JP2023541570A - エネルギー検出閾値を管理するシステムおよび方法 - Google Patents

エネルギー検出閾値を管理するシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2023541570000001
本明細書では、複数のエネルギー検出閾値を管理するためのシステム、方法、およびデバイスを開示する。デバイスは、チャネルが占有されているかどうかを判定するために、チャネルのエネルギー検出(ED)測定を実行して、定義されたED閾値関数と比較し得る。デバイスは、チャネルにおいて検出された信号の電力レベルを示すチャネルの測定を実行し得る。デバイスは、測定値を、第1の定数値を有する第1の領域と第2の定数値を有する第2の領域との間の傾斜領域を有する連続単調関数である値を有する閾値と比較し得る。傾斜領域は、デバイスの最大送信電力と、第1の定数値および第2の定数値のうちの少なくとも1つとの関数を含み得る。デバイスは、比較に応答して、チャネルが占有されているかまたは占有されていないかを判定し得る。

Description

本開示は概して、エネルギー検出閾値の管理を含むがこれに限定されない通信に関する。
仮想現実(virtual reality : VR)、拡張現実(augmented reality : AR)、または混合現実(mixed reality : MR)などの人工現実は、没入型の体験をユーザーに提供する。1つの実施例では、ヘッドウェアラブルディスプレイ(head wearable display : HWD)を装着したユーザーは、人工現実(例えば、VR空間、AR空間、またはMR空間)を体験することができる。1つの実施態様では、仮想オブジェクトの画像は、(例えば、携帯端末としての)HWDに通信可能に結合またはテザリングされた(例えば、アクセスポイントとしての)コンソールによって生成される。いくつかのセットアップでは、コンソールは無線チャネルまたはネットワークへのアクセスを有してもよく、HWDはコンソールデバイスとの無線接続を通じてネットワークにアクセスすることができる。
複数のエネルギー検出閾値を管理するデバイス、システムおよび方法を本明細書で説明する。デバイス(例えば、携帯端末、ユーザー機器、アクセスポイント、または基地局)は、チャネルが占有されているかどうかを判定するために、エネルギー検出(energy detection : ED)測定を行って、定義されたED閾値関数(threshold function)と比較してもよい。閾値関数は、連続単調関数(continuous monotonic function)を形成し、2つの平坦な領域間に特定の傾斜領域を有する数学的に定義されたエネルギー検出閾値を含んでもよい。傾斜領域は、少なくとも1つの平坦な領域の閾値と、チャネルを監視するデバイスの最大送信電力チャネルとの関数としてもよい(定義/固定された閾値の値の代わりに)。デバイスは、デバイスの送信電力を選択された閾値関数に適用して、ED閾値の値を決定し、ED閾値をチャネルの測定電力レベルと比較して、チャネルの状態を判定してもよい。
本開示の第1の態様によると、デバイスによって、チャネルにおいて検出される1つ以上の信号の電力レベルを示すチャネルの測定を行うことと、デバイスによって、測定値を、第1定数値を有する第1領域と第2定数値を有する第2領域との間の傾斜領域を有する連続単調関数である値を有する閾値と比較することであって、傾斜領域はデバイスの最大送信電力と、第1定数値および第2定数値のうちの少なくとも1つとの関数を備える、比較することと、比較に応答するデバイスによって、チャネルが占有されているかまたは占有されていないかを判定することと、を備える方法が提供される。
方法は、電力レベルが閾値よりも大きいことに応答するデバイスによって、チャネルが占有されていて、デバイスが通信のためにアクセスするのに利用できないと判定することを含んでもよい。方法は、電力レベルが閾値よりも小さいことに応答するデバイスによって、チャネルが占有されておらず、デバイスが通信のためにアクセスするのに利用できると判定することを含んでもよい。方法は、デバイスによって、デバイスの最大送信電力が傾斜領域の範囲内にあるとき、傾斜領域の関数に従って閾値を決定することを含んでもよい。方法は、デバイスによって、デバイスの最大送信電力が第1領域の第1範囲内にあるとき、閾値が第1定数値であり、デバイスの最大送信電力が第2領域の第2範囲内にあるとき、閾値が第2定数値であると決定することを含んでもよい。
第1領域は電力レベルの第1範囲をカバーしてもよく、第2領域は電力レベルの第2範囲をカバーしてもよく、傾斜領域は第1の値と第2の値との差に反比例する勾配を有してもよい。第1の値は第1範囲の上限であってもよく、第2の値は第2範囲の下限であってもよい。傾斜領域の勾配は定数値であってもよい。連続単調関数は、第2定数値を有する第2領域と第3定数値を有する第3領域との間に第2傾斜領域を含んでもよい。第2領域は電力レベルの第1範囲をカバーしてもよく、第3領域は電力レベルの第2範囲をカバーしてもよい。第2傾斜領域は、第1の値と第2の値との差に反比例する勾配を有してもよい。第1の値は第1範囲の上限であってもよく、第2の値は第2範囲の下限であってもよい。
デバイスは超低電力(very low power : VLP)デバイスを含んでもよく、デバイスは他のVLPデバイスの範囲内であってもよく、方法は、デバイスの最大送信電力と第1閾値との積と、デバイスの最大送信電力と第2閾値との積との関数として、閾値の値を設定することを含んでもよい。
本開示の第2の態様によると、チャネルにおいて検出される1つ以上の信号の電力レベルを示すチャネルの測定を行うことと、測定値を、第1定数値を有する第1領域と第2定数値を有する第2領域との間に傾斜領域を有する連続単調関数である値を有する閾値と比較することであって、傾斜領域は、デバイスの最大送信電力と、第1定数値および第2定数値のうちの少なくとも1つとの関数を備える、比較することと、比較に応答して、チャネルが占有されているかまたは占有されていないかを判定することと、を行うように構成される1つ以上のプロセッサを備えるデバイスが提供される。
1つ以上のプロセッサは、電力レベルが閾値より大きいことに応答して、チャネルが占有されていて、デバイスが通信のためにアクセスするのに利用できないと判定するように構成されてもよい。1つ以上のプロセッサは、電力レベルが閾値よりも小さいことに応答して、チャネルが占有されておらず、デバイスが通信のためにアクセスするのに利用できると判定するように構成されてもよい。1つ以上のプロセッサは、デバイスの最大送信電力が傾斜領域の範囲内にあるとき、傾斜領域の関数に従って閾値を決定するように構成されてもよい。
1つ以上のプロセッサは、デバイスの最大送信電力が第1領域の第1範囲内にあるとき、閾値が第1定数値であり、デバイスの最大送信電力が第2領域の第2範囲内にあるとき、閾値が第2定数値であると決定するように構成されてもよい。第1領域は電力レベルの第1範囲をカバーしてもよく、第2領域は電力レベルの第2範囲をカバーしてもよく、傾斜領域は第1の値と第2の値との差に反比例する勾配を有してもよい。第1の値は第1範囲の上限であってもよく、第2の値は第2範囲の下限であってもよい。
傾斜領域の勾配は定数値であってもよい。連続単調関数は、第2定数値を有する第2領域と第3定数値を有する第3領域との間に第2傾斜領域を含んでもよい。第2領域は電力レベルの第1範囲をカバーしてもよく、第3領域は電力レベルの第2範囲をカバーしてもよい。第2傾斜領域は、第1の値と第2の値との差に反比例する勾配を有してもよい。第1の値は第1範囲の上限であってもよく、第2の値は第2範囲の下限であってもよい。デバイスは、携帯端末、ユーザー機器、ユーザーデバイス、アクセスポイント、および基地局のうちの少なくとも1つを含んでもよい。
本開示の第3の態様によると、1つ以上のプロセッサで実行されたときに、1つ以上のプロセッサに、チャネルにおいて検出される1つ以上の信号の電力レベルを示すチャネルの測定を行うことと、測定値を、第1定数値を有する第1領域と第2定数値を有する第2領域との間に傾斜領域を有する連続単調関数である値を有する閾値と比較することであって、傾斜領域は、デバイスの最大送信電力と、第1定数値および第2定数値のうちの少なくとも1つとの関数を備える、比較することと、比較に応答して、チャネルが占有されているかまたは占有されていないかを判定することと、を行わせる命令を備える非一時的コンピュータ可読媒体が提供される。第1領域は電力レベルの第1範囲をカバーしてもよく、第2領域は電力レベルの第2範囲をカバーしてもよく、傾斜領域は第1の値と第2の値との差に反比例する勾配を有してもよい。第1の値は第1範囲の上限であってもよく、第2の値は第2範囲の下限であってもよい。
これらおよび他の態様および実施態様を、以下詳細に述べる。前述の情報および以下の詳細な説明は、様々な態様および実施態様の例示的な例を含み、請求される態様および実施態様の性質および特性を理解するための概観または枠組みを提供する。図面は、様々な態様および実施態様の実例およびさらなる理解を提供し、本明細書の一部に組み込まれ、本明細書の一部を構成する。
添付の図面は、一定の縮尺で描かれることを意図したものではない。さまざまな図面における同様の参照符号および指定は、同様の要素を示す。わかりやすくするために、すべての図面においてすべてのコンポーネントに標記できているわけではない。
本開示の例示的な実施態様による、エネルギー検出閾値を管理するシステムの図である。 本開示の例示的な実施態様による、通信システムの図である。 本開示の例示的な実施態様による、ヘッドウェアラブルディスプレイの図である。 本開示の例示的な実施態様による、電力レベルの多数の範囲をカバーする多数のED閾値関数の第1グラフである。 本開示の例示的な実施態様による、電力レベルの多数の範囲をカバーするED閾値関数の第2グラフである。 本開示の例示的な実施態様による、電力レベルの多数の範囲をカバーするED閾値関数の第3グラフである。 本開示の例示的な実施態様による、エネルギー検出閾値を管理するプロセスまたは方法を示すフローチャートである。 本開示の例示的な実施態様による、コンピューティング環境のブロック図である。
本開示の主題は、エネルギー検出閾値を管理する技術に向けられる。デバイス(例えば、携帯端末、ユーザー機器、アクセスポイント、または基地局)は、チャネルが占有されているかどうかを判定するために、チャネルのエネルギー検出(energy detection : ED)測定を行って、定義されたED閾値関数と比較することができる。いくつかの実施例において、閾値関数は、2つの平坦な領域間に特定の傾斜領域を有する連続単調関数を形成する、数学的に定義されたエネルギー検出閾値を含む。傾斜領域は、(定義/固定された値の代わりに)少なくとも1つの平坦な領域の閾値と、チャネルを監視するデバイスの最大送信電力との関数とすることができる。いくつかの実施例において、可変エネルギー検出閾値は、異なるアプリケーションを最適に対処することができる(例えば、ユーザーシュミレーションに、少なくともいくつかの最大送信電力値に最適な閾値を指定し、さらにED閾値関数の設計/構成を推進させるため)。これらの態様は、携帯端末側および基地局側の両方に適用可能にすることができ、共用の免許不要スペクトル(例えば、WiFi、セルラー/5G、超広帯域等)のすべての無線プロトコルにも適用可能である。
毎年、無線ネットワークに接続される携帯機器の数は著しく増加し、増加した需要を満たすことができるようにするために、システムのパラメータまたは要求事項に変更が行われることがある。例えば、変更には、より大きな帯域幅、より低いレイテンシ、およびより高いデータレートを含むことができるが、これに限定されない。無線イノベーションの制限要因の1つが、スペクトルの可用性となることがある。これを緩和するために、免許不要利用のためのスペクトルの可用性は魅力的な提案となる可能性がある。2020年4月、米国のFCC(連邦通信委員会)は、6GHz帯の1200MHzのスペクトル(5.925-7.125GHz)を利用できるようにする規則を採択した。ヨーロッパでは、6GHzの運用規則が、ETSIEN 303687:6GHzRLAN、電波スペクトルへのアクセスに関する整合規格に確認することができる。
免許不要スペクトルは、LTEの可用性を拡大するために関心の的になっている。実施例では、3GPPリリース13でのLTEの主な改良点の1つが、免許補助アクセス(Licensed-Assisted Access : LAA)により免許不要スペクトルでその運用をできるようにすることとなり得るが、これはLTEアドバンストシステムによって導入される柔軟なキャリアアグリゲーション(carrier aggregation : CA)の枠組みを利用することによってシステムの帯域幅を拡張する。3GPPは5G向けNRリリース15を出し、さらに続けてNR-Uを提供するリリース16を出したが、これは免許不要スペクトルで動作する5GNRサポートに備える、またはそれを考慮したものである。3GPPリリース16では、3GPPTS 37.213に免許不要スペクトルでのチャネルアクセスに関する規則を確認することができる。
ETSI EN 303687では現在、閾値をどのように選ぶべきかに関して曖昧さが存在する。本明細書で説明されるシステム、方法、デバイスおよび技術は、エネルギー検出閾値を決定、選択、および利用するための多数の選択肢を提供する。エネルギー検出閾値は、定数値を含むことも、または、チャネル測定が行われるデバイスの最大送信電力、デバイスのタイプ(例えば、VLPデバイス、非VLPデバイス)および/またはチャネルが通信しているネットワークの特性の関数である変動値を含むこともできる。デバイスは、その最大出力電力に依存する1つのED閾値計算を実行する。デバイスは、ED閾値および1つ以上のチャネル測定を使用して、チャネルの状態を判定することができる。実施例では、チャネルは、そのチャネルでの送信がエネルギー検出閾値(energy detection threshold : EDT)よりも大きい電力レベルで存在する限り、占有チャネルを含む可能性がある。電力レベルは、チャネル経由の受信電力を積分して決定し、さらに1MHzあたりの送信電力に正規化することができる。受信電力は、機器とアンテナアセンブリとの間のインタフェースで測定することができる。いくつかの実施例において、エネルギー検出閾値より大きい電力レベルで送信が存在しない場合、チャネルは未占有チャネルとして指定することができる。
本明細書で説明されるシステム、方法、デバイスおよび技術は、複数のアクセスポイント(access point : AP)デバイスと複数のステーションデバイスとの間の通信を含む様々な種類の通信に適用することができ、または様々な種類の通信によって使用されることができる。APデバイスは、1つ以上のSTAデバイス用のチャネルの状態、例えば、APデバイスに通信するためのSTAデバイス用、および/または他のSTAデバイスと通信するためのSTAデバイス用のチャネルの状態を判定することができる。本明細書で説明されるエネルギー検出閾値技術は、拡張現実(AR)アプリケーションおよび仮想現実(VR)アプリケーション、または拡張現実(AR)アプリケーションもしくは仮想現実(VR)アプリケーションを含むが、これに限定されないアプリケーションに適用することができる。
ここで図1Aを参照すると、エネルギー検出閾値120を管理するシステム100が示されている。簡潔に概説すると、システム100は、ネットワーク140内の1つ以上の他のデバイス102(例えば、アクセスポイント、基地局、携帯端末、ユーザー機器、ステーションデバイス)と通信するための1つ以上のチャネル142の状態を判定するデバイス102(例えば、アクセスポイント、基地局、携帯端末、ユーザー機器、ステーションデバイス)を含むことができる。送信する前に、デバイス102はチャネル142のエネルギー検出測定112を行い、定義されたエネルギー検出(ED)閾値120関数に対して測定値112を比較して、例えば、チャネルが占有されているかまたは占有されていないかを判定することができる。デバイス102は、その最大設定送信電力に依存するED閾値120を計算することができる。
デバイス102は、送信機(例えば、チャネル142を通して送信を送信する)、アクセスポイント(例えば、無線アクセスポイント)、基地局、携帯端末、ユーザー機器、またはステーションデバイスを含むことができる。実施例では、エネルギー検出閾値を管理するための、本明細書で説明される方法および技術は、基地局側および/または携帯端末側のどちらでも適用または実行されることができ、デバイス102はネットワーク140を介した通信のいずれの側のデバイスも含むことができる。
実施例では、デバイス102は、無線ネットワーク140を提供しても、または1つ以上のコンピューティングデバイス150(例えば、無線デバイス)を無線ネットワーク140に接続してもよい。実施例では、デバイス102は、無線ネットワーク140を作成するため、または無線ネットワーク140への接続を提供するためのネットワーキングハードウェアデバイスを含むことができる。いくつかの実施例において、デバイス102は、無線ネットワーク140を作成するため、または無線ネットワーク140への接続を提供するために、Wi-Fi信号を指定エリアに飛ばすことができる。指定エリアは、指定の近隣、基本サービスエリア(basic service area : BSA)または基本サービスセット(basic service set : BSS)を含んでもよい。デバイス102は、1つ以上のコンピューティングデバイス150を無線ネットワーク140に接続するための、ルーターに接続することができ、またはルーターのコンポーネントとして提供されることができる。無線ネットワーク140は、多様な無線接続またはセルラー接続による、無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network : WLAN)、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network : LAN)、広域ネットワーク(Wide Area Network : WAN)、パーソナルエリアネットワーク(Personal Area Network : PAN)、企業イントラネットまたはインターネットを含むことができるが、これに限定されない。無線ネットワーク140は、公衆ネットワーク、プライベートネットワーク、またはプライベートネットワークと公衆ネットワークとの組合せを含むことができる。
デバイス102は、1つ以上のコンピューティングデバイス150(例えば、ヘッドウェアラブルディスプレイ(head wearable display : HWD)150)に人工現実のコンテンツを提供するコンソール(console)を含むか、またはそれに対応することができる。デバイス102は、検出された位置および視線方向に対応する人工現実の空間内のビュー(view)を決定し、決定されたビューを表す画像を生成することができる。デバイス102は、レンダリングのために画像をコンピューティングデバイス150(例えば、HWD)に提供してもよい。いくつかの実施例では、システム100は、図1Aに示されるよりも多い、少ない、または異なるコンポーネントを含む人工現実システム環境を含むか、またはそれに対応することができる。いくつかの実施例では、人工現実システム環境100の1つ以上のコンポーネントの機能を、ここで説明したものとは異なる方法でコンポーネント間に分散させることができる。例えば、コンピューティングデバイス150(例えば、コンソール)の機能のいくつかは、1つ以上の無線デバイス(例えば、HWD)によって行ってもよい。例えば、コンピューティングデバイス150(例えば、HWD)の機能のいくつかは、デバイス102(例えば、コンソール)によって行ってもよい。
デバイス102はプロセッサ104を含むことができる。プロセッサ104は、デバイス102の入力データを前処理するため、および/またはデバイス102の出力データを後処理するために、任意のロジック、回路および/または処理コンポーネント(例えば、マイクロプロセッサ)を含むことができる。1つ以上のプロセッサ104は、デバイス102の1つ以上の動作を構成、制御および/または管理するために、ロジック、回路、処理コンポーネントおよび/または機能を提供することができる。例えば、プロセッサ104は、電力レベル110、測定112、ED閾値120、および/または送信電力値122を含むが、これに限定されない、データおよびメトリクス(metrics)を受信してもよい。いくつかの実施例において、プロセッサ104は、本明細書で説明されるプロセスまたは方法(例えば、方法400)のうちの1つ以上の部分を実行または実施するために、デバイス102のドライバーまたはホストドライバーを含むか、またはそれらに対応することができる。プロセッサ104は、図5に関して上記説明された処理ユニット516と同じまたは同様なものにすることができる。
デバイス102は記憶装置106を含むことができる。記憶装置106は、SRAM(static random access memory)または任意の他のタイプのメモリ、記憶ドライブもしくは記憶レジスタを含むことができる。記憶装置106は、デバイス102の内部に、SRAMまたは内部SRAMを含むことができる。いくつかの実施例において、記憶装置106は、デバイス102の集積回路内に含むことができる。記憶装置106は、メモリ(例えば、メモリ、メモリユニット、記憶装置等)を含むことができる。メモリは、本開示に説明される様々なプロセス、層、およびモジュールを完成させるかまたは実装するためのデータおよびコンピュータコード、またはデータもしくはコンピュータコードを記憶するための1つ以上の装置(例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、ハードディスク記憶装置等)を含んでもよい。メモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであるか、またはそれらを含んでもよく、データベースコンポーネント、オブジェクトコードコンポーネント、スクリプトコンポーネント、または、本開示で説明される様々な動作および情報構造をサポートするための任意の他のタイプの情報構造を含んでもよい。実施例によれば、メモリは、処理回路を介してプロセッサ104に通信可能に接続され、本明細書に説明される1つ以上のプロセスまたは方法(例えば、方法400)を(例えば、処理回路およびプロセッサ、または処理回路もしくはプロセッサによって)実行するためのコンピュータコードを含む。いくつかの実施例において、記憶装置106は、図5のストレージ518を含むことができ、それと同じかまたは実質的に同様なものとすることができる。デバイス102は回路108を含むことができる。回路108は、図5に関して説明されるコンピューティングシステム514のコンポーネントまたは部品にすることができる。実施例では、回路108は、図4に関して説明される方法400のすべてまたは一部を実施するプロセッサを含むことができる。
いくつかの実施例では、デバイス102は、1つ以上のコンピューティングデバイス150にレンダリングされるコンテンツを提供する電子コンポーネントまたは電子コンポーネントとソフトウェアコンポーネントとの組み合わせである。1つの態様では、デバイス102は、通信インタフェース115およびコンテンツプロバイダー116を含む。これらのコンポーネントは、コンピューティングデバイス150の位置およびコンピューティングデバイス150のユーザーの視線方向に対応する人工現実のビュー(例えば、ユーザーのFOV)を決定するために一緒に動作してもよく、決定されたビューに対応する人工現実の画像を生成することができる。他の実施例では、デバイス102は、図1Aに示されるよりも多い、少ない、または異なるコンポーネントを含む。いくつかの実施例では、デバイス102は、コンピューティングデバイス150の一部として統合される。いくつかの実施例では、通信インタフェース115は、コンピューティングデバイス150と通信する電子コンポーネントまたは電子コンポーネントとソフトウェアコンポーネントとの組み合わせである。通信インタフェース115は、通信リンク(例えば、USBケーブル)または通信チャネルを介してデバイス102の通信インタフェース115と通信するための通信インタフェース165に対する相手側コンポーネント(counterpart component)であってもよい。通信チャネルを介して、通信インタフェース115は、決定されたコンピューティングデバイス150の位置および向き、ならびに/または決定されたユーザーの視線方向を示すセンサ測定値をコンピューティングデバイス150から受信してもよい。さらに、通信チャネルを介して、通信インタフェース115は、レンダリングされる画像を記述するデータをコンピューティングデバイス150に送信してもよい。
コンテンツプロバイダー116は、コンピューティングデバイス150の位置および向き、ならびに/またはコンピューティングデバイス150のユーザーの視線方向に従ってレンダリングされるコンテンツを生成するコンポーネントである。1つの態様では、コンテンツプロバイダー116は、コンピューティングデバイス150の位置および向き、ならびに/またはコンピューティングデバイス150のユーザーの視線方向に従って、人工現実のビューを決定する。例えば、コンテンツプロバイダー116は、物理空間内のコンピューティングデバイス150の位置を人工現実空間内の位置にマッピングし、コンピューティングデバイス150の向きに対応する方向および/または人工現実空間内にマッピングされた位置からのユーザーの視線方向に沿って人工現実空間のビューを決定する。コンテンツプロバイダー116は、人工現実空間の決定されたビューの画像を記述する画像データを生成し、通信インタフェース115を介してコンピューティングデバイス150に画像データを送信してもよい。いくつかの実施例では、コンテンツプロバイダー116は、画像に関連付けられた動きベクトル情報、デプス(depth)情報、エッジ(edge)情報、オブジェクト情報などを含むメタデータを生成し、通信インタフェース115を介して画像データとともにメタデータをコンピューティングデバイス150に送信する。コンテンツプロバイダー116は、画像を記述するデータを符号化してもよく、符号化されたデータをコンピューティングデバイス150に送信することができる。いくつかの実施例では、コンテンツプロバイダー116は、画像を生成し、コンピューティングデバイス150へ周期的に(例えば、1秒ごと)提供する。
デバイス102は、1つ以上のチャネル142の電力レベル110を測定するために、1つ以上の測定112を判定または実施することができる。電力レベル110は、チャネル142経由の受信電力、チャネル142を介して受信される1つ以上の信号の電力レベル、および/またはチャネル142を介して受信される送信のレベルを含むか、またはそれらに対応することができる。実施例では、電力レベル110は、チャネル142経由の受信電力を1メガヘルツ(MHz)あたりの電力値に正規化したものを含むか、またはそれに対応することができる。いくつかの実施例では、デバイス102は、デバイス102とデバイスのアンテナアセンブリ130との間(例えば、受信機とアンテナアセンブリとの間)のインタフェースで測定112を行うことができる。
デバイス102は、チャネル142の状態を判定するために、1つ以上のED閾値120を実行または適用することができる。ED閾値120は、測定112を行うデバイス102の最大送信電力122に部分的に基づいて変わるか、または設定可能な関数を含むことができる。本明細書で説明されるED閾値120は、例えば、固定された閾値または静的な閾値の値を適用する代わりに、チャネル142の状態を監視するために、ED閾値120に変動値を提供する多数の領域を有する関数を含むことができる。デバイスは、ED閾値120を決定するために、複数の閾値関数124を含むか、または保持することができる。閾値関数124は、デバイス102の最大送信電力122、1つ以上の定数値、および/または1つ以上の電力閾値に部分的に基づいて、ED閾値120を生成または提供するさらに1つ以上の平坦な領域および/または1つ以上の傾斜領域を有する連続単調関数を含むことができる。デバイス102は、ED閾値120の値を決定するために少なくとも1つの閾値関数124を選択することができ、選択された閾値関数124に各デバイス102の最大送信電力122を適用して、ED閾値120の値を決定することができる。デバイス102は、最大送信電力122(例えば、本明細書においては送信電力Pとも呼ばれる)を含む異なる特性を有することができる。最大送信電力122は、デバイス102の構成された最大送信能力を表すことができ、ネットワーク140経由で1つ以上の信号を送信するためのデバイス102の有効範囲に比例することができる。
コンピューティングデバイス150は、802.11プロトコルを使用する能力を有するステーション(station : STA)デバイスを含むことができる。コンピューティングデバイス150は、携帯端末、ユーザー機器、アクセスポイント、無線デバイスおよび/または基地局を含むことができる。実施例では、コンピューティングデバイス150は、クライアントデバイス、ヘッドウェアラブルデバイス(HWD)、コンピューティングシステムまたはWiFiデバイスを含むことができる。いくつかの実施例では、コンピューティングデバイス150は、例えば、ウェアラブルコンピューティングデバイス(例えば、スマートウォッチ、スマート眼鏡、ヘッドウェアラブルディスプレイ)、スマートフォン、他の携帯電話、デバイス(例えば、消費者デバイス)、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、仮想現実(VR)パック(puck)、VRパーソナルコンピュータ(PC)、VRコンピューティングデバイス、ヘッドマウントデバイスとして実装され、または分散された複数のコンピューティングデバイスで実装されることができる。コンピューティングデバイス150は、ヘッドマウントディスプレイ(head mounted display : HMD)、ヘッドマウントデバイス(head mounted device : HMD)、ヘッドウェアラブルデバイス(head wearable device : HWD)、頭部装着型ディスプレイ(head worn display : HWD)、または頭部装着型デバイス(head worn device : HWD)として実装されるか、それを含むか、またはその一部とすることができる。コンピューティングデバイス150は、コンピューティングデバイス150の、またはコンピューティングデバイス150に接続される(例えば、ディスプレイを装着している)ユーザーに、VR、拡張現実(AR)および/または混合現実(MR)体験を提供するために実装されることができる。いくつかの実施例では、コンピューティングデバイス150は、プロセッサ104、記憶装置106、ネットワークインタフェース、ユーザー入力デバイス、および/またはユーザー出力デバイスなどの従来の、専用のまたはカスタムのコンピュータコンポーネントを含むことができる。実施例では、コンピューティングデバイス150は、図2に示されるHWD150のいくつかの要素を含んでもよい。実施例では、コンピューティングデバイス150は、1つ以上のアプリケーション152を提供またはホストすることができる。アプリケーション152は、仮想現実(VR)アプリケーション152、拡張現実(AR)アプリケーション152、または混合現実(MR)アプリケーション152を含むことができるが、これに限定されない。
いくつかの実施例では、コンピューティングデバイス150(例えば、HWD)は、ユーザーが装着することができて、ユーザーに人工現実体験を提示または提供することができる電子コンポーネントである。コンピューティングデバイス150は、人工現実体験をユーザーに提供するために、1つ以上の画像、ビデオ、オーディオ、またはそれらの何らかの組み合わせをレンダリングしてもよい。いくつかの実施例では、オーディオは、コンピューティングデバイス150、デバイス102、またはその両方からオーディオ情報を受信し、オーディオ情報に基づいてオーディオを提供する外部デバイス(例えば、スピーカーおよびヘッドフォン、またはスピーカーもしくはヘッドフォン)を通して提供される。いくつかの実施例では、コンピューティングデバイス150は、センサ155、アイトラッカー(eye trackers)164、通信インタフェース165、画像レンダラー(image renderer)170、電子ディスプレイ175、レンズ180、および補償器185を含む。これらのコンポーネントはともに、コンピューティングデバイス150の位置および/またはコンピューティングデバイス150を装着したユーザーの視線方向を検出し、検出されたコンピューティングデバイス150の位置および/またはユーザーの視線方向に対応する人工現実内のビューの画像をレンダリングするように動作してもよい。他の実施例では、コンピューティングデバイス150は、図1Aに示されるよりも多い、少ない、または異なるコンポーネントを含む。
コンピューティングデバイス150は、1つ以上のプロセッサ104を含むことができる。1つ以上のプロセッサ104は、デバイス102および/もしくは別のコンピューティングデバイス150への送信用の入力データを前処理するため、ならびに/またはデバイス102および/もしくはコンピューティングデバイス150の出力データを後処理するために、任意のロジック、回路および/または処理コンポーネント(例えば、マイクロプロセッサ)を含むことができる。1つ以上のプロセッサ104は、コンピューティングデバイス150の1つ以上の動作を構成、制御および/または管理するために、ロジック、回路、処理コンポーネントおよび/または機能を提供することができる。例えば、プロセッサ104は、電力レベル110、測定112、ED閾値120、および/または送信電力122を含むが、これに限定されない、データおよびメトリクスを受信してもよい。いくつかの実施例において、プロセッサ104は、本明細書で説明されるプロセスまたは方法(例えば、方法400)のうちの1つ以上の部分を実行または実施するために、コンピューティングデバイス150のドライバーまたはホストドライバーを含むことができ、またはそれらに対応することができる。プロセッサ104は、図5に関して上記説明された処理ユニット516と同じまたは同様なものにすることができる。
コンピューティングデバイス150は記憶装置106を含むことができる。記憶装置106は、コンピューティングデバイス150に関連する任意のタイプまたは形式のデータを記憶、保持または保持するように設計または実装されることができる。例えば、コンピューティングデバイス150は、電力レベル110、測定112、ED閾値120、および/または送信電力値122に関連するデータを記憶することができる。記憶装置106は、コンピューティングデバイス150の内部に、SRAMまたは内部SRAMを含むことができる。いくつかの実施例において、記憶装置106は、コンピューティングデバイス150の集積回路内に含むことができる。デバイス106は、メモリ(例えば、メモリ、メモリユニット、記憶装置等)を含むことができる。メモリは、本開示に説明される様々なプロセス、層、およびモジュールを完成させるかまたは実装するためのデータおよび/またはコンピュータコードを記憶するための1つ以上のデバイス(例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、ハードディスク記憶装置等)を含んでもよい。メモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであるか、またはそれらを含んでもよく、データベースコンポーネント、オブジェクトコードコンポーネント、スクリプトコンポーネント、または、本開示で説明される様々な動作および情報構造をサポートするための任意の他のタイプの情報構造を含んでもよい。実施例によれば、メモリは、処理回路を介してプロセッサ104に通信可能に接続され、本明細書に説明される1つ以上のプロセスまたは方法(例えば、方法400)を(例えば、処理回路およびプロセッサ、または処理回路もしくはプロセッサによって)実行するためのコンピュータコードを含む。いくつかの実施例において、記憶装置106は、図5のストレージ518を含むことができ、それと同じまたは実質的に同様なものとすることができる。コンピューティングデバイス150は回路108を含むことができる。回路108は、図5に関して説明されるコンピューティングシステム514のコンポーネントまたは部品にすることができる。実施例では、回路108は、図4に関して説明される方法400のすべてまたは一部を実施するプロセッサを含むことができる。
いくつかの実施例では、センサ155は、コンピューティングデバイス150の位置および向きを検出する電子コンポーネントまたは電子コンポーネントとソフトウェアコンポーネントとの組み合わせを含む。センサ155の実施例は、1つ以上の画像センサ、1つ以上の加速度計、1つ以上のジャイロスコープ、1つ以上の磁力計、または動きおよび/もしくは位置を検出する別の適切なタイプのセンサを含むことができる。例えば、1つ以上の加速度計は、平行移動運動(例えば、前/後、上/下、左/右)を測定することができ、1つ以上のジャイロスコープは、回転運動(例えば、ピッチ、ヨー、ロール)を測定することができる。いくつかの実施例では、センサ155は、平行移動運動および回転運動を検出し、コンピューティングデバイス150の向きおよび位置を決定する。1つの態様では、センサ155は、コンピューティングデバイス150の以前の向きおよび位置に対する平行移動運動および回転運動を検出し、検出された平行移動運動および/または回転運動を蓄積または統合することによって、コンピューティングデバイス150の新しい向きおよび位置、または向きもしくは位置を決定することができる。例として、コンピューティングデバイス150が基準方向から25度の方向に向けられていると仮定すると、コンピューティングデバイス150が20度回転したことの検出に応答して、センサ155は、コンピューティングデバイス150が現在、基準方向から45度の方向に面しているか、またはその方向に向いていると判断してもよい。別の例として、コンピューティングデバイス150が第1の方向に基準点から0.6メートル(2フィート)離れて位置していると仮定すると、コンピューティングデバイス150が第2の方向に0.9メートル(3フィート)移動したことを検出したことに応答して、センサ155は、コンピューティングデバイス150が現在、第1の方向の0.6メートル(2フィート)と第2の方向の0.9メートル(3フィート)とのベクトル乗算の位置にあると判断してもよい。
いくつかの実施例では、アイトラッカー164は、コンピューティングデバイス150のユーザーの視線方向を決定する電子コンポーネントまたは電子コンポーネントとソフトウェアコンポーネントとの組み合わせを含む。いくつかの実施例では、アイトラッカー164は、2つのアイトラッカーを含み、各アイトラッカー164は、対応する眼の画像をキャプチャし、眼の視線方向を決定する。1つの実施例では、アイトラッカー164は、キャプチャされた眼の画像に従って、眼の角回転、眼の平行移動、眼のねじれの変化、および/または眼の形状の変化を決定し、決定された角回転、平行移動、および眼のねじれの変化に従って、コンピューティングデバイス150に対する相対的な視線方向を決定する。1つのアプローチでは、アイトラッカー164は、所定の参照または構造化パターンを眼の部分に照射または投影し、眼の画像をキャプチャして、眼の部分に投影されたパターンを分析して、コンピューティングデバイス150に対する眼の相対的な視線方向を決定してもよい。いくつかの実施例では、アイトラッカー164は、コンピューティングデバイス150の向きおよびコンピューティングデバイス150に対する相対的な視線方向を組み込んで、ユーザーの視線方向を決定する。例として、コンピューティングデバイス150が基準方向から30度の方向に向けられており、コンピューティングデバイス150の相対的視線方向がコンピューティングデバイス150に対して-10度(または350度)であると仮定すると、アイトラッカー164は、ユーザーの視線方向が基準方向から20度であると決定してもよい。いくつかの実施例では、コンピューティングデバイス150のユーザーは、アイトラッカー164を有効または無効にするようにコンピューティングデバイス150を(例えば、ユーザー設定を介して)設定することができる。いくつかの実施例では、コンピューティングデバイス150のユーザーは、アイトラッカー164を有効または無効にするように促される。
いくつかの実施例では、通信インタフェース165は、デバイス102と通信する電子コンポーネントまたは電子コンポーネントとソフトウェアコンポーネントとの組み合わせを含む。通信インタフェース165は、通信リンクまたは通信チャネルを介してデバイス102の通信インタフェース115と通信してもよい。通信チャネルは、無線リンク、有線リンク、またはその両方であってもよい。無線リンクの例は、セルラー通信リンク、近距離通信リンク、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、または任意の通信無線通信リンクを含むことができる。有線リンクの例は、USB、イーサネット(登録商標)、Firewire(登録商標)、HDMI(登録商標)、または任意の有線通信リンクを含むことができる。デバイス102およびコンピューティングデバイス150が単一のシステム上に実装される実施例では、通信インタフェース165は、バス接続または導電トレースを介してデバイス102と通信してもよい。通信チャネルを介して、通信インタフェース165は、コンピューティングデバイス150の決定された位置およびユーザーの決定された視線方向を示すセンサ測定値をデバイス102に送信してもよい。さらに、通信チャネルを介して、通信インタフェース165は、デバイス102から、レンダリングされる画像を示すかまたはそれに対応するセンサ測定値を受信してもよい。
いくつかの実施例では、画像レンダラー170は、例えば、人工現実の空間のビューの変化に従って、表示用の1つ以上の画像を生成する電子コンポーネントまたは電子コンポーネントとソフトウェアコンポーネントとの組み合わせを含む。いくつかの実施例では、画像レンダラー170は、本明細書に説明される様々な機能を行うための命令を実行するプロセッサ(またはグラフィック処理ユニット(GPU))として実装される。画像レンダラー170は、通信インタフェース165を介して、レンダリングされる画像を記述するデータを受信してもよく、電子ディスプレイ175を介して画像をレンダリングすることができる。いくつかの実施例では、デバイス102からのデータを符号化してもよく、画像レンダラー170は、データを復号化して、画像を生成およびレンダリングしてもよい。1つの態様では、画像レンダラー170は、デバイス102から符号化画像を受信し、デバイス102とコンピューティングデバイス150との間の通信帯域幅を低減することができるように、符号化画像を復号化する。1つの態様では、コンピューティングデバイス150によって、コンピューティングデバイス150の位置および向き、ならびに/またはコンピューティングデバイス150を装着しているユーザーの視線方向を検出すること、ならびに、デバイス102によって、検出された位置および視線方向に対応する高解像度画像(例えば、1920×1080ピクセル、または2048×1152ピクセル)を生成してコンピューティングデバイス150に送信することの処理は、計算的に網羅的であってもよく、フレーム時間内(例えば、11msまたは8ms未満)で実行されなくともよい。1つの態様では、画像レンダラー170は、コンピューティングデバイス150からの画像がフレーム時間内に受信されない場合、シェーディング処理(shading process)および再投影処理を介して1つ以上の画像を生成する。例えば、シェーディング処理および再投影処理は、人工現実の空間のビューの変化に応じて適応的に実行されてもよい。
いくつかの実施例では、電子ディスプレイ175は、画像を表示する電子コンポーネントである。電子ディスプレイ175は、例えば、液晶ディスプレイまたは有機発光ダイオードディスプレイであってもよい。電子ディスプレイ175は、ユーザーに透けて見える(see through)透明なディスプレイであってもよい。いくつかの実施例では、コンピューティングデバイス150がユーザーによって装着されると、電子ディスプレイ175は、ユーザーの眼の近く(例えば、7.6センチメートル(3インチ)未満)に配置される。1つの態様では、電子ディスプレイ175は、画像レンダラー170によって生成された画像に従って、ユーザーの眼に向けて光を放射または投影する。
いくつかの実施例では、レンズ180は、電子ディスプレイ175からの受光を変化させる機械コンポーネントである。レンズ180は、電子ディスプレイ175からの光を拡大し、光に関連する光学誤差を補正してもよい。レンズ180は、フレネルレンズ、凸レンズ、凹レンズ、フィルタ、または電子ディスプレイ175からの光を変化させる任意の適切な光学コンポーネントであってもよい。レンズ180を介して、電子ディスプレイ175からの光は瞳孔に到達することができ、それによりユーザーは、電子ディスプレイ175が眼に近接していても、電子ディスプレイ175によって表示される画像を見ることができる。
いくつかの実施例では、補償器185は、あらゆる歪みまたは収差を補償する補償を実行する電子コンポーネントまたは電子コンポーネントとソフトウェアコンポーネントとの組み合わせを含む。1つの態様では、レンズ180は、色収差、糸巻き歪、バレル歪(barrel distortion)などの光学収差を導入する。補償器185は、画像レンダラー170からレンダリングされる画像に適用する補償(例えば、予歪)を決定してレンズ180によって引き起こされた歪を補償し、決定された補償を画像レンダラー170からの画像に適用してもよい。補償器185は、予歪画像を電子ディスプレイ175に提供してもよい。
チャネル142は、デバイス102と1つ以上のコンピューティングデバイス150および/または1つ以上の他のデバイス150との間に確立される通信チャネル、一次リンク(primary link)、接続(例えば、無線接続)、および/またはセッション(例えば、ユーザーおよび/またはアプリケーションセッション)を含むことができるが、これに限定されない。チャネル142のリンクは、IEEE802.11ベースのプロトコル、Bluetoothベースのプロトコル、WiFiベースのプロトコル、超広帯域(ultra wideband : UWB)プロトコル、またはセルラーベースのプロトコルを含むが、これに限定されない、通信プロトコルを使用して確立することができる。実施例では、チャネル142は、IEEE802.11ayプロトコルまたは802.11axプロトコルを含むことができる。デバイス102およびコンピューティングデバイス150はチャネル142を使用して、2つ以上のコンピューティングデバイス150または2つ以上のデバイス102間で、ダウンリンク動作、アップリンク動作および/またはピア・トゥ・ピア(peer-to-peer)送信のためのデータ転送を含むが、これに限定されない様々な通信を行うことができる。デバイス102およびコンピューティングデバイス150は、チャネル142を使用して、コンピューティングデバイス150またはコンピューティングデバイス150に接続されるデバイス(例えば、ヘッドウェアラブルディスプレイ)のユーザーに、フルVR体験、AR体験またはMR体験を提供またはサポートすることができる。
ここで、図1Bを参照すると、ネットワーク140を介して複数のコンピューティングデバイス150(例えば、STAデバイス)と通信するデバイス102(例えば、アクセスポイント)を有する通信システム190が示されている。デバイス102は、コンピューティングデバイス150に無線通信カバレッジ(wireless communication coverage)を提供し、および/またはコンピューティングデバイス150の基地局として動作することができる。ネットワーク140は、決定されるエリア、近隣、および/または基本サービスエリア(basic service area : BSA)を含むことができる。コンピューティングデバイス150は、基本サービスセット(basic service set : BSS)と呼ばれる通信にデバイス102を使用することができる。実施例では、ネットワーク140は単一のデバイス102(例えば、中央AP)または多数のデバイス102(例えば、複数のAP)を含むことができる。いくつかの実施例では、コンピューティングデバイス150は、デバイス102とは独立して(例えば、APなしで)、ピア・トゥ・ピア通信を行い、および/またはピア・トゥ・ピアネットワークとして機能することができる。実施例では、本明細書で説明されるデバイス102の機能は、1つ以上のコンピューティングデバイス150によって行うことができる。コンピューティングデバイス150は、本明細書で説明される任意のタイプのコンピューティングデバイスを含むことができ、例えば、コンピューティングデバイス150は、モバイルデバイス、ラップトップ、センサ、HWDおよび/または無線プロトコルを使用して通信することが可能な任意のタイプのデバイスを含んでもよいが、これに限定されない。実施例では、コンピューティングデバイス150は、VRアプリケーション、ARアプリケーションおよび/またはMRアプリケーションをユーザーに提供することができる。デバイス102(例えば、APデバイス)は、1つ以上のSTAデバイス150用、例えば、APデバイス102に通信するためのSTAデバイス150用、および/または他のSTAデバイス150と通信するためのSTAデバイス150用のチャネルの状態を、本明細書で説明される少なくとも1つのED閾値120および閾値関数124、またはED閾値120もしくは閾値関数124を使用して判定することができる。本明細書で説明されるエネルギー検出閾値技術は、拡張現実(AR)アプリケーションおよび仮想現実(VR)アプリケーション、または拡張現実(AR)アプリケーションもしくは仮想現実(VR)アプリケーションを含むが、これに限定されないアプリケーションに適用することができる。
図2は、HWDデバイス150の図である。いくつかの実施例では、HWDデバイス150は、前部剛体205およびバンド210を含む。前部剛体205は、電子ディスプレイ175(図2には図示せず)、レンズ180(図2には図示せず)、センサ155、アイトラッカー164A,164B、通信インタフェース165、および画像レンダラー170を含む。図2に示される実施例では、センサ155は前部剛体205内に配置され、ユーザーには見えなくともよい。他の実施例では、HWDデバイス150は、図2に示されるものとは異なる構成を有する。例えば、画像レンダラー170、アイトラッカー164A,164B、および/またはセンサ155は、図2に示されるものとは異なる位置にあってもよい。
ここで、図3Aを参照すると、デバイス102(またはコンピューティングデバイス150)について、決定されたED閾値120の値(例えば、y軸、縦軸)と最大送信電力122(例えば、x軸、横軸)との関係を示すグラフ300が提供される。グラフ300は3つの異なる閾値関数124を含むことができ、デバイス102の送信電力122が変化するときのED閾値120の値の変化を示すことができる。実施例では、グラフ300は、デバイス102がED閾値120の値を決定し、チャネル142の測定112を適用して各チャネル142の状態を判定するために実行する方法400の動作(420)に対応する第1ED閾値関数124、方法400の動作(422)に対応する第2ED閾値関数124、および方法400の動作(424)に対応する第3ED閾値関数124を含むことができる。
ED閾値120の値は、電力レベルの第1範囲303をカバーする第1領域322、電力レベルの第2領域304をカバーする傾斜領域(sloped region)324、および電力レベルの第3範囲306をカバーする第2領域326を有する連続単調関数320を含むことができる。第1領域322は、第1電力閾値308よりも小さい送信電力122に関して、電力レベルの第1範囲302を含むまたはカバーすることができる。例えば、デバイス102の送信電力122が第1電力閾値308よりも小さい場合、デバイス102は、チャネル142の状態を判定するために、関数320の第1領域322と、ED閾値120として第1定数値312とを使用してもよい。傾斜領域324は、第1電力閾値308よりも大きく、かつ第2電力閾値310よりも小さい送信電力122に関して、電力レベルの第2範囲304を含むまたはカバーすることができる。実施例では、デバイス102の送信電力122が第1電力閾値308よりも大きく、かつ第2電力閾値310よりも小さい場合、デバイス102は、チャネル142の状態を判定するために、関数320の傾斜領域324と、ED閾値120として変動値314とを使用してもよい。第2領域326は第2電力閾値310よりも大きい送信電力122に関して、電力レベルの第3範囲306を含むまたはカバーすることができる。実施例では、デバイス102の送信電力122が第2電力閾値310よりも大きい場合、デバイス102は、チャネル142の状態を判定するために、関数320の第2領域326と、ED閾値120として第2定数値316とを使用してもよい。
第1領域322は、第1定数値312を含むか、第1定数値312を割り当てられるか、または第1定数値312に対応することができる。第2領域326は、第2定数値316を含むか、第2定数値316を割り当てられるか、または第2定数値316に対応することができる。第2定数値316は、第1定数値312と異なる(例えば、より小さい、より大きい)ことができる。傾斜領域324は、第1定数値312、第2定数値136、第1電力閾値308、第2電力閾値310、および/またはデバイス102の送信電力122のうちの1つまたはそれらの組合せの関数である変動値314を含むか、変動値314を割り当てられるか、または変動値314に対応することができる。実施例では、傾斜領域324の勾配は定数値を含むことができる。1つの実施例では、傾斜領域の勾配は、デバイス102の最大送信電力122に基づいて第1定数値312から第2定数値316まで変わるコンテスタント値を含むことができる。
デバイス102は、チャネル142へのアクセスを試みるデバイス102の送信電力122を判定し、送信電力122を使用して、チャネル142が占有されているかまたは占有されていないかを判定するのに適切なED閾値120を決定することができる。実施例では、デバイス102の送信電力122が第1電力閾値308よりも小さい場合、関数320の第1領域322を適用することができ、デバイス102は、適切なED閾値120が第1定数値312であると決定することができる。実施例では、デバイス102の送信電力122が第1電力閾値308よりも大きく、かつ第2電力閾値310よりも小さい場合、関数320の傾斜領域324を適用することができ、デバイス102は、デバイス102の送信電力122に部分的に基づいて、適切なED閾値120が傾斜領域に沿った少なくとも1つの値であると決定することができる。実施例では、デバイス102の送信電力122が第2電力閾値310よりも大きい場合、関数320の第2領域326を適用することができ、デバイス102は、適切なED閾値120が第2定数値316であると決定することができる。
ここで、図3Bを参照すると、デバイス102(またはコンピューティングデバイス150)について、決定されたED閾値120の値(例えば、y軸、縦軸)と最大送信電力122(例えば、x軸、横軸)との関係を示すグラフ330が提供される。グラフ330は、1つ以上のデバイス102の送信電力122の異なる値に対するED閾値120の値の変化を示す。実施例では、グラフ330は、チャネル142の測定112を適用して各チャネル142の状態を判定するためにデバイス102によって実行される少なくとも1つの閾値関数124(例えば、図4の動作(428)からの閾値関数124)を含む、またはそれに対応することができる。
ED閾値120の値は、電力レベルの第1範囲332をカバーする第1領域350、電力レベルの第2範囲334をカバーする傾斜領域352、および電力レベルの第3範囲336をカバーする第2領域354を有する連続単調関数348を含むことができる。第1領域350は、第1電力閾値338よりも小さい送信電力122に関して、電力レベルの第1範囲332を含むまたはカバーすることができる。傾斜領域324は、第1電力閾値338よりも大きく、かつ第2電力閾値340よりも小さい送信電力122に関して、電力レベルの第2範囲334を含むまたはカバーすることができる。第2領域354は、第2電力閾値340よりも大きい送信電力122に関して、電力レベルの第3範囲336を含むまたはカバーすることができる。
実施例では、第1領域350は、第1定数値342を含むか、第1定数値342を割り当てられるか、または第1定数値342に対応することができる。第2領域354は、第2定数値346を含むか、第2定数値346を割り当てられるか、または第2定数値346に対応することができる。第2定数値346は、第1定数値342と異なる(例えば、より小さい、より大きい)ことができる。傾斜領域352は、第1定数値342、第2定数値346、第1電力閾値338、第2電力閾値340、および/またはデバイス102の送信電力122のうちの1つまたはそれらの組合せの関数である変動値344を含むか、変動値344を割り当てられるか、または変動値344に対応することができる。実施例では、傾斜領域352の勾配は定数値を含むことができる。1つの実施例では、傾斜領域352の勾配は、デバイス102の最大送信電力122に基づいて第1定数値342から第2定数値346まで変わるコンテスタント値を含むことができる。連続単調関数348は、第1定数値342を有する第1領域350と第2定数値346を有する第2領域354との間に傾斜領域352を含むことができる。傾斜領域352は、第1の値と第2の値との差に反比例する勾配を有することができ、第1の値は電力レベルの第1範囲332の上限とするか、または上限を表すことができ、第2の値は電力レベルの第2範囲334の下限とすることができる。
実施例では、デバイス102の送信電力122が第1電力閾値338よりも小さい場合、関数348の第1領域350を適用することができ、デバイス102は、適切なED閾値120が第1定数値342であると決定することができる。実施例では、デバイス102の送信電力122が第1電力閾値338よりも大きく、かつ第2電力閾値340よりも小さい場合、関数348の傾斜領域352を適用することができ、デバイス102は、適切なED閾値120が、デバイス102の送信電力122に部分的に基づいて、傾斜領域352に沿った少なくとも1つの値であると決定することができる。実施例では、デバイス102の送信電力122が第2電力閾値340よりも大きい場合、関数348の第2領域354を適用することができ、デバイス102は、適切なED閾値120が第2定数値346であると決定することができる。
ここで、図3Cを参照すると、デバイス102(またはコンピューティングデバイス150)について、決定されたED閾値120の値(例えば、y軸、縦軸)と最大送信電力122(例えば、x軸、横軸)との関係を示すグラフ360が提供される。グラフ360は、1つ以上のデバイス102の送信電力122の異なる値に対するED閾値120の値の変化を示す。実施例では、グラフ360は、チャネル142の測定112を適用して各チャネル142の状態を判定するためにデバイス102によって実行される少なくとも1つの閾値関数124(例えば、図4の動作(430)からの閾値関数124)を含むか、またはそれに対応することができる。
ED閾値120は、電力レベルの多数の範囲に対応する多数の領域を有する関数380を含む、またはそれに対応することができる。関数380は、第1電力閾値372よりも小さい送信電力122に関して、電力レベルの第1範囲362をカバーする第1領域382を含むことができる。第1領域382は、第1定数値342を含むかまたは割り当てられることができる。関数380は、第1電力閾値372よりも大きく、かつ第2電力閾値374よりも小さい送信電力122に関して、電力レベルの第2範囲364をカバーする第1傾斜領域384を含むことができる。第1傾斜領域384は、第1定数値392、第2定数値396、第3定数値398、第1電力閾値372、第2電力閾値374、および/またはデバイス102の送信電力122のうちの1つまたはそれらの組合せの関数である変動値394を含むことができる。関数380は、第2電力閾値374よりも大きく、かつ第3電力閾値376よりも小さい送信電力122に関して、電力レベルの第3範囲366をカバーする第2領域386を含むことができる。第2領域386は、第2定数値396を含むかまたは割り当てられることができる。
関数380は、第3電力閾値376よりも大きく、かつ第4電力閾値378よりも小さい送信電力122に関して、電力レベルの第4範囲368をカバーする第2傾斜領域388を含むことができる。第2傾斜領域388は、第1定数値392、第2定数値396、第3定数値398、第3電力閾値376、第4電力閾値378、および/またはデバイス102の送信電力122のうちの1つまたはそれらの組合せの関数である変動値397を含むことができる。関数380は、第4電力閾値378よりも大きい送信電力122に関して、電力レベルの第5範囲370をカバーする第3領域390を含むことができる。第3領域390は、第3定数値398を含むかまたは割り当てられることができる。
実施例では、連続単調関数380は、第1定数値392を有する第1領域382と第2定数値396を有する第2領域386との間に第1傾斜領域384、および第2定数値396を有する第2領域386と第3定数値398を有する第3領域390との間に第2傾斜領域388を含むことができる。実施例では、第1傾斜領域384は、第1の値と第2の値との差に反比例する勾配を有することができ、第1の値は第1範囲362もしくは電力レベルの上限とするか、または上限を表すことができ、第2の値は電力レベルの第2範囲364の下限とすることができる。第2傾斜領域388は、第3の値と第4の値との差に反比例する勾配を有することができ、第3の値は第3範囲366もしくは電力レベルの上限とする、または上限を表すことができ、第4の値は電力レベルの第4範囲368の下限とすることができる。
実施例では、デバイス102の送信電力122が第1電力閾値372よりも小さい場合、関数380の第1領域382を適用することができ、デバイス102は、適切なED閾値120が第1定数値392であると決定することができる。実施例では、デバイス102の送信電力122が第1電力閾値372よりも大きく、かつ第2電力閾値374よりも小さい場合、関数380の第1傾斜領域384を適用することができ、デバイス102は、適切なED閾値120が、デバイス102の送信電力122に部分的に基づいて、第1傾斜領域384に沿った少なくとも1つの値であると決定することができる。実施例では、デバイス102の送信電力122が第2電力閾値376よりも大きく、かつ第3電力閾値376よりも小さい場合、関数380の第2領域386を適用することができ、デバイス102は、適切なED閾値120が第2定数値396であると決定することができる。実施例では、デバイス102の送信電力122が第3電力閾値376よりも大きく、かつ第4電力閾値378よりも小さい場合、関数380の第2傾斜領域388を適用することができ、デバイス102は、適切なED閾値120が、デバイス102の送信電力122に部分的に基づいて、第2傾斜領域388に沿った少なくとも1つの値であると決定することができる。実施例では、デバイス102の送信電力122が第4電力閾値378よりも大きい場合、関数380の第3領域390を適用することができ、デバイス102は、適切なED閾値120が第3定数値398であると決定することができる。
ここで図4を参照すると、エネルギー検出閾値を管理する方法400が記載されている。簡潔に概説すると、方法400は、測定を行うこと(402)と、閾値関数を選択すること(404)と、閾値の値を決定すること(406)と、第1閾値関数を実行(例えば、適用)すること(420)と、第2閾値関数を実行すること(422)と、第3関数を実行すること(424)と、第4関数を実行すること(426)と、第5閾値関数を実行すること(428)と、第6閾値関数を実行すること(430)と、第7閾値関数を実行すること(432)と、測定値と閾値を比較すること(408)と、チャネルの状態を判定すること(410)とを含むことができる。これらの動作の1つ以上は、デバイス102および/またはコンピューティングデバイス150の少なくとも1つのプロセッサおよび/または回路(例えば、プロセッサ104、回路108)で行ってもよい。図4はチャネル142の状態を判定するデバイス102の観点から述べているが、方法400は、1つ以上のコンピューティングデバイス150を含め、本明細書で説明されるどのデバイスで行ってもよいことは理解されるべきである。
動作402で、またいくつかの実施例では、測定112を行うことができる。デバイス102は、チャネル142で検出される1つ以上の信号の電力レベル110を示すチャネル142の測定112を行うことができる。デバイス102は、1つ以上のチャネル142の電力レベル110を測定または判定して、チャネル142が占有されているかもしくは占有されていないか、および/または2つ以上のデバイス102間の通信に利用できるかどうかを判定することができる。実施例では、チャネル142に送信が存在しない場合、またはED閾値120より大きい電力レベル110での送信が存在しない場合、チャネル142を未占有チャネルと見なす、標記する、または称することができる。チャネル142にED閾値120より大きい電力レベル110での送信が存在する場合、チャネル142を占有チャネルと見なす、標記する、または称することができる。
チャネル142は多数のデバイス間の接続またはセッションを含むことができる。実施例では、チャネル142は、例えば、1つ以上のヘッドウェアラブルデバイスに人工現実のコンテンツを提供するために、コンソール(例えば、デバイス102)と1つ以上のヘッドウェアラブルデバイス(例えば、デバイス150)との間に通信セッション(例えば、ダウンリンク送信、アップリンク送信)を含むことができる。デバイス102は選択されたED閾値120に対して比較するために測定112を行うことができ、ED閾値120は、測定するチャネル142、測定を行うデバイス102の送信電力122、ネットワーク140の特性および/またはチャネル142を介して通信する1つ以上のデバイス102の特性に少なくとも部分的に基づいて、変更、選択することができる。デバイス102は、各デバイス102でチャネル142を介して受信される送信を測定して、送信の受信電力を判定することができる。実施例では、受信電力は、デバイス102(例えば、機器)とデバイスのアンテナアセンブリ130との間のインタフェースで測定または判定することができる。例えば、受信電力は、デバイス102(例えば、機器)の通信インタフェース115と、デバイス102に接続されるかまたはデバイス102と通信しているアンテナアセンブリ130との間のインタフェースで測定または判定することができる。デバイス102は、チャネル142経由の受信電力を積分し、その電力を1メガヘルツ(MHz)あたりの電力値に正規化することによって、電力レベル110を判定することができる。
動作404で、またいくつかの実施例では、測定されるチャネル142およびデバイス102の閾値を決定するために、閾値関数124を選択することができる。デバイス102は、ネットワーク140(例えば、基本サービスエリア(BSA)、WiFiネットワーク)内の複数のチャネル142に適用して、各チャネル142の状態を判定するための多数の閾値関数124を含むか、または実行することができる。デバイス102は、閾値関数124を実行して、デバイス102の送信電力122(例えば、最大送信電力)に比例するED閾値120の値を生成または決定することができる。実施例では、デバイス102は、少なくとも1つのデバイス102の送信電力122の値、デバイス102のタイプ(例えば、VLPデバイス、非VLPデバイス)、測定される電力レベル110の値、および/またはネットワーク140の特性(例えば、WiFiネットワーク、BSA)に部分的に基づいて、複数の閾値関数124から1つの閾値関数124を選択することができる。実施例では、デバイス102は、測定112が行われたデバイス102の送信電力122および/または測定チャネル142を介して接続されるかもしくは通信する少なくとも1つのデバイス102の送信電力122を判定することができる。デバイス102は、送信電力122を使用して、閾値関数124を選択することができる。いくつかの実施例では、デバイス102は、測定112が行われたデバイス102のデバイスタイプ(例えば、VLPデバイス、非VLPデバイス)、および/または測定されるチャネル142を介して接続されるかもしくは通信する少なくとも1つのデバイス102のデバイスタイプを判定することができる。送信電力122の値を使用して、デバイスタイプを判定することができる。デバイス102は、送信電力122およびデバイスタイプを使用して、閾値関数124を選択することができる。
動作406で、またいくつかの実施例では、閾値120の値を決定することができる。デバイス102は、例えば、選択された閾値関数124を使用して、測定されるチャネル142に適用するED閾値120を決定することができる。デバイス102は、選択された閾値関数124に送信電力122を適用して、ED閾値120の値を決定することができる。実施例では、ED閾値120は、機器(例えば、デバイス、コンソール、HWD)の最大設定送信電力(P)に比例するように選択または決定することができる。実施例では、第1閾値関数124が選択される場合、方法400は(420)に進んで、第1閾値関数124を実行して、ED閾値120の値を決定することができる。デバイス102は第2閾値関数124を選択することができ、方法400は(422)に進んで、第2閾値関数124を実行(例えば、適用)することができる。デバイス102は第3閾値関数124を選択することができ、方法400は(424)に進んで、第3閾値関数124を実行することができる。デバイス102は第4閾値関数124を選択することができ、方法400は(426)に進んで、第4閾値関数124を実行することができる。デバイス102は第5閾値関数124を選択することができ、方法400は(428)に進んで、第5閾値関数124を実行することができる。デバイス102は第6閾値関数124を選択することができ、方法400は(430)に進んで、第6閾値関数124を実行することができる。デバイス102は第7閾値関数124を選択することができ、方法400は(432)に進んで、第7閾値関数124を実行することができる。
動作420で、またいくつかの実施例では、第1閾値関数124を実行して、ED閾値120の値を決定することができる。実施例では、デバイス102は、それぞれのデバイス102の送信電力122に部分的に基づいて、異なる値を有する関数である第1ED閾値関数124を決定または選択することができ、関数は、それぞれのデバイス102について判定された送信電力122に部分的に基づいて、多数の領域(例えば、3つの領域)を含むことができる。実施例では、第1ED閾値関数124は図3Aの関数320と同様なものにすることができるが、定数値および電力閾値、または定数値もしくは電力閾値の値は変わってもよい。
第1ED閾値関数124は、第1電力閾値の値より小さい送信電力122に関して第1定数値である第1領域、第1電力閾値の値より大きくかつ第2電力閾値以下である送信電力122に関して第2定数値(例えば、負の第2定数値)と送信電力122との和または差に対応する変動値または傾斜領域である第2領域、および第2電力閾値の値より大きい送信電力値122に関して第2定数値である第3領域を有する関数を含むことができる。第1電力閾値の値は第2電力閾値の値とは異なることができ、第2定数値は第1定数値と異なることができる。実施例では、傾斜領域は第1定数値から第2定数値まで第2領域にわたって延びるかまたは傾斜することができる。傾斜領域の値は、選択された第2送信電力122とデバイス102の送信電力122との差に、選択された第2定数値を足した和である関数を含むことができる。したがって、傾斜領域の値は各デバイス102の送信電力122に部分的に基づいて変化することができる。
1つの実施例では、第1ED閾値関数124の関数は以下のように表現することができる。
第1領域:P≦14dBmに関して:EDT=-[75]dBm/MHz
第2領域:14dBm<P≦[24]dBmに関して:EDT=-85dBm/MHz+([24]dBm-P
第3領域:P≧[24]dBmに関して:EDT=-85dBm/MHz
上記式において、Pはデバイス102の送信電力122を表し、EDTはED閾値120を表す。デバイス102は、第1ED閾値関数124を実行して、ED閾値120の値を決定することができ、方法400は(408)に進んで、電力レベル測定値112をED閾値120と比較することができる。
動作422で、またいくつかの実施例では、第2ED関数124を実行することができる。デバイス102は、それぞれのデバイス102の送信電力122に部分的に基づいて、異なる値を有する関数である第2ED閾値関数124を決定または選択することができ、多数の領域(例えば、3つの領域)を有する関数を含むことができる。実施例では、第2ED閾値関数124は図3Aの関数320と同様なものにすることができるが、定数値および電力閾値、または定数値もしくは電力閾値の値は変わってもよい。
第2ED閾値関数124は、第1電力閾値の値より小さい送信電力122に関して第1定数値である第1領域、第1電力閾値の値より大きくかつ第2電力閾値以下である送信電力122に関して、第2定数値(例えば、負の第2定数値)と、分数値と送信電力122との積との和または差に対応する変動値または傾斜領域である第2領域、および第2電力閾値の値より大きい送信電力値122に関して第2定数値である第3領域を有する関数を含むことができる。第1電力閾値の値は第2電力閾値の値とは異なることができ、第2定数値は第1定数値と異なることができる。実施例では、傾斜領域は第1定数値から第2定数値まで第2領域にわたって延びるかまたは傾斜することができる。実施例では、第2ED閾値関数124は第1ED閾値関数124と同様なものにすることができるが、第2または傾斜領域は、提供されるデバイス102の送信電力122に部分的に基づいて、ED閾値120に関して異なる値を生成する異なる関数を含むことができる。傾斜領域の値は、分数値(例えば、10/9)と、選択された第2送信電力122とデバイス102の送信電力122との差との積に、選択された第2定数値を足した和である関数(例えば、B+10/9*(Y-P))を含むことができる。したがって、傾斜領域の値は各デバイス102の送信電力122に部分的に基づいて変化することができる。
1つの実施例では、第2ED閾値関数124の関数は以下のように表現することができる。
第1領域:P≦14dBmに関して:EDT=-[75]dBm/MHz
第2領域:14dBm<P≦[23]dBmに関して:EDT=-85dBm/MHz+10/9*([23]dBm-P
第3領域:P≧[23]dBmに関して:EDT=-85dBm/MHz
デバイス102は、第2ED閾値関数124を実行して、ED閾値120の値を決定することができ、方法400は(408)に進んで、電力レベル測定値112をED閾値120と比較することができる。
動作424で、またいくつかの実施例では、第3ED関数124を実行することができる。実施例では、デバイス102は、各デバイス102の送信電力122に部分的に基づいて、異なる値を有する関数である第3ED閾値関数124を決定または選択することができ、関数124は多数の領域(例えば、3つの領域)を含むことができる。実施例では、第3ED閾値関数124は図3Aの関数320と同様なものにすることができるが、定数値および電力閾値、または定数値もしくは電力閾値の値は変わってもよい。
第3ED閾値関数124は、第1電力閾値の値より小さい送信電力122に関して第1定数値である第1領域、第1電力閾値の値より大きくかつ第2電力閾値以下である送信電力122に関して、第2定数値(例えば、負の第2定数値)と、第2電力閾値とデバイス102の送信電力122との差との和または差に対応する変動値または傾斜領域である第2領域、および第2電力閾値の値より大きい送信電力値122に関して第2定数値である第3領域を有する関数を含むことができる。第2電力閾値の値は第1電力閾値の値とは異なることができ、第2定数値は第1定数値と異なることができる。傾斜領域は第1定数値から第2定数値まで第2領域にわたって延びるまたは傾斜することができる。
実施例では、第3ED閾値関数124は第1ED閾値関数124と同様なものにすることができるが、第3ED閾値関数124の第2または傾斜領域は、提供されるデバイス102の送信電力122に部分的に基づいて、ED閾値120に関して異なる値を生成する異なる第2定数値および異なる第2電力閾値、または異なる第2定数値もしくは異なる第2電力閾値を含むことができる。傾斜領域の値は、第2電力閾値とデバイス102の送信電力122との差に、選択された第2定数値を足した和である関数を含むことができる。したがって、傾斜領域の値は各デバイス102の送信電力122に部分的に基づいて変化することができる。
1つの実施例では、第3ED閾値関数124の関数は以下のように表現することができる。
第1領域:P≦14dBmに関して:EDT=-[75]dBm/MHz
第2領域:14dBm<P≦[23]dBmに関して:EDT=-84dBm/MHz+([23]dBm-P
第3領域:P≧[23]dBmに関して:EDT=-84dBm/MHz
デバイス102は、第3ED閾値関数124を実行して、ED閾値120の値を決定することができ、方法400は(408)に進んで、電力レベル測定値112をED閾値120と比較することができる。
動作426で、またいくつかの実施例では、第4ED関数124を実行することができる。実施例では、デバイス102は、それぞれのデバイス102の送信電力122に部分的に基づいて、異なる値を有する関数である第4ED閾値関数124を決定または選択することができ、多数の領域(例えば、2つの領域)を有する関数を含むことができる。例えば、第4ED閾値関数124は、電力変数(power variable)以下の送信電力値122に関して、定数値と、電力変数とデバイス102の送信電力122との差との和または差に等しい値を有する変動値または傾斜領域を含む第1領域、および、電力変数より大きい送信電力値122に関して定数値に等しい第2領域を有する関数を含むことができる。第1領域または傾斜領域の値は、電力変数値とデバイス102の送信電力122との差に、選択された定数値を足した和である関数を含むことができる。したがって、第1領域または傾斜領域の値は各デバイス102の送信電力122に部分的に基づいて変化することができる。
1つの実施例では、第4ED閾値関数124の関数は以下のように表現することができる。
第1領域:P≦[P1]dBmに関して:EDT=-85dBm/MHz+([P1]dBm-P
第2領域:P>[P1]dBmに関して:EDT=-85dBm/MHz
いくつかの実施例では、変数P1の値は24dBmに設定することができる。デバイス102は、第4ED閾値関数124を実行して、ED閾値120の値を決定することができ、方法400は(408)に進んで、電力レベル測定値112をED閾値120と比較することができる。
動作428で、またいくつかの実施例では、第5ED関数124を実行することができる。実施例では、デバイス102は、それぞれのデバイス102の送信電力122に部分的に基づいて、異なる値を有する関数である第5ED閾値関数124を決定または選択することができ、多数の領域(例えば、3つの領域)を有する関数を含むことができる。実施例では、第5ED閾値関数124は図3Bの関数348と同様なものにすることができるが、定数値および電力閾値、または定数値もしくは電力閾値の値は変わってもよい。
第5ED閾値関数124は、第2電力変数(例えば、第4ED閾値関数124とは異なる電力変数である第2電力変数)以下の送信電力値122に関して、第1定数値に等しい第1領域、第2電力変数より大きくかつ第1電力変数以下の送信電力値122に関して、第2定数値、電力変数、第1定数値、第2電力変数、および各デバイス102の送信電力122に対応する値を有する変動値または傾斜領域を有する第2領域、および第1電力変数より大きい送信電力値122に関して、第2定数値に等しい第3領域を有する関数を含むことができる。実施例では、第2領域は、第2定数値と、第1電力変数に、第2定数値と第1定数値との差を第1電力変数と第2電力変数との差で割った値を掛けた値との差に、第2定数値と第1定数値との差を第1電力変数と第2電力変数との差で割って、デバイス102の送信電力122を掛けた値を足したもの、に等しい変動値または傾斜領域を有することができる。第5ED閾値関数124の第2領域の値は、デバイス102の送信電力122、選択された定数値および/または選択された電力変数に部分的に基づいて変わることができる。
実施例では、第1領域は電力レベルの第1範囲をカバーすることができ、第2領域は電力レベルの第2範囲をカバーすることができ、傾斜領域は、第1の値(例えば、第1定数値)と第2の値(例えば、第2定数値)との差に反比例する勾配を有することができる。第1の値は第1範囲の上限とすることができ、第2の値は第2範囲の下限とすることができる。傾斜領域の勾配は、定数値を含み、またはそれに対応することができる。デバイス102は、例えば、デバイス102の最大送信電力122が傾斜領域の範囲内にあるとき、傾斜領域の関数に従ってED閾値120を決定することができる。デバイス102は、ED閾値関数124によって表現されもしくは対応する電力レベルまたは値の範囲に、デバイス102の送信電力122を適用することができる。実施例では、デバイス102は、デバイス102の最大送信電力122がED閾値関数124の傾斜領域によってカバーされる電力レベルの範囲内にあるか、またはその範囲に含まれると判定することができる。1つの実施例では、デバイス102の最大送信電力122は、ED閾値関数124の傾斜領域によってカバーされる電力レベルの範囲に対応する第1電力閾値の値から第2電力閾値の値までの電力レベルの範囲で、第1電力閾値の値より大きく、かつ第2電力閾値の値より小さくすることができる。デバイス102は、ED閾値関数124の傾斜領域にデバイス102の最大送信電力122を適用して、デバイス102の最大送信電力122に対応するED閾値120の値を決定または生成することができる。
実施例では、デバイス102は、デバイス102の最大送信電力122がED閾値関数124によってカバーされる電力レベルの第1領域の第1範囲内にあるときには、ED閾値120を第1定数値にすることができ、デバイス102の最大送信電力122がED閾値関数124によってカバーされる電力レベルの第2領域の第2範囲内にあるときには、閾値を第2定数値にすることができると決定することができる。デバイス102は、ED閾値120によって表現されまたは対応する電力レベルの範囲にデバイス102の送信電力122を適用して、デバイス102の最大送信電力122が第1定数値または第2定数値に対応する電力レベルの範囲内にあるか、またはその範囲に含まれると判定することができる。1つの実施例では、デバイス102の最大送信電力122は、ED閾値120の電力レベルの第1領域に割り当てられる第1電力閾値の値より小さくすることができ、デバイス102は、ED閾値120が第1定数値であると決定することができる。1つの実施例では、デバイス102の最大送信電力122は、ED閾値120の電力レベルの第2領域に割り当てられる第2電力閾値の値より大きくすることができ、デバイス102は、ED閾値120が第2定数値であると決定することができる。
1つの実施例では、第5ED閾値関数124は以下のように表現することができる。
第1領域:P≦P2dBmに関して:EDT=[ED1]dBm/MHz
第2領域:P2dBm<P≦[P1]dBmに関して:EDT=-85-P1*(-85-ED1)/(P1-P2)+(-85-ED1)/(P1-P2)*P
第3領域:P>[P1]dBmに関して:EDT=-85dBm/MHz
上記式において、P1およびP2はそれぞれ第1および第2の電力変数を表し、ED1は選択された定数値を表す。デバイス102は、第5ED閾値関数124を実行して、ED閾値120の値を決定することができ、方法400は(408)に進んで、電力レベル測定値112をED閾値120と比較する。
動作430で、またいくつかの実施例では、第6ED閾値関数124を実行することができる。実施例では、デバイス102は、それぞれのデバイス102の送信電力122に部分的に基づいて、異なる値を有する関数である第6ED閾値120を決定または選択することができる。第6ED閾値関数124は、各デバイス102について決定された送信電力122に部分的に基づいて、多数の領域(例えば、5つの領域)を有する関数を含むことができる。実施例では、第6ED閾値関数124は図3Cの関数380と同様なものにすることができるが、定数値および電力閾値、または定数値もしくは電力閾値の値は変わってもよい。
実施例では、第6ED閾値関数124は、第2定数値を有する第2領域と第3定数値を有する第3領域との間に第2傾斜領域を有する連続単調関数を含むことができる。第2領域は電力レベルの第1範囲をカバーすることができ、第3領域は電力レベルの第2範囲をカバーすることができる。第2傾斜領域は、第1の値と第2の値との差に反比例する勾配を有することができる。第1の値は第1範囲の上限とすることができ、第2の値は第2範囲の下限とすることができる。実施例では、第6ED閾値関数124は、少なくとも2つの傾斜領域を含む、電力レベルの第5領域を含むことができる。第6ED閾値関数は含むことができ、第1領域は電力レベルの第1範囲を含むことができ、第2領域は電力レベルの第2範囲をカバーする第1傾斜領域を含むことができ、第3領域は電力レベルの第3範囲をカバーすることができ、第4領域は電力レベルの第4範囲をカバーする第2傾斜領域を含むことができ、第5領域は電力レベルの第5範囲をカバーすることができる。デバイス102は、第6ED閾値関数124に最大送信電力122を適用して、デバイス102の最大送信電力122がED閾値120のどの領域に入るかを判定することができる。デバイス102は対応する領域を使用して、一定の値または第1傾斜領域もしくは第2傾斜領域に対応する変動値を含め、デバイス102の最大送信電力122に関して、ED閾値120の値を決定することができる。
第6ED閾値関数124は、第4電力変数以下の送信電力122に関して、第2定数値に等しい第1領域を有する関数を含むことができる。第6ED閾値関数124は、第4電力変数より大きくかつ第3電力変数以下の送信電力の値122に関して、第2定数値、第4電力変数、第1定数値、第3電力変数、および各デバイス102の送信電力122に対応する値を有する変動値または傾斜領域を有する第2領域を含むことができる。1つの実施例では、第2領域は、第2定数値から、第4電力変数に、第2定数値と第1定数値との差を第4電力変数と第3電力変数との差で割った値を掛けた値を引き、第2定数値と第1定数値との差を第4電力変数と第3電力変数との差で割って、各デバイス102の送信電力122を掛けた値を足したもの、に等しい値を有する関数を含むことができる。第6ED閾値関数124は、第3電力変数より大きくかつ第2電力変数以下の送信電力122に関して、第1定数値に等しい第3領域を含むことができる。
第6ED閾値関数124は、第2電力変数より大きくかつ第1電力変数以下の送信電力の値122に関して、第3定数値、第1電力変数、第1定数値、第2電力変数、および各デバイス102の送信電力122に対応する値を有する変動値または傾斜領域を有する第4領域を含むことができる。1つの実施例では、第4領域は、第3定数値から、第1電力変数に、第3定数値と第1定数値との差を第1電力変数と第2電力変数との差で割った値を掛けた値を引き、第3定数値と第1定数値との差を第1電力変数と第2電力変数との差で割って、各デバイス102の送信電力122を掛けた値を足したもの、に等しい値を有する関数を含むことができる。第6ED閾値関数124は、第1電力変数より大きい送信電力122に関して、第3定数値に等しい第5領域を含むことができる。
1つの実施例では、第6ED閾値関数124は以下のように表現することができる。
第1領域:P≦P4dBmに関して:EDT=[ED2]dBm/MHz
第2領域:P4dBm<P≦P3に関して:EDT=ED2-P4*(ED2-ED1)/(P4-P3)+(ED2-ED1)/(P4-P3)*P
第3領域:P3dBm<P≦[P2]dBmに関して:EDT=[ED1]dBm/MHz
第4領域:P2dBm<P≦[P1]dBmに関して:EDT=-85-P1*(-85-ED1)/(P1-P2)+(-85-ED1)/(P1-P2)*P
第5領域:P>[P1]dBmに関して:EDT=-85dBm/MHz
上記式において、P1、P2、P3およびP4はそれぞれ第1、第2、第3および第4の電力変数を表し、ED1およびED2はそれぞれ異なる選択された定数値を表す。デバイス102は、第6ED閾値関数124を実行して、ED閾値120の値を決定することができ、方法400は(408)に進んで、電力レベル測定値112をED閾値120と比較する。
動作432で、またいくつかの実施例では、第7ED閾値関数124を実行することができる。デバイス102は、利用できる、またはデバイス102の決定された範囲もしくはエリア内のVLPデバイス102および/またはVLPデバイス150の数に部分的に基づいて、第7ED閾値関数124を決定または選択することができる。デバイス102は、決定された範囲またはネットワーク140(例えば、無線ネットワーク、BSA、近隣)で利用できる低電力(例えば、VLP)デバイス102およびVLPデバイス150、または低電力(例えば、VLP)デバイス102もしくはVLPデバイス150の数に対応するように、それに部分的に基づくように、またはそれに依存するように、ED閾値120を決定または選択することができる。実施例では、ED閾値関数124は、チャネル測定が行われるデバイス102の決定された範囲内の1つ以上の他のデバイス102、および1つ以上の他のデバイス102のデバイスタイプに少なくとも部分的に基づいて選択することができる。デバイス102は超低電力(VLP)デバイスを含むことができ、デバイス102は他のVLPデバイス102(またはデバイス105)の範囲内にすることができ、デバイス102は、ED閾値120の値を、デバイス102の最大送信電力122と第1閾値との積、およびデバイス102の最大送信電力122と第2閾値との積の関数として設定することができる。第1閾値は第2閾値より小さくすることができる。実施例では、低電力デバイス102(またはデバイス150)は14dBm以下の送信電力値を有するデバイスを含むことができる。
デバイス102(例えば、アクセスポイント(AP)デバイス)は、決定された範囲内にある低電力デバイス102およびデバイス105、または低電力デバイス102もしくはデバイス105のパーセンテージ(p)を報知することができる。さらに電力の低いデバイス(例えば、VLPDUT)による低送信(例えば、低変調・符号化選択(MCS)送信)の実施例では、第7ED閾値関数124は、2つまたは多数のED閾値120の関数とすることができる。例えば、第7ED閾値関数124は、電力変数に第1ED閾値120(例えば、ED_low)を掛けた値と、定数値(例えば、1)から電力変数を引いて第2ED閾値120(例えば、ED_high)を掛けた値との和に等しい値を有する関数になるように決定または選択することができる。1つの実施例では、第7ED閾値関数124は以下のように表現することができる。
ED閾値=p*(ED_low)+(1-p)*(ED_high)
第1ED閾値120および第2ED閾値120は、送信の電力レベルに部分的に基づいて決定することができる。20MHz送信の1つの実施例では、第1ED閾値120(例えば、ED_low)は-72dBmに等しくすることができ、第2ED閾値120(例えば、ED_high)は-52dBmに等しくすることができる。
1つの実施例では、20MHz送信の第1ED閾値120(例えば、ED_low)の式は以下のように表現することができる。
ED_lowは、次式によって計算することができる:-85dBm+10*log10(20)=-72dBm
1つの実施例では、20MHz送信の第2ED閾値120(例えば、ED_high)の式は以下のように表現することができる。
ED_highは、-65dBm+10*log10(20)=52dBmの式によって計算することができる。
デバイス102は、第7ED閾値関数124を実行して、ED閾値120の値を決定することができ、方法400は(408)に進んで、電力レベル測定値112をED閾値120と比較することができる。
動作408で、またいくつかの実施例では、測定値112を閾値120と比較することができる。デバイス402は、例えば、選択された閾値関数124を使用して、測定値112を、決定されたED閾値120と比較することができる。デバイス102は、選択された閾値関数124を実行して、ED閾値120を決定することができる。実施例では、閾値関数124は、異なる送信電力122または送信電力122値の異なる範囲に割り当てられ、またはそれに対応する異なるED閾値120の値の各々を用いて、多数のED閾値120の値を提供または生成することができる。例えば、ED閾値120は、送信電力122値の第1範囲(例えば、第1電力閾値の値より小さいP)に関して第1の値、送信電力122値の第2範囲(例えば、第1電力閾値の値と第2電力閾値との間のP)に関して第2の値、送信電力122値の第3範囲(例えば、第2電力閾値の値よりも大きいP)に関して第3の値を有することができる。ED閾値120に含まれる送信電力122値の値および範囲の数は、選択された閾値関数124に部分的に基づいて変わることができる(例えば、1つの値、2つ以上の値、3つの値、5つの値)。デバイス102は、デバイス102の送信電力122を使用して、適切なED閾値120の値を決定することができる。
デバイス102は、チャネル142の電力レベル110の測定値112を、ED閾値120と比較することができる。実施例では、デバイス102は、測定値112を、第1定数値を有する第1領域と第2定数値を有する第2領域との間に傾斜領域を有する連続単調関数である値を有するED閾値120と比較することができる。傾斜領域は、デバイス102の最大送信電力122と、第1定数値および第2定数値のうちの少なくとも1つとの関数を含むことができる。
動作410で、またいくつかの実施例では、チャネルの状態を判定することができる。デバイス102は各チャネル142のチャネルの状態を判定することができる。実施例では、デバイス102は、比較に応答して、チャネル142が占有されているかまたは占有されていないかを判定することができる。デバイス102は、電力レベル110がED閾値120よりも大きいことに応答して、チャネル142が占有されていて、デバイス102が通信のためにアクセスするのに利用できないと判定することができる。実施例では、チャネルが占有されているか、または利用できない場合、デバイス102は次のチャネル142を選択して、デバイス102による通信の状態およびそのための利用を判定することができる。方法400は(402)に戻って、測定を行うことができる。デバイス102は、電力レベル110がED閾値120よりも小さいことに応答して、チャネル142が占有されておらず、デバイス102が通信のためにアクセスするのに利用できると判定することができる。デバイス102は、占有されていないと判定されたチャネル142を使用して、デバイス102による通信(例えば、送信、受信)を開始、有効化、または許可してもよい。実施例では、方法400は(402)に戻って、ネットワーク140のデバイス102および異なるデバイス102、またはデバイス102もしくは異なるデバイス102について、次のチャネル142の測定を行うことができる。
本明細書で説明されるさまざまな動作を、コンピュータシステム上で実装することができる。図5は、本開示を実装するために使用可能な代表的なコンピューティングシステム514のブロック図を示す。いくつかの例では、図1A~図1Bのデバイス102、コンピューティングデバイス150、またはその両方がコンピューティングシステム514によって実装される。コンピューティングシステム514は、例えば、スマートフォン、他の携帯電話、タブレットコンピュータ、ウェアラブルコンピューティングデバイス(例えば、スマートウォッチ、めがね、ヘッドウェアラブルディスプレイ)、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータなどの消費者デバイスとして実装され、または分散コンピューティングデバイスで実装されることができる。コンピューティングシステム514は、VR、AR、MR体験を提供するために実装されることができる。いくつかの実施形態では、コンピューティングシステム514は、プロセッサ516、記憶装置518、ネットワークインタフェース520、ユーザー入力デバイス522、およびユーザー出力デバイス524などの従来のコンピュータコンポーネントを含むことができる。
ネットワークインタフェース520は、リモートサーバシステムのWANインタフェースも接続される広域ネットワーク(例えば、インターネット)への接続を提供することができる。ネットワークインタフェース520は、有線インタフェース(例えば、イーサネット(登録商標))および/またはWi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、またはセルラデータネットワーク規格(例えば、3G、4G、5G、60GHz、LTE等)などのさまざまなRFデータ通信規格を実装する無線インタフェースを含むことができる。
ユーザー入力デバイス522は、ユーザーがコンピューティングシステム514に信号を提供することができる任意のデバイス(または複数のデバイス)を含むことができ、コンピューティングシステム514は、信号を特定のユーザー要求または情報を示すものとして解釈することができる。ユーザー入力デバイス522は、キーボード、タッチパッド、タッチスクリーン、マウスまたは他のポインティングデバイス、スクロールホイール、クリックホイール、ダイヤル、ボタン、スイッチ、キーパッド、マイクロフォン、センサ(例えば、モーションセンサ、アイトラッキングセンサ等)などのいずれかまたはすべてを含むことができる。
ユーザー出力デバイス524は、コンピューティングシステム514がユーザーに情報を提供することができる任意のデバイスを含むことができる。例えば、ユーザー出力デバイス524は、コンピューティングシステム514によって生成された、またはコンピューティングシステム514に配信された画像を表示するためのディスプレイを含むことができる。ディスプレイは、さまざまな画像生成技術、例えば、液晶ディスプレイ(LCD : liquid crystal display)、有機発光ダイオード(OLED : organic light-emitting diodes)を含む発光ダイオード(LED : light-emitting diode)、プロジェクションシステム、陰極線管(CRT : cathode ray tube)などを、サポート電子機器(例えば、デジタル/アナログまたはアナログ/デジタル変換器、信号プロセッサなど)とともに組み込むことができる。入力および出力デバイスの両方として機能するタッチスクリーンなどのデバイスを使用することができる。ディスプレイに加えて、またはディスプレイの代わりに、出力デバイス524を設けることができる。例としては、表示灯、スピーカー、触覚「ディスプレイ」デバイス、プリンタなどが含まれる。
いくつかの実施態様は、コンピュータプログラム命令をコンピュータ可読記憶媒体(例えば、非一時的コンピュータ可読媒体)に記憶する、マイクロプロセッサ、記憶装置、およびメモリなどの電子コンポーネントを含む。この明細書で説明されている特徴の多くは、コンピュータ可読記憶媒体にて符号化された一連のプログラム命令として指定された処理として実装されることができる。これらのプログラム命令が1つ以上のプロセッサによって実行されると、それらはプログラム命令で示されたさまざまな動作をプロセッサに実行させる。プログラム命令またはコンピュータコードの例には、コンパイラによって生成されるようなマシンコード、およびインタプリタを使用してコンピュータ、電子コンポーネント、またはマイクロプロセッサによって実行される高級コードを含むファイルが含まれる。適切なプログラミングを通じて、プロセッサ516は、サーバまたはクライアントによって実行されるものとして本明細書で説明される機能のいずれか、またはメッセージ管理サービスに関連する他の機能を含む、コンピューティングシステム514についてのさまざまな機能を提供することができる。
コンピューティングシステム514は例示であり、変形および修正が可能であることを理解されたい。本開示に関連して使用されるコンピュータシステムは、本明細書で具体的に説明されていない他の機能を有することができる。さらに、コンピューティングシステム514は特定のブロックを参照して説明されているが、これらのブロックは説明の便宜のために定義されており、コンポーネント部品の特定の物理的配置を示唆することを意図するものではないことを理解されたい。例えば、異なるブロックを同じ施設、同じサーバーラック、または同じマザーボードに配置することができる。さらに、ブロックは、物理的に異なるコンポーネントに対応する必要はない。ブロックは、例えば、プロセッサをプログラミングすること、または適切な制御回路を提供することによって、さまざまな動作を実行するように構成されることができ、初期構成の取得方法に応じて、さまざまなブロックは、再構成可能である可能性があるか、またはそうでない可能性がある。本開示の実施態様は、回路およびソフトウェアの任意の組み合わせを使用して実装された電子デバイスを含むさまざまな装置で実現されることができる。
ここではいくつかの例示的な実施態様について説明したが、上記は例示的なものであり、限定するものではなく、例として提示されたものであることは明らかである。特に、本明細書に提示される例の多くは、方法行為またはシステム要素の特定の組み合わせを含むが、それらの行為およびそれらの要素は、同じ目的を達成するために他の方法で組み合わされることができる。1つの実施態様に関連して説明された行為、要素、および特徴は、他の実施態様または実施態様における同様の役割から除外されることを意図していない。
本明細書に開示される例および実施形態に関連して説明されるさまざまな処理、動作、例示的なロジック、論理ブロック、モジュール、および回路を実装するために使用されるハードウェアおよびデータ処理コンポーネントは、汎用シングルチップもしくはマルチチッププロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、または本明細書で説明された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組み合わせで実装または実行されてもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサ、または任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであってもよい。プロセッサはまた、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成など、コンピューティングデバイスの組み合わせとして実装されてもよい。いくつかの例および実施形態では、特定の処理および方法が、所与の機能に固有の回路によって実行されてもよい。メモリ(例えば、メモリ、メモリユニット、記憶装置など)は、本開示に記載されたさまざまな処理、層、およびモジュールを完了するまたは容易にするためのデータおよびコンピュータコード、またはデータもしくはコンピュータコードを記憶するための1つ以上の装置(例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、ハードディスク記憶装置など)を含んでもよい。メモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであるか、またはそれらを含んでもよく、データベースコンポーネント、オブジェクトコードコンポーネント、スクリプトコンポーネント、または、本開示で説明されるさまざまな動作および情報構造をサポートするための任意の他のタイプの情報構造を含んでもよい。一例によれば、メモリは、処理回路を介してプロセッサに通信可能に接続され、本明細書に記載の1つ以上の処理を(例えば、処理回路およびプロセッサ、または処理回路もしくはプロセッサによって)実行するためのコンピュータコードを含む。
本開示は、さまざまな動作を達成するための任意の機械可読媒体上の方法、システム、およびプログラム製品を企図する。本開示の例および実施形態は、既存のコンピュータプロセッサを使用して、またはこの目的もしくは別の目的のために組み込まれた適切なシステム用の専用コンピュータプロセッサによって、またはハードワイヤードシステムによって実装されてもよい。本開示の範囲内の例および実施形態は、そこに記憶された機械実行可能命令またはデータ構造を保持または有するための機械可読媒体を備えるプログラム製品を含む。そのような機械可読媒体は、汎用または専用コンピュータまたはプロセッサを伴う他の機械によってアクセスすることができる任意の利用可能媒体とすることができる。例として、そのような機械可読媒体は、RAM、ROM、EPROM、EEPROM、または他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶装置、または機械実行可能な命令もしくはデータ構造の形式で所望のプログラムコードを保持または格納するために使用されることができて汎用もしくは専用のコンピュータまたはプロセッサを伴う他のマシンによりアクセスされることができる任意の他の媒体を備えることができる。上記の組み合わせも、機械可読媒体の範囲に含まれる。機械実行可能命令には、例えば、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または専用処理機械に特定の機能または機能群を実行させる命令およびデータが含まれる。
本明細書で使用される言い回しおよび用語は、説明のためのものであり、限定するものと見なされるべきではない。本明細書における「含む」、「備える」、「有する」、「含有する」、「伴う」、「により特徴付けられる」、「ことを特徴とする」およびその変形の使用は、その後に列挙される項目、その均等物、および追加項目、ならびに、排他的にそれ以降に列挙される項目からなる代替実施態様を包含することを意味する。1つの実施態様では、本明細書に記載のシステムおよび方法は、記載の要素、行為、またはコンポーネントのうちの1つ、1つ超の各組合せ、またはすべてからなる。
本明細書にて単数形で言及されるシステムおよび方法の実施態様または要素または行為へのいかなる言及も、複数のこれらの要素を含む実施態様を包含することができ、本明細書での任意の実施態様または要素または行為への複数形でのいかなる言及も、1つの要素だけを含む実施態様を包含することができる。単数形または複数形での言及は、現在開示されているシステムまたは方法、それらのコンポーネント、行為、または要素を単数または複数の構成に限定することを意図していない。任意の情報、行為または要素に基づく任意の行為または要素への言及は、行為または要素が任意の情報、行為または要素に少なくとも部分的に基づく実施態様を含むことができる。
本明細書に開示される任意の実施態様は、任意の他の実施態様、例または実施形態と組み合わされることができ、「実施態様」、「いくつかの実施態様」、「1つの実施態様」などへの言及は必ずしも相互に排他的ではなく、特定の特徴、構造、または実施態様に関連して説明された特性は、少なくとも1つの実施態様、例または実施形態に含めることができることを示すことを意図している。本明細書で使用されるそのような用語は、必ずしもすべてが同じ実施態様を指しているわけではない。任意の実施態様は、本明細書で開示される態様および実施態様と一致する任意の方法で、包括的または排他的に任意の他の実施態様と組み合わされることができる。
図面、詳細な説明、または任意の請求項における技術的特徴の後に参照符号が続く場合、参照符号は、図面、詳細な説明、および請求項の理解度を高めるために含まれている。したがって、参照符号の有無は、任意の請求項の要素の範囲を制限するいかなる効果もない。
本明細書に記載のシステムおよび方法は、その特性から逸脱することなく、他の特定の形態で具現化されてもよい。「およそ」、「約」、「実質的に」、または程度に関するその他の用語への言及は、明示的に別段の指示がない限り、所与の測定値、単位、または範囲からの+/-10%の変動を含む。結合された要素は、電気的、機械的、または物理的に相互に直接、または介在要素を伴って、結合されることができる。したがって、本明細書に記載のシステムおよび方法の範囲は、前述の説明ではなく添付の特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の均等の意味および範囲内にある変更がそこに含まれる。
「結合された」という用語およびその変形は、2つの部材を直接的または間接的に相互に連結することを含む。そのような連結は静止していても(例えば、永続的または固定)、または可動(例えば、取り外し可能または解放可能)であってもよい。そのような連結は、2つの部材を互いにまたは互いに対して直接、結合するか、別個の介在部材および互いに結合された任意の追加中間部材を使用して2つの部材を互いに結合するか、または、2つの部材のうちの1つとの単一の一体本体として統合的に形成された介在部材を使用して2つの部材を互いに結合することによって達成されてもよい。「結合された」またはその変形が追加の用語によって修正される場合(例えば、直接的に結合)、上記で提供された「結合された」の一般的な定義は、追加の用語の平易な言葉の意味によって修正され(例えば、「直接的に結合された」はいかなる別個の介在部材も伴わない2つの部材の連結を意味する)、上記で提供された「結合された」の一般的な定義よりも狭い定義になる。そのような結合は、機械的、電気的または流体的であってもよい。
「または」への言及は包括的であると解釈されることができ、それにより、「または」を使用して記述されたいかなる用語も、記述された用語の単一、1つ超、およびすべてのいずれかを示すことができる。「‘A’および‘B’の少なくとも1つ」への言及には、‘A’のみ、‘B’のみ、および‘A’と‘B’との両方を含めることができる。「備える」または他のオープンな用語法と組み合わせて使用されるそのような言及には、追加の項目を含めることができる。
さまざまな要素のサイズ、寸法、構造、形状および割合、パラメータの値、取り付け配置、材料の使用、色、向きのバリエーションなど、説明されている要素および行為の修正は、本明細書に開示された主題事項の教示および利点から著しく逸脱することなく行うことができる。例えば、一体的に形成されているように示されている要素は、複数の部品または要素から構成されることができ、要素の位置を逆にするか、または別様に変更することができ、別個の要素または位置の性質または数を変更または変形することができる。本開示の範囲から逸脱することなく、開示された要素および動作の設計、動作条件および配置において、他の置換、修正、変更、および省略を行うこともできる。
本明細書における要素の位置への言及(例えば、「上」、「下」、「より上」、「より下」)は、図面におけるさまざまな要素の向きを説明するために単に使用される。さまざまな要素の向きは、他の例に従って異なっていてもよく、そのような変形は、本開示によって包含されることが意図されている。

Claims (13)

  1. 方法であって、
    デバイスによって、チャネルにおいて検出される1つ以上の信号の電力レベルを示す前記チャネルの測定を行うことと、
    前記デバイスによって、測定値を、第1定数値を有する第1領域と第2定数値を有する第2領域との間の傾斜領域を有する連続単調関数である値を有する閾値と比較することであって、前記傾斜領域は、前記デバイスの最大送信電力と、前記第1定数値および前記第2定数値のうちの少なくとも1つとの関数を備える、前記比較することと、
    前記比較することに応答するデバイスによって、前記チャネルが占有されているかまたは占有されていないかを判定することと、を備える方法。
  2. 前記電力レベルが前記閾値よりも大きいことに応答するデバイスによって、前記チャネルが占有されていて、前記デバイスが通信のためにアクセスするのに利用できないと判定することを備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記電力レベルが前記閾値よりも小さいことに応答する前記デバイスによって、前記チャネルが占有されておらず、前記デバイスが通信のためにアクセスするのに利用できると判定することを備える請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記デバイスによって、前記デバイスの最大送信電力が前記傾斜領域の範囲内にあるとき、前記傾斜領域の関数に従って前記閾値を決定することを備える請求項1~3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記デバイスによって、前記デバイスの最大送信電力が前記第1領域の第1範囲内にあるとき、前記閾値が前記第1定数値であり、前記デバイスの最大送信電力が前記第2領域の第2範囲内にあるとき、前記閾値が前記第2定数値であると決定することを備える請求項1~4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記第1領域は電力レベルの第1範囲をカバーしており、前記第2領域は電力レベルの第2範囲をカバーしており、前記傾斜領域は第1の値と第2の値との差に反比例する勾配を有しており、前記第1の値は前記第1範囲の上限であり、前記第2の値は前記第2範囲の下限である、請求項1~5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記傾斜領域の勾配は定数値である、請求項1~6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記連続単調関数は、前記第2定数値を有する前記第2領域と第3定数値を有する第3領域との間に第2傾斜領域を含む、請求項1~7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記第2領域は電力レベルの第1範囲をカバーしており、前記第3領域は電力レベルの第2範囲をカバーしており、前記第2傾斜領域は第1の値と第2の値との差に反比例する勾配を有しており、前記第1の値は前記第1範囲の上限であり、前記第2の値は前記第2範囲の下限である、請求項8に記載の方法。
  10. 前記デバイスは超低電力(VLP)デバイスを含み、前記デバイスは他のVLPデバイスの範囲内であり、
    前記デバイスの最大送信電力と第1閾値との積と、前記デバイスの最大送信電力と第2閾値との積との関数として、前記閾値の値を設定することを備える請求項1~9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 請求項1~10のいずれか1項に記載の方法を実行するように構成された1つまたは複数のプロセッサを備えるデバイス。
  12. 前記デバイスは、モバイル端末、ユーザー機器、ユーザーデバイス、アクセスポイント、および基地局のうちの少なくとも1つを含む、請求項11に記載のデバイス。
  13. 複数の命令を含む非一時的コンピュータ可読媒体であって、
    前記複数の命令は、1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、前記1つまたは複数のプロセッサに請求項1~10のいずれか1項に記載の方法を実行させる、非一時的コンピュータ可読媒体。
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