JP2023506685A - ランダムアクセス問題の報告方法、端末デバイス及び記憶媒体 - Google Patents

ランダムアクセス問題の報告方法、端末デバイス及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

本発明は、ランダムアクセス問題の報告方法を開示し、端末デバイスが、アップリンク帯域幅部分がサポートするランダムアクセスタイプに基づいて、ランダムアクセス試行閾値を決定することと、前記端末デバイスがランダムアクセスに失敗した場合、前記端末デバイスがランダムアクセス要求の送信回数と前記ランダムアクセス試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定することとを含む。本発明は、また、端末デバイス及び記憶媒体を開示する。

Description

本発明は、移動通信技術に関し、特に、ランダムアクセス問題の報告方法、端末デバイス及び記憶媒体に関する。
ランダムアクセスは、通信システムの基本的かつ重要なプロセスであり、ランダムアクセスの目的は、アップリンク同期の確立、一意のC-RNTI(Cell Radio Network Temporary Identifier)の確立、端末へのアップリンクリソースのネットワーク割り当ての要求などを含む。そのため、ランダムアクセスは、初期化のアクセスだけでなく、ハンドオーバ過程において新しいセルへのアクセス、無線リンク失敗後のアクセス、アップリンク/ダウンリンクのデータ伝送が可能な場合のアップリンク同期の再開などにも使用される。
ランダムアクセスプロセスでは、第1のタイプランダムアクセス及び第2のタイプランダムアクセスを含む。ここで、第1のタイプランダムアクセスでは、端末デバイスとネットワークデバイスとが4回の情報インタラクションを行う必要があるため、第1のタイプランダムアクセスが4ステップのランダムアクセス(4-steps RACH)とも呼ばれる。第2のタイプランダムアクセスでは、端末デバイスとネットワークデバイスとが2回の情報インタラクションを行う必要があるため、第2のタイプランダムアクセスが2ステップのランダムアクセス(2-steps RACH)とも呼ばれる。
現在、2ステップのランダムアクセスが標準化に向けて議論され、それが信号のオーバーヘッドを減らしながら遅延を低減させることができる。端末デバイスのアップリンク帯域幅部分は、2ステップのランダムアクセスのみをサポートするケースと、2ステップのランダムアクセスと4ステップのランダムアクセスの両方をサポートするケースがあり、ランダムアクセスに失敗した場合のランダムアクセス問題の報告をどのように制御するかが解決すべき技術的課題となっている。
本発明の実施例は、ランダムアクセス問題の報告方法、端末デバイス及び記憶媒体を提供し、端末デバイスのアップリンク帯域幅部分がランダムアクセスをサポートする状況に応じて、ランダムアクセスが失敗した場合のランダムアクセス問題の報告を制御することができる。
第1の態様として、本発明の実施例は、ランダムアクセス問題の報告方法を提供し、
端末デバイスが、アップリンク帯域幅部分がサポートするランダムアクセスタイプに基づいて、ランダムアクセス試行閾値を決定することと、
前記端末デバイスがランダムアクセスに失敗した場合、前記端末デバイスがランダムアクセス要求の送信回数と前記ランダムアクセス試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定することとを含む。
第2の態様として、本発明の実施例は、選択ユニットと、決定ユニットとを含む端末デバイスを提供し、
選択ユニットは、アップリンク帯域幅部分がサポートするランダムアクセスタイプに基づいて、ランダムアクセス試行閾値を決定するように構成され、
決定ユニットは、前記端末デバイスがランダムアクセスに失敗した場合、ランダムアクセス要求の送信回数と前記ランダムアクセス試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定するように構成される。
第3の態様として、本発明の実施例は、プロセッサと、前記プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを格納するメモリとを備える端末デバイスを提供し、ここで、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムの実行して、前記端末デバイスが実行するランダムアクセス問題の報告方法のステップを実行する。
第4の態様として、本発明の実施例は、実行可能なプログラムを記憶した記憶媒体を提供し、前記実行可能なプログラムは、プロセッサによって実行されると、前記端末デバイスによって実行されるランダムアクセス問題の報告方法を実行する。
本発明の実施例に係るランダムアクセス問題の報告方法は、端末デバイスがアップリンク帯域幅部分がサポートするランダムアクセスタイプに基づいて、ランダムアクセス試行閾値を決定することと、前記端末デバイスがランダムアクセスに失敗した場合、前記端末デバイスがランダムアクセス要求の送信回数と前記ランダムアクセス試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定することとを含み、これにより、端末デバイスのアップリンク帯域幅部分がランダムアクセスをサポートする状況に応じて、ランダムアクセスが失敗した場合のランダムアクセス問題の報告を制御することができる。
本発明のランダムアクセスの選択可能な処理プロセスの模式図である。 本発明のランダムアクセスの選択可能な処理プロセスの模式図である。 本発明のランダムアクセスの選択可能な処理プロセスの模式図である。 本発明のランダムアクセスの選択可能な処理プロセスの模式図である。 本発明の実施例における通信システムの選択可能な構成の模式図である。 本発明の実施例におけるランダムアクセス問題の報告方法の選択可能な処理プロセスの模式図である。 本発明の実施例におけるランダムアクセス問題の報告方法の選択可能な処理プロセスの模式図である。 本発明の実施例におけるランダムアクセス問題の報告方法の選択可能な処理プロセスの模式図である。 本発明の実施例における選択可能なシーケンスの模式図である。 本発明の実施例における選択可能なシーケンスの模式図である。 本発明の実施例における選択可能なシーケンスの模式図である。 本発明の実施例における端末デバイスの選択可能な構成の模式図である。 本発明の実施例における電子デバイスの選択可能な構成の模式図である。
本発明の実施例の特徴および技術的内容をより詳細に理解できるように、本発明の実施例を添付の図面と併せて以下に詳細に説明するが、これらの図面は説明のためにのみ提供されており、本発明の実施例を限定することを意図していない。
本発明の実施例によって提供されるランダムアクセス問題の報告方法の詳細な説明を行う前に、ランダムアクセスプロセスを簡単に説明する。
セルサーチ過程の後、端末デバイスはセルとのダウンリンク同期を確立しているため、ダウンリンクデータを受信することができる。しかし、端末デバイスは、セルとのアップリンク同期を確立した場合にのみ、アップリンクを伝送することができる。端末デバイスは、ランダムアクセスプロセス(Random Access Procedure)でセルとの接続を確立し、アップリンク同期を確立する。
ランダムアクセスの主な目的:(1)アップリンク同期の確立、(2)端末デバイスのために一意C-RNTIを割り当てる。
ランダムアクセスプロセスは、以下のイベントによりトリガーされる:
1、UEの初期アクセス時に無線接続を確立する:UEが無線リソース制御(Radio Resource Control RRC)のアイドル状態(すなわちRRC_IDLE状態)から接続状態(すなわちRRC_CONNECTED状態)に移行し、RRC_IDLE状態ではRRC接続が確立されず、RRC_CONNECTED状態ではRRC接続が確立され、
2、無線リソース制御(Radio Resource Control RRC)接続再確立プロセス(RRC Connection Re-establishment procedure):無線リンク失敗(Radio Link Failure)後にUEが無線接続を再確立でき、
3、ハンドオーバ: UEは新しいセルとのアップリンク同期を確立する必要があり、
4、RRC_CONNECTED状態で、ダウンリンク(Down Link、DL)データが到着し、この時、アップリンク(Up Link、UL)が非同期状態にあり、
5、RRC_CONNECTED状態で、ULのデータが到着したとき、ULが非同期状態にあり、又は、スケジューリングリクエスト(Scheduling Request、SR)を送信するためのPUCCH(Physical Uplink Control Channel)リソースがなく、
6、RRC_CONNECTED状態で、端末デバイスの位置を特定するために、TA(timing advance)を行う必要があり、
7、SR失敗であり、
8、RRCからの同期再構成要求であり、
9、UEが接続非活性化状態(即ちRRC_INACTIVE状態)からRRC_CONNECTED状態に移行し、
10、セカンダリセル(Secondary Cell、SCell)追加過程において時刻校正を確立し、
11、他のシステムメッセージ(System Information、SI)を要求し、
12、ビーム失敗回復である。
ランダムアクセスプロセスでは、第1のタイプランダムアクセス及び第2のタイプランダムアクセスを含む。ここで、第1のタイプランダムアクセスでは、端末デバイスとネットワークデバイスとが4回の情報インタラクションを行う必要があるため、第1のタイプランダムアクセスが4ステップのランダムアクセスとも呼ばれる。第2のタイプランダムアクセスでは、端末デバイスとネットワークデバイスとが2回の情報インタラクションを行う必要があるため、第2のタイプランダムアクセスが2ステップのランダムアクセスとも呼ばれる。
第1のタイプランダムアクセスは、競合に基づくランダムアクセス方式及び非競合に基づくランダムアクセス方式をサポートする。
競合に基づくランダムアクセス方式の処理フローは、図1に示すように、以下の4つのステップを含む。
S101において、端末デバイスがメッセージ1(message 1、Msg1)を介してネットワークデバイスにランダムアクセスプリアンブルを送信する。
端末デバイスが物理ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access Channel、PRACH)時間領域リソースを選定し、選定されたPRACH時間領域リソースにおいて選定されたランダムアクセスプリアンブル(Preamble)を送信し、ネットワークデバイスが受信されたPreambleに基づいて、アップリンクTiming及び端末デバイスのメッセージ3(message 3、Msg3)の伝送に要するアップリンク許可の大きさを推算することができる。ここで、Preambleは、ネットワークデバイスにより構成され周期的に出現されたランダムアクセスタイミング(RACH occasion、RO)で送信される。
ネットワークデバイスが放送システム情報ブロック(System Information Block、SIB)1を介して端末デバイスにランダムアクセスの関連パラメータを送信し、ここで、RACH共有構成(RACH―ConfigCommon)情報要素(Information Element、IE)における同期信号ブロック(Synchronization Signal Block、SSB)の参照信号受信電力(Reference Signal Receiving Power、RSRP)閾値(rsrp-ThresholdSSB)は、端末デバイスのSSBの選定に使用される。端末デバイスは、各SSBのRSRP測定結果をrsrp-ThresholdSSBと比べ、RSRP測定結果がrsrp-ThresholdSSBよりも高いSSBを選定してアクセスし、RSRP測定結果がrsrp-ThresholdSSBよりも高いSSBがない場合、全てのSSBから1つのSSBをランダム選定してアクセスする。各SSBが1セットのPreambleリソース及びROリソースに対応し、端末デバイスが選定されたSSBから競合に基づくランダムアクセスリソースを利用してランダム選定を行い、プリアンブルインデックス(preamble_INDEX)を選定されたランダムアクセスPreambleとして設定する。
S102において、ネットワークデバイスが端末デバイスにメッセージ2(message 2、Msg2)を送信する。
ネットワークデバイスは、端末デバイスからのPreambleを検出した後、Msg2を介して端末デバイスにランダムアクセス応答(Random Access Response、RAR)メッセージを送信し、これにより、Msg3の送信に使用されるアップリンクリソース情報を端末デバイスに指示し、端末デバイスのために無線ネットワーク一時識別子(Radio Network Tempory Identity、RNTI)を割り当て、端末デバイスのためにtime advance commandなどを提供する。
端末デバイスは、preambleを送信した後、1つのRAR時間枠(RA Response window)を起動し、RAR時間枠でランダムアクセス無線ネットワーク一時識別子(Random Access Radio Network Temporary Identifier、RA-RNTI)によりスクランブルされた物理ダウンリンク制御チャネル(Physical Downlink Control Channel、PDCCH)をリスンして、対応するRA-RNTIのRARメッセージを受信する。RA-RNTIは、Preambleを送信するPRACHの時間周波数の計算により取得し、このため、複数のUEが同一のROでPreambleを送信する場合、対応するRARが同一のRAR媒体アクセス制御(Medium Access Control、MAC)プロトコルデータユニット(Protocol Data Unit、PDU)で多重化される。RAR MAC PDUが1つ以上のMACサブプロトコルデータユニット(subPDU)及び選択可能なパディング(padding)からなり、ここで、MAC subPDUの構成は、以下の通りである。
バックオフ指示(Backoff Indicator、BI)のみを有するMACサブヘッダ、即ちBI MACサブヘッダ(独立で存在可能)であり、
ランダムアクセスプリアンブル識別子(Random Access Preamble Identifier、RAPID)のみを有するMACサブヘッダ、即ち、RAPID MACサブヘッダ(即ち、SI要求の確認、独立で存在可能)であり、
RAPIDを有するMAC RARのMACサブヘッダである。
ここで、BIを有するMACサブヘッダは、E(Exension)/T(Type)/R(Reserved)/R/BIの5つのヘッダーフィールドからなり、RAPIDのみを有するMACサブヘッダ及びRAPIDを有するMAC RARのMACサブヘッダは、E/T/RAPIDの3つのヘッダーフィールドからなる。ここで、Rが予約フィールドであり、その値が0又は1であり、Eで現在のMAC subPDUが最後であるかどうかを指示し、Eの値が0である場合、現在のMAC subPDUが最後であることを指示し、Eの値が1である場合、現在のMAC subPDUの後に少なくとも1つMAC subPDUがあることを指示し、Tが0である場合、BI MAC サブヘッダを示し、Tが1である場合、RAPID MACサブヘッダを示し、BIは、現在のセルの過負荷状態を示し、RAPIDは、伝送されるランダムアクセスプリアンブルを示す。
端末デバイスが、Preambleを送信したROリソースに対応するRA-RNTIによりスクランブルされたPDCCHの受信に成功し、RARに含まれるMAC subPDUで搬送されるRAPIDがS101で選択したPREAMBLE_INDEXに対応する場合、RARの受信に成功し、端末はデコードしてTAC(Timing Advance Command)、Uplink Grant、Temporary Cell Radio Network TeMpORARy Identity(Temporary C-RNTI、TC-RNTI)を取得する。
プリアンブルを送信したROリソースに対応するRA-RNTIによりスクランブルされたPDCCHをRAR時間枠の動作中で受信しなかった場合、又はRA-RNTIによりスクランブルされたPDCCHを受信してもRARにPREAMBLE_INDEXに対応するMAC subPDUが含まれていない場合、RARの受信に失敗したと判定し、この時、Preambleの伝送回数がネットワークで構成されたプリアンブル最大伝送回数(preambleTransMax)を超えていない場合、端末デバイスはMsg1の再送信を行う必要があり、Preambleの伝送回数がネットワークで構成されたpreambleTransMaxを超えた場合、端末デバイスは上位層にランダムアクセスの問題を報告する。
S103において、端末デバイスがネットワークデバイスにMsg3を送信する。
端末デバイスがRARメッセージを成功に受信した場合、端末がMsg3を送信し、即ち、RARメッセージによりスケジューリングされるPUSCHである。
Msg3は主に、どのようなイベントがランダムアクセスプロセスをトリガーするかをネットワークデバイスに知らせるために使用される。例えば、初期アクセスランダムプロセスであれば、Msg3にはUE IDと確立原因(establishment cause)が含まれ、RRC再確立であれば、Msg3には接続状態のUE識別子とestablishment causeが含まれる。 Msg3には、S104での競合解決のために、UEの一意の識別情報を含む必要がある。
S103では、UE は、Msg3に自分の一意の識別子(C-RNTI 又はコアネットワークからのUE識別子(S-TMSI又は乱数))を含める。RRC_CONNECTED状態にあるUEの場合、一意の識別子はC-RNTIであり、非RRC_CONNECTED状態にあるUEの場合は、コアネットワークからの一意のUE識別子(S-TMSI又は乱数)が使用される。
端末デバイスがMsg3を送信した後、端末のMACエンティティが以下の操作を行う。
1>、ランダムアクセス競合解決タイマ(ra-ContentionResolutionTimer)を開始し各Msg3の再送の1番目のシンボルでランダムアクセス競合解決タイマ(ra-ContentionResolutionTimer)を再開する。
2>、ra-ContentionResolutionTimer動作期間でC-RNTI又はTC-RNTIPDCCHをリッスンし、即ち、ネットワークからの競合解決メッセージをリッスンする。
ステップS104において、ネットワークデバイスが端末デバイスにMsg4を送信する。
Msg4に競合解決(contention resolution)メッセージが含まれ、端末デバイスのためにアップリンク伝送リソースを割り当てる。
ネットワークデバイスは、競合解決メカニズムでは、Msg4に一意の識別子を含め勝利した端末デバイスを指定する。競合解決で勝利しない端末デバイスがランダムアクセスを再開する。Msg4のPDCCHは、C-RNTI又はTC-RNTIを用いてスクランブルされる。
RRC_CONNECTED状態にある端末デバイスでは、ra-ContentionResolutionTimerの動作期間でC-RNTIによりスクランブルされたPDCCHを受信すると、競合解決が成功したと判定し、非RRC_CONNECTED状態にある端末デバイスでは、ra-ContentionResolutionTimerの動作期間でTC-RNTIによりスクランブルされたPDCCHを受信すると、復号化に成功したMsg4に対応するMAC PDUに含まれるCRIDがMsg3で送信されたCCCH SDUと一致し、競合解決が成功し、端末デバイスのランダムアクセス処理が成功したと判定する。
ra-ContentionResolutionTimerがタイムアウトした場合や、競合解決が失敗した(ランダムアクセスの失敗)場合、Preambleの再送回数がpreambleTransMaxを超えていなければ、端末デバイスはMsg1を再送する必要があり、Preambleの伝送回数がpreambleTransMaxを超える場合、端末デバイスは上位層にランダムアクセスの問題を報告する。
非競合に基づくランダムアクセス方式の処理フローは、図2に示すように、以下の3つのステップを含む。
S201において、ネットワークデバイスが割り当てたランダムアクセスPreambleを端末デバイスに送信する。
S202において、端末デバイスがMsg1でネットワークデバイスにランダムアクセスPreambleを送信する。
非競合に基づくランダムアクセス、PRACH時間領域リソース及びpreambleは、ネットワークデバイスにより指定されてもよい。
S203において、ネットワークデバイスが端末デバイスにMsg2を送信する。
ネットワークデバイスが端末デバイスからのPreambleを検出した後、Msg2で端末デバイスにRARを送信する。
端末デバイスがMsg1を送信した後,1つのランダムアクセス応答時間枠を開始し、該ランダムアクセス応答時間枠においてRA-RNTIによりスクランブルされたPDCCHを検出し、ランダムアクセス応答の記載は、S102を参照する。
非競合に基づくランダムアクセスでは、端末デバイスがMsg2を成功に受信した後、ランダムアクセスプロセスが完了する。
第2のタイプランダムアクセスが第1のタイプランダムアクセスと比べ、第2のタイプランダムアクセスは、遅延を改善するとともに、シグナリングのオーバーヘッドを削減することができる。第2のタイプランダムアクセスの処理フローは、図3に示すように、以下のステップを含む。
S301において、端末デバイスがネットワークデバイスにMsgAを送信する。
MsgAがpreamble及びアップリンクデータ部分(例えばPUSCHで搬送される)を含む。Preambleが第1のタイプランダムアクセスのMsg1の内容であり、アップリンクデータ部分でUEの識別情報及び/又はRRC要求の理由が搬送され、第1のタイプランダムアクセスのMsg3の内容である。
S302において、ネットワークデバイスが端末デバイスにMsgBを送信する。
MsgBに競合解決情報及びTAC、C-RNTIの割り当て情報などが含まれ、MsgBは、第1のタイプランダムアクセスのMsg2及びMsg4を含むことに相当する。
図3に示した2-step RACHをベースに、図4に示すように、MsgBでバックオフ指示を受信した場合、端末デバイスはS401を実行し、ネットワークデバイスにMsg3を送信し、S402でMsg4をリッスンし、Msg3伝送後に競合解決に失敗した場合、端末デバイスはMsgA伝送のためにS301を続行する。
アップリンクUL帯域幅部分(Bandwidth Part、BWP)においてランダムアクセスを行うためのリソースに対応するランダムアクセスタイプは、以下の2つのケースを含む。
ケース1、2ステップのランダムアクセスのみに対応し、
ケース2、2ステップのランダムアクセス及び4ステップのランダムアクセスを含む。
関連技術では、以上のいずれの場合も、ランダムアクセスの問題をどのように報告するか記載されていない
以上の問題点に対して、本発明の実施例では、ランダムアクセス問題の報告方法を提供し、本発明の実施例の情報処理方法は、LTE(Long term Evolution)システム、LTE FDD(Frequency Division Duplex)システム、LTE TDD(Time Division Duplex)システム、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)システム、5Gシステム、又は将来の通信システムなど、様々な通信システムに適用することができる。
例示的に、本発明の実施例では、図5に示すような通信システム500が適用される。通信システム500は、ネットワークデバイス510を含んでいてもよく、ネットワークデバイス510は、端末デバイス520(又は、通信端末、ターミナルと呼ばれる)と通信する装置であってもよい。ネットワークデバイス510は、特定の地理的エリアの通信カバレッジを提供してもよく、そのカバレッジエリア内に位置する端末デバイスと通信してもよい。任意で、ネットワークデバイス510は、LTEシステムにおけるEvolutional Node B(eNB又はeNodeB)であってもよく、また、NR/5Gシステムにおける基地局(gNB)、又はCloud Radio Access Network(CRAN)における無線コントローラであってもよい。
通信システム500は、クラウド無線アクセスネットワーク(Cloud Radio Access Network、CRAN)における無線コントローラ、モバイルスイッチングセンター、リピータステーション、アクセスポイント、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、ハブ、スイッチ、ブリッジ、ルータ、又は、5Gネットワーク又は将来のPLMN(Public Land Mobile Network)の進化におけるネットワークサイドデバイスネットワークデバイスなどを含む。
また、通信システム500はまた、少なくとも1つのネットワークデバイス510のカバレッジ内に配置された少なくとも1つの端末デバイス520を含む。本明細書で使用される「端末デバイス」としては、公衆交換電話網( Public Switched Telephone Networks、PSTN )、デジタル加入者線( Digital Subscriber Line、DSL )、デジタルケーブル、直接ケーブル接続などの有線回線を介した接続、及び/又は別のデータ接続/ネットワーク、及び/又は、セルラネットワーク、ワイヤレスローカルエリアネットワーク( Wireless Local Area Network、WLAN )、DVB-Hネットワークなどのデジタルテレビジョンネットワーク、衛星ネットワーク、AM-FM放送受信機などの無線インターフェース、及び/又は通信信号を受信/送信するように構成された別の端末デバイスのための手段、及び/又はモノのインターネット( Internet of Things、IoT )装置を含む。無線インターフェースを介して通信するように構成された端末デバイスは、「無線通信端末」、「無線端末」、又は「移動端末」と称され得る。移動端末の例は、衛星又は携帯電話を含むがこれらに限定されず、セルラー無線電話とデータ処理、ファクシミリ、及びデータ通信能力を組み合わせることができるパーソナル通信システム( Personal Communications System、PCS )端末、PDAは、無線電話、ページャ、インターネット/イントラネット接続、ウェブブラウザ、メモ帳、カレンダー、及び/又は全地球測位システム( Global Positioning System、GPS )受信機を含み、従来のノート型受信機やパームトップ型受信機等の電子機器に内蔵されている無線電話送受信機に適用してもよい。端末デバイスは、アクセス端末、ユーザーデバイス( User Equipment、UE )、ユーザーデバイス、ユーザ局、移動局、リモート端末、モバイル機器、ユーザ端末、無線通信機器、ユーザエージェント、又はユーザ装置を指してもよい。アクセス端末は、セルラー電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル( Session Initiation Protocol、SIP )電話、ワイヤレスローカルループ( Wireless Local Loop、WLL )局、パーソナルデジタル処理( Personal Digital Assistant、PDA )、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、又はワイヤレスモデムに接続された他の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、5Gネットワークにおける端末デバイス、又は将来開発されるPLMNにおける端末デバイスなどであり得る。
任意選択で、5Gシステム又は5Gネットワークは、New Radio ( NR )システム又はNRネットワークとも称され得る。
図5は、1つのネットワークデバイスと2つの端末デバイスとを例示的に示し、任意選択で、この通信システム500は、複数の端末デバイス及び複数のネットワークデバイスを含んでもよく、各ネットワークデバイスのカバレッジ内に他の数の端末デバイスを含んでもよく、本願の実施例は、これに限定されない。
任意選択で、通信システム500は、ネットワークコントローラ、移動管理エンティティ等の他のネットワークエンティティをさらに含んでもよく、本願の実施例は、これに限定されない。
本発明の実施例におけるランダムアクセス問題の報告方法の選択可能な処理フローは、図6に示すように、以下のステップを含む。
S601において、端末デバイスが、アップリンク帯域幅部分がサポートするランダムアクセスタイプに基づいて、ランダムアクセス試行閾値を決定する。
本発明の実施例では、アップリンク帯域幅部分がサポートするランダムアクセスのタイプは、該アップリンク帯域幅部分におけるランダムアクセスのためのリソースに対応するランダムアクセスのタイプである。
アップリンク帯域幅部分のランダムアクセスのためのリソースに対応するランダムアクセスのタイプがケース1の2ステップのランダムアクセスのみに対応することを例とし、アップリンク帯域幅部分により2ステップのランダムアクセスのリソースのみが構成され、端末デバイスのアップリンク帯域幅部分が2ステップのランダムアクセスのみをサポートする。
端末デバイスのアップリンク帯域幅部分が2ステップのランダムアクセスのみをサポートする場合、ランダムアクセス試行閾値が第1の試行閾値を含み、これにより、第1の試行閾値に基づいてランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定する。ここで、第1の試行閾値は、第1の2ステップのランダムアクセスの最大試行回数とも呼ばれる。
本発明の実施例では、N1で第1の試行閾値を示す。
現在のアップリンク帯域幅部分により2ステップのランダムアクセスのリソースのみが構成される場合、現在のアップリンク帯域幅部分が2ステップのランダムアクセスのみを実行する。
アップリンク帯域幅部分のランダムアクセスのためのリソースに対応するランダムアクセスのタイプがケース2である2ステップのランダムアクセス及び4ステップのランダムアクセスを含むことを例とし、アップリンク帯域幅部分により2ステップのランダムアクセスのリソース及び4ステップのランダムアクセスのリソースが構成される場合、端末デバイスのアップリンク帯域幅部分が2ステップのランダムアクセス及び4ステップのランダムアクセスの両方をサポートする。
端末デバイスのアップリンク帯域幅部分が2ステップのランダムアクセス及び4ステップのランダムアクセスをサポートする場合、ランダムアクセス試行閾値が第3の試行閾値を含み、これにより、第3の試行閾値に基づいてランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定する。ここで、第3の試行閾値は、4ステップのランダムアクセスの最大試行回数とも呼ばれる。
現在のアップリンク帯域幅部分が2ステップのランダムアクセスのリソース及び4ステップのランダムアクセスのリソースをサポートする場合、現在のアップリンク帯域幅部分が2ステップのランダムアクセスを実行してもよいし、4ステップのランダムアクセスを実行してもよい。
本発明の実施例では、Kで第3の試行閾値を示す。
任意選択で、N1がK以下である。
本発明の実施例では、端末デバイスがランダムアクセスプロセスのための1つ以上のアップリンク帯域幅部分を含む。ある時刻で、1つのアップリンク帯域幅部分のみを活性化してランダムアクセスプロセスを実行する。
S602において、前記端末デバイスがランダムアクセスに失敗した場合、前記端末デバイスがランダムアクセス要求の送信回数と前記ランダムアクセス試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定する。
本発明の実施例では、端末が2ステップのランダムアクセスを実行する場合、送信されたランダムアクセス要求がMsgAであり、端末が4ステップのランダムアクセスを実行する場合、送信されたランダムアクセス要求がMsg1である。
アップリンク帯域幅部分が2ステップのランダムアクセスのみをサポートする場合、図7に示すように、S602は、以下のステップを含む。
S602aにおいて、前記端末デバイスがランダムアクセスに失敗した場合、ランダムアクセス要求の送信回数と第1の試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定する。
この時、ランダムアクセス要求の送信回数とランダムアクセス試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定することは、ランダムアクセス要求の送信回数と第1の試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定することを含む。
任意選択で、第1の試行閾値がネットワークデバイスにより構成される。一例では、ネットワークデバイスが2ステップのランダムアクセスのパラメータ領域に第1の試行閾値を構成する。
S602aにおいて、ランダムアクセス要求の送信回数と第1の試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定することは、以下の技術案のいずれかを採用する。
技術案一として、前記送信回数が前記第1の試行閾値に達した場合、ランダムアクセス問題の報告を行うと決定し、前記送信回数が前記第1の試行閾値に達しない場合、ランダムアクセス問題の報告を行わないと決定する。
技術案二として、前記送信回数が前記第1の試行閾値に達し、前記送信回数がランダムアクセス問題の報告閾値に達しない場合、ランダムアクセス問題の報告を行わないと決定し、前記送信回数が前記第1の試行閾値に達し、前記送信回数が前記ランダムアクセス問題の報告閾値に達した場合、ランダムアクセス問題の報告を行うと決定し、前記ランダムアクセス問題の報告閾値が前記第1の試行閾値よりも大きい。
技術案三として、前記送信回数が前記第1の試行閾値に達し問題報告タイマがタイムアウトしない場合、ランダムアクセス問題の報告を行わないと決定し、前記送信回数が前記第1の試行閾値に達し、前記問題報告タイマがタイムアウトした場合、ランダムアクセス問題の報告を行うと決定する。
ランダムアクセス要求の送信回数と第1の試行閾値との関係に基づいてランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定する技術案が技術案1を採用することを例とし、ランダムアクセス要求の送信回数が第1の試行閾値に達すが、ランダムアクセスが失敗した場合、端末デバイスがランダムアクセス問題の報告を行う。端末デバイスがランダムアクセスが成功する時に送信したランダムアクセス要求の回数がN1を超えない場合、端末デバイスがランダムアクセス問題の報告を行わない。
任意選択で、前記第1の試行閾値が第2の試行閾値よりも大きく、前記第2の試行閾値が、前記端末デバイスが前記端末デバイスのアップリンク帯域幅部分により2ステップのランダムアクセスのリソース及び4ステップのランダムアクセスのリソースが構成されることに応用される場合、2ステップのランダムアクセスから4ステップのランダムアクセスにバックオフするかどうかを決定する。ここで、第2の試行閾値は、第2の2ステップのランダムアクセスの最大試行回数とも呼ばれる。
本発明の実施例では、N2で第2の試行閾値を示す。本発明の実施例では、N2がKよりも小さい。
任意選択で、第2の試行閾値がネットワークデバイスにより構成される。一例では、ネットワークデバイスが2ステップのランダムアクセスのパラメータ領域に第2の試行閾値を構成する。
ランダムアクセス要求の送信回数と第1の試行閾値との関係に基づいてランダムアクセス問題の報告を行うかどうかに使用される技術案が技術案2を採用することを例とし、前記端末デバイスが前記ランダムアクセス要求を送信する回数がランダムアクセス問題の報告閾値に達し、ランダムアクセスが失敗した場合、ランダムアクセス問題の報告を行うと決定する。
ここで、ランダムアクセス問題の報告閾値を導入し、ランダムアクセス要求の送信回数が第1の試行閾値に達すが、ランダムアクセスが失敗した場合、2ステップのランダムアクセスを試し、ランダムアクセス要求の送信回数がランダムアクセス問題の報告閾値に達してもランダムアクセスが依然として成功しない場合、ランダムアクセス問題の報告を行う。
任意選択で、前記第1の試行閾値が第2の試行閾値に等しく、即ち、N1=N2である。
本発明の実施例では、Mでランダムアクセス問題の報告閾値を示す。端末デバイスがランダムアクセスの成功する時にランダムアクセス要求を送信した回数がMを超えない場合、端末デバイスがランダムアクセス問題の報告を行わない。
任意選択で、前記ランダムアクセス問題の報告閾値は、ネットワークデバイスにより構成される。一例では、ネットワークデバイスが2ステップのランダムアクセスのパラメータ領域にランダムアクセス問題の報告閾値を構成する。ここで、N1がMよりも小さい。
ランダムアクセス要求の送信回数と第1の試行閾値との関係に基づいてランダムアクセス問題の報告を行うかどうかの技術案が技術案3を採用することを例とし、ランダムアクセス要求の送信回数が前記第1の試行閾値に達し、且つランダムアクセスが失敗した場合、問題報告タイマがタイムアウトするかどうかを決定し、タイムアウトしない場合、前記ランダムアクセス要求を継続して送信し、問題報告タイマがタイムアウトし且つランダムアクセスが失敗し場合、ランダムアクセス問題の報告を行うと決定する。
ここで、問題報告タイマを導入し、ランダムアクセス要求の送信回数が第1の試行閾値に達し、ランダムアクセスが失敗した場合、2ステップのランダムアクセスを継続して試し、問題報告タイマがタイムアウトし、ランダムアクセスが成功しない場合、ランダムアクセス問題の報告を行う。問題報告タイマのタイムアウトする前に端末デバイスがランダムアクセスに成功する場合、端末デバイスがランダムアクセスの問題報告を行わない。
本発明の実施例では、前記問題報告タイマの開始タイミングは、
前記ランダムアクセス要求が1回目に送信される時間、又は、
前記送信回数が前記第1の試行閾値に達した時間を含む。
問題報告タイマの開始タイミングが前記ランダムアクセス要求が1回目に送信される時間である場合、端末デバイスは、MsgAを1回目に送信する場合、問題報告タイマを開始する。この時、問題報告タイマの期間は、N1回目のランダムアクセス要求の送信に要する期間により大きい。
問題報告タイマの開始タイミングが送信回数が前記第1の試行閾値に達す時間である場合、端末デバイスは、MsgAをN1目回に送信し、ランダムアクセスが失敗した場合、問題報告タイマを開始する。
任意選択で、前記問題報告タイマの期間は、ネットワークデバイスにより構成される。一例では、ネットワークデバイスが2ステップのランダムアクセスのパラメータ領域に問題報告タイマの期間を構成する。
アップリンク帯域幅部分が2ステップのランダムアクセス及び4ステップのランダムアクセスの両方をサポートする場合、図8に示すように、S602は、以下のステップを含む、
S602bにおいて、前記端末デバイスがランダムアクセスに失敗した場合、ランダムアクセス要求の送信回数と第3の試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定する。
この時、前記ランダムアクセス要求の送信回数とランダムアクセス閾値との関係に基づいてランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定することは、ランダムアクセス要求の送信回数と第3の試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定することを含む。
本発明の実施例では、ランダムアクセス要求の送信回数と第3の試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定することは、前記送信回数が前記第3の試行閾値に達した場合、ランダムアクセス問題の報告を行うと決定することと、前記送信回数が前記第3の試行閾値に達しない場合、ランダムアクセス問題の報告を行わないと決定することとを含む。
本発明の実施例では、端末デバイスのアップリンク帯域幅部分により2ステップのランダムアクセスのリソース及び4ステップのランダムアクセスのリソースの両方が構成される場合、ランダムアクセス要求の送信回数と第3の試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定する。
ここで、ランダムアクセス要求の送信回数が第3の試行閾値に達すが、ランダムアクセスが失敗した場合、端末デバイスがランダムアクセス問題の報告を行う。端末デバイスがランダムアクセスに成功した時に送信したランダムアクセス要求の回数が第3の試行閾値Kを超えない場合、端末デバイスがランダムアクセス問題の報告を行わない。
任意選択で、第3の試行閾値がネットワークデバイスにより構成される。一例では、ネットワークデバイスが4ステップのランダムアクセスのパラメータ領域に第3の試行閾値を構成する。
本発明の実施例では、アップリンク帯域幅部分がサポートするランダムアクセスのタイプが2ステップのランダムアクセス及び4ステップのランダムアクセスを含む場合、前記方法は、さらに、前記端末デバイスが送信したランダムアクセス要求がメッセージAであり、前記送信回数が第2の試行閾値に達し、ランダムアクセスが失敗した場合、前記端末デバイスが2ステップのランダムアクセスプロセスから4ステップのランダムアクセスプロセスにバックオフする。
本発明の実施例では、端末デバイスが2ステップのランダムアクセスプロセスから4ステップのランダムアクセスプロセスにバックオフした後、MsgBを受信してから、ネットワークデバイスにMsg3を送信する。
端末デバイスがMsgAを送信する回数がN2に達し且つランダムアクセスが失敗した場合、端末デバイスがMsg3を送信し、2ステップのランダムアクセスから4ステップのランダムアクセスにバックオフしてランダムアクセスの試行を継続する。Msg3伝送の後にランダムアクセスが成功しない場合、端末デバイスがMsgAの伝送を継続して2ステップのランダムアクセスを実行する。
本発明の実施例では、アップリンク帯域幅部分がサポートするタイプが2ステップのランダムアクセスのみ、即ち、2ステップのランダムアクセスのリソースのみが構成されるか、2ステップのランダムアクセス及び4ステップのランダムアクセスの両方、即ち、2ステップのランダムアクセスリソース及び4ステップのランダムアクセスのリソースが構成されるかに応じて、ランダムアクセス試行閾値を選定し、選定されたランダムアクセス試行閾値に基づいて、ランダムアクセス失敗した場合のランダムアクセスの問題報告を制御する。
以下、異なる実例に基づいて、本発明の実施例におけるランダムアクセス問題の報告方法を説明する。
本発明の実施例では、ランダムアクセスのためにリソースに対応するランダムアクセスタイプにより構成されたパラメータが以下のものを含む。
構成方式一として、UL BWP上に2ステップのランダムアクセスのリソース及び4ステップのランダムアクセスのリソースが構成される場合、ネットワークデバイスが4ステップのランダムアクセスのパラメータ領域にKを構成し、2ステップのランダムアクセスのパラメータ領域にN2を構成する。
構成方式二として、UL BWPに2ステップのランダムアクセスのリソースのみが構成される場合、ネットワークデバイスが2ステップのランダムアクセスのパラメータ領域にN2を構成する。
ここで、構成方式二では、ランダムアクセスの報告を行うことは、以下の技術案を含む。
技術案Aとして、N1>N2(例えばN1=K)、UEがN1回の2ステップのランダムアクセスを試しても成功しない場合、ランダムアクセス問題の報告を行い、
技術案Bとして、N2=N1であり、新しいパラメータMを導入し、M>N1(例えばM=K)であり、UEがN1回の2ステップのランダムアクセスを試した後、4ステップのランダムアクセスにバックオフすることができないため、UEが2ステップのランダムアクセスを継続して試し、M回に試しても成功しない場合、ランダムアクセス問題の報告を行い、
技術案Cとして、2ステップのランダムアクセス構成に問題報告タイマを導入し、問題報告タイマがMsgAの最初の伝送の後に開始し、N1回の2ステップのランダムアクセスを試してから、UEが2ステップのランダムアクセスを継続して試し、問題報告タイマがタイムアウトしてもアクセスが失敗した場合、ランダムアクセス問題の報告を行う。
実例一、UL BWPが2ステップのランダムアクセスのリソースのみを構成する場合の技術案A
図9に示すように、UL BWP上に2ステップのランダムアクセスのリソースのみが構成される場合、ネットワークデバイスがUEのために第1の試行閾値N1を構成する。端末デバイスは、現在のUL BWP上で2ステップのランダムアクセスを試し、Msg Aの伝送回数がN1を超える場合、UEがランダムアクセス問題の報告を行う。
実例二、UL BWPが2ステップのランダムアクセスのリソースのみを構成する場合の技術案B
図10に示すように、現在のUL BWP上に2ステップのランダムアクセスのリソースのみが構成される場合、ネットワークデバイスがUEのために第1の試行閾値N1及びランダムアクセス問題の報告閾値Mを構成する。UEが現在のUL BWPにおいて2ステップのランダムアクセスを試し、MsgA伝送回数がN1を超える場合、UEが2ステップのランダムアクセスを継続して行い、MsgA伝送回数がMを超える場合、UEがランダムアクセス問題の報告を行う。
実例三、UL BWPが2ステップのランダムアクセスのリソースのみを構成する場合の技術案C
現在のUL BWP上に2ステップのランダムアクセスのリソースが構成される場合、ネットワークデバイスがUEのために第1の試行閾値N1及び問題報告タイマを構成する。UEが現在のUL BWPにおいて2ステップのランダムアクセスを試し、MsgA伝送回数がN1を超える場合、タイマがタイムアウトするまでUEが2ステップのランダムアクセスを継続し、アクセスが依然として成功しない場合、UEがランダムアクセス問題の報告を行い、図11に示すように、MsgAのN回目の伝送の後、問題報告タイマがタイムアウトし、ランダムアクセス問題の報告を行う。
実例四、UL BWPが2ステップのランダムアクセスのリソース及び4ステップのランダムアクセスのリソースの両方を構成する
UL BWPに2ステップのランダムアクセス及び4ステップのランダムアクセスリソースが構成される場合、UEがランダムアクセスタイプを設定する必要があり、UEにより測定されたRSRPが所定の閾値よりも高い場合、UEが2ステップのランダムアクセスのプロセスを開始する。UEがN2回の2ステップのランダムアクセスを試してもアクセスが失敗する場合、UEが4ステップのランダムアクセスにバックオフしてアクセス試しを継続する。Preambleの伝送回数がKを超え且つランダムアクセスが失敗した場合、UEがランダムアクセス問題の報告を行う。ここで、N2が2ステップのランダムアクセスのパラメータ領域に構成され、Kが4ステップのランダムアクセスのパラメータ領域に構成され、N1の値がKよりも小さい。
なお、UEがN2回の2ステップのランダムアクセスを試してもアクセスが失敗した場合、この時、UEが4ステップのランダムアクセスにバックオフすることができないため、ランダムアクセス問題の報告は、N2回の2ステップのランダムアクセスの試しの後に行う。N2の値が小さい場合、2ステップのランダムアクセスの失敗がパワークライムが不十分であることにより発生する可能性があり、この時、ランダムアクセス問題の報告を行うと、アクセス遅延を引き起こす可能性がある。
UL BWPに2ステップのランダムアクセスリソースのみが構成され、且つ、N1がN2よりも大きい場合、UEがN1回の2ステップのランダムアクセスを試してもアクセスが失敗した場合、ランダムアクセス問題の報告を行う。バックオフがあるため、N1の値が通常小さく、N1よりも大きいN2を設定することで、パワークライムが不十分であることによりランダムアクセス問題の報告を行うことを回避し、アクセス遅延を回避することができる。
UL BWPに2ステップのランダムアクセスリソースのみが構成され、N1がN2に等しく、UEがN1回の2ステップのランダムアクセスを試してもアクセスが失敗した場合、ランダムアクセスを継続して試し、M回の2ステップのランダムアクセスを試してもアクセスが失敗した場合、ランダムアクセス問題の報告を行う。ここで、2ステップのランダムアクセスリソースにおいてN2のパラメータ設定(N1=N2)を変更せず、新しいパラメータを導入してUEがランダムアクセス問題の報告を早すぎに行うことを回避することができる。
UL BWPに2ステップのランダムアクセスリソースのみが構成され、N1回の2ステップのランダムアクセスを試してもアクセスが失敗した場合、ランダムアクセスを継続して試し、問題報告タイマがタイムアウトしてもアクセスが失敗した場合、ランダムアクセス問題の報告を行う。ここで、タイムを導入し、UEがランダムアクセス問題の報告を早すぎに行うことを回避することができる。
上記のランダムアクセス問題の報告方法を実現するために、本発明の実施例は、端末デバイスを提供し、前記端末デバイスの構成は、図12に示すように、端末デバイス1200は、選択ユニット1201及び決定ユニット1202を含み、
選択ユニット1201は、前記端末デバイスのアップリンク帯域幅部分がサポートするランダムアクセスタイプに基づいて、ランダムアクセス試行閾値を決定するように構成され、
決定ユニット1202は、前記端末デバイスがランダムアクセスに失敗した場合、ランダムアクセス要求の送信回数と前記ランダムアクセス試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定するように構成される。
本発明の実施例では、決定ユニット1202は、さらに、
端末デバイスのアップリンク帯域幅部分が2ステップのランダムアクセスのみをサポートする場合、ランダムアクセス要求の送信回数と第1の試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定するように構成される。
本発明の実施例では、決定ユニット1202は、さらに、
前記送信回数が前記第1の試行閾値に達した場合、ランダムアクセス問題の報告を行うと決定し、
前記送信回数が前記第1の試行閾値に達しない場合、ランダムアクセス問題の報告を行わないと決定するように構成有れる。
本発明の実施例では、前記第1の試行閾値が第2の試行閾値よりも大きい。
本発明の実施例では、決定ユニット1202は、さらに、
前記送信回数が前記第1の試行閾値に達し、前記送信回数がランダムアクセス問題の報告閾値に達しない場合、ランダムアクセス問題の報告を行わないと決定し、
前記送信回数が前記第1の試行閾値に達し、前記送信回数が前記ランダムアクセス問題の報告閾値に達した場合、ランダムアクセス問題の報告を行うと決定するように構成され、前記ランダムアクセス問題の報告閾値が前記第1の試行閾値よりも大きい。
本発明の実施例では、前記第1の試行閾値が第2の試行閾値に等しい。
本発明の実施例では、前記ランダムアクセス問題の報告閾値は、ネットワークデバイスにより構成される。
本発明の実施例では、決定ユニット1202は、さらに、
前記送信回数が前記第1の試行閾値に達し問題報告タイマがタイムアウトしない場合、ランダムアクセス問題の報告を行わないと決定し、
前記送信回数が前記第1の試行閾値に達し、前記問題報告タイマがタイムアウトした場合、ランダムアクセス問題の報告を行うと決定するように構成される。
本発明の実施例では、前記問題報告タイマの開始タイミングは、
前記ランダムアクセス要求が1回目に送信される時間、又は、
前記送信回数が前記第1の試行閾値に達した時間を含む。
本発明の実施例では、前記問題報告タイマの期間は、ネットワークデバイスにより構成される。
本発明の実施例では、前記第1の試行閾値は、ネットワークデバイスにより構成される。
本発明の実施例では、決定ユニット1202は、さらに、
端末デバイスのアップリンク帯域幅部分が2ステップのランダムアクセスと4ステップのランダムアクセスの両方をサポートする場合、ランダムアクセス要求の送信回数と第3の試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定するように構成される。
本発明の実施例では、決定ユニット1202は、さらに、
前記送信回数が前記第3の試行閾値に達した場合、ランダムアクセス問題の報告を行うと決定し、
前記送信回数が前記第3の試行閾値に達しない場合、ランダムアクセス問題の報告を行わないと決定するように構成される。
本発明の実施例では、端末デバイス1200は、さらに、バックオフユニットを含み、
バックオフユニットは、前記端末デバイスにより送信されたランダムアクセス要求がメッセージAであり、前記送信回数が第2の試行閾値に達し、ランダムアクセスが失敗した場合、2ステップのランダムアクセスプロセスから4ステップのランダムアクセスプロセスにバックオフするように構成される。
本発明の実施例は、プロセッサと、該プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを格納するメモリとを備えた端末デバイスをさらに提供し、ここで、前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する際に、前記端末デバイスが行うランダムアクセス問題の報告方法のステップを実行するために使用される。
図13は、本発明の一実施例の電子デバイス(端末デバイス)のハードウェア構成を示す模式図であり、電子デバイス1300は、少なくとも1つのプロセッサ1301、メモリ1302、および少なくとも1つのネットワークインターフェース1304を備えている。電子デバイス1300の様々な構成要素は、バスシステム1305を介して結合されている。バスシステム1305は、これらのコンポーネント間の接続された通信を可能にするために使用されることが理解される。バスシステム1305は、データバスの他に、電源バス、制御バス、ステータス信号バスなどで構成されている。明確にするために、様々なバスは、図13ではバスシステム1305として付ける。
メモリ1302は、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってもよいし、揮発性メモリと不揮発性メモリの両方を含んでいてもよいことが理解される。ここで、不揮発性メモリは、ROM、PROM(Programmable Read-Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、EEPROM、EEPROM、EEPROM、EEPROM、EEPROM、EEPROMであってもよい。EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、FRAM(Ferromagnetic Random Access Memory)、Flash Memory、Magnetic Surface Memory、CD-ROM(Read-only Disc)などがある。CD-ROM(Compact Disc Read-Only Memory)、磁気面のメモリは、ディスクメモリや磁気テープメモリがある。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるRAM(Random Access Memory)の場合もある。RAMには、スタティックランダムアクセスメモリー(SRAM)、シンクロナススタティックランダムアクセスメモリー(SSRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリー(DSS)、ダイナミックランダムアクセスメモリー(DSS)、DRAM(ダイナミックランダムアクセスメモリ)、SDRAM(シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ)、DDRSDRAM(ダブルデータメモリ)を含む。DDRSDRAM(Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory)、ESDRAM(Enhanced Synchronous Dynamic Random Access Memory)、SLDRAM(Synchronous Link Dynamic Random Access Memory)である。SyncLink Dynamic Random Access Memory)、Direct Memory Bus Random Access Memory(DRRAM、Direct Rambus Random Access Memory)などがある。本発明の実施例で説明したメモリ1302は、これらおよびその他の適切なタイプのメモリを含むことを意図しているが、これに限定されるものではない。
本発明の実施例におけるメモリ1302は、電子デバイス1300の動作をサポートするための様々な種類のデータを格納するために使用される。このようなデータの例としては、電子デバイス1300で動作するための任意のコンピュータプログラム、例えばアプリケーション13021が挙げられる。本発明の実施例の方法を実施するためのプログラムがアプリケーション13021に含まれていてもよい。
本発明の上記の実施例で開示された方法は、プロセッサ1301において適用されてもよいし、プロセッサ1301によって実施されてもよい。なお、プロセッサ1301は、信号の処理能力を有する集積回路チップであってもよい。実装においては、上述した方法のステップは、プロセッサ1301内のハードウェアの集積論理回路によって、又はソフトウェアの形態の命令によって達成されてもよい。上述したプロセッサ1301は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP、Digital Signal Processor)、その他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタロジックデバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネントなどであってもよい。プロセッサ1301は、本発明の実施例で開示された方法、ステップ、および論理ブロック図のそれぞれを実装又は実行してもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサや従来の任意のプロセッサなどでよい。本発明の実施例に関連して開示された方法のステップは、ハードウェアの復号化処理装置によって実行されるように直接具現化されてもよいし、復号化処理装置のハードウェアおよびソフトウェアモジュールの組み合わせで実行されてもよい。ソフトウェアモジュールは記憶媒体に配置されていてもよく、その記憶媒体はメモリ1302に配置されており、プロセッサ1301はメモリ1302の情報を読み込んで、そのハードウェアとの組み合わせで前述の方法のステップを完了する。
例示的な実施例では、電子デバイス1300は、1つ以上のASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP、PLD(Programmable Logic Device)、複雑なプログラマブルロジックデバイス(Complex Programmable Logic Device)、FPGA、汎用プロセッサ、コントローラ、MCU、MPU、又は前述の方法を実行するために実装されたその他の電子部品により実現される。
また、本発明の実施例は、コンピュータプログラムを記憶する記憶媒体を提供する。
任意選択で、記憶媒体は、本発明の実施例における端末デバイスに適用されてもよく、コンピュータプログラムは、本発明の実施例の様々な方法における対応する処理をコンピュータに実行させるものであるが、ここでは、簡潔にするために説明を省略する。
本発明は、本発明の実施例による方法、装置(システム)、およびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/又はブロック図を参照して説明される。なお、フローチャートおよび/又はブロック図の各工程および/又はボックス、ならびにフローチャートおよび/又はブロック図の各工程および/又はボックスの組み合わせは、コンピュータプログラム命令によって実施することができることを理解しておく必要がある。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組み込みプロセッサ、又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに提供され、コンピュータ又は他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサによって実行された命令が、フローチャートの1つのプロセス又は複数のプロセス、および/又はブロック図の1つのボックス又は複数のボックスで指定された機能を実施するための装置を生成するような機械を生成することができる。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置に特定の方法で動作するよう指示することができるコンピュータ可読メモリに格納されていてもよく、そのようなコンピュータ可読メモリに格納された命令は、フローチャートの1つ以上のプロセスおよび/又はブロック図の1つ以上のボックスで指定された機能を実装する命令装置からなる製造品を生成する。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータやその他のプログラム可能なデータ処理装置にロードされ、一連の操作ステップがコンピュータやその他のプログラム可能な装置上で実行され、フローチャートの1つ又は複数のプロセスおよびブロック図の1つ又は複数のボックスで指定された機能を実行するためのステップを提供するコンピュータ実装処理を行うことができる。
本発明の精神と原理の範囲内での修正、同等の置換、改良は、本発明の保護範囲に含まれるものとする。

Claims (30)

  1. 端末デバイスが、アップリンク帯域幅部分がサポートするランダムアクセスタイプに基づいて、ランダムアクセス試行閾値を決定することと、
    前記端末デバイスがランダムアクセスに失敗した場合、前記端末デバイスがランダムアクセス要求の送信回数と前記ランダムアクセス試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定することとを含む
    ことを特徴とするランダムアクセス問題の報告方法。
  2. 端末デバイスのアップリンク帯域幅部分が2ステップのランダムアクセスのみをサポートする場合、前記ランダムアクセス要求の送信回数と前記ランダムアクセス試行閾値との関係に基づいてランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定することは、
    ランダムアクセス要求の送信回数と第1の試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定することを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載のランダムアクセス問題の報告方法。
  3. 前記ランダムアクセス要求の送信回数と第1の試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定することは、
    前記送信回数が前記第1の試行閾値に達した場合、ランダムアクセス問題の報告を行うと決定することと、
    前記送信回数が前記第1の試行閾値に達しない場合、ランダムアクセス問題の報告を行わないと決定することとを含む
    ことを特徴とする請求項2に記載のランダムアクセス問題の報告方法。
  4. 前記第1の試行閾値が第2の試行閾値よりも大きい
    ことを特徴とする請求項3に記載のランダムアクセス問題の報告方法。
  5. 前記ランダムアクセス要求の送信回数と第1の試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定することは、
    前記送信回数が前記第1の試行閾値に達し、前記送信回数がランダムアクセス問題の報告閾値に達しない場合、ランダムアクセス問題の報告を行わないと決定し、
    前記送信回数が前記第1の試行閾値に達し、前記送信回数が前記ランダムアクセス問題の報告閾値に達した場合、ランダムアクセス問題の報告を行うと決定し、前記ランダムアクセス問題の報告閾値が前記第1の試行閾値よりも大きいこととを含む
    ことを特徴とする請求項2に記載のランダムアクセス問題の報告方法。
  6. 前記第1の試行閾値が第2の試行閾値に等しい
    ことを特徴とする請求項5に記載のランダムアクセス問題の報告方法。
  7. 前記ランダムアクセス問題の報告閾値は、ネットワークデバイスにより構成される
    ことを特徴とする請求項5又は6に記載のランダムアクセス問題の報告方法。
  8. 前記ランダムアクセス要求の送信回数と第1の試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定することは、
    前記送信回数が前記第1の試行閾値に達し、問題報告タイマがタイムアウトしない場合、ランダムアクセス問題の報告を行わないと決定し、
    前記送信回数が前記第1の試行閾値に達し、前記問題報告タイマがタイムアウトした場合、ランダムアクセス問題の報告を行うと決定することとを含む
    ことを特徴とする請求項2に記載のランダムアクセス問題の報告方法。
  9. 前記問題報告タイマの開始タイミングは、
    前記ランダムアクセス要求が1回目に送信される時間、又は、
    前記送信回数が前記第1の試行閾値に達した時間を含む
    ことを特徴とする請求項8に記載のランダムアクセス問題の報告方法。
  10. 前記問題報告タイマの期間は、ネットワークデバイスにより構成される
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載のランダムアクセス問題の報告方法。
  11. 前記第1の試行閾値は、ネットワークデバイスにより構成される
    ことを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載のランダムアクセス問題の報告方法。
  12. 端末デバイスのアップリンク帯域幅部分が2ステップのランダムアクセスと4ステップのランダムアクセスの両方をサポートする場合、前記ランダムアクセス要求の送信回数とランダムアクセス閾値との関係に基づいてランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定することは、
    ランダムアクセス要求の送信回数と第3の試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定することを含む
    ことを特徴とする請求項1~11のいずれか1項に記載のランダムアクセス問題の報告方法。
  13. 前記ランダムアクセス要求の送信回数と第3の試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定することは、
    前記送信回数が前記第3の試行閾値に達した場合、ランダムアクセス問題の報告を行うと決定することと、
    前記送信回数が前記第3の試行閾値に達しない場合、ランダムアクセス問題の報告を行わないと決定することとを含む
    ことを特徴とする請求項12に記載のランダムアクセス問題の報告方法。
  14. 前記方法は、さらに、
    前記端末デバイスにより送信されたランダムアクセス要求がメッセージAであり、前記送信回数が第2の試行閾値に達し、ランダムアクセスが失敗した場合、前記端末デバイスが2ステップのランダムアクセスプロセスから4ステップのランダムアクセスプロセスにバックオフすることを含む
    ことを特徴とする請求項12又は13に記載のランダムアクセス問題の報告方法。
  15. 選択ユニットと、決定ユニットとを含む端末デバイスであって、
    前記選択ユニットは、前記端末デバイスのアップリンク帯域幅部分がサポートするランダムアクセスタイプに基づいて、ランダムアクセス試行閾値を決定するように構成され、
    前記決定ユニットは、前記端末デバイスがランダムアクセスに失敗した場合、ランダムアクセス要求の送信回数と前記ランダムアクセス試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定するように構成される
    ことを特徴とする端末デバイス。
  16. 前記決定ユニットは、さらに、
    端末デバイスのアップリンク帯域幅部分が2ステップのランダムアクセスのみをサポートする場合、ランダムアクセス要求の送信回数と第1の試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定するように構成される
    ことを特徴とする請求項15に記載の端末デバイス。
  17. 前記決定ユニットは、さらに、
    前記送信回数が前記第1の試行閾値に達した場合、ランダムアクセス問題の報告を行うと決定し、
    前記送信回数が前記第1の試行閾値に達しない場合、ランダムアクセス問題の報告を行わないと決定するように構成される
    ことを特徴とする請求項16に記載の端末デバイス。
  18. 前記第1の試行閾値が第2の試行閾値よりも大きい
    ことを特徴とする請求項17に記載の端末デバイス。
  19. 前記決定ユニットは、さらに、
    前記送信回数が前記第1の試行閾値に達し、前記送信回数がランダムアクセス問題の報告閾値に達しない場合、ランダムアクセス問題の報告を行わないと決定し、
    前記送信回数が前記第1の試行閾値に達し、前記送信回数が前記ランダムアクセス問題の報告閾値に達した場合、ランダムアクセス問題の報告を行うと決定するように構成され、前記ランダムアクセス問題の報告閾値が前記第1の試行閾値よりも大きい
    ことを特徴とする請求項16に記載の端末デバイス。
  20. 前記第1の試行閾値が第2の試行閾値に等しい
    ことを特徴とする請求項19に記載の端末デバイス。
  21. 前記ランダムアクセス問題の報告閾値は、ネットワークデバイスにより構成される
    ことを特徴とする請求項19又は20に記載の端末デバイス。
  22. 前記決定ユニットは、さらに、
    前記送信回数が前記第1の試行閾値に達し、問題報告タイマがタイムアウトしない場合、ランダムアクセス問題の報告を行わないと決定し、
    前記送信回数が前記第1の試行閾値に達し、前記問題報告タイマがタイムアウトした場合、ランダムアクセス問題の報告を行うと決定するように構成される
    ことを特徴とする請求項16に記載の端末デバイス。
  23. 前記問題報告タイマの開始タイミングは、
    前記ランダムアクセス要求が1回目に送信される時間、又は、
    前記送信回数が前記第1の試行閾値に達した時間を含む
    ことを特徴とする請求項22に記載の端末デバイス。
  24. 前記問題報告タイマの期間は、ネットワークデバイスにより構成される
    ことを特徴とする請求項22又は23に記載の端末デバイス。
  25. 前記第1の試行閾値は、ネットワークデバイスにより構成される
    ことを特徴とする請求項15~24のいずれか1項に記載の端末デバイス。
  26. 前記決定ユニットは、さらに、
    端末デバイスのアップリンク帯域幅部分が2ステップのランダムアクセスと4ステップのランダムアクセスの両方をサポートする場合、ランダムアクセス要求の送信回数と第3の試行閾値との関係に基づいて、ランダムアクセス問題の報告を行うかどうかを決定するように構成される
    ことを特徴とする請求項15~25のいずれか1項に記載の端末デバイス。
  27. 前記決定ユニットは、さらに、
    前記送信回数が前記第3の試行閾値に達した場合、ランダムアクセス問題の報告を行うと決定し、
    前記送信回数が前記第3の試行閾値に達しない場合、ランダムアクセス問題の報告を行わないと決定するように構成される
    ことを特徴とする請求項26に記載の端末デバイス。
  28. 前記端末デバイスは、さらに、バックオフユニットを含み、
    前記バックオフユニットは、前記端末デバイスにより送信されたランダムアクセス要求がメッセージAであり、前記送信回数が第2の試行閾値に達し、ランダムアクセスが失敗した場合、2ステップのランダムアクセスプロセスから4ステップのランダムアクセスプロセスにバックオフするように構成される
    ことを特徴とする請求項26又は27に記載の端末デバイス。
  29. プロセッサと、該プロセッサ上で実行可能なコンピュータプログラムを格納するメモリとを含む端末デバイスであって、
    前記プロセッサは、前記コンピュータプログラムを実行する際に、上記請求項1~14のいずれか1項に記載のランダムアクセス問題の報告方法のステップを実行する
    ことを特徴とする端末デバイス。
  30. プロセッサによって実行されると、上記請求項1~14のいずれか1項に記載のランダムアクセス問題の報告方法を実行する実行可能なプログラムを格納した
    ことを特徴とする記憶媒体。
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