JP2023540014A - 内燃機関用のロータリーバルブを有するヘッドアセンブリ - Google Patents

内燃機関用のロータリーバルブを有するヘッドアセンブリ Download PDF

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Abstract

内燃機関用のシリンダヘッドアセンブリは、燃焼室を画定し、それと連通する少なくとも1つの開口部を有するシリンダヘッドと、少なくとも1つのポートと、少なくとも1つの開口部と少なくとも1つのポートとの間に配置された少なくとも1つの回転可能なバルブの要素と、少なくとも1つの回転可能なバルブの要素とシリンダヘッドとの間に配置された少なくとも1つのシールアセンブリであって、当該シールアセンブリが、少なくとも1つのバルブの要素の周面に適合する凹状シール面を有するシールと、シール面の反対側に配置されたラビリンスシールと、シールとシリンダヘッドとの間に配置された弾性二次シールとを備える、シールアセンブリとを含む。

Description

本発明は、一般に内燃機関に関し、より詳細には、ロータリーバルブを使用するエンジンに関する。
内燃機関は周知されており、様々な用途に使用されている。例えば、内燃機関は、自動車、農機具、芝刈り機、船舶に使用されている。また、内燃機関は、2ストローク又は4ストローク、火花点火又は圧縮点火などの様々なサイズ及び構成からなる。
典型的には、内燃機関は、多数の可動部品を含み、例えば、吸気バルブ及び排気バルブ、ロッカーアーム、ばね、カムシャフト、コネクティングロッド、ピストン、及びクランクシャフトを含む。多数の可動部品を有することに伴う問題の1つは、不具合が発生するリスクが高まること(特にバルブトレインにおいて)、及び摩擦損失のために効率が低下することである。摩擦を低減するために特殊な潤滑剤及びコーティングが使用され、不具合を防ぐために特定の合金が使用される場合がある。しかしながら、これらの強化を以てしても、不具合のリスク及び摩擦損失のリスクは依然として高いままである。さらに、バルブトレインに不具合が発生した場合、故障したバルブトレインを修理することは時間がかかり、特別な工具を必要とする可能性があるため、現場での修理は非常に困難である。
そのため、低摩擦で、信頼性が高く、部品数の少ない内燃機関用のバルブトレインが依然として必要とされている。
この必要性は、1つ以上の回転バルブの要素を有するヘッドアセンブリによって対処される。
本明細書に記載の技術の一態様によれば、内燃機関用のシリンダヘッドアセンブリは、燃焼室を画定し、それと連通する少なくとも1つの開口部を有するシリンダヘッドと、少なくとも1つのポートと、少なくとも1つの開口部と少なくとも1つのポートとの間に配置された少なくとも1つの回転可能なバルブの要素と、少なくとも1つの回転可能なバルブの要素とシリンダヘッドとの間に配置された少なくとも1つのシールアセンブリであって、当該シールアセンブリが、少なくとも1つのバルブの要素の周面に適合する凹状シール面を有するシールと、シール面の反対側に配置されたラビリンスシールと、シールとシリンダヘッドとの間に配置された弾性二次シールとを備える、シールアセンブリとを含む。
本発明は、添付の図面と併せて以下の説明を参照することにより、最もよく理解されよう。
1つ以上の回転バルブを有するヘッドアセンブリを組み込んだ内燃機関の概略部分断面図である。 本発明の一態様による、内燃機関用の回転バルブを有するヘッドアセンブリの斜視図である。 図2のヘッドの代替的な構成の斜視図である。 図2のヘッドアセンブリの分解図である。 図2のヘッドアセンブリの下部セクションの底面斜視図である。 図2のヘッドアセンブリの下部セクションの上面斜視図である。 図2のヘッドアセンブリの上部セクションの底面斜視図である。 図2のヘッドアセンブリのバルブバレルの正面斜視図である。 図2のヘッドアセンブリのバルブバレルの背面斜視図である。 上部セクションを取り外した状態の図2のヘッドアセンブリの斜視図である。 図2のヘッドアセンブリの端部シールの正面斜視図である。 図2のヘッドアセンブリの端部シールの背面斜視図である。 図2のヘッドアセンブリのシールアセンブリの分解図である。 図2のヘッドアセンブリのシールアセンブリの分解図である。 図2のヘッドアセンブリの一部の断面図である。 本発明の代替的な態様による、内燃機関用の回転バルブを有するヘッドアセンブリの分解図である。 図16のヘッドアセンブリの中央部セクションの上部斜視図である。 図16のヘッドアセンブリの中央部セクションの下部斜視図である。 図16のヘッドアセンブリの下部セクションの上部斜視図である。 図16のヘッドアセンブリの下部セクションの下部斜視図である。 図16のヘッドアセンブリのシールアセンブリの斜視図である。 図16のヘッドアセンブリの内部構成部品の分解図である。 図16のヘッドアセンブリの内部構成部品の別の分解図である。 図2のヘッドアセンブリの一部の断面図である。 図15の一部の拡大図である。 代替的なシールアセンブリの一部の断面図である。
本明細書に記載の概念は、完全な内燃機関として実施されてもよく、又は本明細書に記載のシリンダヘッドアセンブリは、既存の内燃機関に後付けされてもよく、又は回転バルブアセンブリは、シリンダヘッド設計に組み込まれてもよいことが理解されよう。ここで、様々な図を通して同一符号が同一の要素を示す図面を参照すると、図1は、本発明の一態様に従って構成された例示的な内燃機関10を示す。
図示の例は、単気筒4サイクルエンジンである。しかしながら、本明細書に記載の原理は、任意の内燃機関、例えば、オットーサイクル若しくはディーゼルサイクルなどの様々なサイクルを実行するエンジン、又は流体フローポートを開閉するバルブを必要とする同様の機械に適用可能であることが理解されよう。
エンジンは、エンジン10の他の構成部品のための構造支持体及び取り付け点として機能するブロック12を含む。ブロック12は、クランクケース14と、シリンダバレル16とを有する。シリンダバレル16内には、略円筒形のシリンダボア18が形成されている。オフセットクランクピン22を有するクランクシャフト20は、適切な軸受で回転するためにブロック12に取り付けられる。ピストン24がシリンダボア18内に配置され、ピストン24はピストンロッド26によってクランクピン22に連結される。クランクシャフト20、ピストンロッド26、及びピストン24は、回転アセンブリ28を集合的に画定する。作動中、シリンダボア18内のガス圧はピストン24の直線運動を発生させ、回転アセンブリ28は、周知の方法で、ピストンの直線運動をクランクシャフト20の回転に変換するように作動可能である。
エンジンは、シリンダバレル16に取り付けられたシリンダヘッドアセンブリ30を含む。シリンダヘッドアセンブリ30は、シリンダボア18に対応して位置合わせされた略凹状の燃焼室32がその内部に形成されている。燃焼室32は、シリンダボア18の端部を閉鎖する。集合的に、シリンダボア18及び燃焼室32は、シリンダ34を画定する。
シリンダヘッドアセンブリ30は、吸気ポート36がその内部に形成されている。吸気ポート36は、シリンダヘッドアセンブリ30の外面で、燃焼室32から吸気面38まで延在する。
シリンダヘッドアセンブリ30は、本明細書では「バルブバレル」と呼ばれ得る、1つ以上のロータリーバルブの要素を含むロータリーバルブ装置40を含む。符号42で象徴的に表されるロータリー吸気バルブの要素は、吸気ポート36を横切って配置される。それは、ロータリー吸気バルブの要素42の第1の角度方向において、吸気面38と燃焼室32との間で流体の流れが許容され、ロータリー吸気バルブの要素42の第2の角度方向で、吸気面38と燃焼室32との間で流体の流れが遮断されるように配置される。以下で詳細に説明するように、「ロータリーバルブの要素」は、独立した回転構成部品、又は複数のバルブの要素を含む回転構成部品の一部を指してもよい。
また、シリンダヘッドアセンブリ30は、排気ポート44がその内部に形成されている。排気ポート44は、シリンダヘッドアセンブリ30の外面で、燃焼室32から排気面46まで延在する。
ロータリーバルブ装置40はまた、排気ポート44を横切って配置された、符号48で象徴的に表されるロータリー排気バルブの要素を含む。それは、ロータリー排気バルブの要素48の第1の角度方向において、排気面46と燃焼室32との間で流体の流れが許容され、ロータリー排気バルブの要素48の第2の角度方向で、排気面46と燃焼室32との間で流体の流れが遮断されるように配置される。
エンジン10は、流入する気流を収容し、ガソリンなどの可燃性燃料を気流中に計量して可燃性の吸気混合気を生成し、吸気混合気をシリンダ34に供給するように作動可能な燃料供給システム50を含む。
燃料供給システム50は、連続流又は間欠流であってもよく、燃料噴射点は、個々のシリンダ34又は上流位置にあってもよい。任意選択的に、燃料噴射点は、一般に「直接噴射」と呼ばれる構成であるシリンダ34内にあってもよく、この場合、吸気ポート36は、シリンダ34に空気のみを供給する。周知のタイプの燃料供給システムは、キャブレタ、機械式燃料噴射システム、及び電子燃料噴射システムを含む。図示の具体例は、キャブレタである。
エンジン10は、吸気混合気に点火するために、各燃焼室32に取り付けられた1つ以上のスパークプラグ52を備える点火システムを含む。コイル及びディストリビュータを有する従来のケタリング点火システム、又はトリガモジュール及び別個のコイルを有する直接点火システム、又はマグネトなどの適切な点火動力源54が設けられる。点火動力源54は、例えばリード線56によってスパークプラグ52に接続される。
図2~図15は、シリンダヘッドアセンブリ30を示す。シリンダヘッドアセンブリ30は、エンジンブロック12に取り付けられ、作動部品を囲むように構成された1つ以上の固定部品を含む。シリンダヘッドアセンブリ30は、シリンダヘッド58を含む。図示の例では、シリンダヘッド58は、ボルト(図示せず)で上部セクション62に取り付けられた下部セクション60で構成されている。あるいは、シリンダヘッド58は、単一の部品から作られることができる。図3は、シリンダヘッド58の下部セクション60がエンジンブロック12´のシリンダバレル16´と一体化された任意選択の構成を示す。任意選択的に、シリンダヘッド58の下部セクション60が、個々のシリンダバレル(図示せず)と一体化されることができる。さらに別の選択肢として、シリンダヘッド58の全体が、シリンダブロック又はシリンダバレルと一体化されることができる。
ここで図4を参照すると、下部セクション60は、例えばビレットから鋳造又は機械加工によって形成され得るブロック状の要素である。それは、燃焼室32(図5参照)を組み込んだ外面64及び対向する内面66(図6)とを含む。内面66に隣接して、下部セクション60は、その中に形成された半円筒形のバレル凹部68を有する。バレル凹部68は、吸気開口部70及び排気開口部72に連通している。
バレル凹部68は、吸気開口部70及び排気開口部72を囲むシール凹部74を含む。シール凹部74内では、吸気管レセプタクル76が吸気開口部70を囲む。溝状吸気シールシート78は、吸気管レセプタクル76を囲む。同様に、排気管レセプタクル80は、排気開口部72を囲む。溝状排気シールシート82は、排気開口部72を囲む。
上部セクション62もまた、ビレットから鋳造又は機械加工によって形成され得るブロック状の要素である。それは、外面84(図4)及び下部セクション60の内面66と嵌合する対向する内面86(図7)とを含む。上述した吸気ポート36及び排気ポート44は、上部セクション62の一部として形成される。内面86に隣接して、上部セクション62は、その中に形成された半円筒形のバレル凹部88を有する。バレル凹部88は、吸気ポート36及び排気ポート44に連通している。
バレル凹部88は、吸気ポート36及び排気ポート44を囲むシール凹部90を有する。シール凹部90内では、吸気管レセプタクル92が吸気ポート36を囲む。溝状吸気シールシート94は、吸気管レセプタクル92を囲む。同様に、排気管レセプタクル96は、排気ポート44を囲む。溝状排気シート98は、排気ポート44を囲む。
組み立てられると、バレル凹部68、88は、略円筒形のバレルボアを協働して画定する。
下部セクション60及び上部セクション62は、本明細書でバルブバレル(又は単に「バレル」)100と呼ばれるロータリーバルブの要素を収容する。図8及び図9を参照すると、バルブバレル100は、前方端面と後方端面104、106との間に延在する環状周面102を有する略円筒形の要素である。吸気アパーチャ108は、バルブバレル100を通って横方向に延在し、反対側の周面102と連通している。いくつかの実施形態では、吸気アパーチャ108の断面流れ面積は、その長さにわたって一定であってもよい。他の反復では、選択されたプロファイルは、バルブの本体内のアパーチャの内部形状に使用されてもよい。図示の例では、吸気アパーチャ108は、細長い「レーストラック」断面形状を有し、2つの平行な側面は、2つの半円形の端部によって接続されている。多角形、楕円形、不規則形、又は他の何らかの選択された形状などの他の断面形状が用いられてもよい。
排気アパーチャ110は、バルブバレル100を通って横方向に延在し、反対側の周面102と連通している。いくつかの実施形態では、排気アパーチャ110の断面流れ面積は、その長さにわたって一定であってもよい。他の反復では、選択されたプロファイルは、バルブの本体内のアパーチャの内部形状に使用されてもよい。図示の例では、排気アパーチャ110は、細長い「レーストラック」断面形状を有し、2つの平行な側面は、2つの半円形の端部によって接続されている。他の断面形状が用いられてもよい。他の実施形態では、排気アパーチャ110は、平面図において、多角形、楕円形、不規則形、又は他の何らかの選択された形状などのシリンダヘッド設計の制約に適合するように選択された形状を有してもよい。
任意選択的に、アパーチャ108、110と周面102との間の縁部は、流れ特性を操作する目的、並びに/又はアパーチャ108、110の有効な開口点及び/若しくは閉口点、ベベル、面取り、半径、又はノッチなどのプロファイルを有してもよい。
アパーチャ108、110の(回転軸線に対して垂直な)横方向の寸法、バルブバレル100の直径、及びクランクシャフト速度に対するバルブバレル100の回転速度はすべて、バルブ開口時間又は「持続時間」に影響し、これらの影響は相互に関連している。これらの変数は、バルブバレル100を特定の用途に適合させるために操作されてもよい。
本明細書に記載の概念、特にシーリングの概念は、
バルブの回転軸に対して純粋に横方向ではない流路を組み込んだ他のタイプのロータリーバルブに適用可能である。例えば。いくつかの周知のタイプのロータリーバルブは、一方の端部に設けられた開口部を介してバルブ本体を通る流体の流れを可能にするように構成され、この流れは、バルブの回転軸に沿って選択された方向に移動し、バレルバルブの外面の選択された位置で周辺開口部を介してエンジンの燃焼室と流体連通し、この流れは、吸気ガス又は排気ガスのいずれかのガス交換プロセスとして機能する。
バルブバレル100は、金属合金又はセラミックなどの剛性の耐摩耗性材料から作られてもよい。任意選択的に、炭素系コーティング若しくはセラミックなどの表面処理、又はコーティングは、バルブバレル100を構築するために選択されたベース材料に適用されることができる。材料の選択については、以下でより詳細に説明する。非限定的な一例では、バルブバレル100は鋼合金から作られる。
図示の例では、シール歯112と呼ばれる環状フランジが周面102から半径方向外側に延在する。図10に最もよく見られるように、組み立てられると、シール歯112は、シリンダヘッド58に形成された周方向シール溝114に収容され、非接触回転シールを画定する。あるいは、シール構成を反転させることができ、すなわち、周面102は溝を含むことができ、シリンダヘッド58はシール歯を含むことができる。
前方スタブシャフト116は前方端面104から延在し、後方スタブシャフト118は後方端面106から延在する。
図4を参照すると、バルブバレル100は、前方スタブシャフト116を収容する前軸受120及び後方スタブシャフト118を収容する後軸受122によってシリンダヘッド58内で回転するように取り付けられる。いくつかの実施形態では、スタブシャフトは省略されてもよく、軸受はバルブの円形外周の選択されたプロファイル、又はバルブの内部に設けられた凹部に直接取り付けられてもよい。他の実施形態では、軸受は排除され、回転バレルバルブはシールの要素146及び148によってのみ支持される。
図示の例では、軸受120、122は、中心ボアを有する単純なシリンダとして概略的に示されている。一般に、バルブバレル100を支持し、摩擦を低減する任意のタイプの軸受が使用されてもよい。適切なタイプの軸受の例には、転がり要素の軸受(例えば、ボール、ローラ、針)、ブッシング、静水圧軸受、又は流体力学軸受が含まれる。
前軸受120は、適切な締結具(図示せず)を用いてシリンダヘッド58に接続された前キャップ124に取り付けられる。後軸受122は、バレル凹部68内に収容される後キャップ126内に取り付けられる。
バルブバレル100には、前軸受120と前方端面104との間に挟まれた任意の前端部シール128と、後軸受122と後方端面106との間に挟まれた任意の後端部シール130とが設けられている。
任意の端部シール128、130の構造は、図11及び図12により詳細に示されている。前端部シール128は一例として示されており、後端部シール130は同一であってもよいことを理解されたい。前端部シール128は、略円板形状であり、前面132、後面134、及びバルブバレル100の外径と略同じ外径を有する環状外面136を有する。シール歯138と呼ばれる環状フランジは、外面136から半径方向外側に延在する。図10に最もよく見られるように、組み立てられると、シール歯138は、シリンダヘッド58に形成された周方向シール溝140に収容され、非接触回転シールを画定する。前端部シール128の中心孔142は、前方スタブシャフト116を受け入れる。中心孔142を囲むように隆起ボス144が形成されている。ボス144の厚さは、組み立てられると、前端部シール128が、前軸受120の内輪とバルブバレル100の前方端面104との間に、軸方向の隙間が存在する状態でクランプされるように選択される。このように組み立てられると、前端部シール128はバルブバレル100と共に回転する。
端部シール128、130は、耐摩耗性及び/又は自己潤滑性である材料から作られてもよい。任意選択的に、端部シール128、130を構成するために選択された基材に、炭素系コーティング若しくはセラミックなどの表面処理、又はコーティングを設けることができる。材料の非限定的な一例には、任意選択的に結合材又は添加物を含む、炭素の焼結グラファイト形態が挙げられる。適切な炭素シール材料が市販されている。
組み立てられると、バルブバレル100はバレル凹部68及び88内に収容され、従来の締結具(図示せず)を使用して互いに結合され得る下部セクション60と上部セクション62との間にクランプされる。次いで、バルブバレル100は、シリンダヘッドアセンブリ30内で自由に回転する。図10は、下部セクション60に設置されたバルブバレル100を示す。
上述し図7に示すように、上部セクション62のバレル凹部88は、吸気ポート及び排気ポート36、44と連通し、下部セクション60のバレル凹部68は、吸気開口部及び排気開口部70、72と連通する。セクション60、62の各々は、シールアセンブリ146、148をそれぞれ組み込んでいる(図4)。
下部セクション60のシールアセンブリ146は、この説明がシールアセンブリ146、148の両方に適用可能であることを理解しながら、図13~図15を参照して説明される。
シールアセンブリ146は、シール凹部74に収容され、燃焼室32とバルブバレル100との間の漏れを低減又は防止するように作動する。シールアセンブリ146は、シュー152に収容されたシール150を含む。
シールアセンブリ148は、シール凹部90(図7参照)に収容され、ポート36、44とバルブバレル100との間の漏れを低減又は防止するように作動する。シールアセンブリ148は、シュー152に収容されたシール150を含む。
シール150は、一般に細長いブロック形状であり、シール面154、対向する背面156、及び周面158を含む(図14を参照)。平面図において、シール150は細長いレーストラック形状を有し、2つの長辺が半円形の端部によって接続されている。他の実施形態では、シール150は、平面図において、多角形、楕円形、不規則形、又は他の何らかの選択された形状などの別の形状を有してもよい。シール面154は、バルブバレル100の周面102の曲率に一致し、かつこれに一致する凹曲率を有する。細長い吸気通路160がシール150をシール面154から背面156まで貫通する。細長い排気通路162は、シール150をシール面154から背面156まで貫通する。
シール150は、耐摩耗性及び/又は自己潤滑性である材料から作られてもよい。任意選択的に、シール150を構成するために選択された基材に、炭素系コーティング若しくはセラミックなどの表面処理、又はコーティングを適用することができる。シール150及びバルブバレル100のベース材料、並びに/又は使用される任意のコーティングは、回転接触のための相互に適切な特性を有するように選択される。一般的には、低摩擦性と高耐摩耗性との何らかの組み合わせを必要とする。この回転接触界面の材料ペアの非限定的な例には、金属/炭素、金属/セラミック、金属/青銅、セラミック/セラミック、又は摩耗被覆金属/摩耗被覆金属が含まれる。
非限定的な一例として、バルブバレル100が鋼又は他の金属合金である場合、シール150は、耐摩耗性であり、好ましくは自己潤滑性である材料から作られてもよい。耐摩耗性自己潤滑性材料の一例には、任意選択的に結合材又は添加物を含む、炭素の焼結グラファイト形態が挙げられる。適切な炭素シール材料が市販されている。
シュー152は、シール150の背面156及び周面158に相補的な内面164と、下部セクション60のシール凹部74に相補的な外面166とを有するエンクロージャである。シュー152は、一方の端部ではシール150の吸気通路160の形状及びサイズに、他方の端部ではシリンダヘッド58の吸気開口部70の形状及びサイズに略一致する流れ面積を有する開口吸気管168を含む。直立二次シールフランジ169は、吸気管168を囲む。シュー152はまた、吸気管168から離間して、一方の端部ではシール150の排気通路162の形状及びサイズに、他方の端部ではシリンダヘッド58の排気開口部72の形状及びサイズに略一致する流れ面積を有する開口排気管170を含む。直立二次シールフランジ171は、排気管170を囲む。シュー152は、金属合金などの略剛性の耐久性のある材料から作られてもよい。
吸気管168は、吸気管レセプタクル76の断面形状と略一致する断面形状を有してもよい。図15に最もよく見られるように、吸気管168は、吸気管レセプタクル76と入れ子式に嵌合する。
排気管170は、排気管レセプタクル80の断面形状に略一致する断面形状を有してもよい。排気管170は、排気管レセプタクル80と入れ子式に嵌合する。
二次シール172が吸気シールシート78内に配置され、二次シールフランジ169が吸気シールシートに当接する。いくつかの実施形態では、二次シールは、平面図において、レーストラック形状であり、円形又は多角形の断面形状を有してもよい。他の実施形態では、二次シールは、平面図において、多角形、楕円形、不規則形、又は他の何らかの選択された形状などの形状を有してもよい172。二次シール172は、弾性材料から作られてもよい。例には、金属、又はゴム、プラスチック、若しくはエラストマなどの非金属材料が含まれる。
二次シール174も排気シールシート82に配置され、二次シールフランジ171が排気シールシートに当接する。二次シールは、平面図において、レーストラック形状であり、円形又は多角形の断面形状を有してもよい。他の実施形態では、二次シールは、平面図において、多角形、楕円形、不規則形、又は他の何らかの選択された形状などのシリンダヘッド設計の制約に適合するように選択された形状を有してもよい174。それは、弾性材料から作られてもよい。例には、金属、又はゴム、プラスチック、若しくはエラストマなどの非金属材料が含まれる。
図15に見られるように、二次シール172、174は、シール150をシールシート78、82に対して外側に付勢し、バルブバレル100の周面102と接触させる。二次シール172、174は、予圧を与え、シール150を正しい組み立て位置に維持するように意図されている。
集合的に、吸気管レセプタクル76、吸気管168、二次シールフランジ169、及び吸気シールシート78は、「ラビリンスシール」を画定する。本明細書で使用される場合、「ラビリンスシール」という用語は、2つの位置の間の見通し漏れ経路の直線を遮断する壁、歯、又はフランジなどの1つ以上の構造の要素を含むシール界面を指す。図25に最もよく示されているように、シュー152とシリンダヘッド58との間の小さなギャップである「G」ギャップは、シュー152が機能的シールを設けるためにわずかに「浮き上がる」ことを可能にする(そしてバルブバレル100とのシール接触を維持する)。ラビリンスの小さなエアギャップGは、ガスがそれらの狭い通路(及び関連する境界層)を通じて燃焼室から出るのを防ぎ、弾性二次装置は、シュー152をシリンダヘッドにシールする最終作業を行う。一例では、ギャップGは、約0.08mm(0.003インチ)であってもよい。
浮き上がり量が少ないことにより、バルブバレル100とシール150との間のシール界面が(熱膨張時、振動時、一般作動時などに)開き、その結果リークが発生するのを防ぐ。ラビリンスシールはまた、燃焼ガスへの直接の暴露から弾性二次シール172を保護するのに役立つ。このラビリンスシールの原理は、本明細書に記載のすべてのシールシューに採用されている。
上記の実施形態では、シールアセンブリは、シューに収容されたシールを含むものとして説明された。これは、バルブバレルに適合し、耐摩耗性であり、潜在的に自己潤滑性である表面を有するシールを設け、一方、シューは、シールの構造支持体を設け、ラビリンスシールの小さな機械的特徴を画定する延性構造を備える。あるいは、シール面及びラビリンスシールは、単一の構成部品の一部として形成されてもよい。図26は、ラビリンスシールの一部を画定する、(バルブバレル100に当接する)凹状シール面、並びに一体型吸気管168´及び二次シールフランジ169´を含む例示的なシール150´を示す。この構成では、シールは非脆性材料から製造される。適切な材料の非限定的な一例には、含油青銅が挙げられる。
組み立てられたエンジンには、クランクシャフト20の回転と同期してバルブバレル100を回転させる手段(図示せず)が設けられている。バルブバレル100は、ベルト、シャフト、ギア、モータ、又は他の同様の駆動装置によって駆動される。一般に、それはクランクシャフト20の4分の1の回転速度で回転される。他の実施形態では、それは他の選択された回転速度で回転することができる。入口アパーチャ及び排気アパーチャの開閉の正確な順序は、使用される特定のエンジンサイクルに依存する。可能な一例には、従来のオットーサイクルが挙げられる。
図16~図24は、上述したシリンダヘッドアセンブリ30の代わりにエンジン10と共に使用され得る代替のシリンダヘッドアセンブリ230を示す。
シリンダヘッドアセンブリ230の全体的な作動原理は、シリンダヘッドアセンブリ30の作動原理と同じである。主な違いは、シリンダヘッドアセンブリ230が、2つのバルブバレルと3つのセクションからなるシリンダヘッドとを含むことである。
シリンダヘッドアセンブリ230は、下部セクション260、中央部セクション261、及び上部セクション262からなるシリンダヘッド258を含む。
下部セクション260は、例えばビレットから鋳造又は機械加工によって形成され得るブロック状の要素である。それは、燃焼室232(図20参照)を組み込んだ外面264と、対向する内面266とを含む。吸気開口部270及び排気開口部272が、下部セクション260に貫通している。
内面266は、吸気開口部270を囲む吸気シール凹部274を含む。吸気シール凹部274内では、吸気管レセプタクル276が吸気開口部270を囲む。溝状吸気シールシート278は、吸気管レセプタクル276を囲む。
吸気シールアセンブリ346(図21)は、吸気シール凹部274に収容される。それは、シュー352内に収容される吸気通路360を有する吸気シール350を含む。シュー352は、吸気管レセプタクル276に入れ子式に嵌合する吸気管368(図24)と、吸気管368を囲む二次シールフランジ369とを組み込む。二次吸気シール372は、吸気シールシート278に配置されている。
シール350は、シール150について上述したような材料から作られてもよい。
シュー352は、金属合金などの略剛性の耐久性のある材料から作られてもよい。
同様に、内面266は、排気開口部272を囲む排気シール凹部275を含む。排気シール凹部275内では、排気管レセプタクル277が排気開口部272を囲む。溝状排気シールシート282は、排気開口部272を囲む。
排気シールアセンブリ345は、排気シール凹部275に収容される。それは、シュー353内に収容される吸気通路361を有する排気シール351を含む。シュー353は、排気管レセプタクル277に入れ子式に嵌合する排気管371(図24)と、排気管371を取り囲む二次シールフランジ373とを組み込む。二次排気シール375は、排気シールシート282に配置されている。
上部セクション262もまた、ビレットから鋳造又は機械加工によって形成され得るブロック状の要素である。それは、外面284と、対向する内面286とを含む(図24)。吸気ポート236及び排気ポート244は、上部セクション262の一部として形成される。
下部セクション260と同様に、上部セクション262は、吸気シール凹部474と、吸気管レセプタクル476と、吸気シールシート478と、吸気シール550及びシュー552を含む吸気シールアセンブリ546(図21)と、吸気管568と、二次シールフランジ571と、二次吸気シール572(図24)とを含む。
上部セクション262はまた、排気シール凹部475と、排気管レセプタクル477と、排気シールシート479と、排気シール551及びシュー553を含む排気シールアセンブリ545(図21)と、排気管569と、二次シールフランジ573と、二次排気シール575(図24)とを含む。
中央部セクション261(図17、図18)もまた、ビレットから鋳造又は機械加工によって形成され得るブロック状の要素である。それは、下部セクション260の内面266と嵌合する下面285と、上部セクション262の内面286と嵌合する対向する上面287とを含む。下面285は、下部セクション260の吸気シール凹部274に連通する下部吸気通路580と、下部セクション260の吸気シール凹部275に連通する下部排気通路582とを含む。
上面287は、上部セクション262の吸気シール凹部474に連通する上部吸気通路584と、上部セクション262の吸気シール凹部475に連通する上部排気通路586とを含む。
円筒形吸気バレル凹部588は、中央部セクション261を貫通している。円筒形排気バレル凹部590は、吸気バレル凹部588と平行に中央部セクション261を貫通している。吸気バレル凹部588は吸気通路580、584に開口し、排気バレル凹部590は排気通路582、586に開口する。
中央部セクション261は、ロータリーバルブバレル(又は単に「バレル」)を収容し、具体的には、図16に示すように、吸気バルブバレル300が吸気バレル凹部588に配置され、排気バルブバレル301が排気バレル凹部590に配置される。図22を参照すると、各バルブバレル300、301は、前方端面と後方端面との間に延在する環状周面を有する略円筒形の要素である。吸気アパーチャ308は、吸気バルブバレル300を通って横方向に延在する。排気アパーチャ310は、排気バルブバレル301を通って横方向に延在する。
任意選択的に、アパーチャ308、310とそれぞれの周面との間の縁部は、流れ特性を操作する目的、並びに/又はアパーチャ308、310の有効な開口点及び/若しくは閉口点を変更する目的で、ベベル、面取り、半径、又はノッチなどのプロファイルを有してもよい。
バルブバレル300、301は、バルブバレル100について上述したような材料から作られてもよい。
バルブバレル300、301は各々、前方スタブシャフト316及び後方スタブシャフト318を含む。
バルブバレル300、301は、前方スタブシャフト316を収容する前軸受320(図16)及び後方スタブシャフト318を収容する後軸受322によって、シリンダヘッド258(具体的には中央部セクション261)内で回転するように取り付けられる。
前軸受320は、適切な締結具(図示せず)を用いてシリンダヘッド258に接続された前キャップ324に取り付けられる。後軸受322は、適切な締結具(図示せず)を用いてシリンダヘッド258に接続された後キャップ326に取り付けられる。
バルブバレル300、301には、前軸受320とバルブバレル300、301の前方端面との間に挟まれた任意の前端部シール328と、後軸受322とバルブバレル300、301の後方端面との間に挟まれた任意の後端部シール330とが設けられている。
端部シール328、330の構造及び材料は、上述の端部シール128、130と実質的に同様であってもよい。
上述の装置は、先行技術に対していくつかの優位点を有する。ロータリーバルブ構造は、従来のポペットバルブトレインと比較して、極めて少ない部品数及び摩擦損失を有する。ロータリーバルブ構造はまた、往復運動を必要とせず、高エンジン速度での作動のための高圧力下のバルブばねに依存しないため、従来のバルブトレインよりもはるかに信頼性が高い可能性を有する。
さらに、本明細書に記載のシールアセンブリは、低い機械的負荷及び長い部品寿命を可能にしながら、ロータリーバルブ装置の効果的なシールを提供する。
本発明は、完全なエンジンとして実施されてもよく、又は本明細書に記載のシリンダヘッドアセンブリは、既存の内燃機関に後付けされてもよく、又はロータリーバルブ装置及び/若しくはシールアセンブリは、シリンダヘッド設計に組み込まれてもよいことが理解されよう。
以上、回転バルブアセンブリを有するエンジンについて説明してきた。本明細書(あらゆる添付の特許請求の範囲、要約、及び図面を含む)に開示されるすべての特徴、及び/又は開示されるあらゆる方法若しくはプロセスのすべてのステップは、かかる特徴及び/又はステップの少なくともいくつかが相互に矛盾する組み合わせを除き、あらゆる組み合わせで組み合わされてもよい。
本明細書(あらゆる添付の特許請求の範囲、要約、及び図面を含む)に開示される各特徴は、特に明記しない限り、同一、同等、又は同様の目的を果たす代替的な特徴に差し替えられてもよい。したがって、特に明記しない限り、開示される各特徴は、一般的な一連の同等又は同様の特徴の一例にすぎない。
本発明は、前述の実施形態(複数可)の詳細に限定されない。本発明は、本明細書(あらゆる添付の特許請求の範囲、要約、及び図面を含む)に開示される特徴のあらゆる新規のもの、若しくはあらゆる新規の組み合わせ、又は開示されるあらゆる方法若しくはプロセスのステップのあらゆる新規のもの、若しくはあらゆる新規の組み合わせに及ぶ。

Claims (24)

  1. 内燃機関用のシリンダヘッドアセンブリであって、
    燃焼室を画定し、それと連通する少なくとも1つの開口部を有するシリンダヘッドと、
    少なくとも1つのポートと、
    前記少なくとも1つの開口部と前記少なくとも1つのポートとの間に配置された少なくとも1つの回転可能なバルブの要素と、
    前記少なくとも1つの回転可能なバルブの要素と前記シリンダヘッドとの間に配置された少なくとも1つのシールアセンブリであって、前記シールアセンブリが、前記少なくとも1つのバルブの要素の周面に適合する凹状シール面を有するシールと、前記シール面の反対側に配置されたラビリンスシールと、前記シールと前記シリンダヘッドとの間に配置された弾性二次シールと、を含むシールアセンブリと、
    を備える、シリンダヘッドアセンブリ。
  2. 前記シールが耐摩耗性材料を含む、請求項1に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  3. 前記シールが自己潤滑性材料を含む、請求項1に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  4. 前記シールが炭素を含む、請求項1に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  5. 前記シールが、平面図においてレーストラック形状であり、前記天井面の反対側の背面と、内周面と、外周面とを含む、請求項1に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  6. 前記少なくとも1つの回転可能なバルブの要素が、金属合金を含む、請求項1に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  7. 前記シールアセンブリが、前記ラビリンスシールを画定するシューの内側に配置された前記シール面を画定するシールを備える、請求項1に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  8. 前記シューが、金属合金を含む、請求項7に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  9. 前記二次シールが、非金属材料を含む、請求項1に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  10. 前記シールが、アパーチャを含み、
    前記シューが、前記アパーチャと流体連通するチューブを含む、
    請求項7に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  11. 前記シューが、二次シールフランジを含み、前記二次シールが、前記二次シールフランジと前記シリンダヘッドのシールシートとの間に配置される、請求項10に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  12. 前記シリンダヘッドが、上部セクション及び下部セクションを備え、前記第1及び第2の回転可能なバルブの要素が、前記上部セクションと前記下部セクションとの間に配置される、請求項1に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  13. 前記下部セクションが、エンジンのシリンダバレルと一体的に形成される、請求項12に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  14. 前記シリンダヘッドが、エンジンのシリンダバレルと一体的に形成される、請求項1に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  15. 前記シリンダヘッドが、下部セクション、中央部セクション、及び上部セクションを備え、前記少なくとも1つの回転可能なバルブの要素が前記中央部セクション内に配置される、請求項1に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  16. 前記下部セクションが、エンジンのシリンダバレルと一体的に形成される、請求項15に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  17. 前記シリンダヘッドが、前記燃焼室に連通する吸気開口部及び排気開口部を含み、
    前記シリンダヘッドが、吸気ポートを含み、
    前記シリンダヘッドが、排気ポートを含み、
    第1の回転可能なバルブの要素が、前記吸気開口部と前記吸気ポートとの間に配置され、
    第2の回転可能なバルブの要素が、前記排気開口部と前記排気ポートとの間に配置され、かつ
    前記第1及び第2の回転可能なバルブの要素が、単一のバルブバレルの一部である、
    請求項1に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  18. 第1のシールアセンブリが、前記バルブバレルと、前記シリンダヘッドの吸気開口部及び排気開口部との間に配置される、
    請求項17に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  19. 第2のシールアセンブリが、前記バルブバレルと前記シリンダヘッドの前記入口ポート及び出口ポートとの間に配置される、
    請求項18に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  20. 前記バルブバレル及び前記シリンダヘッドが協働して非接触回転シールを画定する、請求項17に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  21. 前記バルブバレルが、前方端面と後方端面との間に延在し、
    前端部シールが、前記前方端面に隣接して配置され、前記シリンダヘッドの環状シール溝に収容される環状シール歯を含み、後端部シールが、前記後方端面に隣接して配置され、前記シリンダヘッドの環状シール溝に収容される環状シール歯を含む、
    請求項17に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  22. 前記前端部シール及び前記後端部シールが、炭素の焼結グラファイト形態を含む、請求項21に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  23. 前記シリンダヘッドが、前記燃焼室に連通する吸気開口部及び排気開口部を含み、
    前記シリンダヘッドが、吸気ポートを含み、
    前記シリンダヘッドが、排気ポートを含み、
    第1の回転可能なバルブの要素が、前記吸気開口部と前記吸気ポートとの間に配置され、
    第2の回転可能なバルブの要素が、前記排気開口部と前記排気ポートとの間に配置され、
    前記第1の回転可能なバルブの要素が、前記シリンダヘッド内で回転するように取り付けられた吸気バルブバレルであり、かつ
    前記第2の回転可能なバルブの要素が、前記シリンダヘッド内で回転するように取り付けられた排気バルブバレルである、
    請求項1に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
  24. 前記エンジンが、シリンダボアを画定するブロックであって、前記シリンダボアが前記シリンダボアの端部を閉鎖する、ブロックと、
    前記ブロック内で回転するように取り付けられたクランクシャフトと、
    前記シリンダボア内に配置されたピストンと、
    前記ピストンを前記クランクシャフトに相互接続するコネクティングロッドと、
    を含む、エンジンと組み合わせた、請求項1に記載のシリンダヘッドアセンブリ。
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