JP2023507417A - グリッパユニット - Google Patents

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Abstract

ハウジング(110)と、真空分配ユニット(120)であって、真空分配ユニット(120)の直線運動が、ハウジング(110)に向かい且つそれから離れる第1の方向において許容されるようにハウジング(110)に接続された真空分配ユニット(120)とを含むグリッパユニット(100)が提供される。【選択図】 図5

Description

本発明は、グリッパユニットに関し、特に、機械と包装容器との間の接触面を達成、維持及び終了するように構成されるグリッパユニットに関する。
液体食品用包装容器などの個々の包装容器は、通常、カートンをベースとする材料から製造され、高速充填機を用いて充填される。充填、成形及びシールされた包装容器は、充填機から降ろされると、通常、所定数の包装容器が包装パターンにおいて積み上げられ、段ボールブランクから作られたケースに入れられる段ボールパッカー若しくはフィルム機又は包装容器のグループを封入する同様の装置に移送される。
このような製造中、包装容器をある場所から別の場所に移動させる必要がある。例えば、包装容器は、充填機(又はそれに関連するいずれかのコンベヤ)から段ボールパッカー(又はそれに関連するいずれかのコンベヤ)に移動させる必要がある。
産業用機械装置内でパッケージをあるエリアから別のエリアに移動させるために、ロボットアームを使用することができる。ロボットアームは、様々な自由度で3次元的に移動するようにプログラムされ得る。ロボットアームの遠位端には、機械と包装容器との間の接触面を提供するグリッパが配置される。
このような包装容器の界面は、従来、機械式グリッパ又は包装容器の上面で動作する真空カップグリッパである。しかしながら、先行技術のグリッパは、通常必要とされるサイクル時間、すなわち1つの完全な動作を実行するのに必要な時間に対して要求される速度又は安定性を提供しない。現代の製造業では、グリッパは、完全なハンドリングシーケンスを1秒以内に実行できなければならない。
先行技術のグリッパの制約のほとんどは、要求されるサイクル時間に重くのしかかる。問題は、グリッパの物理的なサイズ及び幾何学的な要件に対応するために必要とされるロボットの過剰な移動に起因している。これには、包装容器に対するグリッパの位置決め、作動、配置、解放及び慎重な引き下げが含まれる。また、問題は、包装容器を把持するために使用される真空カップを真空状態にするために要求される過剰な時間及びグリッパが後退する際に包装容器を乱雑にしないように真空が完全に破壊されたことを保証するために必要な過剰な時間に関連する。
したがって、包装容器をより安定的に、より正確に、より速く位置決めする改良されたグリッパユニットが必要とされている。
本発明の目的は、従来技術の上で特定された制限の1つ又は複数を少なくとも部分的に克服することである。特に、包装容器をグリッパユニットから解放するために真空が除去されると、包装容器に対するあらゆる「押し付け動作」を低減するグリッパユニットを提供することが目的である。
第1の態様によれば、グリッパユニットが提供される。グリッパユニットは、真空分配ユニットであって、真空分配ユニットの直線運動が、ハウジングに向かい且つそれから離れる第1の方向において許容されるようにハウジングに接続された真空分配ユニットを含む。これにより、グリッパユニットの精度が向上する。
グリッパユニットは、真空分配ユニットをハウジングに接続する少なくとも第1のリーフスプリングをさらに含んでもよい。
グリッパユニットは、好ましくは、真空分配ユニットをハウジングに接続する少なくとも1つの追加のリーフスプリングをさらに含む。
少なくとも1つの追加のリーフスプリングは、第1のリーフスプリングと実質的に同じ長さを有してもよい。
少なくとも1つの追加のリーフスプリングは、第1のリーフスプリングと平行に、しかし第1の方向において離間されて配置されてもよい。したがって、真空分配ユニットの回転は、第1のリーフスプリングの中心軸と、追加のリーフスプリングの中心軸とによって画定される平面内で阻止される。
グリッパユニットは、第1のリーフスプリングの両側に配置された2つの追加のリーフスプリングを含み得る。それにより、対称性が達成される。
グリッパユニットは、第1の態様による複数のグリッパユニットを含んでもよい。このような実施形態では、単一のロボットアームを用いて複数の包装容器を移動させることが可能である。
グリッパユニットは、少なくとも1つの真空吸引カップを含んでもよい。少なくとも1つの吸引カップは、少なくとも1つの吸引カップがグリッパユニットのハウジング内に完全に配置されるアイドル位置と、少なくとも1つの吸引カップが前記ハウジングから伸長している作動位置との間で移動可能である。
グリッパユニットは、同じ平面内で動作し、且つアイドル位置と作動位置との間で一緒に移動可能である少なくとも2つの吸引カップを含んでもよい。それにより、包装容器の改善された把持が達成される。
少なくとも1つの吸引カップの位置は、真空を使用して制御されてもよく、これにより容易に入手可能で高品質の真空発生器の使用が可能になる。
グリッパユニットは、制御吸引カップをさらに含んでもよい。制御吸引カップの作動は、少なくとも1つの吸引カップをアイドル位置から作動位置に移動させてもよく、これは、付着用吸引カップ及び制御吸引カップのために共通の空気供給部を利用できるという点で有利である。
制御吸引カップは、ハウジングのキャビティの内部に配置されてもよく、前記キャビティは、制御吸引カップが真空を適用する蓋によって閉鎖される。
第2の態様によれば、ロボットアームアセンブリが提供される。ロボットアームアセンブリは、関節式ロボットアーム又はデルタロボットなどのロボットアームと、ロボットアームに設けられる少なくとも1つのグリッパユニットとを含む。
本発明のさらに他の目的、特徴、態様及び利点は、以下の詳細な記載及び図面から明らかになるであろう。
ここで、本発明の実施形態を、添付の概略図面を参照しながら例として記載する。
ロボットアームアセンブリの一部を形成するグリッパユニットの概略図である。 異なる動作モードにおける、一実施形態によるグリッパユニットの側面図である。 一実施形態によるグリッパユニットの等角図である。 一実施形態によるグリッパユニットの断面図である。 一実施形態によるグリッパユニットの等角図である。 一実施形態によるグリッパユニットアセンブリの等角図である。 一実施形態によるグリッパユニットのさらに別の断面図である。 一実施形態による方法の概略図である。
図1から始めると、一実施形態によるロボットアームアセンブリ1が概略的に示されている。ロボットアームアセンブリ1は、ロボットアーム10と、グリッパユニット100とを含み、それにより、グリッパユニット100は、ロボットアーム10の遠位端に設けられている。好ましくは、ロボットアーム10は、関節式デルタロボット又は少なくとも3つの回転ジョイントを有する関節式ロボットである。関節式ロボットは、デルタロボットと同様に、当技術分野でよく知られており、本明細書でさらに記載しない。
ロボットアームアセンブリ1は、充填機と段ボールパッカー(図示せず)又は他のタイプの装置との間などの機械環境内に配置される。このような例では、ロボットアームアセンブリ1は、充填機によって製造され、コンベヤ30によってそれから排出される個々の包装容器20を移動させるために設けられる。少なくとも1つの平面パネル24を含む主要本体22を典型的に有する包装容器20は、コンベヤ30上を搬送される際にロボットアームアセンブリ1によって把持され、段ボールパッカーの送込みコンベヤ40に移動され、コンベヤ40の下流のさらなる装置に搬送される。なお、主要本体22の平面パネル24は、必ずしも包装容器20の側面全体を形成する必要はなく、グリッパユニット100によって把持されるのに十分な大きさの平面であることが望ましい。
ロボットアームアセンブリ1は、非常に高速で動作するように構成され、アイドル位置から、以下の動作シーケンスを実行できるようにすることが必要である:接近する包装容器20にグリッパユニット100を近接配置すること、包装容器20をグリッパユニット100に取り付けるためにグリッパユニット100を作動させること、グリッパユニット100及び取り付けられた包装容器20を所望の位置に移動すること、グリッパユニット100を非作動にして包装容器20を解放すること及びアイドル位置に戻ること。完全な動作シーケンスは、典型的には、1秒未満、例えば0.5秒未満、さらに好ましくは0.3秒未満で実行されるべきである。
したがって、グリッパユニット100の作動及び非作動を制御するために、コントローラ50が提供され、グリッパユニット100に接続される。いくつかの実施形態では、コントローラ50は、ロボットアーム10とも通信する。
コントローラ50は、好ましくは、1つ又は複数のプロセッサによる実行のために構成された1つ又は複数のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含み、1つ又は複数のプログラムは、グリッパユニット100を制御するための命令を含む。
ここで、図2a~cを参照すると、グリッパユニット100のさらなる詳細が示されている。グリッパユニット100は、好ましくは、1つ又は複数の真空カップ130を使用して吸引力を適用することにより、隣接する包装容器を取り付けることができる真空グリッパユニット100である。
グリッパユニット100は、ハウジング110と、真空分配ユニット120とを含む。真空分配ユニット120は、ハウジング110に対して移動可能であり、少なくとも1つの吸引カップ130を含む。図示の例では、真空分配ユニット120は、真空を適用することによって包装容器に付着するための2つの離間された吸引カップ130と、1つの制御吸引カップ140とを含む。
すべての吸引カップ130、140は、好ましくは、同時に作動される。これは、吸引カップ130、140が共通の空気供給部(後述する)を共有する場合に特にそうである。吸引カップ130及び制御吸引カップ140の作動により、真空分配ユニット120は、図2aのブロック矢印によって示される方向においてハウジング110に向かって移動される。したがって、真空分配ユニット120は、アイドル位置(図2aに示す)から作動位置(図2bに示す)に移動される。真空分配ユニット120が作動位置にあるとき、吸引カップ130は、伸長位置に配置され、すなわち、各吸引カップ130の遠位端は、ハウジング110の外側に配置される。
図2bに示すように、作動位置において、グリッパユニット100は、包装容器を把持する準備ができている。真空が適用されると、吸引カップ130、140の作動時、各吸引カップ130、140に吸引力が発生し、それにより、図2cに示すように、包装容器をハウジング110の方に引っ張る。吸引カップ130の柔軟な材料により、包装容器の平面パネル24は、ハウジング110と接触し、密に重なる。
グリッパユニット100は、個々の包装容器が動いている間に個々の包装容器を照合するために使用され、吸引カップ130の作動を必要とする。真空作動した吸引カップ130は、シール、したがって安定的なグリップを達成するために、それらがピッキングしている包装容器と干渉する必要がある。
吸引カップ130がハウジング110から飛び出している(且つ包装容器に接触する準備ができている)場合、それは、場合により、包装容器の回収を妨げる。したがって、本明細書に記載されるグリッパユニット100は、吸引カップ130を後退させ、包装容器の移動を妨げない「きれいな」ハウジング表面を残すように構成される。
実際、吸引カップ130は、吸引カップ130がハウジング110より前に包装容器と接触することを保証するように突出するように制御される。吸引カップ130は、吸引カップ130が配置されている包装容器と干渉しないことを保証するために、真空発生器150、152(図5を参照されたい)への空気供給を断つことによって後退される。
図2a~cに示す実施形態では、3つの真空カップ130、140が採用され、共通の真空分配ユニット120に一緒に取り付けられている。2つの吸引カップ130は、包装容器20を把持するように構成され、第3の吸引カップ140は、真空分配ユニット120を前方に引っ張るためのアクチュエータとして機能する。
動作中、真空が解除されると、吸引カップ130が包装容器からハウジング110内に引き込まれるため、包装容器の配置は、安定する。これは、制御吸引カップ140と吸引カップ130とを同時に非作動にすることによって達成され、それにより、真空分配ユニット120は、図2aのそのアイドル位置に戻ることが許容される。
次に、図3を参照して、グリッパユニット100のいくつかのさらなる詳細について記載する。包装容器20に付着するために使用される吸引カップ130は、真空分配ユニット120の一部を形成する共通の真空発生器150(図5に見られる)に接続される。好ましくは、真空発生器150は、多孔質材料のために設計され、したがって高流量及び低真空を発生させることが可能である。これにより、把持時間が短縮され、包装容器20の包装材料が損傷しないことが保証される。
図4に示すように、制御吸引カップ140は、ハウジング110のキャビティ112の内部に配置され、キャビティ112は、蓋114によってハウジング110の表面の平面で閉鎖される。制御吸引カップ140が好ましくは別個の真空発生器152(図5を参照されたい)によって作動されると、制御吸引カップ140が蓋114の内部に対して吸引力を適用するため、真空は、真空分配ユニット120全体をハウジング110に向かって引っ張ることになる。これは、図4に示され、そこでは、各吸引カップ130の遠位端は、ハウジング110からある程度伸長している。制御吸引カップ140から真空が解除されると、吸引カップ130は、真空分配ユニット120全体の戻り運動により、図2aに示されるように、その引き込み位置に戻ることになる。
さらに図5を参照すると、ハウジング110は、静的フレームとロボットアーム10(図1を参照されたい)への堅牢な接続部を形成する一方、真空分配ユニット120は、吸引カップ130、制御吸引カップ140、真空発生器150、152及び空気供給部接続154(図3を参照されたい)が取り付けられる剛性フレーム122を含む。さらに、真空分配ユニット120は、吸引カップ130の状態監視を可能にするため又はグリッパユニット100と包装容器20との間で「グリップ」が達成されたことを保証するために真空変換器160を設けられてもよい。
真空発生器150、152は、共通の空気供給部154を共有してもよく、したがって部品の交換又は取り替えが必要であるときにグリッパユニット100の接続を単純且つ迅速にする。図面からさらに分かるように、真空発生器150、152及び吸引カップ130、140は、極めて近接して配置され、それにより包装容器20のピックアンドプレースのための反応時間を短縮することができる。
グリッパユニット100のさらなる利点は、低プロファイル設計により、グリッパユニット100が、クラッシュ又は衝突を引き起こすことなく他の包装容器に近接して作業することが可能になり、再びサイクル時間を短縮することである。
グリッパユニット100は、空気消費量を減らし、また真空にさらされる面積を減らすように寸法決めされた設計において、必要な箇所で高流量低真空を作り出すことにより、損失時間を減らす。これらの特徴は、グリッパユニット100と、隣接する包装容器20との間に正の結合を作り出すのに必要な時間を短縮し、同様に結合を解除するのに必要な時間を短縮する。
好ましい実施形態では、グリッパユニット100は、摺動部品も回転部品も有さず、このことから耐用年数が利益を得る。しかしながら、真空分配ユニット120は、上で説明したように、ハウジング110に対して相対的に移動できるようにするべきである。さらにより好ましくは、真空分配ユニット120は、制御吸引カップ140が非作動化されると、そのアイドル位置に自動的に戻れるようにもするべきである。
したがって、真空分配ユニット120のハウジング110に向かい且つそれから離れる直線運動を可能にすると同時に、真空分配ユニット120の他の方向への移動を防止する方法でハウジング110が真空分配ユニット120に接続されているグリッパユニット100が提案される。
そのような接続の一実施形態が図5に示されている。第1のリーフスプリング170は、ハウジング110と真空分配ユニット120とを相互接続する。第1のリーフスプリング170は、リーフスプリング170の平面方向(図5の眺めでは上又は下)への移動を可能にする弾力的なサスペンションを提供し、またこれらの平面の交差方向において剛性であるサスペンションを提供する。
第1のリーフスプリング170は、グリッパユニット100の内部に配置され、使用中、ロボットアーム10に面し、ハウジング110を真空分配ユニット120の剛性フレーム122に接続する。
2つの追加のリーフスプリング172も、好ましくは、第1のリーフスプリング170から離間されて設けられる。2つの追加のリーフスプリング172(そのうちの1つのみが図5に示されている)は、図5に示されているように、吸引カップ130に近いレベルに配置されている。すべてのリーフスプリング170、172は、平行に配置されている。追加のリーフスプリング172の一方は、真空発生器150の長手方向と整列している方向にほぼ伸びており、追加のリーフスプリング172の他方は、真空発生器152の長手方向と整列している方向にほぼ伸びている(2つの追加のリーフスプリング172が見える図7を参照されたい)。
真空分配ユニット120の動きは、リーフスプリング170、172によって物理的に拘束され、真空分配ユニット120を過剰な移動から保護する。ハウジング110は、吸引カップ130、140の作動及び非作動中、真空分配ユニット120のための停止面を形成する2つの離間されたT字形部材180を設けられる。リーフスプリング170、172の配置により、平行四辺形の構成で配置されたリーフスプリング170、172の使用により、その動きは純粋な長手方向に案内される。
第1のリーフスプリング170の有益な効果は、それにより、真空分配ユニット120とハウジング110とを相互接続する追加のリーフスプリング172の配置によって強化される。追加のリーフスプリング172の配置は、真空分配ユニット120が、各リーフスプリング170、172によって提供される一定の半径によって制限されるように、基本的に第1の方向にのみ上下に移動し得るように、真空分配ユニット120の運動の自由度をさらに低下させる。
特に、追加のリーフスプリング172の追加により、主リーフスプリング170の長さ方向に沿ったいかなるねじれ又はリーフスプリング170のいかなる曲げも減少させることができる。さらに、本質的に等しい長さのリーフスプリング170、172を平行に、しかし運動方向において離して配置することは、真空分配ユニット120の向きを維持する手段、すなわち真空分配ユニット120が回転することを防止する手段を提供する。
図6には、グリッパユニット100の実施例が示されている。グリッパユニットアセンブリ1000は、少なくとも1つのグリッパユニット100を含み、この実施形態では、3つのグリッパユニット100が平行に配置され、一緒に取り付けられている。好ましくは、ロボットアーム10(図1を参照されたい)を共通のハウジングに接続できるように、グリッパユニット100は、共通のハウジング(図示せず)内に配置される。そのため、包装容器がグリッパユニットアセンブリ1000の寸法に適合するように相対的に配置されている限り、グリッパユニットアセンブリ1000を使用して、3つの包装容器を同時に移動させることができる。
ここで、図7に戻ると、グリッパユニット100の一実施形態が断面で示されている。特に、図7は、第1の真空発生器150が共通の流体チャネル156によって両方の吸引カップ130に接続される様子を示している。見て分かるように、真空レベルを正確に測定できるように、真空変換器160も共通流体チャネル156に接続されている。第2の真空発生器152は、制御流体チャネル158を介して制御吸引カップ140に接続されている。
次に、図8を参照すると、グリッパユニット100のための方法200が概略的に示されている。第1のステップ202において、グリッパユニット100は、少なくとも1つの吸引カップ130がハウジング表面から突出するように、少なくとも1つの吸引カップ130をハウジング110外に出すように作動される。次のステップ204において、少なくとも1つの吸引カップ130は、包装容器20の近くに配置され、適用された真空のために包装容器20を把持する。最終ステップ206において、グリッパユニット100を非作動化し、それにより少なくとも1つの吸引カップ130をハウジング内に引き戻し、少なくとも1つの吸引カップ130も同時に非作動化して真空を解除し、そのため、包装容器20の把持も解除する。
以上の記載から、本発明の様々な実施形態を記載し、示してきたが、本発明は、これらに限定されるものではなく、以下の請求項で定義される主題の範囲内で他の方法で具体化することも可能であることが分かる。

Claims (14)

  1. ハウジング(110)と、真空分配ユニット(120)であって、前記真空分配ユニット(120)の直線運動が、前記ハウジング(110)に向かい且つそれから離れる第1の方向において許容されるように前記ハウジング(110)に接続された真空分配ユニット(120)とを含むグリッパユニット(100)。
  2. 前記真空分配ユニット(120)を前記ハウジング(110)に接続する少なくとも第1のリーフスプリング(170)をさらに含む、請求項1に記載のグリッパユニット(100)。
  3. 前記真空分配ユニット(120)を前記ハウジング(110)に接続する少なくとも1つの追加のリーフスプリング(172)をさらに含む、請求項2に記載のグリッパユニット(100)。
  4. 前記少なくとも1つの追加のリーフスプリング(172)は、前記第1のリーフスプリング(170)と実質的に同じ長さを有する、請求項3に記載のグリッパユニット(100)。
  5. 前記少なくとも1つの追加のリーフスプリング(172)は、前記第1のリーフスプリング(170)と平行に、しかし前記第1の方向に離間されて配置される、請求項3又は4に記載のグリッパユニット(100)。
  6. 前記第1のリーフスプリング(170)の両側に配置された2つの追加のリーフスプリング(172)を含む、請求項3~5のいずれか一項に記載のグリッパユニット(100)。
  7. 少なくとも1つの真空吸引カップ(130)を含み、前記少なくとも1つの吸引カップ(130)は、前記少なくとも1つの吸引カップ(130)が前記グリッパユニット(100)の前記ハウジング(110)内に完全に配置されるアイドル位置と、前記少なくとも1つの吸引カップ(130)が前記ハウジング(110)から伸長している作動位置との間で移動可能である、請求項1~6のいずれか一項に記載のグリッパユニット(100)。
  8. 同じ平面内で動作し、且つ前記アイドル位置と前記作動位置との間で一緒に移動可能である少なくとも2つの吸引カップ(130)を含む、請求項7に記載のグリッパユニット(100)。
  9. 前記少なくとも1つの吸引カップ(130)の前記位置は、真空を使用して制御される、請求項7又は8に記載のグリッパユニット(100)。
  10. 制御吸引カップ(140)をさらに含む、請求項9に記載のグリッパユニット(100)。
  11. 前記制御吸引カップ(140)の作動は、前記少なくとも1つの吸引カップ(130)を前記アイドル位置から前記作動位置に移動させる、請求項10に記載のグリッパユニット(100)。
  12. 前記制御吸引カップ(140)は、前記ハウジング(110)のキャビティ(112)の内部に配置され、前記キャビティ(112)は、前記制御吸引カップ(140)が真空を適用する蓋(114)によって閉鎖される、請求項11に記載のグリッパユニット(100)。
  13. 請求項1~12のいずれか一項に記載の複数のグリッパユニット(100)を含むグリッパユニットアセンブリ(1000)。
  14. ロボットアーム(10)と、前記ロボットアーム(10)に設けられる少なくとも1つのグリッパユニット(100)とを含むロボットアームアセンブリ(1)。
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