JP2023519187A - 調整可能な容積を有する収納ユニット - Google Patents

Abstract

前壁と、折り畳まれた状態で前壁に隣接して位置決めされ、前壁に対向して展開されるように構成された後壁とを備え、後壁は、覆われるように構成された開口部を有する剛性の拡張可能な収納ユニット。少なくとも１つのセクションで作られた側壁が設けられ、折り畳まれた状態では前壁に隣接して位置決めされ、展開された状態では前壁と後壁との間に延在する。ルーフが、折り畳まれた状態で前壁に隣接して位置決めされ、前壁、後壁及び側壁の間に形成された容積を囲むように延在する。折り畳まれた状態において、拡張可能な収納ユニットは、それが搭載される表面又はプラットフォームの最小面積を占め、収納ユニットを折り畳まれた状態から展開された状態へ、及びその逆に変形させることは、手動又は自動的に処理することができる。【選択図】図９Ｃ

Description

現在開示されている主題は、プラットフォーム上、特に乗り物及び軽トラックで使用するための調整可能な容積を有する収納ユニットに関する。より詳細には、収納ユニットは、非使用時には折り畳むことができ、使用時には所望の容積まで拡張することができる。

軽トラック（ピックアップトラック）は、人や貨物を運ぶために広く使用されている。このようなトラックは通常、乗員キャビン及び開放された後部荷台を備えている。

後部荷台のための固定された及び取り外し可能な囲い（トラックキャップ、箱型の覆い）は、市販されている。しかしながら、これらの囲いの設置及び取り外しは、時間がかかり、工具及び持ち上げ装置を必要とする。いったん設置されると、これらの囲いは、後部荷台に貨物を積み込む際に障害となる。トラックの後部荷台に積み込まなければならない貨物に合わせて調整することができる囲いに対する必要性が存在する。

また、プラットフォーム又は表面に置くことができ、非使用時には最小限の体積を占め、異なる体積の物品を一度に収納するために使用することができる容積調整可能な収納ユニットを提供する必要性が存在する。

本主題の好ましい実施形態によれば、乗り物又はプラットフォームの表面上に展開される剛性の拡張可能な収納ユニットが開示され、拡張可能な収納ユニットは、
前壁と、
折り畳まれた状態で前記前壁に隣接して位置付けられ、前壁の反対側に展開されるように構成された後壁であって、覆われるように構成された開口部を有する、後壁と
側壁であって、側壁のそれぞれは、少なくとも１つのセクションから作られ、折り畳まれた状態で前記前壁に隣接して位置付けられ、展開された状態で前壁と後壁との間に延在する、側壁と、
折り畳まれた状態で前記前壁に隣接して位置付けられ、前壁、後壁、及び側壁の間に形成された容積を囲むように延在するルーフとを備え、
折り畳まれた状態において、拡張可能な収納ユニットは、表面又はプラットフォームの最小面積を占め、収納ユニットを折り畳まれた状態から展開された状態へ、及びその逆に変形することは、手動で又は自動的に処理することができる。

別の好ましい実施形態によれば、乗り物がピックアップトラックであり、表面が後部荷台であり、前壁はピックアップトラックの後部荷台に乗り物の前方に向かって配置される。

別の好ましい実施形態によれば、後壁が後部荷台に沿って拡張されるように構成される一方、開口部がピックアップトラックのテールゲートに隣接して位置付けられるように構成される。

別の好ましい実施形態によれば、側壁が乗り物の側面まで拡張される。

別の好ましい実施形態によれば、前記ルーフが、前壁の近位縁部にヒンジ接続され、前記後壁にヒンジ接続される反対側の遠位縁部を有し、折り畳まれた状態において、前記後壁及び前記ルーフは前記前壁に対して本質的に平行に収納される。

別の好ましい実施形態によれば、折り畳まれた状態において、前記側壁が、前記前壁に対して本質的に平行に収容される。

別の好ましい実施形態によれば、側壁のそれぞれが、前記前壁の側縁に対応するようにヒンジ接続される。

別の好ましい実施形態によれば、側壁のそれぞれが、前部サイドセクションと後部サイドセクションとを備え、前部サイドセクションはその対応する垂直縁部で前記前壁に、及び後部サイドセクションの垂直縁部にヒンジ接続されている一方、後部サイドセクションの反対の垂直縁部は、前記後壁の対応する縁部にヒンジ接続されている。

別の好ましい実施形態によれば、前記前壁が、キャビンの近くで前記乗り物に本質的に垂直に取り付けられる。

別の好ましい実施形態によれば、前記前壁がキャビンの近くでピックアップトラックの後部荷台にヒンジ接続され、それにより収納ユニットは折り畳まれた状態で後部荷台の表面付近に収容されるように構成され、前記前壁は、開放される準備ができているように、垂直位置に回転する。

別の好ましい実施形態によれば、側壁のそれぞれが、固定された下部セクションと、展開された状態に展開されるように構成された少なくとも１つの可動セクションとを備える。

別の好ましい実施形態によれば、前記少なくとも１つの可動セクションが、固定された下部セクションに沿って上方にスライド可能な伸縮式中間セクションを備える。

別の好ましい実施形態によれば、前記少なくとも１つの可動セクションが、固定された下部セクションの上縁にヒンジ接続された折り畳み式上部セクションを備える。

別の好ましい実施形態によれば、前記少なくとも１つの可動セクションが、前記伸縮式中間セクションの上縁にヒンジ接続された、折り畳み式上部セクションをさらに備える。

別の好ましい実施形態によれば、前記固定された下部セクションは、表面から突出する突起に対応する開口部を備える。

別の好ましい実施形態によれば、側壁の下部セクションが、表面の突起に対応する開口部を備え、突起は、ピックアップトラックの後輪の後輪収容部である。

別の好ましい実施形態によれば、前記ルーフが、中央ルーフセクションと２つの折り畳み式ルーフセクションとを備え、折り畳み式ルーフセクションのそれぞれは、前記中央ルーフセクションの対応する側縁にヒンジ接続されている。

別の好ましい実施形態によれば、前記後壁が、その上縁で前記中央ルーフセクションの対応する縁部にヒンジ接続された中央後壁セクションと、２つの折り畳み式後壁セクションとを備え、前記折り畳み式後壁セクションのそれぞれは、前記中央後壁セクションの対応する縁部にヒンジ接続される。

別の好ましい実施形態によれば、ルーフセクション又は後壁セクションの少なくとも１つは、可撓性材料で作られる。

別の好ましい実施形態によれば、ユニットが、表面又はプラットフォームに取り付けられたカバーであって、拡張可能な収納ユニットの上面及び側面の少なくとも一部を覆うカバーをさらに備える。

別の好ましい実施形態によれば、カバーが可撓性材料で作られ、収納ユニットの上に引き伸ばしたり、収納ユニットから引き離したりすることができる。

別の好ましい実施形態によれば、側壁の中間セクション又は上部セクションの少なくとも１つが、セクションの移動を容易にするためのハンドルを備えている。

別の好ましい実施形態によれば、前記前壁及び前記側壁が、プラットフォームの表面に対して固定され、ルーフは、複数のスライド式セクションから作られ、複数のスライド式セクションのそれぞれは、側壁の対応する部分上をスライドする２つの反対縁部を備え、複数のスライド式セクションは、折り畳まれた状態で、複数のセクションが前壁に隣接し、展開されるとセクションが前壁から離れるように入れ子式にスライド可能である。

別の好ましい実施形態によれば、表面が、拡張可能な収納ユニットの側壁が取り付けられる側面を有するピックアップトラックの後部荷台であり、高さ調整機構が側壁内に設けられ、高さ調整機構は、展開されたときに拡張可能な収納ユニットの内部容積を増大させるように拡張可能な収納ユニットを上昇させるよう構成される。

別の好ましい実施形態によれば、２つのレールが設けられ、前記レールのそれぞれは対応する側壁に取り付けられ、前記スライド式セクションの少なくとも１つはレール上をスライド可能である。

別の好ましい実施形態によれば、スライド式セクションの前記２つの反対縁部には、前記レールに沿ってスライド可能な車輪が設けられる。

別の好ましい実施形態によれば、スライド式セクションが、折り畳まれた状態と展開された状態との間で前後にスライド可能なスライド式後部セクションを備える一方、展開された状態において、スライド式後部セクションは後壁に隣接し、スライド式セクションは、後壁と前壁との間で並んで（ｏｎｅ ａｓｉｄｅ ｔｈｅ ｏｔｈｅｒ）配置されて、密閉容積を形成する。

別の好ましい実施形態によれば、ユニットが、ピックアップトラックのテールゲートに隣接して取り付けられ、伸縮自在に動く伸縮式後壁をさらに備える。

別の好ましい実施形態によれば、前記スライド式後部セクションが、前記拡張可能な可搬式収納ユニットのためのドアとして作用するシャッタを後壁にさらに備える。

別の好ましい実施形態によれば、前記開口部がドアを備えている。

キャビンと、側面及びテールゲートを有する後部荷台とを有するピックアップトラック上で展開される拡張可能な剛性収納ユニットが、好ましい実施形態として同じく開示され、拡張可能な収納ユニットは、
後部荷台の側面間の長さよりもわずかに短い長さを有する固定された前壁であって、前壁は後部荷台上でキャビン又はテールゲートに隣接する、固定された前壁と
後部荷台の側面に取り付けられた側壁と、
それぞれが対応する側壁に取り付けられた２つのレールと、
前記前壁の反対側に配置され、前記２つのレール上をスライド可能なスライド式後壁と、
固定された前壁とスライド式後壁との間に配置された少なくとも１つのスライド式セクションであって、少なくとも１つのスライド式セクションは、前記２つのレール上をスライド可能であり、折り畳まれた状態において、少なくとも１つのスライド式セクション及び後壁は前壁に隣接し、完全に展開された状態又は部分的に展開された状態において、少なくとも１つのスライド式セクションは、スライド式後壁の横に位置付けられ、密閉容積を形成する、少なくとも１つのスライド式セクションとを備え、
折り畳まれた状態において、拡張可能な収納ユニットは、後部荷台の最小面積を占め、展開された状態又は部分的に展開された状態において、スライド式後壁は前壁から離れるように構成され、後壁がテールゲート又はキャビンにそれぞれ到達すると、拡張可能な収納ユニットは最大面積を占める一方、後壁は前壁から後部荷台上の任意の距離に固定できる。

別の好ましい実施形態によれば、収納ユニットを折り畳まれた状態から展開された状態へ、及びその逆へ変形させることは、手動、機械的、電気的、又は自動的に処理することができる。

別の好ましい実施形態によれば、側壁の高さが調整可能である。

別の好ましい実施形態によれば、スライド式セクション及びスライド式後壁が、アーチ状であり、レール内を及びレールに沿ってスライド可能な車輪が設けられた下縁部を有する。

別の好ましい実施形態によれば、前壁が、後壁、側壁及びルーフを収容するように構成されたフレームの一部である。

別の好ましい実施形態によれば、側壁のそれぞれが、高さ調整機構を収容している。

別の好ましい実施形態によれば、高さ調整機構が、はさみ状のジャッキを形成するようにヒンジによって接続されたロッドに基づいている。

別の好ましい実施形態によれば、はさみ状のジャッキは、ばねによって強化される。

別の好ましい実施形態によれば、高さ調整機構が、油圧式又は空気圧式の伸縮シリンダに基づいている。

別の好ましい実施形態によれば、側壁が高さ調整機構を包囲しており、高さ調整機構が到達する高さの伸びに従って伸縮可能なアコーディオン状に配置された金属シートで作られている。また、本主題のさらに別の実施形態によれば、側面を有する後部荷台を有するピックアップトラックのための高さ調整可能な側壁であって、
後部荷台の側面に取り付けられるように構成された側壁であって、その高さを変更することができる、側壁と、
側壁内に収容された高さ調整機構であって、側壁の高さを変更するように構成されている、高さ調整機構と
を備える高さ調整可能な側壁も提供される。

別の好ましい実施形態によれば、高さ調整機構が、はさみ状のジャッキを備える。

別の好ましい実施形態によれば、高さ調整機構が、伸縮式シリンダを備える。

別の好ましい実施形態によれば、高さ調整機構が、ばねによって強化される。

開示された主題のいくつかの実施形態が、添付の図面を参照して、もっぱら例として記載される。ここで図面を詳細に具体的に参照すると、示された特定事項は、例として、及びもっぱら本開示の主題の好ましい実施形態の説明に役立つ考察のためであり、開示された主題の原理及び概念的側面の最も有用かつ容易に理解できる記載であると考えられるものを提供するという理由で示されることが強調される。この点で、開示された主題の基本的な理解に必要な以上に詳細に開示された主題の構造的詳細を示す試みはなされておらず、図面と共に読まれる記載は、開示された主題のいくつかの形態が実際にどのように具体化され得るかを当業者に明らかにするものである。

開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、折り畳まれた状態の折り畳み式収納ユニットを有するピックアップトラックを概略的に示す。 開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、展開された状態の折り畳み式収納ユニットを有するピックアップトラックを概略的に示す。 開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、中間位置において折り畳まれた状態の折り畳み式収納ユニットを有するピックアップトラックを概略的に示す。 開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、折り畳まれた状態にあり、未使用位置にある折り畳み式収納ユニットを有するピックアップトラックを概略的に示す。 開示された主題の例示的な実施形態による、図１Ａに示される折り畳まれた状態から折り畳み式収納ユニットを展開する際の段階を概略的に示す。 開示された主題の別の例示的な実施形態による、折り畳み式収納ユニットを概略的に示す。 図２Ａのような折り畳み式収納ユニットの状態を概略的に示すが、明確さの理由からトラックは取り外されている。 開示された主題の別の例示的な実施形態による、折り畳み式収納ユニットを開放する方法のステップを概略的に示す。 開示された主題の別の例示的な実施形態による、折り畳み式収納ユニットを開放する方法のステップを概略的に示す。 開示された主題のある別の例示的な実施形態による、展開された状態にある、フルカバーを有する折り畳み式収納ユニットを概略的に示す。 開示された主題のある別の例示的な実施形態による、展開された状態にある、部分カバーを備えた折り畳み式収納ユニットを概略的に示す。 開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、折り畳み式収納ユニットを展開するステップを概略的に示す。 開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、ピックアップトラックに搭載された、集合状態にあるスライド式折り畳み式収納ユニットを有するピックアップトラックを概略的に示す。 完全に拡張された状態の図７Ａに示されるスライド式折り畳み式収納ユニットを有するピックアップトラックを概略的に示す。 スライド式セクションがスライドするスライドゾーンのセグメントの断面図と、さらなる詳細のための拡大部分とを概略的に示す。 開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、内部を観察するように切り取られた部分を有する側面プラットフォーム内に高さ調整機構を有するピックアップトラックを概略的に示す。 開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、高さ調整機構の側面図を概略的に示す。 開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、内部を観察するように切り取られた部分を有する二重高さ調整機構を有するピックアップトラックを概略的に示す。 開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、スライド式折り畳み式収納ユニットの３つの異なる状態を概略的に示す。 開示された主題の例示的な実施形態による、より良い視覚化のためピックアップトラックを取り除いた、高さ調整機構を概略的に示す。 開示された主題の別の例示的な実施形態による、より良い視覚化のためピックアップトラックを取り除いた、高さ調整機構を概略的に示す。 開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、その最大容積まで展開されたスライド式折り畳み式収納ユニットの等角図を概略的に示す。 開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、傾斜調整高さ機構を有する収納ユニットを有するピックアップトラックの側面図を概略的に示す。 いくつかの３による、高さ調整機構が傾斜した状態にあることを可能にする内部機構の断面図を概略的に示す。 図１２Ａに示される傾斜高さ調整機構を有するトラックの後部領域の上部断面図を概略的に示す。 本主題の例示的な実施形態による、動物を輸送するための逆に編成されたスライド式収納ユニット使用を概略的に示す。

開示された主題の少なくとも１つの実施形態を詳細に説明する前に、開示された主題は、その適用が、以下の記載で述べられた、又は図面に示された構造の詳細及び構成要素の配置に限定されないことを理解されたい。開示された主題は、他の実施形態、又は様々な方法で実施又は実行されることが可能である。また、本明細書で採用される言い回しや用語は記載のためのものであり、限定的なものと見なすべきではないことを理解されたい。図面は一般に一定の縮尺ではない。明確にするために、本質的でない要素はいくつかの図面から省略された。

「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｅｓ）」、「備える（ｃｏｍｐｒｉｓｉｎｇ）」、「含む（ｉｎｃｌｕｄｅｓ）」、「含む（ｉｎｃｌｕｄｉｎｇ）」、及び「有する（ｈａｖｉｎｇ）」という用語は、それらの活用形と共に、「～を含むがこれに限定されない」ことを意味する。「からなる（ｃｏｎｓｉｓｔｉｎｇ ｏｆ）」という用語は、「～を含み、これに限定される」と同じ意味を有する。

「本質的にからなる（ｃｏｎｓｉｓｔｉｎｇ ｅｓｓｅｎｔｉａｌｌｙ ｏｆ）」という用語は、組成物、方法又は構造物が追加の成分、ステップ及び／又は部品を含み得るが、追加の成分、ステップ及び／又は部品が特許請求された組成物、方法又は構造物の基本的かつ新規な特性を実質的に変えない場合にのみ含み得ることを意味する。

本明細書で使用される際、単数形「ａ」、「ａｎ」及び「ｔｈｅ」は、文脈が明らかにそうでないことを指示しない限り、複数形の言及を含む。例えば、「化合物（ａ ｃｏｍｐｏｕｎｄ）」又は「少なくとも１つの化合物（ａｔ ｌｅａｓｔ ｏｎｅ ｃｏｍｐｏｕｎｄ）」は、それらの混合物を含む複数の化合物を含み得る。

本出願を通じて、この開示された主題の様々な実施形態は、範囲形式で提示されることがある。範囲形式での記載は、単に便宜上及び簡潔さのためであり、開示された主題の範囲に対する柔軟性のない制限として解釈されるべきではないことを理解されたい。したがって、範囲の記載は、その範囲内の個々の数値と同様に、すべての可能な部分範囲を具体的に開示したものと見なされるべきである。

明確にするために、別々の実施形態の文脈で記載されている開示された主題の特定の特徴は、単一の実施形態において組み合わせて提供されてもよいことが理解される。逆に、簡潔さのために、単一の実施形態の文脈で記載されている、開示された主題の様々な特徴はまた、別々に、又は任意の適切な下位組合せで、又は開示された主題の任意の他の記載された実施形態において適切なように提供されてもよい。様々な実施形態の文脈で記載された特定の特徴は、実施形態がそれらの要素なしでは動作しない場合を除き、それらの実施形態の本質的な特徴と見なされることはない。

本明細書において以下に記載される様々な図の考察において、同様の番号は同様の部品を指す。具体的には、「ａ」又は「ｂ」などの文字が続く数字は、類似の要素をマークし得る。

本書で考察される例は、トラック、船舶、列車等などの乗り物への伸長可能又は拡張可能な収納ユニットの設置を特に扱うが、ユニットは、運搬可能ではないプラットフォームにも設置することが可能である。

好ましい実施形態に従って、プラットフォーム上に設置されるように提供される調整可能な容積とすることができる収納ユニットであって、使用しないときは最小の容積となり、使用するときは望ましい容積又は調整可能な容積となるように構成される、収納ユニットが提供される。

図面を簡略化するために、いくつかの要素番号はトラックの部分と同様に省略された。

ここで図１Ａ及び１Ｂを参照すると、それらはそれぞれ、開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、折り畳まれた状態及び展開された状態の折り畳み式収納ユニットを有するピックアップトラックを概略的に示している。

折り畳み式収納ユニット１０ａは、ピックアップトラック９の後部荷台８上に設置された状態で折り畳まれ、展開される。折り畳み式収納ユニット１０ａは、任意選択的にロック１３を有するドア１１を有する後壁１２ａと、ルーフ１４ａと、２つの側壁１５ａ（この図では１つしか見られない）と、前壁１６ａと、任意選択的に、手動又は自動であるとともに、トラックを介して又は独立して制御され得る開放機構１７ａとを備える。

折り畳み式収納ユニット１０ａに入るには、ピックアップトラック９の後部にあるトラックのテールゲート７を開ける必要がある場合がある。

ルーフ１４ａ、後壁１２ａ、及び側壁１５ａは、すべてヒンジを介して折り畳まれる。以下、図３Ａ～３Ｅを用いて、収納ユニット１０ａの開放方法及び折り畳み方法を説明する。折り畳み式収納ユニット１０ａは、収納ユニットの折り畳まれた部分を含む幅を有するフレーム１６ａ’’を有し得る前壁１６ａに隣接して折り畳まれる。折り畳み式収納ユニット１０ｂは、図２Ａから２Ｃに詳述される；異なる折り畳み式収納ユニット１０ａ及び１０ｂの外観は、その折り畳まれた状態で同様である。他の可能性もある。

ピックアップトラック９の後部荷台８は露出しており、荷物の積み下ろしが支障なく行える。後部荷台への収納ユニットの配置及び取り外しが容易であるため、異なるタイプの収納ユニットを後部荷台に配置及び取り付けられる一方、収納ユニットはユーザの必要性に応じて異なる容積を有し得る。

ここで図１Ｃ及び１Ｄを参照すると、開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、中間位置及び未使用位置にある折り畳まれた状態の折り畳み式収納ユニットを有するピックアップトラックが概略的に示されている。

折り畳まれた状態で、使用しない場合、折り畳み式収納ユニット１０ａ、１０ｂ、又は１０ｃ（図４Ａ～４Ｅに示す）及び本明細書に示す他のストージユニット又は同様のユニットは、図１Ｄに示すようにピックアップトラック９の後部荷台８の床に収容することが可能である。前壁１６ａ、ｂ、又はｃは、後部荷台８の床として機能し、荷物は通常、ピックアップトラック９に積み込むことができるが、この場合の収納ユニットは、後部荷台に積み込むことができる容積に関して影響を及ぼさない。収納ユニットが使用されず、この図に示されるように配置される場合、後部荷台上の収納ユニットの存在は、乗り物の空力的構造と同様に、後部荷台に荷物を積み込むのを妨げることはない。図１Ｃは、ピックアップトラック９の床から、ユニットが拡張又は展開可能な直立状態への折り畳み式収納ユニット１０ａ、ｂ、又はｃの立ち上げを示す。本明細書に示されるほぼ全ての実施形態は、後部荷台８上にリクライニング可能であり、展開及び使用するために立ち上げることができることに留意されたい。好ましくは、自動立ち上げ機構が使用される。

前壁立ち上げ機構１７ａは、その中に折り畳まれているルーフ１４ａ、ｂ、ｃ及び後壁１２ａ、ｂ、ｃを有する前壁１６ａ、ｂ、ｃを持ち上げるために十分な力を提供する油圧ピストン、電動アクチュエータ、又は手動ジャッキ式機構とすることができる。

前壁アセンブリ１６ａ、ｂ及びｃは、任意選択的に、後部荷台８の幅と同じくらいの幅であり、したがって、後部荷台の床面上に突出し得る後輪収容部５の上に折り畳まれて載ることに留意されたい。

図１Ｃは、直立状態と収容状態との間の壁フレーム１６’’ａ、ｂ、又はｃ内の折り畳まれた収納ユニット１０ａ、ｂ及びｃのアセンブリの境界を定める前壁１６ａ、ｂ、又はｃを概略的に示す。この図は、アセンブリを境にして対向するルーフ１４ａ、ｂ、又はｃを露出している。。

ルーフ及び後壁と同様に前壁１６ａ、ｂ、又はｃは、実質的に後部荷台８の幅のような幅であり、したがって、後部荷台の床面上に突出し得る後輪収容部５の上に折り畳まれて載ることに留意されたい。

ここで図２Ａ～２Ｃを参照すると、開示された主題の例示的な実施形態による、折り畳み式収納ユニットを図１Ａに示された折り畳まれた状態から展開する際の段階を概略的に示している。折り畳まれた状態において、折り畳み式収納ユニット１０ｂは、図１Ａに見られる折り畳み式収納ユニット１０ａに類似しているように見える。図２Ａ（並びに、類似しており、簡略化のためにトラックなしで示されている図２Ｃ）は、開放機構１７ｂを拡張すると、ルーフ１４ｂが上昇し、それに接続されていないものの、前壁１６ｂに隣接し、前壁とルーフとの間に収容されている後壁１２ｂを露出する様子を概略的に示している。

各側壁は、ヒンジ１５５（図２Ｂに明確に見られる）を中心にヒンジ接続された２つのセクション１５ｂ及び１５ｂ’’で作られている。後壁１２ｂは、側壁及び１５ｂ’’の左及び右セクション１５ｂにヒンジ接続されている。側壁の左セクション及び右セクションは互いにヒンジ接続されている一方、側壁の左セクション１５ｂ’’及び右セクション１５ｂ’’は（構造体の両側から）それぞれ後壁１２ｂ及び前部すべて１６ｂにヒンジ接続されている。

ルーフ１４ｂが持ち上げられると、セクション１５ｂ及び１５ｂ’’は、後壁１２ｂがテールゲート７に向かって移動するように旋回することができる。これは、手動で後壁１２ｂを引っ張ることによって、又は好ましくは、開放自動及び任意選択的に制御される機構（これらの図では見えない）を使用することによって行われ得る。

図２Ｂは、完全に展開された状態にある折り畳み式収納ユニット１０ｂを概略的に示す。

任意選択的に、折り畳み式収納ユニット１０ｂを安定させ、折り畳み式収納ユニット１０ｂへの不正な侵入を防止するために、側壁１５ｂ及び１５ｂ’’及び／又は後壁１２ａをロックするための留め具が提供される。任意選択的に、折り畳み式収納ユニット１０ｂを再び折り畳むために、上記のステップは逆の順序で実行される。

側壁を構成するセクションは、２つのセクション間のヒンジが水平になるように編成することも可能であることを言及しておく。セクションの任意の他の順序又はそれらの数が可能であり、ここに示された例は、決して主題の範囲を限定しない。

ここで、開示された主題の別の例示的な実施形態による、折り畳み式収納ユニットを概略的に示す図２Ｄを参照する。折り畳み式収納ユニット１０ｄは、ピックアップトラック９の後部荷台に展開され設置されているのが見られる。折り畳み式収納ユニット１０ｄは、任意選択的にロック１３を有するドア１１を有する後壁１２ｄと、ルーフ１４ｄと、２つのセクション１５ｄ及び１５ｄ’’から作られた２つの側壁（この図では一方の壁アセンブリしか見えない）と、フレーム１６ｄ’’を有する前壁とを備える。この図では見えないが、任意選択の開放機構がある。しかしながら、自動化された容易な展開及びユニットの折り畳みのために、本明細書で以前に示された又は当技術分野で知られているような開放機構又は開放機構群が使用されてもよい。

折り畳み式収納ユニット１０ｄに入るには、ピックアップトラック９の後部にあるテールゲート７を開ける必要がある場合がある。

任意選択的に、側壁セクション１５ｄ及び１５ｄ’’は、ヒンジによって接続することができ、伸縮機構などにおいて一方を他方の上でスライドさせることができ、３つの部品又はそれ以上で作られ、ハンドル７３０を有することができる。

以前に本明細書に示した実施形態とは対照的に、本明細書に示した実施形態におけるルーフは、中央セクション１４ｄと２つの折り畳み式ルーフセクション１４ｄ’’とを備える。本明細書で以前に見た実施形態とは対照的に、後壁は、中央セクション１２ｄと２つの折り畳み式後壁セクション１２ｄ’’とを備える。後壁中央セクション１２ｄは、ヒンジ８３０によってルーフ中央セクション１４ｄに接続されている。セクションとドアを後壁に接続するヒンジなど、折り畳み式収納ユニット１０ｄの他の折り畳みセクションを接続するために、類似又は同一のヒンジが使用される。

図２Ａ～２Ｄで考察された実施形態に関して、収納ユニットの側壁のそれぞれは、前部サイドセクションと後部サイドセクションとを備え、前部サイドセクションはその対応する垂直縁部で前壁に、及び後部サイドセクションの垂直縁部にヒンジ接続されている一方、後部サイドセクションの反対の垂直縁部は、後壁の対応する縁部にヒンジ接続されていることに留意されたい。

ここで、開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、折り畳み式収納ユニットを折り畳まれた状態から展開する方法におけるステップを概略的に示す図３Ａ～３Ｄを参照する。

図面を簡略化するために、ピックアップトラックの部品は省略された。

図３Ａは、折り畳み式収納ユニット１０ａが、前壁１６ａのフレーム１６ａ’’に隣接して、好ましくはその中で折り畳まれることを概略的に示している。

開放機構１７ａは、ルーフ１４ａと前壁１６ａ又はそのフレーム１６ａ’’との間に接続されている。開放機構１７ａは、油圧ピストン、電動アクチュエータ、手動ジャッキ型機構、それらの組み合わせ等など、アイテムの動きを強制することができる任意のシステムであり、ルーフ１４ａ及びルーフ１４ａの遠位縁部１１４に取り付けられている後壁１２ａを持ち上げるために十分な力を提供することが可能である。任意選択的に、２つの開放機構が使用され、１つが後壁１６ａの各側で使用される。

ルーフ１４ａの下方に見られる（図３Ｃにおいて）のは、やはり前壁１６ａに隣接している少なくとも１つの側壁１５ａである。折り畳まれた状態では、ルーフ１４ａは、前壁１６ａの近位縁部１１６にヒンジ接続されている。

図から、開放機構１７ａを拡張すると、どのようにルーフ１４ａが持ち上げられ、側壁１５ａ及び後壁１２ａが露出されるかが分かる。ルーフ１４ａの遠位縁部１１４にヒンジ接続された後壁１２ａは、重力によって開放される。

図３Ｃは、ルーフ１４ａ及び後壁１２ａが展開された状態にあるように開放機構１７ａが拡張された状態を概略的に示している。前壁１６ａにヒンジ接続された左側壁１５ａは、今や、前壁１６ａの対応する側にヒンジ接続された右側壁１５ａを露出させるその展開された状態まで開くことが可能である。

図３Ｄは、右側壁１５ａを開くと、図１Ｂに見られる展開された状態への折り畳み式収納ユニット１０ａの開放が完了する様子を概略的に示す。

側壁１５ａを開く順序は、どちらの側壁が他方の後ろに収容されているかに依存することに留意されたい。側壁はヒンジ式であるため、その開閉は手動で行ってもよい。

任意選択的に、折り畳み式収納ユニット１０ａを安定させ、折り畳み式収納ユニット１０ａへの不正な侵入を防止するために、側壁１５ａを後壁１２ａにロックする留め具が提供される。

任意選択的に、折り畳み式収納ユニット１０ａを再び折り畳むために、上記のステップは逆の順序で実行される。

任意選択的に、折り畳み式収納ユニット１０ａを再び折り畳むために、開放機構１７ａをさらに拡張し、重力によって後壁１２ａがルーフ１４ａに対して折り畳まれるように、ルーフ１４ａを前壁１６ａより上に実質的に垂直となるように上昇させてもよい。その後、収縮する開放機構１７ａがルーフ１４ａ及び後壁１２ａの両方を図３Ａ及び１Ａに見られる折り畳まれた状態まで一緒に折り畳むように、後壁１２ａはルーフ１４ａに留められてもよい。

あるいは、後壁１２ａの折り畳み及び任意選択の開放を容易にするために、後壁折り畳み機構（これらの図には見られない）がルーフ１４ａと後壁１２ａとの間に接続される。

ここで図４Ａ～４Ｅを参照すると、開示された主題のいくつかの他の例示的な実施形態による、折り畳み式収納ユニットの展開が概略的に示されている。

底部１５ｃ、中間部１５ｃ’’、及び上部セクション１５ｃ’’’’を備える２つの側壁アセンブリは、折り畳まれたルーフ１４ｃに隣接して折り畳まれて、開くようにユニットとして旋回する。本明細書で前述したように、各側壁アセンブリは３つのセクションを備える。セクションは、以下のように側壁を形成するように配置される：対応する後輪収容部５上に適合する開口部７１６を有する下部セクション１５ｃ；下部セクション１５ｃに沿って上下にスライド可能な中間セクション１５ｃ’’；及び好ましくは中間セクション１５ｃ’’の上縁７２０にヒンジ接続される上部セクション１５’’’’（ヒンジは図４Ｃに明確に見られる）。側壁の第３の上部セクション１５ｃ’’’’は、両方の下部セクションに沿ってスライドするように、又は真ん中のセクションだけにスライドするように構成することもできることを明確にすべきである。任意選択的に、２つの側壁アセンブリは、床又は後部荷台８の側面にヒンジ接続される。本主題の範囲を限定することなく、他の機構も可能である。

図４Ｂは、拡張する開放機構１７ｃが、ルーフ１４ｃと、ルーフ１４ｃの遠位縁部７１４にヒンジ接続され、ルーフ１４ｃに隣接して折り畳まれた状態で留められ、図４Ｂでルーフの下に見える前壁１２ｃとを持ち上げる様子を概略的に示している。

図４Ｃ及び４Ｄは、左側壁アセンブリの中間セクション１５ｃ’’が、その上縁７２０にヒンジ接続されている上部セクション１５ｃ’’’’とともに、下部セクション１５ｃに沿って上方にその展開された状態までスライドする様子を概略的に示すものである。セクション１５ｃ、１５ｃ’’及び１５ｃ’’’’で作られた右側壁アセンブリは、その完全な展開された状態で見られる一方、左側壁アセンブリの上部セクション１５ｃ’’’’は、その展開された状態に向かって中間セクション１５ｃ’’の上縁７２０を中心に旋回している。

左右の側壁セクション１５ｃ、１５ｃ’’、１５ｃ’’’’の展開順序は、それらセクションがフルサイズのルーフ又は壁と比較して比較的小さく軽いので、手動で行うことができることに留意されたい。代替的に、開放機構は、左及び右の側壁を開放するために使用されてもよい。

図４Ｅは、完全に展開された状態の折り畳み式収納ユニット１０ｃを概略的に示している。後壁１２ｃは、ルーフ１４ｃから解放され、その展開された状態まで縁７１４を中心に重力に助けられて旋回する。

任意選択的に、側壁アセンブリ１５ｃ、１５ｃ’’、及び１５ｃ’’’’と後壁１２ｃをロックして、折り畳み式収納ユニット１０ｃを安定させ、それへの不正な侵入を防止するために留め具が提供される。

任意選択的に、折り畳み式収納ユニット１０ｃを再び折り畳むために、上記のステップは逆の順序で実行される。

開示された主題のある別の例示的な実施形態による、折り畳み式収納ユニットを開放する他の方法が実行され得ることに留意されたい。別の変形例では、後壁は、側壁が開放される前に開放される。この変形例又はいずれの他の変形例も決して本主題の範囲を限定するものでない。

壁及び壁セクションの構成と同様に、上記に開示された全ての方法において、ステップの順序におけるバリエーションが可能であることに留意されたい。上記に開示された全ての実施形態において、要素が互いに固着され又はヒンジ接続される方法におけるバリエーションが可能であることに留意されたい。具体的には、手動で操作するのに十分に軽いいずれのセクションも、別のセクションにヒンジ接続されず、別々に収容され、展開された状態で手動で位置決めされ、留められてもよい。

ここで図５Ａ及び５Ｂを参照すると、開示された主題のある別の例示的な実施形態による、その上にフルカバー及び部分カバーを有する開放状態における折り畳み式収納ユニットをそれぞれ概略的に示している。

折り畳み式収納ユニット１０ａ、１０ｂ、１０ｃ、又は１０ｄは、カバー３で覆うことができる。いくつかの実施形態では、折り畳み式収納ユニット１０ａ、ｂ、ｃ、又はｄは、シートメタルなどの剛性材料から作られているが、カバー３は、剛性、半剛性、又は柔軟なカバーとすることができる。その材料は好ましくは、防水性のある材料である。カバーが剛性又は半剛性である場合、折り畳み式収納ユニットは、カバーが既に所定の位置にある間に、折り畳んで開放することができる。カバー３は、折り畳み式収納ユニットの折り畳み及び開放を容易にするために、カバーと折り畳み式収納ユニットとの間にある程度の隙間が形成されるような大きさである。これらの場合、折り畳み式収納ユニットの折り畳み及び展開の方法は、折り畳み及び開放のプロセス中にカバーと折り畳み式収納ユニットの要素の衝突を避けるように適合される。

図５Ｂに示すように、カバーは部分カバーとすることができる。折り畳み式収納ユニット１０ａ、１０ｂ、又は１０ｃは、部分カバー２で覆うことができる。いくつかの実施形態では、部分カバー２は、剛性又は半剛性であり、カバーが所定の位置にある間、折り畳み式収納ユニット１０ａ、１０ｂ、１０ｃ又は１０ｄを折り畳んで展開することができる。カバー２はまた、折り畳み式収納ユニットの所望の大きさを覆うように編成できるように、柔軟であることができる。

ここで、開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、折り畳み式収納ユニット１０ｅを開放するステップを概略的に示す図６Ａ～６Ｍを参照する。図６Ａは、開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、ピックアップトラック９上の、折り畳まれた状態の折り畳み式収納ユニット１０ｅを概略的に示している。

この状態において、側壁の上部セクション１５ｅ’’’’は、中間セクション１５ｅ’’（この図では見ることができない）に対して内側に折り畳まれている。中間セクション１５ｅ’’は、側壁の上部セクション１５ｅ’’’’と共に、下部セクション１５ｅに沿って上方にスライドすることができる。ハンドル７３０は、側壁を手動で開放することを容易にしている。

この状態において、ルーフ１４ｅの２つの折り畳み可能なルーフセクション（以下で見ることができる）は、ルーフ１４ｅの中央セクションに対して折り畳まれている。後壁は、ルーフ中央セクション１４ｅと前壁１６ｅとの間にあるように折り畳まれており、したがって、この図では見ることができない。

次に、より良い視覚化のためにピックアップトラックを除いた、部分的に展開された折り畳み式収納ユニット１０ｅの等角図を概略的に示す図６Ｂを参照する。この図に同じく見られるのは、展開された状態で折り畳み式収納ユニット１０ｅを安定させるために、後壁を側壁の下部セクション１５ｅに接続するための任意選択のクイックリリース留め具６５５である。

ここで図６Ｃを参照すると、部分的に展開された折り畳み式収納ユニット１０ｅの断面側面図が概略的に示されている。この断面図では、前壁１６ｅと、ルーフ１４ｅと、ルーフ及び前壁の間に見ることができる後壁１２ｅとの相対的な位置を示している。

ここで図６Ｄを参照すると、部分的に展開された折り畳み式収納ユニット１０ｅの背面図が概略的に示されている。

ここで図６Ｅを参照すると、開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、折り畳み式収納ユニット１０ｅを展開する際の第１のステップが概略的に示されている。ルーフ１４ｅは、ルーフに隣接する後壁１２ｅとともに、フレーム１６ｅ’’内から前壁１６ｅの遠位縁にあるヒンジ（この図では見えない）を中心に回転される。ルーフ１４ｅと後壁１２ｅの両方は、それらのセクションが折り畳まれている。これにより、ルーフ１２ｅと後壁１２ｅの両方が、後輪収容部５に衝突することなく、矢印６９９で示す方向に回転することができる。組み合わせたルーフ１２ｅ及び後壁１２ｅの重量のために、矢印６９９に従う回転は、先の実施形態に関連して上述したような開放機構又は機構を用いて実行され得る。

ここで、折り畳み式収納ユニット１０ｅのさらなる展開を概略的に示す図６Ｆを参照する。２つの折り畳み式ルーフセクション１４ｅ’’は、ルーフ１４ｅの中央セクションの上でなく、横に横たえられるように、ヒンジ８３０を中心に外側に矢印９９８で示される方向に回転する。

ここで、折り畳み式収納ユニット１０ｅの展開の等角側面図を概略的に示す図６Ｇを参照する。折り畳まれた後壁中央セクション１２ｅと、両方の隣接する折り畳まれたサイドセクション１２ｅ’’は、ヒンジ８２０を中心として外側に矢印９９７に従って回転する。ヒンジ８２０は、後壁１２ｅをルーフ１４ｅに対して折り畳んだ状態に維持し、後壁１２ｅの制御された展開を可能にするためのロック機構を有していてもよい。

後壁１２ｅの重さのために、矢印９９７によって示される方向への回転は、先の実施形態に関連して上述したように、開放機構又は機構を用いて実行されてもよい。あるいは、後壁１２ｅの回転は、重力を用いて、又は手動で行われてもよい。

ここで、折り畳み式収納ユニット１０ｅのさらなる展開の等角側面図を概略的に示す図６Ｈを参照する。この状態において、後壁の中央セクション１２ｅ’’及び後壁の中央セクション１２ｅは最終状態にあり、後壁の２つのサイドセクション１２ｅ’’はそれに対して折り畳まれている。

ここで、折り畳み式収納ユニット１０ｅのさらなる展開の等角側面図を概略的に示す図６Ｉを参照する。このステップでは、後壁の２つのサイドセクション１２ｅ’’は、ヒンジ８３０を中心に矢印９９６に従って開放される。後壁の２つのサイドセクション１２ｅ’’の開放には、テールゲート７（他の図で見られる）を開くことが必要となり得る。あるいは、後壁の２つのサイドセクション１２ｅ’’は、テールゲートに衝突しないように、中央セクション１２ｅに対して内側に位置する。いずれにしても、これも側壁の長さに依存し、長さがテールゲートまで超えるか、収納ユニットの容積が低くなるかに依存する。

次に、折り畳み式収納ユニット１０ｅのさらなる展開の等角側面図を概略的に示す図６Ｊを参照する。この状態では、後壁１２ｅはその展開された状態にある一方、両方の折り畳み可能なセクション１２ｅ’’は中央セクションの横にある。任意選択的に、後壁の２つのサイドセクション１２ｅ’’は、クイックリリース留め具６８９（本明細書で前にも開示したような）により側壁の下部セクション１５ｅに固定される。

ここで、折り畳み式収納ユニット１０ｅの展開の等角側面図を概略的に示す図６Ｋを参照する。ハンドル７３０を使用して、側壁の上部セクション１５ｅ’’’’は、側壁の中間セクション１５ｅ’’とともに、側壁１５ｅの下部セクションに沿って矢印９９５で示す方向に引き上げられる。側壁１５ｅ’’’’の上部セクションは、ヒンジ８３０（前の図で見られる）を中心として矢印９９４で示す方向に外側に回転される。

ここで、折り畳み式収納ユニット１０ｅの展開の側面切取り図を概略的に示す図６Ｌを参照する。側壁の上部セクション１５ｅ’’’’は、展開プロセスを完了し、折り畳み式収納ユニット１０ｅをその展開された状態にするために、クイックリリース留め具６６８を用いてルーフの折り畳みセクション１４ｅ’’に固定される。

折り畳み式収納ユニット１０ｅを折り畳むには、上記のステップを逆順に実行する必要がある。ステップの順序は異なってもよく、いくつかのステップが同時に実行されてもよいことに留意されたい。

ここで、開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、より良い視覚化のためにピックアップトラックを除いた、完全に展開された状態の折り畳み式収納ユニットを概略的に示す図６Ｍを参照する。

一般に、本明細書に例として示された実施形態に描かれ、乗り物又はプラットフォームの表面上に展開されるように構成された使い捨ての収納ユニットは、前壁と、折り畳まれた状態にあるときに前壁に隣接して配置される後壁とを備える。後壁は、前壁に対向して展開されるように構成され、後壁は、覆われるように構成された開口部を有している。収納ユニットは、拡張可能な側壁をさらに備え、側壁のそれぞれは、少なくとも１つのセクションから作られ、折り畳まれた状態で前壁に隣接して配置される。側壁は、展開された状態において、前壁と後壁との間に延設される。また、折り畳まれた状態で前壁に隣接して配置され、前壁、後壁及び側壁の間に形成される容積を囲むように延在するルーフが設けられる。

折り畳まれた状態において、拡張可能な収納ユニットは、表面又はプラットフォームの最小面積を占め、収納ユニットを折り畳まれた状態から展開された状態へ、又はその逆に変形することは、手動又は自動的に処理されることができる。

ここで図７Ａ及び７Ｂを参照すると、開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、集合状態（図７Ａ）及び完全に拡張された状態（図７Ｂ）のスライド式折り畳み式収納ユニットがピックアップトラックに搭載された状態のピックアップトラックを概略的に示している。スライド式折り畳み式収納ユニット１０ｆは、恒久的又は一時的な方法でトラックに固着することができる前壁セクション１６ｆを備え、前壁は、好ましくは、複数のスライド式中央セクションを収容するように構成されたフレーム１６ｆ’’に接続されている。図７Ａ及びＢに示される実施形態では、２つのそのようなスライド式中央セクション１４ｆ及び１４ｆ’’が見られる。中央セクションの数は、２つよりも多くても少なくてもよく、単一の中央セクションですら、本主題の範囲を限定することなく可能であることに留意されたい。スライド式の後壁１２ｆは、前壁１６ｆと対向するように配置されている。前壁フレーム１６ｆ’’、スライド式中央セクション１４ｆ’’及び１４ｆ’’’’、及びスライド式後壁１２ｆは、ルーフ及び側壁を形成するアーチとして形成されている。

図７Ｂでは、中央スライド式セクション１４ｆ及び１４ｆ’’が集合状態からピックアップトラック９の後部荷台８上に引き出される一方、スライド式後部セクション１２ｆがテールゲート７に隣接するようにスライドされることが分かる。この拡張状態では、後壁と前壁、後部荷台の表面、及び現在拡張されているアーチ状のスライド式セクションの間に囲まれた閉鎖容積が存在する。

アーチ状の前壁と隣接するフレーム、スライド式セクション、及び後壁の側面は、ピックアップトラック９の後部荷台のサイドフレーム７９７に設けられたレール７９８に取り付けられている。前壁１６ｆとフレーム１６ｆ’’とは、後部荷台のサイドフレーム７９７に、例えば複数のネジで強固に接続されている。その他の部分は、レール７９８上をスライドする。レールは、セクションがその上をスライドする幅広の金属製又はプラスチック製の細長い表面とすることができる。あるいは、レールは、いくつかのレール部分から作られることができ、各セクションは、対応する部分上でスライドすることができる。他のタイプのレール又はレールのような構造を採用することができる。

任意選択的に、レール７９８は、本明細書で後に詳細に説明される高さ調整機構を備えたサイドプラットフォーム１５ｆに取り付けられる。

アーチ状セクションは、剛性材料で作られ、閉鎖構造体内の容積に関して調整することができる調整可能な収納ユニットとして機能することができる。構造体のアーチ及び他の部分は、軽金属、プラスチック材料、複合材料又は他の任意の材料で作ることができる。さらに、材料は、防雨型又は非防雨型、換気可能、化学的に保護される、などであることができる。任意選択的に、材料は、透明、半透明、及びそれらの任意の組み合わせ等とすることができる。

ここで、スライド式セクションがスライドするスライドゾーンのセグメントの断面図及び追加の詳細のための拡大部分を概略的に示す図７Ｃを参照する。レール７９８は、車輪７００（図の拡大部分Ｑで見ることができる）がレールに沿って、ピックアップトラック９の後部荷台の長さに沿って移動できるように構成されている。車輪７００は、スライド式セクション１４ｆ及び１４ｆ’’の下端部、及びスライド式後壁１２ｆの下端部に接続され、それらをトラックに沿って移動させる。電気モータ７０１は、スライド式収納ユニット１０ｆの拡張プロセスの自動運転を可能にするように、中空シャフト７０３に接続された車軸７０４を備えるギアボックス７０２に任意選択的に提供される。

収納ユニットは、完全に拡張していない状態で、スライド式セクションを所望の長さまで拡張させることによって達成できる調整可能な容積を有することが言及されるべきである。後壁１２ｆは、完全に集合された状態と完全に拡張された状態との間の任意の範囲まで引っ張ることができる。図９Ｂはこのような中間状態を示し、これについては以下で説明する。

スライド式の後壁１２ｆに設けられた開口部には、シャッタ７９９が設けられており、このシャッタは、図示のようなロールダウンシャッタ、ヒンジ付きのドア、カバー、これらの組み合わせ等とすることができる。

一般に、拡張可能な収納ユニットの前壁と側壁は、トラックのプラットフォームの表面に対して固定されている。ルーフは、複数のスライド式セクションから作られ、複数のスライド式セクションのそれぞれは、側壁の対応する部分上でスライドする２つの対向縁部を備え、複数のスライド式セクションは、折り畳まれた状態において、複数のセクションが前壁に隣接し、展開時はセクションが前壁から離れるように入れ子式にスライド可能である。

ここで図８Ａを参照すると、開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、内部を観察するように切り取られた部分を有するサイドプラットフォーム内に高さ調整機構を有するピックアップトラックを概略的に示している。ピックアップトラック９の後部荷台８のサイドフレーム７９７は、好ましくは後部荷台の３つの側に取り付けられたサイドプラットフォーム１５ｇを備える。これにより、高さのある収納容積を形成することができる。プラットフォーム１５ｇは、高さ調整機構が上昇したときに拡張するように適合されたスクイズボックス形状の包囲体８４１を備えるハウジング内に収容される高さ調整機構８４０を備える。スクイズボックス又はアコーディオン形状の包囲体８４１は、好ましくは、半剛性である金属シートで作られる。他の適切な材料も、本主題の範囲を限定することなく、使用することができる。

高さ調整機構８４０は、好ましくは電気モータであるべきエンジン８６０を使用して自動化することができるが、機構を作動させるために当技術分野で知られている他の任意の手段によって作動させることができる。

後部荷台の側面に取り付けられた側壁を上昇させる目的のために、任意のタイプの高さ調整機構を使用することができる。

ここで、開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、高さ調整機構の側面図を概略的に示す図８Ａ（ｉ）を参照する。好ましい昇降機構は、手動、電気、油圧、又は空気圧、それらの組み合わせ等で操作できるジャッキである、はさみ型機構であり得る。図８Ａ（ｉ）は、高さ調整機構８４０の内部を示す。２対のロッド８４４及び８４４’は、２本のバー８４８の間に斜めに配置されており、ロッド８４４及び８４４’の各対は、ロッドがはさみ機構でヒンジを中心に回転できるようにヒンジ８４６によって取り付けられている。

一対のロッド８４４及び８４４’の各ロッドの一端８５２は、互いに向かい合いながらバー８４８に隣接して接続されている対向レール８５０にスライド可能に接続されている。ロッドの端部８５２はレール８５０内でスライド可能であるため、ロッド８４４及び８４４’がレール８５０内でスライドしながら互いに拡張すると、バー８４８が互いに離れ、高さ調整機構８４０の高さが増加し、それによって（図８Ａの）側壁１５ｇも高さが増加する。高さ調整機構８４０内の昇降機構の高さは、レールの長さだけでなく、ロッドの長さによって決定されるが、この２つのパラメータは変更することができる。

次に、開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、内部を観察するように切り取られた部分を有する二重高さ調整機構を有するピックアップトラックを概略的に示す図８Ｂを参照する。

先の実施形態でも示したように、昇降プラットフォーム１５ｇは、側面の調整高さを有するように、ピックアップトラックの後部荷台８の側面に取り付けられることが可能である。この実施形態では、２つのプラットフォーム１５ｈ及び１５ｈ’’が、後部リードエリアの側面に取り付けられ、一方が他方の上に取り付けられていることが分かる。後部荷台の側面に複数のプラットフォームを取り付けることで、側面の高さを変更することができる。図に示す切り取りにおいて、異なるタイプの高さ調整機構を観察することができる－この場合、伸縮自在に昇降する油圧シリンダ８７０が、ユーザのニーズに応じてその高さを調整できるアコーディオン状の構造体内に設けられ、収容される。油圧シリンダ８７０は、高さ調整機構の一方の両方を作動させたエンジン８６０を用いて制御することができる。

各プラットフォームは、同じ高さ調整機構を備えることができ、又は異なる機構を備えることができることを言及する必要がある。他の機構も同様に採用することができ、それらの組合せ等も可能である。

一般に、キャビンと、側面及びテールゲートを有する後部荷台とを有するピックアップトラック上で展開される拡張可能な剛性収納ユニットが開示され、拡張可能な収納ユニットは、後部荷台の側面間の長さよりわずかに短い長さを有する固定前壁を備える。前壁は、後部荷台上にあり、キャビン又はテールゲートに隣接し、接続することができる。側壁は後部荷台の側面に取り付けられる一方、レールのそれぞれは、対応する側壁に取り付けられる。

使い捨てユニットは、前壁の反対側に配置され、２つのレール上をスライド可能なスライド式後壁も備える。１つ又は複数のスライド式セクションは、固定前壁とスライド式後壁との間に配置され、スライド式セクションは、２つのレール上をスライド可能であり、ここで、折り畳まれた状態において、少なくとも１つのスライド式セクション及び後壁が前壁に隣接し、完全に展開された状態又は部分的に展開された状態において、少なくとも１つのスライド式セクションは、スライド式後壁の脇に配置されて密閉容器を形成する。折り畳まれた状態において、拡張可能な収納ユニットは、後部荷台の最小面積を占め、展開された状態又は部分的に展開された状態において、スライド式後壁は、前壁から離れるように構成され、後壁がテールゲート又はキャビンにそれぞれ到達すると、拡張可能な収納ユニットは最大面積を占め、後壁は前壁から後部荷台上の任意の距離において固定されることができる。

ここで、開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、スライド式折り畳み式収納ユニットの３つの異なる状態を概略的に示す図９Ａ～図９Ｃを参照する。

図は、異なる密閉された容積で折り畳み式収納ユニットを配置する無限の可能性のうちの３つの可能性を示している。折り畳み式で調整可能な収納ユニット内に捕捉される容積を調整するための多くの他の配置があり、ここに持ち込まれた例は、決して本主題の範囲を限定するものではないことが言及されるべきである。図９Ａに示す例は、後部荷台の側面に取り付けられた二重側面プラットフォーム１５ｉ及び１５ｉ’’であり、プラットフォームは最大可能な高さまで上昇される。アーチ状セクション１６ｉ、１２ｉ及び１４ｉは、収納ユニット１０ｉ内に囲まれた容積がそれらのパラメータによって決定されるように、比較的集合した状態にある。

後壁として機能するアーチ状セクション１２ｉの底部は、伸縮自在で側壁の高さと一致する下降部分を有することに留意されたい。図９Ｂで、セクション１２ｊの下部が図９Ａのセクション１２ｉの平行部分より短いことが分かる。下部は伸縮自在で、その長さに対応するようにその上にある部分に入り込んでいる。

図９Ｂに示す例は、単一のプラットフォーム１５ｊを後部荷台の側面に取り付けたものであり、プラットフォームは上昇されない。アーチ状セクション１６ｊ、１２ｊ及び１４ｊは、収納ユニット１０ｊ内に囲まれた容積がそれらのパラメータによって決定されるように、後部荷台の中央まで実質的に拡張される。

図９Ｃに示す例は、後部荷台の側面に取り付けられた単一の側面プラットフォーム１５ｋのものであり、プラットフォームはその最大可能高さまで上昇させられる。アーチ状セクション１６ｋ、１２ｋ及び１４ｋは、収納ユニット１０ｋ内に囲まれた容積がそれらのパラメータによって決定されるように、完全に拡張した状態である。

本明細書で前に述べたように、異なるタイプの高さ調整機構を使用することができる。ここで、開示された主題の例示的な実施形態による、より良い視覚化のためにピックアップトラックを除いた、高さ調整機構を概略的に示す図１０Ａ及び１０Ｂを参照する。図１０Ａでは、高さ調整機構８４０ａを備える構造体の内部を観察するために、プラットフォーム１５ｌは切り欠きのある状態で示されている。本明細書で前述したような一対のはさみ型機構８４６は、デフォルト状態を有するガススプリング８４７に両側から接続されており、その状態で、それは伸長され、はさみ８４６を最大高さになるように押す。手動操作レバー８４９は、はさみの機構に接続されているケーブル８５１を備えている。

図１０Ｂでは、高さ調整機構８４０ｂを備える構造物の内部を観察するために、切り欠きのある状態で示されるプラットフォーム１５ｍを観察することができる。本明細書で前述したのと同様にはさみ型機構８４６は、両側でデフォルト状態である横方向ばね８５３に接続されており、その状態で、それは伸長されて、端部の間の高さ又は距離が最大となるように分離されるようにプラットフォームの反対側の端部を押す。手動操作レバー８４９は、はさみの機構に接続されたケーブル８５１を備える。

ここで、開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、その最大容量まで展開されたスライド式折り畳み式収納ユニットの等角図を概略的に示した図１１を参照する。スライド式収納ユニット１０ｎの容積又は高さを評価するために、人がユニットの容積内に自由に立つことができることを確認するために、人が容積内に位置している。

次に、開示された主題のいくつかの例示的な実施形態による、傾斜調整高さ機構及び内部機構を有する収納ユニットを備えたピックアップトラックの側面図、及び断面上面図をそれぞれ概略的に示す図１２ａ～１２ｃを参照する。

ピックアップトラック９は、図１２Ａに示すように、傾斜したプラットフォームが形成されるように、プラットフォームの一部のみを昇降させることができるように構築されたプラットフォーム１５ｎを備える。高さ昇降機構８４０の内部構造を見ることができる。好ましくは、２つの油圧シリンダ８７０が使用される。油圧シリンダ８７０は、プラットフォームの包囲体内で最小限の面積を占めており、したがって、他方の側からの他方のシリンダが低いままである間にシリンダの一方のみを上昇させることによってプラットフォームを傾斜させるために使用することが可能である。

任意選択的に、プラットフォームにはルーフが取り付けられる。ルーフの有無にかかわらず、プラットフォームを傾ける理由は、乗り物の空力的な動きを可能にするためであり、プラットフォーム上にルーフがある事例では、雨又は雪がある場合、これは雪が除去されて、ユニット上であまり重くならないようにするのを助ける。

断面上面図において、高さ調整機構は油圧シリンダ８７０で見ることができる一方、この図において、空気チャネル８９３を有する空気容器を観察することができる。シリンダは、油で空気圧的に作動させることも、電気モータで電気的に作動させることも可能である。いずれにせよ、プロセスは制御される。この図では、プラットフォームはピックアップトラックの後部荷台８の側面に取り付けられているのがわかる。

次に、本主題の例示的な実施形態による、動物を輸送するために使用される逆に編成されたスライド式収納ユニットを概略的に示す図１３を参照する。スライド式収納ユニット１０ｏは、この場合、先の実施形態で示されたようなキャビンの代わりに、後部荷台のテールゲート７に隣接するように編成された後壁１６ｏを備える。少なくとも１つのアーチ状セクション１４ｏが、後壁のフレーム内で隣接している状態から外側に拡張するようにスライドするように適合されるように設けられている。後壁１６ｏの反対側には、前壁１２ｋが設けられている。収納ユニットの開口部は、キャビン側にあることがわかる。この場合、図に示すような馬などの動物をトラックで輸送することができる。より小さな動物を移送することが望まれる場合、スライド式収納ユニットの構成要素の別の配置を確立することができる。

また、固定部分を後部荷台の実質的に中央に配置し、スライド部分を固定部分の両側でスライドさせることができることも言及されるべきである。これは、いくつかの状況において使用することができる別の配置である。

伸長可能な収納ユニットは、任意選択的に、ハードな接続、又はロープ、ベルト、リング等などのソフトな材料を用いてトラック９又は別のタイプの乗り物に接続することができることに留意されたい。

伸長可能な収納ユニットは、任意選択的に、内部棚及びベンチをさらに備え得ることに留意されたい。そのような内部棚及びベンチは、任意選択的に、同様のブラインドの壁に接続された、折り畳み式のものであることができる。

伸長可能な収納ユニットは、任意選択的に、折り畳み式収納ユニットに熱、換気、及び／又は空調を提供するためのシステムをさらに備えることができることに留意されたい。

折り畳み式収納ユニットは、任意選択的に、内部照明をさらに備えることができることに留意されたい。

伸長可能な収納ユニットは、任意選択的に、任意選択のライト及び／又は任意選択の熱、換気、及び／又は空調システムに電力を供給するために、トラック９又はそれが設置される任意の乗り物の電気システムから電力を受け取ることができ、及び／又はバッテリ、発電機及び／又は補助電源コネクタなどの追加の電源を有することに留意されたい。

伸長可能な収納ユニットは、任意選択的に、単独で直立するようにオープントレーラーに取り付けることができ、又は車やピックアップトラックによって牽引することができることに留意されたい。

ユニットの堅固なセクションの幅は、剛性を保つように任意の幅にすることができることに留意されたい。また、それは、防弾性であり得る材料から形成することができ、それは、そのような危険な地域で使用される。

本発明をその特定の実施形態と併せて記載してきたが、多くの代替案、修正及び変形が当業者に明らかであることは明らかである。したがって、添付の特許請求の範囲の趣旨及び広い範囲内に入るそのような代替案、修正及び変形をすべて包含することが意図される。本明細書で言及されたすべての刊行物、特許及び特許出願は、個々の刊行物、特許又は特許出願が参照により本明細書に組み込まれることが具体的かつ個別に示されているのと同じ程度に、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。さらに、本出願におけるいずれの参考文献の引用又は特定も、当該参考文献が本発明の先行技術として利用可能であることを認めるものとして解釈されないものとする。

Claims (44)

1. 乗り物又はプラットフォームの表面上で展開される剛性の拡張可能な収納ユニットであって、
   前壁と、
   折り畳まれた状態で前記前壁に隣接して位置付けられ、前記前壁の反対側に展開されるように構成された後壁であって、覆われるように構成された開口部を有する、後壁と
   側壁であって、前記側壁のそれぞれは、少なくとも１つのセクションから作られ、折り畳まれた状態で前記前壁に隣接して位置付けられ、展開された状態で前記前壁と前記後壁との間に延在する、側壁と、
   折り畳まれた状態で前記前壁に隣接して位置付けられ、前記前壁、前記後壁、及び前記側壁の間に形成された容積を囲むように延在するルーフとを備え、
   前記折り畳まれた状態において、前記拡張可能な収納ユニットは、前記表面又はプラットフォームの最小面積を占め、前記収納ユニットを折り畳まれた状態から展開された状態へ、及びその逆に変形することは、手動で又は自動的に処理することができる、
   剛性の拡張可能な収納ユニット。
2. 前記乗り物がピックアップトラックであり、前記表面が後部荷台であり、前記前壁は前記ピックアップトラックの前記後部荷台に前記乗り物の前方に向かって配置される、請求項１に記載の拡張可能な収納ユニット。
3. 前記後壁が前記後部荷台に沿って拡張されるように構成される一方、前記開口部が前記ピックアップトラックのテールゲートに隣接して位置付けられるように構成される、請求項２に記載の拡張可能な収納ユニット。
4. 前記側壁が前記乗り物の側面まで拡張される、請求項２に記載の拡張可能な収納ユニット。
5. 前記ルーフが、前記前壁の近位縁部にヒンジ接続され、前記後壁にヒンジ接続される反対側の遠位縁部を有し、前記折り畳まれた状態において、前記後壁及び前記ルーフは前記前壁に対して本質的に平行に収納される、請求項１に記載の拡張可能な収納ユニット。
6. 前記折り畳まれた状態において、前記側壁が、前記前壁に対して本質的に平行に収容される、請求項１に記載の拡張可能な収納ユニット。
7. 前記側壁のそれぞれが、前記前壁の側縁に対応するようにヒンジ接続される、請求項１に記載の拡張可能な収納ユニット。
8. 前記側壁のそれぞれが、前部サイドセクションと後部サイドセクションとを備え、前記前部サイドセクションはその対応する垂直縁部で前記前壁に、及び前記後部サイドセクションの垂直縁部にヒンジ接続されている一方、前記後部サイドセクションの反対の垂直縁部は、前記後壁の対応する縁部にヒンジ接続されている、請求項１に記載の拡張可能な収納ユニット。
9. 前記前壁が、キャビンの近くで前記乗り物に本質的に垂直に取り付けられる、請求項２に記載の拡張可能な収納ユニット。
10. 前記前壁がキャビンの近くで前記ピックアップトラックの前記後部荷台にヒンジ接続され、それにより前記収納ユニットは前記折り畳まれた状態で前記後部荷台の表面付近に収容されるように構成され、前記前壁は、開放される準備ができているように、垂直位置に回転する、請求項２に記載の拡張可能な収納ユニット。
11. 前記側壁のそれぞれが、固定された下部セクションと、前記展開された状態に展開されるように構成された少なくとも１つの可動セクションとを備える、請求項１に記載の拡張可能な収納ユニット。
12. 前記少なくとも１つの可動セクションが、前記固定された下部セクションに沿って上方にスライド可能な伸縮式中間セクションを備える、請求項１１に記載の拡張可能な収納ユニット。
13. 前記少なくとも１つの可動セクションが、前記固定された下部セクションの上縁にヒンジ接続された折り畳み式上部セクションを備える、請求項１１に記載の拡張可能な収納ユニット。
14. 前記少なくとも１つの可動セクションが、前記伸縮式中間セクションの上縁にヒンジ接続された、折り畳み式上部セクションをさらに備える、請求項１１に記載の拡張可能な収納ユニット。
15. 前記固定された下部セクションが、前記表面から突出する突起に対応する開口部を備える、請求項１１に記載の拡張可能な収納ユニット。
16. 前記側壁の下部セクションが、前記表面の突起に対応する開口部を備え、前記突起は、前記ピックアップトラックの後輪の後輪収容部である、請求項２に記載の拡張可能なユニット。
17. 前記ルーフが、中央ルーフセクションと２つの折り畳み式ルーフセクションとを備え、前記折り畳み式ルーフセクションのそれぞれは、前記中央ルーフセクションの対応する側縁にヒンジ接続されている、請求項１に記載の拡張可能な収納ユニット。
18. 前記後壁が、その上縁で前記中央ルーフセクションの対応する縁部にヒンジ接続された中央後壁セクションと、２つの折り畳み式後壁セクションとを備え、前記折り畳み式後壁セクションのそれぞれは、前記中央後壁セクションの対応する縁部にヒンジ接続される、請求項１７に記載の拡張可能な収納ユニット。
19. 前記ルーフセクション又は後壁セクションの少なくとも１つが、可撓性材料で作られる、請求項１７に記載の拡張可能な収納ユニット。
20. 前記表面又はプラットフォームに取り付けられたカバーであって、前記拡張可能な収納ユニットの上面及び側面の少なくとも一部を覆うカバーをさらに備える、請求項１に記載の拡張可能な収納ユニット。
21. 前記カバーが可撓性材料で作られ、前記収納ユニットの上に引き伸ばしたり、前記収納ユニットから引き離したりすることができる、請求項２０に記載の拡張可能な収納ユニット。
22. 前記側壁の前記中間セクション又は前記上部セクションの少なくとも１つが、前記セクションの移動を容易にするためのハンドルを備えている、請求項１１に記載の拡張可能な収納ユニット。
23. 前記前壁及び前記側壁が、前記プラットフォームの表面に対して固定され、前記ルーフは、複数のスライド式セクションから作られ、前記複数のスライド式セクションのそれぞれは、前記側壁の対応する部分上をスライドする２つの反対縁部を備え、前記複数のスライド式セクションは、折り畳まれた状態で、前記複数のセクションが前記前壁に隣接し、展開されると前記セクションが前記前壁から離れるように入れ子式にスライド可能である、請求項１に記載の拡張可能な収納ユニット。
24. 前記表面が、前記拡張可能な収納ユニットの前記側壁が取り付けられる側面を有するピックアップトラックの後部荷台であり、高さ調整機構が前記側壁内に設けられ、前記高さ調整機構は、展開されたときに前記拡張可能な収納ユニットの内部容積を増大させるように前記拡張可能な収納ユニットを上昇させるよう構成される、請求項２３に記載の拡張可能な収納ユニット。
25. ２つのレールが設けられ、前記レールのそれぞれは対応する側壁に取り付けられ、前記スライド式セクションの少なくとも１つは前記レール上をスライド可能である、請求項２３に記載の拡張可能な収納ユニット。
26. 前記スライド式セクションの前記２つの反対縁部には、前記レールに沿ってスライド可能な車輪が設けられる、請求項２５に記載の拡張可能な収納ユニット。
27. 前記スライド式セクションが、前記折り畳まれた状態と前記展開された状態との間で前後にスライド可能なスライド式後部セクションを備える一方、前記展開された状態において、前記スライド式後部セクションは前記後壁に隣接し、前記スライド式セクションは、前記後壁と前記前壁との間で並んで配置されて、密閉容積を形成する、請求項２３に記載の拡張可能な収納ユニット。
28. 前記ピックアップトラックの前記テールゲートに隣接して取り付けられ、伸縮自在に動く伸縮式後壁をさらに備える、請求項３に記載の拡張可能な収納ユニット。
29. 前記スライド式後部セクションが、前記拡張可能な可搬式収納ユニットのためのドアとして作用するシャッタを前記後壁にさらに備える、請求項２７に記載の拡張可能な収納ユニット。
30. 前記開口部がドアを備えている、請求項１に記載の拡張可能な収納ユニット。
31. キャビンと、側面及びテールゲートを有する後部荷台とを有するピックアップトラック上で展開される拡張可能な剛性収納ユニットであって、
    前記後部荷台の前記側面間の長さよりもわずかに短い長さを有する固定された前壁であって、前記前壁は前記後部荷台上で前記キャビン又は前記テールゲートに隣接する、固定された前壁と
    前記後部荷台の前記側面に取り付けられた側壁と、
    それぞれが対応する側壁に取り付けられた２つのレールと、
    前記前壁の反対側に配置され、前記２つのレール上をスライド可能なスライド式後壁と、
    前記固定された前壁と前記スライド式後壁との間に配置された少なくとも１つのスライド式セクションであって、前記少なくとも１つのスライド式セクションは、前記２つのレール上をスライド可能であり、折り畳まれた状態において、前記少なくとも１つのスライド式セクション及び前記後壁は前記前壁に隣接し、完全に展開された状態又は部分的に展開された状態において、前記少なくとも１つのスライド式セクションは、前記スライド式後壁の横に位置付けられ、密閉容積を形成する、少なくとも１つのスライド式セクションとを備え、
    前記折り畳まれた状態において、前記拡張可能な収納ユニットは、前記後部荷台の最小面積を占め、前記展開された状態又は部分的に展開された状態において、前記スライド式後壁は前記前壁から離れるように構成され、前記後壁が前記テールゲート又は前記キャビンにそれぞれ到達すると、前記拡張可能な収納ユニットは最大面積を占める一方、前記後壁は前記前壁から前記後部荷台上の任意の距離に固定できる、
    拡張可能な剛性収納ユニット。
32. 前記収納ユニットを前記折り畳まれた状態から前記展開された状態へ、及びその逆へ変形させることが、手動、機械的、電気的、又は自動的に処理することができる、請求項３１に記載の拡張可能な収納ユニット。
33. 前記側壁の高さが調整可能である、請求項３１に記載の拡張可能な収納ユニット。
34. 前記スライド式セクション及び前記スライド式後壁が、アーチ状であり、前記レール内を及び前記レールに沿ってスライド可能な車輪が設けられた下縁部を有する、請求項３１に記載の拡張可能な収納ユニット。
35. 前記前壁が、前記後壁、前記側壁及び前記ルーフを収容するように構成されたフレームの一部である、請求項１に記載の拡張可能な収納ユニット。
36. 前記側壁のそれぞれが、高さ調整機構を収容している、請求項３３に記載の拡張可能な収納ユニット。
37. 前記高さ調整機構が、はさみ状のジャッキを形成するようにヒンジによって接続されたロッドに基づいている、請求項３６に記載の拡張可能な収納ユニット。
38. 前記はさみ状のジャッキが、ばねによって強化される、請求項３７に記載の拡張可能な収納ユニット。
39. 前記高さ調整機構が、油圧式又は空気圧式の伸縮シリンダに基づいている、請求項３６に記載の拡張可能な収納ユニット。
40. 前記側壁が高さ調整機構を包囲しており、前記高さ調整機構が到達する高さの伸びに従って伸縮可能なアコーディオン状に配置された金属シートで作られている、請求項３３に記載の拡張可能な収納ユニット。
41. 側面を有する後部荷台を有するピックアップトラックのための高さ調整可能な側壁であって、
    前記後部荷台の前記側面に取り付けられるように構成された側壁であって、その高さを変更することができる、側壁と、
    前記側壁内に収容された高さ調整機構であって、前記側壁の高さを変更するように構成されている、高さ調整機構と
    を備える高さ調整可能な側壁。
42. 前記高さ調整機構が、はさみ状のジャッキを備える、請求項４１に記載の高さ調整可能な側壁。
43. 前記高さ調整機構が伸縮式シリンダを備える、請求項４１に記載の高さ調整可能な側壁。
44. 前記高さ調整機構が、ばねによって強化される、請求項４１に記載の高さ調整可能な側壁。
    

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