JP2023531910A - ユーザインターフェースを提供するシステム、装置、及び方法 - Google Patents

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Abstract

電子デバイスに関連付けられた装置、方法、及びシステムは、コンテンツを提供する複数の利用可能なサービスであって、各サービスが、関連付けられたコンテンツフォーマットを有する、複数の利用可能なサービスを決定し、各サービスのコンテンツフォーマット及び複数の利用可能なサービス間の切り替えのシーケンスに基づいて、複数の利用可能なサービスの順序を決定して、シーケンスに基づいて、複数の利用可能なサービスのうちの第1のサービスから、第1のサービスとは異なる、複数のサービスのうちの第2のサービスに切り替えるときの移行時間を低減し、順序に基づいて、プログラムガイドを表す、複数の利用可能なサービスのリストであって、第1のサービス及び第2のサービスが、プログラムガイド内で隣接する、リストを作成し、かつプログラムガイドに基づいて、第1のサービスから第2のサービスへの切り替えを可能にすることを伴い得る。【選択図】図5

Description

本開示は、コンテンツ配信システム、デバイス、及び方法を含む。
コンテンツを受信するためのシステム又はデバイス、例えば、テレビプログラムなどの様々なリニアサービスを受信することができるテレビ又はセットトップボックスなどの受信機は、通常、それらのリニアサービスを列挙する電子プログラムガイド(electronic program guide、EPG)などのユーザインターフェースを提供する。一般的に、そのようなサービスは、仮想チャネルであり得るチャネルによって列挙され、番号順に提示される。リモコンは、典型的には、「CH+」及び「CH-」ボタンを提供して、昇順又は降順で利用可能なサービスをステップスルーする。「チャネルサーフィン」は、これらのボタンを使用してこれらのサービスを順次ステップする慣行であり、見るべきものを検索するときに視聴者の間で歴史的に人気のある技法である。
概して、本明細書に記載の一実施形態の少なくとも1つの実施例は、装置であって、1つ以上のプロセッサを備え、1つ以上のプロセッサが、コンテンツを提供する複数の利用可能なサービスであって、各サービスが、関連付けられたコンテンツフォーマットを有する、複数の利用可能なサービスを決定し、各サービスのコンテンツフォーマット及び複数の利用可能なサービス間の切り替えのシーケンスに基づいて、複数の利用可能なサービスの順序を決定して、シーケンスに基づいて、複数の利用可能なサービスのうちの第1のサービスから、第1のサービスとは異なる、複数の利用可能なサービスのうちの第2のサービスに切り替えるときの移行時間を低減し、順序に基づいて、プログラムガイドを表す、複数の利用可能なサービスのリストであって、第1のサービス及び第2のサービスが、プログラムガイド内で隣接する、リストを作成し、かつプログラムガイドに基づいて、第1のサービスから第2のサービスへの切り替えを可能にするように構成されている、装置を伴い得る。
概して、本明細書に記載の一実施形態の少なくとも1つの実施例は、コンテンツを提供する複数の利用可能なサービスであって、各サービスが、関連付けられたコンテンツフォーマットを有する、複数の利用可能なサービスを決定し、各サービスのコンテンツフォーマット及び複数の利用可能なサービス間の切り替えのシーケンスに基づいて、複数の利用可能なサービスの順序を決定して、シーケンスに基づいて、複数の利用可能なサービスのうちの第1のサービスから、第1のサービスとは異なる、複数のサービスのうちの第2のサービスに切り替えるときの移行時間を低減し、順序に基づいて、プログラムガイドを表す、複数の利用可能なサービスのリストであって、第1のサービス及び第2のサービスが、プログラムガイド内で隣接する、リストを作成し、かつプログラムガイドに基づいて、第1のサービスから第2のサービスへの切り替えを可能にすることを含む、方法を伴い得る。
概して、本明細書に記載の一実施形態の少なくとも1つの実施例は、プログラム命令が記憶されているコンピュータプログラム製品であって、プログラム命令が、1つ以上のプロセッサによって実行されると、本明細書に記載の実施形態の1つ以上の態様及び/又は実施例による方法を行わせる、コンピュータプログラム製品、及び/又は実行可能プログラム命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、命令を実行するコンピュータに、本開示による一実施形態の任意の実施例による方法を行わせる、非一時的コンピュータ可読媒体、並びに/又は本明細書に記載の装置及びディスプレイ又はアンテナなどのような1つ以上の追加の特徴を含む、電子デバイスを提供する。
以下は、本開示のいくつかの態様の基本的な理解を提供するために、本実施形態の簡略化された概要を提示する。この概要は、本内容の広範な概観ではない。実施形態の主要な/重要な要素を特定すること、又は主題の範囲を線引きすることは意図されていない。以下の概要は、以下に提供されるより詳細な説明の前置きとして簡略化された形態で、本原理のいくつかの態様を単に提示するに過ぎない。
本開示は、添付の図面と併せて以下の詳細な説明を考慮することによって、より良く理解され得る。
一実施形態の一例をブロック図に示す。 一実施形態の別の例をブロック図に示す。 一実施形態の少なくとも1つの例による、コンテンツサービス及びコンテンツの列挙の例を図示する。 一実施形態の少なくとも1つの例による、コンテンツサービス及びコンテンツの列挙の別の例を図示する。 一実施形態の別の例をフロー図に示す。 本開示によるシステムの実施形態の一例をブロック図に示す。
図面は、本開示による様々な態様、特徴、及び実施形態の例を示すためのものであり、必ずしも唯一の可能な構成ではないことを理解されたい。様々な図を通して、同様の参照符号は、同一又は類似の特徴を指す。
チャネルサーフィンは、アナログTVの時代に特に人気があった。チャネルを切り替えるとテレビRF受信機が再同調され、新たに同調されたチャネルのビデオは、典型的には約1/30秒であるが、ほとんどのTVでは、1/15秒以下であるフレーム時間より少し長い時間以内に利用可能であった。
デジタルTV及び圧縮ビデオでは、チャネル切り替え時間は、2つの重大な制限を受けた。すなわち、GOP長及びフォーマット変化である。
第1に、チャネル切り替え時に受信機は、最小復号可能要素であったピクチャグループ(group of picture、GOP)の開始を待つ必要があった。受信機は、独立したフレーム(「Iフレーム」)を取得しなければならず、このフレームは、1秒又は2秒ごとに1回ストリームに現れる。Iフレームは、受信されると直ちに復号することができ、プログレッシブフレーム又は双方向フレーム(それぞれ「Pフレーム」又は「Bフレーム」)として符号化された後続のフレームの次の秒などを復号するのに役立っており、プログレッシブフレーム又は双方向フレームは、それらの符号化を更に効率的にするやり方でIフレームを参照した。Iフレームで始まり、(次のIフレームまで)それに依存する全ての後続のPフレーム又はBフレームを含む符号化されたフレームの集合は、GOP又は「ピクチャグループ」と呼ばれた。
より長いGOP、すなわち、先行するIフレームを使用して符号化されたフレーム数がより多いGOPは、より短いGOPと比較して、バンド幅をより効率的に使用することになり、個々のサービスについてより良好なビデオ品質を可能にする。しかしながら、より短いGOPは、より迅速な予想切り替え時間を提供する。サービス間の切り替えの際に、画像を受信する前に予想される待ち時間は、切り替え先のサービスのGOP長、又はサービス内の平均GOP長が変化する場合はその平均GOP長に基づく。
秒単位では、GOP長に起因して予想される画像前待ち時間は、フレーム単位の平均GOP長にフレームレートを乗算したものを2で除算したものに、完全なIフレームを受信する平均持続時間を加算したものである。予想される待機時間又は待ち時間の理由は、以下の通りである。ユーザが異なるサービスに切り替えると、受信機は直ちにトランスポートストリームの受信を開始するが、受信は現在送信されているGOP内のどこかで開始する。それが現在のGOPの開始に近い場合、受信機は、GOPがほぼ完全に通過するのを待たなければならない。すなわち、受信機はIフレームにアクセスできないので、GOPは本質的に受信機にとって役に立たない。別の言い方をすれば、GOPの開始をちょうど見逃したことによって、受信機は実質的に全てのGOPを見逃す。サービスのタイミングは、受信機がGOPの終了近くで新しいサービスの受信を開始するようにすることができる。GOPは受信機にとって依然として役に立たないが、次のGOPが開始する前に、現在のGOPはほとんど残っていない。平均して、受信機は、GOPの開始と終了で、新しいサービスの受信を開始するか、又は新しいサービスに「ドロップイン」する。例えば、受信機は、バイト単位で測定しても転送時間単位で測定しても、GOPの途中の1/4、しばしば途中の3/4でドロップする。したがって、ドロップイン点に対する予想値は、GOPの半分である。フレームが毎秒30フレームで到来し、GOPが60フレーム長である場合、GOPは2秒の受信を表し、1秒に対応するその半分を待つことが予想される。しかしながら、これはIフレームが開始するまでであり、Iフレームは後続のPフレーム又はBフレームほど効率的に符号化されず、受信機は完全なIフレームを、これがスクリーン上に表示され得る前に有していなければならない。
一例として、2秒の平均(又は固定)GOP長を2で除算したものに、Iフレームを受信するのに必要な平均持続時間、例えば1/15秒を加算したもの(これは一度に復号された2つのビデオフレームの持続時間である)は、11/15秒、すなわち1.067秒の合計切り替え時間を生み出す。このようなスイッチング速度が典型的である例では、これは、アナログ放送で可能なチャネルサーフィン速度よりも約30倍遅いチャネルサーフィン速度を表す。
チャネル切り替え遅延の第2の原因は、同じビデオフォーマットで表示されないチャネル間の切り替えである。すなわち、受信機が切り替わる新しいサービスに関連付けられた、例えば、解像度、伝達関数、カラリメトリー、又はフレームレートの有効な変化がある。そのような状況では、例として、復号、レンダリング、及び提示段階を備えるビデオパイプラインは、ビデオフレームバッファ及び画像処理ブロックの複数の段階を必要とし、各段階は、行われるべきビデオのフォーマットに適切に設定された特定のパラメータを有し、例えば、バッファフレームバッファサイズはビデオ解像度に基づき、ダブルバッファフレームストアの交替レートはフレームレートに同期され、レンダリング関数は、カラリメトリー及び伝達関数などのビデオパラメータに従って満たされる1つ以上のルックアップテーブル(LUT)に基づき得る。
テレビなどのデバイス内のビデオ処理パイプラインは、慎重に合理化され、能力及び電力効率について最適化されるが、一般的に、スイッチング速度については最適化されない。フォーマットを変更するための効果的な動作は、ストリームが受信されると利用可能な、提供されたビデオパラメータを使用して、パイプラインを効果的にリブートすることである。パイプラインは、典型的には3段の深さであるが、それより多くても少なくてもよい。典型的には、ステージはフレームレートで同期して動作する。場合によっては、例えばコンテンツが無線で受信されている場合、パイプラインはデコーダを含み、他の場合、例えばセットトップボックス(STB)受信機によって処理される場合、デコーダを含まないが、STBとディスプレイとの間のインターフェースのために通信がネゴシエートされる必要がある。LUTベースのビデオ処理の場合、1つ以上のLUTがポピュレートされる必要があり、LUTのサイズ及び計算される変換の複雑さに応じて、それにはいくらか時間がかかる可能性がある。他の変更も可能である。いったんパイプラインが構成されると、新しいビデオフォーマットのために、画像がパイプラインに入り、パイプラインを通して一般的に同期した進行を開始する。並行して、オーディオ処理は同様の手順に従うが、多くの場合、オーディオバッファははるかに深く、オーディオは準備完了までにより長い時間がかかる可能性がある。
一般的に、本明細書で説明する実施形態の少なくとも1つの例は、ガイド内の次のサービスの次のIフレームを取得するための予想時間を低減することを伴う。一般的に、実施形態の少なくとも1つの他の例は、異なるビデオフォーマットのためにビデオパイプラインを再構成する必要がある可能性を低減することを伴う。一般的に、本明細書で説明される実施形態の少なくとも1つの他の例は、利用可能なサービス、例えば、電子プログラムガイド(EPG)などのサービスのリストを示すユーザインターフェース内でサービスを順序付けるための方法及び装置を提供し、それによって、リストガイドチャネル内で隣接するサービス又はチャネル間で切り替えるときの予想される移行時間が、最小化されないとしても低減され、それによって、チャネルサーフィン体験が改善される。
一般的に、実施形態の少なくとも1つの他の例は、各ストリームバッファが指定されたサービスに割り当て可能である、複数のストリームバッファを含むフューチャの割り当てのために提供すること、サービスの第1のリストをアセンブルするプログラムセレクタであって、サービスの第1のリストは、利用可能なサービスの第2のリストから選択され、第1のリストは、少なくとも1つのプログラム関連プリファレンスに基づいてプログラムセレクタによって選択され、サービスの第1のリストは、シーケンスを有し、プログラムセレクタは、第1のリストの第1のサービスを有し、第1のサービスが現在選択されており、第2のリスト内の各サービスは、対応するビデオフォーマットを有する、プログラムセレクタと、第1のストリームバッファであって、プログラムセレクタが、第1のサービスに対応する第1のストリームを蓄積させる、第1のストリームバッファと、第2のストリームバッファであって、プログラムセレクタが、第2のサービスに対応する第2のストリームを第2のバッファに蓄積させ、第2のサービスは第1のサービスに順序的に隣接する、第2のストリームバッファと、画像フォーマッティングモジュールであって、画像フォーマッティングモジュールは、第1のサービスに対応するビデオフォーマットに基づいて、プログラムセレクタから第1の構成を受信する、画像フォーマッティングモジュールと、ビデオデコーダであって、ビデオデコーダは、第1のバッファが少なくとも1つのIフレームを蓄積すると、第1のバッファから第1の画像を復号するようにプログラムセレクタによって指示され、ビデオデコーダは、第1の画像を画像フォーマッティングモジュールに提供し、画像フォーマッティングモジュールは、第1の構成に基づいて、表示及び後続の処理のうちの1つのために第2の画像を提供する、ビデオデコーダと、コマンド受信機であって、コマンド受信機は、第2のストリームに進むための第1のコマンドを受け入れ、第1のコマンドを表す第1の信号をプログラムセレクタに提供する、コマンド受信機と、を含み、プログラムセレクタは、第2のサービスを現在選択されているものとして指定し、第1のサービスに対応するビデオフォーマットが第2のサービスに対応するビデオフォーマットと同じである場合、第2の構成が第1の構成であり、そうでない場合、第2の構成は、第2のサービスに対応するビデオフォーマットに基づき、画像フォーマッティングモジュールはプログラムセレクタから第2の構成を受信し、ビデオデコーダは、いったん第2のバッファが少なくとも1つのIフレームを蓄積すると、第2のバッファから第3の画像を復号するようにプログラムセレクタによって指示され、ビデオデコーダは、第3の画像を画像フォーマッティングモジュールに提供し、画像フォーマッティングモジュールは、第2の構成に基づいて、表示及び後続の処理のうちの同じ1つのための第4の画像を生成し、シーケンスは、第1の構成と第2の構成とが異なる可能性を最小限に抑えるように選択される。
説明を容易にするために、態様、実施形態、及び特徴の様々な例が、特定の規格、例えば、ATSC 3.0に準拠するシステム、デバイス、及びサービスの例に基づいて本明細書で説明される。しかしながら、そのような説明は限定的なものではない。本明細書で説明される例はまた、他の信号若しくは規格を使用して実装されてもよく、又は他の形態の信号を処理するか若しくは他の規格に準拠するシステム及びデバイスに適用されてもよい。また、システム及びデバイスの1つ以上の例は、本明細書では、受信機又はテレビ又はデジタルテレビ(DTV)などのテレビ受信機と呼ばれる。しかしながら、本明細書で説明する受信機は、限定はしないが、テレビ又はテレビ受信機(例えば、DTV)、セットトップボックス、ゲートウェイデバイス、OTTデバイス(例えば、Apple TV)、コンピュータ、ラップトップ、スマートフォン又はタブレットなどのモバイルデバイス、1つ以上の仮想構成要素を含むか又は完全に仮想構成要素に基づく(例えば、ヘッドエンドサービスによって提供されるDVR機能などの「クラウド内」)コンテンツ受信又は処理システムなどを含む、コンテンツ又はサービスを受信する任意のタイプの電子デバイスであり得る。しかしながら、本明細書で使用されるサービス又はコンテンツへの言及は、テレビ信号又はプログラミング、ビデオコンテンツ又はプログラミング、オーディオコンテンツ又はプログラミング、映画などを指すことがある。
上述したように、本明細書で説明する態様、実施形態、及び特徴の様々な例とともに使用するのに、又はそれらを実装するのに好適なブロードキャスト配信システムの一例は、ATSC 3.0であり、利用可能なサービス及びプログラムは、ATSC 3.0規格A/332に従ってアナウンスされる。A/332に従って、アナウンスメントは、1つ以上のサービスを記述するように構成することができ、サービスの各々は、仮想チャネルを介して利用可能にすることができ、各サービス内では、現在利用可能な、及び将来スケジュールされるいくつかのプログラムがある。現在、A/332は、これらのプログラムの内容、例えば、タイトル、説明、どの言語バージョンがメインオーディオに利用可能であるか、どの言語がサブタイトル又はキャプションに利用可能であるかを記述している。
そのようなサービスアナウンスメントは、「ビデオフォーマット(3D、SD、HD、UD)、オーディオフォーマット(ステレオ、5.1、没入型)」[ATSC 3.0 A/332§5.1]及び「利用可能なサービス及びコンテンツのロバストな記述を受信機に提供する」[op.cit.§5.2.1]などのコンテンツプロパティを指示することができる。A/332は、「能力表現(capabilities expression)」を提供し、これは、「能力及び能力グループの複数の代替セットであって、そのいずれか1つのセットに対するサポートが、意味のある提示を作成するのに十分である」ことを説明すると言われる。[op.cit.§5.2.2.3.3.1]しかしながら、A/332は、そのような能力及び能力グループを表すためのコードの限定されたセットを記述する。例えば、A/332は、3D、標準精細度(SD)、高精細度(HD)、及び超高精細度(UD)が例として提供されるビデオフォーマットに基づいてユーザがガイドをフィルタリングすることを可能にすることを意図しているが、サービス及びプログラムに関するアナウンスメントは、複数の異なるフォーマットが供給され得る状況を含むコンテンツの解像度を指示しない。
ATSC 3.0に基づくサービスのような現在のサービスでは、受信機は、典型的には、実際にビデオ信号自体を受信するまで、サービス上に存在するビデオ特性がどのようなものであるかを詳細に知らない。チャネルサーフィンの場合、(例えば、リモコンのCH+ボタンを用いて)あるサービスから次のサービスへ番号順に連続的にジャンプすることにより、上述のように異なるビデオフォーマットを生成することができる。1つの結果は、フォーマットの本質的にランダムな順序である可能性があり、その結果、ビデオフォーマットを変更する必要があると予想される発生率が比較的高くなり、それによって、新しいチャネルの次のGOPの第1のIフレームを蓄積することに関連する更なる別個の遅延とともに、予想される遅延が生じる。
一般的に、本明細書で説明する実施形態の少なくとも1つの例は、EPGなどのユーザインターフェースを提供することによって、ビデオフォーマット及び他の技術フォーマットの一見ランダムな順序付けに対処し、ここで、利用可能なコンテンツ及びサービスの提示、例えば、ガイド又はEPG内の列挙は、ビデオフォーマットに基づいてソートされ、それにより、類似のビデオフォーマットがユーザインターフェース内で近接して、例えば、ガイド内で連続して現れ、チャネルサーフィンがビデオ及び/又は他のフォーマットの変更にできるだけ頻繁に遭遇し、それによって、ビデオフォーマットの変更に対応するためのビデオレンダリングパイプライン再初期化の数又は頻度を低減又は最小限に抑える。
一般的に、本明細書で説明される実施形態の少なくとも1つの例は、ガイド内で隣接するサービスのためのストリームを少なくとも低忠実度でバッファリングすることに基づいて、次のチャネルのためのIフレーム取得時間に対処し、そのような隣接サービスへの切り替えを、即時ではないとしても迅速にサポートすることができる。追加のストリームバッファ及び/又はバンド幅が利用可能である場合、ガイド内の現在選択されているチャネル又はサービスに隣接する1つ以上の追加のサービスは、対応して割り振られたストリームバッファをリフレッシュすることに基づいて、これらの隣接するチャネル又はサービスのうちの1つ以上への比較的高速な切り替えのために利用可能なままに保持することができことができる。チャネルサーフィンの場合、現在のサービスの選択が特定の順序で進行しているとき、ストリームがバッファリングされているサービスは、選択の進行順序の方向に偏らせることができことができる。
スケーラブル高効率ビデオコーデック(SHVC)プロトコルは、そのような予測ストリームバッファに蓄積する短GOP、低忠実度ベースレイヤ信号とともに使用することができ、短GOP符号化の利点は、符号化されたストリーム内のより少ないフレームをバッファリングすればよいこと、すなわち、最近の完全に受信されたIフレーム以降からのフレーム数が、より長いGOP符号化で生じるほど大きくならないことである。そのような短いGOP符号化は、予想される待ち時間がGOPの持続時間の半分に、次のIフレームを蓄積する時間を加えたものであり、その予想される待ち時間が長いGOP符号化よりも短いGOPの方が短いので、より速い切り替え時間を提供することができる。いったんサービスが選択されれば、Iフレームが利用可能になるとすぐに再生を行うことができる。
SHVCプロトコルが、選択され提示されているサービスに対してサポートされている場合、受信機は、対応するエンハンスメントレイヤの取得を直ちに、又はいくらかの遅延の後に開始することができ、すでに提示されているベースレイヤとともに、より高い解像度、より高い忠実度の画像の生成を開始することができる。エンハンスメントレイヤは、それ自体のIフレーム及びP及び/又はBフレームのシーケンスを有することができ、それらは、ベースレイヤ中の対応するフレームタイプと整合される必要はない。一般的に、エンハンスメントレイヤは、符号化がより効率的であるように、より長いGOP構造を使用する。表示可能な画像を迅速に取得する能力は、ベースレイヤがすでに表示され得るので、エンハンスメントレイヤにおいてはそれほど重要ではない。好ましくは、エンハンスメントレイヤの寄与は、いったん利用可能になると、徐々にフェードインすることができ、その結果、画像品質に急激な不連続性が存在しない。
ここで図面を参照すると、実施形態の例が最初に図1~図4に関して説明される。簡単に説明する。
図1は、本開示による、デバイス、例えば、テレビ受信機の例示的実施形態のシステムブロック図を示す。
図2は、本開示による、デバイス、例えば、セットトップボックスの別の例のシステムブロック図を示す。
図3は、本明細書で説明される実施形態の例に基づいてソートする前のサービスリストの例を示す。
図4は、図3に示すようなサービスリストであるが、本明細書で説明する実施形態の例に基づいてソートした後のサービスリストの例を示す。
上述のように、図面は、本開示の理解を助けるための例としてのみ提供され、必ずしも唯一の可能な構成ではなく、したがって、本明細書に記載される様々な態様、実施形態、及び特徴に関して限定することを意図せず、限定しないことを理解されたい。
図1に関して、本明細書で説明される実施形態の少なくとも1つの例は、サービス及びプログラム並びにプログラム102自体のためのアナウンスメント100を取得することができる受信機120を有するテレビ110に関連して考慮することができことができる。
アナウンスメントは、受信機120からアナウンスメントマネージャ130に引き渡され、アナウンスメントマネージャは、現在及び次のプログラムに関するアナウンスメント情報をEPGデータ140に記憶する。あるプログラム関連プリファレンス132は、例えば、どのビデオフォーマットが好ましいか、どの解像度が好ましいか、どのサービスが好ましいか等を示すために、アナウンスメントマネージャによって使用され、そのようなプリファレンスは、EPGデータの優先順位付けにおいてアナウンスメントマネージャ130によって使用される。
そのようなプリファレンスはデフォルト値とすることができ、典型的にはそこから始まる。そのようなプリファレンスは、コマンド受信機152によって受信された明示的コマンドを使用して、デバイスのユーザによって調整することができる(ここでは、例として、プログラムセレクタ150を通して動作するように示されている)。
コマンド受信器152は、テレビ自体のユーザインターフェースから、リモコンから、音声コマンド検出器を介してスマートホームコントローラ(いずれも図示せず)から発行されたコマンドを受信するように構成することができる。
これに代えて、又はこれに加えて、ユーザのこのような好みを、どのプログラムが選択されたかに関するユーザの実際の行動及びその特性に基づいて学習することができる。例えば、特定のサービスがプログラムセレクタ150によってアクセスされるようにコマンド受信機152を介して選択されるたびに、現在のプログラム及び対応するサービスがユーザのお気に入りである可能性が高まる。この考慮は更に、プログラム又はサービスが選択された時間の長さ、並びにオーディオがミュートされているかどうか、又は制御が時々調整されているかどうかなどの他の情報に基づくべきである。例えば、プログラムが15分間視聴されると、そのプログラムはますますお気に入りとみなされる可能性があるが、その閾値よりも短い時間視聴された場合、ユーザの注意を引いているとみなされない可能性があり、お気に入りになることは、まだ考慮する必要がない。別の例示的な実施形態では、所定の間隔内で対応する総視聴時間を最も多く獲得した3つのサービスを、お気に入りとみなすことができる。
そのような選択されたサービス及びプログラムに対して、放送に存在するビデオフォーマットの対応するパラメータもまた、プリファレンスであるとますます考慮すべきである。例えば、システムが、高解像度コンテンツが視聴される可能性が、何かを視聴しているときに高解像度コンテンツを提供するサービスの割合よりも大きいことを検出した場合、高解像度は、ますます可能性の高いユーザプリファレンスとみなすことができ、プログラムセレクタ150は、プログラム関連プリファレンス132に記録することができる。
ビデオフォーマットに対する他のプリファレンスは、カラリメトリー(すなわち、ITU-R勧告BT.709に基づくものなどの標準色域対ITU-R勧告BT.2020又はBT.2100に基づくものなどの広色域)、ダイナミックレンジ(すなわち、同様にBT.709又はBT.2020に基づく標準ダイナミックレンジ対ITU-R勧告BT.2100に基づく高ダイナミックレンジ)、フレームレート(例えば、24対30、対60対より高い)、及び立体視3Dであるか否かは、個々のビデオフォーマットに寄与するいくつかの例示的なパラメータ値を表す、を含む。
アナウンスメント情報100は、利用可能なプログラム102の各々において利用可能なビデオのフォーマットに関する情報を包含し得、これは、そのような情報を予測的に提供するためである。代替的に、サービス又は現在のプログラムについてのそのようなビデオフォーマット情報は、プログラムが受信されると利用可能になる。この後者の場合、情報が、もはや現在のプログラムに対する予測値を有していないことがある。しかしながら、サービスは、一般的に、それらのビデオフォーマットを稀にしか変更しないように配設されており、したがって、所与のサービスに対して最近観察されたビデオフォーマットは、例えば、そのサービス上の次のプログラム、又はそのサービス上の明日のプログラムなど、そのサービス上で後に遭遇するビデオフォーマットを有意に予測する。したがって、アナウンスメント情報100が現在のプログラムのビデオフォーマット情報を包含しない場合、ストリームバッファプール160に取り込まれたビデオへアクセスするビデオデコーダ180又は他の要素(図示せず)は、破線で示すように、ビデオフォーマットを識別し、それをプログラムセレクタ150に通信することができ、それによって、もちろん、プログラム関連プリファレンス132内のプリファレンスを更新することができる。
場合によっては、アナウンスメント100にリストされたプログラムは、いくつかのビデオフォーマットで利用可能である。そのような場合、1つの利用可能なフォーマット対異なる利用可能なフォーマットのユーザによる選択は、相対的なプリファレンスのより明確な指示であり、したがって考慮することができことができる。
アナウンスメントマネージャ130は、単にデフォルト値であってもよいプログラム関連プリファレンス132を使用して、少なくともリニアサービス(ビデオオンデマンドサービスとは対照的に)に関連するEPGデータ140をソートし、それらの予想されるビデオフォーマットを一貫したビデオフォーマットを有するグループに編成する。ソートされたEPGデータは、プログラムセレクタ150によって使用されるサービスリストを作成する。サービスリスト300/400は、図3及び図4に関連してより詳細に説明される。
引き続き図1を参照すると、プログラムセレクタ150は、EPGデータ140及びプログラム関連プリファレンスからアナウンスメントマネージャ130によって導出された現在のサービスリスト内の位置から開始する。ユーザがリモコン(図示せず)上の「CH+」キーを押すときのように、コマンド受信機152からチャネルセレクタコマンドを受信すると、プログラムセレクタは、サービスリスト内の次の位置に進み、いくつかのプロセスを開始する。
第1に、以前のサービスのビデオフォーマットが異なる場合、プログラムセレクタ150は、新しいビデオフォーマットに備えるように画像フォーマッティングモジュール182に指示することができる。画像フォーマッティングモジュール182の目的は、デコーダ180からビデオを受け取り、そのビデオのフォーマットを、例えば、グラフィックオーバーレイモジュール184及びディスプレイ190によるビデオ処理の次のステップのために使用される任意のビデオフォーマットに変換することである。画像フォーマッティングモジュール182が構成されるビデオフォーマットは、対応するビデオストリームのビデオシグナリングから抽出することができことができる。一般的に、実施形態の少なくとも1つの例は、ビデオストリームにアクセスする前にそのような情報を抽出することを含み、更に、例えば、画像フォーマッティングモジュール182の異なる設定のみを変更することを含むことができる。いくつかの設定が他の設定よりも変更に時間がかかる場合、例えば、解像度を変更するのにかかる時間と比較して、ルックアップテーブル(LUT)を再ポピュレートするのに長い時間がかかるため、入力ビデオ伝達関数を切り替えるのにより長い時間がかかる場合、おそらく、例示的な実装形態は全てのビデオフレームサイズに対して同じ大きなビデオフレームバッファを常に使用し、変更するのは画像の大きさに関するメタデータだけであるため、特定の設定のみ、又は設定のサブセットのみを変更することが望ましい場合がある。画像フォーマッティングモジュール182についての変更応答性能に関するそのような情報は、サービスリスト300/400のソートを通知するために使用することができる。
第2に、プログラムセレクタ150は、ビデオストリームバッファプール160内のストリームバッファ161からデータを取り出すようにビデオデコーダ180を誘導し、ストリームバッファ161は、新たに選択されたリスト位置に対応するサービスに対応するので、一次ストリームバッファになる。一次ストリームバッファ161がすでにIフレームを蓄積している場合、ビデオデコーダは直ちに復号を開始することができる。
第3に、受信機120が複数のビデオストリームを並列に受信することができる程度まで、及びビデオストリームバッファプール160が利用可能なストリームバッファを有する程度まで、受信機120は、サービスリストにおいて現在選択されている位置に隣接するサービスのストリームのバッファを開始するようにプログラムセレクタによって指示される。すなわち、現在選択されている位置に隣接するサービスリスト内の位置に対応するサービスのストリームをバッファリングする。もちろん、受信機120が複数のビデオストリームを受信する能力の一部がすでに割り当てられている場合、例えば、バックグラウンドでサービス(図示せず)からプログラムを録画する場合、複数のビデオストリームを受信する受信機の能力の使用可能な範囲は、それに応じて減少する。同様に、そのような事前割り当ては、プール160においてこのように使用するために利用可能なビデオストリームバッファの数を低減することがある。
一例として、次の隣接サービスのストリームは、前方隣接ストリームバッファ162にバッファリングされ、前の隣接サービスのストリームは、後方隣接ストリームバッファ163にバッファリングされる。本例では、CH+コマンドを最近受信したので、後方隣接ストリームバッファ163は、直前に一次ストリームを提供したサービスを表すことに留意されたい。したがって、このストリームバッファ163は、すでに満たされているはずであり、ユーザがCH-コマンドで「チャネルサーフィン」の方向を反転した場合に、ビデオデコーダ180によって直ちに使用可能になる。このように使用される各ストリームバッファは、一次ストリームバッファ161の他に、そのIフレームを含むGOP全体に加えて少なくとも次のIフレーム全体を蓄積するのに十分な大きさであるべきサーキュラーバッファとして動作する。このようにして、そのようなストリームバッファは、ストリームバッファの最近に完了したIフレームから開始して、ビデオデコーダ180によって連続的に再生する準備を整えることができる。代替として、そのようなストリームバッファが、それよりも多くの割り当てられたビデオストリームを蓄積することを許容される場合、ビデオデコーダ180は、異なる選択が異なる能力を提供して、最も早いものから最も新しいものまで、ストリームバッファ内の任意の完了したIフレームから開始することができる。例えば、数分の持続時間のストリームバッファは、前方又は後方にスキップするビットを提供することができるが、そのようなストリームバッファがサービスのストリームに過度に最近に割り当てられていると、その能力の完全な範囲がまだ利用可能でないことがある。
このプロセスは、追加の前方バッファ164、166を、リスト内の前方の連続するサービスに割り当て、追加の後方バッファ165を割り当て続ける。サービスリスト内の現在位置の任意の1つの進行に関しては、典型的には、1つの前方バッファ、例えば、166に割り当てられている1つの新しいサービスのみが存在する。残りのバッファは、リスト内の現在のサービスにすでに近い、又は近かったサービスにすでに割り当てられている。バッファプール160内のバッファの数は、通常、リスト上のサービスの数よりも少ないので、最後尾のバッファ、すなわち、直近の移動とは反対方向のリスト上の最小隣接サービスに対応するバッファが解放される。典型的には、これは、新たに割り当てられようとしているストリームバッファであり、すなわち、最も前方のバッファ166になったものは、最近まで最も後方のバッファ165として使用されていた。
これらのストリームバッファのこの説明において、最前方、前方隣接、後方隣接などの指定は全て、動的に割り当てることができる論理指定であり、物理的又は論理的な特定の固定バッファに対応する必要はないことに留意されたい。理想的には、このようなバッファの管理は、非常に「軽量」又は低複雑度のプロセスであり、プログラムセレクタ150の指示の下で受信機120によって構成される適切なI/O制御プロセッサ(図示せず)によって処理され、ビデオデコーダ180が一次ストリームバッファ161を識別することができる限り、そのいずれかがプール160内で使用されるバッファを呼び出すことができる。
一次ストリームバッファ161は、通常、少なくとも論理的には、はるかに大きいバッファである。それはサーキュラーであってもよいが、典型的には、はるかに長いキャプチャ、例えば、1時間又はおそらくかなり長いキャプチャを提供する。これは、現在選択されているサービスが、「一時停止」、「巻き戻し」、「早送り」などの「トリック再生」モード、及び通常の「再生」で使用するためにビデオを蓄積することを可能にし、これらのモードのいずれかは、リモコン(図示せず)を用いて呼び出され、コマンド受信機152を用いて検出することができことができる。
ここでは単一のエンティティとして示されているが、一次ストリームバッファ161は階層化メモリアーキテクチャに依拠することができる。ストリームバッファ161のストレージのかなりの部分は、ハードディスク又はフラッシュドライブなどの大容量メモリとして実装される場合が多く、直接部分のみがRAMメモリに保持され、I/O制御プロセッサは、ビデオデコーダ180が関与する必要がないように異なる階層間のデータの転送を管理するためにディスパッチされる。ビデオストリームキャプチャに関連するそのような階層化ストレージの詳細は、よく知られている。
いくつかの例示的実施形態では、EPGデータ140に反映されるアナウンスメント100が、特定のサービスが、ライブで利用可能であることに加えて、ライブ以外でも利用可能であることを示す場合、例えば、他のライブプログラムからの最近の時間が、ブロードバンドを介したアクセスのために維持されている場合、プログラムセレクタ150は、受信機120に適切なリンク情報を提供することができ、受信機120は、プログラム102のためのブロードバンドソースから対応するストリームにアクセスすることを試みることができる。これは、対応するサービスがユーザによって選択される前に、割り当てられたストリームバッファのより迅速なポピュレーションを可能にし、その後、ユーザがサービスを選択する前、及びサービスがストリームバッファプール160にバッファリングされる前であっても、対応するプログラムへのトリックプレイアクセスを可能にする。
このことから、受信機120は、例えばテレビアンテナ(図示せず)によって、又は例えばインターネット(図示せず)を介したブロードバンドアクセスによって、あるいはその両方によって、放送を介してアナウンスメント100及びプログラム120へのアクセスを有し得ることが明らかである。典型的な実装形態では、アナウンスメント100は、多くの異なるソースから、一般的には放送設備ごとに1つが到来し、各放送設備は1つ以上のサービスをサポートする。ATSC 1.0及びATSC 3.0の両方において、各テレビ放送信号は、複数のサービスを搬送するために時間領域多重化を使用し、その信号上で利用可能な全てのサービスは、その無線周波数(RF)テレビチャネル上のアナウンスメントに提示される。他のRFチャネル上で搬送される他のサービスは、対応するチャネル上のアナウンスメントを伴う。ATSC 3.0を用いるいくつかのケースでは、ブロードバンドを介してチャネルのためのアナウンスメントを取得するためにリンクを送信することができ、そのようなアナウンスメントは、より完全であり得、より見込みのあるアナウンスメントを含み得る。
ビデオデコーダが一次ストリームバッファ161内の適切なIフレームを受信して復号し、画像フォーマッティングモジュール182がそのフレームのビデオフォーマットを解釈するように構成されている場合、表示に適切にフォーマットされた(又は、実装に応じて、中間フォーマットにフォーマットされ、その後、表示のための正しいフォーマットに処理される)結果として生じるビデオは、グラフィックオーバーレイモジュール184に送られ、メニュー表示モジュール(図示せず)からの任意のメニュー、クロック表示モジュール(図示せず)からのクロックインジケータ、EPGレンダリングモジュール170からのEPG導出グラフィックスなどが、ディスプレイ190への送出のためにビデオにオーバーレイされる。その結果、選択されたビデオサービスは、例えば、現在選択されているサービス、現在選択されているサービスに関する詳細、例えば現在のショーの名前、おそらく俳優、公開年などの他の詳細を示す情報とともに、ディスプレイ上で再生されている。残り時間、又はこのサービス上の次のショーの名前(例えば、「やって来る。)。
プール160内のバッファに関連する1つの特徴又は態様は、ユーザがサービスリストを通して順次上又は下に移動するにつれて、バッファがいくつかの最も可能性の高いサービスからストリームを収集しているので、ユーザがリスト上の特定の選択に進むまでに、そのサービスに対応するバッファは、バッファがすでにIフレームなしでGOPの一部を通して動作しており、ユーザはIフレームが取得されるまでGOPの残りを待つだけでよいので、遅延なしで、又は最悪の場合でも低減された遅延で再生する準備ができているIフレームをすでに有する可能性が高いことである。
ユーザがサービスリストを通して1つの方向に進んでいるとき、プール160内のストリームバッファの割り当ては、進む方向に偏らせることができことができる。したがって、図1では、前方隣接ストリームバッファ162、164、166は3つのバッファであるが、後方隣接ストリームバッファ163、165は2つだけである。いくつかの実施形態では、この差はより劇的であってよい。しかしながら、ユーザが急に方向を変えた場合、例えば、チャネルサーフィン中に、今見たものがユーザの注意を引き、進行方向が急に逆転される。この状況では、プログラムセレクタ150の指示は、典型的には先を見越してロードされた最小隣接前方バッファの再割り当てとして、後方隣接ストリームバッファの数を増加させることであり得る。これは、限られたバッファプール160で動作しながら、要求されたビデオストリームバッファ内でIフレームに遭遇する可能性を改善する。
ビデオフォーマット情報にアクセスするプログラムセレクタの1つの特徴又は態様は、アナウンスメントデータ100からであろうと、ビデオデコーダ180を介して(上述のように破線を介して)各サービスに関する情報を履歴的に蓄積することによってであろうと、画像フォーマッティングモジュール182が適切なフォーマットへの構成をより早く開始する機会を有することである。
図2は、別の例示的な実施形態であるセットトップボックス(STB)210の実施形態を表しており、これは実質的に同様に動作し、テレビ110にも見られる多くの要素を含む。テレビ110のようにそれ自体がディスプレイ190を有するのではなく、STB210は、1つ以上のディスプレイ(図示せず)にビデオ信号を提供するために、デジタルインターフェース290、又は場合によっては別のビデオインターフェース(図示せず)を有する。したがって、ビデオ処理は、外部ディスプレイに適切に対応するために多少異なる。
例として、デジタルインターフェース290は、非圧縮高速デジタルメディアインターフェースプロトコル、例えば、家電協会(Consumer Electronics Association)によって標準化された一連の規格CTA-861(最近ではCTA-861-G、CTA-861.4によって補正されたもの)を実装することができる。この規格は、HDMI Licensing Administrator,Inc.(San Jose,CA)によって認可された独自仕様であるHigh-Definition Multimedia Interface(HDMI)、及びVideo Electronics Standards Association(VESA)(これもSan Jose,CA)によって標準化されたDisplayPortデジタルディスプレイインターフェースなど、人気のあるデジタルビデオインターフェース、コネクタ、及びケーブルに使用される基本プロトコルを提供する。これらのいずれも、デジタルインターフェース290の実装における使用に適したインターフェースの非限定的な例を提供する。
前述のように、ユーザチャネルサーフィンでは、CH+又はCH-コマンドがSTB210のコマンド受信機152で受信されており、テレビ110に関して上述したように、STBのプログラムセレクタ150がそれに応じて反応する。ここで、プログラムセレクタ150は、画像フォーマッティングモジュール282を様々に構成することができる。テレビ110では、ディスプレイ190の性質は本質的に固定されているので、画像フォーマッティングモジュール182は、テレビ110のビデオデコーダ180によって供給されているどんなビデオフォーマットでもディスプレイ190に適したビデオフォーマットに変換している場合があるが、ここでは、STB210のデジタルビデオインターフェース290は、フォーマット、理想的には手元のコンテンツ及び取り付けられた外部ディスプレイ(図示せず)に最も適したフォーマットに合致するように、取り付けられた外部ディスプレイ(図示せず)とネゴシエートすることができる。
代替として、実施形態の少なくとも1つの例では、デジタルインターフェース290は、外部ディスプレイ(図示せず)が可能であるフォーマットに基づいて、最良、最適、好ましい、又は望ましい可能性がある特定のフォーマットを決定し、可能な限り、ビデオを特定のフォーマットで、又は例えば、排他的に特定のフォーマットで外部ディスプレイに提供するようにネゴシエートすることができる。フォーマットを特定のフォーマットに維持することは、ビデオフォーマットがデジタルインターフェース290において変更されるときはいつでも、外部ディスプレイとの再ネゴシエーションが存在し、テレビ110に関連して上述したように、そのビデオパイプラインがリスタートされ、ビデオプレゼンテーションにおける望ましくない中断を引き起こし、これはユーザ体験の低下につながるという点において望ましい場合がある。インターフェース290を可能な限り同じ又は特定のビデオフォーマットに保つことによって、外部ディスプレイのビデオ処理のそのようなリスタートを回避するか、又は少なくとも実質的に低減することができる。
STB210の例示的な実施形態において、画像フォーマッティングモジュール282は、STB 110のビデオ復号器180からの画像の入力ビデオフォーマットを、グラフィックオーバーレイモジュール284による使用に適した中間フォーマットに変換するための画像処理を提供する。このようにして、STB210内のEPGレンダリングモジュール170、及び任意の他のグラフィックレンダリングコンポーネント(いずれも図示せず)は、解像度、カラリメトリー、伝達関数などを有する共通ビデオフォーマットで動作することができる例示的な一実施形態では、この共通ビデオフォーマットは、デジタルインターフェース290によって外部ディスプレイとネゴシエートされたものに設定することができる。代替の例示的な実施形態では、デジタルインターフェース290は、共通ビデオフォーマットである所定のビデオフォーマットにネゴシエートするように構成することができことができる。更に別の代替実施形態では、STB210は、ソースフォーマッティングモジュール286を使用して、グラフィックオーバーレイプロセッサ284で使用される共通ビデオフォーマットから、デジタルインターフェース290によって取り決められたビデオフォーマットに変換する。このようにして、デジタルインターフェース290は、特定のフォーマットを、例えば、STB210及び外部ディスプレイ(図示せず)の両方に利用可能な最良又は最適なフォーマットであると考えられるフォーマットに適合させることができる。
上述したようないくつかのデジタルインターフェース仕様の用語では、デジタルインターフェース290は「ソース」と呼ばれ、外部ディスプレイ(図示せず)は「シンク」と呼ばれる。他の種類の装置がシンクとして代用されてもよく、デジタルインターフェース290とのネゴシエーションが成功し得るならば、STB210が、他の種類の装置、例えば、AVスイッチング又はルーティング機器、ビデオレコーダ等に接続されている間、ビデオソースとして機能することを可能にする。
図3は、アナウンスメント100からアナウンスメントマネージャ130によって収集され、EPGデータ140として記憶されたデータが投入されたサービスリスト300を表す。プログラム関連プリファレンス132内の特定の情報に基づいて、EPGデータ140内で情報が利用可能ないくつかのサービスを、このリスト300から省略することができる。
例示的な一実施形態では、EPGデータ140内のいくつかのサービスは、加入を必要とするが、ユーザが加入していないサービスを表すことがある。したがって、サブスクリプションが必要であるが存在しないことをユーザに絶えず伝えるのではなく、対応するサービスは、EPGのこの特定の機能から省略される。プログラム関連プリファレンス132を更新することができ、そのような限定的アクセスサービスは、例えば、ユーザがそのようなサービスへの加入契約を取得しようとした場合、又は例えば、限定された期間に無料アクセスを提供するマーケティングプロモーションなどの限定された期間などの特定の状況においてアクセスが可能にされた場合に表示することができる。同様に、ユーザが、加入契約がなくてもサービスリスト300にそのようなサービスを含めるようにプリファレンスを設定する場合、例えば、ユーザが加入契約を検討しているが、どの種類のプログラムがいつ提供されるかを見たい場合、再びこのサービスがリスト300に現れる。
別の例示的な実施形態では、EPGデータ140内のいくつかのサービスは、表示されないように具体的に又は暗黙的にフラグ付けされていてもよい。例えば、ユーザは、特定の評価のプログラムを提供するサービスを除外するために、保護者の評価値を設定することができことができる。ユーザは、一次オーディオトラックを特定の言語で一貫して提供しないサービス(例えば、一次言語トラック又は吹き替え言語トラックが特定の言語で利用可能であるショーステーションのみ)をスキップする選択を行うことができる。更に、ユーザは、特定のサービスを個々に選択して現れないようにすることができる。
サービスリスト300は、仮想チャネル又はチャネル番号の順に配列されたリストの例を示す。これは、従来技術のほとんどのEPGが配列される順序である。チャネルの数は図3に示されていないが、サービス名は列351に含まれている。各サービスに対して、対応するサービスに対する例示的なビデオパラメータも現れる。例えば、ビデオ伝達関数は、列352に現れ、この簡略化された例では、高ダイナミックレンジ(HDR)又は標準ダイナミックレンジ(SDR)のいずれかとして表される。各サービスのビデオ解像度は、高解像度(HD)又は標準解像度(SD)のいずれかとして解像度列353に現れる。
本説明の目的のために、表示され得るか又は表示され得る情報は、図3において簡略化されている。例えば、複数の形態のHDRを有するような特定の複雑さは提示されていない。すなわち、この例は、簡略化のために、おそらく3つではなく、1つのみのHDR伝達関数が使用されているように見せかける。提示された原理は同じままである。同様に、提示される解像度は2つであるが、超高精細(UHD)及びそれ以上のサービスがすでに提供されているが、それらはおそらくこの特定のユーザの加入契約に含まれていないか、又はこのユーザの関心の範囲外であった。様々な他のタイプの情報、パラメータ、又は設定を、図3に示すリストなどのユーザに提示される情報に含めることができる。例えば、カラリメトリーにおける差異(例えば、標準色域及び広色域)は、ここでは図示されない別個の列内にあってよい。しかしながら、再び、原理は一貫したままである。
実際のサービスリスト300では、画像フォーマットモジュール182又は282を更新するタイミングを管理しないパラメータは省略することができる。例えば、カラリメトリーの変化が、列352に示される伝達関数の変化と常に一致する場合、それ自体の列(図示せず)においてカラリメトリーを別個に追跡する必要はない。同様に、画像フォーマッティングモジュール182が構成されるときにパラメータが意味のある効果を有さない場合、サービスリスト300内の対応する列は必要ない。そのような情報は、ビデオの特性に関してユーザに通知するためにEPGレンダリングモジュール170によって使用される場合に含まれることがあるが、サービスリスト300上にあるEPGデータ以外のEPGデータ140からも取得することができことができる。
水平ライン302~318は、サービスが連続的に選択されるにつれてビデオフォーマットの変化が生じる場所を表す。例えば、ライン302は、「<解像度>-<伝達関数>」の形で、HD-HDRであるサービス330のビデオフォーマットから、次の行のサービス331のためのHD-SDRへの変化を表す。サービス330からサービス331への移行、又はその逆の移行は、ビデオフォーマットのこの変化に遭遇し、テレビ110又はSTB210の特定の実装に応じて、潜在的に遅延を引き起こす。リスト300の終了部に、サービス333の後に、コールアウト319が指しているラインがないことに留意されたい。これは、リストの一番下のサービス333のビデオフォーマットが、リストの一番上のサービス330のビデオフォーマットと一致しており、いずれもHD-HDRであるためである。したがって、いずれかの方向にラップアラウンドするとき、例えば、リストの一番上にあってCH-を押すとき、又は一番下にあってCH+を押すとき、ビデオフォーマットの変化に遭遇しない。これらの最初のビデオフォーマットと最後のビデオフォーマットが異なった場合、319におけるラインが、ラップアラウンドに基づく移行を示すために適切である。
したがって、この例示的なサービスリスト300は、28個のサービスを有し、提示された順序(又はその逆)でリスト全体をスクロールすると、17個のビデオフォーマット変化に遭遇する。この例では、リスト300に沿ってランダムな増分ステップを行うときに変化が発生する可能性が高く、その結果、プール160内のストリームバッファが適切に充填されている場合であっても、チャネルサーフィン体験が悪くなる可能性が高い。
列350は、このリスト上の各サービスの分類を示す。第1のサービス330などのいくつかのアイテムは、お気に入りとしてマークされる。これは、プログラム関連プリファレンス132から決定され、ユーザによって手動で設定してもよいし、ユーザの視聴習慣を監視することによって、又は別の決定によって自動的に決定してもよい。
サービスリスト331内の第2の項目は、「推奨」とマークされた国際ニュースを提示するサービス331である。この例では、推奨は、ユーザが国際ニュース332を提示する別のサービス332をすでに有しているためである。
多くの他のサービス、例えば最後のサービス333は、「推奨されない」としてマークされる。そのようなサービスは、プログラム関連プリファレンスデータ132内の任意の情報によって、このサービスリスト300から除外されず、したがって、含まれるが、お気に入りでも推奨でもなく、したがって、そのようなサービスをお気に入り及び推奨と混合させず、それによって、ユーザ体験を潜在的に改善又はより良好に最適化することが望ましい。しかしながら、そのようなサービスは、例えば、それらを除外する特定の理由を有さないことに基づいて、例において利用可能なままである。代替実施形態では、そのようなサービスを除外することができ、あるいは、サービスリストをより多く表示するか、又はより少なく表示するように設定することができる。
サービスリスト300の例では、これらの局が現れる順序は、それらの番号順、又は自然順、すなわち、ほとんどの現在のガイドがサービスを提示する順序であることが意図されている。すなわち、サービスは、仮想チャネル番号及びサブチャネル番号、例えば、2.1、2.2、2.3、4.1、4.2、5.1などによって表示されるか、又はSTBにおいて、これはアグリゲータ、すなわちケーブル会社又は衛星会社によって行われたチャネル割当てである。場合によっては、ケーブル会社は、全てのSDサービスを1000未満のチャネル番号に割り当て、全てのHDチャネルを、1000を超えるチャネル番号に割り当てることができ、したがって、そのようなリスト内にビデオフォーマットの少なくとも部分的な順序付けが存在する。同様に、HDニュース局の全て若しくは少なくとも多くを、又はスポーツチャネルの全て若しくは多くを一緒にグループ化することができる。しかしながら、そのような順序付けは、本明細書で説明されるイシューのうちの1つ又は複数に関して完全に最適ではない。更に、このような順序付けは、ガイドを作成する中央サービスがないので、無線放送には利用できない。すなわち、各放送局は、独自のESG(電子サービスガイド)を提供し、ユーザのテレビ110又はSTB210は、EPGデータ140内の全ての利用可能なサービスのための全体的なガイドを蓄積することに責任がある。
図4は、サービスリスト300に示されているのと同じサービスを表すサービスリスト400を示しているが、優先順位列450、ビデオ転送機能列452、及びビデオ解像度列453に抽出され示されているプログラム関連プリファレンス132において利用可能な情報に基づいてソートされている点が異なる。参照のために、サービス名は列451にあり、比較すると、他のデータは、同じ名前についてはリスト300及び400の両方で同じであることが分かる。
テレビ110の特定の実装形態が、ビデオフォーマットのいくつかの態様を変化させる実質的な待ち時間を伴わない場合、例えば、解像度を切り替える能力が、視聴者へのビデオ提示において目に見える妨害を引き起こすことになる実質的な待ち時間をもたらさない場合、ビデオフォーマットのその特定の態様は、サービスをグループ化するために使用する必要はない。これは、ビデオパラメータのサブレンジを含み、例えば、テレビがHDより低い全ての解像度を同じ方法で扱うが、HDを異なる方法で扱い、HDより高い解像度を単一であるが異なる方法で扱う場合、解像度のビデオフォーマットパラメータは、3つの下位区分<HD、HD、及び>HDによって表することができことができる。例えば、1080ラインのプログレッシブ走査ビデオと1080ラインのインターレース走査ビデオのような2つのHDフォーマット間で切り替えるとき、同じ解像度であっても待ち時間に違いがある場合がある。全てのビデオフォーマットパラメータにおけるこのような分割は、装置、例えばテレビ110の実装に固有のものとなる。
差異が存在する実装形態については、どのビデオフォーマットパラメータ変化が最も長くかかるかも考慮されるべきである。これらもまた、テレビ110の各実装に特有である。グループのソートは、サービスがソートされたリストにおいて、そのような最長構成ビデオフォーマットパラメータの移行が可能な限り稀にしか行われないように試みるべきである。すなわち、「最長移行」ビデオフォーマットパラメータは、最も外側の分類であるべきであり、すなわち、最大の待ち時間又は「ペナルティ」に関連付けられたパラメータ変化を最も低い頻度で発生させるべきである。適切なビデオフォーマットパラメータの集合は、説明したグループ化手順のための複合ソートキーを表す。そのようなパラメータが変化するとき、ビデオパイプラインのためのセットアップ時間により悪影響を及ぼすビデオフォーマットパラメータに対応する構成要素を有することは、パラメータがより少ない又は最も少ない頻度で変化するように、その複合ソートキーの最も重要な要素であり得る。
このようなソートは、チャネルサーフィン、すなわち、ソートされた順序でEPGを通してサービスごとに進行するとき、ビデオフォーマット変化に起因する予想される待ち時間を最小限に抑える。
しかしながら、この順序付けは、時には、どのチャネルがお気に入りの中にあるか、及びお気に入りの中にないかを考慮することによって更に最適化することができことができる。このようにして、ユーザのお気に入りサービスの間のチャネルサーフィン体験を高度に最適化することができ、これにより、お気に入りの間にお気に入りでないサービスが挿入されないことが更に保証される。そのため、そのような表示によってユーザが提示されたプログラムの視聴を停止する可能性がほとんどない場合、潜在的にやっかいな遅延が生じることがある。
説明されたソート戦略は、お気に入りに意味のある類似のサービスを許可することによって便利に拡張される。様々な協調フィルタリング、コンテンツベースのフィルタリング、リスク認識推奨、及びコンテンツ推奨の当業者に知られている関連する技法を使用することにより、お気に入りになる可能性が高いサービス又はプログラムを識別することができ、あるいは少なくとも、ユーザに嫌われる可能性がない、又はユーザにとって不快である可能性が低いプログラムを提示することができる。例えば、特定の外国ニュースサービスをお気に入りとしてリストする場合、他の外国ニュースサービスがソートによって含まれるであろう。代替として、1つの「お気に入り」がユーザによって指定される場合、他の類似のサービスを、明示的ユーザプリファレンス(例えば、ユーザ指定設定における)又は暗示的ユーザプリファレンス(例えば、特定のユーザの使用履歴に基づく)に基づいて除外してもよい。例示的な一実施形態では、ユーザのお気に入りに類似するそのようなサービスは、ソート内の「推奨サービス」グループ内に一緒に収集することができことができる。このようにして、それらの存在は、お気に入りの濃度を希釈することはないが、それらをより多数の非推奨サービスの前に置く。別の例示的実施形態では、「推奨サービス」は、特に、ガイドを通して順次に移動するときに付加的なサービス切り替え遅延を引き起こさないやり方で、お気に入りの間に挿入してもよい。
更に別の例示的な実施形態では、ユーザは、自分のお気に入りを2つ以上の階層、例えば、自分の最もお気に入り、お気に入り、及び臨時のお気に入りに優先順位付けすることができ、ソートは、更に階層に基づくことができる。
ガイドがソートされているとき、ラップアラウンドポイントを与えるべきである。ガイドは、最も一般的には、ガイドの最後のエントリを過ぎて移動すると、ガイドの最初のエントリに移動するように構成される。そのような場合、リストの末尾のエントリがリストの先頭のエントリと同様のビデオ特性を有するようにリストをソートすることができ、その結果、リストの先頭にあるとき、リスト内の偶発的な後退又は方向の逆転によって、ラップアラウンド時に長い移行が生じず、その直後に、ユーザがオーバーシュートを補正するときに別の長い移行が続く。
本明細書で説明される態様、実施形態、又は特徴の例のうちの1つ又は複数に従ってソートされるサービスリスト400の例では、リストは、ユーザのお気に入りのうちの1つであるサービス430から始まる。これはHD-HDRで提示され、高品質の提示フォーマットを表すはずである。別のお気に入りサービス431もHD-HDRであり、したがって、430に隣接して設置される。同じようにHD-HDRにある他のお気に入りサービスは存在せず、これは、次のお気に入りサービスがビデオフォーマットの変化を必然的に引き起こすことを意味する。しかしながら、やはりHD-HDRであるサービスに対して推奨があり、これはサービス432として挿入される。説明されるように推奨を位置付けることは、この推奨が移行を誘発することなく示されることができるため、有益である。サービス342の後、ビデオフォーマット移行がライン402によって示されている。
サービスリスト400には、4つの移行ライン402~405しかない。推奨サービス432が、HD-HDR内の唯一の「推奨」である、リスト内のより低い任意の場所に位置していた場合、2つの移行、すなわち、2つ以上の移行ライン、すなわち、一度それに切り替え、またそれから離れるように一度切り替えることを誘発する可能性が高い。例外は、それがリストの最後に置かれた場合であり、ラップアラウンドするので、それは、434のビデオフォーマットに一致するビデオフォーマットを有するトップオブリストサービス430に隣接する。しかしながら、リストの末尾は、ユーザが通常、偶然を除いてリスト内の最初の位置を越えて戻らない限り、推奨に対して望ましくない設置となり得る。そのような推奨が見られない場合もあり得る。
推奨432及び移行ライン402に続いて、HD-SDRフォーマットにおけるいくつかのお気に入りがあり、これらがリストされている。HD-SDRは依然として良好な品質のフォーマットであり、この例示的リストでは、2番目に好ましいフォーマットである。残りのお気に入りを過ぎると、リスト400は、やはりHD-SDRフォーマットである推奨を提供するようにソートされている。それらがなくなると、ビデオフォーマットは、ライン403によって示されるように再び移行し、その下でSD-SDRが始まる。ここでも、システムは推奨を提供しており、サービス433は、お気に入りサービス430と同様のテーマを有するプログラムを提供するので選択される。しかしながら、図4に示すように、433の下には、推奨されない多くのサービスがあるか、あるいは、上のサービスよりも低い優先度の推奨を有する。SD-SDRビデオフォーマットは、ライン404まで続き、ここで、サービスのビデオフォーマットは、改善を始める:HD-SDR。ライン405において、ビデオ品質は再びHD-HDRに移行し、その結果、サービス434に到達するまでに、サービス434は推奨されないが、第1のサービス430に一致するビデオフォーマットを有する。したがって、ラップアラウンドが発生した場合、ビデオフォーマットの移行は発生しない。
サービスリスト400のソート順序は、ビデオフォーマット移行との遭遇が予想される数を最小限に抑えるか、又はそうでなければ低減することによって、改善されたユーザ体験、例えば、改善されたチャネル選択又はチャネルサーフィン体験を提供する。サービスリスト300内の17個のビデオ移行(行302~318)を、本明細書で説明されるようにソートされたサービスリスト400内の4個のビデオ移行(行402~405)と比較されたい。同様に、本明細書で説明するようにサービスリストに基づいてプログラムセレクタ150によって指示されるストリームバッファリング戦略は、Iフレームが取得されるのを待つことを最小限に抑えるか又は排除する。これは、チャネルサーフィン体験のようなユーザ体験を改善するようにも働く。更に、説明されるようなユーザインターフェースへの推奨サービスの相互作用は、ビデオ移行と予期されるユーザ関心との間の最適化を表すことができるチャネルサーフィン体験等のユーザ体験を更に向上させる。加えて、ユーザプリファレンスは、体験を管理するための有意義な制御をユーザに提供するために使用することができる。
実施形態の別の例を図5に示す。図5では、実施形態500は、510において、コンテンツを提供する複数の利用可能なサービスを決定することを含み、各サービスは、関連するコンテンツフォーマットを有する。510の例は、デジタルテレビなどの電子デバイスにおいて利用可能なサービスを決定することであってよく、そのようなサービスは、デジタルテレビ(DTV)などのデバイスにおいて受信されるか又は利用可能な信号及び/又はプログラムであり得る。サービスは、様々なソース、例えば、ブロードキャスト、ストリーミング、レコーディング、スマートフォン、ラップトップ又は他のコンピュータなどのうちの1つ又は複数から生じ得る。サービスは、テレビプログラムなどのビデオ及びオーディオコンテンツを含むことができる。次いで、実施形態500は、520において、各サービスのコンテンツフォーマット及び複数の利用可能なサービス間の切り替えのシーケンスに基づいて、複数の利用可能なサービスの順序を決定して、シーケンスに基づいて、複数の利用可能なサービスのうちの第1のサービスから、第1のサービスとは異なる、複数の利用可能なサービスのうちの第2のサービスに切り替えるときの移行時間を低減することを更に含む。例えば、複数のサービスの順序を決定することは、類似のコンテンツフォーマットを有するサービスに基づいて利用可能なサービスをソート又は考慮すること、例えば、高精細度コンテンツを提供するサービスを一緒にグループ化することを伴い得る。次いで、順序を決定するときに特定の切り替えシーケンスも考慮される場合、順序は、サービス間で切り替えるための時間又は待ち時間を低減することができる。一例として、同じフォーマットを有するサービスが隣接しており、同じ又は類似のフォーマットを有する場合、チャネルアップ及びチャネルダウンを伴うチャネルサーフィンなどの切り替えシーケンスは、より少ないビデオフォーマット変更をもたらすことができ、それによって、本明細書で説明するようにサービス間で切り替えるときに、ビデオパイプラインを再構成する必要性を低減し、待ち時間を低減し、システム性能を改善する。次いで、530において、プログラムガイドを表すリストを、順序に基づいて作成することができことができる。540において、サービス間の切り替えが、リストに関連付けられたプログラムガイドに基づいて可能にされる。上述のように順序付けされたプログラムガイドに関連付けられたリストの例は、図4に示され、上述されている。図4において、順序付けられたリストに基づくプログラムガイドは、プログラムガイドを通してチャネルサーフィンするようなやり方で切り替えるときに性能が改善される(例えば、切り替え遅延が減少する)ように、同じ又は同様のフォーマットを有する第1及び第2のサービスをリスト内の隣接する位置に位置付けしようと試みる。
本明細書は、ツール、特徴、実施形態、モデル、アプローチ等を含む種々の態様について説明している。これらの態様のうちの多くは、具体性をもって説明され、少なくとも個々の特性を示すために、限定的であると聞こえ得る方法で説明されている場合多い。しかしながら、これは、説明を明確にすることを目的としており、それらの態様の適用又は範囲を限定するものではない。実際に、本明細書で説明される実施形態、特徴などの様々な例は、様々な方法で組み合わされ、交換されて、実施形態の更なる例を提供することができる。
本文書に説明され、企図されている態様は、多くの異なる形態において実装することができる。上述したように、いくつかの例が図1~図5に示されている。別の例が、以下に説明する図6に示されている。他の実施形態が企図され、図に示される例は、実装の幅を限定しない。本明細書で説明される実施形態の様々な例は、本明細書で説明される方法の例のうちの1つ又は複数を実装するための命令を記憶した方法、装置、コンピュータ可読記憶媒体又は非一時的コンピュータ可読記憶媒体として実装され得る。
本開示では、HDR(高ダイナミックレンジ)及びSDR(標準ダイナミックレンジ)という用語が使用される。これらの用語は、ダイナミックレンジの特定の値を当業者に伝えることが多い。しかしながら、HDRへの言及が「より高いダイナミックレンジ」を意味すると理解され、SDRへの言及が「より低いダイナミックレンジ」を意味すると理解される追加の実施形態も意図される。そのような追加の実施形態は、「高ダイナミックレンジ」及び「標準ダイナミックレンジ」という用語にしばしば関連付けられ得るダイナミックレンジの任意の特定の値によって制約されない。
様々な方法が本明細書に説明されており、本方法の各々は、説明された方法を達成するための1つ以上のステップ又はアクションを含む。ステップ又はアクションの特定の順序が方法の適切な動作のために必要とされない限り、特定のステップ及び/又はアクションの順序及び/又は使用は、修正又は組み合わされ得る。
様々な実施形態、例えば、方法、及び本明細書で説明される他の態様は、以下で詳細に説明される図6に示される例などのシステムを修正するために使用され得る。例えば、図6の例の1つ以上のデバイス、特徴、モジュールなど、及び/又はシステムのデバイス、特徴、モジュールなどの配置(例えば、システムのアーキテクチャ)を修正することができる。特に明記されていない限り、又は技術的に不可能でない限り、本文書に記載されている態様は、個別に又は組み合わせて使用することができる。
本文書では、例えば、様々な数値が使用される。具体的な値は、例示を目的としており、説明されている態様は、これらの具体的な値に限定されるものではない。
図6は、様々な態様及び実施形態が実装され得るシステムの一例のブロック図を例解する。システム1000は、以下に説明する様々なコンポーネントを含むデバイスとして具現化することができ、本文書に説明する態様のうちの1つ以上を実行するように構成されている。このようなデバイスの例としては、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、スマートフォン、タブレットコンピュータ、デジタルマルチメディアセットトップボックス、デジタルテレビ受信機、パーソナルビデオ録画システム、接続型家電、及びサーバなどの様々な電子デバイスが挙げられるが、これらに限定されない。システム1000の要素は、単独で又は組み合わせて、単一の集積回路、複数のIC、及び/又は個別のコンポーネントにおいて具現化することができる。例えば、少なくとも1つの実施形態では、システム1000の処理要素及びエンコーダ要素/デコーダ要素は、複数のIC及び/又は個別のコンポーネントにわたって分散される。様々な実施形態において、システム1000は、例えば、通信バスを介して、又は専用の入力ポート及び/又は出力ポートを通じて、他の同様のシステム、又は他の電子デバイスに通信可能に結合される。様々な実施形態では、システム1000は、本明細書に記載の態様のうちの1つ以上を実装するように構成されている。
システム1000は、例えば、本明細書に記載の様々な態様を実装するために、その中にロードされた命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサ1010を含む。プロセッサ1010は、埋め込みメモリ、入出力インターフェース、及び当該技術分野において知られている様々な他の回路を含むことができる。システム1000は、少なくとも1つのメモリ1020(例えば、揮発性メモリデバイス及び/又は不揮発性メモリデバイス)を含む。システム1000は、記憶デバイス1040を含み、この記憶デバイスは、EEPROM、ROM、PROM、RAM、DRAM、SRAM、フラッシュ、磁気ディスクドライブ、及び/若しくは光ディスクドライブを含むが、これらに限定されない、不揮発性メモリ並びに/又は揮発性メモリを含むことができる。記憶デバイス1040は、非限定的な例として、内部記憶デバイス、外付け記憶デバイス、及び/又はネットワークアクセス可能な記憶デバイスを含むことができる。
システム1000は、例えば、符号化されたビデオ又は復号されたビデオを提供するためにデータを処理するように構成されたエンコーダ/デコーダモジュール1030を含み、エンコーダ/デコーダモジュール1030は、それ自体のプロセッサ及びメモリを含むことができる。エンコーダ/デコーダモジュール1030は、符号化機能及び/又は復号化機能を実行するためにデバイスに含めることのできるモジュールを表す。既知であるように、デバイスは、符号化モジュール及び復号化モジュールのうちの一方又は両方を含むことができる。加えて、エンコーダ/デコーダモジュール1030は、システム1000の別個の要素として実装することができる、又は当業者に既知であるように、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせとしてプロセッサ1010内に組み込むことができる。
本文書に説明される様々な態様を実行するためにプロセッサ1010又はエンコーダ/デコーダ1030にロードされるプログラムコードは、記憶デバイス1040に記憶することができ、その後、プロセッサ1010による実行のためにメモリ1020にロードすることができる。様々な実施形態によれば、プロセッサ1010、メモリ1020、記憶デバイス1040、及びエンコーダ/デコーダモジュール1030のうちの1つ以上は、本明細書に記憶のプロセスの実行中に様々なアイテムのうちの1つ以上を記憶することができる。かかる記憶されたアイテムは、これらに限定されないが、入力ビデオ、復号化ビデオ、又は復号化ビデオの一部分、ビットストリーム、マトリクス、変数、並びに、方程式、式、動作、及び動作論理の処理からの中間結果又は最終結果を含むことができる。
いくつかの実施形態では、プロセッサ1010及び/又はエンコーダ/デコーダモジュール1030の内部のメモリは、命令を記憶するため、上述の動作中に必要とされる処理のためのワークメモリを提供するために使用される。しかしながら、他の実施形態では、処理デバイス(処理デバイスは例えば、プロセッサ1010又はエンコーダ/デコーダモジュール1030のいずれかとすることができる)の外部のメモリが、これらの機能のうちの1つ以上のために使用される。外部メモリは、メモリ1020及び/又は記憶デバイス1040、例えば、ダイナミック揮発性メモリ及び/又は不揮発性フラッシュメモリとすることができる。いくつかの実施形態では、外部不揮発性フラッシュメモリが、テレビのオペレーティングシステムを格納するために使用される。少なくとも一実施形態では、RAMなどの高速な外部ダイナミック揮発性メモリが、MPEG-2、HEVC、又はVVC(多用途ビデオコーディング)などのビデオ符号化動作及び復号動作のためのワークメモリとして使用される。
システム1000の要素への入力は、ブロック1130に示されるように、様々な入力デバイスを通じて提供することができる。このような入力デバイスとしては、(i)例えば、放送局によって無線で送信されるRF信号を受信するRF部、(ii)コンポジット入力端子、(iii)USB入力端子、及び/又は(iv)HDMI入力端子が挙げられるが、これらに限定されない。
様々な実施形態では、ブロック1130の入力デバイスは、当技術分野で知られているように、関連するそれぞれの入力処理要素を有する。例えば、RF部分は、(i)所望の周波数を選択すること(信号を選択すること、又は信号をあるバンドの周波数にバンド制限することとも称される)、(ii)選択された信号をダウンコンバートすること、(iii)(例えば)特定の実施形態でチャネルと称され得る信号周波数バンドを選択するために、より狭いバンドの周波数に再びバンド制限すること、(iv)ダウンコンバートされ、バンド制限された信号を復調すること、(v)エラー訂正を行うこと、及び(vi)所望のデータパケットのストリームを選択するために逆多重化することを行うための要素と関連付けられ得る。様々な実施形態のRF部分は、これらの機能を実行する1つ以上の要素、例えば、周波数セレクタ、信号セレクタ、バンドリミッタ、チャネルセレクタ、フィルタ、ダウンコンバータ、復調器、エラー訂正器、及びデマルチプレクサを含む。RF部分は、様々なこれらの機能を実行するチューナを含むことができ、例えば、受信した信号をより低い周波数(例えば、中間周波数又は近ベースバンド周波数)に又はベースバンドにダウンコンバートすることを含む。セットトップボックスの一実施形態では、RF部分及びその関連する入力処理要素は、有線(例えば、ケーブル)媒体を介して送信されるRF信号を受信し、所望の周波数バンドにフィルタリング、ダウンコンバート、及び再フィルタリングすることによって周波数選択を実行する。様々な実施形態では、上で説明される(及び他の)要素の順序を並べ替える、これらの要素の一部を削除する、並びに/又は、類似若しくは異なる機能を実行する他の要素を追加する。要素を追加することは、既存の要素の間に要素を挿入すること、例えば、増幅器及びアナログ-デジタル変換器を挿入することを含むことができる。様々な実施形態において、RF部分は、アンテナを含む。
加えて、USB端子及び/又はHDMI端子は、システム1000をUSB接続及び/又はHDMI接続を介して他の電子デバイスに接続するためのそれぞれのインターフェースプロセッサを含むことができる。入力処理の様々な側面、例えば、リード-ソロモンエラー補正は、例えば、必要に応じて、別個の入力処理IC内で実装する、又はプロセッサ1010内で実装することができることを理解されたい。同様に、USB又はHDMIインターフェース処理の側面は、必要に応じて、別個のインターフェースIC内で、又はプロセッサ1010内で実装することができる。復調され、エラー補正され、逆多重化されたストリームは、例えば、プロセッサ1010、及び出力デバイス上に提示するために必要に応じてデータストリームを処理するためにメモリ及び記憶要素と組み合わせて動作するエンコーダ/デコーダ1030を含む、様々な処理要素に提供される。
システム1000の様々な要素は、統合されたハウジング内に設けることができ、統合されたハウジング内では、様々な要素は、適切な接続構成1140、例えば、I2Cバス、配線、及びプリント回路基板を含む、当該技術分野で既知の内部バスを使用して相互に接続され、互いの間でデータを送信することができる。
システム1000は、通信チャネル1060を介して他のデバイスとの通信を可能にする通信インターフェース1050を含む。通信インターフェース1050は、通信チャネル1060介してデータを送信及び受信するように構成されたトランシーバを含むことができるが、これに限定されない。通信インターフェース1050は、モデム又はネットワークカードを含むことができるが、これらに限定されず、通信チャネル1060は、例えば、有線媒体及び/又は無線媒体内に実装することができる。
データは、様々な実施形態において、IEEE802.11などのWi-Fiネットワークを使用して、システム1000にストリーミングされる。これらの実施形態のWi-Fi信号は、Wi-Fi通信用に適応した通信チャネル1060及び通信インターフェース1050を介して受信される。これらの実施形態の通信チャネル1060は、一般的には、ストリーミングアプリケーション及び他のオーバーザトップ通信を可能にするためにインターネットを含む外部ネットワークへのアクセスを提供するアクセスポイント又はルータに接続される。他の実施形態では、入力ブロック1130のHDMI接続を介してデータを配信するセットトップボックスを使用して、システム1000にストリーミングデータを提供する。更に他の実施形態では、入力ブロック1130のRF接続を使用して、システム1000にストリーミングデータを提供する。
システム1000は、ディスプレイ1100、スピーカ1110、及び他の周辺デバイス1120を含む種々の出力デバイスに出力信号を提供することができる。他の周辺デバイス1120は、実施形態の様々な例において、スタンドアロンDVR、ディスクプレーヤ、ステレオシステム、照明システム、及びシステム1000の出力に基づいて機能を提供する他のデバイス、のうちの1つ以上を含む。様々な実施形態では、制御信号は、AV.Link、CEC、又はユーザ介入あり若しくはユーザ介入なしでデバイス間制御を可能にする他の通信プロトコルなどのシグナリングを使用して、システム1000とディスプレイ1100、スピーカ1110、又は他の周辺デバイス1120との間で通信される。出力デバイスは、それぞれのインターフェース1070、1080、及び1090を通じた専用接続を介してシステム1000に通信可能に接続することができる。代替的に、出力デバイスは、通信インターフェース1050を介して通信チャネル1060を使用してシステム1000に接続することができる。ディスプレイ1100及びスピーカ1110は、例えば、テレビなどの電子デバイスにおいて、システム1000の他の構成要素とともに単一ユニットに統合することができる。様々な実施形態では、ディスプレイインターフェース1070は、ディスプレイドライバ、例えば、タイミングコントローラ(TCon)チップを含む。
例えば、入力1130のRF部分が個別のセットトップボックスの一部である場合、ディスプレイ1100及びスピーカ1110は、代替的に、他のコンポーネントのうちの1つ以上とは別個とすることができる。ディスプレイ1100及びスピーカ1110が外部構成要素である様々な実施形態では、出力信号は、例えば、HDMIポート、USBポート、又はCOMP出力を含む専用の出力接続を介して提供することができる。
実施形態は、プロセッサ1010によって実装されるコンピュータソフトウェアによって、又はハードウェアによって、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせによって、実行することができる。非限定的な例として、実施形態は、1つ以上の集積回路によって実装することができる。メモリ1020は、技術環境に適切な任意のタイプとすることができ、非限定的な例として、光学メモリデバイス、磁気メモリデバイス、半導体ベースのメモリデバイス、固定メモリ、及び取り外し可能なメモリなどの任意の適切なデータ記憶技術を使用して実装することができる。プロセッサ1010は、技術環境に適切な任意のタイプとすることができ、非限定的な例として、マイクロプロセッサ、汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、及びマルチコアアーキテクチャに基づくプロセッサ、のうちの1つ以上を包含することができる。
本明細書で説明する実施形態の例によるシステム又は装置又は方法は、1つ以上のプロセッサを含むことができる。かかる実施形態は、埋め込みメモリ、入出力インターフェース、及び当該技術分野において知られている様々な他の回路を含むことができる。メモリは、揮発性メモリデバイス及び/又は不揮発性メモリデバイスを含むことができる。記憶デバイスは、EEPROM、ROM、PROM、RAM、DRAM、SRAM、フラッシュ、磁気ディスクドライブ、及び/若しくは光ディスクドライブを含むが、これらに限定されない、不揮発性メモリ並びに/又は揮発性メモリを含み得る。記憶デバイスは、非限定的な例として、内部記憶デバイス、外付け記憶デバイス、及び/又はネットワークアクセス可能な記憶デバイスを含むことができる。
図がフローチャートとして提示されている場合、その図は対応する装置のブロック図も提供するものと理解されたい。同様に、図がブロック図として提示されている場合、その図は対応する方法/プロセスのフローチャートも提供するものと理解されたい。
本明細書に説明された実装形態及び態様は、例えば、方法又はプロセス、装置、ソフトウェアプログラム、データストリーム、又は信号において実装することができる。たとえ単一の形態の実装形態の文脈でのみ考察される場合でも(例えば、方法としてのみ考察される)、考察された特徴の実装形態は、他の形態(例えば、装置又はプログラム)でも実装することができる。装置は、例えば、適切なハードウェア、ソフトウェア、及びファームウェアにおいて実装することができる。この方法は、例えば、コンピュータ、マイクロプロセッサ、集積回路、又はプログラマブル論理デバイスを含む、一般に処理デバイスを指すプロセッサで実装され得る。プロセッサはまた、例えば、コンピュータ、携帯電話、携帯型/パーソナルデジタルアシスタント(「PDA、personal digital assistant」)及びエンドユーザ間の情報の通信を容易にする他のデバイスなどの通信デバイスを含む。
「一実施形態」又は「実施形態」又は「一実装形態」又は「実装形態」、及びそれらの他の変形形態の言及は、実施形態に関連して説明される特定の特徴、構造、特性などが、少なくとも一実施形態に含まれることを意味する。したがって、本文書を通じて様々な場所に現れる「一実施形態において」又は「実施形態において」又は「一実装形態において」又は「実装形態において」という句、及び他の変形は、必ずしも全てが同じ実施形態を指すわけではない。
加えて、本文書は、様々な情報を「決定すること」に言及し得る。情報を判定することは、例えば、情報を推定すること、情報を計算すること、情報を予測すること、又は情報をメモリから取り出すことのうちの1つ以上を含むことができる。
更に、本文書は、様々な情報に「アクセスすること」に言及し得る。情報にアクセスすることは、例えば、情報を受信すること、(例えば、メモリから)情報を取得すること、情報を記憶すること、情報を移動すること、情報をコピーすること、情報を計算すること、情報を判定すること、情報を予測すること、又は情報を推定することのうちの1つ以上を含むことができる。
加えて、本文書は、様々な情報を「受信する」ことに言及し得る。受信することは、「アクセスすること」と同様に、広義の用語であることを意図している。情報を受信することは、例えば、情報にアクセスすること、又は(例えば、メモリから)情報を取得することのうちの1つ以上を含むことができる。更に、「受信すること」は、一般には、例えば、情報を記憶する、情報を処理する、情報を送信する、情報を移動する、情報をコピーする、情報を消去する、情報を計算する、情報を判定する、情報を予測する、又は情報を推定するなどの操作時に、何らかの形で関与する。
例えば、「A/B」、「A及び/又はB(A and/or B)」及び「A及びBのうちの少なくとも1つ(at least one of A and B)」の場合、次の「/」、「及び/又は(and/or)」、及び「のうちの少なくとも1つ(at least one of)」のいずれかの使用は、第1のリストされた選択肢(A)のみの選択、又は第2のリストされた選択肢(B)のみの選択、又は両方の選択肢(A及びB)の選択を包含することが意図されていることを理解されるべきである。更なる実施例として、「A、B、及び/又はC(A,B,and/or C)」及び「A、B、及びCのうちの少なくとも1つ(at least one of A,B,and C)」の場合、かかる表現は、第1のリストされた選択肢(A)のみの選択、又は第2のリストされた選択肢(B)のみの選択、又は第3のリストされた選択肢(C)のみの選択、又は第1及び第2のリストされた選択肢(A及びB)のみの選択、又は第1及び第3のリストされた選択肢(A及びC)のみの選択、又は第2及び第3のリストされた選択肢のみの選択(B及びC)のみ、又は3つ全ての選択肢の選択(A及びB及びC)を包含することが意図される。このことは、当該技術分野及び関連技術分野の当業者に明らかであるように、リストされたアイテムの数だけ拡張され得る。
また、本明細書で使用されるとき、「シグナリングする」という語は、特に、対応するデコーダに対して何かを示すことを意味する。例えば、特定の実施形態では、エンコーダは、マトリクスベースのイントラ予測に関する複数のパラメータのうちの特定の1つをシグナリングする。このように、実施形態では、同じパラメータが、エンコーダ側及びデコーダ側の両方で使用される。したがって、例えば、エンコーダは、デコーダが同じ特定のパラメータを使用することができるように、特定のパラメータをデコーダに送信する(明示的なシグナリング)ことができる。逆に、デコーダがすでにその特定のパラメータ及び他のパラメータを有する場合は、単にデコーダがその特定のパラメータを認識及び選択することを可能にするように、送信を行わないシグナリング(暗黙的なシグナリング)を使用することができる。いかなる実際の機能の送信も回避することにより、様々な実施形態において、ビットの節約が実現される。シグナリングは、様々な方式で達成され得ることを理解されたい。例えば、1つ以上の構文要素、フラグなどが、様々な実施形態において、対応するデコーダに情報をシグナリングするために使用される。上記は、「信号(signal)」という語の動詞形に関するものであるが、「信号」という語は、本明細書では名詞としても使用され得る。
当業者には明らかであるように、実装形態は、例えば、記憶又は送信することができる情報を搬送するようにフォーマットされた様々な信号を生成することができる。情報は、例えば、方法を実行するための命令、又は説明されている実装形態の1つによって生成されるデータを含むことができる。例えば、信号は、説明されている実施形態のビットストリームを搬送するようにフォーマットすることができる。このような信号は、例えば、電磁波として(例えば、スペクトルの無線周波数部分を使用する)、又はベースバンド信号としてフォーマットすることができる。フォーマットすることは、例えば、データストリームを符号化すること、及び符号化されたデータストリームでキャリアを変調することを含むことができる。信号が搬送する情報は、例えば、アナログ情報又はデジタル情報とすることができる。信号は、既知であるように、様々な異なる有線リンク又は無線リンクを介して送信することができる。信号は、プロセッサ可読媒体に記憶することができる。
様々な他の一般化された、並びに特定化された発明及び請求項も、本開示全体を通じてサポート及び企図されている。

Claims (22)

  1. 装置であって、
    1つ以上のプロセッサを備え、前記1つ以上のプロセッサが、
    コンテンツを提供する複数の利用可能なサービスであって各サービスが、関連付けられたコンテンツフォーマットを有する、複数の利用可能なサービスを決定し、
    各サービスの前記コンテンツフォーマット及び前記複数の利用可能なサービス間の切り替えのシーケンスに基づいて、前記複数の利用可能なサービスの順序を決定して、前記シーケンスに基づいて、前記複数の利用可能なサービスのうちの第1のサービスから、前記第1のサービスとは異なる、前記複数のサービスのうちの低減第2のサービスに切り替えるときの移行時間をし、
    前記順序に基づいて、プログラムガイドを表す、前記複数の利用可能なサービスのリストであって、前記第1のサービス及び前記第2のサービスが、前記プログラムガイド内で隣接する、リストを作成し、かつ
    前記プログラムガイドに基づいて、前記第1のサービスから前記第2のサービスへの切り替えることを可能にするように構成されている、装置。
  2. コンテンツを提供する複数の利用可能なサービスであって、各サービスが、関連付けられたコンテンツフォーマットを有する、複数の利用可能なサービスを決定し、
    各サービスの前記コンテンツフォーマット及び前記複数の利用可能なサービス間の切り替えのシーケンスに基づいて、前記複数の利用可能なサービスの順序を決定して、前記シーケンスに基づいて、前記複数の利用可能なサービスのうちの第1のサービスから、前記第1のサービスとは異なる、前記複数のサービスのうちの第2のサービスに切り替えるときの移行時間を低減し、
    前記順序に基づいて、プログラムガイドを表す、前記複数の利用可能なサービスのリストであって、前記第1のサービス及び第2のサービスが、前記プログラムガイド内で隣接する、リストを作成し、かつ
    前記プログラムガイドに基づいて、前記第1のサービスから前記第2のサービスに切り替えることを可能にすることを含む、方法。
  3. 前記移行時間を低減することが、前記第2のサービスによって提供されるコンテンツを提示する準備に関連付けられた待ち時間を低減することを含む、請求項1に記載の装置又は請求項2に記載の方法。
  4. 各サービスの前記コンテンツフォーマットが、複数のビデオフォーマットのうちの1つを含み、コンテンツを提示する準備が、ビデオフォーマットを処理するためのビデオパイプラインを構成することを含む、請求項3に記載の装置又は方法。
  5. 前記待ち時間を低減することが、前記第1のサービスによって提供される前記コンテンツを処理することから、前記第2のサービスによって提供される前記コンテンツに切り替えるときに、前記ビデオパイプラインを再構成する必要の可能性を低減することを含む、請求項4に記載の装置又は方法。
  6. 前記コンテンツフォーマットが、ビデオフォーマットであり、前記順序を決定して、前記移行時間を低減することが、前記順序を決定して、前記第1のサービスのビデオフォーマットと前記第2のサービスのビデオフォーマットとの間の差を低減することを含む、請求項1に記載の装置又は請求項2に記載の方法。
  7. 前記コンテンツフォーマットが、ビデオフォーマットであり、前記順序を決定して、前記移行時間を低減することが、前記順序を決定して、前記第2のサービスのIフレームを取得するための予想時間を低減することを含む、請求項1に記載の装置又は請求項2に記載の方法。
  8. 前記切り替えのシーケンスが、前記リストの前記順序で前記プログラムガイドを通してサービスごとに進行することを含む、前記請求項1~7のいずれか一項に記載の装置又は方法。
  9. 前記プログラムガイドを通してサービスごとに進行することが、チャネルアップコマンド又はチャネルダウンコマンドのうちの1つ以上を繰り返しアクティブ化するユーザによるチャネルサーフィンシーケンスに対応する、請求項8に記載の装置又は方法。
  10. 前記順序を決定することが、同じコンテンツフォーマットを有する前記複数のコンテンツサービスのうちの2つ以上を前記順序でグループ化することを含む、請求項1~9のいずれか一項に記載の装置又は方法。
  11. 前記順序を決定することが、1つ以上のユーザプリファレンスに更に基づく、請求項1~10のいずれか一項に記載の装置又は方法。
  12. 前記1つ以上のユーザプリファレンスのうちの少なくとも1つは、ユーザが、異なる利用可能なフォーマットでコンテンツプログラムを選択するのではなく、1つの利用可能なコンテンツフォーマットで利用可能なコンテンツプログラムを選択することに基づいて決定される、ユーザのコンテンツフォーマットプリファレンスに対応する、請求項11に記載の装置又は方法。
  13. 前記複数のコンテンツサービスのうちのそれぞれのコンテンツサービスによって提供される複数のコンテンツストリームをバッファリングするために複数のコンテンツバッファを割り当てることを更に含み、前記割り当てることが、ビデオコンテンツを提供するサービスが選択されるときにIフレームが取得されるのを待機することを最小限にするか又は排除するために、現在選択されているサービスの前記リスト内の順序及び位置に基づく、請求項1に記載の装置又は請求項2に記載の方法。
  14. 前記複数のコンテンツバッファが、前記シーケンスに基づいて決定されるように選択される可能性が最も高い、前記複数のコンテンツストリームのうちの1つ以上前記コンテンツサービスのうちの1つ以上を収集しており、それにより、コンテンツサービスの前記選択が前記リスト上の特定の選択に進んだ時間までに、前記サービスに対応する前記バッファが、すでにIフレームを有していて、遅延なしで、又は低減された遅延で再生する準備ができている可能性が高い、請求項13に記載の装置又は方法。
  15. 前記シーケンスに基づくコンテンツストリームの選択が、ある方向に前記リストを通して移動することを含み、ストリームバッファの前記割り当てが、前記方向に偏ることができる、請求項13又は14に記載の装置又は方法。
  16. 前記順序を決定することが、
    -最大待ち時間を引き起こす前記移行に関連付けられたビデオフォーマットパラメータ変化の発生を低減すること、又は
    -前記ユーザのお気に入りのうちの2つ以上の階層へのコンテンツ若しくはサービスのユーザによる優先順位付け、又は
    -前記プログラムガイドの末尾を通過して前記シーケンスを進行することが、前記選択のシーケンスを前記プログラムガイドの先頭に移動させるか、又は前記プログラムガイドの前記先頭を通過して前記シーケンスを進行することが、前記選択のシーケンスを前記プログラムガイドの前記末尾に移動させるラップアラウンドポイントを前記リスト内に設置することのうちの1つ以上について調整されたソートに更に基づく、請求項1~15のいずれか一項に記載の装置又は方法。
  17. 前記ラップアラウンドポイントの設置時に前記ソートを調整することが、前記リストの前記先頭及び前記リストの前記末尾に類似のビデオプロパティを有する前記リストにエントリを位置付けることを含む、請求項17に記載の装置又は方法。
  18. プログラムコードを記憶するコンピュータプログラム製品であって、前記プログラムコードが、コンピュータによって実行されると、前記コンピュータに、請求項2~17のいずれか一項に記載の方法を行わせる、コンピュータプログラム製品。
  19. 実行可能プログラム命令を含む非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記命令を実行するコンピュータに、請求項2~17のいずれか一項に記載の方法を実施させる、非一時的コンピュータ可読媒体。
  20. 請求項1~17のいずれか一項に記載の方法又は装置に従って生成されたデータコンテンツを包含する、非一時的コンピュータ可読媒体。
  21. (i)信号を受信するように構成されたアンテナであって、前記信号がメッセージを表すデータを含む、アンテナ、(ii)前記受信信号を、前記メッセージを含む、あるバンドの周波数に制限するように構成されたバンドリミッタ、及び(iii)前記メッセージに基づいて選択されたコンテンツを表す画像を表示するように構成されたディスプレイのうちの少なくとも1つを更に備える、請求項1又は3~17のいずれか一項に記載の装置。
  22. 前記デバイスが、テレビ、テレビ信号受信機、セットトップボックス、ゲートウェイデバイス、モバイルデバイス、携帯電話、タブレット、又は他の電子デバイスのうちの1つを含む、請求項21に記載の装置。
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