JP2023535123A - マスターセルグループのための方法および装置 - Google Patents

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Abstract

本出願の実施形態は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)5G新無線(NR)システムなどの下での、マスターセルグループ、例えば、デュアルアクティブプロトコルスタック(DAPS)、およびDAPSハンドオーバ手順中のソースリンクに関連する無線リンク障害(RLF)レポートメカニズムのための方法および装置に関する。本出願の一実施形態によれば、方法は、高速MCGリンク回復に関連付けられたタイマを含む構成情報を受信するステップと、DAPS構成情報を含む無線リソース制御(RRC)再構成メッセージを受信するステップと、MCGに関するソースリンクのRLFに応答して、ハンドオーバ用タイマが動作しているかどうかの条件に基づいて、MCG障害情報手順を開始するステップとを含むことができる。それに加えて、UEがターゲットセルに正常にアクセスした後、RLFレポートがターゲットセルに報告され得る。

Description

本出願の実施形態は、概して、ワイヤレス通信技術に関し、特に、例えば、デュアルアクティブプロトコルスタック(DAPS(dual active protocol stack))ハンドオーバ手順、およびDAPSハンドオーバ手順中のMCGに関するソースリンクに関連する無線リンク障害(RLF(radio link failure))レポートメカニズムに関するマスターセルグループ(MCG(master cell group))のための方法および装置に関する。
無線リンク障害(RLF)またはハンドオーバ障害(HOF(handover failure))がユーザ機器(UE(user equipment))に発生すると、UEは、無線リソース制御(RRC(radio resource control))再確立手順を実行し得る。UEは、成功したRRC再確立手順によってセルにアクセスし得、または失敗したRRC再確立手順に応答して接続設定手順によってセルにアクセスし得る。アクセスされたネットワークは、ネットワークがUEからのUE情報に基づいてモビリティ問題を最適化することができるように、UEのRLFレポートを含むUE情報を要求する。したがって、UEは、ネットワークに障害レポートを送信する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標)(3rd Generation Partnership Project))において、UEがDAPSハンドオーバ手順に関連するハンドオーバコマンドを受信した後、ソース基地局(BS(base station))との接続は、UEがターゲットBSへのランダムアクセス手順を正常に完了した後にソースBSのソースセルを解放するまで維持され続ける。
現在、3GPP 5G新無線(NR(New Radio))システムなどにおいて、DAPSハンドオーバ手順およびRLFレポートメカニズムの共存問題をどのように解決するかに関する詳細は、まだ具体的に議論されていない。
本出願のいくつかの実施形態は、ワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、UEによって実行され得る。方法は、高速マスターセルグループ(MCG)リンク回復に関連付けられたタイマを含む構成情報を受信するステップと、デュアルアクティブプロトコルスタック(DAPS)構成情報を含む無線リソース制御(RRC)再構成メッセージを受信するステップと、DAPSハンドオーバ手順を実行するステップと、ハンドオーバ用タイマを開始するステップと、DAPSハンドオーバ手順中のMCGに関するソースリンクの無線リンク障害(RLF)に応答して、ハンドオーバ用タイマが動作しているときにMCG障害情報手順を開始するステップと、高速MCGリンク回復に関連付けられたタイマを開始するステップとを含む。
本出願のいくつかの実施形態は、ワイヤレス通信のための装置も提供する。装置は、コンピュータ実行可能命令が記憶されている非一時的コンピュータ可読媒体と、受信回路と、送信回路と、非一時的コンピュータ可読媒体、受信回路、および送信回路に結合されたプロセッサとを含み、コンピュータ実行可能命令は、UEによって実行される上述の方法をプロセッサに実装させる。
本出願のいくつかの実施形態は、ワイヤレス通信のためのさらなる方法を提供する。方法は、UEによって実行され得る。方法は、高速マスターセルグループ(MCG)リンク回復に関連付けられたタイマを含む構成情報を受信するステップと、デュアルアクティブプロトコルスタック(DAPS)ハンドオーバ手順中のMCGに関するソースリンクの無線リンク障害(RLF)に応答して、高速MCGリンク回復に関連付けられたタイマが動作しておらず、ハンドオーバ用のタイマが動作していないときに、MCG障害情報手順を開始するステップとを含む。
本出願のいくつかの実施形態は、ワイヤレス通信のための装置も提供する。装置は、コンピュータ実行可能命令が記憶されている非一時的コンピュータ可読媒体と、受信回路と、送信回路と、非一時的コンピュータ可読媒体、受信回路、および送信回路に結合されたプロセッサとを含み、コンピュータ実行可能命令は、UEによって実行される上述のさらなる方法をプロセッサに実装させる。
本出願のいくつかの実施形態は、ワイヤレス通信のためのさらなる方法を提供する。方法は、UEによって実行され得る。方法は、同期を伴う再構成情報要素(IE(information element))とデュアルアクティブプロトコルスタック(DAPS)構成情報とを含む無線リソース制御(RRC)再構成メッセージを受信するステップと、DAPSハンドオーバ手順を実行するステップと、DAPSハンドオーバ手順中のマスターセルグループ(MCG)に関するソースリンクの無線リンク障害(RLF)に応答して、DAPSハンドオーバ手順を正常に完了した後にRLFに関連するRLFレポートを送信するステップとを含む。
本出願のいくつかの実施形態は、ワイヤレス通信のための装置も提供する。装置は、コンピュータ実行可能命令が記憶されている非一時的コンピュータ可読媒体と、受信回路と、送信回路と、非一時的コンピュータ可読媒体、受信回路、および送信回路に結合されたプロセッサとを含み、コンピュータ実行可能命令は、UEによって実行される上述のさらなる方法をプロセッサに実装させる。
本出願のいくつかの実施形態は、ワイヤレス通信のためのさらなる方法を提供する。方法は、BSによって実行され得る。方法は、ユーザ機器(UE)情報要求を送信するステップと、無線リンク障害(RLF)レポートを含むUE情報応答を受信するステップであって、RLFレポートが、デュアルアクティブプロトコルスタック(DAPS)ハンドオーバ手順中のマスターセルグループ(MCG)に関するソースリンクの無線リンク障害(RLF)に関連する情報を含む、ステップと、障害指示を送信するステップであって、障害指示が、DAPSハンドオーバ手順の正常な完了に関する情報要素(IE)を含む、ステップとを含む。
本出願のいくつかの実施形態は、ワイヤレス通信のための装置も提供する。装置は、コンピュータ実行可能命令が記憶されている非一時的コンピュータ可読媒体と、受信回路と、送信回路と、非一時的コンピュータ可読媒体、受信回路、および送信回路に結合されたプロセッサとを含み、コンピュータ実行可能命令は、BSによって実行される上述のさらなる方法をプロセッサに実装させる。
1つまたは複数の例の詳細は、添付図面および以下の説明に記載されている。他の特徴、目的、および利点は、説明および図面、ならびに特許請求の範囲から明らかになるであろう。
本出願の利点および特徴が得られ得る方法を説明するために、本出願の説明は、添付図面に示される特定の実施形態を参照することによって与えられる。これらの図面は、本出願の例示的な実施形態のみを示し、したがって、その範囲を限定するものとみなされるべきではない。
本出願のいくつかの実施形態によるワイヤレス通信システムの概略図である。 本出願のいくつかの実施形態による障害情報手順の例示的なフローチャートである。 本出願のいくつかの実施形態によるイントラAMF(アクセスおよびモビリティ管理機能)ハンドオーバ手順の例示的なフローチャートである。 本出願のいくつかの実施形態による高速MCGリンク回復手順を伴うRLFの例示的なタイムラインを示す図である。 本出願のいくつかの実施形態によるDAPSハンドオーバ手順のための方法のフローチャートである。 本出願のいくつかの実施形態によるMCG障害情報手順のための方法のフローチャートである。 本出願のいくつかの実施形態によるワイヤレス通信システムの概略図である。 本出願のいくつかの実施形態による例示的な信号送信手順を示す図である。 本出願のいくつかの実施形態による障害情報手順のための方法のフローチャートである。 本出願のいくつかの実施形態によるさらなる例示的な信号送信手順を示す図である。 本出願のいくつかの実施形態による障害指示手順のための方法のさらなるフローチャートである。 本出願のいくつかの実施形態による強化された障害レポートメカニズムのための装置1100の簡略化されたブロック図である。
添付図面の詳細な説明は、本出願の好ましい実施形態の説明として意図され、本出願が実施され得る唯一の形態を表すことを意図するものではない。同じおよび同等の機能は、本出願の要旨および範囲内に包含されることが意図される異なる実施形態によって達成され得ることが理解されるべきである。
ここで、その例が添付図面において示されている本出願のいくつかの実施形態に対して参照が詳細に行われる。理解を容易にするために、実施形態は、3GPP 5G、3GPP LTEリリース8などの特定のネットワークアーキテクチャおよび新しいサービスシナリオの下で提供される。ネットワークアーキテクチャおよび新しいサービスシナリオの発展に伴い、本出願におけるすべての実施形態は、同様の技術的問題にも適用可能であることが企図され、さらに、本出願において記載された用語は、変更される場合があり、それは、本出願の原理に影響を与えるべきではない。
次世代無線アクセスネットワーク(NG-RAN(Next generation radio access network)は、マルチ無線デュアルコネクティビティ(MR-DC(multi-radio dual connectivity))動作をサポートする。MR-DC動作において、複数のトランシーバを有するUEは、非理想的なバックホールを介して接続された2つの異なるノードによって提供されるリソースを利用するように構成され得る。ここで、1つのノードは、NRアクセスを提供し得、他の1つのノードは、進化型ユニバーサル移動体通信システム(UMTS(universal mobile telecommunication system))地上無線アクセス(UTRA(terrestrial radio access))(E-UTRA)、またはNRアクセスのいずれかを提供し得る。1つのノードは、マスターノード(MN(master node))として機能し得、他のノードは、二次ノード(SN(secondary node))として機能し得る。MNおよびSNは、ネットワークインターフェース(例えば、3GPP標準文書において規定されているXnインターフェース)を介して接続され、少なくともMNは、コアネットワークに接続される。
図1は、本出願のいくつかの実施形態によるワイヤレス通信システムの概略図を示す。
図1に示すように、ワイヤレス通信システム100は、少なくとも1つのUE101と、少なくとも1つのMN102と、少なくとも1つのSN103とを含むデュアルコネクティビティシステム100であり得る。特に、図1におけるデュアルコネクティビティシステム100は、例示の目的のために、1つの図示されたUE101と、1つの図示されたMN102と、1つの図示されたSN103とを含む。特定の数のUE101、MN102、およびSN103が図1において示されているが、任意の数のUE101、MN102、およびSN103がワイヤレス通信システム100内に含まれ得ることが企図される。
図1を参照すると、UE101は、ネットワークインターフェース、例えば、3GPP標準文書において規定されたUuインターフェースを介してMN102およびSN103に接続され得る。MN102およびSN103は、ネットワークインターフェース、例えば、3GPP標準文書において規定されたXnインターフェースを介して互いに接続され得る。MN102は、ネットワークインターフェース(図1には図示せず)を介してコアネットワークに接続され得る。UE102は、データ送信を実行するために、MN102およびSN103によって提供されるリソースを利用するように構成され得る。
MN102は、コアネットワークへの制御プレーン接続を提供する無線アクセスノードを指す場合がある。本出願の一実施形態において、E-UTRA-NR DC(EN-DC)シナリオにおいて、MNは、eNBであり得る。本出願の別の実施形態において、次世代E-UTRA-NR DC(NGEN-DC)シナリオにおいて、MNは、ng-eNBであり得る。本出願のさらに別の実施形態において、NR-DCシナリオまたはNR-E-UTRA DC(NE-DC)シナリオにおいて、MNは、gNBであり得る。
MN102は、MCGに関連付けられ得る。MCGは、MN102に関連付けられたサービングセルのグループを指す場合があり、MCGの一次セル(PCell)と、オプションでMCGの1つまたは複数の二次セル(SCell)とを含み得る。PCellは、UE101への制御プレーン接続を提供し得る。
SN103は、コアネットワークへの制御プレーン接続を持たないが、UE101に追加のリソースを提供する無線アクセスノードを指す場合がある。本出願の一実施形態において、EN-DCシナリオにおいて、SN103は、en-gNBであり得る。本出願の別の実施形態において、NE-DCシナリオにおいて、SN103は、ng-eNBであり得る。本出願のさらに別の実施形態において、NR-DCシナリオまたはNGEN-DCシナリオにおいて、SN103は、gNBであり得る。
SN103は、二次セルグループ(SCG(secondary cell group))に関連付けられ得る。SCGは、SN103に関連付けられたサービングセルのグループを指す場合があり、一次二次セル(PSCell(primary secondary cell))と、オプションで1つまたは複数の二次セル(SCell)とを含み得る。
MCGのPCellおよびSCGのPSCellは、特殊セル(SpCell(special cell))と呼ばれる場合もある。
本出願のいくつかの実施形態において、UE101は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、タブレットコンピュータ、スマートテレビ(例えば、インターネットに接続されたテレビ)、セットトップボックス、ゲームコンソール、セキュリティシステム(セキュリティカメラを含む)、車載コンピュータ、ネットワークデバイス(例えば、ルータ、スイッチ、およびモデム)などのコンピューティングデバイスを含み得る。本出願のいくつかの他の実施形態において、UE101は、ポータブルワイヤレス通信デバイス、スマートフォン、セルラ電話、折り畳み式携帯電話、加入者識別モジュールを有するデバイス、パーソナルコンピュータ、選択的呼受信回路、またはワイヤレスネットワーク上で通信信号を送信および受信することができる任意の他のデバイスを含み得る。本出願のいくつかの他の実施形態において、UE101は、スマートウォッチ、フィットネスバンド、光学式ヘッドマウントディスプレイなどのウェアラブルデバイスを含み得る。さらにUE101は、加入者ユニット、移動体、移動局、ユーザ、端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、固定端末、加入者局、ユーザ端末、もしくはデバイスと呼ばれる場合があり、または当該技術分野において使用される他の用語を使用して説明され得る。
図2は、本出願のいくつかの実施形態による障害情報手順の例示的なフローチャートを示す。障害情報手順は、障害情報報告手順と呼ばれる場合がある。図2の実施形態は、SCG障害情報手順またはMCG障害情報手順の以下の実施形態を含む。
具体的には、SCG障害情報手順のいくつかの実施形態において、図2に示す動作201において、UE101およびMN102は、RRC再構成情報を通信し得る。図2に示す動作202において、UE101は、SCG障害情報手順を開始し、SCGの失敗に関連するメッセージをMN102に送信し得る。動作202におけるSCGの失敗に関連するメッセージは、3GPP標準文書において規定されたSCGFailureInformationメッセージであり得る。次いで、MN102は、SCGFailureInformationメッセージを処理し、SNもしくはSCGを維持するか、SNもしくはSCGを変更するか、またはSNもしくはSCGを解放するかを決定し得る。SNは、図1において示され、図示されたSN103であり得る。
SCG障害情報手順の上述の実施形態において、UE101は、以下の条件のうちの1つが満たされる場合、SCGの障害を報告するためにSCG障害情報手順を開始し得る。
・SCGの障害を検出したとき。例えば、SCGの障害は、SCGのPSCellにおいて発生するRLFを指す場合がある。
・SCGの同期障害を伴う再構成時。
・SCG構成の失敗時。
・SCGの下位層からシグナリング無線ベアラ(SRB(signaling radio bearer))3に関する整合性チェックの失敗の指示があったとき。
3GPPリリース16において、高速MCGリンク回復手順がMR-DCシナリオのために導入された。高速MCGリンク回復手順は、MCG障害情報手順と呼ばれる場合もある。この手順の目的は、RRC_CONNECTED状態にあるUEが、再確立手順を実行することなくRRC接続を迅速に継続するために高速MCGリンク回復手順を開始し得るように、MCGのRLFを、UEに接続されたSNを介してMNに通知することである。
本出願の図2のいくつかの他の実施形態において、MCGの障害が発生した場合、UE101は、高速MCGリンク回復手順、すなわち、MCG障害情報手順を開始(またはトリガ)し得る。
具体的には、MCG障害情報手順のいくつかの実施形態において、図2に示すように、動作201において、UE101およびMN102は、RRC再構成情報を通信し得る。動作202において、UE101は、MCG障害情報手順を開始し、MCGの障害に関連するメッセージをMN102に送信し得る。例えば、MCGの障害は、MCGのPCellにおいて発生するRLFを指す場合がある。動作202におけるMCGの障害に関連するメッセージは、3GPP標準文書において規定されているMCGFailureInformationメッセージであり得る。
MCG障害情報手順の実施形態において、UE101は、MCGの障害に関連するメッセージをMN102に直接送信しなくてもよい。代わりに、UE101は、MCGの障害に関連するメッセージをSN(例えば、図1に示され、図示されているSN103)に送信し、次いで、UE101から受信したメッセージをMN102に転送し得る。
例えば、UE101は、MCGの障害が発生したとき、分割SRB1またはSRB3によってMCG障害情報を報告するように構成され得る。分割SRB1が構成される場合、UE101は、例えば、SRB1を介する送信のために、MCGFailureInformationメッセージを下位層に提出し得る。SRB3が構成される場合、UE101は、例えば、SRB3を介する送信のために、MCGFailureInformationメッセージを下位層に提出し得る。例えば、MCGFailureInformationメッセージは、SRB3を介する送信のために、3GPP標準文書において規定されているNR RRCメッセージULInformationTransferMRDC内に埋め込まれ得る。
動作202においてメッセージを送信するとき、または送信した後、UE101は、高速MCGリンク回復手順に関連付けられたタイマを開始し得る。本出願の実施形態において、高速MCGリンク回復手順に関連付けられたタイマは、3GPP標準文書において規定されているT316であり得る。
MCGの障害に関連するメッセージを受信した後、MN102は、応答メッセージをUE101にさらに送信し得る。応答メッセージは、セルに対するハンドオーバ(HO)コマンドを含むRRC再構成メッセージであり得る。応答メッセージは、RRCリリースメッセージであり得る。本出願の一実施形態において、ハンドオーバコマンドは、3GPP標準文書において規定されているreconfigurationWithSync構成であり得る。MN102は、応答メッセージをUE101に直接送信しなくてもよい。代わりに、MN102は、応答メッセージをSN(図1に示され、図示されているSN103)に送信し得、次いで、SNは、応答メッセージをUE101に転送し得る。
SRB3がMCGの障害に関連するメッセージを送信するように構成されている場合、MN102から応答メッセージを受信した後、SN103は、応答メッセージを3GPP標準文書において規定されているDLInformationTransferMRDCメッセージ内にカプセル化し、次いで、DLInformationTransferMRDCメッセージをUE101に送信し得る。
MCG障害情報手順の上述の実施形態において、UE101は、MCG障害タイプ(「failureType」と呼ばれる)を以下のように設定し得る。
・UE101が、3GPP標準文書において規定されているタイマT310(物理層問題タイマと呼ばれる場合がある)の満了により、UE101は、failureTypeを3GPP標準文書において規定されているt310-Expiryとして設定する。
・UE101が、MCGの媒体アクセス制御(MAC(medium access control))層からのランダムアクセス問題指示を提供するために、動作202に示すようにMCGFailureInformationメッセージの送信を開始した場合、UE101は、failureTypeを3GPP標準文書において規定されているrandomAccessProblemとして設定する。
・UE101が、再送信の最大数に達したという指示をMCG無線リンク制御(RLC(radio link control))から提供するために、動作202に示すようにMCGFailureInformationメッセージの送信を開始した場合、UE101は、failureTypeを3GPP標準文書において規定されているrlc-MaxNumRetxとして設定する。
DAPSハンドオーバ手順を実施する場合、UEは、ソースBSのソースセルを解放するまで、ソースBSからダウンリンクユーザデータを受信し続け、UEは、ターゲットBSへのランダムアクセス手順を正常に完了するまで、ソースBSにアップリンクユーザデータ送信を送信し続ける。DAPSハンドオーバ手順が失敗した場合、UEは、ソースリンクが解放されていない場合、RRC接続再確立手順をトリガすることなく、ソースBSを介してDAPSハンドオーバ(HO)の失敗を報告し得る。
DAPSハンドオーバ手順に関連するハンドオーバにおける制御プレーン処理において、メッセージは、BS間で直接交換される。具体的な例が以下の図3に示されている。
図3は、本出願のいくつかの実施形態によるイントラAMFハンドオーバ手順の例示的なフローチャートを示す。図3の実施形態は、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF(access and mobility management function))もユーザプレーン機能(UPS(user plane function))も変化しない基本的な条件付きハンドオーバシナリオを示す。
図3を参照すると、動作301において、ソースBSは、測定構成情報をUEに送信し得る。UEは、測定構成情報に基づいて測定結果をソースBSに報告し得る。動作302において、ソースBSは、UEをハンドオーバすることを決定し得、これは、UEによって報告された測定結果に基づき得る。
動作303において、ソースBSは、ハンドオーバ要求メッセージをターゲットBSに送信し得る。例えば、ハンドオーバ要求メッセージは、ターゲットBS側においてハンドオーバ手順を準備するために必要な情報を有する透過的なRRCコンテナを渡し得る。
動作304において、ターゲットBSは、ソースBSからハンドオーバ要求メッセージを受信した後、UEのハンドオーバ手順を許可するかどうかを決定するために、ターゲットBSのターゲットセルの負荷に基づいて受付制御を実行し得る。
動作305において、受付制御結果に基づいて、ターゲットBSは、UEのためのハンドオーバリソースを準備し、RRC再構成メッセージを含むHANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEをソースBSに送信し得る。
動作306において、RANハンドオーバ開始が実行される。ソースBSは、RRC再構成メッセージをUEに送信し得る。RRC再構成メッセージは、同期を伴う再構成情報要素(IE)を含み得る。RRC再構成メッセージは、ターゲットBSのターゲットセルにアクセスするために必要な情報を含み得る。
動作307において、ソースBSは、SN STATUS TRANSFERメッセージをターゲットBSに送信し得る。
動作308において、UEは、ターゲットセルにアクセスし、RRCReconfigurationCompleteメッセージをターゲットBSに送信することによって、ハンドオーバ手順を完了し得る。DAPSハンドオーバ手順を実施するいくつかの実施形態において、UEは、RRCReconfigurationメッセージを受信してもソースセルから離れない。例えば、UEは、ターゲットBSから明示的な解放指示を受信すると、ソースリソースを解放し得る。
動作309において、ターゲットBSは、ターゲットBSに向かうダウンリンク(DL)データ経路を切り替えるように5Gコア(5GC)ネットワークをトリガするために、PATH SWITCH REQUESTメッセージをAMFに送信し得る。
動作310において、5GCネットワークは、DCデータ経路をターゲットBSに向けて切り替え得る。UPFは、パケットデータユニット(PDU(packet data unit))セッションまたはPDUトンネルごとに、古い(ソース)データ経路上の1つまたは複数の「エンドマーカ」パケットをソースBSに送信し得る。次いで、UPFは、任意のユーザプレーンまたはトランスポートネットワーク層(TNL(transport network layer))をソースBSに向けて解放し得る。
動作311において、AMFは、PATH SWITCH REQUESTメッセージをPATH SWITCH REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージで確認し得る。
動作312において、AMFからのPATH SWITCH REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージの受信に応答して、ターゲットBSは、ハンドオーバ手順の成功についてソースBSに通知するために、UE CONTEXT RELEASEメッセージを送信し得る。次いで、ソースBSは、UEコンテキストに関連付けられた無線および制御プレーン関連のリソースを解放することができる。進行中のデータ転送は継続できる。
図4は、本出願のいくつかの実施形態による高速MCGリンク回復手順を伴うRLFの例示的なタイムラインを示す。図4の実施形態は、UE(例えば、図1に示され、図示されているUE101)によって実行され得る。
図4に示すように、UEは、最初に、通常動作の段階においてデータ送信を実行する。UEは、例えば、UEのMAC層がUEの物理層からN310連続同期外れ指示を受信した場合、無線リンク問題を検出し、これは、無線リンク問題が発生したことを意味する。次いで、UEは、タイマ、例えば、3GPP標準文書において規定されているタイマT310を開始する。タイマT310の期間中、UEのMAC層が物理層からN311連続同期外れ指示を受信した場合、これは、UEがネットワークに正常に接続されたことを意味し、UEは、タイマT310を停止し得る。
タイマT310が満了した場合、これは、タイマT310中に回復がないことを意味し、UEは、高速MCGリンク回復手順を開始する。具体的には、UEは、MCG障害情報を、SN(例えば、図1に示され、図示されているSN103)を介してMN(例えば、図1に示され、図示されているMN102)に送信し、図4に示すように、3GPP標準文書において規定されているタイマT316を開始する。UEが、MNからSNを介してRRC再構成を受信した場合、UEは、タイマT316を停止し、これは、高速MCGリンク回復手順が終了したことを意味する。そうでない場合、タイマT316の間に回復しないことを意味するタイマT316の満了に応答して、UEは、RRC再確立手順を実行し、セル選択のために3GPPにおいて規定されているタイマT311を開始する。
タイマT311の間に回復しないことを意味するタイマT311が満了した場合、UEは、アイドル状態、例えば、RRC_IDLE状態に戻る。タイマT311が満了する前、UEは、図4に示すようにRRC_CONNECTED状態にある。タイマT311が満了する前に、UEは、図4に示すようにRRC_IDLE状態に入る。
図4の実施形態に関する上記の説明は、タイマT312を考慮していない。いくつかの実施形態は、3GPP標準文書において規定されているタイマT312が構成されることを想定する。これらの実施形態において、タイマT310が動作しており、タイマT312が構成されている測定アイデンティティの測定レポートがトリガされた場合、UEは、タイマT312を開始する。UEは、障害を宣言し、障害回復手順、例えば、構成されている高速MCGリンク回復手順をトリガし得る。
本出願の実施形態は、DAPSハンドオーバ手順とMCGのためのRLFレポートメカニズムとの共存シナリオを提供する。本出願の実施形態におけるさらなる詳細については、添付図面と組み合わせて以下の文章において説明される。
本出願の実施形態は、(1)UEがDAPSハンドオーバ手順を実行しているとき、高速MCGリンク回復手順がUEに対して構成されている場合、MCGのソースリンクにおいてRLFが発生する場合をどのように処理するかに関する問題と、(2)高速MCGリンク回復に関連付けられたタイマが動作しており、DAPSハンドオーバ手順が進行しているときに、UEがMNからSNを介して応答を受信した場合をどのように処理するかに関する問題とを解決し得る。特定の例について、図5Aおよび図5Bにおいて説明し、示す。
図5Aは、本出願のいくつかの実施形態によるDAPSハンドオーバ手順のための方法のフローチャートを示す。
図5Aに示す方法500Aは、UE(例えば、図1および図2に示され、図示されているUE101)によって実行され得る。例えば、UEは、UEがMN(例えば、図1および図2に示され、図示されているMN102)およびSN103(例えば、図1に示され、図示されているSN103)に接続されたDCによって構成され得る。
図5Aの実施形態において、UEがDAPSハンドオーバ手順を実行しているとき、UEは、高速MCGリンク回復手順(例えば、MCG障害情報手順)を開始またはトリガすることを許可され得る。
一例において、UEがDAPSハンドオーバ手順を実行しているときに、高速MCGリンク回復手順がトリガされた(例えば、タイマT316が動作している)場合、UEは、MCG障害情報を、SNを介してソースMNに報告し得る。ソースMNは、ハンドオーバコマンドを含むRRC再構成メッセージをUEに送信するか、または解放メッセージをUEに送信し得る。この場合、DAPSハンドオーバ手順が進行中である場合、高速MCGリンク回復に関連付けられたタイマ(例えば、タイマT316)の満了時に、UEによってRRC接続再確立手順がトリガされるべきではない。
さらなる例において、ハンドオーバのためのタイマがトリガされた(例えば、タイマT304が動作している)場合、UEは、高速MCGリンク回復に関連付けられたタイマ(例えば、タイマT316)が満了した後にRRC接続再確立手順を開始しない。
別の例において、ハンドオーバのためのタイマがトリガされていない(例えば、タイマT304が動作していない)場合、UEは、高速MCGリンク回復に関連付けられたタイマ(例えば、タイマT316)が満了した後にRRC接続再確立手順を開始し得る。
具体的には、図5Aに示すように、動作501において、UEは、高速MCGリンク回復に関連付けられたタイマを含む構成情報を受信し得る。例えば、高速MCGリンク回復に関連付けられたタイマは、3GPP標準文書において規定されているタイマT316であり得る。
動作503において、UEは、RRC再構成メッセージを受信し得る。RRC再構成メッセージは、DAPS構成情報を含む。DAPS構成情報は、DAPSベアラであり得る。動作505において、UEは、DAPSハンドオーバ手順を実行し得る。
動作507において、UEは、ハンドオーバのためのタイマを開始し得る。ハンドオーバのためのタイマのタイマ値が、同期IEを伴う再構成内に含まれ得る。本出願の実施形態において、ハンドオーバのためのタイマは、3GPP標準文書において規定されているタイマT314である。
動作509において、DAPSハンドオーバ手順中のMCGに関するソースリンクのRLFに応答して、ハンドオーバのためのタイマが動作しているときにMCG障害情報手順を開始する。動作511において、UEは、動作501において受信した構成情報内に含まれる高速MCGリンク回復に関連付けられたタイマ(例えば、タイマT316)を開始し得る。
本出願の一実施形態において、UEは、MCG障害情報手順を開始することに応答して、MCG障害情報メッセージを送信し得る。MCG障害情報メッセージを送信するとき、または送信した後に、高速MCGリンク回復に関連付けられたタイマが満了した場合、UEは、DAPSハンドオーバ手順を実行するときにRRC接続再確立手順を開始しない場合がある。
MCG障害情報メッセージを送信するとき、または送信した後に、UEは、別のRRC再構成メッセージを受信し得る。例えば、UEは、MCG障害情報メッセージを送信した後、このRRC再構成メッセージを受信し得る。UEは、高速MCGリンク回復に関連付けられたタイマが動作しているとき、このRRC再構成メッセージを受信し得る。例えば、このRRC再構成メッセージは、同期IEを伴う再構成を含み得る。同期IEを伴う再構成は、3GPP標準文書において規定されているreconfigurationWithSync IEであり得る。
一例において、上述の別のRRC再構成メッセージを受信した後、UEは、同期を伴う再構成手順を実行し得、UEは、進行中のDAPSハンドオーバ手順を実行することを停止し得る。別の例において、上述の別のRRC再構成メッセージを受信した後、UEは、このRRC再構成メッセージを無視するが、進行中のDAPSハンドオーバ手順を実行し続け得る。
本出願の一実施形態において、UEは、RRC解放メッセージを受信し得る。例えば、UEは、MCG障害情報メッセージを送信した後、RRC解放メッセージを受信し得る。UEは、高速MCGリンク回復に関連付けられたタイマが動作しているとき、RRC解放メッセージを受信し得る。RRC解放メッセージを受信した後、UEは、RLFが発生したソースリンクに関連付けられたリソースを解放し、DAPSハンドオーバ手順を実行し続け得る。代替的には、UEは、RRC解放メッセージを無視し、DAPSハンドオーバ手順を実行し続け得る。
以下の文章は、上記の問題を解決するための図5Aに示し、図示されている方法の特定の実施形態1について説明する。
実施形態1によれば、UR(例えば、図1および図2に示され、図示されているUE101)は、以下の動作を実行する。
(1)UEは、DC動作を介してネットワークにアクセスする。
・MCGおよびSCGの構成は、UEに構成され得る。
・高速MCGリンク回復手順、例えば、タイマT316の値は、UEに構成され得る。
(2)UEは、測定結果をネットワーク(例えば、PCellまたはPSCell)に報告する。
(3)ソースBSは、ハンドオーバ要求メッセージをターゲットBSに送信する。
(4)ターゲットBSは、UEのためのハンドオーバリソースを準備し、RRC再構成メッセージを含むHANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGEをソースBSに送信する。
(5)ソースBSは、ターゲットBSのターゲットセルへのアクセスに必要な情報を含む、ReconfigurationWithSync IEを含むRRC再構成メッセージをUEに送信する。
・BSのこの動作は、図3における動作306に関連する内容に関連する。reconfigurationWithSync IEを含むRRC再構成メッセージは、モビリティ目的のために使用され得る。例えば、reconfigurationWithSync IEを含むRRC再構成メッセージは、通常のハンドオーバ手順、条件付きハンドオーバ手順、DAPSハンドオーバ手順、および/またはPSCell変更手順のために使用され得る。
・DAPSハンドオーバ手順の構成情報(例えば、3GPP標準文書において規定されているdapsConfig)は、データ無線ベアラ(DRB(data radio bearer))のために構成され得る。
(6)UEは、ターゲットセルにアクセスする。
・DAPSハンドオーバ手順の場合、UEは、RRC再構成メッセージを受信してもソースセルから離れない。UEは、ソースセルを監視し続ける。
(7)UEがDAPSハンドオーバ手順を実行するとき、UEは、ソースPCellにおけるRLFを検出する。
(8)UEは、MCG障害情報メッセージを、SNを介してMNに送信し、タイマT316を開始する。
(9)UEは、様々なシナリオの下で様々なアクションを採用する。
(a)タイマT316が満了する前に、UEがMNからSNを介して応答を受信した場合、
UEが、reconfigurationWithSync IEを含むRRC再構成メッセージを受信した場合、
オプションA-1:UEは、同期を伴う再構成手順を実行し、進行中のDAPSハンドオーバ手順を停止し得る。
オプションA-2:UEは、受信したRRC再構成メッセージを無視し、進行中のDAPSハンドオーバ手順を続行する。
UEがRRC解放メッセージを受信した場合、
オプションB-1:UEは、ソース接続を解放し、進行中のDAPSハンドオーバ手順を続行し得る。
オプションB-2:UEは、受信したRRC再構成メッセージを無視し、進行中のDAPSハンドオーバ手順を続行し得る。
(b)タイマT316が満了する前に、UEがMNからSNを介して応答を受信しない場合、すなわち、タイマT316が満了した場合、
オプション(1):タイマT304が動作している場合、タイマT316が満了したことに応答して再確立手順がトリガされるべきではない。
オプション(2):UEは、タイマT304が動作していない場合にのみ、タイマT316が満了したことに応答して再確立手順を開始し得る。
(10)UEは、DAPSハンドオーバ手順を継続し、ターゲットセルにアクセスする。
図5Bは、本出願のいくつかの実施形態によるMCG障害情報手順のための方法のフローチャートを示す。図5Bに示す方法500Bは、UE(例えば、図1および図2に示され、図示されているUE101)によって実行され得る。UEは、UEがMN(例えば、図1および図2に示され、図示されているMN102)およびSN103(例えば、図1に示され、図示されているSN103)に接続されたDCによって構成され得る。
図5Bの実施形態において、UEがDAPSハンドオーバ手順を実行しているとき、UEは、高速MCGリンク回復手順(例えば、MCG障害情報手順)を開始またはトリガすることを許可されない場合がある。特定の条件下で、UEは、高速MCGリンク回復手順(例えば、MCG障害情報手順)を開始またはトリガし得る。
図5Bに示すように、動作502において、UEは、高速MCGリンク回復に関連付けられたタイマ、例えば、3GPP標準文書において規定されているタイマT316を含む構成情報を受信し得る。動作504において、DAPSハンドオーバ手順中にMCGに関するソースリンク上でRLFが発生した場合、高速MCGリンク回復に関連付けられたタイマ(例えば、タイマT316)が動作しておらず、ハンドオーバのためのタイマが動作していないとき、UEは、MCG障害情報手順を開始し得る。
本出願の一実施形態において、ハンドオーバのためのタイマは、3GPP標準文書において規定されているタイマT304である。この実施形態において、MCGのソースリンク上でRLFが発生した場合、タイマT316が動作していない場合、およびタイマT304が動作していない場合、UEは、MCG障害情報手順を開始し得る。
本出願の別の実施形態において、ハンドオーバのためのタイマは、DAPS構成情報に関連付けられる。例えば、DAPS構成情報は、UEによって受信されたRRC再構成メッセージ内に含まれる。この実施形態において、MCGのソースリンク上でRLFが発生した場合、タイマT316が動作していない場合、およびDAPS構成がどのDRBに対しても構成されていない場合、UEは、MCG障害情報手順を開始し得る。
以下の文章は、上記の問題を解決するための図5Bに示し、図示されている方法の特定の実施形態2について説明する。
実施形態2によれば、UE(例えば、図1および図2に示され、図示されているUE101)およびMN(例えば、図1および図2に示され、図示されているMN102)は、以下の動作を実行する。
(1)UEは、DC動作を介してネットワークにアクセスする。
・MCGおよびSCGの構成は、UEに構成され得る。
・高速MCGリンク回復手順、例えば、タイマT316の値は、UEに構成され得る。
(2)UEは、MCG(例えば、PCell)に関するソースリンクにおけるRLFを検出する。
(3)UEは、様々なシナリオの下で様々なアクションを採用する。
・MCGのRLFを検出したとき、タイマT316が動作しておらず、タイマT304が動作していない場合、UEは、MCG障害情報手順を開始し得る。
・MCGのRLFを検出したとき、タイマT316が動作しておらず、DAPS構成がどのDRBに対しても構成されていない場合、UEは、MCG障害情報手順を開始し得る。
・MCG障害情報手順を開始した後、UEは、シグナリング無線ベアラ(SRB)0を除くすべてのシグナリング無線ベアラ(SRB)およびDRBに対するSCG送信を一時停止し得る。
(4)UEは、MCG障害情報メッセージを、SNを介してMNに送信し、タイマT316を開始する。障害のタイプ、および利用可能な測定結果は、MCG障害情報メッセージ内に含まれる。
(5)SNを介してMCG障害情報メッセージを受信した後、MNは、応答(例えば、reconfigurationWithSync IEを伴うRRC再構成)をUEに送信し得る。
(6)UEは、応答(例えば、reconfigurationWithSync IEを伴うRRC再構成)を、MNからSNを介して受信する。次いで、UEは、ターゲットセルへのハンドオーバ手順および同期手順を実行し得る。
本出願の他のすべての実施形態において説明した詳細(例えば、DAPSハンドオーバ手順とMCGに関するRLFレポートメカニズムの共存問題をどのように解決するかの詳細)は、図5Aおよび図5Bの実施形態に適用可能である。さらに、図5Aおよび図5Bの実施形態において説明した詳細は、図1~図4および図6~図11のすべての実施形態に適用可能である。
図6は、本出願のいくつかの実施形態によるワイヤレス通信システムの概略図を示す。
図6に図示され、示されているように、ワイヤレス通信システム600は、少なくとも1つのユーザ機器(UE)601と、少なくとも1つの基地局(BS)602とを含む。特に、ワイヤレス通信システム600は、例示の目的のために、1つのUE601(例えば、UE601a)と、2つのBS602(例えば、BS602aおよびBS602b)とを含む。特定の数のUE601およびBS602が図6において示されているが、任意の数のUE601およびBS602がワイヤレス通信システム600内に含まれ得ることが企図される。
図6に示され、図示されているUE601は、図1に示され、図示されているUE101の機能および特性と同じ機能および特性を有する。詳細は、図1の実施形態に関する上記の説明を参照されたい。
BS602は、地理的領域にわたって分散され得る。本出願の特定の実施形態において、BS602の各々は、アクセスポイント、アクセス端末、ベース、ベースユニット、マクロセル、Node-B、進化型Node-B(eNB)、gNB、NG-RAN(次世代無線アクセスネットワーク)ノード、ホームNode-B、リレーノード、もしくはデバイスと呼ばれる場合もあり、または当該技術分野において使用される他の用語を使用して説明され得る。BS602は、一般的に、1つまたは複数の対応するBS602に通信可能に結合された1つまたは複数のコントローラを含み得る無線アクセスネットワークの一部である。BS602は、互いに直接通信し得る。例えば、BS602は、XnインターフェースまたはX2インターフェースを介して互いに直接通信し得る。
ワイヤレス通信システム600は、ワイヤレス通信信号を送信および受信することができる任意のタイプのネットワークと互換性があり得る。例えば、ワイヤレス通信システム600は、ワイヤレス通信ネットワーク、セルラ電話ネットワーク、時分割多元接続(TDMA(Time Division Multiple Access))ベースのネットワーク、符号分割多元接続(CDMA(Code Division Multiple Access)ベースのネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)ベースのネットワーク、LTEネットワーク、3GPPベースのネットワーク、3GPP 5Gネットワーク、衛星通信ネットワーク、高高度プラットフォームネットワーク、および/または他の通信ネットワークと互換性がある。
本出願のいくつかの実施形態において、ワイヤレス通信システム600は、3GPPプロトコルの5G NRと互換性があり、ここでBS602は、DL上でOFDM変調方式を使用してデータを送信し、UE601は、UE上でシングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA(single-carrier frequency division multiple access))またはOFDM方式を使用してデータを送信する。しかしながら、より一般的には、ワイヤレス通信システム600は、他のプロトコルの中でも、いくつかのオープンまたは独自の通信プロトコル、例えば、WiMAXを実装し得る。
本出願のいくつかの実施形態において、BS602は、ワイヤレス通信プロトコルのIEEE802.11ファミリーなどの他の通信プロトコルを使用して通信し得る。さらに、本出願のいくつかの実施形態において、BS602は、ライセンスされたスペクトルを介して通信し得るが、他の実施形態において、BS602は、ライセンスされていないスペクトルを介して通信し得る。本出願は、任意の特定のワイヤレス通信システムアーキテクチャまたはプロトコルの実装形態に限定されることを意図していない。本出願のさらにいくつかの実装形態において、BS602は、3GPP 5Gプロトコルを使用してUE601と通信し得る。
各BS602は、1つまたは複数のセルを含み得る。各UE601は、異なるBSの異なるセル間でセルセクション手順を実行し得る。各UE601は、ソースBSのサービングセルからターゲットBSのターゲットセルにハンドオーバし得る。例えば、図6において図示され、示されているワイヤレス通信システム600において、BS602aは、ソースBSとして機能し得、BS602bは、ターゲットBSとして機能し得る。ハンドオーバの必要性がある場合、図6に図示され、示されているUE601aは、BS602aのサービングセルからBS602bのターゲットセルへのハンドオーバを実行し得、これは、セル選択手順の結果に依存する。UE601aによって実行されるハンドオーバ手順は、CHO手順であり得る。
現在、3GPP 5G NRシステムなどにおいて、共有スペクトルチャネルアクセスで動作する無線アクセスは、異なるモード、例えば、PCell、PSCell、もしくはSCellのいずれかが共有スペクトル内にあり得るモード、またはSCellがアップリンクで構成される場合があるか、もしくはそうでない場合があるモードにおいて動作することができる。BSは、3GPP標準文書TS37.213において記載されているように、動的アクセスモードまたは半静的チャネルアクセスモードのいずれかにおいて動作し得る。これらの両方のチャネルアクセスモードにおいて、BSおよびUEは、共有スペクトルチャネルアクセスで構成されたセルにおいて送信を実行する前に、リッスンビフォアトーク(LBT(Listen-Before-Talk))を適用し得る。LBTが適用されると、送信機は、チャネルが空いているかまたはビジーであるかを判断するために、チャネルをリッスンまたは感知し、チャネルが空いている場合にのみ送信を実行する。
UEが一貫したアップリンクLBT障害を検出した場合、UEは、3GPP標準文書T38.321において規定されているアクションを行う。検出は、帯域幅部分(BWP(Bandwidth Part))ごとであり、このBWP内のすべてのアップリンク送信に基づく。SCellにおいて一貫したアップリンクLBT障害が検出されると、UEは、障害が検出されたSCellとは異なるサービングセル上のMAC CEを介して対応するBS(MCGではMN、またはSCGではSN)にこれを報告する。MAC CEを送信するために利用可能なリソースがない場合、スケジューリング要求(SR)がUEによって送信され得る。SpCellにおいて一貫したアップリンクLBT障害が検出されると、UEは、そのセルにおいて構成されたRACHリソースを有する別のUL BWPに切り替え、RACHを開始し、MAC CEを介して障害を報告する。切り替えるために複数のUL BWPが利用可能な場合、どのUL BWPを選択するかは、UEの実装次第である。PSCellについて、構成されたRACHリソースを有するすべてのUL BWPにおいて一貫したアップリンクLBT障害が検出された場合、UEは、SCG RLFを宣言し、障害を、SCGFailureInformationを介してMNに報告する。PCellについて、構成されたRACHリソースを有するすべてのUL BWPにおいてアップリンクLBT障害が検出された場合、UEは、RLFを宣言する。
本出願の実施形態は、(1)UEがDAPSハンドオーバ手順を実行している間にソースにおいてRLFが発生した場合において、どのような追加情報がRLFレポートに追加されるべきかという問題と、(2)ターゲットセルがUEからRLFレポートを受信した後に、どのような情報がソースセルに送信されるべきかという問題とを解決し得る。特定の例について説明し、図7~図10において示す。
図7は、本出願のいくつかの実施形態による例示的な信号送信手順を示す。
具体的には、図7に示すように、動作701において、UE(例えば、図1において図示され、示されているUE101、または図6において図示され、示されているUE601a)は、MCGの障害に関連するメッセージをターゲットBS(例えば、図6において図示され、示されているBS602b)に送信する。ターゲットBSは、UEのターゲットセルを制御する。例えば、動作701におけるMCGの障害に関連するメッセージは、3GPP標準文書において規定されているRLFレポートメッセージであり得る。
特に、3GPP標準文書TS38.331において規定されているRLFレポートメッセージは、以下のフィールド、connectionFailureType、c-RNTI、failedCellId、failedPCellId、failedPCellId-EUTRA、previousPCellId、reestablishmentCellId、rlf-Cause、ssbRLMConfigBitmap、timeConnFailure、およびtimeSinceFailureを含み得る。
図8は、本出願のいくつかの実施形態による障害報告手順のための方法のフローチャートを示す。図8に示す方法800は、UE(例えば、図6において示され、図示されているUE601a)によって実行され得る。
図8に示すように、動作802において、UEは、同期IEを伴う再構成と、DAPS構成情報とを含むRRC再構成メッセージを受信し得る。動作804において、UEは、DAPSハンドオーバ手順を実行し得る。DAPSハンドオーバ手順中のMCGに関するソースリンクのRLFの場合、DAPSハンドオーバ手順を正常に完了した後、UEは、動作806に示すように、RLFに関連するRLFレポートを送信し得る。
例えば、UEは、RLFレポートメッセージをターゲットBS(例えば、図6において示され、図示されているBS602b)に送信する。本出願のいくつかの実施形態において、RLFレポートメッセージは、以下の新しい情報のうちの少なくとも1つを含み得る。
(a)DAPSハンドオーバ手順の正常な完了に関する新しい指示。例えば、指示は、「成功したDAPSハンドオーバ」として設定され得る。この新しい指示は、DAPSハンドオーバ手順が「失敗」ではなく、正常に完了したことを示す。そうでない場合、ネットワークは、DAPSハンドオーバ手順中にハンドオーバの失敗が発生したとみなす。
b)前のセル識別子(ID)、すなわち、ソースセルのセルID。
c)接続障害タイプ。接続障害タイプは、ソースにおいてRLFとして構成される。
d)ソースリンクのRLFの原因。この原因は、以下のうちの1つに設定され得る。
(1)物理層問題タイマの満了、
(2)ランダムアクセス手順の問題、
(3)再送信の最大数に達すること、
(4)ビーム障害回復手順の失敗、
(5)測定レポートをトリガすることに基づいて障害回復を開始するためのタイマの満了、
(6)バックホール(BH)RLF指示の受信、および
(7)ソースリンクに関するLBTの障害。
例えば、RLFレポートメッセージは、3GPP標準文書において規定されているt310-Expiry、randomAccessProblem、rlc-MaxNumRetx、beamFailureRecoveryFailure、t312-Expiry、BH RLF指示の受信、およびmcg-lbtFailureのうちの1つである、ソースリンクのRLFの原因を含み得る。
図9は、本出願のいくつかの実施形態によるさらなる例示的な信号送信手順を示す。
図9に示すように、動作901において、ターゲットBS(例えば、図6において図示され、示されているBS602b)は、MCGの障害に関連するメッセージをソースBS(例えば、図6において図示され、示されているBS602a)に送信する。ソースBSは、UE(例えば、図1において図示され、示されているUE101a)の元のサービングセルを制御する。ターゲットBSは、UEのターゲットセルを制御する。
例えば、ターゲットBSは、障害指示メッセージをソースBSに送信する。この障害指示メッセージは、ソースBSにおいて接続障害を経験したUEからのRRC再確立の試みまたはRLFレポートの受信を示すために、ターゲットBSによって送信される。障害指示メッセージを送信する目的は、NG-RANノード間でRRC再確立の試みまたは受信したRLFレポートに関する情報を転送することである。シグナリングは、再確立の試みが行われた、またはRLFレポートが受信されたターゲットBSから、関係しているUEが接続障害の前に取り付けられていた可能性があるソースBSに対して行われる。これは、RLFの検出に役立ち得る。
動作901における障害指示メッセージは、3GPP標準文書において規定されているFAILURE INDICATIONメッセージであり得る。FAILURE INDICATIONメッセージは、XnインターフェースまたはX2インターフェースによって送信され得る。
特に、3GPP標準文書TS 38.423[16]において規定されているFAILURE INDICATIONは、以下のIEまたはグループ名、すなわち、Message Type、CHOICE Initiating condition、RRC Reestab、Failure Cell PCI、Reestablishment Cell CGI、C-RNTI、shortMAC-I(オプション)、UE RLF Report Container (オプション)、RRC Setup、およびUE RLF Report Containerを含み得る。
ターゲットBSからソースBSに送信される障害指示メッセージは、図7において図示され、示されている動作701においてUEから送信されるRLFレポートに関連付けられる。例えば、障害指示メッセージは、RLFレポートのコンテナを含む。RLFレポートのコンテナは、XnインターフェースまたはX2インターフェースによって送信され得る。
図10は、本出願のいくつかの実施形態による障害指示手順のための方法のさらなるフローチャートを示す。図10に示す方法1000は、ターゲットBS(図6において図示され、示されているBS602b、および図9において図示され、示されているターゲットBS)によって実行され得る。
図10に示すように、動作1002において、ターゲットBSは、UE情報要求を送信する。動作1004において、ターゲットBSは、RLFレポートを含むUE情報応答を受信する。RLFレポートは、DAPSハンドオーバ手順中のMCGに関するソースリンクのRLFに関連する情報を含む。本出願の一実施形態において、RLFレポートは、DAPSハンドオーバ手順の正常な完了に関する指示、ソースセルのセル識別子、接続障害タイプ、およびソースリンクのRLFの原因のうちの少なくとも1つを含み得る。接続障害タイプは、ソースにおけるRLFとして構成され得る。
動作1006において、ターゲットBSは、障害指示を送信する。障害指示は、DAPSハンドオーバ手順の正常な完了に関するIEを含み得る。例えば、障害指示は、「成功したDAPSハンドオーバ」として設定された指示を含む。
本出願のいくつかの実施形態において、動作1004において送信される障害指示は、以下のIE、すなわち、ソースセルのセルID、ターゲットセルのセルID、ソースリンクのRLFの原因、UEから報告されたRLFレポートIEを含むコンテナ、およびソースにおけるセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI(cell radio network temporary identifier))のうちの少なくとも1つを含み得る。
本出願のいくつかの実施形態において、障害指示におけるソースリンクのRLFの原因は、以下の、
a)物理層問題タイマの満了、
b)ランダムアクセス手順の問題、
c)無線リンク制御(RLC)における再送信の最大数に達すること、
d)ビーム障害回復手順の失敗、
e)測定レポートをトリガすることに基づいて障害回復を開始するためのタイマの満了、
f)BH RLF指示の受信、および
g)ソースリンクに関するリッスンビフォアトーク(LBT)の失敗
のうちの少なくとも1つを含む。
本出願のいくつかの実施形態において、障害指示におけるターゲットセルのセルIDは、物理セル識別子(PCI(physical cell identifier))、または進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E-UTRAN(evolved universal terrestrial radio access network))セルグローバル識別子(ECGI(cell global identifier))である。
以下の文章は、上記の問題を解決するための図7~図10において示され、図示されている方法の特定の実施形態3について説明する。
実施形態3によれば、UE(例えば、図6において示され、図示されているUE601a)およびターゲットBS(例えば、図6において図示され、示されているBS602b)は、以下の動作を実行する。
(1)UEがDAPSハンドオーバ手順を実行しているとき、ソースにおいてRLFが発生する場合がある。DAPSハンドオーバ手順が正常に完了した後、UEは、ターゲットセルにアクセスする。
(2)UEは、rlf-InfoAvailableの指示をターゲットBSに送信する。
(3)UEからの指示を受信した後、ターゲットBSは、UE情報要求をUEに送信する。
(4)ターゲットBSからUE情報要求を受信した後、UEは、RLFレポートを含むUE情報応答をターゲットBSに送信する。RLFレポートは、以下を含み得る。
・新しい指示、例えば、成功したDAPSハンドオーバ手順。
・ソースセルとして設定され得る前のセルID。
・ソースにおけるRLFとして設定され得る接続障害タイプ。
・t310-Expiry、randomAccessProblem、rlc-MaxNumRetx、beamFailureRecoveryFailure、t312-Expiry、BH RLF指示の受信、およびmcg-lbtFailureのうちの1つに設定され得るソースのRLF原因。
(5)UEからのRLFレポートを含むUE情報応答を受信した後、ターゲットBSは、障害指示をソースBSに送信する。
障害指示は、「成功したDAPSハンドオーバ」として設定され得る新しいIEを含み得る。新しいIE「成功したDAPSハンドオーバ」のサブIEは、以下の、
・ソースセルID、
・ターゲットセルID、例えば、PCIまたはECGI、
・オプションのRLF原因、
・ソースにおけるC-RNTI、および
・UE RLFレポートコンテナ
のうちの1つであり得る。
本出願の他のすべての実施形態において説明した詳細(例えば、DAPSハンドオーバ手順とMCGに関するRLFレポートメカニズムの共存問題をどのように解決するかの詳細)は、図7~図10の実施形態に適用可能である。さらに、図7~図10の実施形態において説明した詳細は、図1~図6および図11のすべての実施形態に適用可能である。
図11は、本出願のいくつかの実施形態による強化された障害レポートメカニズムのための装置1100の簡略化されたブロック図を示す。
いくつかの実施形態において、装置1100は、図1において示されているUE101、または図6において示され、図示されているUE601aであり得る。
いくつかの他の実施形態において、装置1100は、ターゲットBS、例えば、図6において図示され、示されているBS602bであり得る。
図11を参照すると、装置1100は、少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体1102と、少なくとも1つの受信回路1104と、少なくとも1つの送信回路1106と、少なくとも1つのプロセッサ1108とを含み得る。本出願のいくつかの実施形態において、少なくとも1つの受信回路1104および少なくとも1つの送信回路1106は、少なくとも1つのトランシーバに統合される。少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体1102は、そこに記憶されたコンピュータ実行可能命令を有し得る。少なくとも1つのプロセッサ1108は、少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体1102、少なくとも1つの受信回路1104、および少なくとも1つの送信回路1106に結合され得る。コンピュータ実行可能命令は、少なくとも1つの受信回路1104と、少なくとも1つの送信回路1106と、少なくとも1つのプロセッサ1108とを用いて方法を実施するようにプログラムされ得る。方法は、本出願の一実施形態による方法、例えば、図5A、図5B、図8、または図10に示す対応する方法であり得る。
本出願の実施形態による方法はまた、プログラムされたプロセッサ上で実施され得る。しかしながら、コントローラ、フローチャート、およびモジュールは、汎用または専用コンピュータ、プログラムされたマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラおよび周辺集積回路要素、集積回路、ディスクリート要素回路などのハードウェア電子または論理回路、プログラマブル論理デバイスなどの上に実装され得る。一般に、図中に示されたフローチャートを実装することができる有限状態マシンが存在する任意のデバイスは、本出願のプロセッサ機能を実装するために使用され得る。例えば、本出願の一実施形態は、プロセッサとメモリとを含む、音声からの感情認識のための装置を提供する。音声からの感情認識のための方法を実装するためのコンピュータプログラマブル命令は、メモリ内に記憶され、プロセッサは、音声からの感情認識のための方法を実施するためにコンピュータプログラマブル命令を実行するように構成される。方法は、上述の方法、または本出願の一実施形態による他の方法であり得る。
代替実施形態は、好ましくは、本出願の実施形態による方法を、コンピュータプログラマブル命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体内に実装する。命令は、好ましくは、ネットワークセキュリティシステムと統合されたコンピュータ実行可能構成要素によって、好ましくは実行される。非一時的コンピュータ可読記憶媒体は、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EEPROM、光学記憶デバイス(CDまたはDVD)、ハードドライブ、フロッピードライブ、または任意の適切なデバイス上に格納され得る。コンピュータ実行可能構成要素は、好ましくはプロセッサであるが、命令は、代替的または追加的に、任意の適切な専用ハードウェアデバイスによって実行され得る。例えば、本出願の一実施形態は、その上に記憶されたコンピュータプログラマブル命令を有する非一時的コンピュータ可読記憶媒体を提供する。コンピュータプログラマブル命令は、上述した音声からの感情認識のための方法、または本出願の一実施形態による他の方法を実施するように構成される。
本出願について、その特定の実施形態を用いて説明してきたが、多くの代替形態、修正形態、または変形形態が当業者には明らかであり得ることは、明らかである。例えば、実施形態の様々な構成要素は、他の実施形態において交換、追加、または置換され得る。また、各図の要素のすべてが、開示された実施形態の動作に必要なわけではない。例えば、開示された実施形態の当業者は、独立請求項の要素を単に用いることによって、本出願の教示を作成および使用することが可能になるであろう。したがって、本明細書に記載の本出願の実施形態は、例示であり、限定ではないことが意図される。本出願の要旨および範囲から逸脱することなく、様々な変更が行われ得る。
100 ワイヤレス通信システム、デュアルコネクティビティシステム
101 UE
101a UE
102 MN
103 SN
600 ワイヤレス通信システム
601 ユーザ機器(UE)、UE
601a UE
602 基地局(BS)、BS
602a BS
602b BS
1100 装置
1102 非一時的コンピュータ可読媒体
1104 受信回路
1106 送信回路
1108 プロセッサ

Claims (21)

  1. 高速マスターセルグループ(MCG)リンク回復に関連付けられたタイマを含む構成情報を受信するステップと、
    デュアルアクティブプロトコルスタック(DAPS)構成情報を含む第1の無線リソース制御(RRC)再構成メッセージを受信するステップと、
    DAPSハンドオーバ手順を実行するステップと、
    ハンドオーバ用タイマを開始するステップと、
    前記DAPSハンドオーバ手順中のMCGに関するソースリンクの無線リンク障害(RLF)に応答して、前記ハンドオーバ用タイマが動作しているときにMCG障害情報手順を開始するステップと、
    高速MCGリンク回復に関連付けられたタイマを開始するステップと
    を含む方法。
  2. 前記MCG障害情報手順を開始することに応答して、MCG障害情報メッセージを送信するステップと、
    第2のRRC再構成メッセージを受信するステップであって、前記第2のRRC再構成メッセージが、同期を伴う再構成情報要素(IE)を含む、ステップと、
    前記第2のRRC再構成メッセージを受信することに応答して、同期を伴う再構成手順を実行し、前記DAPSハンドオーバ手順を実行することを停止するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記MCG障害情報手順を開始することに応答して、MCG障害情報メッセージを送信するステップと、
    第2のRRC再構成メッセージを受信するステップであって、前記第2のRRC再構成メッセージが、同期を伴う再構成情報要素(IE)を含む、ステップと、
    前記第2のRRC再構成メッセージを受信することに応答して、前記第2のRRC再構成メッセージを無視し、前記DAPSハンドオーバ手順を実行し続けるステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  4. RRC解放メッセージを受信するステップと、
    前記RRC解放メッセージを受信することに応答して、前記ソースリンクに関連付けられたリソースを解放し、前記DAPSハンドオーバ手順を実行し続けるステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  5. RRC解放メッセージを受信するステップと、
    前記RRC解放メッセージを受信することに応答して、前記RRC解放メッセージを無視し、前記DAPSハンドオーバ手順を実行し続けるステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記MCG障害情報手順を開始することに応答して、MCG障害情報メッセージを送信するステップと、
    前記高速MCGリンク回復に関連付けられた前記タイマが満了したことに応答して、前記DAPSハンドオーバ手順を実行しているとき、RRC接続再確立手順を開始しないステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 高速マスターセルグループ(MCG)リンク回復に関連付けられたタイマを含む構成情報を受信するステップと、
    デュアルアクティブプロトコルスタック(DAPS)ハンドオーバ手順中のMCGに関するソースリンクの無線リンク障害(RLF)に応答して、高速MCGリンク回復に関連付けられたタイマが動作しておらず、ハンドオーバ用のタイマが動作していないときに、MCG障害情報手順を開始するステップと
    を含む方法。
  8. 前記ハンドオーバ用のタイマが、DAPS構成情報に関連付けられる、請求項7に記載の方法。
  9. 同期を伴う再構成情報要素(IE)とデュアルアクティブプロトコルスタック(DAPS)構成情報とを含む無線リソース制御(RRC)再構成メッセージを受信するステップと、
    DAPSハンドオーバ手順を実行するステップと、
    前記DAPSハンドオーバ手順中のマスターセルグループ(MCG)に関するソースリンクの無線リンク障害(RLF)に応答して、前記DAPSハンドオーバ手順を正常に完了した後に前記RLFに関連するRLFレポートを送信するステップと
    を含む方法。
  10. 前記RLFレポートが、
    前記DAPSハンドオーバ手順の正常な完了に関する指示、
    ソースセルのセル識別子(ID)、
    接続障害タイプ、および
    前記ソースリンクの前記RLFの原因
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項9に記載の方法。
  11. 前記接続障害タイプが、ソースにおけるRLFとして構成される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記ソースリンクの前記RLFの前記原因が、
    物理層問題タイマの満了、
    ランダムアクセス手順の問題、
    再送信の最大数に達すること、
    ビーム障害回復手順の失敗、
    測定レポートをトリガすることに基づいて障害回復を開始するためのタイマの満了、
    バックホール(BH)RLF指示の受信、および
    ソースリンクに関する(リッスンビフォアトーク)LBTの障害
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項10に記載の方法。
  13. ユーザ機器(UE)情報要求を送信するステップと、
    無線リンク障害(RLF)レポートを含むUE情報応答を受信するステップであって、前記RLFレポートが、デュアルアクティブプロトコルスタック(DAPS)ハンドオーバ手順中のマスターセルグループ(MCG)に関するソースリンクの無線リンク障害(RLF)に関連する情報を含む、ステップと、
    障害指示を送信するステップであって、前記障害指示が、前記DAPSハンドオーバ手順の正常な完了に関する情報要素(IE)を含む、ステップと
    を含む方法。
  14. 前記RLFレポートが、
    前記DAPSハンドオーバ手順の正常な完了に関する指示、
    ソースセルのセル識別子(ID)、
    接続障害タイプ、および
    前記ソースリンクの前記RLFの原因
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項13に記載の方法。
  15. 前記障害指示が、
    ソースセルのセル識別子(ID)、
    ターゲットセルのセル識別子(ID)、
    前記ソースリンクの前記RLFの原因、
    UEから報告されたRLFレポートIEを含むコンテナ、および
    ソースにおけるセル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項13に記載の方法。
  16. 前記ソースリンクの前記RLFの前記原因が、
    物理層問題タイマの満了、
    ランダムアクセス手順の問題、
    無線リンク制御(RLC)における再送信の最大数に達すること、
    ビーム障害回復手順の失敗、
    測定レポートをトリガすることに基づいて障害回復を開始するためのタイマの満了、
    バックホール(BH)RLF指示の受信、および
    ソースリンクに関するリッスンビフォアトーク(LBT)の障害
    のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項14または15に記載の方法。
  17. 前記ターゲットセルの前記セルIDが、
    物理セル識別子(PCI)、および
    進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)セルグローバル識別子(ECGI)
    のうちの1つである、
    請求項15に記載の方法。
  18. コンピュータ実行可能命令が記憶されている少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体と、
    少なくとも1つの受信回路と、
    少なくとも1つの送信回路と、
    前記少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体、前記少なくとも1つの受信回路、および前記送信回路に結合された少なくとも1つのプロセッサと
    を備える装置であって、
    前記コンピュータ実行可能命令が、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法を前記少なくとも1つのプロセッサに実装させる、
    装置。
  19. コンピュータ実行可能命令が記憶されている少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体と、
    少なくとも1つの受信回路と、
    少なくとも1つの送信回路と、
    前記少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体、前記少なくとも1つの受信回路、および前記送信回路に結合された少なくとも1つのプロセッサと
    を備える装置であって、
    前記コンピュータ実行可能命令が、請求項7または8に記載の方法を前記少なくとも1つのプロセッサに実装させる、
    装置。
  20. コンピュータ実行可能命令が記憶されている少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体と、
    少なくとも1つの受信回路と、
    少なくとも1つの送信回路と、
    前記少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体、前記少なくとも1つの受信回路、および前記送信回路に結合された少なくとも1つのプロセッサと
    を備える装置であって、
    前記コンピュータ実行可能命令が、請求項9から12のいずれか一項に記載の方法を前記少なくとも1つのプロセッサに実装させる、
    装置。
  21. コンピュータ実行可能命令が記憶されている少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体と、
    少なくとも1つの受信回路と、
    少なくとも1つの送信回路と、
    前記少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体、前記少なくとも1つの受信回路、および前記送信回路に結合された少なくとも1つのプロセッサと
    を備える装置であって、
    前記コンピュータ実行可能命令が、請求項13から17のいずれか一項に記載の方法を前記少なくとも1つのプロセッサに実装させる、
    装置。
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