JP2023538413A - 不連続受信drx設定方法、装置、端末機器及びネットワーク側機器 - Google Patents

不連続受信drx設定方法、装置、端末機器及びネットワーク側機器 Download PDF

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Abstract

本出願は、不連続受信DRX設定方法、装置及び機器を開示し、通信の分野に属する。前記方法は、第1タイマーを起動または再起動するステップと、前記第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断するステップと、を含む。

Description

本出願は通信の分野に関し、特に、不連続受信DRX設定方法、装置及び機器に関する。
エクステンデッドリアリティ(Extended Reality,XR)とは、コンピュータ技術及びウェアラブルデバイスによって生成されるすべての現実と仮想とを融合した環境及びマンマシンインタラクションのことであり、拡張現実(Augmented Reality,AR)、複合現実(Mixed Reality,MR)及び仮想現実(Virtual Reality,VR)等の代表的な形式、並びにそれらの間の補間領域を含む。
XRサービスモデルでは、サービスパケットの到達間隔は等しくて小さい。また、XRサービスは、遅延への要求が高く、エアインタフェース伝送パケットディレイバジェット(Packet Delay Budget,PDB)は、約10msである必要がある。そのため、XRサービスでは、不連続受信(Discontinuous Reception,DRX)周期に必要な設定はより小さくなる。一方、DRX周期設定が非常に小さい場合に、データパケットがスリープ状態で到達して物理ダウンリンク制御チャネル(Physical downlink control channel,PDCCH)によりスケジューリングされて伝送又は送信される機会がないことにより、データパケットがPDBを超えて廃棄されるという問題が発生し、さらにユーザーエクスペリエンスレート及びシステムのスループットが著しく低下することがある。
本出願の実施例は、DRX設定下での伝送シナリオにおける情報損失又は情報伝送失敗の問題を解決するために、不連続受信DRX設定方法、装置及び機器を提供する。
第1態様において、端末機器に適用される不連続受信DRX設定方法であって、第1タイマーを起動または再起動するステップと、前記第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断するステップと、を含む不連続受信DRX設定方法を提供する。
第2態様において、第1タイマーを起動または再起動するための起動または再起動モジュールと、前記第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断するための処理モジュールと、を備える不連続受信DRX設定装置を提供する。
第3態様において、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドとを備える端末機器であって、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサによって実行されると、第1態様に記載の方法のステップが実現される端末機器を提供する。
第4態様において、ネットワーク側機器に適用される不連続受信DRX設定方法であって、第1タイマーを設定するステップと、前記第1タイマーの起動または再起動後に、前記第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断するように端末機器に指示するための設定情報を送信するステップと、を含む不連続受信DRX設定方法を提供する。
第5態様において、第1タイマーを設定するための設定モジュールと、前記第1タイマーの起動または再起動後に、前記第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断するように端末機器に指示するための設定情報を送信するための送信モジュールと、を備える不連続受信DRX設定装置を提供する。
第6態様において、メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドとを備えるネットワーク側機器であって、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサによって実行されると、第4態様に記載の方法のステップが実現されるネットワーク側機器を提供する。
第7態様において、プログラム又はコマンドが記憶されている可読記憶媒体であって、前記プログラム又はコマンドがプロセッサによって実行されると、第1態様に記載の方法のステップが実現され、又は、前記プログラム又はコマンドがプロセッサによって実行されると、第4態様に記載の方法のステップが実現される可読記憶媒体を提供する。
第8態様において、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドとを備えるコンピュータプログラム製品であって、前記プログラム又はコマンドがプロセッサによって実行されると、第1態様に記載の方法のステップが実現され、又は、前記プログラム又はコマンドがプロセッサによって実行されると、第4態様に記載の方法のステップが実現されるコンピュータプログラム製品を提供する。
第9態様において、プロセッサ及び通信インタフェースを備えるチップであって、前記通信インタフェースと前記プロセッサとが結合されており、前記プロセッサは、端末機器又はネットワーク側機器のプログラム又はコマンドを実行して第1態様に記載の方法のステップ、又は第4態様に記載の方法のステップを実現するために用いられるチップを提供する。
本出願の実施例では、第1タイマーの起動または再起動後に、当該第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさないと判断した場合、当該第1タイマーの実行を中断する。このように、不連続受信DRXに関連するタイマーの実行中断と実行継続条件の判断を追加することで、端末機器がタイマーの実行中にスケジューリングされる機会を十分に確保でき、データパケットがそのパケットディレイバジェットPDB内で要求を満たす伝送又は送信機会を取得でき、パケット損失率又は誤送信率を低減させ、システムのスループットを向上させる。
本出願の実施例を適用可能な無線通信システムのブロック図を示す。 本出願の実施例における不連続受信DRX設定方法の模式的なフローチャートである。 本出願の実施例におけるdrx-inactivitytimerの設定模式図である。 本出願の実施例における別のdrx-inactivitytimerの設定模式図である。 本出願の実施例におけるまた別のdrx-inactivitytimerの設定模式図である。 本出願の実施例における別の不連続受信DRX設定方法の模式的なフローチャートである。 本出願の実施例における不連続受信DRX設定装置の構造模式図である。 本出願の実施例における別の不連続受信DRX設定装置の構造模式図である。 本出願の実施例における通信機器の構造模式図である。 本出願の実施例における端末機器の構造模式図である。 本出願の実施例におけるネットワーク側機器の構造模式図である。
ここで説明される図面は、本出願のさらなる理解を提供するためのものであり、本出願の一部を構成する。本出願の模式的な実施例及びその説明は、本出願を解釈するためのものであり、本開示を不適切に限定する意図がない。
以下に、本出願の実施例における図面を参照しながら、本出願の実施例における技術方案を明確で完全に説明する。説明される実施例は、本出願の全ての実施例ではなく、その一部に過ぎないことは自明である。当業者が本出願における実施例に基づいて得た他の実施例は、全て本出願の保護範囲に含まれる。
本出願の明細書及び特許請求の範囲における「第1」、「第2」などの用語は、類似する対象を区別するためのものであり、特定の順序又は順番を説明するためのものではない。このように使用されるデータは、本出願の実施例が、本明細書に図示または記載されたそれらの順序以外の順序で実施できるように、適切な場合に交換可能であり、また、「第1」、「第2」により区別される対象は通常同種類のものであり、対象の個数が限定されず、例えば第1対象は1つであっても複数であってもよいことを理解されたい。また、明細書及び特許請求の範囲において、「及び/又は」は、接続対象の少なくとも1つを示し、「/」という記号は、一般的に、前後に関連している対象が「又は」という関係であることを表す。
本出願の実施例で説明される技術は、ロングタームエボリューション(Long Term Evolution,LTE)/LTEの進化型(LTE-Advanced,LTE-A)システムに限定されず、他の無線通信システム、例えば符号分割多元接続(Code Division Multiple Access,CDMA)、時分割多元接続(Time Division Multiple Access,TDMA)、周波数分割多元接続(Frequency Division Multiple Access,FDMA)、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access,OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(Single-carrier Frequency-Division Multiple Access,SC-FDMA)及び他のシステムに用いることもできることに留意されたい。本出願の実施例における「システム」及び「ネットワーク」という用語は、多くの場合、交換可能に使用され、説明される技術は、上述したシステム及び無線技術だけでなく、他のシステム及び無線技術にも使用され得る。しかし、以下の説明は、例示するために新しい無線(New Radio,NR)システムについて説明し、また、以下の説明の大部分において、NRという用語が使用され、これらの技術は、第6世代(6thGeneration,6G)通信システムのようなNRシステムアプリケーション以外のアプリケーションに適用されてもよい。
図1には、本出願の実施例を適用可能な無線通信システムのブロック図が示されている。無線通信システムは、端末11及びネットワーク側機器12を備える。端末11は、端末機器又はユーザ端末(User Equipment,UE)と呼ばれてもよく、携帯電話、タブレットコンピュータ(Tablet Personal Computer)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)(ノートパソコンとも呼ばれる)、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant,PDA)、パームトップコンピュータ、ネットブック、ウルトラモバイルピーシー(ultra-mobile personal computer,UMPC)、モバイルインターネットデバイス(Mobile Internet Device,MID)、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)又は車載機器(Vehicle UE,VUE)、歩行者端末(Pedestrian UE,PUE)等の端末側機器であってもよく、ウェアラブルデバイスは、ブレスレット、イヤホン、メガネ等を含む。なお、本出願の実施例では、端末11の具体的なタイプが限定されない。ネットワーク側機器12は、基地局又はコアネットワークであってもよく、基地局は、ノードB、進化型ノードB、アクセスポイント、ベーストランシーバ基地局(Base Transceiver Station,BTS)、無線基地局、無線トランシーバ、基本サービスセット(Basic Service Set,BSS)、拡張サービスセット(Extended Service Set,ESS)、Bノード、進化型Bノード(eNB)、ホームBノード、ホーム進化型Bノード、WLANアクセスポイント、WiFiノード、送受信ポイント(Transmitting Receiving Point,TRP)又は上記の分野における他の何らかの適切な用語と呼ばれてもよく、同様な技術的効果を達成できれば、前記基地局は、特定の技術用語に限定されない。なお、本出願の実施例では、NRシステムにおける基地局を例とするが、基地局の具体的なタイプが限定されない。
以下に、図面を参照しながら、具体的な実施例及びその適用場面により、本出願の実施例で提供される不連続受信DRX設定方法を詳しく説明する。
図2に示すように、本出願の実施例は、端末機器によって実行される不連続受信DRX設定方法を提供する。この方法は、以下のプロセスやステップを含む。
ステップ201:第1タイマーを起動または再起動する。
第1タイマーを起動または再起動するトリガー条件は、DRX周期の開始時刻で周期的に起動することと、新規伝送を指示するPDCCHの受信を完了した後の1番目のシンボルにおいて起動または再起動することと、のうちの少なくとも1つを含むが、それらに限定されない。具体的なトリガー条件は、ここで限定されない。
ステップ203:前記第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断する。
上述した前記第1タイマーの実行を中断するステップは、第1タイマーをサスペンド(suspend)するステップと呼ばれてもよく、前記第1タイマーがデクリメント動作を実行しない(即ち、時間減少動作を実行しない)又はインクリメント動作を実行すると理解され得る。当該デクリメント動作とは、1つの時間単位のデクリメントを指してもよい。
また、上述した前記第1タイマーの実行を中断することとは、前記第1条件を満たさない時間単位上で前記第1タイマーの実行を中断することを指す。前記第1タイマーの実行を中断する開始時刻は、前記第1条件を満たさない時間単位の開始時刻である。
任意に、ステップ203は、第1タイマーに対応する時間単位がフレキシブル時間単位である場合、当該フレキシブル時間単位上で第1タイマーの実行を中断するステップを含んでもよい。
一実施例では、第1条件は、時間単位がダウンリンク時間単位であることと、時間単位がフレキシブル時間単位であることと、を含む。前記第1タイマーに対応する時間単位が、ダウンリンク時間単位であることを満たさないか、又はフレキシブル時間単位であることを満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断する。
別の実施例では、第1条件は、時間単位が半静的ダウンリンク時間単位であることと、時間単位がフレキシブル時間単位であることと、を含む。前記第1タイマーに対応する時間単位が、半静的ダウンリンク時間単位であることを満たさないか、又はフレキシブル時間単位であることを満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断する。
任意に、本出願の実施例では、第1タイマーの起動または再起動後に、当該第1タイマーに対応する時間単位が前記第1条件を満たさないと判断した場合、当該第1タイマーの実行を中断する。このように、不連続受信DRXに関連するタイマーの実行中断と実行継続条件の判断を追加することで、端末機器がタイマーの実行中にスケジューリングされる機会を十分に確保でき、データパケットがそのパケットディレイバジェットPDB内で要求を満たす伝送又は送信機会を取得でき、パケット損失率又は誤送信率を低減させ、システムのスループットを向上させる。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、当該DRXは、長周期DRX及び/又は短周期DRXを含んでもよい。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、上記のステップ201の前に、前記端末機器が前記第1タイマーの実行中断又は実行継続を判断する能力をサポートするか否かをネットワーク側機器に報告することをさらに含んでもよい。このように、ネットワーク側機器は、端末機器が報告した前記能力に応じて、実行中断又は実行継続を判断する能力を有する前記第1タイマーを設定するか否かを決定することができる。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、上記の第1条件は、以下の少なくとも1つを含むが、それらに限定されない。
(1)時間単位がダウンリンク時間単位である。任意に、前記ダウンリンク時間単位は、半静的ダウンリンク時間単位又はサブフレームフォーマット指示シグナリングによって指示されるダウンリンク時間単位を含むが、それらに限定されない。
(2)時間単位がアップリンク時間単位である。任意に、前記アップリンク時間単位は、半静的アップリンク時間単位又はサブフレームフォーマット指示シグナリングによって指示されるアップリンク時間単位を含むが、それらに限定されない。
(3)時間単位内に同期信号ブロック(Synchronization Signal and PBCH block,SSB)が存在しない。
(4)時間単位内にSSBが存在する。
(5)時間単位が特別時間単位であり、前記特別時間単位におけるダウンリンクシンボルの数の、前記特別時間単位における全てのシンボルの数に対する比率が第1比率よりも大きく、前記第1比率が0よりも大きく1未満である。任意に、前記特別時間単位は、半静的特別時間単位を含むが、それに限定されない。
(6)時間単位内にPDCCHモニタリング機会が存在しない。前記PDCCHモニタリング機会は、1つ又は複数のPDCCHモニタリング機会であってもよい。
(7)時間単位内にPDCCHモニタリング機会が存在する。
(8)時間単位内に第1サーチスペース又は第1サーチスペースグループのPDCCHモニタリング機会が存在しない。任意に、前記第1サーチスペースは、特定のタイプのサーチスペース又は特定の無線ネットワーク一時識別子(Radio Network Temporary Identifier,RNTI)によってスクランブリングされたサーチスペースである。例えば、前記第1サーチスペースは、システム情報無線ネットワーク一時識別子(System Information Radio Network Temporary Identifier,SI-RNTI)によってスクランブリングされたサーチスペース、又はType0もしくはType 0A共通サーチスペースであってもよい。任意に、前記第1サーチスペースグループは、ネットワーク側機器によって設定された任意の1つ又は複数のサーチスペースグループ、例えばサーチスペースグループ1及び/又はサーチスペースグループ2であってもよい。
(9)時間単位内に第1サーチスペース又は第1サーチスペースグループのPDCCHモニタリング機会が存在する。
(10)時間単位内に第1ダウンリンク制御情報(Downlink Control Information,DCI)が受信されていない。例えば、第1DCIは、DCI 1-1又はDCI 0-1である。
(11)時間単位内に第1DCIが受信された。
(12)時間単位内にアクティブ化された帯域幅部分(Bandwidth Part,BWP)が第1BWPであり、前記第1BWPが、非休眠(non-dormant)BWP、休眠BWP、第1アクティブ化BWP及びデフォルトBWPのうちの1つである。
(13)時間単位が目標時間単位ではなく、前記目標時間単位が、BWP切り替え遅延、BWP切り替えによる中断時間及び第1アプリケーション遅延のうちの少なくとも1つに対応する。例えば、時間単位1及び2がBWP切り替え遅延内にある場合、時間単位1及び2は上記の目標時間単位である。
任意に、前記第1アプリケーション遅延は、サーチスペースグループアプリケーション遅延、最小K0/K2アプリケーション遅延等であってもよい。K0とは、PDCCHとそれによってスケジューリングされた物理ダウンリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel,PDSCH)との間の時間間隔であり、K2とは、PDCCHとそれによってスケジューリングされた物理アップリンク共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel,PUSCH)との間の時間間隔である。
(14)時間単位が前記目標時間単位である。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、上記のステップ203は、具体的に、前記第1タイマーの起動時刻又は再起動時刻の所在する第1時間単位が前記第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断し、前記第1時間単位の後のi番目の時間単位が前記第1条件を満たさない場合、i+m番目の時間単位が前記第1条件を満たすまで前記第1タイマーの実行を中断する(ただし、i、mは1以上の整数である)ように実行されてもよい。
第1タイマーがタイムアウト又は満了する前に、当該第1タイマーに対応する各時間単位が第1条件を満たすか否かを順次に判断し、現在の時間単位が第1条件を満たさないと判断された場合、当該第1タイマーは、当該第1条件を満たす時間単位が判断されるか、又は当該第1タイマーがタイムアウトするまで、現在の時間単位の開始時刻で実行を中断し始めると理解され得る。任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、前記第1タイマーに対応する時間単位が前記第1条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を継続することをさらに含んでもよい。
第1タイマーの起動または再起動後に、当該第1タイマーに対応する時間単位が前記第1条件を満たすと判断した場合、当該第1タイマーの実行を継続又は再開(continue)すると理解され得る。
上述した前記第1タイマーの実行を継続することは、デクリメント動作を実行すると理解でき、当該デクリメント動作とは、1つの時間単位のデクリメントを指してもよい。
また、上述した前記第1タイマーの実行を継続することとは、前記第1条件を満たす時間単位上で前記第1タイマーの実行を継続することを指す。実行を継続又は再開する開始時刻は、前記第1条件を満たす時間単位の開始時刻である。
任意に、前記第1タイマーに対応する時間単位が前記第1条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を継続するステップは、第1タイマーに対応する時間単位がフレキシブル時間単位である場合、当該フレキシブル時間単位上で第1タイマーの実行を継続するステップを含んでもよい。
一実施例では、第1条件は、時間単位がダウンリンク時間単位であることと、時間単位がフレキシブル時間単位であることと、を含む。前記第1タイマーに対応する時間単位が、ダウンリンク時間単位であることを満たすか、又はフレキシブル時間単位であることを満たす場合、前記第1タイマーの実行を継続する。
別の実施例では、第1条件は、時間単位が半静的ダウンリンク時間単位であることと、時間単位がフレキシブル時間単位であることと、を含む。前記第1タイマーに対応する時間単位が、半静的ダウンリンク時間単位であることを満たすか、又はフレキシブル時間単位であることを満たす場合、前記第1タイマーの実行を継続する。任意に、本出願の実施例に係るDRX設定方法では、上述した前記第1タイマーに対応する時間単位が前記第1条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を継続するステップは、具体的に、前記第1タイマーの起動又は再起動時刻の所在する第1時間単位が前記第1条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を継続し、前記第1時間単位の後のi番目の時間単位が前記第1条件を満たす場合、i+n番目の時間単位が前記第1条件を満たさないか、又は前記第1タイマーがタイムアウトするまで、前記第1タイマーの実行を継続する(ただし、i、nは1以上の整数である)ように実行されてもよい。
第1タイマーがタイムアウト又は満了する前に、当該第1タイマーに対応する各時間単位が第1条件を満たすか否かを順次に判断し、現在の時間単位が第1条件を満たすと判断された場合、当該第1タイマーは、当該第1条件を満たさない時間単位が判断されるか、又は当該第1タイマーがタイムアウトするまで、現在の時間単位のデクリメントの実行を継続すると理解され得る。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、上記の第1タイマーの実行中断の持続時間は、アクティブ化時間、DRXアクティブ化時間及び非アクティブ化時間のうちの1つに属する。すなわち、前記第1タイマーの実行中断時に、端末機器は、アクティブ化状態、DRXアクティブ化状態又は非アクティブ化状態であってもよい。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、上記の第1タイマーは、DRXオンデュレーションタイマー(drx-ondurationtimer)と、DRXインアクティビティタイマー(drx-inactivitytimer)と、DRX設定及び/又はPDCCHモニタリングに関連するタイマーと、のうちの少なくとも1つを含むが、それらに限定されない。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、上記の全てのタイプの時間単位(例えば第1時間単位、第2時間単位、第3時間単位、第1タイマーに対応する時間単位等)は、スロット、サブフレーム、シンボル、スロットセット、サブフレームセット及びシンボルセットのいずれか1つを含むが、それらに限定されない。
一例では、第1タイマーは、drx-inactivitytimerであり、媒体アクセス制御(Medium Access Control,MAC)層は、drx-inactivitytimerの実行中断又は実行継続の判断条件をプロトコルで約束し、時間単位は、サブフレームであり、ネットワーク側機器又はプロトコルで約束された第1条件は、現在のサブフレームがダウンリンクサブフレーム又は特別サブフレームであることである。
ネットワーク側機器によって設定された長DRX周期のパラメータは、LongDRXcycle=10ms;drx-ondurationtimer=3ms;drx-inactivitytimer=2msである。
プロトコル約束:drx-inactivitytimerの実行中に、端末機器は、ネットワーク側機器によって設定されたフレーム構造、例えば、DDDSUDDSUUに従って、図3に示すように、drx-inactivitytimerに対応する各サブフレームがダウンリンクサブフレーム又は特別サブフレームであるか否かを順次に判断する。現在のサブフレームがダウンリンクサブフレーム又は特別サブフレームである場合、drx-inactivitytimerの実行を継続する。逆に、現在のサブフレームが1つのアップリンクサブフレームである場合、当該アップリンクサブフレーム上でdrx-inactivitytimerの実行を中断する。drx-inactivitytimerが満了する前に、アップリンクサブフレームに遭遇したため、2ms以内に満了するはずだったdrx-inactivitytimerの満了が遅れると理解され得る。
図3に示すように、drx-Inactivitytimerの開始位置は、1つのダウンリンクサブフレーム(サブフレーム内のあるシンボルからデクリメントする)であるため、上記の判断条件を満たす。2番目のサブフレームは、1つの特別サブフレームであり、上記の判断条件も満たす。3番目のサブフレームでは、1つのアップリンクサブフレームであり、上記の判断条件を満たさないため、drx-Inactivitytimerは、当該アップリンクサブフレームの開始位置で実行を停止し始め、後ろ向きに次のサブフレームがダウンリンクサブフレームであると判断し続け、上記の判断条件を満たすため、drx-Inactivitytimerは、サブフレーム内のあるシンボルdrx-Inactivitytimerがタイムアウト又はゼロになるまで、当該ダウンリンクサブフレームの開始時刻で実行を再開する。
また、ネットワーク側機器は、スロットslotもしくはスロットセットまたはシンボルsymbolもしくはシンボルセットの粒度に応じてアップリンクとダウンリンクを設定する場合、判断される粒度は、スロットもしくはスロットセットまたはシンボルもしくはシンボルセットのレベルになる。
この例では、TDDシステムにおいて、XRサービスモデルの特性を踏まえて省電力を総合的に考慮したダウンリンクスケジューリング機会の補償が実現される。
なお、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、プロトコル約束は、事前約束、事前定義又は事前規定等として理解されてもよい。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、開始時刻オフセット規則に従って、前記第1タイマーの目標開始時刻を決定することをさらに含んでもよい。前記開始時刻オフセット規則は、第1時間範囲に関連し、前記第1時間範囲は、前記第1タイマーの初期開始時刻に関連する。
前記第1タイマーの初期開始時刻とは、開始オフセット規則に従って前記第1タイマーの目標開始時刻を決定(調整)する前に使用される第1タイマーの開始時刻であると理解され得る。
この実施例では、開始時刻オフセット規則に基づいて当該第1タイマーの開始位置、即ち目標開始時刻を調整することによって、第1タイマーが「無効」な位置でPDCCHのモニタリングを起動することを回避し、端末機器がPDB内にスケジューリング又は伝送される機会を十分に確保し、パケット損失率を低下させ、省電力効果を達成するとともにユーザーエクスペリエンスを向上させることができる。ここで、「無効」とは、第1条件を満たさない時間単位である。
さらに任意に、上述した開始時刻オフセット規則に従って、前記第1タイマーの目標開始時刻を決定するステップは、具体的に、前記初期開始時刻の所在する第2時間単位が前記第1条件及び/又は前記第2条件を満たす場合、前記初期開始時刻を前記目標開始時刻として決定し、前記初期開始時刻の所在する第2時間単位が前記第1条件及び/又は前記第2条件を満たさない場合、第3時間単位の開始時刻を前記目標開始時刻として決定するように実行されてもよい。前記第3時間単位は、前記第1時間範囲内に前記第1条件及び/又は前記第2条件を満たし、前記初期開始時刻に最も近い時間単位である。
開始時刻オフセット規則に従って、当該第1タイマーの開始位置を調整するか否かを決定する際に、当該第1タイマーの初期開始時刻が第1条件及び第2条件の少なくとも1つを満たすか否かを判断することによって決定することができると理解され得る。
上記の第2条件は、任意に、前記開始時刻で起動される前記第1タイマー内に、前記第1条件を満たす時間単位の数の、前記第1タイマーに対応する全ての時間単位の数に対する比率が第2比率以上であり、前記第2比率が0よりも大きく1未満であることである。
上述した前記目標開始時刻で起動される前記第1タイマーとは、前記初期開始時刻又は前記第3時間単位の開始時刻で起動される前記第1タイマーであると理解され得る。
上記の開始時刻オフセット規則に基づいて第1タイマーの目標開始時刻を決定する際に、前記目標開始時刻、即ち初期開始時刻又は調整後の開始時刻(即ち、第3時間単位の開始時刻)で当該第1タイマーを起動することにより、第1タイマーの実行中に第1条件を満たす時間単位の数の、当該第1タイマーに対応する全ての時間単位の数に対する比率が一定の比率、即ち第2比率以上であることを実現できると理解され得る。
開始時刻オフセット規則に従って、前記第1タイマーの目標開始時刻を決定する上記の例では、XRサービスモデルの特性を踏まえて省電力を総合的に考慮したダウンリンクスケジューリング機会の補償が実現される。
任意に、上記の第1時間範囲は、第1時間間隔及び/又は第1方向に基づいて決定された時間範囲である。前記第1方向は、前向き、後ろ向き、前向きの後に後ろ向き及び後ろ向きの後に前向きのうちの1つを含むが、それらに限定されない。前記第1時間間隔は、N個のスロット又はサブフレームを含む。
前記第1時間間隔及び前記第1方向は、ネットワーク側機器によって設定されてもよい。任意に、ネットワーク側機器によって前記第1方向が設定されていない場合、前記第1方向は、デフォルトで後ろ向きであってもよい。ネットワーク側機器によって前記第1時間間隔が設定されていない場合、前記第1時間間隔は、デフォルトで無限大又は前記第1タイマーの長さ以上であってもよい。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、
N個のスロット又はサブフレームを含む(Nは0以上の整数である)前記第1時間範囲と、デフォルト時間範囲と、のうちの少なくとも1つがプロトコルで約束されるか、又はネットワーク側機器によって設定される。
なお、前記第1時間範囲がネットワーク側機器によって設定されていないか、又はプロトコルで約束されていない場合、事前設定されたデフォルト時間範囲を前記第1時間範囲として決定することができる。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、
前記開始時刻オフセット規則の指示情報が運ばれている第2DCIを受信することをさらに含んでもよい。すなわち、当該指示情報に基づいて当該開始時刻オフセット規則を更新し、例えばそれに関連する第1時間範囲などを更新することで、第1タイマーの開始位置の正確性を確保することができる。
一例では、第1DCIは、DCI 2-0であり、当該DCI 2-0に従って第1タイマーの開始時刻オフセット規則の設定を動的に更新することができる。
具体的には、ネットワーク側機器によって設定されるか、又はプロトコルでデフォルト約束された第1タイマーの開始時刻オフセット規則は、第1時間範囲が現在の第1タイマーの開始時刻を基準としてその後ろの2つのサブフレーム内でオフセット調整されることを含む。DCI 2-0における第1タイマーの開始時刻オフセット規則の変更指示を受信することにより、第1時間間隔を5個のサブフレームに変更する。
さらに任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、上述した開始時刻オフセット規則に従って、前記第1タイマーの目標開始時刻を決定するステップの前に、前記第1時間範囲を決定するための第1時間範囲の基準値をネットワーク側機器に報告することをさらに含んでもよい。
別の例では、第1タイマーは、drx-ondurationtimerであり、プロトコルで約束されたdrx-ondurationtimerの開始時刻オフセット規則は、第1時間範囲がオフセット調整前の初期開始時刻を基準として後ろ向きに3つのサブフレーム内で条件判断されることである。第1タイマーに対応する時間単位は、サブフレームであり、ネットワーク側機器によって設定されるか、又はプロトコルで約束された第1条件は、現在のサブフレームがダウンリンクサブフレーム又は特別サブフレームであり、また、現在のサブフレーム内にPDCCHモニタリング機会が存在することである。当該第1時間範囲は、ondurationtimerの開始時刻の所在するサブフレームを含んでも含んでいなくてもよい。前記drx-ondurationtimerの開始位置の所在するサブフレームは、drx-startoffsetというパラメータにより決定される。
ネットワーク側機器によって設定された長DRX周期のパラメータは、LongDRXcycle=10ms;drx-ondurationtimer=3ms;drx-inactivitytimer=2msである。
図4に示すように、調整前のdrx-ondurationtimerの開始位置は、1つのアップリンクサブフレームの境界であり、第1条件を満たさないため、オフセット規則に従って、当該開始位置の後ろの3つのサブフレーム上で第1条件を満たすか否かを順次に判断する。最後の位置でUEは、開始位置の後ろの1番目のサブフレームが第1条件を満たすサブフレームを見つけたため、drx-ondurationtimerの開始位置を当該サブフレームの開始位置に調整する。具体的には、以下の式を参照する。
(1)長周期DRXの場合、[(SFN×10)+subframe number]modulo(drx-LongCycle)=drx-StartOffsetという式は、以下のように適宜変更する必要がある。
〔数1〕
[(SFN×10)+subframe number+shiftsubframenumber]modulo(drx-LongCycle)=drx-StartOffset。
(2)短周期DRXの場合、[(SFN×10)+subframe number]modulo(drx-ShortCycle)=(drx-StartOffset)modulo(drx-ShortCycle)という式は、以下のように適宜変更する必要がある。
〔数2〕
[(SFN×10)+subframe number+shiftsubframenumber]modulo(drx-ShortCycle)=(drx-StartOffset)modulo(drx-ShortCycle)。
上記のshiftsubframenumberは、即ち上記規則に従って決定されたdrx-ondurationtimerの開始サブフレームのオフセット量であり、それは2である。また別の例では、第1タイマーは、drx-ondurationtimerであり、プロトコルで約束されたdrx-inactivitytimerの開始時刻オフセット規則は、後ろ向きオフセットであり、第1タイマーに対応する時間単位はサブフレームであり、ネットワーク側機器によって設定されるか、又はプロトコルで約束された第1条件は、現在のサブフレームがダウンリンクサブフレームであることである。
ネットワーク側機器によって設定された長DRX周期のパラメータは、LongDRXcycle=10ms;drx-ondurationtimer=3ms;drx-inactivitytimer=2ms;K=100%(即ち第2比率)である。
図5に示すように、調整前のdrx-ondurationtimerの開始位置は、1つのアップリンクサブフレームの境界であり、第1条件を満たさないため、オフセット規則に従って、当該開始位置の後ろの3つのサブフレーム上で第1条件を満たすか否かを順次に判断する。最後の位置でUEは、開始位置の後ろの1番目のサブフレームが第1条件を満たすサブフレームを見つけたため、drx-ondurationtimerの開始位置を当該サブフレームの開始位置に調整する。具体的には、以下の式を参照する。
(1)長周期DRXの場合、[(SFN×10)+subframe number]modulo(drx-LongCycle)=drx-StartOffsetという式は、以下のように適宜変更する必要がある。
〔数3〕
[(SFN×10)+subframe number+shiftsubframenumber]modulo(drx-LongCycle)=drx-StartOffset。
(2)短周期DRXの場合、[(SFN×10)+subframe number]modulo(drx-ShortCycle)=(drx-StartOffset)modulo(drx-ShortCycle)という式は、以下のように適宜変更する必要がある。
〔数4〕
[(SFN×10)+subframe number+shiftsubframenumber]modulo(drx-ShortCycle)=(drx-StartOffset)modulo(drx-ShortCycle)。
上記のshiftsubframenumberは、即ち上記の規則に従って決定されたdrx-ondurationtimerの開始サブフレームのオフセット量であり、それは2であり、shiftsubframenumber=11であり、ondurationtimer内にダウンリンクサブフレームの割合が100%に達する必要がある。
本出願の実施例は、端末機器によって実行される不連続受信DRX設定方法をさらに提供する。この方法は、以下のプロセスやステップを含む。
開始時刻オフセット規則に従って、第1タイマーの目標開始時刻を決定する。前記開始時刻オフセット規則は、第1時間範囲に関連し、前記第1時間範囲は、前記第1タイマーの初期開始時刻に関連する。
前記第1タイマーの初期開始時刻とは、開始オフセット規則に従って前記第1タイマーの目標開始時刻を決定(調整)する前に使用される第1タイマーの開始時刻であると理解され得る。
この実施例では、開始時刻オフセット規則に基づいて当該第1タイマーの開始位置、即ち目標開始時刻を調整することによって、第1タイマーが「無効」な位置でPDCCHのモニタリングを起動することを回避し、端末機器がPDB内にスケジューリング又は伝送される機会を十分に確保し、パケット損失率を低下させ、省電力効果を達成するとともにユーザーエクスペリエンスを向上させることができる。ここで、「無効」とは、第1条件を満たさない時間単位である。
さらに任意に、上述した開始時刻オフセット規則に従って、第1タイマーの目標開始時刻を決定するステップは、具体的に、
前記初期開始時刻の所在する時間単位が前記第1条件及び/又は第2条件を満たす場合、前記初期開始時刻を前記目標開始時刻として決定し、前記初期開始時刻の所在する時間単位が前記第1条件及び/又は前記第2条件を満たさない場合、目標時間単位の開始時刻を前記目標開始時刻として決定するように実行されてもよい。前記目標時間単位は、前記第1時間範囲内に前記第1条件及び/又は前記第2条件を満たし、前記初期開始時刻に最も近い時間単位である。
開始時刻オフセット規則に従って、当該第1タイマーの開始位置を調整するか否かを決定する際に、当該第1タイマーの初期開始時刻が第1条件及び第2条件の少なくとも1つを満たすか否かを判断することによって決定することができると理解され得る。
なお、上記の第1条件、第2条件、第1時間範囲及び開始時刻オフセット規則の更新などに関する内容は、上記の図2に示す実施例における関連内容を参照でき、詳細はここでは繰り返さない。
本出願の実施例は、端末機器に適用される不連続受信DRX設定方法を提供する。前記方法は、第1タイマーを起動または再起動するステップと、前記第1タイマーに対応する時間単位が第2条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を中断するステップと、をさらに含む。
任意に、前記第1タイマーに対応する時間単位が第2条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を中断する前記ステップは、前記第1タイマーの起動時刻又は再起動時刻の所在する第1時間単位が前記第2条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を中断するステップ、又は、前記第1時間単位の後のi番目の時間単位が前記第2条件を満たす場合、i+m番目の時間単位が前記第2条件を満たさないまで、前記第1タイマーの実行を中断する(ただし、i、mは1以上の整数である)ステップを含む。
一実施例では、第2条件は、時間単位が半静的アップリンク時間単位であることを含む。前記第1タイマーに対応する時間単位が、半静的アップリンク時間単位であることを満たす場合、前記第1タイマーの実行を中断する。
任意に、本出願の実施例に係るDRX設定方法は、前記第1タイマーに対応する時間単位が前記第2条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を継続するステップをさらに含む。
任意に、前記第1タイマーに対応する時間単位が前記第2条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を継続する前記ステップは、前記第1タイマーの起動時刻又は再起動時刻の所在する第1時間単位が前記第2条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を継続するステップ、及び/又は、前記第1時間単位の後のi番目の時間単位が前記第2条件を満たさない場合、i+n番目の時間単位が前記第2条件を満たすか、又は前記第1タイマーがタイムアウトするまで、前記第1タイマーの実行を継続する(ただし、i、nは1以上の整数である)ステップを含む。
一実施例では、第2条件は、時間単位が半静的アップリンク時間単位であることを含む。前記第1タイマーに対応する時間単位が、半静的アップリンク時間単位であることを満たさない場合、前記第1タイマーの実行を継続する。任意に、前記第2条件は、時間単位がダウンリンク時間単位であることと、時間単位が半静的ダウンリンク時間単位であることと、時間単位がアップリンク時間単位であることと、時間単位が半静的アップリンク時間単位であることと、時間単位がフレキシブル時間単位であることと、時間単位内に同期信号ブロックSSBが存在しないことと、時間単位内にSSBが存在することと、時間単位が特別時間単位であり、前記特別時間単位におけるダウンリンクシンボルの数の、前記特別時間単位における全てのシンボルの数に対する比率が第1比率よりも大きく、前記第1比率が0よりも大きく1未満であることと、時間単位内にPDCCHモニタリング機会が存在しないことと、時間単位内にPDCCHモニタリング機会が存在することと、時間単位内に第1サーチスペース又は第1サーチスペースグループのPDCCHモニタリング機会が存在しないことと、時間単位内に第1サーチスペース又は第1サーチスペースグループのPDCCHモニタリング機会が存在することと、時間単位内に第1ダウンリンク制御情報DCIが受信されていないことと、時間単位内に第1DCIが受信されたことと、時間単位内にアクティブ化された帯域幅部分BWPが第1BWPであり、前記第1BWPが、非休眠BWP、休眠BWP、第1アクティブ化BWP及びデフォルトBWPのうちの1つであることと、時間単位が目標時間単位ではなく、前記目標時間単位が、BWP切り替え遅延、BWP切り替えによる中断時間及び第1アプリケーション遅延のうちの少なくとも1つに対応することと、時間単位が前記目標時間単位であることと、のうちの少なくとも1つを含む。
任意に、前記第1サーチスペースは、特定のタイプのサーチスペース又は特定の無線ネットワーク一時識別子RNTIによってスクランブリングされたサーチスペースである。
任意に、前記第1タイマーは、DRXオンデュレーションタイマーと、DRXインアクティビティタイマーと、DRX設定及び/又はPDCCHモニタリングに関連するタイマーと、のうちの少なくとも1つを含む。
任意に、時間単位は、スロット、サブフレーム、シンボル、スロットセット、サブフレームセット及びシンボルセットのいずれか1つを含む。
図6に示すように、本出願の実施例は、ネットワーク側機器によって実行される不連続受信DRX設定方法を提供する。この方法は、以下のプロセスやステップを含む。
ステップ301:第1タイマーを設定する。
ステップ303:前記第1タイマーの起動または再起動後に、前記第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断するように端末機器に指示するための設定情報を送信する。
前記第1タイマーを起動または再起動するトリガー条件は、DRX周期の開始時刻で周期的に起動することと、新規伝送を指示するPDCCHの受信を完了した後の1番目のシンボルにおいて起動または再起動することと、のうちの少なくとも1つを含むが、それらに限定されない。具体的なトリガー条件は、ここで限定されない。
本出願の実施例では、端末機器に第1タイマーを設定することで、端末機器は、当該第1タイマーを起動または再起動した後、当該第1タイマーに対応する時間単位を判断し、当該第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさないと判断した場合、当該第1タイマーの実行を中断する。このように、不連続受信DRXに関連するタイマーの実行中断と実行継続条件の判断を追加することで、端末機器がタイマーの実行中にスケジューリングされる機会を十分に確保でき、データパケットがそのパケットディレイバジェットPDB内で要求を満たす伝送又は送信機会を取得でき、パケット損失率又は誤送信率を低減させ、システムのスループットを向上させる。
上述した前記第1タイマーの実行を中断するステップは、第1タイマーをサスペンド(suspend)するステップと呼ばれてもよく、前記第1タイマーがデクリメント動作を実行しない(即ち、時間減少動作を実行しない)又はインクリメント動作を実行すると理解され得る。当該デクリメント動作とは、1つの時間単位のデクリメントを指してもよい。
また、上述した前記第1タイマーの実行を中断することとは、前記第1条件を満たさない時間単位上で前記第1タイマーの実行を中断することを指す。前記第1タイマーの実行を中断する開始時刻は、前記第1条件を満たさない時間単位の開始時刻である。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、当該DRXは、長周期DRX及び/又は短周期DRXを含んでもよい。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、上記のステップ301の前に、前記端末機器が報告した、前記端末機器が前記第1タイマーの実行中断又は実行継続を判断する能力をサポートするか否かを受信することをさらに含んでもよい。このように、端末機器が報告した前記能力に応じて、実行中断又は実行継続を判断する能力を有する前記第1タイマーを設定するか否かを決定することができる。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、上記の第1条件は、以下の少なくとも1つを含むが、それらに限定されない。
(1)時間単位がダウンリンク時間単位である。任意に、前記ダウンリンク時間単位は、半静的ダウンリンク時間単位又はサブフレームフォーマット指示シグナリングによって指示されるダウンリンク時間単位を含むが、それらに限定されない。
(2)時間単位がアップリンク時間単位である。任意に、前記アップリンク時間単位は、半静的アップリンク時間単位又はサブフレームフォーマット指示シグナリングによって指示されるアップリンク時間単位を含むが、それらに限定されない。
(3)時間単位内に同期信号ブロックSSBが存在しない。
(4)時間単位内にSSBが存在する。
(5)時間単位が特別時間単位であり、前記特別時間単位におけるダウンリンクシンボルの数の、前記特別時間単位における全てのシンボルの数に対する比率が第1比率よりも大きく、前記第1比率が0よりも大きく1未満である。任意に、前記特別時間単位は、半静的特別時間単位を含むが、それに限定されない。
(6)時間単位内にPDCCHモニタリング機会が存在しない。前記PDCCHモニタリング機会は、1つ又は複数のPDCCHモニタリング機会であってもよい。
(7)時間単位内にPDCCHモニタリング機会が存在する。
(8)時間単位内に第1サーチスペース又は第1サーチスペースグループのPDCCHモニタリング機会が存在しない。任意に、前記第1サーチスペースは、特定のタイプのサーチスペース又は特定の無線ネットワーク一時識別子RNTIによってスクランブリングされたサーチスペースである。例えば、前記第1サーチスペースは、SI-RNTIによってスクランブリングされたサーチスペース、又はType0もしくはType 0A共通サーチスペースであってもよい。任意に、前記第1サーチスペースグループは、ネットワーク側機器によって設定された任意の1つ又は複数のサーチスペースグループ、例えばサーチスペースグループ1及び/又はサーチスペースグループ2であってもよい。
(9)時間単位内に第1サーチスペース又は第1サーチスペースグループのPDCCHモニタリング機会が存在する。
(10)時間単位内に第1ダウンリンク制御情報DCIが受信されていない。例えば、第1DCIは、DCI 1-1又はDCI 0-1である。
(11)時間単位内に第1DCIが受信された。
(12)時間単位内にアクティブ化された帯域幅部分BWPが第1BWPであり、前記第1BWPが、非休眠BWP、休眠BWP、第1アクティブ化BWP及びデフォルトBWPのうちの1つである。
(13)時間単位が目標時間単位ではなく、前記目標時間単位が、BWP切り替え遅延、BWP切り替えによる中断時間及び第1アプリケーション遅延のうちの少なくとも1つに対応する。例えば、時間単位1及び2がBWP切り替え遅延内にある場合、時間単位1及び2は上記の目標時間単位である。
任意に、前記第1アプリケーション遅延は、サーチスペースグループアプリケーション遅延、最小K0/K2アプリケーション遅延等であってもよい。K0とは、PDCCHとそれによってスケジューリングされたPDSCHとの間の時間間隔であり、K2とは、PDCCHとそれによってスケジューリングされたPUSCHとの間の時間間隔である。
(14)時間単位が前記目標時間単位である。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、上記のステップ301は、具体的に、前記第1タイマーの起動時刻又は再起動時刻の所在する第1時間単位が前記第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断するように設定し、前記第1時間単位の後のi番目の時間単位が前記第1条件を満たさない場合、i+m番目の時間単位が前記第1条件を満たすまで、前記第1タイマーの実行を中断するように設定する(ただし、i、mは1以上の整数である)ように実行されてもよい。
第1タイマーがタイムアウト又は満了する前に、当該第1タイマーに対応する各時間単位が第1条件を満たすか否かを順次に判断し、現在の時間単位が第1条件を満たさないと判断された場合、当該第1タイマーは、当該第1条件を満たす時間単位が判断されるか、又は当該第1タイマーがタイムアウトするまで、現在の時間単位の開始時刻で実行を中断し始めるように設定すると理解され得る。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、前記第1タイマーに対応する時間単位が前記第1条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を継続するように設定することをさらに含んでもよい。
第1タイマーの起動または再起動後に、当該第1タイマーに対応する時間単位が相応する第1条件を満たす(満たさない)と判断した場合、当該第1タイマーの実行を継続又は再開(continue)するように設定すると理解され得る。
上述した前記第1タイマーの実行を継続することは、デクリメント動作を実行すると理解でき、当該デクリメント動作とは、1つの時間単位のデクリメントを指してもよい。
また、上述した前記第1タイマーの実行を継続することとは、前記第1条件を満たす時間単位上で前記第1タイマーの実行を継続することを指す。実行を継続又は再開する開始時刻は、前記第1条件を満たす時間単位の開始時刻である。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、上述した前記第1タイマーに対応する時間単位が前記第1条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を継続するように設定するステップは、具体的に、前記第1タイマーの起動時刻又は再起動時刻の所在する第1時間単位が前記第1条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を継続するように設定し、前記第1時間単位の後のi番目の時間単位が前記第1条件を満たす場合、i+n番目の時間単位が前記第1条件を満たさないか、又は前記第1タイマーがタイムアウトするまで、前記第1タイマーの実行を継続するように設定する(ただし、i、nは1以上の整数である)ように実行されてもよい。
第1タイマーがタイムアウト又は満了する前に、当該第1タイマーに対応する各時間単位が第1条件を満たすか否かを順次に判断し、現在の時間単位が第1条件を満たすと判断された場合、当該第1タイマーは、当該第1条件を満たさない時間単位が判断されるか、又は当該第1タイマーがタイムアウトするまで、現在の時間単位のデクリメントの実行を継続するように設定すると理解され得る。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、上記の第1タイマーの実行中断の持続時間は、アクティブ化時間、DRXアクティブ化時間及び非アクティブ化時間のうちの1つに属する。すなわち、前記第1タイマーの実行中断時に、端末機器は、アクティブ化状態、DRXアクティブ化状態又は非アクティブ化状態であってもよい。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、上記の第1タイマーは、DRXオンデュレーションタイマーと、DRXインアクティビティタイマーと、DRX設定及び/又はPDCCHモニタリングに関連するタイマーと、のうちの少なくとも1つを含むが、それらに限定されない。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、上記の全てのタイプの時間単位(例えば第1時間単位、第2時間単位、第3時間単位、第1タイマーに対応する時間単位等)は、スロット、サブフレーム、シンボル、スロットセット、サブフレームセット及びシンボルセットのいずれか1つを含むが、それらに限定されない。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、前記第1タイマーの目標開始時刻を決定するための開始時刻オフセット規則を設定することをさらに含んでもよい。前記開始時刻オフセット規則は、第1時間範囲に関連し、前記第1時間範囲は、前記第1タイマーの初期開始時刻に関連する。
前記第1タイマーの初期開始時刻とは、開始オフセット規則に従って前記第1タイマーの目標開始時刻を決定(調整)する前に使用される第1タイマーの開始時刻であると理解され得る。
この実施例では、開始時刻オフセット規則に基づいて当該第1タイマーの開始位置、即ち目標開始時刻を調整するように設定することによって、第1タイマーが「無効」な位置でPDCCHのモニタリングを起動することを回避し、端末機器がPDB内にスケジューリング又は伝送される機会を十分に確保し、パケット損失率を低下させ、省電力効果を達成するとともにユーザーエクスペリエンスを向上させることができる。ここで、「無効」とは、第1条件を満たさない時間単位である。
さらに任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、前記初期開始時刻の所在する第2時間単位が前記第1条件及び/又は第2条件を満たす場合、前記目標開始時刻は前記初期開始時刻であり、前記初期開始時刻の所在する第2時間単位が前記第1条件及び/又は前記第2条件を満たさない場合、前記目標開始時刻は第3時間単位の開始時刻である。前記第3時間単位は、前記第1時間範囲内に前記第1条件及び/又は前記第2条件を満たし、前記初期開始時刻に最も近い時間単位である。
開始時刻オフセット規則に従って、当該第1タイマーの開始位置を調整するか否かを決定するように設定する際に、当該第1タイマーの初期開始時刻が第1条件及び第2条件の少なくとも1つを満たすか否かを判断することによって決定するように設定することができると理解され得る。
上記の第2条件は、任意に、前記目標開始時刻で起動される前記第1タイマー内に、前記第1条件を満たす時間単位の数の、前記第1タイマーに対応する全ての時間単位の数に対する比率が第2比率以上であり、前記第2比率が0よりも大きく1未満であることである。
上述した前記目標開始時刻で起動される前記第1タイマーとは、前記初期開始時刻又は前記第3時間単位の開始時刻で起動される前記第1タイマーであると理解され得る。
上記の開始時刻オフセット規則に基づいて第1タイマーの目標開始時刻を決定するように設定する際に、前記目標開始時刻、即ち初期開始時刻又は調整後の開始時刻(即ち、第3時間単位の開始時刻)で当該第1タイマーを起動するように設定することにより、第1タイマーの実行中に第1条件を満たす時間単位の数の、当該第1タイマーに対応する全ての時間単位の数に対する比率が一定の比率、即ち第2比率以上であることを実現できると理解され得る。
開始時刻オフセット規則に従って、前記第1タイマーの目標開始時刻を決定する上記の例では、XRサービスモデルの特性を踏まえて省電力を総合的に考慮したダウンリンクスケジューリング機会の補償が実現される。
任意に、上記の第1時間範囲は、ネットワーク側機器によって設定された第1時間間隔及び/又は第1方向に基づいて決定された時間範囲である。前記第1方向は、前向き、後ろ向き、前向きの後に後ろ向き及び後ろ向きの後に前向きのうちの1つを含むが、それらに限定されない。前記第1時間間隔は、N個のスロット又はサブフレームを含む。
ネットワーク側機器によって前記第1方向が設定されていない場合、前記第1方向は、デフォルトで後ろ向きであってもよい。ネットワーク側機器によって前記第1時間間隔が設定されていない場合、前記第1時間間隔は、デフォルトで無限大又は前記第1タイマーの長さ以上であってもよい。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、以下のステップの少なくとも1つをさらに含んでもよい。
(1)前記第1時間範囲を設定する。前記第1時間範囲は、N個のスロット又はサブフレームを含み、Nは0以上の整数である。
(2)デフォルト時間範囲を設定する。このように、前記第1時間範囲がネットワーク側機器によって設定されていないか、又はプロトコルで約束されていない場合、端末機器は、ネットワーク側機器によって事前設定された当該デフォルト時間範囲を前記第1時間範囲として決定することができる。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、前記開始時刻オフセット規則の指示情報が運ばれている第2DCIを前記端末機器に送信することをさらに含んでもよい。すなわち、当該指示情報に基づいて当該開始時刻オフセット規則を更新し、例えばそれに関連する第1時間範囲などを更新するように端末機器に指示することで、第1タイマーの開始位置の正確性を確保することができる。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、上記のステップ301の前に、
前記端末機器が報告した第1時間範囲の基準値を受信することであって、前記第1時間範囲の基準値が前記第1時間範囲を決定するために用いられることをさらに含んでもよい。
本出願の実施例は、ネットワーク側機器によって実行される不連続受信DRX設定方法をさらに提供する。当該方法は、以下のプロセスやステップを含む。前記第1タイマーの目標開始時刻を決定するための開始時刻オフセット規則を設定する。前記開始時刻オフセット規則は、第1時間範囲に関連し、前記第1時間範囲は、前記第1タイマーの初期開始時刻に関連する。
この実施例では、開始時刻オフセット規則に基づいて当該第1タイマーの開始位置、即ち目標開始時刻を調整するように設定することによって、端末機器がPDB内にスケジューリング又は伝送される機会を十分に確保し、パケット損失率を低下させ、省電力効果を達成するとともにユーザーエクスペリエンスを向上させることができる。
さらに任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定方法では、前記初期開始時刻の所在する時間単位が前記第1条件及び/又は第2条件を満たす場合、前記目標開始時刻は前記初期開始時刻であり、前記初期開始時刻の所在する時間単位が前記第1条件及び/又は前記第2条件を満たさない場合、前記目標開始時刻は目標時間単位の開始時刻である。前記目標時間単位は、前記第1時間範囲内に前記第1条件及び/又は前記第2条件を満たし、前記初期開始時刻に最も近い時間単位である。
当該第1タイマーの初期開始時刻に関連する開始時刻オフセット規則に従って、当該第1タイマーの開始位置を調整するか否かを決定するように設定する際に、当該第1タイマーの初期開始時刻が第1条件及び第2条件の少なくとも1つを満たすか否かを判断することによって決定するように設定することができると理解され得る。
なお、上記の第1条件、第2条件、第1時間範囲及び開始時刻オフセット規則の更新などに関する内容は、上記の図6に示す実施例における関連内容を参照でき、詳細はここでは繰り返さない。
なお、本出願の実施例で提供される、端末機器によって実行される不連続受信DRX設定方法は、その実行主体が、不連続受信DRX設定装置であってもよく、又は、当該不連続受信DRX設定装置における不連続受信DRX設定方法を実行するための制御モジュールであってもよい。本出願の実施例において、不連続受信DRX設定装置が不連続受信DRX設定方法を実行する場合を例として、本出願の実施例で提供される不連続受信DRX設定装置を説明する。
図7に示すように、本出願の実施例は、起動または再起動モジュール401及び処理モジュール403を備える不連続受信DRX設定装置400を提供する。
前記起動または再起動モジュール401は、第1タイマーを起動または再起動するためのものであり、前記処理モジュール403は、前記第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断するためのものである。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置400では、上記の処理モジュール403は、具体的に、前記第1タイマーの起動時刻又は再起動時刻の所在する第1時間単位が前記第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断することと、前記第1時間単位の後のi番目の時間単位が前記第1条件を満たさない場合、i+m番目の時間単位が前記第1条件を満たすまで、前記第1タイマーの実行を中断する(ただし、i、mは1以上の整数である)ことと、に用いられてもよい。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置400では、前記処理モジュール403は、さらに、前記第1タイマーに対応する時間単位が前記第1条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を継続することに用いられてもよい。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置400では、上記の処理モジュール403は、具体的に、前記第1タイマーの起動時刻又は再起動時刻の所在する第1時間単位が前記第1条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を継続することと、前記第1時間単位の後のi番目の時間単位が前記第1条件を満たす場合、i+n番目の時間単位が前記第1条件を満たさないか、又は前記第1タイマーがタイムアウトするまで、前記第1タイマーの実行を継続する(ただし、i、nは1以上の整数である)ことと、に用いられてもよい。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置400では、上記の第1タイマーの実行中断の持続時間は、アクティブ化時間、DRXアクティブ化時間及び非アクティブ化時間のうちの1つに属する。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置400では、上記の第1条件は、時間単位がダウンリンク時間単位であることと、時間単位がアップリンク時間単位であることと、時間単位内に同期信号ブロックSSBが存在しないことと、時間単位内にSSBが存在することと、時間単位が特別時間単位であり、前記特別時間単位におけるダウンリンクシンボルの数の、前記特別時間単位における全てのシンボルの数に対する比率が第1比率よりも大きく、前記第1比率が0よりも大きく1未満であることと、時間単位内にPDCCHモニタリング機会が存在しないことと、時間単位内にPDCCHモニタリング機会が存在することと、時間単位内に第1サーチスペース又は第1サーチスペースグループのPDCCHモニタリング機会が存在しないことと、時間単位内に第1サーチスペース又は第1サーチスペースグループのPDCCHモニタリング機会が存在することと、時間単位内に第1ダウンリンク制御情報DCIが受信されていないことと、時間単位内に第1DCIが受信されたことと、時間単位内にアクティブ化された帯域幅部分BWPが第1BWPであり、前記第1BWPが、非休眠BWP、休眠BWP、第1アクティブ化BWP及びデフォルトBWPのうちの1つであることと、時間単位が目標時間単位ではなく、前記目標時間単位が、BWP切り替え遅延、BWP切り替えによる中断時間及び第1アプリケーション遅延のうちの少なくとも1つに対応することと、時間単位が前記目標時間単位であることと、のうちの少なくとも1つを含む。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置400では、上記の第1サーチスペースは、特定のタイプのサーチスペース又は特定の無線ネットワーク一時識別子RNTIによってスクランブリングされたサーチスペースである。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置400は、
開始時刻オフセット規則に従って、前記第1タイマーの目標開始時刻を決定するための決定モジュールをさらに備えてもよい。前記開始時刻オフセット規則は、第1時間範囲に関連し、前記第1時間範囲は、前記第1タイマーの初期開始時刻に関連する。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置400では、上記の決定モジュールは、具体的に、前記初期開始時刻の所在する第2時間単位が前記第1条件及び/又は第2条件を満たす場合、前記初期開始時刻を前記目標開始時刻として決定することと、前記初期開始時刻の所在する第2時間単位が前記第1条件及び/又は前記第2条件を満たさない場合、第3時間単位の開始時刻を前記目標開始時刻として決定することと、に用いられてもよい。前記第3時間単位は、前記第1時間範囲内に前記第1条件及び/又は前記第2条件を満たし、前記初期開始時刻に最も近い時間単位である。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置400では、上記の第2条件は、前記目標開始時刻で起動される前記第1タイマー内に、前記第1条件を満たす時間単位の数の、前記第1タイマーに対応する全ての時間単位の数に対する比率が第2比率以上であり、前記第2比率が0よりも大きく1未満であることである。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置400では、N個のスロット又はサブフレームを含む(Nは0以上の整数である)前記第1時間範囲と、デフォルト時間範囲と、のうちの少なくとも1つがプロトコルで約束されるか、又はネットワーク側機器によって設定される。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置400は、前記開始時刻オフセット規則の指示情報が運ばれている第2DCIを受信するための受信モジュールをさらに備えてもよい。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置400は、開始時刻オフセット規則に従って、前記第1タイマーの目標開始時刻を決定する前記ステップの前に、前記第1時間範囲を決定するための第1時間範囲の基準値をネットワーク側機器に報告するための送信モジュールをさらに備えてもよい。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置400では、上記の第1タイマーは、DRXオンデュレーションタイマーと、DRXインアクティビティタイマーと、DRX設定及び/又はPDCCHモニタリングに関連するタイマーと、のうちの少なくとも1つを含む。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置400では、上記の時間単位は、スロット、サブフレーム、シンボル、スロットセット、サブフレームセット及びシンボルセットのいずれか1つを含む。
本出願の実施例では、第1タイマーの起動または再起動後に、当該第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさないと判断した場合、当該第1タイマーの実行を中断する。このように、不連続受信DRXに関連するタイマーの実行中断と実行継続条件の判断を追加することで、端末機器がタイマーの実行中にスケジューリングされる機会を十分に確保でき、データパケットがそのパケットディレイバジェットPDB内で要求を満たす伝送又は送信機会を取得でき、パケット損失率又は誤送信率を低減させ、システムのスループットを向上させる。
本出願の実施例における不連続受信DRX設定装置は、装置であってもよく、端末機器における部材、集積回路、又はチップであってもよい。当該装置は、モバイル端末であってもよく、非モバイル端末であってもよい。例示的に、モバイル端末は、以上に挙げられた端末11のタイプを含んでもよいが、それらに限定されない。非モバイル端末は、サーバ、ネットワークアタッチドストレージ(Network Attached Storage,NAS)、パーソナルコンピュータ(personal computer,PC)、テレビ(television,TV)、現金自動預払機又はキオスク等であってもよいが、本出願の実施例では、具体的に限定されない。
本出願の実施例における不連続受信DRX設定装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。当該オペレーティングシステムは、アンドロイド(登録商標)(Android(登録商標))オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよいが、本出願の実施例では、具体的に限定されない。
本出願の実施例で提供される不連続受信DRX設定装置は、図2の方法の実施例によって実現される各プロセスを実現し、同様な技術的効果を達成することができる。重複を避けるために、ここでは繰り返して述べない。
なお、本出願の実施例で提供される、ネットワーク側機器によって実行される不連続受信DRX設定方法は、その実行主体が、不連続受信DRX設定装置であってもよく、又は、当該不連続受信DRX設定装置における不連続受信DRX設定方法を実行するための制御モジュールであってもよい。本出願の実施例において、不連続受信DRX設定装置が不連続受信DRX設定方法を実行する場合を例として、本出願の実施例で提供される不連続受信DRX設定装置を説明する。
図8に示すように、本出願の実施例は、設定モジュール501及び送信モジュール503を備える不連続受信DRX設定装置500を提供する。
前記設定モジュール501は、第1タイマーを設定するためのものである。前記送信モジュール503は、前記第1タイマーの起動または再起動後に、前記第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断するように端末機器に指示するための設定情報を送信するためのものである。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置500では、上記の設定モジュール501は、具体的に、
前記第1タイマーの起動時刻又は再起動時刻の所在する第1時間単位が前記第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断するように設定することと、前記第1時間単位の後のi番目の時間単位が前記第1条件を満たさない場合、i+m番目の時間単位が前記第1条件を満たすまで、前記第1タイマーの実行を中断するように設定する(ただし、i、mは1以上の整数である)ことと、に用いられてもよい。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置500では、上記の設定モジュール501は、さらに、
前記第1タイマーに対応する時間単位が前記第1条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を継続するように設定することに用いられてもよい。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置500では、上記の設定モジュール501は、具体的に、
前記第1タイマーの起動時刻又は再起動時刻の所在する第1時間単位が前記第1条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を継続するように設定することと、前記第1時間単位の後のi番目の時間単位が前記第1条件を満たす場合、i+n番目の時間単位が前記第1条件を満たさないか、又は前記第1タイマーがタイムアウトするまで、前記第1タイマーの実行を継続するように設定する(ただし、i、nは1以上の整数である)ことと、に用いられてもよい。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置500では、上記の第1タイマーの実行中断の持続時間は、アクティブ化時間、DRXアクティブ化時間及び非アクティブ化時間のうちの1つに属する。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置500では、上記の第1条件は、
時間単位がダウンリンク時間単位であることと、時間単位がアップリンク時間単位であることと、時間単位内に同期信号ブロックSSBが存在しないことと、時間単位内にSSBが存在することと、時間単位が特別時間単位であり、前記特別時間単位におけるダウンリンクシンボルの数の、前記特別時間単位における全てのシンボルの数に対する比率が第1比率よりも大きく、前記第1比率が0よりも大きく1未満であることと、時間単位内にPDCCHモニタリング機会が存在しないことと、時間単位内にPDCCHモニタリング機会が存在することと、時間単位内に第1サーチスペース又は第1サーチスペースグループのPDCCHモニタリング機会が存在しないことと、時間単位内に第1サーチスペース又は第1サーチスペースグループのPDCCHモニタリング機会が存在することと、時間単位内に第1ダウンリンク制御情報DCIが受信されていないことと、時間単位内に第1DCIが受信されたことと、時間単位内にアクティブ化された帯域幅部分BWPが第1BWPであり、前記第1BWPが、非休眠BWP、休眠BWP、第1アクティブ化BWP及びデフォルトBWPのうちの1つであることと、時間単位が目標時間単位ではなく、前記目標時間単位が、BWP切り替え遅延、BWP切り替えによる中断時間及び第1アプリケーション遅延のうちの少なくとも1つに対応することと、時間単位が前記目標時間単位であることと、のうちの少なくとも1つを含む。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置500では、上記の第1サーチスペースは、特定のタイプのサーチスペース又は特定の無線ネットワーク一時識別子RNTIによってスクランブリングされたサーチスペースである。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置500では、上記の設定モジュール501は、さらに、前記第1タイマーの目標開始時刻を決定するための開始時刻オフセット規則を設定することに用いられてもよい。前記開始時刻オフセット規則は、第1時間範囲に関連し、前記第1時間範囲は、前記第1タイマーの初期開始時刻に関連する。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置500では、前記初期開始時刻の所在する第2時間単位が前記第1条件及び/又は第2条件を満たす場合、前記目標開始時刻は前記初期開始時刻であり、前記初期開始時刻の所在する第2時間単位が前記第1条件及び/又は前記第2条件を満たさない場合、前記目標開始時刻は第3時間単位の開始時刻である。前記第3時間単位は、前記第1時間範囲内に前記第1条件及び/又は前記第2条件を満たし、前記初期開始時刻に最も近い時間単位である。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置500では、上記の第2条件は、前記目標開始時刻で起動される前記第1タイマー内に、前記第1条件を満たす時間単位の数の、前記第1タイマーに対応する全ての時間単位の数に対する比率が第2比率以上であり、前記第2比率が0よりも大きく1未満であることである。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置500では、上記の設定モジュール501は、さらに、N個のスロット又はサブフレームを含む(Nは0以上の整数である)前記第1時間範囲を設定するステップと、デフォルト時間範囲を設定するステップと、の少なくとも1つを実行することに用いられてもよい。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置500では、上記の送信モジュール503は、さらに、前記開始時刻オフセット規則の指示情報が運ばれている第2DCIを前記端末機器に送信することに用いられてもよい。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置500は、
開始時刻オフセット規則を設定する前記ステップの前に、前記端末機器が報告した第1時間範囲の基準値を受信するための受信モジュールであって、前記第1時間範囲の基準値が前記第1時間範囲を決定するために用いられる受信モジュールをさらに備えてもよい。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置500では、上記の第1タイマーは、DRXオンデュレーションタイマーと、DRXインアクティビティタイマーと、DRX設定及び/又はPDCCHモニタリングに関連するタイマーと、のうちの少なくとも1つを含む。
任意に、本出願の実施例に係る不連続受信DRX設定装置500では、上記の時間単位は、スロット、サブフレーム、シンボル、スロットセット、サブフレームセット及びシンボルセットのいずれか1つを含む。
本出願の実施例では、端末機器に第1タイマーを設定することで、端末機器は、当該第1タイマーを起動または再起動した後、当該第1タイマーに対応する時間単位を判断し、当該第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさないと判断した場合、当該第1タイマーの実行を中断する。このように、不連続受信DRXに関連するタイマーの実行中断と実行継続条件の判断を追加することで、端末機器がタイマーの実行中にスケジューリングされる機会を十分に確保でき、データパケットがそのパケットディレイバジェットPDB内で要求を満たす伝送又は送信機会を取得でき、パケット損失率又は誤送信率を低減させ、システムのスループットを向上させる。
本出願の実施例における不連続受信DRX設定装置は、装置であってもよく、ネットワーク側機器における部材、集積回路、又はチップであってもよい。当該装置は、ネットワーク側機器であってもよい。例示的に、ネットワーク側機器は、以上に挙げられたネットワーク側機器12のタイプを含んでもよいが、それらに限定されない。
本出願の実施例における不連続受信DRX設定装置は、オペレーティングシステムを有する装置であってもよい。当該オペレーティングシステムは、アンドロイド(登録商標)(Android(登録商標))オペレーティングシステムであってもよく、iosオペレーティングシステムであってもよく、他の可能なオペレーティングシステムであってもよいが、本出願の実施例では、具体的に限定されない。
本出願の実施例で提供される不連続受信DRX設定装置は、図6の方法の実施例によって実現される各プロセスを実現し、同様な技術的効果を達成することができる。重複を避けるために、ここでは繰り返して述べない。
任意に、図9に示すように、本出願の実施例は、プロセッサ601と、メモリ602と、メモリ602に記憶され、前記プロセッサ601上で実行可能なプログラム又はコマンドとを備える通信機器600をさらに提供する。例えば、当該通信機器600が端末である場合、当該プログラム又はコマンドがプロセッサ601により実行されると、上記の図2に対応する不連続受信DRX設定方法の実施例の各プロセスを実現し、同様な技術的効果を達成することができる。当該通信機器600がネットワーク側機器である場合、当該プログラム又はコマンドがプロセッサ601により実行されると、上記の図6に対応する不連続受信DRX設定方法の実施例の各プロセスを実現し、同様な技術的効果を達成することができる。重複を避けるために、ここでは繰り返して述べない。
図10は、本出願の実施例を実現するための端末のハードウェアの構造模式図である。
当該端末700は、高周波ユニット701、ネットワークモジュール702、オーディオ出力ユニット703、入力ユニット704、センサ705、表示ユニット706、ユーザ入力ユニット707、インタフェースユニット708、メモリ709、及びプロセッサ710等の部材を含むが、それらに限定されない。
当業者であれば、端末700は、各部材に給電する電源(例えば、電池)をさらに含んでもよく、電源は、電源管理システムを介してプロセッサ710に論理的に接続されることで、電源管理システムによって充放電の管理、及び電力消費の管理等の機能を実現することができると理解できる。図7に示す端末の構造は端末を限定するものではなく、端末は、図示より多く又はより少ない部材、又は一部の部材の組合せ、又は異なる部材配置を含んでもよいが、詳細はここでは繰り返さない。
理解すべきこととして、本出願の実施例では、入力ユニット704は、ビデオ獲得モード又は画像獲得モードで画像獲得装置(例えば、カメラ)により取得した静的画像又はビデオの画像データを処理するグラフィックスプロセッシングユニット(Graphics Processing Unit,GPU)7041と、マイクロホン7042とを含んでもよい。表示ユニット706は、表示パネル7061を含んでもよく、表示パネル7061は液晶ディスプレイ、有機発光ダイオード等の形式で配置されてもよい。ユーザ入力ユニット707は、タッチパネル7071及び他の入力機器7072を含む。タッチパネル7071は、タッチスクリーンとも呼ばれる。タッチパネル7071は、タッチ検出装置及びタッチコントローラという2つの部分を含んでもよい。他の入力機器7072は、物理キーボード、機能ボタン(例えば、音量制御ボタン、スイッチボタン等)、トラックボール、マウス、操作レバーを含んでもよいが、それらに限定されず、詳細はここでは繰り返さない。
本出願の実施例では、高周波ユニット701は、ネットワーク側機器からのダウンリンクデータを受信した後、プロセッサ710で処理する。また、アップリンクのデータをネットワーク側機器に送信する。通常、高周波ユニット701は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、受送信機、カプラー、低騒音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限定されない。
メモリ709は、ソフトウェアプログラム又はコマンド及び様々なデータを記憶するために用いることができる。メモリ709は、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーション又はコマンド(例えば、音声再生機能、画像再生機能等)等を記憶可能なプログラム又はコマンド記憶領域と、データ記憶領域とを主に含んでもよい。また、メモリ709は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、不揮発性メモリを含んでもよく、不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(Read-OnlyMemory,ROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(ProgrammableROM,PROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(ErasablePROM,EPROM)、電気消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(ElectricallyEPROM,EEPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。例えば、少なくとも1つ磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の不揮発性ソリッドステート記憶デバイスである。
プロセッサ710は、1つ又は複数の処理ユニットを含んでもよい。任意に、プロセッサ710は、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーション又はコマンド等を主に処理するアプリケーションプロセッサと、無線通信を主に処理するベースバンドプロセッサのようなモデムプロセッサとを統合したものであってもよい。上記モデムプロセッサは、プロセッサ710に統合されなくてもよいと理解され得る。
プロセッサ710は、第1タイマーを起動または再起動するためのものであり、前記第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断する。
本出願の実施例では、第1タイマーの起動または再起動後に、当該第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさないと判断した場合、当該第1タイマーの実行を中断する。このように、不連続受信DRXに関連するタイマーの実行中断と実行継続条件の判断を追加することで、端末機器がタイマーの実行中にスケジューリングされる機会を十分に確保でき、データパケットがそのパケットディレイバジェットPDB内で要求を満たす伝送又は送信機会を取得でき、パケット損失率又は誤送信率を低減させ、システムのスループットを向上させる。
本出願の実施例は、ネットワーク側機器をさらに提供する。図11に示すように、当該ネットワーク側機器800は、アンテナ801と、高周波装置802と、ベースバンド装置803とを含む。アンテナ801と高周波装置802とは接続されている。アップリンク方向において、高周波装置802は、アンテナ801により情報を受信し、受信した情報をベースバンド装置803に送信して処理を行う。ダウンリンク方向において、ベースバンド装置803は、送信すべき情報を処理し、高周波装置802に送信し、高周波装置802は、受信した情報を処理した後にアンテナ801によって送信する。
上記のバンド処理装置は、ベースバンド装置803に位置してもよい。以上の実施例において、ネットワーク側機器によって実行される方法は、ベースバンド装置803において実現されてもよい。当該ベースバンド装置803は、プロセッサ804及びメモリ805を含む。
ベースバンド装置803は、例えば少なくとも1つのベースバンドプレートを含んでもよく、当該ベースバンドプレートには、複数のチップが設けられている。図11に示すように、そのうちのチップの1つは、例えばプロセッサ804であり、メモリ805に接続されることによって、メモリ805におけるプログラムを呼び出し、以上の方法の実施例に示されるネットワーク側機器の操作を実行する。
当該ベースバンド装置803は、高周波装置802と情報のやり取りをするためのネットワークインタフェース806をさらに含んでもよい。当該インタフェースは、例えば共通公衆無線インタフェース(common public radio interface,CPRIと略称する)である。
具体的には、本発明の実施例に係るネットワーク側機器は、メモリ805に記憶され、プロセッサ804上で実行可能なコマンド又はプログラムをさらに含む。プロセッサ804は、メモリ805におけるコマンド又はプログラムを呼び出して図8に示す各モジュールによって実行される方法を実行し、同様な技術的効果を達成することができる。重複を避けるために、ここでは繰り返して述べない。
本出願の実施例は、プログラム又はコマンドが記憶されている可読記憶媒体をさらに提供する。当該プログラム又はコマンドがプロセッサによって実行されると、上記のいずれか1つの不連続受信DRX設定方法の実施例の各プロセスを実現し、同様な技術的効果を達成することができる。重複を避けるために、ここでは繰り返して述べない。
前記プロセッサは、上記の実施例に記載される端末又はネットワーク側機器におけるプロセッサである。前記可読記憶媒体は、コンピュータ読み出し専用メモリ(Read-Only Memory,ROM)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory,RAM)、磁気ディスク又は光ディスク等のコンピュータ可読記憶媒体を含む。
本出願の実施例は、コンピュータプログラム製品をさらに提供する。前記コンピュータプログラム製品は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドとを備え、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサによって実行されると、上記のそれぞれの対応する不連続受信DRX設定方法の実施例の各プロセスを実現し、同様な技術的効果を達成することができる。重複を避けるために、ここでは繰り返して述べない。
本出願の実施例は、チップをさらに提供する。前記チップは、プロセッサ及び通信インタフェースを備え、前記通信インタフェースと前記プロセッサとが結合されており、前記プロセッサは、端末機器又はネットワーク側機器のプログラム又はコマンドを実行し、上記のそれぞれの対応する不連続受信DRX設定方法の実施例の各プロセスを実現するためのものであり、同様な技術的効果を達成することができる。重複を避けるために、ここでは繰り返して述べない。
理解すべきこととして、本出願の実施例に記載されるチップは、システムオンチップ、システムチップ、チップシステム又はSoC等とも呼ばれる。
なお、本明細書において、「含む」、「備える」という用語又は他の如何なる変形は、一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置がそれらの要素だけでなく、明確に列記されていない他の要素、又は、このようなプロセス、方法、物品又は装置の固有の要素も含むように、非排他的な包含をカバーすることを意図している。更なる制限がない限り、「…を含む」という記述により限定された要素は、当該要素を含むプロセス、方法、物品又は装置にさらに別の同一の要素が存在する場合を除外するものではない。また、指摘すべきこととして、本出願の実施形態における方法及び装置の範囲は、ここで示された又は議論された順番に機能を実行することに限定されず、関連する機能によっては、ほぼ同時に、或いは反対の順番に機能を実行することをさらに含んでもよい。例えば、説明された順と異なる順番に上記の方法を実行してもよく、さらに、各ステップを追加し、省略し、又は組み合わせてもよい。また、一部の例を参照して説明した特徴を、他の例に組み合わせてもよい。
以上の実施形態の説明により、当業者であれば、上記の実施例の方法は、ソフトウェアと必要な汎用ハードウェアプラットフォームを併用することにより実現されてもよく、当然のことながら、ハードウェアによって実現されてもよいが、多くの場合において前者がより好ましい実施形態である。このような見解をもとに、本出願の技術方案は、本質的に、又は従来技術に寄与する部分が、ソフトウェア製品として具現化されてよく、当該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(例えばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶されており、端末(携帯電話、コンピュータ、サーバ、エアコン、又はネットワーク機器等であってもよい)に本出願の各実施例に記載の方法を実行させるための若干のコマンドを含む。
以上、図面を参照しながら本出願の実施例を説明したが、本出願は、上記の具体的な実施形態に限定されるものではなく、上記の具体的な実施形態は、制限的なものではなく、例示的なものに過ぎず、本出願の示唆をもとに、当業者が本出願の趣旨及び特許請求の範囲の保護範囲から逸脱することなく作ることが可能な他の種々の態様は、全て本出願の保護範囲に含まれる。
〔関連出願の相互参照〕
本発明は、2020年8月20日に中国特許局に出願された出願番号が202010845317.0で、発明の名称が「不連続受信DRX設定方法、装置及び機器」である中国特許出願の優先権を主張し、この出願の全ての内容は引用によって本発明に取り込まれる。

第1態様において、端末機器が実行する不連続受信DRX設定方法であって、第1タイマーを起動または再起動するステップと、前記第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断するステップと、を含む不連続受信DRX設定方法を提供する。
第4態様において、ネットワーク側機器が実行する不連続受信DRX設定方法であって、第1タイマーを設定するステップと、前記第1タイマーの起動または再起動後に、前記第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断するように端末機器に指示するための設定情報を送信するステップと、を含む不連続受信DRX設定方法を提供する。
本出願の実施例は、端末機器が実行する不連続受信DRX設定方法を提供する。前記方法は、第1タイマーを起動または再起動するステップと、前記第1タイマーに対応する時間単位が第2条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を中断するステップと、をさらに含む。

Claims (43)

  1. 端末機器に適用される不連続受信DRX設定方法であって、
    第1タイマーを起動または再起動するステップと、
    前記第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断するステップと、
    を含む不連続受信DRX設定方法。
  2. 前記第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断する前記ステップは、
    前記第1タイマーの起動時刻又は再起動時刻の所在する第1時間単位が前記第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断するステップ、
    又は、
    前記第1時間単位の後のi番目の時間単位が前記第1条件を満たさない場合、i+m番目の時間単位が前記第1条件を満たすまで、前記第1タイマーの実行を中断する(ただし、i、mは1以上の整数である)ステップ
    を含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1タイマーに対応する時間単位が前記第1条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を継続するステップ
    をさらに含む請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第1タイマーに対応する時間単位が前記第1条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を継続する前記ステップは、
    前記第1タイマーの起動時刻又は再起動時刻の所在する第1時間単位が前記第1条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を継続するステップ、
    及び/又は、
    前記第1時間単位の後のi番目の時間単位が前記第1条件を満たす場合、i+n番目の時間単位が前記第1条件を満たさないか、又は前記第1タイマーがタイムアウトするまで、前記第1タイマーの実行を継続する(ただし、i、nは1以上の整数である)ステップ
    を含む請求項3に記載の方法。
  5. 前記第1タイマーの実行中断の持続時間は、アクティブ化時間、DRXアクティブ化時間及び非アクティブ化時間のうちの1つに属する請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1条件は、
    時間単位がダウンリンク時間単位であることと、
    時間単位がアップリンク時間単位であることと、
    時間単位がフレキシブル時間単位であることと、
    時間単位内に同期信号ブロックSSBが存在しないことと、
    時間単位内にSSBが存在することと、
    時間単位が特別時間単位であり、前記特別時間単位におけるダウンリンクシンボルの数の、前記特別時間単位における全てのシンボルの数に対する比率が第1比率よりも大きく、前記第1比率が0よりも大きく1未満であることと、
    時間単位内にPDCCHモニタリング機会が存在しないことと、
    時間単位内にPDCCHモニタリング機会が存在することと、
    時間単位内に第1サーチスペース又は第1サーチスペースグループのPDCCHモニタリング機会が存在しないことと、
    時間単位内に第1サーチスペース又は第1サーチスペースグループのPDCCHモニタリング機会が存在することと、
    時間単位内に第1ダウンリンク制御情報DCIが受信されていないことと、
    時間単位内に第1DCIが受信されたことと、
    時間単位内にアクティブ化された帯域幅部分BWPが第1BWPであり、前記第1BWPが、非休眠BWP、休眠BWP、第1アクティブ化BWP及びデフォルトBWPのうちの1つであることと、
    時間単位が目標時間単位ではなく、前記目標時間単位が、BWP切り替え遅延、BWP切り替えによる中断時間及び第1アプリケーション遅延のうちの少なくとも1つに対応することと、
    時間単位が前記目標時間単位であることと、
    のうちの少なくとも1つを含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1サーチスペースは、特定のタイプのサーチスペース又は特定の無線ネットワーク一時識別子RNTIによってスクランブリングされたサーチスペースである請求項6に記載の方法。
  8. 開始時刻オフセット規則に従って、前記第1タイマーの目標開始時刻を決定するステップをさらに含み、前記開始時刻オフセット規則は、第1時間範囲に関連し、前記第1時間範囲は、前記第1タイマーの初期開始時刻に関連する
    請求項1に記載の方法。
  9. 開始時刻オフセット規則に従って、前記第1タイマーの目標開始時刻を決定する前記ステップは、
    前記初期開始時刻の所在する第2時間単位が前記第1条件及び/又は第2条件を満たす場合、前記初期開始時刻を前記目標開始時刻として決定するステップと、
    前記初期開始時刻の所在する第2時間単位が前記第1条件及び/又は前記第2条件を満たさない場合、第3時間単位の開始時刻を前記目標開始時刻として決定するステップと、
    を含み、
    前記第3時間単位は、前記第1時間範囲内に前記第1条件及び/又は前記第2条件を満たし、前記初期開始時刻に最も近い時間単位である請求項8に記載の方法。
  10. 前記第2条件は、
    前記目標開始時刻で起動される前記第1タイマー内に、前記第1条件を満たす時間単位の数の、前記第1タイマーに対応する全ての時間単位の数に対する比率が第2比率以上であり、前記第2比率が0よりも大きく1未満であることである請求項9に記載の方法。
  11. N個のスロット又はサブフレームを含む(Nは0以上の整数である)前記第1時間範囲と、
    デフォルト時間範囲と、
    のうちの少なくとも1つがプロトコルで約束されるか、又はネットワーク側機器によって設定される請求項8に記載の方法。
  12. 前記開始時刻オフセット規則の指示情報が運ばれている第2DCIを受信するステップ
    をさらに含む請求項8に記載の方法。
  13. 開始時刻オフセット規則に従って、前記第1タイマーの目標開始時刻を決定する前記ステップの前に、
    前記第1時間範囲を決定するための第1時間範囲の基準値をネットワーク側機器に報告するステップ
    をさらに含む請求項8に記載の方法。
  14. 前記第1タイマーは、
    DRXオンデュレーションタイマーと、
    DRXインアクティビティタイマーと、
    DRX設定及び/又はPDCCHモニタリングに関連するタイマーと、
    のうちの少なくとも1つを含む請求項1に記載の方法。
  15. 時間単位は、スロット、サブフレーム、シンボル、スロットセット、サブフレームセット及びシンボルセットのいずれか1つを含む請求項1に記載の方法。
  16. 端末機器に適用される不連続受信DRX設定方法であって、
    第1タイマーを起動または再起動するステップと、
    前記第1タイマーに対応する時間単位が第2条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を中断するステップと、
    をさらに含む不連続受信DRX設定方法。
  17. 前記第1タイマーに対応する時間単位が第2条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を中断する前記ステップは、
    前記第1タイマーの起動時刻又は再起動時刻の所在する第1時間単位が前記第2条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を中断するステップ、
    又は、
    前記第1時間単位の後のi番目の時間単位が前記第2条件を満たす場合、i+m番目の時間単位が前記第2条件を満たさないまで、前記第1タイマーの実行を中断する(ただし、i、mは1以上の整数である)ステップ
    を含む請求項16に記載の方法。
  18. 前記第1タイマーに対応する時間単位が前記第2条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を継続するステップ
    をさらに含む請求項16又は17に記載の方法。
  19. 前記第1タイマーに対応する時間単位が前記第2条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を継続する前記ステップは、
    前記第1タイマーの起動時刻又は再起動時刻の所在する第1時間単位が前記第2条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を継続するステップ、
    及び/又は、
    前記第1時間単位の後のi番目の時間単位が前記第2条件を満たさない場合、i+n番目の時間単位が前記第2条件を満たすか、又は前記第1タイマーがタイムアウトするまで、前記第1タイマーの実行を継続する(ただし、i、nは1以上の整数である)ステップ
    を含む請求項18に記載の方法。
  20. 前記第2条件は、
    時間単位がダウンリンク時間単位であることと、
    時間単位が半静的ダウンリンク時間単位であることと、
    時間単位がアップリンク時間単位であることと、
    時間単位が半静的アップリンク時間単位であることと、
    時間単位がフレキシブル時間単位であることと、
    時間単位内に同期信号ブロックSSBが存在しないことと、
    時間単位内にSSBが存在することと、
    時間単位が特別時間単位であり、前記特別時間単位におけるダウンリンクシンボルの数の、前記特別時間単位における全てのシンボルの数に対する比率が第1比率よりも大きく、前記第1比率が0よりも大きく1未満であることと、
    時間単位内にPDCCHモニタリング機会が存在しないことと、
    時間単位内にPDCCHモニタリング機会が存在することと、
    時間単位内に第1サーチスペース又は第1サーチスペースグループのPDCCHモニタリング機会が存在しないことと、
    時間単位内に第1サーチスペース又は第1サーチスペースグループのPDCCHモニタリング機会が存在することと、
    時間単位内に第1ダウンリンク制御情報DCIが受信されていないことと、
    時間単位内に第1DCIが受信されたことと、
    時間単位内にアクティブ化された帯域幅部分BWPが第1BWPであり、前記第1BWPが、非休眠BWP、休眠BWP、第1アクティブ化BWP及びデフォルトBWPのうちの1つであることと、
    時間単位が目標時間単位ではなく、前記目標時間単位が、BWP切り替え遅延、BWP切り替えによる中断時間及び第1アプリケーション遅延のうちの少なくとも1つに対応することと、
    時間単位が前記目標時間単位であることと、
    のうちの少なくとも1つを含む請求項16に記載の方法。
  21. 前記第1サーチスペースは、特定のタイプのサーチスペース又は特定の無線ネットワーク一時識別子RNTIによってスクランブリングされたサーチスペースである請求項20に記載の方法。
  22. 前記第1タイマーは、
    DRXオンデュレーションタイマーと、
    DRXインアクティビティタイマーと、
    DRX設定及び/又はPDCCHモニタリングに関連するタイマーと、
    のうちの少なくとも1つを含む請求項16に記載の方法。
  23. 時間単位は、スロット、サブフレーム、シンボル、スロットセット、サブフレームセット及びシンボルセットのいずれか1つを含む請求項16に記載の方法。
  24. ネットワーク側機器に適用される不連続受信DRX設定方法であって、
    第1タイマーを設定するステップと、
    前記第1タイマーの起動または再起動後に、前記第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断するように端末機器に指示するための設定情報を送信するステップと、
    を含む不連続受信DRX設定方法。
  25. 第1タイマーを設定する前記ステップは、
    前記第1タイマーの起動時刻又は再起動時刻の所在する第1時間単位が前記第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断するように設定するステップと、
    前記第1時間単位の後のi番目の時間単位が前記第1条件を満たさない場合、i+m番目の時間単位が前記第1条件を満たすまで、前記第1タイマーの実行を中断するように設定する(ただし、i、mは1以上の整数である)ステップと、
    を含む請求項24に記載の方法。
  26. 第1タイマーを設定する前記ステップは、
    前記第1タイマーに対応する時間単位が前記第1条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を継続するように設定するステップ
    をさらに含む請求項24又は25に記載の方法。
  27. 前記第1タイマーに対応する時間単位が前記第1条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を継続するように設定する前記ステップは、
    前記第1タイマーの起動時刻又は再起動時刻の所在する第1時間単位が前記第1条件を満たす場合、前記第1タイマーの実行を継続するように設定するステップと、
    前記第1時間単位の後のi番目の時間単位が前記第1条件を満たす場合、i+n番目の時間単位が前記第1条件を満たさないか、又は前記第1タイマーがタイムアウトするまで、前記第1タイマーの実行を継続するように設定する(ただし、i、nは1以上の整数である)ステップと、
    を含む請求項26に記載の方法。
  28. 前記第1タイマーの実行中断の持続時間は、アクティブ化時間、DRXアクティブ化時間及び非アクティブ化時間のうちの1つに属する請求項24に記載の方法。
  29. 前記第1条件は、
    時間単位がダウンリンク時間単位であることと、
    時間単位がアップリンク時間単位であることと、
    時間単位がフレキシブル時間単位であることと、
    時間単位内に同期信号ブロックSSBが存在しないことと、
    時間単位内にSSBが存在することと、
    時間単位が特別時間単位であり、前記特別時間単位におけるダウンリンクシンボルの数の、前記特別時間単位における全てのシンボルの数に対する比率が第1比率よりも大きく、前記第1比率が0よりも大きく1未満であることと、
    時間単位内にPDCCHモニタリング機会が存在しないことと、
    時間単位内にPDCCHモニタリング機会が存在することと、
    時間単位内に第1サーチスペース又は第1サーチスペースグループのPDCCHモニタリング機会が存在しないことと、
    時間単位内に第1サーチスペース又は第1サーチスペースグループのPDCCHモニタリング機会が存在することと、
    時間単位内に第1ダウンリンク制御情報DCIが受信されていないことと、
    時間単位内に第1DCIが受信されたことと、
    時間単位内にアクティブ化された帯域幅部分BWPが第1BWPであり、前記第1BWPが、非休眠BWP、休眠BWP、第1アクティブ化BWP及びデフォルトBWPのうちの1つであることと、
    時間単位が目標時間単位ではなく、前記目標時間単位が、BWP切り替え遅延、BWP切り替えによる中断時間及び第1アプリケーション遅延のうちの少なくとも1つに対応することと、
    時間単位が前記目標時間単位であることと、
    のうちの少なくとも1つを含む請求項24に記載の方法。
  30. 前記第1サーチスペースは、特定のタイプのサーチスペース又は特定の無線ネットワーク一時識別子RNTIによってスクランブリングされたサーチスペースである請求項29に記載の方法。
  31. 前記第1タイマーの目標開始時刻を決定するための開始時刻オフセット規則を設定するステップをさらに含み、前記開始時刻オフセット規則は、第1時間範囲に関連し、前記第1時間範囲は、前記第1タイマーの初期開始時刻に関連する
    請求項24に記載の方法。
  32. 前記初期開始時刻の所在する第2時間単位が前記第1条件及び/又は第2条件を満たす場合、前記目標開始時刻は前記初期開始時刻であり、
    前記初期開始時刻の所在する第2時間単位が前記第1条件及び/又は前記第2条件を満たさない場合、前記目標開始時刻は第3時間単位の開始時刻であり、
    前記第3時間単位は、前記第1時間範囲内に前記第1条件及び/又は前記第2条件を満たし、前記初期開始時刻に最も近い時間単位である請求項31に記載の方法。
  33. 前記第2条件は、
    前記目標開始時刻で起動される前記第1タイマー内に、前記第1条件を満たす時間単位の数の、前記第1タイマーに対応する全ての時間単位の数に対する比率が第2比率以上であり、前記第2比率が0よりも大きく1未満であることである請求項32に記載の方法。
  34. N個のスロット又はサブフレームを含む(Nは0以上の整数である)前記第1時間範囲を設定するステップと、
    デフォルト時間範囲を設定するステップと、
    のうちの少なくとも1つをさらに含む請求項31に記載の方法。
  35. 前記開始時刻オフセット規則の指示情報が運ばれている第2DCIを前記端末機器に送信するステップ
    をさらに含む請求項31に記載の方法。
  36. 開始時刻オフセット規則を設定する前記ステップの前に、
    前記端末機器が報告した第1時間範囲の基準値を受信するステップであって、前記第1時間範囲の基準値が前記第1時間範囲を決定するために用いられるステップ
    をさらに含む請求項31に記載の方法。
  37. 前記第1タイマーは、
    DRXオンデュレーションタイマーと、
    DRXインアクティビティタイマーと、
    DRX設定及び/又はPDCCHモニタリングに関連するタイマーと、
    のうちの少なくとも1つを含む請求項24に記載の方法。
  38. 時間単位は、スロット、サブフレーム、シンボル、スロットセット、サブフレームセット及びシンボルセットのいずれか1つを含む請求項24に記載の方法。
  39. 端末機器に適用される不連続受信DRX設定装置であって、
    第1タイマーを起動または再起動するための起動または再起動モジュールと、
    前記第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断するための処理モジュールと、
    を備える不連続受信DRX設定装置。
  40. ネットワーク側機器に適用される不連続受信DRX設定装置であって、
    第1タイマーを設定するための設定モジュールと、
    前記第1タイマーの起動または再起動後に、前記第1タイマーに対応する時間単位が第1条件を満たさない場合、前記第1タイマーの実行を中断するように端末機器に指示するための設定情報を送信するための送信モジュールと、
    を備える不連続受信DRX設定装置。
  41. メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドとを備える端末機器であって、前記プログラム又はコマンドがプロセッサによって実行されると、請求項1から15のいずれか1項に記載の方法のステップ、又は、請求項16から23のいずれか1項に記載の方法のステップが実現される端末機器。
  42. メモリと、プロセッサと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサ上で実行可能なプログラム又はコマンドとを備えるネットワーク側機器であって、前記プログラム又はコマンドが前記プロセッサによって実行されると、請求項24から38のいずれか1項に記載の方法のステップが実現されるネットワーク側機器。
  43. プログラム又はコマンドが記憶されている可読記憶媒体であって、前記プログラム又はコマンドがプロセッサによって実行されると、請求項1から15のいずれか1項に記載の方法のステップが実現され、又は、前記プログラム又はコマンドがプロセッサによって実行されると、請求項16から23のいずれか1項に記載の方法のステップが実現され、又は、前記プログラム又はコマンドがプロセッサによって実行されると、請求項24から38のいずれか1項に記載の方法のステップが実現される可読記憶媒体。
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