JP2023537479A - 拡張クロスキャリアスケジューリングのためのdci処理 - Google Patents

拡張クロスキャリアスケジューリングのためのdci処理 Download PDF

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Abstract

セカンダリセルとして動作し、無線デバイスおよび無線デバイスに対するプライマリセルと通信するように構成された、ネットワークノード内で実施される方法が提示される。本方法は、プライマリセル上の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)とセカンダリセル上の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)とを用いて、無線デバイスに対するプライマリセル上の物理共有チャネルをスケジューリングすることを含む。また、ネットワークノード、無線デバイスのための方法、および無線デバイスが提示される。【選択図】図10

Description

本開示は、無線通信に関し、特に、ダウンリンク制御情報(DCI)処理を伴うクロスキャリアスケジューリングに関するものである。
キャリアアグリゲーション
キャリアアグリゲーション(CA)は、3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)のNR(第5世代:5G)およびLTE(第4世代:4G)システムで一般に使用され、CAを使用しないシステムと比較して、無線デバイスの送受信データレートを向上させる。CAでは、無線デバイスは通常、プライマリセル(Pcell)と呼ばれる1つのサービングセルで最初に動作する。Pcellは、ある周波数バンドのコンポーネントキャリアで動作する。次に、無線デバイスは、ネットワーク/ネットワークノードによって、1つまたは複数のセカンダリサービングセル(SCell)を用いて構成される。各SCellは、Pcellに対応するコンポーネントキャリア(CC)の周波数バンドと同じ周波数バンド(イントラバンドCA)または異なる周波数バンド(インターバンドCA)のCCに対応し得る。無線デバイスがSCell(複数可)でデータを送信/受信するために(例えば、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)上でダウンリンク(DL)共有チャネル(SCH)情報を受信することによって、または物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上でアップリンク共有チャネル(UL-SCH)情報/データを送信することによって)、ネットワーク/ネットワークノードがSCell(複数可)をアクティブ化する必要があり得る。SCell(複数可)はまた、アクティブ化/非アクティブ化信号を介して、必要に応じて非アクティブ化され、後に再アクティブ化されることが可能である。
クロスキャリアスケジューリング
NRのキャリアアグリゲーションでは、以下のフレームワークでクロスキャリアスケジューリング(CCS)が検討されている。
1.無線デバイスはプライマリサービングセルを持ち、1つ以上のセカンダリサービングセル(SCell)を構成することができる。
2.SCellインデックスXを有する所与のSCellについて、
a.SCellが、セルインデックスYを有する「スケジューリングセル」で構成されている場合(すなわち、クロスキャリアスケジューリング)、
i.SCell Xは「スケジューされるルセル」と呼ばれる。
ii.無線デバイスは、SCell Xに対応するスケジューリングPDSCH/PUSCHの割当て/許可のために、スケジューリングセルYのDLのPDCCHを監視する。
iii.SCell Xに対応するPDSCH/PUSCHは、スケジューリングセルY以外のサービングセルを使用する無線デバイスに対してスケジュールされることができない。
b.そうでない場合、
i.SCell Xは、SCell Xのスケジューリングセル(すなわち、同一キャリアスケジューリング)である。
ii.無線デバイスは、SCell Xに対応するスケジューリングPDSCH/PUSCHの割当て/許可のために、SCell XのDLのPDCCHを監視する。
iii.SCell Xに対応するPDSCH/PUSCHは、SCell X以外のサービングセルを使用する無線デバイスに対してスケジュールされることができない場合がある。
3.プライマリセルは常に自身のスケジューリングセルである可能性があるため、SCellはプライマリセルのスケジューリングセルとして構成されることができない場合がある。
現在のCAおよびクロスキャリアスケジューリングのフレームワークでは、SCellはPCell上のPDSCH/PUSCHのような物理共有データチャネルのスケジューリングに使用できない。PCellのスケジューリングセルを追加するには、PDCCHの監視と復号の増加に必要な無線デバイスの能力の増加に対応する方法が必要である。
いくつかの実施形態は、ダウンリンク制御情報(DCI)処理を伴うクロスキャリアスケジューリングのための方法、システム、および装置を有利に提供する。
一実施形態では、ネットワークノードが提供される。ネットワークノードは、セカンダリセルを動作させ、無線デバイスおよび該無線デバイスに対するプライマリセルと通信するように構成される。ネットワークノードは、前記プライマリセル上の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)と前記セカンダリセル上の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)とを用いて、前記無線デバイスに対する前記プライマリセル上の物理共有チャネルをスケジューリングするように構成される無線インタフェースおよび処理回路を備える。
一実施形態では、方法が提供される。方法は、セカンダリセルとして動作し、無線デバイスおよび該無線デバイスに対するプライマリセルと通信するように構成された、ネットワークノード内で実施される。方法は、前記プライマリセル上の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)と前記セカンダリセル上の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)とを用いて、前記無線デバイスに対する前記プライマリセル上の物理共有チャネルをスケジューリングすることを含む。
一実施形態では、無線デバイスが提供される。無線デバイスは、プライマリセルとおよびセカンダリセルと通信するように構成される。さらに、無線デバイスは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を用いた前記プライマリセルからのスケジューリングと、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を用いた前記セカンダリセルからのスケジューリングと、を受信し、前記スケジューリングは、前記無線デバイスに対する前記プライマリセル上の物理共有チャネルをスケジュールするように構成される、ように構成される無線インタフェースおよび処理回路を備える。
一実施形態では、方法が提供される。方法は、プライマリセルとおよびセカンダリセルと通信するように構成された無線デバイスによって実施される。方法は、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を用いた前記プライマリセルからのスケジューリングと、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を用いた前記セカンダリセルからのスケジューリングと、を受信することであって、前記スケジューリングは、前記無線デバイスに対する前記プライマリセル上の物理共有チャネルをスケジュールするように構成される、前記受信することを含む。
さらなる実施形態は、ネットワークノードを含み、プライマリセルとセカンダリセルによってスケジュールされたプライマリセルのDCIサイズバジェットは、単一のセルによってスケジュールされたプライマリセルのDCIサイズバジェットと同じである。したがって、プライマリセルのPDSCHがプライマリのみによってスケジューリングされる場合と比較して、プライマリセルとセカンダリセルの合計DCIサイズバジェットが増加することはない。また、プライマリセルとセカンダリセルの両方がプライマリセル上のPDSCHまたはPUSCHをスケジューリングできるように、プライマリセルのスケジューリングにセカンダリセルを追加しても、DCIサイズバジェットは増加しない。
さらなる実施形態では、プライマリセルをスケジュールするセカンダリセルとセカンダリセルをスケジュールするセカンダリセルのDCIサイズバジェットは、単一のセルでスケジュールされたセカンダリセルのDCIサイズバジェットと同じである。
他の実施形態では、プライマリセルに用いられるDCIフォーマットとセカンダリセルに用いられるDCIフォーマットがサイズマッチングされる場合、例えば、プライマリセル用のDCIとセカンダリセル用に用いられるDCIフォーマットは同じサイズを有する。これは、例えば、プライマリセルに使用されるDCIフォーマットにキャリアインジケータフィールドを含めることによりパディングすることによって達成される。
PCellは、通常、PCellによってのみスケジューリングされ得る。無線デバイスの場合、無線が監視できる異なるDCIサイズの数に通常上限がある。実施形態は、DCIを制限すること、例えば異なるDCIサイズの数を制限することによって、PCell上のPDSCH/PUSCHのスケジューリングのためにSCellを使用することを可能にする。PCellのための1つ以上のスケジューリングセル(この場合SCell)を追加することは、BD/CCEのバジェットの増加を必要とする可能性がある。BD/CCEバジェットの増加は、より多くの無線デバイスの処理および計算能力を必要とし、また、無線デバイスの複雑さの増加を必要とし得る。
1つ以上の実施形態において、スケジューリングケースのセットにわたって(例えば、プライマリセルに対するすべてのDCIまたはプライマリセルをスケジューリングするSCell上で監視される全体のDCIにわたって)集約バジェットを適用すること、および/または、異なるスケジューリングセルにおけるプライマリセルに対するいくつかのDCIの監視に制限を適用すること、のうちの1つ以上が提供される。いくつかの実施形態では、プライマリセルが他のSCellのスケジューリングセルでないにもかかわらず、プライマリセル上で監視されるいくつかのDCIフォーマットに対してキャリアインジケータフィールドが導入される。いくつかの実施形態では、SCellがDL専用のSCellである場合、SCellで利用可能な未使用のULのDCIフォーマット(またはサイズバジェット)の1つまたは複数が、DCIフォーマットにおけるCIFを必要とせずにプライマリセルアップリンクのスケジューリングのために利用される。
本実施形態、並びにそれに付随する利点及び特徴のより完全な理解は、以下の詳細な説明を参照することによって、添付の図面と併せて考慮された場合に、より容易に理解されるであろう。ここで:
本開示における原理に従ってホストコンピュータに中間ネットワークを介して接続される通信システムを示すネットワークアーキテクチャの一例の概略図である。
本開示のいくつかの実施形態による、少なくとも部分的に無線接続を介してネットワークノードを介して無線デバイスと通信するホストコンピュータのブロック図である。
本開示のいくつかの実施形態による、無線デバイスでクライアントアプリケーションを実行するための、ホストコンピュータ、ネットワークノード、および無線デバイスを含む通信システムにおいて実施される例示的な方法を示すフローチャートである。
本開示のいくつかの実施形態による、無線デバイスでユーザデータを受信するための、ホストコンピュータ、ネットワークノード、および無線デバイスを含む通信システムにおいて実施される例示的な方法を示すフローチャートである。
本開示のいくつかの実施形態による、ホストコンピュータで無線デバイスからユーザデータを受信するための、ホストコンピュータ、ネットワークノード、および無線デバイスを含む通信システムにおいて実施される例示的な方法を示すフローチャートである。
本開示のいくつかの実施形態による、ホストコンピュータでユーザデータを受信するための、ホストコンピュータ、ネットワークノード、および無線デバイスを含む通信システムにおいて実施される例示的な方法を示すフローチャートである。
本開示のいくつかの実施形態によるネットワークノードにおける処理の一例を示すフローチャートである。
本開示のいくつかの実施形態による無線デバイスにおける処理の一例を示すフローチャートである。
本開示のいくつかの実施形態によるDSSシナリオの図である。
a~cは、本開示のいくつかの実施形態によるスケジューリングセルの異なるシナリオの図である。
本開示のいくつかの実施形態によるDCIフォーマット監視の一例を示す図である。
本開示のいくつかの実施形態によるDCIフォーマット監視の他の例を示す図である。
本開示のいくつかの実施形態によるDCIバジェットの一例を示す図である。
本開示のいくつかの実施形態によるDCIスケジュールの一例を示す図である。
1つ以上の実施形態において、本明細書に記載されることは、有利には、SCellを、低減された複雑さと同様に、場合によってはキャリアインジケータフィールドによるオーバーヘッドを回避することができる改善された性能で、DCIサイズバジェット処理を行うプライマリセル上でのPDSCH/PUSCHのスケジューリングのために使用できる/構成することを可能にする。
例示的な実施形態を詳細に説明する前に、実施形態は、DCI処理を伴うクロスキャリアスケジューリングに関連する装置コンポーネントと処理ステップの組み合わせに主に存在することに留意されたい。したがって、コンポーネントは、図面において適宜従来の記号で表され、本明細書の説明の利益を有する当業者にとって容易に明らかになる詳細で開示を不明瞭にしないように、実施形態の理解に関連する特定の詳細のみを示している。同様の番号は、本明細書全体を通して同様の要素を指す。
本明細書で使用されるように、「第1」及び「第2」、「上」及び「下」などの関係用語は、ある実体又は要素を別の実体又は要素から区別するためにのみ使用されてよく、そのような実体又は要素間のいかなる物理的又は論理的関係又は順序をも必ずしも要求又は示唆するものではない。本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を説明する目的のみのものであり、本明細書に記載される概念を限定することを意図するものではない。本明細書で使用される場合、単数形「a」、「an」及び「the」は、文脈が明らかにそうでないことを示していない限り、複数形も含むように意図されている。本明細書で使用される場合、用語「備える(comprises)」、「備える(comprising)」、「含む(includes)」及び/又は「含む(including)」は、述べられた特徴、数値、ステップ、操作、要素、及び/又は成分の存在を規定するが、1つ以上の他の特徴、数値、ステップ、操作、要素、成分、及び/又はそれらのグループの存在又は追加を排除しないことがさらに理解されるであろう。
本明細書に記載される実施形態において、接合用語である「と通信している」などは、電気通信又はデータ通信を示すために使用されてもよく、これは、例えば、物理的接触、誘導、電磁放射、無線信号、赤外線信号又は光信号によって達成され得る。当業者であれば、複数の構成要素が相互作用し、電気通信及びデータ通信を実現するための修正及び変形が可能であることを理解するであろう。
本明細書で説明するいくつかの実施形態では、「結合された(coupled)」、「接続された(connected)」などの用語は、必ずしも直接的ではないが、接続を示すために使用され、有線接続及び/又は無線接続を含むことができる。
本明細書で使用する「ネットワークノード」という用語は、基地局(BS)、無線基地局、基地送受信局(BTS)、基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワークコントローラ(RNC)、gノードB(gNB)、進化型ノードB(eNB又はeNodeB)、ノードB、MSRのBSなどのマルチスタンダード無線(MSR)無線ノード、マルチセル/マルチキャスト調整エンティティ(MCE)、統合アクセス及びバックホール(IAB)ノード、リレーノード、リレーを制御するドナーノード、無線アクセスポイント(AP)、送信ポイント、送信ノード、遠隔無線ユニット(RRU)遠隔無線ヘッド(RRH)、コアネットワークノード(例えば、モバイル管理エンティティ(MME)、自己組織化ネットワーク(SON)ノード、調整ノード、測位ノード、MDTノードなど)、外部ノード(例えば、第3者ノード、現在のネットワークの外部のノード)、分散アンテナシステム(DAS)のノード、スペクトラムアクセスシステム(SAS)ノード、要素管理システム(EMS)などのいずれかをさらに含むことができる無線ネットワークに構成されるあらゆる種類のネットワークノードであり得る。また、ネットワークノードは、試験装置を構成してもよい。本明細書で使用される「無線ノード」という用語は、無線デバイス(WD)または無線ネットワークノードなどの無線デバイスを示すためにも使用され得る。
いくつかの実施形態では、非限定的な用語である無線デバイス(WD)またはユーザ装置(UE)は、互換的に使用される。本明細書におけるWDは、無線デバイス(WD)のように、無線信号を介してネットワークノードまたは別のWDと通信することができる任意のタイプの無線デバイスであり得る。WDはまた、無線通信デバイス、ターゲットデバイス、デバイス間(D2D)WD、マシンタイプWDまたはマシン間通信(M2M)が可能なWD、低コストおよび/または低複雑WD、WDを備えるセンサ、タブレット、モバイル端末、スマートフォン、ラップトップ組み込み装置(LEE)、ラップトップ搭載装置(LME)、USBドングル、顧客構内設備(CPE)、インターネットオブシングス(IoT)デバイス、もしくはナローバンドIoT(NB-IOT)デバイス等であってもよい。
また、いくつかの実施形態では、「無線ネットワークノード」という総称が使用される。それは、基地局、無線基地局、基地送受信局、基地局コントローラ、ネットワークコントローラ、RNC、進化型ノードB(eNB)、ノードB、gNB、マルチセル/マルチキャスト調整エンティティ(MCE)、IABノード、中継ノード、アクセスポイント、無線アクセスポイント、遠隔無線ユニット(RRU)遠隔無線ヘッド(RRH)のいずれかからなる任意の種類の無線ネットワークノードであってよい。
例えば、3GPPのLTEおよび/またはニューラジオ(NR)など、1つの特定の無線システムからの用語が本開示で使用されることがあるが、これは、本開示の範囲を前述のシステムのみに制限するものと見なすべきではないことに留意されたい。広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、マイクロ波アクセスのための世界的相互運用性(WiMax)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)および移動通信用グローバルシステム(GSM)を含む他の無線システムも、この開示内で網羅されるアイデアを利用することによって利益を得ることができる。
無線デバイスまたはネットワークノードによって実行されるものとして本明細書で説明される機能は、複数の無線デバイスおよび/またはネットワークノードにわたって分散され得ることにさらに留意されたい。言い換えれば、本明細書で説明されるネットワークノードおよび無線デバイスの機能は、単一の物理デバイスによる性能に限定されず、実際には、複数の物理デバイスに分散され得ることが企図される。
特に定義されない限り、本明細書で使用される全ての用語(技術用語及び科学用語を含む)は、本開示が属する技術分野における通常の当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。本明細書で使用される用語は、本明細書および関連技術の文脈における意味と一致する意味を有すると解釈されるべきであり、本明細書で明示的にそう定義されない限り、理想化または過度に形式的な意味で解釈されないことがさらに理解されよう。
実施形態は、DCI処理を伴うクロスキャリアスケジューリングを提供する。ここで、同様の要素が同様の参照数字によって参照される図面を参照すると、図1には、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク12と、コアネットワーク14とを備える、LTEおよび/またはNR(5G)などの規格をサポートし得る3GPPタイプのセルラーネットワークなどの実施形態による通信システム10が概略図として示されている。アクセスネットワーク12は、NB、eNB、gNB、または他のタイプの無線アクセスポイントなどの複数のネットワークノード16a、16b、16c(ネットワークノード16と総称する)を含み、それぞれが対応するカバレッジエリア18a、18b、18c(カバレッジエリア18と総称する)を定義する。各ネットワークノード16a、16b、16cは、有線または無線接続20を介してコアネットワーク14と接続可能である。カバレッジエリア18aに位置する第1の無線デバイス(WD)22aは、対応するネットワークノード16aに無線で接続し、またはそれによってページングされるように構成される。カバレッジエリア18bにある第2のWD22bは、対応するネットワークノード16bに無線で接続可能である。この例では複数のWD22a、22b(まとめて無線デバイス22と呼ぶ)が図示されているが、開示された実施形態は、唯一のWDがカバレッジエリアにある状況、または唯一のWDが対応するネットワークノード16に接続する状況にも同様に適用可能である。便宜上、2つのWD22および3つのネットワークノード16のみが示されているが、通信システムは、より多くのWD22およびネットワークノード16を含んでもよいことに留意されたい。
また、WD22は、複数のネットワークノード16および複数の種類のネットワークノード16と同時に通信することができ、および/または別々に通信するように構成されることが企図される。例えば、WD22は、LTEをサポートするネットワークノード16と、NRをサポートする同じまたは異なるネットワークノード16とのデュアルコネクティビティを有することができる。一例として、WD22は、LTE/E-UTRAN用のeNBおよびNR/NG-RAN用のgNBと通信することができる。
通信システム10は、それ自体が、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバ、またはサーバファーム内の処理リソースとしてハードウェアおよび/またはソフトウェアで具現化され得るホストコンピュータ24に接続されてもよい。ホストコンピュータ24は、サービスプロバイダの所有権または制御下に置かれてもよく、サービスプロバイダによって、またはサービスプロバイダに代わって運営されてもよい。通信システム10とホストコンピュータ24との間の接続26、28は、コアネットワーク14からホストコンピュータ24に直接延びてもよいし、任意の中間ネットワーク30を経由して延びてもよい。中間ネットワーク30は、公衆ネットワーク、プライベートネットワーク、又はホストネットワークのうちの1つ、又は2つ以上の組み合わせであってもよい。中間ネットワーク30は、もしあれば、バックボーンネットワーク又はインターネットであってもよい。いくつかの実施形態では、中間ネットワーク30は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を含んでもよい。
図1の通信システム全体としては、接続されたWD22a、22bのうちの1つとホストコンピュータ24との間の接続性を実現するものである。この接続性は、オーバーザトップ(OTT)接続と表現することができる。ホストコンピュータ24および接続されたWD22a、22bは、アクセスネットワーク12、コアネットワーク14、任意の中間ネットワーク30および可能な更なるインフラストラクチャ(図示せず)を仲介者として使用して、OTT接続を介してデータおよび/またはシグナリングを通信するように構成される。OTT接続は、OTT接続が通過する参加通信デバイスの少なくともいくつかがアップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングに気づかないという意味で、透過的であってもよい。例えば、ネットワークノード16は、接続されたWD22aに転送される(例えば、引き渡される)ためにホストコンピュータ24から発信されるデータを有する着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて知らされなくてもよいし、知らされる必要もない。同様に、ネットワークノード16は、ホストコンピュータ24に向けてWD22aから発信される発信アップリンク通信の将来のルーティングを認識する必要はない。
ネットワークノード16は、DCI処理を伴うクロスキャリアスケジューリングなど、本明細書に記載される1つまたは複数のネットワークノード16の機能を実行するように構成された強化ユニット32を含むように構成されている。無線デバイス22は、DCI処理を伴うクロスキャリアスケジューリングに関してなど、本明細書に記載される1つまたは複数の無線デバイス22の機能を実行するように構成される操作ユニット34を含むように構成される。
次に、前段落で説明したWD22、ネットワークノード16およびホストコンピュータ24の、一実施形態に従った例示的な実装を、図2を参照して説明する。通信システム10において、ホストコンピュータ24は、通信システム10の異なる通信デバイスのインタフェースとの有線または無線接続を設定し維持するように構成された通信インタフェース40を含むハードウェア(HW)38を備える。ホストコンピュータ24は、記憶及び/又は処理能力を有していてもよい処理回路42をさらに備える。処理回路42は、プロセッサ44及びメモリ46を含んでもよい。特に、中央処理装置などのプロセッサおよびメモリに加えて、またはその代わりに、処理回路42は、処理および/または制御のための集積回路、例えば、命令を実行するように適合された1つまたは複数のプロセッサおよび/またはプロセッサコアおよび/またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)および/またはASIC(特定用途向け集積回路)を含み得る。プロセッサ44は、メモリ46にアクセス(例えば、書き込みおよび/または読み出し)するように構成されてもよく、このメモリは、任意の種類の揮発性および/または不揮発性メモリ、例えば、キャッシュおよび/またはバッファメモリおよび/またはRAM(ランダムアクセスメモリ)および/またはROM(リードオンリーメモリ)および/または光学メモリおよび/またはEPROM(消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ)を含み得る。
処理回路42は、本明細書に記載される方法および/またはプロセスのいずれかを制御するように、および/またはそのような方法、および/またはプロセスを、例えば、ホストコンピュータ24によって実行させるように構成されてもよい。プロセッサ44は、本明細書に記載されるホストコンピュータ24の機能を実行するための1つ以上のプロセッサ44に相当する。ホストコンピュータ24は、本明細書に記載されるデータ、プログラムソフトウェアコード及び/又は他の情報を格納するように構成されるメモリ46を含む。いくつかの実施形態では、ソフトウェア48及び/又はホストアプリケーション50は、プロセッサ44及び/又は処理回路42によって実行されると、プロセッサ44及び/又は処理回路42に、ホストコンピュータ24に関して本明細書に記載の処理を実行させる命令を含んでもよい。命令は、ホストコンピュータ24に関連するソフトウェアであってもよい。
ソフトウェア48は、処理回路42によって実行可能であってもよい。ソフトウェア48は、ホストアプリケーション50を含む。ホストアプリケーション50は、WD22とホストコンピュータ24で終端するOTT接続52を介して接続するWD22のようなリモートユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション50は、OTT接続52を使用して送信されるユーザデータを提供してもよい。「ユーザデータ」は、説明された機能を実装するものとして本明細書に記載されたデータおよび情報であってよい。一実施形態では、ホストコンピュータ24は、サービスプロバイダに制御及び機能性を提供するように構成されてもよく、サービスプロバイダによって又はサービスプロバイダの代理として操作されてもよい。ホストコンピュータ24の処理回路42は、ホストコンピュータ24がネットワークノード16およびまたは無線デバイス22を観察、監視、制御、送信、および/または受信することを可能にしてもよい。ホストコンピュータ24の処理回路42は、サービスプロバイダが、本明細書に記載されているDCI処理を伴うクロスキャリアスケジューリングに関連する情報を処理、保存、送信、受信、転送、中継、決定、構成、再設定などできるように構成された情報ユニット54を含んでもよい。
通信システム10は、通信システム10に設けられ、ホストコンピュータ24との通信及びWD22との通信を可能にするハードウェア58を含むネットワークノード16をさらに含む。ハードウェア58は、通信システム10の異なる通信装置のインタフェースとの有線または無線接続を設定および維持するための通信インタフェース60と、ネットワークノード16によって提供されるカバレッジエリア18に位置するWD22との少なくとも無線接続64を設定および維持するための無線インタフェース62とを含んでもよい。無線インタフェース62は、例えば、1つ以上のRF送信機、1つ以上のRF受信機、及び/又は1つ以上のRF送受信機として形成されてもよく、又はこれらを含んでもよい。通信インタフェース60は、ホストコンピュータ24への接続66を促進するように構成されてもよい。接続66は、直接的であってもよいし、通信システム10のコアネットワーク14を通過してもよいし、及び/又は通信システム10の外部の1つ又は複数の中間ネットワーク30を通過してもよい。
図示の実施形態では、ネットワークノード16のハードウェア58は、処理回路68をさらに含む。処理回路68は、プロセッサ70及びメモリ72を含んでもよい。特に、中央処理装置などのプロセッサおよびメモリに加えて、またはその代わりに、処理回路68は、処理および/または制御のための集積回路、例えば、命令を実行するように適合された1つまたは複数のプロセッサおよび/またはプロセッサコアおよび/またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)および/またはASIC(特定用途向け集積回路)を含み得る。プロセッサ70は、メモリ72にアクセス(例えば、書き込みおよび/または読み出し)するように構成されてもよく、このメモリは、任意の種類の揮発性および/または不揮発性メモリ、例えば、キャッシュおよび/またはバッファメモリおよび/またはRAM(ランダムアクセスメモリ)および/またはROM(リードオンリーメモリ)および/または光学メモリおよび/またはEPROM(消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ)を含み得る。
このように、ネットワークノード16は、例えばメモリ72に内部に格納されたソフトウェア74、またはネットワークノード16が外部接続を介してアクセス可能な外部メモリ(例えば、データベース、ストレージアレイ、ネットワークストレージ装置等)に格納されたソフトウェア74をさらに有する。ソフトウェア74は、処理回路68によって実行可能であってよい。処理回路68は、本明細書に記載された方法、及び/又はプロセスのいずれかを制御し、及び/又は、例えば、ネットワークノード16によって、かかる方法、及び/又はプロセスを実行させるように構成されていてもよい。プロセッサ70は、本明細書に記載されたネットワークノード16の機能を実行するための1つ以上のプロセッサ70に対応する。メモリ72は、本明細書に記載されるデータ、プログラムソフトウェアコード及び/又は他の情報を格納するように構成される。いくつかの実施形態では、ソフトウェア74は、プロセッサ70および/または処理回路68によって実行されると、プロセッサ70および/または処理回路68に、ネットワークノード16に関して本明細書に記載の処理を実行させる命令を含んでもよい。例えば、ネットワークノード16の処理回路68は、DCI処理を伴うクロスキャリアスケジューリングに関してなど、本明細書で説明する1つまたは複数のネットワークノード16機能を実行するように構成された強化ユニット32を含んでもよい。
通信システム10は、既に言及したWD22をさらに含む。WD22は、WD22が現在位置するカバレッジエリア18を提供するネットワークノード16との無線接続64を設定および維持するように構成された無線インタフェース82を含むハードウェア80を有してもよい。無線インタフェース82は、例えば、1つ以上のRF送信機、1つ以上のRF受信機、および/または1つ以上のRF送受信機として形成されてもよいし、これらを含んでもよい。
WD22のハードウェア80は、処理回路84をさらに含む。処理回路84は、プロセッサ86およびメモリ88を含んでもよい。特に、中央処理装置などのプロセッサおよびメモリに加えて、またはその代わりに、処理回路84は、処理および/または制御のための集積回路、例えば、命令を実行するように適合された1つまたは複数のプロセッサおよび/またはプロセッサコアおよび/またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)および/またはASIC(特定用途向け集積回路)を含み得る。プロセッサ86は、メモリ88にアクセスする(例えば、書き込むおよび/または読み出す)ように構成されてもよく、このメモリは、任意の種類の揮発性および/または不揮発性メモリ、例えば、キャッシュおよび/またはバッファメモリおよび/またはRAM(ランダムアクセスメモリ)および/またはROM(リードオンリーメモリ)および/または光学メモリおよび/またはEPROM(消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ)を含み得る。
したがって、WD22は、例えば、WD22におけるメモリ88に格納されるか、またはWD22によってアクセス可能な外部メモリ(例えば、データベース、ストレージアレイ、ネットワークストレージデバイスなど)に格納されるソフトウェア90をさらに含んでいてもよい。ソフトウェア90は、処理回路84によって実行可能であってよい。ソフトウェア90は、クライアントアプリケーション92を含んでもよい。クライアントアプリケーション92は、ホストコンピュータ24のサポートにより、WD22を介して人間または非人間のユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。ホストコンピュータ24において、実行中のホストアプリケーション50は、WD22およびホストコンピュータ24で終端するOTT接続52を介して、実行中のクライアントアプリケーション92と通信してもよい。ユーザへのサービス提供において、クライアントアプリケーション92は、ホストアプリケーション50から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供してもよい。OTT接続52は、要求データ及びユーザデータの両方を転送してもよい。クライアントアプリケーション92は、それが提供するユーザデータを生成するためにユーザと対話してもよい。
処理回路84は、本明細書に記載された方法、及び/又はプロセスのいずれかを制御するように、及び/又は、例えばWD22によって、かかる方法、及び/又はプロセスを実行させるように構成されてもよい。プロセッサ86は、本明細書に記載されたWD22の機能を実行するための1つ以上のプロセッサ86に相当する。WD22は、本明細書に記載されるデータ、プログラムソフトウェアコードおよび/または他の情報を格納するように構成されるメモリ88を含む。いくつかの実施形態において、ソフトウェア90及び/又はクライアントアプリケーション92は、プロセッサ86及び/又は処理回路84によって実行されたとき、プロセッサ86及び/又は処理回路84にWD22に関して本明細書に記載される処理を実行させる命令を含んでもよい。たとえば、無線デバイス22の処理回路84は、DCIハンドリングを伴うクロスキャリアスケジューリングに関してなど、本明細書で説明される1つまたは複数の無線デバイス22機能を実行するように構成された操作ユニット34を含んでもよい。
デュアルコネクティビティ
デュアルコネクティビティ(DC)は、一般的にNR(5G)およびLTEシステムで使用され、無線デバイスの送受信データレートの向上に役立っている。DCでは、無線デバイスは通常、マスターセルグループ(MCG)とセカンダリセルグループ(SCG)で動作する。各セルグループは、1つまたは複数のサービングセルを持つことができる。無線デバイスが最初の接続確立手順を実行するか、または接続再確立手順を開始する、プライマリ周波数で動作するMCGセルは、プライマリセルまたはPCellと称される。同期を伴う再構成手順を実行する際に無線デバイスがランダムアクセスを実行するSCGセルは、プライマリSCGセルまたはPSCellと呼ばれる。
場合によっては、「プライマリセル」または「プライマリサービングセル」という用語は、DCで構成されていない無線デバイスのPCellを指すことができ、および/またはDCで構成された無線デバイスのMCGのPCellまたはSCGのPSCellを指すことができる。
PDCCH監視
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)NR規格では、ダウンリンク制御情報(DCI)は物理(すなわち、物理層)ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介して受信される。PDCCHは、異なるフォーマットを持つメッセージでDCIを送信することができる。DCIフォーマット0_0、0_1、および0_2は、例えば、アップリンク(PUSCH)における物理(すなわち、物理層)データチャネルの送信のためのアップリンク許可を無線デバイスに伝達するために用いられるDCIメッセージであり、DCIフォーマット1_0、1_1、および1_2は、例えば、ダウンリンク(PDSCH)における物理層データチャネルの送信のためのダウンリンク許可を伝達するために用いられるDCIである。他のDCIフォーマット(例えば、DCI2_0、2_1、2_2、2_3)は、スロットフォーマット情報、予約リソース、送信電力制御情報などの送信など、他の目的のために使用される。
PDCCH候補は、制御リソースセット(CORESET)と呼ばれる時間および周波数リソースのセットにマッピングされる、共通または無線デバイス固有の探索空間内で探索される。PDCCH候補が監視されることが要求され得る検索空間は、無線リソース制御(RRC)信号を介して無線デバイスに設定/指示される。また、異なるPDCCH候補に対して監視周期が設定される。任意の特定のスロットにおいて、無線デバイスは、1つまたは複数のCORESETにマッピングされ得る複数の探索空間において複数のPDCCH候補を監視するように構成され得る。PDCCH候補は、スロット内で複数回、スロット毎に1回、または複数のスロットで1回監視する必要がある場合がある。
CORESETの定義に使用される最小単位はリソース要素グループ(REG)であり、周波数と時間において1PRBx1OFDMシンボルに及ぶと定義されている。各REGは、そのREGが送信された無線チャネルの推定を支援する復調参照信号(DM-RS)を含む。PDCCHを送信する際、送信前に無線チャネルに関する何らかの知識に基づいて送信アンテナに重みを適用するために、プリコーダを使用することができる。REGに対して送信機で使用されるプリコーダが異ならない場合、時間および周波数において近接する複数のREGにわたってチャネルを推定することにより、無線デバイスにおけるチャネル推定性能を向上させることが可能である。無線デバイスのチャネル推定を支援するために、複数のREGをグループ化してREGバンドルを形成し、CORESETのためのREGバンドルサイズを無線デバイスに示すことができる。無線デバイスは、PDCCHの送信に使用される任意のプリコーダが、REGバンドル内のすべてのREGで同じであると仮定してもよい。REGバンドルは、2、3または6個のREGから構成されてもよい。
制御チャネル要素(CCE)は、6個のREGで構成される。CCE内のREGは、連続したものであっても、周波数が分散していてもよい。REGが周波数的に分散している場合、CORESETはCCEにREGのインターリーブマッピングを使用しているといい、REGが周波数的に分散していない場合、非インターリーブマッピングを使用しているという。
PDCCH候補は、1、2、4、8、または16個のCCEにまたがることができる。使用されるアグリゲーションCCEの数は、PDCCH候補のアグリゲーションレベルと呼ばれる。
ハッシュ関数は、無線デバイスが探索空間セット内で監視しなければならない可能性があるPDCCH候補に対応するCCEを決定するために使用される。ハッシングは、無線デバイスによって使用されるCCEがランダム化され、PDCCHメッセージがCORESETに含まれる複数の無線デバイス間の衝突の確率が減少するように、異なる無線デバイスに対して異なるように行われる/決定される/実行されることが可能である。
PDCCH送信候補のブラインド復号(BD)は、スロット内の設定されたPDCCH候補のそれぞれで無線デバイスによって試行される。無線デバイスがブラインド復号を実行するために発生する複雑さは、ブラインド復号の試行回数と処理する必要のあるCCEの数に依存する場合がある。
また、複数のコンポーネントキャリアを用いたNR運用では、無線デバイスの能力に応じたBD/CCEの分割が可能な技法が採用されている。
キャリアアグリゲーションにおけるブラインド復号とCCEの取扱い
既存のNR規格では、スケジュールされたセルは、プライマリセルが常にプライマリセルのためのスケジューリングを実行することができる1つのスケジューリングセルだけを有している。スケジューリングセルは、自身をスケジューリングするためのDCIを搬送し、他のセルをスケジューリングするためのDCIを搬送することができる。無線デバイスがクロスキャリアスケジューリングで構成される場合、スケジューリングされたセル上のPDSCH/PUSCHをスケジューリングするためのDCIフォーマットを運ぶPDCCHは、スケジューリングセル上で送信される。この場合、スケジューリングセル上のDCIフォーマット(例えば、PUSCH/PDSCHをスケジューリングするための0-1/1-1等の非フォールバックDCIフォーマット)にはキャリアインジケータフィールドが含まれる。上位層構成は、スケジューリングセル/スケジューリングセル間のリンク、監視するCIF値、スケジューリングセル上のスケジューリングセルのDCIフォーマットを監視するための対応する探索空間構成等を示す。
無線デバイスは、最大3つのCORESETと、スケジューリングセルの各DL帯域幅部分(BWP)に対して最大10の探索空間を設定できる。ネットワークノードは、ブラインド復号および制御チャネル要素の最大数に関するいくつかの制約または制限に従って、無線デバイスが監視する探索空間を構成することができる。
DCIサイズバジェット
NRの3GPPリリース15(Rel-15)では、スケジュールされたセルの各BWPについて、無線デバイスが監視できる異なるDCIサイズの数に上限が設定されている。無線デバイスは、1)監視するように設定された異なるDCIサイズの総数がセルに対して4より大きい、または、2)監視するように設定されたC-RNTIを含む異なるDCIサイズの総数がセルに対して3より大きくなる構成を処理できないことが予想される。
DCIサイズバジェットを超えないように使用できるサイズマッチング手順が、いくつかのDCI(例えば、いくつかの検索空間における0-0/1-0/1-1/0-1)に対して定義されている。2-0,2-6のようないくつかのDCIについては、DCIサイズは上位層によって明示的に設定されるが、ネットワークノードは無線バジェットを超えないように設定することができる。
クロスキャリアスケジューリングにおけるデフォルトQCLの仮定
クロスキャリアスケジューリングの場合、PDCCHとPDSCHのギャップがある閾値より小さい場合、そのPDSCHに対して想定すべきデフォルトのTCI状態は、PDSCHに対して設定されたTCI状態のうち最もインデックスの低いTCI状態で与えることができる。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード16、WD22、およびホストコンピュータ24の内部構造は、図2に示すとおりであってもよく、独立して、周囲のネットワークトポロジーは、図1のものであってもよい。
図2において、OTT接続52は、ネットワークノード16を介したホストコンピュータ24と無線デバイス22との間の通信を例示するために抽象的に描かれており、任意の仲介デバイスおよびこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングに明示的に言及することはない。ネットワークインフラは、WD22から、またはホストコンピュータ24を操作するサービスプロバイダから、あるいはその両方から隠すように構成されてもよいルーティングを決定してもよい。OTT接続52がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャはさらに、それがルーティングを動的に変更する(例えば、負荷分散の考慮またはネットワークの再構成に基づいて)決定を行うことができる。
WD22とネットワークノード16との間の無線接続64は、本開示を通じて説明される実施形態の教示に従うものである。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続64が最後のセグメントを形成し得るOTT接続52を使用してWD22に提供されるOTTサービスの性能を向上させる。より正確には、これらの実施形態のいくつかの教示は、データレート、レイテンシ、および/または電力消費を改善し、それによって、ユーザの待ち時間の短縮、ファイルサイズに対する制限の緩和、応答性の向上、バッテリ寿命の延長などの利点を提供し得る。
いくつかの実施形態では、データレート、レイテンシ、および1つまたは複数の実施形態が改善する他の要因を監視する目的で、測定手順が提供されてもよい。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ24とWD22との間のOTT接続52を再構成するためのオプションのネットワーク機能性がさらに存在し得る。測定手順および/またはOTT接続52を再構成するためのネットワーク機能性は、ホストコンピュータ24のソフトウェア48またはWD22のソフトウェア90、あるいはその両方に実装されてもよい。実施形態において、センサ(図示せず)は、OTT接続52が通過する通信装置内または通信装置と関連して配備されてもよく、センサは、上記に例示された監視される量の値を供給することによって、またはソフトウェア48、90が監視される量を計算または推定し得る他の物理量の値を供給することによって測定手順に参加し得る。OTT接続52の再構成は、メッセージフォーマット、再送信設定、優先ルーティングなどを含んでもよく、再構成はネットワークノード16に影響を与える必要はなく、ネットワークノード16にとって未知または感知できないものであってもよい。いくつかのそのような手順および機能性は、当該技術分野において既知であり、かつ、実践され得る。特定の実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、遅延などのホストコンピュータ24の測定を容易にする独自のWDシグナリングを含んでもよい。いくつかの実施形態において、測定は、ソフトウェア48、90が、伝搬時間、エラー等を監視する間、OTT接続52を使用して、メッセージ、特に空の又は「ダミー」メッセージを送信させるように実施されてもよい。
したがって、いくつかの実施形態では、ホストコンピュータ24は、ユーザデータを提供するように構成された処理回路42と、WD22に送信するためにユーザデータをセルラーネットワークに転送するように構成された通信インタフェース40とを含む。いくつかの実施形態では、セルラーネットワークはまた、無線インタフェース62を有するネットワークノード16を含む。いくつかの実施形態では、ネットワークノード16、および/またはネットワークノードの16処理回路68は、WD22への送信を準備/開始/維持/サポート/終了するため、および/またはWD22からの送信を受信する際に準備/終端/維持/サポート/終了するために、本明細書に記載の機能および/または方法を実行するよう構成される。
いくつかの実施形態では、ホストコンピュータ24は、処理回路42と、WD22からネットワークノード16への送信から発信されるユーザデータを受信するように構成された通信インタフェース40とを含む。いくつかの実施形態において、WD22は、ネットワークノード16への送信を準備/開始/維持/サポート/終了するため、および/またはネットワークノード16からの送信を受信する際に準備/終端/維持/サポート/終了するために、本明細書に記載された機能および/または方法を実行するように構成された無線インタフェース82および/または処理回路84を備える。
図1及び図2には、強化ユニット32及び操作ユニット34などの様々な「ユニット」がそれぞれのプロセッサ内にあるように示されているが、これらのユニットは、ユニットの一部が処理回路内の対応するメモリに格納されるように実装されてもよいことが企図される。言い換えれば、ユニットは、処理回路内のハードウェアで実装されてもよいし、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせで実装されてもよい。
図3は、一実施形態による、例えば図1及び図2の通信システムのような通信システムにおいて実装される例示的な方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ24と、ネットワークノード16と、WD22とを含んでもよく、これらは、図2を参照して説明したものであってもよい。本方法の第1のステップにおいて、ホストコンピュータ24は、ユーザデータを提供する(ブロックS100)。第1のステップのオプションのサブステップにおいて、ホストコンピュータ24は、例えばホストアプリケーション50のようなホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する(ブロックS102)。第2のステップにおいて、ホストコンピュータ24は、WD22へのユーザデータを運ぶ送信を開始する(ブロックS104)。オプションの第3のステップにおいて、ネットワークノード16は、本開示を通じて説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータ24が開始した送信で運ばれたユーザデータをWD22に送信する(ブロックS106)。オプションの第4のステップにおいて、WD22は、ホストコンピュータ24によって実行されるホストアプリケーション50に関連する、例えば、クライアントアプリケーション92のようなクライアントアプリケーションを実行する(ブロックS108)。
図4は、一実施形態による、例えば図1の通信システムのような通信システムにおいて実装される例示的な方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ24と、ネットワークノード16と、WD22とを含んでもよく、これらは、図1および図2を参照して説明したものであってもよい。本方法の第1のステップにおいて、ホストコンピュータ24は、ユーザデータを提供する(ブロックS110)。オプションのサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータ24は、例えば、ホストアプリケーション50のようなホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。第2のステップでは、ホストコンピュータ24は、ユーザデータをWD22に運ぶ送信を開始する(ブロックS112)。送信は、本開示を通じて説明される実施形態の教示に従って、ネットワークノード16を通過してよい。オプションの第3のステップにおいて、WD22は、送信で運ばれたユーザデータを受信する(ブロックS114)。
図5は、一実施形態による、例えば図1の通信システムのような通信システムにおいて実装される例示的な方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ24、ネットワークノード16、およびWD22を含んでもよく、これらは、図1および図2を参照して説明したものであってもよい。本方法のオプションの第1のステップにおいて、WD22は、ホストコンピュータ24によって提供される入力データを受信する(ブロックS116)。第1のステップのオプションのサブステップにおいて、WD22は、ホストコンピュータ24によって提供された受信された入力データに応答してユーザデータを提供するクライアントアプリケーション92を実行する(ブロックS118)。さらに、または代替的に、オプションの第2のステップにおいて、WD22は、ユーザデータを提供する(ブロックS120)。第2のステップのオプションのサブステップにおいて、WDは、例えばクライアントアプリケーション92のようなクライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する(ブロックS122)。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーション92は、ユーザから受信したユーザ入力をさらに考慮してもよい。ユーザデータが提供された特定の方法にかかわらず、WD22は、オプションの第3のサブステップにおいて、ユーザデータのホストコンピュータ24への送信を開始してもよい(ブロックS124)。本方法の第4のステップにおいて、ホストコンピュータ24は、本開示を通じて説明される実施形態の教示に従って、WD22から送信されたユーザデータを受信する(ブロックS126)。
図6は、一実施形態による、例えば図1の通信システムのような通信システムにおいて実装される例示的な方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ24、ネットワークノード16、およびWD22を含んでもよく、これらは、図1および図2を参照して説明したものであってもよい。本開示を通じて説明される実施形態の教示に従って、本方法のオプションの第1のステップにおいて、ネットワークノード16は、WD22からユーザデータを受信する(ブロックS128)。オプションの第2のステップにおいて、ネットワークノード16は、受信したユーザデータのホストコンピュータ24への送信を開始する(ブロックS130)。第3のステップでは、ホストコンピュータ24は、ネットワークノード16によって開始された送信で運ばれたユーザデータを受信する(ブロックS132)。
図7は、本開示のいくつかの実施形態によるネットワークノード16における例示的な処理のフローチャートである。ネットワークノード16によって実行される1つ以上のブロック及び/又は機能は、処理回路68、プロセッサ70、無線インタフェース62などの強化ユニット32によるようなネットワークノード16の1つ以上の要素によって実行されてもよい。1つ以上の実施形態では、処理回路68、プロセッサ70、強化ユニット32、通信インタフェース60および無線インタフェース62のうちの1つ以上を介するようなネットワークノード16は、本明細書で説明するように、プライマリセル上のPDCCHおよびセカンダリセル上のPDCCHを用いて無線22デバイス用のプライマリセル上のPDSCHまたはPUSCHなどの物理共有チャネルをスケジュールする(ブロックS134)よう構成される。1つ以上の実施形態において、処理回路68、プロセッサ70、強化ユニット32、通信インタフェース60、および無線インタフェース62のうちの1つ以上を介するようなネットワークノード16は、本明細書で説明するように、スケジューリングの送信をオプションで引き起こす(ブロックS136)よう構成される。
1つ以上の実施形態によれば、プライマリセル上の物理共有チャネルおよび物理制御チャネルのうちの少なくとも1つのスケジューリングは、セカンダリセル上の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によって実行される。1つ以上の実施形態によれば、プライマリセルおよびセカンダリセルの両方に対する無線デバイスのダウンリンク制御情報(DCI)バジェットは、無線デバイスが提供されるDCIサイズの総数に対応し、プライマリセル間で共有され、プライマリセルおよびセカンダリセルの一方に対するDCIバジェットと同じである。
図8は、本開示のいくつかの実施形態による、無線デバイス22における例示的な処理のフローチャートである。無線デバイス22によって実行される1つまたは複数のブロックおよび/または機能は、処理回路84、プロセッサ86、無線インタフェース82などの操作ユニット34によるような無線デバイス22の1つまたは複数の要素によって実行されてもよい。1つ以上の実施形態において、処理回路84、プロセッサ86、操作ユニット34、および無線インタフェース82のうちの1つ以上を介するような無線デバイスは、PDCCHを使用してプライマリセルからスケジューリングを受信し(ブロックS138)、PDCCHを使用してセカンダリセルからスケジューリングを受信し、スケジューリングは、ここに説明するように、無線デバイスに対してプライマリセル上でPDSCHまたはPUSCHなどの物理共有チャネルをスケジュールするよう構成される。1つ以上の実施形態において、処理回路84、プロセッサ86、操作ユニット34、および無線インタフェース82のうちの1つ以上を介するような無線デバイスは、本明細書で説明するように、受信したスケジューリングに従って最適に動作する(ブロックS140)よう構成されている。
1つ以上の実施形態によれば、プライマリセル上の物理共有チャネルおよび物理制御チャネルのうちの少なくとも1つのスケジューリングは、セカンダリセル上の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介して受信される。1つ以上の実施形態によれば、プライマリセルおよびセカンダリセルの両方に対する無線デバイス22のダウンリンク制御情報(DCI)バジェットは、無線デバイス22が提供されるDCIサイズの総数に対応し、プライマリセル間で共有され、プライマリセルおよびセカンダリセルの一方に対するDCIバジェットと同じである。
DCI処理を伴うクロスキャリアスケジューリングのための配置を一般的に説明したが、これらの配置、機能およびプロセスのための詳細は以下のように提供され、これらはネットワークノード16、無線デバイス22および/またはホストコンピュータ24によって実施され得る。
実施形態では、DCIを処理するクロスキャリアスケジューリングを提供する。
DSSシナリオと強化されたCCSフレームワーク
図9は、DSSシナリオの一例を示す図である。図9は、例えばネットワークノード16によって提供される、同じキャリアが動的スペクトル共有を介して異なる無線アクセス技術(例えば、LTE(4G))の無線デバイスを提供するためにも使用されるキャリア上で動作するDL_CA可能無線デバイス22用のNRのPCell/PSCell(プライマリセル)、および同じ無線デバイス用に構成される別のNRのSCell用のスロットを示している。
図9に示すように、NRのプライマリセルがレガシーLTE無線デバイス22がサービスを受けるのと同じキャリアで動作する場合、LTE送信(例えば、LTEのPDCCH、LTEのPDSCH、LTEのCRS)との重複を回避する必要があるため、PDCCHを送信する機会が大幅に制限される場合がある。
DL_CAをサポートする無線デバイス22の場合、SCellのPDCCHを使用してプライマリセルのPDSCH/PUSCHをスケジュールする能力を提供することは(例えば、図X1に破線の矢印で示すように)、プライマリセルのPDCCHの負荷を低減するのに役立つ。
図9に示される例は、15kHzのSCSを有するFDDキャリア上のNRのプライマリセルおよび30kHzのSCSを有するTDDキャリア上のNRのSCellを有するDL_CA可能な無線デバイス22のCAシナリオのためのものである。これは、1つのシナリオに過ぎず、ここで説明される教示は、15kHzのSCSを有する他のシナリオ(例えば、SCellがFDD帯で動作している)にも同様に適用されることが可能である。
特殊SCell(sSCell)で強化されたCCSフレームワーク
処理回路68、プロセッサ70、無線インタフェース62、強化ユニット32等の1つ以上を介したようなSCellスケジューリングのサポートを可能に/構成するために、既存のNRのCCSフレームワークは以下のように強化/構成/変更されることができる:
1.1つ以上の実施形態において、ネットワークノード16は、そのSCell上のPDCCHがプライマリセル上のPUSCHおよび/またはPDSCHをスケジュールできるように、少なくとも1つのSCellでDL_CA可能無線デバイス22をRRC構成してよい。そのようなSCellは、例えば、特殊SCell(sSCell)と称される。
2.無線デバイス22がsSCellで構成される場合:
a.プライマリセル上のPDCCHは、プライマリセル上のPDSCH/PUSCH送信のみをスケジュールすることができる(プライマリセルからのCCSは許可されない)。
b.sSCell上のPDCCHは、処理回路68、プロセッサ70、無線インタフェース62、強化ユニット32などの1つ以上を介して、以下のPDSCH/PUSCHをスケジューリングすることができる。
i.sSCellのセルグループ(CG)のプライマリセル、
ii.sSCell(すなわち、sSCellは他のセルに対する「スケジュールされるセル」になることはできない)、および/または
iii.sSCellがスケジューリングセルとして設定されているsSCellと同じCG内の他のSCell。
c.プライマリセルは、プライマリセル自身とsSCellの「2つのスケジューリングセル」を有すると考えることができる。他のサービングセルは1つのスケジューリングセルのみを持つことができる。
上記の条件は、柔軟性を低下させることなく、sSCellの動作を簡素化する。例えば、sSCellの主な動機はプライマリセルのPDCCH負荷を減らすことであり、プライマリセルからCCSをサポートするとPDCCH負荷が増加するだけである。そのため、sSCellを構成する際には、このような組み合わせは必要ない。
拡張クロスキャリアスケジューリングのためのブラインド復号とCCE処理
無線デバイス22は、典型的には、処理回路84、プロセッサ86、無線インタフェース82、操作ユニット34などのうちの1つ以上を介して、初期アクセス、リンク維持、およびネットワーク接続を維持するためのアンカーセルとして全体として、プライマリセルを使用する。処理回路84、プロセッサ86、無線インタフェース82、操作ユニット34などのうちの1つまたは複数を介してなどの無線デバイス22は、常にプライマリセルを監視してもよく、プライマリセルは常にスケジューリングセルであってもよく、常にアクティブ化されてもよい。
強化されたクロスキャリアスケジューリングは、処理回路68、プロセッサ70、無線インタフェース62、強化ユニット32等の1つ以上を介するようなSCellが、プライマリセルのPDCCH上の負荷を低減することができるプライマリセル上の送信/受信もスケジュールすることができるところである。強化されたクロスキャリアスケジューリングの1つの特徴は、プライマリセルが2つのスケジューリングセル(プライマリセル、それ自体、およびプライマリセルをスケジューリングすることもできるSCell(すなわち、sSCell))を有することである。この場合、BD/CCE制限のうちの1つまたは複数が特定されてもよい:
‐プライマリセルでサポートされるBD/CCEの最大数、
‐プライマリセルをスケジューリングするためにセカンダリセルでサポートされるBD/CCEの最大数、
‐セカンダリセルをスケジューリングするためにセカンダリセルでサポートされるBD/CCEの最大数、及び/又は
‐他のセカンダリセルをスケジューリングするためにサポートされるBD/CCEの最大数。
上記の識別された制限の1つ以上に基づき、ネットワークノード16/ネットワークは、異なるサービングセル上の異なる探索空間に対してPDCCH候補を適切に構成することができる。
図10a~cに、スケジューリングセルとスケジュールセルの関係を矢印で示し、破線の原点をスケジューリングセルとし、BD/CCE限界計算のためにスケジュールセルのペアを他のペア(スケジューリングセル、スケジュールセル)でグループ化した例を示す。
図10aでは、プライマリセルを参照スケジューリングセルと考え、プライマリセル通信をスケジュールするプライマリセルと、処理回路68、プロセッサ70、無線インタフェース62、強化ユニット32などの1つ以上を介してプライマリセル通信をスケジュールするsSCellは、プライマリセルをスケジュールするプライマリセルを参照として用いて決定された同じBD/CCEバジェットを共有してもよい。
図10bでは、sSCellを参照スケジューリングセルと考え、処理回路68、プロセッサ70、無線インタフェース62、強化ユニット32などの1つ以上を介してプライマリセルをスケジューリングするsSCellと、プライマリセルをスケジュールするプライマリセルは、プライマリセルをスケジュールするsSCellを参照として用いて決定された同じBD/CCEバジェットを共有する。
図10cでは、プライマリセルを参照スケジューリングセルと考え、処理回路68、プロセッサ70、無線インタフェース62、強化ユニット32などの1つ以上を介してsSCellをスケジュールするsSCellと、処理回路68、プロセッサ70、無線インタフェース62、強化ユニット32などの1つ以上を介してプライマリセルをスケジュールするsSCellは、sSCellをスケジュールするsSCellを参照として用いて決定された同じBD/CCEバジェットを共有する。
同じセルをスケジューリングする2つのセルで許可される/許可されない可能性のあるDCIと探索空間
NRは、共通探索空間と無線デバイス22固有の探索空間をサポートしている。共通探索空間は、タイプ0/0A/1/2/3とすることができる。無線デバイスは、DCIフォーマット0-0/1-0と関連するRNTI、およびDCI2-x(例えば、2-0、2-1など)などのグループ共通DCIの共通探索空間を監視する。
無線デバイス22がプライマリセルおよび1つまたは複数のSCellで構成され、無線デバイス22がsSCellで構成され得る場合、sSCellでは、無線デバイス22は、処理回路84、プロセッサ86、無線インタフェース82、操作ユニット34などのうちの1つまたは複数を介して、プライマリセルのDCIスケジューリングのUSSのみを監視するように構成されてもよい。sSCellにおいて、無線デバイス22は、処理回路84、プロセッサ86、無線インタフェース82、操作ユニット34などのうちの1つまたは複数を介して、プライマリセルをスケジューリングする以下のDCIのうちの1つまたは複数を監視するように構成することができる:
‐非フォールバックDCI(0-1/1-1/0-2/1-2)のみ
‐ULのDCIのみ
・非フォールバックおよびフォールバックDCIの一方または両方
1つまたは複数の実施形態において、DCIは、DCIが意図されるセルを示すためのキャリアインジケータフィールド(CIF)を含むことができる。キャリアインジケータフィールドは、非フォールバックDCIのみ、フォールバックDCIまたはその両方に含まれることができる。
1つまたは複数の実施形態において、DCIが意図されるセルを決定するための、処理回路84、プロセッサ86、無線インタフェース82、操作ユニット34などの1つまたは複数を介するなどの無線デバイス22のための他の手段がある場合、キャリアインジケータフィールド(CIF)が省略されてもよい。たとえば、CIFの省略は、sSCellがDLのみのセルであり、処理回路84、プロセッサ86、無線インタフェース82、操作ユニット34などの1つまたは複数を介してなどの無線デバイス22が、それらのULのDCIフォーマットがプライマリセルスケジューリングのために使用されるsSCellのULのDCIフォーマット0-1および/または0-0を監視するように構成されることができるときに実行され得る。別の例では、CIFの省略は、処理回路84、プロセッサ86、無線インタフェース82、操作ユニット34などの1つまたは複数を介して、プライマリセルスケジューリングとsSCellスケジューリングのために異なる検索空間が使用されるsSCell上のDCIフォーマット0-1および/または0-0のための異なる検索空間を監視するように無線デバイス22を設定することによって実行されてもよい。
プライマリセルにおいて、処理回路84、プロセッサ86、無線インタフェース82、操作ユニット34などのうちの1つまたは複数を介してなどの無線デバイス22は、共通検索空間(CSS)、および場合によってはプライマリセルのスケジューリングのためのユーザ装置検索空間(USS)を監視するように構成することが可能である。
DCIの取り扱いやBD/CCEの制限など、CCS強化のための全体的な枠組みについては、本開示の範囲を超える部分がある。
2つのセルでスケジュールされたプライマリセルのDCIサイズバジェット
DCIサイズバジェットは、通常、スケジュールされたセルごとに適用される。しかし、sSCellが構成される場合、DCIサイズバジェットは、実装の複雑性が低い1つまたは複数の方法で適用される可能性がある。
いくつかの実施形態において、2つのセルによってスケジュールされたプライマリセルのためのDCIサイズバジェットは、単一のセルによってスケジュールされたプライマリセルのためのDCIサイズバジェットと同じである。より具体的には、無線デバイス22は、以下のうちの1つ以上をもたらす構成を処理することを期待されない場合がある:
‐プライマリセルのスケジューリングのためにプライマリセル上で監視するように構成され、プライマリセルのスケジューリングのためにsSCell上で監視するように構成された異なるDCIサイズの総数が4以下である、
‐プライマリセルのスケジューリングのためにプライマリセル上で監視するように構成され、かつ、プライマリセルのスケジューリングのためにsSCell上で監視するように構成されたC-RNTIを有する異なるDCIサイズの総数が3以下である。
いくつかの実施形態において、プライマリセルをスケジューリングするsScellおよびsScellをスケジューリングする(すなわち、それ自体をスケジューリングする)sScellに対するDCIサイズバジェットは、単一のセルによってスケジューリングされるsScellに対するDCIサイズバジェットと同じである。より具体的には、無線デバイス22は、以下のうちの1つ以上をもたらす構成を取り扱うことは期待されない:
‐プライマリセルのスケジューリングのためにsSCell上で監視するように構成され、かつ、sScellのスケジューリングのためにsSCell上で監視するように構成された異なるDCIサイズの総数は4以下である、
‐プライマリセルのスケジューリングのためにsScell上で監視するように構成され、かつsSCellのスケジューリングのためにsSCell上で監視するように構成されたC-RNTIを有する異なるDCIサイズの総数は、3以下である。
バジェットを満たすために、DCIサイズマッチングを適用し、ゼロパディングを導入することがある。
DCIを扱うためのいくつかの追加的な実施形態を以下に説明する。
sSCellに1つのDCIフォーマットだけを移動するセクション
この場合、処理回路84、プロセッサ86、無線インタフェース82、操作ユニット34などのうちの1つまたは複数を介してなどの無線デバイス22は、1つのサービングセル上のみでプライマリセル用の非フォールバックDCIフォーマットを監視するように構成され、たとえば、DCIフォーマット1-1(DL用の非フォールバックDCI)はPcell上のみで監視されるように構成され、DCIフォーマット0-1(またはUL用の非フォールバックDCI)はsSCell上だけで監視されるように構成される。
sSCellにおいて監視されるように構成されるDCIフォーマットは、キャリアインジケータフィールドを担持することができる。プライマリセルにおいて監視されるように構成されるDCIフォーマットは、図11に示されるように、処理回路84、プロセッサ86、無線インタフェース82、操作ユニット34などのうちの1つまたは複数を介してなどの無線デバイス22がプライマリセルについて合計4つのDCI(プライマリセル上の3つのDCIおよびsSCell上の1つのDCI)を監視する、キャリアインジケータフィールドを搬送しないことができる。プライマリセルをスケジューリングするDCI(プライマリセルをスケジューリングするsSCell上のCIFを含む0-1/0-2)のDCIサイズバジェットを超えた場合、DCIサイズバジェットが満たされるまで、サイズマッチングがトリガ/実施される(DCIのあらゆるゼロパディングを含む)。
特定の実施形態において、処理回路84、プロセッサ86、無線インタフェース82、操作ユニット34などのうちの1つまたは複数を介してなどの無線デバイス22は、プライマリセル上のみでDLのDCIスケジューリングプライマリセルを監視することができる。処理回路84、プロセッサ86、無線インタフェース82、操作ユニット34などのうちの1つまたは複数を介してなどの無線デバイス22は、ULの非フォールバックDCIスケジューリングプライマリセルをsSCell上のみで監視することができる。処理回路84、プロセッサ86、無線インタフェース82、操作ユニット34などのうちの1つまたは複数を介して、無線デバイス22は、プライマリセル上のアップリンクスケジューリングのためのフォールバックDCIを監視することができる。キャリアインジケータフィールドは、プライマリセルをスケジューリングするULの非フォールバックDCIのみに含まれる。
特定の実施形態では、処理回路84、プロセッサ86、無線インタフェース82、操作ユニット34などのうちの1つまたは複数を介してなどの無線デバイス22は、sSCell上の「DL非フォールバックDCIスケジューリングプライマリセル」または「UL非フォールバックDCIスケジューリングプライマリセル」の一方のみを監視することが可能である。DCIは、キャリアインジケータフィールドを含む。プライマリセル上で、処理回路84、プロセッサ86、無線インタフェース82、操作ユニット34などのうちの1つまたは複数を介して、無線デバイス22は、プライマリセル上の他の非フォールバックDCIおよびフォールバックDCIスケジューリングプライマリセルを監視することができ、プライマリセル上のDCIはキャリアインジケータフィールドを含んでいない。
sSCellをスケジューリングするsSCellに対するDCIサイズバジェット(すなわち、sSCellスケジューリング自体)は、別にカウント/考慮してもよい。
”両方のセルでDCIフォーマットを監視している場合、プライマリセルのDCIフォーマットに同じサイズを使用する”
処理回路84、プロセッサ86、無線インタフェース82、操作ユニット34などのうちの1つまたは複数を介してなどの無線デバイス22は、DCIフォーマットが両方のサービングセルにおいてキャリアインジケータフィールドを含む、両方のサービングセル(プライマリセルおよびsSCell)上のプライマリセルをスケジューリングする非フォールバックDCIフォーマット、またはsSCell上のそのDCIフォーマットのサイズとサイズが一致するプライマリセル上の対応するDCIフォーマットのサイズ、を監視するよう構成される。sSCell上では、プライマリセルをスケジューリングするDCIと他のセルをスケジューリングするDCIとの間でDCIサイズマッチングは必要ない場合がある。
DCIフォーマット1-1(またはDL非フォールバックDCI)およびDCIフォーマット0-1(またはUL非フォールバックDCI)が、プライマリセルのスケジューリングのためにプライマリセル上で処理回路84、プロセッサ86、無線インタフェース82、操作ユニット34などのうちの1つまたは複数を介して監視されるように構成され、プライマリセルのスケジューリングのためにsSCell上で監視されるように構成された場合、両方のDCIフォーマットは両方のセルでキャリアインジケータフィールドを搬送することができる。このシナリオは、処理回路84、プロセッサ86、無線インタフェース82、操作ユニット34などの1つまたは複数を介してなどの無線デバイス22が、プライマリセルに対して合計4つのDCIサイズを監視する図12に示されており(ライマリセル上の4つのDCIsSCell上の2つのDCI)(例えば、プライマリセルをスケジューリングするDCIに対してキックインするサイズマッチングによる、およびプライマリとsSCellで同じサイズの非フォールバックDCI0-1/1-1を使用するので)C-RNTIを有する3つのDCIサイズというバジェットを満足する。図12では、CIFが別個に図示されているが、CIFは、DCIフォーマット内のフィールドとして考慮されてもよい。
sSCellをスケジューリングするためのDCIサイズバジェット(すなわち、スケジューリング自体)は、別途カウントすることができる。
”プライマリセルのsSCellスケジューリング”を余分な仮想セルとして扱う分離されたDCIサイズバジェット”
sSCellスケジューリングプライマリセルは、それ自身のDCIバジェットを有する余分な仮想セルと見なされ得る。これは、例えば、無線デバイス22がそのキャリアアグリゲーション能力を十分に活用していない場合に、借用され得る。
したがって、プライマリセルをスケジューリングするプライマリセル、すなわち自身のDCIバジェットは、sSCellスケジューリングするプライマリセルのDCIバジェットから独立である。図13には、DCIフォーマット1-1(DL用非フォールバックDCI)およびDCIフォーマット0-1(またはUL用非フォールバックDCI)がsSCell上で監視されるように構成され、両方のセルでキャリアインジケータフィールドを搬送し得る例が図示されている。さらに、図13に示されるように、処理回路84、プロセッサ86、無線インタフェース82、操作部34などのうちの1つまたは複数を介してなどの無線デバイス22は、プライマリセルについて合計6つのDCIサイズ(プライマリセル上の4つのDCIおよびsSCell上の2つのDCI)を監視する。なお、説明のため、CIFは別に示しているが、DCIフォーマットの中の1フィールドとして考えてもよい。ハッチングを施した部分は、プライマリセルのsSCellスケジューリングを可能にするための拡張要素を示す。
より具体的には、無線デバイス22は、以下のうちの1つ以上をもたらす構成を取り扱うことは想定していない:
-プライマリセルのスケジューリングのためにプライマリセル上で監視するように構成され、かつプライマリセルのスケジューリングのためにsSCell上で監視するように構成された異なるDCIサイズの総数は8以下である、
-プライマリセルのスケジューリングのためにプライマリセル上で監視するように構成され、かつプライマリセルのスケジューリングのためにsSCell上で監視するように構成されたC-RNTIを有する異なるDCIサイズの総数は6以下である。
”sSCellのバジェットからDCIサイズを借りるか、プライマリセルとsSCellの集約バジェットを適用する”
この場合、プライマリセルではDCIサイズバジェット(合計4サイズ、C-RNTIを含む3サイズ)は維持されるが、sSCellではsSCellのスケジューリング用DCIサイズとプライマリセルのスケジューリング用DCIサイズが同じバジェットにカウントされる。また、sSCellを設定した場合、プライマリセルのDCIサイズバジェットを削減(合計3サイズ、C-RNTIを含む2サイズ)する場合がある。
より具体的には、無線デバイス22は、以下のうちの1つ以上をもたらす構成を取り扱うことは想定していない:
-プライマリセルのスケジューリングのためにsSCell上で監視するように構成され、かつsSCellのスケジューリングのためにsSCell上で監視するように構成された異なるDCIサイズの総数は4以下である、
-プライマリセルのスケジューリングのためにsScell上で監視するように構成され、かつsSCellのスケジューリングのためにsSCell上で監視するように構成されたC-RNTIを有する異なるDCIサイズの総数は3以下である。
さらに、場合によっては、無線デバイス22は、1つ以上のものをもたらす構成を扱うことは期待されない:
-プライマリセルのスケジューリングのためにプライマリセル上で監視するように構成された異なるDCIサイズの総数が4以下である、
-プライマリセルのスケジューリングのためにプライマリセル上で監視するように構成されたC-RNTIを有する異なるDCIサイズの総数が3以下である。
また、プライマリセルとsSCellの両方で、より大きなDCIサイズバジェットが維持される場合もある。
より具体的には、無線デバイス22は、以下のうちの1つ以上をもたらす構成を取り扱うことは想定していない:
-プライマリセルのスケジューリングのためにsSCellで監視するよう構成され、かつプライマリセルのスケジューリングのためにsSCellで監視するよう構成された異なるDCIサイズの総数が4+4=8以下である、
-プライマリセルのスケジューリングのためにsScell上で監視するよう構成され、sSCellのスケジューリングのためにsSCell上で監視するよう構成され、プライマリセルのスケジューリングのためにプライマリセル上で監視するよう構成されたC-RNTIによる異なるDCIサイズの総数が3+3=6以下である。
さらに、スケジューリングセルごと、またはスケジューリングセルおよびスケジューリングセルごとの制限があってもよく、例えば、無線デバイス22は、以下の1つまたは複数をもたらす構成を取り扱うことは期待されない:
-プライマリセルのスケジューリングのためにプライマリセルを監視するように構成された異なるDCIサイズの総数が4以下である、
-プライマリセルのスケジューリングのためにプライマリセル上で監視するように構成されたC-RNTIを有する異なるDCIサイズの総数が3以下である。
”非アップリンクCAのケースまたはsSCellがDLのみの場合”
無線デバイス22は、プライマリセルで構成され、無線デバイス22は、アップリンクがない(例えば、PUSCH-Configがない等)SCellで構成される。また、SCellは、sSCellとして構成される。sSCellにはアップリンクがないため、対応するULのDCIフォーマットは未使用である。処理回路84、プロセッサ86、無線インタフェース82、操作ユニット34などのうちの1つまたは複数を介してなどの無線デバイス22は、sSCell上のプライマリセルのスケジューリングのためのアップリンクDCIフォーマット(例えば、0-0および/または0-1および/または0-2)を監視するように構成することが可能である。
1つ以上の実施形態において、プライマリセルをスケジューリングするsSCell上のDCIフォーマットには、キャリアインジケータフィールドは必要ない。1つ以上の実施形態において、プライマリセル上で監視されるDCIフォーマットには、キャリアインジケータフィールドは必要ない。
sSCell上で監視されるアップリンクDCIフォーマットはプライマリセルのみをスケジューリングすることができる。sSCellでは、ダウンリンクDCIフォーマットスケジューリングsSCellとアップリンクDCIフォーマットスケジューリングプライマリセルに同じ探索空間を再利用することができる。
sSCellでは、単一のDCIサイズバジェットおよびDCIサイズマッチングが、DCIフォーマット(複数可)スケジューリングsSCell(例えば、ダウンリンクDCIフォーマットスケジューリングsSCell)およびDCIフォーマット(複数可)スケジューリングプライマリセル(例えば、アップリンクDCIフォーマットスケジューリングプライマリセル)に適用可能である。
図14では、ハッチングを施したブロックがプライマリセルのスケジューリングに意図されたDCIを示す例である。sSCell上のDCIフォーマット0-1は、プライマリセルのスケジューリングに使用されてもよい。
強化型CCSに対するデフォルトのQCLの仮定
sSCellからプライマリセルへの拡張CCSの場合、PDCCHからPDSCHへのギャップがある/予め定義された閾値より小さいとき、そのPDSCHのデフォルトTCI状態は、以下のいずれかによって与えられ得る:
-プライマリセルに設定されたSSのTCI状態は、sSCellでPDCCHが検出されたSSとリンクしている。
-プライマリセル上の参照SSセット/CORESETのTCI状態-参照SSセットは、sSCell上でPDSCHを予定するPDCCHを受信するスロットと重なるスロットで監視される最小または最大の検索空間IDを有するSSセットであり得る。
したがって、本明細書に記載される1つまたは複数の実施形態は、SCell(特殊SCellまたはsSCellと呼ばれる)がプライマリセル上でPDSCH/PUSCHをスケジュールすることを有利に可能にする。
sSCellが設定されている場合のプライマリセルスケジューリングのためのDCI処理は、1つ以上の以下の態様を含む:
sSCellに単一のDCIフォーマットを移動する例示的な実施形態は、「sSCellに1つのDCIフォーマットだけを移動する」セクションなど、本明細書に記載されているとおりである。
「両方のセルでDCIフォーマットを監視している場合、プライマリセルのDCIフォーマットに同じサイズを使用する」セクションで、両方のセルでDCIフォーマットを監視している場合、プライマリセルのDCIフォーマットは同じサイズになる実施形態例が説明されている。また、プライマリセルをスケジューリングするDCIフォーマットに対してCIFをプライマリセルとsSCellの両方に導入することも規定されている。
sScellスケジューリングプライマリセルがDCIバジェットが別々に適用される余分な仮想キャリアとして扱われる実施形態例は「「プライマリセルのsSCellスケジューリング」を余分な仮想セルとして扱う別のDCIサイズバジェット」セクションなど、本書に記載されるように提供される。
sScellスケジューリングプライマリセルがsSCellバジェットを共有する、又はプライマリセル及びsSCellにわたって集約バジェットを適用する例示的実施形態は、「sSCellのバジェットからDCIサイズを借りるか、プライマリセルとsSCellの集約バジェットを適用する」セクションなど本明細書に記載されるように提供される。
非アップリンクCAケースまたはsSCellがDLのみの場合の例示的な実施形態は、「非アップリンクCAのケースまたはsSCellがDLのみの場合」のセクションなど本明細書に記載されているように、明示的キャリアインジケータフィールドを導入しない動作を含む。
当業者に理解されるように、本明細書に記載される概念は、方法、データ処理システム、コンピュータプログラム製品及び/又は実行可能なコンピュータプログラムを記憶するコンピュータ記憶媒体として具現化され得る。したがって、本明細書に記載される概念は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態、またはソフトウェアとハードウェアの側面を組み合わせた実施形態の形態をとることができ、これらはすべて本明細書において一般に「回路」または「モジュール」として言及される。本明細書に記載される任意のプロセス、ステップ、アクション、及び/又は機能は、ソフトウェア及び/又はファームウェア及び/又はハードウェアで実装され得る対応するモジュールによって実行され、及び/又はそれに関連付けられることができる。さらに、本開示は、コンピュータによって実行され得る媒体に具現化されたコンピュータプログラムコードを有する有形のコンピュータ使用可能な記憶媒体上のコンピュータプログラム製品の形態をとってもよい。ハードディスク、CD-ROM、電子記憶装置、光学記憶装置、または磁気記憶装置を含む任意の適切な有形のコンピュータ可読媒体が利用されてもよい。
いくつかの実施形態は、方法、システム、およびコンピュータプログラム製品のフローチャート図および/またはブロック図を参照して本明細書で説明される。フローチャート図及び/又はブロック図の各ブロック、並びにフローチャート図及び/又はブロック図のブロックの組み合わせは、コンピュータプログラム命令によって実装できることが理解されよう。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ(それによって特殊目的コンピュータを作成するため)、特殊目的コンピュータ、または他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに提供されて、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサを介して実行される命令が、フローチャートおよび/またはブロック図のブロックまたはブロックにおいて指定される機能/動作を実施するための手段を作成するように機械を作成することができる。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置に特定の方法で機能するように指示することができるコンピュータ可読メモリまたは記憶媒体に格納することもでき、コンピュータ可読メモリに格納された命令は、フローチャートおよび/またはブロック図のブロックまたはブロックに指定された機能/動作を実施する指示手段を含む製造物品を生成するようにしてもよい。
コンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置にロードして、コンピュータまたは他のプログラム可能な装置上で実行される命令が、フローチャートおよび/またはブロック図のブロックまたはブロックに指定された機能/動作を実施するためのステップを提供するように、コンピュータ実装プロセスを生成するための一連の動作ステップを実行させることもできる。
ブロックに記された機能/動作は、動作説明図に記された順序とは異なって発生する場合があることを理解されたい。例えば、連続して示された2つのブロックは、実際には実質的に同時に実行されるかもしれないし、ブロックは、関係する機能/動作に応じて、時には逆の順序で実行されるかもしれない。図には、通信の主な方向を示すために通信経路に矢印が描かれているものがあるが、描かれた矢印とは逆の方向に通信が行われることもあると理解されたい。
本明細書に記載された概念の動作を遂行するためのコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)またはC++などのオブジェクト指向プログラミング言語で書かれてもよい。しかしながら、本開示の操作を遂行するためのコンピュータプログラムコードは、「C」プログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語で書かれてもよい。プログラムコードは、ユーザのコンピュータ上で完全に実行してもよいし、ユーザのコンピュータ上で部分的に、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして実行してもよいし、ユーザのコンピュータ上で部分的に、リモートコンピュータ上で部分的に、またはリモートコンピュータ上で全体的に実行してもよい。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)を介してユーザのコンピュータに接続されてもよく、または接続は、(例えば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを介して)外部のコンピュータになされてもよい。
多くの異なる実施形態が、上記の説明および図面に関連して、本明細書に開示されている。これらの実施形態のあらゆる組み合わせ及び下位の組み合わせを文字通り説明及び図示することは、不当に反復的であり難解であることが理解されよう。したがって、全ての実施形態は、任意の方法及び/又は組み合わせで組み合わせることができ、図面を含む本明細書は、本明細書に記載された実施形態の全ての組み合わせ及び下位組み合わせ、並びにそれらを製造及び使用する方法及びプロセスの完全な書面による記述を構成し、任意のそのような組み合わせ又は下位組み合わせに対する請求権を支持すると解釈されるものとする。
前記の説明で使用される可能性のある略語は以下を含む:
略語 説明
ACK 確認応答
ACK/NACK 肯定応答/否定応答
BD ブラインド復号
BWP 帯域幅部分
CBG 符号ブロックグループ
CCE 制御チャネル要素
DAI ダウンリンク割当てインジケータ
DCI ダウンリンク制御情報
HARQ ハイブリッド自動再送要求
MIMO 多入力多出力
NACK 否定応答
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH 物理共有データチャネル
PMO PDCCH監視オケージョン
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
TB 送信ブロック
UCI アップリンク制御情報
本明細書に記載された実施形態は、本明細書において上記で特に示され、説明されたものに限定されないことは、当業者には理解されるであろう。加えて、上記で反対の言及がなされない限り、添付の図面は全て縮尺通りではないことに留意されたい。上記の教示に照らして、様々な修正および変形が可能である。
実施形態:
実施形態A1. セカンダリセルとして動作し、無線デバイス(WD)および該無線デバイスに対するプライマリセルと通信するように構成された、ネットワークノードであって、該ネットワークノードは、
前記無線デバイスの前記プライマリセル上の物理共有チャネルおよび物理制御チャネルの少なくとも1つをスケジュールし、
オプションで前記スケジュールを送信させる
ように構成され、および/または無線インタフェースを備え、および/または処理回路を備える。
実施形態A2. 前記プライマリセル上の物理共有チャネルおよび物理制御チャネルの少なくとも1つのスケジュールは、前記セカンダリセル上の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によって実行される、実施形態A1に記載のネットワークノード。
実施形態A3. プライマリセルおよびセカンダリセルの両方に対する前記無線デバイスのダウンリンク制御情報(DCI)バジェットは、前記無線デバイスが提供されるDCIサイズの総数に対応し、プライマリセルで共有され、プライマリセルおよびセカンダリセルの一方に対するDCIバジェットと同じである、実施形態A1に記載のネットワークノード。
実施形態B1. セカンダリセルとして動作し、無線デバイス(WD)および該無線デバイスに対するプライマリセルと通信するように構成された、ネットワークノード内で実施される方法であって、該方法は、
前記無線デバイスの前記プライマリセル上の物理共有チャネルおよび物理制御チャネルの少なくとも1つをスケジュールすることと、
オプションで前記スケジュールを送信させることと、
を含む。
実施形態B2. 前記プライマリセル上の物理共有チャネルおよび物理制御チャネルの少なくとも1つをスケジュールすることは、前記セカンダリセル上の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によって実行される、実施形態B1に記載の方法。
実施形態B3. プライマリセルおよびセカンダリセルの両方に対する前記無線デバイスのダウンリンク制御情報(DCI)バジェットは、前記無線デバイスが提供されるDCIサイズの総数に対応し、プライマリセルで共有され、プライマリセルおよびセカンダリセルの一方に対するDCIバジェットと同じである、実施形態B1に記載の方法。
実施形態C1. プライマリセルとおよびセカンダリセルと通信するように構成された無線デバイスであって、該無線デバイスは、
前記セカンダリセルからスケジュールを受信し、該スケジュールは、前記無線デバイスに対する前記プライマリセル上の物理共有チャネルおよび物理制御チャネルの少なくとも1つをスケジュールするように構成され、
オプションで前記受信したスケジュールに従って動作する
ように構成され、および/または無線インタフェースを備え、および/または処理回路を備える。
実施形態C2. 前記プライマリセル上の物理共有チャネルおよび物理制御チャネルの少なくとも1つのスケジュールは、前記セカンダリセル上の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介して受信される、実施形態C1に記載の無線デバイス。
実施形態C3. プライマリセルおよびセカンダリセルの両方に対する前記無線デバイスのダウンリンク制御情報(DCI)バジェットは、前記無線デバイスが提供されるDCIサイズの総数に対応し、プライマリセルで共有され、プライマリセルおよびセカンダリセルの一方に対するDCIバジェットと同じである、実施形態C1に記載の無線デバイス。
実施形態D1. プライマリセルとおよびセカンダリセルと通信するように構成された無線デバイスによって実施される方法であって、該方法は、
前記セカンダリセルからスケジュールを受信することであって、該スケジュールは、前記無線デバイスに対する前記プライマリセル上の物理共有チャネルおよび物理制御チャネルの少なくとも1つをスケジュールするように構成される、前記受信することと、
オプションで前記受信したスケジュールに従って動作することと、
を含む。
実施形態D2. 前記プライマリセル上の物理共有チャネルおよび物理制御チャネルの少なくとも1つのスケジュールは、前記セカンダリセル上の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を介して受信される、実施形態D1に記載の方法。
実施形態D3. プライマリセルおよびセカンダリセルの両方に対する前記無線デバイスのダウンリンク制御情報(DCI)バジェットは、前記無線デバイスが提供されるDCIサイズの総数に対応し、プライマリセルで共有され、プライマリセルおよびセカンダリセルの一方に対するDCIバジェットと同じである、実施形態D1に記載の方法。

Claims (24)

  1. セカンダリセルを動作させ、無線デバイス(WD)22および該無線デバイスに対するプライマリセルと通信するように構成された、ネットワークノード16であって、該ネットワークノードは、
    前記プライマリセル上の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)と前記セカンダリセル上の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)とを用いて、前記無線デバイスに対する前記プライマリセル上の物理共有チャネルをスケジューリングする
    ように構成される無線インタフェース82および処理回路84を備える
    ネットワークノード。
  2. 前記プライマリセルおよびセカンダリセルによってスケジュールされる前記プライマリセルに対するDCIサイズバジェットは、単一のセルによってスケジュールされる前記プライマリセルに対するDCIサイズバジェットと同じである
    請求項1に記載のネットワークノード。
  3. プライマリセルをスケジューリングするセカンダリセルおよびセカンダリセルをスケジューリングするセカンダリセルに対するDCIサイズバジェットは、単一のセルによってスケジュールされるセカンダリセルに対するDCIサイズバジェットと同じである
    請求項1または2に記載のネットワークノード。
  4. 前記プライマリセルに対して使用されるDCIフォーマットのサイズは、前記セカンダリセルのセカンダリに対して使用されるDCIフォーマットのサイズとサイズマッチングされている
    請求項1乃至3の何れか1項に記載のネットワークノード。
  5. 前記プライマリセルに対して使用されるDCIフォーマットと前記セカンダリセルに対して使用されるDCIフォーマットとの両方は、キャリアインジケータフィールドを含む
    請求項1乃至4の何れか1項に記載のネットワークノード。
  6. セカンダリセルは、特殊セカンダリセルである
    請求項1乃至5の何れか1項に記載のネットワークノード。
  7. セカンダリセルとして動作し、無線デバイス(WD)22および該無線デバイスに対するプライマリセルと通信するように構成された、ネットワークノード16内で実施される方法であって、該方法は、
    前記プライマリセル上の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)と前記セカンダリセル上の物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)とを用いて、前記無線デバイスに対する前記プライマリセル上の物理共有チャネルをスケジューリングすること(S134)を含む
    方法。
  8. 前記プライマリセルおよびセカンダリセルによってスケジュールされる前記プライマリセルに対するDCIサイズバジェットは、単一のセルによってスケジュールされる前記プライマリセルに対するDCIサイズバジェットと同じである
    請求項7に記載の方法。
  9. プライマリセルをスケジューリングするセカンダリセルおよびセカンダリセルをスケジューリングするセカンダリセルに対するDCIサイズバジェットは、単一のセルによってスケジュールされるセカンダリセルに対するDCIサイズバジェットと同じである
    請求項7または8に記載の方法。
  10. 前記プライマリセルに対して使用されるDCIフォーマットのサイズは、前記セカンダリセルのセカンダリに対して使用されるDCIフォーマットのサイズとサイズマッチングされている
    請求項7乃至9の何れか1項に記載の方法。
  11. 前記プライマリセルに対して使用されるDCIフォーマットと前記セカンダリセルに対して使用されるDCIフォーマットとの両方は、キャリアインジケータフィールドを含む
    請求項7乃至10の何れか1項に記載の方法。
  12. セカンダリセルは、特殊セカンダリセルである
    請求項7乃至11の何れか1項に記載の方法。
  13. プライマリセルとおよびセカンダリセルと通信するように構成された無線デバイス22であって、該無線デバイスは、
    物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を用いた前記プライマリセルからのスケジューリングと、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を用いた前記セカンダリセルからのスケジューリングと、を受信し、前記スケジューリングは、前記無線デバイスに対する前記プライマリセル上の物理共有チャネルをスケジュールするように構成される
    ように構成される無線インタフェース62および処理回路68を備える
    無線デバイス。
  14. 前記プライマリセルおよびセカンダリセルによってスケジュールされる前記プライマリセルに対するDCIサイズバジェットは、単一のセルによってスケジュールされる前記プライマリセルに対するDCIサイズバジェットと同じである
    請求項13に記載の無線デバイス。
  15. プライマリセルをスケジューリングするセカンダリセルおよびセカンダリセルをスケジューリングするセカンダリセルに対するDCIサイズバジェットは、単一のセルによってスケジュールされるセカンダリセルに対するDCIサイズバジェットと同じである
    請求項13または14に記載の無線デバイス。
  16. 前記プライマリセルに対して使用されるDCIフォーマットのサイズは、前記セカンダリセルのセカンダリに対して使用されるDCIフォーマットのサイズとサイズマッチングされている
    請求項13乃至15の何れか1項に記載の無線デバイス。
  17. 前記プライマリセルに対して使用されるDCIフォーマットと前記セカンダリセルに対して使用されるDCIフォーマットとの両方は、キャリアインジケータフィールドを含む
    請求項13乃至16の何れか1項に記載の無線デバイス。
  18. セカンダリセルは、特殊セカンダリセルである
    請求項13乃至17の何れか1項に記載の無線デバイス。
  19. プライマリセルとおよびセカンダリセルと通信するように構成された無線デバイス22によって実施される方法であって、該方法は、
    物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を用いた前記プライマリセルからのスケジューリングと、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を用いた前記セカンダリセルからのスケジューリングと、を受信すること(S138)であって、前記スケジューリングは、前記無線デバイスに対する前記プライマリセル上の物理共有チャネルをスケジュールするように構成される、前記受信すること(S138)を含む
    方法。
  20. 前記プライマリセルおよびセカンダリセルによってスケジュールされる前記プライマリセルに対するDCIサイズバジェットは、単一のセルによってスケジュールされる前記プライマリセルに対するDCIサイズバジェットと同じである
    請求項19に記載の方法。
  21. プライマリセルをスケジューリングするセカンダリセルおよびセカンダリセルをスケジューリングするセカンダリセルに対するDCIサイズバジェットは、単一のセルによってスケジュールされるセカンダリセルに対するDCIサイズバジェットと同じである
    請求項19または20に記載の無線デバイス。
  22. 前記プライマリセルに対して使用されるDCIフォーマットのサイズは、前記セカンダリセルのセカンダリに対して使用されるDCIフォーマットのサイズとサイズマッチングされている
    請求項19乃至21の何れか1項に記載の無線デバイス。
  23. 前記プライマリセルに対して使用されるDCIフォーマットと前記セカンダリセルに対して使用されるDCIフォーマットとの両方は、キャリアインジケータフィールドを含む
    請求項19乃至22の何れか1項に記載の無線デバイス。
  24. セカンダリセルは、特殊セカンダリセルである
    請求項19乃至23の何れか1項に記載の無線デバイス。
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