JP2023519208A - 医療装置のための放熱構成及び関連する装置、システム、及び方法 - Google Patents

医療装置のための放熱構成及び関連する装置、システム、及び方法 Download PDF

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Abstract

血管内超音波(IVUS)撮像のような医療撮像のための装置が、開示される。装置は、プリント回路基板と、プリント回路基板によって生成された熱を分散させるように構成されたエンクロージャとを含む。エンクロージャは、プリント回路基板に結合され、熱的に接触する第1のヒートスプレッダと、第1のヒートスプレッダと熱的に接触する第2のヒートスプレッダであって、熱が第1のヒートスプレッダと第2のヒートスプレッダとの間で境界面に分配される、第2のヒートスプレッダと、第1のヒートスプレッダに結合され、熱的に接触する第1のカバー部分と、第2のヒートスプレッダに結合され、熱的に接触する第2のカバー部分とを有し、第1のカバー部分は、エンクロージャを形成するように第2のカバー部分に結合される。

Description

本明細書に記載される主題は、患者の近くに配置され得る電子医療装置から熱を放散することに関する。開示されるシステムは、血管内超音波(IVUS)撮像において患者インタフェースモジュール(PIM)から熱を放散する装置、システム、及び方法を提供する。
超音波撮像は、動作中に、患者、臨床医、又は他のユーザと直接接触し得る複数の電子部品の使用を伴う。いくつかの装置は、ハンドヘルド式であり、及び/又は患者ベッド上又はその近くに配置されるように意図されている。コンポーネントの小型化及びますます強力なプロセッサの使用に伴って、速度及び信頼性に対する高まる要求は、現代のハンドヘルド装置及び他の装置が、エネルギ集約的になりつつあり、同時に、より小さくかつより小さい体積にパッケージングされることを意味している。より大きなエンクロージャは、より大きな表面積を有するので、より効果的に熱を放出し、一方、より小さな装置は、より効果的に熱を放出せず、それによって、より多くの熱を保持し、したがって、一般に、より高い温度で動作し得る。液体及び微粒子の進入を防止するようにこれらの装置を密封する要望又は要件は、従来のパッシブ又はアクティブ換気システムが装置の冷却に利用可能ではないかもしれないことを意味する。同時に、安全性、快適性、及び/又は装置寿命を保証するために、装置の温度を閾値未満に維持することが依然として望ましい場合があり、最大表面温度に関する要求事項が存在する場合、そのような装置は、達成することを可能にされる。これは、ハンドヘルド又は患者に近接した医療装置、及び他の装置の熱管理のための実質的な課題を作り出す。
この問題が対処されてきた1つの方法は、外部ファンの使用によるものである。しかしながら、このアプローチは、ファン及び換気ポートが細菌及び他の感染を引き起こす有機体を保有することができる埃及び粒子を収集するので、無菌環境で使用される医療装置には不適切であり得る。熱伝達効率は、また、装置の配向に依存し、これは、臨床環境における装置の有用性を制限することができる。過去に熱管理が対処されてきた別の方法は、装置を分割することによるものである。多くの現在の生成及び古い生成装置は、熱問題を解決するための分割設計アプローチを組み込んでおり、滅菌領域から遠くに設置及び保持された1つの低電力装置及び1つの高電力装置を提供し、これにより、高速ファンが、熱管理のために使用されることができる。残念ながら、このように装置の機能性を分割することは、装置のコストを増加させ、携帯性を低下させ、また、カテーテル検査室などの医療環境において、多くの必要な空間を取り除き、一方、装置オペレータが複数のモジュールのためのスペアを手元に保持しなければならない場合があるので、全体的なサービスコストも増加させる。
本明細書のこの背景技術のセクションに含まれる情報は、本明細書に引用される任意の参考文献及びその任意の説明又は考察を含めて、技術的参考文献の目的のためにのみ含まれ、本開示の範囲が制限されるべき主題とみなされるべきではない。
医療装置のための効果的な熱管理の欠如は、限られた耐用年数を有する装置をもたらした。不十分な熱管理を有する装置は、より速い劣化及びより短い平均故障間隔(MTBF)を被り、したがって、より頻繁に交換される。装置からの効果的でない熱放散は、しばしば、装置が同様の装置の通常の又は予想される耐用年数の前に故障する可能性があることを意味し、その場合、装置製造業者は、単に、故障した装置を、新しい又は修復された装置と交換する(例えば、製品保証の交換)。これは、製造業者にとってかなりのコストを追加し、また、交換装置が即座に利用可能でない場合、ユーザにとってダウンタイムを追加する。
密封された、侵入保護された、熱可塑性の携帯型医療装置、又は他の携帯型電子装置からの熱を、いかなる外部冷却も使用することなく受動的に管理及び放散するためのシステムが、開示される。本開示のいくつかの実施形態では、システムが、PIM熱管理システムと呼ばれてもよい。PIM熱管理システムの動作原理は、受動的熱放散、受動的冷却、自然対流冷却、放射冷却、及び/又は熱拡散を含んでもよく、ハンドヘルド医療装置又は他の電子装置のプラスチックエンクロージャを通して熱放散を提供してもよい。本開示は、進入保護のために密封されたハンドヘルド式及びポータブル装置から熱を放散するための装置、システム、及び方法を提供する。これは、(1)熱可塑性エンクロージャ表面を通して熱を放散すること、又は(2)エンクロージャの外部に配置された保護された受動ヒートシンクへの導管を通して熱を伝達することのいずれか又は両方を含み得る。
本明細書に開示されるPIM熱管理システムは、患者、臨床医、又は他のユーザと接触しうるコンパクトな医用撮像システムコンポーネントのための特定の有用性を有するが、これに限定されない。PIM熱管理システムの1つの一般的な態様は、医用撮像のための装置を含む。装置は、患者の医用画像を取得することに関連するプリント回路基板と、エンクロージャとを含み、プリント回路基板が、エンクロージャ内に配置され、エンクロージャが、プリント回路基板によって生成された熱を分散させるように構成され、エンクロージャは、プリント回路基板に結合され、プリント回路基板と熱的に接触する第1のヒートスプレッダと、熱が第1のヒートスプレッダと第2のヒートスプレッダとの間で境界面にわたって分散されるように境界面において第1のヒートスプレッダと熱的に接触する第2のヒートスプレッダと、第1のヒートスプレッダに結合され、第1のヒートスプレッダと熱的に接触する第1のカバー部分と、第2のヒートスプレッダに結合され、第2のヒートスプレッダと熱的に接触する第2のカバー部分とを含み、第1のカバー部分は、エンクロージャを形成するように第2のカバー部分に結合される。
いくつかの実装形態では、エンクロージャは、腔内撮像装置に接続されるように構成された患者インタフェースモジュール(PIM)ハウジングを含み、医用画像は、腔内医用画像を含む。いくつかの実装形態では、第1のヒートスプレッダは、導電性突起、導電性ファスナ、又は導電性熱ギャップパッドのうちの少なくとも1つによってプリント回路基板に熱的に結合される。いくつかの実装形態では、第1のヒートスプレッダ又は第2のヒートスプレッダのうちの少なくとも1つは、熱伝導性材料を含む。いくつかの実装形態では、第1のヒートスプレッダが、ヒートパイプ又はベイパーチャンバを含む。いくつかの実装形態では、第2のヒートスプレッダは、ヒートシンクを含む。いくつかの実装形態では、ヒートシンクが、換気エンクロージャ内に封入される。いくつかの実装形態では、第1のカバー部分又は第2のカバー部分のうちの少なくとも1つは、第1のヒートスプレッダ及び第2のヒートスプレッダよりも高い放射率及び低い熱伝導率を有する材料を含む。いくつかの実装形態では、少なくとも1つのヒートスプレッダが、熱伝導性接着剤によって少なくとも1つのカバー部分に結合され、少なくとも1つのヒートスプレッダの形状は、熱接触面積を最大化するために、少なくとも1つのカバー部分の形状にマッチされる。いくつかの実装形態では、第1のカバー部分が、複数の留め具によって第2のカバー部分に結合される。いくつかの実装形態では、エンクロージャが、水分及び埃の侵入に抵抗するように密封される。いくつかの実装形態では、プリント回路基板が、少なくとも1つのコネクタと複数の電子部品とを含む。いくつかの実施形態では、第1のヒートスプレッダが、電子部品の少なくともいくつかの上の熱ギャップパッドによってプリント回路基板に結合され、熱ギャップパッドは、第1のヒートスプレッダの表面に形成された導電性突起と接触する。いくつかの実施形態では、エンクロージャが、少なくとも1つのコネクタのための開口部を含む。いくつかの実施形態では、第1のヒートスプレッダ、第2のヒートスプレッダ、第1のカバー部分、及び第2のカバー部分は、プリント回路基板の動作中に、エンクロージャの表面温度が、閾値を下回るように構成される。いくつかの実装形態では、第1のヒートスプレッダが、リップ及び溝によって第2のヒートスプレッダに結合される。
1つの一般的な態様は、血管内超音波(IVUS)撮像システムを含む。血管内超音波は、患者の血管内に配置され、血管のIVUS画像を取得するように構成されたIVUS撮像カテーテルと、IVUS撮像カテーテルと通信するように構成された患者インタフェースモジュール(PIM)とを含み、PIMは、IVUS画像を取得することに関連する1つ又は複数の電子部品を含むプリント回路基板であって、1つ又は複数の電子部品が動作中に熱を生成する、プリント回路基板と、水分及び埃の侵入に耐性がある密封されたエンクロージャであって、プリント回路基板が、エンクロージャ内に配置され、エンクロージャは、1つ又は複数の電子部品によって生成された熱を放散するように構成され、エンクロージャは、1つ又は複数の電子部品と熱接触する第1のヒートスプレッダと、境界面において第1のヒートスプレッダと熱接触する第2のヒートスプレッダであって、熱が第1のヒートスプレッダと第2のヒートスプレッダとの間で境界面を横切って分散される、第2のヒートスプレッダと、第1のヒートスプレッダに結合され、熱接触する第1のカバー部分と、第2のヒートスプレッダに結合され、熱接触する第2のカバー部分であって、第1のカバー部分は、密封されたエンクロージャを形成するように第2のカバー部分に結合される、第2のカバー部分とを含む。
PIM熱管理システムの1つの一般的な態様は、プリント回路基板によって生成された熱を分散させる方法を含み、この方法は、第1の高放射率カバー部分に結合された第1の熱伝導性ヒートスプレッダを提供するステップと、第1のヒートスプレッダ及び第2のカバー部分に結合された第2の熱伝導性ヒートスプレッダを提供するステップと、第1のヒートスプレッダと第2のヒートスプレッダとの間にプリント回路基板を配置するステップと、熱接触が形成されるようにプリント回路基板を第1のヒートスプレッダ及び第2のヒートスプレッダのうちの少なくとも1つに結合するステップと、プリント回路基板が動作しているときに、密封されたエンクロージャの表面温度が閾値未満であるように、密封されたエンクロージャを形成するように第1のカバー部分を第2のカバー部分に結合するステップとを有する。
いくつかの態様では、プリント回路基板は、医用撮像のための患者インタフェースモジュール(PIM)のプリント回路基板である。いくつかの態様では、第1のヒートスプレッダは、導電性タワー、導電性ファスナ、又は導電性熱ギャップパッドのうちの少なくとも1つによってプリント回路基板に結合され、第1のヒートスプレッダ及び第2のヒートスプレッダのうちの少なくとも1つは、熱伝導性材料、ヒートパイプ、又はベイパーチャンバを有する。いくつかの態様では、第2のヒートスプレッダは、ヒートシンクを有し、ヒートシンクは、密封されたエンクロージャに結合された非密封エンクロージャ内に囲まれる。
この概要は、詳細な説明において以下に更に説明される単純化された形式において概念の選択を紹介するために提供される。この概要は、特許請求される主題の主要な特徴又は本質的な特徴を特定することを意図するものではなく、特許請求される主題の範囲を限定することを意図するものでもない。特許請求の範囲に定義されるPIM熱管理システムの特徴、詳細、有用性、及び利点のより広範な提示は、本開示の様々な実施形態の以下の説明に提供され、添付の図面に示される。
本開示の例示的な実施形態が、添付の図面を参照して説明される。
本開示の態様による、管腔内撮像システムの概略図である。 本開示の少なくとも1つの実施形態による、撮像システム内の患者インタフェースモジュール(PIM)の斜視図である。 本開示の少なくとも1つの実施形態による、例示的なPIM及びピグテールの上面斜視図である。 本開示の少なくとも1つの実施形態による、例示的なPIM及びピグテールの底面斜視図である。 本開示の少なくとも1つの実施形態による、一例及びピグテールの底面斜視分解図である。 本開示の少なくとも1つの実施形態による、例示的な上部カバーアセンブリの概略図である。 本開示の少なくとも1つの実施形態による、例示的な下部カバーアセンブリの分解斜視図である。 本開示の少なくとも1つの実施形態による、プリント回路基板の一部分の斜視図である。 本開示の少なくとも1つの実施形態による、例示的な上部カバーアセンブリの底面斜視分解図である。 本開示の少なくとも1つの実施形態による、例示的な上部カバー内に適合された例示的な上部カバーヒートスプレッダの底面斜視図である。 本開示の少なくとも1つの実施形態による、例示的な上部カバー内に適合された例示的な上部カバーヒートスプレッダの底面斜視切断図である。 本開示の少なくとも1つの実施形態による、組み立てられたPIMの側面切断図である。 本開示の少なくとも1つの実施形態による一例の概略切断図である。
本開示は、(1)熱可塑性エンクロージャ表面を通して熱を放散すること、又は(2)エンクロージャの外側に配置された受動ヒートシンクに熱エネルギを送達するための熱導管を通して熱を伝達することのいずれか又は両方を含む、侵入保護のために密封される、コンパクト(例えば、ハンドヘルド)及びポータブル医療装置又は他の電子装置によって生成される熱を放散するための装置、システム、及び方法を提供する。いくつかの実施形態では、エンクロージャは、密封エンクロージャであってもよい。一般的に言えば、密封された装置内で、熱は、伝導、放射、及び対流によって再分散され得る。従来の装置は、主に、プリント回路基板上の熱生成電子部品などの特定の領域から熱を除去するために、放射及び対流に依存する。しかしながら、伝導は、対流単独よりも効果的であり得る。プラスチックハウジング又はエンクロージャなどの高熱抵抗材料(すなわち、低熱伝導率を有する材料)は、それらの両端間のより大きな温度勾配又は変化(ΔT)を有してもよく、これは、ホットスポットの発生を増大させることができ、一方、低熱抵抗材料(すなわち、高熱伝導率を有する材料)は、より低いΔTを有し、これは、ホットスポットの発生を低減させることができる。したがって、いくつかの実施形態では、熱拡散要素の低熱抵抗材料が、高抵抗材料を有するプラスチックエンクロージャ上のより多くの場所に熱を分散させるのに使用されることができる。更に、いくつかの実施形態は、熱が生成されるPCB上の点から直接的に熱を伝導し、外部の対流及び放射が装置を冷却することができるように、それを広い面積にわたって広げる。これにより、装置内部の熱抵抗が、低減されることができる。
熱可塑性エンクロージャ表面を通して熱を放散することは、オンボードコンポーネントから、プラスチックエンクロージャに熱的に結合されるヒートスプレッダ上に熱を引き込むことを含み得る。次いで、プラスチックエンクロージャは、対流及び放射によって熱を外部環境(例えば、空気)に放散させる。ヒートスプレッダは、熱の分散を増加させるために、ヒートスプレッダとプラスチックエンクロージャとの間の表面積接触を増加又は最大化するために、プラスチックエンクロージャの内側プロファイルに実質的にマッチする形状又は外側プロファイルを有し得る。これは、エンクロージャの表面温度を低下させ、PCBの電子部品からの熱の放散を増加させ、ホットスポットの発生を最小化する作用を有し得る。熱伝達のためにエンクロージャの表面のより大きな部分を利用することによって、本開示の実施形態は、装置のエンクロージャの表面温度が規制基準によって設定された限界内にとどまるように、装置の動作を提供する。同時に、本開示の実施形態は、装置が強力かつ小型であることを可能にする。外部ファン又は可動部品を持たない密封されたエンクロージャは、塵埃の蓄積からの汚染を防ぎ得、消毒剤の噴霧又は浸漬を使用して装置が定期的に洗浄されることを可能にし得る。密封されたエンクロージャは、湿気及び/又は埃の侵入に対して耐性を有することができる。
熱は、すべての表面にわたって広げられるので、熱伝達は、装置の配向によって必ずしも悪影響を受けるわけではない。このアプローチは、高い信頼性及び長い耐用年数を提供し、装置が規制限界をはるかに下回る表面温度で動作することを可能にする。本開示の実施形態は、また、実質的な機能を組み合わせて、所望の動作温度内にとどめるのに変更可能なカートリッジ又は他のユーザ介入を使用しない単一の単純な軽量装置にする装置設計を提供し得る。
保護された受動ヒートシンクを通じた熱伝達は、密封エンクロージャ内又はエンクロージャの表面上に少なくとも部分的に配置された、導電性表面又は本体、ヒートパイプ、ベイパーチャンバ、又は他のヒートスプレッダを介してPCBコンポーネントから熱を引き出すことを含み、熱エネルギを、密封エンクロージャの外側に取り付けられたヒートシンクに伝達して、熱を外部環境に放散させる。ヒートパイプ、ベイパーチャンバ、ヒートスプレッダ、又はヒートシンクとのユーザの接触は、保護グリル又は密封されていないエンクロージャによって防止され得る。これは、ヒートシンクが、ユーザアクセスポイントの規制基準によって設定された限界よりも実質的に高い表面温度で動作することを可能にする。ヒートシンクは、洗浄及び消毒中に主要エンクロージャから取り外されるように設計されてもよい。いくつかの実施形態では、熱は、2つの熱経路、すなわち、エンクロージャ表面への1つのより高い抵抗経路と、保護されたヒートシンクへの1つの低抵抗経路とを通って放散する。これは、高い信頼性を提供し、装置サイズを小さく維持するのに役立ち、一方、可動部品を必要であることなく、熱のより大きな放散を可能にする。しかしながら、いくつかの実施形態では、ファン又は水冷システムなどの可動部品が、熱管理システムの有効性を高めるのに使用され得ることが理解されよう。
本開示の少なくとも1つの実施形態によれば、ホットスポットの発生を制限しながら装置から熱を放散するPIM熱管理システムが、提供される。本開示は、装置の表面全体にわたる、及び/又は外部に配置された保護されたヒートシンクを通しての熱分散及び放散を改善することによって、より小型でより速い装置を可能にしながら、患者の安全性を実質的に維持するのを助ける。本明細書に開示されるPIM熱管理システムは、患者、臨床医、又は他のユーザの近くで安全に放散されることができる熱エネルギの量の実際的な増加を提供する。この改善された熱管理は、それにもかかわらず、より低い表面温度で動作する、より小型で、より強力な装置を有する、より大型の医療用電子装置の変換又は交換を可能にし得る。この非従来的なアプローチは、高出力装置とのより大きなユーザ接触を可能にすることによって、医用撮像システム及び他の電子システムの機能を改善する。
これらの説明は、例示的な目的のためだけに提供され、PIM熱管理システムの範囲を限定すると見なされるべきではない。特定の特徴は、特許請求される主題の趣旨から逸脱することなく、追加、除去、又は修正され得る。
本開示の原理の理解を促進する目的のために、ここで、図面に示された実施形態が参照され、特定の言語がそれを説明するために使用される。それにもかかわらず、本開示の範囲の限定が意図されないことが、理解される。記載される装置、システム、及び方法に対する任意の変更及び更なる修正、並びに本開示の原理の任意の更なる応用は、本開示が関係する当業者に通常想起されるように、完全に企図され、本開示内に含まれる。特に、一実施形態に関して説明された特徴、コンポーネント、及び/又はステップは、本開示の他の実施形態に関して説明された特徴、コンポーネント、及び/又はステップと組み合わせられてもよいことが、十分に企図される。しかしながら、簡潔さのために、これらの組み合わせの多数の反復は、別々に説明されない。
図1は、本開示の態様による、管腔内指向性ガイダンスシステムを組み込んだ管腔内撮像システムの概略図である。管腔内撮像システム100は、いくつかの実施形態では血管内超音波(IVUS)撮像システムであることができる。管腔内撮像システム100は、管腔内装置102と、患者インタフェースモジュール(PIM)104と、コンソール又は処理システム106と、モニタ108とを含み得る。管腔内装置102は、患者の体内管腔内に配置されるようなサイズ及び形状にされ、及び/又は他の方法で構造的に構成される。例えば、管腔内装置102は、様々な実施形態において、カテーテル、ガイドワイヤ、ガイドカテーテル、圧力ワイヤ、及び/又は流量ワイヤであることができる。いくつかの状況では、システム100は、追加の要素を含んでもよく、及び/又は図1に示される要素のうちの1つ又は複数なしで実装されてもよい。
管腔内撮像システム100(又は血管内撮像システム)は、患者の管腔又は血管系での使用に適した任意のタイプの撮像システムであることができる。いくつかの実施形態では、管腔内撮像システム100は、管腔内超音波(IVUS)撮像システムである。他の実施形態では、管腔内撮像システム100は、前方視管腔内超音波(FL-IVUS)撮像、管腔内光音響(IVPA)撮像、心臓内心エコー検査(ICE)、経食道心エコー検査(TEE)、及び/又は他の適切な撮像モダリティのために構成されたシステムを含み得る。
システム100及び/又は装置102は、任意の適切な管腔内撮像データを取得するように構成されることができると理解される。いくつかの実施形態では、装置102は、光学撮像、光コヒーレンストモグラフィ(OCT)などの任意の適切な撮像モダリティの撮像コンポーネントを含み得る。いくつかの実施形態では、装置102は、圧力センサ、流量センサ、温度センサ、光ファイバ、反射器、ミラー、プリズム、アブレーション要素、無線周波数(RF)電極、導体、又はそれらの組み合わせを含む、任意の適切な非撮像コンポーネントを含み得る。概して、装置102は、管腔120に関連する管腔内撮像データを取得するための撮像素子を含むことができる。装置102は、患者の血管又は管腔120内に挿入するためのサイズ及び形状(及び/又は構成)であってもよい。
システム100は、制御室を有するカテーテル室内に配置されてもよい。処理システム106は、制御室内に配置されてもよい。オプションとして、処理システム106は、カテーテル室自体のような他の場所に配置されてもよい。カテーテル室は、無菌領域を含んでもよく、一方、その関連する制御室は、実行されるべき処置及び/又は医療施設に応じて無菌であってもなくてもよい。カテーテル検査室及び制御室は、血管造影法、蛍光透視法、CT、IVUS、仮想組織学(VH)、前方視IVUS(FL-IVUS)、管腔内光音響(IVPA)撮像、血流予備量比(FFR)決定、冠血流予備能(CFR)決定、光コヒーレンストモグラフィ法(OCT)、コンピュータ断層撮影法、心臓内心エコー検査法(ICE)、前方視ICE(FLICE)、管腔内パルポグラフィ、経食道超音波、蛍光透視法、及び他の医用撮像モダリティ、又はそれらの組み合わせなどの任意の数の医用撮像手順を実行するために使用され得る。いくつかの実施形態では、装置102は、オペレータが患者に近接していることを必要とされないような、制御室のような遠隔位置から制御されてもよい。
管腔内装置102、PIM104、及びモニタ108は、処理システム106に直接又は間接的に通信可能に結合され得る。これらの要素は、標準的な銅リンク又は光ファイバリンクなどの有線接続を介して、及び/又はIEEE 802.11 Wi-Fi規格、超広帯域(UWB)規格、ワイヤレスFireWire、ワイヤレスUSB、又は別の高速無線ネットワーク規格を使用する無線接続を介して、医療処理システム106に通信可能に結合されてもよい。処理システム106は、1つ以上のデータネットワーク、例えば、TCP/IPベースのローカルエリアネットワーク(LAN)に通信可能に結合されてもよい。他の実施形態では、同期光ネットワーク(SONET)などの異なるプロトコルが、利用されてもよい。場合によっては、処理システム106は、ワイドエリアネットワーク(WAN)に通信可能に結合されてもよい。処理システム106は、ネットワーク接続性を利用して様々なリソースにアクセスしてもよい。例えば、処理システム106は、ネットワーク接続を介して、医療におけるデジタル撮像及び通信(DICOM)システム、画像アーカイブ及び通信システム(PACS)、及び/又は病院情報システムと通信してもよい。
高レベルでは、超音波撮像管腔内装置102は、管腔内装置102の遠位端の近くに取り付けられたスキャナアセンブリ110に含まれるトランスデューサアレイ124から超音波エネルギを放出する。超音波エネルギは、スキャナアセンブリ110を取り囲む媒体内の組織構造(管腔120など)によって反射され、超音波エコー信号は、トランスデューサアレイ124によって受信される。スキャナアセンブリ110は、超音波エコーを表す電気信号を生成する。スキャナアセンブリ110は、平面アレイ、湾曲アレイ、円周アレイ、環状アレイ等の任意の適切な構成において1つ以上の単一の超音波トランスデューサ及び/又はトランスデューサアレイ124を含むことができる。例えば、スキャナアセンブリ110は、場合によっては一次元アレイ又は二次元アレイであることができる。いくつかの例では、スキャナアセンブリ110は、回転式超音波装置であることができる。スキャナアセンブリ110のアクティブ領域は、一様に又は独立して制御及び作動されることができる、1つ以上のトランスデューサ材料及び/又は超音波素子の1つ以上のセグメント(例えば、1つ以上の行、1つ以上の列、及び/又は1つ以上の向き)を含むことができる。スキャナアセンブリ110のアクティブ領域は、様々な基本的又は複雑な幾何学的形状にパターン化又は構造化されることができる。スキャナアセンブリ110は、側方視向き(例えば、管腔内装置102の長手方向軸に対して垂直及び/又は直交して放出される超音波エネルギ)及び/又は前方視向き(例えば、長手方向軸に対して平行に及び/又は長手方向軸に沿って放出される超音波エネルギ)に配置され得る。いくつかの例では、スキャナアセンブリ110は、近位又は遠位方向に、長手方向軸に対して斜めの角度で、超音波エネルギを放射及び/又は受信するように構造的に構成される。いくつかの実施形態では、超音波エネルギ放射は、スキャナアセンブリ110の1つ以上のトランスデューサ素子の選択的トリガによって電子的に操縦されることができる。
スキャナアセンブリ110の超音波トランスデューサは、圧電性マイクロマシン超音波トランスデューサ(PMUT)、容量性マイクロマシン超音波トランスデューサ(CMUT)、単結晶、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)、PZT複合材料、他の適切なトランスデューサタイプ、及び/又はそれらの組み合わせであることができる。一実施形態では、超音波トランスデューサアレイ124は、2つの音響素子、4つの音響素子、36個の音響素子、64個の音響素子、128個の音響素子、500個の音響素子、812個の音響素子、及び/又はより大きい及びより小さい他の値などの値を含む、1個の音響素子と1000個の音響素子との間の任意の適切な数の個々のトランスデューサ素子又は音響素子を含むことができる。
PIM104は、受信されたエコー信号を処理システム106に転送し、そこで超音波画像(フロー情報を含む)が、再構成され、モニタ108上に表示される。コンソール又は処理システム106は、プロセッサ及びメモリを含むことができる。処理システム106は、本明細書に記載の管腔内撮像システム100の特徴を容易にするように動作可能であってもよい。例えば、プロセッサは、非一時的有形コンピュータ可読媒体上に記憶されたコンピュータ可読命令を実行することができる。
PIM104は、処理システム106と、管腔内装置102に含まれるスキャナアセンブリ110との間の信号の通信を容易にする。この通信は、管腔内装置102内の集積回路コントローラチップ(複数可)にコマンドを提供すること、送信及び受信に使用されるトランスデューサアレイ124上の特定の素子(複数可)を選択すること、送信トリガ信号を集積回路コントローラチップ(複数可)に提供して送信器回路を起動して選択されたトランスデューサアレイ素子(複数可)を励起すること、及び/又は集積回路コントローラチップ(複数可)上に含まれる増幅器を介して選択されたトランスデューサアレイ素子(複数可)から受信された増幅エコー信号を受け入れることを含み得る。いくつかの実施形態では、PIM104は、データを処理システム106に中継する前に、エコーデータの予備処理を実行する。そのような実施形態の例では、PIM104は、データの増幅、フィルタリング、及び/又は集約を実行する。一実施形態では、PIM104は、また、高電圧及び低電圧DC電力を供給して、スキャナアセンブリ110内の回路を含む管腔内装置102の動作をサポートする。
処理システム106は、PIM104を介してスキャナアセンブリ110からエコーデータを受信し、そのデータを処理して、スキャナアセンブリ110を取り囲む媒体内の組織構造の画像を再構成する。一般に、装置102は、患者の任意の適切な解剖学的構造及び/又は体腔内で利用されることができる。処理システム106は、管腔120の断面IVUS画像などの血管又は管腔120の画像がモニタ108上に表示されるように、画像データを出力する。管腔120は、天然及び人工の両方の、流体で満たされた又は流体で囲まれた構造を表し得る。管腔120は、患者の体内にあってもよい。管腔120は、心臓血管系、末梢血管系、神経血管系、腎臓血管、及び/又は体内の任意の他の適切な管腔を含む、患者の血管系の動脈又は静脈などの血管であってもよい。例えば、装置102は、肝臓、心臓、腎臓、胆嚢、膵臓、肺を含む器官、管、腸管、脳、硬膜嚢、脊髄及び末梢神経を含む神経系構造、尿路、並びに心臓の血液内の弁、心室又は他の部分、及び/又は身体の他の系を含むが、これらに限定されない、任意の数の解剖学的位置及び組織タイプを検査するために使用され得る。自然構造に加えて、装置102は、これらに限定されないが、心臓弁、ステント、シャント、フィルタ、及び他の装置のような人工構造を検査するために使用され得る。
コントローラ又は処理システム106は、メモリ及び/又は他の適切な有形のコンピュータ可読記憶媒体と通信する1つ又は複数のプロセッサを有する処理回路を含み得る。コントローラ又は処理システム106は、本開示の1つ又は複数の態様を実行するように構成され得る。いくつかの実施形態では、処理システム106及びモニタ108は、別個のコンポーネントである。他の実施形態では、処理システム106及びモニタ108は、単一のコンポーネントに統合される。例えば、システム100は、タッチスクリーンディスプレイ及びプロセッサを有するハウジングを含むタッチスクリーン装置を含むことができる。システム100は、ユーザがモニタ108上に示されるオプションを選択するために、タッチ感知パッド又はタッチスクリーンディスプレイ、キーボード/マウス、ジョイスティック、ボタンなどの任意の適切な入力装置を含むことができる。処理システム106、モニタ108、入力装置、及び/又はそれらの組み合わせは、システム100のコントローラとして参照されることができる。コントローラは、装置102、PIM104、処理システム106、モニタ108、入力装置、及び/又はシステム100の他のコンポーネントと通信することができる。
いくつかの実施形態では、管腔内装置102は、ボルケーノ社から利用可能なEagleEye(登録商標)カテーテル、及びその全体が参照により本明細書に組み込まれる米国特許第7846101号に開示されているものなど、従来の固体IVUSカテーテルに類似するいくつかの特徴を含む。例えば、管腔内装置102は、管腔内装置102の遠位端付近のスキャナアセンブリ110と、管腔内装置102の長手方向本体に沿って延在する伝送線束112とを含み得る。ケーブル又は伝送線束112は、1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、又はそれ以上の導体を含む複数の導体を含むことができる。
伝送線束112は、管腔内装置102の近位端のPIMコネクタ114で終端する。PIMコネクタ114は、伝送線束112をPIM104に電気的に結合し、管腔内装置102をPIM104に物理的に結合する。一実施形態では、管腔内装置102は、ガイドワイヤ出口ポート116を更に含む。したがって、いくつかの例では、管腔内装置102は、迅速交換カテーテルである。ガイドワイヤ出口ポート116は、管腔内装置102を管腔120を通して導くために、ガイドワイヤ118が遠位端に向かって挿入されることを可能にする。
モニタ108は、コンピュータモニタ又は他のタイプの画面のような表示装置であってもよい。モニタ108は、選択可能なプロンプト、命令、及び撮像データの視覚化をユーザに対して表示するために使用されてもよい。いくつかの実施形態では、モニタ108は、管腔内撮像プロシージャを完了するために、ユーザにプロシージャ特有のワークフローを提供するために使用されてもよい。このワークフローは、管腔の状態及びステントの可能性を決定するためのプレステント計画、並びに管腔内に配置されたステントの状態を決定するためのポストステント検査を実行することを含んでもよい。
処理システム106は、外部撮像装置(例えば、MRI、CT、血管造影及び/又は蛍光透視法などのX線)と通信することができ、表示される外部又は管腔外ビューは、外部画像自体、又は外部画像に基づく身体管腔の2D/3D再構成であることができ、いくつかの実施形態では、外部又は管腔外ビューは、外部又は管腔外ビューにおける身体管腔の長さに沿った管腔内超音波画像の位置を識別するインジケータを含み得る。
図2は、本開示の少なくとも1つの実施形態による、撮像システム100内のPIM104の例示的な構成である。見えるのは、処理システム106及びモニタ108のような図1からの要素を含んでもよいコンソール200である。接続部210は、絶縁モジュール240及びPIM104に接続するPIMコネクタ250を含むピグテールアセンブリ又は絶縁コネクタアセンブリ230に接続する、又はその一部である電力及び信号ケーブル220にコンソールを接続する。PIM104は、カテーテル又は管腔内装置102の一部であるカテーテル-PIMコネクタ114に接続するPIM-カテーテルコネクタ260を含む。
いくつかの実施形態では、熱管理システムは、ピグテールハウジング、超音波プローブハウジング、超音波コンソール、及び経食道心エコー図(TEE)プローブが含まれるが、これらに限定されない、PIM以外の他のタイプの装置に適用されてもよい。いくつかの実施形態では、PIMは、手持ち式であるようなサイズ及び形状である。他の例では(例えば、撮像プロシージャ中に)、PIMは、患者のベッド上に配置されるか、ベッドレールから吊り下げられるか、ホルダ内に配置されるか、カート上に配置されるか、又は他の形で患者に近接して配置されてもよい。
図3Aは、本開示の少なくとも1つの実施形態による、例示的なPIM104及びピグテール230の上面斜視図である。PIM104は、内部容積(以下に詳述される)及び外面315を共に規定する上部カバー320及び下部カバー330を含むケース310を有する。
図3Bは、本開示の少なくとも1つの実施形態による、例示的なPIM104及びピグテール230の底面斜視図である。PIM104は、上部カバー320及び下部カバー330を含むケース310を有する。下部カバーは、複数の貫通孔330を含み、取り付けられたインタフェースアセンブリ340を含む。インタフェースアセンブリ340は、例えば、患者ベッドレール又は他の同様の固定具からPIMを吊すために使用されることができる。
いくつかの実施形態では、エンクロージャ表面310全体が、以下に示されるように、プラスチックエンクロージャ、ケース、又はハウジング310の内部にヒートスプレッダを埋め込むことによって、アクティブ熱伝達表面にされる。いくつかの実施形態では、エンクロージャは、高い熱伝導率を有するポリマ材料から形成されてもよい。ヒートスプレッダは、プラスチックケース又はエンクロージャ310の内面の全て又は大部分と接触している。
図4は、本開示の少なくとも1つの実施形態による、例示的なPIM104及びピグテール230の底面斜視分解図である。ピグテール230は、電気的に絶縁された12V乃至5VのDC-DC変換器412及びイーサネット(登録商標)アイソレータ414を含む、第1のプリント回路基板(PCB)410を有する絶縁モジュール240を含む。一例では、絶縁モジュールは、電圧スパイク、電流サージ、又は他の電気的異常がPIM104とコンソール(例えば、図2のコンソール210)との間を通過することを防止する。PIM104は、カテーテルコネクタアセンブリ420と、第2のPCB435を有する上部カバーアセンブリ430と、下部カバーアセンブリ440と、複数の取り付けねじ450と、インタフェースアセンブリ340とを有する。PCB435及びそのコネクタは、以下に示されるように、PCB435と上部カバーアセンブリ430内のヒートスプレッダとの間のサービス及び公差制御を容易にするために、上部カバーアセンブリ430に組み立てられる。
図5乃至12は、図1乃至4に示されるPIM装置に適用されるPIM熱管理システムの態様を示している。
図5は、本開示の少なくとも1つの実施形態による例示的な上部カバーアセンブリ430の概略的表現である。上部カバーアセンブリ430は、上部カバー320と、上部カバーヒートスプレッダ820と、PCB435と、複数の貫通孔又はねじ穴510とを含む。この図は、ヒートスプレッダ820がPCB435と上部カバー320との間に配置され、例えば、ヒートスプレッダ820が上部カバー320の凹形状の内側に適合し、PCB435がヒートスプレッダ820の同様の凹形状の内側に適合しうることを示す。他の実施形態では、ヒートスプレッダ820は、PCB435及び上部カバー320の両方との何らかの表面積接触を提供するように配置されたプレート又は表面であってもよい。
PCB435は、ネットワークコネクタ515、ネットワークコントローラ520、クロック525、プロセッサ530、電力コネクタ535、フラッシュメモリ540、アナログデジタル変換器(ADC)545、制御回路550、アナログ回路555、電力回路560、及びカテーテルコネクタ420を含む複数の電子部品を有する電子回路570を有する。実施形態に応じて、本明細書に列挙されるものの代わりに又はそれに加えて、他のコンポーネントが、PCB435上に存在してもよく、列挙されるいくつかのコンポーネントは、存在しなくてもよい。一例では、ネットワークコネクタ515は、IEEE 802.3規格に準拠するRJ45イーサネット(登録商標)コネクタであってもよく、又はUSB若しくはHDMIコネクタ、独自の通信リンク、又はPIM104をコンソール200に接続することができる他のタイプのコネクタ若しくは通信リンクであってもよい。一例では、ネットワークコントローラ520は、イーサネットPHYであり得、プロセッサ530は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、又は他の集積回路(IC)であり得、電力コネクタ535は、5V電力コネクタであり得、電力回路560は、例えば、電圧を降圧し、PCBの他の部分に電力を分配するための電力管理集積回路(PMIC)を含み得るが、他の例では、列挙されたものの代わりに又は加えて、他のコンポーネントが、採用され得る。
回路570の各電子部品は、動作中に一定量の熱を発生する。しかしながら、いくつかの電子部品570は、典型的には、他のものよりも多くの熱を生成し、典型的なプリント回路基板では、集合的に生成された熱の大部分の原因となる少数のコンポーネントが存在する。一例では、PCB435によって生成される熱の大部分は、電力回路560、プロセッサ530、及びネットワークコントローラ520からもたらされ、したがって、PCB435によって生成される熱の管理は、これらのコンポーネントに対して特に注意する必要があるが、回路570の他のコンポーネントによって生成される熱は、PCBに一般に適用されるもの以外の特定の設計特徴で軽減される必要がないほど十分に小さいかもしれない。他の実施形態では、他のコンポーネントは、発生された熱の大部分の原因でありうる。
図6は、本開示の少なくとも1つの実施形態による、例示的な下部カバーアセンブリ440の分解斜視図である。下部カバーアセンブリ440は、下部カバー330、下部カバーヒートスプレッダ610、インタフェースロックピン620、インタフェースロックピンカバー630、複数のインタフェースロックピン取り付けネジ、及び絶縁シート又はネジカバー650を含む。ロックピン620は、例えば図4に示されるように、下部カバー330に対するインタフェースアセンブリ340の結合を容易にする。下部カバーヒートスプレッダ610は、熱を分配する熱伝導性材料から作られ、その結果、PIM内で(例えば、図5に示されるように、PCB435上のコンポーネント570によって)生成されるホットスポットは、下部カバー330の外側に対応するホットスポットを生成する可能性が低くなる。下部カバーヒートスプレッダ610は、リップ660を含む。一例では、リップ660は、(例えば図8に示されるように)上部カバーヒートスプレッダ820との適切な適合を保証するために、0.1mmの表面平坦度公差を有する。
一例では、下部カバー330は、UL94に準拠したABS V0ポリマで作られ、滑らかな仕上げを有し、外部塗料又はコーティングはないが、他の材料が、代わりに又は追加で使用されることができる。一例では、下部カバーヒートスプレッダ610は、透明で硬質の陽極酸化仕上げを有する6061-T6アルミニウムで作製されるが、他の熱伝導性材料が、代わりに又は加えて使用されることができる。他の実施形態では、ヒートスプレッダは、アルミニウム、銅、又はマグネシウム、グラファイト、又はグラフェンシートを含むが、これらに限定されない高伝導性材料から作られてもよく、又は以下に記載されるようなヒートパイプ又はベイパーチャンバであってもよい。この点に関して、いくつかの実施形態では、ヒートスプレッダ610は、下部カバー330よりも高い熱伝導率を有する材料を有する。
図7は、本開示の少なくとも1つの実施形態による例示的なPCB435の部分斜視図である。この例では、PCB435は、3つの一次熱生成電子部品570を含む。これらの電子部品570からの伝導性熱伝達を容易にするために、コンポーネント570は、熱ギャップパッド710で覆われている。いくつかの実施形態では、熱ギャップパッドは、熱ギャップ充填材料のパッチであり、各々は、電子部品570のエッジを大きく越えて突出することなく、それらが配置される電子部品570のケース(例えば、集積回路ケース)の上面を大きく覆う又は完全に覆うようにサイズ決定される。いくつかの実施形態では、熱ギャップパッド材料は、より低い熱伝導率(例えば、0.1乃至1.0W/mK)を有する他のギャップパッド材料と比較して、比較的高い熱伝導率(例えば、2乃至5W/mK)を有する。更に、いくつかの実施形態では、熱ギャップパッド材料は、コンプライアントであり、放熱ペースト又は接着剤を必要とせずに自然に接着しうるように、滑らかな表面上に容易に濡れる(例えば、熱ギャップパッドの表面と、集積回路ケースの表面などの別の表面との間の空気を排除する)。他の実施形態では、放熱ペースト又は接着剤が、熱ギャップパッド710を特定の電子部品570に結合するのに採用され得る。熱ギャップパッド材料のコンプライアンスは、電子部品570と、図6の下部カバーヒートスプレッダ610又は図8の上部カバーヒートスプレッダ820のような別の固体物体との間に導電性熱経路を形成することを容易にし得る。通常、固体物体の表面の小さな凹凸は、それらが一緒にプレスされたとき、それらの表面領域の小さな部分のみが接触していることを意味する。熱ギャップパッドのコンプライアンスは、2つの表面間の接触領域を実質的に増加させ、したがって熱の伝導を改善しうる。一例では、熱ギャップパッド材料は、3W/mKの熱伝導率及び1.5mmの厚さを有する、Berquest GAP PAD HC 3.0である。しかしながら、T-global TechnologyからのTG-A3500又はLaird 社からのTflex 5000熱ギャップフィラー、並びにHenkelからのBergquistギャップ充填材料などの熱伝導性ペースト又は液剤を含むが、これらに限定されない、多種多様な他のギャップフィラーが、使用されてもよい。他の材料も、考えられる。
場合によっては、集積回路チップなどの電子部品によって生成される熱の大部分は、チップのコアとケーシングとの間の低い熱抵抗のために、チップのコアからチップケーシングの上部に移動し、一方、熱の少数は、コアからベースへのより高い熱抵抗のために、PCB内に移動する。したがって、コンポーネントケーシングの上部から熱を伝導することは、コンポーネントを冷却するための有効な方法であり得る。
図8は、本開示の少なくとも1つの実施形態による、例示的な上部カバーアセンブリ430の底面斜視分解図である。図8に示される例では、上部カバーアセンブリは、上部カバー320と、ガスケット810と、上部カバーヒートスプレッダ820と、PCB435と、上部カバーヒートスプレッダ820のねじ穴840にPCB435を取り付ける複数のPCB取り付けねじ830とを含む。上部カバーヒートスプレッダ610は、熱を分配する熱伝導性材料から作られ、その結果、(例えば、図7に示されるようなPCB435上の熱生成部品570によって)PIM内で生成されたホットスポットからの熱が、広く分配され、上部カバー320の外側に対応するホットスポットを生成する可能性が低くなる。いくつかの実施形態では、取り付けねじ830は、PCB内で生成された熱が、熱伝導層850を通して分配され、次いで、取り付けねじ830を通して少なくとも部分的に上部カバーヒートスプレッダ820内に伝導されるように、PCB内の熱伝導層850、例えば、グランドプレーン層又は熱プレーン層を介して接続する。ガスケット810は、装置の上部カバー320及び下部カバー330を共に密封し、流体の侵入を防ぐのに役立つ。
一例では、上部カバーヒートスプレッダ820は、透明で硬質の陽極酸化仕上げを有する6061-T6アルミニウムから作られるが、銅、マグネシウム、グラファイト、又は炭素繊維を含むが他に限定されない他の熱伝導性材料が、代わりに又は加えて使用されることができる。一例では、上部カバー320は、ポリカーボネート、ABS、ポリアミド、ポリスチレン、又はそれらの組み合わせなどの熱可塑性材料から作られる。一例では、上部カバー320は、UL94に準拠したABS V0ポリマを有し、滑らかな仕上げを有し、外部塗料又はコーティングを含まないが、他の材料が、代わりに又は加えて使用されることができる。一例では、ガスケット810は、Elastosil R 401/50から作られるが、他の材料が、代わりに又はそれに加えて使用されることができ、Oリング、カスタムガスケット、液体キャケット、接着剤接合、超音波溶接などを含む他の密封方法が、使用されてもよい。
図9は、本開示の少なくとも1つの実施形態による、例示的な上部カバー320内に適合された例示的な上部カバーヒートスプレッダ820の底面斜視図である。上部カバー320及び上部カバーヒートスプレッダ820は、それぞれ、カテーテルコネクタ260(例えば図2に示される)及びネットワークコネクタ515及び電源コネクタ535(例えば図5に示される)が接続されることができる2つのコネクタ貫通孔910を含む。上部カバーヒートスプレッダ820は、また、複数のねじ穴840を含み、それを通してPCB435(例えば図8に示される)が、上部カバーヒートスプレッダ820に結合されることができる。加えて、上部カバーヒートスプレッダは、複数の貫通孔950を含み、それを通して複数のねじ山付き上部カバー接続ポスト940が、突出する。上部カバー接続ポスト940は、上部カバー320が複数のねじ又は他の締結具450(例えば図4に示される)を用いて、下部カバー440に結合されることを可能にする。
図9に示される例では、上部カバーヒートスプレッダ820は、また、複数の隆起した熱伝導性の突出部又はタワー920を含む。いくつかの実施形態では、これらの突出部又はタワー920は、PCB435が上部カバーヒートスプレッダ820に結合されているときに、(例えば、図7に示されるように)タワーがPCB435上の熱生成コンポーネント570を覆う熱ギャップパッド710に接触するように、サイズ決めされ、形状決めされ、位置決めされる。いくつかの実施形態では、タワー又は突出部920は、熱ギャップパッドよりも高いいくつかのタイルであり、熱ギャップパッド710が部分的に圧縮され、熱伝導性接触面が導電性突出部又はタワー920と熱ギャップパッド710との間に形成されるように、サイズ決めされ、形状決めされ、位置決めされる。これは、コンポーネント570によって生成された熱が熱ギャップパッド710を通って、導電性突出部又はタワー920を通って、上部カバーヒートスプレッダ820内に上方に伝導することを可能にし、ここで、上部カバーヒートスプレッダ820の導電性は、熱を拡散させる傾向があり、その結果、ホットスポットが上部カバー320の外面上に形成されにくくなる。
上部カバーヒートスプレッダ820は、リップ860を含む。一例では、リップ860は、下部カバーヒートスプレッダリップ660との適切な嵌合又は適合を保証するために、0.1mmの表面平坦度公差を有する(例えば、図6に示される)。この嵌合又は適合は、上部カバーヒートスプレッダ820と下部カバーヒートスプレッダ610との間で熱が伝導されることを可能にする2つのヒートスプレッダの間の熱界面を形成し、これは、PIM(図2の要素104)内でより均等に熱を分配し、PIMケース(図3A及び3Bの要素310)上のホットスポットを防止するのに役立つ。いくつかの実施形態では、上部カバーヒートスプレッダリップ860が、下部カバーヒートスプレッダリップ660を受け入れ、それとの接触面積を最大にするための溝を含んでもよい。他の実施形態では、下部カバーヒートスプレッダリップ660が、代わりに又はそれに加えて、同様の溝を含んでもよい。
コンポーネントの他の配置は、可能であり、図9に示される配置の代わりに又はそれに加えて使用されてもよい。切断線2-2は、図10に使用される切取観察面を示す。
図10は、本開示の少なくとも1つの実施形態による、例示的な上部カバー320内に適合された例示的な上部カバーヒートスプレッダ820の下部斜視断面図である。具体的には、図10は、図9に示される構造の断面図であり、切断線2-2に平行な面に沿って切断されている。見えるのは、接着剤1010の層とともに、上部カバー320及び上部カバーヒートスプレッダ820である。一例では、接着剤1010は、熱伝導性接着剤であり、同様の熱接着層が、下部カバーと下部カバーヒートスプレッダ(図6の要素330及び610)との間に存在する。効果的な熱伝達を提供するために、熱伝導性接着剤1010は、上部カバーヘッドスプレッダ820と上部カバー320との間の接触領域全体に塗布されることが望ましい。一例では、熱伝導性接着剤は、Henkel Liqui-Bond EA 1805であるが、他の接着剤が、代わりに又はそれに加えて使用されてもよく、これは、マスターボンドEP30TC、EP3HTS-LO、Elecolit 6603、又は任意の多種多様な他の接着剤を含むが、これらに限定されない。(上述のような)薄いダイカットギャップ充填材料が、この目的のために使用されることもできる。
図11は、本開示の少なくとも1つの実施形態による、組み立てられたPIM104の側面断面図である。見えるのは、上部カバー320、上部カバーヒートスプレッダ820、PCB435、下部カバーヒートスプレッダ610、及び下部カバー330である。熱がPCB435上の熱生成部品570によって発生されるとき、熱の一部は、放射され、下向きに下部カバーヒートスプレッダ610内に伝導し、一部は、熱ギャップパッド710及び導電性突出部又はタワー920を通って上向きに、上部カバーヒートスプレッダ820内に伝導する。上部カバーヒートスプレッダ820は、少なくとも上部カバーヒートスプレッダリップ及び下部カバーヒートスプレッダリップ(それぞれ、図8の要素860及び図6の要素660)を通して、下部カバーヒートスプレッダ610と熱伝導接触しているので、熱は、ヒートスプレッダのうちより高温である方から、ヒートスプレッダのうちより低温である方に伝導する傾向があり、したがって、PIM104内により均等に熱を分配し、上部カバー320及び下部カバー330内のホットスポットの発生を低減する。次いで、熱は、上部カバーヒートスプレッダ820から上部カバー320内に伝導し、下部カバーヒートスプレッダ610から下部カバー330内に伝導する。これは、上部カバー320及び下部カバー330を加熱させ、伝導、対流、及び放射の組み合わせを介して周囲環境に熱を放出する。上部カバー320及び下部カバー330のプラスチック外面の高い放射率は、効率的な放射熱伝達を提供する。一例では、上部カバー320及び下部カバー330は、上部カバーヒートスプレッダ820及び下部カバーヒートスプレッダ620よりも実質的に高い放射率を有する。
本開示の実施形態は、上部カバー320及び下部カバー330内のホットスポットを低減し、PIM104の通常動作中のエンクロージャの平均又は全表面温度を低減する。熱伝達を容易にするために、PCB435は、上部カバーヒートスプレッダに直接的に取り付けられ、PCB435の高熱コンポーネントは、熱伝導ギャップパッド570を介して、上部カバーヒートスプレッダに熱的に結合される。PIMの上部カバーと下部カバーとの間に設けられたOリング又はガスケット(図8の要素810)は、エンクロージャを圧縮及び密封して、流体からの侵入保護を提供する。2つのヒートスプレッダは、エンクロージャ分割面で合流し、上部カバーアセンブリ及び下部カバーアセンブリを接合するようにねじが締結されると圧縮状態に保持される。これは、上部カバーヒートスプレッダ820と下部カバーヒートスプレッダ610との間に熱接合又は熱接触領域を作り出し、これは、熱がより高温のヒートスプレッダからより低温のものに(例えば、上部カバーヒートスプレッダから下部カバーヒートスプレッダに)流れることを可能にし、したがって、熱をより均一に分配し、したがって、熱をより効果的に放出するのに役立つ。
したがって、図11に示される例では、PCB435は、上部カバーヒートスプレッダ820に機械的に結合され、PCB435の熱生成部品570は、上部カバーヒートスプレッダ820と熱的に接触している。上部カバーヒートスプレッダ820は、また、上部カバー320と、下部カバー330と熱的に接触している下部カバーヒートスプレッダ610と熱的に接触している。上部カバー320は、上部カバーヒートスプレッダ820、下部カバー330、及び下部カバーヒートスプレッダ610に機械的に結合される。熱接触は、直接接触、又は熱伝導性パッド、ペースト、接着剤、又は他の材料を介した間接接触によるものであってもよい。機械的結合は、ねじ、ボルト、ピン、クランプ、溶接、接着剤、又は他のコンポーネント/材料によるものであってもよい。
図12は、本開示の少なくとも1つの実施形態による例示的なPIM104の概略切欠図である。見えるのは、密封されたPIMケース310、PIM-カテーテルコネクタ260、及びPCB435である。図12に示される例では、熱は、ヒートパイプ、ベイパーチャンバ、又は熱ギャップパッド710と接触するヒートスプレッダ1210によってPCB435から離れるように伝達される。ヒートパイプは、その中心管腔が長手方向の仕切りによって分割され、分割された管腔を通って循環する作動流体で完全に又は部分的に充填され、一次元の流れで管のより高温の端部から管のより低温の端部まで熱を運ぶ管である。いくつかの例では、作動流体は、ヒートパイプの内側体積の約30%を充填し、作動流体は、管の高温端部で蒸発し、低温端部で再凝縮する。ヒートパイプは、同様の寸法の固体材料(例えば、銅)よりも実質的に低い熱抵抗(又は高い熱伝導率)を有する傾向がある。ベイパーチャンバは、ヒートパイプと同様であるが、ヒートパイプと同様に、1つの寸法ではなく、2つの寸法で作動流体が流れることを可能にする。図11に示される例では、ヒートパイプ、ベイパーチャンバ、又はヒートスプレッダ1210は、熱をPCB435から熱ギャップパッド710を通して運び、それを、ヒートシンク1220の対流冷却のための有意な空気流を提供し得る別個の非密封ヒートシンクエンクロージャ1230内に配置されたヒートシンク1220に輸送し、同時に、患者、臨床医、又は他のユーザがヒートシンク1220と直接的に接触することを防止する。一例では、ヒートシンクは、表面積がPIMエンクロージャの表面積を超え得る高表面積装置である。実施形態に応じて、ヒートシンク1220は、受動ヒートシンクであってもよく、ファン、ラジエータ、又は他の能動冷却機構を含んでもよい。いくつかの実施形態では、ヒートパイプ1210及びヒートシンク1220は、エンクロージャ310及び/又はエンクロージャ1230に結合されることができる。
受動ヒートシンク1220及びヒートスプレッダ1210は、接触抵抗を低減するのに十分なクランプ力で、高熱伝導性インタフェースを介して結合される。これは、例えば、バネ負荷インタフェースによって、又は高強度磁石の使用によって達成されることができる。保護されたグリル1230を有する受動ヒートシンク1220は、洗浄及び消毒の目的で取り外されるように構成される。また、熱の大部分は、より低い抵抗経路によってヒートシンク1220を通して放散されるが、より少量の熱も、放射及び対流を介してエンクロージャ310の表面から放散されることにも留意されたい。受動ヒートシンク1220は、グリル1230又は密封されていないエンクロージャによって保護されているので、ユーザと直接的に接触しないので、高温で動作することができ、プラスチックエンクロージャ表面は、規制基準で規定された温度に維持されることができる。
医療装置産業では、小型化の必要性が高まっており、増大する電子出力と相まって、これは、より小さな空間におけるより多くの熱を意味する。これは、医療装置が規制によって必要とされる適切な動作温度範囲内で動作することを保証することをより困難にする。適切な熱管理は、これらのコンポーネントの有用な寿命を指数関数的に延ばすことができ、したがって、この技術は、医療及び消費者のライフスタイル製品における任意の小型で高性能の装置に適用されることができる。より新しいPIMは、より小さな設置面積において高速デジタルデータ処理を必要とし、無菌要件を満たすために、進入保護のために密封されなければならない。これらの装置は、IVUS撮像プロシージャ中に全ての装置がドレープされるカテーテル検査室で使用される。これは、熱要件を満たすのが極めて困難になる。試験は、開示された概念が、PIMが患者ベッドのフォームマットレスの下に配置されるなど、好ましくない使用事例シナリオにおいてさえも機能することを示した。
したがって、本明細書に記載されるPIM熱管理システムの実施形態は、有利には、コンパクトで高出力装置に受動的熱管理を提供し、それらが、規制された限界を十分に下回る表面温度で動作することを可能にすることが分かる。多くの変形が、上述の例及び実施形態において可能である。例えば、異なる数又は構成の熱ギャップパッド、ヒートスプレッダ、ヒートパイプ、又はベイパーチャンバが、使用されてもよい。このシステムは、様々な材料から作られることができ、ねじ、ボルト、ピン、クランプ、帯、収縮包装チューブ、又は当技術分野で知られている他の手段を含む様々な手段によって一緒に保持されることができる。PIM又はそのコンポーネントのサイズ及び形状は、本明細書に示されるものとは異なり得る。本明細書で説明される技術は、携帯電話、タブレットコンピュータ、ラップトップ、及び仮想現実ヘッドセット又は拡張現実ヘッドセットを含む、他の種類の装置で使用され得る。
本明細書で説明される技術の実施形態を構成する論理演算は、演算、ステップ、オブジェクト、要素、コンポーネント、又はモジュールと様々に呼ばれる。更に、これらは、他の形で明示的に請求されない限り、又は特定の順序が請求項の文言によって本質的に必要とされない限り、任意の順序で生じ、又は実行され、又は配列され得ることを理解されたい。全ての向きの参照、例えば、上、下、内側、外側、上方、下方、左、右、横、前、後、上部、下部、上、下、垂直、水平、時計回り、反時計回り、近位、及び遠位は、請求される主題の読者の理解を助けるための識別目的のためにのみ使用され、特に、PIM熱管理システムの位置、向き、又は使用に関する制限を作り出さない。接続の参照、例えば、取り付けられ、結合され、接続され、接合されることは、広く解釈されるべきであり、他の形で示されない限り、要素の集合の間の中間部材、及び要素間の相対移動を含んでもよい。したがって、接続の参照は、2つの要素が直接的に接続され、互いに固定された関係にあることを必ずしも意味しない。「又は」という用語は、「排他的論理和」ではなく「及び/又は」を意味すると解釈されるべきである。特許請求の範囲において別段の記載がない限り、記載された値は、例示としてのみ解釈されるべきであり、限定的であると解釈されるべきではない。
上記の明細書、実施例、及びデータは、特許請求の範囲に定義されるPIM熱管理システムの例示的な実施形態の構造及び使用の完全な説明を提供する。特許請求される主題の様々な実施形態が、ある程度の特定性を伴って、又は1つ以上の個々の実施形態を参照して、上記で説明されてきたが、当業者は、特許請求される主題の趣旨又は範囲から逸脱することなく、開示される実施形態に対して多くの変更を行うことができる。例えば、熱伝導性接着剤、ペースト、又はギャップパッドは、上部カバーヘッドスプレッダリップと下部カバーヒートスプレッダリップとの間に使用され、接触面積を増加させ、2つのヒートスプレッダ間の熱伝導を改善することができる。導電性突出部は、下部ケースヒートスプレッダ及び上部ケースヒートスプレッダ内に形成されることができる。熱伝導性のグランドプレーン層又はヒートプレーン層は、プリント回路基板に組み込まれてもよく、ネジ、ピン、突起、ヒートパッド、ヒートパイプ、ベイパーチャンバ、又は他の手段によってヒートスプレッダ又は製品ケース又はハウジングに結合されてもよい。高放射率コーティングが、熱を放射的に吸収する能力を向上させるようにヒートスプレッダに適用されることができる。
本開示の実施形態は、1つ、2つ、3つ、4つ、及び/又は任意の適切な数のヒートスプレッダを含むことができることが理解される。ヒートスプレッダは、類似の又は異なるサイズ及び形状を有することができる。同様に、本開示は、エンクロージャを形成する1つ、2つ、3つ、4つ、及び/又は任意の適切な数のカバー部分を含むことができることが理解される。カバー部分は、類似の又は異なるサイズ及び形状を有することができる。任意の適切な数のヒートスプレッダ及び/又はカバー部分が、PIMハウジングのエンクロージャを形成するように互いに結合されることができる。
更に他の実施形態が、企図される。上記の説明に含まれ、添付の図面に示されるすべての主題は、特定の実施形態の例示としてのみ解釈されるべきであり、限定するものではないことが意図される。詳細又は構造の変更は、以下の特許請求の範囲で定義される主題の基本的要素から逸脱することなく行われ得る。

Claims (17)

  1. 患者の医用画像を取得することに関連するプリント回路基板と、
    エンクロージャであって、前記プリント回路基板が、前記エンクロージャ内に配置され、
    前記エンクロージャが、前記プリント回路基板によって生成される熱を分散させるように構成され、前記エンクロージャが、
    前記プリント回路基板に結合され、前記プリント回路基板と熱的に接触する第1のヒートスプレッダ、
    境界面において前記第1のヒートスプレッダと熱的に接触する第2のヒートスプレッダであって、熱が前記第1のヒートスプレッダと前記第2のヒートスプレッダとの間で前記境界面を横切って分配される、第2のヒートスプレッダ、
    前記第1のヒートスプレッダに結合され、前記第1のヒートスプレッダと熱的に接触する第1のカバー部分、及び
    前記第2のヒートスプレッダに結合され、前記第2のヒートスプレッダと熱的に接触する第2のカバー部分、
    を有し、
    前記第1のカバー部分が、前記エンクロージャを形成するように前記第2のカバー部分に結合される、
    エンクロージャと、
    を有する医用撮像装置。
  2. 前記エンクロージャは、管腔内撮像装置に接続されるように構成された患者インタフェースモジュール(PIM)ハウジングを有し、前記医療画像は、管腔内医療画像を有する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1のヒートスプレッダは、導電性突出部、導電性ファスナ、又は導電性熱ギャップパッドのうちの少なくとも1つによって前記プリント回路基板に熱的に結合される、請求項1に記載の装置。
  4. 前記第1のヒートスプレッダ又は前記第2のヒートスプレッダのうちの少なくとも1つは、熱伝導性材料を有する、請求項1に記載の装置。
  5. 前記第1のヒートスプレッダが、ヒートパイプ又はベイパーチャンバを有する、請求項1に記載の装置。
  6. 前記第2のヒートスプレッダが、ヒートシンクを有する、請求項5に記載の装置。
  7. 前記エンクロージャに分離可能に結合された換気エンクロージャを更に有し、前記ヒートシンクが前記換気エンクロージャ内に入れられる、請求項6に記載の装置。
  8. 前記第1のカバー部分又は前記第2のカバー部分のうちの少なくとも一方は、前記第1及び第2のヒートスプレッダよりも高い放射率及び低い熱伝導率を有する材料を有する、請求項1に記載の装置。
  9. 少なくとも1つのヒートスプレッダが、熱伝導性接着剤によって少なくとも1つのカバー部分に結合され、前記少なくとも1つのヒートスプレッダの形状が、熱接触面積を最大にするように前記少なくとも1つのカバー部分の形状にマッチする、請求項1に記載の装置。
  10. 前記第1のカバー部分と前記第2のカバー部分との間にガスケットを更に有し、前記第1のカバー部分は、複数の留め具によって前記第2のカバー部分に結合される、請求項1に記載の装置。
  11. 前記エンクロージャは、水分及び埃の侵入に抵抗するように密封される、請求項10に記載の装置。
  12. 前記プリント回路基板が、
    少なくとも1つのコネクタと、
    複数の電子部品と、
    を有する、請求項1に記載の装置。
  13. 前記第1のヒートスプレッダが、前記電子部品の少なくともいくつかの上の熱ギャップパッドによって前記プリント回路基板に結合され、前記熱ギャップパッドが前記第1のヒートスプレッダの表面に形成された導電性突出部と接触している、請求項12に記載の装置。
  14. 前記エンクロージャは、前記少なくとも1つのコネクタのための開口部を有する、請求項12に記載の装置。
  15. 前記第1のヒートスプレッダ、前記第2のヒートスプレッダ、前記第1のカバー部分、及び前記第2のカバー部分は、前記プリント回路基板の動作中に、前記エンクロージャの表面温度が閾値を下回るように構成される、請求項12に記載の装置。
  16. 前記第1のヒートスプレッダは、リップ及び溝によって前記第2のヒートスプレッダに結合される、請求項1に記載の装置。
  17. 血管内超音波(IVUS)撮像システムにおいて、
    患者の血管内に配置され、前記血管のIVUS画像を取得するように構成されたIVUS撮像カテーテルと、
    前記IVUS撮像カテーテルと通信するように構成された患者インタフェースモジュール(PIM)であって、前記PIMは、
    前記IVUS画像を取得することに関連する1つ以上の電子部品を有するプリント回路基板であって、前記1つ以上の電子部品が、動作中に熱を発生させる、プリント回路基板、
    水分及び埃の侵入に耐性がある密封されたエンクロージャであって、前記プリント回路基板は、前記エンクロージャ内に配置され、前記エンクロージャは、前記1つ又は複数の電子部品によって生成された熱を分散させるように構成され、前記エンクロージャは、
    前記1つ以上の電子部品と熱的に接触する第1のヒートスプレッダ、
    境界面において前記第1のヒートスプレッダと熱的に接触する第2のヒートスプレッダであって、熱が前記第1のヒートスプレッダと前記第2のヒートスプレッダとの間で前記境界面を横切って分配される、第2のヒートスプレッダ、
    前記第1のヒートスプレッダに結合され、前記第1のヒートスプレッダと熱的に接触する第1のカバー部分、及び
    前記第2のヒートスプレッダに結合され、前記第2のヒートスプレッダと熱的に接触する第2のカバー部分を有し、
    前記第1のカバー部分は、前記密封されたエンクロージャを形成するように前記第2のカバー部分に結合される、
    IVUS撮像システム。
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