JP2023538940A - ビーム障害回復のための通信の方法、デバイス、およびコンピュータ可読媒体 - Google Patents

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Abstract

本開示の実施形態は、BFRのための通信の方法、デバイス、およびコンピュータ可読記憶媒体に関する。第1のデバイスにおいて実施される方法は、第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害を検出することと、ビーム障害がサービングセルについて検出されたという判定に従って、サービングセル向けのビーム障害回復用の手順をトリガすることと、ビーム障害回復に関係する情報がサービングセルに利用可能であるかどうかを判定することと、情報が利用可能でないという判定に従って、ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能でないという第2の指示を第2のデバイスに送信することとを含む。このようにして、障害が起きたサービングセルについての完全なBFR情報を最終的に取得することができ、より信頼性が高く、より高速なBFRを実現することができる。

Description

本開示の実施形態は、一般に、電気通信の分野に関し、詳細には、ビーム障害回復(BFR:beam failure recovery)のための通信の方法、デバイス、およびコンピュータ可読媒体に関する。
新無線(NR)技術では、ネットワークデバイスは、端末デバイスに複数のサービングセルを提供することができ、端末デバイスは、サービングセルごとにBFR手順を実行することができる。端末デバイス側のBFR手順は、通常、以下の動作、すなわち、ビーム障害検出(BFD:beam failure detection)、候補ビームの検索、ネットワークデバイスへのBFR要求の送信、およびネットワークデバイスからのBRF要求に対する応答の監視を含む。
一般に、端末デバイスは、ビーム障害が検出されたサービングセル向けの候補ビームを検索するのに数十ミリ秒かかる。現在のBFR手順では、サービングセル上でビーム障害が検出されると、端末デバイスは、BFR媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)をネットワークデバイスに送信して、ビーム障害および候補ビームの可用性、ならびにもしあれば、利用可能な候補ビームを示す。端末デバイスがこの時点で候補ビームの検索を完了していなかった場合、端末デバイスは、候補が見つからないことを示す必要があるはずである。この場合、ネットワークデバイスは、それを候補が見つからないと見なして、サービングセルを誤って非アクティブ化することがある。
一般に、本開示の例示的な実施形態は、BFRのための解決策を提供する。
第1の態様では、第1のデバイスが提供される。第1のデバイスは、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備え、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサを用いて、第1のデバイスにおいて、第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害を検出することと、ビーム障害がサービングセルについて検出されたという判定に従って、サービングセル向けのビーム障害回復用の手順をトリガすることと、ビーム障害回復に関係する情報がサービングセルに利用可能であるかどうかを判定することと、情報が利用可能でないという判定に従って、ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能でないという第2の指示を第2のデバイスに送信することとを第1のデバイスに行わせるように構成される。
第2の態様では、第1のデバイスが提供される。第1のデバイスは、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備え、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサを用いて、第1のデバイスにおいて、第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害を検出することと、ビーム障害がサービングセルについて検出されたという判定に従って、サービングセル向けのビーム障害回復に関係する情報が利用可能であるかどうかを判定することと、情報が利用可能であるという判定に従って、サービングセル向けのビーム障害回復用の手順をトリガすることと、ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能であるかどうかに関する第2の指示を第2のデバイスに送信することとを第1のデバイスに行わせるように構成される。
第3の態様では、第2のデバイスが提供される。第2のデバイスは、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備え、少なくとも1つのメモリおよびコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサを用いて、第2のデバイスにおいて、第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能でないという第2の指示を受信することであって、第1および第2の指示が、サービングセル向けのビーム障害回復に関係する情報が利用可能でないという判定に従って第1のデバイスによって送信される、受信すること、または、第2のデバイスにおいて、ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能であるかどうかに関する第2の指示を受信することであって、第1および第2の指示が、サービングセル向けのビーム障害回復に関係する情報が利用可能であるという判定に従って第1のデバイスによって送信される、受信することのうちの少なくとも1つを実行することと、第1および第2の指示に基づいて、ビーム管理を実行することとを第2のデバイスに行わせるように構成される。
第4の態様では、通信方法が提供される。方法は、第1のデバイスにおいて、第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害を検出することと、ビーム障害がサービングセルについて検出されたという判定に従って、サービングセル向けのビーム障害回復用の手順をトリガすることと、ビーム障害回復に関係する情報がサービングセルに利用可能であるかどうかを判定することと、情報が利用可能でないという判定に従って、ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能でないという第2の指示を第2のデバイスに送信することとを含む。
第5の態様では、通信方法が提供される。方法は、第1のデバイスにおいて、第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害を検出することと、ビーム障害がサービングセルについて検出されたという判定に従って、サービングセル向けのビーム障害回復に関係する情報が利用可能であるかどうかを判定することと、情報が利用可能であるという判定に従って、サービングセル向けのビーム障害回復用の手順をトリガすることと、ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能であるかどうかに関する第2の指示を第2のデバイスに送信することとを含む。
第6の態様では、通信方法が提供される。方法は、第2のデバイスにおいて、第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能でないという第2の指示を受信することであって、第1および第2の指示が、サービングセル向けのビーム障害回復に関係する情報が利用可能でないという判定に従って第1のデバイスによって送信される、受信すること、または、第2のデバイスにおいて、ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能であるかどうかに関する第2の指示を受信することであって、第1および第2の指示が、サービングセル向けのビーム障害回復に関係する情報が利用可能であるという判定に従って第1のデバイスによって送信される、受信することのうちの少なくとも1つを実行することと、第1および第2の指示に基づいて、ビーム管理を実行することとを含む。
第7の態様では、通信装置が提供される。装置は、第1のデバイスにおいて、第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害を検出するための手段と、ビーム障害がサービングセルについて検出されたという判定に従って、サービングセル向けのビーム障害回復用の手順をトリガするための手段と、ビーム障害回復に関係する情報がサービングセルに利用可能であるかどうかを判定するための手段と、情報が利用可能でないという判定に従って、ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能でないという第2の指示を第2のデバイスに送信するための手段とを備える。
第8の態様では、通信装置が提供される。装置は、第1のデバイスにおいて、第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害を検出するための手段と、ビーム障害がサービングセルについて検出されたという判定に従って、サービングセル向けのビーム障害回復に関係する情報が利用可能であるかどうかを判定するための手段と、情報が利用可能であるという判定に従って、サービングセル向けのビーム障害回復用の手順をトリガするための手段と、ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能であるかどうかに関する第2の指示を第2のデバイスに送信するための手段とを備える。
第9の態様では、通信装置が提供される。装置は、第2のデバイスにおいて、第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能でないという第2の指示を受信することであって、第1および第2の指示が、サービングセル向けのビーム障害回復に関係する情報が利用可能でないという判定に従って第1のデバイスによって送信される、受信すること、または、第2のデバイスにおいて、ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能であるかどうかに関する第2の指示を受信することであって、第1および第2の指示が、サービングセル向けのビーム障害回復に関係する情報が利用可能であるという判定に従って第1のデバイスによって送信される、受信することのうちの少なくとも1つを実行するための手段と、第1および第2の指示に基づいて、ビーム管理を実行するための手段とを備える。
第10の態様では、非一時的コンピュータ可読媒体が提供される。非一時的コンピュータ可読媒体は、第4の態様による方法を装置に実行させるためのプログラム命令を含む。
第11の態様では、非一時的コンピュータ可読媒体が提供される。非一時的コンピュータ可読媒体は、第5の態様による方法を装置に実行させるためのプログラム命令を含む。
第12の態様では、非一時的コンピュータ可読媒体が提供される。非一時的コンピュータ可読媒体は、第6の態様による方法を装置に実行させるためのプログラム命令を含む。
概要セクションは、本開示の実施形態の重要または基本的な特徴を識別するものではなく、本開示の範囲を限定するために使用されるものでもないことが理解されるべきである。本開示の他の特徴は、以下の説明を通して容易に理解できるようになる。
次に、添付の図面を参照して、いくつかの例示的な実施形態が記載される。
本開示の例示的な実施形態が実装され得る例示的な通信ネットワークを示す図である。 本開示のいくつかの実施形態による、BFR手順中の通信プロセスを示すフローチャートである。 本開示のいくつかの実施形態による、BFR MAC CEの図である。 本開示のいくつかの実施形態による、別のBFR MAC CEの図である。 本開示のいくつかの実施形態による、BFR手順中の別の通信プロセスを示すフローチャートである。 本開示の例示的な実施形態による、第1のデバイスにおいて実施される通信方法のフローチャートである。 本開示の例示的な実施形態による、第1のデバイスにおいて実施される別の通信方法のフローチャートである。 本開示の例示的な実施形態による、第2のデバイスにおいて実施される通信方法のフローチャートである。 本開示の例示的な実施形態を実装するのに適した装置の簡略ブロック図である。 本開示の例示的な実施形態による、例示的なコンピュータ可読媒体のブロック図である。
図面全体を通して、同じまたは同様の参照符号は、同じまたは同様の要素を表す。
次に、いくつかの例示的な実施形態を参照して、本開示の原理が記載される。これらの実施形態は、例示目的のみで記載され、本開示の範囲に関するいかなる制限も示唆することなく、当業者が本開示を理解し実装することに役立つことが理解されるべきである。本明細書に記載された開示は、以下に記載される方式以外の様々な方式で実装することができる。
以下の説明および特許請求の範囲では、別段に規定されていない限り、本明細書で使用されるすべての技術用語および科学用語は、本開示が属する技術の当業者によって通常理解されるものと同じ意味を有する。
本開示における「一実施形態」、「実施形態」、「例示的な実施形態」などに対する参照は、記載された実施形態が特定の特徴、構造、または特性を含む場合があるが、あらゆる実施形態が特定の特徴、構造、または特性を含むことは必要でないことを示す。その上、そのような語句は同じ実施形態を必ずしも指していない。さらに、ある実施形態に関連して特定の特徴、構造、または特性が記載されるとき、明示的に記載されているかいないかにかかわらず、他の実施形態に関連するそのような特徴、構造、または特性に影響を及ぼすことが当業者の知識の範囲内であることが提示される。
様々な要素を記載するために本明細書で「第1の」および「第2の」などの用語が使用される場合があるが、これらの要素はこれらの用語によって限定されるべきではないことが理解されるべきである。これらの用語は、ある要素を別の要素から区別するために使用されるにすぎない。例えば、例示的な実施形態の範囲から逸脱することなく、第1の要素は第2の要素と呼ぶことができ、同様に、第2の要素は第1の要素と呼ぶことができる。本明細書で使用される「および/または」という用語は、1つまたは複数の列挙された項目のありとあらゆる組み合わせを含む。
本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を記載するためにすぎず、例示的な実施形態を限定するものではない。本明細書で使用される単数形「a」、「an」、および「the」は、特に文脈が明確に示さない限り、複数形も含むものである。「備える」、「備えている」、「有する」、「有している」、「含む」、および/または「含んでいる」という用語は、本明細書で使用されるとき、記載された特徴、要素、および/または構成要素などの存在を明示し、1つまたは複数の他の特徴、要素、構成要素、および/またはそれらの組合せの存在または追加を排除しないことがさらに理解されよう。
本出願で使用される「回路」という用語は、以下の
(a)(アナログ回路および/またはデジタル回路のみの実装形態などの)ハードウェアのみの回路実装形態と、
(b)(適用できる場合)
(i)アナログおよび/またはデジタルのハードウェア回路のソフトウェア/ファームウェアとの組合せ、ならびに
(ii)(携帯電話またはサーバなどの装置に様々な機能を実行させるために一緒に動作するデジタル信号プロセッサ、ソフトウェア、およびメモリを含む)ソフトウェアを有するハードウェアプロセッサの任意の部分
などのハードウェア回路とソフトウェアの組合せと、
(c)動作用のソフトウェア(例えば、ファームウェア)を必要とするが、動作に必要とされないときソフトウェアは存在しなくてもよい、ハードウェア回路、ならびに/または、マイクロプロセッサもしくはマイクロプロセッサの一部分などのプロセッサと
のうちの1つもしくは複数またはすべてを指すことができる。
この回路の定義は、任意の請求項を含む本出願内のこの用語のすべての使用に適用される。さらなる例として、本出願で使用される回路という用語はまた、単なるハードウェア回路またはプロセッサ(もしくは複数のプロセッサ)あるいはハードウェア回路またはプロセッサの一部分ならびにその(またはそれらの)付随するソフトウェアおよび/またはファームウェアの実装形態をカバーする。回路という用語はまた、例えば、かつ特定の請求要素に適用できる場合、モバイルデバイス用のベースバンド集積回路もしくはプロセッサ集積回路またはサーバ内の同様の集積回路、セルラーネットワークデバイス、あるいは他のコンピューティングデバイスまたはネットワークデバイスをカバーする。
本明細書で使用される「通信ネットワーク」という用語は、第5世代(5G)システム、ロングタームエボリューション(LTE)、LTEアドバンスト(LTE-A)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、高速パケットアクセス(HSPA)、狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)などの、任意の適切な通信規格に従うネットワークを指す。さらに、通信ネットワークにおける端末デバイスとネットワークデバイスとの間の通信は、限定はしないが、第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)、4.5G、第5世代(5G)新無線(NR)の通信プロトコル、および/または現在知られているか、もしくは将来開発される任意の他のプロトコルを含む、任意の適切な世代の通信プロトコルに従って実行されてもよい。本開示の実施形態は、様々な通信システムにおいて適用されてもよい。通信の急速な発展を考えると、当然ながら、本開示が具現化され得る将来のタイプの通信技術および通信システムも存在する。本開示の範囲を前述のシステムのみに限定するものと見られるべきではない。
本明細書で使用される「ネットワークデバイス」という用語は、それを介して端末デバイスがネットワークにアクセスし、そこからサービスを受ける、通信ネットワーク内のノードを指す。ネットワークデバイスは、適用される述語および技術に応じて、基地局(BS)またはアクセスポイント(AP)、例えば、ノードB(NodeBまたはNB)、発展型ノードB(eNodeBまたはeNB)、(gNBとも呼ばれる)NR NB、リモート無線ユニット(RRU)、無線ヘッダ(RH)、リモート無線ヘッド(RRH)、リレー、フェムト、ピコなどの低電力ノードなどを指してもよい。RAN分割アーキテクチャは、複数のgNB-DU(RLC、MAC、およびPHYをホストする分散ユニット)を制御するgNB-CU(RRC、SDAP、およびPDCPをホストする集中ユニット)を含む。リレーノードは、IABノードのDU部分に対応してもよい。
「端末デバイス」という用語は、ワイヤレス通信が可能であり得る任意のエンドデバイスを指す。限定ではなく例として、端末デバイスは、通信デバイス、ユーザ機器(UE)、加入者局(SS)、ポータブル加入者局、移動局(MS)、またはアクセス端末(AT)と呼ばれる場合もある。端末デバイスには、限定はしないが、モバイルフォン、携帯電話、ボイスオーバーIP(VoIP)電話、ワイヤレスローカルループ電話、タブレット、ウェアラブル端末デバイス、携帯情報端末(PDA)、ポータブルコンピュータ、デスクトップコンピュータ、デジタルカメラなどの画像キャプチャ端末デバイス、ゲーミング端末デバイス、音楽録音および再生アプライアンス、車載ワイヤレス端末デバイス、ワイヤレスエンドポイント、移動局、ラップトップ組込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル、スマートデバイス、ワイヤレス顧客構内機器(CPE)、モノのインターネット(IoT)デバイス、ウォッチまたは他のウェアラブル、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、車両、ドローン、医療用デバイスおよびアプリケーション(例えば、遠隔手術)、産業用デバイスおよびアプリケーション(例えば、産業用および/または自動化処理チェーンの背景におけるロボットおよび/または他のワイヤレスデバイス)、家庭用電子機器、商用および/または産業用ワイヤレスネットワークで動作するデバイスなどが含まれてもよい。端末デバイスはまた、統合アクセスおよびバックホール(IAB)ノード(別名、リレーノード)のモバイル着信(MT)部分に対応してもよい。以下の説明では、「端末デバイス」、「通信デバイス」、「端末」、「ユーザ機器」、および「UE」という用語は、同じ意味で使用されてもよい。
端末デバイスがサービングセル上のビーム障害を検出し、端末デバイスがBFR MAC CEを送信するためにアップリンク共有チャネル(UL-SCH)リソースを有するとき、端末デバイスはサービングセルについて検出されたビーム障害を示す必要があるはずである。しかしながら、端末デバイスがこの時点で候補ビーム検索を完了していない場合、端末デバイスは、ネットワークデバイスのための候補が見つからないとして、BFR MAC CE内の可用性指示(AC)フィールドを示す必要があるはずである。これは、Ciフィールド設定がサービングセルについてのビーム障害が検出されたか、または検出されなかったかのいずれかであるロジックに従うときのケースである。このケースにおいて候補が見つからないことを端末デバイスが常に示す必要がある場合、BFRは、端末デバイスが検索を完了し、候補ビームを報告することを可能にすることに比べてさらにいっそう遅延する可能性があり、ネットワークデバイスは、それを候補が見つからないと見なして、サービングセルを誤って非アクティブ化するかもしれない。
既存の解決策では、検索が完了していない場合に端末デバイスがサービングセルに障害を示さないことが実装形態によって可能にされる場合、これは、障害が起きたサービングセルに対してネットワークデバイスによって端末デバイスに不要な認可が提供されることにつながる可能性がある。障害が起きたサービングセルがPUCCHセカンダリセル(SCell)などのアップリンク制御チャネルのサービングセルである場合、それは、PUCCHグループ内のSCellに対する信頼できるダウンリンクフィードバックの提供を妨げる可能性もある。
例えば、Ciフィールドの解釈は、それが0に設定されたときの「ビーム障害不検出」ではなく、1に設定されたときの「ビーム障害検出」を示すだけであるように変更される、何故なら、それはビーム障害が検出されたが候補ビーム検索が完了していないケースであり得るからである。しかしながら、これは、ネットワークデバイスが、障害が起きたサービングセルに不要な認可を与える問題につながる。
さらに、少なくとも1つのBFRがトリガされ、キャンセルされていないが、任意のサービングセルについてのビーム障害情報を報告する準備ができていない場合、BFR MAC CEもしくは短縮BFR MAC CEを生成するか、またはサービングセル向けのBFRに対するスケジューリング要求(SR)をトリガする必要はないことが提案されている。しかしながら、これは、候補検索がすでに実行されているサービングセルが存在する場合の問題を解決しない。この時点後の報告の遅延は、所与のサービングセルの回復を遅らせる。
これを考慮して、本開示の実施形態は、BFRのための改善された解決策を提供する。本解決策では、(本明細書ではBFRに関係する情報の取得とも呼ばれる)候補ビームの検索が少なくとも1つのサービングセルに対してまだ進行中であるという状況は、BFRのトリガまたは報告されたBFR MAC CEの内容のうちの少なくとも1つについて考慮される。本開示の実施形態の一態様では、BFR手順がトリガされ、少なくとも1つの障害が起きたサービングセルが存在し、それに対して検索が完了していないか、または候補ビームがここまで検出されていないか、またはその両方であるとき、端末デバイスは、検索が完了するまで検索を続行するために、このサービングセルに対してBFRがトリガされ、キャンセルされていない状態で保持する。このようにして、端末デバイスは、最終的に候補ビームの検索を完了し、完全なBFR情報をネットワークデバイスに送信することができる。したがって、より信頼性が高く、より高速なBFRを実現することができる。
本開示の実施形態の別の態様では、サービングセル向けのBFRは、候補ビームの検索を完了したとき、またはさらに、サービングセルのための少なくとも1つの適切な候補ビームを見つけたときにのみトリガされる。このようにして、ネットワークデバイスはまた、障害が起きたサービングセルについての完全なBFR情報を得ることができ、より信頼性が高く、より高速なBFRを実現することもできる。図を参照して本開示の原理および実装形態が以下でより詳細に記載される。
図1は、本開示の実施形態を実装することができる例示的な通信ネットワーク100を示す。図1に示されたように、ネットワーク100は、第1のデバイス110および第2のデバイス120を含む。いくつかの実施形態では、第1のデバイス110は端末デバイスであってもよく、第2のデバイス120は第1のデバイス110にサービスを提供するネットワークデバイスであってもよい。第2のデバイス120は、第1のデバイス110にサービングセル121~123を提供することができる。例えば、サービングセル121~123の各々は、SCell、プライマリセル(PCell)、プライマリSCell(PSCell)、またはPCellもしくはPSCellなどの特殊セル(SpCell)であってもよい。
図1に示された第1および第2のデバイスの数およびタイプ、ならびにサービングセルの数およびタイプは、例示目的にすぎず、いかなる制限も示唆しない。ネットワーク100は、本開示の実装形態を実装するために適合された任意の適切な数およびタイプの第1および第2のデバイス、ならびに任意の適切な数およびタイプのサービングセルを含んでもよい。
図1に示されたように、第1のデバイス110および第2のデバイス120は、互いに通信することができる。例えば、第1のデバイス110は、サービングセル121~123の各々についてのビーム障害を検出することができ、少なくとも1つのサービングセル(この例では、サービングセル121)についてのビーム障害が検出された場合、第1のデバイス110は、障害が起きたサービングセルごとにBFRをトリガすることができる。
BFRがトリガされると、第1のデバイス110は、サービングセルについてのビーム障害に関する指示およびBFRに関係する情報を第2のデバイス120に送信することができる。いくつかの実施形態では、BFRに関係する情報は、(可用性指示(AC)とも呼ばれる)候補ビームフィールドの存在および/またはサービングセルに利用可能な場合の候補ビームIDを含んでもよい。当然、BFRに関係する情報は、任意の他の適切な情報も含んでもよい。それに応じて、第2のデバイス120は、サービングセルについてのビーム障害およびBFRに関係する情報を知り、サービングセルのための更新された構成を第1のデバイス110に送信することができる。
ネットワーク100内の通信は、限定はしないが、LTE、LTEエボリューション、LTEアドバンスト(LTE-A)、高帯域符号分割多元接続(WCDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、およびモバイル通信用グローバルシステム(GSM)などを含む、任意の適切な規格に準拠することができる。さらに、通信は、現在知られているか、または将来開発される任意の世代の通信プロトコルに従って実行されてもよい。通信プロトコルの例には、限定はしないが、第1世代(1G)、第2世代(2G)、2.5G、2.75G、第3世代(3G)、第4世代(4G)、4.5G、第5世代(5G)の通信プロトコルが含まれる。
場合によっては、サービングセル121に対してBFRがトリガされたとき、第1のデバイス110は、サービングセル121向けのBFRに関係する情報を取得していない場合がある。それはBFRのパフォーマンスに影響を及ぼし、したがって考慮されるべきである。BFR情報取得または候補検索は、例えば、事前定義された時間期間の間の(同期信号および物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック(SSB)ビームまたはチャネル状態情報基準信号(CSI-RS)ビームなどの)ビームの評価を含んでもよい。場合によっては、BFR情報は、ビームが構成されたしきい値よりも良いときに利用可能になる。
これを考慮して、本開示の実施形態はBFRのための解決策を提供し、そのメカニズムは、図2に示された高レベルフローチャートに示されている。図2は、本開示のいくつかの実施形態による、BFR用の通信プロセスを示すフローチャート200を示す。便宜上、図2は図1の例に関連して記載される。
図2に示されたように、第1のデバイス110は、サービングセル121~123の各々についてのビーム障害を201で検出する。いくつかの実施形態では、ビーム障害インスタンス指示が下位レイヤから受信された場合、第1のデバイス110は、BFD用のタイマ(例えば、beamFailureDetectionTimer)を開始または再開し、カウンタ(例えば、BFI_COUNTER)の値を1だけ増分することができる。当然、任意の他の適切な方法もBFDのために実現可能であり、本開示はこれに対する制限を作らない。
第1のデバイス110がサービングセル121についてのビーム障害を検出した場合、第1のデバイス110は、サービングセル121向けのBFR手順を202でトリガする。上記の例に従って、カウンタの値がしきい値(例えば、beamFailureInstanceMaxCount)を超えた場合、第1のデバイス110はサービングセル121向けのBFR手順をトリガすることができる。これは一例にすぎず、BFR手順をトリガするために任意の他の適切な方法も実現可能であることに留意されたい。
BFR手順をトリガしたとき、またはBFR手順の間に、第1のデバイス110は、BFRに関係する情報がサービングセル121に利用可能であるかどうかを203で判定することができる。いくつかの実施形態では、第1のデバイス110は、サービングセル121のための候補ビームの検索が完了したかどうかを判定することにより、この判定を実行することができる。いくつかの実施形態では、検索が完了していないと判定した場合、第1のデバイス110は、BFRに関係する情報が利用可能でないと判定することができる。いくつかの実施形態では、検索が完了したと判定した場合、第1のデバイス110は、BFRに関係する情報が利用可能であると判定することができる。
いくつかの実施形態では、第1のデバイス110は、所定の期間内に少なくとも1つの候補ビームが識別されたかどうかを判定することにより、検索が完了したかどうかを判定することができる。いくつかの実施形態では、所定の期間内に少なくとも1つの候補ビームが識別されたと判定した場合、第1のデバイス110は、検索が完了したと判定することができる。
いくつかの実施形態では、第1のデバイス110は、所定の期間内に候補ビームが識別されなかったかどうかを判定することにより、検索が完了したかどうかを判定することができる。いくつかの実施形態では、所定の期間内に候補ビームが識別されなかったと判定した場合、第1のデバイス110は、検索が完了したと判定することができる。
いくつかの実施形態では、所定の期間は、候補ビーム評価のために、例えば、同期信号および物理ブロードキャストチャネル(PBCH)ブロック(SSB)/チャネル状態情報基準信号(CSI-RS)のために設定されてもよい。当然、所定の期間は任意の他の適切な方法であってもよい。
いくつかの実施形態では、第1のデバイス110は、検索用に構成された(本明細書では第1のリソースセットとも呼ばれる)リソースセットから候補ビームを識別するか、または見つけることができる。いくつかの実施形態では、第1のリソースセットは、候補ビーム評価用に構成されたRSのセットであってもよい。例えば、candidateBeamRSSCellList内のSSBの中でrsrp-ThresholdBFRを超えるSS-RSRPを有するSSB、またはcandidateBeamRSSCellList内のCSI-RSの中でrsrp-ThresholdBFRを超えるCSI-RSRPを有するCSI-RSのうちの少なくとも1つが利用可能である場合、第1のデバイス110は、候補ビームが見つかったと判定し、次いで検索が完了したと判定することができる。これは一例にすぎず、本開示に対する制限を作らないことに留意されたい。
いくつかの実施形態では、第1のリソースセットから候補ビームが見つからない場合、第1のデバイス110は、サービングセル121向けに構成された(本明細書では第2のリソースセットとも呼ばれる)別のリソースセット内で検索を続行することができる。例えば、候補ビームが見つからず、候補ビーム評価期間が終了したとき、第1のデバイス110は、トリガされた状態でBFRを保持し、サービングセル(またはデバイス110が少なくとも1つの候補のセットと判定したサービングセル)121向けに構成された1つもしくは複数またはすべてのSSBインデックス(および/またはCSI-RSインデックス)を第2のリソースセットと見なすことができる。この場合、第1のデバイス110は、新しい評価期間を開始することができる。第2のリソースセットから候補ビームが見つかった場合、第1のデバイス110は、候補ビームが見つかったと判定し、次いで検索が完了したと判定することができる。いくつかの例では、第2のリソースセットは、第1のリソースセットが構成された同じサービングセルのリソース上で決定されてもよく、あるいは第2のリソースセットは、別のサービングセル(例えば、PCellもしくはSCellのSSBインデックスおよび/またはCSI-RSインデックス)向けに構成されたリソース上で決定されてもよい。
いくつかの実施形態では、第1のデバイス110は、第1のリソースセットが第2のリソースセットを含むかどうかを判定することができる。第1のリソースセットが第2のリソースセットを含むと判定した場合、第1のデバイス110は、トリガされた状態でBFRを保持するかまたは残すことができない。すなわち、第2のリソースセット内で検索を続行する必要がない。第1のリソースセットが第2のリソースセットを含まない(例えば、部分的にのみ含む)と判定した場合、第1のデバイス110、第1のデバイス110は、第2のリソースセット内で検索を続行することができる。
これらの実施形態では、第2のデバイス120は、検索期間が終了したという指示を有するBFR MAC CEの提供後に第1のデバイス110がSSBインデックスを考慮することを次に知ることができ、サービングセル121に関する次の送信内でのみSSBインデックスを有する候補RSフィールドを復号することができる。
これまでに、BFRに関係する情報がサービングセル121に利用可能であるかどうかについての判定に関する説明が行われた。BFRに関係する情報がサービングセル121に利用可能でないと第1のデバイス110が判定した場合、第1のデバイス110は、ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能でないという第2の指示を第2のデバイス120に204で送信する。いくつかの実施形態では、第1のデバイス110は、第1および第2の指示を搬送するためにBFR MAC CEを生成することができる。図3Aは、8未満の最も高いServCellIndexを有するBFR MAC CEの図300Aを示す。図3Bは、8以上の最も高いServCellIndexを有するBFR MAC CEの図300Bを示す。当然、任意の他の適切な形態のBFR MAC CEも実現可能である。
例えば、BFR MAC CE内の1つのフィールド(例えば、図3AのCiフィールド301および図3BのCiフィールド311)は、サービングセルについてのベム障害検出を示すために使用されてもよく、BFR MAC CE内の別のフィールド(例えば、図3AのACフィールド302および図3BのACフィールド312)は、候補ビームの存在を示すために使用されてもよい。一例として、サービングセル121用のCiフィールドは、セルIDiを有するサービングセルについて、ビーム障害が検出されたことを示すために1と設定されてもよく、Ciフィールドは、ビーム障害が検出されなかったことを示すために0と設定されてもよい。一例として、サービングセル121用のACフィールドは、候補ビームが利用可能であることを示すために1と設定されてもよく、ACフィールドは、候補ビームが利用可能でないことを示すために0と設定されてもよい。当然、これらは単なる例であり、第1および第2の指示は、任意の他の適切な方法で送信することもできる。
いくつかの実施形態では、第1のデバイス110は、検索が完了したかどうかに関する第3の指示を第2のデバイス120に送信することもできる。例えば、BFR MAC CE内の1つのフィールド(例えば、図3AのRフィールド303および図3BのRフィールド313)は、検索が完了したかどうかを示すために使用されてもよい。この指示は1ビットフラグであってもよい。Rフィールドの解釈は、BFR MAC CEがサービングセル121についての完全なBFR情報を含むか含まないかでもあり得る。それに応じて、第2のデバイス120は、Rフィールドに基づいて、第1のデバイス110が候補をまだ検索しており、より多くの情報が続く可能性があり、したがって必ずしもサービングセル121に対する任意のビーム管理動作を実行するとは限らないと判定することができる。
いくつかの代替の実施形態では、候補ビームが見つからないことを示すようにBFR MAC CE内のACフィールドが設定された(例えば、0に設定された)場合、図3Aの候補RSインデックスフィールド304または図3Bの314の1つまたは複数のビットは、検索が完了したかどうかの指示を符号化するために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、検索の完了は、第1のデバイス110が最小候補ビーム検索、すなわち候補ビーム評価期間要件に従って候補ビームを検索したかどうかを示すことができる。
当然、これらは単なる例であり、第3の指示も任意の他の適切な方法で送信することができ、本開示はこれに対する制限を作らない。
これらの実施形態では、第1および第2の指示が送信されると、第1のデバイス110は、トリガされ、キャンセルされていない状態でサービングセル121向けのBFRを残すことができる。この場合、候補ビームの検索は、検索が完了するまで続行することができる。それにより、候補ビームの検索は完了することができ、候補ビームは、存在する場合個別のBFR MAC CEを介してさらに示されてもよい。
図2を参照すると、いくつかの実施形態では、BFRに関係する情報がサービングセル121に利用可能であると第1のデバイス110が判定すると、例えば、検索が完了したと第1のデバイス110が判定すると、第1のデバイス110は、第2のデバイス120に第1および第2の指示を205で再送することができる。例えば、第1のデバイス110は、第1および第2の指示を搬送するために新しいBFR MAC CEを生成することができる。第1の指示は、サービングセル121についてのビーム障害を示す。第2の指示は、BFRに関係する情報が利用可能であるかどうかを示す。この場合、第1のデバイス110が候補ビームを見つけることができるか否かにかかわらず、第1のデバイス110は、第2のデバイス120に再びBFR MAC CEを送信する必要がある。
候補ビームが見つかったいくつかの実施形態では、第1のデバイス110は、候補ビームに関する情報を送信することもできる。例えば、第1のデバイス110は、図3Aの候補RSインデックスフィールド304または図3Bの314内で候補ビームRS IDを送信することができる。当然、任意の他の適切な方法も実現可能である。
いくつかの代替の実施形態では、新しい候補ビームが見つからない場合、第1のデバイス110は、新しいBFR MAC CEを報告することをやめることができる。
図2を参照すると、BFR手順がサービングセル121に対してトリガされた状態で保持され、候補ビームが見つからないことを第1のデバイス110が示すいくつかの実施形態では、第2のデバイス120は、それに応じてビーム管理措置を取ることができる。いくつかの実施形態では、第2のデバイス120は、CSI測定の報告用の更新された構成または新しい構成を206で送信することができる。いくつかの実施形態では、第2のデバイス120は、CSIの測定用の更新された構成を送信することができる。いくつかの実施形態では、第2のデバイス120は、CSIを報告するための条件を送信することができる。いくつかの実施形態では、第2のデバイス120は、サービングセル121に対するダウンリンク制御チャネル向けのビーム指示を送信することができる。
例えば、候補ビーム評価期間の後に候補が見つからないか、または検索が完了せず、BFRがトリガされた状態で保持されていることを示すBFR MAC CEを第1のデバイス110が第2のデバイス120に送信した場合、第2のデバイス120は、ビーム管理を実行するためにそのような情報を送信することができる。任意の他の適切な情報も実現可能であり、上記の例に限定されないことに留意されたい。
これらの実施形態では、第2のデバイス120から情報を受信すると、第1のデバイス110は、候補ビームの検索を207でやめることができ、次いで、サービングセル121向けのBFR手順はキャンセルされる。
図2に記載されたプロセスでは、サービングセル向けの候補ビームの検索が完了しなかった場合、BFRはトリガされ、検索が完了するまでトリガされた状態で保持することができる。一方、1つまたは複数のBFR MAC CEは、障害が起きたサービングセルについての完全なBFR情報を伝達するために送信することができる。このようにして、ネットワークデバイスは最終的に、BFR MAC CE内で障害が起きたサービングセルについての完全なBFR情報を得ることができ、より信頼性が高く、より高速なBFRを実現することができる。
本開示の実施形態はBFRのための別の解決策も提供し、そのメカニズムは、図4に示された高レベルフローチャートに示されている。図4は、本開示のいくつかの実施形態による、BFR用の通信プロセスを示すフローチャート400を示す。便宜上、図4は図1の例に関連して記載される。図2とは対照的に、図4のプロセスの考え方は、サービングセル向けの候補ビームの検索が完了したときに、サービングセルに対してBFRをトリガすることだけができるという点にある。
図4に示されたように、第1のデバイス110は、サービングセル121~123の各々についてのビーム障害を401で検出する。検出の動作は、図2の201に関連して記載された動作と同様であり、したがって簡潔にするためにここでは繰り返さない。
第1のデバイス110がサービングセル121についてのビーム障害を検出した場合、第1のデバイス110は、サービングセル121向けのBFRに関係する情報が利用可能であるかどうかを402で判定する。判定の動作は、図2の203に関連して記載された動作と同様であり、したがって簡潔にするためにここでは繰り返さない。
サービングセル121向けのBFRに関係する情報が利用可能であると判定した場合、第1のデバイス110は、サービングセル121向けのBFR用の手順を403でトリガする。トリガの動作は、図2の202に関連して記載された動作と同様であり、したがって簡潔にするためにここでは繰り返さない。
BFR手順がトリガされると、第1のデバイス110は、ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能であるかどうかに関する第2の指示を第2のデバイス120に404で送信する。
いくつかの実施形態では、第1のデバイス110は、第1および第2の指示を搬送するためにBFR MAC CEを生成することができる。例えば、BFR MAC CE内の1つのフィールド(例えば、図3AのCiフィールド301および図3BのCiフィールド311)は、BFDを示すために使用されてもよく、BFR MAC CE内の別のフィールド(例えば、図3AのACフィールド302および図3BのACフィールド312)は、候補ビームの存在を示すために使用されてもよい。一例として、サービングセル121用のCiフィールドは、ビーム障害が検出されたことを示すために1と設定されてもよく、Ciフィールドは、ビーム障害が検出されたことを示すために0と設定されてもよい。一例として、サービングセル121用のACフィールドは、候補ビームが利用可能であることを示すために1と設定されてもよく、ACフィールドは、候補ビームが利用可能でないことを示すために0と設定されてもよい。当然、これらは単なる例であり、第1および第2の指示は、任意の他の適切な方法で送信することもできる。
候補ビームが見つかったいくつかの実施形態では、第1のデバイス110は、候補ビームに関する情報を送信することもできる。例えば、第1のデバイス110は、図3Aの候補RSインデックスフィールド304または図3Bの314内で候補ビームRS IDを送信することができる。当然、任意の他の適切な方法も実現可能である。
図4を参照すると、いくつかの実施形態では、第2のデバイス120は、以下の:CSI測定の報告用の更新された構成、CSIの測定用の更新された構成、CSIの報告のための条件、またはサービングセル121用のダウンリンク制御チャネル向けのビーム指示のうちの少なくとも1つに関する情報を405で送信することができる。 例えば、候補ビーム評価期間の後に候補が見つからないか、または検索が完了せず、BFRがトリガされた状態で保持されていることを示すBFR MAC CEを第1のデバイス110が第2のデバイス120に送信した場合、第2のデバイス120は、ビーム管理を実行するためにそのような情報を送信することができる。
これらの実施形態では、第2のデバイス120から情報を受信すると、第1のデバイス110は、候補ビームの検索を406でやめることができ、次いで、サービングセル121向けのBFR手順はキャンセルされる。
図4に記載されたプロセスでは、BFRは、サービングセル向けの候補ビームの検索が完了した場合にのみトリガすることができる。このようにして、ネットワークデバイスは、BFR MAC CE内で障害が起きたサービングセルについての完全なBFR情報を得ることができ、より信頼性が高く、より高速なBFRを実現することができる。
上記のプロセスに対応して、次に、本開示のいくつかの例示的な実施形態が、図を参照して詳細に記載される。しかしながら、本開示は、これらの限定された実施形態を超えて及ぶので、これらの図に関して本明細書において与えられた発明を実施するための形態は例示目的であることを当業者なら諒解されよう。
図5は、本開示の例示的な実施形態による、第1のデバイスにおいて実施される通信方法500のフローチャートを示す。方法500は、図1に示された第1のデバイス110において実施することができる。説明の目的で、方法500は図1を参照して記載される。方法500は、図示されていないさらなるブロックをさらに含んでもよく、かつ/またはいくつかの図示されたブロックを省略してもよく、本開示の範囲はこの点に関して限定されないことが理解されるべきである。
図5に示されたように、ブロック510において、第1のデバイス110は、第1のデバイス110のサービングセル121についてのビーム障害を検出する。いくつかの実施形態では、ビーム障害インスタンス指示が下位レイヤから受信された場合、第1のデバイス110は、BFD用のタイマ(例えば、beamFailureDetectionTimer)を開始または再開し、カウンタ(例えば、BFI_COUNTER)の値を1だけ増分することができる。当然、任意の他の適切な方法もBFDのために実現可能であり、本開示はこれに対する制限を作らない。いくつかの実施形態では、カウンタの値がしきい値(例えば、beamFailureInstanceMaxCount)を超えた場合、第1のデバイス110は、サービングセルについてのビーム障害が検出されたと判定することができる。これは単なる一例であり、BFR用の任意の他の適切な方法も実現可能であることに留意されたい。
第1のデバイス110がサービングセル121についてのビーム障害を検出した場合、ブロック520において、第1のデバイス110は、サービングセル121向けのBFR手順をトリガする。BFR手順のトリガは、ブロック530~540の動作の開始を意味する。
ブロック530において、第1のデバイス110は、BFRに関係する情報がサービングセル121に利用可能であるかどうかを判定する。いくつかの実施形態では、第1のデバイス110は、サービングセル向けの候補ビームの検索が完了したかどうかを判定することができる。検索が完了していないと判定した場合、第1のデバイス110は、情報が利用可能でないと判定することができる。検索が完了したと判定した場合、第1のデバイス110は、情報が利用可能であると判定することができる。
いくつかの実施形態では、所定の期間内に少なくとも1つの候補ビームが識別されたと判定した場合、第1のデバイス110は、検索が完了したと判定することができる。いくつかの実施形態では、所定の期間内に候補ビームが識別されなかったと判定した場合、第1のデバイス110は、検索が完了したと判定することができる。
情報が利用可能でないと判定した場合、ブロック540において、第1のデバイス110は、ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能でないという第2の指示を第2のデバイス120に送信する。いくつかの実施形態では、情報が利用可能でないと判定した場合、第1のデバイス110は、サービングセル121向けのBFR用の手順をトリガされた状態で保持することができる。このようにして、候補ビームの検索を続行し、次いで完了することができる。したがって、BFRに関係する完全な情報が利用可能であり得、BFR手順の実行が容易にされる。
いくつかの実施形態では、第1のデバイス110は、検索が完了したかどうかに関する第3の指示を第2のデバイス120に送信することもできる。このようにして、第2のデバイス120は、第1のデバイス110が候補をまだ検索しており、より多くの情報が続く可能性があり、したがって必ずしもサービングセル121に対する任意のビーム管理措置を実行するとは限らないことを知ることができる。
サービングセル121向けのBFR用の手順がトリガされた状態で保持されるいくつかの実施形態では、BFRに関係する情報が利用可能であるように検索が完了した場合、第1のデバイス110は、ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能であるかどうかに関する第2の指示を再び第2のデバイス120に送信することができる。このようにして、最終的に第2のデバイス120に完全なBFR情報を送信することができる。
サービングセル121向けの候補ビームの検索が完了したいくつかの実施形態では、第1のデバイス110は、候補ビームが見つかったかどうかを判定することができる。検索用に構成された第1のリソースセットから候補ビームが見つからないと判定した場合、第1のデバイス110は、サービングセル向けに構成された第2のリソースセット内で検索を続行することができる。第2のリソースセットから候補ビームが見つかったと判定した場合、第1のデバイスは、候補ビームが見つかったと判定することができる。このようにして、完全なBFR情報をより確実に取得することができる。
いくつかの実施形態では、第1のデバイス110は、検索用に構成された第1のリソースセットがサービングセル向けに構成された第2のリソースセットを含むかどうかを判定することができる。第1のリソースセットが第2のリソースセットを含まないと判定した場合、第1のデバイス110は、第2のリソースセット内で検索を続行することができる。このようにして、より効率的に検索を遂行することができる。
いくつかの実施形態では、候補ビームが見つかったと判定した場合、第1のデバイス110は、候補ビームが利用可能であるという第2の指示を送信することができる。いくつかの実施形態では、第1のデバイス110は、候補ビームに関する情報を第2のデバイス120に送信することもできる。
いくつかの実施形態では、第1のデバイス110は、以下の:CSI測定の報告用の更新された構成、CSIの測定用の更新された構成、CSIの報告のための条件、またはサービングセル121用のダウンリンク制御チャネル向けのビーム指示のうちの少なくとも1つに関する情報を第2のデバイス120から受信したことに応答して、検索をやめることができる。
図5の方法の動作は、図2に記載されたプロセス内の動作に対応し、したがって他の詳細は簡潔にするためにここでは省略される。図5の方法では、サービングセル向けの候補ビームの検索が完了しなかった場合、BFRはトリガされ、検索が完了するまでトリガされた状態で保持することができる。一方、1つまたは複数のBFR MAC CEは、障害が起きたサービングセルについての完全なBFR情報を伝達するために送信することができる。このようにして、障害が起きたサービングセルについての完全なBFR情報を最終的に取得することができ、より信頼性が高く、より高速なBFRを実現することができる。
図6は、本開示の例示的な実施形態による、第1のデバイスにおいて実施される別の通信方法600のフローチャートを示す。方法600は、図1に示された第1のデバイス110において実施することができる。説明の目的で、方法600は図1を参照して記載される。方法600は、図示されていないさらなるブロックをさらに含んでもよく、かつ/またはいくつかの図示されたブロックを省略してもよく、本開示の範囲はこの点に関して限定されないことが理解されるべきである。
図6に示されたように、ブロック610において、第1のデバイス110は、第1のデバイス110のサービングセル121についてのビーム障害を検出する。いくつかの実施形態では、ビーム障害インスタンス指示が下位レイヤから受信された場合、第1のデバイス110は、BFD用のタイマ(例えば、beamFailureDetectionTimer)を開始または再開し、カウンタ(例えば、BFI_COUNTER)の値を1だけ増分することができる。当然、任意の他の適切な方法もBFDのために実現可能であり、本開示はこれに対する制限を作らない。いくつかの実施形態では、カウンタの値がしきい値(例えば、beamFailureInstanceMaxCount)を超えた場合、第1のデバイス110は、サービングセルについてのビーム障害が検出されたと判定することができる。これは単なる一例であり、BFR用の任意の他の適切な方法も実現可能であることに留意されたい。
第1のデバイス110がサービングセル121についてのビーム障害を検出した場合、ブロック620において、第1のデバイス110は、サービングセル121向けのBFRに関係する情報が利用可能であるかどうかを判定することができる。いくつかの実施形態では、第1のデバイス110は、サービングセル向けの候補ビームの検索が完了したかどうかを判定することができる。検索が完了していないと判定した場合、第1のデバイス110は、情報が利用可能でないと判定することができる。検索が完了したと判定した場合、第1のデバイス110は、情報が利用可能であると判定することができる。
いくつかの実施形態では、所定の期間内に少なくとも1つの候補ビームが識別されたと判定した場合、第1のデバイス110は、検索が完了したと判定することができる。いくつかの実施形態では、所定の期間内に候補ビームが識別されなかったと判定した場合、第1のデバイス110は、検索が完了したと判定することができる。
情報が利用可能であると判定した場合、ブロック630において、第1のデバイス110は、サービングセル121向けのBFR手順をトリガすることができる。BFR手順のトリガは、ブロック640の動作の開始を意味する。
ブロック640において、第1のデバイス110は、ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能であるかどうかに関する第2の指示を第2のデバイス120に送信する。このようにして、第2のデバイス120に完全なBFR情報を送信することができる。
いくつかの実施形態では、第1のデバイス110は、候補ビームが見つかったかどうかを判定することができる。検索用に構成された第1のリソースセットから候補ビームが見つからないと判定した場合、第1のデバイス110は、サービングセル向けに構成された第2のリソースセット内で検索を続行することができる。第2のリソースセットから候補ビームが見つかったと判定した場合、第1のデバイス110は、候補ビームが見つかったと判定することができる。このようにして、完全なBFR情報をより確実に取得することができる。
いくつかの実施形態では、第1のデバイス110は、第1のリソースセットが第2のリソースセットを含むかどうかを判定することができる。第1のリソースセットが第2のリソースセットを含まないと判定した場合、第1のデバイス110は、第2のリソースセット内で検索を続行することができる。このようにして、より効率的に検索を遂行することができる。
いくつかの実施形態では、候補ビームが見つかったと判定した場合、第1のデバイス110は、候補ビームが利用可能であるという第2の指示を送信することができる。いくつかの実施形態では、第1のデバイス110は、候補ビームに関する情報を第2のデバイス120に送信することもできる。
いくつかの実施形態では、第1のデバイス110は、以下の:CSI測定の報告用の更新された構成、CSIの測定用の更新された構成、CSIの報告のための条件、またはサービングセル121用のダウンリンク制御チャネル向けのビーム指示のうちの少なくとも1つに関する情報を第2のデバイス120から受信したことに応答して、検索をやめることができる。
図6の方法の動作は、図4に記載されたプロセス内の動作に対応し、したがって他の詳細は簡潔にするためにここでは省略される。図6の方法では、BFRは、サービングセル向けの候補ビームの検索が完了した場合にのみトリガすることができる。このようにして、障害が起きたサービングセルについての完全なBFR情報をネットワークデバイスに伝達することができ、より信頼性が高く、より高速なBFRを実現することもできる。
図5および図6の方法の各々は別々に使用することができることに留意されたい。当然、図5の方法および図6の方法は、任意の適切な方法で一緒に使用することができる。
それに対応して、本開示の実施形態は、第2のデバイスにおいて実施される通信方法も提供する。図7は、本開示の例示的な実施形態による、第2のデバイスにおいて実施される通信方法700のフローチャートを示す。方法700は、図1に示された第2のデバイス120において実施することができる。説明の目的で、方法700は図1を参照して記載される。方法700は、図示されていないさらなるブロックをさらに含んでもよく、かつ/またはいくつかの図示されたブロックを省略してもよく、本開示の範囲はこの点に関して限定されないことが理解されるべきである。
図7に示されたように、ブロック710において、第2のデバイス120は、以下の、第1のデバイス110のサービングセル121についてのビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能でないという第2の指示を受信することであって、第1および第2の指示が、サービングセル121向けのBFRに関係する情報が利用可能でないという判定に従って第1のデバイス110によって送信される、受信すること、または、ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能であるかどうかに関する第2の指示を受信することであって、第1および第2の指示が、サービングセル121向けのビーム障害回復に関係する情報が利用可能であるという判定に従って第1のデバイス110によって送信される、受信することのうちの少なくとも1つを実行する。
いくつかの実施形態では、第1のデバイス110によるサービングセル121向けの候補ビームの検索が完了していない場合、第2のデバイス120は、第1のデバイス110のサービングセル121についてのビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能でないという第2の指示を受信することができる。いくつかの実施形態では、第2のデバイス120は、検索が完了したかどうかに関する第3の指示を受信することもできる。第3の指示に基づいて、第2のデバイス120は、検索が完了したかどうかを知ることができ、任意のビーム管理措置を取るべきかどうかを決定することができる。
これらの実施形態では、第1のデバイス110によるサービングセル121向けの候補ビームの検索が最終的に完了したとき、第2のデバイス120は、第1のデバイス110のサービングセル121についてのビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能であるかどうかに関する第2の指示をさらに受信することができる。このようにして、第2のデバイス120は、サービングセル121についての完全なBFR情報を得ることができる。
候補ビームが利用可能であることを第2の指示が示すいくつかの実施形態では、第2のデバイス120は、第1のデバイス110から候補ビームに関する情報を受信することもできる。
ブロック720において、第2のデバイス120は、第1および第2の指示に基づいて、ビーム管理を実行する。いくつかの実施形態では、第2のデバイス120は、第1および第2の指示から、サービングセル121についてのビーム障害が検出されたかどうか、および候補ビームが利用可能であるかどうかを判定することができる。第2のデバイス120は、それに応じてビーム管理措置を取ることができる。いくつかの実施形態では、第2のデバイス120は、以下の:CSI測定の報告用の更新された構成、CSIの測定用の更新された構成、CSIの報告のための条件、またはサービングセル121用のダウンリンク制御チャネル向けのビーム指示のうちの少なくとも1つに関する情報を第1のデバイス110に送信することができ、その結果、候補ビームの検索が停止される。
図7の方法では、ネットワークデバイスは、障害が起きたサービングセルについての完全なBFR情報を得ることができ、より信頼性が高く、より高速なBFRを実現することができる。
いくつかの実施形態では、方法500を実行することが可能な装置(例えば、第1のデバイス110)は、方法500のそれぞれのステップを実行するための手段を備えてもよい。手段は、任意の適切な形態で実装されてもよい。例えば、手段は、回路またはソフトウェアモジュールに実装されてもよい。
いくつかの実施形態では、装置は、第1のデバイスにおいて、第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害を検出するための手段と、ビーム障害がサービングセルについて検出されたという判定に従って、サービングセル向けのビーム障害回復用の手順をトリガするための手段と、ビーム障害回復に関係する情報がサービングセルに利用可能であるかどうかを判定するための手段と、情報が利用可能でないという判定に従って、ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能でないという第2の指示を第2のデバイスに送信するための手段とを備えてもよい。
いくつかの実施形態では、装置は、情報が利用可能でないという判定に従って、サービングセル向けのビーム障害回復用の手順をトリガされたままにするための手段をさらに備えてもよい。
いくつかの実施形態では、判定するための手段は、サービングセル向けの候補ビームの検索が完了したかどうかを判定するための手段と、検索が完了していないという判定に従って、情報が利用可能でないと判定するための手段と、検索が完了したという判定に従って、情報が利用可能であると判定するための手段とを備えてもよい。
いくつかの実施形態では、検索が完了したかどうかを判定するための手段は、所定の期間内に少なくとも1つの候補ビームが識別されたという判定に従って、検索が完了したと判定するための手段、または所定の期間内に候補ビームが識別されなかったという判定に従って、検索が完了したと判定するための手段を備えてもよい。
いくつかの実施形態では、装置は、検索が完了したかどうかに関する第3の指示を第2のデバイスに送信するための手段をさらに備えてもよい。
いくつかの実施形態では、装置は、情報が利用可能であるという判定に従って、ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能であるかどうかに関する第2の指示を第2のデバイスに送信するための手段をさらに備えてもよい。
いくつかの実施形態では、装置は、候補ビームが見つかったかどうかを判定するための手段と、候補ビームが見つかったという判定に従って、候補ビームが利用可能であるという第2の指示を送信するための手段とを備えてもよい。これらの実施形態では、装置は、候補ビームに関する情報を第2のデバイスに送信するための手段をさらに備える。
いくつかの実施形態では、候補ビームかどうかを判定するための手段は、検索用に構成された第1のリソースセットから候補ビームが見つからないという判定に従って、サービングセル向けに構成された第2のリソースセット内で検索を続行するための手段と、第2のリソースセットから候補ビームが見つかったという判定に従って、候補ビームが見つかったと判定するための手段とを備えてもよい。
いくつかの実施形態では、続行するための手段は、検索用に構成された第1のリソースセットがサービングセル向けに構成された第2のリソースセットを含むかどうかを判定するための手段と、第1のリソースセットが第2のリソースセットを含まないという判定に従って、第2のリソースセット内で検索を続行するための手段とを備えてもよい。
いくつかの実施形態では、装置は、以下の:チャネル状態情報測定の報告用の更新された構成、チャネル状態情報の測定用の更新された構成、チャネル状態情報の報告のための条件、またはサービングセル用のダウンリンク制御チャネル向けのビーム指示のうちの少なくとも1つに関する情報を第2のデバイスから受信したことに応答して、検索をやめるための手段をさらに備えてもよい。
いくつかの実施形態では、方法600を実行することが可能な装置(例えば、第1のデバイス110)は、方法600のそれぞれのステップを実行するための手段を備えてもよい。手段は、任意の適切な形態で実装されてもよい。例えば、手段は、回路またはソフトウェアモジュールに実装されてもよい。
いくつかの実施形態では、装置は、第1のデバイスにおいて、第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害を検出するための手段と、ビーム障害がサービングセルについて検出されたという判定に従って、サービングセル向けのビーム障害回復に関係する情報が利用可能であるかどうかを判定するための手段と、情報が利用可能であるという判定に従って、サービングセル向けのビーム障害回復用の手順をトリガするための手段と、ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能であるかどうかに関する第2の指示を第2のデバイスに送信するための手段とを備えてもよい。
いくつかの実施形態では、情報がサービングセルに利用可能であるかどうかを判定するための手段は、サービングセル向けの候補ビームの検索が完了したかどうかを判定するための手段と、検索が完了していないという判定に従って、情報が利用可能でないと判定するための手段と、検索が完了したという判定に従って、情報が利用可能であると判定するための手段とを備えてもよい。
いくつかの実施形態では、検索が完了したかどうかを判定するための手段は、所定の期間内に少なくとも1つの候補ビームが識別されたという判定に従って、検索が完了したと判定するための手段、または所定の期間内に候補ビームが識別されなかったという判定に従って、検索が完了したと判定するための手段を備える。
いくつかの実施形態では、第2の指示を送信するための手段は、候補ビームが見つかったかどうかを判定するための手段と、候補ビームが見つかったという判定に従って、候補ビームが利用可能であるという第2の指示を送信するための手段とを備える。これらの実施形態では、装置は、候補ビームに関する情報を第2のデバイスに送信するための手段をさらに備えてもよい。
いくつかの実施形態では、候補ビームが見つかったかどうかを判定するための手段は、検索用に構成された第1のリソースセットから候補ビームが見つからないという判定に従って、サービングセル向けに構成された第2のリソースセット内で検索を続行するための手段と、第2のリソースセットから候補ビームが見つかったという判定に従って、候補ビームが見つかったと判定するための手段とを備えてもよい。
いくつかの実施形態では、第2のリソースセット内で検索を続行するための手段は、検索用に構成された第1のリソースセットがサービングセル向けに構成された第2のリソースセットを含むかどうかを判定するための手段と、第1のリソースセットが第2のリソースセットを含まないという判定に従って、第2のリソースセット内で検索を続行するための手段とを備えてもよい。
いくつかの実施形態では、装置は、以下の:チャネル状態情報測定の報告用の更新された構成、チャネル状態情報の測定用の更新された構成、チャネル状態情報の報告のための条件、またはサービングセル用のダウンリンク制御チャネル向けのビーム指示のうちの少なくとも1つに関する情報を第2のデバイスから受信したことに応答して、検索をやめるための手段をさらに備えてもよい。
いくつかの実施形態では、方法700を実行することが可能な装置(例えば、第2のデバイス120)は、方法700のそれぞれのステップを実行するための手段を備えてもよい。手段は、任意の適切な形態で実装されてもよい。例えば、手段は、回路またはソフトウェアモジュールに実装されてもよい。
いくつかの実施形態では、装置は、以下の、第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能でないという第2の指示を受信することであって、第1および第2の指示が、サービングセル向けのビーム障害回復に関係する情報が利用可能でないという判定に従って第1のデバイスによって送信される、受信すること、または、ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能であるかどうかに関する第2の指示を受信することであって、第1および第2の指示が、サービングセル向けのビーム障害回復に関係する情報が利用可能であるという判定に従って第1のデバイスによって送信される、受信することのうちの少なくとも1つを実行するための手段と、第1および第2の指示に基づいてビーム管理を実行するための手段とを備えてもよい。
いくつかの実施形態では、装置は、候補ビームの検索が完了したかどうかに関する第3の指示を第1のデバイスから受信するための手段をさらに備えてもよい。
候補ビームが利用可能であることを第2の指示が示すいくつかの実施形態では、装置は、候補ビームに関する情報を第1のデバイスから受信するための手段をさらに備えてもよい。
いくつかの実施形態では、装置は、以下の:チャネル状態情報測定の報告用の更新された構成、チャネル状態情報の測定用の更新された構成、チャネル状態情報の報告のための条件、またはサービングセル用のダウンリンク制御チャネル向けのビーム指示のうちの少なくとも1つに関する情報を第1のデバイスに送信するための手段をさらに備えてもよく、その結果、候補ビームの検索が停止される。
図8は、本開示の実施形態を実装するのに適したデバイス800の簡略ブロック図である。デバイス800は、第1のデバイスまたは第2のデバイス、例えば、図1に示された第1のデバイス110または第2のデバイス120を実装するために提供されてもよい。図示されたように、デバイス800は、1つまたは複数のプロセッサ810と、プロセッサ810に結合された1つまたは複数のメモリ820と、プロセッサ810に結合された(送信機および/または受信機などの)1つまたは複数の通信モジュール840とを含む。
通信モジュール840は、双方向通信用である。通信モジュール840は、通信を容易にするために少なくとも1つのアンテナを有する。通信インターフェースは、他のネットワーク要素との通信に必要な任意のインターフェースを表すことができる。
プロセッサ810は、ローカル技術ネットワークに適した任意のタイプのプロセッサであってもよく、非限定的な例として、以下の汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、およびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサのうちの1つまたは複数を含んでもよい。デバイス800は、メインプロセッサを同期させるクロックに時間が制御されている特定用途向け集積回路チップなどの、複数のプロセッサを有してもよい。
メモリ820は、1つまたは複数の不揮発性メモリおよび1つまたは複数の揮発性メモリを含んでもよい。不揮発性メモリの例には、限定はしないが、読取り専用メモリ(ROM)824、電気的プログラム可能読取り専用メモリ(EPROM)、フラッシュメモリ、ハードディスク、コンパクトディスク(CD)、デジタルビデオディスク(DVD)、ならびに他の磁気ストレージおよび/または光ストレージが含まれる。揮発性メモリの例には、限定はしないが、ランダムアクセスメモリ(RAM)822、および電源断継続時間内に持続しない他の揮発性メモリが含まれる。
コンピュータプログラム830は、関連するプロセッサ810によって実行されるコンピュータ実行可能命令を含む。プログラム830はROM824に記憶されてもよい。プロセッサ810は、プログラム830をRAM822にロードすることにより、任意の適切な動作および処理を実行することができる。
本開示の実施形態はプログラム830によって実装されてもよく、その結果、デバイス800は、図2~図7を参照して説明された本開示の任意のプロセスを実行することができる。本開示の実施形態はまた、ハードウェアにより、またはソフトウェアとハードウェアの組合せによって実装されてもよい。
いくつかの実施形態では、プログラム830はコンピュータ可読媒体に実体として含まれてもよく、それは、(メモリ820内などの)デバイス800またはデバイス800によってアクセス可能な他のストレージデバイスに含まれてもよい。デバイス800は、実行するためにコンピュータ可読媒体からRAM822にプログラム830をロードすることができる。コンピュータ可読媒体は、ROM、EPROM、フラッシュメモリ、ハードディスク、CD、DVDなどの、任意のタイプの有形不揮発性ストレージを含んでもよい。図9は、CDまたはDVDの形態のコンピュータ可読媒体900の一例を示す。コンピュータ可読媒体は、そこに記憶されたプログラム830を有する。
一般に、本開示の様々な実施形態は、ハードウェアもしくは専用回路、ソフトウェア、ロジック、またはそれらの任意の組合せに実装されてもよい。いくつかの態様はハードウェアに実装されてもよいが、他の態様は、コントローラ、マイクロプロセッサ、または他のコンピューティングデバイスによって実行され得るファームウェアまたはソフトウェアに実装されてもよい。本開示の実施形態の様々な態様が、ブロック図、フローチャートとして、またはいくつかの他の絵画表現を使用して図示および記載されているが、本明細書に記載されたブロック、装置、システム、技法、または方法は、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路もしくはロジック、汎用ハードウェアもしくはコントローラもしくは他のコンピューティングデバイス、またはそれらの何らかの組合せに実装されてもよいことが理解されるべきである。
本開示はまた、非一時的コンピュータ可読記憶媒体に実体として記憶された少なくとも1つのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、図5、図6、および図7を参照して上述された方法500、600、および700を遂行するために、対象の実在または仮想のプロセッサ上のデバイス内で実行される、プログラムモジュールに含まれる命令などのコンピュータ実行可能命令を含む。一般に、プログラムモジュールには、特定のタスクを実行するか、または特定の抽象データタイプを実装する、ルーチン、プログラム、ライブラリ、オブジェクト、クラス、コンポーネント、データ構造などが含まれる。プログラムモジュールの機能は、様々な実施形態において所望により組み合わされるか、またはプログラムモジュール間で分割されてもよい。プログラムモジュール用の機械実行可能命令は、ローカルデバイスまたは分散デバイス内で実行されてもよい。分散デバイスでは、プログラムモジュールは、ローカルとリモートの両方の記憶媒体に配置されてもよい。
本開示の方法を遂行するためのプログラムコードは、1つまたは複数のプログラミング言語の任意の組合せで書かれてもよい。これらのプログラムコードは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサまたはコントローラに提供されてもよく、その結果、プログラムコードは、プロセッサまたはコントローラによって実行されると、フローチャートおよび/またはブロック図に指定された機能/動作が実施されるようにする。プログラムコードは、全体的に機械上で、部分的に機械上で、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして、部分的に機械上で、かつ部分的にリモート機械上で、または全体的にリモート機械もしくはサーバ上で実行することができる。
本開示との関連で、コンピュータプログラムコードまたは関連データは、デバイス、装置、またはプロセッサが上述された様々なプロセスまたは動作を実行することを可能にするために、任意の適切なキャリアによって搬送されてもよい。キャリアの例には、信号、コンピュータ可読媒体などが含まれる。
コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体またはコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。コンピュータ可読媒体は、限定はしないが、電子、磁気、光、電磁気、赤外線、もしくは半導体のシステム、装置、もしくはデバイス、または前述の任意の適切な組合せを含んでもよい。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例には、1つもしくは複数の電線を有する電気接続、ポータブルコンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROMもしくはフラッシュメモリ)、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読取り専用メモリ(CD-ROM)、光ストレージデバイス、磁気ストレージデバイス、または前述の任意の適切な組合せが含まれる。
さらに、動作は特定の順序で描写されるが、これは、望ましい結果を達成するために、そのような動作が示された特定の順序もしくは順番で実行されること、またはすべての示された動作が実行されることを必要とすると理解されるべきではない。いくつかの状況では、マルチタスキングおよび並列処理が有利な場合がある。同様に、いくつかの具体的な実装の詳細が上記の説明に含まれているが、これらは、本開示の範囲に対する制限として解釈されるべきでなく、むしろ特定の実施形態に特有であり得る特徴の説明として解釈されるべきである。別々の実施形態との関連で記載されたいくつかの特徴はまた、単一の実施形態において組み合わせて実現されてもよい。反対に、単一の実施形態との関連で記載された様々な特徴は、複数の実施形態において別々に、または任意の適切な部分的組合せで実現されてもよい。
構造的な特徴および/または方法論的な活動に固有の言語で本開示が記載されているが、添付特許請求の範囲で規定された本開示は、必ずしも上述された特定の特徴または活動に限定されないことが理解されるべきである。むしろ、上述された特定の特徴または活動は、特許請求の範囲を実現する例示的な形態として開示されている。

Claims (48)

  1. 第1のデバイスであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと
    を備え、
    前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、
    前記第1のデバイスにおいて、前記第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害を検出することと、
    前記ビーム障害が前記サービングセルについて検出されたという判定に従って、前記サービングセル向けのビーム障害回復用の手順をトリガすることと、
    前記ビーム障害回復に関係する情報が前記サービングセルに利用可能であるかどうかを判定することと、
    前記情報が利用可能でないという判定に従って、前記ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能でないという第2の指示を第2のデバイスに送信することと
    を前記第1のデバイスに行わせるように構成される、第1のデバイス。
  2. 前記第1のデバイスが、
    前記情報が利用可能でないという判定に従って、前記サービングセル向けの前記ビーム障害回復用の前記手順をトリガされた状態で保持すること
    をさらに行わされる、請求項1に記載の第1のデバイス。
  3. 前記第1のデバイスが、
    前記サービングセル向けの候補ビームの検索が完了したかどうかを判定すること、
    前記検索が完了していないという判定に従って、前記情報が利用可能でないと判定すること、および
    前記検索が完了したという判定に従って、前記情報が利用可能であると判定すること
    により、前記情報が前記サービングセルに利用可能であるかどうかを判定させられる、請求項1に記載の第1のデバイス。
  4. 前記第1のデバイスが、
    前記検索が完了したかどうかに関する第3の指示を前記第2のデバイスに送信すること
    をさらに行わされる、請求項3に記載の第1のデバイス。
  5. 前記第1のデバイスが、
    前記情報が利用可能であるという判定に従って、前記ビーム障害が検出されたという前記第1の指示および前記候補ビームが利用可能であるかどうかに関する前記第2の指示を前記第2のデバイスに送信すること
    をさらに行わされる、請求項3に記載の第1のデバイス。
  6. 前記第1のデバイスが、前記情報が利用可能であるという判定に従って、
    前記候補ビームが見つかったかどうかを判定すること、および
    前記候補ビームが見つかったという判定に従って、前記候補ビームが利用可能であるという前記第2の指示を送信すること
    により、前記第2の指示を送信させられ、
    前記第1のデバイスがさらに、前記候補ビームに関する情報を前記第2のデバイスに送信させられる、
    請求項5に記載の第1のデバイス。
  7. 前記第1のデバイスが、
    前記検索用に構成された第1のリソースセットから候補ビームが見つからないという判定に従って、前記サービングセル向けに構成された第2のリソースセット内で前記検索を続行すること、および
    前記第2のリソースセットから前記候補ビームが見つかったという判定に従って、前記候補ビームが見つかったと判定すること
    により、前記候補ビームが見つかったかどうかを判定させられる、請求項6に記載の第1のデバイス。
  8. 前記第1のデバイスが、
    前記検索用に構成された第1のリソースセットが前記サービングセル向けに構成された第2のリソースセットを含むかどうかを判定すること、および
    前記第1のリソースセットが前記第2のリソースセットを含まないという判定に従って、前記第2のリソースセット内で前記検索を続行すること
    により、前記第2のリソースセット内で前記検索を続行させられる、請求項7に記載の第1のデバイス。
  9. 前記第1のデバイスが、
    チャネル状態情報測定の報告用の更新された構成、
    チャネル状態情報の測定用の更新された構成、
    チャネル状態情報の報告のための条件、または
    前記サービングセル用のダウンリンク制御チャネル向けのビーム指示
    のうちの少なくとも1つに関する情報を前記第2のデバイスから受信したことに応答して、前記検索をやめること
    をさらに行わされる、請求項3に記載の第1のデバイス。
  10. 前記第1のデバイスが、
    所定の期間内に少なくとも1つの候補ビームが識別されたという判定に従って、前記検索が完了したと判定すること、または
    前記所定の期間内に候補ビームが識別されなかったという判定に従って、前記検索が完了したと判定すること
    により、前記検索が完了したかどうかを判定させられる、請求項3に記載の第1のデバイス。
  11. 第1のデバイスであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと
    を備え、
    前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、
    前記第1のデバイスにおいて、前記第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害を検出することと、
    前記ビーム障害が前記サービングセルについて検出されたという判定に従って、前記サービングセル向けのビーム障害回復に関係する情報が利用可能であるかどうかを判定することと、
    前記情報が利用可能であるという判定に従って、前記サービングセル向けの前記ビーム障害回復用の手順をトリガすることと、
    前記ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能であるかどうかに関する第2の指示を第2のデバイスに送信することと
    を前記第1のデバイスに行わせるように構成される、第1のデバイス。
  12. 前記第1のデバイスが、
    前記サービングセル向けの候補ビームの検索が完了したかどうかを判定すること、
    前記検索が完了していないという判定に従って、前記情報が利用可能でないと判定すること、および
    前記検索が完了したという判定に従って、前記情報が利用可能であると判定すること
    により、前記情報が前記サービングセルに利用可能であるかどうかを判定させられる、請求項11に記載の第1のデバイス。
  13. 前記第1のデバイスが、
    前記候補ビームが見つかったかどうかを判定すること、および
    前記候補ビームが見つかったという判定に従って、前記候補ビームが利用可能であるという前記第2の指示を送信すること
    により、前記第2の指示を送信させられ、
    前記第1のデバイスが、前記候補ビームに関する情報をさらに送信させられる、
    請求項12に記載の第1のデバイス。
  14. 前記第1のデバイスが、
    前記検索用に構成された第1のリソースセットから候補ビームが見つからないという判定に従って、前記サービングセル向けに構成された第2のリソースセット内で前記検索を続行すること、および
    前記第2のリソースセットから前記候補ビームが見つかったという判定に従って、前記候補ビームが見つかったと判定すること
    により、前記候補ビームが見つかったかどうかを判定させられる、請求項13に記載の第1のデバイス。
  15. 前記第1のデバイスが、
    前記検索用に構成された第1のリソースセットが前記サービングセル向けに構成された第2のリソースセットを含むかどうかを判定すること、および
    前記第1のリソースセットが前記第2のリソースセットを含まないという判定に従って、前記第2のリソースセット内で前記検索を続行すること
    により、前記第2のリソースセット内で前記検索を続行させられる、請求項14に記載の第1のデバイス。
  16. 前記第1のデバイスが、
    チャネル状態情報測定の報告用の更新された構成、
    チャネル状態情報の測定用の更新された構成、
    チャネル状態情報の報告のための条件、または
    前記サービングセル用のダウンリンク制御チャネル向けのビーム指示
    のうちの少なくとも1つに関する情報を前記第2のデバイスから受信したことに応答して、前記検索をやめること
    をさらに行わされる、請求項12に記載の第1のデバイス。
  17. 前記第1のデバイスが、
    所定の期間内に少なくとも1つの候補ビームが識別されたという判定に従って、前記検索が完了したと判定すること、または
    前記所定の期間内に候補ビームが識別されなかったという判定に従って、前記検索が完了したと判定すること
    により、前記検索が完了したかどうかを判定させられる、請求項12に記載の第1のデバイス。
  18. 第2のデバイスであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリと
    を備え、
    前記少なくとも1つのメモリおよび前記コンピュータプログラムコードが、前記少なくとも1つのプロセッサを用いて、
    前記第2のデバイスにおいて、
    第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能でないという第2の指示を受信することであって、前記第1および第2の指示が、前記サービングセル向けのビーム障害回復に関係する情報が利用可能でないという判定に従って前記第1のデバイスによって送信される、受信すること、または
    前記ビーム障害が検出されたという前記第1の指示および候補ビームが利用可能であるかどうかに関する前記第2の指示を受信することであって、前記第1および第2の指示が、前記サービングセル向けの前記ビーム障害回復に関係する前記情報が利用可能であるという判定に従って前記第1のデバイスによって送信される、受信すること
    のうちの少なくとも1つを実行することと、
    前記第1および第2の指示に基づいて、ビーム管理を実行することと
    を前記第2のデバイスに行わせるように構成される、第2のデバイス。
  19. 前記第2のデバイスが、
    前記候補ビームの検索が完了したかどうかに関する第3の指示を前記第1のデバイスから受信すること
    をさらに行わされる、請求項18に記載の第2のデバイス。
  20. 前記候補ビームが利用可能であることを前記第2の指示が示し、
    前記第2のデバイスが、前記候補ビームに関する情報を前記第1のデバイスからさらに受信させられる、
    請求項18に記載の第2のデバイス。
  21. 前記第2のデバイスが、
    チャネル状態情報測定の報告用の更新された構成、
    チャネル状態情報の測定用の更新された構成、
    チャネル状態情報の報告のための条件、および
    前記サービングセル用のダウンリンク制御チャネル向けのビーム指示
    のうちの少なくとも1つに関する情報を前記第1のデバイスにさらに送信させられ、その結果、前記候補ビームの検索が停止される、請求項18に記載の第2のデバイス。
  22. 第1のデバイスにおいて、前記第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害を検出するステップと、
    前記ビーム障害が前記サービングセルについて検出されたという判定に従って、前記サービングセル向けのビーム障害回復用の手順をトリガするステップと、
    前記ビーム障害回復に関係する情報が前記サービングセルに利用可能であるかどうかを判定するステップと、
    前記情報が利用可能でないという判定に従って、前記ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能でないという第2の指示を第2のデバイスに送信するステップと
    を含む、通信の方法。
  23. 前記情報が利用可能でないという判定に従って、前記サービングセル向けの前記ビーム障害回復用の前記手順をトリガされた状態で保持するステップ
    をさらに含む、請求項22に記載の方法。
  24. 前記ビーム障害回復に関係する情報が前記サービングセルに利用可能であるかどうかを判定するステップが、
    前記サービングセル向けの候補ビームの検索が完了したかどうかを判定するステップと、
    前記検索が完了していないという判定に従って、前記情報が利用可能でないと判定するステップと、
    前記検索が完了したという判定に従って、前記情報が利用可能であると判定するステップと
    を含む、請求項22に記載の方法。
  25. 前記検索が完了したかどうかに関する第3の指示を前記第2のデバイスに送信するステップ
    をさらに含む、請求項24に記載の方法。
  26. 前記情報が利用可能であるという判定に従って、前記ビーム障害が検出されたという前記第1の指示および前記候補ビームが利用可能であるかどうかに関する前記第2の指示を前記第2のデバイスに送信するステップ
    をさらに含む、請求項24に記載の方法。
  27. 前記情報が利用可能であるという判定に従って前記第2の指示を送信するステップが、
    前記候補ビームが見つかったかどうかを判定するステップと
    前記候補ビームが見つかったという判定に従って、前記候補ビームが利用可能であるという前記第2の指示を送信するステップと
    を含み、
    前記方法が、
    前記候補ビームに関する情報を前記第2のデバイスに送信するステップ
    をさらに含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記候補ビームが見つかったかどうかを判定するステップが、
    前記検索用に構成された第1のリソースセットから候補ビームが見つからないという判定に従って、前記サービングセル向けに構成された第2のリソースセット内で前記検索を続行するステップと、
    前記第2のリソースセットから前記候補ビームが見つかったという判定に従って、前記候補ビームが見つかったと判定するステップと
    を含む、請求項27に記載の方法。
  29. 前記第2のリソースセット内で前記検索を続行するステップが、
    前記検索用に構成された第1のリソースセットが前記サービングセル向けに構成された第2のリソースセットを含むかどうかを判定するステップと、
    前記第1のリソースセットが前記第2のリソースセットを含まないという判定に従って、前記第2のリソースセット内で前記検索を続行するステップと
    を含む、請求項28に記載の方法。
  30. チャネル状態情報測定の報告用の更新された構成、
    チャネル状態情報の測定用の更新された構成、
    チャネル状態情報の報告のための条件、または
    前記サービングセル用のダウンリンク制御チャネル向けのビーム指示
    のうちの少なくとも1つに関する情報を前記第2のデバイスから受信したことに応答して、前記検索をやめるステップ
    をさらに含む、請求項24に記載の方法。
  31. 前記検索が完了したかどうかを判定するステップが、
    所定の期間内に少なくとも1つの候補ビームが識別されたという判定に従って、前記検索が完了したと判定するステップ、または
    前記所定の期間内に候補ビームが識別されなかったという判定に従って、前記検索が完了したと判定するステップ
    を含む、請求項24に記載の方法。
  32. 第1のデバイスにおいて、前記第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害を検出するステップと、
    前記ビーム障害が前記サービングセルについて検出されたという判定に従って、前記サービングセル向けのビーム障害回復に関係する情報が利用可能であるかどうかを判定するステップと、
    前記情報が利用可能であるという判定に従って、前記サービングセル向けの前記ビーム障害回復用の手順をトリガするステップと、
    前記ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能であるかどうかに関する第2の指示を第2のデバイスに送信するステップと
    を含む、通信の方法。
  33. 前記情報が前記サービングセルに利用可能であるかどうかを判定するステップが、
    前記サービングセル向けの候補ビームの検索が完了したかどうかを判定するステップと、
    前記検索が完了していないという判定に従って、前記情報が利用可能でないと判定するステップと、
    前記検索が完了したという判定に従って、前記情報が利用可能であると判定するステップと
    を含む、請求項32に記載の方法。
  34. 前記第2の指示を送信するステップが、
    前記候補ビームが見つかったかどうかを判定するステップと
    前記候補ビームが見つかったという判定に従って、前記候補ビームが利用可能であるという前記第2の指示を送信するステップと
    を含み、
    前記方法が、
    前記候補ビームに関する情報を前記第2のデバイスに送信するステップ
    をさらに含む、請求項33に記載の方法。
  35. 前記候補ビームが見つかったかどうかを判定するステップが、
    前記検索用に構成された第1のリソースセットから候補ビームが見つからないという判定に従って、前記サービングセル向けに構成された第2のリソースセット内で前記検索を続行するステップと、
    前記第2のリソースセットから前記候補ビームが見つかったという判定に従って、前記候補ビームが見つかったと判定するステップと
    を含む、請求項34に記載の方法。
  36. 前記第2のリソースセット内で前記検索を続行するステップが、
    前記検索用に構成された第1のリソースセットが前記サービングセル向けに構成された第2のリソースセットを含むかどうかを判定するステップと、
    前記第1のリソースセットが前記第2のリソースセットを含まないという判定に従って、前記第2のリソースセット内で前記検索を続行するステップと
    を含む、請求項35に記載の第1のデバイス。
  37. チャネル状態情報測定の報告用の更新された構成、
    チャネル状態情報の測定用の更新された構成、
    チャネル状態情報の報告のための条件、または
    前記サービングセル用のダウンリンク制御チャネル向けのビーム指示
    のうちの少なくとも1つに関する情報を前記第2のデバイスから受信したことに応答して、前記検索をやめるステップ
    をさらに含む、請求項33に記載の方法。
  38. 前記検索が完了したかどうかを判定するステップが、
    所定の期間内に少なくとも1つの候補ビームが識別されたという判定に従って、前記検索が完了したと判定するステップ、または
    前記所定の期間内に候補ビームが識別されなかったという判定に従って、前記検索が完了したと判定するステップ
    を含む、請求項33に記載の方法。
  39. 第2のデバイスにおいて、
    第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能でないという第2の指示を受信することであって、前記第1および第2の指示が、前記サービングセル向けのビーム障害回復に関係する情報が利用可能でないという判定に従って前記第1のデバイスによって送信される、受信すること、または
    前記ビーム障害が検出されたという前記第1の指示および候補ビームが利用可能であるかどうかに関する前記第2の指示を受信することであって、前記第1および第2の指示が、前記サービングセル向けの前記ビーム障害回復に関係する前記情報が利用可能であるという判定に従って前記第1のデバイスによって送信される、受信すること
    のうちの少なくとも1つを実行するステップと、
    前記第1および第2の指示に基づいて、ビーム管理を実行するステップと
    を含む、通信の方法。
  40. 前記候補ビームの検索が完了したかどうかに関する第3の指示を前記第1のデバイスから受信するステップ
    をさらに含む、請求項39に記載の方法。
  41. 前記候補ビームが利用可能であることを前記第2の指示が示し、
    前記方法が、
    前記候補ビームに関する情報を前記第1のデバイスから受信するステップ
    をさらに含む、請求項39に記載の方法。
  42. チャネル状態情報測定の報告用の更新された構成、
    チャネル状態情報の測定用の更新された構成、
    チャネル状態情報の報告のための条件、または
    前記サービングセル用のダウンリンク制御チャネル向けのビーム指示
    のうちの少なくとも1つに関する情報を前記第1のデバイスに送信するステップであって、その結果、前記候補ビームの検索が停止される、ステップ
    をさらに含む、請求項39に記載の方法。
  43. 第1のデバイスにおいて、前記第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害を検出するための手段と、
    前記ビーム障害が前記サービングセルについて検出されたという判定に従って、前記サービングセル向けのビーム障害回復用の手順をトリガするための手段と、
    前記ビーム障害回復に関係する情報が前記サービングセルに利用可能であるかどうかを判定するための手段と、
    前記情報が利用可能でないという判定に従って、前記ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能でないという第2の指示を第2のデバイスに送信するための手段と
    を備える、通信装置。
  44. 第1のデバイスにおいて、前記第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害を検出するための手段と、
    前記ビーム障害が前記サービングセルについて検出されたという判定に従って、前記サービングセル向けのビーム障害回復に関係する情報が利用可能であるかどうかを判定するための手段と、
    前記情報が利用可能であるという判定に従って、前記サービングセル向けの前記ビーム障害回復用の手順をトリガするための手段と、
    前記ビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能であるかどうかに関する第2の指示を第2のデバイスに送信するための手段と
    を備える、通信装置。
  45. 第2のデバイスにおいて、第1のデバイスのサービングセルについてのビーム障害が検出されたという第1の指示および候補ビームが利用可能でないという第2の指示を受信することであって、前記第1および第2の指示が、前記サービングセル向けのビーム障害回復に関係する情報が利用可能でないという判定に従って前記第1のデバイスによって送信される、受信すること、または、前記ビーム障害が検出されたという前記第1の指示および候補ビームが利用可能であるかどうかに関する前記第2の指示を受信することであって、前記第1および第2の指示が、前記サービングセル向けの前記ビーム障害回復に関係する前記情報が利用可能であるという判定に従って前記第1のデバイスによって送信される、受信することのうちの少なくとも1つを実行するための手段と、
    前記第1および第2の指示に基づいて、ビーム管理を実行するための手段と
    を備える、通信装置。
  46. 請求項22~31のいずれか1項に記載の方法を装置に実行させるためのプログラム命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
  47. 請求項32~38のいずれか1項に記載の方法を装置に実行させるためのプログラム命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
  48. 請求項39~42のいずれか1項に記載の方法を装置に実行させるためのプログラム命令を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
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