JP2023527245A - 移虫装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

移虫装置は、移虫針(20)における支点を支持するための支持点構造と、移虫針(20)における可動点(202)が移動するように動かすための移動モジュール構造とを含み、移虫針(20)における支点(201)は、支持点構造を中心として回転することができ、それにより、移虫針が傾斜してミツバチの巣の個室に入ることが可能になり、まっすぐ上りまっすぐ下りるようにミツバチを移虫することを回避し、移虫の成功率を向上させ、また、移虫方法では、移虫針(20)における支点(201)を支持するための支持点構造を含む移虫装置を使用し、移虫針(20)における可動点(202)の移動は、支点(201)が支持構造を中心として移動するように動かし、それにより、移虫針が傾斜して下向きにミツバチの巣の個室に入り、移動過程において、移虫素子は、前向きに湾曲し、ミツバチを効果的に移植することができ、移虫素子がミツバチの巣の個室の内壁と接触する場合で後向きに湾曲することによる移虫の失敗を回避することができる。【選択図】図1

Description

該出願は、2020年06月12日に出願された第2020105341830号、2020年06月12日に出願された第2020105341826号の中国特許出願の優先権を主張し、それらは全て参照により本発明に組み込まれる。
本発明は、具体的には、移虫方法に関し、特に、ミツバチ幼虫の移動若しくは移植装置又は移植方法に関する。
ミツバチは巣の個室に卵を産むが、その個室の体積が非常に小さいため、ミツバチ幼虫が個室の中でずっと成長していると、女王バチに成長することができず、働きバチだけになり、ロイヤルゼリーを生産しない。ロイヤルゼリーを生産するために女王バチを培養したい場合、ミツバチ幼虫期に、空間がより広いストリップ状ベースの培養ボウル又は培養チャンバに移動する必要があり、一方で、成長するのに十分な空間を与え、その一方で、働きバチは女王バチとして繁殖するように誘導し、ロイヤルゼリーの生産高を向上させることができ、ミツバチ幼虫を巣の個室から取り出してストリップ状ベースに置くという過程は、業界では移虫と呼ばれている。
巣脾が幼虫に孵化した後、手動で幼虫を少量のロイヤルゼリーと一緒にストリップ状ベースの培養ボウルにシャベルで入れる必要があり、コロニーの働きバチは、培養ボウルに幼虫がいるのを見つけると、幼虫が女王バチに成長するまで、幼虫に餌を与えるために蜂乳を吐き出す。
従来の養蜂事業では、幼虫を移植する場合、手作業で幼虫を除去するが、手動移虫効率が低く、労働力の無駄遣いになる。それは主に、ミツバチ幼虫が肉眼ではほとんど見えないほど小さく、巣の個室の体積が小さく、全ての巣の個室に幼虫がいるわけではなく、また、巣の個室に一定の深さがあり、昆虫を手動で移植すると、幼虫が損傷したり、殺されたりする可能性があり、その結果、効率が低下し、生存率が低下するからである。
従って、自動移虫装置及び方法は必要がある。
上記状況に対して、従来技術の欠陥を補うために、本発明は、移虫方法及び装置を提供し、該装置を利用すると、効率が向上するだけでなく、幼虫の生存率が高く、自動移虫を実現できる。
本発明の第1態様によれば、移虫針を受け入れるための取り付け機構を含む移虫機構又は装置を提供し、移虫針は、該取り付け機構に支点を中心として移動することができる。
又は、移虫装置は、移虫針における支点を支持するための支持点構造と、移虫針における可動点が移動するように動かすための移動モジュール構造とを含む。いくつかの実施形態では、移虫針における支点は、支持点構造を中心として回転することができる。
いくつかの実施形態では、取り付け機構は、第1取り付け機構を含み、第1取り付け機構は、支点構造又は支持点構造を含み、前記支点構造又は支持点構造は、移虫針の支点が支点構造又は支持点構造を中心として回転できるように、移虫針における支点と協働する。
いくつかの実施形態では、第1取り付け機構における支持点構造は、凹溝、ノッチ及び栓などの構造を含む。それに対応して、移虫針における支点は、凹溝と嵌合する突起部、翼構造、孔などである。
いくつかの実施形態では、移虫機構は、移動モジュールを更に含み、前記移動モジュールは、移虫針における可動点が移動するように動かすことができる。
いくつかの実施形態では、又は、前記装置は、移動モジュールを更に含み、該移動モジュールは、移虫針における可動点が移動するようにガイドするために使用される。いくつかの実施形態では、可動点の移動は、針における支点が支持点又は支持構造を中心として回転するように動かし、この回転は、任意の角度であり得、垂直方向に対する時計回り又は反時計回りの回転であり得、また、両者の間の往復回転であり得る。
いくつかの実施形態では、取り付け機構は、移動モジュールを取り付けるための第2取り付け機構を含む。いくつかの実施形態では、第2取り付け機構は、移動モジュールに摺動可能に接続される。移動モジュールの移動は、針における可動点が移動するように動かし、いくつかの実施形態では、移動モジュールは、針の縦方向に対する横方向に移動する。
この可動点の移動が支点の移動を動かすことは、最終的には、移虫素子がミツバチの巣の個室に入る場合、巣の個室に垂直に入るのではなく、巣の個室に対してある角度をなし、特に移虫素子のヘッド及び巣の個室の壁と鋭角などの角度をなすことが期待され、そのため、移虫針は垂直ではなく、傾斜するものが期待される。
いくつかの実施形態では、移動モジュールが移動するように動かす方法は、コンピュータプログラミングによってモータを制御し、モータによって移動モジュールが移動するように押すことでその効果を果たすことであり、当然ながら、接触機械の作用によって移動モジュールが移動することであり得る。
このように、移虫素子がミツバチの巣の個室に入る場合、ミツバチの巣の個室に垂直に入るのではなく、ミツバチの巣の個室に対してある角度をなすことが期待されることが理解できる。一般的に、ミツバチの巣の個室は、ミツバチの巣の個室の壁及びミツバチの巣の個室の底部を有し、幼虫は、通常、ミツバチの巣の個室の底部に位置し、従って、移虫素子がミツバチの巣の個室に入る場合、移虫素子のヘッドとミツバチの巣の個室の壁が鋭角などの角度をなすことが期待され、そのため、移虫針は垂直ではなく、傾斜するものが期待される。従って、Y軸を縦座標、X軸を横座標とすると、移虫針は、傾斜の場合、第1象限および第3象限に位置することができ、この場合、可動点は、第1象限に位置することができ、移動素子は、第3象限に位置してあってもよく(支点がX軸とY軸との交点であると仮定)、第2象限および第4象限に位置してあってもよく、この場合、可動点は、第2象限に位置することができ、移動素子は、第4象限に位置する。一般的に、ミツバチの巣の個室は、垂直方向であり、中心軸線はY軸と平行になり、又はY軸はミツバチの巣の個室の中心軸線と重なり合う。
いくつかの実施形態では、装置は、弾性素子を含み、該弾性素子は、移動モジュールに設置される。例えば、一端は、移動モジュールに設置され、他端は、装置に設置される。このように、モータは、移動モジュールが移動するように押し、弾性抵抗を克服する必要がある場合でも、モジュールが移動するように押すことができ、しかし、モータが推力を失うか、推力を除去する場合、弾性素子が反発力によって移動モジュールが移動するように逆方向に押す。
以下の実施形態では、弾性素子の他の作用はより明らかである。いくつかの実施形態では、移虫機構又は装置は、ガイド面付きのガイド機構を更に含み、ガイド面は、移虫針が下向き又は上向きに移動するようにガイドする過程において、移虫針における可動点の移動軌跡を調整できるように構成される。いくつかの実施形態では、ガイド面は、移動モジュールと接触し、移動モジュールの移動を動かすことによって可動点の移動軌跡の調整を実現する。いくつかの実施形態では、ガイド面は、横方向の高さが異なる面を含む。本明細書では、いわゆる横方向の高さとは、ガイド面が垂直方向に対して、延々と連なる山と同様に、垂直方向における点からの距離が異なることを意味する。異なる横方向の高さの調整により、横方向における移動モジュールの距離はそれぞれ調整可能であり、垂直方向に対して左向きに移動してあっても、右向きに移動してあってもよく、この横方向の移動距離は、移動モジュールが起伏のあるガイド面を移動する場合で調整又は変更することができる。
いくつかの実施形態では、装置は、弾性素子を含み、該弾性素子は、移動モジュールに設置される。例えば、一端は、移動モジュールに設置され、他端は、装置に設置される。このように、移動モジュールが起伏のあるガイド面を移動する場合、弾性素子の弾力を利用し、圧縮又は引張作用下で、移動モジュールの移動軌跡を制御する。いくつかの実施形態では、摺動モジュールが可動点の移動を動かす過程において、針又は移虫素子が垂直位置にある場合、弾性素子が圧縮され、弾性素子が自然状態にある場合、移動モジュールは、垂直方向から離れ(横方向に対して右向き又は左向きに移動)、移虫素子は、左向き又は右向きに傾斜する。従って、弾性素子と移動素子の協働により、移動モジュールは、可動点がY軸から離れるか、Y軸に近づくか、Y軸の左向きに近づくか、Y軸から右向きに離れるように動かすことができ、支点を回転させ、移虫素子付きの一端を傾斜させ、その結果、ミツバチの巣の個室の壁に対してある角度をなすことができる。
ガイド面の作用は、機械との協働作用下で、移動モジュールと接触し、モジュールの移動軌跡を制限することであり、この移動モジュールの移動回避は、主に横方向の移動距離の長さである。X軸方向に沿ったY軸に対する移動モジュールの移動距離は、X軸方向に沿ったY軸に対する可動点の移動距離の長さを制御し、このように、最終的には、移虫針の支点の回転速度を制御し、その結果、移虫ユニットの角度を制御することが理解できる。通常、移虫針が垂直であることはもちろん、移虫針が湾曲する可能性も否定できないが、いずれにしても可動点の移動は、支点が移動するように動かし、移虫ユニットの角度を調整し、この角度は、ミツバチの巣の個室の壁に対して平行ではなく、それに対してある角度をなすものである。
いくつかの実施形態では、ガイド面は、第1ガイド面と、第2ガイド面と、第3ガイド面とを含み、ここで、第1ガイド面の横方向の高さは、第2ガイド面より大きく、第2ガイド面の横方向の高さは、第3ガイド面より大きい。いくつかの実施形態では、移動モジュールがガイド面の第1ガイド面と接触する場合、移動モジュールは針の可動点を実質的に垂直方向にし、この場合、弾性素子が圧縮され、移動モジュールが第2ガイド面まで移動する場合、弾性素子が反発力は、移動モジュールが垂直方向から離れるように押し、それによって可動点が垂直方向から離れるように動かし(左向き又は右向き)、可動点の移動は、支点が回転するように動かし、その結果、移虫素子付きの一端は、例えば、左向き又は右向きに、垂直方向から離れる。シーソーのような移動では、可動点は左向きにし、移虫素子の一端は右向きにし、可動点は右向きにし、移虫素子の一端は左向きにする。
ガイド面に沿った移動モジュールの移動は、上から下までの移動、又は下から上までの移動、上下往復移動であり、この移動は、モータによって機構全体が上下に移動するように動かし、例えば、取り付け機構が上下に移動するように動かすことであり、移動モジュールが取り付け機構に位置し、ガイド面が相対的に変位しない場合、ガイド面における移動モジュールの上下摺動を実現し、移動モジュールの横方向の左右移動及び移動距離を実現し、その結果、可動点の左右移動及び移動距離を調整し、このように、移虫素子の逆方向の移動距離を実現する。
いくつかの実施形態では、第1面は、遷移面を含み得る。第2面は、曲面又は/及び傾斜面を含み得る。
第3面は、別の斜面又は曲面を含み得る。しかし、第1面と第2面及び第3面との横方向の距離は異なる。
いくつかの実施形態では、ガイド機構には、機器に固定して取り付けるための第1取り付け部が設置され、移虫針の取り付け機構に対して、移虫針の取り付け機構は、変位しないガイド機構に対して上下往復移動を行うことができる。
いくつかの実施形態では、移動モジュールには、移虫針の可動点を取り付けるための取り付け孔が設けられ、移虫針は、移動モジュールの移動につれて揺れることができる。いくつかの実施形態では、移動モジュールは、ガイド面と接触し、ガイド面においてローリングするためのローリング素子を含む。
いくつかの実施形態では、機器は、制御モジュールを更に含み、該モジュールは、モータであっても、モータで制御される機械機構であってもよく、移動モジュールに瞬間的な力を印加し、移虫素子の虫取り動作を完了する。移虫針の支点の下端に接続される移虫素子の自然状態は、少し湾曲する状態であり、この材料は、通常、プラスチックを使用し、いわゆる「少し湾曲する」は、幼虫を含有するミツバチの巣の個室に対するものであり、移虫素子がミツバチの巣の個室に入る場合、移虫素子の先端がミツバチの巣の個室へ少し湾曲することが期待され、そのため、移虫素子が下向きに継続して移動するにつれて、ミツバチの巣の個室自身の剛性構造によってフレキシブルな移虫素子と接触し、フレキシブルな移虫素子は、ミツバチの巣の個室の底部に湾曲し、その結果、底部に付着する幼虫をすくい取って掘る。しかし、それはあくまでも理想の状態であり、この場合、移虫効率を向上させるために、移虫素子が幼虫に損傷を与えることなくミツバチの巣の個室にすばやく移動する場合、幼虫をすくい取ることが期待され、その原因は、ミツバチの幼虫が非常に小さく、肉眼ではほとんど見えず、底部に伸びたり丸まったりする可能性があり、幼虫が通常、少量の蜂蜜又は糖蜜の中にあり、非常に柔らかく、保護がなければ、幼虫を動かすための機械的メカニズムと力を使用すると、非常に容易に幼虫に損傷を与える可能性があることである。従って、発明者が何度も実験を繰り返した後、最初に、フレキシブルな移虫素子(又はTPEEなどの弾性材料)がミツバチの巣の個室に入り、ミツバチの巣の個室の壁に対してある角度をなすことが期待され、移虫素子は、壁から底部へ移動し、壁の作用力により、移虫素子は、徐々に自然に湾曲し、湾曲過程において、ミツバチの巣の個室の底部にほとんど密着して湾曲する。それは、フレキシブルな移虫素子の材料への要件が高く、通常のフレキシブルな材料を使用した後、特に移虫素子を何度も伸ばしたり湾曲したりする過程において、何度も繰り返した後、ミツバチの巣の個室に入る場合、移虫素子は依然として湾曲状態にあり、このように、ほとんど幼虫をすくい取らず、ミツバチの巣の個室の直径は約0.5~0.8センチメートルと非常に小さいため、湾曲した素子が入った後、幼虫を直接押して死に至らしめる。また、何度も繰り返した後、虫をすくい取るために湾曲状態になり、その後、虫を放出する場合、スライダは、素子における虫が離れるように押す。一般的に、虫をすくい取った後、素子が自然に引き伸ばされたりまっすぐになったりすることが期待されるが、そうではなく、素子が後向きに湾曲する場合があり、このように、ミツバチの巣の個室に入る場合、傾斜角度をなすのが難しくなっている。要するに、素子のそれらの不利な要因に対して、素子の耐用年数を伸ばし、移虫効率を向上させ、死亡率を低下させるために、それらの欠点を更に克服する必要がある。
従って、移虫素子がミツバチの巣の個室の壁と接触する場合、又はその前に、素子が引き伸ばされたりまっすぐになったりすることが期待され、移虫素子を湾曲させ、ミツバチの巣の個室の底部に沿って湾曲させる。従って、いくつかの実施形態では、弾性素子がミツバチの巣の個室に入る前に、移虫素子が引き伸ばされたりまっすぐになったりし、この状態を実現するために、1つの方法では、針において虫を押すためのスライダを押し状態にし、本来、少し湾曲した移虫素子を伸ばし状態にし、その結果、ミツバチの巣の個室の壁に対してある角度をなすのに便利である。
また、移虫素子がミツバチの巣の個室の壁と接触し、底部へ湾曲して虫をすくい取る過程は、ほとんど0.1~0.3秒で完了し、従って、この場合、移虫素子は、傾斜状態(移動モジュールが可動点の移動を動かす過程において)であるが、移動モジュールに非常に速い逆方向の作用力を印加し、移虫素子を逆方向へ迅速に移動させ、「すくい取る」動作を完了し、このように、幼虫を効果的に「すくい取る」ことができる。例えば、移動モジュールがガイド面に沿って上から下へ迅速に移動する過程において、可動点がY軸から離れるように迅速に動かし、例えば、右向きにY軸から迅速に離れ(例えば、横方向の距離0.5センチメートル)、この場合、移虫素子が下向きに迅速に移動してY軸から迅速に離れて左向きに移動し、この場合、素子がミツバチの巣の個室の壁に対してある角度(例えば、30度)をなし、針が下向きに継続して移動するように動かす場合、素子が湾曲し、ミツバチの巣の個室の底部を通過し、例えば、糖蜜又は蜂蜜を通過し、糖蜜の特性を利用し、幼虫をすくい取ることが期待され、この場合、移動モジュールには、Y軸に近づく力などの逆方向作用を迅速に印加する場合、この反作用力は、速度が速く、時間が短く、迅速にたたくようなリズムと同様であり、この迅速な反作用力により、可動モジュールは下向きに迅速に移動し、この場合、素子は、Y軸に近づく方向などの逆方向へ迅速に移動し、揺れ過程と同様であり、このように、「すくい取る」動作を完了する。移動モジュールをたたくことを完了するものは、モータの回転子で移動モジュールと直接接触し、当然ながら、モータは、移動モジュールの近くに設置され、移動モジュールと一緒に上から下へ移動する。当然ながら、モータは、ガイド素子に設置され得、移動モジュールは、ガイド素子において適切な位置まで移動し、モータの回転子は、移動モジュールと直接接触し、モジュールには、Y軸から離れるY軸に近づくまでの力などの逆方向の力を印加する。
第2態様によれば、本発明は、移虫方法に関し、該方法は、
弾性移虫素子とミツバチの巣の個室の壁を鋭角にし、弾性移虫素子をまっすぐにするステップを含む。いくつかの実施形態では、針における摺動可能な押しブロックにより、弾性素子をまっすぐにし、例えば、摺動可能な押しブロックが収納される場合、弾性素子が湾曲し得、摺動可能な押しブロックが弾性素子の末端まで押される場合、押しブロックによって弾性素子はまっすぐに押される。
いくつかの実施形態では、弾性移虫素子をミツバチの巣の個室の壁と鋭角で接触させる。従って、素子が下向きに継続して移動するにつれて、押しブロックを収納し、弾性素子が湾曲し、その結果、ミツバチの巣の個室の底部の幼虫をすくい取る。
いくつかの実施形態では、弾性素子の湾曲は、弾性素子がミツバチの巣の個室の壁と接触して下向きに移動することにより、ミツバチの巣の個室の壁とミツバチの巣の個室の底部に沿って湾曲するように強制されることによるものである。一般的に、ミツバチの巣の個室の底部及びミツバチの巣の個室の壁は剛性であり、内部に移動する場合、弾性素子が湾曲し得、本明細書の弾性は、フレキシブルな材料と理解され得、移虫素子を説明する場合、それは、弾性の特性もフレキシビリティの特性も有し、又はその両方を有する。
従って、本発明によって提供される移虫方法は、
移虫針を第2位置にするステップ1であって、この場合、移虫素子は、ミツバチの巣の個室の内壁と接触し、前記第2位置は、移虫針の可動点が前向きに傾斜し、移虫素子が後向きに傾斜し、移虫素子の方向が垂直方向に対して後向きに一定の角度で傾斜することを意味し、移虫素子を湾曲させずにまっすぐにするステップ1と、
移虫針を第3位置にし、移虫針が第2位置から第3位置へ変位する過程において、移虫の操作を完了するステップ2であって、前記第3位置は、移虫針の可動点が後向きに傾斜し、移虫素子が前向きに傾斜し、移虫素子の方向が垂直方向に対して前向きに一定の角度で傾斜することを意味し、移虫素子にはミツバチ又は幼虫が負荷又は付着するステップ2とを含むことを特徴とする。
いくつかの実施形態では、ステップ(1)~(2)では、前記一定の角度は、5°~40°である。
いくつかの実施形態では、ステップ(2)では、移虫針が第2位置から第3位置まで変位する過程において、移虫素子が湾曲し、移虫針の可動点は後向きに揺れ、移虫素子は、前向きに移動し、移虫素子は、ミツバチを含有する蜂乳を動かし、ミツバチを含有する蜂乳を移虫素子に付着させる。
いくつかの実施形態では、ステップ(2)では、移虫素子にミツバチが負荷した後、ミツバチの巣の個室から離れるように、移虫針を上向きに移動させる。
いくつかの実施形態では、ステップ(2)では、移虫素子にミツバチが負荷した後、ミツバチの巣の個室から離れるように、移虫針を上向きに移動させると同時に後向きに移動させる。
いくつかの実施形態では、移虫針がミツバチの巣の個室から離れ、第3位置にあった後、移虫針を前向きに移動させる。
いくつかの実施形態では、その特徴は、以下のとおりであり、移虫針がミツバチの巣の個室から離れ、第3位置にあった後、移虫針の可動点を前向きに移動させる同時に、移虫針をターゲット位置まで下向きに移動させる。
いくつかの実施形態では、移虫針がミツバチの巣の個室から離れ、第3位置にあった後、移虫針の可動点を前向きに移動させると同時に、移虫針をターゲット位置まで下向きに移動させ、移虫針は、培養ボウルに入り、ミツバチを培養ボウルまで押し出す。
いくつかの実施形態では、移虫針がミツバチの巣の個室の内壁と接触する前、移虫針は、第2位置若しくは第1位置にあり、又は第1位置から第2位置まで変位する過程における任意の位置にある。
いくつかの実施形態では、移虫針は、第1位置から第2位置まで変位する過程において、移虫針を移虫素子がミツバチの巣の個室の内壁と接触するまで下向きに移動させる。
本発明の第4態様によれば、移虫用の検出装置を提供し、その特徴は、以下のとおりであり、摺動可能なホルダと、ミツバチの巣の個室におけるミツバチの情報を収集するための収集素子と、ミツバチの巣の個室におけるミツバチを検出するための検出素子とを含み、収集素子は、摺動可能なホルダに取り付けられ、摺動可能なホルダは、摺動部材を含み、摺動部材は、レールに沿って摺動し、収集素子は、それにつれて移動することができる。
いくつかの実施形態では、移虫針又はミツバチの巣の個室の位置を識別するための測位層を更に含む。
いくつかの実施形態では、前記摺動可能なホルダは、第1取り付けアームと、第2取り付けアームとを含み、収集素子は、第1取り付けアームに取り付けられる。
いくつかの実施形態では、測位素子は、第2取り付けアーム及び/又は第1取り付けアームに取り付けられる。
いくつかの実施形態では、第1取り付けアームと第2取り付けアームは対向して設置される。
いくつかの実施形態では、収集素子は、ミツバチの巣の個室の内部の写真を撮るように構成される撮影装置を使用する。
いくつかの実施形態では、測位素子は、位置センサを使用する。
いくつかの実施形態では、前記検出装置は、係止構造を更に含み、前記係止構造は、係止部を含む。
いくつかの実施形態では、前記係止部は、円弧状係止部である。
いくつかの実施形態では、第1取り付けアームに係止部材が接続される。
本発明の有益な効果は、以下のとおりであり、
(1)本発明の移虫方法により、移虫針がミツバチの巣の個室に下向きに傾斜して入り、また、移虫針がミツバチの巣の個室の内壁と接触する場合、移虫素子は、湾曲せずにまっすぐになり、押し舌が上向きに移動する過程において、移虫素子は前向きに湾曲し、ミツバチを効果的に移植することができ、その結果、移虫素子がミツバチの巣の個室の内壁と接触する場合、後向きに湾曲することによって移虫の失敗をもたらすことを回避することができる。
(2)本発明の移虫方法は、手動移虫方法を模擬し、少量のロイヤルゼリーと一緒に虫を移植し、それらを培養ボウルに入れることができる。移虫過程において、移虫素子は、一定のラジアンで湾曲し、移虫素子は、ミツバチの巣の個室の内壁に密着して移虫し、このように、ミツバチ及び移虫素子に損傷を与えず、移虫は、速度が速く、精度が高く、効率が高い。
(3)本発明の移虫方法を使用すると、移虫の成功率は95%以上に達し、最終的には、移虫の生存率も高い。まっすぐ上りまっすぐ下りるような従来の移虫方法に比べて、本発明の移虫方法は、移虫針を保護し、移虫針の耐用年数を伸ばし、ミツバチに損傷を与えることを回避することができる。
(4)本発明の移動モジュールの端部にローラが接続され、ローラは、接触面に沿ってローリングすることができ、相対的に言えば、ローラと接触面との摩擦力は小さいので、接触面又は他の部材に損傷を与えることではなく、同じ条件で、ローラのローリング速度がより速い。移虫針の位置を変更する必要がある場合、移動モジュールにおけるローラが対応する接触面(例えば、ガイド面)に沿ってローリングすれば、移虫針の位置を調整することができる。
(5)本発明の移虫針は、移動モジュール内に取り付けられ、移動モジュールは、摺動溝内に摺動することができ、移動モジュールは、摺動溝と相互に協働すると、移虫針が前向き又は後向きに傾斜する角度(前後に揺れる度合)を調整することができ、その結果、移虫針は、ミツバチの巣の個室に傾斜して入ることができ、まっすぐ上りまっすぐ下りるようにミツバチを移植することによって移虫の成功率が低いことをもたらすことを回避できる。一部の養蜂会社は、移虫針を使用して自動的に虫移し、通常、従来の移虫方法を使用し、まっすぐ上りまっすぐ下りるようにミツバチの巣の個室に入って幼虫をすくい取り(即ち、移虫針は、ミツバチの巣の個室に垂直に入って幼虫を移植し、次に、ミツバチの巣の個室から垂直に離れる)、しかし、このように、幼虫のすくい取り成功率は低く、幼虫に容易に損傷を与え、移虫の生存率は低く、従来の移虫方法は、移虫針に容易に損傷を与え、移虫針の品質要件が高い。更に、移虫針は、ミツバチの巣の個室に垂直に入り、移虫針の移虫素子は、後向きに湾曲する可能性があり、ミツバチを効果的に移植することができず、その結果、移虫素子に損傷を与える。
本発明の第1取り付け機構及び第2取り付け機構の構造概略図である。 本発明の第1取り付け機構の側面の構造概略図である。 (1)は、第1取り付け機構の正面図であり、(2)は、第1取り付け機構の側面の構造概略図である(支持点構造も示す)。 (1)は、第2取り付け機構の正面図であり、(2)は、第2取り付け機構の側面の構造概略図である。 (1)は、一実施形態における移動モジュールの構造概略図であり、(2)は、別の実施形態における移動モジュールの構造概略図であり、(3)は、他の実施形態における移動モジュールの構造概略図である。 (1)は、移虫針と移動モジュールが結合される場合の構造概略図であり、(2)は、移動モジュールと第2取り付け機構が結合される場合の構造概略図である。 (1)は、第2取り付け機構と第1取り付け機構が結合される場合の構造概略図であり、(2)は、ストッパの構造概略図である。 (1)は、第2取り付け機構と第1取り付け機構が結合される場合の構造概略図であり、(2)は、移虫針と第1取り付け構造が結合される場合の構造概略図であり、(3)は、移虫針の分解図である。 移動モジュールと第2取り付け機構が結合される場合の構造概略図である。 移虫針が前向き又は後向きに揺れる過程の概略図である。 (1)は、干渉ブロックがバンプを押す場合、移虫針が後向きに傾斜する場合の構造概略図であり(図面では、高さ調整機構のみを示す)、(2)は、高さ調整機構の裏側の概略図である(第1歯車と第1噛み合い板との噛み合い構造を示すために、支持フレーム構造の一部を隠す)。 (1)は、一実施形態におけるタイミングベルトの構造概略図であり、(2)は、別の実施形態におけるタイミングベルトの構造概略図である。 (1)は、干渉ンブロックとタイミングベルトが結合される場合の構造概略図であり、(2)は、干渉ブロックの構造概略図である。 移虫針でミツバチを移植する過程の概略図である(時間の経過に伴うミツバチの巣の個室に対する移虫針の相対位置関係を示す)。 ミツバチを移植する過程における移虫針とタイミングベルトとの相対位置の概略図である。 前後位置調整機構が移虫器に取り付けられる場合の構造概略図である(前後位置調整機構を示すために、移虫器の一部を隠す)。 前後位置調整機構の構造概略図である。 (1)は、筐体と支持フレームが結合される場合の概略図(撮影装置と位置センサの取り付け部を示すために、第1取り付け機構及びモジュールなどの構造を隠す)であり、(2)は、筐体の構造概略図である。 一実施形態における移虫構造の分解図である。 図19における第1取り付け機構、第2取り付け機構及び移動モジュールの構造概略図である。 (1)は、移動フレームと接続フレームが分離状態にある場合の構造概略図であり、(2)は、移動フレームと接続フレームが結合される場合の概略図であり、(3)は、(2)における構造の裏側の概略図である。 (1)は、移動フレームの構造概略図であり(第1チャンバ及び第2チャンバの構造を示すために、移動フレーム構造の一部を隠す)、(2)は、接続フレームの構造概略図である。 (1)は、移動フレーム、接続フレーム、取り付け機構、移動モジュールが結合される場合の構造概略図であり、(2)は、一実施形態における高さ調整機構の構造概略図であり、(3)は、(2)における構造の側面の概略図である(係止構造を示す)。 (1)は、一実施形態における移虫機構の分解図であり、(2)は、取り付け機構、移虫針、移動モジュール、接続フレームが分離状態にある場合の構造概略図であり、(3)は、取り付け機構、移虫針、移動モジュール、接続フレームが結合される場合の構造概略図である。 摺動可能なホルダの構造概略図である。 撮影装置で撮られた写真である(ミツバチの巣の個室にいるミツバチを示す)。 一実施形態における移虫過程の概略図であり(移虫過程における移虫素子、押し舌とミツバチの巣の個室との相対位置の変化を示す)、ミツバチの巣の個室の底部の平たいものは、ミツバチの幼虫を表す。 一実施形態における移虫過程の概略図であり(移虫過程における移虫素子、押し舌とミツバチの巣の個室との相対位置の変化を示す)、ミツバチの巣の個室の底部の平たいものは、ミツバチの幼虫を表す。 一実施形態における虫放出過程の概略図であり(虫放出過程における移虫素子、押し舌と培養ボウルとの相対位置の変化を示す)、ミツバチの巣の個室の底部の平たいものは、ミツバチの幼虫を表す。
本願の目的、技術的解決手段及び利点をより明確にするために、以下では、図面及び実施例を参照して本願をより詳細に説明する。本明細書に記載の具体的な実施例は、本願を説明するためにのみ使用され、本願を限定するものではないことを理解すべきである。本願によって提供される実施例に基づき、創造的な作業なしに当業者によって得られる他の全ての実施例は、本願の保護範囲に属する。
本願で言及された「実施例」は、実施例で説明される特定の特徴、構造、又は特性が、本願の少なくとも1つの実施例に含まれ得ることを意味する。明細書の各位置で現れる該フレーズは、同じ実施例、他の実施例と相互に排他的である別個若しくは代替の実施例を意味すると限らない。当業者が明示的及び暗示的に理解すべきものとして、本願に記載の実施例は、競合することなく他の実施例と組み合わせることができる。
別段の定義がない限り、本願に関する専門用語又は科学的用語は、本願の技術分野の当業者によって理解されるような通常の意味を有するべきである。本願に関する「1」、「1つ」、「1種類」、「該」などの類似した用語は、量的な限定を意味するものではなく、単数又は複数を意味することができる。本願に関する用語「含む」、「備える」、「有する」及びそれらの変形は、非排他的な包含をカバーすることを意図し、本願に関する「接続」又は「連結」「カップリング」などの類似した用語は、物理的又は機械的接続に限定されず、直接又は間接を問わず、電気的接続を含み得る。本願に関する「複数」は、2つ以上を意味する。「及び/又は」は、関連対象の関連関係を説明し、3種類の関係が存在できることを示し、例えば、「A及び/又はB」は、Aのみの存在、AとBの両方の存在、Bのみの存在を意味する。本願に関する用語「第1」、「第2」、「第3」などは、類似した対象を区別するためだけのものであり、対象の特定の順序を表すものではない。
(実施例1)
図1~2に示すように、移虫機構又は装置は、機構(又は取り付け機構)を含み、該機構は、移虫針を受け入れるように構成され、その結果、移虫針は、該機構内に支点を中心として前後に揺れる。
いわゆる「支点」とは、移虫針のある位置が機構のある位置又は構造と協働し、該支点に応じて移虫針が前後に揺れ、その結果、垂直方向に対する移虫針の角度を制御するように達することを意味する(即ち、移虫針が所在する直線と垂直線との間の角度を制御する)。本明細書の支点は、相対的に変位しない点と理解され、この固定は、完全に固定されるという意味ではなく、移虫針のある位置またはある点が取り付け機構に支持される点又は構造を支点として使用することであり、移虫針は、該支点に沿って回転することができ、回転過程において、該支点の位置は、移虫針においてほとんど変わらない。
いくつかの実施形態では、この支点の移動は、支点に対する別の点の位置の変化によって変わる。別の点は、可動点として定義され得、該可動点は、移虫針における別の位置又は別の点が移動するように動かし、テコの原理又はシーソーに類似する原理を利用し、可動点は、前後に移動し、支点が回転するように動かし、その結果、移虫針が揺れるように動かす。
当然ながら、本明細書の支点は、移虫針のある点が取り付け機構に支持される点又は構造を支点とする支持点又は支持構造であり、その結果、移虫針は、支点又は支持構造を中心として回転し又は揺れる。本明細書の可動点は、移虫針に位置する別の点であり得、該点が移動するように動かし、この移動は、水平位置の移動又は他の方式の変位を含み、移虫針の支点が支持構造又は支持点が回転するように動かす。
いくつかの実施形態では、本発明は、具体的な構造を提供し、移虫針の可動点の移動が移虫針の支点の移動を動かすことを実現し、その結果、移虫針において前後に揺れることを実現する。以下では、詳細に説明している。
例えば、図1に示すように、該構造は、支持点構造と呼ばれる支点構造7を含み、移虫針は、支点201を含み、該支点201は、支点構造、又は、支持点と呼ばれる支持点構造などの構造と可動に嵌合されるので、移虫針の支点201は、構造700の支持構造又は支持点により、支持構造における支持点を中心として回転又は揺れる。例えば、図1~3に示すように、支持構造は、凹溝7であり得、支点201は、類似した翼構造202又は突起構造で、2つの伸ばした翼202又は203を含み、それらは、それぞれ2つの凹溝701又は703に位置し、このように、翼構造は、凹溝内に支点に類似した移動を行うことができる。当然ながら、本明細書の支点及び支持点は、他の任意の方式であり得、例えば、支持構造は、円筒であり得、移虫針は、横方向の貫通孔を含有し、円筒は、貫通孔を通過すると、支点が支持点を中心として回転することも実現できる。支点201を含む移虫針が機構の支持点を中心として直接接触又は間接的接触することを実現でき、その結果、支持点に対する支点201を含む移虫針の回転又は揺れを実現できる他の任意の手段又は構造はいずれも本発明の実施形態のために使用され得る。
いくつかの好ましい実施形態では、前記装置は、支持点の第1取り付け機構と、移動モジュールを取り付けるための第2取り付け構造とを含み、第2取り付け機構は、第1問付け機構の上方に位置する。本明細書の取り付け機構は、移虫針が動かないように固定するための機構ではなく、移虫針を取り付け、収容し、受け入れるための機構としてのみ理解される。
いくつかの好ましい実施形態では、図2~3に示すように、第1取り付け機構は、左右端部に凹溝7がそれぞれ設けられる第4取り付け板4(即ち、底板)を含み、該凹溝7は、移虫針20のバンプと嵌合され得、移虫針のバンプ203、202を凹溝701、703内に取り付ける場合、移虫針20が落下したり、移虫針20の取り付け機構から抜けたりせず、いくつかの好ましい実施形態では、凹溝は、円弧状凹溝(支点の支持点又は支持構造を支持する)であり、円弧状凹溝により、移虫針20の支点201は、円弧状凹溝7に設定される支持点を中心として前後に揺れることができ、移虫針20が前向き又は後向きに傾斜する角度を容易に調整する。
いくつかの好ましい実施形態では、前記第1取り付け機構は、開口部5が設けられる第1取り付け板1(即ち、右側板)を含み、開口部により、移虫針を容易に取り付け、移虫針20が第1取り付け機構の内部に取り付けられることを見て、予定の位置に取り付けられるかどうかを判断することができる。
いくつかの好ましい実施形態では、図1~3に示すように、第1取り付け機構は、第1取り付け板1と、第2取り付け板2と、第3取り付け板3と、第4取り付け板4とを含み、それらは2つずつ接続して固定されるか、一体成形される。いくつかの好ましい実施形態では、図1~3に示すように、第1取り付け板1と第2取り付け板2は対向して設置され、第1取り付け板1と第2取り付け板2は2つの対向する側面とすると、移虫針20を保護し、移虫針で移虫する場合、左右の他の物体又は機構に妨害されることを回避することができる。
いくつかの好ましい実施形態では、後側板として、第3取り付け板3は、第1取り付け板1、第2取り付け板2及び第4取り付け板4にそれぞれ接続され、底板として、第4取り付け板4は、第1取り付け板1、第2取り付け板2及び第3取り付け板3にそれぞれ接続して固定される。いくつかの好ましい実施形態では、図1~3に示すように、第4取り付け板4(即ち、底板)に貫通孔6が設けられるので、移虫針20がちょうど貫通孔に差し込まれ、移虫針の上部21は、貫通孔6の上方に位置し、取り付け結合部は、貫通孔に結合され、移虫針の中部及び下部はいずれも貫通孔の下方に位置する。
理解すべきものとして、いわゆる第1乃至第4取り付け板は、構造の異なる部分の名称に過ぎず、それらは、プラスチック、金属などで一体成形され得る。当然ながら、本明細書の第1乃至第3取り付け板は省略することができ、支持構造付きの第4取り付け板4のみが残される。
いくつかの好ましい実施形態では、図1に示すように、第1取り付け構造はストッパ8を更に含み、いくつかの好ましい実施形態では、ストッパ8は、第3固定板3と対向して設置されるが、第1固定板1、第2固定板2に取り外し可能に接続され、例えば、本実施例では、ストッパ8はそれぞれ第1固定板1、第2固定板2に係止可能に接続される。いくつかの好ましい実施形態では、図7に示すように、ストッパ8は、係止面70を含み、いくつかの好ましい実施形態では、係止面70は、円弧状係止面で、移虫針の取り付け結合部83に結合され得、いくつかの好ましい実施形態では、ストッパ8は、第1係止部71と、第2係止部72とを含み、両者は、第1取り付け機構の係止溝と嵌合され得るので、接続を実現する。ストッパの設置により、移虫針を更に固定することができ、そのため、移虫針の取り付け結合部は、第1取り付け機構に緊密して結合される。図8に示すように、移虫針の取り付け結合部83は、支点として使用することができ、ここでは移虫針は変位せず又は前向き又は後向きに少し揺れ、図3に示すように、移虫針20は、第1取り付け機構に取り付けられ、固定対象位置(即ち、移虫針の取り付け結合部83)を支点として使用し、図10に示すように、手又は他の手段で移虫針の上部21を前向きに動かす場合、移虫針の上部21は、前向きに傾斜又は揺れ、同時に、移虫針の下部23は、後向きに傾斜又は揺れることができる。いくつかの好ましい実施形態では、第1固定板及び第2固定板に接続部材が設けられる。いくつかの好ましい実施形態では、前記接続部材は、第1接続部材10と、第2接続部材11とを含み、第1接続部材10と第2接続部材11は接続して固定される。本実施例では、図3に示すように、第1接続部材10は、接続板であり、第2接続部材11は、第1固定板、第2固定板に固定して接続され、第2接続部材11に接続孔が設けられる。
別の実施形態では、移虫針は可動点を含み、該可動点は、移虫針の別の位置にあり、それは、例えば、一端の可動点202であり、該可動点は移動可能であり、この移動は、支点の移動を動かす。以下では、具体的な構造図を参照して説明する。移虫針の可動点202は、移動モジュール200に設置され、移動モジュールの前後の水平移動は、可動点204が移動するように動かし、必ずしも支点201が支持点を中心として回転するように動かす。例えば、図1に示すように、可動点204の水平移動は、支点201が前後に揺れるように動かし、この揺れにより、支点は、支持点を中心として揺れることができる。
本明細書の移虫針は、一般的に、剛性構造であるので、可動点204の移動が支点201の移動を動かすことを容易に実現でき、その結果、シーソーのような移動が発生する。具体的には、移虫針の一端に移虫素子が付き、該素子は、ブラシ、薄いシート、フレキシブルなブロック、フレキシブルなワイヤーなどのフレキシブルな素子であり得、該フレキシブルな素子は、ミツバチの巣の個室に差し込まれ、フレキシブルな素子の湾曲により、ミツバチ幼虫をすくい取り、接着又はくむことができる。移虫素子は、一般的に、弾性素子で、湾曲して変形することができる。いくつかの好ましい実施形態では、本発明の移虫機構は、移虫針を含み得、図8に示すように、移虫針は、上部21、取り付け結合部、中部22、及び下部23を含み得、移虫針の下部23は、ミツバチ幼虫を移植するための移虫素子を含み、移虫針の下部は、押し舌7mを更に含み、押し舌7mは、移虫素子4fの側面に位置し、押し舌7mは、移虫素子と接触し、押し舌7mは、移虫素子表面のロイヤルゼリー及び幼虫を押し出し、それらが移虫素子から離れることができる。本発明では、前記移虫針は、従来技術の通常の移虫針を使用することができ、例えば、出願番号201810974288.0又は201810974335.1に記載の移虫針を使用し、当然ながら、従来技術の他の形式の移虫針を使用することができ、本発明は、移虫針の構造を改良することではない。
一般的に、移虫素子は、移虫針の一端に位置し、例えば、支点201の下端(移虫針が垂直位置にある場合)に位置し、可動点204は、支点の上端に位置する。
従って、本発明は、移虫装置を提供し、該装置は、移虫針の支点を支持するための支持点と、移虫針の可動点を固定するための移動モジュールとを含み、該移動モジュールの移動は、移虫針の支点が支持点を中心として回転するように動かし、その結果、移虫針の移虫素子の揺れを実現する。いくつかの実施形態では、可動点の前後移動は、移虫素子の前後移動又は前後の揺れを動かし、本明細書の前後の揺れ又は前後移動は、垂直方向の夾角を有する(図10)。可動点の移動は移虫針の前後の揺れの角度を調整するために使用されることも理解できる。本明細書の角度は、移虫針と垂直軸線との間の夾角を意味する。
いくつかの実施形態では、支持点と移動モジュールは、一体構造である。例えば、図1に示すように、移動モジュール200は、移虫針の可動点204を固定するための孔を含む。例えば、可動点は、孔3b内に固定される翼のような構造にすることもでき(図6)、本明細書に記載の「固定」は、移虫針20を取り付けるために使用され得、移虫針20は、移動モジュールから離れ、左右に揺れることではなく、しかし、移動モジュールは、移虫針20の可動点204が前後に移動するように動かすことができる。
移動モジュールの前後移動は、接触機械の力によってモジュールが移動するように押すことができ、当然ながら、モータの力によって移動モジュールが移動するように動かすこともできる。更に、移虫針の上下移動過程において、移虫針の可動点が移動するように動かし、その結果、移虫素子の前後の揺れを実現する。以下では、詳細に説明している。
いくつかの実施形態では、移動モジュール200は、固定構造300(即ち、第2取り付け機構)内に設置され、例えば、移動モジュール200は、両側のレースウェイを有し、固定構造300は、レールを有し、移動モジュールは、レースウェイ内に前後に移動することができ、その結果、移虫針の可動点の前後移動を動かす。
いくつかの好ましい実施形態では、第2取り付け機構は、移動モジュール200と協働するように構成され、移虫針20と垂直軸線との間の夾角を調整するために使用され、図10に示すように、前記夾角は、垂直軸線に対して前向き又は後向きに傾斜する移虫針20の角度を意味する。該第2取り付け機構は、第1取り付け機構に直接又は間接的接続され得、両者も一体成形され得る。
いくつかの好ましい実施形態では、第2取り付け機構は、移動モジュールに摺動可能に接続され、図6に示すように、移動モジュールは、第2取り付け機構内に摺動可能であり、そのため、移虫針が前向き又は後向きに揺れる度合を変更し、移虫針と垂直軸線との間の夾角を変更することができる。
具体的には、図4に示すように、移虫針20が前向き又は後向きに傾斜する角度(揺れの角度)を調整するように構成される第2取り付け機構は、シュート1cを含み、移虫針20が移動モジュール内に取り付けられるので、移動モジュールは、シュート1c内に摺動可能であり、移虫針20は、それにつれてシュート1c内に移動可能であり、図6に示すように、移動モジュールとシュート1cは相互に協働し、移虫針20の傾斜角度を調整でき、更に、移虫針20は、ミツバチの巣の個室に傾斜して入ることができ、まっすぐ上りまっすぐ下りるようにミツバチを移植することによって移虫の成功率が低いことをもたらすことを回避できる。
いくつかの好ましい実施形態では、シュート内には、弾性素子を有する。弾性素子は、バネを使用することができ、バネは、圧縮又は反発であり得、更に、移動モジュールは、シュート内に移動することができる。図4、6に示すように、シュート1cは、バネ2cを有し、シュート1c内部には、バネ2cを取り付けるためのバネ取り付け台3cが設けられる。いくつかの好ましい実施形態では、バネ取り付け台3cは、円筒構造を使用し、円筒の開口部は、外側に向かい、バネ2cは、円筒の内部に固定して取り付けることができる。本実施例では、図6(2)に示すように、バネ2cの一端は、バネ取り付け台3c内に位置し、移動モジュールは、シュート1cの開始端から末端まで摺動する過程において、バネ2cは圧縮され、逆に、バネ2cは反発する。
いくつかの好ましい実施形態では、図4に示すように、シュート1cの外端に制限ブロック4cが設けられ、制限ブロック4cは、移動モジュールを制限し、移動モジュールがシュート1cから離脱又は逸脱することを回避することができる。いくつかの好ましい実施形態では、制限ブロック4cはペアで設置され、このように、移動モジュールが終始にシュート1c内に移動するように、移動モジュールをシュート1cに制限することに役立つ。
いくつかの好ましい実施形態では、シュート1cの両側及び底部にも接続部が設けられる。具体的には、図4~7に示すように、シュートの両側には、第1接続部5c、第2接続部6cがそれぞれ設けられ、シュートの底部に第3接続部7cが設けられる。第1接続部5c及び第2接続部6cは、シュート1cの上部の他の部材を接続するために使用され得、第3接続部7cは、シュートの下部の他の部材を接続するために使用され得る。本実施例では、図7(1)に示すように、第3接続部7cは、第1取り付け機構を接続するために使用され得る。
いくつかの好ましい実施形態では、図4に示すように、第1接続部5c、第2接続部6c、第3接続部7cにも第1接続孔8cが設けられる。いくつかの好ましい実施形態では、第1接続孔8cは、ねじ孔であり、ねじ10c又はボルトによってシュート1cと他の部材を接続することができ、図7に示すように、第2取り付け機構と第1取り付け機構は結合される。いくつかの実施形態では、図3~4、7に示すように、第2取り付け機構と第1取り付け機構は、分離する2つの機構であり得、接続部材によって接続され、図1~2、9に示すように、他のいくつかの実施形態では、第2取り付け機構と第1取り付け機構は、一体成形され得る。
いくつかの実施形態では、図4に示すように、第3接続部7cの左右の側面には、一対のストッパバー9cがそれぞれ設けられ、第1取り付け機構の第1接続部材10は、2つのストッパバー9cの間に係止され得、このように、第2取り付け機構と第1取り付け機構との間の接続を強化することができる。
いくつかの好ましい実施形態では、該移虫機構は、高さ調整機構と、水平位置調整機構とを更に含む。移虫針20が上下に移動するように、取り付け機構が高さ調整機構に接続され、水平位置調整機構は、移虫針20を水平に移動させるように構成される。いくつかの好ましい実施形態では、高さ調整機構及び水平位置調整機構はそれぞれ制御され得、移虫針20は、独立して上下に移動し又は独立して水平に移動することができ、移虫針20は同時に上下に移動し及び水平に移動することもできる。
高さ調整機構及び水平位置調整機構は、スライダ、レースウェイなどで移虫針の変位を実現することができ、又は、歯車、ラック、コンベアなどで移虫針の変位を実現することもでき、以下では、詳細に説明している。高さ調整機構及び水平位置調整機構は、従来技術の他の装置又は他の手段で実現することもできる。
本発明は、移虫方法を更に提供し、図27に示すように、前記方法は、手動移虫操作を模擬し、前述の移虫機構又は装置を使用することができ、以下のステップを含み、
(1)移虫針がミツバチの巣の個室の内壁と接触する場合、又はミツバチの巣の個室の内壁と接触する前に、移虫針20を第2位置w2にし、前記第2位置w2は、移虫針20が前向きに傾斜し、移虫素子4fが後向きに傾斜し、移虫針の移虫素子4fの方向が垂直方向に対して後向きに一定の角度で傾斜することを意味し、移虫針とミツバチの巣の個室との相対位置関係は図14に示され、移虫素子とミツバチの巣の個室との相対位置関係は図27に示され、移虫針の揺れは図10に示される。図14では、第2位置w2は、場所dで表される状態であり、又は、第2位置は、c~dの間のある時刻で表される状態である。
移虫針を第2位置にするために、機械の力で押すことができ、当然ながら、モータの力によって移虫針が移動するように動かすことができる。
(2)移虫針20を第1位置w1にし、移虫針は、第2位置から第1位置まで変位する過程において、虫のすくい取りを完了する。前記第1位置w1は、移虫針20が後向きに傾斜し、移虫針20の移虫素子4fが垂直方向に対して前向きに一定の角度で傾斜することを意味する。移虫針とミツバチの巣の個室との相対位置関係は図14に示され、移虫素子とミツバチの巣の個室との相対位置関係は図27に示される。図14では、第1位置w1は、場所fで表される状態であり、又は、第2位置は、fの前のある時刻で表される状態である。
いくつかの実施形態では、移虫針がミツバチの巣の個室の内壁と接触する前、移虫針は、第2位置若しくは第1位置にあり得、又は第1位置から第2位置まで変位する過程における任意の位置にあり又は他の位置にあり、それらはいずれでもよい。
いくつかの好ましい実施形態では、ステップ(1)~(2)では、前記一定の角度は、5°~40°である。
いくつかの好ましい実施形態では、ステップ(2)では、移虫針が第2位置から第1位置まで変位する過程において、移虫素子がミツバチの巣の個室の内壁と接触した後、移虫針は、後向きに揺れ(移虫針が揺れるように駆動するための駆動力は、機械の力又はモータの力を使用することである)、移虫素子は、前向きに移動し、移虫素子は、ミツバチの巣の個室の内壁に密着して前向きに湾曲し、移虫素子は、ミツバチを含有する蜂乳を動かし、ミツバチを含有する蜂乳を移虫素子に付着させる。
同様に、移虫針が第2位置から第1位置まで変位するために、機械力で押すことができ、当然ながら、モータの力によって移虫針が移動するように動かすことができる。
いくつかの好ましい実施形態では、ステップ(2)では、移虫素子にミツバチが負荷又は付着した後、ミツバチの巣の個室から離れるように、移虫針を上向きに移動させる。
いくつかの好ましい実施形態では、ステップ(2)では、移虫素子にミツバチが負荷した後、ミツバチの巣の個室から離れるように、移虫針を上向きに移動させると同時に後向きに移動させる。
いくつかの好ましい実施形態では、移虫針がミツバチの巣の個室から離れ、ターゲット位置まで移動し、移虫針は、培養ボウルに傾斜して入り、ミツバチを培養ボウルまで押し出す。前記ターゲット位置は、移虫針がストリップ状ベースの培養ボウルの上部にあることを意味する。
いくつかの好ましい実施形態では、虫放出過程において、移虫針は移虫素子が培養ボウルの内壁と接触するまで下向きに移動した後、ミツバチを押し出し、次に、移虫針は上向きに移動すると同時に後向きに移動する。
本発明の移虫機構及び移虫方法を使用すると、移虫の成功率は90%以上に達し、最終的には、移虫の生存率も高い。従来の移虫方法に比べて、本発明の移虫方法は、移虫針を保護し、移虫針の耐用年数を伸ばすことができる。
他の実施形態では、本発明は、移虫方法を提供し、図28に示すように、前記方法は、手動移虫操作を模擬し、前述の移虫機構又は装置を使用することができ、具体的には、以下のステップを含み、
(1)移虫針20を第2位置w22にし、前記第2位置w22は、移虫針20が前向きに傾斜し、移虫素子4fが後向きに傾斜し、移虫素子4fの方向が垂直方向に対して後向きに一定の角度で傾斜することを意味し、また、移虫針の押し舌7mが下向きに押し出す状態にあり、押し舌7mが移虫素子に密着し、このように、移虫素子は、一定の剛性を有し、移虫素子4fが湾曲状態ではなくまっすぐになり、その結果、移虫素子がミツバチの巣の個室の内壁と接触する場合、移虫素子が湾曲せずにまっすぐになり、押し舌7mが上向きに移動する過程において、移虫素子が前向きに湾曲し、ミツバチを効果的にすくい取ることができ、移虫素子がミツバチの巣の個室の内壁と接触する場合、後向きに湾曲し、ミツバチをすくい取ることができないことを回避することができる。
移虫針とミツバチの巣の個室との相対位置関係は図14に示され、移虫素子とミツバチの巣の個室との相対位置関係は図28に示される、移虫針の揺れは図10に示される。図28では、第2位置w22は、場所(4)で表される状態であり、又は、第2位置は(3)~(4)の間のある時刻で表される状態である。
(2)移虫針20を第3位置w33にし、移虫針は、第2位置から第3位置まで変位する過程において、虫のすくい取りを完了する。前記第3位置w33は、移虫針20が後向きに傾斜し、移虫針20の移虫素子4fが垂直方向に対して前向きに一定の角度で傾斜し、移虫素子にミツバチが負荷又は付着することを意味する。移虫針とミツバチの巣の個室との相対位置関係は図14のものに類似し、移虫素子とミツバチの巣の個室との相対位置関係は図28に示される、移虫針の揺れは図10に示される。図28では、第3位置w33は、場所(7)で表される状態であり、又は、第2位置は(6)~(7)の間のある時刻で表される状態である。
いくつかの好ましい実施形態では、ステップ(1)~(2)では、前記一定の角度は、5°~40°である。
いくつかの好ましい実施形態では、ステップ(2)では、移虫針20は、第2位置w22から第3位置w33まで変位する過程において、移虫素子がミツバチの巣の個室の内壁と接触した後、移虫針の押し舌7mが上向きに移動し、移虫素子は、ミツバチの巣の個室の内壁に密着して前向きに湾曲し、移虫針は、後向きに揺れ(移虫針が揺れるように駆動するための駆動力は、機械の力又はモータの力を使用することである)、移虫素子4fは、前向きに移動し、移虫素子4fは、ミツバチを含有する蜂乳を動かし、ミツバチを含有する蜂乳を移虫素子4fに付着させる。
いくつかの好ましい実施形態では、ステップ(2)では、移虫素子にミツバチが負荷又は付着した後、移虫針がミツバチ及び蜂乳と一緒にミツバチの巣の個室から離れるように、移虫針20を上向きに移動させる。
更に、ステップ(2)では、移虫素子にミツバチが負荷又は付着した後、移虫針がミツバチ及び蜂乳と一緒にミツバチの巣の個室から離れるように、移虫針20を後向きに水平に移動させると同時に上向きに移動させる。
いくつかの好ましい実施形態では、移虫針がミツバチの巣の個室から離れ、第3位置にあった後、移虫針を前向きに移動させる。
いくつかの好ましい実施形態では、移虫針がミツバチの巣の個室から離れ、第3位置にあった後、移虫針を前向きに移動させると同時に、移虫針をターゲット位置まで下向きに移動させ、移虫針は、培養ボウルに傾斜して入り、培養ボウルの内壁と接触し、次に、ミツバチを培養ボウルまで押し出す。前記ターゲット位置は、移虫針がストリップ状ベースの培養ボウルの上部にあることを意味する。
いくつかの好ましい実施形態では、移虫針20がミツバチの巣の個室から離れた後、第3位置w33にあり、虫放出過程において、移虫針20は、ストップ状ベースまで前向きに移動し、培養ボウルに位置合わせし、移虫針は、下向きに移動し、培養ボウルに傾斜して入り、移虫素子が培養ボウルと接触する場合、移虫素子は、前向きに傾斜し、次に、押し舌7mが下向きに移動するように、移虫針を押し、移虫素子表面のミツバチ及びロイヤルゼリーを押し、ミツバチ及びロイヤルゼリーは、移虫素子4fから離れ、ストリップ状ベースの培養ボウル内に入る。
更に、虫放出過程において、移虫素子が培養ボウルの内壁と接触した後、押し舌7mが下向きに移動するように、移虫針を押し、移虫素子表面のミツバチ及びロイヤルゼリーを押し、次に、押し舌7mが上向きに移動し、移虫針が上向きに移動すると同時に、後向きに移動し、移虫素子の裏側は、培養ボウルの縁に擦れ、移虫素子の裏側に付着するロイヤルゼリーを削り取り、次に、移虫針は、培養ボウルから離れるまで上向き及び後向きに移動し続ける。
いくつかの実施形態では、移虫針がミツバチの巣の個室の内壁と接触する前、移虫針は、第2位置若しくは第3位置にあり得、又は第1位置から第2位置まで変位する過程における任意の位置にあり又は他の位置にある。
いくつかの好ましい実施形態では、移虫針20は第2位置w22にある前に、第1位置w11にあるものであり、第1位置w11は、移虫針が後向きに傾斜し、移虫素子が前向きに傾斜し、移虫素子の方向が垂直方向に対して一定の角度で傾斜し、移虫素子が湾曲せずにまっすぐになることを意味する。
いくつかの好ましい実施形態では、移虫針20が第1位置にあった後、下向きに移動する。
いくつかの好ましい実施形態では、本実施例における移虫手段は、図23のものに類似し、その違いは、移虫針が第1位置及び第2位置にある場合、移虫針の押し舌7mが下向きに押し出す状態にあることである。いくつかの好ましい実施形態では、移虫針20は、第1位置w11から第2位置w22まで変位する過程において、後向きに水平に移動すると同時に、下向きに移動する。
いくつかの好ましい実施形態では、移虫針20は、第1位置w11から第2位置w22まで変位する過程において、下向きに移動すると同時に、全体として移虫素子4fがミツバチの巣の個室の内壁と接触するまで後向きに水平に移動し、この場合、移虫素子4fは、一定の角度で傾斜し(移虫素子がミツバチは巣の個室の内壁に対して傾斜する)、また、移虫素子が湾曲せずにまっすぐになり、従来の移虫手段とお異なる(従来の移虫手段は、どんなミツバチの巣の個室の形状でも、移虫針は垂直であり、ミツバチの巣の個室の中央位置からミツバチの巣の個室に入ることである)。
本発明の移虫方法を使用すると、移虫の成功率は95%以上に達し、最終的には、移虫の生存率も高い。従来の移虫方法に比べて、本発明の移虫方法は、移虫針を保護し、移虫針の耐用年数を伸ばし、ミツバチに損傷を与えることを回避することができる。
(実施例2)
いくつかの好ましい実施形態では、該移虫機構は、ガイド機構を更に含み、ガイド機構は、移虫針20が下向き又は上向きに移動し、移動モジュールと相互作用し、移虫針を揺れさせ、移虫針20と垂直軸線との間の夾角を変更し、更に移虫軌跡を変更するように構成される。
いくつかの好ましい実施形態では、図12に示すように、移虫用のガイド機構は、タイミングベルトを含み、タイミングベルトは、移動モジュールが移動するようにガイドするように構成されるガイド面1aを含み、ここでは、前記移動は、移動モジュールがガイド面に沿って上向き又は下向きに移動でき、上向き又は下向きに移動する過程において、ガイド面と移動モジュールが相互作用し、シュート内の移動モジュールの位置を変更でき、更にシュート内の移虫針の位置を変更でき、即ち、前後方向の移虫針の位置を変更できることを意味する。
図11に示すように、移動モジュールがガイド面に沿って上向き又は下向きに移動する過程において、ガイド面の位置が固定して変位せず、移動モジュールの位置は、ガイド面の形状の変化によって異なり、移動モジュールがシュート内に移動するようにし、移虫針20は、それにつれて上向き又は下向きに移動し、又は前向き又は後向きに移動することができ、更に、移虫操作を完了し、図14~15に示すように、ミツバチの巣の個室からミツバチをすくい取る(一般的に、ミツバチをすくい取ると同時にロイヤルゼリーが付いてきる)。
いくつかの好ましい実施形態では、図12に示すように、ガイド面は、遷移面を含み、移動モジュールが遷移面に沿って上向き又は下向きに移動する場合、移動モジュールは、シュート内に移動することができ、移虫針が揺れ、移虫針の前後位置が変化し、移虫針がある位置から別の位置まで変位する。いくつかの実施形態では、遷移面は、曲面のみであり、移動モジュールが曲面に沿って上向き又は下向きに移動する場合、移動モジュールは、シュート内にゆっくりと移動し、単位時間当たりの移虫針の揺れ度合が小さく、前後方向の移虫針の位置がゆっくりと変化する。いくつかの実施形態では、遷移面は、傾斜面を含み、移動モジュールが傾斜面に沿って上向き又は下向きに移動する場合、移動モジュールは、シュート内に迅速に移動し、単位時間当たりの移虫針の揺れ度合が大きく、前後方向の移虫針の位置が迅速に変化する。別のいくつかの実施形態では、遷移面は、傾斜面及び曲面を含む。傾斜面と曲面の先後順序、及び傾斜面と曲面の数は、場合によって設定される。
いくつかの実施形態では、ガイド面は、遷移面及び/又は平面を含み、移動モジュールが平面に沿って上向き又は下向きに移動する場合、移動モジュールと平面との間の水平距離が変化せず、シュート内の移動モジュールの位置が変化せず、移虫針が揺れず、即ち、移虫針の高さが絶えず変化するが、移虫針の水平位置(前後の位置)が変化しない。具体的に実施する場合、実際の状況に応じて形状が異なるガイド面を選択できる。本発明は、ガイド面の形状を特に限定することではない。
一実施形態では、図11、12(1)に示すように、上から下まで、ガイド面は、多段状態を含み、それは順次、第1平面4a、曲面5a、第1傾斜面2a、第2平面6a及び第2傾斜面7aである。タイミングベルトが支持フレーム9に固定して接続されるので、ガイド面は変位せず、移動モジュールは、高さ調整機構の作用下で上向き又は下向きに移動することができ、移動モジュールが異なる状態でのガイド面と相互作用すると(移動モジュールとガイド面が直接又は間接的接触することができるが、両者間には相互作用力がある)、移虫針20と垂直軸線との間の夾角を変更することができる。移虫針が第2傾斜面7aに位置し、ミツバチの巣の個室の底部で虫をすくい取る過程において、図14に示すように、移虫針がd状態にあり、この場合、移虫針は、第2傾斜面7aのある位置にある。第2傾斜面7aの設置により、移動モジュールの移動方向を変更しやすく、例えば、移動モジュールが下向きに移動するから上向きに移動するまで変化することに役立つ。
いくつかの好ましい実施形態では、該ガイド機構は、移虫装置又は移虫機構内に取り付けることができる。本実施例では、図11に示すように、該ガイド機構は、支持フレーム9に固定して取り付けることができる。移動モジュールは、ガイド面1aに沿って上向き又は下向きに移動することができ、更に、移虫針20が上向き又は下向きに移動するようにガイドすることができ、同時に、移虫針を揺れさせ、その結果、移虫針20は、ミツバチの巣の個室に順調に入り、ミツバチをすくい取ることができる。
いくつかの好ましい実施形態では、図11~12に示すように、タイミングベルトの上端は、他の部材に接続され得る接続ヘッド3aを有する。いくつかの好ましい実施形態では、ボルト又はねじによって該接続ヘッド3aと移虫器又は他の装置を固定して接続することができ、その結果、タイミングベルトは、移虫器又は他の装置に取り付けられる。本実施例では、図11に示すように、接続ヘッド3aは、支持フレーム9に固定して接続される。
他の実施形態では、図12(2)に示すように、上から下まで、ガイド面は、多段状態を含み、それは順次、第1平面4a、曲面5a、第1傾斜面2a、第2平面6a、第2傾斜面7a及び第3平面88aであり、ここで、第2傾斜面7aは、移動モジュールが移動方向を変更して上向きに移動することに役立つ。保護面である第3平面88aにより、移動モジュールは慣性のためタイミングベルトの底部まで移動することではない。
本実施例における他の実施形態は、実施例1と同じであってもよく、又は実施例1と同様な手段を使用する。
本実施例における他の実施形態は、実施例1と同じであってもよく、又は実施例1と同様な手段を使用する。
(実施例3)
いくつかの好ましい実施形態では、図5に示すように、移動モジュールに取り付け孔1bが設けられ、移虫針の上部21は、取り付け孔1b内に固定して取り付けられ、移虫針は、移動モジュールの移動につれて揺れることができる。いくつかの好ましい実施形態では、取り付け孔1bの直径は、移虫針の上部21の直径の大きさと一致し、具体的には、取り付け孔1bの直径は、移虫針の上部21の直径より少し大きく、移虫針の上部21はちょうど取り付け孔1b内に安定して位置する。図8に示すように、移虫針が第1取り付け機構内に取り付けられるため、移虫針の取り付け結合部83は支点として使用することができ、移動モジュールが第2取り付け機構内に前向き(又は後向き)に移動する場合、移虫針の上部21は、移動モジュールにつれて前向き(又は後向き)に揺れることができ、同時に、移虫針の中部22及び下部23は、後向き(又は前向き)に揺れることができる。
いくつかの好ましい実施形態では、移動モジュールの端部にローリング素子が接続され、いくつかの好ましい実施形態では、ローリング素子はローラ2bである。いくつかの好ましい実施形態では、図5に示すように、移動モジュールの外端部にローラ2bが接続され、ローラ2bは、接触面に沿ってローリングすることができ、相対的に言えば、ローラ2bと接触面との摩擦力は小さいので、接触面又は他の部材に損傷を与えることではなく、同じ条件で、ローラのローリング速度がより速い。
いくつかの好ましい実施形態では、図5~6に示すように、移動モジュールの外端部には、ローラ2bを置くための開口部3bが設けられる。開口部3bの横方向の寸法は、ローラ面の横方向の寸法より少し大きく、このように、ローラ2bはちょうどこの開口部3bに位置するが、横方向に移動、左右に揺れることができない。いくつかの好ましい実施形態では、移動モジュールの外端部には、ローラ接続軸41bを固定して取り付けるための軸孔4bが設けられ、ローラ2bは、ローラ接続軸41bを中心として回転することができる。いくつかの好ましい実施形態では、ローラ面は、移動モジュールの外端部から突出し、このように、ローラ2bのみが接触面と接触し、ローラ2bは、接触面に沿ってローリングする場合、他の部材は、接触面と接触することではなく、ローラ2bのローリングに影響を与えず、また、ローラ2bがローリングする場合、移動モジュールの他の部位を損害して摩耗することではない。
いくつかの好ましい実施形態では、移動モジュールにおいてローリング素子が取り付けられる一端にバンプが設けられる。図10に示すように、前記バンプは、他の部材(例えば、干渉ブロックの第2干渉部)と干渉が発生し、その後、前後方向の移動モジュールの位置を変更し(図6(1)に示すように、x軸方向が前後方向を表す)、更に、移虫針20が前向き又は後向きに揺れる角度(又は傾斜する角度)を変更することができ、即ち、移虫針20と垂直軸線との間の夾角を変更することができる。いくつかの好ましい実施形態では、図5に示すように、移動モジュールにおいてローリング素子が取り付けられる一端にバンプ5bが設けられ、バンプ5bの設置は、ガイド面(又は接触面)におけるローリング素子のローリングに影響を与えない。いくつかの実施形態では、バンプ5bの突起方向は、ローラ接続軸の軸方向と一致する。別のいくつかの実施形態では、図5(2)に示すように、バンプ5bの突起方向は、ローラ接続軸の軸方向と垂直であり、いくつかの好ましい実施形態では、バンプ5bに取り付け部材5mが接続され、他のいくつかの好ましい実施形態では、図5(3)に示すように、バンプ5bの他側に取り付け部材5mが接続される。いくつかの好ましい実施形態では、図5(2)に示すように、バンプの端部にローラが接続され、前記ローラは、他の部材と接触する場合、大きな摩耗が発生しない。
いくつかの好ましい実施形態では、移動モジュールにおいてローリング素子から離れる一端に接続素子が設けられる。いくつかの好ましい実施形態では、図5に示すように、接続素子は、接続柱6bであり、接続柱6bは、他の部材を接続するために使用される。
いくつかの好ましい実施形態では、図5に示すように、移動モジュールにおいてローラ2bが取り付けられる一端には斜面7bを有する。ローラ2bの接触面が斜面である場合、移動モジュールにおける斜面7bは、該接触面に適合することができ、ローラ2bの接触面が斜面である場合、移動モジュールにおいてローラ2bが取り付けられる一端は平面であれば、ローラ2bのローリング過程において、その平面は、接触面(即ち、斜面)と干渉が発生し、ローラ2bの移動に影響を与え、接触面と移動モジュールを摩耗する。
本実施例における他の実施形態は、実施例1~2と同じであってもよく、又は実施例1~2と同様な手段を使用する。
(実施例4)
いくつかの実施例では、図11に示すように、タイミングベルトは支持フレーム9に垂直に取り付けられ、図12に示すように、上から下まで、ガイド面1aは順次、第1平面4a(即ち、第1垂直面)、曲面5a、第1傾斜面2a、第2平面6a(即ち、第2垂直面)、第2傾斜面7aを含み、ローラ2bは、ガイド面1aに沿って下向きに摺動することができ、摺動過程において、バネと移虫針20の状態は絶えず変化する。ローラ2bが第1平面4aに沿って摺動する過程において、ローラ2bは第1平面4aと接触し、バネが圧縮状態にあり、移虫針の上部21が後向きに傾斜し、移虫針の移虫素子4fが前向きに突出し、ローラ2bが遷移面(即ち、曲面5a及び第1傾斜面2a)に沿って摺動する過程において、バネが徐々に反発し、移虫針の上部21が垂直状態に戻るまで徐々に前向きにし、次に、前向きに傾斜し、移虫針の下部の移虫素子4fが後向きに突出し、ローラ2bは、第2平面6a(即ち、第2垂直面)に沿って摺動する過程において、第2平面6aと接触し、バネが少し圧縮される状態にあり、移虫針20が前向きに傾斜し、移虫針の移虫素子4fが後向きに突出し、ローラ2bは、第2傾斜面7aに沿って摺動する過程において、第2傾斜面7aと接触し、バネが少し圧出される状態、又は自由長にあり、移虫針20が前向きに傾斜し、傾斜角度が大きくなり、移虫針の移虫素子4fが後向きに突出する。
いくつかの好ましい実施形態では、図13に示すように、該ガイド機構は、第4モータ8aを含み、第4モータ8aに揺れブロック9aが接続され、第4モータ8aは、揺れブロック9aが揺れ又は停止するように制御することができ、いくつかの好ましい実施形態では、図12(1)に示すように、タイミングベルトには、第4モータ8aを取り付けるための第1取り付け部10aが設けられる。
いくつかの好ましい実施形態では、図12に示すように、タイミングベルトに退避構造11aが設けられる。いくつかの好ましい実施形態では、タイミングベルトに第2取り付け部が設けられる。いくつかの好ましい実施形態では、第2取り付け部は、接続軸12aを含む。
いくつかの好ましい実施形態では、該ガイド機構は、干渉ブロック13aを更に含み、干渉ブロック13aは、タイミングベルトに接続され、干渉ブロック13aは、第2取り付け部に取り付けることができ、具体的には、図13に示すように、干渉ブロック13aの中央部材に第2接続孔14aが設けられ、接続軸12aは第2接続孔14aを通過し、干渉ブロック13aとタイミングベルトとの接続を実現することができ、両者が接続又は結合された後、干渉ブロック13aは、ある位置にあり、一定の作用力は、干渉ブロック13aに作用し、干渉ブロック13aは、接続軸12aを中心として揺れることができる。
いくつかの好ましい実施形態では、図13に示すように、干渉ブロック13aが容易に揺れ、干渉ブロック13aの揺れ範囲を制限するように、干渉ブロック13aの上端部は、退避構造11aに位置する。
いくつかの好ましい実施形態では、図13に示すように、干渉ブロック13aの一端に第1干渉部15aが設けられ、他端に第2干渉部16aが設けられる。第1干渉部15aは、第4モータ8aにおける揺れブロック9aと干渉が発生するように構成され、第2干渉部16aは、バンプ5bと干渉が発生するように構成され、図18に示すように、モータ8aは、揺れブロック9aが回転するように動かす場合、揺れブロック9aは、干渉ブロック13aの第1干渉部15aを外向きに動かし、干渉ブロック13aが回転し、干渉ブロック13aの第2干渉部16aは内向きにバンプ5bを押し、移動モジュールは、シュート内部に摺動し、移虫針の上部21は、後向きに揺れ(即ち、後向きに傾斜する)、移虫針の移虫素子4fは、前向きに突出し、ミツバチをすくい取る。
他の実施形態では、図12に示すように、第4モータは、タイミングベルトに設置されることではなく、第4モータは、移動モジュールの片側に設置され、図5(2)に示すように、第4モータは、移動モジュールの移動につれて移動することができる。従って、第4モータは、移虫針の押し舌7mが押し出し又は正常の状態にあるようにリアルタイムに制御することができる。
本実施例における他の実施形態は、実施例1~3と同じであってもよく、又は実施例1~3と同様な手段を使用する。
(実施例5)
いくつかの好ましい実施形態では、該移虫機構は、高さ調整機構を更に含み、高さ調整機構は、取り付け機構の高さを調整するために使用され、移虫針は、異なる高さにあり、移虫針20とミツバチの巣の個室との間の垂直距離を変更し、移虫針20がミツバチの巣の個室に入ってミツバチをすくい取り、及びミツバチをすくい取った後にミツバチの巣の個室から離れることに役立つ。
いくつかの好ましい実施形態では、取り付け機構は、高さ調整機構に接続されると、移虫針20は、上向き又は下向きに移動し、異なる高さに位置することができる。
いくつかの好ましい実施形態では、図18に示すように、高さ調整機構は、第1歯車8eと、第1噛み合い板9eとを含み、第1歯車8eと第1噛み合い板9eは相互に嵌合すると、取り付け機構の高さを調整し、更に移虫針の高さを調整することができる。他の実施形態では、他の手段で高さの調整を実現することができ、例えば、歯車、コンベアなどで移虫針の調整を実現することができる。
いくつかの好ましい実施形態では、高さ調整機構は、動力を提供し、第1歯車が回転するように動かすための第1モータ7eを更に含む。他の実施形態では、モータを使用しない場合、他の機械装置は、第1歯車が回転するように駆動することができる。
いくつかの好ましい実施形態では、高さ調整機構は、移動フレーム、移動ブロック1e及び接続部材6eを更に含む。いくつかの好ましい実施形態では、移虫機構は、支持フレーム9を更に含み、支持フレーム9に支柱2eが接続される。
いくつかの好ましい実施形態では、図11に示すように、支柱2eと支持フレームは、接続部材又は接続ロッドなどによって固定して接続され、移動ブロック1eは、移動フレームに接続して固定され、移動ブロック1eは更に、支柱2eに摺動可能に接続され、移動フレームは、支柱2eに対して上向き又は下向きに移動することができる。第1噛み合い板9e、接続部材6eはそれぞれ移動フレームに接続して固定され、移動フレームは移動する。第1モータ7eは、支持フレーム9に固定して接続され、第1モータ7eは、第1歯車8eに接続される。第1モータ7eは、動力を提供し、第1歯車8eが回転するように動かすことができる。第1歯車8eは、第1噛み合い板9eと接触して噛み合うことができ、第1モータ7eが回転する場合、第1歯車8eが回転し、第1噛み合い板9eは上向き又は下向きに移動することができる(第1歯車が時計回り又は反時計回りに回転する場合、第1噛み合い板は、上向き又は下向きに移動することができ、移動フレームは、上向き又は下向きに移動することができる)。
いくつかの好ましい実施形態では、第2取り付け機構は、移動フレームに固定して接続される(本実施例では、図11に示すように、第2取り付け機構は、接続部材6eに接続して固定され、接続部材6eは、移動フレームに接続して固定される)。第2取り付け機構は、移動フレームの移動につれて移動することができ、移虫針はそれにつれて上向き又は下向きに移動することができる。
いくつかの好ましい実施形態では、支持フレーム9の上部に第1制限部材が設けられ、その下部に第2制限部材が設けられ、制限部材の設置により、移動ブロック1eは、一定の範囲で上下に移動することができ、移虫針20は、一定の範囲で移動することができ、移動し過ぎ、適切な範囲を超え、移虫針20に損傷を与えることを回避することができる。
いくつかの好ましい実施形態では、支柱2eは、支持フレーム9に固定して接続され、移動ブロック1eは、支柱2eに摺動可能に接続され得、支柱2eに沿って上下に摺動することができ、いくつかの好ましい実施形態では、支柱2eの両側にシュートが設けられ、移動ブロック1eには、それに適合する突起部が設けられ、突起部がシュートと協働することで、移動ブロック1eが支柱2eに摺動することを実現することができる。本実施例では、図11に示すように、高さ調整機構は、2本の支柱2eを更に含み、他の実施形態では、1本の支柱又は2本以上の支柱を設置することができ、いくつかの実施形態では、実際のニーズに応じて1つ以上の移動ブロックを設置することができる。本実施例では、図11、16に示すように、高さ調整機構は、4つの移動ブロックを含み、そのうちの2つの移動ブロックは、同じ支柱に位置し(2つの移動ブロックはそれぞれ同じ支柱の異なる位置にある)、別の2つの移動ブロックは同じ支柱に位置する(2つの移動ブロックはそれぞれ支柱の異なる位置にある)。いくつかの好ましい実施形態では、支柱と移動フレームは相互に干渉せず、本実施例では、移動フレームは、2本の支柱の間の空間に位置し、支柱は、移動フレームが上向き又は下向きに移動することに影響を与えない。
いくつかの好ましい実施形態では、移動ブロックは、移動フレームに固定して接続され、第1モータ7eが回転する場合、第1歯車8eが回転し、第1噛み合い板9eは、上向き又は下向きに移動することができ、移動ブロックは、支柱において上向き又は下向きに摺動することができ、移動フレームに接続される固定機構、第2取り付け機構は、上向き又は下向きに移動することができ、移虫針の垂直位置を変更することができる(即ち、移虫針の高さを変更する)。
他の実施形態では、図23に示すように、高さ調整機構は、動力伝達装置及び移動フレームを含み、動力伝達装置は、移動フレームに接続され、移虫針は、移動フレームに接続され、移動フレームの内部に緩衝素子が設けられ、前記緩衝素子は、弾性部材、又は緩衝作用を有する他の構造若しくは装置であり得る。
いくつかの好ましい実施形態では、高さ調整機構は、動力装置を含み、動力装置は、動力伝達装置に接続され、動力装置は、モータであり得、本実施例では、図23に示すように、動力装置は、第1モータ7eを使用し、他の実施形態では、モータを使用しなく、他の機械装置で駆動する可能性がある。動力装置は、動力を動力伝達装置に伝達することができ、移動フレームは、動力装置の駆動で移動することができ、移虫針は、それにつれて上向き又は下向きに移動し、更に移虫針が異なる高さにあるように調整することを実現することができる。
いくつかの好ましい実施形態では、動力伝達装置は、第1歯車8e、第1噛み合い板9e及び移動ブロック1eを含み、他の実施形態では、歯車、コンベアなどの他の手段で動力の伝達を実現することができる。
本実施例では、図23に示すように、第1歯車8eは、第1モータ7eに接続され、第1歯車8eは、第1噛み合い板9eと接触して接続され、第1噛み合い板9eは、移動フレーム1hに接続され(第1噛み合い板9eと移動フレーム1hは固定して接続され、又は両者は一体成形される)、移虫針は、移動フレーム1hに直接又は間接的接続され、移動フレーム1hは更に移動ブロック1eに接続される。第1モータ7eが回転する場合、第1歯車8eが回転するように動かすことができ、第1噛み合い板9eは、上向き又は下向きに移動することができ、移動フレーム1hは、上向き又は下向きに移動することができ、移虫針は、それにつれて上向き又は下向きに移動することができる。
いくつかの好ましい実施形態では、高さ調整機構は、支柱2eを更に含み、移動ブロック1eは、支柱2eに摺動可能に接続され得、移動フレーム1hと移虫針は、支柱2eに対して上向き又は下向きに移動することができる。
いくつかの好ましい実施形態では、図23に示すように、高さ調整機構は、移虫針が移動フレームの移動につれて移動するように、第2取り付け機構と移動フレームを接続するように構成される接続フレームを更に含む。
本実施例における移動フレーム1hは、前述の移動フレームと異なり、また、接続フレームも前述の接続部材と異なる。
いくつかの好ましい実施形態では、図22(1)に示すように、移動フレーム1hは、垂直方向の支持フレーム2hを更に含み、垂直方向の支持フレーム2hには、第1チャンバ3h及び第2チャンバ4hが設けられ、第1チャンバ3hの底部に第1接続貫通孔5hが設けられ、第2チャンバ4hの底部に第2接続貫通孔6hが設けられ、そのため、他の部材と容易に接続する。
いくつかの好ましい実施形態では、図22(2)に示すように、接続フレームは、接続シート10hを含み、接続シートの左右の両端には、移動ブロック1eを接続するための移動ブロック1eの接続部が設けられる。接続シートには、他の部材を支持できる支持アーム7hが更に接続され、本実施例では、第4モータ8aは、支持アーム7hに取り付けられ、支持アーム7hは、第4モータ8aを支持することができ、第4モータ8aは、押しブロック(又は干渉ブロック13a)に接続され、バンプ5bを押し又はたたき、移動モジュールを後向きに移動させ(即ち、シュート内部へ移動し、シュート内部のバネが圧縮される)、移虫針を揺れさせ、移虫針の上部を後向きに傾斜させ、移虫素子を前向きに傾斜させるために使用される。
いくつかの好ましい実施形態では、図22(2)に示すように、接続シートの裏側に嵌合部材8hが設けられ、前記嵌合部材8hにも第3接続貫通孔9hが設けられ、いくつかの好ましい実施形態では、嵌合部材8hは、第1チャンバと嵌合して接続され得、例えば、嵌合部材8hを第1チャンバ内に差し込むことができ、次に、接続柱は、第1接続貫通孔5h、嵌合部材8hにおける第3接続貫通孔9h、第2チャンバ4hにおける第2接続貫通孔6hを順次通過し、接続柱の両端にナットをねじ込んで密封し、接続柱が離脱せず、本当に接続作用を果たし、その結果、嵌合部材8hと垂直方向の支持フレーム2hを接続する(接続フレームと移動フレーム1hを接続する)。いくつかの好ましい実施形態では、嵌合部材8hの寸法(長さ、幅、高さ)はいずれも第1チャンバ3hの寸法(長さ、幅、高さ)より小さく、しかし、嵌合部材8hの横方向の寸法は、第1接続貫通孔5hの寸法より大きく、このように、嵌合部材8hは、第1チャンバ3hの内部に位置するが、第1接続貫通孔5hから離脱しない。いくつかの好ましい実施形態では、第1チャンバ3hの高さは、嵌合部材8hの高さより大きく、図23に示すように、嵌合部材8hが第1チャンバ3h内に組み立てられた後、第1チャンバ3hの上部は、過剰な空間11hがあり、このように、嵌合部材8hは、第1チャンバ3hの内部において接続柱に沿って上向き(又は下向き)に移動することができる。
いくつかの好ましい実施形態では、第1チャンバ3hの内部に弾性部材8mが設けられ、緩衝素子としての前記弾性部材8mは、バネであり得る(図示せず)。いくつかの好ましい実施形態では、前記弾性部材8mは、接続柱の外部に套設され、弾性部材8mは、第3接続貫通孔9hの上方に位置するが、第2接続貫通孔6hの下方に位置する。移動フレーム1hが第1モータ7eの制御で上向きに移動する場合、嵌合部材8hは、上向きの作用力を受け、嵌合部材8hは、上向きに移動し、更にバネを圧縮し、バネが圧縮された後、嵌合部材8hは、下向きの作用力を受け、最終的には、釣り合いを実現し、嵌合部材8hは、移動フレーム1hにつれて上向きに移動し、移虫針は、移動フレーム1hにつれて上向きに移動する。同様に、移動フレーム1hが第1モータ7eの制御で下向きに移動する場合、バネが圧縮され、嵌合部材8hは、下向きの作用力を受け、更に、嵌合部材8h、移虫針は、移動フレーム1hにつれて下向きに順調に移動することができる。
弾性部材8mの設置により、嵌合部材8h及び移虫針はすぐに移動フレーム1hにつれて上向きに移動することではなく、一定の緩衝期間があり(又は一定の遅延がある)、例えば、移虫針が位置dにある場合、図14に示すように、移虫素子は、培養ボウルの底部と接触し、第4モータ8aが起動し、第4モータに接続される干渉ブロック13aは、バンプ5bを押し(又はたたき)、移動モジュールは後向きに移動し、移虫針は揺れ、移虫針の上部は後向きに傾斜し、移虫素子は、前向きに移動し、ミツバチをすくい取り、その後、移虫針は、上向きに移動する。理論的には、第4モータ8aが起動し、干渉ブロックは同時にバンプ5bを押し、移虫素子は、ミツバチをすくい取り、同時に、移虫針は上向きに移動し、しかし、実際の状況では、第4モータ8aの起動は、遅延があり、また、干渉ブロックがバンプ5bを押し、移虫素子がミツバチをすくい取ることも時間がかかり、そのため、最初、移虫針が上向きに移動する場合、一定の遅延が必要であり、移虫素子がミツバチをすくい取らない場合、移虫針が既に上向きに移動し、ミツバチは巣の個室から離れるという現象を回避することができる。弾性部材8mの設置により、移虫素子は、ミツバチをよくすくい取り、虫を効果的にくすくい取ることができ、ミツバチをすくい取らずに離れるという現象を回避することができる。
いくつかの好ましい実施形態では、移動フレーム1hに虫放出機構が接続される。移動フレーム1hに第2モータ3eが接続され、第2モータ3eは、垂直方向の支持フレーム2hに直接又は間接的接続され得、第2モータ3eは更に、揺れ部材に接続され、揺れ部材には、押し7mが下向きに移動し、ミツバチが移虫素子から離れるために、移虫針の上端を下向きに押すための舌押し平板が接続される。
本実施例における他の実施形態は、実施例1~4と同じであってもよく、又は実施例1~4と同様な手段を使用する。
(実施例6)
いくつかの好ましい実施形態では、移虫機構は、虫放出機構を含み、虫放出機構では、モータは、押し舌が下向きに移動するように制御し、移虫素子から離れるように、ミツバチを押し出し、虫放出操作を実現し、例えば、図24(2)に示されるモータ3eを使用し、移虫針の上端をたたき、押し舌は、下向きに移動し、ミツバチは、移虫素子から離れる。当然ながら、他の方式で虫放出を実現することができる。
一実施形態では、図11に示すように、虫放出機構は、第2モータ3e、第2歯車4e、及び第2噛み合い板5eを含み、その三者は相互に協働し、虫放出操作のために使用され、即ち、移虫素子4fにおけるミツバチをストリップ状ベースの培養ボウル内に入れる。
いくつかの好ましい実施形態では、第2モータ3eは、移動フレームに固定して接続され、第2モータ3eは、第2歯車に接続され、第2モータは、第2歯車が回転するように動かし、第2歯車4eは、第2噛み合い板5eと噛み合って接続される。いくつかの好ましい実施形態では、図11に示すように、接続部材6eは、多段接続構造を有し、接続部材6eは、第2取り付け機構に接続され(即ち、接続部材がねじ又はボルトによって第2取り付け機構の第1接続部5c、第2接続部6cに接続される)、同時に、接続部材6eは、移動ブロック1eに接続され、接続部材6eは、移動フレームに接続され、接続部材6eは更に第2噛み合い板5eに接続される。いくつかの好ましい実施形態では、第2噛み合い板の2つの側面にも係止ストリップが設けられ、接続部材に開放溝が設けられ、第2噛み合い板は、接続部材のフレーム内に係止され、第2噛み合い板は、開放溝に沿って上向き又は下向きに摺動することができる。第2モータ3eが起動し、第2歯車は回転することができ、それに対応して、第2噛み合い板5eは、上向き又は下向きに移動することができ、第2噛み合い板5eの底部に平板が設けられ、第2噛み合い板は、移虫針の上方まで下向きに移動し、第2噛み合い板は、下向きに移動し続け、平板は、移虫針の上端に当接され、押し舌7mが下向きに移動し、移虫素子の表面のミツバチ及びロイヤルゼリーを押すように、移虫針を押し、その結果、ミツバチとロイヤルゼリーが移虫素子4fから離れ、ストリップ状ベースの培養ボウルに入る。いくつかの好ましい実施形態では、第2噛み合い板に制限突起部が設けられ、該突起部は、接続部材と干渉が発生することができ、第2噛み合い板が上向きに移動し、接続部材から離れることを回避することができる。本実施例では、図18に示すように、第2噛み合い板が大きな距離で上向きに移動するように、制限突起部は、第2噛み合い板の中央の下部に位置する。虫放出を行わない場合、第2噛み合い板の底部の平板は、移虫針の上端から一定の距離だけ離れる位置にあり、移虫針の上端を押さず、移虫針の上端と干渉が発生せず、移虫針の移虫操作に影響を与えない。
本実施例における他の実施形態は、実施例1~5と同じであってもよく、又は実施例1~5と同様な手段を使用する。
(実施例7)
いくつかの好ましい実施形態では、該移虫機構は、水平位置調整機構を更に含み、水平位置調整機構は、取り付け機構の水平位置を調整し、移虫針20を異なる水平位置にし、移虫針の移虫素子4fとミツバチの巣の個室との間の水平距離を変更し、移虫針20が水平方向に移動してターゲットのミツバチの巣の個室に位置合わせ、ミツバチをすくい取ることを容易にするために使用され得る。
いくつかの好ましい実施形態では、水平位置調整機構は、前後位置調整機構及び左右位置調整機構を含み、前記前後位置は、図6におけるx軸が表す方向を意味する。前記左右位置は、図6におけるy軸が表す方向である。
前記ターゲットのミツバチの巣の個室は、内部には、ミツバチが含有するミツバチの巣の個室である。図16に示すように、水平方向(即ち、左右方向)には、数列のミツバチの巣の個室が設けられ、各列は、複数のミツバチの巣の個室を含み、これらのミツバチの巣の個室には、ミツバチがあるものとないものがある。
いくつかの好ましい実施形態では、図16に示すように、水平位置調整機構(ここでは、前後位置調整機構を意味する)は、歯車、噛み合い板などで位置調整を実現でき、又は、歯車、コンベア若しくはスクリュ、スクリュスリーブなどで位置調整を実現できる。
一実施形態では、前後位置調整機構は、第3モータ1d、第3歯車2d、第3噛み合い板3d及び移動板4dを含み、水平位置調整機構は、移虫針の水平方向の位置(前後方向の位置)を調整、変更するように構成される。いくつかの好ましい実施形態では、第3モータ1dは、フレームの支持板5dに固定して取り付けられ、支持板5dの高さは、移動板の高さより小さく、このように、移動板と支持板との間には一定の距離があり、移動板が移動する場合、第3噛み合い板は、支持板と干渉が発生せず、移動板の移動に影響を与えない。
いくつかの好ましい実施形態では、図16~17に示すように、第3歯車2dは、第3モータ1dに接続され、第3モータ1dは、第3歯車2dが回転するように動かし、第3噛み合い板3dは、第3歯車2dと相互に接触して噛み合い、第3歯車2dの回転は、第3噛み合い板3dが第3モータ1dに対して前向き又は後向きに移動するように動かす。いくつかの好ましい実施形態では、図17に示すように、第3噛み合い板3dは、移動板4dに接続して固定され、移動板4dは、第3噛み合い板3dの移動につれて移動することができる。いくつかの好ましい実施形態では、移動板4dは、支持フレーム9に直接又は間接的接続して固定され、移動板4dは、前向き又は後向きに水平に移動する場合、支持フレーム9が前向き又は後向きに移動するように動かすことができ、このように、支持フレーム9に接続される部材も水平に移動することができ、そのため、移虫針20は、前向き又は後向きに水平に移動することができる。移虫過程において、移虫針20は、上向き又は下向きに移動することができ、前向き又は後向きに平行移動することもでき、更に、前向き又は後向きに傾斜して揺れることができる(即ち、移動モジュールにつれてシュート内に移動する)。
いくつかの好ましい実施形態では、左右位置調整機構は、従来技術の通常の位置調整機構(図示せず)を使用することができ、それは主に、第5モータ、第4歯車、第5歯車、コンベア、レースウェイ、スライダ及び接続構造などを含む。第5モータは、第4歯車に接続され、コンベアはそれぞれ第4歯車、第5歯車に接続され、スライダは、レースウェイに摺動可能に接続され、スライダは、支持フレームに更に接続され、接続構造は、コンベアに接続され、接続構造は、支持フレームに接続される。第5モータは、第4歯車が回転するように動かし、コンベアも移動し、第5歯車は移動すると、コンベアに接続される接続機構及び支持フレームも移動し、スライダは、支持フレームにつれて移動するようにレースウェイに沿って摺動し、更に、左右方向の移虫針の位置を調整することができる。
本実施例における他の実施形態は、実施例1~6と同じであってもよく、又は実施例1~6と同様な手段を使用する。
(実施例8)
移虫方法は、手動移虫操作を模擬し、前述の移虫機構を使用することができ、該方法は、具体的には、
前記移虫針20を第1位置w1にするステップ(1)であって、前記第1位置w1は、移虫針20は、後向きに傾斜し、移虫素子4fが前向きに傾斜し、移虫針20の移虫素子4fの方向が垂直方向に対して前向きに一定の角度で傾斜することを意味するステップ(1)と、
移虫針20を第2位置w2にするステップ(2)であって、前記第2位置w2は、移虫針20が前向きに傾斜し、移虫素子4fが後向き傾斜し、移虫針の移虫素子4fの方向が垂直方向に対して後向きに一定の角度で傾斜することを意味するステップ(2)と、
移虫針20を再び第1位置w1にし、第2位置w2から第1位置まで変位する過程において、虫のすくい取りを完了するステップ(3)とを含む。移虫針が第1位置w1にある場合、移虫針20は、後向きに傾斜し、移虫針20の移虫素子4fは、垂直方向に対して前向きに一定の角度で傾斜し、ミツバチをすくい取る。
いくつかの好ましい実施形態では、ステップ(1)~(3)では、前記一定の角度は、5°~30°である。
いくつかの好ましい実施形態では、ステップ(1)では、移虫針20を第1位置w1にし、次に、移虫針20を下向きに移動させる。
いくつかの好ましい実施形態では、図14~15に示すように、移虫針20は、第1位置w1から第2位置w2まで変位する過程において、後向きに水平に移動すると同時に、下向きに移動する。
いくつかの好ましい実施形態では、ステップ(2)では、移虫針20は、第1位置w1から第2位置w2まで変位する過程において図10は、移虫針20が前後の揺れのみを行う場合、傾斜角度の変化の概略図であり、図面では、移虫針20の傾斜角度は10°であり、その図面から分かるように、移虫針20が揺れ、第1位置w1から第2位置w2まで変位する場合、中央位置wgを経て、支点がほとんど変化しないため、移虫針20は、後向きに傾斜するから前向きに傾斜するまで変化し、このように、支点の下方の移虫素子4fは、元のように前向きに傾斜するから後向きに傾斜するまで変化する)、下向きに水平に移動すると同時に、全体として後向きに移動し、図14に示すように、移虫素子4fは、ミツバチの巣の個室に入り、移虫素子4fは、一定の角度で傾斜し、ミツバチの巣の個室の内壁に密着してミツバチの巣の個室に入り、まっすぐ上りまっすぐ下りることではないように、ミツバチの巣の個室の中央位置からミツバチの巣の個室に入る。図14では、最初に、移虫針が位置w1にあることを示せず、しかし、移虫針は、位置w1から下向きに徐々に移動して揺れ、移虫素子4fは、位置(a)まで後向きに傾斜し、次に、移虫素子4fは、下向きに移動し続け、位置(d)まで後向きに傾斜し、位置w2は、位置(d)であっても、位置(c)~(d)の間のある位置状態であってもよく、移虫素子4fが位置w2にある場合、移虫素子の前端が湾曲し、ミツバチの巣の個室の底部に密着する。移虫素子とミツバチの巣の個室との相対位置関係は、図27に示され、図27では、第2位置w2は、場所(3)が表す状態であり得る。
いくつかの好ましい実施形態では、ステップ(3)では、図14~15に示すように、移虫針20が第2位置w2から第1位置w1まで変位する過程において、移虫素子が湾曲し、移虫針が揺れ、移虫素子4fが前向きに移動し、移虫素子4fがミツバチを含有する蜂乳を動かし、ミツバチを含有する蜂乳が移虫素子4fに付着し、次に、移虫針20が後向きに水平に移動すると同時に、上向きに移動し、移虫針がミツバチ及び蜂乳と一緒にミツバチの巣の個室から離れる。
いくつかの好ましい実施形態では、移虫素子にミツバチが負荷した後、移虫針20は、ガイド面に沿って上向きに移動して再び揺れ、移虫素子は、後向きに傾斜し、ステップ(1)において移虫針20が第1位置w1にある場合の状態と一致する。
いくつかの好ましい実施形態では、移虫針20がミツバチの巣の個室から離れたた後、再び第1位置w1まで上向きに移動し、移虫針20がストリップ状ベースに前向きに移動し、培養ボウルに位置合わせする場合、第2モータ3eが起動し、第2歯車が回転し、それに対応して、第2噛み合い板5eは、下向きに移動することができ、第2噛み合い板5eの底部の平板は、移虫針の上端に当接され、押し舌7mが下向きに移動し、移虫素子の表面のミツバチとロイヤルゼリーを押すように、移虫針を押し、ミツバチとロイヤルゼリーは、移虫素子4fから離れ、ストリップ状ベースの培養ボウル内に入る。
いくつかの好ましい実施形態では、虫放出過程において、移虫針は、下向きに移動し、培養ボウルに傾斜して入る。いくつかの好ましい実施形態では、虫放出過程において、移虫素子が培養ボウルの内壁と接触した後、ミツバチを押し出し、移虫針は上向きに移動すると同時に後向きに移動する。
移虫機構で移虫する過程は、図14、27に示され、
ステップ(1)の具体的な過程は、以下のとおりであり、移虫針20が第1位置w1にあった後、第1噛み合い板が下向きに移動し、それに対応して、移虫針20が後向きに傾斜して下向きに移動する。
移虫針の上部21は、移動モジュールの内部に取り付けられ、移虫針の取り付け結合部83は、第1取り付け機構に結合され、移動モジュールにおけるローラ2bは、タイミングベルトのガイド面1aと接触し、ローラ2bは、第1平面4aにおいて下向きに摺動し、この過程において、バネは、圧縮状態にあり、移虫針20は、第1位置w1にあり、即ち、移虫針20は、後向きに傾斜し、移虫針の移虫素子4f(即ち、移虫針の虫すくい取り部分)は、前向きに突出する。
ステップ(2)の具体的な過程は、以下のとおりであり、移虫針20が下向きに移動すると同時に、移動板が後向きに移動し(それに対応して、移虫針が後向きに移動する)、この過程において、ローラ2bは、タイミングベルトの遷移面(曲面5aと第1傾斜面2a)に沿って摺動し、次に、タイミングベルトの第2平面6aに沿って移動し(ローラ2bが第2平面6aにおいて摺動する場合、移虫素子は、図27における位置(4)にある)、最終的には、タイミングベルトの第2傾斜面7aまで摺動し、この過程において、バネは徐々に反発し、移虫針20は揺れ、移虫針の上部は、垂直状態(即ち、中央位置wg)に戻るまで徐々に前向きに揺れ、次に、移虫針の上部は前向きに傾斜し、移虫素子4f(即ち、移虫針の虫すくい取り部分)は、後向きに突出し(即ち、第2位置w2)、移虫素子4fは、下向きに移動してミツバチの巣の個室に入る。図14では、第2位置w2は、場所dが表す状態であり得、図27では、第2位置w2は、場所(3)が表す状態であり得、移虫針が第2位置w2にある場合、ローラ2bは、タイミングベルトの第2傾斜面7aに位置する。
ステップ(3)の具体的な過程は、以下のとおりであり、図11(1)に示すように、ローラ2bが第2傾斜面7aに位置するため、この場合、第4モータ8aは、干渉ブロック13aが揺れるように制御し、干渉ブロック13aの第2干渉部16aがバンプ5bを押し、移動モジュールは、シュート内部へ摺動し、それに対応して、移虫針20は揺れ、その上部は、後向きに傾斜し(バネが圧縮状態にある)、図14、27に示すように、移虫素子4f(即ち、移虫針の虫すくい取り部分)は、前向きに上り、同時に移動板は前に移動し(それに対応して、移虫針が前向きに移動する)、移虫針は、上向きに移動し、ミツバチを少量のロイヤルゼリーと一緒にすくい取る。他の実施形態では、図24に示すように、第4モータ8aが起動し、第4モータ8aが回転し、バンプ5bをたたき又は押し、移動モジュールは、シュート内部へ摺動し、それに対応して、移虫針20は揺れ、第2位置w2から第1位置w1まで変位する。
移虫素子にミツバチが負荷した後、移虫針20は、後向きに移動し、同時にガイド面1aに沿って上向きに移動し続け、ミツバチの巣の個室から離れ、タイミングベルトの第1平面4aまで移動する場合、移虫針20の状態は、ステップ(1)において移虫針20が第1位置にある場合の状態と一致する。
更に、虫放出過程において、移虫素子が培養ボウルの内壁と接触した後、移虫針が上向きに移動すると同時に、移虫素子の裏側は、培養ボウルの縁に擦れ、図29に示すように、(5)の後のある時刻で、移虫素子の裏側に付着するロイヤルゼリーを削り取り、次に、移虫針は、上向きに移動すると同時に後向きに移動し続け、培養ボウルから離れる。
本発明の移虫機構及び移虫方法を使用すると、移虫の成功率は90%以上に達し、最終的には、移虫の生存率も高い。まっすぐ上りまっすぐ下りるような従来の移虫方法に比べて、本発明の移虫方法は、移虫針を保護し、移虫針の耐用年数を伸ばすことができる。
(実施例9)
移虫方法は、手動移虫操作を模擬し、図28に示すように、前述の移虫機構を使用することができ、該方法は、具体的には、
移虫針20を第1位置w11にするステップ(1)であって、前記第1位置w11は、移虫針20が後向きに傾斜し、移虫素子4fが前向きに傾斜し、移虫素子4fの方向が垂直方向に対して前向きに一定の角度で傾斜することを意味し、移虫針の押し舌7mが下向きに押し出す状態(即ち、虫放出場合の状態)にあり、押し舌7mが移虫素子に密着し、このように、移虫素子は、一定の剛性を有し、移虫素子4fが湾曲せずにまっすぐになり、その結果、移虫素子がミツバチの巣の個室の内壁と接触する場合、移虫素子が湾曲せずにまっすぐになり、押し舌7mが上向きに移動する過程において、移虫素子が前向きに湾曲し、ミツバチを効果的にすくい取ることができ、移虫素子がミツバチの巣の個室の内壁と接触する場合、後向きに湾曲し、ミツバチをすくい取ることができないことを回避することができ、図26は、撮影装置で撮られた写真であり、ミツバチは、ミツバチの巣の個室に位置するステップ(1)と、
移虫針20を第2位置w22にするステップ(2)であって、前記第2位置w22は、移虫針20が前向きに傾斜し、移虫素子4fが後向きに傾斜し、移虫素子4fの方向が垂直方向に対して後向きに一定の角度で傾斜することを意味し、移虫針の押し舌7mが下向きに押し出す状態(即ち、虫放出場合の状態)にあり、押し舌7mが移虫素子に密着し、このように、移虫素子は、一定の剛性を有し、移虫素子4fが湾曲せずにまっすぐになり、その結果、移虫素子がミツバチの巣の個室の内壁と接触する場合、移虫素子が湾曲せずにまっすぐになり、押し舌7mが上向きに移動する過程において、移虫素子が前向きに湾曲し、ミツバチを効果的にすくい取ることができ、移虫素子がミツバチの巣の個室の内壁と接触する場合、後向きに湾曲し、ミツバチをすくい取ることができないことを回避することができるステップ(2)と、
移虫針20を第3位置w33にし、移虫針は、第2位置から第3位置まで変位する過程において、虫のすくい取りを完了するステップ(3)とを含む。前記第3位置w33は、移虫針20が後向きに傾斜し、移虫針20の移虫素子4fが垂直方向に対して前向きに一定の角度で傾斜し、移虫素子にミツバチが負荷又は付着することを意味する。
いくつかの好ましい実施形態では、ステップ(1)~(3)では、前記一定の角度は、5°~40°である。
いくつかの好ましい実施形態では、ステップ(1)では、移虫針20を第1位置w11にし、次に、移虫針20を下向きに移動させる。
いくつかの好ましい実施形態では、本実施例における移虫手段は、図14のものに類似し、その違いは、図28に示すように、第1位置及び第2位置にある場合、移虫針の押し舌7mが下向きに押し出す状態(即ち、虫放出場合の状態)にあることである。ステップ(2)では、移虫針20は、第1位置w11から第2位置w22まで変位する過程において、後向きに水平に移動すると同時に、下向きに移動する。
いくつかの好ましい実施形態では、ステップ(2)では、移虫針20は、第1位置w11から第2位置w22まで変位する過程において、下向きに移動すると同時に、全体として移虫素子4fがミツバチの巣の個室の内壁と接触するまで後向きに水平に移動し、この場合、移虫素子4fは、一定の角度で傾斜し、また、移虫素子が湾曲せずにまっすぐになり、従来の移虫手段とお異なる(従来の移虫手段は、垂直で、ミツバチの巣の個室の中央位置からミツバチの巣の個室に入ることである)。
具体的には、移虫針20が第1位置w11から第2位置w22まで変位する過程において、
ローラ2bは、タイミングベルトの遷移面(曲面5aと第1傾斜面2a)に沿って摺動し、次に、タイミングベルトの第2平面6aに沿って移動し(ローラ2bが第2平面6aにおいて摺動する場合、移虫素子は、図28における位置(4)にある)、最終的には、タイミングベルトの第2傾斜面7aまで摺動し、この過程において、バネは徐々に反発し、移虫針20は揺れ、移虫針の上部は、垂直状態(即ち、中央位置wg)に戻るまで徐々に前向きに揺れ、次に、移虫針の上部は前向きに傾斜し、移虫素子4f(即ち、移虫針の虫すくい取り部分)は、後向きに突出し(即ち、第2位置w22)、移虫素子4fは、下向きに移動してミツバチの巣の個室に入る。図28では、第2位置w22は、場所(5)が表す状態であり得、移虫針が第2位置w2にある場合、ローラ2bは、タイミングベルトの第2傾斜面7aに位置する。
いくつかの好ましい実施形態では、ステップ(3)では、図28に示すように、移虫針20が第2位置w22から第3位置w33まで変位する過程において、移虫素子がミツバチの巣の個室の内壁と接触した後、移虫針の押し舌7mは、上向きに移動し、移虫素子は、湾曲し、同時に第4モータ8aの作用下で、干渉ブロックは、バンプ5bを押し、移虫針は揺れ、移虫素子4fは、前向きに移動し、ミツバチを含有する蜂乳を動かし、ミツバチを含有する蜂乳が移虫素子4fに付着し、次に、移虫針20は、後向きに水平に移動すると同時に、上向きに移動し、ミツバチ及び蜂乳と一緒にミツバチの巣の個室から離れる。他の実施形態では、図24に示すように、第4モータ8aが起動し、第4モータ8aが回転し、バンプ5bをたたき又は押し、移動モジュールは、シュート内部へ摺動し、それに対応して、移虫針20は揺れ、第2位置w22から第3位置w33まで変位する。
いくつかの好ましい実施形態では、移虫素子にミツバチが負荷した後、移虫針20は、ガイド面に沿って上向きに移動すると同時に、後向きに移動し、最終的には、移虫針20は、第3位置w33にあり、虫放出操作に役立つ。
いくつかの好ましい実施形態では、移虫針がミツバチの巣の個室から離れ、第3位置にあった後、移虫針を前向きに移動させる。
いくつかの好ましい実施形態では、移虫針がミツバチの巣の個室から離れ、第3位置にあった後、移虫針を前向きに移動させると同時に、移虫針をターゲット位置まで下向きに移動させ、移虫針は、培養ボウルに傾斜して入り、培養ボウルの内壁と接触し、次に、ミツバチを培養ボウルまで押し出す。前記ターゲット位置は、移虫針がストリップ状ベースの培養ボウルの上部にあることを意味する。
いくつかの好ましい実施形態では、移虫針20がミツバチの巣の個室から離れた後、第3位置w33にあり、図29に示すように、虫放出過程において、移虫針20は、ストリップ状ベースまで前向きに移動し、培養ボウルに位置合わせし、移虫針は、下向きに移動し、培養ボウルに傾斜して入り、移虫素子は、培養ボウルと接触する場合、前向きに傾斜し、次に、第2モータ3eが起動し、第2歯車が回転し、それに対応して、第2噛み合い板5eは、下向きに移動し、第2噛み合い板5eの底部の平板は、移虫針の上端に当接され、押し舌7mが下向きに移動し、移虫素子の表面の蜜蜂及びロイヤルゼリーを押すように、移虫針を押し(図24に示すように、移虫針を押す操作は、モータ3eで完了することができる)、その結果、ミツバチとロイヤルゼリーは、移虫素子4fから離れ、ストリップ状ベースの培養ボウル内に入る。
更に、虫放出過程において、移虫素子が培養ボウルの内壁と接触した後、移虫針が上向きに移動すると同時に、移虫素子の裏側は、培養ボウルの縁に擦れ、図29に示すように、(5)の後のある時刻で、移虫素子の裏側に付着するロイヤルゼリーを削り取り、次に、移虫針は、上向きに移動すると同時に後向きに移動し続け、培養ボウルから離れる。
本発明の移虫方法を使用すると、移虫の成功率は95%以上に達し、最終的には、移虫の生存率も高い。まっすぐ上りまっすぐ下りるような従来の移虫方法に比べて、本発明の移虫方法は、移虫針を保護し、移虫針の耐用年数を伸ばし、ミツバチに損傷を与えることを回避することができる。
(実施例10)
移虫用の検出装置は、ミツバチは巣の個室におけるミツバチの上方を収集するための収集素子と、ミツバチは巣の個室におけるミツバチを検出するための検出素子とを含む。収集素子は、収集した情報を検出素子に伝送することができ、検出素子は、受信した情報を分析し、検出結果を得ることができる。
いくつかの好ましい実施形態では、移虫針又はミツバチの巣の個室の位置を識別するための測位層を更に含む。測位素子は、位置センサを使用することができる。
いくつかの好ましい実施形態では、収集素子は、撮影装置を使用し、ミツバチの巣の個室の内部の写真を撮り、写真情報を検出素子に伝送するように構成され、検出素子は、写真を分析し、ミツバチの巣の個室には、ミツバチがいるかどうかという検出結果を得ることができる。撮影装置は、カメラなどを使用することができ、従来技術の通常の撮影可能な装置を使用することもできる。いくつかの実施形態では、検出素子は、画像分析ユニットを含み、画像分析ユニットは、GPUサーバと、GPUサーバで動作するミツバチの有無を検出するための検出モジュールとを含むが、それらに限定されず、検出モジュールは、画像データを分析し、大量のトレーニングデータセットに基づいて、画像データを検出するために、高精度のモデルをトレーニングする。
本発明は、撮影装置、検出素子、位置センサなどのそれら自身の構造を改良せず、本発明は、従来の装置及び技術のみによってミツバチを検出する目的を達成する。
いくつかの実施形態では、図18に示すように、移虫用の検出装置は、収集素子及び位置センサなどを含み、移虫機構は、筐体1fを含み、前記筐体は、支持フレームに接続され、筐体の両側に取り付け構造が接続され、取り付け構造は、第1取り付け構造2f及び第2取り付け構造5fを含み、前記第1取り付け構造2fは、収集素子を取り付けるために使用され得、第2取り付け構造は、移虫針の位置を容易に調整し、移虫操作を行うように、位置センサを取り付け、移虫針又はミツバチの巣の個室の位置を識別するために使用され得る。
本実施例における他の実施形態は、実施例1~7と同じであってもよく、又は実施例1~7と同様な手段を使用する。
(実施例11)
他の実施形態では、移虫用の検出装置は、図25に示すように、摺動可能なホルダと、ミツバチの巣の個室におけるミツバチの情報を収集するための収集素子と、ミツバチの巣の個室におけるミツバチを検出するための検出素子とを含み、収集素子は、摺動可能なホルダに取り付けられ、摺動可能なホルダは、摺動部材を含み、摺動部材は、レールに沿って摺動し、収集素子は、それにつれて移動することができる。
いくつかの好ましい実施形態では、移虫針又はミツバチの巣の個室の位置を識別するための測位層を更に含む。
いくつかの実施形態では、収集素子は、ミツバチの巣の個室の内部の写真を撮るたけの撮影装置を使用し、測位素子は、位置センサを使用する。検出素子は、画像分析ユニットを含み、画像分析ユニットは、GPUサーバと、GPUサーバで動作するミツバチの有無を検出するための検出モジュールとを含むが、それらに限定されず、検出モジュールは、画像データを分析し、大量のトレーニングデータセット及び検証データセットに基づいて、画像データを検出するために、高精度のモデルをトレーニングする。
本発明は、撮影装置、検出素子、位置センサなどのそれら自身の構造を改良せず、本発明は、従来の装置及び技術のみによってミツバチを検出する目的を達成する。
いくつかの好ましい実施形態では、図25に示すように、前記摺動可能なホルダは、第1取り付けアーム6kと、第2取り付けアーム7kとを含み、撮影装置は、第1取り付けアームに取り付けられ、位置センサ2kは、第2取り付けアーム及び/又は第1取り付けアームに取り付けられる。いくつかの実施形態では、位置センサの数は、1つ以上であり得る。摺動部材5kは、レールに沿って摺動し、前記レールは、左右位置調整機構のうちのレースウェイと平行に設置される。撮影装置及び位置センサ2kは、それにつれて移動することができる。
いくつかの好ましい実施形態では、第1取り付けアーム6kの側面に取り付け部材4kが接続され、撮影装置は、取り付け部材4kの撮影装置の取り付け部に取り付けられる。
いくつかの好ましい実施形態では、第1取り付けアーム6kと第2取り付けアーム7kとの間には、一定の距離があり、両者は対向して設置される。
いくつかの好ましい実施形態では、前記検出装置は、係止構造を更に含み、前記係止構造は、係止部を含む。
いくつかの実施形態では、図23に示すように、係止構造は、支持フレームに固定して接続され、前記係止構造は、高さ調整機構と干渉が発生しない。いくつかの好ましい実施形態では、図23に示すように、係止構造は、他の部材と係止して接続するように構成される係止部1kを有する。いくつかの好ましい実施形態では、前記係止部1kは、円弧状係止部1kであり、円弧状係止部1kが係止すべき部材と緊密に結合されるので、係止すべき部材と支持フレームをよく接続することができる。
いくつかの好ましい実施形態では、図25に示すように、第1取り付けアーム6kに係止部材3kが接続され、前記係止部材3kは、係止部1kと嵌合すると、係止接続を実現することができる。いくつかの好ましい実施形態では、前記係止部材3kは、曲面を有し、前記曲面は、円弧状係止部1kと結合することができる。
係止構造が係止部材3kと結合する場合、移虫針は、左右位置調整機構の駆動で、左右に移動し、撮影装置及び位置センサ2kもそれにつれて左右に移動することができる。撮影装置及び位置センサ2kが支持フレームに固定して接続されることではないので、移虫針が支柱2eに沿って上下に移動する場合、撮影装置及び位置センサ2kに影響を与えず、移虫針の上向き又は下向きの移動するによる振動が撮影装置、位置センサ2kへの影響は小さく、撮影装置及び位置センサ2kを保護でき、その動作に影響を与えず、それらの耐用年数を伸ばす。従来技術では、移虫機構の一部により、撮影装置、位置センサ2k及び移虫針を同じ取り付け機構に取り付け、このように、撮影装置、位置センサ2kは、移虫針につれて上向き又は下向きに移動し、そのため、撮影装置、位置センサ2kは、移動過程における振動を受けやすく、撮影装置、位置センサ2kに接続される部材は、頻繁的に上向き又は下向きに移動する過程において、振動又は摩耗も受けやすい。
本実施例における他の実施形態は、実施例1~7と同じであってもよく、又は実施例1~7と同様な手段を使用する。
当業者が理解すべきものとして、前述の実施例の各技術的特徴を任意に組み合わせることができ、説明を簡潔にするために、上記の実施例における技術的特徴の全ての可能な組み合わせについては説明せず、しかし、それらの技術的特徴の組み合わせに矛盾がない限り、それらは本明細書の保護範囲内であると見なされるべきである。
前述の実施例は、本願のいくつかの実施形態を表すだけであり、その説明は比較的具体的かつ詳細であるが、本発明の特許の請求範囲を限定するものと解釈されるべきではない。指摘すべきものとして、当業者にとって、本願の概念から逸脱することなく、いくつかの変更及び改善を行うことができ、それらも本願の保護範囲に属する。

Claims (56)

  1. 移虫装置であって、移虫針における支点を支持するための支持点構造と、
    移虫針における可動点が移動するように動かすための移動モジュール構造と、
    を含む、移虫装置。
  2. 移虫針における支点は、支持点構造を中心として回転することができる、請求項1に記載の装置。
  3. 装置は、第1取り付け機構を含み、第1取り付け機構は、支持点構造を含み、前記支点構造は、移虫針における支点が支点構造又は支持点構造を中心として回転するように、移虫針における支点と嵌合するために使用される、請求項1に記載の装置。
  4. 前記支持点構造は、凹溝、ノッチ又は栓を含む、請求項1に記載の装置。
  5. 移虫針における支点は、凹溝と嵌合する突起部、翼構造、又は栓と嵌合する孔を含む、請求項4に記載の装置。
  6. 該装置は、移動モジュールを更に含み、前記移動モジュールは、移虫針における可動点が移動するように動かすことができる、請求項1~5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 可動点の移動は、針における支点が支持点又は支持構造を中心として回転するように動かす、請求項6に記載の装置。
  8. 前記回転は、任意の角度であり得、垂直方向に対する時計回り又は反時計回りの回転であり得、また、両者の間の往復回転であり得る、請求項7に記載の装置。
  9. 装置は、移動モジュールを取り付けるための第2取り付け機構を含む、請求項6に記載の装置。
  10. 移動モジュールの移動は、針の縦方向に対する横方向の移動である、請求項6に記載の装置。
  11. 可動点の移動は、支点の移動を動かし、その結果、移虫素子がミツバチの巣の個室に入るように動かす場合、ミツバチの巣の個室に対してある角度をなすことが期待される、請求項6に記載の装置。
  12. 移虫素子のヘッドは、ミツバチの巣の個室の壁に対して鋭角などの角度をなす、請求項11に記載の装置。
  13. 装置は、モータを含み、モータによって移動モジュールの移動を駆動する、請求項6に記載の装置。
  14. Y軸を縦座標、X軸を横座標とすると、移虫針における可動点は、第1象限に位置するが、移動素子は、第3象限に位置し、また、可動点は、第2象限に位置してもよいが、移動素子は、第4象限に位置する、請求項6に記載の装置。
  15. 幼虫を含有する前記ミツバチの巣の個室の中心軸線はY軸と平行であり、又はY軸はミツバチの巣の個室の中心軸線と重なり合う、請求項14に記載の装置。
  16. 装置は、弾性素子を含み、該弾性素子の一端は、移動モジュールに設置される、請求項6に記載の装置。
  17. 前記装置は、ガイド面を有するガイド機構を更に含み、ガイド面は、移虫針が下向き又は上向きに移動するようにガイドする過程において、移虫針における可動点の移動軌跡を調整できるように構成される、請求項1~17のいずれか一項に記載の装置。
  18. ガイド面は、移動モジュールと接触し、移動モジュールの移動をガイドして可動点の移動軌跡の調整を実現する、請求項17に記載の装置。
  19. 前記ガイド面は、横方向の高さが異なる面を含む、請求項18に記載の装置。
  20. 前記移動モジュールが起伏のあるガイド面を移動する場合、弾性素子の弾力を利用し、圧縮又は引張作用下で、移動モジュールの移動軌跡を制御する、請求項19に記載の装置。
  21. 摺動モジュールが可動点の移動を動かす過程において、針又は移虫素子が垂直位置にある場合、弾性素子が圧縮され、又は、弾性素子が自然状態にある場合、移動モジュールは、垂直方向から離れ(横方向に対して右向き又は左向きに移動)、移虫素子は、左向き又は右向きに傾斜する、請求項19に記載の装置。
  22. ガイド面は、第1ガイド面と、第2ガイド面とを含み、第1ガイド面の横方向の高さは、第2ガイド面よりも大きい、請求項17に記載の装置。
  23. 前記ガイド面は、第3ガイド面を更に含み、前記第2ガイド面の横方向の高さは、第3ガイド面よりも大きい、請求項17に記載の装置。
  24. 移動モジュールがガイド面の第1ガイド面と接触する場合、移動モジュールは針の可動点を実質的に垂直方向にし、この場合、弾性素子が圧縮され、又は、移動モジュールが第2ガイド面にある場合、弾性素子は、反発力で移動モジュールが垂直方向から離れるように押し、それによって可動点が垂直方向から離れるように動かし、可動点の移動は、支点が回転するように動かし、その結果、移虫素子付きの一端は、垂直方向から離れる、請求項22に記載の装置。
  25. 第1取り付け構造及び第2取り付け構造は、ガイド機構に対して上下に移動する、請求項17に記載の装置。
  26. ガイド機構は、装置に固定され、針付きの取り付け構造は、ガイド面に沿って上下に移動する、請求項25に記載の装置。
  27. 移動モジュールには、移虫針の可動点を取り付けるための取り付け孔が設けられる、請求項6に記載の装置。
  28. 移動モジュールは、ガイド面と接触し、ガイド面においてローリングするためのローリング素子を含む、請求項17に記載の装置。
  29. 装置は、移動モジュールに横方向の逆方向の力を印加するための制御機構を含む、請求項1~29のいずれか一項に記載の装置。
  30. 前記逆方向の力は、移動モジュールの横方向の移動と反対方向の力である、請求項29に記載の装置。
  31. 移虫方法であって、装置を提供するステップであって、該装置は、移虫針における支点を支持するための支持点構造を含むステップと、移虫針における可動点を移動させ、支点が支持構造を中心として移動するように動かすステップとを含む、移虫方法。
  32. 移虫針における支点は、支持点構造を中心として回転することができる、請求項31に記載の方法。
  33. 前記装置は、移動モジュールを含み、移動モジュールは、針の可動点が横方向に移動するように動かす、請求項31に記載の方法。
  34. 前記支持点構造は、凹溝、ノッチ又は栓を含み、支点は、凹溝、ノッチ又は栓を中心として回転する、請求項31に記載の方法。
  35. 支点は、支持構造を中心として、例えば、時計回り又は反時計回りなど、任意の角度で回転し、前記回転は、それらの両者の間の往復回転であり得る、請求項32に記載の方法。
  36. 支点の回転は、針における移虫素子とミツバチの巣の壁が鋭角などの角度をなすように動かす、請求項32に記載の方法。
  37. 支点の回転は、針における移虫素子とミツバチの巣の軸線とが重ならないように動かす、請求項32に記載の方法。
  38. 可動点の移動は、支点の移動を動かし、その結果、移虫素子がミツバチの巣の個室に入るように動かす場合、移虫素子がミツバチの巣の個室の壁に対してある角度をなす、請求項36に記載の方法。
  39. Y軸を縦座標、X軸を横座標とすると、移虫針における可動点が第1象限に位置する場合、移動素子は、第3象限に位置し、また、可動点が第2象限に位置する場合、移動素子は、第4象限に位置する、請求項36に記載の方法。
  40. 前記ミツバチの巣の個室の中心軸線はY軸と平行になり、又はY軸はミツバチの巣の個室の中心軸線と重なり合う、請求項39に記載の方法。
  41. 移動モジュールは、ガイド構造のガイド面において上下に移動し、針における可動点の横方向の移動軌跡を調整し、支点の回転角度を動かし、その結果、移虫素子の傾斜角度、又はミツバチの巣の個室との夾角の角度を調整する、請求項33に記載の方法。
  42. ガイド面は、1つ以上の横方向の高さが異なる面を有する、請求項33に記載の方法。
  43. 装置は、弾性素子を更に含み、該弾性素子の一端は、移動モジュールに接続され、前記移動モジュールが起伏のあるガイド面を移動する場合、弾性素子の弾力を利用し、圧縮又は引張作用下で、移動モジュールの移動軌跡を制御する、請求項42に記載の方法。
  44. 摺動モジュールが可動点の移動を動かす過程において、針又は移虫素子が垂直位置にある場合、弾性素子が圧縮され、又は、弾性素子が自然状態にある場合、移動モジュールは、垂直方向から離れ(横方向に対して右向き又は左向きに移動)、移虫素子は、左向き又は右向きに傾斜する、請求項43に記載の方法。
  45. ガイド面は、第1ガイド面と、第2ガイド面とを含み、第1ガイド面の横方向の高さは、第2ガイド面よりも大きい、請求項44に記載の方法。
  46. 前記ガイド面は、第3ガイド面を更に含み、前記第2ガイド面の横方向の高さは、第3ガイド面よりも大きい、請求項44に記載の方法。
  47. 移動モジュールがガイド面の第1ガイド面と接触する場合、移動モジュールは針の可動点を実質的に垂直方向にし、この場合、弾性素子が圧縮され、又は、移動モジュールが第2ガイド面にある場合、弾性素子は、反発力で移動モジュールが垂直方向から離れるように押し、それによって可動点が垂直方向から離れるように動かし、可動点の移動は、支点が回転するように動かし、その結果、移虫素子付きの一端は、垂直方向から離れる、請求項45に記載の方法。
  48. 移虫方法であって、
    弾性移虫素子とミツバチの巣の個室の壁を鋭角にし、弾性移虫素子をまっすぐにするステップを含む、移虫方法。
  49. 針における摺動可能な押しブロックにより、弾性のある素子をまっすぐにし、例えば、摺動可能な押しブロックが収納される場合、弾性素子が湾曲する可能性があり、摺動可能な押しブロックが弾性素子の末端まで押される場合、押しブロックによって弾性素子はまっすぐに押される、請求項48に記載の方法。
  50. 弾性移虫素子をミツバチの巣の個室の壁と鋭角で接触させる、請求項48に記載の方法。
  51. 弾性素子の湾曲は、弾性素子がミツバチの巣の個室と接触して下向きに移動することによって、ミツバチの巣の個室の壁とミツバチの巣の個室の底部に沿って湾曲するように強制されることによるものである、請求項50に記載の方法。
  52. 移虫方法であって、移虫針を第2位置にするステップ1であって、この場合、移虫素子は、ミツバチの巣の個室の内壁と接触し、前記第2位置は、移虫針の可動点が前向きに傾斜し、移虫素子が後向きに傾斜し、移虫素子の方向が垂直方向に対して後向きに一定の角度で傾斜することを意味し、また、移虫素子を湾曲させずにまっすぐにするステップ1と、
    移虫針を第3位置にし、移虫針が第2位置から第3位置へ変位する過程において、移虫の操作を完了するステップ2であって、前記第3位置は、移虫針の可動点が後向きに傾斜し、移虫素子が前向きに傾斜し、移虫素子の方向が垂直方向に対して前向きに一定の角度で傾斜することを意味し、移虫素子にはミツバチ又は幼虫が負荷又は付着するステップ2とを含むことを特徴とする、移虫方法。
  53. ステップ(1)~(2)では、前記一定の角度は、5°~40°である、請求項52に記載の方法。
  54. ステップ(2)では、移虫針が第2位置から第3位置まで変位する過程において、移虫素子が湾曲し、移虫針の可動点は後向きに揺れ、移虫素子は、前向きに移動し、移虫素子は、ミツバチを含有する蜂乳を動かし、ミツバチを含有する蜂乳を移虫素子に付着させる、請求項53に記載の方法。
  55. ステップ(2)では、移虫素子にミツバチが負荷した後、ミツバチの巣の個室から離れるように、移虫針を上向きに移動させる、請求項54に記載の方法。
  56. ステップ(2)では、移虫素子にミツバチが負荷した後、ミツバチの巣の個室から離れるように、移虫針を上向きに移動させると同時に後向きに移動させる、請求項54に記載の方法。
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