JP2023535670A - 太陽電池モジュールを固定するための固定装置 - Google Patents

太陽電池モジュールを固定するための固定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023535670A
JP2023535670A JP2022579009A JP2022579009A JP2023535670A JP 2023535670 A JP2023535670 A JP 2023535670A JP 2022579009 A JP2022579009 A JP 2022579009A JP 2022579009 A JP2022579009 A JP 2022579009A JP 2023535670 A JP2023535670 A JP 2023535670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
base plate
leg
hook
fixation device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022579009A
Other languages
English (en)
Inventor
ツァプフェ セドリック
シュミート ベアンハート
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Schletter International Bv
Original Assignee
Schletter International Bv
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Schletter International Bv filed Critical Schletter International Bv
Publication of JP2023535670A publication Critical patent/JP2023535670A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/60Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules
    • F24S25/61Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing to the ground or to building structures
    • F24S25/613Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing to the ground or to building structures in the form of bent strips or assemblies of strips; Hook-like connectors; Connectors to be mounted between building-covering elements
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02SGENERATION OF ELECTRIC POWER BY CONVERSION OF INFRARED RADIATION, VISIBLE LIGHT OR ULTRAVIOLET LIGHT, e.g. USING PHOTOVOLTAIC [PV] MODULES
    • H02S20/00Supporting structures for PV modules
    • H02S20/20Supporting structures directly fixed to an immovable object
    • H02S20/22Supporting structures directly fixed to an immovable object specially adapted for buildings
    • H02S20/23Supporting structures directly fixed to an immovable object specially adapted for buildings specially adapted for roof structures
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S2025/01Special support components; Methods of use
    • F24S2025/019Means for accommodating irregularities on mounting surface; Tolerance compensation means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/60Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules
    • F24S2025/6004Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules by clipping, e.g. by using snap connectors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/20Solar thermal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/47Mountings or tracking
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

本発明は、1つのフック(10)であって、フック(10)は、取り付けレール(72)を固定するために構成されている固定部(12)を有しており、フック(10)は、少なくとも1つの第1脚部(16)および少なくとも1つの第2脚部(18)を有し、少なくとも1つの第1脚部(16)は、少なくとも1つのラッチ形成部(22)を有している、フック(10)と、少なくとも1つのベースプレート(46)であって、少なくとも1つのベースプレート(46)は、フック(10)と掛止されるための少なくとも1つのラッチバー(48)を有し、少なくとも1つのラッチバー(48)は、少なくとも1つのラッチ形成部(50)を有している、ベースプレート(46)と、を備えており、フック(10)の第1脚部(16)および第2脚部(18)は、ベースプレート(46)と結合可能であり、第1脚部(16)のラッチ形成部(22)は、ラッチバー(48)のラッチ形成部(50)と掛止可能である、太陽電池モジュールを屋根に固定するための固定装置(1000)に関する。

Description

本発明は、太陽電池モジュールを屋根に固定するための固定装置に関する。特に、固定装置は、太陽電池モジュールを勾配屋根に固定するために役立ちうる。例えば、固定装置は、屋根構造の屋根垂木に接続されることができる。
本発明に課せられた課題は、屋根に迅速かつ容易に取り付けおよび取り外しできる、太陽電池モジュールを固定するための固定装置を提供することである。
前記課題は、請求項1に記載の特徴を有する固定装置によって解決される。
更なる実施形態は、従属請求項に示されている。
本発明による固定装置は、
少なくとも1つのフックであって、少なくとも1つのフックは、取り付けレールを固定するために構成されている、少なくとも1つの固定部を有しており、フックは、少なくとも1つの第1脚部および少なくとも1つの第2脚部を有し、少なくとも1つの第1脚部は、少なくとも1つのラッチ形成部を有している、フックと、
フックと掛止されるための少なくとも1つのラッチバーを有する、少なくとも1つのベースプレートであって、少なくとも1つのラッチバーは、少なくとも1つのラッチ形成部を有している、ベースプレートと、を備えており、
フックの第1脚部および第2脚部は、ベースプレートと結合可能であり、
第1脚部のラッチ形成部は、ラッチバーのラッチ形成部と掛止可能である。
本発明による固定装置は、迅速かつ容易に屋根に取り付けることができる。固定装置は、単一の固定手段のみによって屋根に固定することができるように構成されている。ベースプレートは、前記固定手段、例えばネジによって屋根に接続することができる。少なくとも1つのフックは、追加の工具を用いることなく、迅速かつ容易にベースプレートと結合することができる。
少なくとも1つのフックおよびベースプレートは、少なくとも1つのフックが枢動運動によって少なくとも1つのベースプレートと掛止可能であるように構成されていてもよい。第2脚部は、ベースプレートと結合することができる。ベースプレートとの結合に続いて、第2脚部は、ベースプレートに対しての枢動運動を実行することができる。この枢動運動によって、少なくとも1つのラッチバーのラッチ形成部および少なくとも1つの脚部のラッチ形成部を、互いに掛止することができる。第1脚部は、脚部のラッチ形成部がラッチバーのラッチ形成部と掛止されるように構成されていてもよい。
少なくとも1つのベースプレートは、第2脚部の端部のための少なくとも1つの収容部を有していてもよい。第2脚部の端部は、少なくとも1つの収容部に掛止されることができる。第2脚部の収容部および/または端部は、フックを枢動させるための枢動点を形成するように構成されていてもよい。第2脚部の端部または自由端には、枢動面が設けられていてもよい。少なくとも1つの収容部は、ベースプレートの長手方向の広がりの一部または長手方向の広がり全体にわたって延在してもよい。少なくとも1つの収容部は、収容レールとして構成されていてもよい。
少なくとも1つの収容部は、少なくとも1つの係合フックを有していてもよい。第2脚部は、結合のための少なくとも1つの係合フックによって、少なくとも1つのベースプレートと係合することができる。少なくとも1つの収容部は、更に、少なくとも1つの支持バーを有してよい。少なくとも1つの支持バーは、ベースプレートに対して傾斜して延在していてもよい。特に、少なくとも1つの支持バーは、ベースプレートに対して90°の角度をなして延在してよい。少なくとも1つの支持バーは、湾曲した壁面を有することができ、および/または、湾曲しながら収容部の底部へと移行することができる。支持バーの湾曲した範囲は、フックを枢動させるために、第2脚部の湾曲した枢動面と協働することができる。少なくとも1つの係合フックおよび少なくとも1つの支持面は、それらの間に、第2脚部の自由端を収容するための収容空間を形成してよい。
第2脚部は、少なくとも1つのベースプレートと結合するための少なくとも1つの係合ラグを有していていよい。少なくとも1つの係合ラグは、第2脚部の自由端または端部上に構成されていてもよい。少なくとも1つの係合ラグは、第1脚部と向かい合っていない第2脚部の側に、すなわち、第2脚部の外側に構成されていてもよい。第1脚部と対向する第2脚部の側、すなわち、第2脚部の内側には、切欠が構成されていてもよい。この切欠によって、第2脚部は、収容部の少なくとも1つの支持バーに支持されることができる。
第1脚部の少なくとも1つのラッチ形成部および少なくとも1つのラッチバーの少なくとも1つのラッチ形成部は、互いに相補的であるように構成されていてもよい。第1脚部の少なくとも1つのラッチ形成部および少なくとも1つのラッチバーのラッチ形成部は、それぞれ少なくとも1つのラッチ突起を有していてもよい。第1脚部の少なくとも1つのラッチ形成部および少なくとも1つのラッチバーのラッチ形成部は、それぞれ少なくとも1つのラッチ切欠を有していてもよい。
第1脚部のラッチ形成部は、少なくとも1つの枢動ラグを有していてもよい。少なくとも1つの枢動ラグは、ラッチ突起上に構成されていてもよい。少なくとも1つのラッチバーのラッチ形成部は、係合ラグを有していてもよい。少なくとも1つの係合ラグは、ラッチ切欠上に構成されていてもよい。少なくとも1つの係合ラグは、少なくとも1つの枢動ラグと係合されてよい。これにより、フックを枢動させるための枢動点を形成することができる。
少なくとも1つのラッチ形成部は、少なくとも1つのラッチバーの内側に構成されていてもよい。ラッチ形成部は、少なくとも1つの収容部に対向するラッチバーの側に構成されていてもよい。第1脚部の少なくとも1つのラッチ形成部は、第2脚部と向かい合っていない第1脚部の側、すなわち、第1脚部の外側に構成されていてもよい。第1脚部のラッチ形は、第1脚部の端部上に構成されていてもよい。換言すれば、第1脚部のラッチ形成部は、第1脚部の自由端の範囲またはその近くに構成されていてもよい。補足的または代替的に、少なくとも1つのラッチ形成部は、ラッチバーの外側に設けられていることも考えられる。この場合、いずれかの脚部の内側に少なくとも1つのラッチ形成部が設けられていてもよい。
少なくとも1つのラッチバーは、少なくとも1つのベースプレートに対して傾斜して延在してもよい。少なくとも1つのラッチバーは、実質的に、ベースプレートに対して90°の角度をなして延在してもよい。少なくとも1つのラッチバーは、少なくとも1つのベースプレートと一体型に構成されていてもよい。
第1脚部の少なくとも1つのラッチ形成部は、少なくとも1つのラッチラグを有していてもよい。第1脚部の少なくとも1つのラッチ形成部は、少なくとも1つの案内傾斜を有していてもよい。少なくとも1つの案内傾斜は、第1脚部の自由端とラッチラグとの間に延在してもよい。
少なくとも1つのラッチバーの少なくとも1つのラッチ形成部は、少なくとも1つのラッチラグを有していてもよい。少なくとも1つのラッチバーの少なくとも1つのラッチ形成部は、案内傾斜を有していてもよい。少なくとも1つの案内傾斜は、ラッチバーの自由端とラッチラグとの間に延在してもよい。ラッチバーの案内傾斜は、第1脚部の案内傾斜よりも長い。第1脚部の案内傾斜およびラッチバーの案内傾斜は、第1脚部およびラッチバーのラッチ形成部が互いに掛止されるために協働することができる。第1脚部のラッチ形成部およびラッチバーのラッチ形成部が互いに掛止される際、第1脚部の案内傾斜は、ラッチバーの案内傾斜に沿って摺動することができる。これにより、第1脚部のラッチ形成部がラッチバーのラッチ形成部に掛止する前に、第1脚部は弾性的に偏向することができる。
少なくとも1つのベースプレートおよび少なくとも1つのフックは、フックを異なる高さでベースプレートに取り付けられるように構成されていてもよい。このことにより、フックと、固定装置を取り付ける予定の屋根との間の間隔を調整することができる。異なる高さの調整には、工具は必要とされていない。さらに、フックの高さを調整可能にするために、フックおよび/またはベースプレートに可動部品が設けられる必要がない。
ベースプレートは、少なくとも1つの第1ラッチバーおよび少なくとも1つの第2ラッチバーを有していてもよい。これら2つのラッチバーは、少なくとも1つのラッチ形成部を有していてもよい。ラッチ形成部は、第1ラッチバーおよび第2ラッチバーの互いに対向する側に構成されていてもよい。換言すれば、ラッチ形成部は、これら2つのラッチバーの内側に構成されていてもよい。
第2脚部は、ラッチ形成部を有していてもよい。ラッチ形成部は、第1脚部と向かい合っていない第2脚部の側、すなわち、第2脚部の外側に構成されていてもよい。第2脚部のラッチ形成部は、第2脚部の自由端上に構成されていてもよい。第1脚部のラッチ形成部は第1ラッチバーのラッチ形成部と、また、第2脚部のラッチ形成部は第2ラッチバーのラッチ形成部と結合されることができる。
ベースプレートは、長手軸を有していてもよい。ベースプレートは、ベースプレートの長手軸に沿って、ベースプレートの長手方向の広がりの範囲内でまたは軸方向の広がりの範囲内で、フックの位置を自由に選択できるように構成されていてもよい。少なくとも1つのラッチバーは、ラッチバーと掛止されるためのフックの位置を、ベースプレートの長手軸に沿って、自由に選択できるように構成されていてもよい。
ベースプレートは、少なくとも1つの固定用開口部を有していてもよい。ベースプレートは、複数の固定用開口部を有していてもよい。固定用開口部は、ベースプレートの長手軸に沿って、互いにずれるようにベースプレート上に構成されていてもよい。固定用開口部は、ベースプレートの長手軸上に存在していてもよい。垂木におけるベースプレートの固定位置は、固定用開口部によって調整することができる。垂木におけるベースプレートの固定位置は、選択した固定用開口部に応じて変更することができる。特に、ベースプレートの固定位置は、屋根バテンの長手軸に対して平行方向に変更することができる。ベースプレートの長手軸および屋根バテンの長手軸は、実質的に、互いに平行に並んでいてもよい。少なくとも1つのラッチバーは、ベースプレートの長手軸に対して平行に延在してもよい。
垂木および/または屋根バテンに対するフックの位置は、ベースプレートにおけるフックの位置を自由に選択できることによって、および、垂木におけるベースプレートの固定位置を調整できることによって、所定の範囲内で無段階に調整することができる。
固定装置は、単一の固定要素のみによって垂木に取り付けることができる。固定要素は、例えばネジであってもよい。換言すれば、固定装置、すなわち、フックとベースプレートとは、固定装置を垂木に固定するのには単一の固定要素で充分であるように構成されていてもよい。
ベースプレートは、上側および下側を有している。ベースプレートの上側には、少なくとも1つのラッチバーおよび/または少なくとも1つの収容部が設けられていてもよい。ベースプレートの下側は、垂木と接触することができる。
少なくとも1つのベースプレートは、その下側に少なくとも1つの突起要素を有していてもよい。少なくとも1つの突起要素は、突出部、リブ、ウェブまたはバーを含みうる。ベースプレートを固定要素で固定する際、少なくとも1つの突起要素が垂木に押し込まれ、ベースプレートを所定の位置に保持することができる。ベースプレートは少なくとも1つの突起要素によって所定の位置に保持され、特に、ねじれが防止されているため、ベースプレートを垂木に固定するのには単一の固定要素で充分である。
少なくとも1つの突起要素は、ベースプレートの長手方向の広がりの全体にわたって延在してよい。しかしながら、少なくとも1つの突起要素がベースプレートの長手方向の広がりの一部のみにわたって延在することも考えられる。少なくとも1つのベースプレートは、その下側に、長手方向に延在する複数の突起要素を有していてもよい。
少なくとも1つの固定装置は、少なくとも1つの取り付けプレートを有していてもよい。少なくとも1つの取り付けプレートは、高さ補正として機能することができる。これは、例えば、太陽電池モジュールを固定するために複数の固定装置が用いられ、それぞれの固定装置のフックの間に高低差が存在する場合に該当する。少なくとも1つの取り付けプレートは、ベースプレートの下側に当接することができる。少なくとも1つの取り付けプレートは、ベースプレートと垂木との間に位置することができる。少なくとも1つの取り付けプレートは、所定の開口部パターンを有していていよい。厚さが異なることがある、複数の取り付けプレートが設けられていてもよい。これによって、異なる高低差を補正することができる。少なくとも1つの取り付けプレートは、その下側に少なくとも1つの突起要素を有していてもよい。取り付けプレートの下側は、垂木と接触することができる。ベースプレートを固定する際、突起要素を、垂木に押し込むことができる。
以下では、本発明による例示的な実施形態を、図面を参照しながら説明する。
第1実施形態による固定装置の図である。 第1実施形態による固定装置の図である。 第1実施形態による固定装置の図である。 第1実施形態による固定装置の図である。 第1実施形態による固定装置の図である。 第1実施形態による固定装置の図である。 第1実施形態による固定装置の図である。 第1実施形態による固定装置の図である。 第1実施形態による固定装置の図である。 第1実施形態による固定装置の図である。 第1実施形態による固定装置の図である。 第1実施形態による固定装置の図である。 第2実施形態による固定装置の図である。 第2実施形態による固定装置の図である。 第2実施形態による固定装置の図である。 第2実施形態による固定装置の図である。 第2実施形態による固定装置の図である。 第2実施形態による固定装置の図である。 第2実施形態による固定装置の図である。 第2実施形態による固定装置の図である。 第2実施形態による固定装置の図である。 第2実施形態による固定装置の図である。 第2実施形態による固定装置の図である。 第2実施形態による固定装置の図である。 第2実施形態による固定装置の図である。 第2実施形態による固定装置の図である。
図1は、太陽電池モジュールを屋根に固定するための固定装置の一部であるフック10の斜視図を示す。フック10は、太陽電池モジュールのための取り付けレールを取り付けることができる固定部12を有している。固定部12は、長孔状に構成されている開口部14を有している。フック10を取り付けレール(図示せず)と接続するため、固定要素を開口部14に案内することができる。固定部12の表面にはギザギザを設けることができる。
フック10は、第1脚部16および第2脚部18を有している。脚部16および18は、互いに角度をなして並ぶ。フック10は、更に、固定部12を脚部16、18と接続する接続部20を有している。接続部20は、脚部16、18と固定部12との間にU字状またはV字状に延在する。固定部12は、接続部20の前記形状によって、脚部16、18の上側に位置する。
脚部16は、ラッチ形成部22を有している。ラッチ形成部22は、脚部18と向かい合っていない脚部16の側24に位置する。脚部16の側24は、脚部16の外側とも呼ぶことができる。ラッチ形成部22は、脚部16の端部または自由端の範囲に配置されている。
脚部18は係合ラグ26を有している。係合ラグ26は、脚部18の自由端上に構成されている。係合ラグ26は、脚部16と向かい合っていない脚部18の面28、すなわち、脚部18の外側に設けられている。脚部18の自由端には、更に、固定装置の図示されていないベースプレートと接触することができる、湾曲した枢動面30が設けられている。脚部18には、更に、脚部16に対向する脚部18の側34、すなわち、脚部18の内側に位置する切欠32が構成されている。湾曲した枢動面30は、係合ラグ26から脚部18の内側34に向かって延在する。
図2は、フック10の側面図を示す。固定部12は、その上側36、すなわち、脚部16、18と向かい合っていない面にギザギザを有している。接続部20のU字またはV字の形状によって、固定部12は、脚部16、18の上方に位置する。換言すれば、固定部12および脚部16、18は、U字またはV字形の自由端に配置されている。
ラッチ形成部22は、脚部16の外側24に構成されている。ラッチ形成部22は、ラッチラグ38およびラッチ突起40によって形成される。ラッチ突起40およびラッチラグ38は、それらの間にラッチ切欠42を画定する。ラッチラグ38には、脚部16の自由端に向かって延在する案内傾斜44が連接する。
脚部18は、その自由端の外側28に係合ラグ26を有している。係合ラグ26から始まり、脚部18の自由端の湾曲した枢動面30は、脚部18の内側34に向かって延在する。脚部18の内側34には、切欠32が設けられている。第1脚部16は、第2脚部18よりも細いか、または低い材料強度で構成されている。これにより、第1脚部16の弾性または屈曲性を実現することができる。この弾性は、脚部16をその掛止位置で保持できる付勢力を生成することができる。
図3は、ベースプレート46の斜視図を示す。ベースプレート46は、長手軸Lを有している。ベースプレート46は、ラッチバー48を有している。ラッチバー48は、ラッチ形成部50を有している。ラッチ形成部50は、フック10の脚部16上のラッチ形成部22(図1および図2を参照)と掛止されることができる。ベースプレート46には、更に、脚部18の自由端のための収容部52が構成されている。収容部52は、フック54および支持バー56を有している。係合フック54および支持バー56は、それらの間に脚部18の自由端のための収容空間を画定する。ラッチ形成部50は、収容部52に対向するラッチバー48の側58、すなわち、ラッチバー48の内側に構成されている。ラッチバー48と収容部52との間には、ベースプレート46上に固定用開口部60が構成されている。本実施形態によれば、ベースプレート46は、3つの固定用開口部60を有している。固定用開口部60は、ベースプレート46上で、長手軸Lに沿って互いに対してずれるように構成されている。固定用開口部60によって、ベースプレート46は、屋根構造または屋根構成(図示せず)に固定されることができる。固定用開口部60によって、ベースプレート46の屋根垂木(図示せず)上の固定位置を、固定のために選択された固定用開口部60に応じて変更することができる。
ラッチバー48および収容部52は、ベースプレート46の上側に配置されている。ベースプレート46の下側は、垂木(図示せず)と接触することができる。ベースプレート46は、その下側に2つのリブ46aおよび46bを有している。ベースプレート46を固定する際、2つのリブ46aおよび46bは垂木に押し込まれる。リブ46aおよび46bによって、ベースプレート46は垂木(図示せず)上で所定の位置で保持され、特にねじれを防ぐことができる。
図4および図5は、ベースプレート46の側面図および上面図を示す。ベースプレート46の下側には、突起リブ46aおよび46bが構成されている。ベースプレート46は、ラッチバー48および収容部52を有している。ラッチバー48は、実質的に、ベースプレート46に対して90°の角度をなして延在する。ラッチバー48の内側58には、ラッチ形成部50が構成されている。ラッチ形成部50は、それらの間にラッチ切欠66を画定する、ラッチラグ62およびラッチ突起64によって形成される。ラッチラグ62とラッチバー48の自由端との間には、案内傾斜68が延在する。ラッチバー48および収容部52は、ベースプレート46の長手軸Lに対して平行に延在する。
収容部52は、係合フック54および支持バー56によって形成される。係合フック54は、支持バー56の方向を指す。係合フック54および支持バーは、それらの間にフック10の脚部18の自由端のための収容空間を画定する。
図6は、フック10およびベースプレート46を含む固定装置1000の図を示す。フック10の脚部18は、その自由端によって収容部52に挿入される。係合ラグ26は、その際、収容部52の係合フック54に背後から係合する。枢動面30は、収容部52の底部および支持バー56と接触する。脚部16の自由端上の案内傾斜44は、ラッチバー48の自由端上の案内傾斜68に当接する。
図6は、脚部16のラッチ形成部22がラッチバー48のラッチ形成部50と掛止される直前のフック10およびベースプレート46の状態を示す。ラッチ形成部22および50を互いに掛止するために、フック10は、ラッチラグ38がラッチバー48のラッチ突起66に背後から係合するまで、矢印Pの方向に更に枢動される。掛止状態では、ラッチ突起40は、ラッチバー48のラッチ切欠66に収容されている。
フック10と屋根構造(図示せず)に取り付けられたベースプレート46との結合は、以下のように実行される。脚部18の自由端は、係合ラグ46と共に収容部52に挿入される。枢動面30は、支持バー56および収容部52の底部と接触する。矢印Pの方向への枢動運動によって、脚部16は、ラッチバー48と接触させられる。その際、脚部16のラッチ形成部22およびラッチバー48の内側58のラッチ形成部50が互いに掛止される。これにより、フック10はベースプレート46にしっかりと接続される。
図7から図9は、フック10がベースプレート46にしっかりと接続されている、固定装置1000の異なる図を示している。フック10をベースプレート46と接続するためには、係合ラグ26がフック54に背後から係合するように、脚部18の自由端が収容部52に挿入される。ベースプレート46の収容部52は、脚部18の自由端および枢動面30と共に、フック10が枢動することができる枢動点を形成する。フック10は、脚部16の外側24のラッチ形成部22がラッチバー48の内側のラッチ形成部50と掛止されるように、前記枢動点を中心に枢動される。掛止状態では、支持バー56は、脚部18の内側34の切欠32に係合する。脚部34の内側は、すなわち、支持バー56と部分的に当接する。フック10は支持バー56によって支持される。支持バー56によって、フック10上で付勢力を生成することもでき、この付勢力によって、ラッチ形成部22および50は互いに掛止される。ベースプレート46上でのフック10の位置は、ベースプレート46の長手軸Lに沿って自由に選択することができる。このことは、特に、図7と図8とを比較すると明らかになる。図7によれば、フック10は、ベースプレート46の中央範囲に位置する。図8によれば、フック10は、ベースプレート46の左端に位置する。ベースプレート46上のフック10の位置を選択できることによって、固定装置1000の組み立て、および、固定装置1000を屋根(図示せず)に固定することが容易になる。
図10は、屋根構造の垂木70に取り付けられた状態の固定装置1000を示す。取り付けレール72には、太陽電池モジュールのフレームを取り付けることができる。固定装置1000のベースプレート46は、固定要素74によって屋根構造70に接続されている。フック10は、ベースプレート46と結合されている。フック10の固定部12には、固定要素76によって取り付けレール72が取り付けられている。
フック10の接続部20は、垂木70の傾斜の方向において下方を指している。ベースプレート46は、垂木70の傾斜の方向において、収容部52がベースプレート46の上端に位置し、かつラッチバー48がベースプレート46の下端に位置するように、屋根構造70に取り付けられている。ベースプレート46は、屋根バテン78の上方で垂木70に取り付けられている。垂木70に対して垂直な方向において、フック10の接続部20は、屋根バテン78の上方で延在する。フック10またはその接続部20によって、垂木70に対して垂直な方向において、所定の間隔を垂木70および/または屋根バテン78の間に設定することができる。取り付けレール72は、屋根バテン78に対して平行に延在する。
図11は、垂木70に取り付けられた状態の固定装置1000の斜視図を示す。固定装置1000のベースプレート46は、屋根バテン78の上方で垂木70に取り付けられている。ベースプレート46、したがって固定装置1000は、単一の固定要素74、すなわち、1つのネジのみで垂木70に固定することができる。固定用開口部60によって、ベースプレート46を、屋根バテン78の長手軸LSに沿って異なる位置に取り付けることができる。ベースプレート46の長手軸Lに沿ったベースプレート46上でのフック10の位置を自由に選択できるため、垂木70上での固定装置1000またはフック10の固定位置を、所定の範囲内で調整することができる。この所定の範囲は、一方では固定用開口部60によって、また他方ではベースプレート46の長手方向の広がりによって画定される。したがって、フック10の位置の無段階調整を実現することができる。フック10の位置は、例えば、使用される屋根瓦(図示せず)の寸法に応じて調整することができる。
図12は、固定装置1000の分解図を示す。固定装置1000は、取り付けプレート80を有している。取り付けプレート80は、複数の開口部を備えた所定の開口部パターンを有しており、これらの開口部を通して固定要素が延在することができる。取り付けプレート80は、ベースプレート46と結合可能であり、ベースプレート46と共に垂木70に固定されることができる。取り付けプレート80およびベースプレート46は、ネジ74で垂木70に固定される。ネジ74は、固定装置1000を垂木70に取り付けるために必要とされる唯一のネジである。ネジ74は、固定装置1000を垂木70に保持する。ネジ74は、図11に示されるネジ74によって塞がれている固定用開口部60に挿入された。したがって、ネジ74は、図11に示される左の固定用開口部60に位置している。更なる固定用開口部60が、図11に示されている。取り付けプレート80によって、垂木70とフック10との間の高低差を補正することができる。これは、特に、太陽電池モジュールを固定するために複数の固定装置1000が使用される場合に該当する。個々の固定装置1000の間のそのような高低差は、1つまたは複数の取り付けプレート80によって補正することができる。
ベースプレート46を垂木70に取り付けるために、ネジ74は、ベースプレート46の固定用開口部60のうちの1つおよび取り付けプレート80の開口部の1つに案内され、垂木70にねじ込まれる。ベースプレート46および取り付けプレート80は、2つの屋根バテン78の間で垂木70に取り付けられる。ベースプレート46が垂木70に固定されている場合、フック10はベースプレート46に引っ掛けられ、これによって掛止される。固定ボルト76を、取り付けレール72に挿入し、フック10の位置まで摺動することができる。固定ボルト76は、開口部14に案内され、ナット82にねじ込むことができる。この手順に代えて、固定ボルト76を、フック10の固定部12の開口部14に挿入し、ナット82によってフック10に一時的に固定することができる。これに続き、取り付けレール72が、固定ボルト76上に摺動される。その後、ナット82が締められ、取り付けレール72はフック10または固定設備1000にしっかりと接続される。
図13は、更なる実施形態によるフック10の斜視図を示す。フック10は、固定部12、脚部16、18、および固定部12を脚部16、18と接続するための接続部20を有している。固定部12は、開口部14および当接部84を有している。
脚部16の外側24には、ラッチ形成部22が構成されている。ラッチ形成部22は、それらの間にラッチ切欠88を画定するラッチ突起40および86を有している。脚部18の外側28にもラッチ形成部90が構成されている。ラッチ形成部90は、脚部18の自由端の範囲に設けられている。ラッチ形成部90は、それらの間に認識できないラッチ切欠を画定する、2つのラッチ突起94および96によって形成される。
図14は、フック10の側面図を示す。図14に示される下方のラッチ突起86には、枢動ラグ98が構成されている。枢動ラグ98は、ラッチ突起40と向かい合っていないラッチ突起86の側に構成されている。枢動ラグ98には、脚部16の端部まで延在する、傾斜した当接面100が連接する。
脚部18は、その外側28に構成されているラッチ系西部90を有している。ラッチ形成部90は、それらの間にラッチ切欠102を画定する、2つのラッチ突起94および96を有している。脚部18は、湾曲して構成されている。第2脚部18は、第1脚部16よりも細いか、または低い材料強度で構成されている。このことにより、第2脚部18にその掛止位置において付勢力を与えられる、第2脚部18の弾性を達成できる。
図15は、第2実施形態によるベースプレート46の斜視図を示す。ベースプレート46は、第1ラッチバー48および第2ラッチバー104を有している。第1ラッチバー48は、第2ラッチバー104に対向する側58、すなわち、内側にラッチ形成部50を有している。第2ラッチバー104は、第1ラッチバー48に対向する側106にラッチ形成部108を有している。2つのラッチバー48と104との間には、ベースプレート46上に固定用開口部60を認識できる。
ラッチバー48および収容部52は、ベースプレート46の上側に配置されている。ベースプレートの下側は、垂木(図示せず)と接触することができる。ベースプレート46は、その下側に2つのリブ46aおよび46bを有している。ベースプレート46を固定する際、2つのリブ46aおよび46bは垂木に押し込まれる。リブ46aおよび46bによって、ベースプレート46は、垂木(図示せず)上の所定の位置で保持され、特にねじれを防ぐことができる。
図16は、ベースプレート46の側面図を示す。ベースプレート46の下側には、突起リブ46a、46bが構成されている。ラッチバー48およびラッチバー104は、互いに対向するラッチ形成部50および108を有している。ラッチバー48のラッチ形成部50は、ラッチ切欠110、112と、ラッチ突起114および116と、を有している。ラッチバー104のラッチ形成部108は、ラッチ切欠118、120、122および124を有している。更に、ラッチ形成部108は、ラッチ突起126、128,130および132を有している。ラッチ突起118および122は、同一の構成であるが、ラッチバー104上のそれらの位置は互いに対してずれている。ラッチ切欠120および124も同一、かつ、ラッチバー104上で互いに対してずらされて構成されている。ラッチ突起126および130は同一の構成であるが、ラッチバー104上のそれらの位置は互いに対してずれている。
ラッチ切欠110、112は、それらの下端範囲に係合ラグ134、136を有している。係合ラグ134、136は、フック10の枢動ラグ98と係合されることができる。係合ラグ134または136のうちのいずれかは、フック10を枢動させるための枢動点が形成されるように、枢動ラグ98と係合されることができる。
ラッチ形成部108の切欠120、124は、それぞれ傾斜した底部を有している。ラッチ突起126および130は、傾斜した正面を有している。ラッチ切欠120、124の傾斜した底部と、傾斜した正面126、130とは、互いに逆方向に傾斜している。
ラッチバー48のラッチ形成部50は、脚部16のラッチ形成部22と係合するために構成されている。ラッチバー104のラッチ形成部108は、脚部18のラッチ形成部90と係合するために構成されている。
図17は、ベースプレート46の上面図を示す。ベースプレート46は長手軸Lを有している。ベースプレート46は、内側58、106にラッチ形成部50および108を備える、ラッチバー48および104を有している。ラッチバー48および104は、ベースプレート46の長手軸Lに対して平行に延在する。ラッチバー48と104との間のベースプレート46には、固定用開口部60が構成されている。固定用開口部60は、ベースプレート46上で、長手軸Lに沿って互いにずれるように構成されている。固定用開口部60によって、屋根垂木(図示せず)上でのベースプレート46の固定位置を、固定のために選択された固定用開口部60に応じて変更することができる。
図18から図23は、フック10がベースプレートの異なる位置または高さに取り付けられている、固定装置1000の異なる図を示している。フック10は、2つの異なる位置でベースプレート46と接続されることができる。したがって、固定装置1000は、屋根垂木またはベースプレート46に対してフック10の高さを調整することが可能である。図18から図21までを参照して、異なる高さでのベースプレート46とフック10の接続を説明する。ベースプレート46上のフック10の位置は、ベースプレート46の長手軸Lに沿って自由に選択可能である。ベースプレート46は、ベースプレート46の長手軸Lに沿って、プレート46上の異なる位置にフック10を掛止することができるように構成されている。
図18は、脚部16にラッチ形成部22を有するフック10が、ラッチバー48のラッチ形成部50に掛止された、固定装置1000の斜視図を示す。フック10は、図示の位置ではまだベースプレート46と最終的に接続されていない。
図19は、2つの脚部16および18を有するフック10がベースプレート46のラッチバー48および104の間の中間空間に挿入された、固定装置1000の側面図を示す。脚部16上のラッチ形成部50のラッチ突起86上の枢動ラグ98は、ラッチバー48のラッチ切欠110上の係合ラグ134と係合される。脚部18のラッチ形成部90は、ラッチバー104の内側106とラッチ形成部108の下方で接触する。フック10の傾いた配置によって、フック10がまだ最終的にベースプレート46と掛止されていないことが認識できる。最終的な掛止のために、フック10は、脚部18のラッチ形成部90をラッチバー104のラッチ形成部108と掛止することができるように、枢動ラグ98と係合ラグ134によって形成される枢動点を中心に、矢印Pの方向に枢動される。矢印Pの方向への枢動運動によって、第2脚部18は、ラッチバー104のラッチ形成部90まで上方に移動される。その際、脚部18は、そのラッチ形成部90がラッチバー104のラッチ形成部108に掛止する前に、弾性的に偏向することができる。
フック10は、フック10がラッチ突起86によって下側のラッチ切欠110に挿入されたため、第1または下側の位置でベースプレート46と掛止されることができる。ラッチバー48のラッチ切欠110、ラッチバー104のラッチ切欠118、120、ならびにラッチバー104のラッチ突起126は、フック10の下側または第1の位置を画定する。ラッチバー48のラッチ切欠112、ラッチバー104のラッチ切欠122、124、ならびにラッチバー104のラッチ突起130は、フック10の上側または第2の位置を画定する。
図20は、固定装置1000の斜視図を示す。フック10は、ベースプレート46と掛止されている。フック10は、図20によれば、その下方または第1の位置に在る。
図21は、フック10が下方または第1の位置でベースプレート46と掛止された、固定装置1000の側面図を示す。この位置では、脚部16のラッチ形成部22のラッチ突起40および86が、ラッチバー48上のラッチ形成部50のラッチ切欠110、112に係合する。脚部18のラッチ形成部90は、ラッチバー104上でラッチ形成部108のラッチ切欠118および120に係合する。換言すれば、脚部18のラッチ形成部90は、ラッチバー104の内側106の下方のラッチ切欠118および120に係合する。
図22および23は、フック10が上方または第2の位置に在る、固定装置1000を示す。ラッチ形成部22のラッチ突起86は、ラッチバー48上のラッチ形成部50のラッチ切欠112に係合する。ラッチ形成部22のラッチ突起40は、ラッチ形成部22のラッチ切欠88に係合する、突起114の上方に位置する。脚部18のラッチ形成部90は、ラッチバー104上のラッチ形成部108のラッチ切欠122および124に係合する。したがって、ラッチ形成部90は、上方のラッチ切欠122および124に係合する。
図24および25は、屋根構造の垂木70に取り付けられた状態の固定装置1000の図を示す。固定装置1000のベースプレート46は、固定要素74によって屋根構造70と接続されている。フック10の固定部12には、固定要素76によって取り付けレール72が取り付けられている。フック10の接続部20は、垂木70の傾斜の方向を下方に示している。ベースプレート46は、垂木70の傾斜方向において、ラッチバー104がベースプレート46の上端にかつラッチバー48がベースプレート46の下端に位置するように、屋根構造70に取り付けられている。ベースプレート46は、屋根バテン78の上方で垂木70に取り付けられている。フック10の接続部20は、垂木70に対して垂直の方向において、屋根バテン78の上方に延在する。固定装置1000は、単一の固定要素74、すなわち、1本のネジのみで垂木70に固定されることができる。
図24および25によれば、フック10は、第1または下側の位置でベースプレート46と掛止されている。第1または下側の位置は、低い方の位置であり、すなわち、フック10と垂木70との間の間隔が上方および第2の位置よりも狭い。
図26は、固定装置1000の分解図を示す。固定装置1000は、取り付けプレート80を有している。取り付けプレート80およびベースプレート46は、ネジ74によって垂木70に固定される。ネジ74は、固定装置1000を垂木70に固定するために必要とされる唯一のネジである。ベースプレート46を垂木70に固定するために、ネジ74は、ベースプレート46の固定用開口部60のうちのいずれかおよび取り付けプレート80の1つの開口部に案内され、垂木70にねじ込まれる。本実施形態によれば、同様に、フック10と垂木70との間の高低差を、取り付けプレート80によって補正することができる。すなわち、取り付けプレート80は、高低補正として用いられる。
ベースプレート46および取り付けプレート80は、2つの屋根バテン78の間で垂木70に取り付けられる。ベースプレート46が垂木70に取り付けられている場合、フック10はベースプレート46に引っ掛けられ、これによって掛止される。その後、固定ボルト76は、フック10の固定部12上の開口部14に挿入され、ナット82によって一時的にフック10に固定される。固定ボルト76を、取り付けレール72に挿入し、フック10の位置まで摺動させることができる。固定ボルト76を、開口部14に案内し、ナット82にねじ込むことができる。この手順に代えて、固定ボルト76を、フック10の固定部12上の開口部14に挿入し、ナット82によってフック10に一時的に固定することができる。その後、取り付けレール72が、固定ボルト76上に摺動される。続いて、ナット82が締められ、取り付けレール72はフック10または固定装置1000にしっかりと接続される。

Claims (15)

  1. 太陽電池モジュールを屋根に固定するための固定装置(1000)であって、該固定装置(1000)は、
    少なくとも1つのフック(10)であって、該フック(10)は、取り付けレール(72)を固定するために構成されている、少なくとも1つの固定部(12)を有しており、前記フック(10)は、少なくとも1つの第1脚部(16)および少なくとも1つの第2脚部(18)を有し、前記少なくとも1つの第1脚部(16)は、少なくとも1つのラッチ形成部(22)を有している、フック(10)と、
    少なくとも1つのベースプレート(46)であって、該ベースプレート(46)は、前記フック(10)と掛止されるための少なくとも1つのラッチバー(48)を有し、前記少なくとも1つのラッチバー(48)は、少なくとも1つのラッチ形成部(50)を有している、ベースプレート(46)と、を備えており、
    前記フック(10)の前記第1脚部(16)および前記第2脚部(18)は、前記ベースプレート(46)と結合可能であり、
    前記第1脚部(16)の前記ラッチ形成部(22)は、前記ラッチバー(48)の前記ラッチ形成部(50)と掛止可能である、
    固定装置(1000)。
  2. 前記少なくとも1つのフック(10)および前記少なくとも1つのベースプレート(46)は、前記フック(10)が枢動運動によって前記少なくとも1つのベースプレート(46)と掛止可能であるように構成されている、請求項1に記載の固定装置(1000)。
  3. 前記少なくとも1つのベースプレート(46)は、前記第2脚部(18)の自由端のための少なくとも1つの収容部(52)を有する、請求項1または2に記載の固定装置(1000)。
  4. 前記収容部(52)は、前記第2脚部(18)を支持するための少なくとも1つの係合フック(54)および/または支持バー(56)を有する、請求項3に記載の固定装置(1000)。
  5. 前記第2脚部(18)は、前記少なくとも1つのベースプレート(46)と結合するための少なくとも1つの係合ラグ(26)を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載の固定装置(1000)。
  6. 前記第1脚部(26)の前記少なくとも1つのラッチ形成部(22)と、前記少なくとも1つのラッチバー(48)の前記ラッチ形成部(50)とは、それぞれ少なくとも1つのラッチ突起(40、64)および/またはそれぞれ少なくとも1つのラッチ切欠(42、66)を有する、請求項1から5のいずれか一項に記載の固定装置(1000)。
  7. 前記第1脚部(16)の前記少なくとも1つのラッチ形成部(22)および/または前記少なくとも1つのラッチバー(48)の前記ラッチ形成部(50)は、少なくとも1つの案内傾斜(46、68)を有する、請求項1から6のいずれか一項に記載の固定装置(1000)。
  8. 前記少なくとも1つのラッチバー(48)は、前記ベースプレート(46)に対して傾斜して延在する、請求項1から7のいずれか一項に記載の固定装置(1000)。
  9. 前記少なくとも1つのベースプレート(46)および前記フック(10)は、前記フックを前記ベースプレート(46)上の異なる位置に取り付けられように構成されている、請求項1から8のいずれか一項に記載の固定装置(1000)。
  10. 前記フック(10)の前記第2脚部(18)は、少なくとも1つの第2ラッチ形成部(90)を有する、請求項1から9のいずれか一項に記載の固定装置(1000)。
  11. 前記ベースプレート(46)は、前記フック(10)の位置が、前記ベースプレート(46)の軸方向の広がりの範囲内において、前記ベースプレート(46)の長手軸(L)に沿って自由に選択可能であるように構成されている、請求項1から10のいずれか一項に記載の固定装置(1000)。
  12. 前記ベースプレート(46)は、少なくとも1つの固定用開口部(60)を有する、請求項1から11のいずれか一項に記載の固定装置(1000)。
  13. 前記固定装置(1000)は、単一の固定要素(74)のみによって垂木(70)に固定可能である、請求項1から12のいずれか一項に記載の固定装置(1000)。
  14. 前記ベースプレート(46)は、その下側に少なくとも1つの突起要素(46a、46b)を有する、請求項1から13のいずれか一項に記載の固定装置(1000)。
  15. 前記固定装置(1000)は、少なくとも1つの取り付けプレート(80)を有する、請求項1から14のいずれか一項に記載の固定装置(1000)。
JP2022579009A 2020-06-22 2021-06-22 太陽電池モジュールを固定するための固定装置 Pending JP2023535670A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102020116376.2 2020-06-22
DE102020116376.2A DE102020116376A1 (de) 2020-06-22 2020-06-22 Befestigungsvorrichtung zur Befestigung von Solarmodulen
PCT/EP2021/066892 WO2021259885A1 (de) 2020-06-22 2021-06-22 Befestigungsvorrichtung zur befestigung von solarmodulen

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023535670A true JP2023535670A (ja) 2023-08-21

Family

ID=76662477

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022579009A Pending JP2023535670A (ja) 2020-06-22 2021-06-22 太陽電池モジュールを固定するための固定装置

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP4168721A1 (ja)
JP (1) JP2023535670A (ja)
CN (1) CN115917221A (ja)
AU (1) AU2021295547A1 (ja)
DE (1) DE102020116376A1 (ja)
WO (1) WO2021259885A1 (ja)
ZA (1) ZA202213896B (ja)

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10213902A1 (de) * 2002-03-28 2003-10-09 Schueco Int Kg Befestigungsvorrichtung für Bauteile, insbesondere Kollektoren
NL1028379C2 (nl) * 2005-02-23 2006-08-24 Girasol Internat B V Inrichting en werkwijze voor het bevestigen van objecten, in het bijzonder zonnepanelen, op een dak.
DE202005004348U1 (de) * 2005-03-17 2005-07-28 Kaack, Peter Aluminium-Dachhaken mit Clipsfunktion zur Befestigung von Solarmodulen auf Schrägdächern
DE102005058065A1 (de) * 2005-05-04 2006-11-30 Citak, Fatma Verstellbare Aluminium Dachhaken mit Einrastfunktion zur Befestigung von Solarmodulen und Solarthermieanlagen auf Dächern und Schrägdächern
AT506230B1 (de) * 2008-02-01 2009-07-15 Vaillant Austria Gmbh Befestigungsvorrichtung für bauteile, insbesondere für solarkollektoren
DE202010001175U1 (de) * 2010-01-19 2010-04-22 Vm Edelstahltechnik Gmbh Dachhaken und Befestigungsmittel
DE202010013933U1 (de) * 2010-10-06 2012-01-19 Sportgeräte 2000 GmbH Befestigungsvorrichtung
DE102010054175A1 (de) 2010-12-10 2012-06-14 Würth Solar Gmbh & Co. Kg Dachhaken, Insbesondere für Tragkonstruktionen
EP2527762A1 (de) * 2011-05-26 2012-11-28 Milboro Aktiengesellschaft Befestigungsvorrichtung
DE102012011969B4 (de) 2012-03-19 2016-11-03 K2 Systems Gmbh Solarmodulhalter
DE102012213734A1 (de) 2012-08-02 2014-02-06 Hilti Aktiengesellschaft Befestigungselement zur Montage von Solarmodulen bzw. Solarkollektoren auf einem Dach sowie Schrägdach mit einem Befestigungselement
US8839575B1 (en) * 2013-10-15 2014-09-23 Sunmodo Corporation Adjustable solar panel tile roof mounting device
DE102018122174A1 (de) * 2018-09-11 2020-03-12 Sl Rack Gmbh Dachhaken

Also Published As

Publication number Publication date
CN115917221A (zh) 2023-04-04
EP4168721A1 (de) 2023-04-26
DE102020116376A1 (de) 2021-12-23
WO2021259885A1 (de) 2021-12-30
AU2021295547A1 (en) 2023-02-02
ZA202213896B (en) 2024-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10873288B2 (en) Pivot-fit frame, system and method for photovoltaic modules
US10305415B2 (en) Solar panel installation systems and methods
US20160341238A1 (en) Device and method for fixing objects, in particular solar panels, to a roof
US8919052B2 (en) Pivot-fit frame, system and method for photovoltaic modules
US20230336108A1 (en) Roof attachment system and apparatus
JP3907668B2 (ja) 太陽電池モジュールの取付け構造
US20170229998A1 (en) Pile cap with integrated bearing housing
JP2011132780A (ja) 構造物設置架台、構造物設置用支持具、及び太陽光発電システム
JP2013513040A (ja) 太陽電池パネルのための取付システム、取付レールおよび固着装置
US8018725B2 (en) Cable support bracket for an electrical component
US20130082014A1 (en) Device for fastening at least one solar module
US20130161457A1 (en) Photovoltaic module mounting system
JP2013170353A (ja) 外装パネルの取付装置
JP2023535670A (ja) 太陽電池モジュールを固定するための固定装置
KR20130050037A (ko) 태양전지 모듈 설치용 힌지 브라켓 및 이를 포함하는 태양전지 모듈 시스템
JP2015209678A (ja) 落雪防止構造及び落雪防止金具
AU2002254952B2 (en) Mounting tray for IDC junction modules
KR20130050036A (ko) 태양전지 모듈 설치용 고정 클립 및 이를 포함하는 태양전지 모듈 시스템
AU2002254952A1 (en) Mounting tray for IDC junction modules
CA2567992C (en) Releasable latch assemblies
DK181476B1 (en) Mounting system for solar panel, solar panel comprising the system and method for mounting solar panel sheets on a solar panel
CN219794435U (zh) 一种分体式组件固定结构和光伏屋面系统
EP4184018A1 (en) A roof attachment console
JP7299108B2 (ja) 固定具
JP4112510B2 (ja) 屋根役物固定金具

Legal Events

Date Code Title Description
A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529

Effective date: 20230221

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240510