JP2023501221A - バダデュスタットを使用する治療方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、バダデュスタット(化合物1)を使用する慢性腎臓疾患(CKD)を有する患者における貧血の治療のための方法を提供し、患者の変換、補正、および維持療法に好適な方法を含む。例えば、本明細書に記載される方法は耐久性があり、有効性は24~52週間観察された。本明細書に記載される方法は、ダルベポエチンアルファ(DA)などのエリスロポエチン刺激因子製剤(ESA)の投与を含む以前の貧血治療から変換する患者、透析(例えば、腹膜透析または血液透析)中のCKD患者、またはある特定のヘモグロビン(Hb)レベルを有するCKD患者に特に有益であり得る。【選択図】なし

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2019年10月31日に出願された米国仮特許出願第62/928,994号、2019年11月6日に出願された米国仮特許出願第62/931,458号、2019年11月8日に出願された米国仮特許出願第62/933,077号、および2020年9月2日に出願された米国仮特許出願第63/073,612号の利益を主張するものであり、その内容はそれぞれ、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
エポエチンアルファ、エポエチンベータ、ダルベポエチン、またはペギネサチドなどの赤血球造血刺激因子製剤(ESA)を使用する慢性腎臓疾患(CKD)に関連する貧血の治療は、しばしば、高血圧および血栓塞栓症の事象を含む望ましくない心血管系副作用の増加に関与する、長期間の生理学的なエリスロポエチン(EPO)レベルをもたらす。したがって、長期間の生理学的なエリスロポエチン(EPO)レベルを伴わない、慢性腎臓疾患(CKD)に関連する貧血の治療に対するニーズが存在する。
本発明は、慢性腎臓疾患(CKD)に関連する貧血を有する患者の治療のための効果的な方法を提供し、患者の変換、補正、および維持療法に好適な方法を含む。例えば、本明細書に記載される方法は耐久性があり、有効性は少なくとも約24~52週間または少なくとも約260週間観察された。本明細書に記載される方法は、概して有用であり得るが、エリスロポエチン刺激因子製剤(ESA)の投与を含む以前の貧血治療から転換する患者(例えば、ダルベポエチンアルファ(DA)、エポエチンアルファ、またはエポエチンベータ)、以前にESAへの曝露がほとんどもしくは全くない患者、透析依存性CKD患者(DD-CKD患者)、非透析依存性CKD患者(NDD-CKD患者)、またはある特定のヘモグロビン(Hb)レベルを有するCKD患者に特に有益であり得る。
本発明の方法は、貧血を治療する方法を含む。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000001
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間経口投与することを含む。
実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約24週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約28週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約32週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約36週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約40週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約44週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約48週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約52週間、患者に投与される。
実施形態では、患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する。実施形態では、患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約8週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約6週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約8週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約6週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約4週間である。
実施形態では、赤血球造血刺激剤は、エポエチン、ダルベポエチンアルファ、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)、またはそれらの組み合わせである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、エポエチンである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、ダルベポエチンアルファである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)である。
実施形態では、エポエチンは、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの組み合わせである。
実施形態では、患者は、本明細書に記載されるESA投与量のうちのいずれかで、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、週3回、約10U/kg~約500U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、週3回、約10U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約100U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週約≧4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。実施形態では、患者は、約<4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約≧15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約<15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kg~約1.20mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。実施形態では、患者は、1ヶ月に1回、約0.6mcg/kg~約1.20mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されていない。
実施形態では、用量は、約150~600mgの化合物1を含む。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含む。
実施形態では、化合物1の用量は、1日1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週3回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約11.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約9.0g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約9.5g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、患者は、約9.0g/dL~約12.5g/dLのヘモグロビンレベルを有する。
実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する総鉄結合能(TIBC)の増加を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のTIBCレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対するヘプシジンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のヘプシジンレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する血清フェリチンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者の血清フェリチンレベルである。
実施形態では、患者は、成人である。実施形態では、患者は、≧18歳である。実施形態では、患者は、≧20歳である。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000002
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間経口投与することを含む。
別の態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000003
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間経口投与することを含み、
用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000004
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間経口投与することを含み、
用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週1回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000005
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間経口投与することを含み、
用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000006
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間経口投与することを含み、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000007
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間経口投与することを含み、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週1回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000008
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間経口投与することを含み、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000009
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間経口投与することを含む。
実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約53週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約64週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約76週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約88週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約104週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約116週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約128週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約140週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約156週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約168週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約180週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約192週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約208週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約260週間、患者に投与される。
実施形態では、患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する。実施形態では、患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約8週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約6週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約8週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約6週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約4週間である。
実施形態では、赤血球造血刺激剤は、エポエチン、ダルベポエチンアルファ、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)、またはそれらの組み合わせである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、エポエチンである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、ダルベポエチンアルファである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)である。
実施形態では、エポエチンは、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの組み合わせである。
実施形態では、患者は、本明細書に記載されるESA投与量のうちのいずれかで、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週約≧4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。実施形態では、患者は、約<4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約≧15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約<15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。実施形態では、患者は、1ヶ月に1回、約1.20mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されていない。
実施形態では、用量は、約150~600mgの化合物1を含む。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含む。
実施形態では、化合物1の用量は、1日1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週3回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約11.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約9.0g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約9.5g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、患者は、約9.0g/dL~約12.5g/dLのヘモグロビンレベルを有する。
実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する総鉄結合能(TIBC)の増加を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のTIBCレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対するヘプシジンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のヘプシジンレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する血清フェリチンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者の血清フェリチンレベルである。
実施形態では、患者は、成人である。実施形態では、患者は、≧18歳である。実施形態では、患者は、≧20歳である。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000010
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間経口投与することを含み、
用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000011
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間経口投与することを含み、
用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週1回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000012
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間経口投与することを含み、
用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000013
またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。
実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約24週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約28週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約32週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約36週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約40週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約44週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約48週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約52週間、患者に投与される。
実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約53週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約64週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約76週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約88週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約104週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約116週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約128週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約140週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約156週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約168週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約180週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約192週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約208週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約260週間、患者に投与される。
実施形態では、患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する。実施形態では、患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約8週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約6週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約8週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約6週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約4週間である。
実施形態では、赤血球造血刺激剤は、エポエチン、ダルベポエチンアルファ、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)、またはそれらの組み合わせである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、エポエチンである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、ダルベポエチンアルファである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)である。
実施形態では、エポエチンは、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの組み合わせである。
実施形態では、患者は、本明細書に記載されるESA投与量のうちのいずれかで、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週約≧4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。実施形態では、患者は、約<4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約≧15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約<15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。実施形態では、患者は、1ヶ月に1回、約1.20mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されていない。
実施形態では、用量は、約150~600mgの化合物1を含む。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含む。
実施形態では、化合物1の用量は、1日1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週3回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約11.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約9.0g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約9.5g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、患者は、約9.0g/dL~約12.5g/dLのヘモグロビンレベルを有する。
実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する総鉄結合能(TIBC)の増加を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のTIBCレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対するヘプシジンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のヘプシジンレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する血清フェリチンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者の血清フェリチンレベルである。
実施形態では、患者は、成人である。実施形態では、患者は、≧18歳である。実施形態では、患者は、≧20歳である。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000014
またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
別の態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000015
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間経口投与することを含み、患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000016
またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週1回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000017
またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000018
またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000019
またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000020
またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週1回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000021
またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000022
またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することと、患者のヘモグロビン(Hb)レベルを取得することと、患者のヘモグロビン(Hb)レベルが<11.0g/dLまたは>11.5g/dLである場合に、約150mgの化合物1だけ用量を調節することと、を含む。
実施形態では、患者は、約<11.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約>11.5g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧9.5g/dL~約<11.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧8.0g/dL~約<11.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。
実施形態では、方法は、患者のヘモグロビン(Hb)レベルが<10.0g/dLまたは>11.5g/dLである場合に、約150mgの化合物1だけ用量を調節することを含む。実施形態では、方法は、患者のヘモグロビン(Hb)レベルが<10.0g/dLまたは>12.5g/dLである場合に、約150mgの化合物1だけ用量を調節することを含む。実施形態では、方法は、患者のヘモグロビン(Hb)レベルが<10.0g/dLである場合に、約150mgの化合物1だけ用量を調節することを含む。実施形態では、方法は、患者のヘモグロビン(Hb)レベルが>11.5g/dLである場合に、約150mgの化合物1だけ用量を調節することを含む。
実施形態では、用量を調節することは、少なくとも2週間毎に1回以下発生する。実施形態では、用量を調節することは、少なくとも4週間毎に1回以下発生する。実施形態では、用量を調節することは、少なくとも6週間毎に1回以下発生する。
実施形態では、患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する。実施形態では、患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約8週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約6週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約8週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約6週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約4週間である。
実施形態では、赤血球造血刺激剤は、エポエチン、ダルベポエチンアルファ、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)、またはそれらの組み合わせである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、エポエチンである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、ダルベポエチンアルファである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)である。
実施形態では、エポエチンは、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの組み合わせである。
実施形態では、患者は、本明細書に記載されるESA投与量のうちのいずれかで、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週約≧4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。実施形態では、患者は、約<4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約≧15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約<15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。実施形態では、患者は、1ヶ月に1回、約1.20mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されていない。
実施形態では、用量は、約150~600mgの化合物1を含む。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含む。
実施形態では、化合物1の用量は、1日1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週3回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する総鉄結合能(TIBC)の増加を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のTIBCレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対するヘプシジンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のヘプシジンレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する血清フェリチンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者の血清フェリチンレベルである。
実施形態では、患者は、成人である。実施形態では、患者は、≧18歳である。実施形態では、患者は、≧20歳である。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000023
またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することと、患者のヘモグロビン(Hb)レベルを取得することと、患者のヘモグロビン(Hb)レベルが<10.0g/dLまたは>11.5g/dLである場合に、約150mgの化合物1だけ用量を調節することと、を含む。
実施形態では、患者は、約<10.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約>11.5g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約9.5g/dL~約<10.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約<10.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約>12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約>13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000024
またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することと、患者のヘモグロビン(Hb)レベルを取得することと、患者のヘモグロビン(Hb)レベルが<10.0g/dLまたは>12.5g/dLである場合に、約150mgの化合物1だけ用量を調節することと、を含む。
実施形態では、患者は、約<10.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約>12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約9.5g/dL~約<10.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約<10.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約>12.5g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約>13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000025
またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することと、患者のヘモグロビン(Hb)レベルを取得することと、患者のヘモグロビン(Hb)レベルが2週間の期間で>1.0g/dLまたは4週間の期間で>2.0g/dL増加する場合に、約150mgの化合物1だけ用量を減少させることと、を含む。
実施形態では、用量を減少させることは、少なくとも2週間毎に1回以下発生する。
実施形態では、患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する。実施形態では、患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約8週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約6週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約8週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約6週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約4週間である。
実施形態では、赤血球造血刺激剤は、エポエチン、ダルベポエチンアルファ、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)、またはそれらの組み合わせである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、エポエチンである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、ダルベポエチンアルファである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)である。
実施形態では、エポエチンは、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの組み合わせである。
実施形態では、患者は、本明細書に記載されるESA投与量のうちのいずれかで、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週約≧4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。実施形態では、患者は、約<4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約≧15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約<15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。実施形態では、患者は、1ヶ月に1回、約1.20mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されていない。
実施形態では、用量は、約150~600mgの化合物1を含む。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含む。
実施形態では、化合物1の用量は、1日1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週3回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約11.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約9.0g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約9.5g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、患者は、約9.0g/dL~約12.5g/dLのヘモグロビンレベルを有する。
実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する総鉄結合能(TIBC)の増加を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のTIBCレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対するヘプシジンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のヘプシジンレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する血清フェリチンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者の血清フェリチンレベルである。
実施形態では、患者は、成人である。実施形態では、患者は、≧18歳である。実施形態では、患者は、≧20歳である。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000026
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間患者に経口投与することを含み、ヘモグロビンレベルは、患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される。
実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約24週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約28週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約32週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約36週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約40週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約44週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約48週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約52週間、患者に投与される。
実施形態では、患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する。実施形態では、患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約8週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約6週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約8週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約6週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約4週間である。
実施形態では、赤血球造血刺激剤は、エポエチン、ダルベポエチンアルファ、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)、またはそれらの組み合わせである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、エポエチンである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、ダルベポエチンアルファである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)である。
実施形態では、エポエチンは、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの組み合わせである。
実施形態では、患者は、本明細書に記載されるESA投与量のうちのいずれかで、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週約≧4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。実施形態では、患者は、約<4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約≧15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約<15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。実施形態では、患者は、1ヶ月に1回、約1.20mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されていない。
実施形態では、用量は、約150~600mgの化合物1を含む。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含む。
実施形態では、化合物1の用量は、1日1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週3回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
実施形態では、患者におけるベースラインヘモグロビンレベルは、約<10g/dLである。実施形態では、患者におけるベースラインヘモグロビンレベルは、約≦9g/dLである。またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間患者に経口投与することを含み、ヘモグロビンレベルは、患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される。
実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約10.0~12.0g/dLまで増加される。実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約10.0~11.0g/dLまで増加される。実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約11.0~13.0g/dLまで増加される。
実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する総鉄結合能(TIBC)の増加を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のTIBCレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対するヘプシジンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のヘプシジンレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する血清フェリチンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者の血清フェリチンレベルである。
実施形態では、患者は、成人である。実施形態では、患者は、≧18歳である。実施形態では、患者は、≧20歳である。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000027
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間患者に経口投与することを含み、ヘモグロビンレベルは、患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000028
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間患者に経口投与することを含み、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与され、ヘモグロビンレベルは、患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000029
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間患者に経口投与することを含み、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週1回投与され、ヘモグロビンレベルは、患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000030
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間患者に経口投与することを含み、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与され、ヘモグロビンレベルは、患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000031
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間患者に経口投与することを含み、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与され、ヘモグロビンレベルは、患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるレベルを増加させる方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000032
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間患者に経口投与することを含み、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週1回投与され、ヘモグロビンレベルは、患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000033
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間患者に経口投与することを含み、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与され、ヘモグロビンレベルは、患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000034
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間患者に経口投与することを含み、ヘモグロビンレベルは、患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される。
実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約53週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約64週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約76週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約88週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約104週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約116週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約128週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約140週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約156週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約168週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約180週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約192週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約208週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約260週間、患者に投与される。
実施形態では、患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する。実施形態では、患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約8週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約6週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約8週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約6週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約4週間である。
実施形態では、赤血球造血刺激剤は、エポエチン、ダルベポエチンアルファ、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)、またはそれらの組み合わせである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、エポエチンである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、ダルベポエチンアルファである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)である。
実施形態では、エポエチンは、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの組み合わせである。
実施形態では、患者は、本明細書に記載されるESA投与量のうちのいずれかで、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週約≧4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。実施形態では、患者は、約<4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約≧15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約<15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。実施形態では、患者は、1ヶ月に1回、約1.20mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されていない。
実施形態では、用量は、約150~600mgの化合物1を含む。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含む。
実施形態では、化合物1の用量は、1日1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週3回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
実施形態では、患者におけるベースラインヘモグロビンレベルは、約<10g/dLである。実施形態では、患者におけるベースラインヘモグロビンレベルは、約≦9g/dLである。実施形態では、患者におけるベースラインヘモグロビンレベルは、約≦8g/dLである。
実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約10.0~12.0g/dLまで増加される。実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約10.0~11.0g/dLまで増加される。実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約11.0~13.0g/dLまで増加される。
実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する総鉄結合能(TIBC)の増加を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のTIBCレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対するヘプシジンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のヘプシジンレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する血清フェリチンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者の血清フェリチンレベルである。
実施形態では、患者は、成人である。実施形態では、患者は、≧18歳である。実施形態では、患者は、≧20歳である。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000035
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~250週間患者に経口投与することを含み、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与され、ヘモグロビンレベルは、患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000036
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間患者に経口投与することを含み、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週1回投与され、ヘモグロビンレベルは、患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000037
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間患者に経口投与することを含み、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与され、ヘモグロビンレベルは、患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000038
またはその薬学的に許容される塩の用量を患者に経口投与することを含み、
患者は、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、ヘモグロビンレベルは、患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLまで増加される。ベースラインヘモグロビンレベルは、化合物1を投与する前の患者のヘモグロビンレベルである。
実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約24週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約28週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約32週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約36週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約40週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約44週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約48週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約52週間、患者に投与される。
実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約53週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約64週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約76週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約88週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約104週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約116週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約128週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約140週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約156週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約168週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約180週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約192週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約208週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約260週間、患者に投与される。
実施形態では、患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する。実施形態では、患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約8週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約6週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約8週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約6週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約4週間である。
実施形態では、赤血球造血刺激剤は、エポエチン、ダルベポエチンアルファ、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)、またはそれらの組み合わせである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、エポエチンである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、ダルベポエチンアルファである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)である。
実施形態では、エポエチンは、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの組み合わせである。
実施形態では、患者は、本明細書に記載されるESA投与量のうちのいずれかで、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週約≧4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。実施形態では、患者は、約<4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約≧15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約<15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。実施形態では、患者は、1ヶ月に1回、約1.20mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されていない。
実施形態では、用量は、約150~600mgの化合物1を含む。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含む。
実施形態では、化合物1の用量は、1日1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週3回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前に、約≧8.0~約<10.0g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧8.0g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約<10.0g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧8.0~9.5g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧9.0g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧9.0~約<10.0g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有する。
実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約10.0~12.0g/dLまで増加される。実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約10.0~11.0g/dLまで増加される。実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約11.0~13.0g/dLまで増加される。
実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する総鉄結合能(TIBC)の増加を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のTIBCレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対するヘプシジンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のヘプシジンレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する血清フェリチンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者の血清フェリチンレベルである。
実施形態では、患者は、成人である。実施形態では、患者は、≧18歳である。実施形態では、患者は、≧20歳である。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000039
またはその薬学的に許容される塩の用量を患者に経口投与することを含み、
患者は、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLまで増加され、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。ベースラインヘモグロビンレベルは、化合物1を投与する前の患者のヘモグロビンレベルである。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000040
またはその薬学的に許容される塩の用量を患者に経口投与することを含み、
患者は、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLまで増加され、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週1回投与される。ベースラインヘモグロビンレベルは、化合物1を投与する前の患者のヘモグロビンレベルである。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000041
またはその薬学的に許容される塩の用量を患者に経口投与することを含み、
患者は、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLまで増加され、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。ベースラインヘモグロビンレベルは、化合物1を投与する前の患者のヘモグロビンレベルである。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000042
またはその薬学的に許容される塩の用量を患者に経口投与することを含み、
患者は、約<10g/dLのベースヘモグロビンレベルを有し、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLまで増加され、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。ベースラインヘモグロビンレベルは、化合物1を投与する前の患者のヘモグロビンレベルである。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000043
またはその薬学的に許容される塩の用量を患者に経口投与することを含み、
患者は、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLまで増加され、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。ベースラインヘモグロビンレベルは、化合物1を投与する前の患者のヘモグロビンレベルである。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000044
またはその薬学的に許容される塩の用量を患者に経口投与することを含み、
患者は、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLまで増加され、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週1回投与される。ベースラインヘモグロビンレベルは、化合物1を投与する前の患者のヘモグロビンレベルである。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000045
またはその薬学的に許容される塩の用量を患者に経口投与することを含み、
患者は、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLまで増加され、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。ベースラインヘモグロビンレベルは、化合物1を投与する前の患者のヘモグロビンレベルである。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000046
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間経口投与することを含み、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。
実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約24週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約28週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約32週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約36週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約40週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約44週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約48週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約52週間、患者に投与される。
実施形態では、患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する。実施形態では、患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約8週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約6週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約8週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約6週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約4週間である。
実施形態では、赤血球造血刺激剤は、エポエチン、ダルベポエチンアルファ、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)、またはそれらの組み合わせである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、エポエチンである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、ダルベポエチンアルファである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)である。
実施形態では、エポエチンは、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの組み合わせである。
実施形態では、患者は、本明細書に記載されるESA投与量のうちのいずれかで、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週約≧4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。実施形態では、患者は、約<4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約≧15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約<15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。実施形態では、患者は、1ヶ月に1回、約1.20mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されていない。
実施形態では、用量は、約150~600mgの化合物1を含む。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含む。
実施形態では、化合物1の用量は、1日1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約11.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約9.0g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約9.5g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、患者は、約9.0g/dL~約12.5g/dLのヘモグロビンレベルを有する。
実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する総鉄結合能(TIBC)の増加を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のTIBCレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対するヘプシジンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のヘプシジンレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する血清フェリチンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者の血清フェリチンレベルである。
実施形態では、患者は、成人である。実施形態では、患者は、≧18歳である。実施形態では、患者は、≧20歳である。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000047
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000048
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、用量は、約150~600mgを含み、用量は、1日1回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000049
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間経口投与することを含み、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週1回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000050
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間経口投与することを含み、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000051
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間経口投与することを含み、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000052
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間経口投与することを含み、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週1回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000053
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間経口投与することを含み、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000054
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間経口投与することを含み、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。
実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約53週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約64週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約76週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約88週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約104週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約116週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約128週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約140週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約156週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約168週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約180週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約192週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約208週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約260週間、患者に投与される。
実施形態では、患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する。実施形態では、患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約8週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約6週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約8週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約6週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約4週間である。
実施形態では、赤血球造血刺激剤は、エポエチン、ダルベポエチンアルファ、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)、またはそれらの組み合わせである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、エポエチンである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、ダルベポエチンアルファである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)である。
実施形態では、エポエチンは、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの組み合わせである。
実施形態では、患者は、本明細書に記載されるESA投与量のうちのいずれかで、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週約≧4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。実施形態では、患者は、約<4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約≧15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約<15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。実施形態では、患者は、1ヶ月に1回、約1.20mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されていない。
実施形態では、用量は、約150~600mgの化合物1を含む。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含む。
実施形態では、化合物1の用量は、1日1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週3回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約11.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約9.0g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約9.5g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、患者は、約9.0g/dL~約12.5g/dLのヘモグロビンレベルを有する。
実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する総鉄結合能(TIBC)の増加を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のTIBCレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対するヘプシジンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のヘプシジンレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する血清フェリチンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者の血清フェリチンレベルである。
実施形態では、患者は、成人である。実施形態では、患者は、≧18歳である。実施形態では、患者は、≧20歳である。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000055
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間経口投与することを含み、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000056
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間経口投与することを含み、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週1回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000057
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間経口投与することを含み、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000058
またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。
実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約24週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約28週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約32週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約36週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約40週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約44週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約48週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約52週間、患者に投与される。
実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約53~260週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約53週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約64週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約76週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約88週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約104週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約116週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約128週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約140週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約156週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約168週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約180週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約192週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約208週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約260週間、患者に投与される。
実施形態では、患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する。実施形態では、患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約8週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約6週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約8週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約6週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約4週間である。
実施形態では、赤血球造血刺激剤は、エポエチン、ダルベポエチンアルファ、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)、またはそれらの組み合わせである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、エポエチンである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、ダルベポエチンアルファである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)である。
実施形態では、エポエチンは、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの組み合わせである。
実施形態では、患者は、本明細書に記載されるESA投与量のうちのいずれかで、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週約≧4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。実施形態では、患者は、約<4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約≧15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約<15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。実施形態では、患者は、1ヶ月に1回、約1.20mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されていない。
実施形態では、用量は、約150~600mgの化合物1を含む。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含む。
実施形態では、化合物1の用量は、1日1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週3回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約11.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約9.0g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約9.5g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、患者は、約9.0g/dL~約12.5g/dLのヘモグロビンレベルを有する。
実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する総鉄結合能(TIBC)の増加を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のTIBCレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対するヘプシジンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のヘプシジンレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する血清フェリチンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者の血清フェリチンレベルである。
実施形態では、患者は、成人である。実施形態では、患者は、≧18歳である。実施形態では、患者は、≧20歳である。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000059
またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000060
またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週1回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000061
またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000062
またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000063
またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000064
またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
前記患者が、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、前記患者が、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週1回投与される、方法。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を提供し、方法は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000065
またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000066
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間患者に経口投与することを含み、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される。
実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約24週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約28週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約32週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約36週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約40週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約44週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約48週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約52週間、患者に投与される。
実施形態では、患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する。実施形態では、患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約8週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約6週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約8週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約6週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約4週間である。
実施形態では、赤血球造血刺激剤は、エポエチン、ダルベポエチンアルファ、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)、またはそれらの組み合わせである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、エポエチンである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、ダルベポエチンアルファである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)である。
実施形態では、エポエチンは、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの組み合わせである。
実施形態では、患者は、本明細書に記載されるESA投与量のうちのいずれかで、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週約≧4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。実施形態では、患者は、約<4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約≧15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約<15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。実施形態では、患者は、1ヶ月に1回、約1.20mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されていない。
実施形態では、用量は、約150~600mgの化合物1を含む。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含む。
実施形態では、化合物1の用量は、1日1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週3回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される。実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約10.0~12.0g/dLで維持または制御される。実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約11.0~13.0g/dLで維持または制御される。実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約10.0~11.0g/dLで維持または制御される。
実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する総鉄結合能(TIBC)の増加を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のTIBCレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対するヘプシジンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のヘプシジンレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する血清フェリチンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者の血清フェリチンレベルである。
実施形態では、患者は、成人である。実施形態では、患者は、≧18歳である。実施形態では、患者は、≧20歳である。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000067
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間患者に経口投与することを含み、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000068
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間患者に経口投与することを含み、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与され、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000069
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間患者に経口投与することを含み、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週1回投与され、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000070
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間患者に経口投与することを含み、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与され、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000071
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間患者に経口投与することを含み、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与され、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000072
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間患者に経口投与することを含み、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週1回投与され、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000073
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間患者に経口投与することを含み、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与され、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000074
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間患者に経口投与することを含み、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される。
実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約53週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約64週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約76週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約88週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約104週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約116週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約128週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約140週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約156週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約168週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約180週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約192週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約208週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約260週間、患者に投与される。
実施形態では、患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する。実施形態では、患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約8週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約6週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約8週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約6週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約4週間である。
実施形態では、赤血球造血刺激剤は、エポエチン、ダルベポエチンアルファ、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)、またはそれらの組み合わせである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、エポエチンである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、ダルベポエチンアルファである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)である。
実施形態では、エポエチンは、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの組み合わせである。
実施形態では、患者は、本明細書に記載されるESA投与量のうちのいずれかで、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週約≧4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。実施形態では、患者は、約<4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約≧15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約<15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。実施形態では、患者は、1ヶ月に1回、約1.20mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されていない。
実施形態では、用量は、約150~600mgの化合物1を含む。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含む。
実施形態では、化合物1の用量は、1日1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週3回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される。実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約10.0~12.0g/dLで維持または制御される。実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約11.0~13.0g/dLで維持または制御される。実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約10.0~11.0g/dLで維持または制御される。
実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する総鉄結合能(TIBC)の増加を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のTIBCレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対するヘプシジンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のヘプシジンレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する血清フェリチンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者の血清フェリチンレベルである。
実施形態では、患者は、成人である。実施形態では、患者は、≧18歳である。実施形態では、患者は、≧20歳である。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000075
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間患者に経口投与することを含み、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与され、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000076
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間患者に経口投与することを含み、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週1回投与され、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000077
またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間患者に経口投与することを含み、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与され、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000078
またはその薬学的に許容される塩の用量を患者に経口投与することを含み、
患者は、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される。ベースラインヘモグロビンレベルは、化合物1を投与する前の患者のヘモグロビンレベルである。
実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約24週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約28週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約32週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約36週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約40週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約44週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約48週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約52週間、患者に投与される。
実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約53週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約64週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約76週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約88週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約104週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約116週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約128週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約140週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約156週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約168週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約180週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約192週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約208週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約260週間、患者に投与される。
実施形態では、患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する。実施形態では、患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約8週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約6週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約8週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約6週間である。実施形態では、スクリーニング期間は、最大約4週間である。
実施形態では、赤血球造血刺激剤は、エポエチン、ダルベポエチンアルファ、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)、またはそれらの組み合わせである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、エポエチンである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、ダルベポエチンアルファである。実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤は、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)である。
実施形態では、エポエチンは、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの組み合わせである。
実施形態では、患者は、本明細書に記載されるESA投与量のうちのいずれかで、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週約≧4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。実施形態では、患者は、約<4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、1週間に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約≧15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約<15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。実施形態では、患者は、1ヶ月に1回、約1.20mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されていない。
実施形態では、用量は、約150~600mgの化合物1を含む。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含む。
実施形態では、化合物1の用量は、1日1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週1回投与される。実施形態では、化合物1の用量は、週3回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。
実施形態では、用量は、約150mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。
実施形態では、患者は、化合物1の用量を投与する前に、約≧8~約<10.0g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧8.0g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約<10.0g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧8.0~9.5g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧9.0g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧9.0~約<10.0g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有する。
実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される。実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約10.0~12.0g/dLで維持または制御される。実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約11.0~13.0g/dLで維持または制御される。実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約10.0~11.0g/dLで維持または制御される。
実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する総鉄結合能(TIBC)の増加を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のTIBCレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対するヘプシジンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者のヘプシジンレベルである。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する血清フェリチンレベルの減少を有する。ベースラインレベルは、化合物1の投与前の患者の血清フェリチンレベルである。
実施形態では、患者は、成人である。実施形態では、患者は、≧18歳である。実施形態では、患者は、≧20歳である。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000079
またはその薬学的に許容される塩の用量を患者に経口投与することを含み、
患者は、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御され、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。ベースラインヘモグロビンレベルは、化合物1を投与する前の患者のヘモグロビンレベルである。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000080
またはその薬学的に許容される塩の用量を患者に経口投与することを含み、
患者は、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御され、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週1回投与される。ベースラインヘモグロビンレベルは、化合物1を投与する前の患者のヘモグロビンレベルである。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000081
またはその薬学的に許容される塩の用量を患者に経口投与することを含み、
患者は、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御され、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。ベースラインヘモグロビンレベルは、化合物1を投与する前の患者のヘモグロビンレベルである。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000082
またはその薬学的に許容される塩の用量を患者に経口投与することを含み、
患者は、約<10g/dLのベースヘモグロビンレベルを有し、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御され、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。ベースラインヘモグロビンレベルは、化合物1を投与する前の患者のヘモグロビンレベルである。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000083
またはその薬学的に許容される塩の用量を患者に経口投与することを含み、
患者は、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御され、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、1日1回投与される。ベースラインヘモグロビンレベルは、化合物1を投与する前の患者のヘモグロビンレベルである。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000084
またはその薬学的に許容される塩の用量を患者に経口投与することを含み、
患者は、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御され、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週1回投与される。ベースラインヘモグロビンレベルは、化合物1を投与する前の患者のヘモグロビンレベルである。
一態様では、本発明は、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を提供し、方法は、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000085
またはその薬学的に許容される塩の用量を患者に経口投与することを含み、
患者は、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御され、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、用量は、約150~600mgの化合物1を含み、用量は、週3回投与される。ベースラインヘモグロビンレベルは、化合物1を投与する前の患者のヘモグロビンレベルである。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000086
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000087
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受け、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000088
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000089
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000090
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000091
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000092
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000093
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000094
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000095
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000096
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000097
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000098
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000099
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000100
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000101
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000102
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000103
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000104
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
実施形態では、患者は、4週間毎1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週約≧15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週約<15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000105
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受け、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000106
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受け、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000107
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受け、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000108
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000109
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000110
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000111
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000112
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000113
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの投与量で、エポエチンアルファであったエポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週≧約4500IUの投与量で、エポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週<約4500IUの投与量で、エポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、約150mgである化合物1の用量を受ける。
実施形態では、患者は、約300mgである化合物1の用量を受ける。
実施形態では、患者は、約450mgである化合物1の用量を受ける。
実施形態では、患者は、約600mgである化合物1の用量を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000114
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000115
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000116
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000117
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受け、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000118
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受け、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000119
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000120
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000121
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000122
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000123
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000124
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000125
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000126
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受け、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000127
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受け、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000128
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000129
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000130
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000131
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
実施形態では、化合物1の用量は、約150mgである。
実施形態では、化合物1の用量は、約300mgである。
実施形態では、化合物1の用量は、約450mgである。
実施形態では、化合物1の用量は、約600mgである。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000132
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および/または患者の透析状態に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000133
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESAおよび/または患者が以前に受けたESAの投与量に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000134
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期投与量は、患者のヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて選択される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000135
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期投与量は、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて選択される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000136
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者の透析状態に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000137
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000138
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000139
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および患者のヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて選択される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000140
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて選択される。一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000141
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および患者の透析状態に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000142
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000143
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000144
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および患者の透析状態に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000145
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および患者の透析状態に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000146
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000147
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000148
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000149
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて選択される。
実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)は、ダルベポエチンアルファである。
実施形態では、患者は、4週間毎1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、≧約15μgのダルベポエチンアルファの毎週用量で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、<約15μgのダルベポエチンアルファの毎週用量で以前に治療されている。
実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)は、エポエチンである。
実施形態では、エポエチンは、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの組み合わせである。
実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの投与量で、エポエチンアルファであったエポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、エポエチンの毎週用量は、≧約4500IUである。
実施形態では、エポエチンの毎週用量は、<約4500IUである。
実施形態では、初期用量は、約150~600mgの化合物1である。
実施形態では、初期用量は、約150mgの化合物1である。
実施形態では、初期用量は、約300mgの化合物1である。
実施形態では、初期用量は、約450mgの化合物1である。
実施形態では、初期用量は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、方法は、毎日化合物1の用量を投与することを含む。
実施形態では、方法は、約週1回、化合物1の用量を投与することを含む。
実施形態では、方法は、約週3回、化合物1の用量を投与することを含む。
実施形態では、化合物1の用量は、約150mgである。
実施形態では、化合物1の用量は、約300mgである。
実施形態では、化合物1の用量は、約450mgである。
実施形態では、化合物1の用量は、約600mgである。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000150
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および/または患者の透析状態に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000151
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESAおよび/または患者が以前に受けたESAの投与量に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000152
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者のヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に、化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000153
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に、化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000154
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者の透析状態に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に、化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000155
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に、化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000156
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に、化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000157
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および患者のヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000158
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および<約11g/dL患者のヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000159
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および患者の透析状態に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000160
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000161
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000162
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および患者の透析状態に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000163
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および患者の透析状態に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000164
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000165
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000166
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、貧血を治療する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000167
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)は、ダルベポエチンアルファである。
実施形態では、患者は、4週間毎1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、≧約15μgのダルベポエチンアルファの毎週用量で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、<約15μgのダルベポエチンアルファの毎週用量で以前に治療されている。
実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)は、エポエチンである。
実施形態では、エポエチンは、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの組み合わせである。
実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの投与量で、エポエチンアルファであったエポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、≧約4500IUのエポエチンの毎週用量で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、<約4500IUのエポエチンの毎週用量で以前に治療されている。
実施形態では、初期用量は、約150mgの化合物1である。
実施形態では、初期用量は、約300mgの化合物1である。
実施形態では、用量の増加は、約450mgの化合物1の用量をもたらす。
実施形態では、用量の増加は、約600mgの化合物1の用量をもたらす。
実施形態では、方法は、毎日化合物1の用量を投与することをさらに含む。
実施形態では、方法は、約週1回、化合物1の用量を投与することをさらに含む。
実施形態では、方法は、約週3回、化合物1の用量を投与することをさらに含む。
実施形態では、患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
実施形態では、患者は、少なくとも約44、48、または52週間化合物1を受ける。
実施形態では、患者は、化合物1による治療開始または化合物1による治療開始前の初期スクリーニング期間の開始から約8週間以内に、ESA療法で以前に治療されている。
実施形態では、初期スクリーニング期間は、約4週間以下である。
実施形態では、患者は、成人である。
実施形態では、方法は、患者のヘモグロビンレベルを週1回試験することをさらに含む。
実施形態では、方法は、患者のヘモグロビンレベルを2週間毎に1回試験することをさらに含む。
実施形態では、方法は、患者のヘモグロビンレベルを月1回試験することをさらに含む。
実施形態では、患者のヘモグロビンレベルは、約10.0g/dL~約13.0g/dLの範囲で維持される。
実施形態では、患者のヘモグロビンレベルは、約10.0g/dL~約12.0g/dLの範囲で維持され、患者は、透析依存性慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する。
実施形態では、患者のヘモグロビンレベルは、約11.0g/dL~約13.0g/dLの範囲で維持され、患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する。
実施形態では、方法は、患者のヘモグロビンレベルが10.0g/dL未満または13.0g/dL超である場合に、化合物の用量を調節することをさらに含む。
実施形態では、化合物の用量を調節することは、患者のヘモグロビンレベルが13.0g/dL超である場合に、約150mgだけ用量を低減すること、または患者のヘモグロビンレベルが11.0g/dL未満である場合に、約150mgだけ用量を増量させることを含み、患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する。
実施形態では、化合物の用量を調節することは、患者のヘモグロビンレベルが12.0g/dL超である場合に、約150mgだけ用量を低減すること、または患者のヘモグロビンレベルが10.0g/dL未満である場合に、約150mgだけ用量を増量させることを含み、患者は、透析依存性慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する。
本発明はまた、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とする。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000168
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000169
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受け、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000170
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受け、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000171
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受け、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000172
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000173
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000174
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000175
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000176
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000177
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000178
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受け、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000179
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受け、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000180
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受け、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000181
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000182
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000183
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000184
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000185
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000186
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
実施形態では、患者は、4週間毎1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週約≧15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週約<15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000187
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受け、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000188
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受け、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000189
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受け、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000190
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000191
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000192
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000193
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000194
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000195
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約52週間化合物1を受ける。
実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの投与量で、エポエチンアルファであったエポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週≧約4500IUの投与量で、エポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、毎週<約4500IUの投与量で、エポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、約150mgである化合物1の用量を受ける。
実施形態では、患者は、約300mgである化合物1の用量を受ける。
実施形態では、患者は、約450mgである化合物1の用量を受ける。
実施形態では、患者は、約600mgである化合物1の用量を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000196
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000197
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000198
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000199
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受け、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000200
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受け、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000201
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000202
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000203
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000204
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000205
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000206
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000207
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000208
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受け、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000209
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受け、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000210
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000211
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000212
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000213
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者は、週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者は、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
実施形態では、化合物1の用量は、約150mgである。
実施形態では、化合物1の用量は、約300mgである。
実施形態では、化合物1の用量は、約450mgである。
実施形態では、化合物1の用量は、約600mgである。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000214
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および/または患者の透析状態に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000215
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESAおよび/または患者が以前に受けたESAの投与量に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000216
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期投与量は、患者のヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて選択される。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000217
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期投与量は、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて選択される。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000218
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者の透析状態に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000219
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000220
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000221
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および患者のヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて選択される。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000222
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて選択される。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000223
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および患者の透析状態に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000224
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000225
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000226
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および患者の透析状態に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000227
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および患者の透析状態に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000228
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000229
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000230
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて選択される。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000231
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて選択される。
実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)は、ダルベポエチンアルファである。
実施形態では、患者は、4週間毎1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、≧約15μgのダルベポエチンアルファの毎週用量で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、<約15μgのダルベポエチンアルファの毎週用量で以前に治療されている。
実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)は、エポエチンである。
実施形態では、エポエチンは、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの組み合わせである。
実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの投与量で、エポエチンアルファであったエポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、≧約4500IUのエポエチンの毎週用量で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、<約4500IUのエポエチンの毎週用量で以前に治療されている。
実施形態では、初期用量は、約150~600mgの化合物1である。
実施形態では、初期用量は、約150mgの化合物1である。
実施形態では、初期用量は、約300mgの化合物1である。
実施形態では、初期用量は、約450mgの化合物1である。
実施形態では、初期用量は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、方法は、毎日化合物1の用量を投与することを含む。
実施形態では、方法は、約週1回、化合物1の用量を投与することを含む。
実施形態では、方法は、約週3回、化合物1の用量を投与することを含む。
実施形態では、化合物1の用量は、約150mgである。
実施形態では、化合物1の用量は、約300mgである。
実施形態では、化合物1の用量は、約450mgである。
実施形態では、化合物1の用量は、約600mgである。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000232
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および/または患者の透析状態に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000233
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESAおよび/または患者が以前に受けたESAの投与量に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000234
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者のヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に、化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000235
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に、化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000236
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者の透析状態に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に、化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000237
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に、化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000238
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に、化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000239
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および患者のヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000240
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および<約11g/dL患者のヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000241
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および患者の透析状態に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000242
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000243
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000244
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および患者の透析状態に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000245
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および患者の透析状態に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000246
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000247
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000248
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
一態様では、本発明は、患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法を特徴とし、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000249
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者は、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける。
実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)は、ダルベポエチンアルファである。
実施形態では、患者は、4週間毎1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、≧約15μgのダルベポエチンアルファの毎週用量で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、<約15μgのダルベポエチンアルファの毎週用量で以前に治療されている。
実施形態では、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)は、エポエチンである。
実施形態では、エポエチンは、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの組み合わせである。
実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの投与量で、エポエチンアルファであったエポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンで以前に治療されている。
実施形態では、患者は、≧約4500IUのエポエチンの毎週用量で以前に治療されている。
実施形態では、患者は、<約4500IUのエポエチンの毎週用量で以前に治療されている。
実施形態では、初期用量は、約150mgの化合物1である。
実施形態では、初期用量は、約300mgの化合物1である。
実施形態では、用量の増加は、約450mgの化合物1の用量をもたらす。
実施形態では、用量の増加は、約600mgの化合物1の用量をもたらす。
実施形態では、方法は、毎日化合物1の用量を投与することをさらに含む。
実施形態では、方法は、約週1回、化合物1の用量を投与することをさらに含む。
実施形態では、方法は、約週3回、化合物1の用量を投与することをさらに含む。
実施形態では、患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける。
実施形態では、患者は、少なくとも約44、48、または52週間化合物1を受ける。
実施形態では、患者は、化合物1による治療開始または化合物1による治療開始前の初期スクリーニング期間の開始から約8週間以内に、ESA療法で以前に治療されている。
実施形態では、初期スクリーニング期間は、約4週間以下である。
実施形態では、患者は、成人である。
実施形態では、方法は、患者のヘモグロビンレベルを週1回試験することをさらに含む。
実施形態では、方法は、患者のヘモグロビンレベルを2週間毎に1回試験することをさらに含む。
実施形態では、方法は、患者のヘモグロビンレベルを月1回試験することをさらに含む。
実施形態では、患者のヘモグロビンレベルは、約10.0g/dL~約13.0g/dLの範囲で維持される。
実施形態では、患者のヘモグロビンレベルは、約10.0g/dL~約12.0g/dLの範囲で維持され、患者は、透析依存性慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する。
実施形態では、患者のヘモグロビンレベルは、約11.0g/dL~約13.0g/dLの範囲で維持され、患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する。
実施形態では、方法は、患者のヘモグロビンレベルが10.0g/dL未満または13.0g/dL超である場合に、化合物の用量を調節することをさらに含む。
実施形態では、化合物の用量を調節することは、患者のヘモグロビンレベルが13.0g/dL超である場合に、約150mgだけ用量を低減すること、または患者のヘモグロビンレベルが11.0g/dL未満である場合に、約150mgだけ用量を増量させることを含み、患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する。
実施形態では、化合物の用量を調節することは、患者のヘモグロビンレベルが12.0g/dL超である場合に、約150mgだけ用量を低減すること、または患者のヘモグロビンレベルが10.0g/dL未満である場合に、約150mgだけ用量を増量させることを含み、患者は、透析依存性慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する。
第III相、無作為化、非盲検、実薬対照、NDD-CKD変換/補正研究(J01)の研究デザインの概略図である。
全患者集団を対象としたNDD-CKD変換/補正研究の52週間全体の経時的な平均Hbである。 ESA非ユーザ群における経時的な平均ヘモグロビン(52週間)である。 ESAユーザ群における経時的な平均ヘモグロビン(52週間)である。 スクリーニング中のHbにより分類されたESAユーザ下位群における経時的な平均ヘモグロビン(52週間)である:≧11.0g/dl。 スクリーニング中のHbにより分類されたESAユーザ下位群における経時的な平均ヘモグロビン(52週間)である:Hb<11.0g/dl。
研究の24週目までの全集団の化合物1の平均用量を示す。 研究の52週目までの全集団の化合物1の平均用量を示す。 ESA非ユーザ群における化合物1(毎日)またはダルベポエチンアルファ(毎週)の平均用量を示す。 ESAユーザ群における化合物1(毎日)またはダルベポエチンアルファ(毎週)の平均用量を示す。 スクリーニング中のHbにより分類されたESAユーザ下位群における化合物1(毎日)またはダルベポエチンアルファ(毎週)の平均用量を示す:≧11.0g/dl。 スクリーニング中のHbにより分類されたESAユーザ下位群における化合物1(毎日)またはダルベポエチンアルファ(毎週)の平均用量を示す:Hb<11.0g/dl。
血清フェリチン(ng/mL)、TSAT%、TIBC(μg/dL)、ヘプシジン(ng/mL)、血清鉄(μg/dL)、および任意の経路による鉄の毎月用量(mg)の差を含む、経時的な化合物1による療法を受けている集団全体、およびダルベポエチンアルファ(DA)による治療を受けている集団全体の様々な鉄関連パラメータを比較する。
化合物1およびDA患者の経時的な平均赤血球関連パラメータ:MCH(平均赤血球ヘモグロビン)、MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度)、MCV(平均赤血球体積)、およびRDW(赤血球分布幅)を示す。
NDD-CKDの変換/補正研究の補正集団のベースラインから24週目までのダルベポエチンアルファと比較した化合物1の平均投与量および平均Hbレベルのグラフ表示を提供する。図6Aは、NDD-CKD変換/補正研究の補正集団のベースラインから24週目までのHbレベルを示す。図6Bは、NDD-CKD変換/補正研究の補正集団のベースラインから24週目までの標的Hb範囲内の患者の割合を示す。図6Cは、NDD-CKDの変換/補正研究の補正集団のベースラインから24週目までの化合物1の平均1日用量およびダルベポエチンアルファの毎週用量を示す。図6Dは、NDD-CKD変換/補正研究の補正集団の52週目までの平均ヘモグロビン(Hb)レベルを示す。図6Eは、NDD-CKDの変換/補正研究の補正集団のベースラインから52週目までの化合物1の平均1日用量を示す。
NDD-CKDの変換/補正研究の変換集団のベースラインから24週目までのダルベポエチンアルファと比較した化合物1の平均投与量および平均Hbレベルのグラフ表示を提供する。図7Aは、NDD-CKD変換/補正研究の変換集団のベースラインから24週目までのHbレベルを示す。図7Bは、NDD-CKD変換/補正研究の変換集団のベースラインから24週目までの標的Hb範囲内の患者の割合を示す。図7Cは、NDD-CKDの変換/補正研究の変換集団のベースラインから24週目までの化合物1の平均1日用量およびダルベポエチンアルファの毎週用量を示す。図7Dは、NDD-CKD変換/補正研究の変換集団の52週目までの平均ヘモグロビン(Hb)レベルを示す。図7Eは、NDD-CKDの変換/補正研究の変換集団のベースラインから52週目までの化合物1の平均1日用量およびダルベポエチンアルファの毎週用量を示す。
研究の52週目までのヘモグロビン(Hb)レベル<11g/dLを有する変換患者における化合物1の平均1日用量を示す。 ヘモグロビン(Hb)レベルを有する変換患者における化合物1の平均1日用量が、研究の52週目まで≧11g/dLであることを示す。
受けたエリスロポエチン刺激因子製剤(ESA)療法の量が、52週間の期間にわたって化合物1の1日用量にも影響し得ることを示す。例えば、化合物1の平均用量は、<15μgのダルベポエチンアルファの毎週用量を受けた患者と比較して、≧15μgのダルベポエチンアルファの毎週用量を受けた患者の方が高かった。
化合物1(VDT)またはダルベポエチンアルファ(DA)による療法を受けたHD-CKD患者の52週間にわたる経時的な平均Hbを示す。 研究の52週目までのHD-CKD患者の化合物1(VDT)の平均用量を示す。 研究の52週目までのHD-CKD患者のダルベポエチンアルファ(DA)の平均用量を示す。 標的範囲内のHbレベルを有する患者の割合を示す。
化合物1(VDT)またはダルベポエチンアルファ(DA)による療法を受けた24週間にわたる標的Hb範囲内の患者の割合を示す。
化合物1(VDT)により治療されたHD-CKD患者の平均Hbを示す。 ダルベポエチンアルファ(DA)により治療されたHD-CKD患者の平均Hbを示す。 研究の24週目までのこの療法を受けているHD-CKD患者における化合物1(VDT)の平均用量を示す。 52週間の研究にわたるHD-CKD患者の平均Hb値を示す。
研究の24週目までのHD-CKD患者の経時的な平均Hbに対する以前のESA治療および用量の効果を示す。図13Aは、エポエチン、ダルベポエチンアルファ(DA)、またはエポエチンベータペゴル(EBP)による以前の治療に基づく、化合物1(VDT)を受けているHD-CKD患者における平均Hbを示す。図13Bは、エポエチン、ダルベポエチンアルファ(DA)、またはエポエチンベータペゴル(EBP)による以前の治療に基づく、HD-CKD患者の化合物1(VDT)の平均用量を示す。図13Cは、ダルベポエチンアルファ(DA)の変換前用量に基づく、化合物1(VDT)を受けているHD-CKD患者における平均Hbを示す。図13Dは、24週までのダルベポエチンアルファ(DA)の変換前用量に基づく、HD-CKD患者における化合物1(VDT)の平均用量を示す。図13Eは、52週までのダルベポエチンアルファ(DA)の変換前用量に基づく、HD-CKD患者における化合物1(VDT、MT-6548)の平均用量を示す。
血清フェリチン(ng/mL)(14A)、TSAT%(14B)、TIBC(μg/dL)(14C)、ヘプシジン(ng/mL)(14D)、および任意の経路による鉄の毎月用量(mg)(14E)の差を含む、化合物1による療法を受けているHD-CKD集団全体、およびダルベポエチンアルファ(DA)による療法を受けているHD-CKD集団全体の様々な鉄関連パラメータを比較する。
52週までの化合物1およびDA患者の、赤血球指数であるMCV(平均赤血球体積)(15A)、MCH(平均赤血球ヘモグロビン)(15B)、MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度)(15C)、およびRDW(赤血球分布幅)(15D)を比較する。
患者が以前に受けたエポエチンの毎週用量に基づく、HD-CKD変換下位群における化合物1の平均用量を示す。
患者が以前に受けたダルベポエチンアルファの毎週用量に基づく、HD-CKD変換下位群における化合物1の平均用量を示す。
第III相、無作為化、非盲検、実薬対照、NDD-CKD変換/補正研究(J01)の、患者集団全体の人口統計学的およびベースライン特性を示す。
エポエチンベータペゴルの変換前用量に基づく、HD-CKD患者における化合物1(MT-6548)の平均用量を示す。
エポエチンの変換前用量に基づく、HD-CKD患者における化合物1(MT-6548)の平均用量を示す。
エポエチンの変換前用量に基づく、化合物1(VDT)を受けているHD-CKD患者における平均Hbを示す。
エポエチンベータペゴルの変換前用量に基づく、化合物1(VDT)を受けているHD-CKD患者における平均Hbを示す。
以前にESAを受けた血液透析を受けている対象において、化合物1がヘモグロビン濃度を維持したことを示す。
透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者における貧血の治療のための治験デザインを示す。
補正/変換試験のための化合物1(バダデュスタット)投与および用量調節アルゴリズムである。 補正/変換試験のためのダルベポエチンアルファ投与および用量調節アルゴリズムである。
補正試験のための化合物1(バダデュスタット)投与および用量調節アルゴリズムである。 補正試験のためのダルベポエチンアルファ投与および用量調節アルゴリズムである。
既存DD-CKDおよび新規DD-CKD研究の、安全性集団における治験薬の毎週用量中央値を示す。
新規DD-CKDおよび既存DD-CKD試験における、無作為化集団におけるヘモグロビンレベルのベースラインからの平均変化を示す。
非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者における貧血の治療のための治験デザインを示す。
慢性腎臓疾患(CKD)に関連する貧血を有する患者の治療のための効果的で耐久性のある方法が本明細書に記載され、患者の変換、補正、および維持療法に好適な方法を含む。例えば、本明細書に記載される方法によって達成される治療的利益は、耐久性があり、有効性は、約6ヶ月もしくは少なくとも6ヶ月(24週間)、約1年もしくは少なくとも1年(52週間)、約5年もしくは少なくとも5年(260週間)などの長い治療期間にわたって観察される。本明細書に記載される方法は、概して、非透析依存性患者(NDD-CKD)、ならびに透析を受けている患者(DD-CKD)に有用であり得る。さらに、本明細書に記載される方法は、ダルベポエチンアルファ(DA)などのエリスロポエチン刺激因子製剤(ESA)の投与を含む、以前の貧血治療から変換する患者、および以前にESAへの曝露がほとんどまたは全くない患者に特に有益であり得る。本明細書に記載される方法はまた、標的ヘモグロビン(Hb)レベルを増加ならびに維持するために特に効果的であり得る。
定義
本発明がより容易に理解されるように、ある特定の用語が以下で最初に定義される。以下の用語および他の用語の追加の定義は、本明細書全体に記載される。本発明の背景を説明し、かつその実施に関するさらなる詳細を提供するために本明細書で参照される刊行物および他の参考資料は、全ての目的のために参照により本明細書に組み込まれる。
動物:本明細書で使用される場合、「動物」という用語は、動物界の任意のメンバーを指す。いくつかの実施形態では、「動物」とは、任意の発育段階のヒトを指す。いくつかの実施形態では、「動物」とは、任意の発育段階の非ヒト動物を指す。実施形態では、非ヒト動物は、哺乳動物(例えば、齧歯類、マウス、ラット、ウサギ、サル、イヌ、ネコ、ヒツジ、ウシ、霊長類、および/またはブタ)である。いくつかの実施形態では、動物には、哺乳動物、鳥、爬虫類、両生類、魚、昆虫、および/または寄生虫が含まれるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、動物は、トランスジェニック動物、遺伝子操作された動物、および/またはクローンであり得る。
およそまたは約:本明細書で使用される場合、目的とする1つ以上の値に適用される「およそ」または「約」という用語は、明記された参照値と同様の値を指す。実施形態では、「およそ」または「約」という用語は、別途明記されない限り、または別途文脈から明らかでない限り、明記された参照値のいずれかの方向(より大きいかまたは小さい)に、25%、20%、19%、18%、17%、16%、15%、14%、13%、12%、11%、10%、9%、8%、7%、6%、5%、4%、3%、2%、1%、またはそれ未満に含まれる値の範囲(かかる数が可能な値の100%を超える場合を除く)を指す。
用量:本明細書で使用される場合、「用量」という用語は、一度に投与される化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物の量を意味する。用量は、単一の単位剤形を含んでもよく、または代替的に、単一の単位剤形よりも多いもの(例えば、単一の用量は、2つの錠剤を含んでもよい)、または単一の単位剤形よりも少ないもの(例えば、単一の用量は、錠剤の半分を含んでもよい)を含んでもよい。本明細書に記載される用量は、様々な間隔で投与されてもよい。例えば、患者は、毎日または毎週(例えば、週1回または週3回)、本明細書に記載される用量を受けることができる。
1日用量:本明細書で使用される場合、「1日用量」という用語は、24時間の期間に投与される化合物またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物の量を意味する。したがって、1日用量は、一度に全て投与されてもよく(すなわち、1日1回投与)、または代替的に、化合物の投与が1日2回、1日3回、もしくはさらに1日4回となるように、1日用量は分割されてもよい。
改善する、増加する、または低減する:本明細書で使用される場合、「改善する」、「増加する」、もしくは「低減する」という用語、または文法的等価物は、本明細書に記載される治療の開始前の同じ個体における測定値、または本明細書に記載される治療の不在下での対照試料もしくは対象(または複数の対照試料もしくは対象)における測定値などの、ベースライン測定値に対する値を指す。「対照対象」は、治療されている対象と同じ疾患形態に罹患しており、治療されている対象とほぼ同じ年齢である対象である。
インビトロ:本明細書で使用される場合、「インビトロ」という用語は、多細胞生物内ではなく、人工環境下で、例えば、試験管または反応容器内、細胞培養下などで生じる事象を指す。
インビボ:本明細書で使用される場合、「インビボ」という用語は、ヒトおよび非ヒト動物などの多細胞生物内で生じる事象を指す。細胞ベースの系の文脈において、この用語は、(例えば、インビトロ系とは対照的に)生細胞内で生じる事象を指すために使用され得る。
患者:本明細書で使用される場合、「患者」または「対象」という用語は、例えば、実験、診断、予防、美容、および/または治療目的のために、提供される組成物が投与され得る任意の生物を指す。典型的な患者には、動物(例えば、マウス、ラット、ウサギ、非ヒト霊長類、および/またはヒトなどの哺乳動物)が含まれる。いくつかの実施形態では、患者は、ヒトである。ヒトには、出生前形態および出生後形態が含まれる。
薬学的に許容される:「薬学的に許容される」という用語は、本明細書で使用される場合、正しい医学的判断の範囲内で、過度の毒性、刺激、アレルギー応答、または他の問題もしくは合併症を伴うことなくヒトおよび動物の組織と接触した状態での使用に好適であり、合理的な利益/リスク比に見合う物質を指す。
薬学的に許容される塩:薬学的に許容される塩は、当該技術分野で周知である。例えば、S.M.Bergeらは、薬学的に許容される塩についてJ.Pharmaceutical Sciences(1977)66:1-19で説明している。本発明の化合物の薬学的に許容される塩には、好適な無機酸および有機酸ならびに無機塩基および有機塩基に由来するものが含まれる。医薬的に許容される非毒性の酸付加塩の例は、塩酸、臭化水素酸、リン酸、硫酸、および過塩素酸などの無機酸を用いて、または酢酸、トリフルオロ酢酸、シュウ酸、マレイン酸、酒石酸、クエン酸、コハク酸、もしくはマロン酸などの有機酸を用いて、またはイオン交換などの当該技術分野で使用される他の方法を用いることによって、形成されたアミノ基の塩である。他の薬学的に許容される塩には、アジピン酸塩、アルギン酸塩、アスコルビン酸塩、アスパラギン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、安息香酸塩、重硫酸塩、ホウ酸塩、酪酸塩、樟脳酸塩、カンファースルホン酸塩、クエン酸塩、シクロペンタンプロピオン酸塩、ジグルコン酸塩、ドデシル硫酸塩、エタンスルホン酸塩、ギ酸塩、フマル酸塩、グルコヘプトン酸塩、グリセロリン酸塩、グルコン酸塩、ヘミ硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、ヨウ化水素酸塩、2-ヒドロキシ-エタンスルホン酸塩、ラクトビオン酸塩、乳酸塩、ラウリン酸塩、ラウリル硫酸塩、リンゴ酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、メタンスルホン酸塩、2-ナフタレンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、硝酸塩、オレイン酸塩、シュウ酸塩、パルミチン酸塩、パモ酸塩、ペクチン酸塩、過硫酸塩、3-フェニルプロピオン酸塩、リン酸塩、ピクリン酸塩、ピバル酸塩、プロピオン酸塩、ステアリン酸塩、コハク酸塩、硫酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、p-トルエンスルホン酸塩、ウンデカン酸塩、吉草酸塩などが挙げられる。適切な塩基に由来する塩には、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、およびN(C1-4-アルキル)塩が挙げられる。代表的なアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩は、ナトリウム、リチウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどを含む。さらなる薬学的に許容される塩には、適切な場合、ハロゲン化物、水酸化物、カルボン酸塩、硫酸塩、リン酸塩、硝酸塩、スルホン酸塩、およびアリールスルホン酸塩等の対イオンを使用して形成された非毒性アンモニウムカチオン、四級アンモニウムカチオン、およびアミンカチオンが挙げられる。さらなる薬学的に許容される塩には、適切な求電子剤、例えば、ハロゲン化アルキルを使用して四級化アルキル化アミノ塩を形成する、アミンの四級化から形成された塩が挙げられる。
予防すること:本明細書で使用される場合、「予防する」、「予防すること」、または「予防」という用語は、望ましくない効果、例えば、望ましくない薬物間相互作用または薬物-鉄キレートの形成を軽減する効果を指す。予防は、事象の可能性の100%排除を必要としない。むしろ、事象の発生の可能性が化合物または方法によって低減されたことを示す。
対象:本明細書で使用される場合、「対象」という用語は、ヒトまたは任意の非ヒト動物(例えば、マウス、ラット、ウサギ、イヌ、ネコ、ウシ、ブタ、ヒツジ、ウマ、または霊長類)を指す。ヒトは、出生前形態および出生後形態を含む。多くの実施形態では、対象は、ヒトである。対象は、患者であり得、疾患の診断または治療のために医療提供者を受診するヒトを指す。「対象」という用語は、本明細書で「個体」または「患者」と互換的に使用される。対象は、疾患または障害に罹患し得るか、またはそれに罹り易いが、疾患または障害の症状を呈する場合も呈さない場合もある。
実質的に:本明細書で使用される場合、「実質的に」という用語は、目的とする特徴または特性の全またはほぼ全範囲または程度を呈する質的状態を指す。生物学分野の当業者であれば、生物学的および化学的現象が、完了すること、および/または完了に至ること、または絶対的結果を達成もしくは回避することが、仮にあったとしてもめったにないことを理解するであろう。したがって、「実質的に」という用語は本明細書において、多くの生物学的および化学的現象に固有の完了の潜在的な欠如を捉えるために使用される。
治療有効量:本明細書で使用される場合、治療薬の「治療有効量」という用語は、疾患、障害、および/または状態に罹患しているか、またはそれに罹り易い対象に投与されたときに、その疾患、障害、および/または状態の症状を治療する、診断する、予防する、および/またはその発症を遅延させるのに十分な量を意味する。当業者であれば、治療有効量が、典型的には、少なくとも1つの単位用量を含む投与レジメンにより投与されることを理解する。
治療すること:本明細書で使用される場合、「治療する」、「治療」、または「治療すること」という用語は、特定の疾患、障害、および/もしくは状態の1つ以上の症状もしくは特徴を部分的にまたは完全に緩和する、改善する、軽減する、抑制する、その発症を遅延させる、その重症度を低減する、および/またはその発生率を低減するために使用される任意の方法を指す。治療は、疾患の兆候を呈せず、かつ/または疾患の初期の兆候のみを呈する対象に、その疾患に関連する病態を発症させるリスクを減少させる目的のために投与され得る。
本明細書で使用される場合、「HIFプロリルヒドロキシラーゼ」という用語は、当該技術分野において認識されており、「PHD」と省略され得る。HIFプロリルヒドロキシラーゼはまた、「PHD」と省略されうる「プロリルヒドロキシラーゼドメイン含有タンパク質」としても知られている。これに関して、3つの異なるPHDアイソフォーム、PHD1、PHD2、およびPHD3があり、それぞれ、EGLN2、EGLN1、およびEGLN3、またはHPH3、HPH2、およびHPH1とも呼称される。
本明細書で使用される場合、「単位剤形」という用語は、錠剤;カプレット;軟質弾性ゼラチンカプセルなどのカプセル;サシェ;カシェ;トローチ(troche);トローチ(lozenge);分散体;粉末;溶液;ゲル;懸濁液(例えば、水性または非水性液体懸濁液)、エマルジョン(例えば、水中油型エマルジョン、または油中水型液体エマルジョン)、溶液、およびエリキシルを含む、患者への経口または粘膜投与に好適な液体剤形;および患者への経口または非経口投与に好適な液体剤形を提供するように再構成され得る滅菌固体(例えば、結晶性または非結晶性固体)を含む。単位剤形は、必ずしも単回投与として投与される必要はなく、単一の単位剤形も、必ずしも全用量を構成する必要はない。
さらなる略語および頭字語が以下に提供される。
Figure 2023501221000250
Figure 2023501221000251
Figure 2023501221000252
慢性腎臓疾患(CKD)に関連する貧血
貧血は、一般的に、腎臓機能の永久的な部分的喪失である、CKDを有する人に起こる。貧血は、20~50パーセントの正常な腎臓機能があるときに、CKDの早期に発症し始める場合がある。貧血は、CKDが進行するにつれて悪化する傾向がある。腎臓機能の完全な喪失、または腎臓不全を有する大半の人々は、貧血を有する。生きるために腎臓移植または透析(例えば、血液透析または腹膜透析)を必要とする人は、腎臓不全を有する。腎臓に疾患または損傷がある場合、十分なEPOを産生しない。その結果、骨髄はより少ない赤血球を作り、貧血を引き起こす。血液の赤血球がより少ない場合、それが必要とする酸素を身体から奪う。腎臓疾患を有する人々の貧血の原因には、血液透析による失血、ならびに鉄、ビタミンB12、および葉酸などの食物に見出される以下の栄養素の低レベルが含まれる。CKD患者の貧血の他の原因には、骨髄の問題、身体の免疫系が身体の細胞および器官を攻撃する関節炎、ループス、または炎症性腸疾患などの炎症性の問題、糖尿病性潰瘍などの慢性感染症、ならびに栄養不良が含まれる。
バダデュスタット({[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸;(化合物1またはVDTまたはMT-6548)は、低酸素誘導因子プロリルヒドロキシラーゼ阻害剤(HIF-PH阻害剤)である。
Figure 2023501221000253
化合物1は、長期の超生理学的エリスロポエチン(EPO)レベルなしで、慢性腎臓疾患に二次的または関連する貧血を治療または予防するのに非常に有用な新薬として浮上している。
治療および予防方法
本明細書に記載されるように、化合物1は、CKDを有する患者における貧血の効果的で耐久性のある治療をもたらし得る。例えば、本明細書に記載される方法は、化合物1による療法を受けている患者における標的ヘモグロビン(Hb)レベルを達成および維持するのに効果的であり得る。
実施形態では、CKDを有する患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)による治療を以前に受けている。ESAには、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンベータペゴル、およびダルベポエチンアルファ(DA)が含まれる。実施形態では、化合物1および/または患者の有効用量を用いた療法から利益を得るであろう患者は、ESAの同一性および/または以前に受けた用量に基づいて選択され得る。
実施形態では、CKDを有する患者は、非透析依存性(すなわち、NDD-CKDを有する患者)である。
実施形態では、CKDを有する患者は、透析依存性(すなわち、DD-CKDを有する患者)である。
実施形態では、CKDを有する患者は、透析を受けるか、または以前に透析を受けている。実施形態では、透析は、血液透析(例えば、HD-CKDを有する患者)である。実施形態では、透析は、腹膜透析(例えば、PD-CKDを有する患者)である。実施形態では、CKDを有する患者は、透析(例えば、血液透析または腹膜透析)を受ける。実施形態では、CKDを有する患者は、透析(例えば、血液透析または腹膜透析)を以前に受けた。
実施形態では、化合物1を用いた療法を受けている患者は、少なくとも約24~52週間(例えば、少なくとも約24週間または少なくとも約52週間)の治療期間にわたって、持続的な治療利益を経験するであろう。
エリスロポエチン刺激因子製剤(ESA)
実施形態では、患者は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されていない。
本明細書に記載される方法はまた、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)による治療を以前に受けた患者に有益であり得る。本明細書に記載される方法は、ESA療法に関連する有害作用を回避または低減しながら、所望の治療転帰を達成するのに特に有益であり得る。例示的な有害作用としては、心血管事象、腎臓機能の急速な悪化、透析の早期要求、および血管アクセス不全が挙げられ得る。
ダルベポエチンアルファ.実施形態では、患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)による治療を以前に受けた(例えば、本明細書に記載されるように)。いくつかの実施形態では、DD-CKD患者は、静脈内または皮下に毎週、0.45mcg/kgのダルベポエチンアルファで以前に治療された。他の実施形態では、DD-CKD患者は、静脈内または皮下に、2週間毎に、少なくとも0.75mcg/kgのダルベポエチンアルファで以前に治療された。他の実施形態では、NDD-CKD患者は、静脈内または皮下に、4週間間隔で、少なくとも0.45mcg/kgのダルベポエチンアルファで以前に治療された。ダルベポエチンアルファは、25、40、60、100、200、300、および500mcg/1mL、ならびに150mcg/0.75mLとして単回用量バイアルで利用可能である。ダルベポエチンアルファは、25mcg/0.42mL、40mcg/0.4mL、60mcg/0.3mL、100mcg/0.5mL、150mcg/0.3mL、200mcg/0.4mL、300mcg/0.6mL、および500mcg/1mLとして単回用量事前充填シリンジとしても利用可能である。実施形態では、患者は、4週間毎1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約≧15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、週に約<15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている。
エポエチンアルファ.実施形態では、患者は、エポエチンアルファによる治療を以前に受けた(例えば、本明細書に記載されるように)。いくつかの実施形態では、DD-CKD患者またはNDD-CKD患者は、週3回、少なくとも50~100単位/kgのエポエチンアルファで以前に治療された。好ましくは、血液透析中の患者には、静脈内経路が推奨される。エポエチンアルファは、注射可能な形態として、単回用量バイアル中2,000単位/mL、3,000単位/mL、4,000単位/mL、および10,000単位/mLとして、ならびにベンジルアルコールを含む複数回用量バイアル中20,000単位/2mL(10,000単位/mL)および20,000単位/mLとして入手可能である。実施形態では、患者は、週3回、約10U/kg~約500U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、週3回、約10U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている。実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約100U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている。
エポエチンベータ.実施形態では、患者は、エポエチンベータによる治療を以前に受けた(例えば、本明細書に記載されるように)。いくつかの実施形態では、DD-CKD患者またはNDD-CKD患者は、週3回、20IU/kgのエポエチンベータで以前に治療された。いくつかの実施形態では、DD-CKD患者またはNDD-CKD患者は、週3回、少なくとも80IU/kgのエポエチンベータである。好ましい投与経路は、静脈内である。エポエチンベータは、500IU、2000IU、3000IU、4000IU、5000IU、6000IU、10,000IU、20,000IU、および30,000IUの溶液として、単回用量プレフィルドシリンジとして注射用に入手可能である。
エポエチンベータペゴル.実施形態では、患者は、エポエチンベータによる治療を以前に受けた(例えば、本明細書に記載されるように)。いくつかの実施形態では、DD-CKD患者またはNDD-CKD患者は、2週間毎に1回、0.6mcg/kgのエポエチンベータペゴルで以前に治療された。好ましい投与経路は、静脈内である。エポエチンベータペゴルは、0.3mLのエポエチンベータペゴル溶液中、50、75、100、150、200、または250mcgのプレフィルドシリンジとして注射用に入手可能である。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kg~約1.20mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。実施形態では、患者は、1ヶ月に1回、約0.6mcg/kg~約1.20mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている。
エポエチン.実施形態では、患者は、エポエチンによる治療を以前に受けた(例えば、本明細書に記載されるように)。実施形態では、患者は、毎週約≧4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。実施形態では、患者は、約<4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている。
透析状態
本明細書に記載される方法は、異なる透析状態の患者に有益であり得る。
実施形態では、患者の透析状態を使用して、化合物1の初期用量を選択することができる。実施形態では、患者の透析状態を使用して、化合物1の用量を変更することができる(例えば、化合物1による治療開始後約6週間または8週間以内の用量増加)。
実施形態では、患者は、非透析依存性である。例えば、いくつかの実施形態では、慢性腎臓疾患を有する患者は、非透析依存性である(NDD-CKD患者)。
実施形態では、患者は、透析依存性である。例えば、実施形態では、慢性腎臓疾患を有する患者は、透析依存性である(DD-CKD患者)。
実施形態では、患者は、透析を受けるか、または以前に受けている。実施形態では、患者は、透析を受ける。実施形態では、患者は、透析を以前に受けた。
実施形態では、透析は、血液透析(HD)である。実施形態では、慢性腎臓疾患を有する患者は、血液透析を受けるか、または以前に受けた。実施形態では、慢性腎臓疾患を有する患者は、血液透析を受ける。実施形態では、慢性腎臓疾患を有する患者は、血液透析を以前に受けた。
実施形態では、透析は、腹膜透析(PD)である。実施形態では、慢性腎臓疾患を有する患者は、腹膜透析を受けるか、または以前に受けた。実施形態では、慢性腎臓疾患を有する患者は、腹膜透析を受ける。実施形態では、慢性腎臓疾患を有する患者は、腹膜透析を以前に受けた。
補正および維持
一態様では、本明細書に記載される方法は、補正治療および維持レジメンに好適である。実施形態では、本明細書に記載される方法は、慢性腎臓疾患(CKD)に関連するまたは二次的な貧血の治療に好適である。実施形態では、本明細書に記載される方法は、標的範囲内でヘモグロビン(Hb)レベルを達成、制御、および/または維持するのに好適である。
実施形態では、補正レジメンは、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)による治療を以前に受けていない患者、または赤血球造血刺激因子製剤(ESA)による治療を以前に受けているが、スクリーニング期間(例えば、約4週間以内続くスクリーニング期間)および/または化合物1の初期用量を受けてから8週間以内にESA治療を受けていない患者に、化合物1を投与することを含む。実施形態では、化合物1は、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)による治療を以前に受けたが、スクリーニングおよび/または化合物1の初期用量を受けてから8週間以内にESA治療を受けていない患者に投与される。実施形態では、患者は、化合物1の投与の少なくとも8週間前に、ESAによる治療を中止した。
実施形態では、患者は、エポエチンアルファ(例えば、2週間毎に≦約12,000IUの量のエポエチンアルファ)、エポエチンベータ(例えば、2週間毎に≦約12,000IUの量のエポエチンベータ)、エポエチンベータペゴル(例えば、4週間毎に≦約250μgの量のエポエチンベータペゴル)、またはダルベポエチンアルファ(DA)(例えば、2週間毎に≦約120μgの量のダルベポエチンアルファ)を以前に受けた。
実施形態では、対象は、≧約8.0g/dLおよび<約11.0g/dLである初期平均ヘモグロビンレベルを有する。
実施形態では、患者は、非透析依存性CKD(NDD-CKD)を有する。
実施形態では、患者は、透析依存性CKD(DD-CKD)を有する。
実施形態では、CKDを有する患者は、透析を受けるか、または以前に透析を受けている。実施形態では、透析は、血液透析(HD-CKD)である。実施形態では、透析は、腹膜透析(PD-CKD)である。実施形態では、CKDを有する患者は、透析(例えば、血液透析または腹膜透析)を受ける。実施形態では、CKDを有する患者は、透析(例えば、血液透析または腹膜透析)を以前に受けた。
実施形態では、患者は、化合物1による治療開始前の少なくとも約8週間、透析を受けていない。実施形態では、患者は、化合物1による治療中に透析を受けることは予期されない。
実施形態では、本明細書に記載される方法は、標的範囲内でヘモグロビン(Hb)レベルを達成、制御、および/または維持するのに好適である。実施形態では、Hb範囲は、約11~13g/dLである(例えば、非透析依存性CKD患者の場合)。
実施形態では、患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受ける。実施形態では、化合物1は、患者に経口投与される。実施形態では、化合物1は、単位剤形(例えば、錠剤またはカプセルなどの経口投与のために製剤化された単位剤形)である。実施形態では、単位剤形は、約150mgまたは約300mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約150mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、患者は、約週1回、約150~600mgの化合物1の用量を受ける。実施形態では、化合物1は、患者に経口投与される。実施形態では、化合物1は、単位剤形(例えば、錠剤またはカプセルなどの経口投与のために製剤化された単位剤形)である。実施形態では、単位剤形は、約150mgまたは約300mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約150mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、患者は、約週3回、約150~600mgの化合物1の用量を受ける。実施形態では、化合物1は、患者に経口投与される。実施形態では、化合物1は、単位剤形(例えば、錠剤またはカプセルなどの経口投与のために製剤化された単位剤形)である。実施形態では、単位剤形は、約150mgまたは約300mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約150mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、患者は、少なくとも約24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、または60週間、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約6~24、6~12、または12~24ヶ月間、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、または24ヶ月間、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約24週間または約6ヶ月間、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約52週間または約12ヶ月間、化合物1を用いた療法を受ける。
実施形態では、患者は、約300mgの化合物1の初期用量を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の初期用量を受ける。実施形態では、患者は、化合物1を用いた療法開始から約4週間以内に、約450mgまたは約600mgの用量まで用量調節を受ける。実施形態では、患者は、化合物1を用いた療法開始から約6週間以内に、約450mgまたは約600mgの用量まで用量調節を受ける。実施形態では、患者は、化合物1を用いた療法開始から約8週間以内に、約450mgまたは約600mgの用量まで用量調節を受ける。実施形態では、患者は、化合物1を用いた療法開始から約10週間以内に、約450mgまたは約600mgの用量まで用量調節を受ける。実施形態では、患者は、化合物1を用いた療法開始から約12週間以内に、約450mgまたは約600mgの用量まで用量調節を受ける。実施形態では、患者は、約1日1回用量(1日用量)を受ける。実施形態では、患者は、約週1回用量を受ける。実施形態では、患者は、約週3回用量を受ける。
実施形態では、患者は、約300mgの化合物1の初期1日用量を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の初期1日用量を受ける。実施形態では、患者は、約300mgの化合物1の初期1日用量を受ける。実施形態では、患者は、化合物1を用いた療法開始から約4週間以内に、約450mgまたは約600mgの1日用量まで用量調節を受ける。実施形態では、患者は、化合物1を用いた療法開始から約6週間以内に、約450mgまたは約600mgの1日用量まで用量調節を受ける。実施形態では、患者は、化合物1を用いた療法開始から約8週間以内に、約450mgまたは約600mgの1日用量まで用量調節を受ける。実施形態では、患者は、化合物1を用いた療法開始から約10週間以内に、約450mgまたは約600mgの1日用量まで用量調節を受ける。実施形態では、患者は、化合物1を用いた療法開始から約12週間以内に、約450mgまたは約600mgの1日用量まで用量調節を受ける。
実施形態では、患者は、約150mgの化合物1の初期用量を受ける。実施形態では、患者は、約150mgの化合物1の初期1日用量を受ける。
実施形態では、患者は、約300mgの化合物1の初期用量を受ける。実施形態では、患者は、約300mgの化合物1の初期1日用量を受ける。
実施形態では、患者は、約450mgの化合物1の初期用量を受ける。実施形態では、患者は、約450mgの化合物1の初期1日用量を受ける。
実施形態では、患者は、約600mgの化合物1の初期用量を受ける。実施形態では、患者は、約600mgの化合物1の初期1日用量を受ける。
実施形態では、患者は、少なくとも約4週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の用量を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約6週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の用量を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約8週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の用量を受ける。実施形態では、患者は、約10週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の用量を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約12週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の用量を受ける。実施形態では、連続する週の期間は、化合物1による療法開始から約4週間以内に開始する。実施形態では、連続する週の期間は、化合物1による療法開始から約6週間以内に開始する。実施形態では、連続する週の期間は、化合物1による療法開始から約8週間以内に開始する。実施形態では、連続する週の期間は、化合物1による療法開始から約10週間以内に開始する。実施形態では、連続する週の期間は、化合物1による療法開始から約12週間以内に開始する。実施形態では、患者は、約1日1回用量(1日用量)を受ける。実施形態では、患者は、約週1回用量を受ける。実施形態では、患者は、約週3回用量を受ける。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、患者は、少なくとも約4週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の1日用量を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約6週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の1日用量を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約8週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の1日用量を受ける。実施形態では、患者は、約10週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の1日用量を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約12週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の1日用量を受ける。実施形態では、連続する週の期間は、化合物1による療法開始から約4週間以内に開始する。実施形態では、連続する週の期間は、化合物1による療法開始から約6週間以内に開始する。実施形態では、連続する週の期間は、化合物1による療法開始から約8週間以内に開始する。実施形態では、連続する週の期間は、化合物1による療法開始から約10週間以内に開始する。実施形態では、連続する週の期間は、化合物1による療法開始から約12週間以内に開始する。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1である。
別の態様では、本発明の方法はまた、化合物1を用いた療法から特に利益を得ることができる治療のための患者を選択および/または治療する方法を含む。別の態様では、本発明の方法はまた、より高い用量の化合物1(例えば、約450mgまたは約600mgの化合物1の1日用量など、約450mgまたは約600mgの化合物1の用量を用いた療法)から特に利益を得ることができる治療のために患者を選択および/または治療する方法を含む。
例えば、選択および/または治療は、患者が受けた以前のESA療法(以前のESA療法の用量を含む)および/または患者のヘモグロビンレベルに基づき得る。
実施形態では、方法は、患者に化合物1の用量を投与することを含み、用量は、患者の初期ヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて選択される。実施形態では、方法は、患者の初期ヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて患者を選択することと、当該初期ヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて化合物1の用量を患者に投与することとを含む。実施形態では、患者は、約1日1回用量(1日用量)を受ける。実施形態では、患者は、約週1回用量を受ける。実施形態では、患者は、約週3回用量を受ける。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、方法は、患者に化合物1の1日用量を投与することを含み、1日用量は、患者の初期ヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて選択される。実施形態では、方法は、患者の初期ヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて患者を選択することと、当該初期ヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて化合物1の1日用量を患者に投与することとを含む。実施形態では、1日用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、1日用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、1日用量は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、患者は、≦約11g/dLの初期ヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、化合物1による治療開始の時点、または化合物1による治療から約4、6、8、10、もしくは12週間以内に、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の用量を患者に投与することを含む。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、少なくとも約6、8、10、12、14、16、18、または20週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の用量を患者に投与することを含む。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、もしくは60週間、少なくとも約6~24、6~12、もしくは12~24ヶ月間、または少なくとも約6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、もしくは24ヶ月間、化合物1による治療を受ける。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24週間(約6ヶ月)または少なくとも約52週間(約12ヶ月)、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、患者は、約1日1回用量(1日用量)を受ける。実施形態では、患者は、約週1回用量を受ける。実施形態では、患者は、約週3回用量を受ける。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、患者は、≦約11g/dLの初期ヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、化合物1による治療開始の時点、または化合物1による治療から約4、6、8、10、もしくは12週間以内に、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の1日用量を患者に投与することを含む。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、少なくとも約6、8、10、12、14、16、18、または20週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の1日用量を患者に投与することを含む。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、もしくは60週間、少なくとも約6~24、6~12、もしくは12~24ヶ月間、または少なくとも約6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、もしくは24ヶ月間、化合物1による治療を受ける。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24週間(約6ヶ月)または少なくとも約52週間(約12ヶ月)、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、1日用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、1日用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、1日用量は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、方法は、患者に化合物1の用量を投与することを含み、用量は、患者が受けた以前のESA療法に基づいて選択される。実施形態では、方法は、患者に化合物1の用量を投与することを含み、用量は、患者が受けた以前のESA療法の用量に基づいて選択される。実施形態では、患者は、約1日1回用量(1日用量)を受ける。実施形態では、患者は、約週1回用量を受ける。実施形態では、患者は、約週3回用量を受ける。
実施形態では、方法は、患者に化合物1の1日用量を投与することを含み、1日用量は、患者が受けた以前のESA療法に基づいて選択される。実施形態では、方法は、患者に化合物1の1日用量を投与することを含み、1日用量は、患者が受けた以前のESA療法の用量に基づいて選択される。
実施形態では、方法は、患者が受けた以前のESA療法に基づいて患者を選択することと、患者が受けた以前のESA療法に基づいて化合物1の1日用量を患者に投与することとを含む。実施形態では、方法は、患者が受けた以前のESA療法に基づいて患者を選択することと、患者が受けた以前のESA療法の用量に基づいて化合物1の1日用量を患者に投与することとを含む。
実施形態では、患者は、エポエチンアルファ(例えば、2週間毎に≦約12,000IUの量のエポエチンアルファ)、エポエチンベータ(例えば、2週間毎に≦約12,000IUの量のエポエチンベータ)、エポエチンベータペゴル(例えば、4週間毎に≦約250μgの量のエポエチンベータペゴル)、またはダルベポエチンアルファ(DA)(例えば、2週間毎に≦約120μgの量のダルベポエチンアルファ)を以前に受けている。
実施形態では、患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)を以前に受けている。実施形態では、患者は、≧約15μg(例えば、毎週)の用量レベルでDAを以前に受けている。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、化合物1による治療開始の時点、または化合物1による治療から約4、6、8、10、もしくは12週間以内に、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の用量を患者に投与することを含む。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、少なくとも約6、8、10、12、14、16、18、または20週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の用量を患者に投与することを含む。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、もしくは60週間、少なくとも約6~24、6~12、もしくは12~24ヶ月間、または少なくとも約6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、もしくは24ヶ月間、化合物1による治療を受ける。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24週間(約6ヶ月)または少なくとも約52週間(約12ヶ月)、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、患者は、NDD-CKDを有する。実施形態では、患者は、DD-CKDを有する。実施形態では、患者は、約1日1回用量(1日用量)を受ける。実施形態では、患者は、約週1回用量を受ける。実施形態では、患者は、約週3回用量を受ける。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)を以前に受けている。実施形態では、患者は、≧約15μg(例えば、毎週)の用量レベルでDAを以前に受けている。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、化合物1による治療開始の時点、または化合物1による治療から約4、6、8、10、もしくは12週間以内に、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の1日用量を患者に投与することを含む。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、少なくとも約6、8、10、12、14、16、18、または20週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の1日用量を患者に投与することを含む。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、もしくは60週間、少なくとも約6~24、6~12、もしくは12~24ヶ月間、または少なくとも約6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、もしくは24ヶ月間、化合物1による治療を受ける。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24週間(約6ヶ月)または少なくとも約52週間(約12ヶ月)、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、患者は、NDD-CKDを有する。実施形態では、患者は、DD-CKDを有する。実施形態では、1日用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、1日用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、1日用量は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、患者は、エポエチン(例えば、エポエチンアルファまたはエポエチンベータ)を以前に受けている。実施形態では、患者は、≧約4,500IUの用量レベルで(例えば、毎週)、エポエチン(例えば、エポエチンアルファまたはエポエチンベータ)を以前に受けている。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、化合物1による治療開始の時点、または化合物1による治療から約4、6、8、10、もしくは12週間以内に、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の用量を患者に投与することを含む。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、少なくとも約6、8、10、12、14、16、18、または20週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の1日用量を患者に投与することを含む。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、もしくは60週間、少なくとも約6~24、6~12、もしくは12~24ヶ月間、または少なくとも約6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、もしくは24ヶ月間、化合物1による治療を受ける。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24週間(約6ヶ月)または少なくとも約52週間(約12ヶ月)、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、患者は、NDD-CKDを有する。実施形態では、患者は、DD-CKDを有する。実施形態では、患者は、約1日1回用量(1日用量)を受ける。実施形態では、患者は、約週1回用量を受ける。実施形態では、患者は、約週3回用量を受ける。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、患者は、エポエチン(例えば、エポエチンアルファまたはエポエチンベータ)を以前に受けている。実施形態では、患者は、≧約4,500IUの用量レベルで(例えば、毎週)、エポエチン(例えば、エポエチンアルファまたはエポエチンベータ)を以前に受けている。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、化合物1による治療開始の時点、または化合物1による治療から約4、6、8、10、もしくは12週間以内に、少なくとも約450mg(例えば、約450mgまたは約600mg)である化合物1の1日用量を患者に投与することを含む。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、少なくとも約6、8、10、12、14、16、18、または20週間連続で、少なくとも約450mg(例えば、約450mgまたは約600mg)である化合物1の1日用量を患者に投与することを含む。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、もしくは60週間、少なくとも約6~24、6~12、もしくは12~24ヶ月間、または少なくとも約6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、もしくは24ヶ月間、化合物1による治療を受ける。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24週間(約6ヶ月)または少なくとも約52週間(約12ヶ月)、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、患者は、NDD-CKDを有する。実施形態では、患者は、DD-CKDを有する。実施形態では、1日用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、1日用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、1日用量は、約600mgの化合物1である。
変換および維持
実施形態では、本明細書に記載される方法は、変換治療および維持レジメンに好適である。実施形態では、本明細書に記載される方法は、慢性腎臓疾患(CKD)に関連するまたは二次的な貧血の治療に好適である。実施形態では、本明細書に記載される方法は、標的範囲内でヘモグロビン(Hb)レベルを達成、制御、および/または維持するのに好適である。
実施形態では、変換レジメンは、スクリーニングおよび/または化合物1の初期用量を受けてから8週間以内に、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)による治療を以前に受けた患者に化合物1を投与することを含む。実施形態では、化合物1は、スクリーニングおよび/または化合物1の初期用量を受けてから8週間以内に、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)による治療を以前に受けた患者に投与される。
実施形態では、患者は、エポエチンアルファ(例えば、NDD-CKD患者の場合、2週間毎に≦約12,000IU、またはDD-CKD患者の場合、毎週≦約9,000IUの量のエポエチンアルファ)、エポエチンベータ(例えば、NDD-CKD患者の場合、2週間毎に≦約12,000IU、またはDD-CKD患者の場合、毎週≦約9,000IUの量のエポエチンベータ)、エポエチンベータペゴル(例えば、NDD-CKD患者またはDD-CKD患者の場合、4週間毎に≦約250μgの量のエポエチンベータペゴル)、またはダルベポエチンアルファ(DA)(例えば、NDD-CKD患者の場合、2週間毎に≦約120μg、またはDD-CKD患者の場合、毎週≦約60μgの量のダルベポエチンアルファ)を以前に受けている。実施形態では、患者は、ダルベポエチンアルファで以前に治療された。
実施形態では、患者は、週3回、約50U/kg~約300U/kgの投与量で、エポエチンアルファで以前に治療された。実施形態では、患者は、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療された。実施形態では、患者は、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療された。実施形態では、患者は、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療された。
実施形態では、患者は、非透析依存性CKD(NDD-CKD)を有する。実施形態では、対象は、≧約8.0g/dLおよび<約11.0g/dLである初期平均ヘモグロビンレベルを有する。
実施形態では、患者は、透析依存性CKD(DD-CKD)を有する。実施形態では、患者は、≧約8.5g/dLおよび<約12.0g/dLである初期平均ヘモグロビンレベルを有する。
実施形態では、患者は、CKDを有し、透析を受けるか、または以前に透析を受けている。実施形態では、患者は、透析を受ける。実施形態では、患者は、透析を以前に受けている。
実施形態では、透析は、血液透析(HD)である。実施形態では、患者は、血液透析(HD)を受ける。実施形態では、患者は、血液透析(HD)を以前に受けている。
実施形態では、透析は、腹膜透析(PD)である。実施形態では、患者は、腹膜透析(PD)を受ける。実施形態では、患者は、腹膜透析(PD)を以前に受けている。
実施形態では、患者は、CKDを有し、透析を受けるか、または以前に受けている。実施形態では、患者は、≧約8.5g/dLおよび<約12.0g/dLである初期平均ヘモグロビンレベルを有する。
実施形態では、患者は、CKDを有し、血液透析(HD-CKD)を受けるか、または以前に受けている。実施形態では、患者は、≧約8.5g/dLおよび<約12.0g/dLである初期平均ヘモグロビンレベルを有する。
実施形態では、患者は、CKDを有し、腹膜透析(PD-CKD)を受けるか、または以前に受けている。実施形態では、患者は、≧約8.5g/dLおよび<約12.0g/dLである初期平均ヘモグロビンレベルを有する。
実施形態では、患者は、化合物1による治療開始する前に、または化合物1による治療開始前のスクリーニング期間(例えば、約4週間以内続くスクリーニング期間)の前に、少なくとも約8週間、透析を受けていない。実施形態では、患者は、化合物1による治療中に透析を受けることは予期されない。
実施形態では、本明細書に記載される方法は、標的範囲内でヘモグロビン(Hb)レベルを達成、制御、および/または維持するのに好適である。実施形態では、Hb範囲は、約11~13g/dLである(例えば、非透析依存性CKD患者の場合)。実施形態では、Hb範囲は、約10~12g/dLである(例えば、DD-CKD患者の場合)。実施形態では、Hb範囲は、約10~12g/dLである(例えば、血液透析または腹膜透析などの透析を受けているCKD患者の場合)。
実施形態では、患者は、約150~600mgの化合物1の1日用量を受ける。実施形態では、化合物1は、患者に経口投与される。実施形態では、化合物1は、単位剤形(例えば、錠剤またはカプセルなどの経口投与のために製剤化された単位剤形)である。実施形態では、単位剤形は、約150mgまたは約300mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約150mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、患者は、約週1回、約150~600mgの化合物1の用量を受ける。実施形態では、化合物1は、患者に経口投与される。実施形態では、化合物1は、単位剤形(例えば、錠剤またはカプセルなどの経口投与のために製剤化された単位剤形)である。実施形態では、単位剤形は、約150mgまたは約300mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約150mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、患者は、約週3回、約150~600mgの化合物1の用量を受ける。実施形態では、化合物1は、患者に経口投与される。実施形態では、化合物1は、単位剤形(例えば、錠剤またはカプセルなどの経口投与のために製剤化された単位剤形)である。実施形態では、単位剤形は、約150mgまたは約300mgの化合物1を含む。実施形態では、用量は、約150mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、患者は、少なくとも約24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、または60週間、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約6~24、6~12、または12~24ヶ月間、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、または24ヶ月間、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約24週間または約6ヶ月間、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約52週間または約12ヶ月間、化合物1を用いた療法を受ける。
実施形態では、患者は、約300mgの化合物1の初期用量を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の初期用量を受ける。実施形態では、患者は、化合物1を用いた療法開始から約4週間以内に、約450mgまたは約600mgの用量まで用量調節を受ける。実施形態では、患者は、化合物1を用いた療法開始から約6週間以内に、約450mgまたは約600mgの用量まで用量調節を受ける。実施形態では、患者は、化合物1を用いた療法開始から約8週間以内に、約450mgまたは約600mgの用量まで用量調節を受ける。実施形態では、患者は、化合物1を用いた療法開始から約10週間以内に、約450mgまたは約600mgの用量まで用量調節を受ける。実施形態では、患者は、化合物1を用いた療法開始から約12週間以内に、約450mgまたは約600mgの用量まで用量調節を受ける。実施形態では、患者は、約1日1回用量(1日用量)を受ける。実施形態では、患者は、約週1回用量を受ける。実施形態では、患者は、約週3回用量を受ける。
実施形態では、患者は、約300mgの化合物1の初期1日用量を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の初期1日用量を受ける。実施形態では、患者は、約300mgの化合物1の初期1日用量を受ける。実施形態では、患者は、化合物1を用いた療法開始から約4週間以内に、約450mgまたは約600mgの1日用量まで用量調節を受ける。実施形態では、患者は、化合物1を用いた療法開始から約6週間以内に、約450mgまたは約600mgの1日用量まで用量調節を受ける。実施形態では、患者は、化合物1を用いた療法開始から約8週間以内に、約450mgまたは約600mgの1日用量まで用量調節を受ける。実施形態では、患者は、化合物1を用いた療法開始から約10週間以内に、約450mgまたは約600mgの1日用量まで用量調節を受ける。実施形態では、患者は、化合物1を用いた療法開始から約12週間以内に、約450mgまたは約600mgの1日用量まで用量調節を受ける。
実施形態では、患者は、約150mgの化合物1の初期用量を受ける。実施形態では、患者は、約150mgの化合物1の初期1日用量を受ける。
実施形態では、患者は、約300mgの化合物1の初期用量を受ける。実施形態では、患者は、約300mgの化合物1の初期1日用量を受ける。
実施形態では、患者は、約450mgの化合物1の初期用量を受ける。実施形態では、患者は、約450mgの化合物1の初期1日用量を受ける。
実施形態では、患者は、約600mgの化合物1の初期用量を受ける。実施形態では、患者は、約600mgの化合物1の初期1日用量を受ける。
実施形態では、患者は、少なくとも約4週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の用量を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約6週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の用量を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約8週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の用量を受ける。実施形態では、患者は、約10週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の用量を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約12週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の用量を受ける。実施形態では、連続する週の期間は、化合物1による療法開始から約4週間以内に開始する。実施形態では、連続する週の期間は、化合物1による療法開始から約6週間以内に開始する。実施形態では、連続する週の期間は、化合物1による療法開始から約8週間以内に開始する。実施形態では、連続する週の期間は、化合物1による療法開始から約10週間以内に開始する。実施形態では、連続する週の期間は、化合物1による療法開始から約12週間以内に開始する。実施形態では、患者は、約1日1回用量(1日用量)を受ける。実施形態では、患者は、約週1回用量を受ける。実施形態では、患者は、約週3回用量を受ける。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、患者は、少なくとも約4週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の1日用量を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約6週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の1日用量を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約8週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の1日用量を受ける。実施形態では、患者は、約10週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の1日用量を受ける。実施形態では、患者は、少なくとも約12週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)の化合物1の1日用量を受ける。実施形態では、連続する週の期間は、化合物1による療法開始から約4週間以内に開始する。実施形態では、連続する週の期間は、化合物1による療法開始から約6週間以内に開始する。実施形態では、連続する週の期間は、化合物1による療法開始から約8週間以内に開始する。実施形態では、連続する週の期間は、化合物1による療法開始から約10週間以内に開始する。実施形態では、連続する週の期間は、化合物1による療法開始から約12週間以内に開始する。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1である。
別の態様では、本発明の方法はまた、化合物1を用いた療法から特に利益を得ることができる治療のための患者を選択および/または治療する方法を含む。別の態様では、本発明の方法はまた、より高い用量の化合物1(例えば、約450mgまたは約600mgの化合物1の1日用量など、約450mgまたは約600mgの化合物1の用量を用いた療法)から特に利益を得ることができる治療のために患者を選択および/または治療する方法を含む。
例えば、選択および/または治療は、患者が受けた以前のESA療法(以前のESA療法の用量を含む)および/または患者のヘモグロビンレベルに基づき得る。
実施形態では、方法は、患者に化合物1の用量を投与することを含み、用量は、患者の初期ヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて選択される。実施形態では、方法は、患者の初期ヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて患者を選択することと、当該初期ヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて化合物1の用量を患者に投与することとを含む。実施形態では、患者は、約1日1回用量(1日用量)を受ける。実施形態では、患者は、約週1回用量を受ける。実施形態では、患者は、約週3回用量を受ける。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、方法は、患者に化合物1の1日用量を投与することを含み、1日用量は、患者の初期ヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて選択される。実施形態では、方法は、患者の初期ヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて患者を選択することと、当該初期ヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて化合物1の1日用量を患者に投与することとを含む。実施形態では、1日用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、1日用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、1日用量は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、患者は、≦約11g/dLの初期ヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、化合物1による治療開始の時点、または化合物1による治療から約4、6、8、10、もしくは12週間以内に、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の用量を患者に投与することを含む。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、少なくとも約6、8、10、12、14、16、18、または20週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の用量を患者に投与することを含む。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、もしくは60週間、少なくとも約6~24、6~12、もしくは12~24ヶ月間、または少なくとも約6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、もしくは24ヶ月間、化合物1による治療を受ける。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24週間(約6ヶ月)または少なくとも約52週間(約12ヶ月)、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、患者は、約1日1回用量(1日用量)を受ける。実施形態では、患者は、約週1回用量を受ける。実施形態では、患者は、約週3回用量を受ける。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、患者は、≦約11g/dLの初期ヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、化合物1による治療開始の時点、または化合物1による治療から約4、6、8、10、もしくは12週間以内に、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の1日用量を患者に投与することを含む。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、少なくとも約6、8、10、12、14、16、18、または20週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の1日用量を患者に投与することを含む。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、もしくは60週間、少なくとも約6~24、6~12、もしくは12~24ヶ月間、または少なくとも約6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、もしくは24ヶ月間、化合物1による治療を受ける。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24週間(約6ヶ月)または少なくとも約52週間(約12ヶ月)、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、1日用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、1日用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、1日用量は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、方法は、患者に化合物1の用量を投与することを含み、1日用量は、患者が受けた以前のESA療法に基づいて選択される。実施形態では、方法は、患者に化合物1の用量を投与することを含み、用量は、患者が受けた以前のESA療法の用量に基づいて選択される。実施形態では、患者は、約1日1回、化合物1を投与される。実施形態では、患者は、約週1回、化合物1を投与される。実施形態では、患者は、約週3回、化合物1を投与される。
実施形態では、方法は、患者に化合物1の1日用量を投与することを含み、1日用量は、患者が受けた以前のESA療法に基づいて選択される。実施形態では、方法は、患者に化合物1の1日用量を投与することを含み、1日用量は、患者が受けた以前のESA療法の用量に基づいて選択される。
実施形態では、方法は、患者が受けた以前のESA療法に基づいて患者を選択することと、患者が受けた以前のESA療法に基づいて化合物1の用量を患者に投与することとを含む。実施形態では、方法は、患者が受けた以前のESA療法に基づいて患者を選択することと、患者が受けた以前のESA療法の用量に基づいて化合物1の用量を患者に投与することとを含む。実施形態では、患者は、約1日1回、化合物1を投与される。実施形態では、患者は、約週1回、化合物1を投与される。実施形態では、患者は、約週3回、化合物1を投与される。
実施形態では、方法は、患者が受けた以前のESA療法に基づいて患者を選択することと、患者が受けた以前のESA療法に基づいて化合物1の1日用量を患者に投与することとを含む。実施形態では、方法は、患者が受けた以前のESA療法に基づいて患者を選択することと、患者が受けた以前のESA療法の用量に基づいて化合物1の1日用量を患者に投与することとを含む。
実施形態では、患者は、エポエチンアルファ(例えば、NDD-CKD患者の場合、2週間毎に≦約12,000IU、またはDD-CKD患者の場合、毎週≦約9,000IUの量のエポエチンアルファ)、エポエチンベータ(例えば、NDD-CKD患者の場合、2週間毎に≦約12,000IU、またはDD-CKD患者の場合、毎週≦約9,000IUの量のエポエチンベータ)、エポエチンベータペゴル(例えば、NDD-CKD患者またはDD-CKD患者の場合、4週間毎に≦約250μgの量のエポエチンベータペゴル)、またはダルベポエチンアルファ(DA)(例えば、NDD-CKD患者の場合、2週間毎に≦約120μg、またはDD-CKD患者の場合、毎週≦約60μgの量のダルベポエチンアルファ)を以前に受けている。
実施形態では、患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)を以前に受けている。実施形態では、患者は、≧約15μg(例えば、毎週)の用量レベルでDAを以前に受けている。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、化合物1による治療開始の時点、または化合物1による治療から約4、6、8、10、もしくは12週間以内に、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の用量を患者に投与することを含む。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、少なくとも約6、8、10、12、14、16、18、または20週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の用量を患者に投与することを含む。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、もしくは60週間、少なくとも約6~24、6~12、もしくは12~24ヶ月間、または少なくとも約6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、もしくは24ヶ月間、化合物1による治療を受ける。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24週間(約6ヶ月)または少なくとも約52週間(約12ヶ月)、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、患者は、NDD-CKDを有する。実施形態では、患者は、DD-CKDを有する。実施形態では、患者は、約1日1回用量(1日用量)を受ける。実施形態では、患者は、約週1回用量を受ける。実施形態では、患者は、約週3回用量を受ける。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、患者は、ダルベポエチンアルファ(DA)を以前に受けている。実施形態では、患者は、≧約15μg(例えば、毎週)の用量レベルでDAを以前に受けている。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、化合物1による治療開始の時点、または化合物1による治療から約4、6、8、10、もしくは12週間以内に、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の1日用量を患者に投与することを含む。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、少なくとも約6、8、10、12、14、16、18、または20週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の1日用量を患者に投与することを含む。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、もしくは60週間、少なくとも約6~24、6~12、もしくは12~24ヶ月間、または少なくとも約6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、もしくは24ヶ月間、化合物1による治療を受ける。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24週間(約6ヶ月)または少なくとも約52週間(約12ヶ月)、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、患者は、NDD-CKDを有する。実施形態では、患者は、DD-CKDを有する。実施形態では、1日用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、1日用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、1日用量は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、患者は、エポエチンベータペゴルを以前に受けている。実施形態では、患者は、≧約15μgの用量レベル(例えば、毎週)でエポエチンベータペゴルを以前に受けている。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、化合物1による治療開始の時点、または化合物1による治療から約4、6、8、10、もしくは12週間以内に、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の用量を患者に投与することを含む。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、少なくとも約6、8、10、12、14、16、18、または20週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の用量を患者に投与することを含む。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、もしくは60週間、少なくとも約6~24、6~12、もしくは12~24ヶ月間、または少なくとも約6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、もしくは24ヶ月間、化合物1による治療を受ける。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24週間(約6ヶ月)または少なくとも約52週間(約12ヶ月)、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、患者は、NDD-CKDを有する。実施形態では、患者は、DD-CKDを有する。実施形態では、患者は、約1日1回用量(1日用量)を受ける。実施形態では、患者は、約週1回用量を受ける。実施形態では、患者は、約週3回用量を受ける。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、患者は、エポエチンベータペゴルを以前に受けている。実施形態では、患者は、≧約15μgの用量レベル(例えば、毎週)でエポエチンベータペゴルを以前に受けている。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、化合物1による治療開始の時点、または化合物1による治療から約4、6、8、10、もしくは12週間以内に、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の1日用量を患者に投与することを含む。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、少なくとも約6、8、10、12、14、16、18、または20週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の1日用量を患者に投与することを含む。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、もしくは60週間、少なくとも約6~24、6~12、もしくは12~24ヶ月間、または少なくとも約6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、もしくは24ヶ月間、化合物1による治療を受ける。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24週間(約6ヶ月)または少なくとも約52週間(約12ヶ月)、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、患者は、NDD-CKDを有する。実施形態では、患者は、DD-CKDを有する。実施形態では、1日用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、1日用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、1日用量は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、患者は、エポエチン(例えば、エポエチンアルファまたはエポエチンベータ)を以前に受けている。実施形態では、患者は、≧約4,500IUの用量レベルで(例えば、毎週)、エポエチン(例えば、エポエチンアルファまたはエポエチンベータ)を以前に受けている。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、化合物1による治療開始の時点、または化合物1による治療から約4、6、8、10、もしくは12週間以内に、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の用量を患者に投与することを含む。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、少なくとも約6、8、10、12、14、16、18、または20週間連続で、少なくとも約300mg(例えば、約300mgの化合物1、約450mgの化合物1、または約600mgの化合物1)である化合物1の1日用量を患者に投与することを含む。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、もしくは60週間、少なくとも約6~24、6~12、もしくは12~24ヶ月間、または少なくとも約6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、もしくは24ヶ月間、化合物1による治療を受ける。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24週間(約6ヶ月)または少なくとも約52週間(約12ヶ月)、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、患者は、NDD-CKDを有する。実施形態では、患者は、DD-CKDを有する。実施形態では、患者は、約1日1回用量(1日用量)を受ける。実施形態では、患者は、約週1回用量を受ける。実施形態では、患者は、約週3回用量を受ける。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量(例えば、1日用量)は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、患者は、エポエチン(例えば、エポエチンアルファまたはエポエチンベータ)を以前に受けている。実施形態では、患者は、≧約4,500IUの用量レベルで(例えば、毎週)、エポエチン(例えば、エポエチンアルファまたはエポエチンベータ)を以前に受けている。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、化合物1による治療開始の時点、または化合物1による治療から約4、6、8、10、もしくは12週間以内に、少なくとも約450mg(例えば、約450mgまたは約600mg)である化合物1の1日用量を患者に投与することを含む。実施形態では、方法は、本明細書に記載されるように、少なくとも約6、8、10、12、14、16、18、または20週間連続で、少なくとも約450mg(例えば、約450mgまたは約600mg)である化合物1の1日用量を患者に投与することを含む。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24、26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、52、54、56、58、もしくは60週間、少なくとも約6~24、6~12、もしくは12~24ヶ月間、または少なくとも約6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、もしくは24ヶ月間、化合物1による治療を受ける。実施形態では、患者は、本明細書に記載されるように、少なくとも約24週間(約6ヶ月)または少なくとも約52週間(約12ヶ月)、化合物1を用いた療法を受ける。実施形態では、患者は、NDD-CKDを有する。実施形態では、患者は、DD-CKDを有する。実施形態では、1日用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、1日用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、1日用量は、約600mgの化合物1である。
ある特定の実施形態では、患者は、内因性EPOの概日循環発現パターンを有さない。ある特定の実施形態では、化合物1は、EPOの正常および内因性概日パターン(すなわち、健康な人の)を模倣するために投与され、その結果、EPO発現のピークは、午後6時から深夜0時の間に発生する。ある特定の実施形態では、化合物は、EPOピークがコルチゾールピークよりも早くなるような時間に、具体的には、EPOピークがコルチゾールピークの約1時間、約2時間、約3時間、約4時間、約5時間、約6時間、約7時間、または約8時間先に起こるように投与される。ある特定の実施形態では、コルチゾールピークは、朝である。ある特定の実施形態では、化合物は、午前8時、午前9時、午前10時、午前11時、午後12時、午後1時、または午後2時に投与される。ある特定の実施形態では、化合物1は、朝食後に投与される。ある特定の実施形態では、化合物1は、朝食から午前8時、午前9時、午前10時、午前11時、午後12時、午後1時、または午後2時の間に投与される。ある特定の実施形態では、化合物1は、昼食前に投与される。ある特定の実施形態では、化合物1は、朝食から昼食の間に投与される。ある特定の実施形態では、化合物1は、昼食後に投与される。ある特定の実施形態では、化合物1は、昼食から午後2時の間に投与される。ある特定の実施形態では、化合物1は、毎日、同じまたはほぼ同じ時間に投与される。
安全性評価
本明細書に記載される方法はまた、典型的にはESA療法に関連するものを含む、有害事象および/または薬物有害反応を回避または低減することができる。例えば、本明細書に記載される方法は、心血管事象、網膜障害、および/または悪性腫瘍に関連する有害事象を回避または低減することができる。
実施形態では、本明細書に記載される方法は、血栓症のリスクを回避または低減する。いくつかのそのような実施形態では、血栓症は、血栓塞栓症である。「血栓塞栓症」という用語は、凝血塊(血栓)の血管内での形成を指し、それは飛び出して、血流によって運ばれ、別の血管を塞ぐ。凝血塊は、肺、脳、消化管、腎臓、または脚の血管を塞ぎ得る。血栓塞栓症は致死的であり得る。そのような血栓塞栓性状態には、これらに限定されないが、脳梗塞、心筋梗塞、および肺塞栓症が含まれる。したがって、本明細書に記載される方法は、脳梗塞、心筋梗塞、および/または肺塞栓症などの血栓塞栓症に関連する有害事象を回避または低減することができる。
鉄関連パラメータおよび赤血球指数
本明細書に記載される方法はまた、鉄関連パラメータ(例えば、血清フェリチン、トランスフェリン飽和(TSAT)、総鉄結合能(TIBC)、ヘプシジン、血清鉄、および/または任意の投与経路による毎月の鉄の用量)および/または赤血球指数(例えば、平均赤血球体積(MCV)、平均赤血球ヘモグロビン(MCH)、平均赤血球ヘモグロビン濃度(MCHC)、および/または赤血球分布幅(RDW))において好ましい結果を達成することができる。例えば、本明細書に記載される方法は、ESA療法を含む貧血を治療する他の方法と比較して、これらのパラメータおよび指数において好ましい結果を達成することができる。
総鉄結合能(TIBC)
総鉄結合能(TIBC)は、鉄をトランスフェリンと結合する血液の能力の尺度であり、血液を採血し、血液が運ぶことができる鉄の最大量を測定することによって行われる。したがって、TIBCは、鉄貯蔵部位から赤芽球前駆細胞に鉄を輸送するための2つの結合部位を含む循環トランスフェリンの量を表す。
第2a相臨床試験は、ステージ3、4、または5のCKD患者において、化合物1が、プラセボで治療した患者と比較して、投与後6週間で総鉄結合能(TIBC)レベルを増加させることができたことを示した。予想外のことに、TIBCレベルの増加は、血清鉄レベルの増加と関連しなかった。さらに、化合物1が、TIBCの用量関連の増加およびトランスフェリン飽和(TSAT)の減少をもたらし、化合物1の投与が鉄動員の増加をもたらすことを示唆することも発見された。
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対して、総鉄結合能(TIBC)の増加を有する。いくつかの実施形態では、本明細書に記載される方法は、ベースラインに対して血清鉄レベルを著しく上昇させることなく、患者のベースラインTIBCに対してTIBCを上昇させる。
ある特定の実施形態では、TIBCは、ベースラインTIBCに対して、約10μg/dL、約20μg/dL、約30μg/dL、約40μg/dL、約50μg/dL、約60μg/dL、約70μg/dL、約80μg/dL、約90μg/dL、または約100μg/dL増加する。ある特定の実施形態では、TIBCは、少なくとも約10μg/dL、少なくとも約20μg/dL、少なくとも約30μg/dL、少なくとも約40μg/dL、少なくとも約50μg/dL、少なくとも約60μg/dL、少なくとも約70μg/dL、少なくとも約80μg/dL、少なくとも約90μg/dL、または少なくとも約100μg/dL増加する。ある特定の実施形態では、TIBCは、約10μg/dL~約60μg/dL、約10μg/dL~約50μg/dL、約10μg/dL~約40μg/dL、約10μg/dL~約30μg/dL、または約10μg/dL~約20μg/dL増加する。ある特定の実施形態では、TIBCは、20μg/dL~約60μg/dL、約30μg/dL~約60μg/dL、40μg/dL~約60μg/dL、または約50μg/dL~約60μg/dL増加する。
ある特定のそのような実施形態では、TIBCの増加は、ベースラインTIBCに対して、約1週間、約2週間、約3週間、約4週間、約5週間、約6週間、約7週間、約8週間、約9週間、約10週間、約11週間、約12週間、約13週間、約14週間、約15週間、約16週間、約17週間、約18週間、約19週間、約20週間、約21週間、約22週間、約23週間、または約24週間にわたって生じる。
ある特定の実施形態では、化合物1の投与は、患者における総鉄結合能を少なくとも5%、10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、または少なくとも50%増加させるのに好適である。より具体的な実施形態では、薬学的に有効な量は、患者における総鉄結合能を少なくとも5%、10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、または少なくとも50%増加させるのに好適であるが、一方で、総血清鉄レベルは、増加されないか、または最大で1%、2%、3%、4%、5%、6%、7%、8%、9%、10%、15%、20%、もしくは最大で25%増加される。
ある特定の実施形態では、不飽和鉄結合能(UIBC)は、既知の濃度の鉄を含むアルカリ緩衝液/還元剤溶液に血清を添加することによって決定され、トランスフェリン上で利用可能な結合部位を飽和させ得る。フェロジン色源体は、Fe2+とのみ反応し、したがって、鉄還元剤を添加して、第一鉄の状態ですべての鉄が存在することを保証する。過剰な非結合二価鉄は、フェロジン色源体と反応して、マゼンタ複合体を形成し、これは分光光度的に測定する。不飽和鉄結合能(UIBC)は、添加された鉄溶液および過剰な非結合鉄の濃度で測定された差と等しい。血清TIBCは、総血清鉄+UIBCと等しく、したがって、UIBCおよび血清鉄の測定の結果を使用して計算され得る。
血清鉄
ある特定の実施形態では、血清鉄は、脱タンパク質化を伴わないフェロジン法に基づく試験を使用して決定され得る。検体は、Roche Diagnostics Reagentsを使用してRoche Modular Instrumentで分析される。酸性条件下で、鉄はトランスフェリンから遊離される。洗剤は、脂肪血試料を精製する。アスコルビン酸塩は、放出されたFe3+イオンをFe2+イオンに還元し、次いで、フェロジンと反応して、着色された複合体を形成する。色強度は、鉄濃度に正比例し、光度測定的に測定することができる。
血清鉄レベルの測定値は、血漿中にどのくらい鉄があるかを決定する。血清中に見出される鉄の量は、細胞内に貯蔵される鉄を動員する能力に依存する。鉄の動員のこのプロセスは、フェロポルチンおよびヘプシジンによって制御され、それらは、協力して、血漿に輸出される鉄の量を調節する。フェロポルチンは、細胞内外で鉄を移動させるが、一方で、ヘプシジンは、フェロポルチンの作用を調節し、それによって鉄が血漿中に放出されるか、または細胞内に保持されるかを決定する。したがって、フェロポルチンおよびヘプシジンの活性に応じて、細胞に貯蔵された大量の鉄であるが、比較的低いレベルの血清鉄を有することが可能である。
ある特定の実施形態では、血清鉄レベルは、ベースライン血清鉄レベルに対して、約20μg/dL未満、約15μg/dL未満、約10μg/dL未満、または約5μg/dL未満増加する。ある特定の実施形態では、血清鉄レベルは、約0μg/dL~約20μg/dL、約0μg/dL~約15μg/dL、約0μg/dL~約10μg/dL、または約0μg/dL~約5μg/dL増加する。
ヘプシジンレベル
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対するヘプシジンレベルの減少を有する。
ある特定の実施形態では、ヘプシジンレベルは、ベースラインヘプシジンレベルに対して、約20%未満、約15%未満、約10%未満、約5%未満、約4%未満、約3%未満、約2%未満、または約1%未満減少する。ある特定の実施形態では、ヘプシジンレベルは、ベースラインヘプシジン発現レベルに対して、約0%~約20%、約0%~約15%、約0%~約10%、または約0%~約5%、約0%~約4%、約0%~約3%、約0%~約2%、または約0%~約1%減少する。ある特定の実施形態では、ヘプシジンレベルは、ベースラインヘプシジンレベルに対して、約20%、約15%、約10%、約5%、約4%、約3%、約2%、または約1%減少する。
実施形態では、本明細書に記載される方法は、化合物1の投与前のヘプシジンレベルに対して、ヘプシジンの血清レベルを1%、2%、3%、4%、5%、6%、7%、8%、9%、10%、11%、12%、13%、14%、15%、16%、17%、18%、19%、または20%超減少させることなく、血清EPOのトラフレベルに対して、概日サイクル中の血清EPOのピークレベルを少なくとも10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、50%、55%、60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、95%、100%、110%、120%、130%、140%、または150%増加し得る。
実施形態では、本明細書に記載される方法は、化合物1の投与前のヘプシジンレベルに対して、ヘプシジンの血清レベルを1%、2%、3%、4%、5%、6%、7%、8%、9%、10%、11%、12%、13%、14%、15%、16%、17%、18%、19%、または20%超減少させることなく、治療前のヘプシジンレベルに対して、ヘモグロビンレベルのピークレベルを少なくとも2%、3%、4%、5%、6%、7%、8%、9%、10%、11%、12%、13%、14%、15%、16%、17%、18%、または20%超増加させるのに好適であり得る。
ある特定の実施形態では、ヘプシジンレベルは、Ganz,T.et al.,“Immunoassay for human serum hepcidin”Blood 112:4292-97(2008)に記載されるように決定され得る。簡潔に述べると、ヒトヘプシジンに対する抗体は、製造業者のプロトコルに従ってstaphylococcalプロテインAカラムで精製され、96ウェルプレートを抗体でコーティングし、10ng/mLのビオチン化ペプシジン-25をトレーサーとして添加した、0.05%Tween-20を含むトリス緩衝生理食塩水(TBS-Tween20)中、100μL(標準試料)または200μL(非常に低い濃度のヘプシジンを含む試料)の1:20希釈の血清または1:10希釈の尿のとともにインキュベートした。標準曲線を、トレーサーを含むTBS-Tween20緩衝液中の合成ヘプシジン4000ng/mLの連続2倍希釈により調製した。合成ヘプシジンおよびビオチン化ヘプシジンの完全性および生物活性を、質量分析によって、およびHEK-293細胞を発現するフェロポルチン緑色蛍光タンパク質を用いたバイオアッセイによって検証した。洗浄後、アッセイはストレプトアビジン-ペルオキシダーゼおよびテトラメチルベンジジンを用いて開発された。酵素反応を硫酸によって停止し、プレートをDTX 880マイクロプレートリーダー上で、450nmで読み取った。GraphPad Prismソフトウェアを使用して、標準曲線を12ポイントフィットに適合させた。次いで、適合した曲線を使用して、試料吸光度読み取り値をヘプシジン濃度に変換した。
血清ヘモグロビン
ある特定の実施形態では、ヘモグロビン値は、患者の高度、性別、および年齢に対して調節される。
実施形態では、患者は、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≦9g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≦8g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有する。
実施形態では、本明細書に記載される方法は、標的範囲内のヘモグロビンレベルを維持する。
実施形態では、標的範囲は、約11.0~13.0g/dLである(例えば、NDD-CKD患者の場合)。実施形態では、標的範囲は、約10.0~12.0g/dLである(例えば、DD-CKD患者の場合)。
実施形態では、患者のヘモグロビンレベルは、8.0g/dLおよび約13.0g/dL以下で、少なくとも約8.5g/dLまたは13.0g/dL以下で、少なくとも約9.0g/dLおよび13.0g/dL以下で、少なくとも約9.5g/dLおよび13.0g/dL以下で、または少なくとも約10.0g/dLおよび約13.0g/dL以下のレベルで維持または制御される。ある特定のそのような実施形態では、ヘモグロビンレベルは、少なくとも約11.0g/dLおよび約13.0g/dL以下のレベルで維持または制御される。ある特定のそのような実施形態では、ヘモグロビンレベルは、少なくとも約11.0g/dLおよび約12.0g/dL以下のレベルで維持または制御される。実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される。実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約10.0~12.0g/dLで維持または制御される。実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約11.0~13.0g/dLで維持または制御される。実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約11.0~12.0g/dLで維持または制御される。
実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約8.0g/dL~約11.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約9.0g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約9.5g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約9.0g/dL~約12.5g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約<11.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約>11.5g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧9.5g/dL~約<11.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧8.0g/dL~約<11.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。実施形態では、患者は、約≧13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する。
実施形態では、本明細書に記載される方法は、患者におけるベースラインヘモグロビンレベルに対して、ヘモグロビンのレベルを少なくとも約0.2g/dL、少なくとも約0.3g/dL、少なくとも約0.4g/dL、少なくとも約0.5g/dL、少なくとも約0.6g/dL、少なくとも約0.7g/dL、少なくとも約0.8g/dL、少なくとも約0.9g/dL、少なくとも約1.0g/dL、少なくとも約1.2g/dL、または少なくとも約1.5g/dL増加させる。
実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約10.0~12.0g/dLまで増加される。実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約10.0~11.0g/dLまで増加される。実施形態では、ヘモグロビンレベルは、約11.0~13.0g/dLまで増加される。
ある特定の実施形態では、血清ヘモグロビンのレベルは、ベースラインヘモグロビンレベルに対して、約1週間、約2週間、約3週間、約4週間、約5週間、または約6週間など、ある期間にわたって、約0.1~約1.0g/dL、約0.1~約0.9g/dL、約0.1~約0.8g/dL、約0.1~約0.7g/dL、約0.1~約0.6g/dL、または約0.1~約0.5g/dL上昇する。ある特定の実施形態では、ヘモグロビンのレベルは、ベースラインヘモグロビンレベルに対して、約1週間、約2週間、約3週間、約4週間、約5週間、または約6週間など、ある期間にわたって、少なくとも約0.1g/dL、約0.2g/dL、約0.3g/dL、約0.4g/dL、約0.5g/dL、約0.6g/dL、約0.7g/dL、約0.8g/dL、約0.9、または約1.0g/dL上昇する。
ある特定の実施形態では、ヘモグロビンのレベルは、ベースラインヘモグロビンレベルに対して、1週間の期間にわたって約0.1g/dL上昇する。ある特定の実施形態では、ヘモグロビンのレベルは、ベースラインヘモグロビンレベルに対して、2週間の期間にわたって約0.1g/dL上昇する。ある特定の実施形態では、ヘモグロビンのレベルは、ベースラインヘモグロビンレベルに対して、3週間の期間にわたって約0.5g/dL上昇する。ある特定の実施形態では、ヘモグロビンのレベルは、ベースラインヘモグロビンレベルに対して、4週間の期間にわたって約0.6g/dL上昇する。ある特定の実施形態では、ヘモグロビンのレベルは、ベースラインヘモグロビンレベルに対して、5週間の期間にわたって約0.6g/dL上昇する。ある特定の実施形態では、ヘモグロビンのレベルは、ベースラインヘモグロビンレベルに対して、6週間の期間にわたって約0.6g/dL上昇する。
血清ヘモグロビンレベルは、例えば、赤血球が溶解され、フェリシアン化カリウムがヘモグロビンをメトヘモグロビンに酸化し、シアンメトヘモグロビンを形成するシアン化カリウムと組み合わせる、標準的なアプローチCBCを使用して決定され得る。茶色は分光光度的に測定され、対応するヘモグロビンが報告される。
血清フェリチンおよびトランスフェリン飽和(TSAT)
実施形態では、患者は、ベースラインレベルに対する血清フェリチンレベルの減少を有する。
実施形態では、患者は、少なくとも約50ng/mLまたはさらに少なくとも約100ng/mLのフェリチンレベルを有する。実施形態では、血清フェリチンは、約50ng/mL~約300ng/mLのレベルで維持される。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルを有する。
実施形態では、トランスフェリン飽和(TSAT)は、ベースラインTSATに対して減少する。実施形態では、患者は、少なくとも約15%、少なくとも約18%、またはさらに少なくとも約20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。
実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。実施形態では、患者は、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する。
患者集団
本明細書に記載される用量および投与レジメンは、有効量の化合物1、またはその薬学的に許容される塩を貧血を有する患者に投与することを含む、CKDに二次的な貧血を治療するための方法に使用され得る。
本明細書に記載されるように、方法は、様々な透析状態(例えば、本明細書に記載される透析状態)を有する患者の治療に有用であり得る。
ある特定の実施形態では、患者は、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する。NDD-CKD患者には、腎臓補充療法(RRT、維持透析または腎臓移植を含む)など、腎不全に対する生命維持治療をまだ必要としないCKD患者が含まれる。
他の実施形態では、患者は、透析依存性CKD患者(DD-CKD)である。DD-CKD患者は、末期の腎臓疾患がある。ESKDは、典型的には、NDD-CKDの不可逆的な結論である。NDD-CKDの状態は、早期のCKD(ステージ1~4)の人の状態を指すが、腎臓補充療法をまだ開始していない、進行したステージのCKD(ステージ5)の人々は、NDD-CKDとも呼ばれる。したがって、いくつかの実施形態では、NDD-CKD患者は、化合物1の投与中に透析を必要とするか、または開始することになる。実施形態では、透析は、血液透析(HD)である。実施形態では、透析は、腹膜透析(PD)である。
いくつかの実施形態では、患者は、エリスロポエチン模倣体などのESAにより以前に治療されている。ある特定の実施形態では、ESAは、これらに限定されないが、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、ダルベポエチン、またはペギネサチド(例えば、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、ダルベポエチン、またはペギネサチド)を含む、rhEPO産物である。いくつかの実施形態では、化合物1を投与される少なくとも8週間前に、患者は、ESAの使用を中止した。ある特定の実施形態では、患者は、ESAによる治療に対して難治性または抵抗性である。
いくつかの実施形態では、患者は、少なくとも約100ng/mLのフェリチンレベルを有する。他の実施形態では、患者は、少なくとも約20%のトランスフェリチン飽和を有する。
いくつかの実施形態では、患者は、約30kg/m未満の体格指数(BMI)を有する。
いくつかの実施形態では、患者は、成人である。実施形態では、患者は、≧18歳である。実施形態では、患者は、≧20歳である。ある特定の実施形態では、患者は、約20歳~約90歳の年齢、例えば、約25歳~約90歳の年齢、約30歳~約90歳の年齢、約35歳~約90歳の年齢、約40歳~約90歳の年齢、約45歳~約90歳の年齢、約50歳~約90歳の年齢、約55歳~約90歳の年齢、約60歳~約90歳の年齢、約60歳~約85歳の年齢、または約60歳~約80歳の年齢である。ある特定の実施形態では、患者は、約60歳~約80歳の年齢である。ある特定の実施形態では、患者は、約70歳である。
いくつかの実施形態では、患者は、少なくとも20歳、少なくとも25歳、少なくとも30歳、少なくとも35歳、少なくとも40歳、少なくとも45歳、少なくとも50歳、少なくとも55歳、少なくとも60歳、少なくとも65歳、少なくとも70歳、少なくとも75歳、少なくとも80歳、少なくとも85歳、または少なくとも90歳である。いくつかの実施形態では、患者は、約20歳、約21歳、22歳、約23歳、約24歳、約25歳、約26歳、約27歳、約28歳、約29歳、約30歳、約31歳、約32歳、約33歳、約34歳、約35歳、約36歳、約37歳、約38歳、約39歳、約40歳、約41歳、約42歳、約43歳、約44歳、約45歳、約46歳、約47歳、約48歳、約49歳、約50歳、約51歳、約52歳、約53歳、約54歳、約55歳、約56歳、約57歳、約58歳、約59歳、約60歳、約61歳、約62歳、約63歳、約64歳、約65歳、約66歳、約67歳、約68歳、約69歳、約70歳、約71歳、約72歳、約73歳、約74歳、約75歳、約76歳、約77歳、約78歳、約79歳、約80歳、約81歳、約82歳、約83歳、約84歳、約85歳、約86歳、約87歳、約88歳、約89歳、または約90歳である。
患者は、白人、黒人、ヒスパニック、およびアジア人を含む、任意の人種または民族亜集団のメンバーであり得る。患者はまた、男性または女性であり得る。
糸球体濾過量
≧60ml/分/1.73mの糸球体濾過量(GFR)は、腎臓損傷が存在しない場合、慢性腎臓疾患なしで正常とみなされる。
腎臓損傷は、≧30の臨床アルブミン/クレアチニン比(ACR)を含む、血液、尿、または画像研究でみられる損傷の定義された兆候である。3ヶ月間<60ml/分/1.73mのGFRを有する全て人々は、慢性腎臓疾患を有すると定義される。
尿中のタンパク質は、腎臓機能および心血管疾患の悪化に対する独立したマーカーとしてみなされる。
表1に示されるように、CKDには5つの段階が存在する。
Figure 2023501221000254
ステージ1:わずかな機能低下;正常なまたは比較的高いGFR(≧90mL/分/1.73m2)および持続性のアルブミン尿を伴う腎臓損傷。腎臓損傷は、血液もしくは尿検査または画像研究における異常を含む、病理学的異常または損傷のマーカーとして定義される。
ステージ2:腎臓損傷を伴うGFRの軽度の低減(60~89mL/分/1.73m)。腎臓損傷は、血液もしくは尿検査または画像研究における異常を含む、病理学的異常または損傷のマーカーとして定義される。
ステージ3:GFRの中程度の低減(30~59mL/分/1.73m)。英国のガイドラインでは、スクリーニングおよび参照の目的のために、ステージ3A(GFR 45~59)とステージ3B(GFR 30~44)とを区別している。
ステージ4:GFRの重度の低減(15~29mL/分/1.73m)。腎臓補充療法のための準備。
ステージ5:確立した腎不全(15mL/分/1.73mのGFR)永久的腎臓補充療法、または末期腎臓疾患。
GFRは、血清クレアチニンレベルに基づいて推定され得る。クレアチニンは、腎臓によって血液から濾過され、かつ比較的安定した速度で尿中に放出される筋肉の老廃物である。腎臓機能が減少すると、より少ないクレアチニンが排除され、血液中の濃度が増加する。クレアチニン検査では、実際のGFRの合理的な推定値を決定することができる。異なる方程式を使用して、eGFRを計算してもよい。いくつかの実施形態では、eGFRは、慢性腎臓病疫学共同研究(CKD-EPI)のクレアチニン方程式(2009年)に基づいて計算される。他の実施形態では、eGFRは、方程式1(式1)によって計算される。
eGFR(mL/分/1.73m)=194×血清クレアチニン-1.094×年齢-0.287(女性:×0.739)(式1)
いくつかの実施形態では、患者は、約60mL/分/1.73m未満、約45mL/分/1.73m未満、約30mL/分/1.73m未満、約15mL/分/1.73m未満、または約15mL/分/1.73m未満のeGFRを有する。
ある特定の実施形態では、CKDは、ステージ1、2、3、4、または5の慢性腎臓疾患である。ある特定のそのような実施形態では、CKDは、ステージ3、4、または5の慢性腎臓疾患である。ある特定の実施形態では、CKDは、ステージ1の慢性腎臓疾患である。ある特定の実施形態では、CKDは、ステージ2の慢性腎臓疾患である。ある特定の実施形態では、CKDは、ステージ3の慢性腎臓疾患である。ある特定の実施形態では、CKDは、ステージ4の慢性腎臓疾患である。ある特定の実施形態では、CKDは、ステージ5の慢性腎臓疾患である。ある特定の実施形態では、慢性腎臓疾患は、透析前慢性腎臓疾患である。ある特定の実施形態では、患者は透析患者であり、これらの患者は末期腎臓疾患(ESRD)を有するとみなされ得る。
用量および投与レジメン
化合物1の使用のための特定の用量は、当業者に公知の任意の様式で投与され得る。例示的な用量は、実施例を含む本明細書に提供される。
化合物1の例示的な用量は、約150~600mgの化合物1の用量を含む。実施形態では、化合物1の用量は、約150mgである。実施形態では、化合物1の用量は、約300mgである。実施形態では、化合物1の用量は、約450mgである。実施形態では、化合物1の用量は、約600mgである。
実施形態では、本明細書に記載される任意の例示的な用量(例えば、約150mg、約300mg、約450mg、または約600mgである化合物1の用量)は、約1日1回患者に投与される。実施形態では、用量は、1日1回投与される約150mgの化合物1である。実施形態では、用量は、1日1回投与される約300mgの化合物1である。実施形態では、用量は、1日1回投与される約450mgの化合物1である。実施形態では、用量は、1日1回投与される約600mgの化合物1である。
実施形態では、本明細書に記載される任意の例示的な用量(例えば、約150mg、約300mg、約450mg、または約600mgである化合物1の用量)は、約週1回患者に投与される。実施形態では、用量は、週1回投与される約150mgの化合物1である。実施形態では、用量は、週1回投与される約300mgの化合物1である。実施形態では、用量は、週1回投与される約450mgの化合物1である。実施形態では、用量は、週1回投与される約600mgの化合物1である。
実施形態では、本明細書に記載される任意の例示的な用量(例えば、約150mg、約300mg、約450mg、または約600mgである化合物1の用量)は、約週3回患者に投与される。実施形態では、用量は、週3回投与される約150mgの化合物1である。実施形態では、用量は、週3回投与される約300mgの化合物1である。実施形態では、用量は、週3回投与される約450mgの化合物1である。実施形態では、用量は、週3回投与される約600mgの化合物1である。
患者は、任意の例示的な投与頻度による任意の例示的な用量を、一定数の連続した週にわたって受けることができる。
本明細書に記載される任意の方法の実施形態では、当該患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間(例えば、少なくとも約52週間である期間)の期間、化合物1の用量(例えば、約150mg、約300mg、約450mg、または約600mg)を受ける。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約24週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約28週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約32週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約36週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約40週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約44週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約48週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約52週間、患者に投与される。実施形態では、用量は、約150mgである(例えば、1日1回、週1回、または週3回投与される)。実施形態では、用量は、約300mgである(例えば、1日1回、週1回、または週3回投与される)。実施形態では、用量は、約450mgである(例えば、1日1回、週1回、または週3回投与される)。実施形態では、用量は、約600mgである(例えば、1日1回、週1回、または週3回投与される)。
本明細書に記載される任意の方法の実施形態では、当該患者は、少なくとも約53~260週間の期間、化合物1の用量(例えば、約150mg、約300mg、約450mg、または約600mg)を受ける。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約53週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約64週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約76週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約88週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約104週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約116週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約128週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約140週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約156週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約168週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約180週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約192週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約208週間、患者に投与される。実施形態では、化合物1の用量は、少なくとも約260週間、患者に投与される。実施形態では、用量は、約150mgである(例えば、1日1回、週1回、または週3回投与される)。実施形態では、用量は、約300mgである(例えば、1日1回、週1回、または週3回投与される)。実施形態では、用量は、約450mgである(例えば、1日1回、週1回、または週3回投与される)。実施形態では、用量は、約600mgである(例えば、1日1回、週1回、または週3回投与される)。
本明細書に記載される任意の方法の実施形態では、当該患者は、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、52、53、64、76、88、104、116、128、140、156、168、180、192、208、または260週間、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。本明細書に記載される任意の方法の実施形態では、当該患者は、少なくとも約53~260週間、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。本明細書に記載される任意の方法の実施形態では、当該患者は、少なくとも約53、64、76、88、104、116、128、140、156、168、180、192、208、または260週間、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。本明細書に記載される任意の方法の実施形態では、当該患者は、少なくとも約6~52、6~48、6~42、6~36、6~30、6~24、6~18、または6~12週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、当該患者は、少なくとも約8、10、12、14、16、18、20、22、または24週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、当該患者は、少なくとも約26、28、30、32、34、36、38、40、42、44、46、48、50、または52週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、当該患者は、少なくとも約8週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、当該患者は、少なくとも約12週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、当該患者は、少なくとも約24週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、当該患者は、少なくとも約36週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、当該患者は、少なくとも約52週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、当該患者は、少なくとも約53週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、当該患者は、少なくとも約64週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、当該患者は、少なくとも約76週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、当該患者は、少なくとも約88週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、当該患者は、少なくとも約104週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、当該患者は、少なくとも約116週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、当該患者は、少なくとも約128週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、当該患者は、少なくとも約140週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、当該患者は、少なくとも約156週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、当該患者は、少なくとも約168週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、当該患者は、少なくとも約180週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、当該患者は、少なくとも約192週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、当該患者は、少なくとも約208週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、当該患者は、少なくとも約260週間連続で、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1である。
患者は、閾値治療期間の間、任意の例示的な投与頻度による任意の例示的な用量を受けることができる。実施形態では、治療期間は、化合物1による中断のない治療を含む。実施形態では、治療期間は、中断を含む(例えば、患者は、1~7日間、約1週間、または約2週間の期間、化合物1を受けない)。
本明細書に記載される任意の方法の実施形態では、患者は、治療期間の約1~12、1~6、24~32、24~40、または24~52週目のうちのいずれかまで、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。本明細書に記載される任意の方法の実施形態では、患者は、化合物1による治療の約24週目、28週目、または32週目まで、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。本明細書に記載される任意の方法の実施形態では、患者は、化合物1による治療の約46週目、48週目、50週目、または52週目まで、少なくとも約300mgである化合物1の用量を受ける。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1である。
実施形態では、好適な投与レジメンは、対象が以前に受けたエリスロポエチン刺激因子製剤(ESA)療法の同一性、ESAの投与量、および/または透析(例えば、血液透析または腹膜透析)に基づく。
実施形態では、好適な投与レジメン(例えば、本明細書に記載される)は、対象が以前に受けたESA療法(例えば、ダルベポエチンアルファ)の同一性に基づいて選択される。
実施形態では、好適な投与レジメン(例えば、本明細書に記載される)は、対象が以前に受けたESA療法の投与量(例えば、毎週用量のダルベポエチンアルファ)の同一性に基づいて選択される。
実施形態では、好適な投与レジメン(例えば、本明細書に記載される)は、対象の透析状態(例えば、血液透析または腹膜透析などの透析を受ける、または以前に受けた患者)に基づいて選択される。実施形態では、患者は、DD-CKDを有する。実施形態では、患者は、NDD-CKDを有する。
実施形態では、投与レジメンは、本明細書に記載されるように、少なくとも約300mg(例えば、約450mgまたは約600mgである用量)である化合物1の用量を患者に投与することを含む。実施形態では、投与レジメンは、ダルベポエチンアルファ(DA)を以前に受けている患者に対して決定される(例えば、化合物1による治療開始または化合物1による治療のためのスクリーニングから約8週間以内)。実施形態では、患者は、≧約15μgであるダルベポエチンアルファの用量を以前に受けている。実施形態では、患者は、透析依存性(DD-CKD患者)である。実施形態では、患者は、血液透析(HD-CKD患者)または腹膜透析(PD-CKD)などの透析を受ける。実施形態では、患者は、非透析依存性(NDD-CKD患者)である。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1である。実施形態では、化合物1は、毎日投与される。実施形態では、化合物1は、週1回投与される。実施形態では、化合物1は、週3回投与される。
実施形態では、投与レジメンは、本明細書に記載されるように、少なくとも約300mg(例えば、約450mgまたは約600mgである用量)である化合物1の用量を患者に投与することを含む。実施形態では、投与レジメンは、ダルベポエチンアルファ(DA)を以前に受けている患者に対して決定される(例えば、化合物1による治療開始または化合物1による治療のためのスクリーニングから約8週間以内)。実施形態では、患者は、≧約15μgであるダルベポエチンアルファの用量を以前に受けている。実施形態では、患者は、透析依存性(DD-CKD患者)である。実施形態では、患者は、血液透析(HD-CKD患者)または腹膜透析(PD-CKD)などの透析を受ける。実施形態では、患者は、非透析依存性(NDD-CKD患者)である。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1である。実施形態では、化合物1は、毎日投与される。実施形態では、化合物1は、週1回投与される。実施形態では、化合物1は、週3回投与される。
実施形態では、投与レジメンは、本明細書に記載されるように、少なくとも約300mg(例えば、約450mgまたは約600mgである用量)である化合物1の用量を患者に投与することを含む。実施形態では、投与レジメンは、エポエチンアルファまたはポエチンベータなどのエポエチンを以前に受けている患者に対して決定される(例えば、化合物1による治療開始または化合物1による治療のためのスクリーニングから約8週間以内)。実施形態では、患者は、≧約4,500IUであるエポエチンアルファまたはエポエチンベータなどのエポエチンの用量を以前に受けている。実施形態では、患者は、透析依存性(DD-CKD患者)である。実施形態では、患者は、血液透析(HD-CKD患者)または腹膜透析(PD-CKD患者)などの透析を受ける。実施形態では、用量は、約300mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約450mgの化合物1である。実施形態では、用量は、約600mgの化合物1である。実施形態では、化合物1は、毎日投与される。実施形態では、化合物1は、週1回投与される。実施形態では、化合物1は、週3回投与される。
化合物1の用量は、経口摂取される。化合物1の用量は、絶食中、水分と一緒に、またはあらゆる種類の食物と一緒に摂取され得る。特定の実施形態では、化合物1の用量は、食事の1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、もしくは12時間後、または食事の1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、もしくは12時間前に摂取され得る。化合物1の用量は、1日の任意の時間に摂取され得る。ある特定の実施形態では、反復用量は、1日の間の同じ時間に投与される。ある特定の実施形態では、投与用量は、朝、正午頃、または夕方に投与される。ある特定の実施形態では、用量は、午前4:00~午後2:00に投与される。ある特定の実施形態では、用量は、午前5:00~午後1:00に投与される。ある特定の実施形態では、用量は、午前6:00~正午12:00に投与される。ある特定の実施形態では、用量は、午前7:00~午前11:00に投与される。ある特定の実施形態では、用量は、午前8:00~午前10:00に投与される。ある特定の実施形態では、用量は、朝食前、朝食中、または朝食後に投与される。投与および投与レジメンは、本明細書に記載されるように調節され得る。
特定の実施形態では、患者は、最初に約300mgの用量の化合物1で治療される。化合物の用量レベルは、約150、300、450、および600mgを含む。その後、治療過程の間、1日1回薬剤が服用される。初期用量の後、患者は、1日当たり約150mg~600mgである化合物1の維持用量を受ける。患者は、食物摂取量に関係なく、4オンスの水または他の経口飲料とともに治験薬を服用するべきである。用量は、各日にほぼ同じ時間に、好ましくは午前7時~午後2時に服用される。
このセクションでは、化合物1のいくつかの例示的な用量を提供する。ある特定の実施形態では、そのような用量は、治療開始時の初期用量である。他の実施形態では、そのような用量は、治療過程中の後の時間における調節された用量である。
本明細書に記載される任意の方法の実施形態では、化合物1の用量は、患者のヘモグロビン(Hb)レベルに基づいて調節または維持され得る。実施形態では、化合物1の用量は、患者のヘモグロビン(Hb)レベルが<11.0g/dLまたは>11.5g/dLである場合に調節される(例えば、約150mgの化合物1だけ)。実施形態では、用量は、増加される。実施形態では、用量は、減少される。実施形態では、方法は、患者のヘモグロビン(Hb)レベルが<10.0g/dLまたは>11.5g/dLである場合に、約150mgの化合物1だけ用量を調節することを含む。実施形態では、方法は、患者のヘモグロビン(Hb)レベルが<10.0g/dLまたは>12.5g/dLである場合に、約150mgの化合物1だけ用量を調節することを含む。実施形態では、方法は、患者のヘモグロビン(Hb)レベルが<10.0g/dLである場合に、約150mgの化合物1だけ用量を調節することを含む。実施形態では、方法は、用量を調節することを含み、用量を約150mgの化合物1だけ増加させることを含む。実施形態では、方法は、患者のヘモグロビン(Hb)レベルが>11.5g/dLである場合に、約150mgの化合物1だけ用量を調節することを含む。実施形態では、方法は、用量を調節することを含み、用量を約150mgの化合物1だけ減少させることを含む。実施形態では、方法は、患者のヘモグロビン(Hb)レベルが<10.0g/dLである場合に、約150mgの化合物1だけ用量を調節することを含む。実施形態では、方法は、用量を調節することを含み、用量を約150mgの化合物1だけ増加させることを含む。実施形態では、方法は、患者のヘモグロビン(Hb)レベルが>11.5g/dLである場合に、約150mgの化合物1だけ用量を調節することを含む。実施形態では、方法は、用量を調節することを含み、用量を約150mgの化合物1だけ減少させることを含む。
本明細書に記載される任意の方法の実施形態では、化合物1の用量は、患者のヘモグロビン(Hb)レベルの変化に基づいて調節または維持され得る。実施形態では、患者のヘモグロビン(Hb)レベルが2週間の期間で>1.0g/dL、または約4週間の期間で>2.0g/dL増加すると、用量は約150mgの化合物1だけ減少される。
本明細書に記載される任意の方法の実施形態では、用量を調節することは、少なくとも2週間毎に1回以下発生する。本明細書に記載される任意の方法の実施形態では、用量を調節することは、少なくとも4週間毎に1回以下発生する。本明細書に記載される任意の方法の実施形態では、用量を調節することは、少なくとも6週間毎に1回以下発生する。本明細書に記載される任意の方法の実施形態では、用量を減少させることは、少なくとも2週間毎に1回以下発生する。
化合物1の製剤(薬学的組成物)
ある特定の実施形態では、化合物1は、製剤(薬学的組成物)として提供され得る。実施形態では、製剤は、経口剤形(例えば、錠剤またはカプセル)である。
化合物1の例示的な製剤は、WO2014/200773およびWO2016/161094に記載されており、それらは参照によりそれらの全体が組み込まれる。さらにさらなる例示的な製剤が本明細書に記載される。
水は一部の化合物の分解を容易にすることができるため、無水薬学的組成物および剤形も提供される。例えば、水(例えば、5%)の添加は、長期保存をシミュレートする手段として、経時的な製剤の保存可能期間および安定性などの特性を決定するために、医薬分野で広く受け入れられる。例えば、Jens T.Carstensen,Drug Stability:Principles&Practice,2d.Ed.,Marcel Dekker,NY,NY,1995,pp.379-80を参照されたい。事実上、水および熱は、一部の化合物の分解を加速する。したがって、水分および/または湿度は、製剤の製造、取り扱い、パッケージング、保管、出荷、および使用中に一般的に生じるため、製剤に対する水の影響は、非常に重要なものであり得る。
無水薬学的組成物は、その無水の性質が維持されるように調製され、保管されるべきである。したがって、無水組成物は、一実施形態では、好適な処方キットに含まれ得るように、水への曝露を防止することが知られている材料を使用してパッケージングされる。好適なパッケージングの例としては、これらに限定されないが、気密封止されたホイル、プラスチック、単位用量容器(例えば、バイアル)、ブリスターパック、およびストリップパックが挙げられる。
活性成分が分解する速度を低減する1つ以上の化合物を含む薬学的組成物および剤形も提供される。本明細書では「安定化剤」と呼ばれるそのような化合物には、これらに限定されないが、アスコルビン酸、pH緩衝剤、または塩緩衝剤などの抗酸化物質が含まれる。
賦形剤の量および種類と同様に、剤形における活性成分の量および特定の種類は、これらに限定されないが、患者に投与される経路などの要因に応じて異なっていてもよい。
賦形剤
化合物1を含む製剤は、1つ以上の賦形剤を含み得る。
ある特定の実施形態では、薬学的組成物および剤形は、1つ以上の賦形剤を含む。好適な賦形剤は、薬局の分野において当業者に周知であり、好適な賦形剤の非限定的な例が本明細書に提供される。特定の賦形剤が薬学的組成物または剤形への組み込みに好適であるかどうかは、これらに限定されないが、剤形が患者に投与される方法を含む、当該技術分野で周知の様々な要因に依存する。例えば、錠剤などの経口剤形は、非経口剤形での使用に適さない賦形剤を含み得る。特定の賦形剤の適合性はまた、剤形中の特定の活性成分に依存し得る。例えば、いくつかの活性成分の分解は、ラクトースなどのいくつかの賦形剤によって、または水に曝露された場合に加速され得る。一級アミンまたは二級アミンを含む活性成分は、そのような加速した分解に対して特に感受性である。したがって、存在する場合、ラクトースの他の単糖または二糖をほとんど含まない薬学的組成物および剤形が提供される。本明細書で使用される場合、「ラクトース不含」という用語は、存在する場合、存在するラクトースの量が、活性成分の分解速度を実質的に増加させるのに不十分であることを意味する。
ラクトース不含組成物は、当該技術分野で周知であり、かつ例えば、米国薬局方(USP)25 NF20(2002)に列挙されている賦形剤を含み得る。一般に、ラクトース不含組成物は、薬学的に適合性および薬学的に許容される量の活性成分、結合剤/充填剤、ならびに潤滑剤を含む。一実施形態では、ラクトース不含剤形は、活性成分、微結晶セルロース、プレゼラチン化デンプン、およびステアリン酸マグネシウムを含む。
本明細書に記載される製剤に使用され得る賦形剤の例としては、これらに限定されないが、不溶性希釈剤、結合剤、充填剤、崩壊剤、滑剤、担体、および潤滑剤が挙げられる。
実施形態では、化合物1の製剤は、1つ以上の希釈剤および/もしくは充填剤、1つ以上の崩壊剤、1つ以上の潤滑剤、ならびに/または1つ以上の滑剤を含む。
薬学的組成物および剤形での使用に好適な結合剤には、これらに限定されないが、トウモロコシデンプン、ジャガイモデンプン、または他のデンプン、ゼラチン、アカシアなどの天然および合成ガム、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸、他のアルギネート、粉末トラガカント、グアーガム、セルロースおよびその誘導体(例えば、エチルセルロース、酢酸セルロース、カルボキシメチルセルロースカルシウム、ナトリウムカルボキシメチルセルロース)、ポリビニルピロリドン、メチルセルロース、プレゼラチン化デンプン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(例えば、番号2208、2906、2910)、微結晶性セルロース、ならびにそれらの混合物が含まれる。
本明細書に提供される薬学的組成物および剤形での使用に好適な不溶性希釈剤および担体の例としては、これ限定されないが、二塩基性リン酸カルシウムおよび微結晶セルロースが挙げられる。微結晶セルロースの好適な形態には、これらに限定されないが、AVICEL-PH-101、AVICEL-PH-103 AVICEL RC-581、AVICEL-PH-105(FMC Corporation,American Viscon Division,Avicel Sales、Marcus Hook,PAから入手可能)として販売される材料およびその混合物が含まれる。特定の結合剤は、AVICEL RC-581として販売される微結晶性セルロースおよびナトリウムカルボキシメチルセルロースの混合物である。好適な無水または低水分賦形剤または添加剤には、AVICEL-PH-103(商標)およびStarch 1500 LMが含まれる。微結晶セルロースの他の好適な形態には、これらに限定されないが、PROSOLV 50、PROSOLV 90、PROSOLV HD90、PROSOLV 90 LM、およびそれらの混合物として販売される材料など、ケイ化微結晶性セルロースが含まれる。
本明細書に提供される薬学的組成物および剤形での使用に好適な希釈剤/充填剤の例には、これらに限定されないが、タルク、炭酸カルシウム(例えば、顆粒または粉末)、微結晶セルロース、粉末セルロース、デキストレート、カオリン、マンニトール、ケイ酸、ソルビトール、デンプン、プレゼラチン化デンプン、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMCまたはヒプロメロースE5)(例えば、Methocel E5 Premium LV)、およびそれらの混合物が挙げられる。ある特定の実施形態では、充填剤は、これらに限定されないが、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドのブロックコポリマーを含み得る。そのようなブロックコポリマーは、POLOXAMERまたはPLURONICとして販売されてもよく、これらに限定されないが、POLOXAMER 188 NF、POLOXAMER 237 NF、POLOXAMER 338 NF、POLOXAMER 437 NF、およびそれらの混合物を含む。ある特定の実施形態では、充填剤には、これらに限定されないが、イソマルト、ラクトース、ラクチトール、マンニトール、ソルビトールキシリトール、エリスリトール、およびそれらの混合物が含まれ得る。
崩壊剤は、組成物中で使用され、水性環境に曝露されたときに崩壊する錠剤を提供することができる。崩壊剤を過剰に含む錠剤は、貯蔵中に崩壊し得るが、一方で、それをあまりにも少なく含む錠剤は、所望の速度で、または所望の条件下で崩壊しない場合がある。したがって、活性成分の放出を有害に変更するには多すぎず、少なすぎでもない十分な量の崩壊剤を使用して、固体経口剤形を形成することができる。使用される崩壊剤の量は、製剤の種類に基づいて異なり、当業者が容易に認識できる。
薬学的組成物および剤形に使用され得る崩壊剤には、これらに限定されないが、寒天、アルギン酸、炭酸カルシウム、微結晶セルロース、クロスカルメロースナトリウム、ポビドン、クロスポビドン、ポラクリリンカリウム、デンプングリコール酸ナトリウム(例えば、Explotab(登録商標))、ジャガイモまたはタピオカデンプン、他のデンプン、プレゼラチン化デンプン、他のデンプン、粘土、他のアルギン、他のセルロース、ガム、およびそれらの混合物が含まれる。
薬学的組成物および剤形に使用され得る滑剤には、これらに限定されないが、ヒュームドシリカ、炭酸マグネシウム、ステアリン酸マグネシウム、コロイド状二酸化ケイ素(例えば、Aerosil、Cab-O-Sil)、デンプン、およびタルクが含まれる。
薬学的組成物および剤形に使用され得る潤滑剤には、これらに限定されないが、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム(例えば、Hyqual(登録商標)5712)、鉱油、軽鉱油、グリセリン、ソルビトール、マンニトール、ポリエチレングリコール、他のグリコール、ステアリン酸、フマル酸ステアリルナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、タルク、水素化植物油(例えば、ピーナッツ油、綿実油、ヒマワリ油、ゴマ油、オリーブ油、トウモロコシ油、および大豆油)、ステアリン酸亜鉛、オレイン酸エチル、ラウレートエチル、寒天、およびそれらの混合物が含まれる。追加の潤滑剤には、例えば、シロイドシリカゲル(syloid silica gel)(AEROSIL200、W.R.Grace Co.(Baltimore,MD)により製造)、合成シリカの凝固エアロゾル(Degussa Co.(Plano,TX)が販売)、CAB-O-SIL(Cabot Co.(Boston,MA)が販売する発熱性コロイド状二酸化ケイ素製品)、およびそれらの混合物が含まれる。
実施形態では、化合物1の製剤は、顆粒内成分、顆粒外成分、およびフィルムコーティング成分を含むことができ、顆粒内成分は、化合物1、不溶性希釈剤または担体、崩壊剤、ならびに希釈剤または充填剤を含み、顆粒外成分は、崩壊剤、滑剤、および/または潤滑剤を含み、フィルムコーティング成分は、錠剤コーティングを含む。
ある特定の実施形態では、約10重量%、約15重量%、約20重量%、約25重量%、約30重量%、約35重量%、約40重量%、約45重量%、約50重量%、約55重量%、約60重量%、約65重量%、約70重量%、約75重量%、約80重量%、約85重量%、または約90重量%の化合物1を含む化合物1の製剤が提供され、重量は、錠剤の全ての顆粒内および顆粒外成分の合計重量である。
ある特定の実施形態では、約5重量%、約10重量%、約15重量%、約20重量%、約25重量%、約30重量%、約35重量%、約40重量%、約45重量%、または約50重量%の不溶性希釈剤または担体を含む化合物1の製剤が提供され、重量は、錠剤の全ての顆粒内および顆粒外成分の合計重量である。
ある特定の実施形態では、約1重量%、約1.5重量%、約2.0重量%、約2.5重量%、約3重量%、約3.5重量%、約4重量%、約4.5重量%、約5.0重量%、約5.5重量%、約6.0重量%、約6.5重量%、約7重量%、約7.5重量%、約8重量%、約8.5重量%、約9.0重量%、約9.5重量%、または約10%の崩壊剤を含む化合物1の製剤が提供され、重量は、錠剤の全ての顆粒内および顆粒外成分の合計重量である。
ある特定の実施形態では、約0.05重量%、約0.1重量%、約0.15重量%、約0.2重量%、約0.25重量%、約0.3重量%、約0.35重量%、約0.4重量%、約0.45重量%、約0.5重量%、約0.55重量%、約0.6重量%、約0.65重量%、約0.7重量%、約0.75重量%、または約0.8重量%の滑剤を含む化合物1の製剤が提供され、重量は、錠剤の全ての顆粒内および顆粒外成分の合計重量である。
ある特定の実施形態では、約0.1重量%、約0.15重量%、約0.2重量%、約0.25重量%、約0.3重量%、約0.35重量%、約0.4重量%、約0.45重量%、約0.5重量%、約0.55重量%、約0.6重量%、約0.65重量%、約0.7重量%、約0.75重量%、または約0.8重量%、約0.85重量%、約0.9重量%、約0.95重量%、または約1.0重量%、約1.05重量%、約1.1重量%、約1.15重量%、約1.2重量%、約1.2重量%、約1.25重量%、約1.3重量%、約1.35重量%、約1.4重量%、約1.45重量%、または約1.5重量%の潤滑剤を含む化合物1の製剤が提供され、重量は、錠剤の全ての顆粒内および顆粒外成分の合計重量である。
ある特定の実施形態では、顆粒内成分、顆粒外成分、およびフィルムコーティング成分を含む化合物1の製剤が本明細書に提供され、顆粒内成分は、約50重量%~約80重量%の化合物1、約10重量%~約40重量%の不溶性希釈剤または担体、約1.5重量%~約4.5重量%の崩壊剤、および約1重量%~約5重量%の希釈剤または充填剤を含み、顆粒外成分は、約1.5重量%~約4.5重量%の崩壊剤、約0.1重量%~約0.4重量%の滑剤、および約0.15重量%~約1.35重量%の潤滑剤を含み、フィルムコーティング成分は、約1.0重量%~約8重量%の錠剤コーティングを含み、重量は、全ての顆粒内および顆粒外成分の合計重量である。
ある特定の実施形態では、顆粒内成分、顆粒外成分、およびフィルムコーティング成分を含む化合物1の製剤が本明細書に提供され、顆粒内成分は、約55重量%~約75重量%の化合物1、約15重量%~約35重量%の不溶性希釈剤または担体、約2.0重量%~約4.0重量%の崩壊剤、および約1.8重量%~約3.8重量%の希釈剤または充填剤を含み、顆粒外成分は、約2.0重量%~約4.0重量%の崩壊剤、約0.15重量%~約0.35重量%の滑剤、および約0.35重量%~約1.15重量%の潤滑剤を含み、フィルムコーティング成分は、約1.0重量%~約8重量%の錠剤コーティングを含み、重量は、全ての顆粒内および顆粒外成分の合計重量である。
ある特定の実施形態では、顆粒内成分、顆粒外成分、およびフィルムコーティング成分を含む化合物1の製剤が本明細書に提供され、顆粒内成分は、約60重量%~約70重量%の化合物1、約20重量%~約30重量%の不溶性希釈剤または担体、約2.5重量%~約3.5重量%の崩壊剤、および約2.3重量%~約3.3重量%の希釈剤または充填剤を含み、顆粒外成分は、約2.5重量%~約3.5重量%の崩壊剤、約0.2重量%~約0.3重量%の滑剤、約0.55重量%~約0.95重量%の潤滑剤を含み、フィルムコーティング成分は、約1.0重量%~約8重量%の錠剤コーティングを含み、重量は、全ての顆粒内および顆粒外成分の合計重量である。
ある特定の実施形態では、顆粒内成分、顆粒外成分、およびフィルムコーティング成分を含む化合物1の製剤が本明細書に提供され、顆粒内成分は、約65重量%の化合物1、約25重量%の不溶性希釈剤または担体、約3重量%の崩壊剤、および約2.8重量%の希釈剤または充填剤を含み、顆粒外成分は、約3重量%の崩壊剤、約0.25重量%の滑剤、約0.75重量%の潤滑剤を含み、フィルムコーティング成分は、約2.0重量%~約6.0重量%の錠剤コーティングを含み、重量は、全ての顆粒内および顆粒外成分の合計重量である。
実施形態では、化合物1の製剤は、1つ以上の希釈剤/充填剤(例えば、微結晶セルロースおよび/またはHPMC(ヒプロメロース))および崩壊剤(例えば、デンプングリコール酸ナトリウム)を含む。実施形態では、製剤は、1つ以上の滑剤(例えば、コロイド状二酸化ケイ素および/またはステアリン酸マグネシウム)をさらに含む。
実施形態では、化合物1の製剤は、1つ以上の希釈剤/充填剤(例えば、微結晶セルロースおよび/またはイソマルト)、1つ以上の崩壊剤(例えば、デンプングリコール酸ナトリウムおよび/またはポビドン)、および1つ以上の潤滑剤(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム)を含む。実施形態では、製剤は、1つ以上の滑剤(例えば、コロイド状二酸化ケイ素および/またはステアリン酸マグネシウム)をさらに含む。実施形態では、製剤は、微結晶性セルロース、デンプングリコール酸ナトリウム、およびHPMC(ヒプロメロース)からなる群から選択される1つ以上の賦形剤を含む。実施形態では、製剤は、微結晶性セルロース、デンプングリコール酸ナトリウム、およびHPMC(ヒプロメロース)を含む。
実施形態では、化合物1の製剤は、Opadry(登録商標)を含むフィルムコーティング成分を含む。Opadry(登録商標)は、Colorconが提供する製剤化された粉末ブレンドである、市販のフィルムコーティングである。Opadry(登録商標)は、ポリマー、可塑剤、および色素を乾燥濃縮物に組み合わせる。本発明で有用なOpadry(登録商標)の実施形態には、これらに限定されないが、Opadry(登録商標)I(HPC/HPMC)、Opadry(登録商標)20A18334、Opadry(登録商標)II、Opadry(登録商標)HP(PVA-PEG)、または別の好適なOpadry(登録商標)懸濁液(着色剤を含むまたは含まない、ポリビニルアルコール、ポリエチレングリコール、二酸化チタン、およびタルクなど)が含まれる。
ある特定の実施形態では、顆粒内成分、顆粒外成分、およびフィルムコーティング成分を含む化合物1の製剤が本明細書に提供され、顆粒内成分は、化合物1、微結晶セルロース、デンプングリコール酸ナトリウム、およびヒドロキシプロピルメチルセルロースを含み、顆粒外成分は、デンプングリコール酸ナトリウム、コロイド状二酸化ケイ素、およびステアリン酸マグネシウムを含み、フィルムコーティング成分は、Opadry(登録商標)を含む。
ある特定の実施形態では、顆粒内成分、顆粒外成分、およびフィルムコーティング成分を含む化合物1の製剤が本明細書に提供され、顆粒内成分は、約50重量%~約80重量%の化合物1、約10重量%~約40重量%の微結晶セルロース、約1.5重量%~約4.5重量%のデンプングリコール酸ナトリウム、および約1重量%~約5重量%のヒドロキシプロピルメチルセルロースを含み、顆粒外成分は、約1.5重量%~約4.5重量%のデンプングリコール酸ナトリウム、約0.1重量%~約0.4重量%のコロイド状二酸化ケイ素、および約0.15重量%~約1.35重量%のステアリン酸マグネシウムを含み、フィルムコーティング成分は、約1.0重量%~約8重量%のOpadry(登録商標)を含み、重量は、全ての顆粒内および顆粒外成分の合計重量である。
ある特定の実施形態では、顆粒内成分、顆粒外成分、およびフィルムコーティング成分を含む化合物1の製剤が本明細書に提供され、顆粒内成分は、約55重量%~約75重量%の化合物1、約15重量%~約35重量%の微結晶セルロース、約2.0重量%~約4.0重量%のデンプングリコール酸ナトリウム、および約1.8重量%~約3.8重量%のヒドロキシプロピルメチルセルロースを含み、顆粒外成分は、約2.0重量%~約4.0重量%のデンプングリコール酸ナトリウム、約0.15重量%~約0.35重量%のコロイド状二酸化ケイ素、および約0.35重量%~約1.15重量%のステアリン酸マグネシウムを含み、フィルムコーティング成分は、約1.0重量%~約8重量%のOpadry(登録商標)を含み、重量は、全ての顆粒内および顆粒外成分の合計重量である。
ある特定の実施形態では、顆粒内成分、顆粒外成分、およびフィルムコーティング成分を含む化合物1の製剤が本明細書に提供され、顆粒内成分は、約60重量%~約70重量%の化合物1、約20重量%~約30重量%の微結晶セルロース、約2.5重量%~約3.5重量%のデンプングリコール酸ナトリウム、および約2.3重量%~約3.3重量%のヒドロキシプロピルメチルセルロースを含み、顆粒外成分は、約2.5重量%~約3.5重量%のデンプングリコール酸ナトリウム、約0.2重量%~約0.3重量%のコロイド状二酸化ケイ素、および約0.55重量%~約0.95重量%のステアリン酸マグネシウムを含み、フィルムコーティング成分は、約1.0重量%~約8重量%のOpadry(登録商標)を含み、重量は、全ての顆粒内および顆粒外成分の合計重量である。
ある特定の実施形態では、顆粒内成分、顆粒外成分、およびフィルムコーティング成分を含む化合物1の製剤が本明細書に提供され、顆粒内成分は、約60重量%の化合物1、約30重量%の微結晶セルロース、約3重量%のデンプングリコール酸ナトリウム、および約2.8重量%のヒドロキシプロピルメチルセルロースを含み、顆粒外成分は、約3重量%のデンプングリコール酸ナトリウム、約0.25重量%のコロイド状二酸化ケイ素、および約0.75重量%のステアリン酸マグネシウムを含み、フィルムコーティング成分は、約2.0重量%~約6.0重量%のOpadry(登録商標)を含み、重量は、全ての顆粒内および顆粒外成分の合計重量である。
ある特定の実施形態では、顆粒内成分、顆粒外成分、およびフィルムコーティング成分を含む化合物1の製剤が本明細書に提供され、顆粒内成分は、約65重量%の化合物1、約25重量%の微結晶セルロース、約3重量%のデンプングリコール酸ナトリウム、および約2.8重量%のヒドロキシプロピルメチルセルロースを含み、顆粒外成分は、約3重量%のデンプングリコール酸ナトリウム、約0.25重量%のコロイド状二酸化ケイ素、および約0.75重量%のステアリン酸マグネシウムを含み、フィルムコーティング成分は、約2.0重量%~約6.0重量%のOpadry(登録商標)を含み、重量は、全ての顆粒内および顆粒外成分の合計重量である。
ある特定の実施形態では、顆粒内成分、顆粒外成分、およびフィルムコーティング成分を含む化合物1の製剤が本明細書に提供され、顆粒内成分は、約70重量%の化合物1、約20重量%の微結晶セルロース、約3重量%のデンプングリコール酸ナトリウム、および約2.8重量%のヒドロキシプロピルメチルセルロースを含み、顆粒外成分は、約3重量%のデンプングリコール酸ナトリウム、約0.25重量%のコロイド状二酸化ケイ素、および約0.75重量%のステアリン酸マグネシウムを含み、フィルムコーティング成分は、約2.0重量%~約6.0重量%のOpadry(登録商標)を含み、重量は、全ての顆粒内および顆粒外成分の合計重量である。
ある特定の実施形態では、顆粒内成分、顆粒外成分、およびフィルムコーティング成分を含む化合物1の製剤が本明細書に提供され、顆粒内成分は、約75重量%の化合物1、約15重量%の微結晶セルロース、約3重量%のデンプングリコール酸ナトリウム、および約2.8重量%のヒドロキシプロピルメチルセルロースを含み、顆粒外成分は、約3重量%のデンプングリコール酸ナトリウム、約0.25重量%のコロイド状二酸化ケイ素、および約0.75重量%のステアリン酸マグネシウムを含み、フィルムコーティング成分は、約2.0重量%~約6.0重量%のOpadry(登録商標)を含み、重量は、全ての顆粒内および顆粒外成分の合計重量である。
ある特定の実施形態では、顆粒内成分、顆粒外成分、およびフィルムコーティング成分を含む化合物1の製剤が本明細書に提供され、顆粒内成分は、約80重量%の化合物1、約10重量%の微結晶セルロース、約3重量%のデンプングリコール酸ナトリウム、および約2.8重量%のヒドロキシプロピルメチルセルロースを含み、顆粒外成分は、約3重量%のデンプングリコール酸ナトリウム、約0.25重量%のコロイド状二酸化ケイ素、および約0.75重量%のステアリン酸マグネシウムを含み、フィルムコーティング成分は、約2.0重量%~約6.0重量%のOpadry(登録商標)を含み、重量は、全ての顆粒内および顆粒外成分の合計重量である。
経口剤形
経口投与に好適な薬学的組成物は、これらに限定されないが、錠剤(例えば、チュアブル錠剤)、カプレット、カプセル、および液体(例えば、風味付きシロップ)などの個別の剤形として提供され得る。そのような剤形は、所定量の活性成分を含み、当業者に周知の薬局の方法によって調製され得る。概して、RemingtonのThe Science and Practice of Pharmacy,21st Ed.,Lippincott Williams&Wilkins(2005)を参照されたい。
本明細書に提供される経口剤形は、従来の医薬品配合技術に従って、活性成分を、少なくとも1つの賦形剤と密な混合物中で組み合わせることによって調製される。賦形剤は、投与に望ましい調製形態に応じて、多種多様な形態を取ることができる。例えば、経口液体またはエアロゾル剤形での使用に好適な賦形剤には、これらに限定されないが、水、グリコール、油、アルコール、香味剤、防腐剤、および着色剤が含まれる。固体経口剤形(例えば、粉末、錠剤、カプセル、およびカプレット)での使用に好適な賦形剤の例としては、これらに限定されないが、デンプン、糖、微結晶セルロース、希釈剤、造粒剤、潤滑剤、結合剤、および崩壊剤が挙げられる。
一実施形態では、経口剤形は、錠剤またはカプセルであり、その場合、固体賦形剤が用いられる。別の実施形態では、錠剤は、標準的な水性技術または非水性技術によってコーティングされ得る。そのような剤形は、薬局の方法のうちのいずれかによって調製され得る。概して、薬学的組成物および剤形は、活性成分を、液状担体、微細に分割された固体担体、またはその両方を、均質かつ密に混合し、次いで、必要な場合、生成物を所望の体裁に成形することによって調製される。
例えば、錠剤は、圧縮または成形によって調製され得る。圧縮錠剤は、粉末または顆粒などのフリーフロー形態の活性成分を、任意選択で賦形剤と混合して、好適な機器中で圧縮することによって調製され得る。成形された錠剤は、不活性液状希釈剤で湿らされた粉末化化合物の混合物を好適な機器中で成形することにより調製され得る。
液体剤形
経口投与のための化合物1の液体剤形には、薬学的に許容されるエマルジョン、マイクロエマルジョン、溶液、懸濁液、シロップ、およびエリキシルが含まれる。活性成分に加えて、液体剤形は、例えば、水または他の溶媒、可溶化剤、ならびにエチルアルコール、イソプロピルアルコール、炭酸エチル、酢酸エチル、ベンジルアルコール、安息香酸ベンジル、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、油(特に、綿実、落花生、トウモロコシ、胚芽、オリーブ、ヒマシ、およびゴマ油)、グリセロール、テトラヒドロフリルアルコール、ポリエチレングリコール、およびソルビタン脂肪酸エステルなどの乳化剤、ならびにそれらの混合物など、当該技術分野で一般的に使用される不活性希釈剤を含んでもよい。
不活性希釈剤に加えて、経口組成物はまた、湿潤剤、乳化剤および懸濁剤、甘味剤、香味剤、着色剤、芳香剤、ならびに防腐剤などのアジュバントも含み得る。
活性阻害剤に加えて、懸濁液は、例えば、エトキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチレンソルビトールおよびソルビタンエステル、微結晶セルロース、メタヒドロキシドアルミニウム、ベントナイト、寒天およびトラガカント、ならびにそれらの混合物などの懸濁剤を含み得る。
化合物1の量
ある特定の他の実施形態では、化合物1の構造を有する約150mg~約600mgの化合物、またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物を含む、化合物1の単位剤形が本明細書に提供される。
ある特定の他の実施形態では、化合物1の構造を有する約150mg、200mg、250mg、300mg、350mg、400mg、450mg、500mg、550mg、またはさらに600mgの化合物を含む、化合物1の単位剤形が本明細書に提供される。ある特定の実施形態では、単位剤形は、化合物1の構造を有する約150mg、約185mg、約200mg、約250mg、約300mg、またはさらに315mgの化合物、またはその薬学的に許容される塩、溶媒和物、もしくは水和物を含む。ある特定のそのような実施形態では、単位剤形は、約185mg、約200mg、約200mg、約250mg、またはさらに約300mgの化合物を含むカプセルである。
実施形態では、単位剤形は、約150mgの化合物1を含む。実施形態では、単位剤形は、錠剤(例えば、フィルムコーティングされた錠剤)である。実施形態では、単位剤形は、カプセルである。実施形態では、単位剤形は、微結晶セルロース、デンプングリコール酸ナトリウム、および/またはヒドロキシプロピルメチルセルロースである賦形剤を含む。実施形態では、単位剤形は、デンプングリコール酸ナトリウム、コロイド状二酸化ケイ素、および/またはステアリン酸マグネシウムである賦形剤を含む。
実施形態では、単位剤形は、約300mgの化合物1を含む。実施形態では、単位剤形は、錠剤(例えば、フィルムコーティングされた錠剤)である。実施形態では、単位剤形は、カプセルである。実施形態では、単位剤形は、微結晶セルロース、デンプングリコール酸ナトリウム、および/またはヒドロキシプロピルメチルセルロースである賦形剤を含む。実施形態では、単位剤形は、デンプングリコール酸ナトリウム、コロイド状二酸化ケイ素、および/またはステアリン酸マグネシウムである賦形剤を含む。
本明細書で本発明の実施形態が示され、説明されてきたが、そのような実施形態が例として提供されるに過ぎないことは、当業者には明白であろう。当業者には、本発明から逸脱することなしに多数の変形、変化、および置換えが想到されよう。本発明を実施する際には、本明細書に記載される本発明の実施形態に対する様々な代替物が用いられ得ることを理解されたい。以下の請求項が本発明の範囲を定義し、それにより、これらの請求項の範囲内の方法および構造ならびにそれらの等価物が網羅されることが意図されている。
実施例1:非透析依存性慢性腎臓疾患を有する対象における貧血の治療のためのバダデュスタット(化合物1).
この実施例は、52週間までにわたる、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する対象における貧血の治療のための、化合物1(バダデュスタットまたはVDTまたはMT-6548)の最初の非盲検、実薬対照、第3相試験について記載する。NDD-CKDを有する対象における貧血の治療について、化合物1の有効性および安全性を、ダルベポエチンアルファ(DA)と比較した。対象のサブセットを、ESA療法から化合物1による治療に切り替えた。これらの研究は、化合物1が、(1)バダデュスタット療法開始前の8週間以内にエリスロポエチン刺激因子製剤(ESA)療法を受けなかった患者群(「補正患者群」)、および(2)バダデュスタット療法開始から8週間以内にESA療法を受けた患者群(「変換患者群」)に対して、ヘモグロビン(Hb)レベル(標的範囲内を含む)の制御に効果的であることを示した。これらの所見は、NDD-CKDを有する患者において、貧血に対して耐久性があり効果的な療法としてのバダデュスタットの使用を支持する。
研究集団は、NDD-CKDを有する≧20歳であり、<60mL/分/1.73mの推算糸球体濾過量(eGFR)、ならびに8.0g/dL以上および11.0g/dL未満(補正群)または9.0g/dL以上および12.5g/dL未満(変換群)のヘモグロビン(Hb)値を有し、最近、貧血のために赤血球刺激因子製剤(ESA)により治療された対象から構成された。
図1に示されるように、最大6週間のスクリーニング期間後、以下に記載される全ての選択基準を満たし、かつ除外基準に抵触しない対象を、化合物1またはダルベポエチンアルファに1:1で無作為化した。無作為化後、患者は、最大52週間の期間治療された。次いで、患者は、治療後2週間の期間(「追跡」期間)観察された。
対象の選択および中止
対象は、以下の選択基準および除外基準に基づいて研究のために選択される。
主要な選択基準
この研究に適格となるために、患者は以下の選択基準を全て満たす必要があった。
・少なくとも20歳(20歳を含む)の年齢であること;
・スクリーニング時に、推算糸球体濾過量(eGFR)<60mL/分/1.73m[eGFR(mL/分/1.73m)=194×(血清クレアチニン)-1.094×(年齢)-0.287(女性:×0.739)]で、慢性腎臓疾患の診断を有する;
・スクリーニング期間前の8週間以内に透析を受けておらず、治療期間中に透析を開始することは予期されない;
・ESA治療
o補正群:スクリーニング直前に少なくとも8週間、ESAを受けていない;
o変換群:スクリーニング直前に少なくとも8週間に、同じ投与経路および同じ投与間隔(投与間隔は、ESA製剤の添付文書に記載されるものであるべきである)を用いて、以下に記載される投与量を使用して、同じESA製剤を受けている:
エポエチンアルファおよびエポエチンベータ:2週間毎に≦12,000IU
ダルベポエチンアルファ:2週間毎に≦120μg
エポエチンベータペゴル:4週間毎に≦250μg
・ベースラインHb:
補正群:≧8.0~<11.0g/dL
変換群:≧9.0~≦12.0g/dL
・スクリーニング期間の最後の2回の検査で、Hbにおいて<1.5g/dLの差を有する;
・スクリーニング期間中、≧100ng/mLの血清フェリチンまたは≧20%のトランスフェリン飽和を有する;ならびに
・スクリーニング期間中、標準最小値を上回る葉酸およびビタミンB12値を有する。
主要な除外基準
研究に不適格であるとみなされる対象には、以下の者が含まれた。
・CKD以外の原因に起因する貧血を有する者;
・スクリーニングの直前の8週間の間に、活動性出血または失血を有する者;
・スクリーニングの直前の8週間の間に、赤血球輸血を受けている;
・制御不能な高血圧を有する者;
・活動性眼底疾患を有するか、または眼底検査を受けることができない者;
・心血管疾患、悪性腫瘍、またはヘモジデリン沈着症と診断されている者;
・薬物有害反応または薬物アレルギーの既往歴を有する者;ならびに
・化合物1を以前に受けている者。
主要な有効性評価項目
この研究の有効性評価項目を以下の通りに定義した。
主要
・治療期間の20週目および24週目の平均Hbレベル。
副次
・各治療訪問でのHbレベル;および
・標的Hb範囲(11.0~13.0g/dL)内の患者の割合。
主要な安全性評価項目
この研究の安全性評価項目を以下の通りに定義した。
・有害事象(AE);
・薬物有害反応;および
他の有効性評価項目
この研究の他の評価項目を以下の通りに定義した。
・鉄関連パラメータ:血清フェリチン、トランスフェリン飽和(TSAT)、総鉄結合能(TIBC)、ヘプシジン、血清鉄、および任意の投与経路(経口および静脈内)による毎月の鉄の用量;ならびに
・赤血球指数。
統計分析
主要有効性評価項目
非劣性:化合物1は、20週目および24週目の平均Hbの最小二乗(LS)平均における化合物1とダルベポエチンアルファとの間の差の95%信頼区間(CI)下限が、-0.75g/dLの所定の非劣性マージン以上であった場合、ダルベポエチンアルファに対して非非劣性とみなされた。LS平均の差は、患者内の非構造化共分散行列を有する混合モデル反復測定(MMRM)を指す。
対象の治療
対象を、以下のいずれかに1:1に無作為化した。
・300mg/日の初期用量の化合物1、または
・以下の通りの初期用量のダルベポエチンアルファ(皮下):
全ての対象の投与情報を図1に示す。
既にダルベポエチンを受けている対象について、研究における初期投与レジメンは、以前の投与レジメンに基づくものであった。
補正群の対象について、初期投与レジメンは、2週間毎に1回、30μgのダルベポエチンであった。
他のESAを受けている対象について、ダルベポエチンの初期用量は、承認されたローカル製品ラベルに基づいていた。
全ての対象について、スクリーニング訪問2(SV2)後、および無作為化訪問前に、追加のESA用量は投与されなかった。
用量調節ガイドライン
投与は、ベースライン訪問で開始され、治験薬(化合物1またはダルベポエチンアルファ)の初回用量は、他のベースライン手順が完了した後に、治験実施施設で投与された。全ての対象について、SV2後、および無作為化訪問前に、追加のESA用量は投与されなかった。研究中、HemoCue(登録商標)ポイントオブケアデバイスを介してヘモグロビンをモニタリングし、治験薬(化合物1またはダルベポエチンアルファ)の用量が調節または中断される必要があるかどうかを決定した。
目的は、研究全体を通して11.0~13.0g/dLのHbレベルを維持することである。
化合物1およびダルベポエチンアルファの用量調節アルゴリズムは以下の通りである(以下を参照されたい)。
療法を調節するとき、Hb上昇率、低下率、および変動性、ならびに対象の臨床状態(すなわち、最近の疾患、体液減少、体液過剰など)を考慮した。
主要な用量調節アルゴリズム:
・用量の増加は、4週間毎に1回よりも頻繁には発生させなかった。用量の減少は、より頻繁に発生させた。頻繁な用量調節は避けた。
・Hbが急速に上昇した場合、用量を低減した。
・Hbが11.0g/dLを下回った場合、用量を増加させた。
・Hbレベルが13.0g/dLを超えた場合、用量を低減した。
ダルベポエチンアルファに無作為化された対象について、初期用量は以下の通りに決定される。
・既にダルベポエチンを受けている対象について、研究における初期投与レジメンは、以前の投与レジメンに基づくものであった。
・他のESAを受けている対象について、ダルベポエチンの初期用量は、承認されたローカル製品ラベルに基づいていた。
投与指示
化合物1
全ての対象は、ベースライン訪問で、300mgの初期用量で開始する。化合物1の用量レベルは、150、300、450、および600mgを含む。各対象は、ベースライン訪問で、治験実施施設で治験薬の初回用量を服用した。その後、治験薬は外来で服用された。対象は、食物の有無にかかわらず化合物1を受けた。用量は、毎日ほぼ同じ時間に服用された。対象に、化合物1の用量の少なくとも2時間前または2時間後に、任意の経口鉄サプリメントを摂取するよう指示した。
ダルベポエチンアルファ
承認されたローカル製品ラベルに従って、ダルベポエチンアルファを投与し、保管し、分注した。
鉄補給
治験責任医師は、≧100ng/mLのフェリチンまたは≧20%のTSATを維持するために、研究中必要に応じて鉄補給を処方した。重要:経口鉄が化合物1の生物学的利用能を低減する可能性があるため、治験薬は経口鉄サプリメントと同時には投与されなかった。対象に、化合物1の用量の少なくとも2時間前または2時間後に、任意の経口鉄サプリメントを摂取するよう指示した。
結果
304人の患者を、バダデュスタット(化合物1)療法およびダルベポエチンアルファ(DA)療法を受ける群に1:1で無作為化した。バダデュスタット群の患者151人のうち、130人が治療期間1を完了した。DA群の患者153人のうち、141人が治療期間1を完了した。
ベースラインでの補正集団の患者特性を表2に示す。
Figure 2023501221000255
全集団
全患者集団の人口統計学的およびベースライン特性の説明を、図18に提供する。
化合物1群全体において、平均Hbはベースラインから増加し、8週目で標的範囲に到達し、その後は標的内のままであり、52週目まで有効性の持続性が確認された。
実際に、主要有効性評価項目は、20週目および24週目の平均Hbによって測定された通りであった。表3を参照されたい。化合物1群およびダルベポエチンアルファ群の両方について、20週目および24週目の平均Hbの95%信頼区間(CI)は、11.0~13.0g/dLの標的範囲内であった。群間差の95%CIの下限(VDT-DA)は、-0.75g/dLの所定の非劣性マージンを超えていた。すなわち、24週目に主要評価項目が満たされた。平均ヘモグロビン(Hb)の差は、-0.26g/dL(95%CI-0.50、-0.02g/dL)であり、したがって、-0.75g/dLの事前指定の非劣性基準が達成された。
Figure 2023501221000256
(化合物1)バダデュスタット群において、平均Hbは、ベースラインから増加し、8週目で標的範囲に到達し、52週目まで標的範囲内に維持された(図2A)。ESA非使用者では、平均Hbは、ベースラインから増加し、バダデュスタットおよびダルベポエチンアルファで、それぞれ8週目および6週目で標的範囲に到達し、次いで、その後は標的範囲内のままであった(図2B)。標的範囲内のHbレベルを有する患者の割合は、バダデュスタットではベースラインで15.5%であり、52週目で71.4%に増加し、ダルベポエチンアルファHbではベースラインで9.9%であり、52週目で84.5%に増加し、これは化合物1による治療の有効性の持続性を確認する(図2)。具体的には、52週目の平均Hbレベルは、ダルベポエチンアルファで治療した対象での11.58g/dL(95%CI 11.43、11.74g/dL)と比較して、化合物1で治療した対象では11.51g/dL(95%CI 11.35、11.67g/dL)であった(図2)。全集団における化合物1の平均用量を、図3A(24週間)および図3B(52週間)に示す。48週目から52週目まで、平均用量は、化合物1では335.65mg/日(95%CI、286.72~384.58)、およびダルベポエチンアルファでは16.37μg/週(95%CI、13.09~19.65)であった(図3C)。
ESA使用者では、両群とも、以前のESAからの変換後の平均Hbレベルはほぼ安定していた。平均Hb値は、それぞれ、バダデュスタットおよびダルベポエチンアルファの8週目および6週目で標的範囲に到達し、その後は標的範囲内のままであった(図2C)。標的範囲内のHbレベルを有する患者の割合は、それぞれ、バダデュスタットではベースラインで45.0%であり、52週目で79.2%に増加し、ダルベポエチンアルファHbではベースラインで52.4%であり、52週目で76.6%に増加した。48週目から52週目まで、平均用量は、化合物1では403.67mg/日(95%CI、355.84~451.50)、およびダルベポエチンアルファでは23.15μg/週(95%CI、18.29~28.00)であった(図3D)。
化合物1群において、ESA使用者を、スクリーニング期間中の平均Hbレベル(<11.0g/dl、Hb≧11.0g/dl)によって分析した。Hb≧11.0g/dlの下位群について、治療期間を通してHbレベルは標的範囲内に維持された(図2D)。Hb<11.0g/dlの下位群について、平均Hbはベースラインから増加し、12週目で標的範囲に到達し、その後は標的範囲内のままであった(図2E)。ベースラインおよび52週目で標的範囲内のHbレベルを有する患者の割合は、Hb≧11.0g/dlの下位群でそれぞれ91.9%および80.0%であり、Hb<11.0g/dlの下位群でそれぞれ4.7%および78.3%であった。
図4は、血清フェリチン(ng/mL)、TSAT%、TIBC(μg/dL)、ヘプシジン(ng/mL)、血清鉄(μg/dL)、および任意の経路による鉄の毎月用量(mg)の差を含む、化合物1による療法を受けている集団全体、およびダルベポエチンアルファ(DA)による治療を受けている集団全体の様々な鉄関連パラメータを比較する。
ベースラインと比較して52週LOCFでは、バダデュスタットで血清フェリチンおよびヘピシジンに有意な減少があり、ダルベポエチンアルファで血清フェリチンの差はなく、ヘピシジンに有意な増加はなかった(図4A、4D)。TSATについて、ベースラインと比較して52週LOCFでバダデュスタットに有意差はなかったが、ダルベポエチンアルファで有意な増加があった(図4B)。TIBCについて、バダデュスタットのベースラインと比較して52週LOCFで有意な増加、およびダルベポエチンアルファで有意な減少があった(図4C)。スクリーニング期間中および48~52週目に経口鉄を受けている患者の割合は、化合物1群でそれぞれ23.8%および33.6%であり、ダルベポエチンアルファ群でそれぞれ18.3%および29.0%であった。
図5は、52週までの化合物1およびDA患者の、赤血球指数であるMCH(平均赤血球ヘモグロビン)、MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度)、MCV(平均赤血球体積)、およびRDW(赤血球分布幅)を比較する。化合物1群において、MCV、MCH、およびMCHCは、ベースライン(図5A、5B、5C)と比較して52週LOCFで有意に増加し、RDWに有意差はなかった(図5D)。ダルベポエチンアルファ群において、RDWを除いて、ベースラインから差はなかったが、これはベースラインよりもわずかにだが有意に高かった(図5D)。
安全性評価AEおよび重篤なAEを報告している患者の割合は、治療群間で類似していた。52週目まで、少なくとも1つのAEが、VDT群およびDA群のそれぞれ90.1%および92.2%の患者によって報告された(表4)。AEおよび重篤なAEを報告している患者の割合は、群間で類似していた。重篤なAEのいずれも、治験薬と関連があるとはみなされなかった。VDTで最も一般的に報告されたAEは、鼻咽頭炎、下痢、および便秘であった。下痢はVDT群でより頻繁に報告されたが、AEの大部分は重症度が軽度として報告された。VDT群で死亡は報告されなかった。特に関心のあるAEには、心血管事象、網膜障害、悪性腫瘍、高カリウム血症、肺高血圧症、および心不全が含まれる。
Figure 2023501221000257
Figure 2023501221000258
Figure 2023501221000259
表4に示されるように、有害事象(AE)の発現率は、ダルベポエチンアルファ治療群での92.2%と比較して、バダデュスタット治療群で90.1%であった。バダデュスタットで治療された対象で報告された最も一般的なAEの上位3つは、鼻咽頭炎(24.5%)、下痢(11.9%)、および便秘(9.3%)であった。重篤な有害事象(SAE)の発現率は、ダルベポエチンアルファ治療群での32.0%と比較して、化合物1治療群で27.8%であり、治験薬と関連があるとみなされたSAEはなかった。
化合物1は、補正および変換患者の両方について、標的Hb範囲内のHbを制御するのに有効であると特定され、新たな安全性に関する懸念は特定されなかった。化合物1による治療は耐久性があり、有効性は52週目まで確認された。さらに、化合物1による治療は、TIBC、MCV、およびMCHの有意な増加、ならびにヘプシジンの減少と関連し、鉄代謝の改善を示唆した。
補正群
補正群について、平均Hbは、ベースラインから増加し、8週目で標的範囲に到達し、その後は標的範囲内のままであった(図6A)。補正群について、化合物1は、補正患者において、24週目でベースラインからの平均Hbを10.17から11.85g/dLに改善した。
24週目では、11.0~13.0g/dLの標的Hb範囲内の患者の割合は、それぞれ、化合物1およびダルベポエチンアルファ群の補正患者で、69.7%および72.3%であった(図6B)。図6Dは、研究の52週目までの患者の平均ヘモグロブリンレベルを示す。
図6Cは、研究の24週目までの化合物1(VDT)の平均用量を示す。図6Eは、研究の52週目までの化合物1(VDT)の平均用量を示す。
変換群
変換群について、両群とも、以前のESAからの変換後の平均Hbレベルはほぼ安定していた。平均Hb値は、8週目で標的範囲に到達し、その後は標的範囲内のままであった(図7A、7D)。具体的には、化合物1は、変換患者において、24週目でベースラインから平均Hbを10.68から11.27g/dLに改善した。24週目で、標的Hb範囲を有する変換群の患者の割合は、化合物1群については66.7%であり、DA群については82.7%であった(図7B)。図7Cは、研究の24週目までの化合物1(VDT)の平均用量を示す。図7Dは、研究の52週目までの変換群における平均ヘモグロビン(Hb)レベルを示し、図7Eは、研究の52週目までの化合物1(VDT)の平均用量を示す。
補正群と比較して、変換群は、より高い平均用量の化合物1を有した。平均用量の差もまた、変換群のさらなる下位集団において観察された。例えば、<11g/dLであったヘモグロビン(Hb)レベルを有する患者は、≧11g/dLのであったヘモグロビン(Hb)レベルを有する患者よりも高い平均1日用量の化合物1を受けた(図8Aおよび8B)。
図9は、受けたエリスロポエチン刺激因子製剤(ESA)療法の量が、52週間の期間にわたって化合物1の1日用量にも影響し得ることを示す。例えば、化合物1の平均用量は、<15μgのダルベポエチンアルファの毎週用量を受けた患者と比較して、≧15μgのダルベポエチンアルファの毎週用量を受けた患者の方が高かった。
化合物1は、NDD-CKD患者の補正および変換コホートにおける貧血の治療に有効である。さらに、より高い用量の化合物1は、より低いHbレベルを有し、かつ/またはより高い用量のダルベポエチンアルファ(DA)を以前に受けているNDD-CKD変換患者に特に有益であり得、例えば、そのような患者は、例えば、450または600mgの化合物1のより高い用量から利益を得ることができる。さらに、化合物1を使用する療法は、52週間の研究期間の過程にわたって、効果的(例えば、標的Hbレベルを維持する)かつ耐久性があることが示されている。
議論
これは、NDD-CKD患者において貧血の治療のために皮下注射により投与されたダルベポエチンアルファに対する1日1回、経口バダデュスタットの非劣性を示す、最初の第3相、無作為化比較試験である。化合物1では、患者がESAにより以前に治療されたかどうかに関わらず、平均Hbは11.0~13.0g/dlの所定の標的まで増加し、52週間まで標的範囲内に維持された。全体として、化合物1は、ダルベポエチンアルファと同等に安全であり、52週間の治療期間中に安全性に関する大きな懸念は観察されなかった。
全体として、この研究からの所見は、300mgの用量で開始され、かつHbを標的範囲内に維持するために患者のHbレベルに従って調節された化合物1は、透析前段階にある、CKDを有する患者における貧血を治療するために、効果的かつ安全に使用することができることを示唆している。この研究に組み入れられた患者のベースライン特性は、ダルベポエチンアルファまたはエポエチンベータペゴル1、2による治療を開始したNDD-CKDにおける貧血を有する患者での大規模な市販後研究のものと同様であったため、これらの所見は、臨床診療におけるNDD-CKDを有する患者における貧血の治療に一般化することができる。臨床診療では、透析前段階にある多くの患者は、貧血の治療をまだ開始しておらず、ESAにより治療された患者では、Hbレベルは良好に制御されているが、多くはガイドラインによって推奨される標的を下回っている。3、4、5したがって、申請者は、ESA非使用者およびESA使用者の両方において化合物1の有効性を評価したため、これらの所見は臨床診療とさらに関連性がある。この研究において、化合物1は、ガイドライン貧血治療を開始することを推奨するレベルである、ベースラインで平均Hbが8.0~11.0g/dlであったESA非使用者において、Hbを標的範囲内に維持するのに有効であった。さらに、ESA使用者について、化合物1による治療は、スクリーニングでHb<11.0g/dlを有した患者においてHbレベルを改善し、Hb≧11.0g/dlを有した患者においてHbレベルを維持した。
CKDを有する患者におけるエリスロポエチンの減少に加えて、ある程度までヘプシジンのレベル増加による影響を受ける非効率な鉄の利用は、貧血の発症の寄与因子でもある。HIFの安定化は、ヘプシジン産生を減少させ、十二指腸チトクロームb、およびトランスフェリンを含む、鉄輸送1および吸収に関与する複数の遺伝子の発現を増加させる。さらに、ダルベポエチンアルファではみられなかったこの研究での鉄関連パラメータに有益な変化があった。特に、化合物1で観察されたTIBCの有意な増加、ならびに血清フェリチンおよびヘプシジンの有意な減少は、鉄の取り込みおよび利用が治療中に改善されたことを示唆している。赤血球関連パラメータは、両方の治療群で研究期間中、正常範囲内であったが、MCV、MCH、およびMCHCのベースラインからの有意な増加が化合物1で観察され、これはバダデュスタットによる治療中の鉄利用における改善を反映し得る。両方の治療群で、鉄補給の有意な増加があり、これは、血清フェリチンおよびTSATがそれぞれ≧100ng/mlおよび≧20%で維持されたことを確実にするためのプロトコルの結果であった可能性が最も高い。
この研究におけるAEおよびSAE率は治療群間で同様であり、バダデュスタットまたはダルベポエチンアルファに起因するSAEはなかった。最も頻繁に報告されたAEは胃腸障害であり、ダルベポエチンアルファと比較して、バダデュスタットでの高頻度の患者により報告された下痢があったが、下痢のほとんどの事象の重症度は軽度または中等度であった。高血圧は、ESA治療に関連する既知の有害作用であるが12、この研究では、高血圧の頻度は両方の治療群で低く、重要なことに、ダルベポエチンアルファと比較して、バダデュスタットでの高血圧の頻度の数値的増加はなかった。
この研究で評価された化合物1での特に関心のあるAEは、HIF-PHIの作用機序に関連することが知られているもの、またはHIF-PHIクラスに以前に関連することが知られているものであった。13全体的に、特に関心のあるAEは報告ほとんどされず、治療群間で臨床的に関連する差はなかった。1人の患者が、化合物1に関連する可能性があった網膜出血の症例を報告したが、事象は軽度であり、患者は、いかなる臨床的に関連する血清VEGFの変化も有するようにはみえなかった。高カリウム血症の発現率の増加は、透析中ではない患者および透析を受けている患者における貧血に対する他のHIF-PHIの臨床試験で報告されている。14、15しかしながら、この研究では、化合物1群において1例のみの高カリウム血症の症例があり、これは化合物1と関連するとは考えられなかった。
結論として、この研究は、NDD-CKDを有する患者において、化合物1のダルベポエチンアルファに対する非劣性、および貧血の最大52週間の治療に対する化合物1の有効性の持続性を示す最初の研究である。重要なことに、この研究におけるバダデュスタットの安全性は、白人8、10、11および日本人の患者の両方の以前の報告と一致しており、新たな安全性に関する懸念は特定されなかった。全体として、これらの所見は、透析前段階の患者における貧血の治療のためのバダデュスタットを支持することができる。
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実施例2:血液透析依存性慢性腎臓疾患を有する対象における貧血の維持治療のためのバダデュスタット(化合物1).
この実施例は、約300人の対象における、血液透析依存性慢性腎臓疾患(HD-CKD)を有する対象における貧血の維持治療のための経口化合物1の有効性および安全性を評価する、第3相無作為化二重盲検、実薬対照試験を記載する。現在のESA療法から変換後のDD-CKDを有する対象における貧血の維持治療について、化合物1の有効性および安全性を、ダルベポエチンアルファと比較した。
研究集団は、DD-CKDを有する≧20歳であり、CKDと診断され、週3回、少なくとも12週間、血液透析または血液濾過のいずれかを受け、少なくとも8週間、同じESA療法(エポエチンアルファ、エポエチンベータ、もしくはエポエチンカッパ[≦9000IU/週];DA[≦60μg/週];またはエポエチンベータペゴル[≦250μg/4週間])を受けており、≧9.5~≦12.0g/dLの平均Hb値を有し、≧100ng/mLの血清フェリチンレベルまたは≧20%Hbのトランスフェリン飽和(TSAT)を有した対象から構成された。
対象の選択および中止
対象は、以下の選択基準および除外基準に基づいて研究のために選択される。
選択基準
研究に適格であるとみなされる対象には、以下の者が含まれた。
・少なくとも20歳(20歳を含む)の年齢である;
・慢性腎臓疾患の診断を有する;
・スクリーニング前に≧12週間、少なくとも週3回、血液透析または血液透析濾過を受けている;
・スクリーニング期間の初日の前の少なくとも8週間以内に、同じ投与経路および同じ投与間隔(投与間隔は、ESA製剤の添付文書に記載されるものであるべきである)を用いて、以下に記載される投与量を使用して、同じESA製剤を受けている:
エポエチンアルファおよびエポエチンベータおよびカッパ:毎週≦9,000IU
ダルベポエチンアルファ:毎週≦60μg
エポエチンベータペゴル:4週間毎に≦250μg
・≧9.5~≦12.0g/dLの範囲のスクリーニング時の最新のHb値レベルの平均値を有する。
・スクリーニング期間の最後の2回の検査で、Hbにおいて<1.5g/dLの差を有する;
・スクリーニング期間中、≧100ng/mLの血清フェリチンまたは≧20%のトランスフェリン飽和を有する;ならびに
・スクリーニング期間中、標準最小値を上回る葉酸およびビタミンB12値を有する。
主要な除外基準
研究で選択に不適格であるとみなされる対象には、以下の者が含まれた。
・CKD以外の原因に起因する貧血を有する者;
・活動性出血または失血を有する者;
・赤血球輸血を受けている者;
・制御不能な高血圧を有する者;
・活動性眼底疾患を有するか、または眼底検査を受けることができない者;
・心血管疾患、悪性腫瘍、またはヘモジデリン沈着症と診断されている者;
主要な有効性評価項目
この研究の有効性評価項目を以下の通りに定義した。
主要
治療期間の20週目および24週目の平均Hbレベル。
副次
各治療訪問でのHbレベル;および
標的Hb範囲(≧12.0g/dL超、10.0~12.0g/dL以内、<10.0g/dL未満)内の患者の割合。
安全性評価項目
この研究の安全性評価項目を以下の通りに定義した。
・有害事象(AE);
・薬物有害反応;および
他の有効性評価項目
この研究の他の評価項目を以下の通りに定義した。
・鉄関連パラメータ:血清フェリチン、トランスフェリン飽和(TSAT)、総鉄結合能(TIBC)、ヘプシジン、血清鉄、および任意の投与経路(経口および静脈内)による毎月の鉄の用量;ならびに
・赤血球指数。
統計分析
主要有効性評価項目
非劣性:化合物1は、20週目および24週目の平均Hbの最小二乗(LS)平均における化合物1とダルベポエチンアルファとの間の差の95%信頼区間(CI)下限が、-0.75g/dLの所定の非劣性マージン以上であった場合、ダルベポエチンアルファに対して非非劣性とみなされた。LS平均の差は、患者内の非構造化共分散行列を有する混合モデル反復測定(MMRM)を指す。
対象の治療
対象を、以下のいずれかに1:1に無作為化した。
・300mg/1日1回の初期用量、および150~600mg/1日1回に調節された化合物1;または
・以下の通りの初期用量のダルベポエチンアルファ(IV):
全ての対象の投与情報を図1に示す。
既にダルベポエチンを受けている対象について、研究における初期投与レジメンは、以前の投与レジメンに基づくものであった。
他のESAを受けている対象について、ダルベポエチンの初期用量は、承認されたローカル製品ラベルに基づいていた。
全ての対象について、スクリーニング訪問2(SV2)後、および無作為化訪問前に、追加のESA用量は投与されなかった。
用量調節ガイドライン
投与は、ベースライン訪問で開始され、治験薬(化合物1またはダルベポエチンアルファ)の初回用量は、他のベースライン手順が完了した後に、治験実施施設で投与された。全ての対象について、SV2後、および無作為化訪問前に、追加のESA用量は投与されなかった。研究中、HemoCue(登録商標)ポイントオブケアデバイスを介してヘモグロビンをモニタリングし、治験薬(化合物1またはダルベポエチンアルファ)の用量が調節または中断される必要があるかどうかを決定した。
目的は、研究全体を通して10.0~12.0g/dLのHbレベルを維持することである。
化合物1およびダルベポエチンアルファの用量調節アルゴリズムは以下の通りである(以下を参照されたい)。
療法を調節するとき、Hb上昇率、低下率、および変動性、ならびに対象の臨床状態(すなわち、最近の疾患、体液減少、体液過剰など)を考慮した。
用量調節アルゴリズム:
・用量の増加は、4週間毎に1回よりも頻繁には発生させなかった。用量の減少は、より頻繁に発生させた。頻繁な用量調節は避けた。
・Hbが急速に上昇した場合、用量を低減した。
・Hbが10.0g/dLを下回った場合、用量を増加させた。
・Hbレベルが12.0g/dLを超えた場合、用量を低減した。
ダルベポエチンアルファに無作為化された対象について、初期用量は以下の通りに決定される。
・既にダルベポエチンを受けている対象について、研究における初期投与レジメンは、以前の投与レジメンに基づくものであった。
・他のESAを受けている対象について、ダルベポエチンの初期用量は、承認されたローカル製品ラベルに基づいていた。
投与指示
化合物1
全ての対象は、ベースライン訪問で、300mg/日の初期用量で開始する。化合物1の用量レベルは、150、300、450、および600mgを含む。各対象は、ベースライン訪問で、治験実施施設で治験薬の初回用量を服用した。その後、治験薬は外来で1日1回服用された。対象は、食物の有無にかかわらず化合物1を受けた。用量は、毎日ほぼ同じ時間に服用された。対象に、化合物1の用量の少なくとも2時間前または2時間後に、任意の経口鉄サプリメントを摂取するよう指示した。
ダルベポエチンアルファ
承認されたローカル製品ラベルに従って、ダルベポエチンアルファを投与し、保管し、分注した。
鉄補給
治験責任医師は、≧100ng/mLのフェリチンまたは≧20%のTSATを維持するために、研究中必要に応じて鉄補給を処方した。重要:経口鉄が化合物1の生物学的利用能を低減する可能性があるため、治験薬は経口鉄サプリメント(鉄を含むマルチビタミンを含む)と同時には投与されなかった。対象に、化合物1の用量の少なくとも2時間前または2時間後に、任意の経口鉄サプリメントを摂取するよう指示した。
結果
ベースラインでの患者特性を表5に示す。
Figure 2023501221000260
結果
化合物1は、標的Hb範囲内のHbレベルを維持するのに効果的であることが示され、新たな安全性に関する懸念は特定されなかった。所見は、ESA療法から変換するDD-CKD患者における貧血の治療のための化合物1の使用を支持するものである。
平均Hbレベルの平均は、両群ともベースラインから52週目まで維持された(図10A)。実際に、主要有効性評価項目は、20週目および24週目の平均Hbによって測定された通りであった。(表6)を参照されたい。20週目~24週目でのVDT群およびDA群の両方の95%CIは、10.0~12.0g/dL(それぞれ、化合物1およびダルベポエチンアルファについて、10.61および10.65g/dL)の標的Hb範囲内であった。FASにおいて、95%CIの下限は、-0.75g/dLの所定の非劣性マージンを超えており、VDTのDAに対する非劣性が確認された。すなわち、24週目に主要評価項目が満たされた。平均Hbの差は、-0.05g/dL(95%CI-0.26、0.17g/dL)であり、-0.75g/dLの事前規定の非劣性基準が達成された。
Figure 2023501221000261
表6に示されるように、20週目および24週目での平均Hbレベルは、ダルベポエチンアルファで治療した対象での10.65g/dL(95%CI 10.50、10.80g/dL)と比較して、化合物1で治療した対象では10.61g/dL(95%CI 10.45、10.76g/dL)であった。
ベースラインならびに24週目および52週目での10.0~12.0g/dLの標的範囲内のHbレベルを呈した患者の割合は、それぞれ、化合物1群で81.5%、75.4%、および75.7%であり、DA群で78.9%、75.7%、および86.5%であった(図10D)。≧12および≧13g/dLのHb逸脱を呈した患者の割合は、それぞれ、化合物1群で25.3%および3.7%であり、それぞれ、DA群で29.8%および3.1%であった。いずれの群の患者も、52週間の治療期間中、Hbレベルの急速な上昇(>2g/dL/4週間)を呈さなかった。
図10Aは、化合物1(VDT)またはダルベポエチンアルファ(DA)による療法を受けたHD-CKD患者の52週間にわたる経時的な平均Hbを示す。図10Bは、研究の52週目までのHD-CKD患者の化合物1(VDT)の平均用量を示す。化合物1は、300mg/日で開始され、化合物1の平均1日用量(95%CI)は、20~24週目で375.34(343.45~407.23)mg、および48~52週目で367.65(331.91~403.39)mgであった。図10Cは、研究の52週目までのHD-CKD患者のダルベポエチンアルファ(DA)の平均用量を示す。DAの平均毎週用量(95%CI)は、ベースラインおよび2週目で19.31(17.43~21.19)μg、20~24週目で18.67(15.43~21.91)μg、ならびに48~52週目で24.15(19.12~29.18)μgであった。
図12Aは、化合物1(VDT)により治療されたHD-CKD患者のベースラインHb毎の平均Hbを示す。図12Bは、ダルベポエチンアルファ(DA)により治療されたHD-CKD患者の平均Hbを示す。図12Cは、この療法を受けているHD-CKD患者における化合物1(VDT)の平均用量を示す。図12Dは、52週間の研究にわたるHD-CKD患者の平均Hb値を示す。具体的には、52週目の平均Hbレベルは、ダルベポエチンアルファで治療した対象での10.62g/dL(95%CI 10.48、10.76g/dL)と比較して、バダデュスタット1で治療した対象では10.39g/dL(95%CI 10.24、10.54g/dL)であった(図12D)。
図13Aは、エポエチン、ダルベポエチンアルファ(DA)、またはエポエチンベータペゴル(EBP)による以前の治療に基づく、化合物1(VDT)を受けているHD-CKD患者における平均Hbを示す。図13Bは、エポエチン、ダルベポエチンアルファ(DA)、またはエポエチンベータペゴル(EBP)による以前の治療に基づく、HD-CKD患者の化合物1(VDT)の平均用量を示す。図13Cは、ダルベポエチンアルファ(DA)の変換前用量に基づく、化合物1(VDT)を受けているHD-CKD患者における平均Hbを示す。図13Dは、24週までのダルベポエチンアルファ(DA)の変換前用量に基づく、HD-CKD患者における化合物1(VDT)の平均用量を示す。図13Eは、52週までのダルベポエチンアルファ(DA)の変換前用量に基づく、HD-CKD患者における化合物1(VDT、MT-6548)の平均用量を示す。図19は、エポエチンベータペゴルの変換前用量に基づく、HD-CKD患者における化合物1(MT-6548)の平均用量を示す。図20は、エポエチンの変換前用量に基づく、HD-CKD患者における化合物1(VDT)の平均用量を示す。図21は、エポエチンの変換前用量に基づく、化合物1(VDT)を受けているHD-CKD患者における平均Hbを示す。図22は、エポエチンベータペゴルの変換前用量に基づく、化合物1(VDT)を受けているHD-CKD患者における平均Hbを示す。
図14は、血清フェリチン(ng/mL)、TSAT%、TIBC(μg/dL)、ヘプシジン(ng/mL)、血清鉄(μg/dL)、および任意の経路による鉄の毎月用量(mg)の差を含む、化合物1による療法を受けているHD-CKD集団全体、およびダルベポエチンアルファ(DA)による治療を受けている集団全体の様々な鉄関連パラメータを比較する。両群においてベースラインと比較して、52週目(LOCF)での血清フェリチンおよびTSATに有意差はなかった(図14A、14B)。化合物1群において、平均総鉄結合能(TIBC)は、ベースラインから52週目(LOCF)まで有意に増加されたが、DA群ではほぼ安定したままであった(図14C)。化合物1群において、平均ヘプシジンレベルは、52週目(LOCF)でベースラインから有意に減少したが、DA群では変化しないままであった(図14D)。両群において、スクリーニング期間から48~52週目まで、静脈内鉄の平均毎月用量に有意差は確認されなかった(図14E)。スクリーニング期間中および48~52週目に静脈内鉄を受けている患者の割合は、化合物1群でそれぞれ26.5%および30.9%であり、DA群でそれぞれ30.4%および33.3%であった。スクリーニング期間中および48~52週目に経口鉄を受けている患者の割合は、VDT群でそれぞれ4.3%および3.3%であり、DA群でそれぞれ1.2%および2.2%であった。
図15は、52週までの化合物1およびDA患者の、赤血球指数であるMCH(平均赤血球ヘモグロビン)、MCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度)、MCV(平均赤血球体積)、およびRDW(赤血球分布幅)を比較する。赤血球パラメータの変化を、図15A~Dに示す。平均MCVおよびMCHレベルは、化合物1群のみにおいて、52週目(LOCF)でベースラインから有意に増加したが(図15A、15B)、平均MCHCレベルは、両群において、52週目でベースラインから有意に増加した(図15C)。平均RDWについては、化合物1群の52週目(LOCF)でベースラインから有意に減少したが、それはDA群の52週目で有意に増加した(図15D)。
図16は、患者が以前に受けたエポエチンの毎週用量に基づく、HD-CKD変換下位群における化合物1の平均用量を示す。
図17は、患者が以前に受けたダルベポエチンアルファ(DA)の毎週用量に基づく、HD-CKD変換下位群における化合物1の平均用量を示す。52週間の研究の過程を通して、DA≧15μgの毎週用量を受けた患者は、より高い平均用量の化合物1を受けた(例えば、研究の2週目の後)。
これらのデータは、化合物1が、ESA療法を以前に受けたHD-CKD患者の変換における貧血の治療に効果的であることを示す。さらに、より高い用量の化合物1は、より高い用量のダルベポエチンアルファ(DA)またはエポエチン(例えば、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、またはエポエチンガンマ)を受けているHD-CKD変換患者に特に有益であり得、例えば、そのような患者は、例えば、450または600mgの化合物1の用量から利益を得ることができる。さらに、化合物1を使用する療法は、52週間の研究期間の過程にわたって、効果的(例えば、標的Hbレベルを維持する)かつ耐久性があることが示されている。
安全性評価52週での安全性結果を表7に提供する。52週間までの治療期間中、脳梗塞、心筋梗塞、および肺塞栓症などの血栓塞栓症の有害事象は、化合物1群および対照群(ダルベポエチンアルファ群)の間で同様であり、血栓塞栓症の薬物有害反応は観察されなかった。さらに、特に関心のあるAE(心血管事象、心不全、網膜障害、悪性腫瘍、高カリウム血症、肺高血圧症)を報告した患者の割合において、群間の意味のある不均衡は観察されなかった。
Figure 2023501221000262
表7に示されるように、AEの発現率は、ダルベポエチンアルファ治療群での98.1%と比較して、化合物1治療群で95.1%であった。バダデュスタットで治療された対象で報告された最も一般的なAEの上位3つは、鼻咽頭炎(45.7%)、下痢(15.4%)、およびシャント狭窄(14.2%)であった。重篤なAEの発現率は、ダルベポエチンアルファ治療群での27.3%と比較して、化合物1治療群で25.3%であり、治験薬と関連があるとみなされた重篤なAEはなかった。化合物1治療群で2件の死亡が報告され、ダルベポエチンアルファ治療群で1件の死亡があり、3件全てが化合物1またはダルベポエチンアルファのいずれかと関連していないと評価された。
下位群分析
患者のバックグラウンド(例えば、CKDの病因、併存疾患、貧血の期間、透析の期間、以前のESA療法、およびベースラインC反応性タンパク質レベル)に基づく下位群分析により、52週目でのLSMean Hbレベルが、化合物1の用量調節(150~600mg/日)によって、患者のバックグラウンドにかかわらず、10.0~12.0g/dLの標的範囲内に維持されたことが明らかになった。
Figure 2023501221000263
議論
この52週間の第3相試験は、血液透析中の貧血を有するESA変換患者において、Hbレベルを標的範囲内に維持することにおける化合物1(VDT)の有効性を確認し、これらの患者における貧血の治療に対する経口VDTのDAに対する非劣性を示した。VDT群において、Hbレベルは、ESAから切り替えた後、治療期間の早期に一時的に減少した。これは、初期VDT用量が、ESA変換患者におけるHbレベルのオーバーシュートを回避するように設定されていたこと、および≧4週間の間隔でVDT用量を増加させるためにHbレベルが<10.0g/dLであるべきことを必要とする用量調節アルゴリズムに起因し得る。しかしながら、用量調節アルゴリズムに従ってVDT用量を調節した場合、24週目および52週目では、患者の約80%がベースライン時と同様に標的Hb範囲内に維持され得る。程度は、DAで観察されたものと同様であった。
DA群ではみられなかった、この研究における血液透析を受けている患者におけるTIBCの増加および血清ヘプシジンレベルの減少を含む鉄パラメータに対する化合物1(VDT)の効果は、血液透析を受けている貧血患者におけるVDTの以前の研究で観察されたものと一致していた(1)。
化合物1(VDT)群で最も一般的なAEは、鼻咽頭炎、下痢、およびシャント狭窄であり、これはDA群に観察されたものと同様であった。心血管事象/心不全、網膜障害、悪性腫瘍、高カリウム血症、および血栓塞栓事象を含む特に関心のあるAEもまた、VDTおよびDA群で同様に発生した。網膜出血は、VDT群においてDA群よりも頻繁に報告された(それぞれ、9.9%対6.2%)が、しかしながら、これらの事象は全て軽度であり、治験薬との因果関係は合理的とはみなされなかった。さらに、網膜出血を有する患者では、血中VEGFレベルの有意な変化は観察されなかった。これらの患者の眼底検査では、スクリーニング期間と比較して進行速度の差異は示されなかった。高カリウム血症および動静脈瘻血栓症は、対照(エポエチンアルファ)よりも他のHIF-PHIでより頻繁に発生していたが(2)、しかしながら、HIF-PHIがこれらの事象を引き起こし得る病態生理学的機序は不明であり、本研究ではこれらのより高いリスクは確認されていない。それにもかかわらず、特に関心のあるAEは、HIF-PHIクラス全体でさらに調査される必要がある。
HIF-PHIの有効性に影響し得る患者のバックグラウンドを含む要因は理解されていない。本研究は、表8に示されるように、患者のバックグラウンドにかかわらず、化合物1(VDT)を150~600mg/日の用量で調節することにより、Hbレベルを標的範囲内に維持できたことを示した。
結論として、ESAを以前に受けていた血液透析中の貧血を有する患者における第3相試験では、経口化合物1(VDT)は、20週目および24週目でHbレベルを維持する上でDAに対して非劣性であった。平均Hbレベルは、両群で最大52週間、標的範囲内に維持された。化合物1(VDT)は忍容性良好であり、新たな安全性に関する懸念は特定されなかった。これらの所見は、VDTが、ESA療法から変換している血液透析中の患者における貧血の治療に有用であることを示唆している。
参考文献
1.Nangaku M,Youssef F,deGoma E,et al.:Vadadustat,an oral hypoxia-inducible factor prolyl hydroxylase inhibitor,for the treatment of anemia of chronic kidney disease:Two randomized phase 2 trial in Japanese patients.Nephrol Dial Transplant,2020,in press.
2.Chen N,Hao C,Liu BC,Lin H,Wang C,Xing C,Liang X,Jiang G,Liu Z,Li X,Zuo L,Luo L,Wang J,Zhao MH,Liu Z,Cai GY,Hao L,Leong R,Wang C,Liu C,Neff T,Szczech L,Yu KHP:Roxadustat Treatment for Anemia in Patients Undergoing Long-Term Dialysis.N Engl J Med 381:1011-1022,2019.
実施例3:赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療された血液透析を受けている患者における、評価化合物1(バダデュスタット)に対する第2相臨床試験
この非盲検第2相試験では、エポエチンアルファで以前に維持されていた血液透析を受けている対象94人において化合物1を評価した。対象を、300mgを1日1回(QD)、450mgをQD、または450mgを週3回(TIW)の用量を開始することにより、3つの化合物1用量コホートのうちの1つに逐次的に割り当てた。主要評価項目は、ベースライン前の平均から試験中間期(7週目~8週目)および試験終了期(15週目~16週目)までの平均ヘモグロビン(Hb)変化であり、利用可能なデータ(代入(なし)を使用して分析した。
結果.全体として、それぞれ、300mg QD、450mg QD、および450mg TIWの用量コホートの対象の80%、73%、および68%が研究を完了した。全ての用量コホートについて、ベースライン前の平均からのHbの統計的に有意な平均変化は観察されず(図23)、利用可能なデータを用いて分析した平均Hb濃度は、試験中間期および試験終了期でも安定したままであった。Hb逸脱>13g/dLがあった対象が1人存在した。全体として、対象の83%は、有害事象(AE)を経験し、少なくとも1つのAEを経験した対象の割合は、3つの用量コホート間で同様であった。最も頻繁に報告されたAEは、悪心(11.7%)、下痢(10.6%)、および嘔吐(9.6%)であった。研究中に死亡は発生しなかった。バダデュスタットに起因する重篤なAEはなかった。
結論.化合物は、エポエチンを以前に受けていた血液透析中の対象において、平均Hb濃度を維持した。これらのデータは、血液透析中の対象におけるその長期的な安全性および有効性を評価するためのバダデュスタットのさらなる調査を支持する。
実施例4:透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者における貧血の治療のための化合物1(バダデュスタットまたはVDTまたはVADA)を評価する第3相臨床試験
2つの無作為化第3相、非盲検、治験依頼者盲検、実薬対照非劣性(NI)試験を、新規透析および限定的なESA曝露(補正/変換試験)ならびに既存透析および確立されたESA治療(変換試験)を有する貧血DD-CKD患者において実施した。主要安全性評価項目は、2つの試験にわたってプールされた最初の主要有害心血管事象(MACE)(全死因死亡率、非致死的MI、または非致死的脳卒中)までの時間として事前規定された。主要および主要な副次有効性評価項目は、それぞれ、2つの治療群間で、ベースライン[BL]から24~36週目および40~52週目までのHbの平均変化であった。
新規DD-CKD/補正/変換(補正/変換)試験の研究デザインの概要(図24):
DD-CKDの透析治療を最近開始した対象における、ヘモグロビン(Hb)の補正後または現在のESA療法からの変換後の貧血の維持治療に対するバダデュスタット対ダルベポエチンアルファの有効性および安全性の、第3相、無作為化、非盲検、実薬対照試験.最大8週間(56日間)のスクリーニング期間後、全ての選択基準を満たし、除外基準のいずれにも満たさなかった対象を、バダデュスタットまたはダルベポエチンアルファに1:1で無作為化した。
無作為化は、以下によって階層化された:
・地理的地域(米国〔US〕対欧州連合[EU]対その他の地域[ROW])。
・ニューヨーク心臓協会のうっ血性心不全(CHF)クラス0(CHFなし)またはI対IIもしくはIII。
・治験登録ヘモグロビン(Hb)レベル(<9.5または≧9.5g/dL)。
無作為化後、研究中に4つの期間があった:
・補正/変換期間(0~23週目):治験薬の初期期間。
・維持期間(24~52週目):有効性が評価された治験薬の期間(一次評価期間:24~36週、二次評価期間:40~52週目)。
・長期治療期間(53週目~治療終了[EOT]):長期的な安全性を評価するために治験薬を継続した。
・追跡(EOT+4週間):安全性のための治療後訪問(対面または電話でのいずれか)。
選択基準:対象は以下の基準を満たした:
・≧18歳の年齢。
・スクリーニング前の16週間以内に末期の腎臓疾患に対する慢性維持透析(腹膜または血液透析のいずれか)を開始した。
・スクリーニング中に中央研究所が測定した2つのHb値の平均によって決定される、8.0~11.0g/dL(境界値を含む)の平均スクリーニングヘモグロビン(Hb)。
・スクリーニング時で血清フェリチン≧100ng/mLおよびトランスフェリン飽和(TSAT)≧20%。
・スクリーニング時で葉酸およびビタミンB12の測定値が≧基準値の下限。
・研究の手順および要件を理解し、書面によるインフォームドコンセントおよび保護対象保健情報の開示許可を提供する。
除外基準:以下の基準のうちのいずれかを満たす場合、対象は除外された:
・CKD以外の原因に起因する貧血、または活動性出血もしくは最近の失血を有する対象。
・鎌状赤血球症、骨髄異形成症候群、骨髄線維症、血液悪性腫瘍、骨髄腫、溶血性貧血、サラセミア、または赤芽球癆を有する対象。
・無作為化前の8週間以内の赤血球(RBC)輸血。
・透析をそれ以上必要としなくなるまでの十分な腎臓機能の回復が予測される。
・スクリーニング時またはスクリーニング中に、>2.0×正常上限値(ULN)のアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)/血清グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ(SGOT)、アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)/血清グルタミン酸ピルビントランスアミナーゼ(SGPT)、または総ビリルビン。ジルベール症候群の既往歴を有する対象は除外されない。
・スクリーニング時またはスクリーニング中の制御不能な高血圧(安静時で、確認された透析前の収縮期血圧[BP]>190mmHgまたは拡張期血圧>110mmHgとして定義される)。
・スクリーニング時またはスクリーニング中の重度の心不全(ニューヨーク心臓協会のクラスIV)。
・スクリーニング前の12週間以内もしくはスクリーニング中の急性冠症候群(不安定狭心症、心筋梗塞による入院)、冠動脈、脳血管、もしくは末梢動脈疾患(大動脈または下肢)に対する外科的もしくは経皮的インターベンション、外科的もしくは経皮的弁置換術または修復、持続性心室頻拍、CHFによる入院、または脳卒中。
・治療された皮膚の基底細胞がん、治癒的に切除された皮膚の扁平上皮がん、または上皮内子宮頸がんを除く、スクリーニング前の2年以内またはスクリーニング中の活動性悪性腫瘍の既往歴。
・無作為化前の12週間以内の深部静脈血栓症(DVT)または肺塞栓症(PE)の既往歴。
・ヘモジデリン沈着症またはヘモクロマトーシスの既往歴。
・以前の臓器移植歴もしくは予定された臓器移植(腎臓移植の待機リストにある、または腎臓移植の失敗歴のある対象は除外されない)、または以前の造血幹細胞もしくは骨髄移植歴(膝関節炎の角膜移植および幹細胞療法は除外されない)。
・バダデュスタット、ダルベポエチンアルファ、またはそれらの賦形剤のうちのいずれかに対する過敏症。
・スクリーニング前またはスクリーニング中の、治験薬の使用または30日以内もしくは治験薬の半減期の5倍以内(いずれか長い方)の治験への参加。
・この研究への過去の参加、またはバダデュスタット以外の別の低酸素誘導因子プロリル-ヒドロキシラーゼ阻害剤(HIF-PHI)を用いた研究への過去の参加。
・妊娠中または授乳中の女性。許容される避妊方法を使用することができない、または使用することを望まない、妊娠可能な女性。
・許容される避妊方法を使用することができない、または使用することを望まない、精管結紮術を受けていない男性対象。
・治験責任医師の意見により、対象が研究に参加するのに好適でないと考えられるあらゆる他の理由。
・スクリーニング前の8週間以内またはスクリーニング中に、以下のESAに満たしている対象:
oエポエチン>7700単位/用量を週3回または>23,000単位を毎週;
oダルベポエチンアルファ:>100mcg/週;
oメトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ:>100mcgを隔週または>200mcg/月。
既存DD-CKD/変換(変換)試験の研究デザインの概要(図24):
ESA療法からの変換後の貧血の維持治療に対するバダデュスタット対ダルベポエチンアルファの、第3相、無作為化、非盲検、実薬対照試験。
最大8週間(56日間)のスクリーニング期間後、全ての選択基準を満たし、除外基準のいずれにも満たさなかった対象を、バダデュスタットまたはダルベポエチンアルファに1:1で無作為化した。
無作為化は、以下によって階層化された:
・地理的地域(米国〔US〕対欧州連合[EU]対その他の地域[ROW])
・ニューヨーク心臓協会のうっ血性心不全(CHF)クラス0(CHFなし)またはI対IIもしくはIII。
・研究登録Hb(<10.0対≧10.0g/dL)。
無作為化後、研究中に3つの期間があった:
・変換および維持期間(0~52週目):Hbを維持するための治験薬への変換(0~23週目)、一時有効性評価(24~36週目)、および二次有効性評価(40~52週目)。
・長期治療期間(53週目~治療終了[EOT]):長期的な安全性を評価するために治験薬を継続した。
・フォローアップ(EOT+4週間):安全性のための治療後ビジット(対面または電話)。
選択基準:
・≧18歳の年齢。
・スクリーニング前の少なくとも12週間以内に末期の腎臓疾患に対する慢性維持透析(腹膜または血液透析のいずれか)を受けている。
・スクリーニング前の6週間以内またはスクリーニング中に受けた用量で、現在はESA療法を維持している。
・スクリーニング中に中央研究所が測定した2つのHb値の平均によって決定される、米国で8.0~11.0g/dL(境界値を含む)および米国外で9.0~12.0g/dL(境界値を含む)の平均スクリーニングHb。
・スクリーニング中の血清フェリチン≧100ng/mLおよびトランスフェリン飽和(TSAT)≧20%。
・スクリーニング中の葉酸およびビタミンB12の測定値が≧基準値の下限。
・研究の手順および要件を理解し、書面によるインフォームドコンセントおよび保護対象保健情報の開示許可を提供する。
除外基準:
・CKD以外の原因に起因する貧血、または活動性出血もしくは最近の失血を有する対象。
・鎌状赤血球症、骨髄異形成症候群、骨髄線維症、血液悪性腫瘍、骨髄腫、溶血性貧血、サラセミア、または赤芽球癆の既往歴。
・無作為化前の8週間以内の赤血球(RBC)輸血。
・透析をそれ以上必要としなくなるまでの十分な腎臓機能の回復が予測される。
・スクリーニング中に、>2.0×正常上限値(ULN)のアスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)/血清グルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼ(SGOT)、アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)/血清グルタミン酸ピルビントランスアミナーゼ(SGPT)、または総ビリルビン。ジルベール症候群の既往歴を有する対象は除外されない。
・スクリーニング中の制御不能な高血圧(安静時で、確認された透析前の収縮期血圧[BP]>190mmHgまたは拡張期血圧>110mmHgとして定義される)。
・スクリーニング中の重度の心不全(HF)(ニューヨーク心臓協会のクラスIV)。
・スクリーニング前の12週間以内もしくはスクリーニング中の急性冠症候群(不安定狭心症または心筋梗塞による入院)、冠動脈、脳血管、もしくは末梢動脈疾患(大動脈または下肢)に対する外科的もしくは経皮的インターベンション、外科的もしくは経皮的弁置換術または修復、持続性心室頻拍、HFによる入院、または脳卒中。
・治療された皮膚の基底細胞がん、治癒的に切除された皮膚の扁平上皮がん、または上皮内子宮頸がんを除く、スクリーニング前の2年以内またはスクリーニング中の活動性悪性腫瘍の既往歴。
・無作為化前の12週間以内の深部静脈血栓症(DVT)または肺塞栓症(PE)の既往歴。
・ヘモジデリン沈着症またはヘモクロマトーシスの既往歴。
・以前の臓器移植歴もしくは予定された臓器移植(腎臓移植の待機リストにある、または腎臓移植の失敗歴のある対象は除外されない)、または以前の造血幹細胞もしくは骨髄移植歴(膝関節炎の角膜移植および幹細胞療法は除外されない)。
・バダデュスタット、ダルベポエチンアルファ、またはそれらの賦形剤のうちのいずれかに対する過敏症。
・スクリーニング前に、治験薬の使用または30日以内もしくは治験薬の半減期の5倍以内(いずれか長い方)の治験への参加。
・この研究への過去の参加、またはバダデュスタット以外の別の低酸素誘導因子プロリル-ヒドロキシラーゼ阻害剤(HIF-PHI)を用いた研究への過去の参加。
・妊娠中または授乳中の女性。許容される避妊方法を使用することができない、または使用することを望まない、妊娠可能な女性。
・許容される避妊方法を使用することができない、または使用することを望まない、精管結紮術を受けていない男性対象。
・治験責任医師の意見により、対象が研究に参加するのに好適でないと考えられるあらゆる他の理由。
有効性評価項目
主要有効性評価項目:
・ベースライン(平均治療前Hb)と一次評価期間(24週目~36週目の平均Hb値)との間のHbの平均変化。
主要有効性評価項目分析:主要分析は、無作為化層によって階層化され、ベースラインHbを共変量として使用する、多重代入法を伴う共分散分析(ANCOVA)を使用した。バダデュスタット群と対照群との間の差について、両側95%信頼区間(CI)を計算した。このCIの下限値が≧-0.75g/dLである場合、バダデュスタットの非劣性が確立された。
主要な副次有効性評価項目:
・ベースライン(平均治療前Hb)と二次評価期間(40~52週目)との間のHb値の平均変化。
・一次評価期間(24週目~36週目)中の標的範囲内のHb値を有する対象の割合。
・二次評価期間(40週目~52週目)中の標的範囲内のHb値を有する対象の割合。
他の副次有効性評価項目:
・一次評価期間(24週目~36週目)中の標的範囲内のHb値を有する時間の割合。
・二次評価期間(40週目~52週目)中の標的範囲内のHb値を有する時間の割合。
・ベースラインから>1.0g/dLのHb増加を有する対象の割合。
・ベースラインから>1.0g/dLのHb増加を達成するまでの時間。
・ベースライン前のESA曝露によって階層化された、ベースライン(平均治療前Hb)と一次評価期間(24週目~36週目の平均Hb値)との間のHbの平均変化。
・ベースラインから52週目までの、IV鉄療法を受けている対象の割合。
・IV鉄を受けている対象における、ベースラインから52週目までの投与されたIV元素鉄の平均毎月用量。
・ベースラインから52週目までの、RBC輸血を受けている対象の割合。
・ESAレスキュー。
・ベースラインから52週目までの用量調節。
安全性評価項目:
・全死因死亡率、非致死性心筋梗塞(MI)、または非致死性脳卒中として定義されるMACE。MACEの個々の構成要素:
o全死因死亡率
o非致死的心筋梗塞
o非致死性脳卒中。
・血栓塞栓事象:動脈血栓症、DVT、PE、または血管アクセス血栓症。
・心不全(HF)による入院。
・拡大されたMACEは、全死因死亡率、非致死性心筋梗塞、非致死性脳卒中、HFによる入院、または血栓塞栓事象として定義される。
・致死性/非致死性MI。
・致死性/非致死性脳卒中。
・突然死。
・心血管死。
・非心血管死。
・入院。
・Hb>12.0g/dL、>13.0g/dL、または>14.0g/dL。
・Hb<8.0g/dL。
・Hbは、任意の2週間間隔で>1.0g/dL、または任意の4週間間隔で>2.0g/dL増加する。
・有害事象(AE)および重篤なAE(SAE)。
・バイタルサインの測定値および臨床検査値。
・標的範囲内の安定したHb値を達成するまでの時間。
・鉄過剰のエビデンスのない、標的範囲のHb値を有する対象の割合。
投与レジメン
対象を以下のいずれかに1:1で無作為化した:
・化合物1(バダデュスタット)開始用量:2錠を1日1回(300mg/日)。ダルベポエチンアルファIV/SC開始用量:透析中のCKDを有する成人患者に対して、米国の治験実施施設の場合は現在の添付文書(PI)、および他の全ての治験実施施設(米国以外)の場合は欧州製品概要(SmPC)に基づく。
o既にダルベポエチンアルファを受けている対象について、研究における初期投与レジメンは、以前の投与レジメンに基づくものであった。
全ての対象について、スクリーニング訪問2(SV2)後、および無作為化訪問前に、追加のESA用量は投与されないことが推奨された。
これらの研究における開始用量および提案される投与アルゴリズムは、Hbレベルの急激な増加または過度の上昇を最小化しながら、予測可能かつ制御された様式でHbを増加または維持するように設計された。バダデュスタットを用いた以前に実施された臨床研究からの血漿濃度およびPD測定値に基づいて、集団PK/PDモデルが開発された。このモデルおよび用量提案の投与アルゴリズムを使用して、異なる開始用量の効果および結果として生じるHb応答を評価するためにシミュレーションを実施して、投与の論理的根拠を支持した。シミュレーションの結果は、提案された投与アルゴリズムによる300mgで1日1回の開始用量レジメンが、過剰な上昇を最小化しながら、米国で10.0~11.0g/dL、および米国外で10.0~12.0g/dLのHbレベルに増加させるか、またはそれを維持するように、任意に選択することができたことを示した。
用量調節ガイドライン:投与は、ベースライン訪問で開始され、治験薬(化合物1またはダルベポエチンアルファ)の初回用量は、他のベースライン手順が完了した後に、治験実施施設で投与された。治験責任医師は、ベースライン訪問で評価した対象のHbレベルもしくはHb軌道に基づいて、またはスクリーニング中に与えられた最後のESA用量のタイミングに基づいて、その後の訪問まで治験薬の初期用量を延期することを選択してもよい。
研究中、HemoCue(登録商標)ポイントオブケアデバイスを介してヘモグロビンをモニタリングし、治験薬(バダデュスタットまたはダルベポエチンアルファ)の用量が調節、中断、または維持されるべきであるかどうかを決定した。
1~4年目の治療期間訪問:0週目から12週目まで、用量調節のモニタリングのため、HemoCueを介して2週間毎にHbを測定した。12週目から52週目まで、用量変更に基づいてより頻繁なモニタリングが臨床的に示唆されるかまたは必要とされない限り、HemoCueを介したHbを4週間毎にモニタリングした。53週目から研究終了まで、Hbは、HemoCueを介してモニタリングされ続け、治験薬の用量を調節、中断、または維持すべきかどうかを決定した。有効性および安全性の評価のため、中央研究所を通して全血球計算値(CBC)を用いてヘモグロビンを評価したが、しかしながら、用量調節は、局所的なHemoCue Hb値に基づくべきである。治験責任医師が、対象のHemoCue値について直ちに臨床的懸念を有する場合、治験責任医師は、臨床的判断を用いてHemoCue Hbを繰り返すか、局所臨床検査値を使用するか、または中央研究所の結果を待ってもよい。治療決定の通知に利用される検査方法は、適切なCRFおよび対象の情報源に記録されなければならない。
2~4年目の毎月のHbモニタリング:さらに、52週目の後は、現地の標準治療研究所の一部として採取されたHbは、投与監査のために毎月モニタリングされなければならない。バダデュスタットまたはダルベポエチンアルファの投与アルゴリズムによると、Hb値から用量調節が必要であることが示唆される場合、予定外訪問を行わなければならない。毎月の標準治療研究所が利用できない場合、研究の予定外訪問を行わなければならない。この訪問には、少なくとも、HemoCueを介したHb測定、用量調節評価、および有害事象評価が含まれる。毎月のHbモニタリング方法は、対象にとって不必要な移動または冗長な採血を最小限にするために、52週目の後の研究訪問の間で融通が利く。
目的は、研究全体を通して、米国で10.0~11.0g/dL、および米国以外で10.0~12.0g/dLのHbレベルに増加またはそれを維持することであった。
用量調節は、Hb濃度および用量調節アルゴリズムによって導かれた。ダルベポエチンアルファの用量調節アルゴリズムは、透析中のCKDを有する成人患者について、米国の治験実施施設の場合は添付文書(PI)に従い、他の全ての治験実施施設(非米国)の場合は欧州製品概要(SmPC)に従う。
このプロトコルは、標的Hb範囲内でHbレベルを達成および維持するために、CKDに関連する貧血を有する対象の治療のための指針を提供する。用量調節は、治験責任医師の臨床的裁量に基づくべきであり、プロトコルの指針を組み込み、対象の臨床状態、Hb上昇率、Hb低下率、Hb変動性、およびESA応答性を考慮するべきである。
化合物1の投与:化合物1(バダデュスタット)を、図25Aおよび25B、26Aおよび26Bの用量調節アルゴリズムに従って投与した。全ての対象は、1日2錠(300mg/日)で開始した。バダデュスタットの用量レベルには、150、300、450、および600mg(利用可能な錠剤強度は150mg)が含まれた(図27Aおよび27B)。各対象は、ベースライン訪問で、治験実施施設でバダデュスタットの初回用量を服用した。その後、バダデュスタットを外来で1日1回服用した。バダデュスタットは、食物の有無にかかわらず服用された。完全な用量は、毎日ほぼ同じ時間に服用されるべきである。対象は、任意の経口鉄サプリメント(鉄を含むマルチビタミンを含む)、リン酸塩結合剤を含む鉄、またはバダデュスタットの用量の少なくとも2時間前もしくは2時間後に鉄を含む任意の薬剤を服用するよう指示された。
ダルベポエチンアルファ投与:ダルベポエチンアルファ(DA)を、図25Cおよび25D、26Cおよび26Dの用量調節アルゴリズムに従って投与した。ダルベポエチンアルファのその後の投与は、クリニック/治験実施施設で行われてもよく、または地域の標準治療に従って、および/もしくは透析モダリティ(血液透析または腹膜透析)に基づいて、自宅で自己投与されてもよい。ダルベポエチンアルファの投与は、訪問スケジュールとは無関係であり、投与スケジュールは、現地の標準治療、患者の透析スケジュール、および治験責任医師の裁量により変動し得る。ダルベポエチンアルファは、透析中のCKDを有する成人患者のために、投与アルゴリズム、ならびに米国の治験実施施設の場合は添付文書(PI)、および他の全ての治験実施施設(非米国)の場合は欧州製品概要(SmPC)に従って、投与、保管、および分注された。
鉄補給:鉄補充(IV、経口、または透析内)は、フェリチン≧100ng/mLまたはTSAT≧20%を維持するために、研究中に処方された。治療レジメンの一部として経口鉄補給を既に受けている対象は、現在の治療レジメンを継続した。腹膜透析を受けていた対象について、現地のガイドラインおよび日常的な慣行に従い、経口鉄補給が許可された。経口鉄がバダデュスタットの生物学的利用能を低減する可能性があるため、治験薬は経口鉄サプリメント(鉄を含むマルチビタミンを含む)、リン酸塩結合剤を含む鉄、または鉄を含む任意の薬剤と同時には投与されなかった。対象は、バダデュスタットの用量の少なくとも2時間前または2時間後に、これらの薬剤を服用するよう指示された。
結果:
3923人の患者を、化合物1(VADA)またはダルベポエチンアルファ(DA)に1:1で無作為化した(補正/変換、N=369;変換、N=3554)。ベースラインの人口統計学については、表9を参照されたい。
Figure 2023501221000264
有効性評価項目.
新規DD-CKD試験(補正/変換)。図28Aおよび28Bは、両方の治療群におけるヘモグロビンのベースラインからの変化を示す。24週目から36週目の間、ヘモグロビンのベースラインからの平均(SEM)変化は、それぞれ、バダデュスタット群およびダルベポエチンアルファ群で1.26(0.11)g/dLおよび1.58(0.11)g/dLであり、群間の対応する平均差は-0.31(0.11)g/dL(95%CI、-0.53~-0.10)であった。40週目から52週目の間、ヘモグロビンのベースラインからの平均(SEM)変化は、それぞれ、バダデュスタット群およびダルベポエチンアルファ群で1.42(0.132)および1.50(0.136)g/dLであり、群間の対応する平均差は-0.07(0.13)g/dL(95%CI、-0.34~0.19)であった。
24~36週目および40~52週目の間の地理的特異的標的範囲内の平均ヘモグロビン値を有する患者の割合は、それぞれ、バダデュスタット群およびダルベポエチンアルファ群において、43.6%対56.9%および39.8%対41.0%であった。
24~36週目および40~52週目の間にRBC輸血を必要としている患者の割合は、それぞれ、バダデュスタット群およびダルベポエチンアルファ群において、1.3%対1.8%および2.4%対0.7%であった。
既存DD-CKD試験(変換)図28Bに示されるように、24週目から36週目の間のヘモグロビンのベースラインからの平均(SEM)変化は、それぞれ、バダデュスタット群およびダルベポエチンアルファ群で0.19(0.032)g/dLおよび0.36(0.032)g/dLであり、群間の対応する平均差は-0.17(0.033)g/dL(95%CI、-0.23~-0.10)であった。40週目から52週目の間、ヘモグロビンのベースラインからの平均変化は、それぞれ、バダデュスタット群およびダルベポエチンアルファ群で0.23(0.035)および0.41(0.033)g/dLであり、群間の対応する平均差は-0.18(0.035)g/dL(95%CI、-0.25~-0.12)であった。24~36週目および40~52週目の間の地理的特異的標的範囲内の平均ヘモグロビン値を有する患者の割合は、それぞれ、バダデュスタット群およびダルベポエチンアルファ群において、49.2%対53.2%および44.3%対50.9%であった。
24~36週目および40~52週目の間にRBC輸血を必要としている患者の割合は、それぞれ、バダデュスタット群およびダルベポエチンアルファ群において、2.0%対1.9%および3.7%対3.1%であった。
鉄パラメータ.ヘプシジンおよびフェリチンならびにTSAT値の平均濃度は、新規CC-CKDおよび既存DD-CKD試験における一次および二次評価期間の間、バダデュスタット群およびダルベポエチンアルファ群で同様であった(表10)。
Figure 2023501221000265
議論
腎臓不全および貧血を有する患者の維持療法のためのダルベポエチンアルファと比較して、1日1回の経口バダデュスタットの安全性および有効性を評価することを目的とした、これら2つのグローバル第III相臨床試験は、心血管の安全性および血液学的有効性について、事前規定の、規制当局が承認した、非劣性マージンを満たした。バダデュスタットは、一次評価期間(24~36週目)の間に透析を初めて受けた、または透析が確立した貧血患者の間のヘモグロビン濃度を維持する上で、ダルベポエチンアルファに対して非劣性であった。二次評価期間(40~52週目)全体および研究の全過程の間、同様の有効性が持続した。これらの所見は、事前規定された全ての下位群分析にわたって一貫しており、頑健であった。
ダルベポエチンアルファは、注射可能な高グリコシル化組換えエリスロポエチン分子であり、エリスロポエチン受容体の持続的活性化のために開発されたが1、2、バダデュスタットは、経口活性であり、小分子HIFプロリル-ヒドロキシラーゼ阻害剤は、HIFを安定化し、それによって細胞低酸素状態を模倣するために開発された。DD-CKDを有する患者の貧血は多因子性であるが、腎臓不全の貧血の治療における組換えヒトエリスロポエチンの成功は、罹患した腎臓による内因性エリスロポエチンの産生が不十分に低いこと、および肝臓エリスロポエチン産生の代償性増加の欠如が、主な原因であるという強力な証拠を提供した。CKDにおける内因性エリスロポエチン産生を弱める機序は解決されていないが、HIF経路を標的とすることによって、現在の研究が持続的な脱阻害を示し、これにより、バダデュスタットおよび他のHIFプロリル-ヒドロキシラーゼ阻害剤の以前の第II相試験の結果を拡大する。5~8
既存DD-CKD試験における研究開始後、ダルベポエチンアルファと比較して、バダデュスタットに無作為化された患者において一時的な低下およびヘモグロビン濃度のより急速でない上昇が観察されたが、これは研究デザインの結果として解釈されるものである。バダデュスタットに無作為化された全ての患者は、同じバダデュスタット用量(すなわち、300mg/日)で開始されたが、ダルベポエチンアルファに無作為化された患者は、個々のニーズに以前に調節されていた用量でダルベポエチンアルファを継続したか、または以前に確立された用量に対して許容される変換因子を使用して別のESAから切り替えられた。したがって、24週間を超えるヘモグロビン濃度曲線の仮想オーバーレイは、バダデュスタットの有効性だけでなく、バダデュスタットの用量滴定をオーバーシュートすることなく標的ヘモグロビン範囲を達成する能力も示している。一次および二次有効性評価期間中のバダデュスタットの平均維持用量は、ほとんどの患者における用量要件が、現在の試験で使用された開始用量を上回ることを示唆している。
結論として、バダデュスタットは、DD-CKDおよび貧血を有する患者におけるヘモグロビン濃度の補正/維持において、ダルベポエチンアルファに劣ることはなかった。
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実施例5:非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する対象における貧血の維持治療のためのバダデュスタット(化合物1)
NDD-CKDおよび貧血を有する成人患者において、バダデュスタット(化合物1)対ESAダルベポエチンアルファの安全性および有効性を評価するために、2つのグローバル第3相、無作為化、非盲検、実薬対照、治験依頼者盲検臨床試験が実施された。ESAで治療されていないNDD-CKD試験に組み入れられた患者(N=1761)は、ヘモグロビン<10g/dLを有し、ESAで以前に治療されていなかった。ESAで治療したNDD-CKD試験に組み入れられた患者(N=1750)は、8~11g/dL(米国)または9~12g/dL(非米国)のヘモグロビン範囲を有し、CKDに関連する貧血に対してESAにより積極的に治療された。両方の試験における試験期間は、1)補正/変換(0~23週目)、2)維持(24~52週目)、3)長期治療(53週目から治療終了)、および4)安全性追跡(治療終了から4週間後)を含んだ。主要安全性評価項目は、両方の試験にわたってプールされた全死因死亡率、非致死性心筋梗塞、または非致死性脳卒中として定義される、最初に判定された主要な有害心血管事象までの時間であった。各試験の主要有効性評価項目は、ベースラインから一次評価期間(24~36週目)までのヘモグロビンの平均変化であり、バダデュスタットとダルベポエチンアルファ治療群を比較した。人口統計学的およびベースライン特性は、両方の試験で患者間で類似しており、NDD-CKD集団の大部分で典型的であった。これらの試験は、NDD-CKDに関連する貧血の管理のための経口低酸素誘導因子プロリルヒドロキシラーゼ阻害剤であるバダデュスタットの安全性および有効性の定義に役立った。
方法
経口バダデュスタット対注射可能なダルベポエチンアルファの安全性および有効性を評価するために、2つの無作為化、第3相、非盲検、実薬対照臨床試験を実施した:補正(以前にESAで治療されていない)および変換(以前にESAで治療された)。各々の標的登録数は、ESA未治療NDD-CKD試験およびESA治療NDD-CKD試験に対して、それぞれ、北米、中南米、欧州、およびアジア太平洋の約390および480の施設で募集された約1850人の患者であった。
試験集団.各試験において、NDD-CKDを有する成人(>18歳の年齢)を募集した(推算糸球体濾過量≦60mL/分/1.73m)。ESA未治療NDD-CKD試験に募集された患者は、<10g/dLのスクリーニングヘモグロビンを有し、ESA治療NDD-CKD試験の患者は、8.0~11g/dL(米国)または9.0~12g/dL(非米国)のスクリーニングヘモグロビンを有していた。ヘモグロビン登録基準に加えて、全ての患者は、無作為化するために、スクリーニング時に血清フェリチン≧100ng/mLおよびトランスフェリン飽和≧20%を有することを必要とした。ESA未治療NDD-CKD試験では、標準治療に従ってスクリーニング中にESAの使用が許可されたが、しかしながら、患者は、無作為化から8週間以内に任意のESAを受けた場合には除外された。ESA治療NDD-CKD試験では、患者は、スクリーニング前の6週間以内またはスクリーニング中に受ける少なくとも1回の用量で、ESA療法を積極的に維持した。患者は、貧血が活動性出血もしくは最近の失血を含むCKD以外の状態に起因していた場合、またはそれらが制御不能な高血圧もしくは最近の心血管事象を有していた場合、いずれの試験からも除外された。各試験の包括的選択基準および除外基準を表11に示す。
Figure 2023501221000266
Figure 2023501221000267
合計で、5457人の患者を、ESA未治療NDD-CKD試験のためにスクリーニングし、1761人を無作為化した。大多数(N=1070)は米国であり、残りは欧州または非米国/非欧州であった。合計3422人の患者を、ESA治療NDD-CKD試験のためにスクリーニングし、そのうち1750人を無作為化した。大多数(N=1063)は、欧州または非米国/非欧州の国々からであり、残りは米国からであった。両方の試験でのスクリーニング失敗の最も一般的な理由は、範囲外のヘモグロビン濃度であった。
表12は、ESA未治療およびESA治療のNDD-CKD試験に無作為化された患者のベースライン人口統計学的特性および臨床特性を示す。患者の平均年齢は、ESA未治療NDD-CKD試験では65.0歳、およびESA未治療NDD-CKD試験では66.8歳であった。両方の試験において、患者の大多数は白人(それぞれ、63.8%および71.5%)および女性(それぞれ、56.1%および55.4%)であった。両方の試験集団は、民族的に多様性であり、黒人/アフリカ系アメリカ人(それぞれ、20.6%および13.2%)、アジア人(それぞれ、4.8%および6.7%)、ハワイ先住民または他の太平洋諸島民(それぞれ、0.7%および0.2%)、アメリカインディアンまたはアラスカ先住民(それぞれ、2.6%および3.3%)、ならびに他の人種(それぞれ、6.0%および3.3%)を募集した。
Figure 2023501221000268
Figure 2023501221000269
Figure 2023501221000270
ESA未治療NDD-CKD試験およびESA治療NDD-CKD試験の患者の40%超が、ベースラインで心血管疾患(CVD)の既往歴を有していた(それぞれ、46%および43%)。表13は、CVDの有無別のベースライン特性を示す。予期される通り、CVDの既往歴を有する患者は、高齢であり、より頻繁に男性であり、より頻繁に白人であり、あまり頻繁に非喫煙者ではなく、より頻繁に糖尿病を有していた。臨床検査値を含む他のベースライン特性は、CVDの既往歴に関係なく、両方の試験で患者は同様であった。併用薬に関して、CVDの既往歴を有する両方の試験の患者は、利尿剤、β遮断薬、アルドステロン拮抗薬、HMG-CoA還元酵素阻害剤、および他の脂質修飾剤、アスピリン、ビタミンK拮抗薬、およびインスリンを、より頻繁に処方された。
Figure 2023501221000271
Figure 2023501221000272
Figure 2023501221000273
研究デザインおよび倫理.試験は、人を対象とする医学研究の倫理原則に関するヘルシンキ宣言、医薬品の臨床試験の実施の基準に関する日米EU医薬品規制調和国際会議のガイドライン、ならびに適用可能な現地の規制要件および法律に従って実施されている。
治療プロトコル.8週間のスクリーニング期間があり、全ての選択基準を満たしている患者を、ベースライン訪問で、バダデュスタット(化合物1)またはダルベポエチンアルファに1:1で無作為化し、地理的領域(米国対欧州対その他)、ニューヨーク心臓協会のうっ血性心不全クラス(0/I対II/III)、および登録時のヘモグロビンレベル(ESA未処置NDD-CKD:<9.5対≧9.5g/dL、ESA治療NDD-CKD:<10対≧10g/dL)別に階層化した。
両方の試験で、患者は、治療ならびに安全性および有効性の評価のために4つの連続した期間に入った(図29)。これらには、補正または変換期間(0~23週目)、一次および二次有効性評価期間(それぞれ、24~36週目および40~52週目)、ならびに長期的安全性期間(53週目~治療終了)を包含した維持期間(23~52週目)が含まれる。治療終了後、安全性をさらに評価するために、4週間で治療後訪問(対面またはビデオもしくは音声による遠隔)がなされるであろう。
患者は、両方の試験でプールされた約631のMACEの発生に基づいて試験が完了するまで、治験薬の服用を継続し、登録された患者は全て訪問13を完了した。
治験薬.ベースライン訪問でのバダデュスタット(化合物1)の開始用量は、300mgを1日1回(150mgを2錠)であり、試験で利用可能な用量レベルには、1日当たり150mg、300mg、450mg、および600mgが含まれる。ダルベポエチンアルファの皮下投与は、米国では現在の添付文書、または非米国の全ての治験実施施設の場合は製品概要に基づいていた。投与戦略は、試験全体を通して、米国では10~11g/dLおよび米国外では10~12g/dLのヘモグロビンレベルを増加および維持することを目標とした。バダデュスタットの用量調節は、ヘモグロビン濃度および用量調節アルゴリズムによって導かれた。両方の薬剤の用量調節には、HemoCue(ポイントオブケアデバイス)を介して得られたヘモグロビン濃度が組み込まれたが、安全性および有効性分析については、全血球計算値についてプロトコルに規定された採血後に中央研究所のヘモグロビン値を使用した。試験全体を通して、患者は、血清フェリチン≧100ng/mLまたはトランスフェリン飽和≧20%を維持するために鉄補給を処方され、継続的な経口鉄補給レジメンを継続し得る。赤血球輸血は、治験責任医師の裁量で許可された。6週目から開始して、ベースラインと比較して貧血の症状の悪化(例えば、疲労、筋力低下、息切れ、胸痛、錯乱、またはめまい)を経験したヘモグロビン<9.0g/dLを有する患者に対して、ESA療法が許可された。ESA療法を受けている間、治験薬は一時的に中止された。ヘモグロビン濃度が9.5g/dL以上に増加したとき、ESA療法を停止し、その時点で治験薬を再開した。バダデュスタットの再開は、ヘモグロビン濃度の回復に使用される特定のESAの最終用量の投与のタイミングに基づいて、プロトコルに規定された間隔に従った(エポエチンアルファ:2日、ダルベポエチンアルファ:7日、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ:14日)。
試験評価項目.
安全性および有効性主要評価項目、ならびに主要な副次安全性および有効性評価項目を表14に列挙する。
Figure 2023501221000274
Figure 2023501221000275
データ収集.研究訪問は、ベースラインおよび12週目まで2週間毎、その後は52週目まで4週間毎に発生した。バイタルサインを測定し、全ての研究訪問で全血球計算を行い、鉄指数、血清化学測定値、肝酵素、および推算糸球体濾過量を、他の全ての研究訪問で評価した。脂質パネルをベースラインならびに28週目および52週目に行い、バイオマーカーの決定をベースラインならびに12週目、28週目、および52週目に行った。患者は、2年目以降の間、12週間毎に研究訪問を継続し、プロトコルに規定された訪問でデータを収集した。安全性パラメータ(MACE評価項目の質問票、AE、輸血、およびESAレスキュー評価)、併用薬の使用、および薬剤調剤の記録に関する情報を、全ての研究訪問で収集した。患者は、死亡、同意の取り消し、または追跡不能を理由に試験から離脱してもよいが、しかしながら、活動スケジュールおよび安全性評価は52週目まで継続され、52週目の後は安全性のみの評価のために患者を追跡した。
検出力およびサンプルサイズの計算.最初に判定されたMACEまでの時間である一次安全性分析は、両方の試験にわたって発生する全ての事象に基づいていた。MACE評価項目について、出願人らは、ハザード比(バダデュスタット対ダルベポエチンアルファ)および予想される事象率について、両側95%CIの非劣性を示すために必要とされる事象の数に基づいて、計画されたサンプルサイズを決定した。出願人らは、631の事象は、1.25のマージンで非劣性を確立するために80%の検出力、および1.3のマージンで非劣性を確立するために>90%の検出力を得ることが必要とされると計算し、治療群間で差がないと仮定した。ハザード比がバダデュスタットに有利に0.95である場合、事前規定の、規制当局が合意した、1.25の非劣性マージンを確立するための検出力は、>90%である。
主要有効性分析では、バダデュスタットのヘモグロビンの平均変化はダルベポエチンアルファと同じであったと仮定し、ベースラインからの平均変化の共通の標準偏差(SD)は1.5g/dLとなると仮定した。-0.75g/dLの非劣性マージンを用いて、バダデュスタット群とダルベポエチンアルファ群との間の差の両側95%CIに基づいて、非劣性を確立した。このアプローチを使用して、各試験は、有効性の非劣性評価に>90%の検出力を得るために、治療群当たり約925人の対象を必要とした。バダデュスタット群の平均とダルベポエチンアルファ群の平均との間の差の両側95%CIの下限値がゼロを超える場合、バダデュスタットの優越性が確立されているであろう。
統計分析.両方の試験は、4つの分析集団を有する:無作為化された集団;少なくとも1回の用量の治験薬を受け、かつ少なくとも1回の用量後ヘモグロビン測定を受けた患者から構成される、最大の解析対象集団;少なくとも1回の用量の治験薬を受けた無作為化された全患者から構成される安全性集団;および治験薬を受け、一次有効性期間中に少なくとも1回のヘモグロビン測定を受け、かつ重大なプロトコル逸脱を有さなかった全患者から構成されるプロトコル遵守集団。
主要および副次有効性評価項目の主要分析は、ベースラインヘモグロビンを共変量として使用する、無作為化層によって階層化された多重代入法を伴う共分散分析を使用する。治療群間の差(バダデュスタットからダルベポエチンアルファを減算)について、両側95%CIが計算される。このCIの下限値が-0.75g/dL以上である場合、バダデュスタットの非劣性が確立される。
有効性評価項目の結果
バダデュスタットは、透析中の成人患者において、ダルベポエチンアルファと比較して、ベースラインと主要評価期間(24~36週目の平均Hb)との間のHbの平均変化の、研究の主要有効性評価項目の各々を達成し、-0.75g/dLの非劣性マージンの使用に基づいてダルベポエチンアルファに対する非劣性を示した。補正研究では、Hbの最小二乗平均差は、0.05g/dL(95%CI:-0.04、0.15)であり、-0.75g/dLの事前規定の非劣性基準が達成された。24週目から36週目の平均(SD)Hbレベルは、ダルベポエチンアルファで治療した患者の10.35(1.03)g/dLと比較して、バダデュスタットで治療した患者で10.39(0.99)g/dLであった。さらに、バダデュスタットは、ダルベポエチンアルファと比較して、40~52週目に標的Hb有効性応答を維持し、非劣性を達成した。Hbの最小二乗平均差は、0.04g/dL(95%CI:-0.06、0.14)であった。40週目から52週目の平均(SD)Hbレベルは、ダルベポエチンアルファで治療した患者の10.45(1.01)g/dLと比較して、バダデュスタットで治療した患者で10.48(1.05)g/dLであった。変換研究では、Hbの最小二乗平均差は、-0.01g/dL(95%CI:-0.09、0.07)であり、-0.75g/dLの事前規定の非劣性基準が達成された。24週目から36週目の平均(SD)Hbレベルは、ダルベポエチンアルファで治療した患者の10.77(0.99)g/dLと比較して、バダデュスタットで治療した患者で10.77(0.98)g/dLであった。バダデュスタットは、Hbの最小二乗平均差が0.00g/dL(95%CI:-0.10、0.09)で、ダルベポエチンに対する非劣性を示す、変換試験でも有効性が持続した。40週目から52週目の平均(SD)Hbレベルは、ダルベポエチンアルファで治療した患者の10.79(1.05)g/dLと比較して、バダデュスタットで治療した患者で10.80(1.04)g/dLであった。
ある特定の例示的な実施形態
さらに、本発明の例示的な実施形態は、以下の番号付きの段落1~321にさらに記載される。
1.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000276
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
2.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000277
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
3.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000278
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
4.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000279
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
5.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000280
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
6.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000281
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
7.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000282
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
8.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000283
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
9.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000284
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
10.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000285
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
11.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000286
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
12.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000287
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
13.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000288
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
14.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000289
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
15.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000290
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
16.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000291
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
17.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000292
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
18.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000293
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
19.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000294
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
20.患者が、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落11~19のいずれか1つの方法。
21.患者が、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落11~19のいずれか1つの方法。
22.患者が、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落11~19のいずれか1つの方法。
23.患者が、毎週≧約15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落11~19のいずれか1つの方法。
24.患者が、毎週<約15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落11~19のいずれか1つの方法。
25.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000295
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
26.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000296
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
27.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000297
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
28.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000298
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
29.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000299
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
30.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000300
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
31.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000301
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
32.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000302
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
33.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000303
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
34.患者が、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファであったエポエチンを受けた、段落25~33のいずれか1つの方法。
35.患者が、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンを受けた、段落25~33のいずれか1つの方法。
36.患者が、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンを受けた、段落25~33のいずれか1つの方法。
37.患者が、毎週≧約4500IUの量で、エポエチンを受けた、段落25~33のいずれか1つの方法。
38.患者が、毎週<約4500IUの量で、エポエチンを受けた、段落25~33のいずれか1つの方法。
39.患者が、約150mgである化合物1の用量を受ける、段落1~38のいずれか1つの方法。
40.患者が、約300mgである化合物1の用量を受ける、段落1~38のいずれか1つの方法。
41.患者が、約450mgである化合物1の用量を受ける、段落1~38のいずれか1つの方法。
42.患者が、約600mgである化合物1の用量を受ける、段落1~38のいずれか1つの方法。
43.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000304
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
44.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000305
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
45.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000306
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
46.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000307
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
47.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000308
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
48.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000309
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
49.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000310
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
50.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000311
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
51.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000312
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
52.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000313
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
53.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000314
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
54.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000315
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
55.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000316
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
56.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000317
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
57.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000318
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
58.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000319
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
59.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000320
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
60.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000321
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
61.化合物1の用量が、約150mgである、段落43~60のいずれか1つの方法。
62.化合物1の用量が、約300mgである、段落43~60のいずれか1つの方法。
63.化合物1の用量が、約450mgである、段落43~60のいずれか1つの方法。
64.化合物1の用量が、約600mgである、段落43~60のいずれか1つの方法。
65.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000322
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および/または患者の透析状態に基づいて選択される、方法。
66.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000323
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESAおよび/または患者が以前に受けたESAの投与量に基づいて選択される、方法。
67.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000324
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期投与量が、患者のヘモグロビン(Hgb)レベルに基づいて選択される、方法。
68.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000325
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期投与量が、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hgb)レベルに基づいて選択される、方法。
69.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000326
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者の透析状態に基づいて選択される、方法。
70.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000327
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて選択される、方法。
71.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000328
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて選択される、方法。
72.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000329
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および患者のヘモグロビン(Hgb)レベルに基づいて選択される、方法。
73.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000330
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hgb)レベルに基づいて選択される、方法。
74.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000331
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および患者の透析状態に基づいて選択される、方法。
75.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000332
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて選択される、方法。
76.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000333
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて選択される、方法。
77.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000334
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および患者の透析状態に基づいて選択される、方法。
78.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000335
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および患者の透析状態に基づいて選択される、方法。
79.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000336
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて選択される、方法。
80.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000337
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて選択される、方法。
81.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000338
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて選択される、方法。
82.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000339
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて選択される、方法。
83.赤血球造血刺激因子製剤(ESA)が、ダルベポエチンアルファである、段落65~82のいずれか1つの方法。
84.患者が、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落83の方法。
85.患者が、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落83の方法。
86.患者が、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落83の方法。
87.患者が、≧約15μgであるダルベポエチンアルファの毎週用量を受けた、段落83の方法。
88.患者が、<約15μgであるダルベポエチンアルファの毎週用量を受けた、段落83の方法。
89.赤血球造血刺激因子製剤(ESA)が、エポエチンである、段落65~82のいずれか1つの方法。
90.エポエチンが、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの任意の組み合わせである、段落89の方法。
91.患者が、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファであったエポエチンを受けた、段落89の方法。
92.患者が、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンを受けた、段落89の方法。
93.患者が、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンを受けた、段落89の方法。
94.エポエチンの毎週用量が、≧約4500IUである、段落89または90の方法。
95.エポエチンの毎週用量が、<約4500IUである、段落89または90の方法。
96.初期用量が、約150~600mgの化合物1である、段落65~95のいずれか1つの方法。
97.初期用量が、約150mgの化合物1である、段落96の方法。
98.初期用量が、約300mgの化合物1である、段落96の方法。
99.初期用量が、約450mgの化合物1である、段落96の方法。
100.初期用量が、約600mgの化合物1である、段落96の方法。
101.化合物1の用量を毎日投与することを含む、段落65~100のいずれか1つの方法。
102.約週1回、化合物1の用量を投与することを含む、段落65~100のいずれか1つの方法。
103.化合物1の用量を週3回投与することを含む、段落65~100のいずれか1つの方法。
104.化合物1の用量が、約150mgである、段落101~103のいずれか1つの方法。
105.化合物1の用量が、約300mgである、段落101~103のいずれか1つの方法。
106.化合物1の用量が、約450mgである、段落101~103のいずれか1つの方法。
107.化合物1の用量が、約600mgである、段落101~103のいずれか1つの方法。
108.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000340
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けた前記ESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および/または患者の透析状態に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
109.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000341
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESAおよび/または患者が以前に受けたESAの投与量に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
110.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000342
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者のヘモグロビン(Hgb)レベルに基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に、化合物1の用量の増加を受ける、方法。
111.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000343
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hgb)レベルに基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に、化合物1の用量の増加を受ける、方法。
112.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000344
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者の透析状態に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に、化合物1の用量の増加を受ける、方法。
113.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000345
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に、化合物1の用量の増加を受ける、方法。
114.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000346
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に、化合物1の用量の増加を受ける、方法。
115.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000347
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および患者のヘモグロビン(Hgb)レベルに基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
116.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000348
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および<約11g/dL患者のヘモグロビン(Hgb)レベルに基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
117.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000349
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および患者の透析状態に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
118.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000350
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
119.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000351
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
120.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000352
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および患者の透析状態に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
121.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000353
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および患者の透析状態に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
122.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000354
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
123.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000355
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
124.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000356
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
125.貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000357
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
126.赤血球造血刺激因子製剤(ESA)が、ダルベポエチンアルファである、段落108~125のいずれか1つの方法。
127.患者が、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落126の方法。
128.患者が、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落126の方法。
129.患者が、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落126の方法。
130.患者が、≧約15μgであるダルベポエチンアルファの毎週用量を受けた、段落126の方法。
131.患者が、<約15μgであるダルベポエチンアルファの毎週用量を受けた、段落126の方法。
132.赤血球造血刺激因子製剤(ESA)が、エポエチンである、段落108~125のいずれか1つの方法。
133.エポエチンが、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの任意の組み合わせである、段落132の方法。
134.患者が、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファであったエポエチンを受けた、段落132の方法。
135.患者が、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンを受けた、段落132の方法。
136.患者が、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンを受けた、段落132の方法。
137.エポエチンの毎週用量が、≧約4500IUである、段落132または134の方法。
138.エポエチンの毎週用量が、<約4500IUである、段落132または134の方法。
139.初期用量が、約150mgの化合物1である、段落108~138のいずれか1つの方法。
140.初期用量が、約300mgの化合物1である、段落108~138のいずれか1つの方法。
141.用量の増加が、約450mgの化合物1の用量をもたらす、段落108~140のいずれか1つの方法。
142.用量の増加が、約600mgの化合物1の用量をもたらす、段落108~140のいずれか1つの方法。
143.化合物1の用量を毎日投与することを含む、段落108~142のいずれか1つの方法。
144.約週1回、化合物1の用量を投与することを含む、段落108~142のいずれか1つの方法。
145.化合物1の用量を週3回投与することを含む、段落108~142のいずれか1つの方法。
146.患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、段落65~145のいずれか1つの方法。
147.患者が、少なくとも約44、48、または52週間化合物1を受ける、段落65~146のいずれか1つの方法。
148.当該患者が、化合物1による治療開始または化合物1による治療開始前の初期スクリーニング期間から約8週間以内に、ESA療法を受けた、段落1~147のいずれか1つの方法。
149.初期スクリーニング期間が、約4週間以下である、段落148の方法。
150.当該患者が、成人である、段落1~149のいずれか1つの方法。
151.当該慢性腎臓疾患が、ステージ3、4、または5である、段落1~150のいずれか1つの方法。
152.患者のヘモグロビンレベルを週1回試験することをさらに含む、段落1~151のいずれか1つの方法。
153.患者のヘモグロビンレベルを2週間毎に1回試験することをさらに含む、段落1~151のいずれか1つの方法。
154.患者のヘモグロビンレベルを月1回試験することをさらに含む、段落1~151のいずれか1つの方法。
155.患者のヘモグロビンレベルが、約10.0g/dL~約13.0g/dLの範囲で維持される、段落1~154のいずれか1つの方法。
156.患者のヘモグロビンレベルが、約10.0g/dL~約12.0g/dLの範囲で維持され、患者が、透析依存性慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する、段落155の方法。
157.患者のヘモグロビンレベルが、約11.0g/dL~約13.0g/dLの範囲で維持され、患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する、段落155の方法。
158.患者のヘモグロビンレベルが10.0g/dL未満または13.0g/dL超である場合に、化合物の用量を調節することをさらに含む、段落152~157のいずれか1つの方法。
159.化合物の用量を調節することが、患者のヘモグロビンレベルが13.0g/dL超である場合に、約150mgだけ用量を低減すること、または患者のヘモグロビンレベルが11.0g/dL未満である場合に、約150mgだけ用量を増量させることを含み、患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する、段落158の方法。
160.化合物の用量を調節することが、患者のヘモグロビンレベルが12.0g/dL超である場合に、約150mgだけ用量を低減すること、または患者のヘモグロビンレベルが10.0g/dL未満である場合に、約150mgだけ用量を増量させることを含み、患者が、透析依存性慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する、段落158の方法。
161.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000358
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
162.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000359
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
163.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000360
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
164.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000361
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
165.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000362
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
166.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000363
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
167.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000364
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
168.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000365
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
169.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000366
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
170.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000367
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
171.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000368
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
172.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000369
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
173.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000370
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
174.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000371
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
175.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000372
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
176.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000373
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
177.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000374
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
178.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000375
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
179.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000376
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
180.患者が、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落171~179のいずれか1つの方法。
181.患者が、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落171~179のいずれか1つの方法。
182.患者が、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落171~179のいずれか1つの方法。
183.患者が、毎週≧約15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落171~179のいずれか1つの方法。
184.患者が、毎週<約15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落171~179のいずれか1つの方法。
185.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000377
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
186.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000378
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
187.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000379
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
188.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000380
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
189.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000381
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
190.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000382
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
191.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000383
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
192.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000384
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
193.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000385
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約52週間化合物1を受ける、方法。
194.患者が、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファであったエポエチンを受けた、段落185~193のいずれか1つの方法。
195.患者が、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンを受けた、段落185~193のいずれか1つの方法。
196.患者が、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンを受けた、段落185~193のいずれか1つの方法。
197.患者が、毎週≧約4500IUの量で、エポエチンを受けた、段落185~193のいずれか1つの方法。
198.患者が、毎週<約4500IUの量で、エポエチンを受けた、段落185~193のいずれか1つの方法。
199.患者が、約150mgである化合物1の用量を受ける、段落161~198のいずれか1つの方法。
200.患者が、約300mgである化合物1の用量を受ける、段落161~198のいずれか1つの方法。
201.患者が、約450mgである化合物1の用量を受ける、段落161~198のいずれか1つの方法。
202.患者が、約600mgである化合物1の用量を受ける、段落161~198のいずれか1つの方法。
203.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000386
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
204.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000387
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
205.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000388
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
206.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000389
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
207.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000390
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
208.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000391
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
209.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000392
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
210.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000393
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者は、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
211.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000394
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有し、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
212.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000395
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
213.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000396
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
214.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000397
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
215.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000398
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
216.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000399
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、約150~600mgである化合物1の1日用量を受け、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
217.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000400
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
218.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000401
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、約週1回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
219.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000402
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、ダルベポエチンアルファ(DA)である赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
220.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000403
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有し、
患者が、約週3回、約150~600mgである化合物1の用量を受け、
患者が、エポエチンである赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、方法。
221.化合物1の用量が、約150mgである、段落203~220のいずれか1つの方法。
222.化合物1の用量が、約300mgである、段落203~220のいずれか1つの方法。
223.化合物1の用量が、約450mgである、段落203~220のいずれか1つの方法。
224.化合物1の用量が、約600mgである、段落203~220のいずれか1つの方法。
225.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000404
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および/または患者の透析状態に基づいて選択される、方法。
226.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000405
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESAおよび/または患者が以前に受けたESAの投与量に基づいて選択される、方法。
227.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000406
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期投与量が、患者のヘモグロビン(Hgb)レベルに基づいて選択される、方法。
228.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000407
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期投与量が、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hgb)レベルに基づいて選択される、方法。
229.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000408
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者の透析状態に基づいて選択される、方法。
230.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000409
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて選択される、方法。
231.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000410
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて選択される、方法。
232.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000411
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および患者のヘモグロビン(Hgb)レベルに基づいて選択される、方法。
233.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000412
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hgb)レベルに基づいて選択される、方法。
234.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000413
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および患者の透析状態に基づいて選択される、方法。
235.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000414
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて選択される、方法。
236.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000415
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて選択される、方法。
237.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000416
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および患者の透析状態に基づいて選択される、方法。
238.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000417
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および患者の透析状態に基づいて選択される、方法。
239.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000418
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて選択される、方法。
240.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000419
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて選択される、方法。
241.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000420
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて選択される、方法。
242.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000421
またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
化合物1の初期用量が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて選択される、方法。
243.赤血球造血刺激因子製剤(ESA)が、ダルベポエチンアルファである、段落203~242のいずれか1つの方法。
244.患者が、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落243の方法。
245.患者が、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落243の方法。
246.患者が、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落243の方法。
247.患者が、≧約15μgであるダルベポエチンアルファの毎週用量を受けた、段落243の方法。
248.患者が、<約15μgであるダルベポエチンアルファの毎週用量を受けた、段落243の方法。
249.赤血球造血刺激因子製剤(ESA)が、エポエチンである、段落203~242のいずれか1つの方法。
250.エポエチンが、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの任意の組み合わせである、段落249の方法。
251.患者が、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファであったエポエチンを受けた、段落249の方法。
252.患者が、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンを受けた、段落249の方法。
253.患者が、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンを受けた、段落249の方法。
254.エポエチンの毎週用量が、≧約4500IUである、段落249または252の方法。
255.エポエチンの毎週用量が、<約4500IUである、段落249または252の方法。
256.初期用量が、約150~600mgの化合物1である、段落203~255のいずれか1つの方法。
257.初期用量が、約150mgの化合物1である、段落256の方法。
258.初期用量が、約300mgの化合物1である、段落256の方法。
259.初期用量が、約450mgの化合物1である、段落256の方法。
260.初期用量が、約600mgの化合物1である、段落256の方法。
261.化合物1の用量を毎日投与することを含む、段落203~260のいずれか1つの方法。
262.約週1回、化合物1の用量を投与することを含む、段落203~260のいずれか1つの方法。
263.化合物1の用量を週3回投与することを含む、段落203~260のいずれか1つの方法。
264.化合物1の用量が、約150mgである、段落261~263のいずれか1つの方法。
265.化合物1の用量が、約300mgである、段落261~263のいずれか1つの方法。
266.化合物1の用量が、約450mgである、段落261~263のいずれか1つの方法。
267.化合物1の用量が、約600mgである、段落261~263のいずれか1つの方法。
268.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000422
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けた前記ESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および/または患者の透析状態に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
269.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000423
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESAおよび/または患者が以前に受けたESAの投与量に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
270.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000424
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者のヘモグロビン(Hgb)レベルに基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に、化合物1の用量の増加を受ける、方法。
271.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000425
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hgb)レベルに基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に、化合物1の用量の増加を受ける、方法。
272.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000426
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者の透析状態に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に、化合物1の用量の増加を受ける、方法。
273.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000427
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に、化合物1の用量の増加を受ける、方法。
274.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000428
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に、化合物1の用量の増加を受ける、方法。
275.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000429
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および患者のヘモグロビン(Hgb)レベルに基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
276.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000430
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および<約11g/dL患者のヘモグロビン(Hgb)レベルに基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
277.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000431
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および患者の透析状態に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
278.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000432
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
279.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000433
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
280.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000434
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および患者の透析状態に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
281.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000435
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および患者の透析状態に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
282.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000436
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
283.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000437
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hb)レベル、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
284.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000438
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、<約11g/dLの患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
285.患者のヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
Figure 2023501221000439
またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
患者が、患者が以前に受けたESA、患者が以前に受けたESAの投与量、患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する患者に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の用量の増加を受ける、方法。
286.赤血球造血刺激因子製剤(ESA)が、ダルベポエチンアルファである、段落268~285のいずれか1つの方法。
287.患者が、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落286の方法。
288.患者が、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落286の方法。
289.患者が、週1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)を受けた、段落286の方法。
290.患者が、≧約15μgであるダルベポエチンアルファの毎週用量を受けた、段落286の方法。
291.患者が、<約15μgであるダルベポエチンアルファの毎週用量を受けた、段落286の方法。
292.赤血球造血刺激因子製剤(ESA)が、エポエチンである、段落268~285のいずれか1つの方法。
293.エポエチンが、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、またはエポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの任意の組み合わせである、段落292の方法。
294.エポエチンが、エポエチンアルファである、段落293の方法。
295.患者が、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファであったエポエチンを受けた、段落292または293の方法。
296.患者が、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンを受けた、段落292または293の方法。
297.患者が、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータであったエポエチンを受けた、段落292または293の方法。
298.エポエチンの毎週用量が、≧約4500IUである、段落292~294のいずれか1つの方法。
299.エポエチンの毎週用量が、<約4500IUである、段落292~294のいずれか1つの方法。
300.初期用量が、約150mgの化合物1である、段落268~299のいずれか1つの方法。
301.初期用量が、約300mgの化合物1である、段落268~299のいずれか1つの方法。
302.用量の増加が、約450mgの化合物1の用量をもたらす、段落268~301のいずれか1つの方法。
303.用量の増加が、約600mgの化合物1の用量をもたらす、段落268~301のいずれか1つの方法。
304.化合物1の用量を毎日投与することを含む、段落268~303のいずれか1つの方法。
305.約週1回、化合物1の用量を投与することを含む、段落268~303のいずれか1つの方法。
306.化合物1の用量を週3回投与することを含む、段落268~303のいずれか1つの方法。
307.患者が、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間化合物1を受ける、段落203~306のいずれか1つの方法。
308.患者が、少なくとも約44、48、または52週間化合物1を受ける、段落203~306のいずれか1つの方法。
309.当該患者が、化合物1による治療開始または化合物1による治療開始前の初期スクリーニング期間から約8週間以内に、ESA療法を受けた、段落161~308のいずれか1つの方法。
310.初期スクリーニング期間が、約4週間以下である、段落309の方法。
311.当該患者が、成人である、段落161~310のいずれか1つの方法。
312.当該慢性腎臓疾患が、ステージ3、4、または5である、段落161~311のいずれか1つの方法。
313.患者のヘモグロビンレベルを週1回試験することをさらに含む、段落161~312のいずれか1つの方法。
314.患者のヘモグロビンレベルを2週間毎に1回試験することをさらに含む、段落161~312のいずれか1つの方法。
315.患者のヘモグロビンレベルを月1回試験することをさらに含む、段落161~312のいずれか1つの方法。
316.患者のヘモグロビンレベルが、約10.0g/dL~約13.0g/dLの範囲で維持される、段落161~315のいずれか1つの方法。
317.患者のヘモグロビンレベルが、約10.0g/dL~約12.0g/dLの範囲で維持され、患者が、透析依存性慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する、段落316の方法。
318.患者のヘモグロビンレベルが、約11.0g/dL~約13.0g/dLの範囲で維持され、患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する、段落316の方法。
319.患者のヘモグロビンレベルが10.0g/dL未満または13.0g/dL超である場合に、化合物の用量を調節することをさらに含む、段落313~318のいずれか1つの方法。
320.化合物の用量を調節することが、患者のヘモグロビンレベルが13.0g/dL超である場合に、約150mgだけ用量を低減すること、または患者のヘモグロビンレベルが11.0g/dL未満である場合に、約150mgだけ用量を増量させることを含み、患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する、段落319の方法。
321.化合物の用量を調節することが、患者のヘモグロビンレベルが12.0g/dL超である場合に、約150mgだけ用量を低減すること、または患者のヘモグロビンレベルが10.0g/dL未満である場合に、約150mgだけ用量を増量させることを含み、患者が、透析依存性慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する、段落319の方法。

Claims (187)

  1. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000440
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間経口投与することを含む、方法。
  2. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000441
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間前記患者に経口投与することを含み、前記ヘモグロビンレベルが、前記患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される、方法。
  3. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000442
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間前記患者に経口投与することを含み、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される、方法。
  4. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000443
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間経口投与することを含む、方法。
  5. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000444
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間前記患者に経口投与することを含み、前記ヘモグロビンレベルが、前記患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される、方法。
  6. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000445
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間前記患者に経口投与することを含み、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される、方法。
  7. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000446
    またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することと、前記患者のヘモグロビン(Hb)レベルを取得することと、前記患者のヘモグロビン(Hb)レベルが<11.0g/dLまたは>11.5g/dLである場合に、約150mgの化合物1だけ前記用量を調節することと、を含む、方法。
  8. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000447
    またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することと、前記患者のヘモグロビン(Hb)レベルを取得することと、前記患者のヘモグロビン(Hb)レベルが2週間の期間で>1.0g/dLまたは4週間の期間で>2.0g/dL増加する場合に、約150mgの化合物1だけ前記用量を減少させることと、を含む、方法。
  9. 化合物1の前記用量が、少なくとも約24週間前記患者に投与される、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  10. 化合物1の前記用量が、少なくとも約28週間前記患者に投与される、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  11. 化合物1の前記用量が、少なくとも約32週間前記患者に投与される、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  12. 化合物1の前記用量が、少なくとも約36週間前記患者に投与される、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  13. 化合物1の前記用量が、少なくとも約40週間前記患者に投与される、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  14. 化合物1の前記用量が、少なくとも約44週間前記患者に投与される、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  15. 化合物1の前記用量が、少なくとも約48週間前記患者に投与される、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  16. 化合物1の前記用量が、少なくとも約52週間前記患者に投与される、請求項1~3のいずれか一項に記載の方法。
  17. 化合物1の前記用量が、少なくとも約53週間前記患者に投与される、請求項4~6のいずれか一項に記載の方法。
  18. 化合物1の前記用量が、少なくとも約64週間前記患者に投与される、請求項4~6のいずれか一項に記載の方法。
  19. 化合物1の前記用量が、少なくとも約76週間前記患者に投与される、請求項4~6のいずれか一項に記載の方法。
  20. 化合物1の前記用量が、少なくとも約88週間前記患者に投与される、請求項4~6のいずれか一項に記載の方法。
  21. 化合物1の前記用量が、少なくとも約104週間前記患者に投与される、請求項4~6のいずれか一項に記載の方法。
  22. 化合物1の前記用量が、少なくとも約116週間前記患者に投与される、請求項4~6のいずれか一項に記載の方法。
  23. 化合物1の前記用量が、少なくとも約128週間前記患者に投与される、請求項4~6のいずれか一項に記載の方法。
  24. 化合物1の前記用量が、少なくとも約140週間前記患者に投与される、請求項4~6のいずれか一項に記載の方法。
  25. 化合物1の前記用量が、少なくとも約156週間前記患者に投与される、請求項4~6のいずれか一項に記載の方法。
  26. 化合物1の前記用量が、少なくとも約168週間前記患者に投与される、請求項4~6のいずれか一項に記載の方法。
  27. 化合物1の前記用量が、少なくとも約180週間前記患者に投与される、請求項4~6のいずれか一項に記載の方法。
  28. 化合物1の前記用量が、少なくとも約192週間前記患者に投与される、請求項4~6のいずれか一項に記載の方法。
  29. 化合物1の前記用量が、少なくとも約208週間前記患者に投与される、請求項4~6のいずれか一項に記載の方法。
  30. 化合物1の前記用量が、少なくとも約260週間前記患者に投与される、請求項4~6のいずれか一項に記載の方法。
  31. 前記患者が、非透析依存性慢性腎臓疾患(NDD-CKD)を有する、請求項1~30のいずれか一項に記載の方法。
  32. 前記患者が、透析依存性慢性腎臓疾患(DD-CKD)を有する、請求項1~30のいずれか一項に記載の方法。
  33. 前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている、請求項1~32のいずれか一項に記載の方法。
  34. 前記患者が、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約8週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている、請求項33に記載の方法。
  35. 前記患者が、化合物1の用量を投与する前のスクリーニング期間の前またはその間、約6週間以内に赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている、請求項33に記載の方法。
  36. 前記スクリーニング期間が、最大約8週間である、請求項34または35に記載の方法。
  37. 前記スクリーニング期間が、最大約6週間である、請求項34または35に記載の方法。
  38. 前記スクリーニング期間が、最大約4週間である、請求項34または35に記載の方法。
  39. 前記赤血球造血刺激剤が、エポエチン、ダルベポエチンアルファ(DA)、またはメトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)である、請求項33~38のいずれか一項に記載の方法。
  40. 前記エポエチンが、エポエチンアルファ、エポエチンベータ、エポエチンガンマ、エポエチンカッパ、またはそれらの組み合わせである、請求項39に記載の方法。
  41. 前記赤血球造血刺激因子製剤が、ダルベポエチンアルファである、請求項39に記載の方法。
  42. 前記赤血球造血刺激因子製剤が、メトキシポリエチレングリコール-エポエチンベータ(エポエチンベータペゴル)である、請求項39に記載の方法。
  43. 前記患者が、週3回、約10U/kg~約500U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている、請求項40に記載の方法。
  44. 前記患者が、週3回、約10U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている、請求項40に記載の方法。
  45. 前記患者が、週3回、約50U/kg~約300U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている、請求項40に記載の方法。
  46. 前記患者が、週3回、約50U/kg~約100U/kgの量で、エポエチンアルファで以前に治療されている、請求項40に記載の方法。
  47. 前記患者が、2週間毎に1回、約0.6mcg/kg~約1.20mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている、請求項42に記載の方法。
  48. 前記患者が、月に1回、約0.6mcg/kg~約1.20mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている、請求項42に記載の方法。
  49. 前記患者が、2週間毎に1回、約0.6mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている、請求項42に記載の方法。
  50. 前記患者が、2週間毎に1回、約1.2mcg/kgの投与量で、エポエチンベータペゴルで以前に治療されている、請求項42に記載の方法。
  51. 前記患者が、毎週約≧4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている、請求項39に記載の方法。
  52. 前記患者が、約<4500IUの用量で、エポエチンで以前に治療されている、請求項39に記載の方法。
  53. 前記患者が、4週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている、請求項41に記載の方法。
  54. 前記患者が、2週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている、請求項41に記載の方法。
  55. 前記患者が、1週間毎に1回、約0.45mcg/kg~約0.75mcg/kgの投与量で、ダルベポエチンアルファ(DA)で以前に治療されている、請求項41に記載の方法。
  56. 前記患者が、週に約≧15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている、請求項41に記載の方法。
  57. 前記患者が、週に約<15μgの投与量で、ダルベポエチンアルファで以前に治療されている、請求項41に記載の方法。
  58. 前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されていない、請求項1~32のいずれか一項に記載の方法。
  59. 前記用量が、約150~600mgの化合物1を含む、請求項1~58のいずれか一項に記載の方法。
  60. 前記用量が、約150mgの化合物1を含む、請求項1~59のいずれか一項に記載の方法。
  61. 前記用量が、約300mgの化合物1を含む、請求項1~59のいずれか一項に記載の方法。
  62. 前記用量が、約450mgの化合物1を含む、請求項1~59のいずれか一項に記載の方法。
  63. 前記用量が、約600mgの化合物1を含む、請求項1~59のいずれか一項に記載の方法。
  64. 化合物1の前記用量が、1日1回投与される、請求項1~63のいずれか一項に記載の方法。
  65. 化合物1の前記用量が、週1回投与される、請求項1~63のいずれか一項に記載の方法。
  66. 化合物1の前記用量が、週3回投与される、請求項1~63のいずれか一項に記載の方法。
  67. 前記用量が、約300mgの化合物1を含み、前記用量が、1日1回投与される、請求項1~59のいずれか一項に記載の方法。
  68. 前記用量が、約450mgの化合物1を含み、前記用量が、週3回投与される、請求項1~59のいずれか一項に記載の方法。
  69. 前記患者が、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する、請求項1、4、および9~68のいずれか一項に記載の方法。
  70. 前記患者が、約8.0g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する、請求項1、4、および9~68のいずれか一項に記載の方法。
  71. 前記患者が、約8.0g/dL~約11.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する、請求項1、4、および9~68のいずれか一項に記載の方法。
  72. 前記患者が、約9.0g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する、請求項1、4、および9~68のいずれか一項に記載の方法。
  73. 前記患者が、約9.5g/dL~約12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する、請求項1、4、および9~68のいずれか一項に記載の方法。
  74. 前記患者が、約9.0g/dL~約12.5g/dLのヘモグロビンレベルを有する、請求項1、4、および9~68のいずれか一項に記載の方法。
  75. 前記患者が、約<11.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する、請求項7および9~68のいずれか一項に記載の方法。
  76. 前記患者が、約>11.5g/dLのヘモグロビンレベルを有する、請求項7および9~68のいずれか一項に記載の方法。
  77. 前記患者が、約≧9.5g/dL~約<11.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する、請求項7および9~68のいずれか一項に記載の方法。
  78. 前記患者が、約≧8.0g/dL~約<11.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する、請求項7および9~68のいずれか一項に記載の方法。
  79. 前記患者が、約≧12.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する、請求項7および9~68のいずれか一項に記載の方法。
  80. 前記患者が、約≧13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する、請求項7および9~68のいずれか一項に記載の方法。
  81. 前記患者が、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有する、請求項1~80のいずれか一項に記載の方法。
  82. 前記患者が、約≦9g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有する、請求項1~80のいずれか一項に記載の方法。
  83. 前記患者が、約≦8g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有する、請求項1~80のいずれか一項に記載の方法。
  84. 前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~12.0g/dLまで増加される、請求項2、5、9~68、および81~83のいずれか一項に記載の方法。
  85. 前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~11.0g/dLまで増加される、請求項2、5、9~68、および81~83のいずれか一項に記載の方法。
  86. 前記ヘモグロビンレベルが、約11.0~13.0g/dLまで増加される、請求項2、5、9~68、および81~83のいずれか一項に記載の方法。
  87. 前記方法が、前記患者のヘモグロビン(Hb)レベルが<10.0g/dLまたは>11.5g/dLである場合に、約150mgの化合物1だけ前記用量を調節することを含む、請求項7、9~68、および81~83のいずれか一項に記載の方法。
  88. 前記方法が、前記患者のヘモグロビン(Hb)レベルが<10.0g/dLまたは>12.5g/dLである場合に、約150mgの化合物1だけ前記用量を調節することを含む、請求項7、9~68、および81~83のいずれか一項に記載の方法。
  89. 前記方法が、前記患者のヘモグロビン(Hb)レベルが<10.0g/dLである場合に、約150mgの化合物1だけ前記用量を調節することを含む、請求項7、9~68、および81~83のいずれか一項に記載の方法。
  90. 前記用量を調節することが、前記用量を、約150mgの化合物1だけ増加させることを含む、請求項89に記載の方法。
  91. 前記方法が、前記患者のヘモグロビン(Hb)レベルが>11.5g/dLである場合に、約150mgの化合物1だけ前記用量を調節することを含む、請求項7、9~68、および81~83のいずれか一項に記載の方法。
  92. 前記用量を調節することが、前記用量を、約150mgの化合物1だけ減少させることを含む、請求項91に記載の方法。
  93. 前記用量を調節することが、少なくとも2週間毎に1回以下発生する、請求項7、9~68、81~83、および87~92のいずれか一項に記載の方法。
  94. 前記用量を調節することが、少なくとも4週間毎に1回以下発生する、請求項7、9~68、81~83、および87~92のいずれか一項に記載の方法。
  95. 前記用量を調節することが、少なくとも6週間毎に1回以下発生する、請求項7、9~68、81~83、および87~92のいずれか一項に記載の方法。
  96. 前記用量を減少させることが、少なくとも2週間毎に1回以下発生する、請求項8、9~68、および81~83のいずれか一項に記載の方法。
  97. 前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される、請求項3、6、9~68、および81~83のいずれか一項に記載の方法。
  98. 前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~12.0g/dLで維持または制御される、請求項3、6、9~68、および81~83のいずれか一項に記載の方法。
  99. 前記ヘモグロビンレベルが、約11.0~13.0g/dLで維持または制御される、請求項3、6、9~68、および81~83のいずれか一項に記載の方法。
  100. 前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~11.0g/dLで維持または制御される、請求項3、6、9~68、および81~83のいずれか一項に記載の方法。
  101. 前記患者が、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する、請求項1~100のいずれか一項に記載の方法。
  102. 前記患者が、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルを有する、請求項101に記載の方法。
  103. 前記患者が、約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する、請求項101に記載の方法。
  104. 前記患者が、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび約≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する、請求項101に記載の方法。
  105. 前記患者が、ベースラインレベルに対する血清フェリチンレベルの減少を有する、請求項1~104のいずれか一項に記載の方法。
  106. 前記患者が、成人である、請求項1~105のいずれか一項に記載の方法。
  107. 前記患者が、≧18歳である、請求項1~106のいずれか一項に記載の方法。
  108. 前記患者が、≧20歳である、請求項1~106のいずれか一項に記載の方法。
  109. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000448
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間経口投与することを含む、方法。
  110. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000449
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間経口投与することを含み、
    前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、1日1回投与される、方法。
  111. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000450
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間経口投与することを含み、
    前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週1回投与される、方法。
  112. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000451
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間経口投与することを含み、
    前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週3回投与される、方法。
  113. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000452
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間経口投与することを含み、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、1日1回投与される、方法。
  114. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000453
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間経口投与することを含み、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週1回投与される、方法。
  115. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000454
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間経口投与することを含み、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週3回投与される、方法。
  116. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000455
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間経口投与することを含み、
    前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、1日1回投与される、方法。
  117. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000456
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間経口投与することを含み、
    前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週1回投与される、方法。
  118. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000457
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間経口投与することを含み、
    前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週3回投与される、方法。
  119. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000458
    またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
    前記患者が、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する、方法。
  120. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000459
    またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
    前記患者が、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、1日1回投与される、方法。
  121. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000460
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間経口投与することを含み、前記患者が、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、1日1回投与される、方法。
  122. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000461
    またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
    前記患者が、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週1回投与される、方法。
  123. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000462
    またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
    前記患者が、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週3回投与される、方法。
  124. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000463
    またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
    前記患者が、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、前記患者が、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する、方法。
  125. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000464
    またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
    前記患者が、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、前記患者が、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、1日1回投与される、方法。
  126. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000465
    またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
    前記患者が、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、前記患者が、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週1回投与される、方法。
  127. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000466
    またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
    前記患者が、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、前記患者が、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週3回投与される、方法。
  128. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000467
    またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することと、前記患者のヘモグロビン(Hb)レベルを取得することと、前記患者のヘモグロビン(Hb)レベルが<10.0g/dLまたは>11.5g/dLである場合に、約150mgの化合物1だけ前記用量を調節することと、を含む、方法。
  129. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000468
    またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することと、前記患者のヘモグロビン(Hb)レベルを取得することと、前記患者のヘモグロビン(Hb)レベルが<10.0g/dLまたは>12.5g/dLである場合に、約150mgの化合物1だけ前記用量を調節することと、を含む、方法。
  130. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000469
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間前記患者に経口投与することを含み、前記ヘモグロビンレベルが、前記患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される、方法。
  131. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000470
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間前記患者に経口投与することを含み、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、1日1回投与され、前記ヘモグロビンレベルが、前記患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される、方法。
  132. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000471
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間前記患者に経口投与することを含み、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週1回投与され、前記ヘモグロビンレベルが、前記患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される、方法。
  133. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000472
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間前記患者に経口投与することを含み、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週3回投与され、前記ヘモグロビンレベルが、前記患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される、方法。
  134. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000473
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間前記患者に経口投与することを含み、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、1日1回投与され、前記ヘモグロビンレベルが、前記患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される、方法。
  135. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるレベルを増加させる方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000474
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間前記患者に経口投与することを含み、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週1回投与され、ヘモグロビンレベルが、前記患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される、方法。
  136. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000475
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間前記患者に経口投与することを含み、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週3回投与され、ヘモグロビンレベルが、前記患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される、方法。
  137. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000476
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~250週間前記患者に経口投与することを含み、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、1日1回投与され、前記ヘモグロビンレベルが、前記患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される、方法。
  138. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000477
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間前記患者に経口投与することを含み、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週1回投与され、前記ヘモグロビンレベルが、前記患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される、方法。
  139. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000478
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間前記患者に経口投与することを含み、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週3回投与され、前記ヘモグロビンレベルが、前記患者におけるベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLに増加される、方法。
  140. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000479
    またはその薬学的に許容される塩の用量を前記患者に経口投与することを含み、
    前記患者が、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、前記ヘモグロビンレベルが、前記患者における前記ベースラインヘモグロビンレベルから約10.0~13.0g/dLまで増加される、方法。
  141. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000480
    またはその薬学的に許容される塩の用量を前記患者に経口投与することを含み、
    前記患者が、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLまで増加され、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、1日1回投与される、方法。
  142. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000481
    またはその薬学的に許容される塩の用量を前記患者に経口投与することを含み、
    前記患者が、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLまで増加され、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週1回投与される、方法。
  143. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000482
    またはその薬学的に許容される塩の用量を前記患者に経口投与することを含み、
    前記患者が、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLまで増加され、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週3回投与される、方法。
  144. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000483
    またはその薬学的に許容される塩の用量を前記患者に経口投与することを含み、
    前記患者が、約<10g/dLのベースヘモグロビンレベルを有し、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLまで増加され、前記患者が、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する、方法。
  145. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000484
    またはその薬学的に許容される塩の用量を前記患者に経口投与することを含み、
    前記患者が、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLまで増加され、前記患者が、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、1日1回投与される、方法。
  146. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000485
    またはその薬学的に許容される塩の用量を前記患者に経口投与することを含み、
    前記患者が、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLまで増加され、前記患者が、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週1回投与される、方法。
  147. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを増加させる方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000486
    またはその薬学的に許容される塩の用量を前記患者に経口投与することを含み、
    前記患者が、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLまで増加され、前記患者が、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週3回投与される、方法。
  148. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000487
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間経口投与することを含み、前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている、方法。
  149. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000488
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間経口投与することを含み、
    前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている、方法。
  150. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000489
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間経口投与することを含み、
    前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、前記用量が、約150~600mgを含み、前記用量が、1日1回投与される、方法。
  151. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000490
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間経口投与することを含み、前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
    前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週1回投与される、方法。
  152. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000491
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間経口投与することを含み、前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
    前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週3回投与される、方法。
  153. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000492
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間経口投与することを含み、前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、1日1回投与される、方法。
  154. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000493
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間経口投与することを含み、前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週1回投与される、方法。
  155. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000494
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間経口投与することを含み、前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週3回投与される、方法。
  156. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000495
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間経口投与することを含み、前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されている、方法。
  157. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000496
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間経口投与することを含み、前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
    前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、1日1回投与される、方法。
  158. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000497
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間経口投与することを含み、前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
    前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週1回投与される、方法。
  159. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000498
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間経口投与することを含み、前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
    前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週3回投与される、方法。
  160. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000499
    またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
    前記患者が、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有する、方法。
  161. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000500
    またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
    前記患者が、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、1日1回投与される、方法。
  162. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000501
    またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
    前記患者が、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週1回投与される、方法。
  163. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000502
    またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
    前記患者が、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週3回投与される、方法。
  164. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000503
    またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
    前記患者が、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、前記患者が、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する、方法。
  165. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000504
    またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
    前記患者が、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、前記患者が、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、1日1回投与される、方法。
  166. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000505
    またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
    前記患者が、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、前記患者が、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週1回投与される、方法。
  167. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000506
    またはその薬学的に許容される塩の用量を経口投与することを含み、
    前記患者が、約8.0g/dL~約13.0g/dLのヘモグロビンレベルを有し、前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、前記患者が、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週3回投与される、方法。
  168. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000507
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間前記患者に経口投与することを含み、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される、方法。
  169. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000508
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間前記患者に経口投与することを含み、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、1日1回投与され、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される、方法。
  170. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000509
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間前記患者に経口投与することを含み、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週1回投与され、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される、方法。
  171. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000510
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約52週間前記患者に経口投与することを含み、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週3回投与され、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される、方法。
  172. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000511
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間前記患者に経口投与することを含み、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、1日1回投与され、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される、方法。
  173. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000512
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間前記患者に経口投与することを含み、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週1回投与され、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される、方法。
  174. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000513
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約24、28、32、36、40、44、48、または52週間前記患者に経口投与することを含み、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週3回投与され、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される、方法。
  175. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000514
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間前記患者に経口投与することを含み、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、1日1回投与され、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される、方法。
  176. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000515
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間前記患者に経口投与することを含み、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週1回投与され、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される、方法。
  177. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000516
    またはその薬学的に許容される塩の用量を、少なくとも約53~260週間前記患者に経口投与することを含み、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週3回投与され、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される、方法。
  178. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000517
    またはその薬学的に許容される塩の用量を前記患者に経口投与することを含み、
    前記患者が、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLで維持または制御される、方法。
  179. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000518
    またはその薬学的に許容される塩の用量を前記患者に経口投与することを含み、
    前記患者が、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLで維持または制御され、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、1日1回投与される、方法。
  180. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000519
    またはその薬学的に許容される塩の用量を前記患者に経口投与することを含み、
    前記患者が、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLで維持または制御され、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週1回投与される、方法。
  181. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000520
    またはその薬学的に許容される塩の用量を前記患者に経口投与することを含み、
    前記患者が、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLで維持または制御され、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週3回投与される、方法。
  182. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000521
    またはその薬学的に許容される塩の用量を前記患者に経口投与することを含み、
    前記患者が、約<10g/dLのベースヘモグロビンレベルを有し、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLで維持または制御され、前記患者が、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有する、方法。
  183. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000522
    またはその薬学的に許容される塩の用量を前記患者に経口投与することを含み、
    前記患者が、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLで維持または制御され、前記患者が、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、1日1回投与される、方法。
  184. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000523
    またはその薬学的に許容される塩の用量を前記患者に経口投与することを含み、
    前記患者が、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLで維持または制御され、前記患者が、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週1回投与される、方法。
  185. 慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者におけるヘモグロビンレベルを維持または制御する方法であって、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000524
    またはその薬学的に許容される塩の用量を前記患者に経口投与することを含み、
    前記患者が、約<10g/dLのベースラインヘモグロビンレベルを有し、前記ヘモグロビンレベルが、約10.0~13.0g/dLで維持または制御され、前記患者が、約≧100ng/mLの血清フェリチンレベルおよび/または≧20%のトランスフェリン飽和(TSAT)を有し、前記用量が、約150~600mgの化合物1を含み、前記用量が、週3回投与される、方法。
  186. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000525
    またはその薬学的に許容される塩の初期用量を経口投与することを含み、
    前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
    化合物1の前記初期用量が、前記患者が以前に受けた前記ESA、前記患者が以前に受けたESAの前記投与量、前記患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および/または前記患者の透析状態に基づいて選択される、方法。
  187. 貧血を治療する方法であって、慢性腎臓疾患に関連するまたは二次的な貧血を有する患者に、化合物1の構造を有する{[5-(3-クロロフェニル)-3-ヒドロキシピリジン-2-カルボニル]アミノ}酢酸である化合物、
    Figure 2023501221000526
    またはその薬学的に許容される塩を経口投与することを含み、
    前記患者が、赤血球造血刺激因子製剤(ESA)で以前に治療されており、
    前記患者が、前記患者が以前に受けた前記ESA、前記患者が以前に受けたESAの前記投与量、前記患者のヘモグロビン(Hgb)レベル、および/または前記患者の透析状態に基づいて、化合物1による治療開始後約6週間以内に化合物1の前記用量の増加を受ける、方法。
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