JP2023527905A - オストミー器具 - Google Patents

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Abstract

オストミー器具は、第1の壁及び第2の壁であって、それらの周囲で又は周囲の近くで互いに接続される第1の壁及び第2の壁と、ストーマを受け入れるためのストーマ受容開口部と、前記第1の壁と前記第2の壁との間に画定される収集空洞であって、ストーマ受容開口は前記収集空洞に流体的に接続されている、収集空洞と、器具を使用者に取り付けるため、又は器具を使用者に取り付けるためのフランジに器具を取り付けるために、第1の壁及び/又は第2の壁に接続される接続部材と、ストーマ受容開口から離れて伸びる排出口であって、排出口壁を含み、かつ開口部で終端する排出口と、第1の閉状態から第2の開状態への排出口の開口部の移動を補助するための使用者把持可能部材とを含み、使用者把持可能部材は、把持可能部及び取り付け部を含み、取り付け部は、把持可能部よりもストーマ受容開口の近くに配置され、取り付け部は、排出口壁に取り付けられる。

Description

本発明は、オストミー器具に関する。
オストミー器具はよく知られている。一般的に、オストミー器具は第1の壁及び第2の壁を有しており、それらは老廃物を収集するための空洞を形成するようにそれらの周囲で接続されている。第1の壁又は第2の壁には、使用者のストーマを受け入れるためのストーマ受容開口が設けられている。ソーンオストミー器具は、排出可能なオストミー器具として供給されることがある。これは、例えば、回腸ストーマに使用するためのものであり得る。排出可能なオストミー器具は、通常、壁から形成された排出口を備えており、これは空洞から老廃物を除去できるように空洞に流体的に接続されている。排出口は、老廃物を除去することができるように開口部を有することがある。開口部は、一般的に柔軟性があり、閉位置と開位置との間で移動可能である。このようなオストミー器具に共通する問題は、排出口壁がそれ自体に張り付いてしまい、結果としてオストミー器具を空にすることができなくなることである。これは、オストミー器具内の真空によって排出口壁がそれ自体に固着し、排出口壁がそれ自体に静的に付着し、又はオストミー器具内に収集された老廃物によって排出口壁がそれ自体に固着することによって引き起こされ得る。
本発明は、これらの問題に対処しようとするものである。
本発明の第1の態様によれば、提供されるオストミー器具は、第1の壁及び第2の壁の周囲又はその近くで互いに接続される第1の壁及び第2の壁と、ストーマを受け入れるためのストーマ受容開口と、第1の壁と第2の壁との間に画定される収集空洞であって、前記ストーマ受容開口は前記収集空洞に流体的に接続されている、収集空洞と、前記器具を使用者に取り付けるため、又は前記器具を使用者に取り付けるためのフランジに前記器具を取り付けるために、前記第1の壁及び/又は前記第2の壁に接続される接続部材と、前記ストーマ受容開口から離れて伸びる排出口であって、排出口壁を含み、かつ開口部で終端する排出口と、第1の閉状態から第2の開状態への前記排出口の開口部の移動を補助するための使用者把持可能部材とを含み、前記使用者把持可能部材は、把持可能部及び取り付け部を含み、前記取り付け部は、前記把持可能部よりも前記ストーマ受容開口の近くに配置され、前記取り付け部は、前記排出口壁に取り付けられる。
前記使用者把持可能部材は、前記排出口の開口部又はその近くに配置されてもよい。
前記取り付け部は、全体が把持可能部の上に配置されてもよい。
前記把持可能部は、前記取り付け部に対して可動であり、例えば、枢動可能であってもよい。
前記把持可能部は、前記排出口壁から離れて使用者によって移動可能な前記取り付け部から遠隔の自由端を有してもよい。
前記把持可能部は、接続部によって前記取り付け部に取り付けられてもよい。前記把持可能部は、前記接続部を中心に枢動可能であってもよい。
前記接続部は、前記把持可能部が枢動する軸Aを定義してもよい。
前記排出口は、拡張位置と収納位置との間で折り畳み可能であってもよい。前記取り付け部及び把持可能部は、前記収納位置において略同一平面にあってもよい。
前記オストミー器具は、前記排出口壁に取り付けられ、又は前記排出口壁の一部を形成する補強部材を含んでもよい。前記補強部材は、前記排出口の開口部又はその近くに配置されてもよい。
前記補強部材は、第1の端部及び第2の端部を含んでもよい。前記補強部材の第2の端部は、前記補強部材の第1の端部よりも前記ストーマ受容開口の近くに配置されてもよい。前記補強部材の高さHsは、前記補強部材の第1の端部と前記補強部材の第2の端部との間で定義されてもよい。前記使用者把持可能部材の周囲は、第1の端部及び第2の端部を含んでもよい。前記使用者把持可能部材の第2の端部は、前記使用者把持可能部材の第1の端部よりも前記ストーマ受容開口の近くに配置されてもよい。前記使用者把持可能部材の高さHtは、前記使用者把持可能部材の第1の端部と第2の端部との間に定義されてもよい。前記高さHtは、前記高さHsより小さくてもよい。
前記使用者把持可能部材は、全体が前記補強部材の周囲内に配置されもよい。
前記オストミー器具は、前記排出口を収納位置に固定するためのセキュリティフラップを含んでもよい。
前記把持可能部は、前記使用者把持可能部材を使用者が把持できるように、使用者の指を受け入れるための形成部を含んでもよい。
前記形成部は、前記使用者把持可能部材の周囲の一部を形成してもよい。
前記形成部は、前記周囲の凹所であってもよい。
前記凹所は、湾曲又は弓状であってもよい。
前記凹所は、前記取り付け部に向かって延びてもよい。
前記形成部は、前記使用者把持可能部材のどの部分を掴むべきかを使用者に示すために、前記把持可能部の残りの部分に異なる触覚又は視覚特性を提供してもよい。
使用者把持可能部材は合成材料から形成されてもよい。
前記使用者把持可能部材は、ポリエステルから形成されてもよい。
前記排出口壁は、前記収集空洞を画定する前記第1の又は第2の壁の1つの連続部であるか又はそれに接続されてもよい。
以下、単なる例示として添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
本発明によるストーマ器具の第1の実施形態の正面図である。 図1のストーマ器具のさらなる正面図である。 図1のストーマ器具のさらなる正面図である。 図1のオストミー器具の背面図である。 図1のオストミー器具のさらなる背面図である。 図1のオストミー器具のさらなる背面図である。 平面Pに沿った図1のオストミー器具の断面図である。 平面Pに沿った図1のオストミー器具の断面図であり、オストミー器具が使用時の拡張位置から収納時の折り畳み位置に移動されたときのものである。 平面Pに沿った図1のオストミー器具の断面図であり、オストミー器具が使用時の拡張位置から収納時の折り畳み位置に移動されたときのものである。 平面Pに沿った図1のオストミー器具の断面図であり、オストミー器具が使用時の拡張位置から収納時の折り畳み位置に移動されたときのものである。 図1のオストミー器具の排出口の拡大斜視図である。 本発明によるオストミー器具の第2の実施形態の正面図である。 本発明によるストーマ器具の第3の実施形態の正面図である。
図1から図10を参照すると、これらは本発明による、一般に、ストーマ器具10の第1の実施形態を示す。ストーマ器具10は、上部又は上端11、底部又は下端13を有する。オストミー器具10は、当技術分野で知られている任意の適切な手段によって、それぞれの周囲又はその近くで互いに接続されている、第1の壁12及び第2の壁14(好ましくは、プラスチックフィルム材料から作られ、多層であってもよい)を有する。例えば、それらは互いに接着又は熱溶接され得る。
第1の壁12は、ストーマ受容開口16を含み、器具10を使用者に取り付けるための接続部材又はフランジ20を支持する。図示の実施形態では、接続部材20は、器具10をストーマの周囲の使用者の皮膚に固定するための親水コロイドウエハである。或いは、接続部材20は、器具10を使用者に取り付けるためのフランジに取り付けるためのものであってもよい(例えば、当技術分野で知られているツーピース器具)。
図7を参照すると、第1の壁12及び第2の壁14は、その間に老廃物収集空洞18を画定する。本実施形態では、第1の壁12及び第2の壁14はコンフォート層17によって覆われているが、これらは必須ではない。例えば、第1の壁12又は第2の壁14のみがコンフォート層を設けられてもよく、又は第1の壁12及び第2の壁14はいずれもコンフォート層を設けられなくてもよい。また、器具10は、当技術分野でよく知られているように、第1の壁12又は第2の壁14のいずれか又は両方において、適切なガス通気口8の上に配置されたフィルタ9を有してもよい。
器具10の下端13には、排出口壁を含む排出口22が設けられてもよい。本実施形態では、排出口22は、当技術分野でよく知られているように、第1の壁12及び第2の壁14の一部によって形成されている。言い換えれば、排出口22は、老廃物収集空洞18を画定する第1の壁12及び第2の壁14の一方又は両方の連続部分である。他の実施形態では、排出口22は、第1の壁12及び第2の壁14とは別の壁から形成されてもよい。このような排出口22は、老廃物収集空洞18を画定する第1及び/又は第2の壁のいずれかに接続されてもよい。
排出口22は、ストーマ受容開口16から離れるように下方に延び、開口部24で終端する。開口部24は、収集空洞18に集められた老廃物を器具10から排出することを可能にする。開口部24は、第1の閉状態と第2の開状態との間で移動可能である。開口部24が第2の開状態にある場合、老廃物は、老廃物収集空洞18から排出口22を通って開口部24から出て、オストミー器具10から出ることが可能になる。
使用者が排出口の開口部を第1の状態から第2の状態に移動するのを補助するために、オストミー器具10は、使用者把持可能部材40を含み、これは排出口の開口部24又はその近くに位置し、取り付け部44によって排出口壁22に取り付けられる。本実施形態では、使用者把持可能部材40、より具体的には取り付け部44は、排出口壁22に接着されてもよい。他の実施形態では、溶接等の他の取り付け手段を使用して、使用者把持可能部材40/取り付け部44を排出口壁22に取り付けてもよい。複数の実施形態において、使用者把持可能部材40はタブであってもよい。
使用者把持可能部材40は、接続部46によって取り付け部44に接続された把持可能部42も含む。取り付け部44は、把持可能部42の上方に、好ましくは、全体に配置されてもよく、接続部46は、把持可能部42と取り付け部44との間に配置される。すなわち、取り付け部は、把持可能部42よりもストーマ受容開口16の近くに配置される。このような使用者把持可能部材40は有利であり得る。例えば、使用者は、従来技術と比較して、使用者把持可能部材40の把持可能部42をより容易に見つけて把持することが可能になり得る。したがって、オストミー器具10を空にしようとするときに、使用者がこのような使用者把持可能部材40を従来技術よりも使いやすく感じ得る。
使用者は、把持可能部42を掴んで、排出口22及び使用者から離れる方向に把持可能部42を動かすことによって、使用者把持可能部材40を操作してもよい。把持可能部42は、取り付け部44に対して移動可能である。特に、把持可能部42は、排出口壁22から離れるように使用者によって移動可能な取り付け部44から遠隔の自由端48を有する。本実施形態では、把持可能部42は、接続部46の周りを枢動可能である。接続部は、本実施形態では、軸Aを定義し、この軸Aの周りを把持可能部42が枢動する。すなわち、把持可能部42は、取り付け部44に対して枢動可能である。
把持可能部42は、取り付け部44よりも、(例えば図1のように正面から見た場合)使用者把持可能部材40の表面積のより大きな比率を形成してもよい。他の実施形態では、取り付け部44は、把持可能部44よりも使用者把持可能部材40の表面積のより大きな比率を形成してもよい。取り付け部44は、少なくとも使用者把持可能部材40の面積の10%、20%、30%、40%、50%、60%、70%、80%、又は90%を形成してもよい。そのような実施形態では、把持可能部42は、それぞれ少なくとも使用者把持可能部材40の面積の90%、80%、70%、60%、50%、40%、30%、20%、又は10%を形成してもよい。
これらの特徴の1つ以上又は全てを有する使用者把持可能部材40は有利であり得る。使用者は、従来技術と比較して、使用者把持可能部材40の把持可能部42をより操作しやすく感じ得る。例えば、器用さ及び視認性が制限されている使用者は、自由端が排出口の開口部24に隣接し、それにより使用者が容易にアクセスできるので、排出口22が排出位置に拡張された後で、把持可能部の自由端48を見つけやすく感じ得る。さらに、把持可能部42の自由端48を取り付け部42から排出口の開口部24の方向に拡張することで、使用者は親指ではなく指を簡単に使用して使用者把持可能部材40を操作することが可能になる。これは、たとえば関節炎の場合に、使用者が親指を使用するよりも快適な動きであり得る。
使用者把持可能部材40の把持可能部42は、使用者が使用者把持可能部材を把持することができるように、使用者の指を受け入れるための形成部50を含む。本実施形態では、形成部50は、使用者把持可能部材40の周囲の一部を形成し、特に湾曲又は弓状の凹所である。形成部50は、取り付け部44に向かって、特に排出口の開口部24から取り付け部44に向かって延びている。形成部50は、把持可能部42の自由端48に配置されてもよく、取り付け部44及び接続部46に対して遠隔に及び/又は略反対に配置されてもよい。形成部50は、排出口の開口部24から間隔を空けて配置される。
複数の実施形態において、形成部50は、使用者把持可能部材40のどの部分を掴むべきかを使用者に示すために、把持可能部42の残りの部分に異なる触覚又は視覚特性を提供する。他の実施形態では、形成部50は、湾曲又は弓状でなくてもよい。例えば、形成部50は、直線部分によって形成された周囲の凹所であってもよい。形成部50は、使用者把持可能部材40の端部56、58にも設けられ得る。実際、複数の形成部が把持可能部42に設けられてもよい。
形成部50は、使用者把持可能部材の周囲の一部を形成しなくてもよく、その代わりに、使用者把持可能部材40のどの部分に手が触れているかを使用者に示すために、把持可能部の表面に配置されてもよい。例えば、形成部50は、例えば、把持可能部42が配置されている平面から、略垂直な方向に離れるように延びる突起であってもよく、使用者から離れるように又は使用者に向かって延びてもよい。
使用者把持可能部材40は、図1から図3に示すように、老廃物が器具10から出る方向に略垂直に延びるように、排出口22を横方向に横切って延びる。使用者把持可能部材40は、第1及び第2の略反対側の端部52、54と、第3及び第4の略反対側の端部56、58とを含む周囲を有する。第2の端部54は、第1の端部52よりもストーマ受容開口の近くに配置される。第3及び第4の端部56、58は、互いに対して略平行である。第1及び第2の端部52、54は、第3及び第4の端部56、58によって互いに接続されている。さらに湾曲部分が、第1、第2、第3及び第4の端部52、54、56、58を互いに接続してもよい。図3を参照すると、第1及び第2の端部52、54の間に使用者把持可能部材40の高さHtが定義されている。第3及び第4の端部56、58の間に使用者把持可能部材40の幅Wtが定義されている。高さHtは幅Wtより小さい。他の実施形態では、高さHtは幅Wtと同じかそれより大きくてもよい。使用者把持可能部材40の幅Wtは、排出口の開口部24及び/又は排出口22の横方向延長側部の間に画定される排出口22の幅Woより小さい。使用者把持可能部材40は、排出口22の側部の間の略中央に配置される。
本実施形態における使用者把持可能部材40は、第1の壁12及び第2の14と同様の厚さを有する。使用者把持可能部材40のこのような厚さは、使用者把持可能部材40を取り付ける壁の柔軟性に実質的には影響しない。
使用者把持可能部材40は合成材料から形成される。本実施形態では、使用者把持可能部材40はポリエステルから形成される。しかしながら、本発明の範囲を逸脱せずに他の材料が使用されてもよい。例えば、使用者把持可能部材を形成するために、繊維、特に織布が使用されてもよい。テキスタイルという用語は、当技術分野でよく理解されているように、織布、編物、不織布を含むことを理解するべきである。
本実施形態では、開口部24の開放、閉鎖及び密閉を補助するために、第1及び第2の長尺補強部材26a、26bが設けられている。しかしながら、他の実施形態では、単一の補強部材26aのみが設けられてもよい。補強部材26aは、開口部24又はその近くに配置されてもよい。
第1の補強部材26aは、使用者に面し、かつ排出口の開口部24又はその近くに配置される第1の壁12の外面に接続され、例えば、接着又は溶接される。別の実施形態では、第1の補強部材26aは排出口22の一部を形成する。第1の補強部材26aは、図3に示すように、老廃物が器具10から出る方向に対して略垂直に延びるように、排出口22を横断して横方向に延びている。
第2の補強部材26bは、第1の補強部材26aよりもさらに排出口22の開口部24から離れて、第1の補強部材26aに隣接して上方に位置し、第1の壁12の外面(第1の補強部材26aと同じ壁)に接続され、例えば、接着又は溶接される。第2の補強部材26bも、図4から図6に示すように、老廃物が器具10から出る方向に対して略垂直に延びるように、排出口22を横断して横方向に延びている。
補強部材26a、26bは、オストミー器具10の壁12、14と比較して相対的に硬いという意味で剛性でさえあれば十分である。この実施形態では、補強部材26a、26bはプラスチック材料から射出成形される。例えば、補強部材26a、26bは耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)から作られてもよい。
補強部材26a、26bは実質的に同じであるため、補強部材26aのうちの一方のみをより詳細に記載する。しかしながら、他の実施形態では、補強部材26a、26bは互いに異なる場合があることが理解されるべきである。
補強部材26aは、第1及び第2の略反対側の端部30、32と、第3及び第4の略反対側の端部34、36とを含む周囲を有する。第2の端部32は、第1の端部30よりもストーマ受容開口16の近くに配置される。第3及び第4の端部34、36は、互いに対して略平行である。第1及び第2の端部30、32は、第3及び第4の端部34、36によって互いに接続されている。さらに湾曲部分が、第1、第2、第3及び第4の端部30、32、34、36を互いに接続してもよい。補強部材26aの高さHsが、第1及び第2の端部30、32の間に画定される。補強部材26aの幅Wsが、第3及び第4の端部34、36の間に画定される。高さHsは幅Wsより小さい。他の実施形態では、高さHsは幅Wsと同じか又はそれより大きくてもよい。補強部材26aの幅Wsは、排出口の開口部24及び/又は排出口22の横方向延長側部の間に画定される排出口22の幅Woと実質的に同じである。他の実施形態では、幅Wsは幅Woより大きくてもよい。
使用者把持可能部材40の高さHtは、補強部材26aの高さHsより小さい。使用者把持可能部材40の幅Wtは、補強部材26aの幅Wsより小さい。特に、使用者把持可能部材40は、全体が補強部材26aの周囲内に配置される。使用者把持可能部材40は、補強部材26aの第3及び第4の端部34、36の間の略中央に位置する。使用者把持可能部材40は、補強部材26aの第1の端部30よりも補強部材26aの第2の端部32に略接近して位置する。
排出口22は、図7から図10に示すように、拡張位置と収納位置との間で折り畳み可能又は巻き取り可能である。オストミー器具10は、排出口を収納位置に固定するためのセキュリティフラップ27(コンフォート層17の下に配置され得る)を含む。収納位置では、取り付け部44及び把持可能部42は、図8から図10に示すように、略同一平面にある。
排出口22は、当技術分野で一般的に知られているように、また図7から図10に示すように、補強部材26a、26bの周りに巻き付けることによって格納又は格納されてもよい。このような巻き取りは、部材26a、26bの第1及び第2の端30、32を支点として使用して、漏れを防ぐために排出口22及び排出開口24の緊密な閉鎖を補助する。特に、補強部材26a、26bは、図1及び図2に示すように、折り線F-F及びG-Gを画定する。使用者把持可能部材40は、折り線F-Fの下に配置される。使用者把持可能部材、特に使用者把持可能部材40の第2の端部54は、折り線F-Fに隣接して配置される。
本実施形態では、補強部材26a、26bは、開口部24を閉状態で密閉するために、2回又は3回巻き付けられる。排出口22を固定するために、フラップ27及び排出口22のそれぞれの面に、フックとループ(マジックテープ(登録商標))又は接着剤等の適切な締結手段が設けられてもよい。
上記で説明したように、補強部材26a、26bは互いに実質的に同一であり、一方の部材26aを180度回転させて他方の部材26bの上に配置すると、それらは互いに接合して協働するように構成される。これにより、部材26a、26bの対向面は、それらの間で排出口22を実質的に塞ぐように互いに協働する。
器具10の開口部24を開くために、補強部材26a、26bは、第3及び第4のそれぞれの端34、36に指で圧力を加えることによって、撓むように曲げられる。同時に、把持可能部42を排出口22及び使用者から離れる方向に移動させ、開口部24を第1の閉状態から第2の開状態に移動させる。その後、老廃物は、老廃物収集空洞18から排出口22を通って開口部24から外に移動し、オストミー器具10から出ることが可能になる。補強部材26a、26bから指の圧力が取り除かれ、使用者が把持可能部42を解放すると、開口部24は、補強部材26が比較的平坦な位置に付勢されているために、第1の閉状態に移動するか又は実質的に移動する。
次に、本発明の第2の例示的な実施形態について記載する。本発明の第2の実施形態は、第1の実施形態と同様である。したがって、第1の実施形態と第2の実施形態との相違点のみを記載する。
第1の実施形態と第2の実施形態との間で参照番号は100を加えて同じである。
本発明の第2の実施形態を図12に示す。この実施形態では、使用者把持可能部材140は、全体が第2の補強部材126bの周囲内に配置されている。このような変更は、使用者が使用者把持可能部材140の把持可能部分142に、より容易にアクセスして把持できるようにする上で、特に、使用者が器用さ及び/又は視力が制限されており、そのため、使用者把持可能部材140がどこにあるかを容易に見ることができない場合に有利であり得る。
次に、本発明の第3の例示的な実施形態について記載する。本発明の第3の実施形態は、第1及び第2の実施形態と同様である。したがって、第1、第2及び第3の実施形態の相違点のみを記載する。
第1の実施形態と第3の実施形態との間で参照番号は200を加えて同じである。
本発明の第3の実施形態を図13に示す。この実施形態では、使用者把持可能部材240が第1及び第2の補強部材226a、226bの間にある。特に、使用者把持可能部材240の接続部246は、第1及び第2の補強部材226a、226bの間に画定された折り線F-F上にある。
代表的な特徴が、以下の節に記載されているが、これらは独立しているか、又は任意の組み合わせで、明細書の本文及び/又は図面に開示された1つ以上の特徴と組み合わせることができる。
本明細書及び特許請求の範囲において使用される場合、「含む」及び「備える」及びそれらの変形の用語は、指定される特徴、ステップ又は整数が含まれることを意味する。用語は、他の特徴、ステップ又は構成要素の存在を除外するように解釈されるべきではない。
上述の説明、又は以下の特許請求の範囲、又は添付の図面に開示され、それらの特定の形態で、又は開示される機能を実行するための手段として、又は開示される結果を達成するための方法若しくはプロセスとして表される特徴は、適宜、別々に、又はそのような特徴の任意の組み合わせで、その多様な形態で本発明を実現するために利用し得る。
本発明の特定の例示的な実施形態を説明したが、添付の特許請求の範囲はこれらの実施形態のみに限定されることを意図していない。請求項は、文字通り、意図的に、及び/又は均等物を包含するように解釈されるべきである。

Claims (21)

  1. 第1の壁及び第2の壁であって、それらの周囲で又は周囲の近くで互いに接続される第1の壁及び第2の壁と、
    ストーマを受け入れるためのストーマ受容開口と、
    前記第1の壁と前記第2の壁との間に画定される収集空洞であって、前記ストーマ受容開口は前記収集空洞に流体的に接続されている、収集空洞と、
    オストミー器具を使用者に取り付けるため、又は前記器具を使用者に取り付けるためのフランジに前記器具を取り付けるために、前記第1の壁及び/又は前記第2の壁に接続される接続部材と、
    前記ストーマ受容開口から離れて伸びる排出口であって、排出口壁を含み、かつ開口部で終端する排出口と、
    第1の閉状態から第2の開状態への前記排出口の開口部の移動を補助するための使用者把持可能部材と
    を含み、
    前記使用者把持可能部材は、把持可能部及び取り付け部を含み、前記取り付け部は、前記把持可能部よりも前記ストーマ受容開口の近くに配置され、
    前記取り付け部は、前記排出口壁に取り付けられる、オストミー器具。
  2. 前記使用者把持可能部材は、前記排出口の開口部又はその近くに配置される、請求項1に記載のオストミー器具。
  3. 前記取り付け部は、全体が前記把持可能部の上に配置される、請求項1又は2に記載のオストミー器具。
  4. 前記把持可能部は、前記取り付け部に対して可動であり、例えば、枢動可能である、請求項1~3のいずれか1項に記載のオストミー器具。
  5. 前記把持可能部は、前記排出口壁から離れて使用者によって移動可能な前記取り付け部から遠隔の自由端を有する、請求項4に記載のオストミー器具。
  6. 前記把持可能部は、接続部によって前記取り付け部に取り付けられ、
    前記把持可能部は、前記接続部を中心に枢動可能である、請求項1~5のいずれか1項に記載のオストミー器具。
  7. 前記接続部は、前記把持可能部が枢動する軸Aを定義する、請求項6に記載のオストミー器具。
  8. 前記排出口は、拡張位置と収納位置との間で折り畳み可能であり、
    前記取り付け部及び把持可能部は、前記収納位置において略同一平面にある、請求項1~7のいずれか1項に記載のオストミー器具。
  9. 前記排出口壁に取り付けられ、又は前記排出口壁の一部を形成し、かつ前記排出口の開口部又はその近くに配置される補強部材を含む、請求項1~8のいずれか1項に記載のオストミー器具。
  10. 前記補強部材は、第1の端部及び第2の端部を含み、前記補強部材の第2の端部は、前記補強部材の第1の端部よりも前記ストーマ受容開口の近くに配置され、
    前記補強部材の高さHsは、前記補強部材の第1の端部と前記補強部材の第2の端部との間に定義され、
    前記使用者把持可能部材の周囲は、第1の端部及び第2の端部を含み、前記使用者把持可能部材の第2の端部は、前記使用者把持可能部材の第1の端部よりも前記ストーマ受容開口の近くに配置され、
    前記使用者把持可能部材の高さHtは、前記使用者把持可能部材の第1の端部と第2の端部との間に画定され、
    前記高さHtは、前記高さHsより小さい、請求項9に記載のオストミー器具。
  11. 前記使用者把持可能部材は、全体が前記補強部材の周囲内に配置される、請求項9又は10に記載のオストミー器具。
  12. 前記排出口を収納位置に固定するためのセキュリティフラップを含む、請求項1~11のいずれか1項に記載のオストミー器具。
  13. 前記把持可能部は、前記使用者把持可能部材を使用者が把持できるように、使用者の指を受け入れるための形成部を含む、請求項1~12のいずれか1項に記載のオストミー器具。
  14. 前記形成部は、前記使用者把持可能部材の周囲の一部を形成する、請求項13に記載のオストミー器具。
  15. 前記形成部は、前記周囲の凹所である、請求項14に記載のオストミー器具。
  16. 前記凹所は、湾曲又は弓状である、請求項15に記載のオストミー器具。
  17. 前記凹所は、前記取り付け部に向かって延びている、請求項15又は16に記載のオストミー器具。
  18. 前記形成部は、前記使用者把持可能部材のどの部分を掴むべきかを使用者に示すために、前記把持可能部の残りの部分に異なる触覚又は視覚特性を提供する、請求項13~17のいずれか1項に記載のオストミー器具。
  19. 前記使用者把持可能部材は、合成材料から形成される、請求項1~18のいずれか1項に記載のオストミー器具。
  20. 前記使用者把持可能部材は、ポリエステルから形成される、請求項19に記載のオストミー器具。
  21. 前記排出口壁は、前記収集空洞を画定する前記第1の壁又は前記第2の壁の1つの連続部であるか又はそれに接続される、請求項1~20のいずれか1項に記載のオストミー器具。
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