JP2023526435A - 開放ポートサンプリングプローブのための溢流センサ - Google Patents

開放ポートサンプリングプローブのための溢流センサ Download PDF

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Abstract

質量分析法のためのサンプリング界面では、サンプリングプローブからサンプルの中への液体溢流を防止するための方法および装置が、記載される。本装置は、サンプリングプローブの開放端において形成されるにつれて、液体の液滴を留保するように適合される、基材と、サンプルの中に溢流する前に、液体の液滴を検出し、液体の液滴を制御するための信号を発生させるように適合される、サンプルと反対の基材の表面上のセンサとを備える。

Description

(関連米国出願)
本願は、その全内容が、参照することによって本明細書に組み込まれる、2020年5月22日に出願された、米国仮出願第63/029,216号の優先権の利益を主張する。
(分野)
本発明は、質量分析法システムのためのサンプリング界面に関し、より具体的には、開放ポートサンプリングプローブからサンプルの中への液体溢流を防止するための方法および装置に関する。
(背景)
質量分析法(MS)は、定質的および定量的用途の両方で試験物質の元素組成を判定するための分析技法である。MSは、未知の化合物を同定し、分子内の元素の同位体組成を判定し、その断片化を観察することによって特定の化合物の構造を判定し、サンプル内の特定の化合物の量を定量化するために有用であり得る。その感度および選択性を前提として、MSは、生命科学用途において特に重要である。
複合サンプル基質(例えば、生物学的、環境、および食品サンプル)の分析では、多くの現在のMS技法が、着目分析物のMS検出/分析に先立って、広範な事前処理ステップがサンプルに実施されることを要求する。そのような事前分析ステップは、サンプリング(すなわち、サンプル収集)およびサンプル調製(基質からの分離、濃度、分別、必要ならば、誘導体化)を含むことができる。例えば、全体的分析プロセスの時間の80%を上回るものが、MSを介して分析物の検出を可能にする、またはサンプル基質内に含有される干渉の潜在源を除去するために、サンプル収集および調製に費やされる一方、それにもかかわらず、各サンプル調製段階における希釈および/または誤差の潜在源を増加させ得ることが、推定されている。
理想的には、MSのためのサンプル調製およびサンプル導入技法は、高速で、信頼性があって、再生可能であって、安価であるべきであり、いくつかの側面では、自動化に適応可能である。実施例として、最小限のサンプル取扱を用いて、凝縮相サンプルから分析物を脱着/イオン化し得る、種々のイオン化方法が、開発されている。改良されたサンプル導入技法の一実施例は、例えば、「Rapid Communications in Mass Spectrometry」 29(19),pp.1749-1756(2015)(参照することによってその全体として組み込まれる)において公開された、Van Berkel et al.,の「An open port sampling interface for liquid introduction atmospheric pressure ionization mass spectrometry」と題された論文において説明されるように、その中で比較的に未処理のサンプルが、MSシステムのイオン源に送達される持続流動溶媒に導入され得る、「開放ポート」サンプリング界面(OPI)等のサンプリングプローブである。
不十分な吸引の場合には、溶媒の滴が、サンプリングプローブの開放端において蓄積し得る。溶媒の表面張力は、サンプリングプローブの底部から滴を垂れさせ、垂下滴を形成する。滴が、ある重量を超えるとき、もはや安定せず、自然に剥落し、下方のサンプルの中に重力下で落下し、汚染が生じる。
(要約)
本明細書のある側面は、サンプリングプローブからサンプルの中への液体溢流を防止するための改良された方法および装置を提供することである。
上記の側面は、サンプリングプローブの開放端において形成されるにつれて、液体の液滴を留保するように適合される、基材と、サンプルの中に溢流する前に、留保された液体の液滴を検出し、液体の液滴を制御するための信号を発生させるように適合される、サンプルと反対の基材の表面上のセンサとを備える、サンプリングプローブからサンプルの中への液体溢流を防止するための装置によって、達成されることができる。
いくつかの側面では、液体の液滴を制御することは、サンプリングプローブへの液体の供給を停止することを含んでもよい。いくつかの側面では、液体の液滴を制御することは、基材から液体の液滴を吸引するために、サンプリングプローブにおいて吸引を増加させることを含んでもよい。サンプリングプローブへの液体の流動。いくつかの側面では、液体の液滴を制御することは、サンプリングプローブへの液体の供給を低減させることを含んでもよい。いくつかの側面では、制御することは、サンプリングプローブから液体の吸引を増加させることと、サンプリングプローブへの液体の供給を低減または停止することとの組み合わせを含む。
いくつかの側面では、本装置はさらに、基材から留保された液体の液滴を吸引するために、サンプリングプローブに印加される吸引力を増加させるように動作してもよい。
ある実施形態では、基材は、サンプルに面した基材の表面(例えば、底面または下面)から、サンプルと反対の基材の表面(例えば、上面または頂面)に向かって増大するにつれて、張力下で液滴を蓄積および留保するように適合される、オリフィスを含み、オリフィスの上に、液滴は、センサとそれによる検出のために接触する。
実施形態では、センサは、導電性トレース、サンプルと反対の基材の表面上の伝導性ワイヤ、またはサンプルと反対の基材の表面上の温度センサのいずれか1つである。
さらなる実施形態では、温度センサは、熱電対または抵抗温度計のいずれか1つである。
いくつかの実施形態では、サンプリングプローブからサンプルの中への液体溢流を防止するための装置が、提供される。本装置は、サンプリングプローブの開放端において形成されるにつれて、液体の液滴を留保するように適合される、基材と、サンプルの中に溢流する前に、留保された液体の液滴を検出し、液体の液滴を制御するための信号を発生させるように適合される、サンプルと反対の基材の表面上のセンサとを備える。基材は、サンプルに面した基材の表面(例えば、底面または下面)から、サンプルと反対の基材の表面(例えば、上面または頂面)に向かって増大するにつれて、張力下で液滴を蓄積および留保するように適合される、オリフィスを含んでもよく、オリフィスの上に、液滴は、センサとそれによる検出のために接触する。いくつかの側面では、基材は、オリフィス内にサンプリングプローブを位置決めし、センサとサンプルとの間にサンプリングプローブの開放端を位置付けるように、位置付けられてもよい。これらの実施形態では、サンプルから射出されるサンプルの部分は、基材上のセンサを通過せずに、サンプルから開放端に進行する。
別の側面では、サンプリングプローブの開放端において形成されるにつれて、液体の液滴を留保することと、留保された液体の液滴を検出することと、サンプルの中に溢流する前に、液体の液滴を制御するための信号を発生させることとを含む、サンプリングプローブからサンプルの中への液体溢流を防止するための方法が、記載される。
ある実施形態では、留保された液体の液滴は、サンプルと反対の基材表面(例えば、上面または頂面)上で検出される。
別の実施形態では、液体の液滴を留保することは、サンプルに面した基材表面(例えば、下面または底面)から、サンプルと反対の基材表面に向かって増大するにつれて、張力下で液滴を蓄積することを含む。
さらなる実施形態では、溢流条件を示す、通知信号が、発生されることができる。
さらなる実施形態では、液体の液滴を制御することは、基材から留保された液滴を吸引するために、サンプリングプローブに印加される吸引力を増加させることを含む。いくつかの側面では、吸引力を増加させることは、サンプリングプローブから液体を受容する、イオン源のネブライジングガス流率を増加させることを含む。
これらは、続いて明白となるであろう、他の側面および利点とともに、より完全に以降で説明および請求される構造および動作の詳細に存在し、その一部を形成する、付随の図面が参照されるが、同様の数字は、全体を通して同様の部品を指す。
図1は、概略図において、MSシステムにおいて開放ポートサンプリングプローブからサンプルの中への液体溢流を防止するための、本出願人の教示の種々の側面による、例示的システムの実施形態を描写する。
図2は、実施形態で使用されるサンプリングプローブの略図である。
図3は、図2におけるサンプリングプローブの開放端における液体液滴の形成を示す。
図4は、ある実施形態による、図3におけるサンプリングプローブの開放端において形成されるにつれて、液体の液滴を検出するための装置を示す。
図5は、ある実施形態による、図4における装置の基材の下面における液体の液滴の留保を描写する。
図6は、ある実施形態による、図5に示される基材の詳細である。
図7は、ある実施形態による、サンプリングプローブからサンプルの中への液体溢流を防止するための方法を描写する。
(詳細な説明)
図1は、サンプリングプローブ30の開放端内に受容された分析物をイオン化し、質量分析するための、本出願人の教示の種々の側面による、例示的システム10の実施形態を図式的に描写する。ある側面によると、システム10は、サンプリングプローブ30からサンプル20の中への液体溢流を防止するように構成される、フィードバックベースの制御システムを含む。図1に示されるように、サンプリングプローブ30(例えば、開放ポートサンプリング界面(OPI))は、1つ以上のサンプル分析物を含有する液体を(例えば、エレクトロスプレー電極64を介して)イオン化チャンバ12の中に排出するためのネブライザ支援イオン源60と流体連通し、質量分析器70が、イオン源60によって発生されるイオンの下流処理および/または検出のためのイオン化チャンバ12と流体連通する。流体取扱システム40(例えば、1つ以上のポンプ43および1つ以上の導管を含む)が、リザーバ50からサンプリングプローブ30に、およびサンプリングプローブ30からイオン源60に、液体の流動を提供する。例えば、図1に示されるように、リザーバ50(例えば、脱着溶媒(例えば、メタノール)等の液体を含有する)が、供給導管を介して、サンプリングプローブ30に流動的に結合されることができ、それを通して、液体は、全て非限定的実施例として、ポンプ43(例えば、往復ポンプ、例えば、回転、ギヤ、プランジャ、ピストン、蠕動、ダイヤフラムポンプ等の容積式ポンプ、または重力、衝撃、空気圧、電気運動、および遠心ポンプ等の他のポンプ)によって、選択された体積速度において送達され得る。
下記に詳細に議論されるように、サンプリングプローブ30の内外への液体の流動は、1つ以上の分析物が、サンプル空間内の液体中に導入され、続いて、イオン源60に送達され得るように、開放端においてアクセス可能なサンプル空間内で起こる。本出願人の教示の側面によると、システム10は、サンプリングプローブ30の開放端において形成されるにつれて、液体の液滴を検出するための装置90と、液滴形成を示す信号を受信し、それに応答して、サンプル20の中に溢流する前に、液体の液滴を制御するように、そこに動作可能に結合されるコントローラ80とを含む。いくつかの実施形態では、液体の液滴は、液体の液滴をサンプリングプローブ30の中に引き出すために、吸引を維持しながら、サンプリングプローブ30への液体の供給を低減または停止することによって、制御されてもよい。いくつかの側面では、液体の液滴は、サンプリングプローブ30の中に液体の液滴を吸引するように、吸引を増加させることによって制御されてもよい。いくつかの側面では、吸引を増加させることと、サンプリングプローブ30への液体の供給を低減または停止することとの組み合わせが、液体の液滴を制御するために、使用されてもよい。
本教示の種々の側面によると、コントローラ80によって発生される制御信号は、非限定的実施例として、ポンプ43の動作を制御することによって、サンプリングプローブ30への液体流動を低減または停止する、および/またはエレクトロスプレー電極64の出口端にネブライザガスを供給する、ネブライザガス源63の動作を制御することによって、吸引を増加させることができる。実施形態では、コントローラ80はまた、人間オペレータに溢流条件を通知するための通知信号(例えば、可聴および/または視覚的アラーム)を発生させることができる。
コントローラ80は、本教示による種々の様式で実装され得るが、概して、別様に本明細書で議論されるように、システム10の要素の動作を制御するための制御信号を発生させるように構成される、1つ以上のプロセッサを備えることを理解されたい。非限定的実施例として、コントローラ80は、装置90によって提供される信号を処理する(例えば、アルゴリズムを介して)、およびサンプリングプローブ30内の液体流動を低減または停止するために、ポンプ43および/またはネブライザガス源63の動作を制御する、ならびに/もしくはネブライザガス源63の動作を停止する、および/またはネブライザガス源63からのネブライジングガスの供給を増加させるように構成される、デジタルコントローラの形態であることができる。本教示のある側面によると、コントローラは、メモリ内に含有される1つ以上の命令のシーケンスを実行するデジタルプロセッサを備え得、これは、別のコンピュータ可読媒体(例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、可撓性ディスク、ハードディスク、磁気テープ、または任意の他の磁気媒体、CD-ROM、デジタルビデオディスク(DVD)、Blu-ray(登録商標)ディスク、任意の他の光学媒体、サムドライブ、メモリカード、RAM、PROM、およびEPROM、FLASH-EPROM、任意の他のメモリチップ、またはカートリッジ、もしくはそこからコンピュータが読み取り得る、任意の他の有形媒体)からメモリの中に読み取られ得る。メモリ内に含有される命令のシーケンスの実行は、プロセッサに本明細書に説明されるプロセスを実施させる。代替として、配線回路は、本教示を実装するためのソフトウェア命令の代わりに、またはそれと組み合わせて、使用されてもよい。したがって、本教示の実装が、ハードウェア回路およびソフトウェアの任意の具体的組み合わせに限定されない。種々の実施形態では、コントローラ80は、ネットワーク化システムを形成するために、ネットワークを横断して1つ以上の他のコンピュータシステムに接続されることができる。ネットワークは、プライベートネットワークまたはインターネット等のパブリックネットワークを含むことができる。ネットワーク化システムでは、1つ以上のコンピュータシステムが、データを記憶し、他のコンピュータシステムに供給することができる。データを記憶および供給する、1つ以上のコンピュータシステムは、クラウドコンピューティングシナリオにおいて、サーバまたはクラウドと称され得る。1つ以上のコンピュータシステムは、例えば、1つ以上のウェブサーバを含むことができる。サーバまたはクラウドにおよびそれからデータを送信および受信する、他のコンピュータシステムは、例えば、クライアントまたはクラウドデバイスと称され得る。
図1を継続して参照すると、イオン源60は、種々の構成を有し得るが、概して、サンプリングプローブ30から受容された、液体(例えば、脱着溶媒)内に含有される分析物を発生させるように構成される。図1に描写される例示的実施形態では、サンプリングプローブ30に流動的に結合される毛細管を備え得る、エレクトロスプレー電極64が、イオン化チャンバ12の中に少なくとも部分的に延在する、出口端内で終端し、その中に脱着溶媒を排出する。本教示に照らして当業者に理解されるように、エレクトロスプレー電極64の出口端は、概して、カーテンプレート開口14bおよび真空チャンバサンプリングオリフィス16bに向かって(例えば、その近くに)指向される、複数のマイクロ液滴を備えるサンプルプルームを形成するために、脱着溶媒をイオン化チャンバ12の中に、原子化する、エアロゾル化する、霧状にする、または別様に排出する(例えば、ノズルを用いた噴霧)ことができる。当技術分野において公知のように、マイクロ液滴内に含有される分析物が、例えば、サンプルプルームが、発生されるにつれて、イオン源60によって、イオン化(すなわち、荷電)されることができる。非限定的実施例として、エレクトロスプレー電極64の出口は、伝導性材料から作製されることができ、電圧源の極(図示せず)に電気的に結合される一方、他の電圧源の極は、接地されることができる。サンプルプルーム内に含有されるマイクロ液滴が、したがって、液滴内の液体または脱着溶媒が、イオン化チャンバ12内で脱溶媒和の間、蒸発するにつれて、そのような裸荷電分析物イオンが、開口14b、16bに向かっておよびそれを通して解放および引き出され、(例えば、1つ以上のイオンレンズを介して)質量分析器70の中に集束され得るように、出口端に印加される電圧によって荷電されることができる。イオン源プローブは、概して、エレクトロスプレー電極64として本明細書に説明されるが、液体サンプルをイオン化するために当技術分野に公知であり、かつ本教示に従って修正される、任意の数の異なるイオン化技法が、イオン源60として利用され得ることを理解されたい。非限定的実施例として、イオン源60は、エレクトロスプレーイオン化デバイス、ネブライザ支援エレクトロスプレーデバイス、化学イオン化デバイス、ネブライザ支援原子化デバイス、光イオン化デバイス、レーザイオン化デバイス、サーモスプレーイオン化デバイス、またはソニックスプレーイオン化デバイスであることができる。
図1に示されるように、例示的イオン源60は、随意に、エレクトロスプレー電極64の出口端を囲繞し、それから排出される液体と相互作用する、高速ネブライジングガス流を供給する、加圧ガス(例えば、窒素、空気、または希ガス)の源63を含み、例えば、液体サンプルの高速ネブライジング流およびジェットの相互作用を介して、サンプルプルームの形成と、14bおよび16bによるサンプリングのためのプルーム内のイオン放出とを強化させることができる。ネブライザガスは、種々の流率において、例えば、約0.1L/分~約20L/分の範囲内で供給されることができ、これはまた、コントローラ80の影響下で(例えば、弁65の開放および/または閉鎖を介して)制御されることができる。本教示の種々の側面によると、ネブライザガスの流率は、サンプリングプローブ30から引き出される液体の流率が、例えば、(例えば、ベンチュリ効果に起因して)これがエレクトロスプレー電極64から排出されている際のネブライザガスおよび脱着溶媒の相互作用によって発生される吸込/吸引力に基づいて調節され得るように、(例えば、コントローラ80の影響下で)調節され得ることを理解されたい。このように、コントローラ80は、加えて、または代替として、ネブライザガスの圧力または流率を制御するためのポンプおよび/または弁65のうちの1つ以上を調節することによって、サンプリングプローブ30内から引き出される脱着溶媒の流率を制御することができる。非限定的実施例として、コントローラ80は、ネブライザ源63から提供されるネブライザガスの流動を調節することによって、実験条件の変化(例えば、溶媒/サンプル粘度、サンプル空間の中への液体サンプルの導入率/体積における変化をもたらす、例えば、温度効果、ポンプ43の不安定性、溶媒/サンプル組成物の変化)を考慮しながら、ポンプ43によって提供される液体の供給された流率を実質的に一定であるように、維持するように構成され、それによって、サンプリングプローブ30から引き出される液体の流動を調節することができる。
描写される実施形態では、イオン化チャンバ12は、大気圧において維持されることができるが、いくつかの実施形態では、イオン化チャンバ12は、大気圧より低い圧力まで排気されることができる。その中で、サンプル20から脱着される分析物がエレクトロスプレー電極64から排出される際に脱着溶媒がイオン化され得る、イオン化チャンバ12は、カーテンプレート開口14bを有するプレート14aによって、ガスカーテンチャンバ14から分離される。示されるように、質量分析器70を格納する真空チャンバ16は、真空チャンバサンプリングオリフィス16bを有するプレート16aによってカーテンチャンバ14から分離される。カーテンチャンバ14および真空チャンバ16は、1つ以上の真空ポンプポート18を通した排気によって選択された圧力(例えば、同一または異なる亜大気圧、イオン化チャンバよりも低い圧力)で維持されることができる。
また、当業者によって、本明細書の教示に照らして、質量分析器70が種々の構成を有し得ることが理解されるであろう。概して、質量分析器70は、イオン源60によって発生されるサンプルイオンを処理(例えば、濾過、分類、分離、検出等)するように構成される。非限定的実施例として、質量分析器70は、三連四重極質量分析計または当技術分野で公知であり、本明細書の教示に従って修正される任意の他の質量分析器であり得る。本明細書に開示されるシステム、デバイス、および方法の種々の側面に従って修正され得る、他の非限定的例示的質量分析計システムは、例えば、James W.Hager、およびJ.C.Yves LeBlancによって執筆され、「Rapid Communications in Mass Spectrometry」 2003;17:1056-1 064において公開された、「Product ion scanning using a Q-q-Q linear ion trap(Q TRAP(登録商標))mass spectrometer」と題された論文、および「Collision Cell for Mass Spectrometer」と題された米国特許第7,923,681号(参照することによってその全体として本明細書に組み込まれる)において見出され得る。限定ではないが、本明細書に説明されるものおよび当業者に公知であるその他を含む、他の構成もまた、本明細書に開示されるシステム、デバイス、および方法と併用されることができる。例えば、他の好適な質量分析計は、単一四重極、三連四重極、ToF、トラップ、およびハイブリッド分析器を含んでもよい。例えば、他の好適な質量分析計は、単一四重極、三連四重極、ToF、トラップ、およびハイブリッド分析器を含んでもよい。例えば、イオン化チャンバ12と質量分析器70との間に配置され、それらの質量/電荷比ではなく高および低場内のドリフトガスを通したその移動度に基づいてイオンを分離するように構成される、イオン移動度分析計(例えば、微分移動度分析計)を含む、任意の数の付加的要素が、システム10に含まれ得ることをさらに理解されたい。加えて、質量分析器70は、分析器70を通過するイオンを検出し得、例えば、検出される1秒あたりのイオンの数を示す信号を供給し得るセンサを備え得ることを理解されたい。
サンプリングプローブ30は、図2に図式的に示されるように、種々の構成を有し得るが、概して、それによってリザーバ50から送達される液体が大気に開放される、開放端を含み、したがって、サンプルを捕捉するための液体空気界面を呈する。いくつかの実施形態では、サンプリングプローブ30は、開放端に液体を供給するための第2の円筒形部材210内に配置される液体を排出するための第1の円筒形部材205と、共軸配列に配列されている、第1の円筒形部材205および第2の円筒形部材210と、1つ以上の分析物を含有する、またはそれを含有すると疑われる、サンプル20の分子を受容するように構成される、開口先端215とを含むことができる。
動作時、サンプル20が、サンプル容器310(図3)から、サンプリングプローブ30の開口先端215の中に、射出される、例えば、音響的に射出されてもよい。サンプリングプローブ30内で、捕捉流体(例えば、有機溶媒)は、2つの円筒形部材の間の環状空間220を通して、先端部215に向かって進行し、次いで、流体経路を画定する図2における矢印で描写されるように、内側円柱を通して、先端部から離れるように進行する。捕捉流体およびサンプル20の分子は、上記に議論されるように、先端部215からイオン化チャンバ12に流動する。
非限定的実施例として、いくつかの実施形態では、サンプル20は、音響的に、先端部215においてサンプル空間内に存在する液体中に直接、サンプル容器310から射出され得る、液体サンプルを備えてもよい。同様に、液体サンプルを直接受容するために好適であり、例えば、イオン化プロセスに適応可能な、任意の液体(例えば、溶媒)は、本教示の種々の側面による、リザーバ50によって提供され得ることが、本明細書の教示に照らして、当業者によって理解されるであろう。他の実施形態では、サンプルは、溶解のためにサンプル空間内に存在する液体中に直接導入され得る、固体サンプルを備えてもよい。いくつかの実施形態では、固体サンプルは、固相MicroExtraction(SPME)ファイバまたは磁気粒子等の薬物分子の選択されたタンパク質のための結合親和性を有する、固相基材を備えることができる。
図3に戻ると、サンプリングプローブ30の外部物理的構造が、描写され、図2は、その略図である。開口先端215において、例えば、開口先端部215における不十分な吸引の結果として、液体液滴300を形成するように示される。上記に議論されるように、ある重量を超えることに応じて、液体液滴300が、サンプリングプローブ30から自然に剥落し、サンプル容器310(例えば、サンプルウェルプレート)の中に重力下で落下し、それによって、サンプル20の汚染を生じさせる。本発明者らによる実験は、滴を形成するために十分な重量を有する前に、サンプリングプローブのテーパ状面積を「這い上がり」得るような、有機溶媒の粘度特性を示している。200μL/分流率に基づいて、液滴形成は、サンプリングプローブ30への溶媒供給と、ネブライジングガスの流動に起因する開放端における吸引による溶媒の排出との間に不均衡を伴う状態で、約30ミリ秒で生じることが観察されている。
ある実施形態による、図4-6に目を向けると、サンプリングプローブ30の開放端215において形成されるにつれて、液滴300を留保するように適合される基材500を備える、装置90が、示される。ある実施形態では、図6に示されるように、基材500は、サンプリングプローブ30の開放端215を収容し、開放端215の中へのサンプルの通過を許可するように位置決めされる、オリフィス610を含む。オリフィス610は、515に示されるように、液滴300が、基材の上面510に向かって、オリフィスの壁に沿って、基材の下面520(すなわち、サンプル20に面する)から増大するにつれて、張力下で液滴300を蓄積するように適合され、それに応じて、液滴は、上面510上でセンサ600と接触する。いくつかの実施形態では、サンプリングプローブ30は、サンプル20とセンサ600との間に開放端215を設置するために、上面510を越えて、オリフィス610の中に突出する。開放端215の中に射出されるサンプルが、センサ600を通過する前に捕捉される、これらの実施形態では、センサ600がサンプルの軌道に干渉する可能性を低減させる。
センサ600は、蓄積された液体の液滴300を検出し、サンプリングプローブ30への液体流動の供給を低減または停止するためのコントローラ980への信号を発生させるように適合される一方、開放端215から過剰液体を排出するように、吸引を持続する。このように、液滴300は、サンプルの中に溢流する前に、阻止および除去される。いくつかの実施形態では、コントローラ980はさらに、対応して、開放端において吸引を増加させるために、ネブライジングガスの流動を増加させるように動作してもよい。いくつかの側面では、コントローラ980は、吸引を増加させるようにネブライジングガスの流動を増加させながら、一定流率でサンプリングプローブ30への液体流動供給を維持するように動作し、故に、開放端215の中に液滴300を吸引し得る。
実施形態では、サンプル容器310からの流入射出液滴から離れるように、センサ600を頂面510上に位置決めすることは、センサ600からサンプル射出軌道までの任意の電場による干渉を低減または排除する。音響的に射出されるナノ液滴が、電荷に非常に敏感であり、非制御静電電荷が、液滴の体積および/または軌道に影響を及ぼすことが、公知である(例えば、米国特許第7.070,260号参照)。センサ600が、サンプル液滴の音響射出に影響を及ぼすために十分な電荷を発生させない、実施形態では、センサ600は、便宜的であり得るように、センサ600の底部上またはオリフィス610自体のオリフィス壁内に位置し得る。
実験によって、装置90が、溢流した溶媒を留保し、サンプルの中に滴下する実際の液体が生じるためにかかる時間を約30ミリ秒から約30秒まで長くし、これは、入手プロセスを停止し、人間オペレータに溢流条件を警告するための通知信号を発生させ、および/または溢流液体を吸引して取り除くことによって問題を補正するために、十分な時間であることが示されている。
他の実施形態では、センサ600は、溶媒との接触に応じて、抵抗における変化を検出するための、例えば、上面510上に位置する、導電性トレースまたは伝導性ワイヤ、もしくは溶媒と接触するとき、温度における変化を検出するための、熱電対または抵抗温度計等の温度センサのいずれかの1つである。他の実施形態では、副毛細管が、サンプルの中に滴下する前に、センサ600から離れるように溢流液体を吸引するように、位置してもよい。
別の側面では、図7に記載されるように、サンプリングプローブ30からサンプル20の中への液体溢流を防止するための方法が、記載される。ある実施形態では、本方法は、サンプリングプローブの開放端215において形成されるにつれて、液体の液滴300を留保すること(700)と、留保された液体の液滴を検出すること(710)と、留保された液滴がサンプル20の中に溢流する前に、サンプリングプローブ30に供給される液体流動を低減または停止するための信号を発生させること(720)とを含む。いくつかの実施形態では、通知信号はまた、溢流条件を人間オペレータに示すために発生されてもよい(730)。いくつかの側面では、本方法は、サンプリングプローブの開放端30への流体の供給を制御するための溶媒供給の少なくとも1つの流率、および/またはサンプリングプローブの開放端30からの流体の排出を制御するためのネブライジングガス流率を調節することを含んでもよい。
実施形態では、液体の液滴300は、サンプル20の反対の上面510上で検出される。別の実施形態では、液滴300を留保すること(700)は、基材500の底面520から増大するにつれて、張力下で液滴を蓄積することを含む。
本発明の多くの特徴および利点は、詳細な明細書から明白であり、したがって、添付の請求項によって、本発明の範囲内に該当する本発明の全てのそのような特徴および利点を網輪することが、意図される。さらに、多数の修正および変更が、容易に当業者に想起され得るため、本発明を図示および説明される正確な構造ならびに動作に限定することは所望されず、故に、全ての好適な修正および均等物が、本発明の範囲内に該当すると見なされ得る。

Claims (13)

  1. サンプリングプローブからサンプルの中への液体溢流を防止するための装置であって、
    前記サンプリングプローブの開放端において形成されるにつれて、液体の液滴を留保するように適合される、基材と、
    前記サンプルの中に溢流する前に、前記留保された液体の液滴を検出し、前記液体の液滴を制御するための信号を発生させるように適合される、前記サンプルと反対の前記基材の表面上のセンサと
    を備える、装置。
  2. 前記液体の液滴は、
    前記サンプリングプローブへの液体の供給を停止することと、
    前記基材から前記液体の液滴を吸引するために、前記サンプリングプローブにおいて吸引を増加させることと、
    前記サンプリングプローブへの液体の前記供給を低減させることと、
    吸引を増加させることと、前記サンプリングプローブへの液体の前記供給を低減または停止することとの組み合わせと
    のうちの少なくとも1つによって制御される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記基材は、前記サンプルに面した前記基材の表面から、前記サンプルと反対の前記基材の表面に向かって増大するにつれて、張力下で前記液滴を蓄積および留保するように適合される、オリフィスを含み、前記オリフィスの上に、前記液滴は、前記センサとそれによる検出のために接触する、請求項1または請求項2に記載の装置。
  4. 前記センサは、前記サンプル、と反対の前記基材の前記表面上の導電性トレースである、請求項1-3のいずれか1項に記載の装置。
  5. 前記センサは、前記サンプルと反対の前記基材の前記表面上の伝導性ワイヤである、請求項1-3のいずれか1項に記載の装置。
  6. 前記センサは、電気トレース、前記サンプルと反対の前記基材の前記表面上の温度センサである、請求項1-3のいずれか1項に記載の装置。
  7. 前記温度センサは、熱電対である、請求項6に記載の装置。
  8. 前記温度センサは、抵抗温度計である、請求項6に記載の装置。
  9. サンプリングプローブからサンプルの中への液体溢流を防止するための方法であって、
    前記サンプリングプローブの開放端において形成されるにつれて、液体の液滴を留保することと、
    前記留保された液体の液滴を検出することと、
    前記サンプルの中に溢流する前に、前記液体の液滴を制御するための信号を発生させることと
    を含む、方法。
  10. 前記液体の液滴を制御することは、
    前記サンプリングプローブへの液体の供給を停止することと、
    前記基材から前記液体の液滴を吸引するために、前記サンプリングプローブにおいて吸引を増加させることと、
    前記サンプリングプローブへの液体の前記供給を低減させることと、
    吸引を増加させることと、前記サンプリングプローブへの液体の供給を低減または停止することとの組み合わせと
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記液体の液滴は、前記サンプルと反対の基材表面上で検出される、請求項9または10に記載の方法。
  12. 液体の液滴を留保することは、前記サンプルに面した基材表面から、前記サンプルと反対の基材表面に向かって増大するにつれて、張力下で前記液滴を蓄積することを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 溢流条件を示す通知信号を発生させることをさらに含む、請求項9-12のいずれか1項に記載の方法。
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