JP2023541111A - 呼吸保護マスク - Google Patents

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Abstract

呼吸保護マスク(1000~1700)は、上側部分(1011、1111、1211)、下側部分(1021~1721)、及び呼吸フィルタ(700~707)を備える。呼吸フィルタ(700~707)は、空気出口(740、741)を備え、前記呼吸保護マスク(1000~1700)がマスク着用者(10)によって着用されているとき、吸入された空気流(810)が、前記呼吸フィルタ(700~707)の前記空気出口(740、741)から前記上側部分(1011~1711)を通って前記下側部分(1021~1721)に向かって且つ/又は前記マスク着用者(10)の鼻(14)まで、実質的に真っ直ぐに通ることができるように、前記呼吸フィルタ(700~707)が前記上側部分(1011~1711)内に、前記上側部分上に、及び/又は前記上側部分に配置されている。

Description

本発明の実施形態は、呼吸保護マスク、特にそれぞれのフルフェイスマスクに関する。
呼吸保護マスクとも呼ばれるブリージングマスクは、呼吸器系にとって有害な大気内で働くか又はその中にとどまる必要のある人に、ブリージングガスを供給するために使用される。吸い込まれる空気は、1つ又は複数のフィルタを介して汚染物の清浄化又は除去のいずれかが行われるか、又はシリンダリザーバからホースラインを介して保護マスク内にブリージングガスが給送される。呼吸保護マスクは、(EN136により規格化された)フルフェイスマスクとして設計されてもよいし、又は半分及び4分の1のマスク(EN140)として設計されてもよい。
さらに、細菌、例えば結核細菌などの浮遊微生物(病原体)、及びインフルエンザ及びコロナウイルスなどのウイルスは、医療従事者、患者、さらには全国民、パンデミックの場合には、ことによると世界的にさえ、それぞれの健康に大きな課題を呈することがある。
フルフェイスマスクは通常、シリコン又はゴムから作られたマスク本体、封止フレーム内の1つ又は2つの視界窓、排出弁、場合によりマスクストラップ、内側マスク又は空気通路、及び調整器用のコネクタ(調整器)、又はブリージングフィルタ(呼吸フィルタとも呼ばれる)を有する。マスクストラップは、マスク及びヘルメットをともに支えるシステム(ヘルメット-マスクの組み合わせ)から成ることも可能である。
内側マスクは、機能的なデッドスペースを低減するために使用されてよい。従来のレスピレータにおいて、ブリージング用の空気は、制御弁を介してマスク本体に入れられ、次いでバイザとして実装されることが可能な視界窓を通り過ぎ、こうして視界窓の曇りを防止する。内側マスクが使用されない場合、代わりに空気通路が導入されてよく、この空気通路において、空気は同じく視界窓に沿って流れることができる。
いわゆる通常の圧力マスクといわゆる過圧マスクとが、さらに区別される。通常の圧力マスクでは、マスクの内側の圧力は、大気圧に対応している。マスク内圧は、調整器によって制御及び調整されてよい。通常の圧力マスクとは対照的に、ブリージングマスクにおいて、調整器は、過圧、例えば400Pa(4mbar)を確保する。
医学的用途、軍事的用途に加えて、ブリージングマスクは、消防士により、及び労働安全において、広く使用されている。したがって、レスピレータの特性を改善する必要性が常に存在している。
上記に鑑み、独立請求項による呼吸保護マスクが提供される。本明細書に記載の呼吸保護マスクは、より低い吸入抵抗、より好都合な重量配分を有し、且つ/又は改善されたコミュニケーションを可能にする。
実施形態によれば、呼吸保護マスクは、上側部分、下側部分、及び空気出口を有する呼吸フィルタを備える。前記呼吸保護マスクがマスク着用者によって着用されているとき、吸入された空気流が、前記呼吸フィルタの前記空気出口から前記上側部分を通って前記下側部分に向かって且つ/又は前記マスク着用者の鼻まで、実質的に真っ直ぐに通ることができるように、空気出口、典型的には呼吸フィルタの大部分、より典型的には空気入口を有する呼吸フィルタ全体が、前記上側部分内に、前記上側部分上に、及び/又は前記上側部分に配置されている。このように、マスクの吸入抵抗を、従来のマスクの空気流に比べて著しく低減することができる。マスクは危険な状況においてより長時間にわたり、且つ/又は身体活動中に、着用される場合が多いので、着用者の疲労が軽減される。
特に、吸入された空気流が、前記呼吸フィルタの前記空気出口から前記上側部分を通って前記下側部分に向かって且つ/又は前記マスク着用者の鼻まで、実質的に真っ直ぐに通ることができるように、前記呼吸フィルタは、前記上側部分上に、及び/又は前記上側部分に配置されてよい。
例えば、呼吸保護マスクが(定位置に)着用されているとき、吸入された空気流が呼吸フィルタからマスク着用者の鼻まで実質的に真っ直ぐに通るように、呼吸保護マスク上に及び/又は呼吸保護マスクに配置された呼吸フィルタを、呼吸保護マスクは有してよい。
吸入された空気流が、前記呼吸フィルタの前記空気出口から前記上側部分(の残りの部分)を通って前記下側部分に向かって且つ/又は前記マスク着用者の鼻まで、実質的に真っ直ぐ下向きに通ることができるように、前記呼吸フィルタは、少なくとも部分的に前記上側部分内にも配置されてよい。
呼吸フィルタは、さらに上側部分内に完全に一体化されてもよく、且つ/又は上側部分内に配置されてもよい。
実施形態によれば、(吸入空気流とも呼ばれる)吸入された空気流は、マスク着用者の額エリアから鼻まで本質的に垂直である。
前述の実施形態と組み合わされることが可能なさらなる実施形態によれば、吸入された空気流は、マスク着用者のこめかみエリアから鼻まで通る。
一般的に言えば、空気流は、着用者の鼻より上のエリアから下向きに通る。特に、呼吸フィルタは、着用者の鼻より上に位置してよい。空気流のこのルート設定は、着用者の口の正面にわずかに下向きの角度でフィルタが典型的に位置決めされる従来のマスクのルート設定とは異なっている。
特に、吸入された空気流は、呼吸フィルタからマスク着用者の鼻までの途中で、90°未満、好ましくは60°未満、特に好ましくは45°未満、偏向されてよい。吸入流れの進路変更があると、マスクの吸入抵抗が増大するが、抵抗は、空気流の強度にも依存する。特に、180°の偏向(流れ方向の反転)は、吸入抵抗を大きく増大させる。
典型的には、排出される空気流は、マスク着用者の下顎に対して実質的に垂直に通る。このように、有利な、実質的に直線状の空気の流れがマスク内で維持される。より典型的には、吸入された空気流及び(排出空気流とも呼ばれる)排出される空気流は、重複しない。したがって、乱気流が少ししか、又は全く生じない。
呼吸フィルタは、典型的には、曲線状の額に面する側、及び/又は額に面する側の反対に配置された曲線状の正面側を含み、より典型的には、曲線状の額に面する側、及び額に面する側の反対に配置された曲線状の正面側を含む。
特に、呼吸フィルタは、吸入された空気流の(平均的な)方向に対して垂直な断面において、少なくとも実質的に鎌形状であってよい。
曲線状の額に面する側及び/又は曲線状の正面側を有する呼吸フィルタ、及び少なくとも実質的に鎌形状の呼吸フィルタをそれぞれ使用することに起因して、吸入抵抗(空気抵抗)が特に低くなり得る。
額に面する側及び/又は正面側、典型的には両方は、呼吸フィルタの空気入口及び出口の間で、空気流の方向に延在していてよい。
額に面する側及び/又は正面側、典型的には両方は、少なくともそれぞれの中央部分において、少なくとも実質的にバンド形状であってよい。
さらに、呼吸フィルタは、額に面する側及び正面側の間に配置された1つの、いくつかの、又はさらに複数の空気スリットを含んでよい。
典型的には、各空気スリットは、吸入された空気流の方向に対して少なくとも実質的に平行な第1の方向、例えば垂直方向に延在している。
さらに、各空気スリットは、額に面する側及び/又は正面側に対して少なくとも実質的に垂直なそれぞれの第2の方向に、典型的には延在している。
したがって、隣接する空気スリットは、吸入された空気流の方向に対して垂直な断面において、互いに傾斜していてよい。
特に吸入された空気流の方向に対して垂直な断面における、額に面する側及び/又は正面側の曲率半径は、典型的には、約9cm~約90cmの範囲、特に約10cm~約30cmの範囲にある。額に面する側及び/又は正面側の曲率半径は、着用者の頭部サイズに応じて異なってよいことに留意されたい。
額に面する側及び/又は正面側は、以下でハウジングとも呼ばれるフィルタ本体又はフィルタハウジングによって提供されてよい。
フィルタ本体又はハウジングは、典型的には合成材料から作られている。
さらに、フィルタ本体又はハウジングは、取っ手を有してよい。したがって、呼吸フィルタの挿入、取り外し、及び/又は交換を容易にすることができる。
呼吸保護マスクは、呼吸フィルタ用のレセプタクルを提供する本体を含んでよい。
呼吸フィルタは、取り外し可能に本体に取り付けられてよく、且つ/又は取り外し可能にレセプタクル内に配置されてよい。
さらに、フィルタ本体又はハウジングは、本体に、特にレセプタクルによって提供された相手部分に嵌合する案内要素を有してよい。
特定の実施形態において、呼吸フィルタは、空気出口に対して少なくとも実質的に垂直な方向において、レセプタクルから取り外し及び/又はレセプタクル内に挿入されることが可能である。
代替的に、呼吸フィルタは、典型的にはマスクがマスク着用者によって着用されていない場合のみ、空気出口に対して少なくとも実質的に平行な方向において、レセプタクルから取り外し及び/又はレセプタクル内に挿入されることが可能である。
フィルタ本体又はハウジングは、一体に作られていてよい。
代替的に、フィルタ本体又はハウジングは、2つ、又はさらにより多くの部分で作られてよく、且つ/又は開くこと及び/又は閉じることが可能である。したがって、フィルタ本体又はハウジングに配置されるフィルタ材料の挿入、取り外し、及び/又は交換を容易にすることができる。
フィルタ材料は、有害な又はさらに有毒なガス、臭気、及び/又は粒子状物質、すなわち空気中に浮いている特に少なくとも500nm、200nm、又はさらに50nmに至るまでの小さいサイズを有する固体又は液体物質の微細粒子のためのフィルタ材料を含んでもよいし、又はこのフィルタ材料であってもよい。フィルタ材料は、典型的には、細塵、液滴、エアロゾル、ウイルス、及び/又は細菌などの粒子状物質のうちの1つ又は複数の種類から空気をフィルタリングするか又はさらに空気を清浄化するのに適している。しかしながら、これは、意図された用途に応じて異なってよい。例えば、FFP2フィルタ材料、又はさらにFFP3フィルタ材料が、細塵並びに液滴、及び/又は潜在的にウイルス及び細菌を含むエアロゾルから、空気をフィルタリングするために使用されてよい。代替的又は付加的に、(特に、臭気及びNOxなどの少なくとも潜在的に有害なガスをフィルタリングするために)活性炭が使用されてよい。換言すると、フィルタ材料は、2つ又はそれより多くの異なるフィルタ材料を含んでよい。
呼吸保護マスクが着用されているとき、呼吸フィルタは、マスク着用者の鼻孔より実質的に上に配置されてよい。
特に、呼吸フィルタは、マスクが着用(装着)されているとき、マスク着用者の額領域に配置されてよい。
代替的又は付加的に、マスクが着用されているとき、呼吸フィルタは、着用者の頭部の横側に、好ましくはこめかみエリアに位置している。
マスク着用者の額エリア及び/又は頭部の横側にフィルタを配置することにより、従来のマスクに比べてマスクの異なる重量配分が実現される。従来のマスクでは、呼吸フィルタが、着用者の口の正面に位置しており、典型的には角度を成して下向きに突出している。これにより、300グラムもの重量になり得る呼吸フィルタが、一定の傾斜モーメントを着用者の頭部に加えることになる。これは、マスク着用者の頸筋を疲労させ、首の痛み及び張りにつながるおそれがある。加えて、そのような呼吸フィルタは、視界、特にマスク着用者の直ぐ正面の床の視界を遮ることがある。これにより、特に液体又は他の危険な材料が床の上にある状況において、マスク着用者が危険に晒されるおそれがある。
マスク着用者の鼻孔より上の呼吸フィルタの位置は、マスクの重量配分につながり、これにより傾斜モーメントの低減がもたらされ、ひいてはマスク着用者の頸筋にかかる緊張が大幅に低下する。同時に、呼吸フィルタのために利用可能な空間がより多く存在しており、それによりフィルタの高さ及び奥行きを、従来の設計に比べて低減することができる。これは、傾斜モーメントの低減にもつながる。さらに、そのような呼吸フィルタは、マスク着用者の視野の外側に位置しており、それにより下方の視界も改善される。
呼吸保護マスクは、2つ又はそれより多くの呼吸(吸入)フィルタ、典型的には同じフィルタ特性を有する複数の呼吸フィルタを有してよい。例えば、第1の呼吸フィルタは、額エリアに位置してよく、第2及び第3の呼吸フィルタは、着用者の頭部の側方に位置してよい。これにより、呼吸フィルタにとって利用可能な空間が増大し、マスクの重量配分がさらに改善される。
さらに、呼吸フィルタは、UV光源、典型的にはUVC光源、特に1つ又は複数のそれぞれのUV-LED、例えば(UVC光源として)AlGaN LED又はMgZnO LEDなどのGaN系又はAIN系のLEDを含んでよい。
呼吸フィルタは、さらにはUVフィルタとして、特にUV-Cフィルタとして実装されてよい。したがって、吸入抵抗(空気抵抗)を極めて低く、さらにはほぼ知覚できないようにすることができる。
UV光は、細菌及びウイルスを効率的に死滅又は少なくとも不活性化することができることに留意されたい。そうして、UVフィルタとして呼吸フィルタが実装された呼吸保護マスクは、浮遊微生物から着用者を保護するのに十分であってよく、ひいては多くの用途にとって関心をそそるものであってよい。次いで、電力供給源が必要になるが、フィルタ材料を変える必要はない。さらに、LEDは、比較的エネルギー効率がよい。したがって、比較的小型の、軽量な内部電力供給源のみが使用されてよい。
UVC光は、その低い波長(200~280nm)に起因して、皮膚及び角膜などの生体物質への侵入深さがより浅く、したがって少なくともUVB(及びUVA)光に比べてそれほど害を及ぼさないが、それにもかかわらず、高い光子エネルギーに起因して、(小さい)ウイルス及び細菌を死滅させることには非常に効果的であることにさらに留意されたい。
典型的には、吸入された空気に照射されたときに事実上オゾンが発生しないような波長スペクトル(240nmより大きい、特に250nm以上の波長)を有するUV光源が使用されてよい。したがって、呼吸フィルタからの(臭いを感じられる)オゾンの解放を回避することができる。
典型的には、UV光源は、242nm~300nmの範囲、より典型的には250nm~280nmの範囲、例えば約275nmの波長を有する放射が発せられる。
しかしながら、UVB又はUVAの光源も使用されてよい。これらの実施形態において、呼吸フィルタは、典型的には着用者を保護するための光迷路(light labyrinth)を備えるか、又は光迷路として実装される。
加えて、排出される空気流をフィルタリングするために、さらなる呼吸フィルタが、下側部分内に、下側部分状に、及び/又は下側部分に配置されてよい。
さらなる呼吸フィルタは、呼吸フィルタについて上に記載したものとは異なる形状を有してよいが、機能的には同様に実装されてよい。
したがって、マスク着用者によって排出される微生物から、他の人々が保護されてよい。そうして、浮遊(空気感染性)微生物の拡散が、実質的に低減又はさらに回避されることが可能である。
例えば、さらなる呼吸フィルタは、FFP2又はFFP3材料などのさらなるフィルタ材料、及び/又はさらなる光源を含んでもよいし、又はさらなるUVフィルタ、例えばさらなるUVCフィルタとして実装されてもよい。
呼吸保護マスクは、ポンプなど、空気流を促進する能動的な要素を有してない受動的マスクであってよい。
呼吸保護マスクは、内部(電力)供給源さえ有していなくてもよい。
代替的に、呼吸フィルタ及び/又はさらなる呼吸フィルタは、それぞれのファンを含んでいてよい。したがって、ブリージング抵抗を低減することができ、ひいては着用の快適さを増大させることができる。
さらなる呼吸フィルタ及び/又はさらなるファンは、呼吸保護マスクが着用されているときにマスク着用者の下顎の隣に配置されてよい。
加えて、呼吸保護マスクは、前述の構成要素のいずれかと接続された、ウイルス及び細菌などの浮遊粒子用の検出器、風量計、使用時間検出器、使用時間インジケータ、及び/又は制御ユニットを含んでよい。
したがって、光源及びファンなどの能動的な部分は、必要なときのみアクティブ化されてよい。さらに、着用者は、呼吸フィルタの状態について通知されてよい。
さらに、呼吸保護マスクは、排出弁を有してよい。排出弁は、典型的には下側部分内、下側部分状、及び/又は下側部分に、より典型的には、マスクが着用されているときのマスク着用者の口より完全に下に位置付けられる。このように、排出弁が付加的な傾斜モーメントを実質的に加えないことによっても、好都合な重量配分がさらに強化される。同時に、マスク着用者の口は覆われない(他の人々に見える)。
典型的には、排出弁は、マスクを付けているときにマスク着用者の下顎の完全に正面に位置する。このように、好都合な重量配分が維持されると同時に、マスク着用者の口が覆われない。
さらに、音声ダイヤフラム又は音声膜が、下側部分内、下側部分上、及び/又は下側部分に、特に排出弁のエリアに配置されてよい。これは、コミュニケーションを改善し、パンデミック状況又は健康に対する危険を伴う他の状況において、学校、及びデモンストレーションのような主要なイベント、及びスポーツイベントにとって関心をそそるものになる可能性があり、且つ/又はコンサート並びに合唱隊のリハーサルを容易にする可能性がある。
代替的に又はさらには付加的に、マイク、典型的にはBluetooth(登録商標)マイクなどのワイヤレスマイクが、下側部分内に、下側部分上に、及び/又は下側部分に、例えば下側部分の上側横部分に配置されてよい。
呼吸保護マスクは、典型的には、保護マスクの正面側を少なくとも実質的に形成する(視界)窓又はバイザを含む。これは、マスク着用者及び他の人々の間で著しく改善されたコミュニケーションにつながる。医療関係者及び患者の間のコミュニケーション、並びに高齢者及び/又は障害のある人々、特に聴覚障害のある人々とのコミュニケーションについて、これは特に重要であり得る。
前記呼吸保護マスクが着用されているとき、前記マスク着用者の口が見えるように、窓は、前記上側部分及び前記下側部分に配置され、且つ/又は前記マスク着用者の目領域から前記マスク着用者の口領域を覆って延在していてよく、典型的にはそれぞれ一体の窓であってよい。
典型的には、呼吸フィルタ及び排出弁は、マスク着用者の顔が窓/バイザを通して外側から実質的に見えるように、呼吸保護マスクに配置されている。
さらに、呼吸保護マスクは、典型的には、定位置にあるときにマスクの内部空間を目空間/区画及び口腔/区画に分割するチャンバ分離部(チャンバパーティション)を含む。
チャンバパーティションは、呼吸保護マスクのバイザ又は視界窓及び着用者の顔の間で実質的に水平方向に延在するが、実質的にV字形でもあるように形成されてよい。
このように、一方ではデッドスペースが低減されているが、他方では着用者の口が見える状態に保たれている。さらに、そのような水平方向又はV字形のチャンバ分離部は、ブリージング空気流のわずかな偏向しか生じさせず、それにより従来の空気流に比べて吸入抵抗が低減される。
チャンバ分離部は、上側部分及び下側部分の間の分離部又は境界と考えられてもよい。
さらに、チャンバ分離部は、少なくとも1つの吸入弁を有してよいが、典型的には2つ又はそれより多くの吸入弁を有してよい。
典型的には、チャンバ分離部は透明である。このように、着用者の下方の可視性が改善される。
さらに、眼鏡用の支持体が、上側部分に及び/又はチャンバ分離部より上に配置されてよい。
本明細書に記載の呼吸マスクは、典型的にはフルフェイスマスクとして設計されている。
レスピレータは、可撓性封止リップに収容されるフレームを有してよい。フレームは、適切な硬さ及び強さをマスクに付与する。また、フレームは、例えばバイザ(窓)及び/又はチャンバ分離部及び/又はマスクストラップを取り付けるために使用されることが可能である。
典型的には、フレームはホルダを有し、且つ/又は1つ又は複数の呼吸フィルタ用のレセプタクルを提供する。
呼吸フィルタは、係止突起によってホルダ又はレセプタクルに固定されてよい。このように、呼吸フィルタのしっかりした適合が保証される。
封止リップは、フィルタ封止リップを有してよい。特に、封止リップ又はフィルタ封止リップは、フレーム内のフィルタホルダを囲んでいてよく、ひいては、周囲大気に対する封止を提供してよい。
実施形態によれば、呼吸保護マスクは、少なくとも実質的に前記保護マスクの正面側を形成しており、且つ/又は前記呼吸保護マスクがマスク着用者によって着用されているときに、前記マスク着用者の口が見えるように、前記マスク着用者の目エリアから前記マスク着用者の口エリアを覆って延在している視界窓を備える。内側マスクがマスク着用者の口を覆う従来のブリージングマスクとは対照的に、本明細書に記載の解決策では、口が見える。
実施形態によれば、呼吸保護マスクは、呼吸フィルタを備え、前記呼吸保護マスクが着用されているとき、前記呼吸フィルタが、マスク着用者の鼻孔より実質的に上に配置されるように、前記マスクが設計されている。
当業者は、以下の詳細な説明を読み、添付図面を見ると、付加的な特徴及び利点を認識するであろう。
添付の図面は、実施形態を示しており、記載内容とともに、本発明の原理を説明する役割を果たす。図の構成要素は、必ずしも原寸に比例しておらず、代わりに、その中に示される原理が強調されている。
通気路が示してある、従来型レスピレータを示す概略断面図である。
実施形態による、呼吸保護マスク及び通気路を示す概略断面図である。
実施形態による、呼吸保護マスク及び通気路を示す斜視図である。
実施形態による、呼吸保護マスクを示す斜視図である。
実施形態による、呼吸保護マスクを示す分解図である。
実施形態による、呼吸保護マスクの額エリアを示す詳細図である。
実施形態による、呼吸保護マスクの額エリアを示すさらなる詳細図である。
実施形態による、呼吸保護マスクを示す側面図である。
実施形態による、呼吸保護マスクを示す上面図である。
実施形態による、図9に示す呼吸保護マスクの呼吸フィルタを示す斜視図である。 実施形態による、図9に示す呼吸保護マスクの呼吸フィルタを示す斜視図である。 実施形態による、図9に示す呼吸保護マスクの呼吸フィルタを示す斜視図である。 実施形態による、図9に示す呼吸保護マスクの呼吸フィルタを示す斜視図である。
実施形態による、呼吸保護マスクを示す上面図である。
呼吸保護マスクを示す上面図である。
実施形態による、呼吸保護マスクを示す分解図である。
実施形態による、呼吸保護マスクを示す分解図である。
実施形態による、呼吸保護マスクを示す斜視図である。
実施形態による、呼吸保護マスク及び通気路を示す断面図である。
呼吸保護マスク及び通気路を示す断面図である。
実施形態による、呼吸保護マスクを示す分解図である。
実施形態による、呼吸保護マスクを示す断面図である。 実施形態による、呼吸保護マスクを示す断面図である。 実施形態による、呼吸保護マスクを示す断面図である。
実施形態による、呼吸フィルタを示す図である。 実施形態による、呼吸フィルタを示す図である。 実施形態による、呼吸フィルタを示す図である。 実施形態による、呼吸フィルタを示す図である。
実施形態による、呼吸フィルタを示す図である。 実施形態による、呼吸フィルタを示す図である。 実施形態による、呼吸フィルタを示す図である。 実施形態による、呼吸フィルタを示す図である。
実施形態による、呼吸フィルタを示す図である。 実施形態による、呼吸フィルタを示す図である。
実施形態による、呼吸保護マスクを示す断面図である。 実施形態による、呼吸保護マスクを示す断面図である。
実施形態による、呼吸フィルタを示す斜視図である。 実施形態による、呼吸フィルタを示す斜視図である。 実施形態による、呼吸フィルタを示す斜視図である。
図1は、従来型レスピレータ50の概略断面図を示している。従来型レスピレータ50は、フルフェイスマスクとして設計されており、着用者10の顔を周囲大気から封止する封止リップ52を有する。マスク50は、マスク着用者10の口及び鼻孔を収容する内側マスク54も有する。吸入弁55が、内側マスク10に位置している。マスク50は、透明な視界窓56も有する。呼吸フィルタ62の接続部58が、マスクの正面に位置している。典型的には、接続部58は雌ねじを有し、呼吸フィルタ62は、接続部58に接続するための雄ねじを有する。最後に、マスク50は排出弁60を有し、この排出弁を通って、排出される空気がマスク50から出ることができる。マスク50の排出弁60は、内側マスクの対応する排出弁61に割り当てられることが可能である。
さらに、図1の矢印80、82は、吸入空気流の経路を示している。ここで、エリア82において、ブリージング空気のおよそ180°の強力な偏向が生じていることが明らかになる。換言すると、ブリージング空気の流れ方向は、本質的にここで反転している。着用者10が鼻から息を吸う場合、流れの方向は、その直後に再び反転する。これは、従来型呼吸保護マスク50の無視できないブリージング抵抗につながる。
図2は、矢印800、810、850によって示される空気流に関して上側部分1011及び下側部分1021を有する、呼吸保護マスク1000の概略断面図を示している。例示的な実施形態において、呼吸保護マスク1000も、フルフェイスマスクとして設計されており、マスク着用者の顔を周囲大気から封止する封止リップ100を有する。封止リップ100は、良好な適合性及び封止性を確保するために、典型的には可撓性及び/又は柔軟性のある材料から作られている。
呼吸保護マスク1000は、ストラップ600によって、着用者の頭部に保持される。マスクストラップ600は、封止リップ100と一体に作られてもよいし、又は別個の部品として作られてもよい。マスクストラップ600は、スパイダーとして実装されてもよい。
正面に、例示的なマスク1000は、マスク着用者の目領域からマスク着用者の口領域を覆って延在する透明又は半透明の視界窓200を有する。さらに、マスク1000に強度を付与するフレーム300が提供されている。
典型的には、窓200は、特に気密式に、例えばそれぞれのガスケットを使用して、フレーム300に取り付けられている。
マスク1000は、マスクの内部を、目区画1010及び口区画1020に分離する任意選択のチャンバ分離部400を有する。チャンバ分離部400も、2つのチャンバ間での良好な適合性、ひいては密封性を確保するために、典型的には、可撓性及び/又は柔軟性のある材料から作られている。
上に述べたように、チャンバ分離部は、デッドスペースを低減し、目12のエリアにおける視界窓200の曇りも防止する。これが必要ない場合及び/又は視界窓が適切にコーティングされている場合、チャンバ分離部を省くことも可能である。例示的なチャンバ分離部400は、2つの吸入弁410を有し、吸入された(ブリージング用の)空気がこの吸入弁410を通って、目区画1010から口区画1020内に入ることができる。さらに、チャンバ分離部400は、典型的には着用者の鼻にインプレッション420を有する。このインプレッションは、着用者に合わせて変えられてもよいし、又は1つ又は複数の一般的な適合性に設計されてもよい。
代替的又は付加的に、視界窓の頭部に面する側における保護コーティング、特に曇り止めコーティングが、提供されてよい。
例示的な実施形態において、チャンバ分離部400は、インプレッション420を除き実質的に平坦である(水平方向に配向されている)。
さらに、チャンバ分離部は、正面から見て実質的にV字形状、より詳細には、少なくとも実質的に逆V字のような形状であってよい。したがって、下側部分(口腔)1021の内側容積を、非常に小さい状態に保つことができる。例えば、チャンバ分離部は、正面から見て中央の鼻部分を除き逆V字のような形状であってよい。
例示的な呼吸保護マスク1000は、上側部分1011に、より詳細にはマスク着用者の額エリア20に位置する呼吸フィルタ700も含む。呼吸フィルタ700のこの配置により、矢印によって表される吸入空気流800、810は、呼吸保護マスク1000が着用されているときに呼吸フィルタ700からマスク着用者10の鼻14まで、実質的に直線状に通る。このように、マスク1000の吸入抵抗は、図1に示した従来の呼吸保護マスク50の従来の空気流80、82に比べて著しく低減されることが可能である。呼吸保護マスクは、危険な状況及び/又は身体活動中に着用されることが多いので、マスク1000を着用したとき着用者の疲労が軽減される。
これは、呼吸保護マスク1000の斜視図を示す図3にも示してある。矢印810によって示してあるように、周囲空気800が、着用者10の額エリアに位置する呼吸フィルタ700を介してマスク1000の目エリアに引き込まれる。ここで流路は、2つの矢印820によって示してあるように、チャンバ分離部400に位置する2つの吸入弁410を介してそれぞれ口区画及び口腔内へと続く。次いで、排出空気流は、着用者の口又は鼻から開始して、マスク1000の下側部分1021に、より詳細には最下部に配置された排出弁780を介して、マスク1000から出る。
図3に示してあるように、吸入空気流は、マスク1000内で実質的に垂直方向に通る。吸入空気流は、呼吸フィルタ700からマスク着用者の鼻までの途中で、わずかに偏向されるだけである。典型的には、マスク内側の空気流は、90°未満、又は60°未満、又はさらに45°未満だけ偏向される。吸入流れの進路変更があると、マスクの吸入抵抗が増大するが、抵抗は、空気流の強度にも依存する。特に、吸入抵抗を大きく増加させる180°の偏向(流れ方向の反転)が、回避されてよい。したがって、上に記載の空気流は、(より)心地よいブリージング抵抗をもたらすことができる。
この文脈においては、吸入弁410の位置決めについても言及する。例示的な実施形態において、鼻の各側に1つの吸入弁410が配置されている。これにより空気流の分割が生じ、両方の部分が、鼻の横方向を通過するように導かれる。しかしながら、1つ又は複数の吸入弁410の他の配置も考えられる。例えば、吸入弁は、成形部分420の中央にある単一の弁として配置されることが可能である。吸入弁410の個数及び配置は、所望の通気路に応じて選択されてよい。
さらに、図3は、チャンバ分離部400が典型的には透明な材料から作られることを示している。このように、チャンバ分離部400は、視野の直ぐ下方を覆い隠すことはない。
図4は、呼吸保護マスク1000の斜視図を示している。示してあるように、封止リップ100及びマスクストラップ600は、一体に作られていてよい。さらに、マスクストラップ600は、着用者の頭部に対しマスク1000がぴったり適合するように、その調整のために使用可能なアジャスタ610を有してよい。図4は、呼吸フィルタ700における任意選択の空気入口スリット720も示している。さらに、呼吸フィルタ700は、呼吸フィルタ700を迅速且つ容易に変えることができるようにする取っ手710を有してよい。
図5は、剛性フレーム300用の外周レセプタクル110を有する封止リップ100を含む呼吸保護マスク1000の分解図を示している。例示的な封止リップ100は、呼吸フィルタ700用の開口120も有する。例示的な実施形態において、封止リップ100は、マスクストラップ600と一体に形成されている。
さらに、剛性フレーム300は、呼吸保護マスク1000の基礎的支持体として提供されている。フレーム300は、封止リップ100によって少なくとも部分的に取り囲まれるように、封止リップ100のレセプタクル110内に挿入されることが可能である。封止リップ100は、マスク着用者の顔及びフレーム300の間で封止を提供するために使用される。フレーム300は、鼻のエリアにウェブ(ノーズピース)310を有し、このウェブは、数ある中でもとりわけ、チャンバ分離部400の支持体としての役割を果たすことができる。例示的なウェブ310は、吸入弁410用の2つのレセプタクル320を有する。吸入弁410がレセプタクル320に挿入される場合、可撓性のチャンバセパレータ400は、ウェブ310に置かれ、例えばそれに取り付けられることが可能である。チャンバ分離部400は、典型的には吸入弁410に対応した開口又は空気スリットを有する。
フレーム300は、呼吸フィルタ700用のレセプタクルを提供するフィルタホルダ350を有してよい/提供してよい。フィルタホルダ350は、フレーム300の正面エリアに位置する。フレーム300が封止リップ300のレセプタクル110に挿入される場合、上を向くフィルタホルダ350の開口は、このエリアにおいて封止リップの開口120に対応している。2つの対応する開口の形状及びサイズは、呼吸フィルタ700を開口120に通してフィルタホルダ350内に挿入できるように選択されてよい。呼吸フィルタ700は、留め具、ばねなどによって、レセプタクル350に保持されてよい。特に、それぞれの押込み式及び/又は非押込み式の接続要素が、この目的のために提供されてよい。さらに、フレーム300の下顎エリアに、排出弁780が提供されてよい。またさらに、理解を向上させるために、排出弁780のエリアに音声ダイヤフラムも提供されてよい。
呼吸保護マスク1000は、一体に作られ、典型的にはバイザとして形成/実装された視界窓200を有する。示してあるように、視界窓200は、一体型の取り付けフレーム210、220を有してよい。取り付けフレーム210、220により、窓200をフレーム300に固定し且つ/又はそれに近づけることができる。
図6及び図7を参照すると、フレーム300に対する視界窓200の取り付け方、及びフィルタホルダ350への呼吸フィルタ700の挿入の仕方について、詳細が説明されている。図6及び図7は、それぞれ呼吸保護マスク100の額エリアの詳細な断面図を示している。
図6の拡大図に示してあるように、視界窓200の締結フレーム210は、突起212又はばねを有してよい。この相手部分として、フレーム300は、突起212を挿入することができる溝354を有する。突起212は、溝354に接着又は溶接されるか、又は他の方法でフレーム300に封止式に接続されてよい。図7は、突起212を溝354に挿入することによって生成される窓200及びフレーム300の接続を示している。突起212は、締結フレーム210の周り全体に形成されてよい。溝354も、フレーム300の周り全体に形成されてよく、それにより窓200及びフレーム300の間で外周の密な接続を形成することができる。さらに、ウェブ310も、締結フレーム220に形成された突起を挿入可能な溝を有してよい。このように、マスク1000の上側部分1011及び下側部分1021の間(目エリア及び口エリア/区画の間)のチャンバ分離部400により、良好な封止を提供することができる。
さらに、図6に示してある例示的なフィルタホルダ350は、その下側端部に、呼吸フィルタ700の空気出口を形成する空気通路352を有する。空気通路352を通して、呼吸フィルタ700によって清浄化された空気が、上からマスク1000の目エリアに入る。
図6には、封止リップ100のフィルタ封止リップ122、124も示してある。例示的なフィルタ封止リップ122、124は、封止リップ100の開口120を完全に囲み、図7に示すように呼吸フィルタ700が挿入されたときに、封止を生成する役割を果たす。
図8は、呼吸保護マスク1100の側面図を示している。図2~図7に関して上で説明した呼吸保護マスク1000とは異なり、マスク1100の呼吸フィルタ707は、マスク着用者10の頭部の側方、すなわちおおよそこめかみ領域22に位置している。頭部の他方の側に配置されているさらなる呼吸フィルタは、図8に示していない。呼吸フィルタ707及びさらなる呼吸フィルタは、マスク1100の中心の仮想垂直平面に対して少なくとも実質的に鏡対称に実装及び/又は配置されてよい。呼吸フィルタ707が側方に配置されていることに起因して、呼吸フィルタは、マスク着用者の視野の外に完全に動かされる。さらに、頭部に加わる呼吸フィルタの重量が、後方にシフトされ、これにより、従来のマスクよりもはるかに良好な重量配分がもたらされる。特に、そのような重量配分により、可能な傾斜モーメント、ひいては頸筋の作用力が低減する。さらに、図8に示してある呼吸フィルタ707の配置は、マスク内の空気流も改善してよい。他の構成要素は、マスク1000の対応する構成要素に非常に類似していてよい。
さらに、額エリアにおける呼吸フィルタの配置に関して、及び頭部の側方における呼吸フィルタの配置に関して、本明細書において説明する実施形態は、互いに組み合わされてよく、それにより着用者の額エリア及び頭部の側方の両方に1つ又は複数の呼吸フィルタが配置された呼吸保護マスクが提供される。
図9は、呼吸保護マスク1200の上面図を示している。マスク1200は、典型的には、図2~図7に関して上で説明したマスク1000と同様である。
例示的な実施形態において、マスク1200は、マスク本体70、及び取っ手711及び空気入口731から空気出口741(図9では見えないが、図10A~図10Cで見える)まで延在する複数の空気スリット721を有する呼吸フィルタ701を有し、それぞれマスク本体70及びマスク1200の上側部分1211によって提供されたレセプタクルに挿入される。マスク本体70は、図2~図7に関して上で説明したのと同様のフレーム301、フレーム301用のホルダ710、マスクストラップ、及び封止を含んでよい。明瞭性のために、マスク1200の典型的には存在する窓/バイザは、図9に示していない。
呼吸フィルタ701の異なる斜視図を示す図10A~図10Dに示してあるように、曲線状の額に面する側725、及び額に面する側725の反対に配置された曲線状の正面側726を有する実質的に鎌形状の呼吸フィルタハウジング75の横側に、取っ手711が取り付けられてよい。
例示的な実施形態において、フィルタハウジング75は、上から見たとき、及び吸入された空気流の方向ηに対して垂直な断面においてそれぞれ、典型的には、方向ηに垂直で、両側725、726に交わる/交差する断面の大部分又はさらに全体において、実質的に鎌形状である。
さらに、空気入口731から空気出口741までの間、及び額に面する側725及び正面側726の実質的に間で、吸入された空気流の方向ηに、空気スリット721が延在している。
額に面する側725及び正面側726の曲率は、意図された着用者の額の想定される(中程度の)曲率に従って選択されてよく、且つ/又は呼吸フィルタハウジング75のサイズに応じて異なってよい。
これは、呼吸保護マスク1200の上面図、及び呼吸保護マスク1200を通る方向ηに対して垂直な(及び/又は視界方向Vに対して平行な)断面をそれぞれ表す図11において、さらに示される。
額に面する側725の曲率半径Rは、示してある断面において、少なくとも中央部分において、少なくとも十分に一定であってよく、且つ/又は約9cm~約90cmの範囲、より典型的には約10cm~約80cmの範囲、さらにより典型的には約10cm~約30cmの範囲であってよい。
しかしながら、曲率半径Rは、わずかに変化していてもよく、例えば数パーセントだけ減少するとともに、それぞれ中心(垂直)平面及び視界方向Vに対する角度θが増大してよい(R=R(θ))。
さらに、正面側726の曲率は、典型的には額に面する側725の曲率よりも、例えば数パーセント~約10%だけ大きい。
額に面する側725及び正面側726の曲率に起因して、隣接するスリット721は、典型的には、方向ηに対して垂直な断面において互いに傾斜している。これは図10Aにおいて、2つの矢印ρ(k)によって示されており、ここでは、スリット721の指数である。
額に面する側725(及び正面側726)の有限曲率半径Rを使用した結果、同様の呼吸フィルタ707であるが図12に示してあるように額に面する側の無限の曲率半径を有するものに比べて、より低い空気抵抗性が得られる。
図10Aにさらに示してあるように、呼吸フィルタ701は、本体70及びそのレセプタクルによってそれぞれ提供される相手部分に嵌合するそれぞれの案内要素723を、横部分に有してよい。
図13は、呼吸保護マスク1300の分解図を示している。マスク1300は、典型的には図2~図9に関して上で説明したマスク1000~1200と同様であり、例示的な実施形態において、図10A~図10Dに関して上で説明した呼吸フィルタ701を有する。
マスク1300は、下顎領域に、理解を向上させるため及び/又は排出抵抗を低減するための排出弁780も備えている。
加えて、さらなる呼吸フィルタ708が、排出される空気流850内に配置され、固定クリップ709を使用して排出弁780に固定されている。
例示的な実施形態において、さらなる呼吸フィルタ708は、フィルタマットとして、例えば活性炭、FFP2又はFFP3のフィルタマット、又はこれらの任意の組み合わせとして実装される。
しかしながら、さらなる呼吸フィルタ708は、UV光源を含んでもよいし、又はUVフィルタとして実装されてもよい。
図14は、呼吸保護マスク1301の斜視図を示している。マスク1301は、典型的には、図13に関して上で説明したマスク1300と同様であるが、それに加えて、排出をさらに促進するために、それぞれ下側部分1321の最下部及び下顎領域において、さらなる呼吸フィルタ708上に(より詳細には、例示的な実施形態において、フィルタマット708及びクリップ709の間に)配置されたファン770を有する。
図15は、呼吸保護マスク1400の斜視図を示している。マスク1400は、典型的には、図13及び図14に関して上で説明したマスク1300及び1301と同様である。加えて、例えばスマートフォン又はコンピュータとの無線通信を促進するために、下側部分1421の上側横部分に、ワイヤレスマイク790が配置されている。
図16は、呼吸保護マスク1401の側面図を示している。マスク1401は、典型的には、図2~図15に関して上で説明したマスク1000~1301と同様である。しかしながら、マスク1401の呼吸フィルタ701'は、上側部分1411に、より詳細には上側部分1411の(中央)最上部に一体化されており、フィルタ701'の空気入口731は、マスク本体70と(おおよそ)同一平面上にある。
比較できるように、典型的には図1に関して上で説明したマスク50と同様の呼吸保護マスク50'の側面図が、図17に示してある。
図18は、呼吸保護マスク1500の分解図を示している。マスク1500は、典型的には、図13に関して上で説明したマスク1300と同様である。しかしながら、呼吸フィルタ702のフィルタ本体75が、2つの部分になっている。したがって、フィルタ材料(図18には示さず)が、必要に応じて容易に交換されてよい。
図19A~図19Cは、典型的には図16に関して上で説明したマスク1401と同様である呼吸保護マスク1600の断面図を示している。しかしながら、マスク1600の呼吸フィルタ703は、スナップばねのフィルタ配置を使用して固定されている。
より詳細には、フィルタ703の空気出口741用のOリングなどの封止部717、及び1つ又は複数のばね716が、呼吸フィルタ703用のレセプタクル350の底部に配置されている。さらに、フィルタ703は、レセプタクル350の側壁の対応する凹所にスナップ嵌めすることができるそれぞれのラッチノーズ715を、額に面する側及び正面側に有する。図19Aは、ラッチ状態のフィルタ703を有するマスク1600を示している。
フィルタ703は、図19Bの矢印によって示してあるように、フィルタ703上のボタンを上から押圧し、その結果、矢印Sによって示してあるようにスナップ接続の解放が生じることによって、解放されてよい。
その後、図19Cに示してあるように、解放ばね716がフィルタ703を持ち上げる。
図20A~図20D、及び図21A~図21Dは、図19A~図19Cに関して上で説明したマスク1600の呼吸フィルタ703の代わりに使用可能な、設計がわずかに異なる呼吸フィルタ704及び704'の様々な(対応する)図を示している。フィルタ704、704'も、それぞれのスナップ接続を解放するための2つのラッチノーズ715及び2つの(押し)ボタンを有する。加えて、フィルタ704、704'は、マスクレセプタクルにおけるフィルタ704、704'の挿入及び解放を促進するそれぞれの取っ手711を有する。フィルタ704の取っ手711は、空気流を促進するための貫通穴を備えていてよい。
図22A及び図22Bは、呼吸フィルタ705の断面図及び斜視図をそれぞれ示している。呼吸フィルタ705は、横方向に(それぞれの空気入口731に)配置されていて、内部バッテリ77によって給電され、周囲空気800の吸い込みを促進し、フィルタ材料751を使用して空気をフィルタリングする2つのファン760を有する。
図23A及び図23Bは、交換可能な呼吸フィルタ706も有する呼吸保護マスク1700の側面図を示している。
しかしながら、マスク1700のフィルタ706は、図23Aに示すようにマスク1700が着用されているときには、偶発的に取り外し可能(及び挿入可能)ではなく、図23Bに示してあるように、最初にマスク本体70の可撓性リップを引き(「1.引く」)、その後レセプタクルからフィルタ706を引き出す(「2.引く」)ことによって分離されたときのみ、取り外し可能(及び挿入可能)である。
図24A~図24Cは、呼吸フィルタ702'の斜視図を示している。呼吸フィルタ702'は、典型的には、上で説明した入口呼吸フィルタ700、701、702、703、704、704'、705、及び706と同様である。しかしながら、図24Aの一点鎖線矢印によって示してあるように、フィルタ702'のハウジング75は、ヒンジ連結されたカバー752を有しており、図24A、図24Bに示すハウジング75の開状態において、フィルタ材料751の挿入及び取り外し(交換)が可能である。図24Cは、それぞれフィルタ702'及びそのハウジング75の閉状態を示している。例示的な実施形態において、フィルタマットとして実装されるフィルタ材料751は、フィルタ702'を通る(意図された)空気流に対して少なくとも実質的に垂直な方向に交換可能である。
さらに、フィルタ702'の空気入口713及び空気出口741は、ハウジング75のそれぞれ上部プレート及び底部プレートによって提供され、それらは(他の実施形態における細長い空気スリットの代わりに)空気流のための複数の例示的な丸穴をそれぞれ有する。
本発明の全ての例は、マスクを着用している人の鼻より上のエリアから実質的に直線状に(せいぜいわずかに曲がって)通る吸入空気流を示している。特に、呼吸フィルタは、マスクの着用者の鼻より上に、完全に又は部分的に位置していてよい。このように、呼吸保護マスクの従来の空気流に比べて、マスクの吸入抵抗を著しく低減することができる。
さらに、フィルタの配置により、従来のマスクに比べてマスクの異なる重量配分がもたらされ、このことは、マスク着用者の頸筋の緊張が著しく低減することを意味する。
同時に、呼吸フィルタのために利用可能な空間がより多く存在しており、それによりフィルタの高さ及び奥行きを、従来の呼吸フィルタに比べて低減することができる。
最後に、呼吸フィルタは、典型的にはマスク着用者の視野の外側に位置しており、それにより可視性の改善も提供される。
典型的に使用される視界窓は、呼吸保護マスクが着用されているときに上側部分から下側部分まで、少なくとも着用者の目から口を覆って延在していることに起因して、口が見える状態に保たれる。内側マスクが着用者の口を覆う従来の呼吸保護マスクに比べて、これは着用者及び他の人々の間のコミュニケーションが著しく改善されることにつながる。
本明細書は、具体的な実施形態を表し説明しているが、示してある実施形態を適切に修正することは、これにより保護範囲の外側に導かれることなく、本発明の範囲内にある。以下の請求項は、本発明を全般的に定義するための第1の拘束力のない試みである。
[符号の説明]
10 マスク着用者/人
12 目
14 鼻
16 口
18 下顎
20 正面エリア
50 マスク
52 封止リップ
54 内側マスク
55 単一の弁
56 窓
58 呼吸フィルタの接続部
60 排出弁
61 排出弁
62 ブリージングフィルタ/呼吸フィルタ
70 マスク本体/本体
75 フィルタ本体/ハウジング
80 インテイク空気流
82 ルート変更
84 排出される空気流
100、101 封止リップ
110 フレーム用ホルダ
120 フィルタエリア用ホルダ
122 フィルタ封止リップ
124 フィルタ封止リップ
200 (視界)窓/バイザ
210 固定フレーム
212 鼻
220 固定フレーム
300、301 フレーム
310 ウェブ
320 吸入弁用ホルダ
350 ホルダ、呼吸フィルタ用レセプタクル
352 空気ディフューザ
354 スロット
400 チャンバ分離部
410 単一のブリージング弁
420 インプレッション
600 マスクストラップ
610 アジャスタ
700~707 (入口)呼吸フィルタ
708 (出口)呼吸フィルタ
709 固定クリップ
710、711 取っ手
720、721 空気スリット
730、731 空気入口
740、741 空気出口
751 フィルタ材料、フィルタマット
760、770 ファン
780 排出弁
790 マイク
800 吸い込まれる空気/周囲空気流
810 インテイク空気流/吸入された空気流/吸入空気ストリーム
820 インテイク空気流
850 排出される空気流
1000~1700 呼吸保護マスク
1010、1110、1210 目区画
1011、1111、1211~1711 上側部分
1020、1120、1220 口区画
1021、1121、1221~1721 下側部分
V 視界方向
(他の可能な項目)
(項目1)
呼吸保護マスク(1000~1700)であって、上側部分(1011、1111、1211)、下側部分(1021~1721)、及び空気出口(740、741)を有する呼吸フィルタ(700~707)を備え、前記呼吸保護マスク(1000~1700)がマスク着用者(10)によって着用されているとき、吸入された空気流(810)が、前記呼吸フィルタ(700~707)の前記空気出口(740、741)から前記上側部分(1011~1711)を通って前記下側部分(1021~1721)に向かって且つ/又は前記マスク着用者(10)の鼻(14)まで、実質的に真っ直ぐに通ることができるように、前記呼吸フィルタ(700~707)が前記上側部分(1011~1711)内に、前記上側部分上に、及び/又は前記上側部分に配置されている、呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目2)
前記呼吸フィルタ(700~707)が、曲線状の額に面する側(725)を有し、前記呼吸フィルタ(700~707)が、前記額に面する側(725)の反対に配置された曲線状の正面側(726)を有し、且つ/又は前記呼吸フィルタ(700~707)が、前記吸入された空気流(810)の方向(η)に対して垂直な断面において実質的に鎌形状である、項目1に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目3)
前記吸入された空気流(810)の方向(η)に対して少なくとも実質的に平行な第1の方向に延在し、前記額に面する側(725)及び/又は前記正面側(726)に対して少なくとも実質的に垂直なそれぞれ第2の方向に延在し、前記額に面する側(725)及び前記正面側(726)の間に配置されており、且つ/又は前記断面において互いに傾斜している空気スリット(720、721)を、前記呼吸フィルタ(700~707)が有する、項目1又は2に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目4)
前記曲線状の額に面する側(725)及び前記曲線状の正面側(726)を提供するフィルタ本体又はハウジング(75)をさらに備える、項目2又は3に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目5)
前記フィルタ本体又はハウジング(75)が合成材料を有し、前記フィルタ本体又はハウジング(75)が1つ又は2つの部分で作られており、前記フィルタ本体又はハウジング(75)が取っ手(710、711)を有し、且つ/又は開けること及び/又は閉じることが可能である、項目4に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目6)
前記フィルタ本体又はハウジング(75)に配置されるフィルタ材料(751)をさらに備える、項目4又は5に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目7)
前記額に面する側(725)及び/又は前記正面側(726)の曲率半径(R)が、約9cm~約90cmの範囲、特に約10cm~約30cmの範囲にある、項目2から6のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目8)
前記額に面する側(725)及び/又は前記正面側(726)が、少なくともそれぞれの中央部分において、少なくとも実質的にバンド形状である、項目2から7のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目9)
本体(70)をさらに備え、前記呼吸フィルタ(700~707)が、前記本体(70)に取り外し可能に取り付けられ、且つ/又は前記本体(70)によって提供されるレセプタクル(350)に取り外し可能に配置される、前述の項目のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目10)
前記フィルタ本体又はハウジング(75)が、前記本体(70)に、特に前記レセプタクル(350)によって提供された相手部分に嵌合する案内要素(723)を有する、項目9に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目11)
前記呼吸フィルタ(700~707)が、前記空気出口(740、741)に対して少なくとも実質的に垂直な方向において、前記レセプタクル(350)から取り外し及び/又は前記レセプタクル(350)内に挿入されることが可能である、項目9又は10に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目12)
前記呼吸フィルタ(700~707)が、前記空気出口(740、741)に対して少なくとも実質的に平行な方向において、前記レセプタクル(350)から取り外し及び/又は前記レセプタクル(350)内に挿入されることが可能である、項目9又は10に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目13)
前記呼吸フィルタ(700~707)がファン(760)を有する、前述の項目のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目14)
前記呼吸フィルタ(700~707)が、UV光源、典型的にはUVC-光源、特にそれぞれのUV-LEDを有し、且つ/又はUVフィルタとして実装されている、前述の項目のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目15)
前記呼吸フィルタ(700~707)が、粒子状物質及び/又はガス用のフィルタ材料(751)、特にFFP2フィルタ材料、又はさらにFFP3フィルタ材料、及び/又は活性炭を有する、前述の項目のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目16)
フィルタ材料が、前記呼吸フィルタ(700~707)から取り外し可能である、項目15に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目17)
排出される空気流(84、850)をフィルタリングするために、前記下側部分(1021~1721)内に、前記下側部分上に、及び/又は前記下側部分に配置されたさらなる呼吸フィルタ(708)をさらに備える、前述の項目のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目18)
排出される空気流(84、850)を促進するために、前記下側部分(1021~1721)内に、前記下側部分上に、及び/又は前記下側部分に配置されたさらなるファン(770)をさらに備える、前述の項目のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。 19.
前記呼吸保護マスクが着用されているとき、前記さらなる呼吸フィルタ(708)及び/又は前記さらなるファン(770)が、前記マスク着用者(10)の下顎(18)の隣に配置される、項目17又は18に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目20)
前記マスクが受動的マスクである、前述の項目のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目21)
前記呼吸保護マスクが前記マスク着用者(10)によって着用されているとき、前記吸入された空気流(810)が、前記マスク着用者(10)の額領域(20)から前記鼻(14)まで実質的に垂直方向に延在するか、又は前記呼吸保護マスクが前記マスク着用者(10)によって着用されているとき、前記吸入された空気流が、前記マスク着用者(10)のこめかみ領域(22)から前記鼻(14)まで延在する、前述の項目のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目22)
前記吸入された空気流が、90°未満、好ましくは60°未満、特に好ましくは45°未満の偏向を受ける、前述の項目のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目23)
排出される空気流(850)が、前記マスク着用者(10)の下顎(18)に対して実質的に垂直である、前述の項目のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目24)
呼吸フィルタ(700)を備え、前記呼吸保護マスクが着用されているとき、前記呼吸フィルタ(700)が、マスク着用者(10)の鼻孔より実質的に上に配置されるように、前記マスクが設計されている、呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目25)
前記呼吸保護マスクが着用されているとき、前記呼吸フィルタ(700)が、前記マスク着用者(10)の額領域(20)に配置される、項目24に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目26)
前記呼吸保護マスクが着用されているとき、前記呼吸フィルタ(707)が、前記マスク着用者(10)の頭部の横側に、好ましくはこめかみ領域(22)に配置される、項目24又は25に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目27)
前記呼吸保護マスクが、2つ又はそれより多くの呼吸フィルタ(700、707)を備える、前述の項目のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目28)
前記下側部分(1021~1721)内に、前記下側部分上に、及び/又は前記下側部分に、特に前記呼吸保護マスクが着用されているとき前記マスク着用者(10)の口(16)の完全に下に配置された排出弁(780)をさらに備える、前述の項目のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目29)
前記呼吸保護マスクが着用されているとき、前記排出弁(780)が、前記マスク着用者(10)の前記下顎(18)の完全に正面に配置される、項目28に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目30)
前記下側部分(1021~1721)内に、前記下側部分上に、及び/又は前記下側部分に、特に前記下側部分(1021~1721)の上側横部分に配置されたマイク(790)、及び前記下側部分(1021~1721)内に、前記下側部分上に、及び/又は前記下側部分に、特に前記排出弁(780)の領域に配置された音声膜のうちの少なくとも1つをさらに備える、前述の項目のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目31)
少なくとも実質的に前記保護マスク(1000~1700)の正面側を形成しており、前記上側部分(1011、1111、1211)及び前記下側部分(1021~1721)に配置されており、且つ/又は前記呼吸保護マスクが着用されているとき、前記マスク着用者の口が見えるように、前記マスク着用者の目領域から前記マスク着用者の口領域を覆って延在している窓(200)、典型的にはそれぞれ一体の窓をさらに備える、前述の項目のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目32)
少なくとも実質的に前記保護マスク(1000~1700)の正面側を形成しており、且つ/又は前記呼吸保護マスクがマスク着用者(10)によって着用されているときに、前記マスク着用者の口が見えるように、前記マスク着用者の目領域から前記マスク着用者の口領域を覆って延在している視界窓(200)を備える、呼吸保護マスク。
(項目33)
前記視界窓(200)が、前記視界窓(200)の頭部に面する側において、保護コーティング、特に曇り止めコーティングを有する、項目31又は32に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目34)
前記視界窓(200)及び前記フィルタ本体又はハウジング(75)の間に配置されたガスケットをさらに備える、項目31又は33のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目35)
呼吸フィルタ(700)及び排出弁(780)をさらに備え、前記マスクを着用している前記マスク着用者の顔が、前記視界窓(200)を通して外側から実質的に見えるように、前記呼吸フィルタ(700)及び前記排出弁(780)が配置されている、項目32から34のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目36)
前記呼吸保護マスクが前記マスク着用者(10)によって着用されているとき、前記マスクの内部空間を、目区画(1010)及びオーラル区画(1020)に分割するチャンバ分離部(400)をさらに備え、前記チャンバ分離部(400)が、前記呼吸保護マスクの前記窓(200)及び前記マスク着用者の顔の間で実質的に水平方向に延在するように構成されている、前述の項目のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目37)
前記チャンバ分離部(400)が、少なくとも1つの吸入弁(410)を有する、項目36に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目38)
前記チャンバ分離部(400)が、少なくとも実質的に透明であり、且つ/又は前記チャンバ分離部が、垂直平面への投影において及び/又は正面から見て実質的にV字形状である、項目36又は37に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目39)
前記呼吸保護マスクがフルフェイスマスクである、前述の項目のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目40)
前記本体(70)が、フレーム(300)及び可撓性封止リップ(100)のうちの少なくとも1つを有する、前述の項目のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目41)
前記フレーム(300)が、前記封止リップ(100)に受けられる、項目40に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目42)
前記フレーム(300)が、前記呼吸フィルタ(700)用のレセプタクル(350)を提供する、項目40又は41に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目43)
前記呼吸フィルタ(700)が、係止突起によって前記レセプタクル(350)に固定されることが可能である、項目42に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目44)
前記封止リップ(100)が、フィルタ封止リップ(122、124)をさらに有する、項目40から43のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目45)
前記上側部分(1011~1711)に配置された眼鏡用の支持体をさらに備える、前述の項目のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目46)
前記呼吸フィルタ(700~707)が、浮遊粒子の検出器、風量計、使用時間検出器、及び/又は使用時間インジケータのうちの少なくとも1つをさらに有する、前述の項目のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。
(項目47)
前記呼吸フィルタ(700~707)が、前記呼吸保護マスク(1000~1700)と一体であり且つ/又は前記呼吸保護マスク(1000~1700)内に配置されている、前述の項目のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク(1000~1700)。

Claims (15)

  1. 呼吸保護マスクであって、上側部分、下側部分、及び空気出口を有する呼吸フィルタを備え、前記呼吸保護マスクがマスク着用者によって着用されているとき、吸入された空気流が、前記呼吸フィルタの前記空気出口から前記上側部分を通って前記下側部分に向かって且つ/又は前記マスク着用者の鼻まで、実質的に真っ直ぐに通ることができるように、前記呼吸フィルタが前記上側部分内に、前記上側部分上に、及び/又は前記上側部分に配置されている、呼吸保護マスク。
  2. 前記呼吸フィルタが、曲線状の額に面する側を有し、前記呼吸フィルタが、前記額に面する側の反対に配置された曲線状の正面側を有し、且つ/又は前記呼吸フィルタが、前記吸入された空気流の方向に対して垂直な断面において実質的に鎌形状である、請求項1に記載の呼吸保護マスク。
  3. 前記呼吸フィルタの曲線状の額に面する側及び前記曲線状の正面側を提供するフィルタ本体、前記曲線状の額に面する側及び前記曲線状の正面側を提供するフィルタハウジング、及び前記フィルタハウジング内に配置され、前記曲線状の額に面する側及び前記曲線状の正面側に従った曲線状であるフィルタ材料のうちの少なくとも1つをさらに備える、請求項1又は2に記載の呼吸保護マスク。
  4. 前記フィルタハウジングが合成材料を有し、前記フィルタハウジングが1つ又は2つの部分で作られており、且つ/又は前記フィルタ本体又はハウジングが取っ手を有し、且つ/又は開けること及び/又は閉じることが可能である、請求項3に記載の呼吸保護マスク。
  5. 前記額に面する側及び/又は前記正面側の曲率半径が、約9cm~約90cmの範囲、特に約10cm~約30cmの範囲にある、請求項2から4のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク。
  6. a.前記呼吸フィルタ用のレセプタクルを提供するフレーム、ここで前記呼吸フィルタが、本体に取り外し可能に取り付けられており、且つ/又は取り外し可能にレセプタクルに配置されており、且つ/又はここで前記呼吸フィルタが、係止突起によって前記レセプタクルに固定されることが可能である、
    b.前記上側部分に配置された眼鏡用の支持体、少なくとも実質的に前記呼吸保護マスクの正面側を形成しており、前記上側部分及び前記下側部分に配置されており、且つ/又は前記呼吸保護マスクが着用されているとき、前記マスク着用者の口が見えるように、前記マスク着用者の目領域から前記マスク着用者の口領域を覆って延在している窓、典型的にはそれぞれ一体の窓、
    c.前記呼吸保護マスクが前記マスク着用者によって着用されているときに、前記呼吸保護マスクの内部空間を目区画及びオーラル区画に分割する、少なくとも実質的に透明なチャンバ分離部
    のうちの少なくとも1つをさらに備える、請求項1から5のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク。
  7. 前記チャンバ分離部が、垂直平面への投影において及び/又は正面から見て実質的にV字形状であり、且つ/又は前記呼吸保護マスクの前記窓及び前記マスク着用者の顔の間で実質的に水平方向に延在するように構成されている、請求項6に記載の呼吸保護マスク。
  8. 排出される空気流をフィルタリングするために、前記下側部分内に、前記下側部分上に、及び/又は前記下側部分に配置されたさらなる呼吸フィルタをさらに備える、請求項1から7のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク。
  9. 前記呼吸保護マスクが着用されているとき、前記さらなる呼吸フィルタが、前記マスク着用者の下顎の隣に配置される、請求項8に記載の呼吸保護マスク。
  10. 排出される空気流を促進するために、前記下側部分内に、前記下側部分上に、及び/又は前記下側部分に配置されたファンをさらに備える、請求項1から9のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク。
  11. 前記呼吸保護マスクが着用されているとき、前記ファンが、前記マスク着用者の下顎の隣に配置される、請求項10に記載の呼吸保護マスク。
  12. 前記呼吸保護マスクが、受動的マスク及びフルフェイスマスクのうちの少なくとも1つである、請求項1から11のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク。
  13. 前記呼吸保護マスクが前記マスク着用者によって着用されているとき、前記吸入された空気流が、前記マスク着用者の額領域から前記鼻まで実質的に垂直方向に延在するか、又は前記呼吸保護マスクが前記マスク着用者によって着用されているとき、前記吸入された空気流が、前記マスク着用者のこめかみ領域から前記鼻まで延在する、請求項1から12のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク。
  14. 前記窓が曲線状であり、前記呼吸フィルタの前記正面側が、前記窓の最上部に従って曲線状である、請求項6又は7に記載の呼吸保護マスク。
  15. 前記呼吸フィルタが、浮遊粒子の検出器、風量計、使用時間検出器、及び/又は使用時間インジケータのうちの少なくとも1つをさらに有し、且つ/又は前記呼吸保護マスクが着用されているとき、前記呼吸フィルタが、マスク着用者の鼻孔より実質的に上に配置されるように、前記呼吸保護マスクが設計されている、請求項1から14のいずれか1項に記載の呼吸保護マスク。
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