JP2023539906A - リソースユニット指示方法、アクセスポイント及び局 - Google Patents

リソースユニット指示方法、アクセスポイント及び局 Download PDF

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Abstract

本願は、リソースユニット指示方法、アクセスポイント、及び局を提供する。方法では、トリガフレーム内のリソースユニット割り当てサブフィールドに、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示が含まれる。リソースユニット指示は、局に割り当てられたMRUを示すために使用される。周波数帯域範囲指示は、MRU内のRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される。例えば、周波数帯域範囲指示は、MRU内の最小のRUが位置する80MHzを示すために使用される。このように、周波数帯域範囲指示は、MRUに関連する周波数帯域範囲を示し、更に、最小のRUが位置する周波数帯域範囲など、より多くの情報を運ぶことができる。本願は、802.11ax、802.11be、及び将来のWi-Fiシステムに適用される可能性があることが分かる。周波数帯域範囲指示がMRUに関連する最低周波数帯域範囲のみを示す現在の方法と比較して、リソースユニット指示で示す必要があるインデックスの数が削減されるため、システムのシグナリングオーバヘッドが削減される。

Description

[関連出願]
本出願は、2020年9月4日に中国国家知的所有権庁に出願された「RESOURCE UNIT INDICATION METHOD, ACCESS POINT, AND STATION」と題された中国特許出願第202010923701.8号の優先権を主張し、2020年12月2日に中国国家知的所有権庁に出願された「RESOURCE UNIT INDICATION METHOD, ACCESS POINT, AND STATION」と題された中国特許出願第202011395419.3号の優先権を主張し、2021年1月5日に中国国家知的所有権庁に出願された「RESOURCE UNIT INDICATION METHOD, ACCESS POINT, AND STATION」と題された中国特許出願第202110009966.1号の優先権を主張しており、これらは全体が参照によりここに組み込まれる。
[技術分野]
本願は、通信技術の分野に関し、特に、リソースユニット指示方法、アクセスポイント、及び局に関する。
従来の無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network, WLAN)では、アップリンクデータを送信する必要がある場合、非アクセスポイント局(non-access point station, non-AP STA)がチャネル全体を占有して競合によるデータ送信を行う。これは、周波数利用効率を大幅に低下させる。これを改善するため、無線チャネルを周波数ドメインで複数のサブチャネル(サブキャリア)に分割してリソースユニット(resource unit, RU)を形成し、チャネル全体を占有するのではなく、一部のリソースユニットでユーザデータを伝送するようにした。これにより、時間帯ごとに複数のユーザが同時に並行して送信を行うことができ、キューに入れて互いに競合する必要がなく、それにより周波数利用効率が向上する。
ダウンリンクでは、アクセスポイント(access point, AP)は、各非アクセスポイント局のダウンリンクデータの優先度に基づいてRUの割り当てを決定する場合がある。ただし、アップリンクでは、APはトリガフレームを使用して、割り当てられたリソースユニットを端末装置に通知する必要がある。トリガフレームは複数のユーザ情報フィールドを含む。1つのユーザ情報フィールドは、1つの局が読み取る必要がある情報を含む。例えば、M個のユーザ情報フィールドは、非アクセスポイント局1~非アクセスポイント局Mにより各々読み取られる必要がある情報である。ユーザ情報フィールド内のリソースユニット割り当てサブフィールドは、非アクセスポイント局に割り当てられたリソースユニットを示すために使用される。その後、非アクセスポイント局は、割り当てられたリソースユニットでデータパケットを送信できる。ただし、一部の非アクセスポイント局は、比較的大量のデータを送信する必要があり、比較的多数のリソースユニットを割り当てられる必要がある。そのため、リソースユニット割り当てサブフィールドを使用して、対応する非アクセスポイント局に複数のリソースユニットをどのように割り当てるかが、早急に解決する必要がある問題である。
本願の実施形態は、対応する非アクセスポイント局に複数のリソースユニットを割り当てるためのリソースユニット指示方法、アクセスポイント、及び局を提供する。
第1の態様によると、本願は、リソースユニット指示方法を提供する。前記方法では、
局はアクセスポイントからトリガフレームを受信し、前記トリガフレームは、前記局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、前記局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、前記MRU内の最小のリソースユニットRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用され、
次に、前記局は、前記リソースユニット指示と前記周波数帯域範囲指示に基づいて、前記割り当てられたMRUを決定してよい。
前記方法では、前記MRUが前記局に割り当てられるため、前記MRUをより柔軟に割り当てることができ、周波数帯域利用率の向上に役立つ。また、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲は、前記MRU内で最も小さいRUが位置する周波数帯域範囲である。前記周波数帯域範囲指示が、前記MRUに関連する最も低い周波数帯域範囲のみを示す場合と比較して、本願の前記周波数帯域範囲指示はより多くの情報を運び、各MRUを示すリソースユニット指示に必要なインデックスの数を減らすのに役立つ。
実装では、前記リソースユニット指示方法で、前記周波数帯域範囲指示は、前記MRU内の最小のRUが位置する80MHzを示すために使用される。つまり、前記MRU内で最小のRUが位置する、前記周波数帯域範囲指示によって示される前記周波数帯域範囲の粒度は、80MHzである。つまり、前記MRU内で最小のRUが位置する80MHzの位置は、前記周波数帯域範囲指示から分かる。このように、前記リソースユニット指示は、この条件下で前記対応するMRUを示すことができる。同じ数のMRUの場合、前記リソースユニット指示に必要なインデックスの数が減少する。
別の実装では、前記リソースユニット指示方法で、前記周波数帯域範囲指示は、前記MRU内の最小のRUが位置する40MHzを示すために使用される。つまり、前記MRU内で最小のRUが位置する、前記周波数帯域範囲指示によって示される前記周波数帯域範囲の粒度は、40MHzである。つまり、前記MRU内で最小のRUが位置する40MHzの位置は、前記周波数帯域範囲指示から分かる。このように、前記リソースユニット指示は、この条件下で前記対応するMRUを示すことができる。同じ数のMRUの場合、前記リソースユニット指示に必要なインデックスの数が減少する。
前記MRU内の最小のRUが996個のサブキャリアを含むRU(996-tone RU)である場合、前記周波数帯域範囲指示で示される前記40MHzは、前記996-tone RUでカバーされる2個の40MHzの周波数帯域範囲のいずれかであるか、又は前記996-tone RUでカバーされる2個の40MHzの周波数帯域範囲で最低の40MHz又は前記996-tone RUでカバーされる2個の40MHzの周波数帯域範囲で最高の40MHzであることが事前に定義されている。
また、前記MRU内に複数の最小のRUがある場合、前記周波数帯域範囲指示では、前記最小のRUのいずれかが位置する周波数帯域範囲を示すことがある。
更に別の実装では、前記周波数帯域範囲指示は、前記MRU内の前記最小のRUが位置する160MHzを示すために使用される。更に別の実装では、前記周波数帯域範囲指示は、前記MRU内の前記最小のRUが位置する240MHzを示すために使用される。更に別の実装では、前記周波数帯域範囲指示は、前記MRU内の前記最小のRUが位置する320MHzを示すために使用される。
本明細書では、前記周波数帯域範囲指示によって示される前記周波数帯域範囲は、実際には帯域幅内の特定の周波数帯域範囲又は帯域幅内の周波数帯域範囲の位置である。例えば、前記周波数帯域範囲指示によって示される前記80MHzは、実際には前記帯域幅内の80MHz又は前記帯域幅内の前記80MHzの位置である。
本願では、前記MRUは、以下の幾つかの項目を含むことができるが、これらに限定されない。
前記リソースユニット指示で示される前記MRUには、サイズが26サブキャリアの1個のリソースユニット(26-tone RU)と、サイズが52サブキャリアの1個のリソースユニット(52-tone RU)が含まれ、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲は、前記26-tone RUが位置する周波数帯域範囲である、又は、前記リソースユニット指示で示される前記MRUには、サイズが106サブキャリアの1個のRU(106-tone RU)と、1個の26-tone RUが含まれ、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲は、前記26-tone RUが位置する周波数帯域範囲である、又は、前記リソースユニット指示で示される前記MRUには、サイズが484サブキャリアの1個のリソースユニット(484-tone RU)と、サイズが242サブキャリアの1個のリソースユニット(242-tone RU)が含まれ、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲は、前記242-tone RUが位置する周波数帯域範囲である、又は、前記リソースユニット指示で示される前記MRUには、サイズが996サブキャリアの1個のリソースユニット(996-tone RU)と、1個の484-tone RUが含まれ、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲は、前記484-tone RUが位置する周波数帯域範囲である、又は、前記リソースユニット指示で示される前記MRUには、2個の996-tone RUと、1個の484-tone RUが含まれ、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲は、前記484-tone RUが位置する周波数帯域範囲である、又は、前記リソースユニット指示で示される前記MRUには、3個の996-tone RUが含まれ、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲は、前記996-tone RUのうちの1つが位置する周波数帯域範囲である、又は、前記リソースユニット指示で示される前記MRUには、3個の996-tone RUと、1個の484-tone RUが含まれ、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲は、前記484-tone RUが位置する周波数帯域範囲である、又は、前記リソースユニット指示で示される前記MRUには、1個の996-tone RU、1個の484-tone RU、1個の242-tone RUが1つ含まれ、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲は、前記242-tone RUが位置する周波数帯域範囲である。
(3*996+484)-tone RUの場合、本態様のリソースユニット指示方法では、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲は、484-tone RUが位置する80MHzであり、80MHz内の前記484-tone RUの位置を示すために、前記リソースユニット指示で示される前記(3*996+484)-tone RUに対しては、前記割り当てられた(3*996+484)-tone RUを前記局に通知するための2個のインデックスのみが必要である。又は、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲は、484-tone RUが位置する40MHzであり、リソースユニット指示で示される前記(3*996+484)-tone RUに対しては、前記割り当てられた(3*996+484)-tone RUを前記局に通知するための1個のインデックスのみが必要である。ただし、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲が、前記(3*996+484)-tone RUに関連する最低の80MHzであるリソースユニット指示方法では、前記リソースユニット指示は、前記割り当てられた(3*996+484)-tone RUを前記局に通知するために、更に8個のインデックスを個別に示す必要がある。そのため、本態様での前記リソースユニット指示方法は、前記リソースユニット指示に必要なインデックスの数を減らすのに役立つ。
第2の態様によると、本願は、リソースユニット指示方法を更に提供する。前記リソースユニット指示方法は、第1の態様のリソースユニット指示方法に対応しており、アクセスポイントの観点から記述されている。前記方法では、アクセスポイントは、トリガフレームを決定し、前記トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、対応する局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、前記MRU内の最小リソースユニットRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用され、
前記アクセスポイントは、前記トリガフレームを送信する。
前記方法では、前記MRUが前記局に割り当てられるため、前記MRUをより柔軟に割り当てることができ、周波数帯域利用率の向上に役立つ。また、前記アクセスポイントが前記MRUを前記局に割り当てる必要がある場合は、周波数帯域範囲指示は、前記MRU内の最小のRUが位置する前記周波数帯域範囲を示し、この条件で前記リソースユニット指示で示す必要があるインデックスが決定される。前記周波数帯域範囲指示が、前記MRUに関連する最も低い周波数帯域範囲のみを示す場合と比較して、本願の前記周波数帯域範囲指示は、例えば最小のRUが配置されている周波数帯域の範囲など、より多くの情報が伝達されるため、より多くの情報を運び、各MRUを示すリソースユニット指示に必要なインデックスの数を減らすのに役立つ。
前記リソースユニット指示方法の別の関連実装については、第1の態様の関連実装を参照のこと。詳細はここに説明されない。
第3の態様によると、本願は、リソースユニット指示方法を更に提供する。方法は、以下を含んでよい:局はトリガフレームを受信し、前記トリガフレームは、前記局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、前記局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、前記MRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用され、
前記局は、前記リソースユニット指示と前記周波数帯域範囲指示に基づいて、前記割り当てられたMRUを決定する。
前記方法では、前記MRUが前記局に割り当てられるため、前記MRUをより柔軟に割り当てることができ、周波数帯域利用率の向上に役立つ。
また、前記周波数帯域範囲指示と前記リソースユニット指示に基づいて割り当てられたRU/MRUを決定する場合、前記局は前記リソースユニット指示に基づいて前記割り当てられたMRUのサイズを決定し、前記周波数帯域範囲指示に基づいて前記RU/MRUが位置する前記周波数帯域範囲を決定し、次に、前記リソースユニット指示が示すインデックスに対応する前記RU/MRUを決定する場合がある。前記方法では、前記リソースユニット指示が前記周波数帯域範囲の中の前記RU/MRUのみを示すだけでよいため、このサイズのMRUを示すためにリソースユニット指示で示す必要があるインデックスの数が少なくなることが分かる。つまり、前記方法では、前記周波数帯域範囲指示がより多くの情報を運ぶことができ、前記リソースユニット指示のロジックが可能な限り簡素化され、前記局の処理の複雑さを軽減するのに役立つ。
前記リソースユニット指示方法では、前記局に割り当てることができる前記MRUには、限定ではないが以下の幾つかの項目が含まれる:サイズが26サブキャリアの1個のリソースユニット(26-tone RU)、サイズが52サブキャリアの1個のリソースユニット(52-tone RU)を含むMRU((52+26)-tone RUと表記する)、サイズが106サブキャリアの1個のRU(106-tone RU)と、1個の26-tone RUとを含むMRU((106+26)-tone RUと表記する)、サイズが484サブキャリアの1個のリソースユニット(484-tone RU)と、サイズが242サブキャリアの1個のリソースユニットとを含むMRU((484+242)-tone RUと表記する)、サイズが996サブキャリアの1個のリソースユニット(996-tone RU)と、1個の484-tone RUとを含むMRU(996+484)-tone RUと表記する)2個の996-tone RUと1個の484-tone RUとを含むMRU(2*996+484)-tone RUと表記する)、3個の996-tone RUを含むMRU(3*996-tone RUと表記する)、3個の996-tone RUと1個の484-tone RUとを含むMRU(3*996+484)-tone RUと表記する)、1個の996-tone RUと1個の484-tone RUと1個の242-tone RUとを含むMRU((996+484+242)-tone RUと表記する)。
リソースユニット指示方法では、前記リソースユニット指示で示される前記MRUが位置する前記周波数帯域範囲が80MHz以下の場合、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲は帯域幅内の80MHzとなる。又は、前記リソースユニット指示で示される前記MRUが位置する前記周波数帯域範囲が80MHzより大きく160MHz以下の場合、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲は帯域幅内の160MHzとなる。又は、前記リソースユニット指示で示される前記MRUが位置する前記周波数帯域範囲が160MHzより大きく240MHz以下の場合、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲は帯域幅内の240MHz又は320MHzとなる。又は、前記リソースユニット指示で示される前記MRUが位置する前記周波数帯域範囲が240MHzより大きく320MHz以下の場合、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲は帯域幅内の320MHzとなる。
実装では、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは9ビットを占有し、前記周波数帯域範囲指示は9ビットの中のビット0とビット1を占有し、前記リソースユニット指示はビット2~ビット8を占有する。
実装では、前記帯域幅が320MHzで、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲が320MHz内の80MHzの場合、前記ビット0と前記ビット1で表される4つの状態を前記周波数帯域範囲指示に使用して、各々320MHz内の4個の80MHzの周波数帯域範囲を示すことができる。前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲が320MHz内の最低の160MHz又は最高の160MHzの場合、前記ビット0と前記ビット1で表される4つの状態を前記周波数帯域範囲指示に使用して、各々320MHz内の2個の160MHzの周波数帯域範囲を示すことができる。前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲が320MHzの場合、前記ビット0と前記ビット1で表される4つの状態は、前記周波数帯域範囲指示について、320MHzを示すことに限定されない。
別の実装では、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲が320MHz内の最低の240MHz又は最高の240MHzの場合、前記ビット0と前記ビット1で表される2つの状態を前記周波数帯域範囲指示に使用して、各々320MHz内の2個の240MHzの周波数帯域範囲を示すことができる。
第4の態様によると、本願は、リソースユニット指示方法を更に提供する。前記方法は、第3の態様のリソースユニット指示方法に対応しており、アクセスポイントの観点から記述されている。この態様のリソースユニット指示方法には、次のものが含まれる:前記アクセスポイントは、トリガフレームを決定し、前記トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、対応する局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、前記MRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用され、
前記アクセスポイントは、前記トリガフレームを送信する。
前記方法では、前記MRUが前記局に割り当てられるため、前記MRUをより柔軟に割り当てることができ、周波数帯域利用率の向上に役立つ。
また、前記MRUを前記対応する局に割り当てる場合、前記アクセスポイントは、前記MRUが位置する前記周波数帯域範囲を前記周波数帯域範囲指示を用いて示し、次に、前記周波数帯域範囲のうち、前記リソースユニット指示で示す必要があるインデックスを決定して、前記割り当てられたMRUを前記局に通知する場合がある。前記方法では、前記リソースユニット指示が前記周波数帯域範囲の中の前記RU/MRUのみを示すだけでよいため、このサイズのMRUを示すためにリソースユニット指示で示す必要があるインデックスの数が少なくなることが分かる。つまり、前記方法では、前記周波数帯域範囲指示がより多くの情報を運ぶことができ、前記周波数帯域範囲指示及び前記リソースユニット指示の指示ロジックが可能な限り簡素化され、前記局の処理の複雑さを軽減するのに役立つ。
前記リソースユニット指示方法の別の関連実装については、第3の態様の関連実装を参照のこと。詳細はここに説明されない。
第5の態様によると、本願は、リソースユニット指示方法を更に提供する。前記方法では、局はアクセスポイントからトリガフレームを受信し、前記トリガフレームは、前記局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、前記局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、前記MRU以外のリソースユニットRUの一部又は全部が位置する周波数帯域範囲を示すために使用され、
前記局は、前記リソースユニット指示と前記周波数帯域範囲指示に基づいて、前記割り当てられたMRUを決定する。
前記方法では、前記MRUが前記局に割り当てられるため、前記MRUをより柔軟に割り当てることができ、周波数帯域利用率の向上に役立つ。また、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲は、前記リソースユニット指示で示される前記MRU以外のRUの一部又は全部が位置する周波数帯域範囲であるか、又は前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲は、前記リソースユニット指示で示される前記MRUが位置する周波数帯域範囲以外の周波数帯域範囲である、つまり、前記リソースユニット指示で示される必要がある前記MRUは、前記帯域幅より小さい周波数帯域範囲から決定される。そのため、前記帯域幅に応じた周波数帯域範囲から、前記リソースユニット指示で示す必要がある前記MRUを決定する場合に比べ、前記リソースユニット指示で示す必要があるインデックスの数が少なくて済む。
実装では、前記リソースユニット指示で示す前記MRUは、サイズが996サブキャリアである3個のリソースユニット(996-tone RU)(3*996-tone RUとして示される)を含み、前記周波数帯域範囲指示で示す前記周波数帯域範囲は、前記帯域幅のうち、3*996-tone RU以外の1個の996-tone RUが位置する80MHz、又は前記周波数帯域範囲指示で示す前記周波数帯域範囲は、前記帯域幅のうち、前記3*996-tone RUが位置する周波数帯域範囲以外の80MHzである。この実装では、前記リソースユニット指示は、前記3*996-tone RUを示すために1個のインデックスのみを必要とし、前記局は、前記周波数帯域範囲指示を参照して前記割り当てられたMRUを決定できることが分かる。
前記周波数帯域範囲指示で示された前記周波数帯域範囲が、前記帯域幅の中の前記3*996-tone RUに関連する最低の80MHzである場合、前記帯域幅の中の前記3*996-tone RUに関連する前記最低の80MHzが決定された後、前記3*996-tone RUには3個の組み合わせがある(つまり、前記帯域幅のうちの前記最低の80MHz以外の3個の80MHz周波数帯域範囲から2個の996-tone RUを選択した場合、3個の組み合わせがある)。そのため、前記リソースユニット指示は、前記割り当てられたMRUを前記局に一意に通知するために、前記3個の組み合わせに対応する3個のインデックスのうちの1つを示す必要がある。従って、本願における前記周波数帯域範囲指示の意味は、前記リソースユニット指示によって示される必要があるインデックスの数を減らすのに役立つ。
第6の態様によると、本願は、リソースユニット指示方法を更に提供する。前記方法は、第5の態様のリソースユニット指示方法に対応しており、アクセスポイントの観点から記述されている。前記方法は、以下を含む。前記アクセスポイントは、トリガフレームを決定し、前記トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、対応する局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、帯域幅のうち、前記MRU以外のリソースユニットRUの一部又は全部が位置する周波数帯域範囲を示すために使用され、
前記アクセスポイントは、前記トリガフレームを送信する。
前記方法では、前記MRUが前記局に割り当てられるため、前記MRUをより柔軟に割り当てることができ、周波数帯域利用率の向上に役立つ。また、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲は、前記リソースユニット指示で示される前記MRU以外のRUの一部又は全部が位置する周波数帯域範囲であるか、又は前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲は、前記リソースユニット指示で示される前記MRUが位置する周波数帯域範囲以外の周波数帯域範囲である、つまり、前記リソースユニット指示で示される必要がある前記MRUは、前記帯域幅より小さい周波数帯域範囲から決定される。そのため、前記帯域幅に応じた周波数帯域範囲から、前記リソースユニット指示で示す必要がある前記MRUを決定する場合に比べ、前記リソースユニット指示で示す必要があるインデックスの数が少なくて済む。
前記リソースユニット指示方法の別の関連実装については、第5の態様の関連実装を参照のこと。詳細はここに説明されない。
第7の態様によると、本願は、リソースユニット指示方法を更に提供する。前記方法は、以下を含む。局はアクセスポイントからトリガフレームを受信し、前記トリガフレームは、前記局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記周波数帯域範囲指示は、帯域幅のうちの周波数帯域範囲を示すために使用され、前記リソースユニット指示は、前記局に割り当てられたMRUを示すために使用され、前記MRUは、前記帯域幅のうち、前記周波数帯域範囲指示により示された前記周波数帯域範囲以外の周波数帯域範囲の中の残りのリソースユニットRUを含み、
前記局は、前記周波数帯域範囲指示と前記リソースユニット指示に基づいて、前記割り当てられたMRUを決定する。
前記方法では、前記MRUが前記局に割り当てられるため、前記MRUをより柔軟に割り当てることができ、周波数帯域利用率の向上に役立つ。また、前記リソースユニット指示で示される前記MRUは、前記帯域幅のうち、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲以外の前記周波数帯域範囲の残りのRUの組み合わせである。そのため、前記帯域幅に応じた周波数帯域範囲から、前記リソースユニット指示で示す必要がある前記MRUを決定する場合に比べ、前記リソースユニット指示で示す必要があるインデックスの数が少なくて済む。
実装では、前記リソースユニット指示で示される前記MRUには、サイズが996サブキャリアの3個のリソースユニット(996-tone RU)(3*996-tone RUとして示される)が含まれ、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲は、前記帯域幅のうちの80MHzである。この場合、前記3*996-tone RUには、前記帯域幅内の80MHz以外の周波数帯域範囲のうちの3個の996-tone RUが含まれる。この実装では、前記リソースユニット指示は、前記3*996-tone RUを示すために1個のインデックスが必要であることが分かる。本願では、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域幅が、前記帯域幅内の前記3*996-tone RUに関連する最低の80MHzである場合と比較して、前記リソースユニット指示で示される必要があるインデックスの数が削減される。
第8の態様によると、本願は、リソースユニット指示方法を更に提供する。前記方法は、第7の態様のリソースユニット指示方法に対応しており、アクセスポイントの観点から記述されている。前記方法は、以下を含む。アクセスポイントはトリガフレームを決定し、前記トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記周波数帯域範囲指示は、帯域幅のうちの周波数帯域範囲を示すために使用され、前記リソースユニット指示は、前記対応する局に割り当てられたMRUを示すために使用され、前記MRUは、前記帯域幅のうち、前記周波数帯域範囲指示により示された前記周波数帯域範囲以外の周波数帯域範囲の中の残りのリソースユニットRUを含み、
前記アクセスポイントは、前記トリガフレームを送信する。
前記リソースユニット指示で示される前記MRUは、前記帯域幅のうち、前記周波数帯域範囲指示で示される前記周波数帯域範囲以外の前記周波数帯域範囲の残りのRUの組み合わせである。そのため、前記帯域幅に応じた周波数帯域範囲から、前記リソースユニット指示で示す必要がある前記MRUを決定する場合に比べ、前記リソースユニット指示で示す必要があるインデックスの数が少なくて済む。
前記リソースユニット指示方法の別の関連実装については、第7の態様の関連実装を参照のこと。詳細はここに説明されない。
また、第1の態様~第8の態様では、前記リソースユニット割り当てサブフィールドがNビットを占有し、前記Nビットのうち、前記周波数範囲表示が占有するビットの数は、前記周波数範囲表示が示す前記帯域幅と前記周波数範囲に基づいて決定される。例えば、前記周波数帯域範囲指示はビット0~ビットxを占有し、前記リソースユニット指示はビット(x+1)~ビットNを占有する。xの値は、前記帯域幅と前記周波数帯域範囲指示が示す前記周波数帯域範囲に関連しており、Nとxの両方が0より大きくなる。
第9の態様によると、本願は、リソースユニット指示方法を更に提供する。前記方法は、以下を含む。局は、アクセスポイントからのトリガフレームを受信し、前記トリガフレームは、前記局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドはNビットを占有し、前記Nビットによって示されるインデックスは、帯域幅内のマルチリソースユニットMRUの絶対位置を表し、Nは0より大きく、
前記局は、前記Nビットによって示される前記インデックスに対応する前記MRUを決定し、前記MRUを前記局に割り当てられるMRUとして使用する。
前記リソースユニット指示方法では、前記リソースユニット割り当てサブフィールドで、特定の周波数帯域範囲を示すために特別に使用されるビットを区別せず、前記リソースユニット割り当てサブフィールドの前記Nビットで示される前記インデックスに基づいて、前記対応するMRUを直接検索できることが分かる。そのため、処理ロジックが大幅に簡略化され、前記局の処理の複雑さを軽減するのに役立つ。
実装では、Nは9に等しい。
前記Nビットで示される、前記帯域幅内の前記MRUの絶対位置には、以下の1つ以上が含まれる:サイズが996サブキャリアの第1リソースユニット(996-tone RU)と320MHz内の第2の996-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の第3の996-tone RUと第4の996-tone RUを含むMRU、又は、320MHz内の第1の996-tone RU~第4の996-tone RUを含むMRU、又は、320MHz内の任意の20MHz周波数帯域範囲のうちサイズが52サブキャリアの第2リソースユニット(52-tone RU)とサイズが26サブキャリアの第2リソースユニット(26-tone RU)を含むMRU、320MHz内の任意の20MHz周波数帯域範囲のうち第3の52-tone RUと第8の26-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の任意の20MHz周波数帯域範囲のうち第2の52-tone RUと第5の26-tone RUを含むMRU、又は、320MHz内のサイズが106サブキャリアの第1リソースユニット(106-tone RU)と第5の26-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の任意の20MHz周波数帯域範囲のうち第2の106-tone RUと第5の26-tone RUを含むMRU、又は、320MHz内の任意の80MHz周波数帯域範囲のうちサイズが242サブキャリアの第1又は第2リソースユニット(242-tone RU)と第2リソースユニット(484-tone RU)を含むMRU、又は320MHz内の任意の80MHz周波数帯域範囲のうち第3又は第4の242-tone RUと第1の484-tone RUを含むMRU、又は、320MHz内の任意の160MHz周波数帯域範囲のうち第1又は第2の484-tone RUとサイズが996サブキャリアの第2リソースユニット(996-tone RU)を含むMRU、又は320MHz内の任意の160MHz周波数帯域範囲のうち第3又は第4の484-tone RUと第2の996-tone RUを含むMRU、又は、320MHz内の最低の240MHzの第1又は第2の484-tone RU、第2の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の最低の240MHzの第3又は第4の484-tone RU、第1の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含むMRU、又は、320MHz内の最低の240MHzの第5又は第6の484-tone RU、第1の996-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、又は、320MHz内の最高の240MHzの第1又は第2の484-tone RU、第2の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最高の240MHzの第3又は第4の484-tone RU、第1の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含むMRU、又は、320MHz内の最高の240MHzの第5又は第6の484-tone RU、第1の996-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、又は、320MHz内の第1又は第2の484-tone RU、第2の996-tone RU、第3の996-tone RU、及び第4の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の第3又は第4の484-tone RU、第1の996-tone RU、第3の996-tone RU、及び第4の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の第5又は第6の484-tone RU、第1の996-tone RU、第2の996-tone RU、及び第4の996-tone RUを含むMRU、又は、320MHz内の第7又は第8の484-tone RU、第1の996-tone RU、第2の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含むMRU、又は、320MHz内の3個の996-tone RUを含むMRU、又は、320MHz内の最低の160MHzの第1又は第2の242-tone RU、第2の484-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最低の160MHzの第3又は第4の242-tone RU、第1の484-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最低の160MHzの第5又は第6の242-tone RU、第4の484-tone RU、及び第1の996-tone RUを含むMRU、又は、320MHz内の最低の160MHzの第7又は第8の242-tone RU、第3の484-tone RU、及び第1の996-tone RUを含むMRU、又は、320MHz内の最高の160MHzの第1又は第2の242-tone RU、第2の484-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最高の160MHzの第3又は第4の242-tone RU、第1の484-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最高の160MHzの第5又は第6の242-tone RU、第4の484-tone RU、及び第1の996-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の最高の160MHzの第7又は第8の242-tone RU、第3の484-tone RU、及び第1の996-tone RUを含むMRU。
第10の態様によると、本願は、リソースユニット指示方法を更に提供する。前記方法は、第9の態様のリソースユニット指示方法に対応しており、アクセスポイントの観点から記述されている。前記方法は、以下を含む。前記アクセスポイントは、トリガフレームを決定し、前記トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドはNビットを占有し、前記Nビットによって示されるインデックスは、帯域幅内のマルチリソースユニットMRUの絶対位置を直接表し、Nは0より大きく、
前記アクセスポイントは、前記トリガフレームを送信する。
前記リソースユニット指示方法では、前記リソースユニット割り当てサブフィールドで、特定の周波数帯域範囲を示すために特別に使用されるビットを区別せず、前記リソースユニット割り当てサブフィールドの前記Nビットで示される前記インデックスに基づいて、前記対応するMRUを直接検索できることが分かる。そのため、処理ロジックが大幅に簡略化され、前記局の処理の複雑さを軽減するのに役立つ。
前記リソースユニット指示方法の別の関連実装については、第9の態様の関連実装を参照のこと。詳細はここに説明されない。
第11の態様によると、本願は、通信機器を更に提供する。通信機器は、第1の態様、第3の態様、第5の態様、第7の態様、又は第9の態様における方法の例における局の一部又は全部の機能を有する。例えば、前記通信機器は、本願の実施形態のうちの一部又は全部の機能を有することができ、又は本願の任意の実施形態を独立に実施する機能を有することができる。該機能は、ハードウェアにより実装されてよく、又は対応するソフトウェアを実行するハードウェアにより実装されてよい。ハードウェア又はソフトウェアは、前述の機能に対応する1つ以上のユニット又はモジュールを含む。
可能な設計では、通信機器の構造は、処理ユニット及び通信ユニットを含むことができる。前記処理ユニットは、前述の方法の中の対応する機能を実行する際に前記通信機器をサポートするよう構成される。前記通信ユニットは、前記通信機器と別の装置との間の通信をサポートするよう構成される。前記機器は、記憶ユニットを更に含んでよい。前記記憶ユニットは、前記処理ユニット及び前記通信ユニットに結合するように構成され、前記記憶ユニットは、前記通信機器に必要なプログラム命令及びデータを格納する。
実装では、前記通信機器は、第1の態様における前記局の関連機能を実装し、前記通信機器は、
アクセスポイントからトリガフレームを受信するよう構成される前記通信ユニットであって、前記トリガフレームは、前記局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、前記局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、前記リソースユニット指示により示された前記MRU内の最小のリソースユニットRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される、通信ユニットと、
前記周波数帯域範囲指示と前記リソースユニット指示に基づいて、前記割り当てられたMRUを決定するよう構成される処理ユニットと、
を含む。
例では、前記処理ユニットはプロセッサであってよく、前記通信ユニットはトランシーバ又は通信インタフェースであってよく、前記記憶ユニットはメモリであってよい。
別の実装では、前記通信機器は、第3の態様における前記局の関連機能を実装し、前記通信機器は、
アクセスポイントからトリガフレームを受信するよう構成される前記通信ユニットであって、前記トリガフレームは、前記局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、前記局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、前記MRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される、通信ユニットと、
前記周波数帯域範囲指示と前記リソースユニット指示に基づいて、前記割り当てられたMRUを決定するよう構成される処理ユニットと、
を含む。
更に別の実装では、前記通信機器は、第5の態様における前記局の関連機能を実装し、前記通信機器は、
アクセスポイントからトリガフレームを受信するよう構成される前記通信ユニットであって、前記トリガフレームは、前記局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、前記局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、帯域幅のうち、前記MRU胃がいいのリソースユニットRUの一部又は全部が位置する周波数帯域範囲を示すために使用される、通信ユニットと、
前記周波数帯域範囲指示と前記リソースユニット指示に基づいて、前記割り当てられたMRUを決定するよう構成される処理ユニットと、
を含む。
更に別の実装では、通信機器は、第7の態様における前記局の関連機能を実装し、前記通信機器は、
通信ユニットであって、アクセスポイントからトリガフレームを受信し、前記トリガフレームは、前記局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記周波数帯域範囲指示は、帯域幅のうちの周波数帯域範囲を示すために使用され、前記リソースユニット指示は、前記局に割り当てられたMRUを示すために使用され、前記MRUは、前記帯域幅のうち、前記周波数帯域範囲指示により示された前記周波数帯域範囲以外の周波数帯域範囲の中の残りのリソースユニットRUを含み、
前記処理ユニットは、前記周波数帯域範囲指示と前記リソースユニット指示に基づいて、前記割り当てられたMRUを決定するよう構成される。
別の実装では、前記通信機器は別の態様の局の関連機能を実装することができる。詳細はここに説明されない。
実装では、前記通信機器は、第1の態様における前記局の関連機能を実装し、
アクセスポイントからトリガフレームを受信するよう構成されるトランシーバであって、前記トリガフレームは、前記局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、前記局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、前記リソースユニット指示により示された前記MRU内の最小のリソースユニットRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される、トランシーバと、
前記周波数帯域範囲指示と前記リソースユニット指示に基づいて、前記割り当てられたMRUを決定するよう構成されるプロセッサと、
を含む。
別の実装では、前記通信機器は、第3の態様における前記局の関連機能を実装し、前記通信機器は、
アクセスポイントからトリガフレームを受信するよう構成されるトランシーバであって、前記トリガフレームは、前記局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、前記局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、前記MRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される、トランシーバと、
前記周波数帯域範囲指示と前記リソースユニット指示に基づいて、前記割り当てられたMRUを決定するよう構成されるプロセッサと、
を含む。
別の実装では、前記通信機器は別の態様の局の関連機能を実装することができる。詳細はここに説明されない。
第12の態様によると、本願は、通信機器を更に提供する。前記通信機器は、第2の態様、第4の態様、第6の態様、第8の態様、又は第10の態様における方法の例におけるアクセスポイントの一部又は全部の機能を有する。例えば、前記通信機器は、本願の実施形態のうちの一部又は全部の機能を有することができ、又は本願の任意の実施形態を独立に実施する機能を有することができる。該機能は、ハードウェアにより実装されてよく、又は対応するソフトウェアを実行するハードウェアにより実装されてよい。ハードウェア又はソフトウェアは、前述の機能に対応する1つ以上のユニット又はモジュールを含む。
可能な設計では、前記通信機器の構造は、処理ユニット及び通信ユニットを含む。前記処理ユニットは、前述の方法の中の対応する機能を実行する際に前記通信機器をサポートするよう構成される。前記通信ユニットは、前記通信機器と別の装置との間の通信をサポートするよう構成される。前記機器は、記憶ユニットを更に含んでよい。前記記憶ユニットは、前記処理ユニット及び前記通信ユニットに結合するように構成され、前記記憶ユニットは、前記通信機器に必要なプログラム命令及びデータを格納する。
実装では、前記通信機器は、第2の態様における前記アクセスポイントの関連機能を実装し、前記通信機器は、
トリガフレームを決定するよう構成される前記処理ユニットであって、前記トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、前記対応する局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、前記リソースユニット指示により示された前記MRU内の最小のリソースユニットRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される、処理ユニットと、
前記トリガフレームを送信するよう構成される通信ユニットと、
を含む。
別の実装では、前記通信機器は、第4の態様における前記アクセスポイントの関連機能を実装し、前記通信機器は、
トリガフレームを決定するよう構成される前記処理ユニットであって、前記トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、前記対応する局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、前記MRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される、処理ユニットと、
前記トリガフレームを送信するよう構成される通信ユニットと、
を含む。
別の実装では、前記通信機器は、第6の態様における前記アクセスポイントの関連機能を実装し、前記通信機器は、
トリガフレームを決定するよう構成される前記処理ユニットであって、前記トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、前記対応する局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、帯域幅のうち、前記MRU胃がいいのリソースユニットRUの一部又は全部が位置する周波数帯域範囲を示すために使用される、処理ユニットと、
前記トリガフレームを送信するよう構成される通信ユニットと、
を含む。
別の実装では、通信機器は、第8の態様における前記アクセスポイントの関連機能を実装し、前記通信機器は、
処理ユニットであって、トリガフレームを決定し、前記トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記周波数帯域範囲指示は、帯域幅のうちの周波数帯域範囲を示すために使用され、前記リソースユニット指示は、前記対応する局に割り当てられたMRUを示すために使用され、前記MRUは、前記帯域幅のうち、前記周波数帯域範囲指示により示された前記周波数帯域範囲以外の周波数帯域範囲の中の残りのリソースユニットRUを含む、処理ユニットと、
前記トリガフレームを送信するよう構成される通信ユニットと、
を含む。
例では、前記処理ユニットはプロセッサであってよく、前記通信ユニットはトランシーバ又は通信インタフェースであってよく、前記記憶ユニットはメモリであってよい。
別の実装では、前記通信機器は別の態様のアクセスポイントの関連機能を実装することができる。詳細はここに説明されない。
実装では、前記通信機器は、第2の態様における前記アクセスポイントの関連機能を実装し、
トリガフレームを決定するよう構成されるプロセッサであって、前記トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、前記対応する局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、前記リソースユニット指示により示された前記MRU内の最小のリソースユニットRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される、プロセッサと、
前記トリガフレームを送信するよう構成されるトランシーバと、
を含むことができる。
実装では、前記通信機器は、第4の態様における前記アクセスポイントの関連機能を実装し、
トリガフレームを決定するよう構成されるプロセッサであって、前記トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、前記対応する局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、前記MRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される、プロセッサと、
前記トリガフレームを送信するよう構成されるトランシーバと、
を含むことができる。
別の実装では、前記通信機器は、第6の態様における前記アクセスポイントの関連機能を実装し、前記通信機器は、
トリガフレームを決定するよう構成されるプロセッサであって、前記トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、前記対応する局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、帯域幅のうち、前記MRU胃がいいのリソースユニットRUの一部又は全部が位置する周波数帯域範囲を示すために使用される、プロセッサトと、
前記トリガフレームを送信するよう構成されるトランシーバと、
を含む。
別の実装では、通信機器は、第8の態様における前記アクセスポイントの関連機能を実装し、前記通信機器は、
プロセッサであって、トリガフレームを決定し、前記トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記周波数帯域範囲指示は、帯域幅のうちの周波数帯域範囲を示すために使用され、前記リソースユニット指示は、前記対応する局に割り当てられたMRUを示すために使用され、前記MRUは、前記帯域幅のうち、前記周波数帯域範囲指示により示された前記周波数帯域範囲以外の周波数帯域範囲の中の残りのリソースユニットRUを含む、プロセッサと、
記トリガフレームを送信するよう構成されるトランシーバと、
を含む。
別の実装では、前記通信機器は別の態様のアクセスポイントの関連機能を実装することができる。詳細はここに説明されない。
特定の実装プロセスでは、前記プロセッサは、限定ではないが例えばベースバンド関連の処理を実行するように構成される場合があり、前記トランシーバは、限定ではないが例えば無線周波数受信及び送信を実行するよう構成される場合がある。上記のコンポーネントは、互いに独立したチップに個別に配置される場合もあれば、少なくともコンポーネントの一部又はすべてが同じチップに配置される場合もある。例えば、前記プロセッサは更にアナログベースバンドプロセッサとデジタルベースバンドプロセッサに分割される場合がある。前記アナログベースバンドプロセッサと前記トランシーバは同じチップに統合される場合があり、前記デジタルベースバンドプロセッサは独立したチップに配置される場合がある。集積回路技術の継続的な発展により、1つのチップに集積されるコンポーネントの量が増加する可能性がある。例えば、前記デジタルベースバンドプロセッサと複数のアプリケーションプロセッサ(例えば、限定ではないがグラフィックス処理ユニットやマルチメディアプロセッサ)を1つのチップに集積することができる。前記チップは、システムオンチップ(system-on-a-chip)と呼ばれることがある。すべてのコンポーネントを別々のチップに配置するか、1つ以上のチップに統合して配置するかは、通常、製品設計の特定の要件によって異なる。コンポーネントの特定の実装形式は、本発明の実施形態に限定されない。
第13の態様によると、本願は更に、第1の態様、第3の態様、第5の態様、第7の態様、又は第9の態様の方法を実行するか、又は第2の態様、第4の態様、第6の態様、第8の態様、又は第10の態様の方法を実行するように構成されたプロセッサを提供する。これらの方法を実行する処理において、上記の情報を送信する処理と、上記の方法で上記の情報を受信する処理は、プロセッサが上記の情報を出力する処理と、プロセッサが上記の入力情報を受信する処理として理解することができる。具体的には、前記情報を出力する際に、前記プロセッサが前記情報をトランシーバに出力することで、前記トランシーバが前記情報を送信する。更に、前記情報が前記プロセッサによって出力された後、前記情報が前記トランシーバに到着する前に、前記情報に対して他の処理が更に実行される必要がある場合がある。同様に、前記プロセッサが前記入力情報を受信すると、前記トランシーバは前記情報を受信し、前記情報を前記プロセッサに入力する。また更に、前記トランシーバが前記情報を受信した後、前記情報が前記プロセッサに入力する前に、前記情報に対して他の処理が更に実行される必要がある場合がある。
前述の原則に基づいて、例えば、前述の方法でトリガフレームを受信するステップは、前記プロセッサが前記トリガフレームを入力することとして理解することができる。別の例として、前記トリガフレームを送信するステップは、前記プロセッサが前記トリガフレームを出力することとして理解することができる。
この場合、前記プロセッサに関連する送信、送信、受信などの操作については、特に断りのない場合、又は関連する説明にある操作の実際の機能や内部ロジックと矛盾しない場合は、無線周波数回路とアンテナによって直接行われる送信、送信、受信などの操作ではなく、前記プロセッサの入力、受信、出力などの操作として理解する方が一般的である。
特定の実装プロセスでは、前記プロセッサは、これらの方法を実行するように特別に構成されたプロセッサ、又は例えばこれらの方法を実行するようにメモリ内のコンピュータ命令を実行するように構成された汎用プロセッサなどのプロセッサである場合もある。前記メモリは非一時的(non-transitory)メモリ、例えば読み出し専用メモリ(read only memory, ROM)であってよい。メモリとプロセッサは同じチップに統合されてよく、又は、異なるチップに別個に配置されてもよい。前記メモリの種類及び前記メモリと前記プロセッサの配置方法は、本願の本実施形態において限定されない。
第14の態様によれば、本願は、前述のデータ送信装置によって使用されるコンピュータソフトウェア命令を格納するように構成された、コンピュータ可読記憶媒体を提供する。前記コンピュータソフトウェア命令は、第1の態様、第3の態様、第5の態様、第7の態様、又は第9の態様の方法を実行するために使用されるプログラムを含み、又は第2の態様、第4の態様、第6の態様、第8の態様、又は第10の態様の方法を実行するために使用されるプログラムを含む。
第15の態様によると、本願は、命令を含むコンピュータプログラムプロダクトを更に提供する。コンピュータプログラムプロダクトがコンピュータ上で実行されると、前記コンピュータは、第13の態様によると、第1の態様、第3の態様、第5の態様、第7の態様、又は第9の態様の方法を実行可能にされる、又は前記コンピュータは、第2の態様、第4の態様、第6の態様、第8の態様、又は第10の態様の方法を実行可能にされる。
第16の態様によれば、本願は、チップシステムを提供する。チップシステムは、プロセッサとインタフェースとを含み、第1の態様、第3の態様、第5の態様、第7の態様、又は第9の態様における機能、例えば、前述の方法におけるデータ及び情報うちの少なくとも1つ、例えばトリガフレームの決定又は処理を実施する際に、データ送信装置をサポートするように構成される。可能な設計では、前記チップシステムは、メモリを更に含み、前記メモリは、局により必要なプログラム命令及びデータを格納するよう構成される。前記チップシステムは、チップを含んでよく、又はチップ及び別の個別素子を含んでよい。
第17の態様によれば、本願は、チップシステムを提供する。チップシステムは、プロセッサとインタフェースとを含み、第2の態様、第4の態様、第6の態様、第8の態様、又は第10の態様における機能前述の方法におけるデータ及び情報うちの少なくとも1つの決定又は処理を実施する際に、データ送信装置をサポートするように構成される。可能な設計では、前記チップシステムは、メモリを更に含み、前記メモリは、局により必要なプログラム命令及びデータを格納するよう構成される。前記チップシステムは、チップを含んでよく、又はチップ及び別の個別素子を含んでよい。
本願の実施形態によるネットワーク構造の概略図である。
本願の実施形態による160MHzのチャネル分布の概略図である。
本願の実施形態による320MHzのチャネル分布の概略図である。
本願の実施形態による80MHz内のサブキャリア分布の概略図である。
本願の実施形態によるトリガフレームに基づくアップリンク送信の概略図である。
本願の実施形態によるトリガフレームのフレーム構造の概略図である。
本願の実施形態によるリソースユニット指示方法110の概略フローチャートである。
本願の実施形態による20MHz内の(52+26)-tone RUの概略図である。
本願の実施形態による20MHz内の(106+26)-tone RUの概略図である。
本願の実施形態による80MHz内の(484+242)-tone RUの概略図である。
本願の実施形態による160MHz内の(996+484)-tone RUの概略図である。
本願の実施形態による240MHz内の(2*996+484)-tone RUの概略図である。
本願の実施形態による320MHz内3*996-tone RUの概略図である。
本願の実施形態による320MHz内の(3*996+484)-tone RUの概略図である。
本願の実施形態による80MHz内の(484+242)-tone RUの概略図である。
本願の実施形態によるリソースユニット指示方法120の概略フローチャートである。
本願の実施形態によるリソースユニット指示方法210の概略フローチャートである。
本願の実施形態によるリソースユニット指示方法220の概略フローチャートである。
本願の実施形態によるリソースユニット指示方法310の概略フローチャートである。
本願の実施形態によるリソースユニット指示方法410の概略フローチャートである。
本願の実施形態による通信機器500の構造の概略図である。
本願の実施形態による通信機器600の構造の概略図である。
本願の実施形態によるチップの構造の概略図である。
以下は、添付の図面を参照して、本願の実施形態を明確に且つ完全に説明する。
本願のリソースユニット指示方法が適用可能なネットワーク構造を図1を例に説明する。図1は、本願の実施形態によるネットワーク構造の概略図である。ネットワーク構造は、1つ以上のアクセスポイント(Access Point, AP)局及び非アクセスポイント局(none Access Point Station, non-AP STA)を含んでよい。説明の便宜上、本明細書では、アクセスポイント局をアクセスポイント(AP)と呼び、非アクセスポイント局を局(STA)と呼ぶ。図1では、ネットワーク構造に1つのAPと2つの局(STA1とSTA2)が含まれる例を用いて説明する。
アクセスポイントは、有線(又は無線)ネットワークにアクセスするための端末装置(例えば、携帯電話)に使用されるアクセスポイントである場合があり、主に家庭、建物、及びキャンパスに展開され、一般的なカバレッジ半径は数十メートルから数百メートルに及ぶ。勿論、アクセスポイントは屋外に展開されてよい。アクセスポイントは、有線ネットワークと無線ネットワークを接続するブリッジと等価である。アクセスポイントの主な機能は、様々な無線ネットワーククライアントを接続し、無線ネットワークをイーサネットに接続することである。具体的には、アクセスポイントを含む、無線フィデリティ(wireless-fidelity, WiFi)チップを含む端末装置(例えば携帯電話機)又はネットワーク装置(例えばルータ)であってよい。アクセスポイントは、802.11be規格をサポートする装置であってよい。代替として、アクセスポイントは、802.11be、802.11ax、802.11ac、802.11n、802.11g、802.11b、802.11aなど、802.11ファミリの複数の無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area networks, WLAN)規格をサポートする装置であってよい。本願のアクセスポイントは、高効率(high efficient, HE)AP又は超高スループット(extremely high throughput, EHT)APであってよく、又は将来のWi-Fi標準に適用可能なアクセスポイントであってよい。
局は、無線通信チップ、無線センサ、無線通信端末などであってよく、ユーザと呼ばれることもある。例えば、Wi-Fi通信機能に対応した携帯電話機、Wi-Fi通信機能に対応したタブレットコンピュータ、Wi-Fi通信機能に対応したセットトップボックス、Wi-Fi通信機能に対応したスマートテレビ、Wi-Fi通信機能に対応したインテリジェントウェアラブル装置、Wi-Fi通信機能に対応した車載通信装置、又はWi-Fi通信機能に対応したコンピュータなどであってよい。任意で、局は802.11be標準をサポートしてよい。代替として、局は、802.11be、802.11ax、802.11ac、802.11n、802.11g、802.11b、802.11aなど、802.11ファミリの複数の無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area networks, WLAN)規格をサポートしてよい。
本願のアクセスポイントは、高効率(high efficient, HE)STA又は超高スループット(extremely high throughput, EHT)STAであってよく、又は将来のWi-Fi標準に適用可能なSTAであってよい。
例えば、アクセスポイントと局は、車両のインターネット、モノのインターネット(IoT, internet of things)のノード、センサなどに適用される装置、スマートカメラ、スマートリモコン、スマートホームのスマート水道メーター/メーター、スマートシティのセンサなどであってよい。
ここでは、802.11nを高スループット(high throughput, HT)と呼ぶことがあり、802.11acを超高スループット(very high throughput, VHT)と呼ぶことがあり、802.11ax(Wi-Fi6)を高効率(高効率HE)と呼ぶことがあり、802.11be(Wi-Fi7)を超高スループット(extremely high throughput, EHT)と呼ぶことがあり、HTより前の規格、例えば802.11a/b/gをまとめて非HT(non-high throughput)と呼ぶことがある。802.11bでは、非OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、直交周波数分割多重化)モードが使用される。
802.11a/gから、WLANは802.11n及び802.11acから、現在議論されている802.11ax及び802.11beに進化する。WLANで送信できる帯域幅と空間-時間ストリームの数を各々表1に示す。
表1 各WLAN標準で送信できる最大帯域幅と最大送信レート
Figure 2023539906000002
表1に示すように、データ送信でサポートされる最大データレートは帯域幅とともに増加する。従って、将来のWi-Fi規格では、160MHzを超えるより高い帯域幅(例えば、240MHz又は320MHz)が検討される。
本願の実施形態は、主にIEEE802.11が展開されたネットワークを例として説明されているが、例えば、BLUETOOTH(ブルートゥース)、高性能無線LAN(high performance radio LAN, HIPERLAN)(IEEE802.11規格に類似した無線規格で、主にヨーロッパで使用されている)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area network, WLAN)、パーソナルエリアネットワーク(personal area network, PAN)、又は現在知られている又は後に開発される別のネットワークなど、様々な規格又はプロトコルを使用して、本願の態様を他のネットワークに拡張できることを、当業者は容易に理解できる。従って、使用されるカバレッジ領域及び無線アクセスプロトコルに関係なく、本願で提供される態様は、任意の適切な無線ネットワークに適用できる。
更に、本願の実施形態における関連コンテンツの理解を容易にするために、本願の実施形態における幾つかの概念を記述する。
1.チャネル分布
実装では、帯域幅を複数のサブチャネルに分割することができる。図2Aは、本願の実施形態によるチャネル分布の概略図である。図2Aに示すように、帯域幅が160MHzの場合、帯域幅は、プライマリ20MHzチャネル(又は、プライマリチャネル、Primary 20MHz, P20と呼ばれる)、セカンダリ20MHzチャネル(Secondary 20MHz, S20)、セカンダリ40MHzチャネル(Secondary 40MHz, S40)、及びセカンダリ80MHz(Secondary 80MHz, S80)チャネルに分割できる。任意的な実装では、チャネル1はプライマリ20MHzチャネルに対応し、チャネル2はセカンダリ20MHzチャネルに対応し、チャネル3とチャネル4はセカンダリ40MHzチャネルに結合され、チャネル5~チャネル8はセカンダリ80MHzチャネルに結合される。更に、プライマリ40MHzチャネル(又は、プライマリチャネル、Primary 40MHz, P40と呼ばれる)は、プライマリ20MHzチャネルが位置する40MHzチャネルであり、プライマリ80MHzチャネル(又は、プライマリチャネル、Primary 80MHz, P80と呼ばれる)はプライマリ20MHzチャネルが位置する80MHzチャネルである。
別の例では、図2Bは、本願の実施形態によるチャネル分布の別の概略図である。図2Bに示すように、帯域幅が320MHzの場合、帯域幅は、プライマリ20MHzチャネル(又は、プライマリチャネル、Primary 20MHz, P20と呼ばれる)、セカンダリ20MHzチャネル(Secondary 20MHz, S20)、セカンダリ40MHzチャネル(Secondary 40MHz, S40)、セカンダリ80MHz(Secondary 80MHz, S80)チャネル、及びセカンダリ160MHz(Secondary 160MHz, S160)チャネルに分割できる。任意的な実装では、チャネル1はプライマリ20MHzチャネルに対応し、チャネル2はセカンダリ20MHzチャネルに対応し、チャネル3とチャネル4はセカンダリ40MHzチャネルに結合され、チャネル5~チャネル8はセカンダリ80MHzチャネルに結合され、チャネル9~チャネル16はセカンダリ160MHzチャネルに結合される。更に、プライマリ40MHzチャネル(又は、プライマリチャネル、Primary 40MHz, P40と呼ばれる)は、プライマリ20MHzチャネルが位置する40MHzチャネルであり、プライマリ80MHzチャネル(又は、プライマリチャネル、Primary 800MHz, P80と呼ばれる)はプライマリ20MHzチャネルが位置する80MHzチャネルであり、プライマリ160MHzチャネル(又は、プライマリチャネル、Primary 160MHz, P160と呼ばれる)はプライマリ20MHzチャネルが位置する160MHzチャネルである。
別の実装では、帯域幅を異なるサイズのリソースユニット(resource unit, RU)に分割することができる。サイズの異なるリソースユニットは、異なる数のサブキャリア、例えば、996個のサブキャリアを含む(又はサイズが996サブキャリアである)リソースユニット(996-tone RUと呼ばれる)、484個のサブキャリアを含む(又はサイズが484サブキャリアである)リソースユニット(484-tone RUと呼ばれる)、484個のサブキャリアを含む(又はサイズが484サブキャリアである)リソースユニット(484-tone RUと呼ばれる)、106個のサブキャリアを含む(又はサイズが106サブキャリアである)リソースユニット(106-tone RUと呼ばれる)、26個のサブキャリアを含む(又はサイズが26サブキャリアである)リソースユニット(26-tone RUと呼ばれる)、52個のサブキャリアを含む(又はサイズが52サブキャリアである)リソースユニット(52-tone RUと呼ばれる)、2*996個のサブキャリアを含む(又はサイズが2*996サブキャリアである)リソースユニット(2*996-tone RU、2個の996-tone RUを含む(996+996)-tone RU、又は(996+996)-tone MRUと呼ばれる)、又は、3*996個のサブキャリアを含む(又はサイズが3*996サブキャリアである)リソースユニット(3*996-tone RU、3個の996-tone RUを含む(996+996+996)-tone RU、又は(996+996+996)-tone MRUと呼ばれる)を組み合わせて得ることができる。
図3は、本願の実施形態による80MHz内のサブキャリア分布の概略図である。図3に示すように、第1行は、80MHzに36個の26-tone RUが含まれる可能性があることを示し、第2行は、80MHzに16個の52-tone RUが含まれる可能性があることを示し、第3行は、80MHzに8個の106-tone RUが含まれる可能性があることを示し、第4行は、80MHzに4個の242-tone RUが含まれる可能性があることを示し、第5行は、80MHzに2個の484-tone RUが含まれる可能性があることを示している。ここで、484Lは484-tone RUの左半分を表し、484Rは484-tone RUの右半分を表している。2つの部分には各々242個のサブキャリアが含まれており、これは484-tone RUのもう1つの概略図である。第6行は、80MHzが996-tone RUを1つ含むことができることを示している。更に、データを送信するために使用されるRUに加えて、図3に示すように、更にガード(Guard)サブキャリア、空のサブキャリア、又は直流(direct current, DC)サブキャリアがある。
160MHz帯域幅又は離散的な80MHz+80MHzを含む160MHz帯域幅は、図3に示す2個の80MHz帯域幅のサブキャリア分布の重複した組み合わせと考えることができる。例えば、全体の帯域幅は、1個の2*996-tone RUを含んでよく、又は、26-tone RU、52-tone RU、106-tone RU、242-tone RU、484-tone RU、及び996-tone RUの種々の組合せを含んでよい。
240MHz帯域幅又は離散的な160MHz+80MHzを含む240MHz帯域幅の場合、帯域幅全体は、図3に示されている3個の80MHz帯域幅のサブキャリア分布の重複した組み合わせと考えることができ、又は、26-tone RU、52-tone RU、106-tone RU、242-tone RU、484-tone RU、及び996-tone RUの様々な組み合わせを含むこともできる。
320MHz帯域幅又は離散的な160MHz+160MHzを含む320MHz帯域幅の場合、帯域幅全体は、図3に示されている4個の80MHz帯域幅のサブキャリア分布の重複した組み合わせと考えることができ、又は、26-tone RU、52-tone RU、106-tone RU、242-tone RU、484-tone RU、及び996-tone RUの様々な組み合わせを含むこともできる。
上記の帯域幅のサブキャリア分布では、周波数は左から右へと順番に増加する。例えば、図3の左側を最低周波数と考えることができ、図3の右側を最高周波数と考えることができる。リソースユニットには左から右に番号が付けられており、例えば第1(1st)リソースユニットと第2(2nd)リソースユニットである。図3に示すように、80MHzに含まれる4個の242-tone RUには、各々左から右に番号が付けられており、第1の242-tone RU、第2の242-tone RU、第3の242-tone RU、第4の242-tone RUである。第1の242-tone RUと第2の242-tone RUは、周波数の昇順に、80MHz内の2個の最低の20MHz周波数帯域範囲と1対1で対応している。第3の242-tone RUと第4の242-tone RUは、周波数の昇順に、80MHz内の2個の最高の20MHz周波数帯域範囲と1対1で対応している。80MHzの帯域幅ごとに中心の26-tone RUが1つあるため、242-tone RUと242-tone RUに対応する20MHzは、周波数的に完全には重複しない。
前述の幾つかのRUに加えて、前述のサイズの複数のRUを組み合わせることにより、マルチリソースユニット(multi-RU, MRU)が更に802.11beに導入されている。例えば、1個の52-tone RUと1個の26-tone RUを含む(52+26)-tone RU(又は(52+26)-tone MRU又は78-tone RUと呼ばれる)、1個の106-tone RUと1個の26-tone RUを含む(106+26)-tone RU(又は(106+26)-tone MRU又は132-tone RUと呼ばれる)、1個の484-tone RUと1個の242-tone RUを含む(484+242)-tone RU(又は(484+242)-tone MRU又は726-tone RUと呼ばれる)、1個の996-tone RUと1個の484-tone RUを含む(996+484)-tone RU(又は(996+484)-tone MRU又は1480-tone RUと呼ばれる)、2個の26-tone RUと1個の484-tone RUを含む(2*996+484)-tone RU(又は(2*996+484)-tone MRU又は2476-tone RUと呼ばれる)、3個の996-tone RUを含む3*996-tone RU(又は3*996-tone MRU又は2988-tone RUと呼ばれる)、3個の996-tone RUと1個の484-tone RUを含む(3*996+484)-tone RU(又は(3*996+484)-tone MRU又は3472-tone RUと呼ばれる)、又は、1個の996-tone RUと1個の484-tone RUと1個の242-tone RUを含む(996+484+242)-tone RU(又は(996+484+242)-tone MRU又は1722-tone RUと呼ばれる)が、更に802.11beに導入される。
26-tone RUは約2MHzに対応し、52-tone RUは約4MHzに対応し、106-tone RUは約8MHzに対応し、242-tone RUは約20MHzに対応する。別のサイズのRUには、対応して加算又は乗算が実行される場合がある。詳細はここに説明されない。
アクセスポイントが局に割り当てた複数のRUを、局に割り当てられたMRUと呼ぶことがある。MRUは、複数のRU、複数の結合されたリソースユニット、又は複数の結合されたリソースユニットを含み、又は複数のリソースユニットの組み合わせである。特に明記されていない限り、本明細書では、「結合」、「結合された」、「組み合わせ」は同じ意味を表す。任意で、複数のRUを含むMRUは、幾つかの直流サブキャリア、空のサブキャリアなどを更に含むことができる。
2.トリガフレームに基づくアップリンク送信スケジューリング方法
通常、STAはチャネル競合によって送信許可を取得し、EDCA(enhanced distributed channel access、拡張分散チャネルアクセス)方式に基づいてチャネルをプリエンプトするなどして、アップリンクデータを送信する。トリガフレームに基づくアップリンク送信スケジューリング方法は、802.11axに導入されている。図4に、トリガフレームに基づくアップリンク送信スケジューリング方法の概略図が示される。図4は、本願の実施形態によるトリガフレームに基づくアップリンク送信の概略図である。アクセスポイントはトリガフレームを送信する。トリガフレームには、リソーススケジューリングパラメータと、1つ以上の局がアップリンクのサブ物理層プロトコルデータユニット(physical layer protocol data unit, PPDU)を送信するために使用する別のパラメータが含まれる。局がトリガフレームを受信した後に、局は、解析によって局の関連付け識別子と一致する(又は同じ)ユーザ情報フィールドを取得し、ユーザ情報フィールドのリソースユニット割り当てサブフィールドによって示されるRU又はMRUで高効率のトリガに基づくデータパケット(high efficient trigger based physical layer protocol data unit, HE TB PPDU)を送信する。つまり、EHT TB PPDUはEHT PPDUの一種である。アクセスポイントは、1つ以上の局から送信されたアップリンクサブPPDUを含むアップリンクマルチユーザPPDUを受信した後に、確認応答フレームで応答する。アクセスポイントから1つ以上の局に送信された確認応答フレームは、ダウンリンクOFDMA方式で送信することができ、又は非HT重複送信方式で送信することもできる。確認応答フレームには、確認応答(Ack)フレームとブロック確認応答(Block Ack)フレームが含まれる。Block Ackフレームには、圧縮Block Ackフレームとマルチ局Block Ack(Multi-STA Block Ack)フレームが含まれる。AckフレームとBlock Ackフレームは、1つの局から送信されたアップリンクサブPPDUの確認応答であり、Multi-STA Block Ackフレームは、1つ以上の局から送信されたアップリンクサブPPDUの確認応答である。
実装では、トリガフレームのフレーム形式を図5に示すことができる。図5は、本願の実施形態によるトリガフレームの構造の概略図である。トリガフレームは、図5に示す幾つかのフィールドのみを含むことができる。代替として、トリガフレームは、図5に示すものより多くのフィールドを含むことができる。これは、本願の本実施形態において限定されない。例えば、トリガフレームには、共通情報(common info)フィールドとユーザ情報リスト(user info list)フィールドが含まれる。トリガフレームは、フレーム制御(frame control)フィールド、継続時間(duration)フィールド、受信者アドレス(RA)フィールド、送信者アドレス(TA)フィールド、パディング(padding)フィールド、フレームチェックシーケンス(FCS, frame check sequence)フィールドなどを更に含むことができる。
共通情報フィールドは、共通フィールド又は共通情報フィールドとも呼ばれる。共通情報フィールドには、すべての局で読み取る必要がある共通情報が含まれており、例えば、トリガタイプ(trigger type)サブフィールド、長さ(length)サブフィールド、カスケード表示(cascade indication)サブフィールド、キャリア検出要(CS Required)サブフィールド、帯域幅(bandwidth)サブフィールド、ガード間隔+長期トレーニングシーケンス(GI+LTF)サブフィールド、トリガ依存共通情報(トリガ依存共通情報)サブフィールドなどがある。
ユーザ情報リストフィールドは、ユーザ情報リストフィールド、局ごとのフィールドなどと呼ばれることもある。ユーザ情報リストフィールドには、1つ以上のユーザ情報(user info)フィールドが含まれる。各ユーザ情報フィールドには、各局で読み取る必要がある情報が含まれる。例えば、関連付け識別子(Association Identifier, AID)サブフィールド、リソースユニット割り当て(RU allocation)サブフィールド、コーディングタイプ(coding type)サブフィールド、変調及びコーディング方式(Modulation and Coding Scheme, MCS)サブフィールド、予約(reserved)サブフィールド、トリガ依存ユーザ情報(trigger dependent user info)サブフィールドである。
関連付け識別子フィールドは、ユーザ情報フィールドに対応する局の関連付け識別子を示すために使用される。リソースユニット割り当てサブフィールドは、局に割り当てられたRU/MRU(又はRU/MRUの場所)を示すために使用される。
本明細書では、「フィールド(field)」を「フィールド」、「情報」などとも呼ぶことがあり、「サブフィールド(subfield)」を「サブフィールド」、「情報」などと呼ぶこともある。
割り当てられたRU/MRU上の局によって送信されるPPDUは、超高スループットのトリガに基づく物理層プロトコルデータユニット(Extremely High Throughput trigger based physical layer protocol data unit, EHT TB PPDU)である場合がある。PPDUの各フィールドの機能を表2に示す。ここでは例のみを示すことを理解すべきである。標準的な定式化又は実際の実装では、EHT PPDUは更に別のフィールドを含むことがある。
表2 PPDUの各フィールドの機能
Figure 2023539906000003
無線ローカルエリアネットワークの発達により、局がアップリンクデータ送信を行うために必要なデータレートが増加する。アクセスポイントが複数のリソースユニットを局に割り当て、その複数のリソースユニットを局に指示することで、局が複数のリソースユニットを使用してアップリンクデータ送信を行い、データレートを増加させることができるようにする方法が、早急に解決すべき問題となっている。
本願はリソースユニット指示方法を提供する。方法では、アクセスポイントは局にMRUを割り当てることができる。リソースユニット指示方法は、マルチリソースユニット指示方法、マルチリソースユニット組み合わせ方法などとも呼ばれる。本願の実施形態では、MRUをトリガフレームを使用して局に割り当て、トリガフレーム内のリソースユニット割り当てサブフィールドを設計して、320MHz内のRU/MRUの割り当てを実装している。本願の実施形態で設計されたトリガフレームは、802.11be(EHT)及び将来のWi-Fiシステムにおいて、高いアップリンク送信帯域幅があり、局に割り当てられるアップリンク送信リソースブロックの種類が増加するケースに適用できる。
各局は、1つのリソースユニット割り当てサブフィールドに対応する。リソースユニット割り当てサブフィールドは2つの部分に分割される。ビットの第1部分は、特定の周波数帯域範囲を局に通知するために使用され、ビットの第2部分は、周波数帯域範囲に基づいてMRUエントリを通知するために使用される。エントリは、インデックステーブル内のインデックス又はインデックスに対応するRU又はMRUであり、ビットの第2部分は、インデックステーブル内のRU又はMRUを示すことができる。説明を簡単にするために、ビットの第1部分を周波数帯域範囲指示と呼びことがあり、ビットの第2部分をリソースユニット指示と呼ぶことがある。標準的な定式化又は実際の実装では、ビットがビットの第1部分とビットの第2部分の機能を実装するならば、ビットは本願の実施形態の範囲内に含まれる。ビットの第1部分とビットの第2部分の名前は、本願の実施形態では制限されない。
本願の実施形態では、MRU内のRUが位置する周波数範囲は、RUがカバーする実際の周波数範囲とは異なる又は同じであってよいことを理解すべきである。実施形態では、RUが位置する周波数範囲は、RUがカバーする実際の周波数範囲よりも大きいか、小さいか、又は同じであることがある。
RUがカバーする実際の周波数範囲は、占有周波数範囲よりも小さい。例えば、484-tone RUでカバーされる実際の周波数範囲は40MHzであり、40MHzは320MHz内の第2の80MHz内にある。RUが位置する周波数範囲を粒度として80MHzを使用して記述する場合、これは次のように記述することができる。484-tone RUが位置する周波数範囲は、320MHz内の第2の80MHzである。
RUがカバーする実際の周波数範囲は、占有周波数範囲と同じ又は等しい。例えば、484-tone RUでカバーされる実際の周波数範囲は40MHzであり、40MHzは320MHz内の第3の40MHz内にある。RUが配置されている周波数範囲を粒度として40MHzを使用して記述する場合、これは次のように記述することができる。484-tone RUが位置する周波数範囲は、320MHz内の第3の40MHzである。
RUがカバーする実際の周波数範囲は、占有周波数範囲と同じ又は等しい。例えば、996-tone RUでカバーされる実際の周波数範囲は80MHzであり、80MHzは320MHz内の第2の80MHz内にある。RUが位置する周波数範囲を粒度として80MHzを使用して記述する場合、これは次のように記述することができる。996-tone RUが位置する周波数範囲は、320MHz内の第2の80MHzである。
RUがカバーする実際の周波数範囲は、占有周波数範囲よりも大きい。例えば、996-tone RUでカバーされる実際の周波数範囲は80MHzであり、80MHzは320MHz内の第2の80MHz内にある。RUが位置する周波数範囲を粒度として40MHzを使用して記述する場合、これは次のように記述することができる。996-tone RUが位置する周波数範囲は、320MHz内の第3(又は第4)の40MHzである。
MRUの場合、周波数帯域範囲指示と周波数帯域範囲は、次のいずれかの態様で記述された関係にある場合がある。
第1の態様によると、周波数帯域範囲指示は、MRU内の最小のRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される。
つまり、リソースユニット指示は、局に割り当てられているマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、周波数帯域範囲指示は、リソースユニット指示が示すMRU内の最小のRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される。そして、局は、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示に基づいて、割り当てられたMRUを決定する。
別の実装では、リソースユニット指示は、局に割り当てられているマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、周波数帯域範囲指示は、リソースユニット指示が示すMRU内のRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される。そして、局は、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示に基づいて、割り当てられたMRUを決定する。MRU内のRUは、前述のMRU内の最小のRU、MRU内の最大のRU、又はMRU内で事前設定されたサイズのRUの場合がある。以下の実施形態では、最小のRUを例として使用して説明する。本実装では、周波数帯域範囲指示が周波数帯域範囲を示してよく、周波数帯域範囲はMRU内でRUが位置する周波数帯域範囲である。このように、リソースユニット指示は、ビット数が同じである場合、又はリソースユニット指示が同じ数のMRUエントリを示す必要がある場合に、より多くのMRUエントリを示すことができ、より少ない数のインデックスが必要であり、より多くのインデックスを他の情報を示すために予約することができる。
MRU内のRUが位置する周波数帯域範囲を示すために周波数帯域範囲指示に使用される粒度は、40MHz、80MHz、160MHz、240MHz、又は320MHzである。つまり、実施形態では、周波数帯域範囲指示は、MRU内の最小のRUが位置する80MHzを示すために使用される。別の実施形態では、周波数帯域範囲指示は、MRU内の最小のRUが位置する40MHzを示すために使用される。更に別の実施形態では、周波数帯域範囲指示は、MRU内のRUが位置する160MHzを示すために使用される。更に別の実施形態では、周波数帯域範囲指示は、MRU内のRUが位置する240MHzを示すために使用される。更に別の実施形態では、周波数帯域範囲指示は、MRU内のRUが位置する320MHzを示すために使用される。
本願では、リソースユニット指示方法110は、MRU内のRUが配置されている80MHzを示すために、周波数帯域範囲指示が使用される例を使用して説明され、リソースユニット指示方法120は、MRU内のRUが位置する40MHzを示すために、周波数帯域範囲指示が使用される例を使用して説明される。冗長性を回避するために、周波数帯域範囲の別の粒度は説明しない。ただし、当業者は、この実装、リソースユニット指示方法110、及びリソースユニット指示方法120に基づいて、関連する実施形態を得ることができる。
第2の態様によると、周波数帯域範囲指示は、MRUに関連しない周波数帯域範囲を示すために使用される。
実装では、リソースユニット指示は、局に割り当てられているマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、周波数帯域範囲指示は、帯域幅のうち、MRU以外のリソースユニットRUの一部又は全部が位置する周波数帯域範囲を示すために使用される。そして、局は、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示に基づいて、割り当てられたMRUを決定する。
別の実装では、周波数帯域範囲指示は、帯域幅のうちの周波数帯域範囲を示すために使用され、リソースユニット指示は、局に割り当てられたMRUを示すために使用され、MRUは、帯域幅のうち、周波数帯域範囲指示により示された周波数帯域範囲以外の周波数帯域範囲の中の残りのリソースユニットRUを含み、
局は、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示に基づいて、割り当てられたMRUを決定する。
この実装では、帯域範囲指示は周波数帯域範囲を示し、周波数帯域範囲はリソースユニット指示で示されるMRUとは関係のない周波数帯域範囲であることが分かる。このようにして、局は帯域幅のうちのMRUに関連する周波数帯域範囲を学習する。更に、リソースユニット指示は、ビット数が同じである場合、又はリソースユニット指示が同じ数のMRUエントリを示す必要がある場合に、より多くのMRUエントリを示すことができ、より少ない数のインデックスが必要であり、より多くのインデックスを他の情報を示すために予約することができる。
本願では、リソースユニット指示方法210は、「周波数帯域範囲指示が、帯域幅のうち、MRU以外のリソースユニットRUの一部又は全部が位置する周波数帯域範囲を示すために使用される」例を使用して説明され、リソースユニット指示方法220は、「MRUが、帯域幅のうち、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲以外の、周波数帯域範囲の残りのリソースユニットRUを含む」例を使用して説明される。
第3の態様によると、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲は可変であり、リソースユニット指示が示すMRUの種類に関連している。
周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲の粒度は、リソースユニット指示が示すMRUに関連している。任意で、周波数帯域範囲指示は、リソースユニット指示により示されたMRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される。そのため、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲は可変であり、第1の態様で説明した周波数帯域範囲の固定された粒度ではない。
本実装では、周波数帯域範囲指示は、リソースユニット指示により示されたMRUが位置する周波数帯域範囲を示すことができる。このようにして、局は帯域幅のうちのMRUに関連する周波数帯域範囲を学習する。更に、リソースユニット指示は、ビット数が同じである場合、又はリソースユニット指示が同じ数のMRUエントリを示す必要がある場合に、より多くのMRUエントリを示すことができ、より少ない数のインデックスが必要であり、より多くのインデックスを他の情報を示すために予約することができる。
本願では、リソースユニット指示方法310は、「周波数帯域範囲指示が、リソースユニット指示が示すMRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される」例を用いて説明される。
前述の3つの態様のリソースユニット指示方法では、対応するリソースユニット割り当てサブフィールドを受信したときに、局がビットの第1部分とビットの第2部分を読み取ることによって、MRU、例えばMRUの位置を学習できることが分かる。
本願は、第4の態様に従い、リソースユニット指示方法を更に提供する。この態様では、指示のために、ビットの第1部分とビットの第2部分を1つの部分に結合することができる。つまり、局に割り当てられたリソースユニットが示されると、リソースユニット割り当てサブフィールドのすべてのビットが指示のために使用され、周波数範囲を示すために使用されるビットの第1部分とリソースユニットを示すために使用されるビットの第2部分は区別されなくなる。例えば、局に対応するリソースユニット割り当てサブフィールドはNビットを占有し、Nビットで示されるインデックスは、帯域幅のうちのRU又はマルチリソースユニットMRUの絶対位置を直接表す。その後、局は、Nビットで示されるインデックスに基づいてテーブルをクエリすることによって、割り当てられたRU/MRUを学習できる。そのため、本願では、リソースユニット指示方法401は、「Nビットで示されるインデックスが、帯域幅のうちのRU又はマルチリソースユニットMRUの絶対位置を直接表す」例を使用して説明される。
以下は、リソースユニット指示方法110、リソースユニット指示方法120、リソースユニット指示方法210、リソースユニット指示方法220、リソースユニット指示方法310、リソースユニット指示方法410について、添付図面を参照しながら個別に説明する。
実施形態1。リソースユニット指示方法110については、主に実施形態1で説明する。
図6は、本願の実施形態によるリソースユニット指示方法110の概略フローチャートである。図6に示すように、リソースユニット指示方法110には、以下のステップが含まれるが、これに限定されない。
S111:アクセスポイントはトリガフレームを決定する。
トリガフレームには、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドが含まれている。リソースユニット割り当てサブフィールドに、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示が含まれる。リソースユニット指示は、対応する局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用される。任意で、周波数帯域範囲指示は、リソースユニット指示により示されたMRU内の最小のリソースユニットRUが位置する80MHzを示すために使用される。
S112:アクセスポイントはトリガフレームを送信する。
S113:局は、アクセスポイントからトリガフレームを受信する。
S114:局は、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示に基づき、割り当てられたMRUを決定する。
実装では、ステップS114で、局は、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示に基づき、割り当てられたMRUを決定することは以下を含む。局は、周波数帯域範囲指示によって示された80MHzを決定し(つまり、周波数帯域範囲指示は、周波数帯域範囲の値、すなわち80MHzと、帯域幅内の位置を示すことができる)、リソースユニット指示によって示されたMRU内の最小のRUが80MHzであることを学習することができ、その後、リソースユニット指示によって示されたインデックスを参照して、割り当てられたMRUを学習する。
例えば、リソースユニット指示で示されるMRUは(52+26)-tone RUであり、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は、(52+26)-tone RUのうちの26-tone RUが位置する80MHzである。代替として、リソースユニット指示で示されるMRUは、(106+26)-tone RUであり、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は、(106+26)-tone RUのうちの26-tone RUが位置する80MHzである。代替として、リソースユニット指示で示されるMRUは、(484+242)-tone RUであり、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は、(484+242)-tone RUのうちの242-tone RUが位置する80MHzである。代替として、リソースユニット指示で示されるMRUは、(996+484)-tone RUであり、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は、(996+484)-tone RUのうちの484-tone RUが位置する80MHzである。代替として、リソースユニット指示で示されるMRUは、(2*996+484)-tone RUであり、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は、(2*996+484)-tone RUのうちの484-tone RUが位置する80MHzである。代替として、リソースユニット指示で示されるMRUは、3*996-tone RUであり、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は、3*996-tone RUのうちの1個の996-tone RUが位置する80MHzである。代替として、リソースユニット指示で示されるMRUは、(3*996+484)-tone RUであり、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は、(3*996+484)-tone RUのうちの484-tone RUが位置する80MHzである。代替として、リソースユニット指示で示されるMRUは、(996+484+242)-tone RUであり、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は、(996+484+242)-tone RUのうちの242-tone RUが位置する80MHzである。
リソースユニット割り当てサブフィールドには9ビットが含まれ、周波数帯域範囲指示は、リソースユニット割り当てサブフィールド内でB0とB1として示される第1ビットと第2ビットであると仮定する。この場合、B0とB1は320MHz内の80MHzを示す。表3は、周波数帯域範囲指示(B0とB1)で示す必要がある80MHzの周波数帯域範囲を示しており、リソースユニット指示で示されるMRU内の最小のRUが位置する80MHzを示しているとする。320MHz内の80MHzの周波数帯域範囲は、周波数の昇順に、第1の80MHz、第2の80MHz、第3の80MHz、第4の80MHzと順に呼ばれる。
表3に示すように、B0B1が00の場合、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲は320MHz内の第1の80MHzであることを示している。B0B1が01の場合、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲は320MHz内の第2の80MHzであることを示している。B0B1が10の場合、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲は320MHz内の第3の80MHzであることを示している。B0B1が11の場合、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲は320MHz内の第4の80MHzであることを示している。
表3 周波数帯域範囲指示(B0及びB1)で示す必要がある周波数帯域範囲
Figure 2023539906000004
リソースユニット指示は、リソースユニット割り当てサブフィールド内のB2~B8と表記される第3ビット~第9ビットである。この場合、周波数帯域範囲指示と指示される必要があるRU又はMRUを参照して、リソースユニット指示で指示される必要があるRU又はMRUを表4に示すことができる。B2~B8の値は表4の第1列にあり、リソースユニット指示で示されるインデックスと呼ぶことができる。表4の第2列は各インデックスに対応するリソースユニットサイズを示す。表4の第3列は各リソースユニットサイズに対応するインデックス数、すなわちエントリ数を示す。表4では、各インデックスの周波数帯域範囲指示を参照して、対応するRU又はMRUを決定することができる。
表4 リソースユニット指示(B2~B8)で示す必要があるエントリ
Figure 2023539906000005
図3に示すように、80MHz内の26-tone RUには36個の位置がある。従って、周波数帯域範囲指示で示される80MHzに基づいて、リソースユニット指示は表4に示すインデックス0~35のうちの1つを示し、80MHz内の1個の対応する26-tone RUを示す。
任意で、802.11axでは、80MHz内の26-tone RUには37個の位置がある。従って、802.11axでのリソースユニット指示に対応するテーブルには、26-tone RUを示すために使用されるインデックス、つまりインデックス0~インデックス36までの37個のインデックスがある。従って、本願では、802.11ax装置との互換性を向上させるために、表4のインデックス36が予約される場合があり、52-tone RUを示すために使用されない、つまり、インデックス37から始まるインデックスを別のRU/MRUを示すために使用する。このように、802.11ax装置は、本願のこの実施形態で表4の関連するエントリを読み取り続けることができるため、本願のこの実施形態で提供される技術的ソリューションは、既存の規格と互換性がある。
図3に示すように、80MHz内の52-tone RUには16個の位置がある。従って、周波数帯域範囲指示で示される80MHzに基づいて、リソースユニット指示は表4に示すインデックス36から51のうちの1つを示し、80MHz内の対応する52-tone RUを示す。
図3に示すように、80MHz内の106-tone RUには8個の位置がある。従って、周波数帯域範囲指示で示される80MHzに基づいて、リソースユニット指示は表4に示すインデックス52~59のうちの1つを示し、80MHz内の1個の対応する52-tone RUを示す。
図3に示すように、80MHz内の242-tone RUには4個の位置がある。従って、周波数帯域範囲指示で示される80MHzに基づいて、リソースユニット指示は表4に示すインデックス60~63のうちの1つを示し、80MHz内の1個の対応する242-tone RUを示す。
図3に示すように、80MHz内の484-tone RUには2個の位置がある。従って、周波数帯域範囲指示で示される80MHzに基づいて、リソースユニット指示は表4に示すインデックス64と65のうちの1つを示し、80MHz内の1個の対応する484-tone RUを示す。
周波数帯域範囲指示は、996-tone RUが位置する80MHzを示すことができる。そのため、リソースユニット指示は、996-tone RUを示すために1個のインデックス66だけが必要である。これに応じて、局は、周波数帯域範囲指示に基づいて、MRU内で最小のRUが位置する80MHzを決定し、その後、局は、リソースユニット指示で示されたインデックス66に対応するRUサイズが996-tone RUであることを示す情報を参照して、80MHzに対応する996-tone RUが割り当てられたRUであることを学習できる。
単一のRUを示す方法を前述した。以下にMRUを示す方法を説明する。本明細書の図7~図14に示すMRUの概略図では、各添付図面の各MRUには、垂直線でハッチングされたRUが含まれている。つまり、垂直線でハッチングされたRUは、MRUに含まれるRUを表している。例えば、図7に示す3個の(26+52)-tone RUでは、第1行に示す(26+52)-tone RUには、垂直線でハッチングされた第2の26-tone RUと、垂直線でハッチングされた第2の52-tone RUが含まれている。また、本明細書では、「*」と「×」は同じ意味を表し、区別されない。例えば、2*996-tone RUを2×996-tone RUとして表すことができる。
2*996-tone RUは、2個の160MHzの周波数帯域範囲に跨がることはできない。つまり、2*996-tone RUが位置する周波数帯域範囲は、プライマリ160MHz又はセカンダリ160MHzのみにすることができる。従って、周波数帯域範囲指示は、2*996-tone RU内の1個の996-tone RUが位置する80MHzを示すことができ、2*996-tone RU内の他の996-tone RUの位置を知ることができる。そのため、リソースユニット指示は、周波数帯域範囲指示を参照して、2*996-tone RUを示すために1個のインデックス67だけが必要である。これに応じて、局は、周波数帯域範囲指示に基づいて、MRU内で最小のRUが位置する80MHzを決定し、その後、局は、リソースユニット指示で示されたインデックスは、例えば、67に対応するRUサイズが2*996-tone RUであることを示す情報を参照して、80MHzが位置するプライマリ160MHz又はセカンダリ160MHzが2*996-tone RUに割り当てられていることを学習できる。
320MHz内には4*996-tone RUが1つだけある。そのため、リソースユニット指示は1個のインデックス68を示す場合があり、これにより、局は割り当てられたRUが4*996-tone RUであることを学習できる。
20MHz内の(52+26)-tone RUには図7に示す3個の組み合わせ:20MHz内の第2の52-tone RUと第2の26-tone RUを含む(52+26)-tone RU、20MHz内の第2の52-tone RUと第5の26-tone RUを含む(52+26)-tone RU、及び第3の52-tone RUと第8の26-tone RUを含む(52+26)-tone RUがある。20MHzを超えて(52+26)-tone RUの組み合わせを実行することはできないため、80MHz内の(52+26)-tone RUには12個(すなわち、4*3)の組み合わせがある。従って、26-tone RUが位置する、周波数帯域範囲指示によって示される80MHzに基づいて、リソースユニット指示は更にインデックス69~80のうちの1つを示して、80MHz内の1個の対応する(52+26)-tone RUを示す必要がある。昇順のインデックス69~80は、昇順の12個の(52+26)-tone RUの開始周波数と1対1で対応している場合がある。
20MHz内の(106+26)-tone RUには、図8に示すように、2個の組み合わせ:20MHz内の第1の106-tone RUと第5の26-tone RUを含む(106+26)-tone RUと、20MHz内の第2の106-tone RUと第5の26-tone RUを含む(106+26)-tone RUがある。従って、80MHz内の(106+26)-tone RUには8個(すなわち、4*2)の組み合わせがある。従って、26-tone RUが位置する、周波数帯域範囲指示によって示される80MHzに基づいて、リソースユニット指示はさらにインデックス81から88のうちの1つを示して、80MHz内の1個の対応する(106+26)-tone RUを示す必要がある。昇順のインデックス81~88は、昇順の8個の(106+26)-tone RUの開始周波数と1対1で対応している場合がある。
80MHz内の(484+242)-tone RUには図9に示す4個の組み合わせ:80MHz内の第2の484-tone RUと第1の242-tone RUを含む(484+242)-tone RU、80MHz内の第2の484-tone RUと第2の242-tone RUを含む(484+242)-tone RU、80MHz内の第1の484-tone RUと第3の242-tone RUを含む(484+242)-tone RU、及び80MHz内の第1の484-tone RUと第4の242-tone RUを含む(484+242)-tone RU、がある。従って、242-tone RUが位置する、周波数帯域範囲指示によって示される80MHzに基づいて、リソースユニット指示は更にインデックス89~92のうちの1つを示して、80MHz内の1個の対応する(484+242)-tone RUを示す必要がある。昇順のインデックス89~92は、昇順の4個の(484+242)-tone RUの開始周波数と1対1で対応している場合がある。
(996+484)-tone RUは、プライマリ160MHz又はセカンダリ160MHz内に位置する場合があるため、160MHz内の(996+484)-tone RUには、図10に示す4個の組み合わせ:160MHz内の第1の484-tone RUと第2の996-tone RUを含む(996+484)-tone RU、160MHz内の第2の484-tone RUと第2の996-tone RUを含む(996+484)-tone RU、160MHz内の第3の484-tone RUと第1の996-tone RUを含む(996+484)-tone RU、及び160MHz内の第4の484-tone RUと第1の996-tone RUを含む(996+484)-tone RU、がある。従って、484-tone RUが位置する、周波数帯域範囲指示によって示される80MHzに基づいて、局は、(996+484)-tone RU内の996-tone RUの位置を直接学習できる。従って、リソースユニット指示は、更にインデックス93と94のうちの1つを示して、80MHz内の(996+484)-tone RU内の484-tone RUの位置を示す必要がある。80MHz内の484-tone RUには2個の位置があるため、リソースユニット指示は2つのエントリに対応する。
このように、アクセスポイントの側では、周波数帯域範囲指示が(996+484)-tone RU内の484-tone RUが位置する80MHzを示し、リソースユニット指示がインデックス93又はインデックス94を示す場合がある。これに対応して、局は、リソースユニット割り当てサブフィールドを受信した後、周波数帯域範囲指示が示す80MHzに基づいて、及びリソースユニット指示が示すインデックス値に対応する484-tone RUの80MHz内の位置を参照して、割り当てられた(996+484)-tone RUを決定することができる。
例えば、インデックス93は、周波数範囲指示が示す80MHz内の第1の484-tone RUに対応し、インデックス94は、周波数範囲指示が示す80MHz内の第2の484-tone RUに対応し、図10に示す160MHzは、320MHz内のプライマリ160MHzであると仮定する。このように、表3及び表4を参照して、図10の第1行の第1(996+484)-tone RUに対応するリソースユニット割り当てサブフィールドでは、周波数範囲指示は00であり、リソースユニット指示は93となる。図10の第1行の第2(996+484)-tone RUに対応するリソースユニット割り当てサブフィールドでは、周波数範囲指示は00であり、リソースユニット指示は94となる。図10の第2行の第1(996+484)-tone RUに対応するリソースユニット割り当てサブフィールドでは、周波数範囲指示は01であり、リソースユニット指示は93となる。図10の第2行の第2(996+484)-tone RUに対応するリソースユニット割り当てサブフィールドでは、周波数範囲指示は01であり、リソースユニット指示は94となる。
(2*996+484)-tone RUは240MHzで送信されるため、320MHz内の最低又は最高の80MHzをパンクチャすることによって形成される240MHz内にのみ存在できる。240MHz内の(2*996+484)-tone RUには、図11に示す6個の組み合わせがある:240MHz内の第1の484-tone RU、第2の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含む(2*996+484)-tone RU、240MHz内の第2の484-tone RU、第2の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含む(2*996+484)-tone RU、240MHz内の第3の484-tone RU、第1の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含む(2*996+484)-tone RU、240MHz内の第4の484-tone RU、第1の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含む(2*996+484)-tone RU、240MHz内の第1の484-tone RU、第1の996-tone RU、及び第2の996-tone RUを含む(2*996+484)-tone RU、240MHz内の第6の484-tone RU、第1の996-tone RU、及び第2の996-tone RUを含む(2*996+484)-tone RU、(2*996+484)-tone RUの484-tone RUが位置する、周波数帯域範囲指示で示される80MHzに基づいて、80MHz内の(2*996+484)-tone RUの484-tone RUには2つの可能な位置があり、(2*996+484)-tone RUが位置する240MHzにも2つの可能な位置がある。従って、リソースユニット指示は、更にインデックス95~98を示して、(2*996+484)-tone RUの対応する位置を示す必要がある。
別の実装では、(2*996+484)-tone RUの484-tone RUが位置する、周波数帯域範囲指示で示される80MHzに基づいて、80MHz内の(2*996+484)-tone RUの484-tone RUには2つの可能な位置があり、(2*996+484)-tone RUが位置する240MHzには3つの可能な位置がある。従って、リソースユニット指示は、更にインデックス95~100を示して、(2*996+484)-tone RUの対応する位置を示す必要がある。
320MHz内の3*996-tone RUには図12に示す4個の組み合わせ:320MHz内の第2の996-tone RU~第4の996-tone RUの組み合わせ、320MHz内の第1の996-tone RU、第3の996-tone RU、及び第4の996-tone RUの組み合わせ、320MHz内の第1の996-tone RU、第2の996-tone RU、及び第4の996-tone RUの組み合わせ、並びに320MHz内の第1の996-tone RU~第3の996-tone RUの組み合わせ、がある。従って、996-tone RUが位置する、周波数帯域範囲指示によって示される80MHzに基づいて、320MHz内の3*996-tone RU内の残りの2個の996-tone RUについて3つのオプションがある。従って、リソースユニット指示は、更にインデックス99~101のうちの1つを示して、320MHz内の80MHzに対応する996-tone RUと結合された残りの2個の996-tone RUの位置を示す必要がある。インデックス99~101は、残りの2個の996-tone RUに3つのオプションがある場合に存在する3個の3*996-tone RUの昇順の開始周波数と1対1で対応している場合がある。
例えば、リソースユニット指示で示されるMRUのサイズは3*996-tone RUであり、リソースユニット指示で示されるインデックスは昇順で3*996-tone RUのオプションの組み合わせの開始周波数と1対1で対応している。アクセスポイントが局に図12の第1行に示す3*996-tone RUを割り当てた場合、局に対応するB0B1を01に設定する必要があることが表3を参照して学習できる。表4のインデックス99は図12の第3行に示す3*996-tone RUに対応し、インデックス100は図12の第2行に示す3*996-tone RUに対応し、インデックス101は図12の第1行に示す3*996-tone RUに対応すると仮定する。この場合には、B2~B8は両方とも101に設定される必要がある。その後、局は、B2~B8が示すインデックスに対応するRUサイズが3*996-tone RUであること、B2~B8が示すインデックスが101であること、B0B1が、3*996-tone RUの996-tone RUが320MHz内の第2の996-tone RUであることを示すことを学習する。その後、局は、割り当てられた3*996-tone RUが図12の第1行に示されている3*996-tone RUであることを学習する場合がある。
320MHzの(3*996+484)-tone RUには、図13に示されている8個の組み合わせ:320MHz内の8個の484-tone RUのうちの1つと、484-tone RUが位置する80MHz以外の周波数帯域範囲内の3個の他の996-tone RUの組み合わせ、がある。従って、484-tone RUが位置する、周波数帯域範囲指示によって示される80MHzに基づいて、320MHz内の3個の他の996-tone RUについて1つのオプションだけがあり、80MHz内の484-tone RUについて2個の位置がある。従って、リソースユニット指示は、更にインデックス102と103のうちの1つを示して、80MHz内の484-tone RUの位置を示す必要がある。昇順のインデックス102と103は、80MHz内の2個の位置にある484-tone RUの昇順の開始周波数と1対1で対応している場合がある。
160MHz内の80MHz内の(484+242)-tone RUには図14に示す4個の組み合わせがあり、従って160MHz内の(996+484+242)-tone RUには8個の組み合わせがある。従って、242-tone RUが位置する、周波数帯域範囲指示によって示される80MHzに基づいて、160MHz内の80MHz以外の周波数帯域範囲の中の996-tone RUについて1つのオプションだけがあり、80MHz内の242-tone RUについて4個の位置がある。従って、リソースユニット指示は、更にインデックス104~107のうちの1つを示して、80MHz内の242-tone RUの位置を示す必要がある。昇順のインデックス104~107は、80MHz内の4個の位置にある242-tone RUの昇順の開始周波数と1対1で対応している場合がある。
前述の分析から、MRU内の最小のRUが位置する周波数帯域範囲は、周波数帯域範囲指示によって示される周波数帯域範囲を使用して更に通知できるため、リソースユニット指示がMRUの様々な可能な位置を各々示すために、より少ない数のインデックスを使用するのに役立つ。例えば、表4に示すように、リソースユニット指示が(996+484+242)-tone RUの8個の組み合わせを各々示すために必要なインデックスは4つだけである。別の例では、表4に示すように、リソースユニット指示が(3*996+484)-tone RUの8個の組み合わせを各々示すために必要なインデックスは2つだけである。
周波数帯域範囲指示がMRUに関連する最低の80MHzのみを示す方法と比較して、リソースユニット指示方法101の周波数帯域範囲指示は、より多くの情報を運ぶことができ、言い換えれば、MRU内の最小のRUが位置する80MHzを運ぶことができる。例えば、周波数帯域範囲指示がMRUに関連する最低の80MHzのみを示す場合、リソースユニット指示は、図10に示す(996+484)-tone RUの4個の組み合わせを各々示す4個のインデックスを必要とする。周波数帯域範囲指示がMRU内の最小のRUが位置する80MHzを示すために使用される場合、リソースユニット指示は、表4に示すように、(996+484)-tone RUのすべての組み合わせを示すために2個のインデックスのみを必要とする。従って、リソースユニット指示方法101の周波数帯域範囲指示はより多くの情報を運ぶことができ、これはリソースユニット指示がMRUの様々な可能な位置を各々示すために、より少ない数のインデックスを使用するのに役立つ。
本願の実施形態は、更に技術的ソリューションを提供し、トリガフレーム(Trigger frame)内のユーザ情報フィールド(User Info field)内のリソースユニット割り当てサブフィールド(RU Allocation subfield)の別の設計に関連している。前述の実施形態で説明したように、RU割り当てサブフィールドは9ビットを使用して設計され、具体的には7ビットのリソースユニット指示+2ビットの周波数帯域範囲指示の形式で実装される。ここで、2ビットは周波数帯域範囲指示であり、特定の80MHzの位置を示すために使用される。他の7ビットを含むリソースユニット指示は、2ビットを使用して決定された特定の80MHzのケースでRU/MRUの特定の位置を示すために使用される。
例えば、表3に示すように、2ビットは絶対周波数で特定の80MHzの位置を示すために使用され、00は最低の80MHzを示し、01は2番目に低い80MHzを示し、10は2番目に高い80MHzを示し、11は最高の80MHzを示す。
受信装置が対応するユーザ情報フィールドがHE/EHTユーザ情報フィールドであることをより適切に識別し、ユーザ情報フィールドにおける前世代の装置(11ax)との互換性を容易にするために、7ビット+2ビットモードが提供される。2ビットにはプライマリ/セカンダリ位置指示方法が使用され、2ビットはRU/MRU内の最小のRUが位置する80MHzの位置を示す。
前述のケースでは、80MHzのプライマリ/セカンダリ位置指示方法が使用される場合、RU割り当てサブフィールドには次のような幾つかの特定の設計がある場合がある。
以下は、更に、プライマリ/セカンダリ位置指示方法を使用する利点について説明する。プライマリ/セカンダリ指示方法の2ビットは、ここではBSとB0で表され(これは他の文字で表すことができ、例えば、ここでは一例にすぎない上記の実施形態におけるB0B1である)、Bはビットとして理解でき、Sは160MHzセグメントとして理解することができる。ここで、BSはプライマリ160MHz又はセカンダリ160MHzを表す。P160MHzの場合、B0はプライマリ80MHz及びセカンダリ80MHzを表す。S160MHzの場合、B0は低い80MHz及び高い80MHzを表す。例えば、2ビット(BSB0)の指示形式は、00がプライマリ(Primary)80MHz(P80MHz)を示し、01がセカンダリ(Secondary)80MHz(S80MHz)を示し、10がセカンダリ(S160MHz)内の第3の80MHzとも呼ばれる低い80MHzを示し、11がセカンダリ160MHz(S160MHz)で第4の80MHzとも呼ばれる高い80MHzを示すことができる。ここでは、2ビットの値と意味の対応は単なる例である。別の実装では、2ビットの値と意味の対応は交換可能である。
11be装置は、11beユーザ情報フィールド又は11axユーザ情報フィールドを受け取ることができる。プライマリ/セカンダリ指示ケースを使用する場合、ユーザ情報フィールドの識別に利点がもたらされることがある。例えば、トリガフレーム内の共通フィールド部分では、4ビットのビットマップ形式を使用して、各々プライマリ80MHz、セカンダリ80MHz、第3の80MHz、及び第4の80MHzを示すことができる(又は、プライマリ80MHzとセカンダリ80MHzのみを示すために2ビットを使用することもできる)。このようなアーキテクチャでは、11be装置は、BS及びB0を使用して、11be装置に割り当てられた全部又は一部のRUが属する80MHzを学習することができ(これは、本実施形態の指示方法では、RU/MRU内で最小のRUがある80MHzを示すことができるためである)、その後、HE/EHT指示を使用して、読み取られたユーザ情報フィールドが11axユーザ情報フィールドであるか、11beユーザ情報フィールドであるかを学習することができる。例えば、ビットマップが0011の場合、プライマリ/セカンダリ80MHzはaxユーザ情報フィールド用であり、セカンダリ160MHzはbeユーザ情報フィールド用であることを示す。この場合、11be受信装置は、BSとB0を使用して、特定の80MHz、例えばセカンダリ80MHzを位置特定することができる。80MHzはaxユーザ情報フィールドを示しているため、11be装置はaxユーザ情報フィールドに基づいて解釈を実行できる。結論として、BSとB0にプライマリ/セカンダリ80MHzを使用する設定方法は、11be装置がHE/EHT TB PPDUを識別するのに役立つ。
通常、11axユーザフィールドのBSの位置に0が設定されることに注意する(予約フィールドB39が存在する場合がある)。11axユーザ情報フィールドはプライマリ160MHzに位置するため、BSも0にする必要があり、プライマリ160MHzはデフォルトで考慮される。また、B0は11axユーザ情報フィールドと11beユーザ情報フィールドの同じ位置にある。そのため、11be装置がHE/EHTユーザ情報フィールドであることが不明なユーザ情報フィールドを読み取る場合、BSとB0を使用し、及び前述のxビットHE/EHTビットマップを参照して、HE/EHTを区別することができる。11beユーザ情報フィールドがプライマリ/セカンダリ80MHzを示す場合、BS-B0は00又は01と等しくなり、11axユーザ情報フィールドがプライマリ/セカンダリ80MHzを示す場合、BS-B0は00又は01に等しくなる。そのため、相互互換性が実装される。また、11beユーザ情報フィールドのBSとB0は10と11を示す場合があり、これはセカンダリ160MHz内の80MHzを示している。
実施形態(1)はプライマリ/セカンダリ指示と絶対指示の間の2ビット対応の表を示している。
実施形態(1)は表4(1)の対応の設計を提供する。表4(1)は、320MHz内のプライマリ80MHzの位置にあり2ビットで示される4つのプライマリ/セカンダリケース(a、b、c、及びd)と、2ビットで示される絶対周波数にある80MHzとの間の対応を示している。ここでの絶対周波数は、320MHz帯域幅全体で特定の80MHzの絶対位置である。Case aでは、絶対周波数での位置分布との整合性があり、つまり、プライマリ80MHzは絶対周波数で最低の80MHzにある。Case bでは、プライマリ80MHzは、絶対周波数で2番目に低い80MHzにある。Case cでは、プライマリ80MHzは、絶対周波数で2番目に高い80MHzにある。Case dでは、プライマリ80MHzは、絶対周波数で最高の80MHzにある。表4(1)の各行は、絶対周波数で80MHzによって示され、4つのプライマリ/セカンダリ分布のケースに対応する値を示している。例えば、第1行では、絶対周波数にある00はa0、b1、c2、d2に対応している(すなわち、Case aの値00は絶対位置00に対応し、Case bの値01は絶対位置00に対応し、Case cの値10は絶対位置00に対応し、Case dの値10は絶対位置00に対応する)。なお、2ビットの値と2ビットで示される意味は、ここでは単なる例に過ぎない。具体的な実装では、別の対応が存在する場合があるが、プライマリ/セカンダリ分布ケースと、絶対周波数にある80MHzで示される値との間にはマッピング関係がある。
このように、受信エンド装置が装置のCase、例えばCase cを知っている場合、受信した2ビット表示がc3(11)であれば、c3は絶対位置01に対応するだけでよく、最終的に割り当てられたRU/MRUは、前述の実施形態の7ビットのリソースユニット指示を参照して表4をクエリすることによって知ることができる。受信エンド装置を相対位置から絶対位置に切り換える操作があることと同じである。ここでの受信エンド装置は、Non-AP STAであってよい。
プライマリ/セカンダリ指示と絶対周波数指示との間の2ビット対応を示す表4(1)は、以下の通りである。
表4(1)
Figure 2023539906000006
注:ここでのBS及びB0は、MRU又はRU内の最小のRUが位置する80MHzを示す場合があり、プライマリ/セカンダリ位置指示方法が使用される。例えば、3*996-tone RUは(2*996+996)-tone RUを含む。この場合、996-tone RUが位置する80MHzの場所をここで示すことができる。別の例では、(3*996+484)-tone RUの場合、484-tone RUが位置する80MHzの位置を示すことができる。
前述のように、RU割り当てサブフィールドでは、特定の80MHzの位置を示すために2ビットが使用される場合がある。指示形式は、00がプライマリ80MHzを示し、01がセカンダリ80MHzを示し、10が第3の80MHz(S160内の低い80MHz)を示し、11が第4の80MHz(S160の高い80MHz)を示す場合がある。
本願の本実施形態では、Nは、RU割り当てサブフィールドの2ビットが特定の80MHzの位置を示す場合に、80MHzに対応する絶対周波数のランク0、1、2、又は3を表すために使用される。ここで、0、1、2、及び3は各々、最低の80MHz、2番目に低い80MHz、2番目に高い80MHz、及び最高の80MHzを表す。Nは、周波数領域範囲内のRUの実際の位置を計算するために使用できる。
表4(1)の2ビットの絶対周波数指示をX1とX0で表すと、以下の対応がある:N=2*X1+X0NとBS及びB0の各々とのマッピング関係を表形式で表すと、表4(1)は等価的に次の形式で表すことができる。つまり、表4-Aは表4(1)の等価な表現形式であり、表4(1)から疑いなく得られる。
表4-A
Figure 2023539906000007
表4-Aを代替として表4-Bとして表すことができる(2つの表は完全に等価であるが、表の表現が異なっている点が異なる。つまり、表4-Bは表4(1)又は表4-Aの等価な表現形式であり、表4(1)又は表4-Aから疑いなく得ることができる)。
表4-B
Figure 2023539906000008
以下は、表4(1)、表4-A、又は表4-Bを策定するための2つの設計方法、すなわち、BSとB0の各々とX1とX0の各々との関係、及びNとBSとB0の各々との関係を式を用いて表現する方法について説明する。つまり、次の式は表4(1)、表4-A、又は表4-Bの等価な表現形式である。
方法1では80MHzと160MHzのプライマリとセカンダリ位置の説明を使用し、方法2では異なるCase a/b/c/dにおける分割を使用する。
方法1。N=function(BS, B0, C80, C160)の関係式を計算する。
以下の対応する式を設計することができる。
周波数の昇順に[P80 S80]がある場合、C80=0となる。それ以外の場合、C80=1となる(この場合、[S80 P80]がある)。
C80は、絶対周波数とプライマリ80MHz及びセカンダリ80MHz(P80 S80)の各々との位置関係を示す。プライマリ80MHzの周波数がセカンダリ80MHzの周波数より低い場合、C80=0となる。それ以外の場合、C80=1となり、この場合、[S80 P80]がある。
周波数の昇順に[P160 S160]がある場合、C160=0となる。それ以外の場合、C160=1となる(この場合、[S160 P160]がある)。
C160は、絶対周波数とプライマリ160MHz及びセカンダリ160MHz(P160 S160)の各々との位置関係を記述する。プライマリ160MHzの周波数がセカンダリ160MHzの周波数より低い場合、C160=0となる。それ以外の場合、C160=1となり、この場合、[S160 P160]が表される。
BS=0の場合、位置はプライマリ160MHz内にあり、BS=1の場合、位置はセカンダリ160MHz内にあることを示す。
この場合、BSとB0の各々とX1とX0の各々との間に次式の関係がある場合がある(XORは排他的OR演算を示し、パラメータの上の横線は逆演算を示す)。
X1は、以下のように計算されてよい。X1=XOR(BS, C160)
X0の計算方法は、次の通りである。
C80が0に等しい場合、X0=B0。
従ってX0は以下の形式で記述できる。
記述方法1
記述方法2
記述方法3
N=2*X1+X0であるため、NとBS及びB0の各々との関係を更に表すことができる。例えば、Nに記述方法3を代入すると、
方法2。N=function(BS, B0, Case a/b/c/d)の関係式を計算する。
以上のように、NとBS及びB0の各々との関係を異なるCaseで纏めた。以下の式がある。
右辺の式は、第1項目がX1に関連し、第2項目がX0に関連している。
結論として、方法1と方法2では、X1とX0を計算する方法(BSとB0に基づいてX1とX0をどのように得るかに関する方法)が提供され、BSとB0に基づいてNを計算する方法も提供されていることに注意する。式の方法で列挙されたNの値は、最低の80MHzから最高の80MHzまでの順序を表す0、1、2、3だが、他のランク付けも適用できる。例えば、1、2、3、4を使用してランクを表す場合、Nは2*X1+X0+1に等しく、BSとB0をX1とX0に代入することができる。
前述の技術的ソリューションに基づき、送信エンド装置はRU Allocation subfieldの2ビット(BSとB0)を使用して特定の80MHzの位置を示す。受信エンド装置は、RU Allocation subfieldの2ビット(BSとB0)と前述の表又は式の変換関係に基づいて、320MHz内の特定の80MHzに対応するX1とX0で示される絶対周波数を取得し、又は320MHz内の特定の80MHzに対応する絶対周波数のランクNを取得する。本願の本実施形態の実装では、RU/MRUの割り当て指示は、RU Allocation subfieldの最小の指示オーバヘッドを使用して実装できる。
実施形態(2)。実施形態(1)の表4(1)は、表4(2)に直接埋め込まれている。
装置の読み取りを更に容易にするために、プライマリ/セカンダリ位置指示方法の2ビット指示を9ビットの絶対位置指示テーブルに直接組み込むことができる。つまり、元の絶対位置テーブルの2ビットの80MHz絶対位置の値を、対応する相対位置の値に置き換えることができる。実施形態(1)の表に示すように、1行目では、最低の80MHz(絶対位置00)がa0、b1、c2、d2に対応する。他の行でも同様の場合がある。このように、装置は表4(2)を直接読み取り、ビット値のマッピングと変換を実行した後、リソースユニット指示を読み取ることなく、割り当てられたRU/MRUを最終的に取得することができる。
上記の動機に基づき、9ビットのプライマリ/セカンダリ位置指示方法における2ビット指示を表4(2)に示すことができる。
プライマリ/セカンダリ位置指示方法では、2ビット指示はRU/MRU内の最小のRUが位置する80MHzの位置を示すことができる。
表4(2)
Figure 2023539906000019

Figure 2023539906000020

Figure 2023539906000021

Figure 2023539906000022

Figure 2023539906000023

Figure 2023539906000024
実施形態(3)。別の実装では、表4(2)を4つの表に設計することができる。
表4(1)の対応に基づいて、表4(2)を次の4つの表に分割することができる。表4(2a)、表4(2b)、表4(2c)、及び表4(2d)である。表は、各々がCase a、Case b、Case c、又はCase dのみを含む表であり、1つの表の別のCaseにはBS及びB0の指示がない。
表4(2a)はCase aの場合に読み取られる。
表4(2a)
Figure 2023539906000025

Figure 2023539906000026

Figure 2023539906000027

Figure 2023539906000028

Figure 2023539906000029

Figure 2023539906000030
表4(2b)はCase bの場合に読み取られる。
表4(2b)
Figure 2023539906000031

Figure 2023539906000032

Figure 2023539906000033

Figure 2023539906000034

Figure 2023539906000035

Figure 2023539906000036
表4(2c)はCase cの場合に読み取られる。
表4(2c)
Figure 2023539906000037

Figure 2023539906000038

Figure 2023539906000039

Figure 2023539906000040

Figure 2023539906000041

Figure 2023539906000042
表4(2d)はCase dの場合に読み取られる。
表4(2d)
Figure 2023539906000043

Figure 2023539906000044

Figure 2023539906000045

Figure 2023539906000046

Figure 2023539906000047

Figure 2023539906000048
実施形態(4)。2ビット位置指示+7ビット指示方法。
これは、RU割り当てサブフィールドを表を使って示すための別の技術的ソリューションである。つまり、7ビット指示方法のみを使用して、ビットBSとB0によって決定される80MHz位置ケースで特定のRU/MRUを示す。(3*996+484)-tone MRUが例として使用される。7ビット指示が105(B7~B1)の場合、合計で次の4つのMRUケースがある。
MRU1:RU2(484T)+RU2(996T)+RU2(2x996T)
MRU3:RU4(484T)+RU1(996T)+RU2(2x996T)
MRU5:RU6(484T)+RU4(996T)+RU1(2x996T)
MRU7:RU8(484T)+RU3(996T)+RU1(2x996T)
2ビットのBSとB0指示に基づいて、MRU1、MRU3、MRU5、又はMRU7を選択するように決定される場合がある。つまり、方法の考え方は、7ビットの特定の値に対応するRU/MRUセットを提供した後、そのセット内の特定のMRUを2ビットのBSとB0を参照して決定できることである。
なお、対応するリソースユニットサイズのMRUx又はRUxは、特定のRU/MRUの位置を表す場合がある。
2ビットBS及びB0にはプライマリ/セカンダリ位置指示方法が使用され、2ビット指示はRU/MRU内の最小のRUが位置する80MHzの位置を示す場合がある。詳細は表4(3)に示す。
表4(3)
Figure 2023539906000049

Figure 2023539906000050

Figure 2023539906000051

Figure 2023539906000052
表中のMRUの意味については、表4(4a)及び表4(4b)に示す付録「MRUインデックス」を参照のこと。
MRUインデックスとは、MRU idexのことである。なお、MRUインデックスは、リソースユニット割り当てサブフィールド内の7個のビット又は9個のビットを使用して得られる値を表すのではなく、MRUパターンとして理解することができる。表4(4a)と表4(4b)は、160MHzがある場合と320MHzがある場合に存在するMRUインデックスを示している。
表4(4a)
Figure 2023539906000053
表4(4b)
Figure 2023539906000054
なお、表中のインデックスとRU/MRUの間のマッピング関係、例えば、本願の実施形態で提供されている表4(1)、表4(2)、表4(2a)、表4(2b)、表4(2c)、表4(2d)、表4(3)、表4(4a)、又は表4(4b)は、単なる例に過ぎないことを理解すべきである。特定の実装では、本願の実施形態で提供される技術的ソリューションに基づいて別の表形式を導出することができ、本願の実施形態の保護範囲内にあるものとする。更に、本願の実施形態で提供されるプライマリ/セカンダリ指示方法は、例えば、ソリューションが衝突しない限り、本願の別の実施形態と組み合わせて実施することができる、例えば、実施形態1~実施形態6で提供されたリソースユニット指示方法及び機器と組み合わせて実施できることを理解すべきである。
実施形態2。リソースユニット指示方法120については、主に実施形態2で説明する。
図15は、本願の実施形態によるリソースユニット指示方法120の概略フローチャートである。図15のリソースユニット指示方法120と図6のリソースユニット指示方法110の違いは、周波数帯域範囲指示が異なる周波数帯域範囲を示す点、すなわち、リソースユニット指示方法120の周波数帯域範囲指示を使用して、リソースユニット指示が示すMRU内の最小のRUが位置する40MHzを示す点にある。図15に示すように、リソースユニット指示方法120には、以下のステップが含まれるが、これに限定されない。
S121:アクセスポイントはトリガフレームを決定する。
トリガフレームには、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドが含まれている。リソースユニット割り当てサブフィールドに、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示が含まれる。リソースユニット指示は、対応する局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用される。任意で、周波数帯域範囲指示は、リソースユニット指示により示されたMRU内の最小のリソースユニットRUが位置する40MHzを示すために使用される。
S122:アクセスポイントはトリガフレームを送信する。
S123:局は、アクセスポイントからトリガフレームを受信する。
S124:局は、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示に基づき、割り当てられたMRUを決定する。
実装では、ステップS124で、局は、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示に基づき、割り当てられたMRUを決定することは以下を含む。局は、周波数帯域範囲指示によって示された40MHzを決定し、リソースユニット指示によって示されたMRU内の最小のRUが40MHz内にあることを学習することができ、その後、リソースユニット指示によって示されたインデックスを参照して、割り当てられたMRUを学習する。
例えば、リソースユニット指示で示されるMRUは(52+26)-tone RUであり、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は、(52+26)-tone RUのうちの26-tone RUが位置する40MHzである。代替として、リソースユニット指示で示されるMRUは、(106+26)-tone RUであり、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は、(106+26)-tone RUのうちの26-tone RUが位置する40MHzである。代替として、リソースユニット指示で示されるMRUは、(484+242)-tone RUであり、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は、(484+242)-tone RUのうちの242-tone RUが位置する40MHzである。代替として、リソースユニット指示で示されるMRUは、(996+484)-tone RUであり、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は、(996+484)-tone RUのうちの484-tone RUが位置する40MHzである。代替として、リソースユニット指示で示されるMRUは、(2*996+484)-tone RUであり、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は、(2*996+484)-tone RUのうちの484-tone RUが位置する40MHzである。代替として、リソースユニット指示で示されるMRUは、3*996-tone RUであり、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は、3*996-tone RUのうちの1個の996-tone RUが位置する40MHzである。代替として、リソースユニット指示で示されるMRUは、(3*996+484)-tone RUであり、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は、(3*996+484)-tone RUのうちの484-tone RUが位置する40MHzである。代替として、リソースユニット指示で示されるMRUは、(996+484+242)-tone RUであり、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は、(996+484+242)-tone RUのうちの242-tone RUが位置する40MHzである。
この場合、996-tone RUが位置する40MHzは、996-tone RUでカバーされる40MHzを示す。996-tone RUは、2個の40MHzの周波数帯域範囲をカバーしているため、周波数範囲指示は、2個の40MHzの周波数帯域範囲のいずれかの位置を示すことができ、2個の40MHzの周波数帯域範囲の中で最低の40MHzの位置を示すよう事前定義されるか、又は2個の40MHzの周波数帯域範囲の中で最高の40MHzの位置を示すよう事前定義される。
リソースユニット割り当てサブフィールドには9個のビットが含まれ、周波数帯域範囲指示は、リソースユニット割り当てサブフィールド内でB0、B1、及びB2として示される第1ビット~第3ビットであると仮定する。この場合、B0、B1、及びB2は、320MHz内の40MHzを示す。表5は、周波数帯域範囲指示(B0、B1、及びB2)で示す必要がある40MHzの周波数帯域範囲を示し、リソースユニット指示で示されるMRU内の最小のRUが位置する40MHzを示しているとする。320MHz内の40MHzの周波数帯域範囲は、周波数の昇順に、第1の40MHz、第2の40MHz、第3の40MHz、第4の40MHz、第5の40MHz、第6の40MHz、第7の40MHz、及び第8の40MHz、と順に呼ばれる。表5に示すように、B0、B1、B2には異なる値があり、各々40MHzの周波数帯域範囲を示している。
表5 周波数帯域範囲指示(B0、B0及びB2)で示す必要がある周波数帯域範囲
Figure 2023539906000055

Figure 2023539906000056
リソースユニット指示は、リソースユニット割り当てサブフィールド内のB3~B8と表記される第4ビット~第9ビットである。この場合、周波数帯域範囲指示と指示される必要があるRU又はMRUを参照して、リソースユニット指示で指示される必要があるRU又はMRUを表6に示すことができるが、表6のものに限定されない。B3~B8の値は表6の第1列にあり、リソースユニット指示で示されるインデックスと呼ぶことができる。表6の第2列は各インデックスに対応するリソースユニットサイズを示す。表6の第3列は各リソースユニットサイズに対応するインデックス数、すなわちエントリ数を示す。表6では、各インデックスの周波数帯域範囲指示を参照して、対応するRU又はMRUを決定することができる。
表6 リソースユニット指示指示(B8~B3)で示すことができるエントリ
Figure 2023539906000057
図3に示すように、40MHz内の26-tone RUには18個の位置がある。従って、周波数帯域範囲指示で示される40MHzに基づいて、リソースユニット指示は表6に示すインデックス0から17のうちの1つを示し、40MHz内の対応する26-tone RUを示す。この実装では、帯域幅のうち、26-tone RUの位置を示すために必要なインデックスの数が削減されることが分かる。
図3に示すように、40MHz内の52-tone RUには8個の位置がある。従って、周波数帯域範囲指示で示される40MHzに基づいて、リソースユニット指示は表6に示すインデックス18から25のうちの1つを示し、40MHz内の対応する52-tone RUを示す。この実装では、帯域幅のうち、52-tone RUの位置を示すために必要なインデックスの数が削減されることが分かる。
図3に示すように、40MHz内の106-tone RUには4個の位置がある。従って、周波数帯域範囲指示で示される40MHzに基づいて、リソースユニット指示は表6に示すインデックス26~29のうちの1つを示し、40MHz内の1個の対応する106-tone RUを示す。
図3に示すように、40MHz内の242-tone RUには2個の位置がある。従って、周波数帯域範囲指示で示される40MHzに基づいて、リソースユニット指示は表6に示すインデックス30と31のうちの1つを示し、40MHz内の1個の対応する242-tone RUを示す。
図3に示すように、40MHz内の484-tone RUには1個の位置がある。従って、周波数帯域範囲指示で示される40MHzに基づいて、リソースユニット指示は表6に示すインデックス32を示し、40MHzに対応する484-tone RUを示す。
図3に示すように、996-tone RUは2個の40MHzの周波数帯域範囲を占有するため、周波数帯域範囲指示は2個の40MHzの周波数帯域範囲のどちらかを示す場合がある。これに対応して、周波数帯域範囲指示で示される40MHzに基づいて、リソースユニット指示は表6に示すインデックス33を示し、40MHzに対応する996-tone RUを示す。例えば、周波数帯域範囲指示が000の場合、表5に基づいて、周波数帯域範囲指示で示される40MHzが320MHz内の第1の40MHzであることを学習することができる。リソースユニット指示がインデックス33を示す場合、表6を参照して、インデックス33に対応するRUが996-tone RUであることを学習することができ、周波数帯域範囲指示で示される320MHz内の第1の40MHzを参照して、リソースユニット指示で示される996-tone RUが320MHz内の第1の996-tone RUであることを学習することができる。
2*996-tone RUは、2個の160MHzの周波数帯域範囲に跨がることはできない。つまり、2*996-tone RUが位置する周波数帯域範囲は、プライマリ160MHz又はセカンダリ160MHzのみにすることができる。従って、周波数帯域範囲指示は、2*996-tone RU内の1個の996-tone RUが位置する40MHzを示すことができ、2*996-tone RUの位置を知ることができる。そのため、リソースユニット指示は、インデックス34を示す必要があるだけである。例えば、局は、周波数帯域範囲指示及び表5に基づいて、MRU内で最小のRUが位置する40MHzが第1の40MHzであることを決定でき、その後、局は、リソースユニット指示で示されたインデックス34に対応するRUサイズが2*996-tone RUであることを示す情報を参照して、割り当てられた2*996-tone RUがプライマリ160MHzに対応することを学習できる。
320MHzには4*996-tone RUが1つだけある。そのため、リソースユニット指示は1個のインデックス35を示す場合があり、これにより、局は割り当てられたRUが4*996-tone RUであることを学習できる。
20MHz内の(52+26)-tone RUには、図7に示す3個の組み合わせがある:従って、26-tone RUが位置する、周波数帯域範囲指示によって示される40MHzに基づいて、リソースユニット指示は更にインデックス36~41のうちの1つを示して、40MHz内の1個の対応する(52+26)-tone RUを示す必要がある。昇順のインデックス36~41は、昇順の6個の(52+26)-tone RUの開始周波数と1対1で対応している場合がある。
20MHz内の(106+26)-tone RUには、図8に示す2個の組み合わせがある:従って、40MHz内の(106+26)-tone RUには4個(すなわち、2*2)の組み合わせがある。従って、26-tone RUが位置する、周波数帯域範囲指示によって示される40MHzに基づいて、リソースユニット指示はさらにインデックス42から45のうちの1つを示して、40MHz内の1個の対応する(106+26)-tone RUを示す必要がある。昇順のインデックス42~45は、昇順の8個の(106+26)-tone RUの開始周波数と1対1で対応している場合がある。
80MHz内の(484+242)-tone RUには、図9に示す2個の組み合わせがある:従って、(484+242)-tone RU内の484-tone RUは固定位置であるため、242-tone RUが位置する、周波数帯域範囲指示によって示される40MHzに基づいて、リソースユニット指示は、40MHz内の242-tone RUの2個の位置のいずれかを示す必要があるだけである。従って、リソースユニット指示は、更にインデックス46と47のうちの1つを示して、1個の対応する(484+242)-tone RUを示す必要がある。昇順のインデックス46と47は、40MHz内の2個の位置にある242-tone RUの昇順の開始周波数と1対1で対応している場合がある。例えば、インデックス46は40MHzの第1の242-tone RUに対応し、インデックス47は40MHzの第2の242-tone RUに対応する。
(996+484)-tone RUは、プライマリ160MHz又はセカンダリ160MHz内に位置する場合があるため、160MHz内の(996+484)-tone RUについては、図10に示す4個の組み合わせがある。従って、484-tone RUが位置する、周波数帯域範囲指示によって示される40MHzに基づいて、局は、(996+484)-tone RU内の996-tone RUと484-tone RUの位置を直接学習できる。そのため、リソースユニット指示は、インデックス48を示す必要があるだけである。
このように、アクセスポイントの側では、周波数帯域範囲指示が(996+484)-tone RU内の484-tone RUが位置する40MHzを示すことができ、リソースユニット指示がインデックス48を示し、割り当てられたRUのサイズが(996+484)-tone RUであることを局に通知できる。これに対応して、局は、リソースユニット割り当てサブフィールドを受信した後、周波数帯域範囲指示が示す40MHzに基づいて、及びリソースユニット指示が示すインデックス48と表6を参照して、割り当てられた(996+484)-tone RUの位置を決定できる。
実装では、リソースユニット指示が示す(2*996+484)-tone RUは、320MHz内の最低又は最高の240MHzにのみ存在するという制限がある。このように、240MHz内の(2*996+484)-tone RUには、図11に示す6個の組み合わせがある。つまり、320MHzの最低又は最高の240MHzの(2*996+484)-tone RUには、図11に示す6個の組み合わせがある。(2*996+484)-tone RU内の484-tone RUが位置する、周波数帯域範囲指示によって示される40MHzに基づいて、残りの2個の996-tone RUが、最低の240MHz内の2つ996-tone RU又は最高の240MHz内の2個の996-tone RUになる場合がある。そのため、リソースユニットの指示には更に2個のインデックス、例えばインデックス52とインデックス53が必要である。一方のインデックスは最低の240MHzに対応し、もう一方のインデックスは最高の240MHzに対応する。
別の実装では、ロジックを簡単にするために、リソースユニット指示が示す(2*996+484)-tone RUは、320MHz内の最低又は最高の240MHzにのみ存在するという制限がない。このように、(2*996+484)-tone RUが位置する、周波数帯域範囲指示によって示される40MHzに基づいて、残りの2個の996-tone RUが、484-tone RUが位置する80MHz以外の、320MHz内の周波数帯域範囲内の他の3個の996-tone RUのうちのいずれか2つである場合がある。従って、リソースユニット指示は、更にインデックス49~51を示して、(2*996+484)-tone RUの対応する位置を示す必要がある。
320MHz内の3*996-tone RUには、図12に示す4個の組み合わせがある:従って、996-tone RUが位置する、周波数帯域範囲指示によって示される40MHzに基づいて、320MHz内の3*996-tone RU内の残りの2個の996-tone RUについて3つのオプションがある。従って、リソースユニット指示は、さらにインデックス52から54のうちの1つを示して、320MHz内の40MHzに対応する996-tone RUと結合された残りの2個の996-tone RUの位置を示す必要がある。インデックス52~54は、残りの2個の996-tone RUに3つのオプションがある場合に存在する3個の3*996-tone RUの昇順の開始周波数と1対1で対応している場合がある。
例えば、リソースユニット指示で示されるMRUのサイズは3*996-tone RUであり、リソースユニット指示で示されるインデックスは昇順で3*996-tone RUのオプションの組み合わせの開始周波数と1対1で対応している。この場合、アクセスポイントは、図12に示す最後の行に示す3*996-tone RUを局に割り当てる際、表5を参照して、局に対応するB0B1B2を000(又は001)に、B3~B8を52に設定する必要がある。そして、局は、MRU内で最小のRUが位置する40MHzが320MHz内の第1又は第2の40MHzであり、B3~B8で示されるインデックスに対応するRUサイズが3*996-tone RUであり、B3~B8で示されるインデックスが52であることを学習する。表6のインデックス52は、図12の3行目に示される3*996-tone RUに対応し、インデックス53は、図12の2行目に示される3*996-tone RUに対応し、インデックス54は、図12の1行目に示される3*996-tone RUに対応する。従って、局は、インデックス52に基づいて、割り当てられた3*996-tone RUが図12の3行目に示される3*996-tone RUであることを学習することができる。
320MHz内の(3*996+484)-tone RUには、図13に示す8個の組み合わせがある:従って、484-tone RUが位置する、周波数帯域範囲指示によって示される40MHzに基づいて、320MHz内の残りの3個の996-tone RUについて1個のオプションのみがあり、484-tone RUは固定位置にあるそのため、リソースユニット指示は、インデックス54を示す必要があるだけである。
80MHz内の(484+242)-tone RUには図14に示す4個の組み合わせがあり、従って160MHz内の(996+484+242)-tone RUには8個の組み合わせがある。従って、242-tone RUが位置する、周波数帯域範囲指示によって示される40MHzに基づいて、160MHz内の80MHz以外の周波数帯域範囲の中の996-tone RUについて1個のオプションだけがあり、40MHz内の242-tone RUについて2個の位置がある。従って、リソースユニット指示は、さらにインデックス55と56のうちの1つを示して、40MHz内の242-tone RUの位置を示す必要がある。昇順のインデックス55と56は、40MHz内の2個の位置にある242-tone RUの昇順の開始周波数と1対1で対応している場合がある。
前述の分析から、MRU内の最小のRUが位置する周波数帯域範囲は、周波数帯域範囲指示によって示される周波数帯域範囲を使用して更に通知できるため、リソースユニット指示がMRUの様々な可能な位置を各々示すために、より少ない数のインデックスを使用するのに役立つ。例えば、表6に示すように、リソースユニット指示が(996+484+242)-tone RUの8個の組み合わせを各々示すために必要なインデックスは2つだけである。別の例では、表6に示すように、リソースユニット指示が(3*996+484)-tone RUの8個の組み合わせを各々示すために必要なインデックスは1つだけである。周波数帯域範囲指示がMRUに関連する最低の80MHzのみを示す方法と比較して、リソースユニット指示方法120の周波数帯域範囲指示は、より多くの情報を運ぶことができ、言い換えれば、MRU内の最小のRUが位置する40MHzを運ぶことができる。例えば、周波数帯域範囲指示がMRUに関連する最低の80MHzのみを示す場合、リソースユニット指示は、図10に示す(996+484)-tone RUの4個の組み合わせを各々示す4つのインデックスを必要とする。周波数帯域範囲指示がMRU内の最小のRUが位置する40MHzを示すために使用される場合、リソースユニット指示は、表6に示すように、(996+484)-tone RUのすべての組み合わせを示すために1個のインデックスのみを必要とする。従って、リソースユニット指示方法120の周波数帯域範囲指示はより多くの情報を運ぶことができ、これはリソースユニット指示がMRUの様々な可能な位置を各々示すために、より少ない数のインデックスを使用するのに役立つ。
本願のこの実施形態では、周波数帯域範囲指示は、MRU内の最小のRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される。リソースユニット指示方法110の80MHzとリソースユニット指示方法120の40MHzに加えて、周波数帯域範囲指示は、160MHz、240MHz、又は320MHzを示すことができる。つまり、リソースユニット指示方法で、周波数帯域範囲指示は、MRU内の最小のRUが位置する160MHzを示すために使用される。別のリソースユニット指示方法では、周波数帯域範囲指示は、MRU内の最小のRUが位置する240MHzを示すために使用される。更に別のリソースユニット指示方法では、周波数帯域範囲指示は、MRU内の最小のRUが位置する320MHzを示すために使用される。これらのリソースユニット指示方法の関連内容については、リソースユニット指示方法110及びリソースユニット指示方法120を参照のこと。詳細はここに説明されない。
また、上記のリソースユニット指示方法では、MRU内の最小のRUが位置する周波数帯域範囲が、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲よりも大きい場合、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は、最小のRUでカバーされる最低周波数帯域範囲又は最高周波数帯域範囲であってもよく、又は、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は、任意の周波数帯域範囲又は事前設定された周波数帯域範囲であってもよい。例えば、リソースユニット指示方法では、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲が、MRU内の最小のRUが位置する周波数帯域範囲よりも小さい場合、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲は、最小のRUに対応する最低周波数帯域範囲となる。別の例では、リソースユニット指示方法では、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲が、MRU内の最小のRUが位置する周波数帯域範囲よりも小さい場合、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲は、最小のRUに対応する最高周波数帯域範囲となる。
例えば、リソースユニット指示方法120では、リソースユニット指示で示されるMRUが3*996-tone RUであり、3*996-tone RU内の最小のRUが996-tone RUであるとする。周波数帯域範囲指示で示される40MHzは、最小のRUに対応する周波数帯域範囲未満であるため、周波数帯域範囲指示で示される40MHzは、996-tone RUに対応する任意の40MHz周波数帯域幅である場合もあれば、又は996-tone RUに対応する最低の40MHz又は最高の40MHzが事前定義されている場合もある。
また、MRU内に複数の最小のRUがある場合、周波数帯域範囲指示では、任意の周波数帯域範囲又は事前に設定された周波数帯域範囲、例えば、最初の最小のRUが位置する周波数帯域範囲又は最後の最小のRUが位置する周波数帯域範囲を示す場合もある。例えば、リソースユニット指示方法110では、3*996-tone RUには3つの最小のRUが含まれており、これらはすべて996-tone RUである。従って、周波数帯域範囲指示で示される80MHzは、任意の996-tone RUが位置する80MHz、3*996-tone RUの第1の996-tone RUが位置する80MHz、又は3*996-tone RUの最後の996-tone RUが位置する80MHzである場合がある。
任意で、本願は幾つかのリソースユニット指示方法を更に提供する。リソースユニット指示で示されるMRUが(2*996+484)-tone RUである場合、周波数帯域範囲指示で示される80MHzが320MHz内の第1又は第2の80MHzであるとき、(2*996+484)-tone RUが位置する240MHzが320MHz内の第1の80MHz~第3の80MHzであることを示し、又は、周波数帯域範囲指示で示される80MHzが320MHz内の第3又は第4の80MHzであるとき、(2*996+484)-tone RUが位置する240MHzが320MHz内の第2の80MHz~第4の80MHzであることを示す。このようにして、局は、周波数帯域範囲指示に基づいて、リソースユニット指示で示される(2*996+484)-tone RUが位置する240MHzを学習できる。
実施形態3。リソースユニット指示方法210については、主に実施形態3で説明する。
本願はリソースユニット指示方法210を更に提供する。リソースユニット指示方法210では、帯域幅の中で、リソースユニット指示で示されるRU/MRU以外のリソースユニットRUの一部又は全部が位置する周波数帯域範囲を示すために、周波数帯域範囲指示を使用する。図16は、本願の実施形態によるリソースユニット指示方法210の概略フローチャートである。図16に示すように、リソースユニット指示方法210には、以下のステップが含まれるが、これに限定されない。
S211:アクセスポイントはトリガフレームを決定する。
トリガフレームには、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドが含まれている。リソースユニット割り当てサブフィールドに、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示が含まれる。リソースユニット指示は、対応する局に割り当てられたRU/MRUを示すために使用される。周波数帯域範囲指示は、帯域幅の中で、RU/MRU以外のリソースユニットRUの一部又は全部が位置する周波数帯域範囲を示すために使用される。
S212:アクセスポイントはトリガフレームを送信する。
S213:局はトリガフレームを受信する。
S214:局は、リソースユニット指示と周波数帯域範囲指示に基づいて割り当てられたRU/MRUを決定する。
局がリソースユニット指示と周波数帯域範囲指示に基づいて割り当てられたRU/MRUを決定することは、以下を含んでよい。局は、320MHz内の、周波数帯域範囲指示によって示される周波数帯域範囲以外の周波数帯域範囲から、リソースユニット指示によって示されるRU/MRUを決定する。
実装では、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲は、帯域幅内の40MHzであり、リソースユニット指示が示すMRUは、周波数帯域範囲指示が示す40MHz以外の周波数帯域範囲から決定される。
例えば、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲が320MHz内の第1の40MHzである場合、リソースユニット指示が示すMRUは、320MHz内の第1の40MHz以外の周波数帯域範囲から決定される。リソースユニット指示によって示されるMRUが、図13に示すように(3*996+484)-tone RUである場合、リソースユニット指示によって示される(3*996+484)-tone RUは、320MHz内の第1の40MHz以外の周波数範囲から決定される、つまり、図13の第2行に示す(3*996+484)-tone RUである。
別の実装では、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲は、帯域幅内の80MHzであり、リソースユニット指示が示すMRUは、周波数帯域範囲指示が示す80MHz以外の周波数帯域範囲から決定される。
例えば、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲が320MHz内の第1の80MHzである場合、リソースユニット指示が示すRU/MRUは、320MHz内の第1の80MHz以外の第2の80MHz~第4の80MHzから決定される。リソースユニット指示で示されるMRUが3*996-tone RUの場合、第2の80MHz~第4の80MHzに対応する3*996-tone RUは、局に割り当てられているMRU、例えば図12の第1行に示されている3*996-tone RUである。
更に別の実装では、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲は、帯域幅内の160MHzであり、リソースユニット指示が示すMRUは、周波数帯域範囲指示が示す160MHz以外の160MHzから決定される。
例えば、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲が320MHz内のプライマリ160MHzである場合、リソースユニット指示が示すMRUは、320MHz内のセカンダリ160MHzから決定される。図10に示すように、リソースユニット指示で示されるMRUのサイズが(996+484)-tone RUである場合、リソースユニット指示は更に、図10の1個の(996+484)-tone RUを示すために、4個のインデックスのうちの1つを使用する必要がある。
リソースユニット指示方法210では、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲が、リソースユニット指示で示されるRU/MRUとは関係のない周波数帯域範囲であること、つまり、局は、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲以外の周波数帯域範囲から、リソースユニット指示で示されるRU/MRUを決定する必要があることが分かる。
実施形態4。リソースユニット指示方法220については、主に実施形態4で説明する。
本願はリソースユニット指示方法220を更に提供する。リソースユニット指示方法220では、周波数帯域範囲指示を使用して帯域幅内の周波数帯域範囲を指示し、局に割り当てられたRU/MRUには帯域幅内の周波数帯域範囲以外の周波数帯域範囲のRUが含まれる。図17は、本願の実施形態によるリソースユニット指示方法220の概略フローチャートである。図17に示すように、リソースユニット指示方法220には、以下のステップが含まれるが、これに限定されない。
S221:アクセスポイントはトリガフレームを決定する。
トリガフレームには、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドが含まれている。リソースユニット割り当てサブフィールドに、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示が含まれる。リソースユニット指示は、対応する局に割り当てられたRU/MRUを示すために使用される。周波数帯域範囲指示は、帯域幅内の周波数帯域範囲を示すために使用される。MRUは、帯域幅のうち、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲以外の周波数帯域範囲の残りのRUを含む。
S222:アクセスポイントはトリガフレームを送信する。
S223:局はトリガフレームを受信する。
S224:局は、リソースユニット指示と周波数帯域範囲指示に基づいて割り当てられたRU/MRUを決定する。
局がリソースユニット指示と周波数帯域範囲指示に基づいて割り当てられたRU/MRUを決定することは、以下を含んでよい。局は、320MHz内の、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲以外の周波数帯域範囲に対応するRU/MRUを、割り当てられたRU/MRUとして使用する。
任意で、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲は、帯域幅内の40MHzであり、リソースユニット指示が示すMRUは、帯域幅内の、周波数帯域範囲指示が示す40MHz以外の周波数帯域範囲の中の残りのRUを含む。
例えば、周波数帯域範囲指示で示された周波数帯域範囲が320MHz内の第1の40MHzである場合、320MHz内の第1の40MHz以外の周波数帯域範囲内のRUは、図13に示すように、各々484-tone RUと3個の996-tone RUである。リソースユニット指示によって示されるMRUが、(3*996+484)-tone RUである場合、MRUは、320MHz内の第1の40MHz以外の周波数範囲内のRU、例えば、図13の第2行に示す(3*996+484)-tone RUである。
任意で、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲は、帯域幅内の80MHzであり、リソースユニット指示が示すMRUは、帯域幅内の、周波数帯域範囲指示が示す80MHz以外の周波数帯域範囲の中の残りのRUを含む。
例えば、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲が320MHz内の第1の80MHzである場合、リソースユニット指示が示すRU/MRUは、第1の80MHz以外の、320MHz内の第2~第4の80MHzから決定される。リソースユニット指示で示されるMRUが3*996-tone RUの場合、第2の80MHzから第4の80MHzに対応する3*996-tone RUは、局に割り当てられているMRU、例えば図12の第1行に示されている3*996-tone RUである。
更に別の実装では、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲は、帯域幅内の160MHzであり、リソースユニット指示が示すMRUは、周波数帯域範囲指示が示す160MHz以外の周波数帯域範囲内の残りのRUを含む。
例えば、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲が320MHz内のプライマリ160MHzである場合、リソースユニット指示が示すMRUは、セカンダリ160MHzに対応する2*996-tone RUである。
リソースユニット指示方法220では、リソースユニット指示で示されるRU/MRUは、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲以外の周波数帯域範囲に対応するRU/MRUであることが分かる。このように、リソースユニット指示で示される必要があるインデックスの数が更に減少する。更に、処理ロジックを簡略化でき、局の処理の複雑さを軽減するのに役立つ。
実施形態5。リソースユニット指示方法310については、主に実施形態5で説明する。
本願はリソースユニット指示方法を更に提供する。リソースユニット指示方法では、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲の粒度は、リソースユニット指示が示すRU/MRUに関連している。RU/MRUが占有する(又はRU/MRUが位置する)周波数帯域範囲が80MHz以下の場合、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲の粒度は80MHzとなる。RU/MRUにより占有される周波数帯域範囲が80MHzより大きく160MHz以下の場合、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲の粒度は160MHzとなる。RU/MRUが占有する周波数帯域範囲が160MHzより大きく320MHz未満の場合、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲の粒度は320MHzとなる。
代替として、周波数帯域範囲指示で示される240MHzを追加することもできる。この場合、RU/MRUにより占有される周波数帯域範囲が160MHzより大きく240MHz以下の場合、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲の粒度は240MHzとなる。RU/MRUにより占有される周波数帯域範囲が240MHzより大きく320MHz以下の場合、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲の粒度は320MHzとなる。
本明細書では、周波数帯域範囲指示によって示される周波数帯域範囲は、実際には周波数帯域範囲の値及び位置、つまり帯域幅内の周波数範囲の位置又は帯域幅内の周波数帯域範囲を表す。例えば、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域幅が帯域幅内の80MHzである場合、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲の粒度が80MHzであることを示し、帯域幅内の80MHzの位置を示す。
周波数帯域範囲指示は、リソースユニット割り当てサブフィールド内のB0とB1として示される最初の2ビットであると仮定する。
周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲の粒度が80MHzの場合、B0とB1は4つの状態を表し、各々320MHz内の4個の80MHz周波数帯域範囲を示すことができる。
周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲の粒度が160MHzの場合は、方法では、B0の0又は1を使用して最高の160MHz又は最低の160MHzを示し、B1を予約することができる。別の方法では、B1の0又は1を使用して最高の160MHz又は最低の160MHzを示し、B0を予約することができる。更に別の方法では、B0は最高の160MHzに対応し、B1は最低の160MHzに対応する。B0が1に設定される場合、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲は最高の160MHzであることを示している。B1が1に設定される場合、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲は最低の160MHzであることを示している。更に別の方法では、B0とB1で示される4つの状態のうち2つを指示に使用することもできる。例えば、00は最低の240MHzに対応し、01は最高の240MHzに対応する。
周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲の粒度が320MHzの場合は、方法では、320MHzの位置が複数存在しないため、本願ではB0及びB1の値は制限されず、B0及びB1は予約されるか又はランダムに設定できる。別の方法では、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲が320MHzであることを示すために、B0及びB1で表される4つの状態のうちの1つ、例えば00を使用してもよい。
周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲の粒度が240MHzの場合、B0とB1は4つの状態を表し、各々320MHz内の4つの240MHzの組み合わせを示すことができる。
MRUが位置する240MHz周波数帯域範囲が連続した240MHz周波数帯域範囲である必要がある場合、方法では、B0は最高の240MHzに対応し、B1は最低の240MHzに対応する。B0が1に設定される場合、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲は最高の240MHzであることを示している。B1が1に設定される場合、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲は最低の240MHzであることを示している。別の方法では、B0とB1で示される4つの状態のうち2つを使用して、連続した240MHz周波数帯域範囲を示すことができる。例えば、00は最低の240MHzに対応し、01は最高の240MHzに対応する。
リソースユニット指示方法310は、「周波数帯域範囲指示が、リソースユニット指示により示されるRU/MRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される」例を用いて説明される。図18は、本願の実施形態によるリソースユニット指示方法310の概略フローチャートである。図18に示すように、リソースユニット指示方法310には、以下のステップが含まれるが、これに限定されない。
S311:アクセスポイントはトリガフレームを決定する。
トリガフレームには、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドが含まれている。リソースユニット割り当てサブフィールドに、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示が含まれる。リソースユニット指示は、対応する局に割り当てられたRU/MRUを示すために使用される。周波数帯域範囲指示は、リソースユニット指示により示されたRU/MRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される。
S312:アクセスポイントはトリガフレームを送信する。
S313:局はトリガフレームを受信する。
S314:局は、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示に基づき、割り当てられたRU/MRUを決定する。
方法では、リソースユニットの指示が示すMRU/RUと、周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲との関係は、次のようになる。
リソースユニット指示で示されるMRU/MRUが位置する周波数帯域範囲が80MHz以下の場合、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は帯域幅内の80MHzとなる。又は、
リソースユニット指示で示されるMRU/MRUが位置する周波数帯域範囲が80MHzより大きく160MHz以下の場合、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は帯域幅内の160MHzとなる。又は、
リソースユニット指示で示されるMRU/MRUが位置する周波数帯域範囲が160MHzより大きく240MHz以下の場合、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は帯域幅内の240MHz又は320MHzとなる。又は、
リソースユニット指示で示されるMRU/MRUが位置する周波数帯域範囲が240MHzより大きく320MHz以下の場合、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は帯域幅内の320MHzとなる。
この場合、リソースユニット指示が示すMRU/RUと周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲との関係において、図3及び図7~図14に示すRU/MRUを参照して、リソースユニット指示が示す必要のあるインデックス数を決定し、表7に示すインデックステーブルを得ることができる。
表7 リソースユニット指示指示(B8~B2)で示すことができるエントリ
Figure 2023539906000058

Figure 2023539906000059
リソースユニット指示で示されるRU/MRUが位置する周波数帯域範囲が80MHz以下の場合、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲は、RU/MRUが位置する80MHzとなる。各RU/MRUサイズに対応するエントリの数は、80MHzのサイズのRU/MRUの任意の位置の数と等しい。
従って、表7に示すように、26-tone RUに対応するインデックスの数は、80MHz内の26-tone RUの任意の位置の数36と等しく、各インデックスは80MHz内の1個の26-tone RUに対応する。
表7に示すように、(52+26)-tone RUに対応するインデックスの数は、80MHz内の(52+26)-tone RUの任意の位置の数と等しい。図7に示すように、80MHz内の(52+26)-tone RUには12個(つまり、4*3)の任意の位置がある。そのため、リソースユニット指示には、80MHz内のすべての(52+26)-tone RUを各々示す12個のインデックスが必要である。
表7に示すように、(106+26)-tone RUに対応するインデックスの数は、80MHz内の(106+26)-tone RUの任意の位置の数と等しい。図8に示すように、80MHz内の(106+26)-tone RUには8個の任意の位置がある。そのため、リソースユニット指示には、80MHz内のすべての(106+26)-tone RUを各々示すために8個のインデックスが必要である。
表7に示すように、(484+242)-tone RUに対応するインデックスの数は、80MHz内の(484+242)-tone RUの任意の位置の数と等しい。図9に示すように、80MHz内の(484+242)-tone RUには4個の任意の位置がある。そのため、リソースユニット指示には、80MHz内のすべての(484+242)-tone RUを各々示すために4個のインデックスが必要である。
リソースユニット指示で示されるRU/MRUが位置する周波数帯域範囲が80MHzより大きく160MHz以下である場合、周波数帯域範囲指示で示される160MHzは、RU/MRUが位置する160MHzとなる。各RU/MRUサイズに対応するエントリの数は、160MHzのサイズのRU/MRUの任意の位置の数と等しい。
そのため、表7に示すように2*996-tone RUに対応するインデックスの数は、160MHz内の2*996-tone RUの任意の位置の数1と等しい。そのため、リソースユニット指示は、1個のインデックスを示す必要があるだけであり、局は、周波数帯域範囲指示を参照して、割り当てられた2*996-tone RUを知ることができる。
表7に示すように、(996+484)-tone RUに対応するインデックスの数は、(図10に示すように)160MHz内の(996+484)-tone RUの任意の位置の数4と等しい。そのため、リソースユニット指示には、160MHz内のすべての(996+484)-tone RUを各々示すために4個のインデックスが必要である。
リソースユニット指示で示されるRU/MRUが位置する周波数帯域範囲が160MHzより大きく、320MHz以下の場合には、2つの実装がある。実装1では240MHz周波数帯域範囲が導入されており、実装2では240MHz周波数帯域範囲は導入されない。以下では、2つの実装について個別に説明する。
実装1:周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲には、240MHz周波数帯域範囲がある。
リソースユニット指示で示されるRU/MRUが位置する周波数帯域範囲が160MHzより大きく240MHz以下である場合、周波数帯域範囲指示で示されるの周波数帯域範囲は、240MHz、つまりRU/MRUが位置する240MHzとなる。各RU/MRUサイズに対応するエントリの数は、240MHzのサイズのRU/MRUの任意の位置の数と等しい。
(2*996+484)-tone RUに対応するインデックスの数は、240MHz内の(2*996+484)-tone RUの任意の位置の数6(図11に示す任意の位置の数6)と等しい。そのため、リソースユニット指示には、240MHz内のすべての(2*996+484)-tone RUを各々示すために6個のインデックス(例えば、表7に示すインデックス97~102)が必要である。
3*996-tone RUに対応するインデックスの数は、240MHz内の3*996-tone RUの任意の位置の数1と等しい。そのため、リソースユニット指示には、240MHz内の3*996-tone RUを示す1個のインデックスが必要である。
リソースユニット指示で示されるRU/MRUが位置する周波数帯域範囲が240MHzより大きく320MHz以下である場合、周波数帯域範囲指示で示されるの周波数帯域範囲は、320MHz、つまりRU/MRUが位置する320MHzとなる。各RU/MRUサイズに対応するエントリの数は、320MHzのサイズのRU/MRUの任意の位置の数と等しい。
4*996-tone RUに対応するインデックスの数は、320MHz内の4*996-tone RUの任意の位置の数1と等しい。そのため、リソースユニット指示には4*996-tone RUを示すために1個のインデックス(例えば、表7に示すインデックス68)が必要である。
(3*996+484)-tone RUに対応するインデックスの数は、(図13に示すように)320MHz内の(3*996+484)-tone RUの任意の位置の数8と等しい。そのため、リソースユニット指示には、320MHz内のすべての(3*996+484)-tone RUを示すために8個のインデックス(例えば、表7に示すインデックス107~114)が必要である。
(996+484+242)-tone RUに対応するインデックスの数は、320MHz内の(996+484+242)-tone RUの任意の位置の数8(2*図14に示す任意の位置の数4)と等しい。そのため、リソースユニット指示には、320MHz内のすべての(996+484+242)-tone RUを示すために8個のインデックス(例えば、表7に示すインデックス115~122)が必要である。
実装2:周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲には、240MHz周波数帯域範囲がない。
リソースユニット指示で示されるRU/MRUが位置する周波数帯域範囲が160MHzより大きく320MHz以下である場合、周波数帯域範囲指示で示されるの周波数帯域範囲は、320MHz、つまりRU/MRUが位置する320MHzとなる。各RU/MRUサイズに対応するエントリの数は、320MHzのサイズのRU/MRUの任意の位置の数と等しい。
(2*996+484)-tone RUに対応するインデックスの数は、320MHz内の(2*996+484)-tone RUの任意の位置の数12(2*図11に示す任意の位置の数6)と等しい。そのため、リソースユニット指示には、320MHz内のすべての(2*996+484)-tone RUを各々示す12個のインデックスが必要である。
4*996-tone RUに対応するインデックスの数は、320MHz内の4*996-tone RUの任意の位置の数1と等しい。そのため、リソースユニット指示には4*996-tone RUを示すために1個のインデックス(例えば、表7に示すインデックス68)が必要である。
3*+996-tone RUに対応するインデックスの数は、(図12に示すように)320MHz内3*996-tone RUの任意の位置の数4と等しい。そのため、リソースユニット指示には、320MHz内のすべての3*996-tone RUを示すために4個のインデックス(例えば、表7に示すインデックス103~106)が必要である。
(3*996+484)-tone RUに対応するインデックスの数は、(図13に示すように)320MHz内の(3*996+484)-tone RUの任意の位置の数8と等しい。そのため、リソースユニット指示には、320MHz内のすべての(3*996+484)-tone RUを示すために8個のインデックス(例えば、表7に示すインデックス107~114)が必要である。
(996+484+242)-tone RUに対応するインデックスの数は、320MHz内の(996+484+242)-tone RUの任意の位置の数8(2*図14に示す任意の位置の数4)と等しい。そのため、リソースユニット指示には、320MHz内のすべての(996+484+242)-tone RUを示すために8個のインデックス(例えば、表7に示すインデックス115~122)が必要である。
2つの実装が、(2*996+484)-tone RUと3*996-tone RUの各々に対応するインデックスの数に影響することが分かる。例えば、実装1では、(2*996+484)-tone RUに対応するインデックスの数は6で、3*996-tone RUに対応するインデックスの数は1である。実装2では、(2*996+484)-tone RUに対応するインデックスの数は12で、3*996-tone RUに対応するインデックスの数は4である。
実装では、同じサイズのRU/MRUに対応するインデックスは、昇順のインデックスとRU/MRUの昇順の開始周波数の1対1の対応に基づいて決定される場合がある。複数のMRUの開始周波数が同じ場合は、第2RUの開始周波数の順序が決定のために使用され、以下同様である。複数のMRUのすべてのRUの開始周波数が同じ場合は、同じ開始周波数の最後のRUのサイズの順序が配置のために使用される。例えば、実装1の(2*996+484)-tone RUに対応するインデックスはインデックス97~102であり、240MHz内の次の(2*996+484)-tone RUすべての開始周波数は昇順で、図11の2行目の第1組み合わせ、図11の3行目の第1組み合わせ、図11の3行目の第2組み合わせ、図11の1行目の第1組み合わせ、図11の2行目の第2組み合わせ、図11の1行目の第2組み合わせである。従って、インデックス97は、図11の第2行の第1組み合わせを表し、インデックス98は、図11の第3行の第1組み合わせを表し、インデックス99は、図11の第3行の第2組み合わせを表し、インデックス100は、図11の第1行の第1組み合わせを表し、インデックス101は、図11の第2行の第2組み合わせを表し、インデックス102は、図11の第1行の第2組み合わせを表す。
別の実装では、同じサイズのRU/MRUに対応するインデックスは、RU/MRUが位置する帯域幅内のパンクチャしたRU(つまり、RU/MRUに含まれないRU)の昇順のインデックスと、昇順の開始周波数との1対1の対応に基づいて決定される場合がある。例えば、図12に示されている3*996-tone RUでは、第1行に示されている3*996-tone RUが位置する帯域幅内のパンクチャしたRUの周波数が最も低いため、第1行に示されている3*996-tone RUが最小のインデックスに対応する。第2行に示されている3*996-tone RUが位置する帯域幅内のパンクチャしたRUは2番目に低い周波数を持つため、第2第1行に示されている3*996-tone RUは2番目に小さいインデックスに対応する。第3行に示されている3*996-tone RUが位置する帯域幅内のパンクチャしたRUは2番目に高い周波数を持つため、第3第1行に示されている3*996-tone RUは2番目に大きいインデックスに対応する。第4行に示されている3*996-tone RUが位置する帯域幅内のパンクチャしたRUは最も高い周波数を持つため、第4行に示されている3*996-tone RUは最も大きいインデックスに対応する。
更に別の実装では、同じサイズのRU/MRUに対応するインデックスは、昇順のインデックスとRU/MRUの降順の重みRUの周波数の1対1の対応に基づいて決定される場合がある。例えば、図12に示されている3*996-tone RUでは、第1行に示されている3*996-tone RU内の3個の996-tone RUのすべてが最も高い周波数を持つため、第1行に示されている3*996-tone RUは最小のインデックスに対応する。第2行に示されている3*996-tone RUのうちの2個の996-tone RUは2番目に高い周波数を持つため、第2行に示されている3*996-tone RUは2番目に小さいインデックスに対応する。第3行に示されている3*996-tone RUのうち1個の996-tone RUは2番目に低い周波数を持つため、第3行に示されている3*996-tone RUは2番目に大きいインデックスに対応する。第4行に示されている3*996-tone RUのうちの3個の全ての996-tone RUは最も低い周波数を持つため、第4行に示されている3*996-tone RUは最も大きいインデックスに対応する。
リソースユニット指示方法310では、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示に基づいて割り当てられたRU/MRUを決定する場合、局は表7のリソースユニット指示で示されているインデックスに対応するRU/MRUのサイズに基づいて、周波数帯域範囲指示により示された、RU/MRUが位置する周波数帯域範囲を決定し、その後、周波数帯域範囲内で、リソースユニット指示で示されているインデックスに対応するRU/MRUを決定できることが分かる。リソースユニット指示は、周波数帯域範囲のRU/MRUを直接示すことができることが分かる。周波数帯域範囲指示を使用してより多くの情報を運ぶ場合、ロジックは可能な限り簡素化され、局の処理の複雑さを軽減するのに役立つ。
また、前述のリソースユニット指示方法では、リソースユニット割り当てサブフィールドがNビットを占有し、周波数帯域範囲指示がビット0~ビットxを占有し、リソースユニット指示がビット(x+1)~ビットNを占有する。xの値は、帯域幅と周波数帯域範囲指示が示す周波数帯域範囲に関連しており、Nとxの両方が0より大きくなる。例えば、xはリソースユニット指示方法110では1に等しく、xはリソースユニット指示方法120では2に等しく、又はxはリソースユニット指示方法310では2に等しくなる。
また、上記の実施形態では、Nビットのうちの周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示の位置を入れ替えることができる。すなわち、上記の実施形態では、最初の2ビット又は3ビットが周波数帯域範囲指示を示し、残りのビットがリソースユニット指示を示すことを、次のように置き換えることができる:最初の8ビット又は7ビットがリソースユニット指示を示し、残りのビットが周波数帯域範囲指示を示す。
また、本明細書における「周波数帯域範囲」を「周波数範囲」と呼ぶこともあり、周波数帯域範囲指示を周波数範囲指示と呼ぶこともある。周波数範囲又は周波数帯域範囲は、連続した周波数に対応する。
実施形態6。リソースユニット指示方法410については、主に実施形態6で説明する。
本願はリソースユニット指示方法410を更に提供する。方法では、局に対応するリソースユニット割り当てサブフィールドはNビットを占有し、Nビットで示されるインデックスは、帯域幅のうちのマルチリソースユニットMRUの絶対位置を直接表す。その後、局は、Nビットで示されるインデックスに基づいてテーブルをクエリすることによって、割り当てられたMRUを直接学習できる。つまり、この方法では、以下の区別は行われなくなった:ビットの第1部分が特定の粒度の周波数帯域範囲を示し、ビットの第2部分が周波数帯域範囲に関連する組み合わせモードを示す。そのため、方法はリソースユニットの組み合わせ指示方法と呼ばれることがある。従って、本願におけるリソースユニット指示方法のロジックはより簡素化され、局の処理の複雑さを更に軽減する。方法は以下に説明される。
図19は、本願の実施形態によるリソースユニット指示方法410の概略フローチャートである。図19に示すリソースユニット指示方法410は、以下のステップを含むことができるが、これに限定されない。
S411:アクセスポイントはトリガフレームを決定する。
トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、リソースユニット割り当てサブフィールドはNビットを占有し、Nビットによって示されるインデックスは、帯域幅内のマルチリソースユニットMRUの絶対位置を直接表し、Nは0より大きい。
S412:アクセスポイントはトリガフレームを送信する。
S413:局はトリガフレームを受信する。
S414:局は、Nビットで示されるインデックスに直接対応するMRUを決定し、該MRUを、局に割り当てられたMRUとして使用する。
ステップS414で、局は、Nビットで示されるインデックスに対応するMRUについてリソースユニット割り当てテーブルをクエリし、該MRUを、局に割り当てられたMRUとして使用することができる。Nビットで示されるインデックスは、局に対応するリソースユニット割り当てサブフィールド内のNビットである。
例えば、制限ではないが、リソースユニット割り当てテーブルを表8に示すことができる。Nビットは、帯域幅内の各RU/MRUの絶対位置を示すために使用され、Nは9に等しく、B0~B8と表される。
表8 リソースユニット割り当てテーブル
Figure 2023539906000060
図3に示すように、80MHz内の26-tone RUには36個の位置があるため、320MHz内の26-tone RUには144個(すなわち、4*36)の位置がある。従って、表8に示すように、B8~B0は、インデックス0~143のうちの1つを示して、1個の26-tone RUを示す必要がある。
図3に示すように、80MHz内の52-tone RUには16個の位置があるため、320MHz内の52-tone RUには64個(すなわち、4*16)の位置がある。従って、B8~B0は、インデックス144~207のうちの1つを示して、1個の52-tone RUを示す必要がある。
図3に示すように、80MHz内の106-tone RUには8個の位置があるため、320MHz内の106-tone RUには32個(すなわち、4*8)の位置がある。従って、B8~B0は、インデックス144~207のうちの1つを示して、1個の対応する106-tone RUを示す必要がある。
図3に示すように、80MHz内の242-tone RUには4個の位置があるため、320MHz内の242-tone RUには16個(すなわち、4*4)の位置がある。従って、B8~B0は、インデックス240~255のうちの1つを示して、1個の242-tone RUを示す必要がある。
図3に示すように、80MHz内の484-tone RUには2個の位置があるため、320MHz内の484-tone RUには8個(すなわち、4*2)の位置がある。従って、B8~B0は、インデックス256~263のうちの1つを示して、1個の484-tone RUを示す必要がある。
図3に示すように、80MHz内の996-tone RUには1個の位置があるため、320MHz内の996-tone RUには4個の位置がある。従って、B8~B0は、インデックス264~267のうちの1つを示して、1個の996-tone RUを示す必要がある。
2*996-tone RUは、2個の160MHz周波数帯域範囲に跨がることはできない。つまり、2*996-tone RUが位置する周波数帯域範囲は、プライマリ160MHz又はセカンダリ160MHzのみにすることができる。そのため、320MHzには2*996-tone RUの2個の位置がある。従って、B8~B0は、インデックス268と269のうちの1つを示して、1個の2*996-tone RUを示す必要がある。
320MHz内には4*996-tone RUが1つだけある。そのため、B8~B0は、1個のインデックス270を示す場合があり、これにより、局は割り当てられたRUが4*996-tone RUであることを学習できる。
20MHz内の(52+26)-tone RUには図7に示す3個の組み合わせがあり、従って320MHz内の(52+26)-tone RUには48個(つまり16*3)の組み合わせがある。従って、B8~B0は、インデックス271~318のうちの1つを示して、1個の(52+26)-tone RUを示す必要がある。
20MHz内の(106+26)-tone RUには図8に示す2個の組み合わせがあり、従って320MHz内の(106+26)-tone RUには32個(つまり16*2)の組み合わせがある。従って、B8~B0は、インデックス319~350のうちの1つを示して、1個の(106+26)-tone RUを示す必要がある。
80MHz内の(484+242)-tone RUには図9に示す4個の組み合わせがあり、従って320MHz内の(484+242)-tone RUには16個(つまり4*4)の組み合わせがある。従って、B8~B0は、インデックス351~366のうちの1つを示して、1個の(484+242)-tone RUを示す必要がある。
(996+484)-tone RUは、プライマリ160MHz又はセカンダリ160MHz内に位置する場合があるため、160MHz内の(996+484)-tone RUについては、図10に示す4個の組み合わせがある。従って、320MHz内の(996+484)-tone RUには8個(すなわち、2*4)の組み合わせがある。従って、B8~B0は、インデックス367~374のうちの1つを示して、1個の(996+484)-tone RUを示す必要がある。
(2*996+484)-tone RUは240MHzで送信されるため、320MHz内の最低又は最高の80MHzをパンクチャすることによって形成される240MHz内にのみ存在できる。240MHz内の(2*996+484)-tone RUには図11に示す6個の組み合わせがあり、従って320MHz内の(2*996+484)-tone RUには12個(つまり2*6)の組み合わせがある。従って、B8~B0は、インデックス375~386のうちの1つを示して、1個の(2*996+484)-tone RUを示す必要がある。
320MHz内の3*996-tone RUには、図12に示す4個の組み合わせがある。従って、B8~B0は、インデックス387~390のうちの1つを示して、1個の3*996-tone RUを示す必要がある。
320MHz内の(3*996+484)-tone RUには、図13に示す8個の組み合わせがある。従って、B8~B0は、インデックス391~398のうちの1つを示して、1個の(3*996+484)-tone RUを示す必要がある。
(484+242)-tone RUが160MHz内の第1の80MHzに位置する場合、160MHz内の(996+484+242)-tone RUに対して、図14に示す4個の組み合わせがある。対応して、(484+242)-tone RUが160MHz内の第2の80MHzに位置する場合、160MHz内の(996+484+242)-tone RUにも4個の組み合わせがある。従って、160MHz内の(996+484+242)-tone RUには8個の組み合わせがある。更に、(996+484+242)-tone RUは、プライマリ160MHz又は最高の160MHz内にのみ位置することができるため、320MHz内の(996+484+242)-tone RUについては、16個(つまり、2*8)の組み合わせがある。従って、B8~B0は、インデックス399~414のうちの1つを示して、1個の(996+484+242)-tone RUを示す必要がある。
リソースユニット指示方法410では、リソースユニット割り当てサブフィールドで、特定の周波数帯域範囲を示すために特別に使用されるビットを区別せず、リソースユニット割り当てサブフィールドのNビットで示されるインデックスに基づいて、対応するRU/MRUについて、リソースユニット割り当てサブフィールドテーブルを直接検索できる。そのため、処理ロジックが大幅に簡略化され、前記局の処理の複雑さを軽減するのに役立つ。
本願はリソースユニット指示方法を更に提供する。リソースユニット指示方法とリソースユニット指示方法410の違いは、リソースユニット割り当てサブフィールドが8ビットを占有し、リソースユニット割り当てサブフィールドを使用して、160MHz周波数帯域範囲に関連するRU/MRUを示すことである。局は、別のパラメータ又はシグナリングを使用して、RU/MRUに関連し、リソースユニット割り当てサブフィールドによって示される160MHzがプライマリ160MHzかセカンダリ160MHzかを学習する場合がある。リソースユニット割り当てサブフィールドによって占有される8ビットがB7~B0として示される場合、B7~B0は、プライマリ160MHz又はセカンダリ160MHz内のすべてのRU/MRUを示すために使用される。例えば、B7~B0で示されるRU/MRUを表9に示すことができる。
表9 リソースユニット割り当てテーブル
Figure 2023539906000061
図3に示すように、80MHz内の26-tone RUには36個の位置があるため、160MHz内の26-tone RUには72個(すなわち、2*36)の位置がある。従って、表9に示すように、B7~B0は、インデックス0~71のうちの1つを示して、1個の26-tone RUを示す必要がある。
図3に示すように、80MHz内の52-tone RUには16個の位置があるため、160MHz内の52-tone RUには32個(すなわち、2*16)の位置がある。従って、B7~B0は、インデックス72~103のうちの1つを示して、1個の52-tone RUを示す必要がある。
図3に示すように、80MHz内の106-tone RUには8個の位置があるため、160MHz内の106-tone RUには16個(すなわち、2*8)の位置がある。従って、B7~B0は、インデックス104~119のうちの1つを示して、1個の106-tone RUを示す必要がある。
図3に示すように、80MHz内の242-tone RUには4個の位置があるため、160MHz内の242-tone RUには8個(すなわち、2*4)の位置がある。従って、B7~B0は、インデックス120~127のうちの1つを示して、1個の242-tone RUを示す必要がある。
図3に示すように、80MHz内の484-tone RUには2個の位置があるため、160MHz内の484-tone RUには4個(すなわち、2*2)の位置がある。従って、B7~B0は、インデックス128~131のうちの1つを示して、1個の484-tone RUを示す必要がある。
図3に示すように、80MHz内の996-tone RUには1個の位置があるため、160MHz内の996-tone RUには2個の位置がある。従って、B7~B0は、インデックス132と133のうちの1つを示して、1個の996-tone RUを示す必要がある。
2*996-tone RUは、2個の160MHz周波数帯域範囲に跨がることはできない。つまり、2*996-tone RUが位置する周波数帯域範囲は、プライマリ160MHz又はセカンダリ160MHzのみにすることができる。そのため、160MHz内には2*996-tone RUの1個の位置がある。従って、B7~B0は、インデックス134を示して、2*996-tone RUを示す必要がある。
320MHz内には4*996-tone RUが1つだけある。そのため、B7~B0は、1個のインデックス135を示す場合があり、これにより、局は割り当てられたRUが4*996-tone RUであることを学習できる。
20MHz内の(52+26)-tone RUには図7に示す3個の組み合わせがあり、従って160MHz内の(52+26)-tone RUには24個(つまり8*3)の組み合わせがある。従って、B7~B0は、インデックス136~159のうちの1つを示して、1個の(52+26)-tone RUを示す必要がある。
20MHz内の(106+26)-tone RUには図8に示す2個の組み合わせがあり、従って160MHz内の(106+26)-tone RUには16個(つまり8*2)の組み合わせがある。従って、B7~B0は、インデックス160~175のうちの1つを示して、1個の(106+26)-tone RUを示す必要がある。
80MHz内の(484+242)-tone RUには図9に示す4個の組み合わせがあり、従って160MHz内の(484+242)-tone RUには8個(つまり2*4)の組み合わせがある。従って、B7~B0は、インデックス176~183のうちの1つを示して、1個の(484+242)-tone RUを示す必要がある。
(996+484)-tone RUは、プライマリ160MHz又はセカンダリ160MHz内に位置する場合があるため、160MHz内の(996+484)-tone RUについては、図10に示す4個の組み合わせがある。従って、B7~B0は、インデックス184~187のうちの1つを示して、1個の(996+484)-tone RUを示す必要がある。
(2*996+484)-tone RUは240MHzで送信されるため、320MHz内の最低又は最高の80MHzをパンクチャすることによって形成される240MHz内にのみ存在できる。240MHz内の(2*996+484)-tone RUには図11に示す6個の組み合わせがあり、従って320MHz内の(2*996+484)-tone RUには12個(つまり2*6)の組み合わせがある。(2*996+484)-tone RUの12の組み合わせはすべて、プライマリ160MHz又はセカンダリ160MHzと重複しているため、160MHz内の(2*996+484)-tone RUには12個の組み合わせがある。従って、B7~B0は、インデックス188~195のうちの1つを示して、1個の(2*996+484)-tone RUを示す必要がある。
320MHz内の3*996-tone RUには、図12に示す4個の組み合わせがあり、4個の組み合わせはすべてプライマリ160MHz又はセカンダリ160MHz内にある。従って、160MHz内の3*996-tone RUには4個の組み合わせがある。従って、B7~B0は、インデックス200~203のうちの1つを示して、1個の3*996-tone RUを示す必要がある。
320MHz内の(3*996+484)-tone RUには、図13に示す8個の組み合わせがあり、8個の組み合わせはすべてプライマリ160MHz又はセカンダリ160MHz内にある。従って、B7~B0は、インデックス204~211のうちの1つを示して、1個の(3*996+484)-tone RUを示す必要がある。
(484+242)-tone RUが160MHz内の第1の80MHzに位置する場合、160MHz内の(996+484+242)-tone RUに対して、図14に示す4個の組み合わせがある。対応して、(484+242)-tone RUが160MHz内の第2の80MHzに位置する場合、160MHz内の(996+484+242)-tone RUにも4個の組み合わせがある。従って、160MHz内の(996+484+242)-tone RUには8個の組み合わせがある。従って、B7~B0は、インデックス212~219のうちの1つを示して、1個の(996+484+242)-tone RUを示す必要がある。
リソースユニット指示方法では、リソースユニット割り当てサブフィールドの8ビットを使用して、160MHz内のすべてのRU/MRUを指示できることが分かる。そのため、必要なビット数が削減され、シグナリングオーバヘッドが削減される。
上記の実施形態では、各実施形態の説明には各々焦点がある。実施形態で詳細に説明されていない部分については、他の実施形態の関連説明を参照のこと。また、局に割り当てられたRU/MRUを示すために、異なる実施形態を組み合わせてもよい。例えば、リソースユニット指示方法210又はリソースユニット指示方法220では、リソースユニット指示方法110又はリソースユニット指示方法120の一部のMRUの割り当てに、リソースユニット指示と周波数帯域範囲指示に関する内容が適用できる。例えば、リソースユニット指示方法210で、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲が320MHz内の第1の80MHzである場合、リソースユニット指示で示されるMRUが320MHz内の第1の80MHz以外の第2の80MHz~第4の80MHzに対応する3*996-tone RUであることを示す記述を、リソースユニット指示方法110に適用する場合、表4に示すインデックス99~101をインデックス99に置き換えることができる。これにより、局はリソースユニット指示方法210の周波数帯域範囲指示の意味を参照して、割り当てられた3*996-tone RUの位置を決定することができる。
従って、表4、表6、表8、又は表9の各RU/MRUサイズ、対応するインデックスの配置順序、及びインデックス数は固定されておらず、対応する変更は上記の実施形態を参照して行うことができる。また、表3と表4は互いに独立しており、表5と表6は互いに独立している。上記のように、表4の一部のRU/MRUに対応する周波数帯域範囲指示の意味は、表3とは異なる場合がある。
本願で提供する上記の実施形態では、本願の実施形態で提供する方法を、アクセスポイントと局の観点から説明した。本願の上記の実施形態で提供する方法で機能を実装するために、アクセスポイントと局は各々ハードウェア構造及び/又はソフトウェアモジュールを含み、ハードウェア構造、ソフトウェアモジュール、又はハードウェア構造とソフトウェアモジュールの組み合わせを使用して上記の機能を実装することができる。上記の機能のうちの機能は、ハードウェア構造、ソフトウェアモジュール、又はハードウェア構造とソフトウェアモジュールの組み合わせの方法で実行することができる。
図20は、本願の実施形態による通信機器500の構造の概略図である。図20に示される通信機器500は、通信ユニット501と処理ユニット502とを含む。通信ユニット501は、送信ユニットと受信ユニットとを含んでよい。送信ユニットは送信機能を実装するように構成され、受信ユニットは受信機能を実装するように構成され、通信ユニット501は送信機能及び/又は受信機能を実装することができる。通信ユニットは、トランシーバユニットとして記述することもできる。
通信機器500は、局、局内の機器、アクセスポイント、又はアクセスポイント内の機器である。
実装では、通信機器500は、前述の方法の実施形態におけるリソースユニット指示方法110において局が行う関連する操作を行うことができ、通信機器500は、通信ユニット501と処理ユニット502を含むことができる。
通信ユニット501は、アクセスポイントからトリガフレームを受信するように構成される。
処理ユニット502は、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示に基づき、割り当てられたRU/MRUを決定するよう構成される。
代替として、通信機器500は、前述の方法の実施形態におけるリソースユニット指示方法110において、アクセスポイントが行う関連する操作を実行してもよい。処理ユニット502は、トリガフレームを決定するよう構成される。通信ユニット501は、トリガフレームを送信するように構成される。
この実装では、トリガフレームには、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドが含まれている。リソースユニット割り当てサブフィールドには、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示が含まれる。リソースユニット指示は、局に割り当てられたRU/MRUを示すために使用される。任意で、周波数帯域範囲指示は、リソースユニット指示により示されたRU/MRU内の最小のRUが位置する80MHzを示すために使用される。
通信機器500はMRUを局に割り当てるため、MRUをより柔軟に割り当てることができ、周波数帯域利用率の向上に役立つことが分かる。また、周波数帯域範囲指示で示される80MHzは、MRU内で最も小さいRUが位置する80MHzである。周波数帯域範囲指示が、MRUに関連する最も低い80MHzのみを示す方法と比較して、通信機器500は、各MRUを示すためにリソースユニット指示に必要なインデックスの数を減らすのに役立つ。
別の実装では、通信機器500は、前述の方法の実施形態におけるリソースユニット指示方法120において局が行う関連する操作を行うことができ、通信機器500は、通信ユニット501と処理ユニット502を含むことができる。
通信ユニット501は、アクセスポイントからトリガフレームを受信するように構成される。
処理ユニット502は、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示に基づき、割り当てられたRU/MRUを決定するよう構成される。
代替として、通信機器500は、前述の方法の実施形態におけるリソースユニット指示方法120において、アクセスポイントが行う関連する操作を実行してもよい。処理ユニット502は、トリガフレームを決定するよう構成される。通信ユニット501は、トリガフレームを送信するように構成される。
この実装では、トリガフレームには、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドが含まれている。リソースユニット割り当てサブフィールドには、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示が含まれる。リソースユニット指示は、局に割り当てられたRU/MRUを示すために使用される。任意で、周波数帯域範囲指示は、リソースユニット指示により示されたRU/MRU内の最小のRUが位置する40MHzを示すために使用される。
通信機器500はMRUを局に割り当てるため、MRUをより柔軟に割り当てることができ、周波数帯域利用率の向上に役立つことが分かる。また、周波数帯域範囲指示で示される40MHzは、MRU内で最も小さいRUが位置する40MHzである。周波数帯域範囲指示が、MRUに関連する最も低い80MHzのみを示す方法と比較して、通信機器500は、各MRUを示すためにリソースユニット指示に必要なインデックスの数を減らすのに役立つ。
更に別の実装では、通信機器500は、前述の方法の実施形態におけるリソースユニット指示方法210において局が行う関連する操作を行うことができ、通信機器500は、通信ユニット501と処理ユニット502を含むことができる。
通信ユニット501は、アクセスポイントからトリガフレームを受信するように構成される。
処理ユニット502は、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示に基づき、割り当てられたRU/MRUを決定するよう構成される。
代替として、通信機器500は、前述の方法の実施形態におけるリソースユニット指示方法210において、アクセスポイントが行う関連する操作を実行してもよい。処理ユニット502は、トリガフレームを決定するよう構成される。通信ユニット501は、トリガフレームを送信するように構成される。
本実装では、トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、リソースユニット指示は、局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、周波数帯域範囲指示は、帯域幅のうち、MRU以外のリソースユニットRUの一部又は全部が位置する周波数帯域範囲を示すために使用される。
通信機器500では、リソースユニット指示で示す必要があるMRUは、帯域幅より小さい周波数帯域範囲から決定されることが分かる。そのため、前記帯域幅に応じた周波数帯域範囲から、リソースユニット指示で示す必要があるMRUを決定する場合に比べ、リソースユニット指示で示す必要があるインデックスの数が少なくて済む。
更に別の実装では、通信機器500は、前述の方法の実施形態におけるリソースユニット指示方法220において局が行う関連する操作を行うことができ、又は通信機器500は、前述の方法の実施形態におけるリソースユニット指示方法220においてアクセスポイントが行う関連する操作を行うことができる。この実装のトリガフレームとリソースユニット指示方法210のトリガフレームの違いは、この実装では、局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すためにリソースユニット指示が使用され、周波数帯域範囲を示すために周波数帯域範囲指示が使用され、MRUには、帯域幅のうち、周波数帯域範囲指示によって示される周波数帯域範囲以外の周波数帯域範囲の残りのRUが含まれている点にある。
リソースユニット指示で示されるMRUは、帯域幅のうち、周波数帯域範囲指示で示される周波数帯域範囲以外の周波数帯域範囲の残りのRUの組み合わせであることが分かる。そのため、帯域幅に応じた周波数帯域範囲から、リソースユニット指示で示す必要があるMRUを決定する場合に比べ、通信機器500は、リソースユニット指示で示す必要があるインデックスの数を低減することに役立つ。
更に別の実装では、通信機器500は、前述の方法の実施形態におけるリソースユニット指示方法310において局が行う関連する操作を行うことができ、通信機器500は、通信ユニット501と処理ユニット502を含むことができる。
通信ユニット501は、アクセスポイントからトリガフレームを受信するように構成される。
処理ユニット502は、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示に基づき、割り当てられたRU/MRUを決定するよう構成される。
代替として、通信機器500は、前述の方法の実施形態におけるリソースユニット指示方法310において、アクセスポイントが行う関連する操作を実行してもよい。処理ユニット502は、トリガフレームを決定するよう構成される。通信ユニット501は、トリガフレームを送信するように構成される。
本実装では、トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、リソースユニット指示は、局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、周波数帯域範囲指示は、リソースユニット指示により示されたMRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される。
通信機器500では、リソースユニット指示が周波数帯域範囲内のRU/MRUを示すだけでよいため、このサイズのMRUを示すためにリソースユニット指示で示す必要があるインデックスの数が少なくなることが分かる。つまり、通信機器500では、周波数帯域範囲指示がより多くの情報を運ぶことができ、リソースユニット指示のロジックが可能な限り簡素化され、局の処理の複雑さを軽減するのに役立つ。
更に別の実装では、通信機器500は、前述の方法の実施形態におけるリソースユニット指示方法410において局が行う関連する操作を行うことができ、通信機器500は、通信ユニット501と処理ユニット502を含むことができる。
通信ユニット501は、アクセスポイントからトリガフレームを受信するように構成される。
トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、リソースユニット割り当てサブフィールドはNビットを占有し、Nビットによって示されるインデックスは、帯域幅内のマルチリソースユニットMRUの絶対位置を直接表し、Nは0より大きい。
処理ユニット502は、Nビットで示されるインデックスに直接対応するMRUを決定し、該MRUを、局に割り当てられたMRUとして使用するよう構成される。
代替として、通信機器500は、前述の方法の実施形態におけるリソースユニット指示方法410において、アクセスポイントが行う関連する操作を実行してもよい。処理ユニット502は、トリガフレームを決定するよう構成される。通信ユニット501は、トリガフレームを送信するように構成される。トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、リソースユニット割り当てサブフィールドはNビットを占有し、Nビットによって示されるインデックスは、帯域幅内のマルチリソースユニットMRUの絶対位置を直接表し、Nは0より大きい。
通信機器500では、リソースユニット割り当てサブフィールドで、特定の周波数帯域範囲を示すために特別に使用されるビットを区別せず、リソースユニット割り当てサブフィールドのNビットで示されるインデックスに基づいて、対応するMRUを直接検索できることが分かる。そのため、処理ロジックが大幅に簡略化され、局の処理の複雑さを軽減するのに役立つ。
更に、通信機器は、前述の方法の実施形態のうちのいずれか1つにおける関連する実装を行うことができる。詳細はここに説明されない。
図21は、本願の実施形態による通信機器600の構造の概略図である。通信機器600は、アクセスポイント、局、又は前述の方式を実装する際にアクセスポイントをサポートするチップ、チップシステム、プロセッサ等であってもよく、或いは、前述の方式を実装する際に局をサポートするチップ、チップシステム、プロセッサ等であってもよい。通信機器は、前述の方法の実施形態で説明した方法を実施するよう構成されてよい。詳細については、前述の方法の実施形態における説明を参照する。
通信機器600は、1つ以上のプロセッサ601を含んでよい。プロセッサ601は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、等であってよい。プロセッサ601は、通信機器(例えば、アクセスポイント、アクセスポイントチップ、局、又は局チップ)を制御し、ソフトウェアプログラムを実行し、及びソフトウェアプログラムのデータを処理するよう構成されてよい。
任意で、通信機器600は、1つ以上のメモリ602を含んでよい。メモリは命令604を格納し、命令は601、プロセッサ601上で実行されてよく、その結果、通信機器600は前述の方法の実施形態において説明した方法を実行可能にされる。任意的に、メモリ602はデータを更に格納してよい。プロセッサ601及びメモリ602は、別個に配置されてよく、又は一緒に統合されてよい。
任意的に、通信機器600は、トランシーバ605とアンテナ606を更に含んでよい。トランシーバ605は、トランシーバユニット、トランシーバ、トランシーバ回路、等と呼ばれてよく、トランシーバ機能を実装するよう構成される。トランシーバ605は、受信機及び送信機を含んでよい。受信機は、受信マシン、受信回路などと呼ばれることがあり、受信機能を実装するように構成されている。送信機は、送信マシン、送信回路などと呼ばれ、送信機能を実装するように構成されている。
実装では、通信機器600は、局、局内の機器などであってよい。
本実装では、通信機器600において、トランシーバ605は、図6のS113の操作を実行し、図15のS123の操作を実行し、図16のS213の操作を実行し、図17のS223の操作を実行し、図18のS313の操作を実行し、図19のS413の操作を実行するように構成されている。プロセッサ601は、図6のS114の操作を実行し、図15のS124の操作を実行し、図16のS214の操作を実行し、図17のS224の操作を実行し、図18のS314の操作を実行し、図19のS414の操作を実行するように構成されている。
別の実装では、通信機器600は、アクセスポイント、アクセスポイント内の機器、などであってよい。
本実装では、通信機器600において、トランシーバ605は、図6のS112の操作を実行し、図15のS122の操作を実行し、図16のS212の操作を実行し、図17のS222の操作を実行し、図18のS312の操作を実行し、図19のS412の操作を実行するように構成されている。プロセッサ601は、図6のS111の操作を実行し、図15のS121の操作を実行し、図16のS211の操作を実行し、図17のS221の操作を実行し、図18のS311の操作を実行し、図19のS411の操作を実行するように構成されている。
通信機器600はMRUを局に割り当てるため、MRUをより柔軟に割り当てることができ、周波数帯域利用率の向上に役立つことが分かる。また、本願の周波数帯域範囲指示はより多くの情報を運ぶため、各MRUを示すためにリソースユニット指示に必要なインデックスの数が減少する。代替として、通信機器600は、処理ロジックを簡略化するために、図19の関連する操作を行い、局の処理負担を軽減する。
この実装の関連内容については、前述の方法の実施形態の関連内容を参照のこと。詳細はここで再び記載されない。
別の可能な設計では、トランシーバは、トランシーバ回路、インタフェース、又はインタフェース回路であってよい。受信及び送信機能を実装するように構成されたトランシーバ回路、インタフェース、又はインタフェース回路は、分離されている場合もあれば、統合されている場合もある。トランシーバ回路、インタフェース、又はインタフェース回路は、コード又はデータを読み書きするように構成されている場合もある。代替として、トランシーバ回路、インタフェース、又はインタフェース回路は、信号を送信又は転送するように構成されている場合もある。
更に別の可能な設計では、任意で、プロセッサ601は命令603を格納してもよい。命令603がプロセッサ601上で実行されると、通信機器600は前述の方法の実施形態において説明した方法を実行可能にされてよい。命令603は、プロセッサ601に固定されてよい。この場合、プロセッサ601は、ハードウェアにより実装されてよい。
別の可能な設計では、通信機器600は、回路を含んでよい。回路は、前述の方法の実施形態において、送信、受信、又は通信機能を実装することができる。
本願で説明するプロセッサ及びトランシーバは、集積回路(integrated circuit, IC)、アナログIC、無線周波数集積回路RFIC、ハイブリッド信号IC、特定用途向け集積回路(application-specific integrated circuit, ASIC)、プリント回路基板(printed circuit board, PCB)、電子装置などに実装されていてもよい。
上記の実施形態の通信機器は、アクセスポイント又は局であってもよい。しかしながら、本願において説明されている通信機器の範囲はこれに限定されず、通信機器の構造は、図21によって制限されない場合がある。通信機器は、独立した装置又は関連する比較的大規模な装置の部分であってよい。例えば、通信機器は以下であってよい:
(1)独立した集積回路IC、チップ、又はチップシステム又はサブシステム、
(2)1つ以上のICを含むセット、任意で、ICセットはデータと命令を格納するように構成された記憶コンポーネントを更に含むことができる、
(3)ASIC、例えばモデム(Modem)、
(4)他の装置に組み込むことができるモジュール、
(5)受信機、インテリジェント端末、無線装置、ハンドセット、モバイルユニット、車載装置、クラウド装置、人工知能装置など、又は、
(6)その他、等。
通信機器がチップでもチップシステムでもよい場合は、図22に示したチップの構造の概略図を参照されたい。図22に示されるチップ700は、プロセッサ701とインタフェースが702とを含む。1つ以上のプロセッサ701があってもよく、複数のインタフェース702があってもよい。
チップが本願の実施形態における局の機能を実装するように構成されている場合、インタフェース702は、図6のS113の操作を実行し、図15のS123の操作を実行し、図16のS213の操作を実行し、図17のS223の操作を実行し、図18のS313の操作を実行し、図19のS413の操作を実行するように構成されている。プロセッサ701は、図6のS104の操作を実行し、図15のS124の操作を実行し、図16のS214の操作を実行し、図17のS224の操作を実行し、図18のS314の操作を実行し、図19のS414の操作を実行するように構成されている。
チップが本願の実施形態におけるアクセスポイントの機能を実装するように構成されている場合、インタフェース702は、図6のS112の操作を実行し、図15のS122の操作を実行し、図16のS212の操作を実行し、図17のS222の操作を実行し、図18のS312の操作を実行し、図19のS412の操作を実行するように構成されている。プロセッサ701は、図6のS111の操作を実行し、図15のS121の操作を実行し、図16のS211の操作を実行し、図17のS221の操作を実行し、図18のS311の操作を実行し、図19のS411の操作を実行するように構成されている。
チップがMRUを局に割り当てるため、MRUをより柔軟に割り当てることができ、周波数帯域利用率の向上に役立つことが分かる。また、本願の周波数帯域範囲指示はより多くの情報を運ぶため、各MRUを示すためにリソースユニット指示に必要なインデックスの数が減少する。代替として、チップは、処理ロジックを簡略化するために、図19の関連する操作を行い、局の処理負担を軽減する。
任意で、チップはプロセッサ701に結合されたメモリ703を更に含み、メモリ703は端末装置に必要なプログラム命令とデータを格納するように構成される。
この実装の関連内容については、前述の方法の実施形態の関連内容を参照のこと。詳細はここで再び記載されない。
当業者は、本願の実施形態に列挙されている様々な例示的論理ブロック(illustrative logical blocks)及びステップ(steps)が、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、又はそれらの組み合わせを使用して実装され得ることを更に理解できる。機能がハードウェア又はソフトウェアにより実装されるかは、特定の適用及びシステム全体の設計要件に依存する。当業者は、特定の適用毎に、記載の機能を実施するために種々の方法を使用してよいが、実装が本願の実施形態の範囲を超えると考えられるべきではない。
本願は、コンピュータ可読記憶媒体を更に提供する。コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラムを格納する。コンピュータ可読記憶媒体がコンピュータにより実行されると、前述の方法の実施形態のうちのいずれか1つにおける機能が実施される。
本願は、更に、コンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピュータプログラムプロダクトがコンピュータにより実行されると、前述の方法の実施形態のうちのいずれか1つにおける機能が実施される。
前述の実施形態の全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせを用いて実装されてよい。実施形態を実装するためにソフトウェアが使用されるとき、実施形態の全部又は一部は、コンピュータプログラムプロダクトの形式で実装されてよい。コンピュータプログラムプロダクトは、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータ命令は、コンピュータ上にロードされ実行されると、本願の実施形態による手順又は機能が全部又は部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は別のプログラマブル機器であってよい。コンピュータ命令は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてよく、又はコンピュータ可読記憶媒体から別のコンピュータ可読記憶媒体へ送信されてよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタから、別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタへ、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、又はデジタル加入者回線(digital subscriber line, DSL))又は無線(例えば、赤外線、無線、又はマイクロ波)方式で送信されてよい。コンピュータ可読記憶媒体は、データ記憶装置、例えば、コンピュータによりアクセス可能な任意の使用可能媒体、又は1つ以上の使用可能媒体を統合するサーバ若しくはデータセンタであってよい。使用可能媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、又は磁気テープ)、光媒体(例えば、高密度デジタルビデオディスク(digital video disc, DVD))、半導体媒体(例えば、固体ドライブ(solid -state drive, SSD))等であってよい。
当業者は、本願における「第1」や「第2」などの様々な数字は、単に説明を容易にするための区別のために使用されるものであって、本願の実施形態の範囲を限定するために使用されたり、順序を表すものではないことを理解できる。
本願の表に示されている対応は、構成することも、事前に定義することもできる。表の中の情報の値は単なる例であり、他の値を設定することもできる。これは、本願において限定されない。情報と各パラメータの対応を設定する場合、表に示すすべての対応を設定する必要はない。例えば、本願の表では、代替として、一部の行に示される対応を設定しないこともある。別の例として、前述の表に対して分割や結合などの適切な変形や調整を行うこともある。上記の表のタイトルに示されているパラメータの名称は、通信機器が理解できる別の名称であってもよく、パラメータの値や表現方法は、通信機器が理解できる他の値や表現方法であってもよい。上記の表の実装では、配列、キュー、コンテナ、スタック、リニアテーブル、ポインタ、リンクリスト、ツリー、グラフ、構造体、クラス、パイル、又はハッシュテーブルなどの別のデータ構造を使用してもよい。
本願の「事前定義」は、「定義」、「事前定義」、「格納」、「事前格納」、「事前交渉」、「事前設定」、「固定化」、又は「事前書き込み」と理解することができる。
当業者は、本明細書に開示された実施形態で記載された例と組み合わせて、ユニット及びアルゴリズムが電子ハードウェア又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせにより実装できることを認識し得る。機能がハードウェア又はソフトウェアにより実行されるかは、技術的ソリューションの特定の適用及び設計制約条件に依存する。当業者は、特定の適用毎に、記載の機能を実施するために異なる方法を使用してよいが、実装が本願の範囲を超えると考えられるべきではない。
当業者であれば、便利で簡単な説明のために、前述のシステム、機器、及びユニットの詳細な動作プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照することを明確に理解することができる。詳細はここで再び記載されない。
前述の説明は、単に本願の特定の実装であり、本願の保護範囲を限定することを意図しない。本願で開示された技術的範囲の範囲内にある、当業者により直ちに考案される任意の変形又は置換は、本願の保護範囲の中に包含されるべきである。従って、本願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うべきである。

割り当てられたRU/MRU上の局によって送信されるPPDUは、超高スループットのトリガに基づく物理層プロトコルデータユニット(Extremely High Throughput trigger based physical layer protocol data unit, EHT TB PPDU)である場合がある。PPDUの各フィールドの機能を表2に示す。ここでは例のみを示すことを理解すべきである。標準的な定式化又は実際の実装では、EHT PPDUは更に別のフィールドを含むことがある。
表2 PPDUの各フィールドの機能
本願は、第4の態様に従い、リソースユニット指示方法を更に提供する。この態様では、指示のために、ビットの第1部分とビットの第2部分を1つの部分に結合することができる。つまり、局に割り当てられたリソースユニットが示されると、リソースユニット割り当てサブフィールドのすべてのビットが指示のために使用され、周波数範囲を示すために使用されるビットの第1部分とリソースユニットを示すために使用されるビットの第2部分は区別されなくなる。例えば、局に対応するリソースユニット割り当てサブフィールドはNビットを占有し、Nビットで示されるインデックスは、帯域幅のうちのRU又はマルチリソースユニットMRUの絶対位置を直接表す。その後、局は、Nビットで示されるインデックスに基づいてテーブルをクエリすることによって、割り当てられたRU/MRUを学習できる。そのため、本願では、リソースユニット指示方法410は、「Nビットで示されるインデックスが、帯域幅のうちのRU又はマルチリソースユニットMRUの絶対位置を直接表す」例を使用して説明される。
周波数帯域範囲指示がMRUに関連する最低の80MHzのみを示す方法と比較して、リソースユニット指示方法110の周波数帯域範囲指示は、より多くの情報を運ぶことができ、言い換えれば、MRU内の最小のRUが位置する80MHzを運ぶことができる。例えば、周波数帯域範囲指示がMRUに関連する最低の80MHzのみを示す場合、リソースユニット指示は、図10に示す(996+484)-tone RUの4個の組み合わせを各々示す4つのインデックスを必要とする。周波数帯域範囲指示がMRU内の最小のRUが位置する80MHzを示すために使用される場合、リソースユニット指示は、表4に示すように、(996+484)-tone RUのすべての組み合わせを示すために2個のインデックスのみを必要とする。従って、リソースユニット指示方法110の周波数帯域範囲指示はより多くの情報を運ぶことができ、これはリソースユニット指示がMRUの様々な可能な位置を各々示すために、より少ない数のインデックスを使用するのに役立つ。
プライマリ/セカンダリ指示と絶対周波数指示との間の2ビット対応を示す表4(1)は、以下の通りである。
表4(1)
図3に示すように、80MHz内の106-tone RUには8個の位置があるため、320MHz内の106-tone RUには32個(すなわち、4*8)の位置がある。従って、B8~B0は、インデックス208~239のうちの1つを示して、1個の対応する106-tone RUを示す必要がある。
チップが本願の実施形態における局の機能を実装するように構成されている場合、インタフェース702は、図6のS113の操作を実行し、図15のS123の操作を実行し、図16のS213の操作を実行し、図17のS223の操作を実行し、図18のS313の操作を実行し、図19のS413の操作を実行するように構成されている。プロセッサ701は、図6のS114の操作を実行し、図15のS124の操作を実行し、図16のS214の操作を実行し、図17のS224の操作を実行し、図18のS314の操作を実行し、図19のS414の操作を実行するように構成されている。
任意で、チップはプロセッサ701に結合されたメモリ703を更に含み、メモリ703はチップに必要なプログラム命令とデータを格納するように構成される。

Claims (75)

  1. リソースユニット指示方法であって、前記方法は、
    局により、アクセスポイントからトリガフレームを受信するステップであって、前記トリガフレームは、前記局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、前記局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、前記MRU内の最小のリソースユニットRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される、ステップと、
    前記局により、前記周波数帯域範囲指示と前記リソースユニット指示に基づいて、前記割り当てられたMRUを決定するステップと、
    を含む方法。
  2. リソースユニット指示方法であって、前記方法は、
    アクセスポイントにより、トリガフレームを決定するステップであって、前記トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、対応する局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、前記リソースユニット指示により示された前記MRU内の最小リソースユニットRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される、ステップと、
    前記アクセスポイントにより、前記トリガフレームを送信するステップと、
    を含む方法。
  3. 前記周波数帯域範囲指示は、前記MRU内の前記最小リソースユニットRUが位置する40MHzを示すために使用される、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記周波数帯域範囲指示は、前記MRU内の前記最小リソースユニットRUが位置する80MHzを示すために使用される、請求項1又は2に記載の方法。
  5. 前記リソースユニット指示が示す前記MRUは、サイズが26サブキャリアの1個のリソースユニット(26-tone RU)とサイズが52サブキャリアの1個のリソースユニット(52-tone RU)を含み、前記周波数帯域範囲指示が示す前記周波数帯域範囲は、前記26-tone RUが位置する周波数帯域範囲であり、又は、
    前記リソースユニット指示が示す前記MRUは、サイズが106サブキャリアの1個のRU(106-tone RU)と1個の26-tone RUを含み、前記周波数帯域範囲指示が示す前記周波数帯域範囲は、前記26-tone RUが位置する周波数帯域範囲である、ステップと、又は、
    前記リソースユニット指示が示す前記MRUは、サイズが484サブキャリアの1個のリソースユニット(484-tone RU)とサイズが242サブキャリアの1個のリソースユニット(242-tone RU)を含み、前記周波数帯域範囲指示が示す前記周波数帯域範囲は、前記242-tone RUが位置する周波数帯域範囲である、又は、
    前記リソースユニット指示が示す前記MRUは、サイズが996サブキャリアの1個のリソースユニット(996-tone RU)と1個の484-tone RUを含み、前記周波数帯域範囲指示が示す前記周波数帯域範囲は、前記484-tone RUが位置する周波数帯域範囲である、又は、
    前記リソースユニット指示が示す前記MRUは、2個の996-tone RUと1個の484-tone RUを含み、前記周波数帯域範囲指示が示す前記周波数帯域範囲は、前記484-tone RUが位置する周波数帯域範囲である、又は、
    前記リソースユニット指示が示す前記MRUは、3個の996-tone RUを含み、前記周波数帯域範囲指示が示す前記周波数帯域範囲は、前記996-tone RUのうちの1つが位置する周波数帯域範囲である、又は、
    前記リソースユニット指示が示す前記MRUは、3個の996-tone RUと1個の484-tone RUを含み、前記周波数帯域範囲指示が示す前記周波数帯域範囲は、前記484-tone RUが位置する周波数帯域範囲である、又は、
    前記リソースユニット指示が示す前記MRUは、1個の996-tone RUと1個の484-tone RUと1個の242-tone RUを含み、前記周波数帯域範囲指示が示す前記周波数帯域範囲は、前記242-tone RUが位置する周波数帯域範囲である、請求項1~4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記方法は、
    局により、アクセスポイントからのトリガフレームを受信するステップであって、前記トリガフレームは、前記局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドはNビットを占有し、前記Nビットによって示されるインデックスは、帯域幅内のマルチリソースユニットMRUの絶対位置を表し、Nは0より大きい、ステップと、
    前記局により、前記Nビットによって示される前記インデックスに対応する前記局に割り当てられた前記MRUを決定するステップと、
    を含むリソースユニット指示方法。
  7. 前記方法は、
    アクセスポイントにより、トリガフレームを決定するステップであって、前記トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドはNビットを占有し、前記Nビットによって示されるインデックスは、リソースユニットRU又は帯域幅内のマルチリソースユニットMRUの絶対位置を表し、Nは0より大きい、ステップと、
    前記アクセスポイントにより、前記トリガフレームを送信するステップと、
    を含む方法。
  8. Nは9に等しい、請求項6又は7に記載の方法。
  9. 前記帯域幅内の前記MRUの、前記Nビットによって示される前記絶対位置が、以下:
    320MHz内のサイズが996サブキャリアである第1リソースユニット(996-tone RU)と第2の996-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の第3の996-tone RUと第4の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の第1の996-tone RUから第4の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の任意の20MHz周波数帯域範囲のサイズが52サブキャリアの第2リソースユニット(52-tone RU)とサイズが26サブキャリアの第2リソースユニット(26-tone RU)含むMRU、320MHz内の任意の20MHz周波数帯域範囲の第3の52-tone RUと第8の26-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の任意の20MHz周波数帯域範囲の第2の52-tone RUと第5の26-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の任意の20MHz周波数帯域範囲のサイズが106サブキャリアの第1リソースユニット(106-tone RU)と第5の26-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の任意の20MHz周波数帯域範囲の第2の106-tone RUと第5の26-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の任意の80MHz周波数帯域範囲で、サイズが242サブキャリアの第1又は第2リソースユニット(242-tone RU)とサイズが484サブキャリアの第2リソースユニット(484-tone RU)含むMRU、又は320MHz内の任意の80MHz周波数帯域範囲で、第3又は第4の242-tone RUと第1の484-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の任意の160MHz周波数帯域範囲で、第1又は第2の484-tone RUとサイズが996サブキャリアの第2リソースユニット(996-tone RU)を含むMRU、又は320MHz内の任意の160MHz周波数帯域範囲で、第3又は第4の484-tone RUと第2の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の最低の240MHzの第1又は第2の484-tone RU、第2の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最低の240MHzの第3又は第4の484-tone RU、第1の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の最低の240MHzの第5又は第6の484-tone RU、第1の996-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の最高の240MHzの第1又は第2の484-tone RU、第2の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最高の240MHzの第3又は第4の484-tone RU、第1の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の最高の240MHzの第5又は第6の484-tone RU、第1の996-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の3個の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の最低の160MHzの第1又は第2の242-tone RU、第2の484-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最低の160MHzの第3又は第4の242-tone RU、第1の484-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最低の160MHの第5又は第6の242-tone RU、第4の484-tone RU、及び第1の996-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の最低の160MHzの第7又は第8の242-tone RU、第3の484-tone RU、及び第1の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の最高の160MHzの第1又は第2の242-tone RU、第2の484-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最高の160MHzの第3又は第4の242-tone RU、第1の484-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最高の160MHzの第5又は第6の242-tone RU、第4の484-tone RU、及び第1の996-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の最高の160MHzの第7又は第8の242-tone RU、第3の484-tone RU、及び第1の996-tone RUを含むMRU、
    のうちの1つ以上を含む、請求項6又は7に記載の方法。
  10. アクセスポイントであって、
    トリガフレームを決定するよう構成される処理ユニットであって、前記トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、対応する局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、前記MRU内の最小リソースユニットRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される、処理ユニットと、
    前記トリガフレームを送信するよう構成される通信ユニットと、
    を含むアクセスポイント。
  11. 前記周波数帯域範囲指示は、前記MRU内の前記最小リソースユニットRUが位置する40MHzを示すために使用される、請求項10に記載のアクセスポイント。
  12. 前記周波数帯域範囲指示は、前記MRU内の前記最小リソースユニットRUが位置する80MHzを示すために使用される、請求項10に記載のアクセスポイント。
  13. 前記リソースユニット指示によって示される前記MRUは、サイズが26サブキャリアである1個のリソースユニット(26-tone RU)とサイズが52サブキャリアである1個のリソースユニット(52-tone RU)を含み、前記周波数帯域範囲指示によって示される前記周波数帯域範囲は、前記26-tone RUが位置する周波数帯域範囲であり、又は、
    前記リソースユニット指示によって示される前記MRUは、サイズが106サブキャリアである1個のRU(106-tone RU)と1個の26-tone RUを含み、前記周波数帯域範囲指示によって示される前記周波数帯域範囲は、前記26-tone RUが位置する周波数帯域範囲であり、又は、
    前記リソースユニット指示によって示される前記MRUは、サイズが484サブキャリアである1個のリソースユニット(484-tone RU)とサイズが242サブキャリアである1個のリソースユニット(242-tone RU)を含み、前記周波数帯域範囲指示によって示される前記周波数帯域範囲は、242-tone RUが位置する周波数帯域範囲であり、又は、
    前記リソースユニット指示によって示される前記MRUは、サイズが996サブキャリアである1個のリソースユニット(996-tone RU)と1個の484-tone RUを含み、前記周波数帯域範囲指示によって示される前記周波数帯域範囲は、前記484-tone RUが位置する周波数帯域範囲であり、又は、
    前記リソースユニット指示によって示される前記MRUは、2個の996-tone RUと1個の484-tone RUを含み、前記周波数帯域範囲指示によって示される前記周波数帯域範囲は、前記484-tone RUが配置されている周波数帯域範囲であり、又は、
    前記リソースユニット指示によって示される前記MRUは、3個の996-tone RUを含み、前記周波数帯域範囲指示により示される前記周波数帯域範囲は、前記996-tone RUのうちの1つが位置する周波数帯域範囲であり、又は、
    前記周波数帯域範囲指示によって示される前記周波数帯域範囲Uは、前記484-tone RUが位置する周波数帯域範囲であり、又は、
    前記リソースユニット指示によって示される前記MRUは、1個の996-tone RU、1個の484-tone RUで、及び1個の242-tone RUを含み、前記周波数帯域範囲指示によって示される前記周波数帯域範囲は、前記242-tone RUが位置する周波数帯域範囲である、
    請求項10~12のいずれか一項に記載のアクセスポイント。
  14. 局であって、前記方法は、
    アクセスポイントからトリガフレームを受信するよう構成される通信ユニットであって、前記トリガフレームは、前記局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、対応する局に割り当てられたマルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、前記MRU内の最小のリソースユニットRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される、通信ユニットと、
    前記周波数帯域範囲指示と前記リソースユニット指示に基づいて、前記割り当てられたMRUを決定するよう構成される処理ユニットと、
    を含む局。
  15. 前記周波数帯域範囲指示は、前記MRU内の前記最小リソースユニットRUが位置する40MHzを示すために使用される、請求項14に記載の局。
  16. 前記周波数帯域範囲指示は、前記MRU内の前記最小リソースユニットRUが位置する80MHzを示すために使用される、請求項14に記載の局。
  17. 前記リソースユニット指示によって示される前記MRUは、サイズが26サブキャリアである1個のリソースユニット(26-tone RU)とサイズが52サブキャリアである1個のリソースユニット(52-tone RU)を含み、前記周波数帯域範囲指示によって示される前記周波数帯域範囲は、前記26-tone RUが位置する周波数帯域範囲であり、又は、
    前記リソースユニット指示によって示される前記MRUは、サイズが106サブキャリアである1個のRU(106-tone RU)と1個の26-tone RUを含み、前記周波数帯域範囲指示によって示される前記周波数帯域範囲は、前記26-tone RUが位置する周波数帯域範囲であり、又は、
    前記リソースユニット指示によって示される前記MRUは、サイズが484サブキャリアである1個のリソースユニット(484-tone RU)とサイズが242サブキャリアである1個のリソースユニット(242-tone RU)を含み、前記周波数帯域範囲指示によって示される前記周波数帯域範囲は、242-tone RUが位置する周波数帯域範囲であり、又は、
    前記リソースユニット指示によって示される前記MRUは、サイズが996サブキャリアである1個のリソースユニット(996-tone RU)と1個の484-tone RUを含み、前記周波数帯域範囲指示によって示される前記周波数帯域範囲は、前記484-tone RUが位置する周波数帯域範囲であり、又は、
    前記リソースユニット指示によって示される前記MRUは、2個の996-tone RUと1個の484-tone RUを含み、前記周波数帯域範囲指示によって示される前記周波数帯域範囲は、前記484-tone RUが配置されている周波数帯域範囲であり、又は、
    前記リソースユニット指示によって示される前記MRUは、3個の996-tone RUを含み、前記周波数帯域範囲指示により示される前記周波数帯域範囲は、前記996-tone RUのうちの1つが位置する周波数帯域範囲であり、又は、
    前記周波数帯域範囲指示によって示される前記周波数帯域範囲Uは、前記484-tone RUが位置する周波数帯域範囲であり、又は、
    前記リソースユニット指示によって示される前記MRUは、1個の996-tone RU、1個の484-tone RUで、及び1個の242-tone RUを含み、前記周波数帯域範囲指示によって示される前記周波数帯域範囲は、前記242-tone RUが位置する周波数帯域範囲である、
    請求項14~16のいずれか1つに記載の局。
  18. アクセスポイントであって、
    トリガフレームを決定するよう構成される処理ユニットであって、前記トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドはNビットを占有し、前記Nビットによって示されるインデックスは、リソースユニットRU又は帯域幅内のマルチリソースユニットMRUの絶対位置を表し、Nは0より大きい、処理ユニットと、
    前記トリガフレームを送信するよう構成される通信ユニットと、
    を含むアクセスポイント。
  19. Nは9に等しい、請求項18に記載のアクセスポイント。
  20. 前記帯域幅内の前記MRUの、前記Nビットによって示される前記絶対位置が、以下:
    320MHz内のサイズが996サブキャリアである第1リソースユニット(996-tone RU)と第2の996-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の第3の996-tone RUと第4の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の第1の996-tone RUから第4の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の任意の20MHz周波数帯域範囲のサイズが52サブキャリアの第2リソースユニット(52-tone RU)とサイズが26サブキャリアの第2リソースユニット(26-tone RU)含むMRU、320MHz内の任意の20MHz周波数帯域範囲の第3の52-tone RUと第8の26-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の任意の20MHz周波数帯域範囲の第2の52-tone RUと第5の26-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の任意の20MHz周波数帯域範囲のサイズが106サブキャリアの第1リソースユニット(106-tone RU)と第5の26-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の任意の20MHz周波数帯域範囲の第2の106-tone RUと第5の26-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の任意の80MHz周波数帯域範囲で、サイズが242サブキャリアの第1又は第2リソースユニット(242-tone RU)とサイズが484サブキャリアの第2リソースユニット(484-tone RU)含むMRU、又は320MHz内の任意の80MHz周波数帯域範囲で、第3又は第4の242-tone RUと第1の484-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の任意の160MHz周波数帯域範囲で、第1又は第2の484-tone RUとサイズが996サブキャリアの第2リソースユニット(996-tone RU)を含むMRU、又は320MHz内の任意の160MHz周波数帯域範囲で、第3又は第4の484-tone RUと第2の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の最低の240MHzの第1又は第2の484-tone RU、第2の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最低の240MHzの第3又は第4の484-tone RU、第1の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の最低の240MHzの第5又は第6の484-tone RU、第1の996-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の最高の240MHzの第1又は第2の484-tone RU、第2の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最高の240MHzの第3又は第4の484-tone RU、第1の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の最高の240MHzの第5又は第6の484-tone RU、第1の996-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の3個の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の最低の160MHzの第1又は第2の242-tone RU、第2の484-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最低の160MHzの第3又は第4の242-tone RU、第1の484-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最低の160MHの第5又は第6の242-tone RU、第4の484-tone RU、及び第1の996-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の最低の160MHzの第7又は第8の242-tone RU、第3の484-tone RU、及び第1の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の最高の160MHzの第1又は第2の242-tone RU、第2の484-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最高の160MHzの第3又は第4の242-tone RU、第1の484-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最高の160MHzの第5又は第6の242-tone RU、第4の484-tone RU、及び第1の996-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の最高の160MHzの第7又は第8の242-tone RU、第3の484-tone RU、及び第1の996-tone RUを含むMRU、
    のうちの1つ以上を含む、請求項18又は19に記載のアクセスポイント。
  21. 局であって、
    アクセスポイントからのトリガフレームを受信するよう構成される通信ユニットであって、前記トリガフレームは、前記局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドはNビットを占有し、前記Nビットによって示されるインデックスは、帯域幅内のマルチリソースユニットMRUの絶対位置を表し、Nは0より大きい、通信ユニットと、
    前記Nビットによって示される前記インデックスに対応する前記局に割り当てられた前記MRUを決定するよう構成される処理ユニットと、
    を含む局。
  22. Nは9に等しい、請求項21に記載の局。
  23. 前記帯域幅内の前記MRUの、前記Nビットによって示される前記絶対位置が、以下:
    320MHz内のサイズが996サブキャリアである第1リソースユニット(996-tone RU)と第2の996-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の第3の996-tone RUと第4の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の第1の996-tone RUから第4の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の任意の20MHz周波数帯域範囲で、サイズが52サブキャリアの第2リソースユニット(52-tone RU)とサイズが26サブキャリアの第2リソースユニット(52-tone RU)を含むMRU、320MHz内の任意の20MHz周波数帯域範囲で、第3の52-tone RUと第8の26-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の任意の20MHz周波数帯域範囲で、第2の52-tone RUと第5の26-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の任意の20MHz周波数帯域範囲で、サイズが106サブキャリアの第1リソースユニット(106-tone RU)と第5の26-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の任意の20MHz周波数帯域で、第2の106-tone RUと第5の26-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の任意の80MHz周波数帯域範囲で、サイズが242サブキャリアの第1又は第2リソースユニット(242-tone RU)とサイズが484サブキャリアの第2リソースユニット(484-tone RU)を含むMRU、又は320MHz内の任意の80MHz周波数帯域範囲で、第3又は第4の242-tone RUと第1の484-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の任意の160MHz周波数帯域範囲で、第1又は第248-tone RUとサイズが996サブキャリアの第2リソースユニット(996-tone RU)を含むMRU、又は320MHz内の任意の160MHz周波数帯域で、第3又は第4の484-tone RUと第2の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の最低の240MHzの第1又は第2の484-tone RU、第2の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最低の240MHzの第3又は第4の484-tone RU、第1の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の最低の240MHzの第5又は第6の484-tone RU、第1の996-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の最高の240MHzの第1又は第2の484-tone RU、第2の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最高の240MHzの第3又は第4の484-tone RU、第1の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の最高の240MHzの第5又は第6の484-tone RU、第1の996-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の第1又は第2の484-tone RU、第2の996-tone RU、第3の996-tone RU、及び第4の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の第3又は第4の484-tone RU、第1の996-tone RU、第3の996-tone RU、及び第4の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の第5又は第6の484-tone RU、第1の996-tone RU、第2の996-tone RU、及び第4の996-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の第7又は第8の484-tone RU、第1の996-tone RU、第2の996-tone RU、及び第3の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の3個の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の最低の160MHzの第1又は第2の242-tone RU、第2の484-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最低の160MHzの第3又は第4の242-tone RU、第1の484-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最低の160MHzの第5又は第6の242-tone RU、第4の484-tone RU、及び第1の996-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の最低の160MHzの第7又は第8の242-tone RU、第3の484-tone RU、及び第1の996-tone RUを含むMRU、又は、
    320MHz内の最高の160MHzの第1又は第2の242-tone RU、第2の484-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最高の160MHzの第3又は第4の242-tone RU、第1の484-tone RU、及び第2の996-tone RUを含むMRU、320MHz内の最高の160MHzの第5又は第6の242-tone RU、第4の484-tone RU、及び第1の996-tone RUを含むMRU、又は320MHz内の最高の160MHzの第7又は第8の242-tone RU、第3の484-tone RU、及び第1の996-tone RUを含むMRU、
    の1つ以上を含む、請求項21又は22に記載の局。
  24. 前記周波数帯域範囲指示は、前記MRU内の前記最小リソースユニットRUが位置する160MHzを示すために使用される、請求項1又は2に記載の方法。
  25. 前記リソースユニット指示が示す前記MRUが(2*996+484)-tone RUである場合、前記周波数帯域範囲指示が示す80MHzが320MHz内の第1の80MHz又は第2の80MHzであるとき、前記(2*996+484)-tone RUが位置する240MHzが前記320MHz内の前記第1の80MHz~第3の80MHzに位置することを示し、又は、前記周波数帯域範囲指示が示す80MHzが320MHz内の第3の80MHz又は第4の80MHzであるとき、前記(2*996+484)-tone RUが位置する240MHzが前記320MHz内の第2の80MHz~第4の80MHzであることを示す、請求項4に記載の方法。
  26. 同じサイズのRU/MRUの昇順のインデックスが、昇順の前記RU/MRUの開始周波数に対応する、請求項1~5、請求項24又は25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 同じサイズのRU/MRUの昇順のインデックスが、前記RU/MRUが位置する帯域幅のパンクチャされたRUの昇順の開始周波数に対応する、請求項1~5、請求項24又は25のいずれか一項に記載の方法。
  28. リソースユニット指示方法であって、前記方法は、
    局により、アクセスポイントからトリガフレームを受信するステップであって、前記トリガフレームは、前記局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、前記局に割り当てられたリソースユニットRU/マルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、前記RU/MRU以外の一部又は全部のRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される、ステップと、
    前記局により、前記周波数帯域範囲指示と前記リソースユニット指示に基づいて、前記割り当てられたRU/MRUを決定するステップと、
    を含む方法。
  29. リソースユニット指示方法であって、前記方法は、
    アクセスポイントにより、トリガフレームを決定するステップであって、前記トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、前記局に割り当てられたリソースユニットRU/マルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、帯域幅の中の、前記リソースユニット指示により示された前記RU/MRU以外の一部又は全部のRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される、ステップと、
    前記アクセスポイントにより、前記トリガフレームを送信するステップと、
    を含む方法。
  30. 前記周波数帯域範囲指示が示す前記周波数帯域範囲は、前記帯域幅内の80MHzであり、前記リソースユニット指示が示す前記RU/MRUは、前記周波数帯域範囲指示が示す前記80MHz以外の周波数帯域範囲から決定される、請求項28又は29に記載の方法。
  31. 前記周波数帯域範囲指示が示す前記周波数帯域範囲が320MHz内の第1の80MHzである場合、前記リソースユニット指示が示す前記RU/MRUは、前記320MHz内の前記第1の80MHz以外の第2の80MHz~第4の80MHzから決定される、請求項30に記載の方法。
  32. 前記リソースユニット指示によって示される前記MRUが3*996-tone RUである場合、前記第2の80MHz~前記第4の80MHzに対応する3*996-tone RUが前記局に割り当てられる前記MRUである、請求項31に記載の方法。
  33. 前記周波数帯域範囲指示によって示される前記周波数帯域範囲が、前記リソースユニット指示によって示される前記RU/MRUに関連しない周波数帯域範囲である、請求項28~32のいずれか一項に記載の方法。
  34. 同じサイズのRU/MRUの昇順のインデックスが、昇順の前記RU/MRUの開始周波数に対応する、請求項28~33のいずれか一項に記載の方法。
  35. 同じサイズのRU/MRUの昇順のインデックスが、前記RU/MRUが位置する帯域幅のパンクチャされたRUの昇順の開始周波数に対応する、請求項28~33のいずれか一項に記載の方法。
  36. リソースユニット指示方法であって、前記方法は、
    局により、アクセスポイントからトリガフレームを受信するステップであって、
    前記トリガフレームは、前記局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、
    RU/MRUにより占有される周波数帯域範囲が80MHz以下であるとき、前記周波数帯域範囲指示により示される周波数帯域範囲の粒度は80MHz以下であり、又は、RU/MRUにより占有される周波数帯域範囲が80MHzより大きく160MHz以下であるとき、前記周波数帯域範囲指示により示される周波数帯域範囲の粒度は160MHz以下である、ステップと、
    前記局により、前記周波数帯域範囲指示と前記リソースユニット指示に基づいて、前記割り当てられたRU/MRUを決定するステップと、
    を含む方法。
  37. リソースユニット指示方法であって、前記方法は、
    アクセスポイントにより、トリガフレームを決定するステップであって、前記トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、RU/MRUにより占有される周波数帯域範囲が80MHz以下であるとき、前記周波数帯域範囲指示により示される周波数帯域範囲の粒度は80MHzであり、又は、RU/MRUにより占有される周波数帯域範囲が80MHzより大きく160MHz以下であるとき、前記周波数帯域範囲指示により示される周波数帯域範囲の粒度は160MHzである、ステップと、
    前記アクセスポイントにより、前記トリガフレームを送信するステップと、
    を含む方法。
  38. 前記周波数帯域範囲指示が2ビットB0及びB1を含み、
    前記周波数帯域範囲指示が示す前記周波数帯域範囲の前記粒度が160MHzの場合、B0の0又は1は最高の160MHz又は最低の160MHzを示し、B1は予約されている、請求項36又は37に記載の方法。
  39. 同じサイズのRU/MRUの昇順のインデックスが、昇順の前記RU/MRUの開始周波数に対応する、請求項36~38のいずれか一項に記載の方法。
  40. 同じサイズのRU/MRUの昇順のインデックスが、前記RU/MRUが位置する帯域幅のパンクチャされたRUの昇順の開始周波数に対応する、請求項36~38のいずれか一項に記載の方法。
  41. 前記周波数帯域範囲指示は、前記MRU内の前記最小リソースユニットRUが位置する160MHzを示すために使用される、請求項10に記載のアクセスポイント。
  42. 前記リソースユニット指示が示す前記MRUが(2*996+484)-tone RUである場合、前記周波数帯域範囲指示が示す前記80MHzが320MHz内の第1の80MHz又は第2の80MHzであるとき、前記(2*996+484)-tone RUが位置する240MHzが前記320MHz内の前記第1の80MHz~第3の80MHzに位置することを示し、又は、前記周波数帯域範囲指示が示す前記80MHzが320MHz内の第3の80MHz又は第4の80MHzであるとき、前記(2*996+484)-tone RUが位置する240MHzが前記320MHz内の第2の80MHz~前記第4の80MHzであることを示す、請求項12に記載のアクセスポイント。
  43. 同じサイズのRU/MRUの昇順のインデックスが、昇順の前記RU/MRUの開始周波数に対応する、請求項10~13、請求項41又は42のいずれか一項に記載のアクセスポイント。
  44. 同じサイズのRU/MRUの昇順のインデックスが、前記RU/MRUが位置する帯域幅のパンクチャされたRUの昇順の開始周波数に対応する、請求項10~13、請求項41又は42のいずれか一項に記載のアクセスポイント。
  45. 前記周波数帯域範囲指示は、前記MRU内の前記最小リソースユニットRUが位置する160MHzを示すために使用される、請求項14に記載の局。
  46. 前記リソースユニット指示で示される前記MRUが(2*996+484)-tone RUである場合、前記周波数帯域範囲指示で示される前記80MHzが320MHz内の第1の80MHz又は第2の80MHzであるとき、前記(2*996+484)-tone RUが位置する240MHzが前記320MHz内の前記第1の80MHzから第3の80MHzであることを示し、又は、前記周波数帯域範囲指示で示される前記80MHzが320MHz内の第3の80MHz又は第4の80MHzであるとき、前記(2*996+484)-tone RUが位置する240MHzが前記320MHz内の第2の80MHz~第4の80MHzであることを示す、請求項16に記載の局。
  47. 同じサイズのRU/MRUの昇順のインデックスが、昇順の前記RU/MRUの開始周波数に対応する、請求項14~17、請求項45又は46のいずれか一項に記載の局。
  48. 同じサイズのRU/MRUの昇順のインデックスが、前記RU/MRUが位置する帯域幅のパンクチャされたRUの昇順の開始周波数に対応する、請求項14~17、請求項45又は46のいずれか一項に記載の局。
  49. 局であって、
    アクセスポイントからトリガフレームを受信するよう構成される通信ユニットであって、前記トリガフレームは、前記局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、前記局に割り当てられたリソースユニットRU/マルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、前記RU/MRU以外の一部又は全部のRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される、通信ユニットと、
    前記周波数帯域範囲指示と前記リソースユニット指示に基づいて、前記割り当てられたRU/MRUを決定するよう更新される処理ユニットと、
    を含む局。
  50. 前記周波数帯域範囲指示が示す前記周波数帯域範囲は、前記帯域幅内の80MHzであり、前記リソースユニット指示が示す前記RU/MRUは、前記周波数帯域範囲指示が示す前記80MHz以外の周波数帯域範囲から決定される、請求項49に記載の局。
  51. 前記周波数帯域範囲指示が示す前記周波数帯域範囲が320MHz内の第1の80MHzである場合、前記リソースユニット指示が示す前記RU/MRUは、前記320MHz内の前記第1の80MHz以外の第2の80MHz~第4の80MHzから決定される、請求項50に記載の局。
  52. 前記リソースユニット指示で示される前記MRUが3*996-tone RUの場合、前記第2の80MHzから前記第4の80MHzに対応する3*996-tone RUが前記局に割り当てられた前記MRUである、請求項51に記載の局。
  53. 前記周波数帯域範囲指示によって示される前記周波数帯域範囲が、前記リソースユニット指示によって示される前記RU/MRUに関連しない周波数帯域範囲である、請求項49~52のいずれか一項に記載の局。
  54. 同じサイズのRU/MRUの昇順のインデックスが、昇順の前記RU/MRUの開始周波数に対応する、請求項49~53のいずれか一項に記載の局。
  55. 同じサイズのRU/MRUの昇順のインデックスが、前記RU/MRUが位置する帯域幅のパンクチャされたRUの昇順の開始周波数に対応する、請求項49~53のいずれか一項に記載の局。
  56. アクセスポイントであって、
    トリガフレームを決定するよう構成される処理ユニットであって、前記トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、前記リソースユニット指示は、前記局に割り当てられたリソースユニットRU/マルチリソースユニットMRUを示すために使用され、前記周波数帯域範囲指示は、帯域幅の中の、前記リソースユニット指示により示された前記RU/MRU以外の一部又は全部のRUが位置する周波数帯域範囲を示すために使用される、処理ユニットと、
    前記トリガフレームを送信するよう構成される通信ユニットと、
    を含むアクセスポイント。
  57. 前記周波数帯域範囲指示が示す前記周波数帯域範囲は、前記帯域幅内の80MHzであり、前記リソースユニット指示が示す前記RU/MRUは、前記周波数帯域範囲指示が示す前記80MHz以外の周波数帯域範囲から決定される、請求項56に記載のアクセスポイント。
  58. 前記周波数帯域範囲指示が示す前記周波数帯域範囲が320MHz内の第1の80MHzである場合、前記リソースユニット指示が示す前記RU/MRUは、前記320MHz内の前記第1の80MHz以外の第2の80MHz~第4の80MHzから決定される、請求項57に記載のアクセスポイント。
  59. 前記リソースユニット指示で示される前記MRUが3*996-tone RUの場合、前記第2の80MHzから前記第4の80MHzに対応する3*996-tone RUが前記局に割り当てられた前記MRUである、請求項58に記載のアクセスポイント。
  60. 前記周波数帯域範囲指示によって示される前記周波数帯域範囲が、前記リソースユニット指示によって示される前記RU/MRUに関連しない周波数帯域範囲である、請求項56~59のいずれか一項に記載のアクセスポイント。
  61. 同じサイズのRU/MRUの昇順のインデックスが、昇順の前記RU/MRUの開始周波数に対応する、請求項56~60のいずれか一項に記載のアクセスポイント。
  62. 同じサイズのRU/MRUの昇順のインデックスが、前記RU/MRUが位置する帯域幅のパンクチャされたRUの昇順の開始周波数に対応する、請求項56~60のいずれか一項に記載のアクセスポイント。
  63. 局であって、
    アクセスポイントからトリガフレームを受信するよう構成される通信ユニットであって、
    前記トリガフレームは、前記局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、
    RU/MRUにより占有される周波数帯域範囲が80MHz以下であるとき、前記周波数帯域範囲指示により示される周波数帯域範囲の粒度は80MHz以下であり、又は、RU/MRUにより占有される周波数帯域範囲が80MHzより大きく160MHz以下であるとき、前記周波数帯域範囲指示により示される周波数帯域範囲の粒度は160MHz以下である、通信ユニットと、
    前記周波数帯域範囲指示と前記リソースユニット指示に基づいて、前記割り当てられたRU/MRUを決定するよう構成される処理ユニットと、
    を含む局。
  64. 前記周波数帯域範囲指示が2ビットB0及びB1を含み、
    前記周波数帯域範囲指示が示す前記周波数帯域範囲の前記粒度が160MHzの場合、B0の0又は1は最高の160MHz又は最低の160MHzを示し、B1は予約されている、請求項63に記載の局。
  65. 同じサイズのRU/MRUの昇順のインデックスが、昇順の前記RU/MRUの開始周波数に対応する、請求項63又は64に記載の局。
  66. 同じサイズのRU/MRUの昇順のインデックスが、前記RU/MRUが位置する帯域幅のパンクチャされたRUの昇順の開始周波数に対応する、請求項63又は64に記載の局。
  67. アクセスポイントであって、
    トリガフレームを決定するよう構成される処理ユニットであって、前記トリガフレームは、局にリソースを割り当てることを示すために使用されるリソースユニット割り当てサブフィールドを含み、前記リソースユニット割り当てサブフィールドは、周波数帯域範囲指示とリソースユニット指示を含み、RU/MRUにより占有される周波数帯域範囲が80MHz以下であるとき、前記周波数帯域範囲指示により示される周波数帯域範囲の粒度は80MHzであり、又は、RU/MRUにより占有される周波数帯域範囲が80MHzより大きく160MHz以下であるとき、前記周波数帯域範囲指示により示される周波数帯域範囲の粒度は160MHzである、処理ユニットと、
    前記トリガフレームを送信するよう構成される通信ユニットと、
    を含むアクセスポイント。
  68. 前記周波数帯域範囲指示が2ビットB0及びB1を含み、
    前記周波数帯域範囲指示が示す前記周波数帯域範囲の前記粒度が160MHzの場合、B0の0又は1は最高の160MHz又は最低の160MHzを示し、B1は予約されている、請求項67に記載のアクセスポイント。
  69. 同じサイズのRU/MRUの昇順のインデックスが、昇順の前記RU/MRUの開始周波数に対応する、請求項67又は68に記載のアクセスポイント。
  70. 同じサイズのRU/MRUの昇順のインデックスが、前記RU/MRUが位置する帯域幅のパンクチャされたRUの昇順の開始周波数に対応する、請求項67~69のいずれか一項に記載のアクセスポイント。
  71. コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体は命令を格納するよう構成され、前記命令が実行されると、請求項1、請求項3~5のいずれか一項、又は請求項24~27のいずれか一項に記載の方法が実施される、請求項6、8、又は9に記載の方法が実施される、請求項28又は請求項30~35のいずれか一項に記載の方法が実施される、又は請求項36又は請求項38~40のいずれか一項に記載の方法が実施される、コンピュータ可読記憶媒体。
  72. コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読記憶媒体は命令を格納するよう構成され、前記命令が実行されると、請求項2~5のいずれか一項又は請求項24~27のいずれか一項に記載の方法が実施される、請求項7~9のいずれか一項に記載の方法が実施される、請求項29~35のいずれか一項に記載の方法が実施される、又は請求項37~40のいずれか一項に記載の方法が実施される、コンピュータ可読記憶媒体。
  73. チップであって、少なくとも1つのプロセッサとインタフェースを含み、前記インタフェースがコンピュータプログラムを取得するように構成され、前記プロセッサが、コンピュータプログラムを呼び出して、請求項1、請求項3~5のいずれか一項、又は請求項24~27のいずれか一項に記載の方法、請求項6、8、又は9に記載の方法、請求項28又は請求項30~35のいずれか一項に記載の方法、請求項36又は請求項38~40のいずれか一項に記載の方法、又は請求項6、8、又は9に記載の方法を実行する、又は、請求項2~5のいずれか一項に記載の方法、請求項24~27のいずれか一項に記載の方法、請求項7~9のいずれか一項に記載の方法、請求項29~35のいずれか一項に記載の方法、又は請求項37~40のいずれか一項に記載の方法を実行するよう構成されている、チップ。
  74. 通信機器であって、プロセッサとメモリを含み、
    前記メモリは、命令又はコンピュータプログラムを格納するよう構成され、前記プロセッサは、前記メモリに格納された前記命令又は前記コンピュータプログラムを実行するよう構成され、その結果、前記通信機器が請求項1、請求項3~5のいずれか一項、又は請求項24~27のいずれか一項に記載の方法、請求項6、8又は9に記載の方法、請求項28又は請求項30~35のいずれか一項に記載の方法、又は請求項36又は請求項38~40のいずれか一項に記載の方法を実行する、通信機器。
  75. 通信機器であって、プロセッサとメモリを含み、
    前記メモリは、命令又はコンピュータプログラムを格納するよう構成され、前記プロセッサは、前記メモリに格納された前記命令又はコンピュータプログラムを実行するよう構成され、その結果、前記通信機器は、請求項2~5のいずれか一項又は請求項24~27のいずれか一項に記載の方法、請求項7~9のいずれか一項に記載の方法、請求項29~35のいずれか一項に記載の方法、請求項37~40のいずれか一項に記載の方法を実行する、通信機器。
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