JP2023526685A - ドキュメント共有の処理方法、装置、機器、媒体及びシステム - Google Patents

Abstract

本開示の実施例は、ドキュメント共有の処理方法、装置、機器、媒体及びシステムを提供する。方法は、メールインタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示するステップと、第１のユーザが権限制御エントリに基づいて決定した、共有ドキュメントに対する権限データを取得するステップであって、権限データは、第２のユーザの共有ドキュメントに対する操作権限データを決定することに使用されるステップと、を含む。本開示の実施例は、メールインタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示することができ、第１のユーザは権限制御エントリによって共有ドキュメントに対する権限データを決定することができ、メールでは共有ドキュメントに対して制御可能な機能が単一である従来技術における問題を解決し、共有ドキュメントに対してメールで制御可能な機能を充実させ、ユーザのドキュメントシェアニーズに応える。【選択図】図１

Description

本開示の実施例は、データ処理技術の分野に関し、特に、ドキュメント共有の処理方法、装置、機器、媒体及びシステムに関する。

コラボレーションオフィスは、現在、集団的共同作業の１つの具体的な需要であり、オフィスオートメーションを実現するオフィスソフトウェアに対して新しい業務需要をもたらしている。コラボレーションオフィスソフトウェアでは、コラボレーションオフィスの需要に合わせるためにドキュメントを共有するという解決策を提案している。

共有ドキュメントは、ハイパーリンクを使用してシェア又は問い合わせを行うことができ、メールに共有ドキュメントのハイパーリンクを添付することで、受取人が共有ドキュメントのハイパーリンクに基づいてドキュメントにアクセスするようにすることができる。

従来、メールでは、共有ドキュメントに対して制御可能な機能が単一で、ユーザのドキュメントシェアニーズに対応することができない。

本開示の実施例は、共有ドキュメントに対してメールで制御可能な機能を充実させ、ユーザのドキュメントシェアニーズに応えるために、ドキュメント共有の処理方法、装置、機器、媒体及びシステムを提供する。

第１の態様では、本開示の実施例は、ドキュメント共有の処理方法を提供し、前記方法は、
メールインタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示するステップと、
第１のユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得するステップであって、前記権限データは、第２のユーザの前記共有ドキュメントに対する操作権限データを決定することに使用されるステップと、を含む。

第２の態様では、本開示の実施例は、ドキュメント共有の処理方法をさらに提供し、前記方法は、
第１のユーザから送信されたメールを受信するステップと、
前記メール内の共有ドキュメントハイパーリンクに従って、第２のユーザの共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータを取得するステップと、
前記ドキュメントデータに従って、メール閲覧インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するステップと、を含む。

第３の態様では、本開示の実施例は、ドキュメント共有の処理方法をさらに提供し、前記方法は、
メールクライアント端末によって開始された共有ドキュメントの権限編集要求を受信するステップであって、前記権限編集要求は、メールインタフェースに表示される共有ドキュメントの権限制御エントリに基づいて入力されるステップと、
前記権限編集要求の権限データに従って、前記共有ドキュメントの権限データを更新するステップと、を含む。

第４の態様では、本開示の実施例は、ドキュメント共有の処理装置をさらに提供し、前記装置は、
メールインタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示するための制御エントリ表示モジュールと、
第１のユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得するための権限データ取得モジュールであって、前記権限データは、第２のユーザの前記共有ドキュメントに対する操作権限データを決定することに使用される権限データ取得モジュールと、を含む。

第５の態様では、本開示の実施例は、ドキュメント共有の処理装置をさらに提供し、前記装置は、
第１のユーザから送信されたメールを受信するためのメール受信モジュールと、
共有ドキュメントハイパーリンクに従って、第２のユーザの共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータを取得するためのドキュメントデータ取得モジュールと、
前記ドキュメントデータに従って、メール閲覧インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するためのドキュメントデータ表示モジュールと、を含む。

第６の態様では、本開示の実施例は、ドキュメント共有の処理装置をさらに提供し、前記装置は、
メールクライアント端末によって開始された共有ドキュメントの権限編集要求を受信するための要求受信モジュールであって、前記権限編集要求は、メールインタフェースに表示される共有ドキュメントの権限制御エントリに基づいて入力される要求受信モジュールと、
前記権限編集要求の権限データに従って、前記共有ドキュメントの権限データを更新するための権限更新モジュールと、を含む。

第７の態様では、本開示の実施例は、電子機器をさらに提供し、前記電子機器は、
１つ又は複数のプロセッサと、
１つ又は複数のプログラムを記憶するためのメモリと、を含み、
前記１つ又は複数のプログラムが前記１つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記１つ又は複数のプロセッサが本開示の実施例に記載されるドキュメント共有の処理方法を実現する。

第８の態様では、本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体をさらに提供し、当該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、本開示の実施例に記載されるドキュメント共有の処理方法が実現される。

第９の態様では、本開示の実施例は、コンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品をさらに提供し、当該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、本開示の実施例に記載されるドキュメント共有の処理方法が実現される。

第１０の態様では、本開示の実施例は、コンピュータプログラムをさらに提供し、当該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、本開示の実施例に記載されるドキュメント共有の処理方法が実現される。

第１１の態様では、本開示の実施例は、ドキュメント共有の処理システムをさらに提供し、前記システムは、送信側メールクライアント端末と、ドキュメントサービス端末と、受信側メールクライアント端末と、を含み、
前記送信側メールクライアント端末は、メールインタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示すること、及び、第１のユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得することに使用され、前記権限データは、第２のユーザの前記共有ドキュメントに対する操作権限データを決定することに使用され、
前記送信側メールクライアント端末は、前記権限データに基づいて決定された権限編集要求を、前記共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に送信することにさらに使用され、
前記ドキュメントサービス端末は、前記権限編集要求の権限データに従って、前記ドキュメントサービス端末に記録された、前記第２のユーザの前記共有ドキュメントに対する操作権限タイプを更新することに使用され、
前記送信側メールクライアント端末は、前記メールインタフェースを利用し編集して完成したメールを、前記第２のユーザに送信することにさらに使用され、
前記受信側メールクライアント端末は、前記第１のユーザから送信されたメールを受信することに使用され、
前記受信側メールクライアント端末は、前記共有ドキュメントハイパーリンク情報に従って、前記ドキュメントサービス端末に、前記第２のユーザの前記共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータの取得を要求することにさらに使用され、
前記ドキュメントサービス端末は、前記受信側メールクライアント端末の要求に従って、前記第２のユーザの前記共有ドキュメントに対する権限データを問い合わせ、権限データに従って対応するドキュメントデータを取得し、前記受信側メールクライアント端末にフィードバックすることに使用され、
前記受信側メールクライアント端末は、前記ドキュメントデータに従って、メール閲覧インタフェースに前記共有ドキュメントのハイパーリンクの関連表示内容を表示することにさらに使用される。

本開示の実施例は、メール編集インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示することができ、送信側ユーザは権限制御エントリによって共有ドキュメントに対する権限データを決定することができ、メールでは共有ドキュメントに対して制御可能な機能が単一である従来技術における問題を解決し、共有ドキュメントに対してメールで制御可能な機能を充実させ、ユーザのドキュメントシェアニーズに応える。

本開示の各実施例の上記及び他の特徴、利点及び態様は、添付の図面と併せて、以下の具体な実施形態を参照すると、より明らかになる。図面全体を通して、同じ又は類似の参照番号は、同じ又は類似の要素を指す。図面は概略図であり、原物及び要素は必ずしも一定の縮尺で描かれているわけではないことを理解すべきである。

本開示の実施例１により提供されるドキュメント共有の処理方法のフローチャートである。 本開示の実施例１により提供されるメールボックスカードエントリの概略図である。 本開示の実施例２により提供されるドキュメント共有の処理方法のフローチャートである。 本開示の実施例２により提供される編集可能なメール編集インタフェースの概略図である。 本開示の実施例３により提供されるドキュメント共有の処理方法のフローチャートである。 本開示の実施例３により提供されるドキュメントデータのプレビュー指示の概略図である。 本開示の実施例３により提供されるドキュメントデータの閲覧指示の概略図である。 本開示の実施例４により提供されるドキュメント共有の処理方法のフローチャートである。 本開示の実施例５により提供されるドキュメント共有の処理方法のフローチャートである。 本開示の実施例６により提供されるドキュメント共有の処理装置の構造図である。 本開示の実施例７により提供されるドキュメント共有の処理装置の構造図である。 本開示の実施例８により提供されるドキュメント共有の処理装置の構造図である。 本開示の実施例９により提供される電子機器の構造図である。 本開示の実施例１１により提供されるドキュメント共有の処理システムの構造図である。

以下、図面を参照して本開示の実施例をさらに詳細に説明する。図面には、本開示の特定の実施例が示されているが、本開示は、さまざまな形態で実現でき、本明細書に記載される実施例に限定されるものとして解釈されるべきではなく、その逆に、これらの実施例は、本開示をより徹底的且つ完全に理解するために提供されることを理解すべきである。本開示の図面及び実施例は、単に例示的なものとして機能し、本開示の保護範囲を限定するためのものではないことを理解すべきである。

本開示の方法の実施形態に記載される各ステップは、異なる順序で実行されてもよいし、及び／又は並行して実行されてもよい。また、方法の実施形態は、追加のステップを含むことができ、及び／又は、示されるステップを実行することを省略することができる。本開示の範囲は、これに関して限定されない。

本明細書で使用される用語「含む」及びその変形は、非限定的な包含、すなわち、「…を含むが、それに限定されない」を意味するものである。用語「…に基づく」は、「…に少なくとも部分的に基づく」という意味である。用語「１つの実施例」は、「少なくとも１つの実施例」を意味し、用語「他の実施例」は、「少なくとも１つの他の実施例」を意味し、用語「いくつかの実施例」は、「少なくともいくつかの実施例」を意味する。他の用語に関しては、以下に説明しながら定義される。

なお、本開示における「第１」、「第２」などの概念は、異なる装置、モジュール又はユニットが区別されるように使用され、これらの装置、モジュール又はユニットによって実行される機能の順序又は相互間の依存関係を限定するためのものではない。

なお、本開示における「１つ」及び「複数」という修飾語は、限定的ではなく例示的なものであり、当業者が理解すべきこととして、特に明記されていない限り、それは、「１つ又は複数」として理解されるべきである。

本開示の実施形態における複数の装置間でインタラクションされるメッセージ又は情報の名称は、説明する目的でのみ使用され、これらのメッセージ又は情報の範囲を限定するためのものではない。

図１は、本開示の実施例１により提供されるドキュメント共有の処理方法のフローチャートであり、本実施例は、送信側ユーザがメール編集インタフェースにおいて共有ドキュメントに対する権限データを決定するシーンに適用することができ、当該方法は、ドキュメント共有の処理装置により実行されることができ、当該装置は、ソフトウェア及び／又はハードウェアを使用して実現されることができ、当該装置は、送信側メールクライアント端末に配置されることができ、送信側メールクライアント端末は、メールボックスにログインできるウェブページであってもよいし、アプリケーションを備えたクライアント端末であってもよい。図１に示すように、当該方法は、具体的に、以下のステップを含む。

Ｓ１１０では、メール編集インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示する。

メール編集インタフェースは、ユーザがメール内容に対して編集操作を実行するためのインタフェースであってもよく、例えば、当該メール編集インタフェースによって、新規メールの作成、メールへの返信、メールの転送などを行うができる。共有ドキュメントハイパーリンク情報は、任意の可能な表示形式を持つことができる。ユーザは、共有ドキュメントハイパーリンク情報に対してクリックなどの操作を実行して、共有ドキュメントハイパーリンクが指示するドキュメントページにスキップすることができ、いくつかの選択的な実現形態では、共有ドキュメントハイパーリンク情報は、例えば、ハイパーリンクそのもの、すなわち、ＵＲＬ（Ｕｎｉｆｏｒｍ Ｒｅｓｏｕｒｃｅ Ｌｏｃａｔｏｒ、統合リソースロケータ）文字列であってもよい。または、他のいくつかの選択的な実現形態では、共有ドキュメントハイパーリンク情報は、アンカーテキストリンクであってもよい。これらの選択的な実現形態では、アンカーテキストリンクのテキストは、共有ドキュメントのタイトルなど、特定のルールに従って共有ドキュメントから抽出した情報であってもよい。その結果、ユーザは、リンクをクリックすることなく、共有ドキュメントの一部の内容を知ることができる。権限制御エントリは、ユーザが入力して制御するエントリであってもよく、当該権限制御エントリによって、共有ドキュメントの受信側ユーザの権限を制御することができ、権限制御エントリを設置することにより、メールで共有ドキュメントに対して制御可能な機能が充実することになり、ユーザのドキュメントシェアニーズに応えられるようになっている。

Ｓ１２０では、第１のユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得し、前記権限データは、第２のユーザの前記共有ドキュメントに対する操作権限データを決定することに使用される。

本開示の実施例では、メールドラフトを共同編集するシーン及びメールシェアシーンという２つの応用シーンが存在することができる。メールドラフトを共同編集するシーンでは、第１のユーザは、ドキュメントリンクをメールドラフトに送信する共同編集開始側であってもよく、第２のユーザは、共同編集受信側であってもよく、メールシェアシーンでは、第１のユーザは、シェアメールの共同編集開始側であってもよく、第２のユーザは、シェアされる共同編集受信側であってもよい。すなわち、第１のユーザは、メールの送信側ユーザであってもよく、第２のユーザは、メールの受信側ユーザであってもよい。

操作権限データは、共有ドキュメントに対する操作権限タイプを含むことができ、操作権限タイプは、閲覧権限や、シェア権限、編集権限などを含むことができ、応用中には、異なる操作権限の権限レベルを設定することができ、例えば、編集権限、シェア権限、閲覧権限の順に優先度が低くなる。高い優先度の操作権限は、低い優先度の操作権限も持つことができ、例えば、送信側ユーザには編集権限がある場合には、当該送信側ユーザは、編集権限だけでなく、シェア権限と閲覧権限も持つことになっている。同様に、送信側ユーザにはシェア権限がある場合には、編集権限の優先度がシェア権限より高いため、当該送信側ユーザは、閲覧権限も持つが、編集権限を持たない。操作権限データは、受信側ユーザなど、共有ドキュメントの操作権限対象をさらに含むことができる。受信側ユーザは１人又は複数人であってもよく、受信側ユーザは、受取人のほか、カーボンコピーの受信者を含むこともできる。受信側ユーザが複数人である場合に、送信側ユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得するステップは、送信側ユーザの前記権限制御エントリに対する操作に基づいて各受信側ユーザのために同じ操作権限タイプを設定するステップ、または、送信側ユーザの各受信側ユーザにそれぞれ対応する権限制御エントリに対する操作に基づき、各受信側ユーザのために操作権限タイプをそれぞれ設定するステップを含む。受信側ユーザが複数人である場合に、受信側ユーザごとに１つの操作権限タイプを決定してもよいし、すべての受信側ユーザのために統合して１つの操作権限タイプを決定してもよい。理解できるものとして、いくつかの選択的な実現形態では、権限データは、権限の有効期間、権限の失効条件など、権限制御に関連する他のデータをさらに含むこともできる。

操作権限データは操作権限タイプを含む場合を例にとると、１つの実現形態では、権限制御エントリによって操作権限タイプを決定し、受信側欄によって操作権限対象を決定することができる。具体的には、操作権限対象として、前記メールの受信側欄に従って受信側ユーザを決定し、メールの送信側ユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する操作権限タイプを取得し、前記操作権限対象と前記操作権限タイプとに従って前記権限データを決定する、ようにする。

受信側欄は、受取人欄とカーボンコピーの受信者欄とを含むことができ、受取人欄とカーボンコピーの受信者欄とのメールボックスアドレスに従って受信側ユーザ、すなわち、操作権限対象を決定することができる。送信側ユーザは、権限制御エントリに操作権限タイプを入力してもよいし、権限制御エントリにより提供される権限操作タイプから選択してもよく、送信側メールクライアント端末は、送信側ユーザが権限制御エントリにおいて入力又は選択した情報に基づいて操作権限タイプを取得し、そして、操作権限対象と操作権限タイプとに基づいて権限データを得る。本実施例は、操作権限対象と操作権限タイプとの取得順序について限定せず、例えば、先に操作権限対象を取得してもよいし、先に操作権限タイプを取得してもよいし、操作権限対象と操作権限タイプとを同時に取得してもよい。

他の実現形態では、さらに、権限制御エントリによって操作権限対象と操作権限タイプとを決定してもよい。具体的には、前記権限データとして、メールの送信側ユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する操作権限タイプと操作権限対象とを取得する。

このような実現形態では、操作権限タイプと操作権限対象とは、いずれも権限制御エントリによって決定され、例えば、権限制御エントリは、操作権限タイプエントリと操作権限対象エントリとを含むことができ、操作権限タイプエントリによって操作権限タイプを、操作権限対象エントリによって操作権限対象を取得することができる。当然ながら、権限制御エントリは１つのエントリを含むこともでき、当該エントリには、操作権限タイプと当該操作権限タイプに対応する操作権限対象とが含まれている。

Ｓ１３０では、前記メール編集インタフェースを利用し編集して完成したメールを、前記第２のユーザに送信する。

本実施例では、送信側メールクライアント端末は、メール編集インタフェースで編集して完成したメールをメールサービス端末に送信し、メールサービス端末から受信側ユーザに対応する受信側メールクライアント端末に送信することができる。送信側メールクライアント端末から送信されたメールには、共有ドキュメントハイパーリンク情報が載せられている。送信側メールクライアント端末と同様に、受信側メールクライアント端末は、メールボックスにログインできるウェブページであってもよいし、アプリケーションを備えるクライアント端末であってもよい。メールサービス端末は、メールサーバなど、電子メール受送信管理に使用されるデバイスであってもよい。送信側メールクライアント端末と受信側メールクライアント端末とは、異なるシーンで相互変換することができ、受信側ユーザ及び送信側ユーザも同様である。例えば、ユーザがメールを送信、シェア又は転送する場合には、対応するクライアント端末は送信側メールクライアント端末となり、当該ユーザは送信側ユーザとなるが、当該ユーザがメールを受信する場合には、送信側メールクライアント端末は受信側メールクライアント端末に変わり、この場合には、当該ユーザは受信側ユーザに変わる。本実施例における送信側ユーザと受信側ユーザとは、同一の事業者やサービスプロバイダーに帰属するユーザ群の集合であってもよく、すなわち、送信側ユーザと受信側ユーザとは、ドキュメントサービス端末にある一部の又はすべての共有ドキュメントにアクセスすることができる。

本開示の実施例により提供されるドキュメント共有の処理方法は、メール編集インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示することができ、送信側ユーザは権限制御エントリによって共有ドキュメントに対する権限データを決定することができ、メールでは共有ドキュメントに対して制御可能な機能が単一である従来技術における問題を解決し、メールでの受信側ユーザ権限の設定を実現し、共有ドキュメントに対してメールで制御可能な機能を充実させ、ユーザのドキュメントシェアニーズに応える。

上記の実施例に基づき、前記ドキュメント共有の処理方法は、メール編集インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示するステップの前に、
ユーザがインスタントメッセージングインタフェースでのメールボックスカードエントリをトリガーすることで、メール編集インタフェースに入るステップをさらに含む。

インスタントメッセージングインタフェースにメールボックスカードを組み込むことにより、ユーザはインスタントメッセージングインタフェースにおいてメールボックスサービスを便利に使用することができるようになっている。例えば、いくつかの応用シーンでは、ユーザは、クリックメールボックスカードによって、メールボックスインタフェースに入ることができる。ユーザがメールボックスインタフェースにおいて実行した操作は、ユーザがメールボックスクライアント端末を使用して実行した操作と同様なものであってもよい。同様に、メールボックスインタフェースに表示する内容は、メールボックスクライアント端末に表示する内容と同様なものであってもよい。例えば、メールボックスインタフェースにおいては、受信トレイ、送信トレイ、下書きトレイ、メール編集インタフェースなどのうちの少なくとも１つが含まれることができる。または、ユーザは特定の操作によって、上記の少なくとも１つの間を切り替えることができる。

図２に示すように、図２は、本開示の実施例１により提供されるメールボックスカードエントリの概略図であり、インスタントメッセージングインタフェースにメールボックスカードエントリを増設することにより、ユーザは、インスタントメッセージング中に、メールを読み書きしたい場合に、メールボックスカードエントリによってメールクライアント端末のインタフェースを便利に開くことができる。

図３は、本開示の実施例２により提供されるドキュメント共有の処理方法のフローチャートであり、当該方法は送信側メールクライアント端末に適用され、図３を参照すると、当該方法は、以下のステップを含むことができる。

Ｓ２１０では、ドキュメントサービス端末に共有ドキュメントの編集可能な権限データの取得を要求する。

ドキュメントサービス端末は、ドキュメントサーバなど、共有ドキュメントのさまざまな機能をサポートこと、及び、ユーザの共有ドキュメントに対する権限を管理することに使用される、ドキュメントを管理するためのデバイスであってもよい。具体的には、本実施例に係るドキュメントサービス端末は、共有ドキュメントに対応する受信側ユーザの権限を管理することができる。編集可能な権限データは、権限制御エントリにおいて送信側ユーザが操作できる権限データであってもよく、本実施例では、受信側ユーザの当該共有ドキュメントに対する少なくとも１つの操作権限タイプを含むことができ、当該編集可能な権限データは、１つ又は複数の受信側ユーザの編集可能な権限データを含むことができる。受信側ユーザに付与できる編集可能な権限データは、送信側ユーザが当該共有ドキュメントに対して持つ権限であってもよいし、または、送信側ユーザの権限範囲内で受信側ユーザに付与される権限であってもよい。

本実施例では、送信側メールクライアント端末は、メール編集インタフェースに共有ドキュメントのハイパーリンクを検出すると、ドキュメントサービス端末に共有ドキュメントの編集可能な権限データの取得を要求してもよいし、または、権限制御エントリに対する編集アクティブ化操作を検出すると、ドキュメントサービス端末に共有ドキュメントの編集可能な権限データの取得を要求してもよく、権限制御エントリに対する編集アクティブ化操作は、権限制御エントリをクリックし、入力を開始する準備をする。

Ｓ２２０では、前記ドキュメントサービス端末から返された編集可能な権限データに従って、メール編集インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報を表示し、前記権限制御エントリに前記編集可能な権限データの内容を表示して、前記第１のユーザが前記編集可能な権限データを操作できるようにする。

本実施例では、第１のユーザは、メールの送信側ユーザであってもよく、第２のユーザは、メールの受信側ユーザであってもよい。権限制御エントリは、共有ドキュメントハイパーリンク情報に関連付けられて表示されるコントロールであってもよく、当該コントロールは、権限データの入力に使用されてもよいし、予め設定されたデフォルトの権限データの確認に使用されてもよく、予め設定されたデフォルトの権限データは、受信側ユーザの前記共有ドキュメントに対するアクセス権限を含む。つまり、送信側ユーザは、受信側ユーザの当該共有ドキュメントに対する権限を変更しない。本実施例は、権限制御エントリの具体的な形式について限定せず、例えば、オプションコントロールや、入力ボックス、ボタン、テキスト表示ボックスなどの少なくとも１つを含むことができる。

例示的には、図４を参照すると、図４は、本開示の実施例２により提供される編集可能なメール編集インタフェースの概略図である。当該編集可能なメール編集インタフェースには、受取人、テーマ、共有ドキュメントハイパーリンク情報及び権限制御エントリが含まれており、共有ドキュメントハイパーリンク情報は、共有ドキュメントのタイトル内容、すなわち、「Ｅｍａｉｌチームのコミュニケーション記録－２０２０．６．１８から開始」であり、権限制御エントリに表示される編集可能な権限データの内容は、「許可変更なし」であり、つまり、送信側ユーザは、受信側ユーザが当該共有ドキュメントに対して持つ権限についていかなる変更もしない。

Ｓ２３０では、第１のユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得する。

Ｓ２４０では、前記権限データを、前記共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に送信して、前記ドキュメントサービス端末に記録された、前記第２のユーザの前記共有ドキュメントに対する操作権限データを更新する。

本実施例では、送信側メールクライアント端末は、権限データを、共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に直接に送信してもよいし、先にメールサービス端末に送信し、メールサービス端末から共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に転送してもよい。具体的には、例えば、送信側ユーザが現在の権限制御エントリに対して権限データを入力することを検出するとき送信するように、権限データを送信する際にリアルタイムに送信してもよいし、または、例えば、受信側ユーザにメールを送信することが決定され、すなわち、ユーザがメール送信操作をクリックすることを検出するとき送信するように、一発で送信してもよいし、または、ユーザが保存をクリックすること、或いは、システムがデフォルトで保存することを検出するとき送信してもよい。ドキュメントサービス端末は、受信側ユーザに付与される権限データを受信して記録することにより、この後、受信側ユーザが共有ドキュメントのデータの取得を要求するときに容易に認証することができるようになっている。

Ｓ２５０では、前記メール編集インタフェースを利用し編集して完成したメールを、前記第２のユーザに送信する。

本開示の実施例では、送信側メールクライアント端末は、ドキュメントサービス端末からフィードバックされた編集可能な権限データに基づいて、メール編集可能なインタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントハイパーリンク情報に関連付けられて表示されるコントロールとを表示することができ、当該コントロールにおいては、送信側ユーザが操作できるよう、編集可能な権限データの内容を表示して、送信側ユーザのドキュメントシェアニーズに応えるようにすることができるとともに、取得された送信側ユーザの共有ドキュメントに対する権限データをドキュメントサービス端末に送信し、ドキュメントサービス端末に記録された共有ドキュメントの権限データを適時に更新することで、ドキュメントサービス端末に記録された受信側ユーザの権限データが適時に更新できないために共有ドキュメントのシェアに影響を及ぼすことを回避することもできる。

図５は、本開示の実施例３により提供されるドキュメント共有の処理方法のフローチャートであり、当該方法は、送信側メールクライアント端末に適用される。図５を参照すると、当該方法は、以下のステップを含むことができる。

Ｓ３１０では、メール編集インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示する。

Ｓ３２０では、第１のユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得する。

Ｓ３３０では、前記メール編集インタフェースにおいて共有ドキュメントのハイパーリンクを検出すると、前記ドキュメントサービス端末に前記共有ドキュメントのドキュメントデータの取得を要求する。

本実施例では、第１のユーザは、メールの送信側ユーザであってもよく、第２のユーザは、メールの受信側ユーザであってもよい。本実施例におけるドキュメントデータは、上記の実施例における編集可能な権限データよりも前に取得されてもよいし、編集可能な権限データの後に取得されてもよいし、編集可能な権限データと同時に取得されてもよく、例えば、メール編集インタフェースにおいて共有ドキュメントのハイパーリンクを検出すると同時に、ドキュメントサービス端末に編集可能な権限データとドキュメントデータとの取得を要求する。１つの例では、ドキュメントデータは、ドキュメント基本情報及び／又はドキュメント要約データを含むことができ、ドキュメント基本情報は、ドキュメントの作者や、時間、所属分野などを含むことができるが、それらに限定されない。他の例では、ドキュメントデータは、ドキュメント内容データを含むことができ、ドキュメント内容は、ドキュメントのすべての内容であってもよい。他の例では、ドキュメントデータは、ユーザが迅速に当該ドキュメントを理解するのに役立つドキュメントタイトルデータを含むことができる。

Ｓ３４０では、前記ドキュメントデータに従って、前記メール編集インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示する。

共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容の表示方法は、ドキュメントデータによって異なる場合がある。１つの実現形態では、ドキュメントデータがドキュメント基本情報及び／又はドキュメント要約データを含む場合に、プレビュー表示を行うことができ、例えば、送信側ユーザの前記共有ドキュメントハイパーリンクに対するプレビュー指示を検出する場合に、プレビュー内容として、前記メール編集インタフェースに前記ドキュメント基本情報及び／又はドキュメント要約データを表示する。プレビュー指示は、マウスで取得することができ、例えば、マウスオーバーが共有ドキュメントハイパーリンクにあることを検出すると、プレビュー指示が取得され、メール編集インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンクに対応する共有ドキュメントのドキュメント基本情報及び／又はドキュメント要約データが表示され、プレビュー内容として、送信側ユーザにプレビューさせる。例示的には、図６を参照すると、図６は、本開示の実施例３により提供されるドキュメントデータのプレビュー指示の概略図であり、マウスオーバーが共有ドキュメントハイパーリンクにある場合に、ドキュメント要約データを例示的に表示して、ユーザにプレビューさせる。

他の実現形態では、ドキュメントデータがドキュメント内容データを含む場合に、ドキュメント内容を送信側ユーザが閲覧又は編集できるように表示することができる。例えば、送信側ユーザの前記共有ドキュメントハイパーリンクに対する閲覧指示又は編集指示を検出する場合に、前記メール編集インタフェースに前記ドキュメント内容データの閲覧インタフェース又は編集インタフェースを表示する。閲覧指示又は編集指示は、送信側ユーザの共有ドキュメントハイパーリンクに対するトリガー操作によって取得することができ、例えば、送信側ユーザが共有ドキュメントハイパーリンクをクリックすることを検出する場合に、閲覧指示又は編集指示が取得され、メール編集インタフェースにドキュメント内容データの閲覧インタフェース又は編集インタフェースが表示されて、送信側ユーザに閲覧又は編集させる。例示的には、図７を参照すると、図７は、本開示の実施例３により提供されるドキュメントデータの閲覧指示の概略図であり、送信側ユーザが共有ドキュメントハイパーリンクをクリックする場合に、対応する共有ドキュメントのドキュメント内容が例示的に表示される。

他の実現形態では、ドキュメントデータがドキュメントタイトルデータを含む場合に、ドキュメントタイトルデータを共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容として、共有ドキュメントハイパーリンクの位置に直接に表示することができる。図４に示すように、「Ｅｍａｉｌチームのコミュニケーション記録－２０２０．６．１８から開始」をドキュメントタイトルデータとして共有ドキュメントハイパーリンクの位置に表示する。

Ｓ３５０では、前記メール編集インタフェースを利用し編集して完成したメールを、前記受信側ユーザに送信する。

本開示の実施例により提供されるドキュメント共有の処理方法は、メール編集インタフェースにおいて共有ドキュメントの操作権限データだけでなく、共有ドキュメントのドキュメントデータも表示することができ、ドキュメントデータの内容によって、表示内容及び表示方法も異なるため、送信側ユーザは共有ドキュメントを迅速に理解することができるようになっている。

図８は、本開示の実施例４により提供されるドキュメント共有の処理方法のフローチャートであり、本実施例は、メール閲覧インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するシーンに適用されることができ、当該方法は、ドキュメント共有の処理装置により実行されることができ、当該装置は、ソフトウェア及び／又はハードウェアを使用して実現されることができ、当該装置は、受信側メールクライアント端末に配置されることができ、受信側メールクライアント端末は、メールを受信可能なウェブページであってもよいし、アプリケーションを備えるクライアント端末であってもよい。図８に示すように、当該方法は、具体的に、以下のステップを含む。

Ｓ４１０では、第１のユーザから送信されたメールを受信する。

本実施例では、第１のユーザは、メールの送信側ユーザであってもよく、第２のユーザは、メールの受信側ユーザであってもよい。受信側メールクライアント端末が受信したメールには、共有ドキュメントハイパーリンクが含まれている。

Ｓ４２０では、前記メール内の共有ドキュメントハイパーリンクに従って、第２のユーザの共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータを取得する。

本実施例では、受信側メールクライアント端末は、受信したメール内の共有ドキュメントハイパーリンクに基づき、メール受信側ユーザの共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータの問い合わせ及びフィードバックを共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に要求することができる。受信側メールクライアント端末は、ドキュメントサービス端末に直接に要求してもよいし、要求情報をメールサービス端末に送信して、メールサービス端末からドキュメントサービス端末に転送してもよい。受信側ユーザの共有ドキュメントに対する権限データは、ドキュメントサービス端末が問い合わせてフィードバックする。１つの例では、ドキュメントサービス端末は、共有ドキュメントハイパーリンクに基づき、予め記憶されている受信側ユーザのユーザ情報を取得することができ、当該受信側ユーザのユーザ情報が予め記憶されているユーザ情報と一致する場合に、当該受信側ユーザの共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータを受信側メールクライアント端末にフィードバックすることができる。

Ｓ４３０では、前記ドキュメントデータに従って、メール閲覧インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示する。

メール閲覧インタフェースは、受信側メールクライアント端末においてメール内容を閲覧可能なインタフェースであってもよく、例えば、メール閲覧インタフェースから共有ドキュメントのドキュメントデータをプレビュー又は閲覧することができる。共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容は、ドキュメントデータによって異なり、例えば、ドキュメントデータがドキュメント基本情報及び／又はドキュメント要約データを含む場合に、前記ドキュメントデータに従って、前記メール閲覧インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するステップは、受信側ユーザの前記共有ドキュメントハイパーリンクに対するプレビュー指示を検出する場合に、プレビュー内容として、前記メール閲覧インタフェースに前記ドキュメント基本情報及び／又はドキュメント要約データを表示するステップを含む。ドキュメントデータがドキュメント内容データを含む場合に、前記ドキュメントデータに従って、前記メール閲覧インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するステップは、受信側ユーザの前記共有ドキュメントハイパーリンクに対する閲覧指示又は編集指示を検出する場合に、前記メール閲覧インタフェースに前記ドキュメント内容データの閲覧インタフェース又は編集インタフェースを表示するステップを含む。ドキュメントデータがドキュメントタイトルデータを含む場合に、前記ドキュメントデータに従って、前記メール閲覧インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するステップは、前記メール閲覧インタフェースに、前記ドキュメントタイトルデータを前記共有ドキュメントハイパーリンクの表示内容として表示するステップを含む。具体的な詳細は、上記の実施例を参照することができ、ここで繰り返して説明しない。

本開示の実施例により提供されるドキュメント共有の処理方法は、受信側メールクライアント端末に適用され、受信側メールクライアント端末は、受信したメール内の共有ドキュメントハイパーリンクに基づき、受信側ユーザの共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータを取得し、メール閲覧インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示することができ、これによって、受信側ユーザは、ドキュメントサービス端末の問い合わせ権限範囲内で対応するドキュメントデータを取得し、ユーザのドキュメントシェアニーズに応えることができる。

上記の実施例に基づき、当該方法は、
前記共有ドキュメントハイパーリンクに従って、第２のユーザの前記共有ドキュメントに対するドキュメントデータの取得が失敗する場合に、前記共有ドキュメントハイパーリンクに対するトリガー操作に応答し、共有ドキュメントアクセス要求を前記共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に送信するステップをさらに含むことができる。

具体的には、受信側ユーザの共有ドキュメントに対するドキュメントデータの取得が失敗する場合は、当該受信側ユーザは当該共有ドキュメントのドキュメントデータを取得する権限がないためである可能性がある。１つの例では、ドキュメントサービス端末は、当該受信側ユーザのユーザ情報が予め記憶されているユーザ情報に一致しないと決定する場合に、権限なしの結果情報を受信側クライアント端末にフィードバックし、受信側メールクライアント端末を介して当該受信側ユーザにディスプレイすることができる。受信側ユーザは、権限なしの結果情報を受信すると、ドキュメントサービス端末に共有ドキュメントアクセス要求を送信することで、アクセス権限の取得を要求することができる。アクセス権限は、閲覧権限、シェア権限又は編集権限であってもよく、共有ドキュメントアクセス要求は、受信側メールクライアント端末が共有ドキュメントハイパーリンクによって取得することができ、例えば、受信側メールクライアント端末はユーザの共有ドキュメントハイパーリンクに対するトリガー操作を検出する場合に、ドキュメントサービス端末に共有ドキュメントアクセス要求を送信する。ユーザの共有ドキュメントハイパーリンクに対するトリガー操作は、共有ドキュメントハイパーリンクをクリックする操作であってもよい。

図９は、本開示の実施例５により提供されるドキュメント共有の処理方法のフローチャートであり、本実施例は、メールクライアント端末から送信された権限データに従って共有ドキュメントの権限データを更新するシーンに適用され、当該方法は、ドキュメント共有の処理装置により実行されることができ、当該装置は、ソフトウェア及び／又はハードウェアを使用して実現されることができ、当該装置は、ドキュメントサービス端末に配置されることができる。図９に示すように、当該方法は、具体的に、以下のステップを含む。

Ｓ５１０では、メールクライアント端末によって開始された共有ドキュメントの権限編集要求を受信し、前記権限編集要求は、メール編集インタフェースに表示される共有ドキュメントの権限制御エントリに基づいて入力される。

メールクライアント端末は、送信側メールクライアント端末であってもよい。１つの実現形態では、メールクライアント端末は、所属するユーザの権限制御エントリに対するトリガー操作を検出する場合に、ドキュメントサービス端末に権限編集要求を送信する。所属するユーザの権限制御エントリに対するトリガー操作は、権限制御エントリをクリックする操作であってもよい。本実施例では、メールクライアント端末は、権限編集要求をドキュメントサービス端末に直接に送信してもよいし、先にメールサービス端末に送信して、メールサービス端末からドキュメントサービス端末に転送してもよい。具体的には、メール送信操作に応答し、権限更新要求を送信側メールクライアント端末から直接にドキュメントサービス端末に送信してもよいし、または、メール送信操作に応答し、権限更新要求をメールサービス端末からドキュメントサービス端末に送信してもよい。

理解できるものとして、メールクライアント端末に所属するユーザは、ドキュメントサービス端末に権限編集要求を送信する前、通常、先に編集可能な権限データを取得し、編集可能な権限を持つことを前提として、ドキュメントサービス端末に権限編集要求を送信する必要があるため、本実施例は、メールクライアント端末によって開始された共有ドキュメントの権限編集要求を受信する前、先に権限編集要求に対応するユーザの編集可能な権限データを決定してもよい。これに応じて、Ｓ５１０の前、前記方法は、
メールクライアント端末によって開始された共有ドキュメントの編集可能な権限データ取得要求を受信するステップと、
前記編集可能な権限データ取得要求に係る許可待ちユーザに応じて、前記許可待ちユーザの前記共有ドキュメントに対する権限データを問い合わせるステップと、
前記権限データを編集可能な権限データとして前記メールクライアント端末にフィードバックするステップと、をさらに含んでもよい。

具体的には、メールクライアント端末は、メール編集インタフェースにおいて共有ドキュメントのハイパーリンク又は権限制御エントリに対する編集アクティブ化操作を検出すると、ドキュメントサービス端末に編集可能な権限データ取得要求を送信し、当該編集可能な権限データ取得要求には、許可待ちユーザの身分情報が含まれてもよく、ドキュメントサービス端末は、許可待ちユーザの身分情報に従って当該許可待ちユーザの共有ドキュメントに対する権限データを取得して、編集可能な権限データとしてメールクライアント端末にフィードバックし、ユーザに操作させる。許可待ちユーザは、メールの予め設定されたタイプの参加者を含む。当該参加者は、ドキュメントリンクをメールドラフトに送信する共同編集開始側と共同編集受信側とを含むか、または、当該参加者は、メールの送信側ユーザとメールの受信側ユーザとを含む。

Ｓ５２０では、前記権限編集要求の権限データに従って、前記共有ドキュメントの権限データを更新する。

本実施例の権限データには、ユーザ名称やユーザ操作行動が含まれてもよいし、権限の有効期間が含まれてもよく、すなわち、権限データが権限の有効期間内に有効であるが、超過すると無効になる。ユーザ名称は、メールボックスのアカウント名やパスワードなど、ユーザ身分を一意に識別する情報であってもよい。ユーザ操作行動は、閲覧、編集又はシェアなどの行動であってもよい。本実施例におけるドキュメントサービス端末は、共有ドキュメントの権限データを更新する前、権限編集要求の権限データを検証してもよく、これに応じて、Ｓ５２０の前、前記方法は、
前記メールクライアント端末に所属するユーザの権限データを取得し、前記権限編集要求の権限データが予め設定された条件を満たすかどうかを検証するステップと、
予め設定された条件を満たす場合に、前記共有ドキュメントの権限データの更新を実行するようにトリガーするステップと、をさらに含んでもよい。

１つの実行可能な実現形態では、予め設定された条件は、権限編集要求の権限データがメールクライアント端末に所属するユーザの権限データの権限範囲内にある条件であってもよい。例示的には、メールクライアント端末に所属するユーザは送信側ユーザであり、このような実現形態では、送信側ユーザは、自分の権限範囲内で受信側ユーザに許可を与えることができる。例えば、送信側ユーザは編集権限を持つユーザであり、編集権限、シェア権限及び閲覧権限のレベルは順に低くなり、受信側ユーザの権限が送信側ユーザより高くないとき、権限編集要求の権限データが編集権限、シェア権限又は閲覧権限であることを検出する場合に、共有ドキュメントの権限データを更新するようにトリガーする。送信側ユーザが閲覧権限を持つユーザであり、受信側ユーザが編集権限又はシェア権限を持つユーザであるとき、権限編集要求の権限データが閲覧権限であることを検出する場合に、更新をトリガーせずに、送信側ユーザに権限なしの結果情報をフィードバックし、つまり、送信側ユーザが受信側ユーザに付与した権限が、送信側ユーザの権限範囲内にあり、且つ送信側ユーザの権限が受信側ユーザの権限よりレベルが低くないことを検出する場合に、共有ドキュメントの権限データを更新するようにトリガーする。

本開示の実施例により提供されるドキュメント共有の処理方法は、ドキュメントサービス端末に適用され、ドキュメントサービス端末は、メールクライアント端末によって開始された共有ドキュメントの権限編集要求の権限データに従って、共有ドキュメントの権限データを適時に更新することで、送信側ユーザにより決定された、受信側ユーザの共有ドキュメントに対する権限データを適時に発効させ、送信側ユーザのドキュメントシェアニーズに応える。

図１０は、本開示の実施例６により提供されるドキュメント共有の処理装置の構造図であり、当該装置は、上記の実施例におけるドキュメント共有の処理方法を実行することができ、送信側メールクライアント端末に配置されることができ、図１０に示すように、当該装置は、
メール編集インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示するための制御エントリ表示モジュール６１と、
第１のユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得するための権限データ取得モジュール６２であって、前記権限データは、第２のユーザの前記共有ドキュメントに対する操作権限データを決定することに使用される権限データ取得モジュール６２と、
前記メール編集インタフェースを利用し編集して完成したメールを、前記第２のユーザに送信するためのメール送信モジュール６３と、を含むことができる。

本実施例では、第１のユーザは、メールの送信側ユーザであってもよく、第２のユーザは、メールの受信側ユーザであってもよい。本開示の実施例により提供されるドキュメント共有の処理装置は、メール編集インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示することができ、権限制御エントリによって受信側ユーザの共有ドキュメントに対する権限データを決定することができ、メールでは共有ドキュメントに対して制御可能な機能が単一である従来技術における問題を解決し、メールでの受信側ユーザ権限の設定を実現し、共有ドキュメントに対してメールで制御可能な機能を充実させ、ユーザのドキュメントシェアニーズに応える。

上記の実施例に基づき、権限データ取得モジュール６２は、
操作権限対象として、前記メールの受信側欄に従って受信側ユーザを決定することと、
メールの送信側ユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する操作権限タイプを取得することと、
前記操作権限対象と前記操作権限タイプとに従って前記権限データを決定することと、に使用される。

上記の実施例に基づき、権限データ取得モジュール６２は、
前記権限データとして、メールの送信側ユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する操作権限タイプと操作権限対象とを取得することに使用される。

上記の実施例に基づき、当該装置は、
メールの送信側ユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得した後、前記権限データを前記共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に送信することで、前記ドキュメントサービス端末に記録された、前記受信側ユーザの前記共有ドキュメントに対する操作権限データを更新するための権限データ送信モジュールをさらに含む。

上記の実施例に基づき、権限データ送信モジュールは、具体的に、
前記送信側ユーザが現在の権限制御エントリに対して権限データを入力するか、または、前記メールを前記受信側ユーザに送信すると決定するとき、前記権限データを前記共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に送信することに使用される。

上記の実施例に基づき、前記権限制御エントリは、前記共有ドキュメントハイパーリンクに関連付けられて表示されるコントロールを含み、前記コントロールは権限データの入力に使用される。

上記の実施例に基づき、前記コントロールは予め設定されたデフォルトの権限データを確認することに使用され、前記予め設定されたデフォルトの権限データは、前記受信側ユーザの前記共有ドキュメントに対するアクセス権限を含む。

上記の実施例に基づき、制御エントリ表示モジュール６１は、
ドキュメントサービス端末に前記共有ドキュメントの編集可能な権限データの取得を要求するための要求取得ユニットと、
前記ドキュメントサービス端末から返された編集可能な権限データに従って、メール編集インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報を表示し、前記権限制御エントリに前記編集可能な権限データの内容を表示して、前記送信側ユーザに前記編集可能な権限データを操作させるための表示ユニットと、を含む。

上記の実施例に基づき、要求取得ユニットは、具体的に、
前記メール編集インタフェースにおいて共有ドキュメントのハイパーリンク又は前記権限制御エントリに対する編集アクティブ化操作を検出すると、前記ドキュメントサービス端末に前記共有ドキュメントの編集可能な権限データの取得を要求することに使用される。

上記の実施例に基づき、前記編集可能な権限データは、受信側ユーザの前記共有ドキュメントに対する少なくとも１つの操作権限タイプを含み、
前記編集可能な権限データは、１つ又は複数の受信側ユーザの編集可能な権限データを含む。

上記の実施例に基づき、当該装置は、
前記メール編集インタフェースに共有ドキュメントのハイパーリンクを検出すると、前記ドキュメントサービス端末に前記共有ドキュメントのドキュメントデータの取得を要求するためのドキュメントデータ取得モジュールと、
前記ドキュメントデータに従って、前記メール編集インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するための関連表示内容表示モジュールと、をさらに含む。

上記の実施例に基づき、前記ドキュメントデータがドキュメント基本情報及び／又はドキュメント要約データを含む場合に、関連表示内容表示モジュールは、具体的に、
送信側ユーザの前記共有ドキュメントハイパーリンクに対するプレビュー指示を検出すると、プレビュー内容として、前記メール編集インタフェースに前記ドキュメント基本情報及び／又はドキュメント要約データを表示することに使用される。

上記の実施例に基づき、前記ドキュメントデータがドキュメント内容データを含む場合に、関連表示内容表示モジュールは、具体的に、
送信側ユーザの前記共有ドキュメントハイパーリンクに対する閲覧指示又は編集指示を検出すると、前記メール編集インタフェースに前記ドキュメント内容データの閲覧インタフェース又は編集インタフェースを表示することに使用される。

上記の実施例に基づき、前記ドキュメントデータがドキュメントタイトルデータを含む場合に、関連表示内容表示モジュールは、具体的に、
前記メール編集インタフェースに、前記ドキュメントタイトルデータを前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容として、表示することに使用される。

上記の実施例に基づき、当該装置は、
メール編集インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示する前、ユーザがインスタントメッセージングインタフェースでのメールボックスカードエントリをトリガーすることで、メール編集インタフェースに入るためのメール編集インタフェース進入モジュールをさらに含む。

本開示の実施例により提供されるドキュメント共有の処理装置は、上記の実施例により提供される、送信側メールクライアント端末に適用されるドキュメント共有の処理方法とは同一の発明構想に属するものであり、本実施例では詳述していない技術的詳細は、上記の実施例を参照することができ、本実施例は、ドキュメント共有の処理方法を実行するときと同様な有益な効果を奏する。

図１１は、本開示の実施例７により提供されるドキュメント共有の処理装置の構造図であり、当該装置は、上記の実施例におけるドキュメント共有の処理方法を実行することができ、受信側メールクライアント端末に配置されることができ、図１１に示すように、当該装置は、
第１のユーザから送信されたメールを受信するためのメール受信モジュール７１と、
前記共有ドキュメントハイパーリンクに従って、第２のユーザの共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータを取得するためのドキュメントデータ取得モジュール７２と、
前記ドキュメントデータに従って、メール閲覧インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するためのドキュメントデータ表示モジュール７３と、を含むことができる。

本実施例では、第１のユーザはメールの送信側ユーザであってもよく、第２のユーザはメールの受信側ユーザであってもよい。本開示の実施例により提供されるドキュメント共有の処理装置は、受信したメール内の共有ドキュメントハイパーリンクに基づき、受信側ユーザの共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータを取得し、メール閲覧インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示することができ、これによって、受信側ユーザは、ドキュメントサービス端末の問い合わせ権限範囲内で対応するドキュメントデータを取得し、ユーザのドキュメントシェアニーズに応えることができる。

上記の実施例に基づき、ドキュメントデータ取得モジュール７２は、具体的に、
前記共有ドキュメントハイパーリンクに従って、前記メール受信側ユーザの前記共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータの問い合わせ及びフィードバックを前記共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に要求することに使用される。

上記の実施例に基づき、前記ドキュメントデータがドキュメント基本情報及び／又はドキュメント要約データを含む場合に、ドキュメントデータ表示モジュール７３は、具体的に、
受信側ユーザの前記共有ドキュメントハイパーリンクに対するプレビュー指示を検出すると、プレビュー内容として、前記メール閲覧インタフェースに前記ドキュメント基本情報及び／又はドキュメント要約データを表示することに使用される。

上記の実施例に基づき、前記ドキュメントデータがドキュメント内容データを含む場合に、ドキュメントデータ表示モジュール７３は、具体的に、
受信側ユーザの前記共有ドキュメントハイパーリンクに対する閲覧指示又は編集指示を検出すると、前記メール閲覧インタフェースに前記ドキュメント内容データの閲覧インタフェース又は編集インタフェースを表示することに使用される。

上記の実施例に基づき、前記ドキュメントデータがドキュメントタイトルデータを含む場合に、ドキュメントデータ表示モジュール７３は、具体的に、
前記メール閲覧インタフェースに前記ドキュメントタイトルデータを前記共有ドキュメントハイパーリンクの表示内容として、表示することに使用される。

上記の実施例に基づき、当該装置は、
前記共有ドキュメントハイパーリンクに従って、メール受信側ユーザの前記共有ドキュメントに対するドキュメントデータの取得が失敗する場合に、受信側ユーザの前記共有ドキュメントハイパーリンクに対するトリガー操作に応答し、前記共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に共有ドキュメントアクセス要求を送信するためのアクセス要求送信モジュールをさらに含む。

本開示の実施例により提供されるドキュメント共有の処理装置は、上記の実施例により提供される、受信側メールクライアント端末に適用されるドキュメント共有の処理方法とは同一の発明構想に属するものであり、本実施例では詳述していない技術的詳細は、上記の実施例を参照することができ、本実施例は、ドキュメント共有の処理方法を実行するときと同様な有益な効果を奏する。

図１２は、本開示の実施例８により提供されるドキュメント共有の処理装置の構造図であり、当該装置は、上記の実施例におけるドキュメント共有の処理方法を実行することができ、ドキュメントサービス端末に配置されることができ、図１２に示すように、当該装置は、
メールクライアント端末によって開始された共有ドキュメントの権限編集要求を受信するための要求受信モジュール８１であって、前記権限編集要求は、メール編集インタフェースに表示される共有ドキュメントの権限制御エントリに基づいて入力される要求受信モジュール８１と、
前記権限編集要求の権限データに従って、前記共有ドキュメントの権限データを更新するための権限更新モジュール８２と、を含むことができる。

本開示の実施例により提供されるドキュメント共有の処理装置は、メールクライアント端末によって開始された共有ドキュメントの権限編集要求の権限データに従って共有ドキュメントの権限データを適時に更新することができ、これによって、送信側ユーザにより決定される受信側ユーザの共有ドキュメントに対する権限データを適時に発効させ、送信側ユーザのドキュメントシェアニーズに応える。

上記の実施例に基づき、当該装置は、
前記メールクライアント端末によって開始された共有ドキュメントの権限編集要求を受信する前、メールクライアント端末によって開始された共有ドキュメントの編集可能な権限データ取得要求を受信するための取得要求受信モジュールと、
前記編集可能な権限データ取得要求に係る許可待ちユーザに応じて、前記許可待ちユーザの前記共有ドキュメントに対する権限データを問い合わせるための問い合わせモジュールと、
前記権限データを編集可能な権限データとして前記メールクライアント端末にフィードバックするためのフィードバックモジュールと、をさらに含む。

上記の実施例に基づき、当該装置は、
前記権限編集要求の権限データに従って、前記共有ドキュメントの権限データを更新する前、前記メールクライアント端末に所属するユーザの権限データを取得し、前記権限編集要求の権限データが予め設定された条件を満たすかどうかを検証するための検証モジュールと、
予め設定された条件を満たす場合に、前記共有ドキュメントの権限データの更新を実行するようにトリガーするための判断モジュールと、をさらに含む。

上記の実施例に基づき、前記権限データには、ユーザ名称やユーザ操作行動が含まれており、前記権限データには、権限の有効期間がさらに含まれている。

本開示の実施例により提供されるドキュメント共有の処理装置は、上記の実施例により提供される、ドキュメントサービス端末に適用されるドキュメント共有の処理方法とは同一の発明構想に属するものであり、本実施例では詳述していない技術的詳細は、上記の実施例を参照することができ、本実施例は、ドキュメント共有の処理方法を実行するときと同様な有益な効果を奏する。

以下、図１３を参照すると、図１３は、本開示の実施例を実現するために適した電子機器９００の構造図を示す。本開示の実施例における電子機器は、携帯電話、ノートブックコンピュータ、デジタル放送受信機、ＰＤＡ（パーソナルデジタルアシスタント）、ＰＡＤ（タブレットコンピュータ）、ＰＭＰ（携帯型マルチメディアプレーヤー）、車載端末（例えば、車載ナビゲーション端末）などのモバイル端末、及びデジタルＴＶ、デスクトップコンピュータなどの固定端末を含むことができるが、それらに限定されない。図１３に示される電子機器は単なる一例であり、本開示の実施例の機能及び使用範囲にいかなる制限も課すべきでない。

図１３に示すように、電子機器９００は、処理装置（中央処理装置やグラフィックプロセッサなど）９０１を含むことができ、当該処理装置９０１は、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）９０２に記憶されたプログラムまたは記憶装置９０８からランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）９０３にロードされたプログラムに従って、さまざまな適切な動作及び処理を実行することができる。ＲＡＭ９０３には、電子機器９００の操作に必要なさまざまなプログラム及びデータも記憶されている。処理装置９０１、ＲＯＭ９０２及びＲＡＭ９０３は、バス９０４を介して互いに接続されている。入力／出力（Ｉ／Ｏ）インタフェース９０５もバス９０４に接続されている。

通常、タッチスクリーン、タッチパッド、キーボード、マウス、カメラ、マイクロフォン、加速度計、ジャイロスコープなどを含む入力装置９０６と、液晶ディスプレイ（ＬＣＤ）、スピーカー、バイブレータなどを含む出力装置９０７と、磁気テープやハードディスクなどを含む記憶装置９０８と、通信装置９０９とは、Ｉ／Ｏインタフェース９０５に接続されることができる。通信装置９０９は、電子機器９００が他のデバイスと無線又は有線で通信してデータを交換することを可能にし得る。図１３は、さまざまなデバイスを備える電子機器９００を示すが、図示されたデバイスのすべてが実施又は配置される必要があるわけではないことを理解すべきである。代替的に、より多くの又は少ないデバイスが実施又は配置され得る。

特に、本開示の実施例によれば、フローチャートを参照して説明されている上記のプロセスは、コンピュータソフトウェアプログラムとして実施されることができる。例えば、本開示の実施例は、非一時的なコンピュータ可読媒体に搭載されているコンピュータプログラムを含むコンピュータプログラム製品を含み、当該コンピュータプログラムがフローチャートに示される方法を実行するためのプログラムコードを含む。このような実施例では、当該コンピュータプログラムは、通信装置９０９を介してネットワークからダウンロード及びインストールされるか、または記憶装置９０８からインストールされるか、またはＲＯＭ９０２からインストールされることができる。当該コンピュータプログラムは、処理装置９０１により実行されると、本開示の実施例に係る方法のステップが実行され、それによって限定される上記機能が実現される。

本開示の実施例は、可読記憶媒体に記憶されているコンピュータプログラムが含まれるコンピュータプログラム製品をさらに提供し、電子機器の１つ又は複数のプロセッサは、前記可読記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み取ることができ、前記１つ又は複数のプロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、前記電子機器は、上記のいずれかの実施例により提供される解決策を実行する。

本開示の実施例は、可読記憶媒体に記憶されているコンピュータプログラムをさらに提供し、電子機器の１つ又は複数のプロセッサは、前記可読記憶媒体から前記コンピュータプログラムを読み取ることができ、前記１つ又は複数のプロセッサが前記コンピュータプログラムを実行すると、前記電子機器は、上記のいずれかの実施例により提供される解決策を実行する。

本開示に記載されたコンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体又はコンピュータ可読記憶媒体又は上記２つの任意の組み合わせであり得る。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、あるいは上記の任意の組み合わせにすることができるが、それらに限定されない。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例として、１本又は複数のワイヤを有する電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ（ＥＰＲＯＭ又はフラッシュメモリ）、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ（ＣＤ－ＲＯＭ）、光ストレージデバイス、磁気メモリコンポーネント、または上記の任意の適切な組み合わせを含み得るが、それらに限定されない。本開示では、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによって使用されるか、またはそれらに組み合わせて使用できるプログラムを含む又は記憶する任意の有形媒体であり得る。本開示では、コンピュータ可読信号媒体は、ベースバンドで、または搬送波の一部として伝播されるデータ信号を含むことができ、その中にコンピュータ可読プログラムコードが搭載されている。このような伝播されたデータ信号は、電磁信号、光信号、または上記の任意の適切な組み合わせを含むがそれらに限定されない多くの形をとることができる。コンピュータ可読信号媒体は、さらに、コンピュータ可読記憶媒体以外の任意のコンピュータ可読媒体とすることができ、当該コンピュータ可読信号媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによって使用されるか、またはそれらに組み合わせて使用するためのプログラムを送信、伝播、または伝送することができる。コンピュータ可読媒体に含まれたプログラムコードは、電線、光ファイバケーブル、ＲＦ（無線周波数）などを含むがそれらに限定されない任意の適切な媒体、または上記の任意の適切な組み合わせを使用して伝送することができる。

いくつかの実施形態では、クライアント端末及びサーバは、ＨＴＴＰ（ＨｙｐｅｒＴｅｘｔ ＴｒＡｎｓｆｅｒ Ｐｒｏｔｏｃｏｌ、ハイパーテキスト転送プロトコル）などの従来の又は将来開発される任意のネットワークプロトコルを使用して通信することができ、任意の形式又は媒体のデジタルデータ通信（通信ネットワークなど）と相互接続することができる。通信ネットワークの例として、ローカルエリアネットワーク（「ＬＡＮ」）、ワイドエリアネットワーク（「ＷＡＮ」）、インターネットワーク（インターネットなど）、エンドツーエンドネットワーク（Ａｄ ｈｏｃエンドツーエンドネットワークなど）、及び従来の又は将来開発される任意のネットワークを含む。

上記のコンピュータ可読媒体は、上記の電子機器に含まれていてもよく、または当該電子機器に組み立てられずに単独で存在していてもよい。

上記のコンピュータ可読媒体には、１つ又は複数のプログラムが搭載されており、上記の１つ又は複数のプログラムが当該電子機器により実行されると、当該電子機器は、メール編集インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示するステップと、メールの送信側ユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得するステップであって、前記権限データは前記メールの受信側ユーザの前記共有ドキュメントに対する操作権限データを決定することに使用されるステップと、前記メール編集インタフェースで編集して完成したメールを、前記受信側ユーザに送信するステップと、を実行する。

または、上記のコンピュータ可読媒体には、１つ又は複数のプログラムが搭載されており、上記の１つ又は複数のプログラムが当該電子機器により実行されると、当該電子機器は、メールの送信側ユーザから送信されたメールを受信するステップと、前記メール内の共有ドキュメントハイパーリンクに従って、メール受信側ユーザの共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータを取得するステップと、前記ドキュメントデータに従って、メール閲覧インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するステップと、を実行する。

または、上記のコンピュータ可読媒体には、１つ又は複数のプログラムが搭載されており、上記の１つ又は複数のプログラムが当該電子機器により実行されると、当該電子機器は、メールクライアント端末によって開始された共有ドキュメントの権限編集要求を受信するステップであって、前記権限編集要求はメール編集インタフェースに表示される共有ドキュメントの権限制御エントリに基づいて入力されるステップと、前記権限編集要求の権限データに従って、前記共有ドキュメントの権限データを更新するステップと、を実行する。

本開示の操作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、Ｊａｖａ（登録商標）、Ｓｍａｌｌｔａｌｋ（登録商標）、Ｃ＋＋などのオブジェクト指向プログラミング言語と、「Ｃ」言語又はそれに類似するプログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語と、を含む１つ又は複数のプログラミング言語、あるいはそれらの組み合わせで書くことができる。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータ上で、一部はユーザのコンピュータ上で、スタンドアロンソフトウェアパッケージとして、一部はユーザのコンピュータ上で、一部はリモートコンピュータ上で、または完全にリモートコンピュータ又はサーバ上で実行できる。リモートコンピュータの場合、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(ＬＡＮ)やワイドエリアネットワーク（ＷＡＮ)など、あらゆる種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続することができ、外部コンピュータに接続することもできる（例えば、インターネットサービスプロバイダーを使用してインターネット経由で接続する）。

図面のフローチャート及びブロック図は、本開示の様々な実施例によるシステム、方法、及びコンピュータプログラム製品によって実現可能なアーキテクチャ、機能、及び操作を示す。これに関して、フローチャート又はブロック図の各ブロックは、指定される論理的機能を実現するための１つ又は複数の実行可能な命令を含むモジュール、グログラムセグメント、又はコードの一部を表すことができる。いくつかの代替の実現では、ブロックに示されている機能が、図に示されている順序と異なる順序で実行できることにも注意すべきである。例えば、連結して表示される２つのブロックは、実際には、基本的に並行して実行できるが、または、関連する機能に応じて、ブロックが逆の順序で実行される場合もある。なお、ブロック図及び／又はフローチャートの各ブロック、及びブロック図及び／又はフローチャートのブロックの組み合わせは、指定される機能又は操作を実行する専用のハードウェアベースのシステムを使用して実現することができ、または、専用のハードウェアとコンピュータ命令の組み合わせを使用して実現することもできる。

本開示の実施例に記載されたモジュールは、ソフトウェアで実現することができ、またはハードウェアで実現することもできる。これらのモジュールの名称は、特定の状況下でのモジュール自体を制限する目的ではない場合があり、例えば、制御エントリ表示モジュールは、「メール編集インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示するモジュール」として説明されてもよい。

本明細書で上記に説明された機能は、少なくとも部分的に、１つ又は複数のハードウェアロジックコンポーネントによって実行され得る。例えば、使用できるハードウェアロジックコンポーネントの例示的なタイプとして、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）、特定用途向け標準部品（ＡＳＳＰ）、システムオンチップ（ＳＯＣ）、複雑なプログラマブルロジックデバイス（ＣＰＬＤ）などを含むことができるが、それらに限定されない。

本開示のコンテキストでは、機械可読媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによって使用されるか、またはそれらに組み合わせて使用できるプログラムを含む又は記憶する有形媒体であり得る。機械可読媒体は、機械可読信号媒体又は機械可読記憶媒体であり得る。機械可読媒体は、電気的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、又は半導体のシステム、装置又はデバイス、あるいは上記の任意の組み合わせにすることができるが、それらに限定されない。機械可読記憶媒体のより具体的な例として、１本又は複数のワイヤに基づく電気的接続、ポータブルコンピュータディスク、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）、読み取り専用メモリ（ＲＯＭ）、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ（ＥＰＲＯＭ又はフラッシュメモリ）、光ファイバ、ポータブルコンパクトディスク読み取り専用メモリ（ＣＤ－ＲＯＭ）、光ストレージデバイス、磁気メモリコンポーネント、または上記の任意の適切な組み合わせを含み得る。

図１４は、本開示の実施例１１により提供されるドキュメント共有の処理システムの構造図であり、図１４に示すように、当該システムは、送信側メールクライアント端末１１０と、ドキュメントサービス端末１１１と、受信側メールクライアント端末１１２と、を含み、
送信側メールクライアント端末１１０は、メール編集インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示すること、及び、第１のユーザが権限制御エントリに基づいて決定した、共有ドキュメントに対する権限データを取得することに使用され、権限データは、第２のユーザの共有ドキュメントに対する操作権限データを決定することに使用され、
送信側メールクライアント端末１１０は、権限データに基づいて決定された権限編集要求を、共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末１１１に送信することにさらに使用され、
ドキュメントサービス端末１１１は、権限編集要求の権限データに従って、ドキュメントサービス端末１１１に記録された、第２のユーザの共有ドキュメントに対する操作権限タイプを更新することに使用され、
送信側メールクライアント端末１１０は、メール編集インタフェースを利用し編集して完成したメールを、第２のユーザに送信することにさらに使用され、
受信側メールクライアント端末１１２は、第１のユーザから送信されたメールを受信することに使用され、
受信側メールクライアント端末１１２は、共有ドキュメントハイパーリンクに従って、ドキュメントサービス端末１１１に第２のユーザの共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータの取得を要求することにさらに使用され、
ドキュメントサービス端末１１１は、受信側メールクライアント端末の要求に従って、第２のユーザの共有ドキュメントに対する権限データを問い合わせ、権限データに従って対応するドキュメントデータを取得し、受信側メールクライアント端末１１２にフィードバックすることに使用され、
受信側メールクライアント端末１１２は、ドキュメントデータに従って、メール閲覧インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示することにさらに使用される。

本実施例では、第１のユーザはメールの送信側ユーザであってもよく、第２のユーザはメールの受信側ユーザであってもよい。本開示の実施例により提供されるドキュメント共有の処理システムは、送信側メールクライアント端末と、ドキュメントサービス端末と、受信側メールクライアント端末と、を含み、送信側メールクライアント端末のメール編集可能なインタフェースにおいては、共有ドキュメントハイパーリンク情報だけでなく、共有ドキュメントハイパーリンク情報に関連する権限制御エントリを表示することもでき、送信側メールクライアント端末は、当該権限制御エントリによってドキュメントサービス端末と通信することができ、これによって、送信側ユーザの受信側ユーザに対する許可及びドキュメントサービス端末の共有ドキュメント権限データに対する更新は実現され、送信側メールクライアント端末が編集して完成したメールを受信側メールクライアント端末に送信した後、受信側メールクライアント端末は、受信したメール内の共有ドキュメントハイパーリンクに基づき、ドキュメントサービス端末に受信側ユーザの共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータの取得を要求し、メール閲覧インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示して、受信側ユーザに閲覧、シェア又は編集させる。本開示の実施例により提供されるドキュメント共有の処理システムは、共有ドキュメントに対して制御可能な機能をメールに追加し、ユーザのドキュメントシェアニーズに応える。

矛盾しない限り、送信側メールクライアント端末、受信側メールクライアント端末及びドキュメントサービス端末は、それぞれ上記の実施例に説明される操作を実行することができる。具体的には、送信側メールクライアント端末は、上記の実施例１～３に説明される操作を、受信側メールクライアント端末は、上記の実施例４に説明される操作を、ドキュメントサービス端末は、上記の実施例５に説明される操作を実行することができる。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示は、ドキュメント共有の処理方法を提供し、前記方法は、
メール編集インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示するステップと、
メールの送信側ユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得するステップであって、前記権限データは前記メールの受信側ユーザの前記共有ドキュメントに対する操作権限データを決定することに使用されるステップと、
前記メール編集インタフェースで編集して完成したメールを、前記受信側ユーザに送信するステップと、を含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、メールの送信側ユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得するステップは、
操作権限対象として、前記メールの受信側欄に従って受信側ユーザを決定するステップと、
メールの送信側ユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する操作権限タイプを取得するステップと、
前記操作権限対象と前記操作権限タイプとに従って前記権限データを決定するステップと、を含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、メールの送信側ユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得するステップは、
前記権限データとして、メールの送信側ユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する操作権限タイプと操作権限対象とを取得するステップを含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、メールの送信側ユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得するステップの後、前記方法は、
前記権限データを前記共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に送信して、前記ドキュメントサービス端末に記録された、前記受信側ユーザの前記共有ドキュメントに対する操作権限データを更新するステップをさらに含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、前記権限データを前記共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に送信するステップは、
前記送信側ユーザが現在の権限制御エントリに対して権限データを入力するか、または、前記メールを前記受信側ユーザに送信すると決定するとき、前記権限データを前記共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に送信するステップを含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、前記権限制御エントリは、前記共有ドキュメントハイパーリンクに関連付けられて表示されるコントロールを含み、前記コントロールは権限データの入力に使用される。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、前記コントロールは予め設定されたデフォルトの権限データを確認することに使用され、前記予め設定されたデフォルトの権限データは、前記受信側ユーザの前記共有ドキュメントに対するアクセス権限を含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、メール編集インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示するステップは、
ドキュメントサービス端末に前記共有ドキュメントの編集可能な権限データの取得を要求するステップと、
前記ドキュメントサービス端末から返された編集可能な権限データに従って、メール編集インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報を表示し、前記権限制御エントリに前記編集可能な権限データの内容を表示して、前記送信側ユーザに前記編集可能な権限データを操作させるステップと、を含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、前記ドキュメントサービス端末に前記共有ドキュメントの編集可能な権限データの取得を要求するステップは、
前記メール編集インタフェースにおいて共有ドキュメントのハイパーリンク又は前記権限制御エントリに対する編集アクティブ化操作を検出すると、前記ドキュメントサービス端末に前記共有ドキュメントの編集可能な権限データの取得を要求するステップを含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、前記編集可能な権限データは、受信側ユーザの前記共有ドキュメントに対する少なくとも１つの操作権限タイプを含み、
前記編集可能な権限データは、１つ又は複数の受信側ユーザの編集可能な権限データを含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、
前記メール編集インタフェースに共有ドキュメントのハイパーリンクを検出すると、前記ドキュメントサービス端末に前記共有ドキュメントのドキュメントデータの取得を要求するステップと、
前記ドキュメントデータに従って、前記メール編集インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するステップと、をさらに含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、前記ドキュメントデータがドキュメント基本情報及び／又はドキュメント要約データを含む場合に、前記ドキュメントデータに従って、前記メール編集インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するステップは、
送信側ユーザの前記共有ドキュメントハイパーリンクに対するプレビュー指示を検出すると、プレビュー内容として、前記メール編集インタフェースに前記ドキュメント基本情報及び／又はドキュメント要約データを表示するステップを含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、前記ドキュメントデータがドキュメント内容データを含む場合に、前記ドキュメントデータに従って、前記メール編集インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するステップは、
送信側ユーザの前記共有ドキュメントハイパーリンクに対する閲覧指示又は編集指示を検出すると、前記メール編集インタフェースに前記ドキュメント内容データの閲覧インタフェース又は編集インタフェースを表示するステップを含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、前記ドキュメントデータがドキュメントタイトルデータを含む場合に、前記ドキュメントデータに従って、前記メール編集インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するステップは、
前記メール編集インタフェースに、前記ドキュメントタイトルデータを前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容として、表示するステップを含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、メール編集インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示するステップの前、前記方法は、
ユーザがインスタントメッセージングインタフェースでのメールボックスカードエントリをトリガーすることで、メール編集インタフェースに入るステップをさらに含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示は、ドキュメント共有の処理方法を提供し、前記方法は、
メールの送信側ユーザから送信されたメールを受信するステップと、
前記メール内の共有ドキュメントハイパーリンクに従って、メール受信側ユーザの前記共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータを取得するステップと、
前記ドキュメントデータに従って、メール閲覧インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するステップと、を含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、前記共有ドキュメントハイパーリンクに従って、メール受信側ユーザの前記共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータを取得するステップは、
前記共有ドキュメントハイパーリンクに従って、前記メール受信側ユーザの前記共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータの問い合わせ及びフィードバックを前記共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に要求するステップを含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、前記ドキュメントデータがドキュメント基本情報及び／又はドキュメント要約データを含む場合に、前記ドキュメントデータに従って、前記メール閲覧インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するステップは、
受信側ユーザの前記共有ドキュメントハイパーリンクに対するプレビュー指示を検出すると、プレビュー内容として、前記メール閲覧インタフェースに前記ドキュメント基本情報及び／又はドキュメント要約データを表示するステップを含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、前記ドキュメントデータがドキュメント内容データを含む場合に、前記ドキュメントデータに従って、前記メール閲覧インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するステップは、
受信側ユーザの前記共有ドキュメントハイパーリンクに対する閲覧指示又は編集指示を検出すると、前記メール閲覧インタフェースに前記ドキュメント内容データの閲覧インタフェース又は編集インタフェースを表示するステップを含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、前記ドキュメントデータがドキュメントタイトルデータを含む場合に、前記ドキュメントデータに従って、前記メール閲覧インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するステップは、
前記メール閲覧インタフェースに前記ドキュメントタイトルデータを前記共有ドキュメントハイパーリンクの表示内容として、表示するステップを含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、
前記共有ドキュメントハイパーリンクに従って、メール受信側ユーザの前記共有ドキュメントに対するドキュメントデータの取得が失敗する場合に、受信側ユーザの前記共有ドキュメントハイパーリンクに対するトリガー操作に応答し、前記共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に共有ドキュメントアクセス要求を送信するステップをさらに含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示は、ドキュメント共有の処理方法を提供し、前記方法は、
メールクライアント端末によって開始された共有ドキュメントの権限編集要求を受信するステップであって、前記権限編集要求はメール編集インタフェースに表示される共有ドキュメントの権限制御エントリに基づいて入力されるステップと、
前記権限編集要求の権限データに従って、前記共有ドキュメントの権限データを更新するステップと、を含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、前記メールクライアント端末によって開始された共有ドキュメントの権限編集要求を受信するステップの前、前記方法は、
メールクライアント端末によって開始された共有ドキュメントの編集可能な権限データ取得要求を受信するステップと、
前記編集可能な権限データ取得要求に係る許可待ちユーザに応じて、前記許可待ちユーザの前記共有ドキュメントに対する権限データを問い合わせるステップと、
前記権限データを編集可能な権限データとして前記メールクライアント端末にフィードバックするステップと、をさらに含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、前記権限編集要求の権限データに従って、前記共有ドキュメントの権限データを更新するステップの前、前記方法は、
前記メールクライアント端末に所属するユーザの権限データを取得し、前記権限編集要求の権限データが予め設定された条件を満たすかどうかを検証するステップと、
予め設定された条件を満たす場合に、前記共有ドキュメントの権限データの更新を実行するようにトリガーするステップと、をさらに含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示により提供されるドキュメント共有の処理方法では、前記権限データには、ユーザ名称やユーザ操作行動が含まれており、前記権限データには、権限の有効期間がさらに含まれている。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示は、ドキュメント共有の処理装置を提供し、前記装置は、
メール編集インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示するための制御エントリ表示モジュールと、
メールの送信側ユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得するための権限データ取得モジュールであって、前記権限データは前記メールの受信側ユーザの前記共有ドキュメントに対する操作権限データを決定することに使用される権限データ取得モジュールと、
前記メール編集インタフェースで編集して完成したメールを、前記受信側ユーザに送信するためのメール送信モジュールと、を含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示は、ドキュメント共有の処理装置を提供し、前記装置は、
メールの送信側ユーザから送信されたメールを受信するためのメール受信モジュールと、
前記共有ドキュメントハイパーリンクに従って、メール受信側ユーザの前記共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータを取得するためのドキュメントデータ取得モジュールと、
前記ドキュメントデータに従って、メール閲覧インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するためのドキュメントデータ表示モジュールと、を含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示は、ドキュメント共有の処理装置を提供し、前記装置は、
メールクライアント端末によって開始された共有ドキュメントの権限編集要求を受信するための要求受信モジュールであって、前記権限編集要求はメール編集インタフェースに表示される共有ドキュメントの権限制御エントリに基づいて入力される要求受信モジュールと、
前記権限編集要求の権限データに従って、前記共有ドキュメントの権限データを更新するための権限更新モジュールと、を含む。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示は、電子機器を提供し、前記電子機器は、
１つ又は複数のプロセッサと、
１つ又は複数のプログラムを記憶するためのメモリと、を含み、
前記１つ又は複数のプログラムが前記１つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記１つ又は複数のプロセッサは、本開示により提供されるいずれかの実施例に記載されるドキュメント共有の処理方法を実現する。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体を提供し、当該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されると、本開示により提供されるいずれかの実施例に記載されるドキュメント共有の処理方法は実現される。

本開示の１つ又は複数の実施例によれば、本開示は、ドキュメント共有の処理システムを提供し、前記システムは、送信側メールクライアント端末と、ドキュメントサービス端末と、受信側メールクライアント端末と、を含み、
前記送信側メールクライアント端末は、メール編集インタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示すること、及び、メールの送信側ユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得することに使用され、前記権限データは前記メールの受信側ユーザの前記共有ドキュメントに対する操作権限データを決定することに使用され、
前記送信側メールクライアント端末は、前記権限データに基づいて決定された権限編集要求を、前記共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に送信することにさらに使用され、
前記ドキュメントサービス端末は、前記権限編集要求の権限データに従って、前記ドキュメントサービス端末に記録された、前記受信側ユーザの前記共有ドキュメントに対する操作権限タイプを更新することに使用され、
前記送信側メールクライアント端末は、前記メール編集インタフェースで編集して完成したメールを、前記受信側ユーザに送信することにさらに使用され、
受信側メールクライアント端末は、メールの送信側ユーザから送信されたメールを受信することに使用され、
前記受信側メールクライアント端末は、前記共有ドキュメントハイパーリンクに従って、前記ドキュメントサービス端末にメール受信側ユーザの前記共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータの取得を要求することにさらに使用され、
前記ドキュメントサービス端末は、前記受信側メールクライアント端末の要求に従って、前記受信側ユーザの前記共有ドキュメントに対する権限データを問い合わせ、権限データに従って対応するドキュメントデータを取得し、前記受信側メールクライアント端末にフィードバックすることに使用され、
前記受信側メールクライアント端末は、前記ドキュメントデータに従って、メール閲覧インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示することにさらに使用される。

上記した説明は、本開示の好ましい実施例に関する説明、及び適用される技術的原理に関する説明にすぎない。当業者は、本開示に係る発明範囲は、上記技術的特徴の特定の組み合わせによって形成される解決策に限定されず、上記発明構想から逸脱することなく、上記技術的特徴又はそれらの同等の特徴の任意の組み合わせによって形成される他の解決策、例えば、上記特徴を、本開示で開示される（ただしこれに限定されない）同様の機能を有する技術的特徴に置き換えることによって形成される解決策もカバーすべきであることを理解すべきである。

なお、特定の順序で各操作について説明したが、これらの操作は示されている特定の順序又は順番に実行されることを要求するものと理解されるべきではない。マルチタスクや並列処理は、一定の環境下では有利である場合がある。同様に、上述の説明にはいくつかの具体的な実現の詳細が含まれているが、これらは本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。個々の実施例のコンテキストにおいて説明される特定の特徴は、単一の実施例において組み合わせて実現されてもよい。逆に、単一の実施例のコンテキストにおいて説明される様々な特徴は、複数の実施例において、単独で又は任意の適切なサブ組合せで実現されてもよい。

本主題は、構造的特徴及び／又は方法的論理動作に固有の言語を用いて説明されてきたが、添付の特許請求の範囲に限定される主題は、必ずしも上述の特定の特徴又は動作に限定されないことが理解されるべきである。逆に、上述の特定の特徴及び動作は、特許請求の範囲を実施するための例示的な形態にすぎない。

本願は２０２０年０６月２８日に中国特許局に提出した、出願番号が２０２０１０６００５４６．６で、出願の名称が「ドキュメント共有の処理方法、装置、機器、媒体及びシステム」という中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は援用によって本願に組み合わせられる。

Claims (46)

1. ドキュメント共有の処理方法であって、前記方法は、
   メールインタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示するステップと、
   第１のユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得するステップであって、前記権限データは、第２のユーザの前記共有ドキュメントに対する操作権限データを決定することに使用されるステップと、を含むことを特徴とするドキュメント共有の処理方法。
2. 前記方法は、
   前記メールインタフェースを利用し編集して完成したメールを、前記第２のユーザに送信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項１に記載の方法。
3. 前記第１のユーザはメールの送信側ユーザを含み、前記第２のユーザはメールの受信側ユーザを含むことを特徴とする請求項２に記載の方法。
4. 前記第１のユーザはドキュメントリンクをメールドラフトに送信する共同編集開始側を含み、前記第２のユーザは共同編集受信側を含むことを特徴とする請求項２に記載の方法。
5. 前記第２のユーザは複数である場合に、第１のユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得するステップは、
   前記第１のユーザの前記権限制御エントリに対する操作に基づき、各前記第２のユーザのために同じ操作権限タイプを設定するステップ、または
   前記第１のユーザの各前記第２のユーザにそれぞれ対応する権限制御エントリに対する操作に基づき、各前記第２のユーザのために操作権限タイプをそれぞれ設定するステップを含むことを特徴とする請求項１～４のいずれか１項に記載の方法。
6. 第１のユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得するステップは、
   操作権限対象として、第２のユーザ欄に従って前記第２のユーザを決定するステップと、
   前記第１のユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する操作権限タイプを取得するステップと、
   前記操作権限対象と前記操作権限タイプとに従って前記権限データを決定するステップと、を含むことを特徴とする請求項１～５のいずれか１項に記載の方法。
7. 前記第１のユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得するステップは、
   前記権限データとして、前記第１のユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する操作権限タイプと操作権限対象とを取得するステップを含むことを特徴とする請求項１～６のいずれか１項に記載の方法。
8. 前記第１のユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得するステップの後、前記方法は、
   前記権限データを前記共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に送信して、前記ドキュメントサービス端末に記録された、前記第２のユーザの前記共有ドキュメントに対する操作権限データを更新するステップをさらに含むことを特徴とする請求項１～７のいずれか１項に記載の方法。
9. 前記権限データを前記共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に送信するステップは、
   前記第１のユーザが現在の権限制御エントリに対して権限データを入力するか、または、メールを前記第２のユーザに送信すると決定するとき、前記権限データを前記共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に送信するステップを含むことを特徴とする請求項８に記載の方法。
10. 前記権限制御エントリは、前記共有ドキュメントハイパーリンク情報に関連付けられて表示されるコントロールを含み、前記コントロールは権限データの入力に使用されることを特徴とする請求項１～９のいずれか１項に記載の方法。
11. 前記コントロールは予め設定されたデフォルトの権限データを確認することに使用され、前記予め設定されたデフォルトの権限データは前記第２のユーザの前記共有ドキュメントに対するアクセス権限を含むことを特徴とする請求項１０に記載の方法。
12. メールインタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示するステップは、
    ドキュメントサービス端末に前記共有ドキュメントの編集可能な権限データの取得を要求するステップと、
    前記ドキュメントサービス端末から返された編集可能な権限データに従って、前記メールインタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報を表示し、前記権限制御エントリに前記編集可能な権限データの内容を表示して、前記第１のユーザが前記編集可能な権限データを操作できるようにするステップと、を含むことを特徴とする請求項１～１１のいずれか１項に記載の方法。
13. 前記ドキュメントサービス端末に前記共有ドキュメントの編集可能な権限データの取得を要求するステップは、
    前記メールインタフェースにおいて共有ドキュメントのハイパーリンク又は前記権限制御エントリに対する編集アクティブ化操作を検出すると、前記ドキュメントサービス端末に前記共有ドキュメントの編集可能な権限データの取得を要求するステップを含むことを特徴とする請求項１２に記載の方法。
14. 前記編集可能な権限データは、前記第２のユーザの前記共有ドキュメントに対する少なくとも１つの操作権限タイプを含み、
    前記編集可能な権限データは、１つ又は複数の前記第２のユーザの編集可能な権限データを含むことを特徴とする請求項１２に記載の方法。
15. 前記方法は、
    前記メールインタフェースにおいて共有ドキュメントのハイパーリンクを検出すると、ドキュメントサービス端末に前記共有ドキュメントのドキュメントデータの取得を要求するステップと、
    前記ドキュメントデータに従って、前記メールインタフェースに前記共有ドキュメントのハイパーリンクの関連表示内容を表示するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項１～１４のいずれか１項に記載の方法。
16. 前記ドキュメントデータがドキュメント基本情報及び／又はドキュメント要約データを含む場合に、前記ドキュメントデータに従って、前記メールインタフェースに前記共有ドキュメントのハイパーリンクの関連表示内容を表示するステップは、
    第１のユーザの前記共有ドキュメントハイパーリンク情報に対するプレビュー指示を検出すると、プレビュー内容として、前記メールインタフェースに前記ドキュメント基本情報及び／又はドキュメント要約データを表示するステップを含むことを特徴とする請求項１５に記載の方法。
17. 前記ドキュメントデータがドキュメント内容データを含む場合に、前記ドキュメントデータに従って、前記メールインタフェースに前記共有ドキュメントのハイパーリンクの関連表示内容を表示するステップは、
    第１のユーザの前記共有ドキュメントハイパーリンク情報に対する閲覧指示又は編集指示を検出すると、前記メールインタフェースに前記ドキュメント内容データの閲覧インタフェース又は編集インタフェースを表示するステップを含むことを特徴とする請求項１５に記載の方法。
18. 前記ドキュメントデータがドキュメントタイトルデータを含む場合に、前記ドキュメントデータに従って、前記メールインタフェースに前記共有ドキュメントのハイパーリンクの関連表示内容を表示するステップは、
    前記メールインタフェースに、前記ドキュメントタイトルデータを前記共有ドキュメントのハイパーリンクの関連表示内容として、表示するステップを含むことを特徴とする請求項１５に記載の方法。
19. メールインタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示するステップの前、前記方法は、
    ユーザがインスタントメッセージングインタフェースでのメールボックスエントリをトリガーすることで、前記メールインタフェースに入るステップをさらに含むことを特徴とする請求項１～１８のいずれか１項に記載の方法。
20. 前記メールインタフェースはメール編集インタフェースを含むことを特徴とする請求項１～１９のいずれか１項に記載の方法。
21. ドキュメント共有の処理方法であって、前記方法は、
    第１のユーザから送信されたメールを受信するステップと、
    前記メール内の共有ドキュメントハイパーリンクに従って、第２のユーザの共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータを取得するステップと、
    前記ドキュメントデータに従って、メール閲覧インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するステップと、を含むことを特徴とするドキュメント共有の処理方法。
22. 前記共有ドキュメントハイパーリンクに従って、メールの第２のユーザの前記共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータを取得するステップは、
    前記共有ドキュメントハイパーリンクに従って、前記第２のユーザの前記共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータの問い合わせ及びフィードバックを、前記共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に要求するステップを含むことを特徴とする請求項２１に記載の方法。
23. 前記ドキュメントデータがドキュメント基本情報及び／又はドキュメント要約データを含む場合に、前記ドキュメントデータに従って、メール閲覧インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するステップは、
    前記第２のユーザの前記共有ドキュメントハイパーリンクに対するプレビュー指示を検出すると、プレビュー内容として、前記メール閲覧インタフェースに前記ドキュメント基本情報及び／又はドキュメント要約データを表示するステップを含むことを特徴とする請求項２１又は２２に記載の方法。
24. 前記ドキュメントデータがドキュメント内容データを含む場合に、前記ドキュメントデータに従って、メール閲覧インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するステップは、
    前記第２のユーザの前記共有ドキュメントハイパーリンクに対する閲覧指示又は編集指示を検出すると、前記メール閲覧インタフェースに前記ドキュメント内容データの閲覧インタフェース又は編集インタフェースを表示するステップを含むことを特徴とする請求項２１～２３のいずれか１項に記載の方法。
25. 前記ドキュメントデータがドキュメントタイトルデータを含む場合に、前記ドキュメントデータに従って、メール閲覧インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するステップは、
    前記メール閲覧インタフェースに前記ドキュメントタイトルデータを前記共有ドキュメントハイパーリンクの表示内容として、表示するステップを含むことを特徴とする請求項２１～２４のいずれか１項に記載の方法。
26. 前記共有ドキュメントハイパーリンクに従って、前記第２のユーザの前記共有ドキュメントに対するドキュメントデータの取得が失敗する場合に、前記第２のユーザの前記共有ドキュメントハイパーリンクに対するトリガー操作に応答し、前記共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に共有ドキュメントアクセス要求を送信するステップをさらに含むことを特徴とする請求項２１～２５のいずれか１項に記載の方法。
27. 前記第１のユーザはメールの送信側ユーザを含み、前記第２のユーザはメールの受信側ユーザを含むことを特徴とする請求項２１～２６のいずれか１項に記載の方法。
28. 前記第１のユーザはドキュメントリンクをメールドラフトに送信する共同編集開始側を含み、前記第２のユーザは共同編集受信側を含むことを特徴とする請求項２１～２６のいずれか１項に記載の方法。
29. ドキュメント共有の処理方法であって、前記方法は、
    メールクライアント端末によって開始された共有ドキュメントの権限編集要求を受信するステップであって、前記権限編集要求は、メールインタフェースに表示される共有ドキュメントの権限制御エントリに基づいて入力されるステップと、
    前記権限編集要求の権限データに従って、前記共有ドキュメントの権限データを更新するステップと、を含むことを特徴とするドキュメント共有の処理方法。
30. 前記権限編集要求の権限データに従って、前記共有ドキュメントの権限データを更新するステップは、
    メールの送信操作に応答し、前記権限編集要求の前記権限データに従って、前記共有ドキュメントの前記権限データを更新するステップを含むことを特徴とする請求項２９に記載の方法。
31. メールクライアント端末によって開始された共有ドキュメントの権限編集要求を受信するステップの前、前記方法は、
    メールクライアント端末によって開始された共有ドキュメントの編集可能な権限データ取得要求を受信するステップと、
    前記編集可能な権限データ取得要求に係る許可待ちユーザに応じて、前記許可待ちユーザの前記共有ドキュメントに対する権限データを問い合わせるステップと、
    前記権限データを編集可能な権限データとして前記メールクライアント端末にフィードバックするステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項２９又は３０に記載の方法。
32. 前記許可待ちユーザはメールの予め設定されたタイプの参加者を含むことを特徴とする請求項３１に記載の方法。
33. 前記参加者はドキュメントリンクをメールドラフトに送信する共同編集開始側と共同編集受信側とを含むことを特徴とする請求項３２に記載の方法。
34. 前記参加者は前記メールの送信側ユーザと前記メールの受信側ユーザとを含むことを特徴とする請求項３３に記載の方法。
35. 前記権限編集要求の権限データに従って、前記共有ドキュメントの権限データを更新するステップの前、前記方法は、
    前記メールクライアント端末に所属するユーザの権限データを取得し、前記権限編集要求の権限データが予め設定された条件を満たすかどうかを検証するステップと、
    前記予め設定された条件を満たす場合に、前記共有ドキュメントの権限データの更新を実行するようにトリガーするステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項２９～３４のいずれか１項に記載の方法。
36. 前記権限データには、ユーザ名称及びユーザ操作行動が含まれており、前記権限データには、権限の有効期間が含まれていることを特徴とする請求項２９～３５のいずれか１項に記載の方法。
37. 前記メールインタフェースはメール編集インタフェースを含むことを特徴とする請求項２９～３６のいずれか１項に記載の方法。
38. ドキュメント共有の処理装置であって、前記装置は、
    メールインタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示するための制御エントリ表示モジュールと、
    第１のユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得するための権限データ取得モジュールであって、前記権限データは第２のユーザの前記共有ドキュメントに対する操作権限データを決定することに使用される権限データ取得モジュールと、を含むことを特徴とするドキュメント共有の処理装置。
39. 前記装置は、前記メールインタフェースを利用し編集して完成したメールを、前記第２のユーザに送信するためのメール送信モジュールをさらに含むことを特徴とする請求項３８に記載のドキュメント共有の処理装置。
40. ドキュメント共有の処理装置であって、前記装置は、
    第１のユーザから送信されたメールを受信するためのメール受信モジュールと、
    共有ドキュメントハイパーリンクに従って、メールの第２のユーザの共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータを取得するためのドキュメントデータ取得モジュールと、
    前記ドキュメントデータに従って、メール閲覧インタフェースに前記共有ドキュメントハイパーリンクの関連表示内容を表示するためのドキュメントデータ表示モジュールと、を含むことを特徴とするドキュメント共有の処理装置。
41. ドキュメント共有の処理装置であって、前記装置は、
    メールクライアント端末によって開始された共有ドキュメントの権限編集要求を受信するための要求受信モジュールであって、前記権限編集要求は、メールインタフェースに表示される共有ドキュメントの権限制御エントリに基づいて入力される要求受信モジュールと、
    前記権限編集要求の権限データに従って、前記共有ドキュメントの権限データを更新するための権限更新モジュールと、を含むことを特徴とするドキュメント共有の処理装置。
42. 電子機器であって、
    １つ又は複数のプロセッサと、
    １つ又は複数のプログラムを記憶するためのメモリと、を含み、
    前記１つ又は複数のプログラムが前記１つ又は複数のプロセッサにより実行されると、前記１つ又は複数のプロセッサが請求項１～３７のいずれか１項に記載のドキュメント共有の処理方法を実現することを特徴とする電子機器。
43. コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムがプロセッサにより実行されるとき、請求項１～３７のいずれか１項に記載のドキュメント共有の処理方法が実現されることを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
44. コンピュータプログラム命令を含むコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム命令は、コンピュータが請求項１～３７のいずれか１項に記載のドキュメント共有の処理方法を実行するようにすることを特徴とするコンピュータプログラム製品。
45. コンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは、コンピュータが請求項１～３７のいずれか１項に記載のドキュメント共有の処理方法を実行するようにすることを特徴とするコンピュータプログラム。
46. ドキュメント共有の処理システムであって、前記処理システムは、送信側メールクライアント端末と、ドキュメントサービス端末と、受信側メールクライアント端末と、を含み、
    前記送信側メールクライアント端末は、メールインタフェースに共有ドキュメントハイパーリンク情報と共有ドキュメントの権限制御エントリとを表示すること、及び、第１のユーザが前記権限制御エントリに基づいて決定した、前記共有ドキュメントに対する権限データを取得することに使用され、前記権限データは、第２のユーザの前記共有ドキュメントに対する操作権限データを決定することに使用され、
    前記送信側メールクライアント端末は、前記権限データに基づいて決定された権限編集要求を、前記共有ドキュメントが帰属するドキュメントサービス端末に送信することにさらに使用され、
    前記ドキュメントサービス端末は、前記権限編集要求の権限データに従って、前記ドキュメントサービス端末に記録された、前記第２のユーザの前記共有ドキュメントに対する操作権限タイプを更新することに使用され、
    前記送信側メールクライアント端末は、前記メールインタフェースを利用し編集して完成したメールを、前記第２のユーザに送信することにさらに使用され、
    前記受信側メールクライアント端末は、前記第１のユーザから送信されたメールを受信することに使用され、
    前記受信側メールクライアント端末は、前記共有ドキュメントハイパーリンク情報に従って、前記ドキュメントサービス端末に、前記第２のユーザの前記共有ドキュメントに対する権限データに対応するドキュメントデータの取得を要求することにさらに使用され、
    前記ドキュメントサービス端末は、前記受信側メールクライアント端末の要求に従って、前記第２のユーザの前記共有ドキュメントに対する権限データを問い合わせ、権限データに従って対応するドキュメントデータを取得し、前記受信側メールクライアント端末にフィードバックすることに使用され、
    前記受信側メールクライアント端末は、前記ドキュメントデータに従って、メール閲覧インタフェースに前記共有ドキュメントのハイパーリンクの関連表示内容を表示することにさらに使用されることを特徴とするドキュメント共有の処理システム。

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