JP2023536581A - Pdcch監視のための電力消費を低減すること - Google Patents

Pdcch監視のための電力消費を低減すること Download PDF

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Abstract

無線デバイスにおける電力消費を低減し、バッテリー寿命を延長するために、PDCCH監視をスキップまたは中断するための技法が提供される。PDCCHスキッピングを実装するために、アクセスノードは、遅延期間に続く指定された時間期間の間、PDCCH監視を中断するためのコマンドを無線デバイスに送る。本明細書ではPDCCH監視指示と呼ばれる、PDCCH監視を中断するための要求が、DCI中で送られる。いくつかの実施形態では、遅延期間および/または中断間隔の長さは、あらかじめ設定され得る。他の実施形態では、遅延期間および/または中断間隔の長さは、無線デバイスに送信されたDCIによって指示される。PDCCH監視指示に応答して、無線デバイスは、遅延期間の終わりに続く1つまたは複数のPDCCH監視オケージョンにわたる期間の間、PDCCH監視を中断し、スリープモードまたは低電力モードにとどまって、バッテリー電力を温存し、バッテリー寿命を増加させる。アクセスノードは、中断間隔中に、無線デバイスへのDCIの送信を中断する。【選択図】図3

Description

本開示は、一般に、無線通信ネットワークにおける制御チャネル監視に関し、より詳細には、制御チャネル監視に関連する電力消費を低減するための技法に関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって開発中の新無線(New Radio:NR)規格は、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)、超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)、およびマシン型通信(MTC)など、複数の使用事例のためのサービスを提供するように設計されている。これらのサービスの各々は、異なる技術要件を有する。たとえば、eMBBのための一般的要件は、適度のレイテンシと適度のカバレッジとをもつ高いデータレートであり、URLLCサービスは、適度のデータレートをもつ低レイテンシと高信頼送信とを必要とする。
低レイテンシデータ送信を提供するためのソリューションのうちの1つは、より短い送信時間間隔である。NRでは、スロット中での送信に加えて、ミニスロット送信も、レイテンシを低減するために可能にされる。ミニスロットは、1から14までの任意の数の直交周波数分割多重(OFDM)シンボルからなり得る。スロットおよびミニスロットの概念は、あるサービスに固有ではなく、これは、ミニスロットが、eMBB、URLLC、または他のサービスのいずれかのために使用され得ることを意味することに留意されたい。
ユーザ機器(UE)としても知られる、無線デバイスの電力消費は、NRシステムのための重要な設計考慮事項である。無線デバイスは、無線デバイスのためのダウンリンク(DL)送信がスケジュールされるかどうかを決定するために物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を監視するのにかなりの電力を消耗することがある。無線デバイスは、その設定された制御リソースセット(CORESET)中でブラインド検出を実施して、PDCCH上で送信されたダウンリンク制御情報(DCI:downlink control information)がその無線デバイスに宛てられているかどうかを識別し、それに応じて働く必要がある。アクティブ時間におけるPDCCH監視は、無線デバイスにおける最も電力を消費する処理カテゴリーのうちの1つである。事実上、データの不在下でPDCCHを監視することは、一般的なシナリオにおけるエネルギー消費の主な原因のうちの1つである。(より多くのディープスリープを可能にするために)PDCCH監視時間間隔を低減し、(たとえば、より多くのマイクロスリープのために)瞬時監視持続時間を低減するための技法が、電力消費の観点から有益であり得る。
本開示は、一般に、無線デバイスにおける電力消費を低減し、バッテリー寿命を延長するために、PDCCH監視をスキップまたは中断するための技法に関する。PDCCHスキッピングを実装するために、アクセスノードは、遅延期間に続く指定された時間期間の間、PDCCH監視を中断するためのコマンドを無線デバイスに送る。本明細書ではPDCCH監視指示と呼ばれる、PDCCH監視を中断するための要求が、DCI中で送られる。いくつかの実施形態では、遅延期間および/または中断間隔の長さは、あらかじめ設定され得る。他の実施形態では、遅延期間および/または中断間隔の長さは、無線デバイスに送信されたDCIによって指示される。PDCCH監視指示に応答して、無線デバイスは、遅延期間の終わりに続く1つまたは複数のPDCCH監視オケージョンにわたる期間の間、PDCCH監視を中断し、スリープモードまたは低電力モードにとどまって、バッテリー電力を温存し、バッテリー寿命を増加させる。アクセスノードは、中断間隔中に、無線デバイスへのDCIの送信を中断する。
本開示の第1の態様は、無線デバイスによって実施される制御チャネル監視の方法を備える。一実施形態では、本方法は、アクセスノードからDCIを受信することを含み、DCIは、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断するための指示を含む。本方法は、遅延を決定することと、遅延によって指示される遅延期間に続いて、および指示に応答して、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断することとをさらに含む。
本開示の第2の態様は、アクセスノードによって実装される、無線デバイスにDCIを送信する方法を備える。一実施形態では、本方法は、無線デバイスにDCIを送信することを含み、DCIは、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断するための指示を含む。本方法は、遅延を決定することと、遅延によって指示される遅延期間に続いて、中断間隔の間、無線デバイスへのダウンリンク制御情報の送信を中断することとをさらに含む。
本開示の第3の態様は、制御チャネル監視を実施するように設定された無線デバイスを備える。一実施形態では、無線デバイスは、アクセスノードからDCIを受信するように設定され、DCIは、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断するための指示を含む。無線デバイスは、遅延を決定することと、遅延によって指示される遅延期間に続いて、および指示に応答して、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断することとを行うようにさらに設定される。
本開示の第4の態様は、無線デバイスにDCIを送信するように設定されたアクセスノードを備える。一実施形態では、アクセスノードは、無線デバイスにDCIを送信するように設定され、DCIは、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断するための指示を含む。アクセスノードは、遅延を決定することと、遅延によって指示される遅延期間に続いて、中断間隔の間、無線デバイスへのダウンリンク制御情報の送信を中断することとを行うようにさらに設定される。
本開示の第5の態様は、制御チャネル監視を実施するように設定された無線デバイスを備える。無線デバイスは、無線通信ネットワークにおいてアクセスノードと通信するための通信回路と、処理回路とを備える。処理回路は、アクセスノードからDCIを受信するように設定され、DCIは、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断するための指示を含む。処理回路は、遅延を決定することと、遅延によって指示される遅延期間に続いて、および指示に応答して、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断することとを行うようにさらに設定される。
本開示の第6の態様は、無線デバイスにDCIを送信するように設定されたアクセスノードを備える。アクセスノードは、無線通信ネットワークにおいて無線デバイスと通信するための通信回路と、処理回路とを備える。処理回路は、無線デバイスにDCIを送信するように設定され、DCIは、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断するための指示を含む。処理回路は、遅延を決定することと、遅延によって指示される遅延期間に続いて、中断間隔の間、無線デバイスへのダウンリンク制御情報の送信を中断することとを行うようにさらに設定される。
本開示の第7の態様は、無線デバイス中の処理回路によって実行されたとき、無線デバイスに、第1の態様による方法を実施させる実行可能命令を備える、コンピュータプログラムを備える。
本開示の第8の態様は、第7の態様によるコンピュータプログラムを含んでいるキャリアを備え、キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである。
本開示の第9の態様は、アクセスノードを備えるコンピュータプログラムを備え、アクセスノードに第2の態様による方法を実施させる。
本開示の第10の態様は、第7の態様によるコンピュータプログラムを含んでいるキャリアを備え、キャリアは、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである。
本明細書で説明されるPDCCHスキッピングを実装する例示的なネットワークを示す図である。 NRネットワークにおいて使用される時間周波数グリッドを示す図である。 本明細書で説明されるPDCCHスキッピングの一例を示す図である。 無線デバイスによって実施される、PDCCH監視を中断する例示的な方法を示す図である。 PDCCH監視が中断されたとき、DCIの送信を中断するための、アクセスノードによって実施される例示的な方法を示す図である。 PDCCH監視を中断するように設定された例示的な無線デバイスを示す図である。 PDCCH監視が中断されたとき、DCIの送信を中断するように設定された例示的なアクセスノードを示す図である。 PDCCH監視を中断するように設定された例示的な無線デバイスを示す図である。 PDCCH監視が中断されたとき、DCIの送信を中断するように設定された例示的なアクセスノードを示す図である。 本開示の特定の実施形態による、例示的な無線ネットワークを示す概略ブロック図である。 本開示の特定の実施形態による、ユーザ機器の一例を示す概略ブロック図である。 本開示の特定の実施形態による、仮想化環境の一例を示す概略ブロック図である。 本開示の特定の実施形態による、例示的な通信ネットワークを示す概略図である。 本開示の特定の実施形態による、例示的な通信システム概略ブロック図である。 本開示の特定の実施形態による、通信システムにおいて実施される例示的な方法を示す流れ図である。 本開示の特定の実施形態による、通信システムにおいて実施される例示的な方法を示す流れ図である。 本開示の特定の実施形態による、通信システムにおいて実施される例示的な方法を示す流れ図である。 本開示の特定の実施形態による、通信システムにおいて実施される例示的な方法を示す流れ図である。
次に図面を参照すると、本開示の例示的な実施形態が、第5世代(5G)および次の無線(NR:Next Radio)通信ネットワークのコンテキストにおいて説明される。本明細書で説明される電力節約技法は、Long Term Evolution(LTE)ネットワーク、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)ネットワーク、符号分割多元接続(CDMA)2000ネットワーク、無線フィデリティ(WiFi)ネットワーク、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(WiMAX)ネットワーク、無線ローカルエリアネットワーク(LAN)(WLAN)、狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)ネットワーク、または他の無線通信ネットワークなど、他の無線アクセス技術(RAT)に基づいて、通信ネットワークにおいて使用するために、当業者によって容易に適応され得る。
図1は、無線通信ネットワーク10における、基地局としても知られる、アクセスノード20と、無線デバイス30との間の通信を示す。アクセスノード20は、適用可能な規格において、エボルブドノードB(eNB)(eNB)または5GノードB(gNB)と呼ばれることがある。無線デバイス30は、セルラ電話、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレット、(マシン型通信(MTC)デバイスとも呼ばれる)マシンツーマシン(M2M)通信デバイス、または無線通信機能をもつ他のデバイスを備え得る。
NRにおける無線リソースは、図2に示されているように時間周波数グリッド50と見なされ得る。時間領域では、物理リソースはサブフレームに分割される。各サブフレームはいくつかのシンボルを含む。マルチパス分散が極めて厳しいことが予想されない状況において使用するのに好適な、ノーマルサイクリックプレフィックス(CP)長さの場合、サブフレームは14個のシンボルを備える。拡張CPが使用される場合、サブフレームは12個のシンボルを備える。周波数領域では、物理リソースはサブキャリアに分割される。サブキャリアの数は、割り当てられたシステム帯域幅に従って変動する。サブフレームは、一般に、2つのタイムスロットを備え、それらのタイムスロットは、さらに、ミニスロットに再分割され得る。ミニスロットは、タイムスロット中に1つまたは複数のシンボル期間を備える。時間周波数グリッド50の最も小さいエレメントは、リソースエレメント(RE)52であり、RE52は、1つのサブキャリアと1つのシンボルとの交差部を備える。
アクセスノード20は、DL物理チャネル上で無線デバイス30に情報を送信する。物理DLチャネルは、上位レイヤから発信した情報を搬送するREのセットに対応する。現在規定された物理DLチャネルは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)と、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)と、物理ダウンリンクブロードキャストチャネル(PBCH)とを含む。PDSCHは、ユニキャストDLデータ送信のために使用されるが、ランダムアクセス応答(RAR)、いくつかのシステム情報ブロック(SIB)、およびページング情報の送信のためにも使用される、主要な物理チャネルである。PDCCHは、ダウンリンク制御情報(DCI)、主に、PDSCHの受信、および物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上での送信を可能にするULスケジューリンググラント(SG)のために必要とされる、スケジューリング判定を送信するために使用される。PBCHは、ネットワーク10にアクセスするために無線デバイス30によって必要とされる基本システム情報(SI)を搬送する。
アクセスノード20は、PDSCH上での無線デバイス30へのDL送信をスケジュールすることと、DL送信のためにリソースを割り当てることとを担当する。アクセスノード20は、DL送信無線デバイス30をスケジュールするために、PDCCH上で無線デバイス30にダウンリンク制御情報(DCI)を送る。DCIは、DL送信および変調符号化方式(MCS)のための割り当てられたリソースなどのスケジューリング情報を含む。
無線デバイス30は、物理ULチャネル上でアクセスノード20に情報を送信する。物理ULチャネルは、上位レイヤから発信した情報を搬送するREのセットに対応する。現在規定された物理ULチャネルは、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)と、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)と、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)とを含む。PUSCHは、PDSCHに対するULカウンターパートである。PUCCHは、ハイブリッド自動再送要求(HARQ:Hybrid Automatic Repeat Request)確認応答、チャネル状態情報(CSI:channel state information)報告などを含む、UL制御情報(UCI:UL control information)を送信するために無線デバイス30によって使用される。PRACHは、ランダムアクセスプリアンブル送信のために使用される。
NRでは、DCIが、PDCCH上で送信される。DCIは、一般に、DLスケジューリングコマンドとULスケジューリングコマンドとを含んでいるが、電力制御コマンドなどの他のコマンドをも含んでいることがある。DCIは、巡回冗長検査(CRC)で補完されるペイロード部分からなる。DCIは、複数の端末によって共有されるPDCCH上で送られ、一般に、DCIのためのターゲットにされる無線デバイスを識別する識別子を含む。NRでは、ターゲットにされる無線デバイスは、ターゲットにされる無線デバイス30に割り振られた無線ネットワーク一時識別子(RNTI)でCRCをスクランブルすることによって識別される。最も一般的な、無線デバイス30に割り振られたセルRNTI(C-RNTI)が、無線デバイス30へのユニキャスト送信をスケジュールするために使用される。
スクランブルされたCRCと一緒のペイロードが符号化され、PDCCH上で送信される。無線デバイス30は、その設定された検索空間に基づいてペイロードサイズおよび時間周波数グリッド中のロケーションに関する複数の仮定を用いてPDCCHを検出することを試みる。無線デバイスがDCIを復号すると、無線デバイスは、PDCCHが復号された検索空間について監視される(1つまたは複数の)RNTIでCRCをデスクランブルする。一致の場合、無線デバイス30は、検出されたDCIを、無線デバイス30自体に宛てられていると見なし、DCI中の命令に従う。
PDCCHは、いわゆる検索空間中で送信される。検索空間は、アクセスノード20によってPDCCH送信のために使用され得る、可能な時間周波数リソースエレメント仮定の集合である。無線デバイス30は、その設定された(1つまたは複数の)検索空間の可能なRE仮定をブラインドでテストする必要がある。異なる仮説が、同じ量または異なる量のREを含んでいることがある。使用されるREの数は、アグリゲーションレベル(AL)によって決定される。アグリゲーションレベルを変化させることによって、PDCCHは、あるペイロードサイズのためによりロバストにされるかあまりロバストでなくされ得、すなわち、アグリゲーションレベルを調節することによって、PDCCHリンク適応が実施され得る。
NRでは、検索空間は、そのCORESET(周波数領域リソースおよび持続時間)、ならびに時間における配置+他の情報、たとえば、アグリゲーションレベル、DCIフォーマットなどを介して設定される。
PDCCHスキッピング、または要するにPDCCHスキップは、PDCCH監視に起因する電力消費を低減するために物理レイヤシグナリングを使用して実装される技法である。PDCCHスキッピングを実装するために、アクセスノード20は、無線デバイス30に、指定された時間期間の間、または接続間欠受信(C-DRX:Connected Discontinuous Reception)サイクルの現在のアクティブ時間内にPDCCH監視を中断するための命令を送る。アクセスノード20からの命令に応答して、無線デバイス30は、1つまたは複数のPDCCH監視オケージョンをスキップし、スリープモードまたは低電力モードにとどまって、バッテリー電力を温存し、バッテリー寿命を増加させる。アクセスノード20は、中断間隔中に、無線デバイス30へのDCIの送信を中断する。
ネットワークは、PDCCHスキッピングを実施するように無線デバイス30を設定し、スキッピング挙動を制御する設定パラメータをシグナリングする。一実施形態では、PDCCH監視をスキップするための信号は、DCIを介して送られ、PDCCHスキッピングのための設定パラメータは、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)または上位レイヤシグナリングを介して送られる。設定パラメータは、PDCCHスキッピングの周期的適用、PDCCHスキッピング中のCSI報告または他の設定されたアクティビティ、異なるヌメロロジーのためのスキッピング、異なるセルのためのスキッピング、PDCCHスキッピング中のおよびPDCCHスキッピングの後の無線デバイス挙動、ネットワークへの無線デバイス支援情報のシグナリングなどを制御する。
無線デバイス30がPDCCHスキッピングのために設定されるとき、アクセスノード20は、無線デバイス30が、1つまたは複数のPDCCH監視オケージョンにわたる指定された時間期間の間、PDCCH監視をスキップまたは中断し、スリープモードまたは低電力モードにとどまるべきであるという指示を含むDCIを無線デバイス30に送ることができる。一実施形態では、中断するための指示は、中断間隔Tと遅延Dとをさらに含み得る。中断間隔Tは、タイムスロットの数、シンボルの数、サブフレームの数、指定された持続時間、またはPDCCH監視オケージョンの数として指定され得る。遅延期間は、DCIが無線デバイス30によって受信された時間から中断間隔の開始までの指定された時間期間である。遅延Dは、タイムスロットの数、シンボルの数、サブフレームの数、指定された持続時間、またはPDCCH監視オケージョンの数として指定され得る。他の実施形態では、中断間隔、遅延期間またはその両方は、これらのパラメータが、DCIの一部として含まれる必要がないように、上位レイヤシグナリングによってあらかじめ設定されるか、または適用可能な規格によって指定され得る。
図3は、DCIベースPDCCHスキップシグナリングの一例を示す。この例では、無線デバイス30は、スロットn中で、PDCCH監視を中断するための指示を受信し、ここで、D=1であり、T=4である。DおよびTについての値は、この例では、タイムスロットの数として与えられる。D=1であるので、無線デバイス30は、現在のタイムスロットの終わりまで待ち、次いで、次の4つのタイムスロットの間、PDCCH監視を中断する。D=0である場合、無線デバイス30は、現在のタイムスロット中で直ちにPDCCH監視を中断する。無線デバイス30は、タイムスロットn=5中でPDCCH監視を再開する。
PDCCHスキップ信号設計
本明細書ではPDCCH監視指示とも呼ばれる、PDCCHスキップ信号が、既存のDCIフォーマットの一部として指定され得るか、または、新しいDCIフォーマットが、PDCCHスキップシグナリングに適応するように規定され得る。一例では、追加のビットフィールドが、PDCCHスキップを指示する既存のDCI、たとえば、DCIフォーマット0-1、および1-1中で設定され得、あるいは、DCIフォーマット1-0、または0-0中の予約済みフィールドが、PDCCHスキップビットフィールドを設定するために使用され得る。また、DCIフォーマット2-0など、非スケジューリングDCIの一部として、関係するビットフィールドが設定され得る。代替的に、PDCCH監視指示は、既存のビットフィールド中の無効なインデックス、たとえば、予約済み変調符号化方式(MCS)インデックスを参照することによってシグナリングされ得る。
別の例では、たとえば、DCIフォーマット2-6と同様の、新しいDCIフォーマットは、無線デバイス30がPDCCH監視を停止することができることを無線デバイス30に明示的に指示するように規定され得る。そのような場合、DCIは、既存のRNTI、たとえば、C-RNTI、あるいは新しいデバイス固有またはグループ共通RNTIのいずれかにさらに関連し得る。後者は、たとえば、マルチキャスト/ブロードキャストまたはモノのインターネット(IoT)使用事例のために使用され得る。
一実施形態では、PDCCH監視指示は、無線デバイス30が、Dの遅延の後に、T個のスロットの間、PDCCH監視をスキップすることができることを指示するビットフィールドを備える。1つの手法では、その指示はTのみを含み、Dは、進行中のおよび予想される動作、たとえば、進行中のハイブリッド自動再送要求(HARQ)プロセスに基づいて決定される。一例として、PDCCHスキップシグナリングのために、以下のビット組合せが使用され得る。
00:スキップしない
01:5つのスロットの間、スキップする
10:10個のスロットの間、スキップする
11:20個のスロットの間、スキップする
他の実施形態では、無線デバイス30がPDCCH監視を中断するべきであることを指示するために、シングルビットが使用され得る。この場合、中断間隔Tおよび遅延Dは、上位レイヤシグナリングを介して事前設定されるか、または適用可能な規格によって指定され得る。
いくつかの実施形態では、PDCCHスキップシグナリングのために、3つ以上のビットが使用され得る。たとえば、PDCCH監視がスキップされるべきでないことを指示するために予約された1つの値とともに異なる長さの2-1個の中断間隔を指示するためにm>2ビットが使用され得る。
いくつかの実施形態では、TとDの両方についての値は、DCI中のビットフィールドによって指定され得る。たとえば、ビットフィールドは、Tsを指示するための2つまたはそれ以上のビット、およびDを指示するための1ビットを有することができる。
C-DRXが使用されるいくつかの実施形態では、無線デバイス30が、残りの非アクティビティタイマーにおいてPDCCH監視を停止するか、あるいはスリープモードまたは低電力モードに直接切り替えるべきであることを指示するために、あるビット組合せが使用され得る。
中断間隔を指定することに加えて、中断間隔が終了した後に、無線デバイス30がどのくらいの時間の間PDCCHを監視するべきであるかを無線デバイス30に命令するために、追加の1つまたは複数のビットが使用され得る。この期間は、本明細書では起動持続時間Tと呼ばれる。したがって、周期的スキッピングパターンが規定され得る。たとえば、ビット0が、1つのスロットの持続時間を表し、ビット1が、4つのスロットの持続時間を表す。この例では、T=10個のタイムスロットであり、T=0である場合、無線デバイスは、10個のタイムスロットの間、PDCCH監視を中断し、1つのスロットの間、PDCCHを監視し、その後、無線デバイスはそのパターンを繰り返し続けることになる。T=10個のタイムスロットであり、T=1である場合、無線デバイス30は、10個のタイムスロットの間、PDCCH監視を中断し、4つのスロットの間、PDCCHを監視し、その後、無線デバイスはそのパターンを繰り返し続けることになる。次いで、スケジューリングDCIの受信が、周期的PDCCHスキップパターンを終了する。スキッピングパターンは、遅延Dの後に開始し、スケジューリングDCIが受信されるまで続き得る。
いくつかの実施形態では、DCIは、T、DおよびTについての値を含むことができる。たとえば、ビットフィールドは、Tを指示するための2つまたはそれ以上のビット、Dを指示するための1ビット、およびTを指示するための1つまたはそれ以上のビットを有することができる。この場合、スキッピングパターンは、遅延Dに基づいて決定される遅延期間の後に開始する。遅延期間の後に、無線デバイス30は、時間期間Tの間、PDCCH監視を中断し、時間期間Tの間、PDCCH監視を実施する。無線デバイス30は、次いで、スケジューリングDCIが受信されるまで、TとTとを交互し続けることになる。
PDCCH監視指示に加えて、ビットフィールドはまた、追加のコマンド、たとえば、キャンセル周期的/半周期的チャネル状態情報(CSI)報告を含み得る。
PDCCHスキッピングがDCIビットフィールドを介して実装される実施形態では、上記で説明された様々な無線デバイス挙動は、DCIを介して送られるビット組合せによってインデックス付けされるフレキシブルルックアップテーブルとして、RRCシグナリングを通して設定され得る。
別の実施形態では、指示ビットフィールドに加えて、どの無線デバイス30または無線デバイス30のグループがPDCCH監視をスキップすることができるかを決定するための指示が使用され得る。この手法は、グループ共通PDCCHスキッピングが採用されるとき、特に有用である。指示は静的であり得、たとえば、DCIペイロード中のビットフィールドのロケーションは、DCIがどの無線デバイス30または無線デバイス30のグループに適用されるかを指示し、あるいは、指示は動的であり得る。ビットフィールドのロケーションは、上位レイヤシグナリング、たとえば、RRC再設定を通して、無線デバイス30のためのネットワークによって設定され得る。
いくつかの実施形態では、PDCCHスキッピングを有効または無効にするためのシングルビットまたはフラグが、DCI中に含まれ得る。たとえば、「0」が、PDCCHスキッピングを無効にし得、「1」が、PDCCHスキッピングを有効にする。PDCCHスキッピングが有効にされたとき、無線デバイス30は、DCI中の指示ビットフィールドを探す。
上述のように、遅延Dは、中断間隔の開始の前に、DCIの一部として明示的に指示され得るか、または、遅延Dは暗黙的に決定され得る。いくつかの実施形態では、遅延Dは、現在進行中のHARQプロセスを完了するために必要とされるスロットの数、またはリリース16において現在適用される最小スケジューリングオフセット(mink)のスロットの数と見なされ得る。別の実施形態では、遅延Dは、所定の値である。たとえば、遅延Dは、PDCCH復号のために十分と見なされる所定の量の時間を備え得る。遅延Dの値は、スロット様式でまたはシンボル様式で与えられ得、帯域幅部分(BWP:bandwidth part)および無線デバイス能力のヌメロロジーに依存することができる。さらに、遅延Dはまた、スロット中のPDCCH監視オケージョンの最後のシンボルのロケーション、またはネットワークによって無線デバイスに設定されたPDCCH監視事例を考慮し得る。
いくつかの実施形態では、遅延Dはタイマーとして機能する。PDCCH監視は、PDCCH監視指示の受信後直ちにではなく、遅延Dによって決定された時間期間の満了の後に中断される。たとえば、遅延Dは、タイムスロットの数、サブフレームの数、シンボルの数、または絶対時間期間として与えられ得る。
いくつかの実施形態では、DCIは、無線デバイス30へのダウンリンク送信の終わりにPDSCH上で送信され得る。この手法は、PDCCH上でのシグナリングを回避し、無線デバイス30が直ちにPDCCH監視を中止することを必要としない。データ送信の最後のスロットに続いて明示的PDCCH監視指示を送ることと比較して、データ送信の最後のスロット中で、指定された遅延Dを伴ってPDCCH監視指示を送ることは、追加のPDCCH送信の必要をなくす。別のデータ送信が、遅延期間の終わりの前にスケジュールされた場合、保留中のPDCCH監視指示は、廃棄または無視され得る。
PDCCHスキップ設定
無線デバイス30は、上位レイヤシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を介して、DCIベースPDCCHスキップ機構を適用するように、設定され得る。PDCCHスキップ設定は以下のパラメータを含むことができる。
・ ビットフィールド、および/または各許容可能なビット組合せの指示規定
・ ビットフィールドのロケーション、および、DCIがグループ共通DCIである場合、対応する無線デバイスとの各ビットフィールドロケーションの関連付け。
・ 新しいDCIフォーマットが使用される場合、DCIのサイズも設定され得る。
・ 関連する検索空間(SS)およびCORESET。一実施形態では、無線デバイスは、特に、PDCCHスキップが無線デバイス固有DCIの一部、たとえば0-1または1-1である場合、ユーザ固有検索空間(USS)中でPDCCHスキップDCIを監視するように設定されるにすぎない。別の実施形態では、無線デバイスは、たとえば、グループ共通PDCCHスキップが採用されるとき、共通検索空間(CSS)中でPDCCHスキップDCIを監視するように設定される。
・ 設定の範囲。PDCCHスキップ設定は、帯域幅部分(BWP)、セル、セルグループ(CG)、帯域、帯域組合せまたは無線デバイス30ごとに設定され得る。
・ C-DRX関連付け。一実施形態では、PDCCHスキッピングは、PDCCHスキッピングがC-DRX設定に関連する場合、または別の言い方をすれば、無線デバイス30に、C-DRXも設定された場合のみ、設定され得る。別の実施形態では、PDCCHスキッピングは、無線デバイス30のためにC-DRXが設定されない場合でも、設定され得る。
異なる帯域幅部分のための設定
無線デバイス30は、BWPごとにPDCCHスキッピングを適用するように、すなわち、DCI設定の一部として、設定され得る。この場合、PDCCH監視指示は、それが特定のBWPのために設定された場合、特定のDCIのみに適用可能である。PDCCH監視指示が、無線デバイス30に、BWP1中でのPDCCH監視をスキップするように命令したとき、無線デバイス30は、たとえば、BWP1非アクティビティタイマー満了により、中断間隔中にBWP2に切り替え、無線デバイス30は、BWP2中でのPDCCH監視に戻ることになる。別の実施形態では、現在のBWP中のPDCCH監視指示はまた、将来のBWPに適用可能である。この場合、PDCCH監視がBWP1中で中断されている間にBWP変更が行われた場合、中断間隔は、BWP2に持ち越され、中断間隔の終わりまで続く。
異なるセル、セルグループまたは帯域のための設定
無線デバイス30は、セルごとにまたはセルグループごとにPDCCHスキッピングを適用するように設定され得る。この場合、PDCCH監視指示は、セル全体またはセルグループおよびその下にあるBWPに適用可能である。PDCCHスキッピングがセルごとに設定された場合、PDCCHスキッピング設定は、セル内のすべてのキャリアに適用される。無線デバイス30が1つのキャリア上でPDCCH監視指示を受信したとき、無線デバイス30は、同じセル中のすべてのキャリア中でPDCCH監視を中断することになる。PDCCHスキッピングがセルグループごとに設定された場合、PDCCHスキッピング設定は、セルグループ内のすべてのセルに適用される。無線デバイス30が1つのセル中でPDCCH監視指示を受信したとき、無線デバイス30は、同じセルグループ中のすべてのセル中でPDCCH監視を中断することになる。
PDCCHスキッピングはまた、帯域または帯域組合せごとに設定され得る。PDCCHスキッピングが帯域または帯域組合せごとに設定された場合、PDCCHスキッピング設定は、帯域または帯域組合せ内のすべてのキャリアに適用される。無線デバイス30が、帯域または帯域組合せ内の1つのキャリア上でPDCCH監視指示を受信したとき、無線デバイス30は、同じ帯域または帯域組合せ中のすべての他のキャリア中でPDCCH監視を中断することになる。
よりアグレッシブな手法では、PDCCHスキッピングは、無線デバイス30ごとに設定され得る。この場合、無線デバイス30が任意のセルまたはBWP中でPDCCH監視を中断するように命令された場合、無線デバイス30は、すべてのセルおよび下にあるBWP中でPDCCH監視を中断する。
キャリアアグリゲーションのための設定
キャリアアグリゲーションが使用されるとき、無線デバイス30のためのサービングセルは、異なるヌメロロジーを有し得る。PDCCHスキッピングがセルごとに設定される実施形態では、ハンドリングは簡単である。PDCCH監視指示が、各セルまたはキャリアについてPDCCH上で送信され、PDCCHスキッピングのためのセル固有設定またはキャリア固有設定が、各セルまたはキャリア中で適用される。したがって、PDCCH監視は、いくつかのサービングセルまたはキャリア中で中断され得るが、PDCCH監視は、他のサービングセルまたはキャリア中で続く。
別の実施形態では、任意のサービングセルまたはキャリア中で送信されるPDDCH監視指示が、すべての他のサービングセルまたはキャリア中のPDCCH監視の中断をトリガし得る。この手法の1つの変形形態では、共通遅延Dが、すべてのサービングセルまたはキャリアのために使用され得、各サービングセルまたはキャリアのための遅延期間の計算は、共通遅延Dおよびヌメロロジーに基づいて計算される。たとえば、遅延Dがタイムスロットの数として与えられる場合、中断間隔は、指定された数のタイムスロットの後に各サービングセルまたはキャリア中で開始することになる。異なるヌメロロジーをもつセルまたはキャリアの場合、絶対時間におけるタイムスロットの長さはヌメロロジーに応じて異なり、したがって、遅延期間の長さは、セルまたはキャリアのヌメロロジーに応じて変動することになる。遅延Dが絶対時間期間として与えられる場合、無線デバイス30は、すべてのセルについて同じ時間インスタンス中でPDCCH監視を中断するように設定され得る。別の実施形態では、無線デバイス30に、異なるヌメロロジーを有するサービングセルまたはキャリアが設定され、遅延Dが、絶対時間期間として与えられる場合、無線デバイス30は、遅延期間の長さ、すなわち、中断間隔の開始を、絶対時間期間の終わりに続く次のタイムスロットの開始に一致するように遅延Dを丸めることによって、決定する。たとえば、無線デバイス30は、遅延タイマー=Dをセットし、タイマーの満了に続く第1のタイムスロットの開始時にPDCCH監視を中断することができる。
同様に、共通中断間隔Tsは、すべてのサービングセルおよびキャリアに適用され得る。遅延Tsがタイムスロットの数として与えられる場合、中断間隔は、指定された数のタイムスロットの後に各サービングセルまたはキャリア中で終わることになる。したがって、異なるヌメロロジーをもつセルまたはキャリアのための絶対時間におけるタイムスロットの長さは、異なることになる。中断間隔Tsが絶対時間期間として与えられる場合、無線デバイス30は、中断間隔の終わりに続くタイムスロットの開始時にPDCCH監視に戻るように設定され得る。たとえば、無線デバイス30は、中断間隔の開始時に中断タイマー=Tsをセットし、タイマーの満了に続く第1のタイムスロットの開始時にPDCCH監視に戻ることができる。
別の実施形態では、すべてのサービングセルまたはキャリアは、セルのうちの1つのヌメロロジーを、遅延期間および/または共通遅延Dに基づく中断間隔および/または中断間隔Tsを決定するための参照として、使用することができる。参照として選択されるセルは、たとえば、最も低いヌメロロジーをもつセルまたはPDCCH監視指示が受信されたセルであり得る。この手法では、異なるヌメロロジーが使用されるときでも、共通遅延Dがタイムスロットに関して与えられる場合、すべてのサービングセルまたはキャリアが、PDCCH監視を同時に中断することになる。異なるヌメロロジーが使用されるときでも、共通中断間隔Tsがタイムスロットに関して与えられる場合、中断間隔も、各サービングセルまたはキャリア中で同時に終わることになる。
無線デバイス考慮事項
無線デバイス30に、PDCCH監視のための複数の検索空間が設定され得る。たとえば、無線デバイス30に、他の無線デバイス30と共有される共通検索空間(CSS)と、1つまたは複数のユーザ固有検索空間(USS)とが設定され得る。監視設定、たとえば、周期性は、各検索空間について異なり得る。いくつかの実施形態では、無線デバイス30は、PDCCH監視指示を受信した後にすべての設定された検索空間中でPDCCH監視を中断するように設定され得る。別の実施形態では、無線デバイス30は、PDCCHを監視し続けながら、検索空間の第1のサブセット中でPDCCH監視を中断することができる。一例として、無線デバイス30は、共通検索空間を監視し続けながら、すべての無線デバイス固有検索空間中でPDCCH監視を中断することができ、またはその逆も同様である。PDCCHスキップ持続時間中に監視される検索空間は、PDCCH監視が中断される検索空間よりも疎に設定され得る。
無線デバイス30は、CSI報告またはサウンディング参照信号(SRS:sounding reference signal)送信など、周期的/半周期的アクティビティまたはタスクを実施するように設定され得る。別の例として、無線デバイス30は、アップリンク送信またはダウンリンク送信のための設定されたグラントを有し得る。いくつかの実施形態では、設定されたアクティビティは、PDCCH監視が中断されるときでも続く。他の実施形態では、無線デバイス30は、PDCH監視が中断されたとき、設定されたアクティビティまたはタスクのうちの1つまたは複数を中断し得る。無線デバイス30は、PDCCHスキップが進行中であるとき、同時に、設定されたアクティビティを停止することもできる。無線デバイスの挙動は、この点について、PDCCHスキップ設定の一部としてネットワークによって設定され得る。すなわち、PDCCHスキップ設定は、PDCCH監視が中断されたとき、無線デバイス30が、設定されたアクティビティを続けるか否かを決定する。さらに、設定は、個々の設定されたアクティビティ、またはすべての設定されたアクティビティのいずれかに適用され得る。たとえば、無線デバイス30は、SRS送信を中断するが、CSI測定および報告を続け得、またはその逆も同様である。
アクセスノード20がクロスキャリアスケジューリングを実装するとき、第1のセル中のPDSCHのためのPDCCHは、異なるセル中で送信され得る。たとえば、セルAとセルBの両方中のPDSCHのためのPDCCHは、セルA中で送信され得る。一実施形態では、PDCCH監視指示が、セルA中のPDSCHに関連するPDCCH上で受信されたとき、無線デバイス30は、セルBに関連するPDCCH上でPDCCH監視を続けながら、セルA中のPDSCHに関連するPDCCH上でPDCCH監視を中断するように設定される。同様に、PDCCH監視指示が、セルB中のPDSCHに関連するPDCCH上で受信されたとき、無線デバイス30は、セルAに関連するPDCCH上でPDCCH監視を続けながら、セルB中のPDSCHに関連するPDCCH上でPDCCH監視を中断するように設定される。別の実施形態では、PDCCH監視指示が、セルAまたはセルBのいずれか中のPDSCHに関連するPDCCH上で受信されたとき、無線デバイス30は、両方のセル中のPDSCHに関連するPDCCH上でPDCCH監視を中断するように設定される。
無線デバイス30がC-DRXのために設定され、中断間隔が終わるときに非アクティビティタイマー(IAT)が稼働している場合、無線デバイスは、IATが満了するまでPDCCHを監視し、次いで、C-DRXサイクルのオフ持続時間に遷移する。中断間隔が終わるときにIATが満了した場合、無線デバイス30は、C-DRXサイクルのオフ持続時間に直接遷移し得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークは、PDCCH監視を中断するための以前の指示または要求をキャンセルし得る。前記のように、PDCCH監視は、遅延期間の終わりまで中断されない。この遅延期間中に、ネットワークは、保留中の中断間隔を明示的にキャンセルするために、無線デバイス30にシグナリングすることができる。保留中の中断間隔はまた、いくつかのアクションによって暗黙的にキャンセルされ得る。たとえば、ネットワークは、遅延期間中に無線デバイス30にダウンリンクグラントを送り得、これは、保留中の中断間隔をキャンセルするための暗黙的コマンドとしてとられる。
いくつかの場合には、無線デバイス30は、中断間隔中にスケジューリング要求(SR)を送り得る。この場合、無線デバイス30は保留中の中断間隔を、無線デバイス30が期間中にSRを送るとき、キャンセルするように設定され得る。代替的に、無線デバイス30は、中断間隔中にアップリンクグラントのための特定の検索空間を監視し、すべての他の検索空間中でPDCCH監視を中断するように設定され得る。他の実施形態では、保留中の中断間隔は、SRが送信されたとき、キャンセルされないが、ULグラントが遅延期間中に受信された場合、キャンセルされる。
いくつかの場合には、無線デバイス30は、BWP非アクティビティタイマー満了またはBWPを変更するための明示的要求のいずれかのために、遅延期間中にBWPを変更し得る。この場合、無線デバイス30は保留中の中断間隔を、無線デバイス30が中断間隔中にBWPを変更するとき、キャンセルするように設定され得る。いくつかの実施形態では、同じPDCCHスキップ設定が新しいBWPに適用される場合、保留中の中断間隔はキャンセルされず、PDCCH監視は、新しいBWP中で中断される。
保留中の中断間隔をキャンセルするのに有効である行為が、上位レイヤシグナリング(たとえば、RRCシグナリング)を介して、ネットワークによって設定され得る。たとえば、ネットワークは、無線デバイス30がダウンリンクグラントを受信した場合、無線デバイス30がSRを送った場合、無線デバイス30が新しいアップリンクグラントを受信した場合、および/また無線デバイス30がBWPを切り替えた場合、保留中の中断間隔をキャンセルするように無線デバイス30を設定し得る。
いくつかの場合には、無線デバイス30は、無線デバイス30がPDCCH監視指示を受信したとき、アクティブHARQプロセスを有し得る。この場合、無線デバイス30は、進行中のHARQプロセスに関係するPDCCHを監視し続けることと、1つまたは複数の他のPDCCHにおけるPDCCH監視を中断することとを行うように設定され得る。別の実施形態では、無線デバイス30は、HARQプロセスが完了されるまで、中断間隔の開始を遅延させるように設定され得る。
ネットワーク考慮事項
ネットワークは、無線デバイス30のためのPDCCHスキップ設定を決定し、上位レイヤシグナリング、たとえば、RRCシグナリングを介して、無線デバイス30を設定する。たとえば、アクセスノード20は、遅延Dの長さ、中断間隔Tsの長さ、(周期的PDCCHスキッピングのための)起動期間Tw、および保留中の中断間隔をキャンセルするアクションを設定することができる。PDDCHスキップ設定の決定は、無線デバイス30のタイプ、許容できる追加の遅延、許容できるスループット劣化、無線デバイス支援情報、およびスケジューリングフレキシビリティなどのファクタに基づき得る。一実施形態では、中断間隔の長さは、スケジューラ遅延、たとえば、ラウンドロビンまたは同様の方式における所与の無線デバイス30のための後続のスケジューリングインスタンス間の遅延によって決定される。
ネットワークはまた、PDCCH監視をいつ中断すべきかを決定し、無線デバイス30にPDCCH監視指示を送信する。PDCCH監視を中断するという判断は、ネットワークにおけるDLバッファステータス、無線デバイスによって送られたアップリンクバッファステータス報告、無線デバイス30のタイプ、無線デバイス30上で稼働するアプリケーションのタイプ、無線デバイス30の知られている送信パターン、およびアップリンクデータまたはダウンリンクデータの予想される到着時間などのファクタに基づき得る。
無線デバイス支援情報
一例では、能力シグナリングの一部として、無線デバイス30は、無線デバイス30がPDCCHスキッピングを実装するための能力を有することを、ネットワーク10に通知することができる。さらに、無線デバイス30は、無線デバイス能力の一部としてまたは支援情報の形態で、設定可能なPDCCHスキップ設定パラメータ、たとえば、好ましい中断間隔または好ましい遅延、および他の設定パラメータに関する無線デバイス30の選好を指示することができる。
図4は、無線デバイス30によって実装される、制御チャネル監視の方法100を示す。無線デバイス30は、アクセスノードからDCIを受信する(ブロック110)。DCIは、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断するための指示を含む。無線デバイス30は、さらに、遅延を決定する(ブロック120)。遅延によって指示される遅延期間に続いて、および指示に応答して、無線デバイスは、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断する(ブロック130)。
方法100のいくつかの実施形態では、中断間隔は、1つまたは複数の制御チャネル監視オケージョンを含む。
方法100のいくつかの実施形態では、遅延を決定することは、アクセスノード20から遅延を受信することを含む。
方法100のいくつかの実施形態では、遅延は、ダウンリンク制御情報中で受信される。
方法100のいくつかの実施形態では、遅延は、無線リソース制御(RRC)シグナリング中でまたは媒体アクセス制御(MAC:medium access control)制御エレメント(MAC CE:medium access control (MAC) control element)中で受信される。
方法100のいくつかの実施形態では、遅延を決定することは、遅延を決定するための1つまたは複数の遅延パラメータを含む1つまたは複数の設定に基づいて遅延を決定することを含む。
方法100のいくつかの実施形態では、1つまたは複数の設定の遅延パラメータは、適用可能な規格に基づいてあらかじめ設定される。
方法100のいくつかの実施形態では、監視設定の遅延パラメータは、アクセスノード20から受信される。
方法100のいくつかの実施形態では、1つまたは複数の設定は、アクセスノード20から無線デバイス30に送られた監視設定を含む。
方法100のいくつかの実施形態では、遅延期間は、進行中のプロセスの完了に続く時間期間を含む。
方法100のいくつかの実施形態では、遅延期間は、再送信プロセスの完了に続く時間期間を含む。
方法100のいくつかの実施形態では、遅延期間は、スケジュール測定および報告プロセスの完了に続く時間期間を含む。
方法100のいくつかの実施形態では、遅延期間は、スケジュール送信の完了に続く時間期間を含む。
方法100のいくつかの実施形態では、無線デバイス30は、進行中のHARQプロセスを伴う制御チャネルについて制御チャネル監視を続け、1つまたは複数の他のダウンリンク制御チャネル中で制御チャネル監視を中断する。
方法100のいくつかの実施形態では、遅延期間は、タイムスロットの数、シンボルの数、サブフレームの数、指定された持続時間、または制御チャネル監視オケージョンの数によって規定される。
方法100のいくつかの実施形態では、遅延は、現在適用される最小スケジューリングオフセットのスロットの数を含む。
方法100のいくつかの実施形態では、制御チャネル監視を中断するための指示は、特定のBWPに関連する監視オケージョンに適用され、無線デバイス30は、中断間隔中に生じる、特定のBWPのために設定された、1つまたは複数の監視オケージョンをスキップする。
方法100のいくつかの実施形態では、遅延Dは、BWPのヌメロロジーに依存する。
方法100のいくつかの実施形態では、無線デバイス30は、中断間隔中に、1つまたは複数の他のBWP中でダウンリンク制御チャネルを監視し続ける。
方法100のいくつかの実施形態では、無線デバイス30が、中断間隔中に、指定されたBWPから異なるBWPに切り替えるとき、無線デバイス30は、中断間隔中に生じる、異なるBWPのために設定された、1つまたは複数の監視オケージョンをスキップする。
方法100のいくつかの実施形態では、制御チャネル監視を中断するための指示は、特定のセルに関連する監視オケージョンに適用され、無線デバイス30は、中断間隔中に生じる、特定のセルのために設定された、1つまたは複数の監視オケージョンをスキップする。
方法100のいくつかの実施形態では、無線デバイス30は、中断間隔中に、1つまたは複数の他のセルまたはキャリア中でダウンリンク制御チャネルを監視し続ける。
方法100のいくつかの実施形態では、制御チャネル監視を中断するための指示は、特定のセルグループまたはキャリアグループに関連する監視オケージョンに適用され、無線デバイス30は、中断間隔中に生じる、特定のセルグループまたはキャリアグループのために設定された、1つまたは複数の監視オケージョンをスキップする。
方法100のいくつかの実施形態では、無線デバイス30は、中断間隔中に、特定のセルグループまたはキャリアグループ中に含まれない1つまたは複数の他のセルまたはキャリア中でダウンリンク制御チャネルを監視し続ける。
方法100のいくつかの実施形態では、制御チャネル監視を中断するための指示は、特定の帯域または帯域組合せに関連する監視オケージョンに適用され、無線デバイス30は、中断間隔中に生じる、特定の帯域または帯域組合せのために設定された、1つまたは複数の監視オケージョンをスキップする。
方法100のいくつかの実施形態では、無線デバイス30は、中断間隔中に、特定の帯域または帯域組合せの外の1つまたは複数の他の帯域中でダウンリンク制御チャネルを監視し続ける。
方法100のいくつかの実施形態では、制御チャネル監視を中断するための指示は、無線デバイス30のために設定されたすべての監視オケージョンに適用され、無線デバイス30は、中断間隔中に生じるすべての設定された監視オケージョンをスキップする。
方法100のいくつかの実施形態では、制御チャネル監視を中断するための指示は、ダウンリンク制御チャネル上で送信される。
方法100のいくつかの実施形態では、制御チャネル監視を中断するための指示は、ダウンリンク共有チャネル上でダウンリンク送信の終わりに送信される。
方法100のいくつかの実施形態では、制御監視を中断するための指示は、複数のセルまたはキャリアに適用され、遅延期間は、各セルまたはキャリアについて、すべてのセルまたはキャリアに適用可能な共通遅延とセルまたはキャリアのヌメロロジーとに基づいて決定される。
方法100のいくつかの実施形態では、制御チャネル監視を中断するための指示は、複数のセルまたはキャリアに適用され、遅延期間は、各セルまたはキャリアについて、各セルまたはキャリアのための別個の遅延に基づいて決定される。
方法100のいくつかの実施形態では、無線デバイス30に、異なるヌメロロジーを有する複数のセルまたはキャリアが設定され、遅延Dが、絶対時間期間として与えられるとき、無線デバイス30は、遅延および/または中断間隔の開始を、絶対時間期間の終わりに続く次のタイムスロットの開始に一致するように遅延Dを丸めることによって決定する。
方法100のいくつかの実施形態では、無線デバイス30に、異なるヌメロロジーを有する複数のセルまたはキャリアが設定され、共通遅延Dが、すべてのセルまたはキャリアについて与えられるとき、無線デバイス30は、遅延および/または中断間隔の開始を、参照セルまたはキャリアのヌメロロジーを使用して決定する。
方法100のいくつかの実施形態では、無線デバイス30に、異なるヌメロロジーを有する複数のセルまたはキャリアが設定され、共通中断間隔が、すべてのセルまたはキャリアについて与えられるとき、無線デバイス30は、中断間隔を、参照セルまたはキャリアのヌメロロジーを使用して決定する。
方法100のいくつかの実施形態では、参照として選択されたセルまたはキャリアは、最も低いヌメロロジーをもつセルまたはキャリアを含む。
方法100のいくつかの実施形態では、制御チャネル監視を中断するための指示は、第1のセルまたはキャリア中で受信され、第2のセル中の遅延期間は、第1のセルまたはキャリア中の中断間隔の開始時間に基づいて決定される。
方法100のいくつかの実施形態では、無線デバイス30は、中断間隔中に第2の検索空間中で制御チャネルを監視し続けながら、第1の検索空間中で中断間隔中に生じる1つまたは複数の監視オケージョンをスキップする。
方法100のいくつかの実施形態では、第1の検索空間は共通検索空間であり、第2の検索空間はユーザ固有検索空間である。
方法100のいくつかの実施形態では、第1の検索空間はユーザ固有検索空間であり、第2の検索空間は共通検索空間である。
方法100のいくつかの実施形態では、第2の検索空間は、クロスキャリアスケジューリングのために使用される。
方法100のいくつかの実施形態は、無線デバイス30からネットワークへの、中断間隔中の、チャネル状態情報(CSI)報告、サウンディング参照信号(SRS)送信、または設定されたグラントのうちの少なくとも1つを中断することをさらに含む。
方法100のいくつかの実施形態は、無線デバイス30に、中断間隔中の、チャネル状態情報(CSI)報告、サウンディング参照信号(SRS)送信、または設定されたグラントのうちの少なくとも1つを中断するように命令する制御情報を、アクセスノード20から受信することをさらに含む。
方法100のいくつかの実施形態は、遅延期間中に、無線デバイス30が、アクセスノード20からダウンリンクグラントを受信する、アクセスノード20にアップリンクグラントについての要求を送る、またはBWP間で切り替えるとき、制御チャネル監視の中断をキャンセルすることをさらに含む。
図5は、アクセスノード20によって実装される、無線デバイス30にDCIを送信する方法200を示す。アクセスノード20は、DCIを無線デバイス30に送信する(ブロック210)。DCIは、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断するための指示を含む。アクセスノード20は、さらに、遅延を決定する(ブロック220)。遅延によって指示される遅延期間に続いて、アクセスノード20は、中断間隔の間、無線デバイス30へのダウンリンク制御情報の送信を中断する(ブロック230)。
方法200のいくつかの実施形態では、中断間隔は、1つまたは複数の制御チャネル監視オケージョンを含む。
方法200のいくつかの実施形態は、遅延を無線デバイス30に送信することをさらに含む。
方法200のいくつかの実施形態では、遅延は、ダウンリンク制御情報中で無線デバイス30に送信される。
方法200のいくつかの実施形態では、遅延は、無線リソース制御(RRC)シグナリング中でまたは媒体アクセス制御(MAC)制御エレメント(MAC CE)中で無線デバイス30に送信される。
方法200のいくつかの実施形態では、遅延を決定することは、遅延を決定するための1つまたは複数の遅延パラメータを含む1つまたは複数の設定に基づいて遅延を決定することを含む。
方法200のいくつかの実施形態では、1つまたは複数の設定の遅延パラメータは、適用可能な規格に基づいてあらかじめ設定される。
方法200のいくつかの実施形態では、1つまたは複数の設定の遅延パラメータは、アクセスノード20から受信される。
方法200のいくつかの実施形態では、1つまたは複数の設定は、アクセスノード20から無線デバイス30に送られた監視設定を含む。
方法200のいくつかの実施形態では、遅延期間は、無線デバイス30における進行中のプロセスの完了に続く所定の時間期間を含む。
方法200のいくつかの実施形態では、遅延期間は、再送信プロセスの完了に続く時間期間を含む。
方法200のいくつかの実施形態では、遅延期間は、スケジュール測定および報告プロセスの完了に続く時間期間を含む。
方法200のいくつかの実施形態では、遅延期間は、無線デバイス30へのまたは無線デバイス30からのスケジュール送信の完了に続く時間期間を含む。
方法200のいくつかの実施形態では、アクセスノード20は、進行中のHARQプロセスを伴うダウンリンク制御チャネル中で無線デバイス30にDCIを送り、1つまたは複数の他のダウンリンク制御チャネル中でDCIの送信を中断する。
方法200のいくつかの実施形態では、遅延期間は、タイムスロットの数、シンボルの数、サブフレームの数、指定された持続時間、または制御チャネル監視オケージョンの数によって規定される。
方法200のいくつかの実施形態では、遅延は、現在適用される最小スケジューリングオフセットのスロットの数を含む。
方法200のいくつかの実施形態では、制御チャネル監視を中断するための指示は、特定のBWPに関連する監視オケージョンに適用され、アクセスノード20は、中断間隔中に生じる、特定のBWPのために設定された、1つまたは複数の監視オケージョンをスキップする。
方法200のいくつかの実施形態では、遅延Dは、BWPのヌメロロジーに依存する。
方法200のいくつかの実施形態では、アクセスノード20は、中断間隔中に、1つまたは複数の他のBWP中で無線デバイス30にダウンリンク制御情報を送り続ける。
方法200のいくつかの実施形態では、無線デバイス30が、中断間隔中に、指定されたBWPから異なるBWPに切り替えるとき、アクセスノード20は、中断間隔中に生じる、異なるBWPのために設定された、1つまたは複数の監視オケージョンにおける無線デバイス30へのダウンリンク制御情報の送信を中断する。
方法200のいくつかの実施形態では、制御チャネル監視を中断するための指示は、特定のセルに関連する監視オケージョンに適用され、アクセスノード20は、中断間隔中に生じる、特定のセルのために設定された、1つまたは複数の監視オケージョンにおける無線デバイス30へのダウンリンク制御情報の送信を中断する。
方法200のいくつかの実施形態では、アクセスノード20は、中断間隔中に、1つまたは複数の他のセルまたはキャリア中で無線デバイス30にダウンリンク制御情報を送り続ける。
方法200のいくつかの実施形態では、制御チャネル監視を中断するための指示は、特定のセルグループまたはキャリアグループに関連する監視オケージョンに適用され、アクセスノード20は、中断間隔中に生じる、特定のセルグループまたはキャリアグループのために設定された、1つまたは複数の監視オケージョンにおける無線デバイス30へのダウンリンク制御情報の送信を中断する。
方法200のいくつかの実施形態では、アクセスノード20は、中断間隔中に、特定のセルグループまたはキャリアグループ中に含まれない1つまたは複数の他のセルまたはキャリア中で無線デバイス30にダウンリンク制御情報を送り続ける。
方法200のいくつかの実施形態では、制御チャネル監視を中断するための指示は、特定の帯域または帯域組合せに関連する監視オケージョンに適用され、アクセスノード20は、中断間隔中に生じる、特定の帯域または帯域組合せのために設定された、1つまたは複数の監視オケージョンにおける無線デバイス30へのダウンリンク制御情報の送信を中断する。
方法200のいくつかの実施形態では、アクセスノード20は、中断間隔中に、特定の帯域または帯域組合せの外の1つまたは複数の他の帯域中で無線デバイス30にダウンリンク制御情報を送り続ける。
方法200のいくつかの実施形態では、制御チャネル監視を中断するための指示は、無線デバイス30のために設定されたすべての監視オケージョンに適用され、アクセスノード20は、中断間隔中に生じるすべての設定された監視オケージョンにおける無線デバイス30へのダウンリンク制御情報の送信を中断する。
方法200のいくつかの実施形態では、制御チャネル監視を中断するための指示は、複数のセルまたはキャリアに適用され、遅延期間は、各セルまたはキャリアについて、すべてのセルまたはキャリアに適用可能な共通遅延とセルまたはキャリアのヌメロロジーとに基づいて決定される。
方法200のいくつかの実施形態では、制御チャネル監視を中断するための指示は、複数のセルまたはキャリアに適用され、遅延期間は、各セルまたはキャリアについて、各セルまたはキャリアのための別個の遅延に基づいて決定される。
方法200のいくつかの実施形態では、無線デバイス30に、異なるヌメロロジーを有する複数のセルまたはキャリアが設定され、遅延Dが、絶対時間期間として与えられるとき、遅延および/または中断間隔の開始は、絶対時間期間の終わりに続く次のタイムスロットの開始に一致するように遅延Dを丸めることによって決定される。
方法200のいくつかの実施形態では、無線デバイス30に、異なるヌメロロジーを有する複数のセルまたはキャリアが設定され、共通遅延Dが、すべてのセルまたはキャリアについて与えられるとき、遅延および/または中断間隔の開始は、参照セルまたはキャリアのヌメロロジーを使用して決定される。
方法200のいくつかの実施形態では、無線デバイス30に、異なるヌメロロジーを有する複数のセルまたはキャリアが設定され、共通中断間隔が、すべてのセルまたはキャリアについて与えられるとき、中断間隔は、参照セルまたはキャリアのヌメロロジーを使用して決定される。
方法200のいくつかの実施形態では、参照として選択されたセルまたはキャリアは、最も低いヌメロロジーをもつセルまたはキャリアを含む。
方法200のいくつかの実施形態では、制御チャネル監視を中断するための指示は、ダウンリンク制御チャネル上で送信される。
方法200のいくつかの実施形態では、制御チャネル監視を中断するための指示は、ダウンリンク共有チャネル上でダウンリンク送信の終わりに送信される。
方法200のいくつかの実施形態では、制御チャネル監視を中断するための指示は、第1のセルまたはキャリア中で送信され、第2のセル中の遅延期間は、第1のセルまたはキャリア中の中断間隔の開始時間に基づいて決定される。
方法200のいくつかの実施形態では、アクセスノード20は、中断間隔中に第2の検索空間中でダウンリンク制御情報を送り続けながら、第1の検索空間中で中断間隔中に生じる1つまたは複数の監視オケージョンにおけるダウンリンク制御情報の送信を中断する。
方法200のいくつかの実施形態では、第1の検索空間は共通検索空間であり、第2の検索空間はユーザ固有検索空間である。
方法200のいくつかの実施形態では、第1の検索空間はユーザ固有検索空間であり、第2の検索空間は共通検索空間である。
方法200のいくつかの実施形態では、第2の検索空間は、クロスキャリアスケジューリングのために使用される。
方法200のいくつかの実施形態は、無線デバイス30からネットワークへの、中断間隔中の、チャネル状態情報(CSI)報告、サウンディング参照信号(SRS)送信、または無線デバイス30のための設定されたグラントのうちの少なくとも1つを中断することをさらに含む。
方法200のいくつかの実施形態は、無線デバイス30に、ネットワークへの、中断間隔中の、チャネル状態情報(CSI)報告、サウンディング参照信号(SRS)送信、または設定されたグラントのうちの少なくとも1つを中断するように命令する制御情報を、無線デバイス30に送信することをさらに含む。
方法200のいくつかの実施形態は、遅延期間中に、アクセスノード20が、無線デバイス30にダウンリンクグラントを送る、無線デバイス30からアップリンクグラントについての要求を受信する、または無線デバイス30にBWPを切り替えるように命令するとき、制御チャネル監視の中断をキャンセルすることをさらに含む。
装置が、任意の機能的手段、モジュール、ユニット、または回路を実装することによって、本明細書で説明される方法のいずれかを実施することができる。一実施形態では、たとえば、装置は、方法の図に示されているステップを実施するように設定されたそれぞれの回路(circuit)または回路(circuitry)を備える。回路(circuit)または回路(circuitry)は、この点について、ある機能的処理を実施することに専用の回路および/またはメモリとともに1つまたは複数のマイクロプロセッサを備え得る。たとえば、回路は、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラ、ならびに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る、他のデジタルハードウェアを含み得る。処理回路は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含み得る、メモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、いくつかの実施形態では、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技法のうちの1つまたは複数を行うための命令を含み得る。メモリを採用する実施形態では、メモリは、1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、本明細書で説明される技法を行うプログラムコードを記憶する。
図6は、制御チャネル監視を中断するように設定された無線デバイス30を示す。無線デバイス30は、受信ユニット32と、決定ユニット34と、中断ユニット36とを備える。様々なユニット32~36は、ハードウェアによって、および/あるいは、1つまたは複数のプロセッサまたは処理回路によって実行されるソフトウェアコードによって、実装され得る。受信ユニット32は、アクセスノードからDCIを受信するように設定される。DCIは、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断するための指示を含む。決定ユニット34は、遅延を決定するように設定される。中断ユニット36は、遅延によって指示される遅延期間に続いて、および指示に応答して、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断するように設定される。
図7は、PDCCH監視を中断した無線デバイス30へのDCIの送信を中断するように設定されたアクセスノード20を示す。アクセスノード20は、送信ユニット22と、決定ユニット24と、中断ユニット26とを備える。様々なユニット22~26は、ハードウェアによって、および/あるいは、1つまたは複数のプロセッサまたは処理回路によって実行されるソフトウェアコードによって、実装され得る。送信ユニット22は、無線デバイス30にDCIを送信するように設定される。DCIは、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断するための指示を含む。決定ユニット24は、遅延を決定するように設定される。中断ユニット26は、遅延によって指示される遅延期間に続いて、中断間隔の間、無線デバイス30へのダウンリンク制御情報の送信を中断するように設定される。
図8は、制御チャネル監視を中断するように設定された無線デバイス300を示す。無線デバイス300は、無線通信ネットワークにおいてアクセスノード20と通信するための通信回路320と、処理回路330と、メモリ340とを備える。
通信回路320は、1つまたは複数のアンテナ310に結合され、無線通信チャネル上で信号を送信および受信するための無線周波数(RF)回路を備える。例示的な一実施形態では、通信回路320は、NR規格に従って動作するように設定された送信機および受信機を備える。
処理回路330は、メモリ340に記憶されたプログラム命令に従って無線デバイス300の全体的な動作を制御する。処理回路330は、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せを備え得る。処理回路330は、図4に示されている方法を実施するようにコンピュータプログラム350によって設定される。処理回路330は、アクセスノードからダウンリンク制御情報(DCI)を受信するように設定され、ダウンリンク制御情報は、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断するための指示を含む。処理回路330は、遅延を決定することと、遅延によって指示される遅延期間に続いて、および指示に応答して、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断することとを行うようにさらに設定される。
メモリ340は、動作のために処理回路330によって必要とされるコンピュータプログラムコードおよびデータを記憶するための揮発性メモリと不揮発性メモリの両方を備える。メモリ340は、電子、磁気、光、電磁、または半導体データストレージを含む、データを記憶するための任意の有形、非一時的コンピュータ可読記憶媒体を備え得る。メモリ340は、本明細書で説明されるように、図4による方法100を実施するように処理回路330を設定する実行可能命令を備えるコンピュータプログラム350を記憶する。コンピュータプログラム350は、この点について、上記で説明された手段またはユニットに対応する1つまたは複数のコードモジュールを備え得る。概して、コンピュータプログラム命令および設定情報は、ROM、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)またはフラッシュメモリなど、不揮発性メモリに記憶される。動作中に生成される一時的データは、ランダムアクセスメモリ(RAM)など、揮発性メモリに記憶され得る。いくつかの実施形態では、本明細書で説明されるように処理回路330を設定するためのコンピュータプログラム350は、ポータブルコンパクトディスク、ポータブルデジタルビデオディスク、または他のリムーバブル媒体など、リムーバブルメモリに記憶され得る。コンピュータプログラム350はまた、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体など、キャリアにおいて具現され得る。
図9は、PDCCH監視を中断した無線デバイス30へのDCIの送信を中断するように設定されたアクセスノード400を示す。アクセスノード400は、無線通信ネットワークにおいて無線デバイス30と通信するための通信回路420と、処理回路430と、メモリ440とを備える。
通信回路420は、1つまたは複数のアンテナ410に結合され、無線通信チャネル上で信号を送信および受信するための無線周波数(RF)回路を備える。例示的な一実施形態では、通信回路は、NR規格に従って動作するように設定された送信機および受信機を備える。
処理回路430は、メモリ430に記憶されたプログラム命令に従ってアクセスノード400の全体的な動作を制御する。処理回路430は、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せを備え得る。処理回路430は、図5に示されている方法を実施するようにコンピュータプログラム450によって設定される。処理回路430は、無線デバイスにダウンリンク制御情報(DCI)を送信するように設定され、ダウンリンク制御情報は、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断するための指示を含む。処理回路430は、遅延を決定することと、遅延によって指示される遅延期間に続いて、中断間隔の間、無線デバイスへのダウンリンク制御情報の送信を中断することとを行うようにさらに設定される。
メモリ440は、動作のために処理回路430によって必要とされるコンピュータプログラムコードおよびデータを記憶するための揮発性メモリと不揮発性メモリの両方を備える。メモリ440は、電子、磁気、光、電磁、または半導体データストレージを含む、データを記憶するための任意の有形、非一時的コンピュータ可読記憶媒体を備え得る。メモリ440は、本明細書で説明されるように、図5による方法200を実施するように処理回路430を設定する実行可能命令を備えるコンピュータプログラム450を記憶する。コンピュータプログラム450は、この点について、上記で説明された手段またはユニットに対応する1つまたは複数のコードモジュールを備え得る。概して、コンピュータプログラム命令および設定情報は、ROM、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)またはフラッシュメモリなど、不揮発性メモリに記憶される。動作中に生成される一時的データは、ランダムアクセスメモリ(RAM)など、揮発性メモリに記憶され得る。いくつかの実施形態では、本明細書で説明されるように処理回路430を設定するためのコンピュータプログラム450は、ポータブルコンパクトディスク、ポータブルデジタルビデオディスク、または他のリムーバブル媒体など、リムーバブルメモリに記憶され得る。コンピュータプログラム450はまた、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体など、キャリアにおいて具現され得る。
また、本明細書の実施形態が、対応するコンピュータプログラムをさらに含むことを、当業者は諒解されよう。コンピュータプログラムは、装置の少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたとき、装置に、上記で説明されたそれぞれの処理のいずれかを行わせる命令を備える。コンピュータプログラムは、この点について、上記で説明された手段またはユニットに対応する1つまたは複数のコードモジュールを備え得る。
実施形態は、そのようなコンピュータプログラムを含んでいるキャリアをさらに含む。このキャリアは、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つを備え得る。
この点について、本明細書の実施形態は、非一時的コンピュータ可読(記憶または記録)媒体に記憶され、装置のプロセッサによって実行されたとき、装置に、上記で説明されたように実施させる命令を備える、コンピュータプログラム製品をも含む。
実施形態は、コンピュータプログラム製品であって、コンピュータプログラム製品がコンピューティングデバイスによって実行されたとき、本明細書の実施形態のいずれかのステップを実施するためのプログラムコード部分を備える、コンピュータプログラム製品をさらに含む。このコンピュータプログラム製品は、コンピュータ可読記録媒体に記憶され得る。
次に、追加の実施形態が説明される。これらの実施形態のうちの少なくともいくつかは、説明の目的で、いくつかのコンテキストおよび/または無線ネットワークタイプにおいて適用可能なものとして説明され得るが、実施形態は、明示的に説明されない他のコンテキストおよび/または無線ネットワークタイプにおいて同様に適用可能である。
本明細書で説明される主題は、任意の好適な構成要素を使用する任意の適切なタイプのシステムにおいて実装され得るが、本明細書で開示される実施形態は、図10に示されている例示的な無線ネットワークなど、無線ネットワークに関して説明される。簡単のために、図10の無線ネットワークは、ネットワーク1106、ネットワークノード1160および1160b、ならびにWD1110、1110b、および1110cのみを図示する。実際には、無線ネットワークは、無線デバイス間の通信、あるいは無線デバイスと、固定電話、サービスプロバイダ、または任意の他のネットワークノードもしくはエンドデバイスなどの別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに好適な任意の追加のエレメントをさらに含み得る。示されている構成要素のうち、ネットワークノード1160および無線デバイス(WD)1110は、追加の詳細とともに図示される。無線ネットワークは、1つまたは複数の無線デバイスに通信および他のタイプのサービスを提供して、無線デバイスの、無線ネットワークへのアクセス、および/あるいは、無線ネットワークによってまたは無線ネットワークを介して提供されるサービスの使用を容易にし得る。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信(communication)、通信(telecommunication)、データ、セルラ、および/または無線ネットワーク、あるいは他の同様のタイプのシステムを備え、および/またはそれらとインターフェースし得る。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の規格あるいは他のタイプのあらかじめ規定されたルールまたはプロシージャに従って動作するように設定され得る。したがって、無線ネットワークの特定の実施形態は、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、Long Term Evolution(LTE)、狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)、ならびに/あるいは他の好適な2G、3G、4G、または5G規格などの通信規格、IEEE802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、ならびに/あるいは、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(WiMax)、Bluetooth、Z-Waveおよび/またはZigBee規格など、任意の他の適切な無線通信規格を実装し得る。
ネットワーク1106は、1つまたは複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にするための他のネットワークを備え得る。
ネットワークノード1160およびWD1110は、以下でより詳細に説明される様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、無線ネットワークにおいて無線接続を提供することなど、ネットワークノードおよび/または無線デバイス機能を提供するために協働する。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意の数の有線または無線ネットワーク、ネットワークノード、アクセスノード、コントローラ、無線デバイス、リレー局、ならびに/あるいは有線接続を介してかまたは無線接続を介してかにかかわらず、データおよび/または信号の通信を容易にするかまたはその通信に参加し得る、任意の他の構成要素またはシステムを備え得る。
本明細書で使用されるネットワークノードは、無線デバイスと、ならびに/あるいは、無線デバイスへの無線アクセスを可能にし、および/または提供するための、および/または、無線ネットワークにおいて他の機能(たとえば、アドミニストレーション)を実施するための、無線ネットワーク中の他のネットワークノードまたは機器と、直接または間接的に通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な機器を指す。ネットワークノードの例は、限定はしないが、アクセスポイント(AP)(たとえば、無線アクセスポイント)、アクセスノード(BS)(たとえば、無線アクセスノード、ノードB、エボルブドノードB(eNB)およびNRノードB(gNB))を含む。アクセスノードは、アクセスノードが提供するカバレッジの量(または、言い方を変えれば、アクセスノードの送信電力レベル)に基づいてカテゴリー分類され得、その場合、フェムトアクセスノード、ピコアクセスノード、マイクロアクセスノード、またはマクロアクセスノードと呼ばれることもある。アクセスノードは、リレーを制御する、リレーノードまたはリレードナーノードであり得る。ネットワークノードは、リモート無線ヘッド(RRH)と呼ばれることがある、集中型デジタルユニットおよび/またはリモートラジオユニット(RRU)など、分散無線アクセスノードの1つまたは複数(またはすべて)の部分をも含み得る。そのようなリモートラジオユニットは、アンテナ統合無線機としてアンテナと統合されることも統合されないこともある。分散無線アクセスノードの部分は、分散アンテナシステム(DAS)において、ノードと呼ばれることもある。ネットワークノードのまたさらなる例は、マルチスタンダード無線(MSR)BSなどのMSR機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)またはアクセスノードコントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(たとえば、E-SMLC)、および/あるいはMDTを含む。別の例として、ネットワークノードは、以下でより詳細に説明されるように、仮想ネットワークノードであり得る。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線ネットワークへのアクセスを可能にし、および/または無線デバイスに提供し、あるいは、無線ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な任意の好適なデバイス(またはデバイスのグループ)を表し得る。
図10では、ネットワークノード1160は、処理回路1170と、デバイス可読媒体1180と、インターフェース1190と、補助機器1184と、電源1186と、電力回路1187と、アンテナ1162とを含む。図10の例示的な無線ネットワーク中に示されているネットワークノード1160は、ハードウェア構成要素の示されている組合せを含むデバイスを表し得るが、他の実施形態は、構成要素の異なる組合せをもつネットワークノードを備え得る。ネットワークノードが、本明細書で開示されるタスク、特徴、機能および方法を実施するために必要とされるハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の好適な組合せを備えることを理解されたい。その上、ネットワークノード1160の構成要素が、より大きいボックス内に位置する単一のボックスとして、または複数のボックス内で入れ子にされている単一のボックスとして図示されているが、実際には、ネットワークノードは、単一の示されている構成要素を組成する複数の異なる物理構成要素を備え得る(たとえば、デバイス可読媒体1180は、複数の別個のハードドライブならびに複数のRAMモジュールを備え得る)。
同様に、ネットワークノード1160は、複数の物理的に別個の構成要素(たとえば、ノードB構成要素およびRNC構成要素、またはBTS構成要素およびBSC構成要素など)から組み立てられ得、これらは各々、それら自体のそれぞれの構成要素を有し得る。ネットワークノード1160が複数の別個の構成要素(たとえば、BTS構成要素およびBSC構成要素)を備えるいくつかのシナリオでは、別個の構成要素のうちの1つまたは複数が、いくつかのネットワークノードの間で共有され得る。たとえば、単一のRNCが、複数のノードBを制御し得る。そのようなシナリオでは、各一意のノードBとRNCとのペアは、いくつかの事例では、単一の別個のネットワークノードと見なされ得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノード1160は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定され得る。そのような実施形態では、いくつかの構成要素は複製され得(たとえば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体1180)、いくつかの構成要素は再使用され得る(たとえば、同じアンテナ1162がRATによって共有され得る)。ネットワークノード1160は、ネットワークノード1160に統合された、たとえば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための様々な示されている構成要素の複数のセットをも含み得る。これらの無線技術は、同じまたは異なるチップまたはチップのセット、およびネットワークノード1160内の他の構成要素に統合され得る。
処理回路1170は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定される。処理回路1170によって実施されるこれらの動作は、処理回路1170によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をネットワークノードに記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
処理回路1170は、単体で、またはデバイス可読媒体1180などの他のネットワークノード1160構成要素と併せてのいずれかで、ネットワークノード1160機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。たとえば、処理回路1170は、デバイス可読媒体1180に記憶された命令、または処理回路1170内のメモリに記憶された命令を実行し得る。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴、機能、または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路1170は、システムオンチップ(SOC)を含み得る。
いくつかの実施形態では、処理回路1170は、無線周波数(RF)トランシーバ回路1172とベースバンド処理回路1174とのうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、無線周波数(RF)トランシーバ回路1172とベースバンド処理回路1174とは、別個のチップ(またはチップのセット)、ボード、または無線ユニットおよびデジタルユニットなどのユニット上にあり得る。代替実施形態では、RFトランシーバ回路1172とベースバンド処理回路1174との一部または全部は、同じチップまたはチップのセット、ボード、あるいはユニット上にあり得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード、アクセスノード、eNBまたは他のそのようなネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書で説明される機能の一部または全部は、デバイス可読媒体1180、または処理回路1170内のメモリに記憶された、命令を実行する処理回路1170によって実施され得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路1170によって提供され得る。それらの実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路1170は、説明される機能を実施するように設定され得る。そのような機能によって提供される利益は、処理回路1170単独に、またはネットワークノード1160の他の構成要素に限定されないが、全体としてネットワークノード1160によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
デバイス可読媒体1180は、限定はしないが、永続ストレージ、固体メモリ、リモートマウントメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))を含む、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリ、ならびに/あるいは、処理回路1170によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを備え得る。デバイス可読媒体1180は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路1170によって実行されることが可能であり、ネットワークノード1160によって利用される、他の命令を含む、任意の好適な命令、データまたは情報を記憶し得る。デバイス可読媒体1180は、処理回路1170によって行われた計算および/またはインターフェース1190を介して受信されたデータを記憶するために使用され得る。いくつかの実施形態では、処理回路1170およびデバイス可読媒体1180は、統合されていると見なされ得る。
インターフェース1190は、ネットワークノード1160、ネットワーク1106、および/またはWD1110の間のシグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信において使用される。示されているように、インターフェース1190は、たとえば有線接続上でネットワーク1106との間でデータを送るおよび受信するための(1つまたは複数の)ポート/(1つまたは複数の)端末1194を備える。インターフェース1190は、アンテナ1162に結合されるか、またはいくつかの実施形態では、アンテナ1162の一部であり得る、無線フロントエンド回路1192をも含む。無線フロントエンド回路1192は、フィルタ1198と増幅器1196とを備える。無線フロントエンド回路1192は、アンテナ1162および処理回路1170に接続され得る。無線フロントエンド回路は、アンテナ1162と処理回路1170との間で通信される信号を調整するように設定され得る。無線フロントエンド回路1192は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路1192は、デジタルデータを、フィルタ1198および/または増幅器1196の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ1162を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ1162は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路1192によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路1170に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
いくつかの代替実施形態では、ネットワークノード1160は別個の無線フロントエンド回路1192を含まないことがあり、代わりに、処理回路1170は、無線フロントエンド回路を備え得、別個の無線フロントエンド回路1192なしでアンテナ1162に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路1172の全部または一部が、インターフェース1190の一部と見なされ得る。さらに他の実施形態では、インターフェース1190は、無線ユニット(図示せず)の一部として、1つまたは複数のポートまたは端末1194と、無線フロントエンド回路1192と、RFトランシーバ回路1172とを含み得、インターフェース1190は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路1174と通信し得る。
アンテナ1162は、無線信号を送るおよび/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得る。アンテナ1162は、無線フロントエンド回路1190に結合され得、データおよび/または信号を無線で送信および受信することが可能な任意のタイプのアンテナであり得る。いくつかの実施形態では、アンテナ1162は、たとえば2GHzから66GHzの間の無線信号を送信/受信するように動作可能な1つまたは複数の全指向性、セクタまたはパネルアンテナを備え得る。全指向性アンテナは、任意の方向に無線信号を送信/受信するために使用され得、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスから無線信号を送信/受信するために使用され得、パネルアンテナは、比較的直線ラインで無線信号を送信/受信するために使用される見通し線アンテナであり得る。いくつかの事例では、2つ以上のアンテナの使用は、MIMOと呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、アンテナ1162は、ネットワークノード1160とは別個であり得、インターフェースまたはポートを通してネットワークノード1160に接続可能であり得る。
アンテナ1162、インターフェース1190、および/または処理回路1170は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作および/またはいくつかの取得動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器から受信され得る。同様に、アンテナ1162、インターフェース1190、および/または処理回路1170は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器に送信され得る。
電力回路1187は、電力管理回路を備えるか、または電力管理回路に結合され得、本明細書で説明される機能を実施するための電力を、ネットワークノード1160の構成要素に供給するように設定される。電力回路1187は、電源1186から電力を受信し得る。電源1186および/または電力回路1187は、それぞれの構成要素に好適な形態で(たとえば、各それぞれの構成要素のために必要とされる電圧および電流レベルにおいて)、ネットワークノード1160の様々な構成要素に電力を提供するように設定され得る。電源1186は、電力回路1187および/またはネットワークノード1160中に含まれるか、あるいは電力回路1187および/またはネットワークノード1160の外部にあるかのいずれかであり得る。たとえば、ネットワークノード1160は、電気ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して外部電源(たとえば、電気コンセント)に接続可能であり得、それにより、外部電源は電力回路1187に電力を供給する。さらなる例として、電源1186は、電力回路1187に接続された、または電力回路1187中で統合された、バッテリーまたはバッテリーパックの形態の電力源を備え得る。バッテリーは、外部電源が落ちた場合、バックアップ電力を提供し得る。光起電力デバイスなどの他のタイプの電源も使用され得る。
ネットワークノード1160の代替実施形態は、本明細書で説明される機能、および/または本明細書で説明される主題をサポートするために必要な機能のうちのいずれかを含む、ネットワークノードの機能のいくつかの態様を提供することを担当し得る、図10に示されている構成要素以外の追加の構成要素を含み得る。たとえば、ネットワークノード1160は、ネットワークノード1160への情報の入力を可能にするための、およびネットワークノード1160からの情報の出力を可能にするための、ユーザインターフェース機器を含み得る。これは、ユーザが、ネットワークノード1160のための診断、メンテナンス、修復、および他のアドミニストレーティブ機能を実施することを可能にし得る。
本明細書で使用される無線デバイス(WD)は、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと無線で通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能なデバイスを指す。別段に記載されていない限り、WDという用語は、本明細書ではユーザ機器(UE)と互換的に使用され得る。無線で通信することは、空中で情報を伝達するのに好適な、電磁波、電波、赤外波、および/または他のタイプの信号を使用して無線信号を送信および/または受信することを伴い得る。いくつかの実施形態では、WDは、直接人間対話なしに情報を送信および/または受信するように設定され得る。たとえば、WDは、内部または外部イベントによってトリガされたとき、あるいはネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計され得る。WDの例は、限定はしないが、スマートフォン、モバイルフォン、セルフォン、ボイスオーバーIP(VoIP)フォン、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、無線カメラ、ゲーミングコンソールまたはデバイス、音楽記憶デバイス、再生器具、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップコンピュータ、ラップトップ組込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、無線顧客構内機器(CPE)、車載無線端末デバイスなどを含む。WDは、たとえばサイドリンク通信、V2V(Vehicle-to-Vehicle)、V2I(Vehicle-to-Infrastructure)、V2X(Vehicle-to-Everything)のための3GPP規格を実装することによって、D2D(device-to-device)通信をサポートし得、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。また別の特定の例として、モノのインターネット(IoT)シナリオでは、WDは、監視および/または測定を実施し、そのような監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信する、マシンまたは他のデバイスを表し得る。WDは、この場合、マシンツーマシン(M2M)デバイスであり得、M2Mデバイスは、3GPPコンテキストではMTCデバイスと呼ばれることがある。1つの特定の例として、WDは、3GPP狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)規格を実装するUEであり得る。そのようなマシンまたはデバイスの特定の例は、センサー、電力計などの計量デバイス、産業用機械類、あるいは家庭用または個人用電気器具(たとえば冷蔵庫、テレビジョンなど)、個人用ウェアラブル(たとえば、時計、フィットネストラッカーなど)である。他のシナリオでは、WDは車両または他の機器を表し得、車両または他の機器は、その動作ステータスを監視することおよび/またはその動作ステータスに関して報告すること、あるいはその動作に関連する他の機能が可能である。上記で説明されたWDは無線接続のエンドポイントを表し得、その場合、デバイスは無線端末と呼ばれることがある。さらに、上記で説明されたWDはモバイルであり得、その場合、デバイスはモバイルデバイスまたはモバイル端末と呼ばれることもある。
示されているように、無線デバイス1110は、アンテナ1111と、インターフェース1114と、処理回路1120と、デバイス可読媒体1130と、ユーザインターフェース機器1132と、補助機器1134と、電源1136と、電力回路1137とを含む。WD1110は、WD1110によってサポートされる、たとえば、ほんの数個を挙げると、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、NB-IoT、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための示されている構成要素のうちの1つまたは複数の複数のセットを含み得る。これらの無線技術は、WD1110内の他の構成要素と同じまたは異なるチップまたはチップのセットに統合され得る。
アンテナ1111は、無線信号を送るおよび/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得、インターフェース1114に接続される。いくつかの代替実施形態では、アンテナ1111は、WD1110とは別個であり、インターフェースまたはポートを通してWD1110に接続可能であり得る。アンテナ1111、インターフェース1114、および/または処理回路1120は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作または送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信され得る。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路および/またはアンテナ1111は、インターフェースと見なされ得る。
示されているように、インターフェース1114は、無線フロントエンド回路1112とアンテナ1111とを備える。無線フロントエンド回路1112は、1つまたは複数のフィルタ1118と増幅器1116とを備える。無線フロントエンド回路1114は、アンテナ1111および処理回路1120に接続され、アンテナ1111と処理回路1120との間で通信される信号を調整するように設定される。無線フロントエンド回路1112は、アンテナ1111に結合されるか、またはアンテナ1111の一部であり得る。いくつかの実施形態では、WD1110は別個の無線フロントエンド回路1112を含まないことがあり、むしろ、処理回路1120は、無線フロントエンド回路を備え得、アンテナ1111に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路1122の一部または全部が、インターフェース1114の一部と見なされ得る。無線フロントエンド回路1112は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路1112は、デジタルデータを、フィルタ1118および/または増幅器1116の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ1111を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ1111は無線信号を収集し得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路1112によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路1120に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
処理回路1120は、単体で、またはデバイス可読媒体1130などの他のWD1110構成要素と併せてのいずれかで、WD1110機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。たとえば、処理回路1120は、本明細書で開示される機能を提供するために、デバイス可読媒体1130に記憶された命令、または処理回路1120内のメモリに記憶された命令を実行し得る。
示されているように、処理回路1120は、RFトランシーバ回路1122、ベースバンド処理回路1124、およびアプリケーション処理回路1126のうちの1つまたは複数を含む。他の実施形態では、処理回路は、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。いくつかの実施形態では、WD1110の処理回路1120は、SOCを備え得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路1122、ベースバンド処理回路1124、およびアプリケーション処理回路1126は、別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。代替実施形態では、ベースバンド処理回路1124およびアプリケーション処理回路1126の一部または全部は1つのチップまたはチップのセットになるように組み合わせられ得、RFトランシーバ回路1122は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。さらに代替の実施形態では、RFトランシーバ回路1122およびベースバンド処理回路1124の一部または全部は同じチップまたはチップのセット上にあり得、アプリケーション処理回路1126は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。また他の代替実施形態では、RFトランシーバ回路1122、ベースバンド処理回路1124、およびアプリケーション処理回路1126の一部または全部は、同じチップまたはチップのセット中で組み合わせられ得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路1122は、インターフェース1114の一部であり得る。RFトランシーバ回路1122は、処理回路1120のためのRF信号を調整し得る。
いくつかの実施形態では、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される機能の一部または全部は、デバイス可読媒体1130に記憶された命令を実行する処理回路1120によって提供され得、デバイス可読媒体1130は、いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体であり得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路1120によって提供され得る。それらの特定の実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路1120は、説明される機能を実施するように設定され得る。そのような機能によって提供される利益は、処理回路1120単独に、またはWD1110の他の構成要素に限定されないが、全体としてWD1110によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
処理回路1120は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定され得る。処理回路1120によって実施されるようなこれらの動作は、処理回路1120によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をWD1110によって記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
デバイス可読媒体1130は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路1120によって実行されることが可能な他の命令を記憶するように動作可能であり得る。デバイス可読媒体1130は、コンピュータメモリ(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/あるいは、処理回路1120によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路1120およびデバイス可読媒体1130は、統合されていると見なされ得る。
ユーザインターフェース機器1132は、人間のユーザがWD1110と対話することを可能にする構成要素を提供し得る。そのような対話は、視覚、聴覚、触覚など、多くの形態のものであり得る。ユーザインターフェース機器1132は、ユーザへの出力を作り出すように、およびユーザがWD1110への入力を提供することを可能にするように動作可能であり得る。対話のタイプは、WD1110にインストールされるユーザインターフェース機器1132のタイプに応じて変動し得る。たとえば、WD1110がスマートフォンである場合、対話はタッチスクリーンを介したものであり得、WD1110がスマートメーターである場合、対話は、使用量(たとえば、使用されたガロンの数)を提供するスクリーン、または(たとえば、煙が検出された場合)可聴警報を提供するスピーカーを通したものであり得る。ユーザインターフェース機器1132は、入力インターフェース、デバイスおよび回路、ならびに、出力インターフェース、デバイスおよび回路を含み得る。ユーザインターフェース機器1132は、WD1110への情報の入力を可能にするように設定され、処理回路1120が入力情報を処理することを可能にするために、処理回路1120に接続される。ユーザインターフェース機器1132は、たとえば、マイクロフォン、近接度または他のセンサー、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つまたは複数のカメラ、USBポート、あるいは他の入力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器1132はまた、WD1110からの情報の出力を可能にするように、および処理回路1120がWD1110からの情報を出力することを可能にするように設定される。ユーザインターフェース機器1132は、たとえば、スピーカー、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、または他の出力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器1132の1つまたは複数の入力および出力インターフェース、デバイス、および回路を使用して、WD1110は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、エンドユーザおよび/または無線ネットワークが本明細書で説明される機能から利益を得ることを可能にし得る。
補助機器1134は、概してWDによって実施されないことがある、より固有の機能を提供するように動作可能である。これは、様々な目的のために測定を行うための特殊化されたセンサー、有線通信などの追加のタイプの通信のためのインターフェースなどを備え得る。補助機器1134の構成要素の包含およびタイプは、実施形態および/またはシナリオに応じて変動し得る。
電源1136は、いくつかの実施形態では、バッテリーまたはバッテリーパックの形態のものであり得る。外部電源(たとえば、電気コンセント)、光起電力デバイスまたは電池など、他のタイプの電源も使用され得る。WD1110は、電源1136から、本明細書で説明または指示される任意の機能を行うために電源1136からの電力を必要とする、WD1110の様々な部分に電力を配信するための、電力回路1137をさらに備え得る。電力回路1137は、いくつかの実施形態では、電力管理回路を備え得る。電力回路1137は、追加または代替として、外部電源から電力を受信するように動作可能であり得、その場合、WD1110は、電力ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して(電気コンセントなどの)外部電源に接続可能であり得る。電力回路1137はまた、いくつかの実施形態では、外部電源から電源1136に電力を配信するように動作可能であり得る。これは、たとえば、電源1136の充電のためのものであり得る。電力回路1137は、電源1136からの電力に対して、その電力を、電力が供給されるWD1110のそれぞれの構成要素に好適であるようにするために、任意のフォーマッティング、変換、または他の修正を実施し得る。
図11は、本明細書で説明される様々な態様による、UEの一実施形態を示す。本明細書で使用されるユーザ機器またはUEは、必ずしも、関連するデバイスを所有し、および/または動作させる人間のユーザという意味におけるユーザを有するとは限らない。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売、または人間のユーザによる動作を意図されるが、特定の人間のユーザに関連しないことがあるか、または特定の人間のユーザに初めに関連しないことがある、デバイス(たとえば、スマートスプリンクラーコントローラ)を表し得る。代替的に、UEは、エンドユーザへの販売、またはエンドユーザによる動作を意図されないが、ユーザに関連するか、またはユーザの利益のために動作され得る、デバイス(たとえば、スマート電力計)を表し得る。UE1200は、NB-IoT UE、マシン型通信(MTC)UE、および/または拡張MTC(eMTC)UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって識別される任意のUEであり得る。図11に示されているUE1200は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格など、3GPPによって公表された1つまたは複数の通信規格による通信のために設定されたWDの一例である。前述のように、WDおよびUEという用語は、互換的に使用され得る。したがって、図11はUEであるが、本明細書で説明される構成要素は、WDに等しく適用可能であり、その逆も同様である。
図11では、UE1200は、入出力インターフェース1205、無線周波数(RF)インターフェース1209、ネットワーク接続インターフェース1211、ランダムアクセスメモリ(RAM)1217と読取り専用メモリ(ROM)1219と記憶媒体1221などとを含むメモリ1215、通信サブシステム1231、電源1233、および/または任意の他の構成要素、あるいはそれらの任意の組合せに動作可能に結合された、処理回路1201を含む。記憶媒体1221は、オペレーティングシステム1223と、アプリケーションプログラム1225と、データ1227とを含む。他の実施形態では、記憶媒体1221は、他の同様のタイプの情報を含み得る。いくつかのUEは、図11に示されている構成要素のすべてを利用するか、またはそれらの構成要素のサブセットのみを利用し得る。構成要素間の統合のレベルは、UEごとに変動し得る。さらに、いくつかのUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機など、構成要素の複数のインスタンスを含んでいることがある。
図11では、処理回路1201は、コンピュータ命令およびデータを処理するように設定され得る。処理回路1201は、(たとえば、ディスクリート論理、FPGA、ASICなどにおける)1つまたは複数のハードウェア実装状態マシンなど、マシン可読コンピュータプログラムとしてメモリに記憶されたマシン命令を実行するように動作可能な任意の逐次状態マシン、適切なファームウェアと一緒のプログラマブル論理、適切なソフトウェアと一緒のマイクロプロセッサまたはデジタル信号プロセッサ(DSP)など、1つまたは複数のプログラム内蔵、汎用プロセッサ、あるいは上記の任意の組合せを実装するように設定され得る。たとえば、処理回路1201は、2つの中央処理ユニット(CPU)を含み得る。データは、コンピュータによる使用に好適な形態での情報であり得る。
図示された実施形態では、入出力インターフェース1205は、入力デバイス、出力デバイス、または入出力デバイスに通信インターフェースを提供するように設定され得る。UE1200は、入出力インターフェース1205を介して出力デバイスを使用するように設定され得る。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用し得る。たとえば、UE1200への入力およびUE1200からの出力を提供するために、USBポートが使用され得る。出力デバイスは、スピーカー、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、またはそれらの任意の組合せであり得る。UE1200は、ユーザがUE1200に情報をキャプチャすることを可能にするために、入出力インターフェース1205を介して入力デバイスを使用するように設定され得る。入力デバイスは、タッチセンシティブまたはプレゼンスセンシティブディスプレイ、カメラ(たとえば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサー、マウス、トラックボール、方向性パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含み得る。プレゼンスセンシティブディスプレイは、ユーザからの入力を検知するための容量性または抵抗性タッチセンサーを含み得る。センサーは、たとえば、加速度計、ジャイロスコープ、チルトセンサー、力センサー、磁力計、光センサー、近接度センサー、別の同様のセンサー、またはそれらの任意の組合せであり得る。たとえば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、および光センサーであり得る。
図11では、RFインターフェース1209は、送信機、受信機、およびアンテナなど、RF構成要素に通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース1211は、ネットワーク1243aに通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク1243aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク1243aは、Wi-Fiネットワークを備え得る。ネットワーク接続インターフェース1211は、イーサネット、TCP/IP、SONET、ATMなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って通信ネットワーク上で1つまたは複数の他のデバイスと通信するために使用される、受信機および送信機インターフェースを含むように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース1211は、通信ネットワークリンク(たとえば、光学的、電気的など)に適した受信機および送信機機能を実装し得る。送信機および受信機機能は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、あるいは、代替的に、別個に実装され得る。
RAM1217は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなど、ソフトウェアプログラムの実行中に、データまたはコンピュータ命令の記憶またはキャッシングを提供するために、バス1202を介して処理回路1201にインターフェースするように設定され得る。ROM1219は、処理回路1201にコンピュータ命令またはデータを提供するように設定され得る。たとえば、ROM1219は、不揮発性メモリに記憶される、基本入出力(I/O)、起動、またはキーボードからのキーストロークの受信など、基本システム機能のための、不変低レベルシステムコードまたはデータを記憶するように設定され得る。記憶媒体1221は、RAM、ROM、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、またはフラッシュドライブなど、メモリを含むように設定され得る。一例では、記憶媒体1221は、オペレーティングシステム1223と、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェットまたはガジェットエンジン、あるいは別のアプリケーションなどのアプリケーションプログラム1225と、データファイル1227とを含むように設定され得る。記憶媒体1221は、UE1200による使用のために、多様な様々なオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組合せのうちのいずれかを記憶し得る。
記憶媒体1221は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD)光ディスクドライブ、内蔵ハードディスクドライブ、Blu-Ray光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータ記憶(HDDS)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュールまたはリムーバブルユーザ識別情報(SIM/RUIM)モジュールなどのスマートカードメモリ、他のメモリ、あるいはそれらの任意の組合せなど、いくつかの物理ドライブユニットを含むように設定され得る。記憶媒体1221は、UE1200が、一時的または非一時的メモリ媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラムなどにアクセスすること、データをオフロードすること、あるいはデータをアップロードすることを可能にし得る。通信システムを利用する製造品などの製造品は、記憶媒体1221中に有形に具現され得、記憶媒体1221はデバイス可読媒体を備え得る。
図11では、処理回路1201は、通信サブシステム1231を使用してネットワーク1243bと通信するように設定され得る。ネットワーク1243aとネットワーク1243bとは、同じ1つまたは複数のネットワークまたは異なる1つまたは複数のネットワークであり得る。通信サブシステム1231は、ネットワーク1243bと通信するために使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。たとえば、通信サブシステム1231は、IEEE802.11、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UE、またはアクセスノードなど、無線通信が可能な別のデバイスの1つまたは複数のリモートトランシーバと通信するために使用される、1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。各トランシーバは、RANリンク(たとえば、周波数割り当てなど)に適した送信機機能または受信機機能をそれぞれ実装するための、送信機1233および/または受信機1235を含み得る。さらに、各トランシーバの送信機1233および受信機1235は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、あるいは、代替的に、別個に実装され得る。
示されている実施形態では、通信サブシステム1231の通信機能は、データ通信、ボイス通信、マルチメディア通信、Bluetoothなどの短距離通信、ニアフィールド通信、ロケーションを決定するための全地球測位システム(GPS)の使用などのロケーションベース通信、別の同様の通信機能、またはそれらの任意の組合せを含み得る。たとえば、通信サブシステム1231は、セルラ通信と、Wi-Fi通信と、Bluetooth通信と、GPS通信とを含み得る。ネットワーク1243bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク1243bは、セルラネットワーク、Wi-Fiネットワーク、および/またはニアフィールドネットワークであり得る。電源1213は、UE1200の構成要素に交流(AC)または直流(DC)電力を提供するように設定され得る。
本明細書で説明される特徴、利益および/または機能は、UE1200の構成要素のうちの1つにおいて実装されるか、またはUE1200の複数の構成要素にわたって区分され得る。さらに、本明細書で説明される特徴、利益、および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェアまたはファームウェアの任意の組合せで実装され得る。一例では、通信サブシステム1231は、本明細書で説明される構成要素のうちのいずれかを含むように設定され得る。さらに、処理回路1201は、バス1202上でそのような構成要素のうちのいずれかと通信するように設定され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかは、処理回路1201によって実行されたとき、本明細書で説明される対応する機能を実施する、メモリに記憶されたプログラム命令によって表され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの機能は、処理回路1201と通信サブシステム1231との間で区分され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの非計算集約的機能が、ソフトウェアまたはファームウェアで実装され得、計算集約的機能がハードウェアで実装され得る。
図12は、いくつかの実施形態によって実装される機能が仮想化され得る、仮想化環境1300を示す概略ブロック図である。本コンテキストでは、仮想化することは、ハードウェアプラットフォーム、記憶デバイスおよびネットワーキングリソースを仮想化することを含み得る、装置またはデバイスの仮想バージョンを作成することを意味する。本明細書で使用される仮想化は、ノード(たとえば、仮想化されたアクセスノードまたは仮想化された無線アクセスノード)に、あるいはデバイス(たとえば、UE、無線デバイスまたは任意の他のタイプの通信デバイス)またはそのデバイスの構成要素に適用され得、機能の少なくとも一部分が、(たとえば、1つまたは複数のネットワークにおいて1つまたは複数の物理処理ノード上で実行する、1つまたは複数のアプリケーション、構成要素、機能、仮想マシンまたはコンテナを介して)1つまたは複数の仮想構成要素として実装される、実装形態に関する。
いくつかの実施形態では、本明細書で説明される機能の一部または全部は、ハードウェアノード1330のうちの1つまたは複数によってホストされる1つまたは複数の仮想環境1300において実装される1つまたは複数の仮想マシンによって実行される、仮想構成要素として実装され得る。さらに、仮想ノードが、無線アクセスノードではないか、または無線コネクティビティ(たとえば、コアネットワークノード)を必要としない実施形態では、ネットワークノードは完全に仮想化され得る。
機能は、本明細書で開示される実施形態のうちのいくつかの特徴、機能、および/または利益のうちのいくつかを実装するように動作可能な、(代替的に、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと呼ばれることがある)1つまたは複数のアプリケーション1320によって実装され得る。アプリケーション1320は、処理回路1360とメモリ1390とを備えるハードウェア1330を提供する、仮想化環境1300において稼働される。メモリ1390は、処理回路1360によって実行可能な命令1395を含んでおり、それにより、アプリケーション1320は、本明細書で開示される特徴、利益、および/または機能のうちの1つまたは複数を提供するように動作可能である。
仮想化環境1300は、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路1360を備える、汎用または専用のネットワークハードウェアデバイス1330を備え、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路1360は、商用オフザシェルフ(COTS)プロセッサ、専用の特定用途向け集積回路(ASIC)、あるいは、デジタルもしくはアナログハードウェア構成要素または専用プロセッサを含む任意の他のタイプの処理回路であり得る。各ハードウェアデバイスはメモリ1390-1を備え得、メモリ1390-1は、処理回路1360によって実行される命令1395またはソフトウェアを一時的に記憶するための非永続的メモリであり得る。各ハードウェアデバイスは、ネットワークインターフェースカードとしても知られる、1つまたは複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)1370を備え得、ネットワークインターフェースコントローラ(NIC)1370は物理ネットワークインターフェース1380を含む。各ハードウェアデバイスは、処理回路1360によって実行可能なソフトウェア1395および/または命令を記憶した、非一時的、永続的、マシン可読記憶媒体1390-2をも含み得る。ソフトウェア1395は、1つまたは複数の(ハイパーバイザとも呼ばれる)仮想化レイヤ1350をインスタンス化するためのソフトウェア、仮想マシン1340を実行するためのソフトウェア、ならびに、それが、本明細書で説明されるいくつかの実施形態との関係において説明される機能、特徴および/または利益を実行することを可能にする、ソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含み得る。
仮想マシン1340は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキングまたはインターフェース、および仮想ストレージを備え、対応する仮想化レイヤ1350またはハイパーバイザによって稼働され得る。仮想アプライアンス1320の事例の異なる実施形態が、仮想マシン1340のうちの1つまたは複数上で実装され得、実装は異なるやり方で行われ得る。
動作中に、処理回路1360は、ソフトウェア1395を実行してハイパーバイザまたは仮想化レイヤ1350をインスタンス化し、ハイパーバイザまたは仮想化レイヤ1350は、時々、仮想マシンモニタ(VMM)と呼ばれることがある。仮想化レイヤ1350は、仮想マシン1340に、ネットワーキングハードウェアのように見える仮想動作プラットフォームを提示し得る。
図12に示されているように、ハードウェア1330は、一般的なまたは特定の構成要素をもつスタンドアロンネットワークノードであり得る。ハードウェア1330は、アンテナ13225を備え得、仮想化を介していくつかの機能を実装し得る。代替的に、ハードウェア1330は、多くのハードウェアノードが協働し、特に、アプリケーション1320のライフサイクル管理を監督する、管理およびオーケストレーション(MANO)13100を介して管理される、(たとえば、データセンタまたは顧客構内機器(CPE)の場合のような)ハードウェアのより大きいクラスタの一部であり得る。
ハードウェアの仮想化は、いくつかのコンテキストにおいて、ネットワーク機能仮想化(NFV)と呼ばれる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、データセンタおよび顧客構内機器中に位置し得る、業界標準高ボリュームサーバハードウェア、物理スイッチ、および物理ストレージ上にコンソリデートするために使用され得る。
NFVのコンテキストでは、仮想マシン1340は、プログラムを、それらのプログラムが、物理的な仮想化されていないマシン上で実行しているかのように稼働する、物理マシンのソフトウェア実装形態であり得る。仮想マシン1340の各々と、その仮想マシンに専用のハードウェアであろうと、および/またはその仮想マシンによって仮想マシン1340のうちの他の仮想マシンと共有されるハードウェアであろうと、その仮想マシンを実行するハードウェア1330のその一部とは、別個の仮想ネットワークエレメント(VNE)を形成する。
さらにNFVのコンテキストでは、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャ1330の上の1つまたは複数の仮想マシン1340において稼働する特定のネットワーク機能をハンドリングすることを担当し、図12中のアプリケーション1320に対応する。
いくつかの実施形態では、各々、1つまたは複数の送信機13220と1つまたは複数の受信機13210とを含む、1つまたは複数の無線ユニット13200は、1つまたは複数のアンテナ13225に結合され得る。無線ユニット13200は、1つまたは複数の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノード1330と直接通信し得、無線アクセスノードまたはアクセスノードなど、無線能力をもつ仮想ノードを提供するために仮想構成要素と組み合わせて使用され得る。
いくつかの実施形態では、何らかのシグナリングが、ハードウェアノード1330と無線ユニット13200との間の通信のために代替的に使用され得る制御システム13230を使用して、実現され得る。
図13は、いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークを示す。特に、図13を参照すると、一実施形態によれば、通信システムが、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク1411とコアネットワーク1414とを備える、3GPPタイプセルラネットワークなどの通信ネットワーク1410を含む。アクセスネットワーク1411は、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイントなど、複数のアクセスノード1412a、1412b、1412cを備え、各々が、対応するカバレッジエリア1413a、1413b、1413cを規定する。各アクセスノード1412a、1412b、1412cは、有線接続または無線接続1415上でコアネットワーク1414に接続可能である。カバレッジエリア1413c中に位置する第1のUE1491が、対応するアクセスノード1412cに無線で接続するか、または対応するアクセスノード1412cによってページングされるように設定される。カバレッジエリア1413a中の第2のUE1492が、対応するアクセスノード1412aに無線で接続可能である。この例では複数のUE1491、1492が示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア中にある状況、または唯一のUEが、対応するアクセスノード1412に接続している状況に等しく適用可能である。
通信ネットワーク1410は、それ自体、ホストコンピュータ1430に接続され、ホストコンピュータ1430は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、あるいはサーバファーム中の処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータ1430は、サービスプロバイダの所有または制御下にあり得、あるいはサービスプロバイダによってまたはサービスプロバイダに代わって動作され得る。通信ネットワーク1410とホストコンピュータ1430との間の接続1421および1422は、コアネットワーク1414からホストコンピュータ1430に直接延び得るか、または随意の中間ネットワーク1420を介して進み得る。中間ネットワーク1420は、パブリックネットワーク、プライベートネットワークまたはホストされたネットワークのうちの1つ、またはそれらのうちの2つ以上の組合せであり得、中間ネットワーク1420は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、特に、中間ネットワーク1420は、2つまたはそれ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
図13の通信システムは全体として、接続されたUE1491、1492とホストコンピュータ1430との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続1450として説明され得る。ホストコンピュータ1430および接続されたUE1491、1492は、アクセスネットワーク1411、コアネットワーク1414、任意の中間ネットワーク1420、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続1450を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続1450は、OTT接続1450が通過する、参加する通信デバイスが、アップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングに気づいていないという意味で、透過的であり得る。たとえば、アクセスノード1412は、接続されたUE1491にフォワーディング(たとえば、ハンドオーバ)されるべき、ホストコンピュータ1430から発生したデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて、知らされないことがあるかまたは知らされる必要がない。同様に、アクセスノード1412は、UE1491から発生してホストコンピュータ1430に向かう発信アップリンク通信の将来のルーティングに気づいている必要がない。
次に、一実施形態による、前の段落において説明されたUE、アクセスノードおよびホストコンピュータの例示的な実装形態が、図14を参照しながら説明される。図14は、いくつかの実施形態による、部分的無線接続上でアクセスノードを介してユーザ機器と通信するホストコンピュータを示す。通信システム1500では、ホストコンピュータ1510が、通信システム1500の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェース1516を含む、ハードウェア1515を備える。ホストコンピュータ1510は、記憶能力および/または処理能力を有し得る、処理回路1518をさらに備える。特に、処理回路1518は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ1510は、ホストコンピュータ1510に記憶されるかまたはホストコンピュータ1510によってアクセス可能であり、処理回路1518によって実行可能である、ソフトウェア1511をさらに備える。ソフトウェア1511はホストアプリケーション1512を含む。ホストアプリケーション1512は、UE1530およびホストコンピュータ1510において終端するOTT接続1550を介して接続するUE1530など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション1512は、OTT接続1550を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム1500は、通信システム中に提供されるアクセスノード1520をさらに含み、アクセスノード1520は、アクセスノード1520がホストコンピュータ1510およびUE1530と通信することを可能にするハードウェア1525を備える。ハードウェア1525は、通信システム1500の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース1526、ならびにアクセスノード1520によってサーブされるカバレッジエリア(図14に図示せず)中に位置するUE1530との少なくとも無線接続1570をセットアップおよび維持するための無線インターフェース1527を含み得る。通信インターフェース1526は、ホストコンピュータ1510への接続1560を容易にするように設定され得る。接続1560は直接であり得るか、あるいは、接続1560は、通信システムのコアネットワーク(図14に図示せず)を、および/または通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過し得る。図示の実施形態では、アクセスノード1520のハードウェア1525は、処理回路1528をさらに含み、処理回路1528は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。アクセスノード1520は、内部的に記憶されるかまたは外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア1521をさらに有する。
通信システム1500は、すでに言及されたUE1530をさらに含む。UE1530のハードウェア1535は、UE1530が現在位置するカバレッジエリアをサーブするアクセスノードとの無線接続1570をセットアップおよび維持するように設定された、無線インターフェース1537を含み得る。UE1530のハードウェア1535は、処理回路1538をさらに含み、処理回路1538は、命令を実行するように適応された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。UE1530は、UE1530に記憶されるかまたはUE1530によってアクセス可能であり、処理回路1538によって実行可能である、ソフトウェア1531をさらに備える。ソフトウェア1531はクライアントアプリケーション1532を含む。クライアントアプリケーション1532は、ホストコンピュータ1510のサポートのもとに、UE1530を介して人間のまたは人間でないユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ1510では、実行しているホストアプリケーション1512は、UE1530およびホストコンピュータ1510において終端するOTT接続1550を介して、実行しているクライアントアプリケーション1532と通信し得る。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション1532は、ホストアプリケーション1512から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続1550は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション1532は、クライアントアプリケーション1532が提供するユーザデータを生成するためにユーザと対話し得る。
図14に示されているホストコンピュータ1510、アクセスノード1520およびUE1530は、それぞれ、図13のホストコンピュータ1430、アクセスノード1412a、1412b、1412cのうちの1つ、およびUE1491、1492のうちの1つと同様または同等であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部の働きは、図14に示されているようなものであり得、別個に、周囲のネットワークトポロジーは、図13のものであり得る。
図14では、OTT接続1550は、仲介デバイスとこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングとへの明示的言及なしに、アクセスノード1520を介したホストコンピュータ1510とUE1530との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャが、ルーティングを決定し得、ネットワークインフラストラクチャは、UE1530からまたはホストコンピュータ1510を動作させるサービスプロバイダから、またはその両方からルーティングを隠すように設定され得る。OTT接続1550がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに、ネットワークインフラストラクチャが(たとえば、ネットワークの負荷分散考慮または再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する判断を行い得る。
UE1530とアクセスノード1520との間の無線接続1570は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続1570が最後のセグメントを形成するOTT接続1550を使用して、UE1530に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、無線デバイスの電力消費を改善し、それにより、延長されたバッテリー寿命などの利益を提供し得る。
1つまたは複数の実施形態が改善する、データレート、レイテンシおよび他のファクタを監視する目的での、測定プロシージャが提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ1510とUE1530との間のOTT接続1550を再設定するための随意のネットワーク機能がさらにあり得る。測定プロシージャおよび/またはOTT接続1550を再設定するためのネットワーク機能は、ホストコンピュータ1510のソフトウェア1511およびハードウェア1515でまたはUE1530のソフトウェア1531およびハードウェア1535で、またはその両方で実装され得る。実施形態では、OTT接続1550が通過する通信デバイスにおいて、またはその通信デバイスに関連して、センサー(図示せず)が展開され得、センサーは、上記で例示された監視された量の値を供給すること、またはソフトウェア1511、1531が監視された量を算出または推定し得る他の物理量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続1550の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は、アクセスノード1520に影響を及ぼす必要がなく、再設定は、アクセスノード1520に知られていないかまたは知覚不可能であり得る。そのようなプロシージャおよび機能は、当技術分野において知られ、実践され得る。いくつかの実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ1510の測定を容易にするプロプライエタリUEシグナリングを伴い得る。測定は、ソフトウェア1511および1531が、ソフトウェア1511および1531が伝搬時間、エラーなどを監視する間にOTT接続1550を使用して、メッセージ、特に空のまたは「ダミー」メッセージが送信されることを引き起こすことにおいて、実装され得る。
図15は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図13および図14を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータとアクセスノードとUEとを含む。本開示の簡単のために、図15への図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ1610において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ1610の(随意であり得る)サブステップ1611において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1620において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。(随意であり得る)ステップ1630において、アクセスノードは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが始動した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。(また、随意であり得る)ステップ1640において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図16は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図13および図14を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータとアクセスノードとUEとを含む。本開示の簡単のために、図16への図面参照のみがこのセクションに含まれる。方法のステップ1710において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。随意のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1720において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、アクセスノードを介して進み得る。(随意であり得る)ステップ1730において、UEは、送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図17は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図13および図14を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータとアクセスノードとUEとを含む。本開示の簡単のために、図17への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ1810において、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加または代替として、ステップ1820において、UEはユーザデータを提供する。ステップ1820の(随意であり得る)サブステップ1821において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1810の(随意であり得る)サブステップ1811において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信された入力データに反応してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された特定の様式にかかわらず、UEは、(随意であり得る)サブステップ1830において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を始動する。方法のステップ1840において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図18は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図13および図14を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータとアクセスノードとUEとを含む。本開示の簡単のために、図18への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ1910において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、アクセスノードは、UEからユーザデータを受信する。(随意であり得る)ステップ1920において、アクセスノードは、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動する。(随意であり得る)ステップ1930において、ホストコンピュータは、アクセスノードによって始動された送信において搬送されたユーザデータを受信する。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の仮想装置の1つまたは複数の機能ユニットまたはモジュールを通して実施され得る。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備え得る。これらの機能ユニットは、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含み得る、処理回路、ならびに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る、他のデジタルハードウェアを介して実装され得る。処理回路は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含み得る、メモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技法のうちの1つまたは複数を行うための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路は、それぞれの機能ユニットに、本開示の1つまたは複数の実施形態による、対応する機能を実施させるために使用され得る。
概して、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が、明確に与えられ、および/またはその用語が使用されるコンテキストから暗示されない限り、関連のある技術分野における、それらの用語の通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a/an)/その(the)エレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどへのすべての言及は、別段明示的に述べられていない限り、そのエレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの事例に言及しているものとしてオープンに解釈されるべきである。本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、ステップが、別のステップに後続するかまたは先行するものとして明示的に説明されない限り、および/あるいはステップが別のステップに後続するかまたは先行しなければならないことが暗黙的である場合、開示される厳密な順序で実施される必要はない。本明細書で開示される実施形態のいずれかの任意の特徴は、適切であればいかなる場合も、任意の他の実施形態に適用され得る。同様に、実施形態のいずれかの任意の利点は、任意の他の実施形態に適用され得、その逆も同様である。同封の実施形態の他の目標、特徴、および利点は、その説明から明らかになろう。
ユニットという用語は、エレクトロニクス、電気デバイス、および/または電子デバイスの分野での通常の意味を有し得、たとえば、本明細書で説明されるものなど、それぞれのタスク、プロシージャ、算出、出力、および/または表示機能を行うための、電気および/または電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、論理固体および/または個別デバイス、コンピュータプログラムまたは命令などを含み得る。
添付の図面を参照しながら、本明細書で企図される実施形態のうちのいくつかがより十分に説明される。しかしながら、他の実施形態が、本明細書で開示される主題の範囲内に含まれている。開示される主題は、本明細書に記載される実施形態のみに限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、当業者に主題の範囲を伝達するために、例として提供される。

Claims (98)

  1. 無線デバイス(30、300)によって実施される制御チャネル監視の方法(100)であって、前記方法(100)は、
    アクセスノード(20、400)からダウンリンク制御情報(DCI)を受信すること(110)であって、前記ダウンリンク制御情報が、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断するための指示を含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信すること(110)と、
    遅延を決定すること(120)と、
    前記遅延によって指示される遅延期間に続いて、および前記指示に応答して、前記中断間隔の間、制御チャネル監視を中断すること(130)と
    を含む、方法(100)。
  2. 前記中断間隔が、1つまたは複数の制御チャネル監視オケージョンを含む、請求項1に記載の方法(100)。
  3. 遅延を決定することが、前記アクセスノード(20、400)から前記遅延を受信することを含む、請求項1または2に記載の方法(100)。
  4. 前記遅延が、前記ダウンリンク制御情報中で受信される、請求項3に記載の方法(100)。
  5. 前記遅延が、無線リソース制御(RRC)シグナリング中でまたは媒体アクセス制御(MAC)制御エレメント(MAC CE)中で受信される、請求項3に記載の方法(100)。
  6. 遅延を決定することが、前記遅延を決定するための1つまたは複数の遅延パラメータを含む1つまたは複数の設定に基づいて前記遅延を決定することを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法(100)。
  7. 前記1つまたは複数の設定の前記遅延パラメータが、適用可能な規格に基づいてあらかじめ設定される、請求項6に記載の方法(100)。
  8. 監視設定の前記遅延パラメータが、前記アクセスノード(20、400)から受信される、請求項6に記載の方法(100)。
  9. 前記1つまたは複数の設定が、前記アクセスノード(20、400)から前記無線デバイス(30、300)に送られた監視設定を含む、請求項6から8のいずれか一項に記載の方法(100)。
  10. 前記遅延期間が、進行中のプロセスの完了に続く時間期間を含む、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法(100)。
  11. 前記遅延期間が、再送信プロセスの完了に続く時間期間を含む、請求項10に記載の方法(100)。
  12. 前記遅延期間が、スケジュール測定および報告プロセスの完了に続く時間期間を含む、請求項10に記載の方法(100)。
  13. 前記遅延期間が、スケジュール送信の完了に続く時間期間を含む、請求項10に記載の方法(100)。
  14. 前記無線デバイス(30、300)が、進行中のHARQプロセスを伴う制御チャネルについて制御チャネル監視を続け、1つまたは複数の他のダウンリンク制御チャネル中で制御チャネル監視を中断する、請求項13に記載の方法(100)。
  15. 前記遅延期間が、
    タイムスロットの数、
    シンボルの数、
    サブフレームの数、
    指定された持続時間、または
    制御チャネル監視オケージョンの数
    のうちの1つによって規定される、請求項10から14のいずれか一項に記載の方法(100)。
  16. 前記遅延が、現在適用される最小スケジューリングオフセットのスロットの数を含む、請求項10から15のいずれか一項に記載の方法(100)。
  17. 制御チャネル監視を中断するための前記指示が、特定の帯域幅部分に関連する監視オケージョンに適用され、前記無線デバイス(30、300)が、前記中断間隔中に生じる、前記特定の帯域幅部分のために設定された、1つまたは複数の監視オケージョンをスキップする、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法(100)。
  18. 遅延Dが、帯域幅部分(BWP)のヌメロロジーに依存する、請求項17に記載の方法(100)。
  19. 前記無線デバイス(30、300)が、前記中断間隔中に、1つまたは複数の他の帯域幅部分中でダウンリンク制御チャネルを監視し続ける、請求項17または18に記載の方法(100)。
  20. 前記無線デバイス(30、300)が、前記中断間隔中に、指定された帯域幅部分から異なる帯域幅部分に切り替えるとき、前記無線デバイス(30、300)が、前記中断間隔中に生じる、前記異なる帯域幅部分のために設定された、1つまたは複数の監視オケージョンをスキップする、請求項19に記載の方法(100)。
  21. 制御チャネル監視を中断するための前記指示が、特定のセルに関連する監視オケージョンに適用され、前記無線デバイス(30、300)が、前記中断間隔中に生じる、前記特定のセルのために設定された、1つまたは複数の監視オケージョンをスキップする、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法(100)。
  22. 前記無線デバイス(30、300)が、前記中断間隔中に、1つまたは複数の他のセルまたはキャリア中でダウンリンク制御チャネルを監視し続ける、請求項21に記載の方法(100)。
  23. 制御チャネル監視を中断するための前記指示が、特定のセルグループまたはキャリアグループに関連する監視オケージョンに適用され、前記無線デバイス(30、300)が、前記中断間隔中に生じる、前記特定のセルグループまたはキャリアグループのために設定された、1つまたは複数の監視オケージョンをスキップする、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法(100)。
  24. 前記無線デバイス(30、300)が、前記中断間隔中に、前記特定のセルグループまたはキャリアグループ中に含まれない1つまたは複数の他のセルまたはキャリア中でダウンリンク制御チャネルを監視し続ける、請求項23に記載の方法(100)。
  25. 制御チャネル監視を中断するための前記指示が、特定の帯域または帯域組合せに関連する監視オケージョンに適用され、前記無線デバイス(30、300)が、前記中断間隔中に生じる、前記特定の帯域または帯域組合せのために設定された、1つまたは複数の監視オケージョンをスキップする、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法(100)。
  26. 前記無線デバイス(30、300)が、前記中断間隔中に、前記特定の帯域または帯域組合せの外の1つまたは複数の他の帯域中でダウンリンク制御チャネルを監視し続ける、請求項25に記載の方法(100)。
  27. 制御チャネル監視を中断するための前記指示が、前記無線デバイス(30、300)のために設定されたすべての監視オケージョンに適用され、前記無線デバイス(30、300)が、前記中断間隔中に生じるすべての設定された監視オケージョンをスキップする、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法(100)。
  28. 制御監視を中断するための前記指示が、複数のセルまたはキャリアに適用され、前記遅延期間が、各セルまたはキャリアについて、すべてのセルまたはキャリアに適用可能な共通遅延と前記セルまたはキャリアのヌメロロジーとに基づいて決定される、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法(100)。
  29. 制御チャネル監視を中断するための前記指示が、複数のセルまたはキャリアに適用され、前記遅延期間が、各セルまたはキャリアについて、各セルまたはキャリアのための別個の遅延に基づいて決定される、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法(100)。
  30. 前記無線デバイス(30、300)に、異なるヌメロロジーを有する複数のセルまたはキャリアが設定され、前記遅延Dが、絶対時間期間として与えられるとき、前記遅延および/または前記中断間隔の開始が、前記絶対時間期間の終わりに続く次のタイムスロットの開始に一致するように前記遅延Dを丸めることによって決定される、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法(100)。
  31. 前記無線デバイス(30、300)に、異なるヌメロロジーを有する複数のセルまたはキャリアが設定され、共通遅延Dが、すべてのセルまたはキャリアについて与えられるとき、前記遅延および/または前記中断間隔の開始が、参照セルまたはキャリアのヌメロロジーを使用して決定される、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法(100)。
  32. 前記無線デバイス(30、300)に、異なるヌメロロジーを有する複数のセルまたはキャリアが設定され、共通中断間隔が、すべてのセルまたはキャリアについて与えられるとき、前記中断間隔が、参照セルまたはキャリアのヌメロロジーを使用して決定される、請求項1から16のいずれか一項に記載の方法(100)。
  33. 参照として選択された前記セルまたはキャリアが、最も低いヌメロロジーをもつ前記セルまたはキャリアを含む、請求項31または32に記載の方法(100)。
  34. 制御チャネル監視を中断するための前記指示が、ダウンリンク制御チャネル上で送信される、請求項1から33のいずれか一項に記載の方法(100)。
  35. 制御チャネル監視を中断するための前記指示が、ダウンリンク共有チャネル上でダウンリンク送信の終わりに送信される、請求項1から33のいずれか一項に記載の方法(100)。
  36. 制御チャネル監視を中断するための前記指示が、第1のセルまたはキャリア中で受信され、
    第2のセル中の前記遅延期間が、前記第1のセルまたはキャリア中の前記中断間隔の開始時間に基づいて決定される、
    請求項34または35に記載の方法(100)。
  37. 前記無線デバイス(30、300)が、前記中断間隔中に第2の検索空間中で制御チャネルを監視し続けながら、第1の検索空間中で前記中断間隔中に生じる1つまたは複数の監視オケージョンをスキップする、請求項1から36のいずれか一項に記載の方法(100)。
  38. 前記第1の検索空間が共通検索空間であり、前記第2の検索空間がユーザ固有検索空間である、請求項37に記載の方法(100)。
  39. 前記第1の検索空間がユーザ固有検索空間であり、前記第2の検索空間が共通検索空間である、請求項37に記載の方法(100)。
  40. 前記第2の検索空間が、クロスキャリアスケジューリングのために使用される、請求項37に記載の方法(100)。
  41. 前記無線デバイス(30、300)から前記ネットワークへの、前記中断間隔中の、チャネル状態情報(CSI)報告、サウンディング参照信号(SRS)送信、または設定されたグラントのうちの少なくとも1つを中断することをさらに含む、請求項1から40のいずれか一項に記載の方法(100)。
  42. 前記無線デバイス(30、300)に、前記中断間隔中の、チャネル状態情報(CSI)報告、サウンディング参照信号(SRS)送信、または設定されたグラントのうちの少なくとも1つを中断するように命令する制御情報を、前記アクセスノード(20、400)から受信することをさらに含む、請求項41に記載の方法(100)。
  43. 前記遅延期間中に、前記無線デバイス(30、300)が、
    前記アクセスノード(20、400)からダウンリンクグラントを受信する、
    前記アクセスノード(20、400)にアップリンクグラントについての要求を送る、または
    帯域幅部分間で切り替える
    とき、制御チャネル監視の中断をキャンセルすることをさらに含む、請求項1から42のいずれか一項に記載の方法(100)。
  44. アクセスノード(20、400)によって実施されるダウンリンク制御情報(DCI)を送信する方法(200)であって、前記方法(200)は、
    無線デバイス(30、300)に前記ダウンリンク制御情報を送信すること(210)であって、前記ダウンリンク制御情報が、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断するための指示を含む、前記ダウンリンク制御情報を送信すること(210)と、
    遅延を決定すること(220)と、
    前記遅延によって指示される遅延期間に続いて、前記中断間隔の間、前記無線デバイス(30、300)へのダウンリンク制御情報の送信を中断すること(230)と
    を含む、方法(200)。
  45. 前記中断間隔が、1つまたは複数の制御チャネル監視オケージョンを含む、請求項44に記載の方法(200)。
  46. 前記遅延を前記無線デバイス(30、300)に送信することをさらに含む、請求項44または45に記載の方法(200)。
  47. 前記遅延が、前記ダウンリンク制御情報中で前記無線デバイス(30、300)に送信される、請求項47に記載の方法(200)。
  48. 前記遅延が、無線リソース制御(RRC)シグナリング中でまたは媒体アクセス制御(MAC)制御エレメント(MAC CE)中で前記無線デバイス(30、300)に送信される、請求項47に記載の方法(200)。
  49. 遅延を決定することが、前記遅延を決定するための1つまたは複数の遅延パラメータを含む1つまたは複数の設定に基づいて前記遅延を決定することを含む、請求項44から48のいずれか一項に記載の方法(200)。
  50. 前記1つまたは複数の設定の前記遅延パラメータが、適用可能な規格に基づいてあらかじめ設定される、請求項49に記載の方法(200)。
  51. 前記1つまたは複数の設定の前記遅延パラメータが、前記アクセスノード(20、400)から受信される、請求項49に記載の方法(200)。
  52. 前記1つまたは複数の設定が、前記アクセスノード(20、400)から前記無線デバイス(30、300)に送られた監視設定を含む、請求項49から51のいずれか一項に記載の方法(200)。
  53. 前記遅延期間が、前記無線デバイス(30、300)における進行中のプロセスの完了に続く所定の時間期間を含む、請求項44から52のいずれか一項に記載の方法(200)。
  54. 前記遅延期間が、再送信プロセスの完了に続く時間期間を含む、請求項53に記載の方法(200)。
  55. 前記遅延期間が、53の測定および報告プロセスの完了に続く時間期間を含む、請求項53に記載の方法(200)。
  56. 前記遅延期間が、前記無線デバイス(30、300)へのまたは前記無線デバイス(30、300)からのスケジュール送信の完了に続く時間期間を含む、請求項53に記載の方法(200)。
  57. 前記アクセスノード(20、400)が、進行中のHARQプロセスを伴うダウンリンク制御チャネル中で前記無線デバイス(30、300)にダウンリンク制御情報を送り、1つまたは複数の他のダウンリンク制御チャネル中で制御チャネル監視を中断する、請求項56に記載の方法(200)。
  58. 前記遅延期間が、
    タイムスロットの数、
    シンボルの数、
    サブフレームの数、
    指定された持続時間、または
    制御チャネル監視オケージョンの数
    のうちの1つによって規定される、請求項53から57のいずれか一項に記載の方法(200)。
  59. 前記遅延が、現在適用される最小スケジューリングオフセットのスロットの数を含む、請求項53から58のいずれか一項に記載の方法(200)。
  60. 制御チャネル監視を中断するための前記指示が、特定の帯域幅部分に関連する監視オケージョンに適用され、前記アクセスノード(20、400)が、前記中断間隔中に生じる、前記特定の帯域幅部分のために設定された、1つまたは複数の監視オケージョンをスキップする、請求項44から59のいずれか一項に記載の方法(200)。
  61. 遅延Dが、帯域幅部分(BWP)のヌメロロジーに依存する、請求項60に記載の方法(100)。
  62. 前記アクセスノード(20、400)が、前記中断間隔中に、1つまたは複数の他の帯域幅部分中で前記無線デバイス(30、300)にダウンリンク制御情報を送り続ける、請求項60または61に記載の方法(200)。
  63. 前記無線デバイス(30、300)が、前記中断間隔中に、指定された帯域幅部分から異なる帯域幅部分に切り替えるとき、前記アクセスノード(20、400)が、前記中断間隔中に生じる、前記異なる帯域幅部分のために設定された、1つまたは複数の監視オケージョンにおける前記無線デバイス(30、300)へのダウンリンク制御情報の送信を中断する、請求項62に記載の方法(200)。
  64. 制御チャネル監視を中断するための前記指示が、特定のセルに関連する監視オケージョンに適用され、前記アクセスノード(20、400)が、前記中断間隔中に生じる、前記特定のセルのために設定された、1つまたは複数の監視オケージョンにおける前記無線デバイス(30、300)へのダウンリンク制御情報の送信を中断する、請求項44から59のいずれか一項に記載の方法(200)。
  65. 前記アクセスノード(20、400)が、前記中断間隔中に、1つまたは複数の他のセルまたはキャリア中で前記無線デバイス(30、300)にダウンリンク制御情報を送り続ける、請求項64に記載の方法(200)。
  66. 制御チャネル監視を中断するための前記指示が、特定のセルグループまたはキャリアグループに関連する監視オケージョンに適用され、前記アクセスノード(20、400)が、前記中断間隔中に生じる、前記特定のセルグループまたはキャリアグループのために設定された、1つまたは複数の監視オケージョンにおける前記無線デバイス(30、300)へのダウンリンク制御情報の送信を中断する、請求項44から59のいずれか一項に記載の方法(200)。
  67. 前記アクセスノード(20、400)が、前記中断間隔中に、前記特定のセルグループまたはキャリアグループ中に含まれない1つまたは複数の他のセルまたはキャリア中で前記無線デバイス(30、300)にダウンリンク制御情報を送り続ける、請求項66に記載の方法(200)。
  68. 制御チャネル監視を中断するための前記指示が、特定の帯域または帯域組合せに関連する監視オケージョンに適用され、前記アクセスノード(20、400)が、前記中断間隔中に生じる、前記特定の帯域または帯域組合せのために設定された、1つまたは複数の監視オケージョンにおける前記無線デバイス(30、300)へのダウンリンク制御情報の送信を中断する、請求項44から59のいずれか一項に記載の方法(200)。
  69. 前記アクセスノード(20、400)が、前記中断間隔中に、前記特定の帯域または帯域組合せの外の1つまたは複数の他の帯域中で前記無線デバイス(30、300)にダウンリンク制御情報を送り続ける、請求項68に記載の方法(200)。
  70. 制御チャネル監視を中断するための前記指示が、前記無線デバイス(30、300)のために設定されたすべての監視オケージョンに適用され、前記アクセスノード(20、400)が、前記中断間隔中に生じるすべての設定された監視オケージョンにおける前記無線デバイス(30、300)へのダウンリンク制御情報の送信を中断する、請求項44から59のいずれか一項に記載の方法(200)。
  71. 制御チャネル監視を中断するための前記指示が、複数のセルまたはキャリアに適用され、前記遅延期間が、各セルまたはキャリアについて、すべてのセルまたはキャリアに適用可能な共通遅延と前記セルまたはキャリアのヌメロロジーとに基づいて決定される、請求項44から59のいずれか一項に記載の方法(200)。
  72. 制御チャネル監視を中断するための前記指示が、複数のセルまたはキャリアに適用され、前記遅延期間が、各セルまたはキャリアについて、各セルまたはキャリアのための別個の遅延に基づいて決定される、請求項44から59のいずれか一項に記載の方法(200)。
  73. 前記無線デバイス(30、300)に、異なるヌメロロジーを有する複数のセルまたはキャリアが設定され、前記遅延Dが、絶対時間期間として与えられるとき、前記遅延および/または前記中断間隔の開始が、前記絶対時間期間の終わりに続く次のタイムスロットの開始に一致するように前記遅延Dを丸めることによって決定される、請求項44から59のいずれか一項に記載の方法(200)。
  74. 前記無線デバイス(30、300)に、異なるヌメロロジーを有する複数のセルまたはキャリアが設定され、共通遅延Dが、すべてのセルまたはキャリアについて与えられるとき、前記遅延および/または前記中断間隔の開始が、参照セルまたはキャリアのヌメロロジーを使用して決定される、請求項44から59のいずれか一項に記載の方法(200)。
  75. 前記無線デバイス(30、300)に、異なるヌメロロジーを有する複数のセルまたはキャリアが設定され、共通中断間隔が、すべてのセルまたはキャリアについて与えられるとき、前記中断間隔が、参照セルまたはキャリアのヌメロロジーを使用して決定される、請求項44から59のいずれか一項に記載の方法(200)。
  76. 参照として選択された前記セルまたはキャリアが、最も低いヌメロロジーをもつ前記セルまたはキャリアを含む、請求項74または75に記載の方法(200)。
  77. 制御チャネル監視を中断するための前記指示が、ダウンリンク制御チャネル上で送信される、請求項44から76のいずれか一項に記載の方法(200)。
  78. 制御チャネル監視を中断するための前記指示が、ダウンリンク共有チャネル上でダウンリンク送信の終わりに送信される、請求項44から76のいずれか一項に記載の方法(200)。
  79. 制御チャネル監視を中断するための前記指示が、第1のセルまたはキャリア中で送信され、
    第2のセル中の前記遅延期間が、前記第1のセルまたはキャリア中の前記中断間隔の開始時間に基づいて決定される、
    請求項77または78に記載の方法(200)。
  80. 前記アクセスノード(20、400)が、前記中断間隔中に第2の検索空間中でダウンリンク制御情報を送り続けながら、第1の検索空間中で前記中断間隔中に生じる1つまたは複数の監視オケージョンにおけるダウンリンク制御情報の送信を中断する、請求項44から79のいずれか一項に記載の方法(200)。
  81. 前記第1の検索空間が共通検索空間であり、前記第2の検索空間がユーザ固有検索空間である、請求項80に記載の方法(200)。
  82. 前記第1の検索空間がユーザ固有検索空間であり、前記第2の検索空間が共通検索空間である、請求項80に記載の方法(200)。
  83. 前記第2の検索空間が、クロスキャリアスケジューリングのために使用される、請求項80に記載の方法(200)。
  84. 前記無線デバイス(30、300)から前記ネットワークへの、前記中断間隔中の、チャネル状態情報(CSI)報告、サウンディング参照信号(SRS)送信、または前記無線デバイス(30、300)のための設定されたグラントのうちの少なくとも1つを中断することをさらに含む、請求項44から83のいずれか一項に記載の方法(200)。
  85. 前記無線デバイス(30、300)に、前記ネットワークへの、前記中断間隔中の、チャネル状態情報(CSI)報告、サウンディング参照信号(SRS)送信、または設定されたグラントのうちの少なくとも1つを中断するように命令する制御情報を、前記無線デバイス(30、300)に送信することをさらに含む、請求項84に記載の方法(200)。
  86. 前記遅延期間中に、前記アクセスノード(20、400)が、
    前記無線デバイス(30、300)にダウンリンクグラントを送る、
    前記無線デバイス(30、300)からアップリンクグラントについての要求を受信する、または
    前記無線デバイス(30、300)に帯域幅部分を切り替えるように命令する
    とき、制御チャネル監視の中断をキャンセルすることをさらに含む、請求項44から85のいずれか一項に記載の方法(200)。
  87. ダウンリンク制御チャネルを監視するように設定された無線デバイス(30、300)であって、前記無線が、
    アクセスノード(20、400)からダウンリンク制御情報(DCI)を受信することであって、前記ダウンリンク制御情報が、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断するための指示を含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、
    遅延を決定することと、
    前記遅延によって指示される遅延期間に続いて、および前記指示に応答して、前記中断間隔の間、制御チャネル監視を中断することと
    を行うように設定された、無線デバイス(30、300)。
  88. 請求項2から43のいずれか一項に記載の方法を実施するように設定された、請求項87に記載の無線デバイス(30、300)。
  89. ダウンリンク制御チャネルを監視するように設定された無線デバイス(30、300)であって、前記無線デバイス(30、300)が、
    無線通信ネットワークにおいてアクセスノード(20、400)と通信するための通信回路(320)と、
    処理回路(330)と
    を備え、前記処理回路(330)は、
    アクセスノード(20、400)からダウンリンク制御情報(DCI)を受信することであって、前記ダウンリンク制御情報が、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断するための指示を含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、
    遅延を決定することと、
    前記遅延によって指示される遅延期間に続いて、および前記指示に応答して、前記中断間隔の間、制御チャネル監視を中断することと
    を行うように設定された、無線デバイス(30、300)。
  90. 請求項2から43のいずれか一項に記載の方法を実施するように設定された、請求項89に記載の無線デバイス(30、300)。
  91. 無線デバイス(30、300)にダウンリンク制御情報を送るように設定されたアクセスノード(20、400)であって、前記アクセスノード(20、400)は、
    アクセスノード(20、400)からダウンリンク制御情報(DCI)を受信することであって、前記ダウンリンク制御情報が、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断するための指示を含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、
    遅延を決定することと、
    前記遅延によって指示される遅延期間に続いて、および前記指示に応答して、前記中断間隔の間、制御チャネル監視を中断することと
    を行うように設定された、アクセスノード(20、400)。
  92. 請求項45から86のいずれか一項に記載の方法を実施するように設定された、請求項91に記載のアクセスノード(20、400)。
  93. 無線デバイス(30、300)にダウンリンク制御情報を送るように設定されたアクセスノード(20、400)であって、前記アクセスノード(20、400)は、
    無線デバイス(30、300)と通信するための通信回路(420)と、
    処理回路(430)と
    を備え、前記処理回路(430)は、
    アクセスノード(20、400)からダウンリンク制御情報(DCI)を受信することであって、前記ダウンリンク制御情報が、中断間隔の間、制御チャネル監視を中断するための指示を含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、
    遅延を決定することと、
    前記遅延によって指示される遅延期間に続いて、および前記指示に応答して、前記中断間隔の間、制御チャネル監視を中断することと
    を行うように設定された、アクセスノード(20、400)。
  94. 請求項45から86のいずれか一項に記載の方法を実施するように設定された、請求項79に記載のアクセスノード(20、400)。
  95. 無線デバイス(30、300)中の処理回路によって実行されたとき、前記無線デバイス(30、300)に、請求項1から43に記載の方法のいずれか1つを実施させる実行可能命令を備える、コンピュータプログラム(350)。
  96. 請求項95に記載のコンピュータプログラム(350)を含んでいるキャリアであって、前記キャリアが、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである、キャリア。
  97. アクセスノード(20、400)中の処理回路によって実行されたとき、前記アクセスノード(20、400)に、請求項44から86に記載の方法のいずれか1つを実施させる実行可能命令を備える、コンピュータプログラム(450)。
  98. 請求項97に記載のコンピュータプログラム(450)を含んでいるキャリアであって、前記キャリアが、電子信号、光信号、無線信号、またはコンピュータ可読記憶媒体のうちの1つである、キャリア。
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