブ胎児超音波画像の所在位置である。
選択可能な実施形態として、本発明の第１態様では、各前記目標チャプタに含まれる各フレームの前記サブ胎児超音波画像の目標特徴のパラメータに基づいて該目標チャプタのスコア値を計算することは、
各フレームの前記サブ胎児超音波画像の目標特徴が該サブ胎児超音波画像の部位特徴である場合、各前記目標チャプタに含まれる各フレームの前記サブ胎児超音波画像の部位特徴の部位特徴スコア値の和を該目標チャプタのスコア値として計算することと、
各フレームの前記サブ胎児超音波画像の目標特徴が該サブ胎児超音波画像の構造特徴である場合、各前記目標チャプタに含まれる各フレームの前記サブ胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値に基づいて該目標チャプタのスコア値を計算することと、
各フレームの前記サブ胎児超音波画像の目標特徴が該サブ胎児超音波画像の標準断面である場合、各前記目標チャプタに含まれる各フレームの前記サブ胎児超音波画像の標準断面の断面スコア値の和を該目標チャプタのスコア値として計算することと、を含む。
選択可能な実施形態として、本発明の第１態様では、前記胎児超音波画像に対してチャプタ分割操作を実行して少なくとも１つの目標チャプタを取得した後、前記方法は更に、
各前記目標チャプタに含まれるすべての前記サブ胎児超音波画像の総フレーム数を決定することを含み、
そして、各前記目標チャプタに含まれる各フレームの前記サブ胎児超音波画像の目標特徴のパラメータに基づいて該目標チャプタのスコア値を計算した後、前記方法は更に、
各前記目標チャプタのスコア値を該目標チャプタに含まれるすべての前記サブ胎児超音波画像の総フレーム数で割って、該目標チャプタの目標スコア値を取得することと、
各前記目標チャプタのスコア値を該目標チャプタの目標スコア値に更新し、且つすべての前記目標チャプタのスコア値を前記胎児超音波画像の結像スコア値として決定する前記操作を実行するようにトリガーすることと、を含む。
選択可能な実施形態として、本発明の第１態様では、前記胎児超音波画像のパラメータに基づいて前記胎児超音波画像の結像スコア値を決定することは、
前記胎児超音波画像のパラメータが前記胎児超音波画像の部位特徴パラメータである場合、前記胎児超音波画像の部位特徴パラメータは該胎児超音波画像の部位特徴スコア値を含み、前記胎児超音波画像の部位特徴スコア値を該胎児超音波画像の結像スコア値として決定し、及び／又は、
前記胎児超音波画像のパラメータが前記胎児超音波画像の構造特徴パラメータである場合、前記胎児超音波画像の構造特徴パラメータは該胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値を含むことと、
前記胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値に基づいて該構造特徴の構造特徴スコア値を計算し、且つ該構造特徴スコア値を前記胎児超音波画像の結像スコア値として決定し、及び／又は、
前記胎児超音波画像のパラメータが前記胎児超音波画像の特徴パラメータである場合、前記胎児超音波画像の構造特徴パラメータは該胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値を含み、前記胎児超音波画像の部位特徴パラメータは該胎児超音波画像の部位特徴のクラス確率を含むことと、
前記胎児超音波画像の部位特徴のクラス確率、該胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値に基づいて該構造特徴の構造特徴スコア値を計算し、且つ該構造特徴スコア値を前記胎児超音波画像の結像スコア値として決定し、及び／又は、前記胎児超音波画像の部位特徴のクラス確率及び該胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率に基づいて前記胎児超音波画像の標準断面を決定し、且つ前記胎児超音波画像の標準断面内の構造特徴のパラメータに基づいて前記胎児超音波画像の標準断面の断面スコア値を前記胎児超音波画像の結像スコア値として計算し、前記胎児超音波画像の構造特徴パラメータは該胎児超音波画像の標準断面内の構造特徴のパラメータを含むことと、を含む。
選択可能な実施形態として、本発明の第１態様では、前記胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて前記胎児超音波画像の結像品質を決定する前に、前記方法は更に、
前記胎児超音波画像に対応する検出結果を決定し、前記胎児超音波画像に対応する検出結果は前記胎児超音波画像の結像品質を決定するためのものであって、特徴検出結果、生物学的経路の検出結果及びドプラ血流スペクトル検出結果のうちの少なくとも１つを含み、前記特徴検出結果は部位特徴検出結果、構造特徴検出結果、標準断面検出結果のうちの少なくとも１つを含むことを含み、
そして、前記胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて前記胎児超音波画像の結像品質を決定することは、
前記胎児超音波画像の結像スコア値及び前記胎児超音波画像に対応する特徴結果に基づいて前記胎児超音波画像の結像品質を決定することを含む。
本発明の第２態様は胎児超音波画像の結像品質制御の決定装置を開示し、前記装置は、
胎児超音波画像の結像品質を決定するための前記胎児超音波画像のパラメータを取得するための取得モジュールと、
前記胎児超音波画像のパラメータに基づいて前記胎児超音波画像の結像スコア値を決定するための第１決定モジュールと、
前記胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて前記胎児超音波画像の結像品質を決定するための第２決定モジュールと、を備える。
選択可能な実施形態として、本発明の第２態様では、前記取得モジュールが胎児超音波画像のパラメータを取得する方式は、具体的には、
胎児超音波画像を決定されたパラメータ決定モデルに入力して分析し、且つ前記パラメータ決定モデルから出力された分析結果を前記胎児超音波画像のパラメータとして取得し、前記パラメータ決定モデルは特徴決定モデル及び／又は断面決定モデルを含み、前記パラメータ決定モデルが前記特徴決定モデルである場合、前記胎児超音波画像のパラメータは該胎児超音波画像の特徴パラメータを含み、前記胎児超音波画像の特徴パラメータは該胎児超音波画像の部位特徴パラメータ及び／又は構造特徴パラメータを含み、前記パラメータ決定モデルが前記断面決定モデルである場合、前記胎児超音波画像のパラメータは該胎児超音波画像の断面パラメータを含み、前記胎児超音波画像の断面パラメータは該胎児超音波画像の標準断面の断面スコア値を含み、及び／又は、
決定された端末装置が送信した及び／又は許可された人が入力した胎児超音波画像のパラメータを胎児超音波画像のパラメータとして受信し、前記胎児超音波画像のパラメータは該胎児超音波画像の特徴パラメータ及び／又は断面パラメータを含み、前記胎児超音波画像の特徴パラメータは該胎児超音波画像の部位特徴パラメータ及び／又は構造特徴パラメータを含み、前記胎児超音波画像の断面パラメータは該胎児超音波画像の標準断面の断面スコア値を含む。
選択可能な実施形態として、本発明の第２態様では、前記胎児超音波画像は連続した複数フレームのサブ胎児超音波画像で構成され、
そして、前記第１決定モジュールは、
前記胎児超音波画像に対してチャプタ分割操作を実行して少なくとも１つの目標チャプタを取得するためのものであり、各前記目標チャプタが若干の連続フレームの前記サブ胎児超音波画像を含み、且つ各前記目標チャプタに含まれるすべての前記サブ胎児超音波画像は互いに異なり、そして、各前記目標チャプタに含まれるすべての前記サブ胎児超音波画像の総数は前記胎児超音波画像に含まれるすべての前記サブ胎児超音波画像の総数に等しい分割サブモジュールと、
各前記目標チャプタに含まれる各フレームの前記サブ胎児超音波画像の目標特徴のパラメータに基づいて各前記目標チャプタのスコア値を計算するためのものであり、各フレームの前記サブ胎児超音波画像の目標特徴は該サブ胎児超音波画像の部位特徴、構造特徴及び標準断面のうちの少なくとも１つを含む計算サブモジュールと、
すべての前記目標チャプタのスコア値を前記胎児超音波画像の結像スコア値として決定するための決定サブモジュールと、を備える。
選択可能な実施形態として、本発明の第２態様では、前記胎児超音波画像は少なくとも１つの目標クラスに対応し、前記目標クラスは特徴クラス又は断面クラスを含み、各前記目標クラスに対応する目標特徴の数は１以上であり、
前記目標クラスが前記特徴クラスである場合、前記目標特徴は構造特徴又は部位特徴を含み、前記目標クラスが前記断面クラスである場合、前記目標特徴は標準断面を含み、
各前記目標クラスはいずれも少なくとも１フレームの前記サブ胎児超音波画像に対応し、且つ各前記目標クラスに対応するすべての前記サブ胎児超音波画像はいずれも互いに異なり、すべての前記目標クラスに対応するすべての前記サブ胎児超音波画像は前記胎児超音波画像を構成する。
選択可能な実施形態として、本発明の第２態様では、前記分割サブモジュールが前記胎児超音波画像に対してチャプタ分割操作を実行して少なくとも１つの目標チャプタを取得する方式は、具体的には、
前記胎児超音波画像に含まれる各前記目標クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置及び該目標クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置を決定し、
各前記目標クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像、該目標クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像、及び決定された該目標クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置と該目標クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置との間のすべてのサブ胎児超音波画像を各前記目標クラスに対応する目標チャプタとして決定し、
各前記目標クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置は該目標クラスの目標特徴を含むサブ胎児超音波画像が前記胎児超音波画像に初めて出現する位置であり、各前記目標クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置は該目標クラスの目標特徴を含むサブ胎児超音波画像が前記胎児超音波画像に最後に出現する位置、又は前記胎児超音波画像において該目標クラスの目標特徴を含む開始フレームのサブ胎児超音波画像から連続して出現する所定数フレーム目のサブ胎児超音波画像の所在位置である。
選択可能な実施形態として、本発明の第２態様では、前記計算サブモジュールが各前記目標チャプタに含まれる各フレームの前記サブ胎児超音波画像の目標特徴のパラメータに基づいて該目標チャプタのスコア値を計算する方式は、具体的には、
各フレームの前記サブ胎児超音波画像の目標特徴が該サブ胎児超音波画像の部位特徴である場合、各前記目標チャプタに含まれる各フレームの前記サブ胎児超音波画像の部位特徴の部位特徴スコア値の和を該目標チャプタのスコア値として計算し、
各フレームの前記サブ胎児超音波画像の目標特徴が該サブ胎児超音波画像の構造特徴である場合、各前記目標チャプタに含まれる各フレームの前記サブ胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値に基づいて該目標チャプタのスコア値を計算し、
各フレームの前記サブ胎児超音波画像の目標特徴が該サブ胎児超音波画像の標準断面である場合、各前記目標チャプタに含まれる各フレームの前記サブ胎児超音波画像の標準断面の断面スコア値の和を該目標チャプタのスコア値として計算する。
選択可能な実施形態として、本発明の第２態様では、前記決定サブモジュールは更に、前記分割サブモジュールが前記胎児超音波画像に対してチャプタ分割操作を実行して少なくとも１つの目標チャプタを取得した後、各前記目標チャプタに含まれるすべての前記サブ胎児超音波画像の総フレーム数を決定するためのものであり、
そして、前記装置は更に、
前記第１決定モジュールが各前記目標チャプタに含まれる各フレームの前記サブ胎児超音波画像の目標特徴のパラメータに基づいて該目標チャプタのスコア値を計算した後、各前記目標チャプタのスコア値を該目標チャプタに含まれるすべての前記サブ胎児超音波画像の総フレーム数で割って、該目標チャプタの目標スコア値を取得するための計算モジュールと、
各前記目標チャプタのスコア値を該目標チャプタの目標スコア値に更新し、且つ前記第２決定モジュールがすべての前記目標チャプタのスコア値を前記胎児超音波画像の結像スコア値として決定する前記操作を実行するようにトリガーするための更新モジュールと、を備える。
選択可能な実施形態として、本発明の第２態様では、前記第１決定モジュールが前記胎児超音波画像のパラメータに基づいて前記胎児超音波画像の結像スコア値を決定する方式は、具体的には、
前記胎児超音波画像のパラメータが前記胎児超音波画像の部位特徴パラメータである場合、前記胎児超音波画像の部位特徴パラメータは該胎児超音波画像の部位特徴スコア値を含み、前記胎児超音波画像の部位特徴スコア値を該胎児超音波画像の結像スコア値として決定し、及び／又は、
前記胎児超音波画像のパラメータが前記胎児超音波画像の構造特徴パラメータである場合、前記胎児超音波画像の構造特徴パラメータは該胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値を含み、
前記胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値に基づいて該構造特徴の構造特徴スコア値を計算し、且つ該構造特徴スコア値を前記胎児超音波画像の結像スコア値として決定し、及び／又は、
前記胎児超音波画像のパラメータが前記胎児超音波画像の特徴パラメータである場合、前記胎児超音波画像の構造特徴パラメータは該胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値を含み、前記胎児超音波画像の部位特徴パラメータは該胎児超音波画像の部位特徴のクラス確率を含み、
前記胎児超音波画像の部位特徴のクラス確率、該胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値に基づいて該構造特徴の構造特徴スコア値を計算し、且つ該構造特徴スコア値を前記胎児超音波画像の結像スコア値として決定し、及び／又は、前記胎児超音波画像の部位特徴のクラス確率及び該胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率に基づいて前記胎児超音波画像の標準断面を決定し、且つ前記胎児超音波画像の標準断面内の構造特徴のパラメータに基づいて前記胎児超音波画像の標準断面の断面スコア値を前記胎児超音波画像の結像スコア値として計算し、前記胎児超音波画像の構造特徴パラメータは該胎児超音波画像の標準断面内の構造特徴のパラメータを含む。
選択可能な実施形態として、本発明の第２態様では、前記装置は更に第３決定モジュールを備え、
前記第３決定モジュールは、前記第２決定モジュールが前記胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて前記胎児超音波画像の結像品質を決定する前に、前記胎児超音波画像に対応する検出結果を決定するためのものであり、前記胎児超音波画像に対応する検出結果は前記胎児超音波画像の結像品質を決定するためのものであって、特徴検出結果、生物学的経路の検出結果及びドプラ血流スペクトル検出結果のうちの少なくとも１つを含み、前記特徴検出結果は部位特徴検出結果、構造特徴検出結果及び標準断面検出結果のうちの少なくとも１つを含み、
そして、前記第２決定モジュールが前記胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて前記胎児超音波画像の結像品質を決定する方式は、具体的には、
前記胎児超音波画像の結像スコア値及び前記胎児超音波画像に対応する特徴結果に基づいて前記胎児超音波画像の結像品質を決定する。
本発明の第３態様は他の胎児超音波画像の結像品質制御の決定装置を開示し、前記装置は、
実行可能プログラムコードが記憶されるメモリと、
前記メモリに結合されるプロセッサと、を備え、
前記プロセッサは前記メモリに記憶される前記実行可能プログラムコードを呼び出して、本発明の第１態様で開示される胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法を実行する。
本発明の第４態様はコンピュータ記憶媒体を開示し、前記コンピュータ記憶媒体にコンピュータ命令が記憶され、前記コンピュータ命令が呼び出される場合、本発明の第１態様で開示される胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法を実行するためのものである。
従来技術に比べて、本発明の実施例は以下の有益な効果を有する。
本発明の実施例では、胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法及び装置を提供し、該方法は、胎児超音波画像の結像品質を決定するための該胎児超音波画像のパラメータを取得することと、該胎児超音波画像のパラメータに基づいて該胎児超音波画像の結像スコア値を決定し、且つ該胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて該胎児超音波画像の結像品質を決定することと、を含む。以上から分かるように、本発明を実施すると、決定された胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて胎児超音波画像の結像品質を自動的に決定することにより、胎児超音波画像の結像品質を迅速且つ正確に決定することができ、それにより胎児超音波画像の結像品質の精確且つ迅速な制御を実現し、更に高品質の胎児超音波画像を取得し、正確な胎児の成長発育状況を取得することに寄与し、決定された胎児超音波画像の結像品質によって、更に従業者の胎児超音波画像の検出過程における標準化及び胎児を検出する必要のある項目の検出が完了したかどうかを知ることができる。
本発明の実施例の技術的解決策をより明確に説明するために、以下に実施例の記述に必要な図面を簡単に説明するが、明らかに、以下に記載する図面は本発明の実施例の一例であって、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、更にこれらの図面に基づいて他の図面を取得することができる。
図１は本発明の実施例に開示される胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法のフローチャートである。 図２は本発明の実施例に開示される他の胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法のフローチャートである。 図３は本発明の実施例に開示される胎児超音波画像の結像品質制御の決定装置の構造模式図である。 図４は本発明の実施例に開示される他の胎児超音波画像の結像品質制御の決定装置の構造模式図である。 図５は本発明の実施例に開示される別の胎児超音波画像の結像品質制御の決定装置の構造模式図である。
当業者に本発明的解決策をより良く理解させるために、以下に本発明の実施例の図面を参照しながら本発明の実施例の技術的解決策を明確且つ完全に説明する。当然のことながら、説明される実施例は本発明の実施例の一部であり、実施例の全部ではない。本発明の実施例に基づいて、当業者が進歩性のある労働を必要とせずに取得するすべての他の実施例は、いずれも本発明の保護範囲に属する。
本発明の明細書及び特許請求の範囲並びに上記図面における用語「第１」、「第２」などは異なるオブジェクトを区別するためのものであって、特定の順序を説明するためのものではない。また、用語「含む」、「有する」及びそれらの任意の変形は非排他的包含を含むように意図される。例えば、一連のステップ又はユニットを含む過程、方法、装置、製品又は設備は列挙したステップ又はユニットに限定されるのではなく、選択肢として列挙しないステップ又はユニットを更に含み、又は選択肢としてこれらの過程、方法、製品又は設備固有の他のステップ又はユニットを更に含む。
本明細書で言及した「実施例」は、実施例を参照して説明した特定の特徴、構造又は特性が本発明の少なくとも１つの実施例に含まれてもよいことを意味する。明細書の各箇所に該用語が出現することは必ず同じ実施例を指すとは限らず、他の実施例と排他性のある独立した又は代替の実施例でもない。当業者であれば明示的又は暗示的に理解されるように、本明細書で説明した実施例が他の実施例と組み合わせられてもよい。
本発明は胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法及び装置を開示し、決定された胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて胎児超音波画像の結像品質を自動的に決定することにより、胎児超音波画像の結像品質を迅速且つ正確に決定することができ、それにより胎児超音波画像の結像品質の精確且つ迅速な制御を実現し、更に高品質の胎児超音波画像を取得し、正確な胎児の成長発育状況を取得することに寄与し、決定された胎児超音波画像の結像品質によって、更に従業者の胎児超音波画像の検出過程における標準化及び胎児を検出する必要のある項目の検出が完了したかどうかを知ることができる。以下にそれぞれ詳しく説明する。
実施例１
図１を参照すると、図１は本発明の実施例に開示される胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法のフローチャートである。図１で説明した胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法は結像品質決定サーバ（サービス装置）に応用されてもよく、該結像品質決定サーバはローカル結像品質決定サーバ又はクラウド結像品質決定サーバを含んでもよく、本発明の実施例は限定されない。図１に示すように、該胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法は以下の操作を含んでもよい。
１０１、胎児超音波画像の結像品質を決定するための該胎児超音波画像のパラメータを取得する。
本発明の実施例では、胎児超音波画像はその結像品質を決定する必要があるいずれか１つの胎児超音波画像である。更に、胎児超音波画像は単一フレーム画像であってもよく、動画像であってもよい。胎児超音波画像が単一フレーム画像である場合、胎児超音波画像のパラメータは該単一フレームの胎児超音波画像のパラメータを含んでもよく、更に、該胎児超音波画像に対応する胎児超音波ビデオに対応するパラメータを含んでもよく、本発明の実施例は限定されない。このとき、胎児超音波画像の結像品質は該単一フレームの胎児超音波画像の結像品質を示してもよく、該胎児超音波画像の位置する胎児超音波ビデオに対応する結像品質を示してもよく、本発明の実施例は限定されない。
本発明の実施例では、選択可能な実施形態として、胎児超音波画像のパラメータを取得することは、
胎児超音波画像を決定されたパラメータ決定モデルに入力して分析し、且つパラメータ決定モデルから出力された分析結果を該胎児超音波画像のパラメータとして取得することを含んでもよい。
本発明の実施例では、さらに選択肢として、胎児超音波画像が単一フレーム画像である場合、予め決定されたフレームレート（例えば、３０フレーム／秒）で胎児超音波画像をパラメータ決定モデルに連続して入力して分析して、パラメータ決定モデルから順次出力された分析結果を各フレームの胎児超音波画像のパラメータとして取得してもよい。このように、連続した複数フレームの胎児超音波画像をパラメータ決定モデルに入力して分析することにより、単一フレームの胎児超音波画像に含まれる特徴情報が少なすぎて取得された胎児超音波画像のパラメータが少なすぎるか、またはまったくないため、胎児超音波画像の結像品質を決定できない状況の発生を減少させることに寄与し、そして、胎児超音波画像のパラメータを迅速に取得することに寄与する。又は、胎児超音波画像が動画像である場合、該パラメータ決定モデルは更に該胎児超音波画像に対してフレーム分割操作を実行して複数フレームのサブ胎児超音波画像を取得し、且つそれぞれ複数フレームのサブ胎児超音波画像を分析して複数フレームのサブ胎児超音波画像のパラメータを取得することができる。このように、静的又は動的な胎児超音波画像に対して処理操作を実行することにより、胎児超音波画像のパラメータの取得可能性を向上させる。
本発明の実施例では、更なる選択肢として、胎児超音波画像には一意の対応するフレーム番号が存在する。このように、各フレームの胎児超音波画像に一意のフレーム番号を設定することにより、胎児超音波画像の結像品質の決定過程において各フレームの胎児超音波画像を明確に区別することができ、そして、胎児超音波画像の関連情報（例えば、結像スコア値）を管理することに寄与する。
本発明の実施例では、パラメータ決定モデルは特徴決定モデル及び／又は断面決定モデルを含み、該特徴決定モデルが胎児超音波画像の特徴パラメータを決定できるモデルであり、該断面決定モデルが胎児超音波画像の特徴パラメータを決定できるモデルである。パラメータ決定モデルは目標検出モデル、実例分割モデル及び語義分割モデルなどの胎児超音波画像のパラメータを取得できるモデルのうちの少なくとも１つを含んでもよく、本発明の実施例は限定されない。
本発明の実施例では、上記パラメータ決定モデルが特徴決定モデルである場合、該胎児超音波画像のパラメータは該胎児超音波画像の特徴パラメータを含み、該胎児超音波画像の特徴パラメータは該胎児超音波画像の部位特徴パラメータ及び／又は構造特徴パラメータを含む。
本発明の実施例では、胎児超音波画像の部位特徴パラメータは該胎児超音波画像の部位特徴のクラス及び該胎児超音波画像の部位特徴のクラス確率（信頼度とも呼ばれる）を含む。更に、該胎児超音波画像の部位特徴パラメータは更に該胎児超音波画像の部位特徴の図形座標を含んでもよい。
本発明の実施例では、胎児超音波画像の構造特徴パラメータは該胎児超音波画像の構造特徴のクラス及び該胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率（信頼度とも呼ばれる）を含む。更に、該胎児超音波画像の構造特徴パラメータは更に該胎児超音波画像の構造特徴の図形座標、サイズ、位置確率のうちの少なくとも１つを含み、本発明の実施例は限定されない。更に、該胎児超音波画像の特徴情報は更に該胎児超音波画像の構造特徴の多角形輪郭情報、例えば、多角形輪郭座標を含む。このように、胎児超音波画像の構造特徴パラメータに含まれる内容が多ければ多いほど、胎児超音波画像の結像品質の決定精度及び効率を向上させることに寄与する。
本発明の実施例では、上記部位特徴又は構造特徴の図形座標はいずれも多角形座標又は楕円形座標を含んでもよく、多角形座標は奇数の多角形座標又は偶数の多角形座標、例えば、五角形座標、長方形座標を含んでもよく、多角形座標の選択は部位特徴又は構造特徴の形状によって決定される。このように、部位特徴、構造特徴の座標の取得精度を向上させることができる。
本発明の実施例では、パラメータ決定モデルが断面決定モデルである場合、該胎児超音波画像のパラメータは該胎児超音波画像の断面パラメータを含み、該胎児超音波画像の断面パラメータは該胎児超音波画像の標準断面の断面スコア値を含む。更に、該胎児超音波画像の断面パラメータは更に該胎児超音波画像の標準断面の断面クラスを含む。このように、断面決定モデルが胎児超音波画像の断面パラメータを自動的に取得することにより、胎児超音波画像の断面パラメータの取得効率及び精度を向上させることができる。
以上から分かるように、本発明の実施例は更に胎児超音波画像をパラメータ決定モデルに入力して分析することにより胎児超音波画像のパラメータの自動取得を迅速に実現することができ、人の関与を必要とせず、胎児超音波画像のパラメータ取得精度及び信頼性を向上させることができ、それにより胎児超音波画像の結像スコア値の決定精度及び効率を向上させる。
本発明の実施例では、他の選択可能な実施形態として、胎児超音波画像のパラメータを取得することは、
決定された端末装置が送信した及び／又は許可された人が入力した胎児超音波画像のパラメータを胎児超音波画像のパラメータとして受信することを含んでもよい。
本発明の実施例では、胎児超音波画像のパラメータは該胎児超音波画像の特徴パラメータ及び／又は断面パラメータを含み、該胎児超音波画像の特徴パラメータは該胎児超音波画像の部位特徴パラメータ及び／又は構造特徴パラメータを含み、該胎児超音波画像の断面パラメータは該胎児超音波画像の標準断面の断面スコア値を含む。
なお、本発明の実施例では、胎児超音波画像のパラメータについての他の説明は上記実施形態における胎児超音波画像のパラメータについての詳細な説明を参照し、該選択可能な実施形態においては詳細な説明は省略する。
該選択可能な方式では、端末装置は結像品質決定サーバ（サービス装置）と通信を予め確立する。
以上から分かるように、本発明の実施例は更に端末装置が送信する及び／又は許可された人が入力することで胎児超音波画像のパラメータを取得することができ、胎児超音波画像のパラメータの取得方式を豊富にすることができる。
なお、本発明の実施例では、胎児超音波画像のパラメータは以上のすべての方式で取得したものであってもよく、このように、胎児超音波画像のパラメータの取得手段を豊富にして、胎児超音波画像のパラメータの取得可能性を向上させることができ、そして、胎児超音波画像の特徴パラメータ及び断面パラメータを参照して胎児超音波画像の結像スコア値を取得し、胎児超音波画像の結像スコア値の取得精度を向上させることができる。
１０２、上記胎児超音波画像のパラメータに基づいて該胎児超音波画像の結像スコア値を決定する。
本発明の実施例では、上記胎児超音波画像は連続した複数フレームのサブ胎児超音波画像で構成され、そして、選択可能な実施形態として、胎児超音波画像のパラメータに基づいて胎児超音波画像の結像スコア値を決定することは、
胎児超音波画像に対してチャプタ分割操作を実行して少なくとも１つの目標チャプタを取得することと、
各目標チャプタに含まれる各フレームのサブ胎児超音波画像の目標特徴のパラメータに基づいて該目標チャプタのスコア値を計算し、且つすべての目標チャプタのスコア値を胎児超音波画像の結像スコア値として決定することと、を含んでもよい。
本発明の実施例では、選択肢として、各フレームのサブ胎児超音波画像の目標特徴は該サブ胎児超音波画像の部位特徴、構造特徴及び標準断面のうちの少なくとも１つを含む。
本発明の実施例では、該サブ胎児超音波画像の部位特徴は、腹部特徴、頭蓋脳特徴、肺部特徴、腕特徴、足指特徴、心臓特徴を含むが、それらに限られない。
本発明の実施例では、該サブ胎児超音波画像の構造特徴は、胃泡構造特徴、臍静脈構造特徴、透明中隔腔構造特徴、視床構造特徴、側脳室肝臓構造特徴、下行大動脈構造特徴、肋骨構造特徴、下大静脈構造特徴を含むが、それらに限られない。
本発明の実施例では、該サブ胎児超音波画像の標準断面は、頭殿長測定断面、双頂径測定断面、ＮＴ測定断面、顔面正中断面、額上顎夾角の測定断面、上腕骨長測定断面、大腿骨長測定断面、両上肢断面、両下肢断面、胎児心拍数の測定断面、三尖弁スペクトル測定断面、静脈カテーテルスペクトル測定断面、胃泡断面、膀胱断面、両臍動脈断面、性別表示断面、鼻骨測定断面、腸管内径測定断面、尺橈骨長径断面、中大脳動脈断面、胆嚢臍静脈断面、動脈管弓断面、左心房入り肺静脈の断面、腹囲断面、肛門断面、上腕骨長径断面、子宮頸測定断面、大腿骨長径断面、冠状静脈洞断面、脊髄円錐特定断面、脊柱冠状断面、脊柱断面、脊柱断面、脛－腓骨長径断面、ＮＦ測定断面、膀胱＋両臍動脈断面、臍動脈スペクトル測定断面、胎盤に挿入した臍帯の断面、首に絡まっている臍帯の断面、臍帯入口断面、三血管気管断面、右心房入り上下大静脈の断面、上歯槽突起横断面、腎長径測定断面、食道－気管断面、手断面、双頂径断面、両腎横断面、四腔心断面、胎盤断面、頭蓋骨正中断面、頭蓋骨経膣断面、小脳断面、性別表示断面、胸腹断面、顔面部表面画像の断面、瞳孔間距離の測定断面、羊水断面、右室流出路断面、大動脈弓断面・足断面、右上腔に合流した左側無名静脈の断面、左室流出路断面、左右肺動脈分岐断面、耳断面を含むが、それらに限られない。
本発明の実施例では、各フレームのサブ胎児超音波画像の目標特徴はいずれも少なくとも１つの方向の標準断面を含み、該方向は冠状方向、矢状方向及び水平方向を含む。例えば、腹部特徴は水平腹部特徴、矢状腹部特徴、冠状腹部特徴を含み、腹囲断面は水平腹囲断面、矢状腹囲断面、冠状腹囲断面を含み、胃泡構造特徴は水平胃泡構造特徴、矢状胃泡構造特徴、冠状胃泡構造特徴を含む。
本発明の実施例では、各目標チャプタは連続した若干フレームのサブ胎児超音波画像を含み、且つ各目標チャプタに含まれるすべてのサブ胎児超音波画像は互いに異なり、そして、各目標チャプタに含まれるすべてのサブ胎児超音波画像の総数は胎児超音波画像に含まれるすべてのサブ胎児超音波画像の総数に等しい。
本発明の実施例では、胎児超音波画像に対してチャプタ分割を実行することはリアルタイムに分割してもよい。即ち、胎児超音波画像の連続した複数フレームのサブ胎児超音波画像を上記パラメータ決定モデルに順次入力して分析して、該パラメータ決定モデルから順次出力された分析結果を各フレームのサブ胎児超音波画像のパラメータとして取得するとともに、すべてのサブ胎児超音波画像に対してチャプタ分割を行う。胎児超音波画像に対してチャプタ分割を実行することはすべてのサブ胎児超音波画像のパラメータを取得した後、すべてのサブ胎児超音波画像に対してチャプタ分割を行ってもよく、本発明の実施例は限定されない。
本発明の実施例では、さらに選択肢として、上記胎児超音波画像は少なくとも１つの目標クラスに対応し、該目標クラスは特徴クラス又は断面クラスを含み、各目標クラスに対応する目標特徴の数は１以上である。目標クラスが特徴クラスである場合、目標特徴は構造特徴又は部位特徴を含み、目標クラスが断面クラスである場合、目標特徴は標準断面を含み、各目標クラスはいずれも少なくとも１フレームのサブ胎児超音波画像に対応し、且つ各目標クラスに対応するすべてのサブ胎児超音波画像はいずれも互いに異なり、すべての目標クラスに対応するすべてのサブ胎児超音波画像は胎児超音波画像を構成する。
以上から分かるように、本発明の実施例は更に胎児超音波画像を異なるクラスのチャプタに自動的に分割し、且つ計算された各チャプタのスコア値を胎児超音波画像の結像スコア値とすることができ、胎児超音波画像の結像スコア値の取得精度及び効率を向上させることができ、それにより胎児超音波画像の結像品質の決定精度及び信頼性を向上させることに寄与し、胎児超音波画像の結像品質の精確且つ迅速な制御を実現し、更に高品質の胎児超音波画像を取得することに寄与し、胎児の成長発育状況の決定精度及び信頼性を向上させることに寄与する。
該選択可能な実施形態では、さらに選択肢として、胎児超音波画像に対してチャプタ分割操作を実行して少なくとも１つの目標チャプタを取得することは、
胎児超音波画像に含まれる各目標クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置及び該目標クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置を決定することと、
各目標クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像、該目標クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像、及び決定された該目標クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置と該目標クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置との間のすべてのサブ胎児超音波画像を各目標クラスに対応する目標チャプタとして決定することと、を含んでもよい。
本発明の実施例では、各目標クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置は該目標クラスの目標特徴を含むサブ胎児超音波画像が胎児超音波画像に初めて出現する位置であり、各目標クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置は該目標クラスの目標特徴を含むサブ胎児超音波画像が胎児超音波画像に最後に出現する位置、又は胎児超音波画像において該目標クラスの目標特徴を含む開始フレームのサブ胎児超音波画像から連続して出現する所定数フレーム目のサブ胎児超音波画像の所在位置であり、各目標クラスに対応する終了フレームの胎児超音波画像の所在位置の決定精度を向上させることに寄与し、それにより各目標クラスの目標チャプタの決定精度を向上させ、これにより目標チャプタのスコア値の決定精度を向上させる。なお、各目標クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置が胎児超音波画像において該目標クラスの目標特徴を含む開始フレームのサブ胎児超音波画像から連続して出現する所定数フレーム目のサブ胎児超音波画像の所在位置である状況は胎児超音波画像に対してチャプタ分割をリアルタイムに行う状況に適用される。
例を挙げて説明すると、目標クラスは胃泡構造特徴クラスであり、胎児超音波画像は１００フレームのサブ胎児超音波画像で構成され、胃泡構造特徴は第５フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置に初めて出現し、第５０フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置に最後に出現し、そうすると、該胃泡構造特徴クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置は第５フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置であり、終了フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置は第５０フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置であり、又は胃泡構造特徴クラスに対応する所定数フレームは３０フレームであり、そうすると、第５フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置から連続して出現する第３４フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置は胃泡構造特徴クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置である。
更に例を挙げて説明すると、目標クラスは腹囲標準断面であり、胎児超音波画像は１００フレームのサブ胎児超音波画像で構成され、腹囲標準断面クラスは第５フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置に初めて出現し、第５０フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置に最後に出現し、そうすると、該腹囲標準断面クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置は第５フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置であり、終了フレームの胎児超音波画像の所在位置は第５０フレームの胎児超音波画像の所在位置であり、又は腹囲標準断面クラスに対応する所定数フレームは３０フレームであり、そうすると、第５フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置から連続して出現する第３４フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置は腹囲標準断面クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置である。
本発明の実施例では、各目標クラスに対応する目標チャプタに含まれるすべてのサブ胎児超音波画像は少なくとも該目標クラスの目標特徴を含む胎児超音波画像を含み、且つ各目標クラスに対応する目標チャプタに含まれる該目標クラスの目標特徴の数は１以上である。更に、各目標クラスに対応する目標チャプタに含まれるすべてのサブ胎児超音波画像は該目標クラスの目標特徴を含まないサブ胎児超音波画像を更に含む。例えば、胃泡構造特徴クラスに対応するチャプタは５０フレームの胎児超音波画像を含み、胃泡構造特徴クラスに対応するサブ胎児超音波画像が４５フレームであり、残りの５フレームのサブ胎児超音波画像に含まれる構造特徴が手指構造特徴である。
以上から分かるように、本発明の実施例は更に各種類の部位特徴又は構造特徴又は標準断面の開始フレームの胎児超音波画像の所在位置及び終了フレームの胎児超音波画像の所在位置を自動的に決定することにより各種類の部位特徴又は構造特徴又は標準断面に対応するチャプタの自動決定を実現することができ、各チャプタの決定効率及び精度を向上させることに寄与し、それにより各チャプタのスコア値の計算効率及び精度を向上させることに寄与する。
該選択可能な実施形態では、更なる選択肢として、各目標チャプタに含まれる各フレームのサブ胎児超音波画像の目標特徴のパラメータに基づいて該目標チャプタのスコア値を計算することは、
各フレームのサブ胎児超音波画像の目標特徴が該サブ胎児超音波画像の部位特徴である場合、各目標チャプタに含まれる各フレームのサブ胎児超音波画像の部位特徴の部位特徴スコア値の和を該目標チャプタのスコア値として計算することと、
各フレームのサブ胎児超音波画像の目標特徴が該サブ胎児超音波画像の構造特徴である場合、各目標チャプタに含まれる各フレームのサブ胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値に基づいて該目標チャプタのスコア値を計算することと、
各フレームのサブ胎児超音波画像の目標特徴が該サブ胎児超音波画像の標準断面である場合、各目標チャプタに含まれる各フレームのサブ胎児超音波画像の標準断面の断面スコア値の和を該目標チャプタのスコア値として計算することと、を含む。
本発明の実施例では、各フレームのサブ胎児超音波画像の目標特徴が該サブ胎児超音波画像の構造特徴である場合、各特徴クラスに対応する目標チャプタのスコア値の計算式は、
本発明の実施例では、各目標チャプタに含まれる各フレームのサブ胎児超音波画像の構造特徴のパラメータは更に該構造特徴の所在部位の確率を含み、このとき、該目標チャプタ内の該特徴クラスに対応するｉ番目の構造特徴の構造特徴スコア値の計算式は、
位の確率である。このように、構造特徴のパラメータが多ければ多いほど、構造特徴の機構特徴スコア値の計算精度を向上させることに寄与し、それにより該構造特徴に対応するチャプタのスコア値の精度を更に向上させることに寄与し、これにより胎児超音波画像の結像品質の決定精度を更に向上させる。
該選択可能な実施形態では、各フレームのサブ胎児超音波画像の目標特徴が該サブ胎児超音波画像の標準断面である場合、各断面クラスに対応する目標チャプタの計算式は、
該選択可能な実施形態では、各フレームのサブ胎児超音波画像の目標特徴が該サブ胎児超音波画像の部位特徴である場合、各部位クラスに対応する目標チャプタの計算式は、
本発明の実施例では、さらに選択肢として、各フレームのサブ胎児超音波画像の目標特徴はいずれも水平方向、矢状方向及び冠状方向のうちの１つ又は複数の特徴を含むため、各目標チャプタのスコア値は対応する目標クラスの目標特徴の３つの方向のうちの少なくとも１つの方向に対応するスコア値の平均値を含んでもよい。例えば、チャプタＡに含まれる構造特徴が胃泡構造特徴クラスに対応する胃泡構造特徴である場合、チャプタＡにおける各胃泡構造特徴の水平方向、矢状方向及び冠状方向の３つの方向に対応する構造特徴スコア値を計算し、且つすべての胃泡構造特徴の３つの方向に対応する構造特徴スコア値の平均値をチャプタＡのスコア値として計算する。部位特徴、標準断面の複数の方向のスコア値の平均値の計算方式は構造特徴の複数の方向のスコア値の平均値の場合と同様であるので、ここでは詳細な説明は省略する。このように、構造特徴、部位特徴、標準断面の複数の方向のスコア値の平均値をチャプタのスコア値として計算することによりチャプタのスコア値の計算精度を更に向上させることができ、それにより胎児超音波画像の結像品質の決定精度を更に向上させ、更に高品質の胎児超音波画像を取得することに寄与する。
以上から分かるように、本発明の実施例はそれぞれ各種類の構造特徴に対応する構造特徴スコア値又は各種類の断面に対応する断面スコア値又は各種類の部位特徴に対応する部位特徴スコア値を計算することにより、チャプタのスコア値の決定を実現することができるだけでなく、チャプタのスコア値の決定方式を豊富にすることもでき、チャプタのスコア値の決定精度及び信頼性を向上させ、そして、構造特徴スコア値により取得されたチャプタのスコア値、部位特徴スコア値により取得されたチャプタのスコア値は断面スコア値により取得されたチャプタのスコア値とともに胎児超音波画像の結像品質を決定し、胎児超音波画像の結像品質の決定精度及び信頼性を更に向上させることができ、それにより一層高い品質の胎児超音波画像を取得することに更に寄与する。
本発明の実施例では、各標準断面はいずれも少なくとも１つの構造特徴を含むため、各標準断面の断面スコア値は直接上記端末装置による送信、許可された人による入力、断面決定モデルによる出力のうちの少なくとも１つの方式で取得され得る以外に、更に該標準断面に含まれる各構造特徴の構造特徴スコア値に基づいて計算して取得されてもよい。即ち、各種類の標準断面の各標準断面に含まれる各構造特徴の構造特徴スコア値に基づいて各種類の標準断面の断面スコア値を計算し、且つ各クラスの標準断面の断面スコア値に基づいて該クラスの標準断面に対応するチャプタのスコア値を計算して取得した後、計算して取得された各種類の標準断面の断面スコア値により取得されたチャプタのスコア値と直接取得された該クラスの標準断面の断面スコア値により取得されたチャプタのスコア値との平均値を該チャプタのスコア値として取得する。例えば、チャプタＢが目標クラスの腹囲断面クラスに対応し、チャプタＢが５つの腹囲断面を含み、各腹囲断面の断面スコア値がそれぞれ１０、８、９、９．５、８．６である場合、腹囲断面の断面スコア値により計算して取得されたチャプタＢのスコア値は４５．１であり、腹囲断面の構造特徴は胃泡構造特徴、臍静脈構造特徴及び肝臓構造特徴を含むが、チャプタＢにおける各腹囲断面に含まれる胃泡構造特徴に対応する構造特徴スコア値は１４．５であり、臍静脈構造特徴に対応する構造特徴スコア値は１６であり、そして肝臓構造特徴に対応する構造特徴スコア値は１５．５であり、そうすると、構造特徴に対応する構造特徴スコア値により計算して取得されたチャプタＢのスコア値は４６であり、４６と４５．１との平均値４５．５５をチャプタＢの最終的なスコア値として取る。このように、異なる手段で取得されたチャプタのスコア値の平均値を該チャプタのスコア値、即ち、胎児超音波画像の結像スコア値として取得することにより、胎児超音波画像の結像スコア値の決定精度を更に向上させることができ、それにより胎児超音波画像の結像品質の決定精度を更に向上させる。
本発明の実施例では、更に、部位特徴は複数の標準断面を含み、標準断面は複数の構造特徴を含むため、部位特徴に対応するチャプタのスコア値を計算するとき、複数の標準断面の断面スコア値により計算して取得されたチャプタのスコア値と部位特徴に対応するチャプタのスコア値との平均値を該チャプタの最終的なスコア値として取ることができ、例を挙げて説明すると、前の例における標準断面と該標準断面に含まれる構造特徴とのスコア値関係についての詳細な説明を参照し、ここでは詳細な説明は省略する。
１つの選択可能な実施例では、胎児超音波画像に対してチャプタ分割操作を実行して少なくとも１つの目標チャプタを取得した後、該方法は更に、
各目標チャプタに含まれるすべてのサブ胎児超音波画像の総フレーム数を決定することを含み、
そして、各目標チャプタに含まれる各フレームのサブ胎児超音波画像の目標特徴のパラメータに基づいて該目標チャプタのスコア値を計算した後、該方法は更に、
各目標チャプタのスコア値を該目標チャプタに含まれるすべてのサブ胎児超音波画像の総フレーム数で割って、該目標チャプタの目標スコア値を取得することと、
各目標チャプタのスコア値を該目標チャプタの目標スコア値に更新し、且つステップ１０３を実行するようにトリガーすることと、を含む。
例えば、胃泡構造特徴クラスに対応するチャプタに含まれる胎児超音波画像の数が１００フレームであり、且つ該胃泡構造特徴クラスに対応するチャプタのスコア値が１８０である場合、１８０を１００で割って、１．８を該チャプタのスコア値として取得し、そうすると、胃泡構造特徴クラスに対応するチャプタのスコア値を１．８に更新する。
以上から分かるように、該選択可能な実施例はチャプタのスコア値を取得した後、更にチャプタのスコア値及び該チャプタの総フレーム数に基づいて該チャプタの新しいスコア値を取得し、且つ胎児超音波画像の結像スコア値を該新しいスコア値に更新し、胎児超音波画像の結像スコア値の決定精度を更に向上させることができ、更に胎児超音波画像の結像品質の決定精度を向上させることに寄与する。
本発明の実施例では、他の選択可能な実施形態として、胎児超音波画像のパラメータに基づいて胎児超音波画像の結像スコア値を決定することは、
胎児超音波画像のパラメータが胎児超音波画像の部位特徴パラメータである場合、胎児超音波画像の部位特徴パラメータは該胎児超音波画像の部位特徴スコア値を含み、胎児超音波画像の部位特徴スコア値を該胎児超音波画像の結像スコア値として決定し、及び／又は、
胎児超音波画像のパラメータが胎児超音波画像の構造特徴パラメータである場合、該胎児超音波画像の構造特徴パラメータは該胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値を含むことと、
胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値に基づいて該構造特徴の構造特徴スコア値を計算し、且つ該構造特徴スコア値を胎児超音波画像の結像スコア値として決定し、及び／又は、
胎児超音波画像のパラメータが胎児超音波画像の特徴パラメータである場合、該胎児超音波画像の構造特徴パラメータは該胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値を含み、該胎児超音波画像の部位特徴パラメータは該胎児超音波画像の部位特徴のクラス確率を含むことと、
胎児超音波画像の部位特徴のクラス確率、該胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値に基づいて該構造特徴の構造特徴スコア値を計算し、且つ該構造特徴スコア値を胎児超音波画像の結像スコア値として決定し、及び／又は、胎児超音波画像の部位特徴のクラス確率及び該胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率に基づいて胎児超音波画像の標準断面を決定し、且つ胎児超音波画像の標準断面内の構造特徴のパラメータに基づいて胎児超音波画像の標準断面の断面スコア値を胎児超音波画像の結像スコア値として計算し、該胎児超音波画像の構造特徴パラメータは該胎児超音波画像の標準断面内の構造特徴のパラメータを含むことと、を含む。
以上から分かるように、本発明の実施例は更にそれぞれ該胎児超音波画像の部位特徴スコア値、構造特徴スコア値及び標準断面スコア値を計算することにより胎児超音波画像のスコア値の計算を実現することができ、胎児超音波画像のスコア値の決定方式を豊富にすることができるだけでなく、胎児超音波画像の結像品質の決定精度を向上させることもでき、それにより胎児超音波画像の結像品質の精確且つ迅速な制御を更に実現する。
１０３、上記胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて該胎児超音波画像の結像品質を決定する。
本発明の実施例では、さらに選択肢として、胎児超音波画像の結像スコア値を保存し、それにより該結像スコア値に基づいて結像品質決定サーバを最適化することに寄与し、更に高品質の胎児超音波画像を取得することに更に寄与する。
本発明の実施例では、胎児超音波画像の標準断面の構造特徴は少なくとも該標準断面の重要構造特徴を含む。更に、他の構造特徴を更に含む。胎児超音波画像の標準断面を取得した後、更に該標準断面に含まれる構造特徴に基づいて該標準断面が正常標準断面又は疑似標準断面であるかを決定する。例えば、腹囲標準断面の場合、胃泡、臍静脈が重要構造特徴であり、肝臓、下行大動脈、肋骨、下大静脈が他の構造特徴であり、腹囲標準断面は胃泡、臍静脈の重要構造特徴を含むだけでなく、肝臓、下行大動脈、肋骨、下大静脈の他の構造特徴を更に含む場合、該腹囲標準断面は正常標準断面であり、腹囲標準断面は胃泡、臍静脈の重要構造特徴を含むが、肝臓、下行大動脈、肋骨、下大静脈のうちの少なくとも１つの構造特徴を含まない場合、該腹囲標準断面が疑似標準断面であることを決定する。
以上から分かるように、図１で説明した胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法を実施すると、決定された胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて胎児超音波画像の結像品質を自動的に決定することにより胎児超音波画像の結像品質を迅速且つ正確に決定することができ、それにより胎児超音波画像の結像品質の精確且つ迅速な制御を実現し、更に高品質の胎児超音波画像を取得し、正確な胎児の成長発育状況を取得することに寄与し、決定された胎児超音波画像の結像品質によって、更に従業者の胎児超音波画像の検出過程における標準化及び胎児を検出する必要のある項目の検出が完了したかどうかを知ることができる。
実施例２
図２を参照すると、図２は本発明の実施例に開示される他の胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法のフローチャートである。図２で説明した胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法は結像品質決定サーバ（サービス装置）に応用されてもよく、該結像品質決定サーバはローカル結像品質決定サーバ又はクラウド結像品質決定サーバを含んでもよく、本発明の実施例は限定されない。図２に示すように、該胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法は以下の操作を含んでもよい。
２０１、胎児超音波画像の結像品質を決定するための該胎児超音波画像のパラメータを取得する。
２０２、上記胎児超音波画像のパラメータに基づいて該胎児超音波画像の結像スコア値を決定する。
２０３、上記胎児超音波画像に対応する検出結果を決定する。
本発明の実施例では、該胎児超音波画像に対応する検出結果は胎児超音波画像の結像品質を決定するためのものであって、特徴検出結果、生物学的経路の検出結果及びドプラ血流スペクトル検出結果のうちの少なくとも１つを含み、該特徴検出結果は部位特徴検出結果、構造特徴検出結果、標準断面検出結果のうちの少なくとも１つを含み、本発明の実施例は限定されない。
本発明の実施例では、特徴検出結果は検出すべき特徴の検出が完了するかどうか、即ち、検出すべき部位特徴、構造特徴及び標準断面のうちの少なくとも１つの検出が完了するかどうかを示すためのものである。
１つの選択可能な実施例では、ステップ２０３を実行した後、該方法は更に、
上記胎児超音波画像に対応する検出結果に基づいて決定された検出要件を満たすかどうかを判断することと、
判断出結果がＹＥＳの場合、ステップ２０４を実行するようにトリガーすることと、
判断出結果がＮＯの場合、胎児超音波画像の検出提示を生成して、該検出提示を出力することと、を含んでもよい。
該選択可能な実施例では、該検出提示は検出されていない特徴が存在する（例えば、上腕骨長径断面などを検出していない）こと、胎児超音波画像の生物学的経路を検出していないこと、胎児超音波画像のドプラ血流スペクトルを検出していないこと、のうちの少なくとも１つを示すためのものである。且つ、該検出提示は検出されていない内容を検出するように許可された人に提示するためのものである。
該選択可能な実施例では、選択肢として、検出提示を出力した後、ステップ２０４を実行するようにトリガーしてもよい。
以上から分かるように、該選択可能な実施例は取得された胎児超音波画像の検出において、まず該検出結果が検出要件を満たすかどうかを判断し、ＹＥＳの場合、後続の胎児超音波画像の結像品質の決定操作を実行し、ＮＯの場合、胎児超音波画像の検出提示を出力し、検出されていない内容が存在し及び許可された人の操作挙動を監督するように許可された人に提示することができ、許可された人が検出されていない内容を検出することを容易にし、それにより正確な胎児超生画像の結像スコア値を取得することに寄与し、更に胎児超生画像の結像品質の決定精度を向上させ、更に胎児超音波画像の結像品質の精確且つ迅速な制御を実現する。
以上から分かるように、本発明の実施例は胎児超音波画像の検出結果、例えば、検出すべきすべての標準断面を検出して胎児超音波画像の結像スコア値を該検出結果と合わせて該胎児超音波画像の結像品質を決定するかどうかを取得することにより、胎児超音波画像の結像品質の決定精度を更に向上させることができ、それにより胎児超音波画像の結像品質の精確且つ迅速な制御を更に実現し、更に高品質の胎児超音波画像を更に取得し、正確な胎児の成長発育状況を取得することに寄与する。
他の選択可能な実施例では、該方法は更に、
胎児超音波画像の目標特徴を取得した後、胎児超音波画像の目標特徴に異常特徴が存在するかどうかを検出し、異常特徴が存在することを検出した場合、該異常特徴の所在位置でのチャプタを異常特徴位置として決定し、該位置はチャプタ、標準断面及び部位のうちの少なくとも１つを含む。
該選択可能な実施例では、さらに選択肢として、異常特徴位置を決定した後、許可された人に該異常特徴位置を出力する。
例えば、側脳室の異常（例えば、脳水腫など）を検出した場合、該側脳室の位置するチャプタを異常チャプタとして決定し、且つ許可された人に該異常特徴チャプタを出力する。
該選択可能な実施例では、さらに選択肢として、複数種類の異常特徴が存在する場合、複数種類の異常特徴に対応する異常特徴位置から最適な異常特徴位置、例えば、最適な異常特徴チャプタを選択する。更に、異常特徴が出現した場合、該異常特徴位置に対応するスコア値を決定された係数（例えば、１０）に乗じて、該異常特徴位置に対応するスコア値を取得し、且つ最も高いスコア値の異常特徴位置を最適な異常特徴位置として取得する。
該選択可能な実施例では、胎児超音波画像の目標特徴についての関連説明は実施例１における関連内容についての詳細な説明を参照し、ここでは詳細な説明は省略する。
以上から分かるように、該選択可能な実施例は胎児超音波画像の目標特徴に異常特徴が存在することを検出した後、異常特徴の所在位置、例えば、最適な異常特徴チャプタを決定し、且つ許可された人に該位置を出力し、許可された人が異常特徴を迅速に確認して特定することを容易にする。
２０４、上記胎児超音波画像の結像スコア値及び該胎児超音波画像に対応する特徴結果に基づいて該胎児超音波画像の結像品質を決定する。
本発明の実施例では、ステップ２０１、ステップ２０２及びステップ２０４についての他の説明は実施例１におけるステップ１０１～ステップ１０３についての詳細な説明を参照し、本発明の実施例においては詳細な説明は省略する。
以上から分かるように、図２で説明した胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法を実施すると、決定された胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて胎児超音波画像の結像品質を自動的に決定することにより胎児超音波画像の結像品質を迅速且つ正確に決定することができ、それにより胎児超音波画像の結像品質の精確且つ迅速な制御を実現し、更に高品質の胎児超音波画像を取得し、正確な胎児の成長発育状況を取得することに寄与し、決定された胎児超音波画像の結像品質によって、更に従業者の胎児超音波画像の検出過程における標準化及び胎児を検出する必要のある項目の検出が完了したかどうかを知ることができる。また、更に胎児超音波画像の結像スコア値を検出結果と合わせて該胎児超音波画像の結像品質を自動的に決定することができ、胎児超音波画像の結像品質制御の決定精度を更に向上させることができ、それにより胎児超音波画像の結像品質の精確且つ迅速な制御を更に実現する。
実施例３
本発明の実施例は胎児超音波画像の結像スコア値の決定方法を開示する。該決定方法は結像品質決定サーバに応用されてもよく、該結像品質決定サーバはローカル結像品質決定サーバ又はクラウド結像品質決定サーバを含んでもよく、本発明の実施例は限定されない。該胎児超音波画像の結像スコア値の決定方法は以下の操作を含んでもよい。
ステップ１、胎児超音波画像に対してチャプタ分割操作を実行して少なくとも１つの目標チャプタを取得する。
本発明の実施例では、胎児超音波画像は連続した複数フレームのサブ胎児超音波画像で構成される。
本発明の実施例では、各目標チャプタは連続した若干フレームのサブ胎児超音波画像を含み、且つ各目標チャプタに含まれるすべてのサブ胎児超音波画像は互いに異なり、そして、各目標チャプタに含まれるすべてのサブ胎児超音波画像の総数は胎児超音波画像に含まれるすべてのサブ胎児超音波画像の総数に等しい。
ステップ２、各目標チャプタに含まれる各フレームのサブ胎児超音波画像の目標特徴のパラメータに基づいて該目標チャプタのスコア値を計算する。
本発明の実施例では、各フレームのサブ胎児超音波画像の目標特徴は該サブ胎児超音波画像の部位特徴、構造特徴及び標準断面のうちの少なくとも１つを含む。
ステップ３、すべての目標チャプタのスコア値を胎児超音波画像の結像スコア値として決定する。
なお、ステップ１～ステップ３についての他の関連説明は実施例１及び実施例２についての詳細な説明を参照し、本発明の実施例においては詳細な説明は省略する。
以上から分かるように、該胎児超音波画像の結像スコア値の決定方法を実施すると、胎児超音波画像を異なるクラスのチャプタに自動的に分割し、且つ計算された各チャプタのスコア値を胎児超音波画像の結像スコア値とすることができ、胎児超音波画像の結像スコア値の取得精度及び効率を向上させることができ、それにより胎児超音波画像の結像品質の決定精度及び信頼性を向上させて、胎児超音波画像の結像品質の精確且つ迅速な制御を実現することに寄与し、更に高品質の胎児超音波画像を取得することに寄与し、胎児の成長発育状況の決定精度及び信頼性を向上させることに寄与する。
実施例４
図３を参照すると、図３は本発明の実施例に開示される胎児超音波画像の結像品質制御の決定装置の構造模式図である。図３で説明した胎児超音波画像の結像品質制御の決定装置は結像品質決定サーバ（サービス装置）に応用されてもよく、該結像品質決定サーバはローカル結像品質決定サーバ又はクラウド結像品質決定サーバを含んでもよく、本発明の実施例は限定されない。図３に示すように、該胎児超音波画像の結像品質制御の決定装置は取得モジュール３０１、第１決定モジュール３０２及び第２決定モジュール３０３を備えてもよい。
取得モジュール３０１は、胎児超音波画像の結像品質を決定するための胎児超音波画像のパラメータを取得するためのものである。
第１決定モジュール３０２は、胎児超音波画像のパラメータに基づいて該胎児超音波画像の結像スコア値を決定するためのものである。
第２決定モジュール３０３は、胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて該胎児超音波画像の結像品質を決定するためのものである。
以上から分かるように、図３で説明した胎児超音波画像の結像品質制御の決定装置を実施すると、決定された胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて胎児超音波画像の結像品質を自動的に決定することにより胎児超音波画像の結像品質を迅速且つ正確に決定することができ、それにより胎児超音波画像の結像品質の精確且つ迅速な制御を実現し、更に高品質の胎児超音波画像を取得し、正確な胎児の成長発育状況を取得することに寄与し、決定された胎児超音波画像の結像品質によって、更に従業者の胎児超音波画像の検出過程における標準化及び胎児を検出する必要のある項目の検出が完了したかどうかを知ることができる。
１つの選択可能な実施例では、取得モジュール３０１が胎児超音波画像のパラメータを取得する方式は、具体的には、
胎児超音波画像を決定されたパラメータ決定モデルに入力して分析し、且つ該パラメータ決定モデルから出力された分析結果を該胎児超音波画像のパラメータとして取得し、該パラメータ決定モデルは特徴決定モデル及び／又は断面決定モデルを含み、該パラメータ決定モデルが特徴決定モデルである場合、該胎児超音波画像のパラメータは該胎児超音波画像の特徴パラメータを含み、該胎児超音波画像の特徴パラメータは該胎児超音波画像の部位特徴パラメータ及び／又は構造特徴パラメータを含み、該パラメータ決定モデルが断面決定モデルである場合、該胎児超音波画像のパラメータは該胎児超音波画像の断面パラメータを含み、該胎児超音波画像の断面パラメータは該胎児超音波画像の標準断面の断面スコア値を含み、及び／又は、
決定された端末装置が送信した及び／又は許可された人が入力した胎児超音波画像のパラメータを胎児超音波画像のパラメータとして受信し、該胎児超音波画像のパラメータは該胎児超音波画像の特徴パラメータ及び／又は断面パラメータを含み、該胎児超音波画像の特徴パラメータは該胎児超音波画像の部位特徴パラメータ及び／又は構造特徴パラメータを含み、該胎児超音波画像の断面パラメータは該胎児超音波画像の標準断面の断面スコア値を含む。
以上から分かるように、図３で説明した決定装置を実施すると、更に胎児超音波画像をパラメータ決定モデルに入力して分析することにより胎児超音波画像のパラメータの自動取得を迅速に実現することができ、人の関与を必要とせず、胎児超音波画像のパラメータ取得精度及び信頼性を向上させることができ、それにより胎児超音波画像の結像スコア値の決定精度及び効率を向上させ、そして、端末装置が送信する及び／又は許可された人が入力することで胎児超音波画像のパラメータを取得し、胎児超音波画像のパラメータの取得方式を豊富にすることができる。
他の選択可能な実施例では、上記胎児超音波画像は連続した複数フレームのサブ胎児超音波画像で構成される。そして、図４に示すように、第１決定モジュール３０２は分割サブモジュール３０２１、計算サブモジュール３０２２及び決定サブモジュール３０２３を備えてもよく、
分割サブモジュール３０２１は、胎児超音波画像に対してチャプタ分割操作を実行して少なくとも１つの目標チャプタを取得するためのものであり、各目標チャプタが連続した若干フレームのサブ胎児超音波画像を含み、且つ各目標チャプタに含まれるすべてのサブ胎児超音波画像が互いに異なり、そして、各目標チャプタに含まれるすべてのサブ胎児超音波画像の総数が胎児超音波画像に含まれるすべてのサブ胎児超音波画像の総数に等しい。
計算サブモジュール３０２２は、各目標チャプタに含まれる各フレームのサブ胎児超音波画像の目標特徴のパラメータに基づいて各目標チャプタのスコア値を計算するためのものであり、各フレームのサブ胎児超音波画像の目標特徴は該サブ胎児超音波画像の部位特徴、構造特徴及び標準断面のうちの少なくとも１つを含む。
決定サブモジュール３０２３は、すべての目標チャプタのスコア値を胎児超音波画像の結像スコア値として決定するためのものである。
該選択可能な実施例では、該胎児超音波画像は少なくとも１つの目標クラスに対応し、該目標クラスは特徴クラス又は断面クラスを含み、各目標クラスに対応する目標特徴の数は１以上である。目標クラスが特徴クラスである場合、目標特徴は構造特徴又は部位特徴を含み、目標クラスが断面クラスである場合、目標特徴は標準断面を含む。各目標クラスはいずれも少なくとも１フレームのサブ胎児超音波画像に対応し、且つ各目標クラスに対応するすべてのサブ胎児超音波画像はいずれも互いに異なり、すべての目標クラスに対応するすべてのサブ胎児超音波画像は胎児超音波画像を構成する。
以上から分かるように、図４で説明した決定装置を実施すると、胎児超音波画像を異なるクラスのチャプタに自動的に分割し、且つ計算された各チャプタのスコア値を胎児超音波画像の結像スコア値とすることにより胎児超音波画像の結像スコア値の取得精度及び効率を向上させることができ、それにより胎児超音波画像の結像品質の決定精度及び信頼性を向上させることに寄与し、更に高品質の胎児超音波画像を取得することに寄与する。
別の選択可能な実施例では、図４に示すように、分割サブモジュール３０２１が胎児超音波画像に対してチャプタ分割操作を実行して少なくとも１つの目標チャプタを取得する方式は、具体的には、
胎児超音波画像に含まれる各目標クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置及び該目標クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置を決定し、
各目標クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像、該目標クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像、及び決定された該目標クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置と該目標クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置との間のすべてのサブ胎児超音波画像を各目標クラスに対応する目標チャプタとして決定し、
各目標クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置は該目標クラスの目標特徴を含むサブ胎児超音波画像が胎児超音波画像に初めて出現する位置であり、各目標クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置は該目標クラスの目標特徴を含むサブ胎児超音波画像が胎児超音波画像に最後に出現する位置、又は胎児超音波画像において該目標クラスの目標特徴を含む開始フレームのサブ胎児超音波画像から連続して出現する所定数フレーム目のサブ胎児超音波画像の所在位置である。
以上から分かるように、図４で説明した決定装置を実施すると、更に各種類の部位特徴又は構造特徴又は標準断面の開始フレームの胎児超音波画像の所在位置及び終了フレームの胎児超音波画像の所在位置を自動的に決定することにより各種類の部位特徴又は構造特徴又は標準断面に対応するチャプタの自動決定を実現することができ、各チャプタの決定効率及び精度を向上させることに寄与し、それにより各チャプタのスコア値の計算効率及び精度を向上させることに寄与する。
別の選択可能な実施例では、図４に示すように、計算サブモジュール３０２２が各目標チャプタに含まれる各フレームのサブ胎児超音波画像の目標特徴のパラメータに基づいて該目標チャプタのスコア値を計算する方式は、具体的には、
各フレームのサブ胎児超音波画像の目標特徴が該サブ胎児超音波画像の部位特徴である場合、各目標チャプタに含まれる各フレームのサブ胎児超音波画像の部位特徴の部位特徴スコア値の和を該目標チャプタのスコア値として計算し、
各フレームのサブ胎児超音波画像の目標特徴が該サブ胎児超音波画像の構造特徴である場合、各目標チャプタに含まれる各フレームのサブ胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値に基づいて該目標チャプタのスコア値を計算し、
各フレームのサブ胎児超音波画像の目標特徴が該サブ胎児超音波画像の標準断面である場合、各目標チャプタに含まれる各フレームのサブ胎児超音波画像の標準断面の断面スコア値の和を該目標チャプタのスコア値として計算する。
以上から分かるように、図４で説明した決定装置を実施すると、それぞれ各種類の構造特徴に対応する構造特徴スコア値又は各種類の断面に対応する断面スコア値又は各種類の部位特徴に対応する部位特徴スコア値を計算することにより、チャプタのスコア値の決定を実現することができるだけでなく、チャプタのスコア値の決定方式を豊富にすることもでき、チャプタのスコア値の決定精度及び信頼性を向上させ、そして、構造特徴スコア値により取得されたチャプタのスコア値、部位特徴スコア値により取得されたチャプタのスコア値が断面スコア値により取得されたチャプタのスコア値とともに胎児超音波画像の結像品質を決定し、胎児超音波画像の結像品質の決定精度及び信頼性を更に向上させることができ、それにより一層高い品質の胎児超音波画像を取得することに更に寄与する。
別の選択可能な実施例では、図４に示すように、該装置は更に計算モジュール３０４及び更新モジュール３０５を備え、
決定サブモジュール３０２３は更に、分割サブモジュール３０２１が胎児超音波画像に対してチャプタ分割操作を実行して少なくとも１つの目標チャプタを取得した後、各目標チャプタに含まれるすべてのサブ胎児超音波画像の総フレーム数を決定するためのものであり、
計算モジュール３０４は、第１決定モジュール３０２が各目標チャプタに含まれる各フレームのサブ胎児超音波画像の目標特徴のパラメータに基づいて該目標チャプタのスコア値を計算した後、各目標チャプタのスコア値を該目標チャプタに含まれるすべてのサブ胎児超音波画像の総フレーム数で割って、該目標チャプタの目標スコア値を取得するためのものである。
更新モジュール３０５は、各目標チャプタのスコア値を該目標チャプタの目標スコア値に更新し、且つ第２決定モジュール３０３がすべての目標チャプタのスコア値を胎児超音波画像の結像スコア値として決定する上記操作を実行するようにトリガーするためのものである。
該選択可能な実施例では、分割サブモジュール３０２１が胎児超音波画像に対してチャプタ分割操作を実行して少なくとも１つの目標チャプタを取得した後、決定サブモジュール３０２３が各目標チャプタに含まれるすべてのサブ胎児超音波画像の総フレーム数を決定する上記操作を実行するようにトリガーしてもよい。
以上から分かるように、図４で説明した決定装置を実施すると、更にチャプタのスコア値を取得した後、更にチャプタのスコア値及び該チャプタの総フレーム数に基づいて該チャプタの新しいスコア値を取得し、且つ胎児超音波画像の結像スコア値を該新しいスコア値に更新することにより、胎児超音波画像の結像スコア値の決定精度を更に向上させることができ、更に胎児超音波画像の結像品質の決定精度を向上させることに寄与する。
別の選択可能な実施例では、図４に示すように、第１決定モジュール３０２が胎児超音波画像のパラメータに基づいて胎児超音波画像の結像スコア値を決定する方式は、具体的には、
胎児超音波画像のパラメータが胎児超音波画像の部位特徴パラメータである場合、該胎児超音波画像の部位特徴パラメータは該胎児超音波画像の部位特徴スコア値を含み、胎児超音波画像の部位特徴スコア値を該胎児超音波画像の結像スコア値として決定し、及び／又は、
胎児超音波画像のパラメータが胎児超音波画像の構造特徴パラメータである場合、胎児超音波画像の構造特徴パラメータは該胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値を含み、
胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値に基づいて該構造特徴の構造特徴スコア値を計算し、且つ該構造特徴スコア値を胎児超音波画像の結像スコア値として決定し、及び／又は、
胎児超音波画像のパラメータが胎児超音波画像の特徴パラメータである場合、該胎児超音波画像の構造特徴パラメータは該胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値を含み、該胎児超音波画像の部位特徴パラメータは該胎児超音波画像の部位特徴のクラス確率を含み、
胎児超音波画像の部位特徴のクラス確率、該胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値に基づいて該構造特徴の構造特徴スコア値を計算し、且つ該構造特徴スコア値を胎児超音波画像の結像スコア値として決定し、及び／又は、胎児超音波画像の部位特徴のクラス確率及び該胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率に基づいて胎児超音波画像の標準断面を決定し、且つ胎児超音波画像の標準断面内の構造特徴のパラメータに基づいて胎児超音波画像の標準断面の断面スコア値を胎児超音波画像の結像スコア値として計算し、該胎児超音波画像の構造特徴パラメータは該胎児超音波画像の標準断面内の構造特徴のパラメータを含む。
以上から分かるように、図４で説明した決定装置を実施すると、更にそれぞれ該胎児超音波画像の部位特徴スコア値、構造特徴スコア値及び標準断面スコア値を計算することにより胎児超音波画像のスコア値の計算を実現することができ、胎児超音波画像のスコア値の決定方式を豊富にすることができるだけでなく、胎児超音波画像の結像品質の決定精度を向上させることもでき、それにより胎児超音波画像の結像品質の精確且つ迅速な制御を更に実現する。
別の選択可能な実施例では、図４に示すように、該装置は更に第３決定モジュール３０６を備え、
第３決定モジュール３０６は、第２決定モジュール３０２が胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて胎児超音波画像の結像品質を決定する前に、胎児超音波画像の結像品質を決定するための胎児超音波画像に対応する検出結果を決定するためのものであり、且つ該胎児超音波画像に対応する検出結果は特徴検出結果、生物学的経路の検出結果及びドプラ血流スペクトル検出結果のうちの少なくとも１つを含み、該特徴検出結果は部位特徴検出結果、構造特徴検出結果及び標準断面検出結果のうちの少なくとも１つを含み、
そして、第２決定モジュール３０２が胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて該胎児超音波画像の結像品質を決定する方式は、具体的には、
胎児超音波画像の結像スコア値及び該胎児超音波画像に対応する特徴結果に基づいて胎児超音波画像の結像品質を決定する。
以上から分かるように、図４で説明した決定装置を実施すると、更に胎児超音波画像の検出結果、例えば、検出すべきすべての標準断面を検出するかどうかを取得し、且つ胎児超音波画像の結像スコア値を該検出結果と合わせて該胎児超音波画像の結像品質を決定することにより、胎児超音波画像の結像品質の決定精度を更に向上させることができ、それにより胎児超音波画像の結像品質の精確且つ迅速な制御を更に実現し、更に高品質の胎児超音波画像を更に取得し、正確な胎児の成長発育状況を取得することに寄与する。
実施例５
図５を参照すると、図５は本発明の実施例に開示される別の胎児超音波画像の結像品質制御の決定装置を示す図である。図５で説明した胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法は結像品質決定サーバ（サービス装置）に応用されてもよく、該結像品質決定サーバはローカル結像品質決定サーバ又はクラウド結像品質決定サーバを含んでもよく、本発明の実施例は限定されない。図５に示すように、該胎児超音波画像の結像品質制御の決定装置は、
実行可能プログラムコードが記憶されるメモリ５０１と、
メモリ５０１に結合されるプロセッサ５０２と、を備えてもよく、
更に、プロセッサ５０２に結合される入力インターフェース５０３及び出力インターフェース５０４を更に備えてもよく、
プロセッサ５０２はメモリ５０１に記憶される実行可能プログラムコードを呼び出して、実施例１又は実施例２で説明した胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法における一部又は全部のステップを実行するためのものである。
実施例６
本発明の実施例はコンピュータ可読記憶媒体を開示し、電子データ交換のためのコンピュータプログラムが記憶され、該コンピュータプログラムによってコンピュータが実施例１又は実施例２で説明した胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法における一部又は全部のステップを実行する。
実施例７
本発明の実施例はコンピュータプログラム製品を開示し、該コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムが記憶される非一時的コンピュータ可読記憶媒体を備え、且つ該コンピュータプログラムを操作することによりコンピュータは実施例１又は実施例２で説明した胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法における一部又は全部のステップを実行することができる。
上記した装置の実施例は模式的なものに過ぎず、分離部材として説明される前記モジュールは物理的に分離されていてもよく、物理的に分離されていなくてもよく、モジュールとして表示される部材は物理モジュールであってもよく、物理モジュールでなくてもよい。即ち、一箇所に位置してもよく、複数のネットワークモジュールに配置されてもよい。実際の必要に応じて、その一部又は全部のモジュールを選択して本実施例の解決策の目的を実現してもよい。当業者であれば、創造的な労力を要することなく、理解して実施することができる。
以上の実施例についての具体的な説明によって、当業者は、各実施形態はソフトウェアプラス必須な汎用ハードウェアプラットフォームの方式で実現されてもよく、当然のことながら、ハードウェアの方式で実現されてもよいことを明確に理解できる。このような理解に基づいて、上記技術的解決策の本質的又は従来技術に貢献する部分はソフトウェア製品の形式で具現されてもよく、該コンピュータソフトウェア製品はコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよく、記憶媒体は読み出し専用メモリ（ＲＯＭ、Ｒｅａｄ－Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ、Ｒａｎｄｏｍ Ａｃｃｅｓｓ Ｍｅｍｏｒｙ）、プログラム可能読み出し専用メモリ（ＰＲＯＭ、Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｒｅａｄ－ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）、消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ（ＥＰＲＯＭ、Ｅｒａｓａｂｌｅ Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｒｅａｄ Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）、ワンタイム書き込み型メモリ（ＯＴＰＲＯＭ、Ｏｎｅ－ｔｉｍｅ Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｒｅａｄ－Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）、電気的消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ（ＥＥＰＲＯＭ、Ｅｌｅｃｔｒｉｃａｌｌｙ－Ｅｒａｓａｂｌｅ Ｐｒｏｇｒａｍｍａｂｌｅ Ｒｅａｄ－Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）、コンパクトディスク読み取り専用メモリ（ＣＤ－ＲＯＭ、Ｃｏｍｐａｃｔ Ｄｉｓｃ Ｒｅａｄ－Ｏｎｌｙ Ｍｅｍｏｒｙ）又は他の光ディスクメモリ、磁気ディスクメモリ、磁気テープメモリ、或いはデータを搬送又は記憶するためのコンピュータ可読ないかなる他の媒体を含む。
なお、本発明の実施例に係る胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法及び装置に開示されるのは本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明の技術的解決策を説明するためのものであって、それを制限するものではなく、上記実施例を参照して本発明を詳しく説明したが、当業者であれば理解されるように、それは依然として上記各実施例に記載された技術的解決策を修正し、又はその中の一部の技術的特徴を等価置換することができるが、これらの修正又は置換は、対応する技術的解決策の本質を本発明の各実施例の技術的解決策の趣旨及び範囲から逸脱させるものではない。

Claims (10)

  1. 胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法であって、
    胎児超音波画像の結像品質を決定するための前記胎児超音波画像のパラメータを取得することと、
    前記胎児超音波画像のパラメータに基づいて前記胎児超音波画像の結像スコア値を決定し、且つ前記胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて前記胎児超音波画像の結像品質を決定することと、を含むことを特徴とする胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法。
  2. 胎児超音波画像のパラメータを取得することは、
    胎児超音波画像を決定されたパラメータ決定モデルに入力して分析し、且つ前記パラメータ決定モデルから出力された分析結果を前記胎児超音波画像のパラメータとして取得し、前記パラメータ決定モデルは特徴決定モデル及び／又は断面決定モデルを含み、前記パラメータ決定モデルが前記特徴決定モデルである場合、前記胎児超音波画像のパラメータは該胎児超音波画像の特徴パラメータを含み、前記胎児超音波画像の特徴パラメータは該胎児超音波画像の部位特徴パラメータ及び／又は構造特徴パラメータを含み、前記パラメータ決定モデルが前記断面決定モデルである場合、前記胎児超音波画像のパラメータは該胎児超音波画像の断面パラメータを含み、前記胎児超音波画像の断面パラメータは該胎児超音波画像の標準断面の断面スコア値を含み、及び／又は、
    決定された端末装置が送信した及び／又は許可された人が入力した胎児超音波画像のパラメータを胎児超音波画像のパラメータとして受信し、前記胎児超音波画像のパラメータは該胎児超音波画像の特徴パラメータ及び／又は断面パラメータを含み、前記胎児超音波画像の特徴パラメータは該胎児超音波画像の部位特徴パラメータ及び／又は構造特徴パラメータを含み、前記胎児超音波画像の断面パラメータは該胎児超音波画像の標準断面の断面スコア値を含むことを含むことを特徴とする請求項１に記載の胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法。
  3. 前記胎児超音波画像は連続した複数フレームのサブ胎児超音波画像で構成され、
    前記胎児超音波画像のパラメータに基づいて前記胎児超音波画像の結像スコア値を決定することは、
    前記胎児超音波画像に対してチャプタ分割操作を実行して少なくとも１つの目標チャプタを取得し、各前記目標チャプタは連続した若干フレームの前記サブ胎児超音波画像を含み、且つ各前記目標チャプタに含まれるすべての前記サブ胎児超音波画像は互いに異なり、そして、各前記目標チャプタに含まれるすべての前記サブ胎児超音波画像の総数は前記胎児超音波画像に含まれるすべての前記サブ胎児超音波画像の総数に等しいことと、
    各前記目標チャプタに含まれる各フレームの前記サブ胎児超音波画像の目標特徴のパラメータに基づいて該目標チャプタのスコア値を計算し、各フレームの前記サブ胎児超音波画像の目標特徴は該サブ胎児超音波画像の部位特徴、構造特徴及び標準断面のうちの少なくとも１つを含むことと、
    すべての前記目標チャプタのスコア値を前記胎児超音波画像の結像スコア値として決定することと、を含むことを特徴とする請求項１又は２に記載の胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法。
  4. 前記胎児超音波画像は少なくとも１つの目標クラスに対応し、前記目標クラスは特徴クラス又は断面クラスを含み、各前記目標クラスに対応する目標特徴の数は１以上であり、
    前記目標クラスが前記特徴クラスである場合、前記目標特徴は構造特徴又は部位特徴を含み、前記目標クラスが前記断面クラスである場合、前記目標特徴は標準断面を含み、
    各前記目標クラスはいずれも少なくとも１フレームの前記サブ胎児超音波画像に対応し、且つ各前記目標クラスに対応するすべての前記サブ胎児超音波画像はいずれも互いに異なり、すべての前記目標クラスに対応するすべての前記サブ胎児超音波画像は前記胎児超音波画像を構成することを特徴とする請求項３に記載の胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法。
  5. 前記胎児超音波画像に対してチャプタ分割操作を実行して少なくとも１つの目標チャプタを取得することは、
    前記胎児超音波画像に含まれる各前記目標クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置及び該目標クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置を決定することと、
    各前記目標クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像、該目標クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像、及び決定された該目標クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置と該目標クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置との間のすべてのサブ胎児超音波画像を各前記目標クラスに対応する目標チャプタとして決定することと、を含み、
    各前記目標クラスに対応する開始フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置は該目標クラスの目標特徴を含むサブ胎児超音波画像が前記胎児超音波画像に初めて出現する位置であり、各前記目標クラスに対応する終了フレームのサブ胎児超音波画像の所在位置は該目標クラスの目標特徴を含むサブ胎児超音波画像が前記胎児超音波画像に最後に出現する位置、又は前記胎児超音波画像において該目標クラスの目標特徴を含む開始フレームのサブ胎児超音波画像から連続して出現する所定数フレーム目のサブ胎児超音波画像の所在位置であることを特徴とする請求項４に記載の胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法。
  6. 各前記目標チャプタに含まれる各フレームの前記サブ胎児超音波画像の目標特徴のパラメータに基づいて該目標チャプタのスコア値を計算することは、
    各フレームの前記サブ胎児超音波画像の目標特徴が該サブ胎児超音波画像の部位特徴である場合、各前記目標チャプタに含まれる各フレームの前記サブ胎児超音波画像の部位特徴の部位特徴スコア値の和を該目標チャプタのスコア値として計算することと、
    各フレームの前記サブ胎児超音波画像の目標特徴が該サブ胎児超音波画像の構造特徴である場合、各前記目標チャプタに含まれる各フレームの前記サブ胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値に基づいて該目標チャプタのスコア値を計算することと、
    各フレームの前記サブ胎児超音波画像の目標特徴が該サブ胎児超音波画像の標準断面である場合、各前記目標チャプタに含まれる各フレームの前記サブ胎児超音波画像の標準断面の断面スコア値の和を該目標チャプタのスコア値として計算することと、を含むことを特徴とする請求項３～５のいずれか１項に記載の胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法。
  7. 前記胎児超音波画像に対してチャプタ分割操作を実行して少なくとも１つの目標チャプタを取得した後、前記方法は更に、
    各前記目標チャプタに含まれるすべての前記サブ胎児超音波画像の総フレーム数を決定することを含み、
    そして、各前記目標チャプタに含まれる各フレームの前記サブ胎児超音波画像の目標特徴のパラメータに基づいて該目標チャプタのスコア値を計算した後、前記方法は更に、
    各前記目標チャプタのスコア値を該目標チャプタに含まれるすべての前記サブ胎児超音波画像の総フレーム数で割って、該目標チャプタの目標スコア値を取得することと、
    各前記目標チャプタのスコア値を該目標チャプタの目標スコア値に更新し、且つすべての前記目標チャプタのスコア値を前記胎児超音波画像の結像スコア値として決定する前記操作を実行するようにトリガーすることと、を含むことを特徴とする請求項３～６のいずれか１項に記載の胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法。
  8. 前記胎児超音波画像のパラメータに基づいて前記胎児超音波画像の結像スコア値を決定することは、
    前記胎児超音波画像のパラメータが前記胎児超音波画像の部位特徴パラメータである場合、前記胎児超音波画像の部位特徴パラメータは該胎児超音波画像の部位特徴スコア値を含み、前記胎児超音波画像の部位特徴スコア値を該胎児超音波画像の結像スコア値として決定し、及び／又は、
    前記胎児超音波画像のパラメータが前記胎児超音波画像の構造特徴パラメータである場合、前記胎児超音波画像の構造特徴パラメータは該胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値を含むことと、
    前記胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値に基づいて該構造特徴の構造特徴スコア値を計算し、且つ該構造特徴スコア値を前記胎児超音波画像の結像スコア値として決定し、及び／又は、
    前記胎児超音波画像のパラメータが前記胎児超音波画像の特徴パラメータである場合、前記胎児超音波画像の構造特徴パラメータは該胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値を含み、前記胎児超音波画像の部位特徴パラメータは該胎児超音波画像の部位特徴のクラス確率を含むことと、
    前記胎児超音波画像の部位特徴のクラス確率、該胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率、該構造特徴の位置確率及び該構造特徴の重み値に基づいて該構造特徴の構造特徴スコア値を計算し、且つ該構造特徴スコア値を前記胎児超音波画像の結像スコア値として決定し、及び／又は、前記胎児超音波画像の部位特徴のクラス確率及び該胎児超音波画像の構造特徴のクラス確率に基づいて前記胎児超音波画像の標準断面を決定し、且つ前記胎児超音波画像の標準断面内の構造特徴のパラメータに基づいて前記胎児超音波画像の標準断面の断面スコア値を前記胎児超音波画像の結像スコア値として計算し、前記胎児超音波画像の構造特徴パラメータは該胎児超音波画像の標準断面内の構造特徴のパラメータを含むことと、を含む請求項２に記載の胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法。
  9. 前記胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて前記胎児超音波画像の結像品質を決定する前に、前記方法は更に、
    前記胎児超音波画像に対応する検出結果を決定し、前記胎児超音波画像に対応する検出結果は前記胎児超音波画像の結像品質を決定するためのものであって、特徴検出結果、生物学的経路の検出結果及びドプラ血流スペクトル検出結果のうちの少なくとも１つを含み、前記特徴検出結果は部位特徴検出結果、構造特徴検出結果及び標準断面検出結果のうちの少なくとも１つを含むことを含み、
    そして、前記胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて前記胎児超音波画像の結像品質を決定することは、
    前記胎児超音波画像の結像スコア値及び前記胎児超音波画像に対応する特徴結果に基づいて前記胎児超音波画像の結像品質を決定することを含むことを特徴とする請求項１～８のいずれか１項に記載の胎児超音波画像の結像品質制御の決定方法。
  10. 胎児超音波画像の結像品質制御の決定装置であって、
    胎児超音波画像の結像品質を決定するための前記胎児超音波画像のパラメータを取得するための取得モジュールと、
    前記胎児超音波画像のパラメータに基づいて前記胎児超音波画像の結像スコア値を決定するための第１決定モジュールと、
    前記胎児超音波画像の結像スコア値に基づいて前記胎児超音波画像の結像品質を決定するための第２決定モジュールと、を備えることを特徴とする胎児超音波画像の結像品質制御の決定装置。
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