JP2023500371A - ケトル - Google Patents

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Abstract

本発明は、係合位置と係合解除位置との間で移動可能な基部コネクタを備えた基部と、液体を保持するための容器とを含む、液体を加熱するためのケトルに関するものである。容器は、発熱体に接続された電気接点を備えた容器コネクタを含む。容器は、容器を枢動させることによって、容器内の液体が容器の上部に位置する開口部を通って流れるように、基部に枢動自在に接続されている。ケトルは、基部の基部コネクタが係合位置にあるとき、基部コネクタが容器コネクタと係合して発熱体を作動させ、基部コネクタが係合解除位置にあるとき、容器が、容器の開口部を通って液体を注ぐために、基部に対して枢動自在であるように構成される。

Description

本発明は、水などの液体を加熱するためのケトルに関するものである。
電気ケトルは、ストーブを必要とせずに水を加熱または沸騰させるために一般的に使用される。それらは通常、容器内の発熱体を作動させるために電力基部に接続できる注ぎ口とハンドルを備えた容器を有する。
手または指の関節の関節炎に苦しんでいる人など、一部の人にとっては、容器を電力基部から持ち上げて枢動させ、お湯をカップに注ぐのが難しい場合がある。したがって、本発明の少なくとも一実施形態が、この問題を克服するケトルを提供するか、または少なくとも従来のケトルの実行可能な代替物を提供するならば、それは有利であろう。
本明細書に含まれている文書、行為、材料、装置、物品などの議論は、これらの事項のいずれかまたはすべてが先行技術の基盤の一部を形成している、または本出願の各々の請求項の優先日より前に存在していた本発明に関連する分野における共通の一般的な知識であったことを認めるものとは見なされない。
明細書全体を通して、「含む(comprise)」という単語、または「含む(comprises)」または「含む(comprising)」などの変形は、指定された要素、整数、またはステップ、または要素、整数、またはステップの群を含むことを意味すると理解されるが、他の要素、整数、またはステップ、または要素、整数、またはステップの群を除外はしない。
本発明の実施形態は、液体を加熱するためのケトルであって、ケトルは、電源に接続可能な電気接点を備えた基部コネクタを含む基部であって、基部の基部コネクタは、係合位置と係合解除位置との間で移動可能である、基部と、液体を保持し、液体を加熱するための発熱体を含む容器であって、容器は、発熱体に接続された電気接点を備えた容器コネクタをさらに含む、容器とを含み、容器は、基部に対して容器を枢動させることによって、容器内の液体が容器の上部に位置する開口部を通って流れるように、基部に枢動自在に接続され、ケトルは、基部の基部コネクタが係合位置にあるとき、基部と容器の電気接点を接続して発熱体を作動させることができるように、基部コネクタが容器コネクタと係合し、基部コネクタが係合解除位置にあるとき、容器が、容器の開口部を通して液体を注ぐために、基部に対して枢動自在であるように構成される、ケトルに関するものである。
本発明の実施形態に係るケトルは、重要な利点を有する。特に、基部内に電源に接続可能な電気接点を提供することにより、容器が枢動するときの電源ケーブルの移動がないか、または比較的少ない。さらに、基部に対して枢動自在な容器を提供することにより、容器を基部から持ち上げる必要なしに、液体を容器の開口部を通して注ぐことができる。
一実施形態では、ケトルは、基部コネクタが係合位置にあるとき、容器の枢動が制限されるように構成される。例えば、容器コネクタは、容器の枢動運動が制限されるように、基部コネクタを受け入れるためのレセプタクルを含むことができる。これには、容器が偶発的に枢動して高温の液体がこぼれるリスクを減らすことができるという利点がある。
一実施形態では、ケトルは、基部コネクタが自動的に係合位置に戻るように構成される。例えば、基部コネクタにばね荷重をかけて、自動的に係合位置に戻すことができる。基部は、基部コネクタの係合解除位置から係合位置への移動を遅くするための減衰要素をさらに含むことができる。
ケトルは、基部コネクタを係合位置から係合解除位置に移動させるために力を印加する必要があるように構成され得る。これは、機械的または電子的に実装できる。例えば、ケトルは、基部コネクタを係合位置から係合解除位置に移動させるためのスイッチを含むことができる。あるいはまた、基部は、基部コネクタを係合位置から係合解除位置に移動することを促進するためのハンドルを含むことができる。特定の一実施形態では、ハンドルは、基部の周りに延在し、基部コネクタに接続されたリングの形態とすることができる。
特定の一実施形態では、基部は、基部コネクタを係合解除位置に保持するための磁石を含むことができる。これに関して、ケトルは、基部コネクタが係合解除位置にあるときに磁石を作動させるためのアクティベータ(作動用装置)を含むことができる。アクティベータは、基部コネクタが所定の期間の終わりに係合位置に戻るように、所定の期間の間、磁石を作動させるように構成することができる。所定の期間は、5秒~1分の間、または10秒~45秒の間、または20秒~30秒の間、または約10秒、または約20秒、または約30秒とすることができる。
一実施形態では、ケトルは、基部コネクタを係合解除位置と係合位置との間で電気的に移動させるためのモータを含む。そのような実施形態では、基部コネクタを移動させるために力は必要とされない。むしろ、スイッチまたは押しボタンを操作してモータを作動させることができる。モータは、1つまたは複数の歯車を介して基部のコネクタに接続することができる。したがって、モータを作動させることにより、歯車が回転し、それによって基部コネクタを係合位置と係合解除位置との間で移動させる。1つの特定の実施形態では、基部コネクタは、ねじ付きシャフトで支持されている。歯車は、シャフトのねじ山と係合するように配置することができる。したがって、歯車を回転させることにより、シャフトを上下させることができる。
モータを作動させるために、ケトルは、使用者からの入力を促進するための少なくとも1つの制御要素を含むことができる。少なくとも1つの制御要素は、例えば、制御パネル上に配置された、1つまたは複数の押しボタンの形態とすることができる。あるいはまた、少なくとも1つの制御要素は、タッチスクリーンの形態とすることができる。当業者は、使用者からの入力を促進するために任意の適切な制御要素が提供され得ることを理解するであろう。ケトルは、タイマーを含むがこれらに限定されない少なくとも1つの制御要素、および容器内の液体の所望の温度を使用して、任意の適切な機能を制御できるように構成することができる。これに関して、ケトルは、容器内の液体の温度を検出するための温度センサを含むことができる。
一実施形態では、ケトルは、容器を基部と枢動自在に接続するように構成された支持フレームを含むことができる。支持フレームは、枢動軸の周りで互いに対して枢動自在である第1および第2のフレーム部分を含むことができ、第1のフレーム部分は基部に接続され、第2のフレーム部分は容器に接続される。ケトルは、枢動軸が容器の重心を通って延在することができる。例えば、枢動軸は、容器の重心を通って延在することができる。
各々のフレーム部分は、基部部材と、基部部材から延在する一対の実質的に反対側の支持部材とを含むことができ、第2のフレーム部分の一対の支持部材は、第2のフレーム部分の一対の支持部材に枢動自在に接続される。具体的には、第2のフレーム部分は、第1および第2のフレーム部分の基部部材が少なくとも部分的に重なる第1の位置と、第2のフレーム部分の基部部材が第1のフレーム部分の基部部材に対して離間する第2の位置との間で、第2のフレーム部分に対して枢動自在に移動可能とすることができ、容器は、基部に対して枢動される。
一実施形態では、第1および第2のフレーム部分の各々の基部部材は、基部コネクタが穴部を通って移動できるように適合された穴部を含む。具体的には、第2のフレーム部分が第1の位置にあるとき、第1および第2のフレーム部分の基部部分の穴部は、基部コネクタが穴部を通って移動して容器コネクタと係合できるように整列する。
一実施形態では、第1および第2のフレーム部分の各々の基部部材は壁部を含み、支持フレームは、第2のフレーム部分が第1の位置にあるとき、第1および第2のフレーム部分の壁部が少なくとも部分的に容器を囲むリムを形成するように構成される。
容器が支持フレームから取り外し可能であるように支持フレームは構成され得る。これには、洗浄目的で、または液体を充填するために、容器を取り外すことができるという利点がある。例えば、容器は、スナップフィット接続によって第2のフレーム部分に接続可能とすることができる。具体的には、第2のフレーム部分の各々の支持部材は、容器の外面に配置された突起を受け入れるための窪みを含むことができる。
一実施形態では、容器は略円筒形である。容器は、容器の上部にある比較的大きな開口部を閉じるための蓋を含むことができる。このようにして、例えば洗浄目的のために、容器の内部へのアクセスを改善することができる。
一実施形態では、ケトルは、中心鉛直軸線を有し、容器が基部に対して中心軸線の周りで回転可能であるように構成される。これは、容器を基部から持ち上げる必要なしに、液体を異なる方向に注ぐことができるという利点を提供する。一実施形態では、容器は約360度回転可能である。しかしながら、当業者は、90度、180度、または270度を含むがこれらに限定されない、限定された範囲の回転が想定されることを理解するであろう。特定の一実施形態では、支持フレームの第1のフレーム部分は、基部に対して中心軸線の周りに回転可能である。
一実施形態では、ケトルは、1つまたは複数の波長または波長範囲の光を放出するための光源を含むことができる。特定の一例では、放出される光の波長は、容器内の液体の温度に基づいて選択される。光源は、容器内の液体を照らすことができる。追加的または代替的に、光源は、基部に近接する少なくとも1つの画定された表面領域上に光を向けることができ、少なくとも1つの画定された表面領域は、容器が枢動して容器の開口部を通って液体を注ぐときに液体を受け取る位置を示す。これは、ケトルが基部に対して中心軸線の周りに回転可能である場合に特に有利である。
特定の一実施形態では、容器は、容器内の液体を照明するための光源と、光源に電力供給するための電池とを含むことができ、ケトルは、基部コネクタが係合解除位置にあるときに、光源が電池によって電力供給されるように構成され得る。
ケトルは、容器と基部の電気接点を接続して容器内の発熱体を作動させるための電気スイッチを含むことができる。容器の発熱体は、容器の壁部内に組み込むことができ、例えば、発熱体は、容器の底部で鋼板に溶接することができる。これには、ミネラルなどの液体からの沈殿物の蓄積を減らすことができるという利点がある。
容器は通常、容器を保持するためのハンドルを含む。特定の一実施形態では、ハンドルは、容器を2つの方向から把持することができるように構成される。例えば、ハンドルは、容器の上部を横切ってその上方に延在する第1のハンドル部分と、容器の側面部分に沿って延在する第2のハンドル部分とを含むことができる。
ここで、本発明の特定の例示的な実施形態が、以下を含む添付の図面を参照して、例としてのみ説明される。
本発明の一実施形態に係る、基部コネクタが係合位置にあるときのケトルの側面図である。 図1のケトルの等角図である。 図1のケトルの分解図を示している。 図1のケトルの断面側面図である。 図1のケトルの断面正面図である。 基部コネクタが係合解除位置にあるときの図1のケトルの側面図である。 容器を枢動させたときの図6のケトルの側面図である。 図6のケトルの等角図である。 図6のケトルの分解図を示す。 図6のケトルの断面側面図である。 図6のケトルの断面正面図である。 容器を枢動させたときの図6のケトルの断面側面図である。 基部コネクタが係合位置にあるときの本発明のさらなる一実施形態に係るケトルの側面図を示す。 本発明のさらなる一実施形態に係るケトルの等角図を示す。 図14のケトルの側面図を示す。 本発明のさらなる一実施形態に係るケトルの等角図を示す。 図16のケトルのさらなる等角図を示す。 容器を枢動させたときの図16のケトルの側面図を示す。 基部コネクタが係合位置にあるときの図16のケトルの断面側面図を示す。 基部コネクタが係合解除位置にあるときの図16のケトルの断面側面図を示す。 基部コネクタが係合解除位置にあり、容器を枢動させたときの図16のケトルの断面側面図を示す。
本発明の実施形態は、概して、電気ケトルなどの液体を加熱するためのケトルに関するものである。ケトルは、例えばケーブルを介して、電源に接続可能な電気接点を備えた基部コネクタを含む基部を含む。ケトルは、液体を保持するための容器をさらに含む。容器は、液体を加熱するための発熱体を含み、発熱体に接続された電気接点を備えた容器コネクタをさらに含む。容器は、基部に対して容器を枢動させることによって、液体が、注ぎ口などの容器の上部に位置する開口部を通って流れることができるように、基部に枢動自在に接続されている。
基部の基部コネクタは、係合位置と係合解除位置との間で移動可能である。基部の基部コネクタが係合位置にあるとき、基部コネクタは、例えば電気スイッチを使用することによって、基部と容器の電気接点を接続して発熱体を作動させることができるように、容器コネクタと係合する。また、基部コネクタが係合位置にあるとき、容器の枢動運動は制限され得る。これは、容器の偶発的な枢動のリスク、したがって高温の液体の偶発的なこぼれを低減またはさらには回避することができるため、安全機能を提供する。
基部コネクタが係合解除位置にあるとき、容器を基部に対して枢動させて、容器の開口部を通して液体を注ぐことができる。また、容器は、ケトルの中心鉛直軸線の周りで基部に対して回転可能とすることができる。このようにして、液体を様々な方向に注ぐことができるため、使用者は入れ物を移動することなく複数の入れ物に充填できる。
ここで図面を参照すると、図1~図12は、本発明の第1の実施形態に係るケトルの概略図を示している。図1~図5は、基部コネクタが係合位置にあるケトルを示し、図6~図12は、基部コネクタが係合解除位置にあるケトルを示している。
この例のケトル100は、水などの液体を加熱および/または沸騰させるための電気ケトルである。ケトル100は、液体を保持するための容器102と、液体を加熱するための発熱体104とを含む。この例では、発熱体104は、容器102の底部の鋼板内に完全に囲まれている。しかしながら、当業者は、容器102内に配置されたコイルを含むがこれに限定されない、任意の適切な発熱体が想定されることを理解するであろう。
ケトル100は、電力基部106をさらに含む。基部106は、例えばケーブル(図示せず)を介して、電源に接続可能な電気接点を備えた基部コネクタ108を含む。容器102はまた、発熱体104に接続された電気接点を備えたコネクタ110を有する。したがって、基部コネクタ108および容器コネクタ110の電気接点が接続されている場合、発熱体104が作動して、容器102内の液体を加熱する。容器102と基部106の電気接点を接続するために、ケトル100は、電気スイッチ112をさらに含む。
ケトル100は、容器102を基部106と枢動自在に接続するように構成された支持フレームをさらに含む。容器102を基部106に対して枢動させることにより、容器102内の液体は、容器102の上部にある開口部116を通って流れることができる。これに関して、容器102は、開口部116から突出する注ぎ口118と、開口部116を閉じるための蓋120とをさらに含む。この例では、容器102は、容器102の実質的な断面を横切って広がる比較的大きな開口部116を備えた略円筒形の形状を有する。そのような大きな開口部116を提供することは、例えば、洗浄目的のために、容器102の内部へのアクセスを可能にすることができるという利点を有する。
容器102はさらに、容器102を保持および枢動させるためのハンドル122を有する。この例では、添付の図面に示されているように、ハンドル122は2つのハンドル部分を有する。第1のハンドル部分124は、容器102の実質的に反対側に取り付けられ、容器102の上部の周りおよびそれを横切って外方に湾曲する。第1のハンドル部分124の中央部分は、実質的に水平な線で延在する。このようにして、人はハンドル122を上から握ることができる。さらに、ハンドル122は、容器102の枢動を改善することができる。
第2のハンドル部分126は、第1のハンドル部分124および容器102の下部に取り付けられる。第2のハンドル部分126は、容器102の側部に沿って外方に湾曲している。このようにして、人はハンドル122を横から握ることができる。
ここで、基部コネクタ108の構成をより詳細に参照すると、上記のように、基部コネクタ108は、係合位置と係合解除位置との間で移動可能である。係合位置では、基部コネクタ108は、容器コネクタ110と係合する。この位置でのみ、基部コネクタ108および容器コネクタ110の電気接点は、スイッチ112を介して接続され、発熱体104を作動させることができる。添付の図面に示される例では、容器コネクタ110は、プラグの形態である基部コネクタ108を受け入れるためのレセプタクル128を含む。この配置は、基部コネクタ108が容器コネクタ110のレセプタクル128内に配置されるとき、容器102の枢動が制限されるという利点を有する。したがって、高温の液体が偶発的にこぼれるリスクを低減またはさらには回避することができる。
この例では、ケトル100は、基部コネクタ108が自動的に係合位置に戻るように構成される。言い換えれば、係合位置は通常の位置を画定し、基部コネクタ108を係合位置から係合解除位置に移動させるために力を印加する必要がある。これに関して、基部106は、基部コネクタ108が係合位置から係合解除位置に移動されるときにばね130が圧縮されるように配置されたばね130を含む。基部106は、基部コネクタ108を係合解除されたばね荷重の掛かった位置に保持するように作動させることができる磁石132をさらに含む。磁石132は、基部コネクタ108が係合解除位置に移動されたときに自動的に作動させることができる。特定の一実施形態では、基部106は、基部コネクタ108が所定の期間の終わりに自動的に係合位置に戻るように、所定の期間の間、磁石132を作動させるためのタイマー(図示せず)を含む。この例では、所定の期間は、約20~30秒である。しかしながら、当業者は、5秒~1分の間、または10秒~45秒の間、または20秒~30秒の間、または約10秒、または約20秒、または約30秒を含むがこれらに限定されない、他の所定の期間が想定されることを理解するであろう。
基部コネクタ108を係合位置から係合解除位置に移動させるために、力を印加する必要がある。これは、機械的または電子的に実装できる。この例では、図1~図12に示されるように、基部106は、基部コネクタ108を係合位置から係合解除位置に手動で移動することを促進するためのハンドル134を含む。ハンドル134は、基部106の周りに延在し、複数のスポーク136を介して基部コネクタ108に接続されているリングの形態である。したがって、リング134が下方向に押されると、基部コネクタ108もまた、係合位置からばね荷重が掛けられた係合解除位置まで下方へ移動する。リング134が押し下げられると、磁石132が作動して、基部コネクタ108を上記のような位置に維持する。この間、容器102は、液体を注ぐために枢動させることができる。
基部106は、基部コネクタ108の係合解除位置から係合位置への移動を遅くするための減衰要素をさらに含むことができる。本発明の第2の実施形態に係るケトル200が示されている例示的な減衰要素が図13に示されている。この図では、同様の数字は、ケトル100を参照して説明および示されているような同様の構成を表すことに留意すべきである。この例では、減衰要素は、機械式回転ダンパー220の形態である。具体的には、回転ダンパー220は、対応する歯部を有する駆動トラック224上を移動するように構成された歯車状本体222を含む。このようにして、基部コネクタ108の係合解除位置から係合位置への移動を制限することができ、それによって速度を落とすことができる。これには、基部コネクタ108の滑らかな制御された移動を達成できるという特別な利点がある。当業者は、例えば、以下の図14および図15を参照して説明されるように、他の機械式または電気式減衰要素が想定されることを理解するであろう。
図1~図12に示される例では、ケトル100は、容器102を基部106と枢動自在に接続する機能を有する支持フレーム138をさらに含む。特に図6~図9に示されるように、支持フレーム138は、2つのフレーム部分、基部106に接続された第1のフレーム部分140、および容器102に接続された第2のフレーム部分142を含む。
第1のフレーム部分140は、基部部材144と、基部部材144から延在する一対の実質的に反対側の支持部材146とを含む。第1のフレーム部分142は、基部部材144を介して基部106に接続される。第2のフレーム部分140はまた、基部部材148と、基部部材148から延在する一対の支持部材150とを含む。第2のフレーム部分140は、容器102を支持し、それに接続するように構成される。
この例では、第2のフレーム部分142は、枢動点およびジョイント152の間に延在する枢動軸を画定するジョイント152で第1のフレーム部分140に枢動自在に接続される。ジョイント152は、各々の支持部材146、150の端部に配置される。第1および第2のフレーム部分140、142間に確実な接続が形成され、ジョイント152の可動部分を保護して覆うために、各々のジョイント152に保護キャップ154を設けることができる。図面に示されるように、枢動軸は、容器102の重心など、容器102の中央部分を通って延在する。これには、特に容器102がその最大まで満たされている場合に、容器102の枢動が単純化され得るという利点がある。
第2のフレーム部分142は、第1の位置と第2の位置との間で第1のフレーム部分140に対して枢動自在である。第1の位置は、例えば、図1~図3に示されている。第1の位置では、第1および第2のフレーム部分140、142の基部部材144、148は、基部部材144、148の中央穴部156、158が整列するような方法で部分的に重なり合う。中央穴部156、158は、基部コネクタ108が整列された穴部156、158を通って移動して容器コネクタ110と係合できるように提供される。これはまた、基部コネクタ108の一部が第2のフレーム部分142の穴部158内に延在する場合、容器102の枢動運動が制限されるという点で、追加の安全機能として機能し得る。
フレーム部分140、142の各々の基部部材144、148は、壁部160、162を含み、支持フレーム138は、第2のフレーム部分142が第1の位置にあるとき、第1および第2のフレーム部分140、142の壁部160、162が、容器102の円周を囲むリムを形成するように構成される。当業者は、リムが容器102を部分的にのみ囲むことができることを理解するであろう。
第2のフレーム部分142の第2の位置は、例えば、図7および図8に示されている。第2の位置では、容器102は、基部106に対して枢動され、第1および第2のフレーム部分140、142の基部部材144、148は、互いに離間されている。第2のフレーム部分142のみが容器102を支持および保持している。これに関して、容器102は、第2のフレーム部分142に取り外し可能に取り付け可能であり、その結果、容器102は、例えば、洗浄目的のために、または容器102を液体で満たすために取り外すことができる。基部部材148と、容器を支持するための支持部材150とを提供することで十分であり得る。しかしながら、この例では、ケトル100は、スナップフィット接続および複数の支持要素164をさらに含む。これらは特に図3と図9に示されている。
スナップフィット接続は、第2のフレーム部分142の支持部材150の端部に配置された一対の実質的に反対側の窪み166によって実現される。一対の窪み166は、容器102の外面に配置されたそれぞれの対の突起168を受け入れるように配置されている。この例では、スナップフィット接続が枢動軸と整列している。しかしながら、当業者は、スナップフィット接続の他の適切な位置が想定されることを理解するであろう。
第2のフレーム部分144は、基部部材148から突出する複数の支持要素164をさらに含む。支持要素164は、容器102の底部のそれぞれの窪み内に受け入れられるように配置される。これは、容器102が枢動されるときに、容器102の底部が第2のフレーム部分142から滑り落ちないことを確実にする。
当業者は、容器102を第2のフレーム部分142に取り外し可能に取り付けるための他の適切な接続が想定されることを理解するであろう。
ここで図14および図15を参照すると、本発明の第3の実施形態に係るケトル300が示されている。ケトル300はまた、容器302と、基部コネクタ308を備えた基部306とを含む。容器302は、ケトル100の支持フレーム138と同じように機能する支持フレーム338を介して基部306に枢動自在に接続されている。
上記のケトル100の動作と同様に、ケトル300の基部コネクタ308は、係合位置(図15に示されている)と係合解除位置(図示せず)との間で移動可能である。しかしながら、係合位置と係合解除位置との間の基部コネクタ308の移動は、電子的に実行される。したがって、ケトル300は、基部コネクタ308を手動で動かすためのハンドルを必要としない。むしろ、基部コネクタ308の移動は、電気スイッチ312を作動させると自動的に行われる。
例えば、ケトル300の電気スイッチ312を作動させると、ケトル300のモータ330は、(その通常の係合位置にある)基部コネクタ308を容器コネクタ310に接続させる。このようにして、ケトル300の発熱体(図示せず)が作動して、容器302内の液体を加熱する。液体が沸点などの所定の温度に達すると、モータ330は、発熱体を自動的にオフにし、基部コネクタ308を係合位置から係合解除位置に移動させ、磁石332を作動させて基部コネクタ308を係合解除位置に維持するように構成することができる。これに関して、ケトル300は、モータ330と電子通信している温度センサ(図示せず)を含むことができる。
モータ330は、基部コネクタ308を所定の時間の間、係合解除位置に維持するように構成することができる。例えば、モータ330は、磁石332を1~4分の範囲の時間、または特に1~2分の間、または特に約30秒、1分、90秒、または2分間作動させるように構成することができる。所定の期間の後、モータ330は、基部コネクタ308を係合位置に戻すように構成することができる。当業者は、基部コネクタの移動が、減衰などの制御された方法とすることができることを理解するであろう。これに関して、ケトル300は、減衰要素をさらに含むことができるか、または減衰機能がモータ330内に組み込まれ得る。
あるいはまた、基部コネクタ308の係合解除位置は、通常の位置を画定することができる。これに関して、電気スイッチ312を作動させると、モータ330は、基部コネクタ308を係合解除位置から係合位置に移動させ、発熱体を作動させることができる。容器302内の液体が所定の温度に達すると、モータ330は、基部コネクタ308を係合解除位置に移動するように構成することができる。
図14および図15に戻ると、ケトル300はまた、ハンドル322を含むことが分かる。この例では、ハンドル322は、ケトル300の側部に沿って延在する部分と、容器302の蓋に比較的近接してハンドルの上部に配置された突起324とを含む。突起324は、例えば、指または親指を使用することによって、突起324を手動で押すことによって、容器302の枢動を促進することができる。
ここで図16~図21を参照すると、本発明のさらなる一実施形態に係るケトル400が示されている。これらの図において、同様の数字は、ケトル100を参照して説明および示されたような同様の構成を表すことに留意すべきである。これらの構成については詳細に説明せず、ケトル100の詳細な説明を参照する。
この例のケトル400もまた、水などの液体を加熱および/または沸騰させるための電気ケトルである。ケトル400は、液体を保持するための容器102を含む。ケトル400の容器102は、容器102が、注ぎ口118、蓋120、および液体を加熱するための発熱体(図示せず)を含むという点で、ケトル100の容器102と同様の構成を有する。容器102は、図14および図15に示されるケトル300のハンドル322と同様のハンドル322をさらに含む。特に、ハンドル322は、ハンドル322の上部に配置された突起324を含む。突起324は、蓋120に比較的近接しており、突起324を手動で押すことによって容器102の枢動を促進するように構成される。
ケトル400は、容器102の容器コネクタ110と電気的に接触させることができる基部コネクタ408を備えた電力基部406をさらに含む。ケトル100と同様に、容器102は、ケトル100の支持フレーム138と同じように機能する2つの部分からなる支持フレーム140、142を介して基部406に枢動自在に接続される。
ケトル400は、容器102が容器102内の発熱体を作動させるためのスイッチを含まないという点で、ケトル100と比べて異なる。対照的に、電力基部406は、ケトル400の機能を制御するための複数の押しボタン412を含む制御パネル510を含む。当業者は、電力基部406が、ケトルを単にオンおよびオフに切り替えるためのスイッチなどの任意の適切な制御要素を含むことができることを理解するであろう。この例では、制御パネル510は、4つの押しボタン412によって使用者からの入力を促進するように構成される。あるいはまた(図示せず)、電源パネルは、タッチスクリーンなどの組み合わされた入力/出力装置を含むことができ、その結果、使用者からの入力に加えて、任意の適切な情報が表示することができる。例えば、現在の温度またはタイマーを表示することができる。一般的に、ケトル400は、ケトル400の任意の適切な機能が制御パネル410によって制御することができるように構成することができる。例えば、ケトル400は、使用者がタイマー、温度、充填されるカップの数、または他の任意の適切な機能を設定するのを促進することができる。一例では、制御パネル410は、使用者が、例えば、毎朝、茶またはコーヒーのために水を加熱するために、容器102内の液体を加熱するための自動スケジュールを設定することを促進することができる。
電力基部406は、例えばケーブル414を介して、電源に接続可能な電気接点を備えた基部コネクタ408をさらに含む。基部コネクタ408は、係合位置と係合解除位置との間で移動可能である。図19に示されるような係合位置では、基部コネクタ408は、容器コネクタ110と係合し、電気接点を接続して、発熱体(図示せず)を作動させることができる。
ケトル400は、ボタン412のうちの1つなどの電力基部406の制御要素を操作することによって、基部コネクタ408が自動的に係合解除位置から係合位置に移動するように構成される。この例では、基部コネクタ408は、歯車416を介して上下させることができるねじ付きシャフト414によって支持されている。電力基部406は、作動すると歯車416を回転させ、それによって基部コネクタ408を係合解除位置と係合位置との間で上下させるモータ418をさらに含む。基部コネクタ408が容器コネクタ110と係合すると、モータ418は、発熱体を自動的に作動させることができる。このようにして、ケトル400は、ボタンに触れることによって作動させることができる。液体が所定の温度に達すると、モータ418は、発熱体を自動的にオフにし、基部コネクタ408を係合位置から係合解除位置に移動するように構成することができる。
この例のケトル400は、電力を必要とする制御要素が電力基部406に提供されるという利点を有する。比較的低コストの容器102を提供できるという利点を有する容器102にスイッチを提供する必要はない。さらに、必要に応じて、または要望に応じて、容器102を交換することができる。
この例では、ケトル400は中心鉛直軸線を有し、容器102が基部406に対して中心軸線の周りで回転可能であるように構成される。これは、容器102を基部406から持ち上げる必要なしに、容器102内の液体を異なる方向に注ぐことができるという利点を提供する。むしろ、容器102は、中心軸線の周りに旋回することができ、基部406の周りに配置された複数の入れ物を充填することができる。特定の一例では、容器102は、約360度回転可能とすることができる。しかしながら、当業者は、90度、180度、または270度を含むがこれらに限定されない、限定された範囲の回転が想定されることを理解するであろう。回転可能な容器102の構成は、支持フレーム138の第1のフレーム部分140が基部406に対して回転可能であるという点で実現することができる。
ケトル400は、1つまたは複数の光源をさらに含むことができる。光源は、例えば、異なる色の光を提供するために、1つまたは複数の波長または波長範囲の光を放出するように構成することができる。この特定の例では、ケトル400は、容器102内の液体を照明するように構成された第1の光源(図示せず)を含む。第1の光源は、例えば、1つまたは複数のLEDを含むことができる。複数のLEDを有する例では、LEDは、異なる波長の光を放出することができ、1つの色のLEDなどの個々のLEDを選択的に作動させることができる。ケトル400は、容器102内の液体の検出された温度に基づいて、放出された光の波長を変更するように構成することができる。例えば、第1の光源から放出された光は、比較的低温の液体を示す青色から、比較的高温の液体を示す赤色に変化することができる。これに関して、ケトル400は、液体の温度を検出するために、容器102内に配置された温度センサを含むことができる。
この例では、容器102は、第1の光源に電力を供給するための、電池420などの電源をさらに含む。これは、基部コネクタ408が係合解除位置にあり、したがって、電力が基部406から容器102に伝達されない場合に特に有利である。例えば、基部コネクタ408が係合位置から係合解除位置に移動するとき、ケトル400は、第1の光源用の電源を電池420に変更するように構成することができる。しかしながら、当業者は、光源が電池420によってのみ電力を供給され得ることを理解するであろう。また、ケトル400は、基部コネクタ408が係合位置から係合解除位置に移動すると、放出される光の色を変えるように構成することができる。例えば、第1の光源の色は、赤から白に変化することができ、これは、基部コネクタ408が切断され、容器102が注ぐために枢動できることを示す。基部コネクタ408が係合解除位置に移動した後に容器102内の液体を照明することは、注ぎ口118を通して液体を注いでいる間に液体を照明することができるという利点を有する。これは、熱い可能性のある液体が注がれていることがより明白になり得るため、視覚障害または他の障害をもつ使用者にとって特に有利である。
この例では、ケトル400は、電力基部406に近接する画定された表面領域に光を向けるように構成された第2の光源422をさらに含む。この例では、第2の光源422は、複数のLEDを備えたリングの形態で電力基部406に配置されている。個々のLEDまたはLEDのグループを選択的に作動させることができる。このようにして、複数のLEDからの光は、容器102が枢動して注ぎ口118を通して液体を注ぐときに、液体を受け取る位置を示すために照らされる1つまたは複数の画定された表面領域を形成するように向けられ得る。特定の一例では、ケトル400は、光を表面に向けて1つまたは複数の光スポットまたはリングを形成して、カップまたはグラスなどの入れ物の位置を画定するように構成される。これは、カップを光スポットに配置して、加熱された液体がこぼれることなく入れ物に注がれるようにすることができるという点で、視覚障害のある使用者にとって特に有利である。この例のケトル400は、容器102内に提供される第1の光源と、電力基部406にある第2の光源422の両方を含むが、当業者は、光源がないか、または他の適切な数の光源が提供され得ることを理解するであろう。
広く記載されているような本発明の趣旨または範囲から逸脱することなく、特定の実施形態および/または態様に示されるように、本発明に対して多数の変形および/または修正を行うことができることが当業者によって理解されるであろう。例えば、本発明の特定の構成を組み合わせてさらなる実施形態を形成できることは明らかであろう。したがって、本実施形態および態様は、すべての点において例示的であり、限定的ではないと見なされるべきである。いくつかの実施形態は、図面を参照して上で説明されている。これらの図面は、本発明のシステムおよび方法およびプログラムを実装する特定の実施形態の特定の詳細を示している。しかしながら、図面を用いて本発明を説明することは、図面に示される構成に関連する制限を本発明に課すものとして解釈されるべきではない。
100 ケトル
102 容器
104 発熱体
106 基部
108 基部コネクタ
110 容器コネクタ
112 電気スイッチ
116 開口部
118 注ぎ口
120 蓋
122 ハンドル
124 第1のハンドル部分
126 第2のハンドル部分
128 レセプタクル
130 ばね
132 磁石
134 ハンドル(基部)
136 スポーク
138 支持フレーム
140 第1のフレーム部分
142 第1のフレーム部分
144 基部部材(第1のフレーム部分)
146 対の支持部材(第1のフレーム部分)
148 基部部材(第2のフレーム部分)
150 対の支持部材(第2のフレーム部分)
152 ジョイント
154 保護キャップ
156 穴部(第1のフレーム部分)
158 穴部(第2のフレーム部分)
160 壁部(第1のフレーム部分)
162 壁部(第2のフレーム部分)
164 支持要素
166 窪み
168 突起
200 ケトル
220 回転ダンパー
222 歯車状本体
224 駆動トラック
300 ケトル
302 容器
306 基部
308 基部コネクタ
312 電気スイッチ
318 注ぎ口
324 ハンドル
330 モータ
332 磁石
338 支持フレーム
400 ケトル
406 基部
408 基部コネクタ
410 制御パネル
412 押しボタン
414 ねじ付きシャフト
416 歯車
418 モータ
420 電池
422 第2の光源

Claims (22)

  1. 液体を加熱するためのケトルであって、前記ケトルは、
    電源に接続可能な電気接点を備えた基部コネクタを含む基部であって、前記基部の前記基部コネクタは、係合位置と係合解除位置との間で移動可能である、前記基部と、
    液体を保持し、前記液体を加熱するための発熱体を含む容器であって、前記容器は、前記発熱体に接続された電気接点を備えた容器コネクタをさらに備える、容器と
    を備え、
    前記容器は、前記基部に対して前記容器を枢動させることによって、前記容器内の液体が前記容器の上部に位置する開口部を通って流れるように、前記基部に枢動自在に接続され、
    前記ケトルは、前記基部の前記基部コネクタが前記係合位置にあるとき、前記基部と前記容器の前記電気接点を接続して前記発熱体を作動させることができるように、前記基部コネクタが容器コネクタと係合し、前記基部コネクタが係合解除位置にあるとき、前記容器が、前記容器の前記開口部を通して前記液体を注ぐために、前記基部に対して枢動自在であるように構成される、ケトル。
  2. 前記ケトルは、前記基部コネクタが前記係合位置にあるとき、前記容器の枢動が制限されるように構成される、請求項1に記載のケトル。
  3. 前記ケトルは、前記基部コネクタを前記係合解除位置と前記係合位置との間で電気的に移動させるためのモータを含む、請求項1に記載のケトル。
  4. 前記基部コネクタに接続し、前記係合解除位置と前記係合位置との間で前記基部コネクタを移動させるために前記モータによって動作可能である、1つまたは複数の歯車を備える、請求項3に記載のケトル。
  5. 前記モータを作動させるために使用者からの入力を促進するための少なくとも1つの制御要素を備える、請求項3に記載のケトル。
  6. 前記ケトルは、前記基部コネクタを前記係合位置から前記係合解除位置に移動させるために力をかける必要があり、前記基部コネクタは、前記係合位置に自動的に戻るように構成される、請求項1に記載のケトル。
  7. 前記基部は、前記基部コネクタを前記係合位置から前記係合解除位置に移動することを促進するためのハンドルを備える、請求項6に記載のケトル。
  8. 前記容器内の液体の温度を検出するように構成された温度センサを備える、請求項1に記載のケトル。
  9. 前記容器内の前記液体の温度を設定するための使用者からの入力を促進するための少なくとも1つの制御要素を備え、前記ケトルは、前記液体を設定温度に加熱するように構成される、請求項8に記載のケトル。
  10. 前記容器を前記基部に枢動自在に接続するための支持フレームを備え、前記支持フレームは、枢動軸の周りで相互に枢動自在である第1および第2のフレーム部分を含み、前記第1のフレーム部分は前記基部に接続され、前記第2のフレーム部分は前記容器に接続される、請求項1に記載のケトル。
  11. 前記ケトルは、前記枢動軸が前記容器の重心を通って延在するように構成される、請求項10に記載のケトル。
  12. 各々のフレーム部分は、基部部材と、前記基部部材から延在する一対の実質的に反対側の支持部材とを備え、前記第2のフレーム部分の前記一対の支持部材は、前記第1のフレーム部分の前記一対の支持部材に枢動自在に接続される、請求項10に記載のケトル。
  13. 前記第2のフレーム部分は、前記第1および第2のフレーム部分の前記基部部材が少なくとも部分的に重なる第1の位置と、前記第2のフレーム部分の前記基部部材が前記第1のフレーム部分の前記基部部材に対して離間する第2の位置との間で、前記第1のフレーム部分に対して枢動自在であり、前記容器は、前記基部に対して枢動される、請求項12に記載のケトル。
  14. 前記第1および第2のフレーム部分の各々の基部部分は穴部を含み、前記ケトルは、前記第2のフレーム部分が前記第1の位置にあるとき、前記基部コネクタが前記穴部を通って移動して前記容器コネクタと係合できるように、前記第1および第2のフレーム部分の前記基部部分の前記穴部が整列するように構成される、請求項13に記載のケトル。
  15. 前記容器が前記支持フレームから取り外し可能であるように前記支持フレームは構成される、請求項10に記載のケトル。
  16. 前記容器は、スナップフィット接続によって前記第2のフレーム部分に接続可能である、請求項15に記載のケトル。
  17. 前記ケトルは、中心鉛直軸線を有し、前記容器が前記基部に対して前記中心鉛直軸線の周りで回転可能であるように構成される、請求項1に記載のケトル。
  18. 前記ケトルは、前記容器と前記基部の前記電気接点を接続して前記容器内の前記発熱体を作動させるための電気スイッチを備え、前記発熱体は、前記容器の壁部内に組み込まれている、請求項1に記載のケトル。
  19. 前記容器は、前記容器を保持するためのハンドルを備え、前記ハンドルは、前記ハンドルの上部に配置された突起を含み、前記ハンドルは、前記突起を手動で押すことによって前記容器の枢動を促進するように構成される、請求項1に記載のケトル。
  20. 光を放出するための光源を備え、前記放出される光の周波数は、前記容器内の前記液体の温度に基づいて選択される、請求項1に記載のケトル。
  21. 前記基部に近接する少なくとも1つの画定された表面領域上に光を放出するための光源を備え、前記少なくとも1つの画定された表面領域は、前記容器が枢動して前記容器の前記開口部を通って液体を注ぐときに液体を受け取る位置を示す、請求項1に記載のケトル。
  22. 前記容器は、前記容器内の液体を照明するための光源と、前記光源に電力供給するための電池とを備え、前記ケトルは、前記基部コネクタが前記係合解除位置にあるときに、前記光源が前記電池によって電力供給されるように構成される、請求項1に記載のケトル。
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