本願は、2019年10月30日に出願された出願番号201911042164.Xの中華人民共和国出願に基づき優先権の主張を伴うものであって、ここにおける開示は全体としてここの開示に含まれる。
本願は、通信技術の分野に関し、より特には通信方法およびシステム、基地局およびターミナルに関する。
5G技術における研究の終点は、異なる産業における異なるユーザの要求を充たすように、より高い信頼性と低い遅れでの通信を提供することにある。たとえば、垂直産業やローカルエリアネットワーク(LAN)における異なるユーザの要求に応じて、いくらかの特定のユーザに提供される非公共ネットワークは通信サービスを提供するために、設計することができる。独立非公開ネットワークは垂直産業と特定のLANにおけるユーザの要求を満たすことができる。
現在では、5Gネットワークが将来は独立非公共ネットワーク(SNPN)機能を支持するということを考慮する研究点はNR(新無線)高レベルコアネットワーク技術において見つけることができる。しかし、無線側の現在の技術の研究で提案されるSNPNに対する解決手段はない。5G環境においてSNPN機能を支持するように、対応するシステムプロセスをデザインする必要がある。
本願開示による解決すべき技術的課題はSAシナリオにおいてのターミナルに対するSNPNサービスを提供することにある。
本願の更なる他の実施の形態では、第1基地局によって放送情報を送信する工程であって、前記放送情報は前記第1基地局が支持する一以上の独立非公共ネットワーク(SNPN)に対応するネットワーク識別子(NID)と公共領域移動ネットワーク識別子(PLMN ID)を備える工程と、前記第1基地局によってターミナルから送られた接続要求を受信する工程であって、前記接続要求は前記第1基地局が前記ターミナルによって署名された一以上のSNPNを支持することを示すものである工程と、前記第1基地局によって前記接続要求に応じて前記ターミナルとの無線リソースコントロール(RRC)接続を確立する工程と、前記第1基地局によって前記ターミナルから送られたRRC接続確立完了情報を受信する工程であって、前記RRC接続確立完了情報は前記ターミナルがアクセスすることを選択したSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを実行する工程と、前記第1基地局によって、前記RRC接続確立完了情報に応じて、前記ターミナルがアクセスすることを選択した前記SNPNに前記ターミナルを接続する工程と、を備える通信方法を提供することにある。
いくらかの実施の形態において、前記第1基地局によって、前記ターミナルがアクセスすることを選択した前記SNPNに前記ターミナルを接続する工程は、前記第1基地局によって、コアネットワーク要素に初期ユーザ装置(UE)情報を送信する工程であって、前記初期UE情報は前記ターミナルがアクセスすることを選択した前記SNPNに対応し前記ターミナルの現在のアクセスがルールに合致しているかどうかを検証するために使用される前記NIDと前記PLMN IDとを備える工程と、前記第1基地局によって、前記コアネットワーク要素から送られるダウンリンク非アクセス階層移送情報を受信して、前記ダウンリンク非アクセス階層移送情報に応じて前記ターミナルがアクセスすることを選択した前記SNPNに前記ターミナルを接続する工程であって、前記ダウンリンク非アクセス階層移送情報は前記ターミナルの現在のアクセスがルールに合致していることを示す。
いくらかの実施の形態において、前記ターミナルがアクセスすることを選択した前記SNPNに対応する前記NIDはサービスを行うNIDとして前記ダウンリンク非アクセス階層移送情報の移動制限リストに付加される。
いくらかの実施の形態において、前記ターミナルの現在のアクセスがルールに合致しているかどうかは前記ターミナルがアクセスすることを選択した前記SNPNに対応する前記NIDと前記PLMN IDと、前記ターミナルにより署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、の比較結果に応じて決定される。
いくらかの実施の形態において、前記第1基地局によって、前記ターミナルから送られた測定報告を受信する工程であって、前記測定報告は前記ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと通信セルの信号質情報とを備える工程と、引継ぎ閾値判定を行って前記第1基地局による前記測定報告に応じて目標通信セルとして第2基地局に対応する通信セルを決定する工程と、引継ぎ条件が合致していると前記第1基地局が判断する場合において、前記第1基地局によって、コアネットワーク要素に前記コアネットワーク要素を介して前記第2基地局に引き継ぎ要求を初期化するために引き継ぎ要求情報を送信する工程と、前記引き継ぎ要求情報は前記NIDと前記PLMNIDと前記目標通信セルの識別子を備え、前記NIDと前記PLMNIDとは前記ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応する工程と、前記第1基地局によって、前記コアネットワーク要素によって戻された引継命令を受信し、引継ぎプロセスを実行する工程であって、前記引継命令は前記目標通信セルが前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNを支持することを表すものである工程と、を備える。
いくらかの実施の形態において、引継ぎ閾値判断を行って、前記第1基地局によって、前記引継ぎ要求情報を前記コアネットワーク要素に前記コアネットワーク要素を介して前記第2基地局に前記引継ぎ要求を初期化するために送信する工程は、前記第1基地局によって、前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと、前記ターミナルが前記第1基地局下に接続されているSNPNに対応するNIDおよびPLMN IDとを合致させる工程と、合致する場合には、前記第1基地局によって、前記ターミナルが前記第1基地局下に接続されている前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと、各々のコアネットワーク要素に対応するNIDおよびPLMN IDと、を対比して、前記ターミナルが前記第1基地局下に接続されている前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDとして、同じNIDおよびPLMNIDでコアネットワーク要素を決定して、前記引継ぎ要求情報を前記コアネットワーク要素に送信する工程とを、備える。
いくらかの実施の形態において、前記第1基地局によって、コンフィギュレーション更新信号または各コアネットワーク要素の次代(NG)確立応答情報を受信する工程を備え、ここでコンフィギュレーション更新信号は前記各コアネットワーク要素に対応する更新NIDの情報を備え、またはNG確立応答情報は前記各コアネットワーク要素に対応するNIDの情報を備える工程をさらに備える。
いくらかの実施の形態において、前記第1基地局が前記引継ぎ要求情報を前記コアネットワーク要素に送信した後に、前記コアネットワーク要素により、前記ターミナルの現在の引継ぎがルールに合致するかどうかを、前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと、前記ターミナルにより署名された一以上のSNPNに対応するNIDおよびPLMN IDと、の比較結果に応じて判断し、前記ターミナルの現在の引継ぎがルールに合致している場合に、前記コアネットワーク要素によって、前記第2基地局に前記引継ぎ要求を送信する工程を、さらに備える。
いくらかの実施の形態において、前記コアネットワーク要素によって、前記第2基地局に前記引継ぎ要求を送信する工程は、前記ターミナルにより署名された一以上のSNPNに対応するNIDおよびPLMN IDと、前記第2基地局により支持された一以上のSNPNに対応するNIDおよびPLMN IDと、を合致させ、その合致が成功した場合に、前記コアネットワークにより前記第2基地局に前記引継ぎ要求を送信する、または
前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと、前記目標通信セルにより支持されるSNPNに対応するNIDおよびPLMNと、を合致させ、その合致が成功した場合に、前記コアネットワークにより前記第2基地局に前記引継ぎ要求を送信する、工程を備える。
いくらかの実施の形態において、前記第2基地局は、前記第2基地局によって支持された一以上のSNPNに対応する前記NIDを、次代(NG)確立要求を介してコアネットワーク要素に送信し、または前記第2基地局は、前記第2基地局によって支持された一以上のSNPNに対応する前記NIDを、無線アクセスネットワーク(RAN)コンフィギュレーション更新情報を介してコアネットワーク要素に送信する。
いくらかの実施の形態において、前記引継ぎ要求は前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDとを備える移動制限リストを備え、前記通信方法は、さらに、前記第2基地局によって、前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDとに応じて、前記ターミナルの引継ぎと、前記第2基地局によって支持された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、を許可するかどうかを決定して、前記ターミナルの引継ぎを許可する場合に、前記第2基地局によって前記コアネットワーク要素に引継ぎ要求了承情報を送信し、または前記第2基地局によって、前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDとに応じて、前記ターミナルの引継ぎと、前記目標通信セルによって支持されたSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、を許可するかどうかを決定して、前記ターミナルの引継ぎを許可する場合に、前記第2基地局によって前記コアネットワーク要素に引継ぎ要求了承情報を送信し、そして、前記コアネットワーク要素によって前記引継ぎ要求了承情報に応じて前記第1基地局に引継ぎ命令を送信する工程を備える。
本願の更なる他の実施の形態では、ターミナルにより、第1基地局(BS)から送信された放送情報を受信する工程であって、前記放送情報は、前記第1基地局が支持する一以上の独立非公共ネットワーク(SNPN)に対応するネットワーク識別子(NID)と公共領域移動ネットワーク識別子(PLMN ID)を備える工程と、
前記第1基地局が前記放送情報に応じて前記ターミナルにより署名される一以上のSNPNを支持するかどうかを決定する工程と、
前記第1基地局が前記ターミナルにより支持された一以上のSNPNを支持するときに、前記ターミナルにより署名され前記第1基地局により支持された一以上のSNPNを前記ターミナルにより選択する工程と、前記ターミナルにより、前記第1基地局に接続要求を送信して前記第1基地局と無線リソースコントロール(RRC)を確立する工程と、
前記ターミナルにより、前記第1基地局にRRC接続確立完了情報を送信する工程であって、前記RRC接続確立完了情報は、前記ターミナルが前記第1基地局に前記ターミナルを選択された前記SNPNに接続することを命令するために前記SNPNに対応するNIDとPLMN IDを実行する工程と、を備える通信方法を提供するものである。
いくらかの実施の形態において、前記の方法は、前記ターミナルにより、前記放送情報に応じて前記ターミナルにより署名された一以上のSNPNを前記第1基地局が支持するかどうかを判定する工程は、前記ターミナルにより、前記第1基地局が前記ターミナルにより支持される一以上のSNPNを命令するかどうかを、前記ターミナルにより署名された一以上の前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと、前記第1基地局により支持された一以上のSNPNの各々に対応する前記NIDおよびP前記LMN IDと、の比較結果に応じて決定する工程を備える。
いくらかの実施の形態において、前記の方法は、前記ターミナルによって、前記第1基地局に測定報告を送信する工程であって、前記測定報告は前記ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと通信セルの信号質情報とを備える工程であって、前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに前記ターミナルを引き継ぐように前記第1基地局に命令するための工程を備える。
本願の更なる他の実施の形態では、放送情報を送信する送信モジュールであって、前記放送情報は前記第1基地局が支持する一以上の独立非公共ネットワーク(SNPN)に対応するネットワーク識別子(NID)と公共領域移動ネットワーク識別子(PLMN ID)を備える送信モジュールと、第1BSが放送情報に応じてターミナルにより署名された一以上のSNPNを支持するかどうかを決定する決定モジュールと、第1BSが、ターミナルにより署名された一以上のSNPNを支持する場合に、ターミナルにより署名され第1BSにより支持された一以上のSNPNを選択し、第1BSに接続要求を送信し、第1BSと無線リソースコントロール(RRC)接続を確立し、第1BSにRRC接続確立完了情報を送信する送信モジュールと、を備え、RRC接続確立完了情報は、選択されたSNPNにターミナルを接続するように、第1BSに命令して前記RRC接続確立完了情報は前記ターミナルが選択したSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを実行する基地局を提供する。
本願の更なる他の実施の形態では、第1基地局(BS)から送信された放送情報を受信する受信モジュールであって、前記放送情報は前記第1基地局が支持する一以上の独立非公共ネットワーク(SNPN)に対応するネットワーク識別子(NID)と公共領域移動ネットワーク識別子(PLMN ID)を備える受信モジュールと、前記放送情報に応じて前記ターミナルにより署名された一以上のSNPTを前記第1基地局が支持するかどうかを決定する確定モジュールと、前記第1基地局が前記ターミナルにより署名される一以上のSNPNを命令するときに前記ターミナルにより署名された一以上のSNPNから一のSNPNを選択し、前記第1基地局に接続要求を送信し、前記第1基地局との無線リソースコントロール(RRC)接続を確立し、前記第1基地局にRRC接続確立完了情報を送信する送信モジュールと、を備え、前記RRC接続確立完了情報は、前記ターミナルを選択された前記SNPNに接続するように前記第1基地局に命令するように、前記ターミナルが選択したSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを実行するターミナルを提供することにある。
本願の更なる他の実施の形態では、前記実施の形態のいずれかに記載の基地局と、前記実施の形態のいずれかに記載のターミナルとを備える通信システムを提供するものである。
いくらかの実施の形態において、前記基地局は第1基地局であって、前記通信システムは、前記第1基地局から送信された初期ユーザ装置(UE)情報を受信し、前記ターミナルの現在のアクセスがルールに合致しているかどうかを初期UE情報に基づいて決定し、前記現在のアクセスがルールに合致している場合に前記第1基地局にダウンリンク非アクセス階層移送情報を送信するコアネットワーク要素をさらに備え、前記初期ユーザ装置(UE)情報は、前記ターミナルがアクセスすることを選択した前記SNPNに対応し前記NIDと前記PLMN IDとを備える。
いくらかの実施の形態において、前記コアネットワーク要素は、前記ターミナルの前記現在のアクセスがルールに合致するかどうかを、前記ターミナルがアクセスすることを選択する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと、前記ターミナルにより署名された一以上のSNPNに対応するNIDおよびPLMN IDと、の比較結果に応じて決定する。
いくらかの実施の形態において、システムは、さらに第2基地局を備え、
前記コアネットワーク要素は、さらに前記第1基地局から送信された引継ぎ要求情報を受信し、前記引継ぎ要求情報に応じて前記第2基地局に引継ぎ要求を送信し、前記第2基地局から送信される引継ぎ要求了承情報を受信し、前記第1基地局に引継ぎ命令を戻すようになっていて、前記引継ぎ要求情報は前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDを備え、前記第2基地局は、前記コアネットワーク要素から送信される前記引継ぎ要求を受信し、前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNを前記目標通信セルが支持するときに、前記引継ぎ要求了承情報を前記コアネットワーク要素に送信するようになっている。
いくらかの実施の形態において、前記コアネットワーク要素は、前記ターミナルの現在の引継ぎがルールに合致するかどうかを、前記ターミナルがアクセスすることを選択する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと、前記ターミナルにより署名された前記SNPNに対応するNIDおよびPLMN IDと、の比較結果に応じて決定し、前記ターミナルの現在の引継ぎがルールに合致する場合に前記第2基地局に前記引継ぎ要求を送信するようになっている。
いくらかの実施の形態において、前記コアネットワーク要素は、さらに、前記第2基地局によって支持された一以上のSNPNに対応するNIDおよびPLMN IDと、前記ターミナルにより署名された一以上のSNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと、を合致させ、その合致が成功した場合に前記第2基地局に引継ぎ要求を送信し、または前記コアネットワーク要素は、さらに、前記目標セルによって支持されたSNPNに対応するNIDおよびPLMN IDと、前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと、を合致させ、その合致が成功した場合に前記第2基地局に引継ぎ要求を送信するようになっている。
いくらかの実施の形態において、前記第2基地局は、前記第2基地局によって支持された一以上のSNPNに対応する前記NIDを、次代(NG)確立要求を介してコアネットワーク要素に送信し、または前記第2基地局は、前記第2基地局によって支持された一以上のSNPNに対応する前記NIDを、無線アクセスネットワーク(RAN)コンフィギュレーション更新情報を介してコアネットワーク要素に送信する。
いくらかの実施の形態において、前記第2基地局は、前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDとに応じて、前記ターミナルの引継ぎと、前記第2基地局によって支持された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、を許可するかどうかを決定して、前記ターミナルの引継ぎを許可する場合に、前記第2基地局によって前記コアネットワーク要素に引継ぎ要求了承情報を送信し、または前記第2基地局は、前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDとに応じて、前記ターミナルの引継ぎと、前記目標通信セルによって支持されたSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、を許可するかどうかを決定して、前記ターミナルの引継ぎを許可する場合に、前記第2基地局によって前記コアネットワーク要素に引継ぎ要求了承情報を送信するようになっている通信システムを提供することにある。
いくらかの実施の形態においては、前記コアネットワーク要素は、コアネットワーク要素コンフィギュレーション更新信号を介して、前記第1基地局に前記コアネットワーク要素に対応する更新NIDの情報を送信する、または次代(NG)確立応答情報を介して前記第1基地局に前記コアネットワーク要素に対応するNIDを送信するようになっている通信システムを提供することにある。
本願の更なる他の実施の形態では、プロセッサと、前記プロセッサに接続され前記プロセッサにより実行された際に、前記実施の形態のいずれかに記載の通信方法を前記プロセッサに実行させる命令を格納するメモリと、を備える通信システムを提供することにある。
本願の更なる他の実施の形態では、プロセッサにより実行された際に、前記の実施の形態のいずれかに記載の通信方法の工程を前記プロセッサに実行させるコンピュータプログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な不揮発性格納媒体を提供することにある。
本願の更なる他の実施の形態では、プロセッサと、前記プロセッサに接続され前記プロセッサにより実行された際に、前記実施の形態のいずれかに記載の通信方法において、第1BSと第2BSとにより前記プロセッサに実行させる方法を実行する命令を格納するメモリと、を備える基地局を提供することにある。
本願の更なる他の実施の形態では、前記の実施の形態のいずれかに記載の通信方法において、プロセッサにより実行された際に、前記いずれかに記載の通信方法において、前記プロセッサに第1BSと第2BSとにより実行させるコンピュータプログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な不揮発性格納媒体を提供することにある。
本願の更なる他の実施の形態では、プロセッサと、前記プロセッサに接続され前記プロセッサにより実行された際に前記実施の形態のいずれかに記載の通信方法を前記プロセッサに実行させる命令を格納するメモリと、を備えるターミナルを提供することにある。
本願の更なる他の実施の形態では、前記の実施の形態のいずれかに記載の通信方法において、プロセッサにより実行された際に、ターミナルによって実行させる方法をプロセッサにより実装するためのコンピュータプログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な不揮発性格納媒体を提供することにある。
本願の開示において、第1BSは、放送情報を介して、第1BS自身で署名された一以上のそれぞれのSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを放送し、ターミナルにより署名された一以上のSNPNとターミナルが聞いた放送情報とに応じて、ターミナルは、初期アクセスのための第1BSを選択し、それにより対応するSNPNにアクセスする。上記の実施の形態では、既存の信号プロセスを改良することによって、非公共ネットワークを利用するターミナルのためのサービスを提供することを実現するために、SNPNにアクセスするターミナルのための解決手段を提供するものである。
本願発明の他の特徴および有利な効果は、添付の図面を参照して、本願開示の例示的実施の形態についての続く詳細な説明から明らかになるであろう。
本願開示の更なる理解を提供するための添付の図面は、この明細書の部分をなし、発明の示される実施の形態、本願の示される実施の形態とともに本願の開示を説明する役割を持ち、一方で、それらには限定されるものではない。
本願のいくらかの実施の形態に応じた通信方法の概略フローチャートである。
本願の他の実施の形態に応じた通信方法の概略フローチャートである。
本願の更なる実施の形態に応じた通信方法の概略フローチャートである。
本願のいくらかの実施の形態に応じたBSの構造関係図である。
本願のいくらかの実施の形態に応じたターミナルの構造関係図である。
本願のいくらかの実施の形態に応じた通信システムの構造関係図である。
本願の他の実施の形態に応じた通信システムの構造関係図である。
本願の更なる実施の形態に応じた通信システムの構造関係図である。
以下、本願開示についての実施の形態の技術的解決手段に対して明確で完全に説明を行う。本願の開示の実施の形態は、明確に、単に、それらのいくらかの実施の形態よりもむしろ、ここに説明される。少なくとも一つの例示としてのここでの説明は単に示しているにすぎず、適用または使用について、本願発明を限定する意図ではない。ここに開示される実施の形態に基づいて、創造的な努力なく、いわゆる通常の技術により得られる他の実施の形態のすべては、本願の保護範囲に含まれる。
5GまたはSAにおけるターミナルとしての非公共ネットワークサービスをどのように提供するかについて特別な解決方法を提供するものではない現在の通常の問題において、ここでの解決方法が提案される。
本願において、ターミナル側に新しい識別子が付加される。たとえば、独立型の非公共ネットワークにおいて、登録され認証されたターミナルの一以上のSNPNに対応するNID(ネットワーク識別子)が追加される。上記の識別子は、ターミナルが署名され登録されると確定され、それぞれ、コアネットワークとターミナルによって維持させてもよい。ターミナルのアクセスおよび引継ぎの間において、後述するように、基地局は上記の識別子をコアネットワークを介して獲得するように構成することができる
新しい識別子はネットワーク側に付加され、たとえばBSによって支持される一以上のSNPNに対応するNIDが付加される。SNPNネットワークはNIDと対応するPLMN識別子とを介して、固有なものとして確定される。
本願の通信方法の実施の形態として、図1を参照して以下に説明する。
図1は本願の通信方法の実施の形態としてのフローチャートを示している。図1に示すようにこの実施の形態では、S102およびS103の工程を備えている。
行程S102において、第1BSは放送情報を送信し、呼応してターミナルは第1BSから送信された放送情報を聞く。
放送情報は、第1BSにより支持される一以上のSNPNの各々に対応するNIDとPLMN IDを備える。放送情報は、第1BSにより支持されるNIDを備える。第1BSにより支持される一以上のNIDであってもよい。もしもNIDが複数であるならば、NIDのリストが形成される。たとえば、第1BSにより支持されるNIDはSIB1のようにSIB(システム情報ブロック)に備えられる。放送情報はたとえばPLMN(公共領域移動ネットワーク)等、存在する標準的なものとして確定される。
S104において、ターミナルは第1BSが受信された放送情報に応じてターミナルにより署名される一以上のSNPNを介して上記識別子を獲得させてもよい。
いくらかの実施の形態では、放送情報が受信された後に、ターミナルは第1BSにより支持される一以上のSNPNの各々に対応するNIDとPLMN IDを獲得するための放送情報について分説する。ターミナルは、第1BSによって支持される一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDとの間の比較結果に応じてターミナルにより署名される一以上のSNPNを第1BSが支持するかどうかを決定する。もしも、第1BSによって支持された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDとがターミナルにより署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを備えるならば、第1BSがターミナルにより署名される一以上のSNPNを支持し、さもなくば第1BSはターミナルにより署名される一以上のSNPNを支持しない。
工程S106において、第1BSがターミナルにより署名される一以上のSNPNを支持してターミナルが第1BSを選択するならば、ターミナルは第1BSに接続要求を送信する。結果的に、第1BSはターミナルから送信される接続要求を受信する。
第1BSに加えて、ターミナルにより署名される一以上のSNPNを支持する一以上のBSであってもよく、上記のプロセスは既存の通信セルの選択または通信セルの再選択プロセスの改良として利用できる。すなわち、もしもターミナルが現在通信セルの選択のシナリオにあるならば、第1BSまたは他のBSは通信セル選択プロセスのルールに応じて選択され、またはもしもターミナルが現在通信セルの再選択のシナリオにあるならば、第1BSまたは他のBSは通信セル選択プロセスのルールに応じて選択される。
以下の改良は既存の通信セル選択プロセスまたは通信セル再選択プロセスに適用され、変更しない既存の標準的な箇所は参考となされる。ターミナルは周期的に放送情報における一以上のSNPNのNIDとPLMN IDとを聞いて、それ自身が署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDとに基づいて放送情報におけるNIDとPLMN IDとに対応する一以上のSNPNにおいてSPNPを署名したターミナルであるかどうかを判定する。もしもそうであるならば、放送情報におけるNIDとPLMN IDとの一つに対応する通信セルが、通信セル選択または通信セルの再選択のルールに応じてアクセスするように選択される。
ターミナルはRRC確立要求(無線リソースコントロール確立要求)として接続要求を第1BSに送信する。この情報に対して、先行技術が参考にされる。
第1BSは、以下に述べる接続要求に応じて、SNPNに対応するターミナルに接続する。
S108工程において、接続要求に応じて、第1BSはターミナルとのRRC接続を確立する。
S110工程において、ターミナルはRRC接続確立完了情報を第1BSに送信し、第1BSはターミナルから送信されたRRC接続確立完了情報を受信する。RRC接続確立完了情報はターミナルがアクセスすることを選択するSNPNを実行するようにしてもよい。
S112工程において、第1BSは、RRC接続確立完了情報に応じて、ターミナルがアクセスすることを選択するSNPNにターミナルに接続する。
図2に示しているように、いくらかの実施の形態において、ターミナルとのRRC接続を確立し、ターミナルをアクセスを選択するSNPNに接続するBSのプロセスは行程S202から工程S210を備えている。
S202工程において、第1BSは、RRC確立(無線リソースコントロール確立)のような接続コントロール確立命令を送信する。この工程に対しては先行技術が参考とすることもできる。たとえば、BSは、負荷状況のような情報に応じてターミナルのアクセスを許容するかどうかを決定してもよい。
S204工程において、ターミナルは、たとえばRRC確立完了のような無線リソースコントロール確立完了情報を第1BSに送信する。この工程に対しては先行技術を参考にしてもよい。
無線リソースコントロール確立完了情報はターミナルがアクセスすることを選択するSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを備える。第1BSが複数のSNPNを支持する場合には、ターミナルはアクセスするターミナルの署名SNPNと合致するSNPNを選択する。
S206工程において、第1BSはコアネットワーク要素に初期ユーザ装置(UE)情報を送信する。
初期UE情報は、たとえば「初期UEメッセージ」であって、ターミナルがアクセスすることを選択するSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを備える。この工程において、ターミナルがアクセスすることを選択するNIDが既存の信号に付加される。
S208工程において、コアネットワーク要素は初期UE情報に応じてターミナルの現在のアクセスがルールに合致しているかどうかを確定する。
たとえば、コアネットワーク要素は、AMF(アクセスと移動管理機能)である。いくらかの実施の形態において、コアネットーク要素は、ターミナルがアクセスすることを選択するSNPNのNIDとPLMN IDとターミナルによって署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDとの比較結果に応じて、ターミナルの現在のアクセスがルールに合致しているかどうかを画定する。ターミナルがアクセスすることを選択するSNPNに対応するNIDとPLMN IDとがターミナルによって署名された一以上SNPNに対応するNIDとPLMN IDとの範囲内にあるならば、コアネットワーク要素がターミナルの現在のアクセスがルールに合致していることを確定し、さもなくば、現在のアクセスはルールに合致していない。コアネットワーク要素は上記のプロセスを介してターミナルを認証する。
S210工程において、ターミナルの現在のアクセスがルールに合致しているならば、コアネットワーク要素は第1BSにダウンリンク非アクセス階層移送情報を送信する。呼応して、第1BSは、コアネットワークから送信されたダウンリンク非アクセス階層移送情報を受信する。
ダウンリンク非アクセス階層移送情報は、「ダウンリンクNAS移送」である。ターミナルがアクセスすることを選択するSNPNに対応するNIDは、サービス提供中NID(「サービス提供中NID」)として「ダウンリンクNAS移送」内に移動制限リスト通信セルに加えられる。この情報に対しては、先行技術が参考になる。上記実施の形態において、ターミナルの初期アクセスのプロセスにおいて、ターミナルがアクセス選択したSNPNに対応するNIDが「初期UEメッセージ」に付加され、コアネットワーク要素により実行されるターミナルの認証プロセスが付加される。
上記実施の形態において、第1BSは放送情報を介してそれ自身により支持される一以上のSNPNの各々に対応するNIDとPLMN IDとを放送し、ターミナルはターミナルにより署名された一以上のSNPNとターミナルが聞く放送情報に応じて、初期アクセスについての第1BSを選択し、それにより対応するSNPNにアクセスする。上記実施の形態は、既存の信号プロセスを改良することにより非公共ネットワークを利用するターミナルに対するサービスを提供することを実現するように、SNPNにアクセスするターミナルに対する解決手段を提供する。
本願の開示は異なるBSのSNPNの間でターミナルの引継ぎを実現する方法を提供する。SAシナリオでは、引継は図3を参照しての以下に説明されるNG基準(次代)の引継ぎである。
図3は、本願開示の他の更なる実施の形態に応じての通信方法のフローチャートである。図3に示すように、実施の形態の方法は工程S302から工程S310を備える。
S302工程では、ターミナルは第1BSに測定報告を送信し、呼応して第1BSはターミナルから測定報告を受信する。
測定報告は、NIDとPLMN IDとアクセスすることを適用するSNPNに対応する通信セルの信号質情報とを備える。測定報告に含まれうる他の情報に対しては先行技術を参照しうる。SAシナリオにおいて、異なるSNPN間の引継ぎが支持されない、すなわちNIDとPLMN IDとは、目標BSと元BS(第1BS)とに対して同一でなければならない。ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDは測定報告に付加されて、ターミナルは同じSNPNに引き継がれてもよい。
工程S304において、第1BSは引継ぎ閾値判定を行って、第1BSによる測定報告に応じて目標津信セルとしての第2BSに対応する通信セルを決定し、第1BSが引継ぎ上限が合致すると判定した場合にはコアネットワーク要素に引継ぎ要求情報を送信する。
たとえば、コアネットワークは、AMFである。引継ぎ要求情報は、たとえば「引継ぎが要求されている」であって、ターミナルがアクセスすることを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、目標通信セルの識別子とを備える。引継ぎ閾値を判定し第1BSにより目標セルとしての第2BSに対応する通信セルを決定する詳細は、先行技術を参考にすることができ、ここでは繰り返しての説明は割愛する。
SAの場合には、異なるコアネットワーク表素は異なるSNPNを支持することもできる。コアネットワーク要素に対応するNIDはNG確立応答情報を介して第1BSに送信され、またはコアネットワーク要素に対応する更新されたNID情報はコアネットワーク要素のコンフィギュレーション更新信号を介して第1BSに送信される。コアネットワーク要素のコンフィギュレーション更新シグナルは、たとえば「更新AMFコンフィギュレーション」と、NGセットアップ応答情報は、たとえば「NG確立要求」である。これらのメッセージはコアネットワーク要素に対応するNIDリストを備える。
いくらかの実施の形態では、第1BSは、ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、ターミナルが第1BS下で接続されるSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを合致させる。もしも合致したならば、第1BSは、ターミナルが第1BS下で接続されるSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、各コアネットワーク要素に対応するNIDとPLMN IDと、を対比して、ターミナルが第1BS下で接続されるSNPNに対応するNIDとPLMN IDと同じNIDと同じPLMN IDとをコアネットワーク要素として決定し、コアネットワーク要素に引継ぎ要求情報を送信する。第1BSは、ターミナルがアクセスすることを適用するSNPNが現在アクセスしているSNPNと一貫性があることを保証するように、アクセスすることを適用するSNPNのNIDを検証する。そして、引継ぎ要求情報の送信先の適切なコアネットワーク要素が選択される。
S306工程では、コアネットワーク要素は引継ぎ要求情報に応じて第2BSに引継ぎ要求を送信する。
いくらかの実施の形態において、ターミナルがアクセスをすることを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、ターミナルによって署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、を対比した結果に応じて、コアネットワーク要素は、ターミナルの現在の引継ぎがルールに合致しているかどうかを確定し、ターミナルの現在の引継ぎがルールに合致している場合に第2BSに引継ぎ要求を送信する。ターミナルがアクセスすることが適用されるSNPNに対応するNIDとPLMN IDとがターミナルによって署名された一のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、同一であるならば、現在の引継ぎがルールに合致していると確定される。コアネットワークは、ターミナルの認証を介してターミナルの引継ぎをコントロールする。
いくらかの実施の形態では、BSは、BSによって支持された一以上のSNPNに対応するNIDをNG確立要求(「NG確立要求」)を介して、コアネットワーク要素に送信する。コアネットワーク要素はNG確立応答(「NG確立応答」)をBSに返信してもよい。代わりに、BSは、BSによって支持される一以上のSNPNに対応するNIDを、RANコンフィギュレーション更新情報(「RANコンフィギュレーション更新」)を介してコアネットワークに送信する。コアネットワーク要素は、RANコンフィギュレーション更新確認情報(「RANコンフィギュレーション更新」)をBSに送信する。BSは、それ自身が支持したSNPNに対応するNIDをコアネットワークに送信し、コアネットワークはターミナルの引継ぎをコントロールできる。BSは、それぞれの通信セルにより支持されるSNPNに対応するNIDを上記の方法を介してコアネットワーク要素に送信する。
いくらかの実施の形態では、コアネットワーク要素はターミナルにより署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを、第2BSにより支持される一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDとに、合致させ、合致が成功した場合にはコアネットワーク要素により第2BSに引継ぎ要求を送信する。代わりに、コアネットワーク要素はターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを、目標通信セルにより支持されるSNPNに対応するNIDとPLMN IDとに、合致させ、合致が成功した場合には、コアネットワーク要素により第2BSに引継ぎ要求を送信する。
引き継ぎ要求は、たとえば「引継ぎ要求」であって、アクセスするこが適用されるSNPSNに対応するNIDを付加することができる。ターミナルがアクセスすることが適用されるSNPNに対応するNIDは「移動制限リスト」に付加させることができる。現在のSAシナリオにおいて、ターミナルの交差SNPN引継ぎは支持されない。すなわち、ターミナルがアクセスすることを適用するSNPNに対応するNIDは、ターミナルが現在接続されるSNPNに対応するNIDと同一でなければならない。ターミナルがアクセスすることを適用するSNPNに対応するNIDはサービス提供中NIDである。
S308工程において、第2BSは、コアネットワーク要素に、引継ぎ要求了承情報を送信し、これに対応してコアネットワーク要素は第2BSから送信される引継ぎ要求了承情報を受信する。
いくらかの実施の形態では、ターミナルがアクセスすることを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDおよび第2BSにより支持される一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDとに応じて、第2BSはターミナルの引継ぎを許すかを決定し、ターミナルの引継ぎを許容する場合にはコアネットワーク要素に引継ぎ要求了承情報を送信する。第2BSにより支持される一以上のSNPNのNIDとPLMN IDとは、アクセスすることを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、共通点を有している場合には、ターミナルの引継ぎが許容されることが確定される。代わりに、第2BSは、ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、目標通信セルによって支持されるSNPNに対応するNIDとPLMN IDとに応じて、ターミナルの引継ぎを許容するかどうかを決定し、ターミナルの引継ぎが許容する場合にコアネットワークに引継ぎ要求了承情報を送信する。第2BSは、ターミナル認証を介してターミナルの引継ぎをコントロールすることができる。
S310工程において、コアネットワーク要素は、引継ぎ要求了承情報に応じて、第1BSに引継ぎ命令を返信し、呼応して第1BSは、第2BSにより支持されるSNPNにターミナルに引継ぎを行うように、引継ぎ要求了承情報に応じて、コアネットワーク要素によって返信された引継ぎ命令を受信する。
引き継ぎ要求は、たとえば「引継ぎ命令」であって、後続の引継ぎプロセスのために、先行技術を参考することができる。
上記のNG基準引継ぎ実施の形態において、元BS(第1BS)はコアネットワークに引継ぎ要求情報を送信し、コアネットワークは目標BS(第2BS)または目標通信セルの選択をターミナルの測定報告に応じて制御することができる。目標BSはターミナルの認証を介してアクセスを許可するかどうかを確定することができる。既存の引継ぎ信号においてターミナルがアクセスすることを適用するSNPNに対応するNIDを付加することにより、異なるBSのSNPNの間においてターミナルの引継ぎプロセスを成し遂げることができる。
本願の開示はBSをも提供し、詳細は図4を参照して、以下に説明する。
図4は、本願の開示におけるいくらかの実施の形態に応じたBSの構造関係図である。図4に示すように、この実施の形態においての、BS40は送信モジュール410、受信モジュール420と、接続モジュール430を備えている。BS40は前記の実施の形態では、第1BSとして使用される。
送信モジュール410は放送情報を送信するようになっていて、放送情報はネットワーク識別子(NID)および第1BSによって支持される一以上の独立非公共ネットワーク(SNPN)の各々に対応する公共領域移動ネットワーク識別子(PLMN ID)を備える。
受信モジュール420はターミナルから送信される接続要求を受信するようになっていて、接続要求は第1BSがターミナルによって署名された一以上のSNPNを支持することを示している。
一以上の実施の形態では、ターミナルは、ターミナルによって署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、第1BSにより支持される一以上のSNPNの各々に対応するNIDとPLMN IDと、の比較結果に応じて、第1BSがターミナルによって署名された一以上のSNPNを支持するかどうかを確定する。
接続モジュール430は、接続要求に応じて、ターミナルと無線リソースコントロール(RRC)接続を確立し、ターミナルから送信されるRRC接続確立完了情報を受信し、RRC接続確立完了情報に応じてターミナルをターミナルがアクセスすることを選択するSNPNに接続する。RRC接続確立完了情報は、ターミナルがアクセスすることを選択するSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを実行する。
いくらかの実施の形態では、送信モジュール410はさらに、初期ユーザ装置(UE)情報をコアネットワーク要素に送信するようになっている。初期UE情報はターミナルがアクセスすることを選択するSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを備え、ターミナルの現在のアクセスはルールに合致していることを検証するために使用される。受信モジュール420は、さらにコアネットワーク要素から送信され、ターミナルがアクセスすることを選択するSNPNにダウンリンク非アクセス階層移送情報に応じてターミナルを接続するダウンリンク非アクセス階層移送情報を受信する。ダウンリンク非アクセス階層移送情報は、ターミナルの現在のアクセスがルールに合致していることを示している。
いくらかの実施の形態において、ターミナルの現在のアクセスがルールに合致しているかどうかは、ターミナルがアクセスすることを選択するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、ターミナルにより署名された一以上のSNPNに対応するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、の比較結果に応じて決定される。
いくらかの実施の形態において、受信モジュール420は、さらに、ターミナルから送信される測定報告を受信するようにできる。測定報告は、ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと通信セルの信号質情報とを備える。送信モジュール410は、第1BSによる測定報告に応じて、引継ぎ閾値判定を行って目標通信セルとして第2BSに対応する通信セルを確定し、引継ぎ条件が合致していることを第1BSが判定した場合に、コアネットワーク要素に引継ぎ要求情報を送信して第2BSにコアネットワーク要素を介して引継ぎ要求を初期化する。引継ぎ要求情報は、ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、目標通信セルの識別子とを備える。
いくらかの実施の形態では、送信モジュール410は、ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、ターミナルが第1BS下で接続されているSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、を合致させ、合致したならば、ターミナルが第1BS下で接続されているSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、各コアネットワークに対応するNIDとPLMN IDと、を比較して、ターミナルが第1BS下で接続されているSNPNに対応するNIDとPLMN IDと同じNIDとPLMN IDとを有するようにコアネットワークを確定し、コアネットワークに引継ぎ要求情報を送信する。
いくらかの実施の形態では、受信モジュール420は、さらに、各コアネットワーク要素のコンフィギュレーション信号またはNG確立応答情報を受信する。コンフィギュレーション信号は各コアネットワーク要素に対応する更新されたNIDの情報を備え、NG確立応答情報は各コアネットワーク要素に対応するNIDの情報を備える。
いくらかの実施の形態では、コアネットワーク要素は、ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、ターミナルにより署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、の比較結果に応じて、ターミナルの現在の引継ぎがルールに合致しているかどうかを確定し、ターミナルの現在の引継ぎがルールに合致している場合には第2BSに引継ぎ要求を送信する。
いくらかの実施の形態では、コアネットワーク要素は、ターミナルによって署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、第2BSにより支持された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、を合致させ、合致が成功した場合には、コアネットワーク要素により第2BSに引継ぎ要求を送信する。もしくは、コアネットワーク要素は、ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、目標通信セルにより支持されたSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、を合致させ、合致が成功した場合には、コアネットワーク要素により第2BSに引継ぎ要求を送信する。
いくらかの実施の形態では、第2BSは第2BSにより支持された一以上のSNPNに対応するNIDをNG確立要求を介してコアネットワーク要素に送信し、または第2BSは、第2BSにより支持された一以上のSNPNに対応するNIDをRANコンフィギュレーション更新情報を介してコアネットワーク要素に送信する。
いくらかの実施の形態では、引継ぎ要求は、移動制限リストを備える。移動制限リストは、ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを備え、第2BSは、ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDおよび第2BSにより支持された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDとに応じて、ターミナルの引継ぎを許容するかどうかを決定し、ターミナルの引継ぎを許容する場合には、コアネットワーク要素に引継ぎ要求了承情報を送信する。または、第2BSは、ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDおよび目標通信セルにより支持された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDとに応じて、ターミナルの引継ぎを許容するかどうかを決定し、ターミナルの引継ぎを許容する場合には、コアネットワーク要素に引継ぎ要求了承情報を送信する。コアネットワーク要素は引継ぎ要求了承情報に応じて、引継ぎ命令を第1BSに送信する。
本願の開示はターミナルをも提供し、詳細は図5を参照して、以下に説明する。
図5は、本願の開示におけるいくらかの実施の形態に応じたターミナルの構造関係図である。図5に示すように、この実施の形態においてのターミナル50は、受信モジュール510、確定モジュール520、送信モジュール530を備える。
受信モジュール510は、第1基地局(BS)から送信される放送情報を受信するようになっていて、放送情報はネットワーク識別子(NID)および第1BSによって支持される一以上の独立非公共ネットワーク(SNPN)の各々に対応する公共領域移動ネットワーク識別子(PLMN ID)を備える。
確定モジュール520は、放送情報に応じて、第1BSがターミナルにより署名された一以上のSNPNを支持するかどうかを確定するようになっている。
いくらかの実施の形態では、確定モジュール520は、ターミナルにより署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、第1BSにより支持された一以上のSNPNの各々に対応するNIDとPLMN IDと、の比較結果に応じて、第1BSがターミナルにより署名された一以上のSNPNを支持するかどうかを確定するようになっている。
送信モジュール530は、第1BSがターミナルにより署名された一以上のSNPNを支持する場合に、ターミナルにより署名され第1BSによって支持された一以上のSNPNうちのSNPNを選択して、第1BSに接続要求を送り、第1BSと無線リソースコントロール(RRC)接続を確立し、第1BSに無線リソースコントロール(RRC)接続確立完了情報を送信する。RRC接続確立完了情報は、第1BSに選択されたSNPNにターミナルを選択するように命令するために、ターミナルが選択するSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを実行する。
いくらかの実施の形態では、送信モジュール530は、さらに第1BSに測定報告を送信するようになっている。測定報告は、第1BSにターミナルがアクセスすることを選択したSNPNにターミナルを引き継ぐように命令するために、ターミナルがアクセスすることを選択するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと通信セルの信号質情報とを備える。
本願の開示は通信システムをも提供し、詳細は図6を参照して、以下に説明する。
図6は、本願の開示におけるいくらかの実施の形態に応じた通信システムの構造関係図である。図6に示すように、この実施の形態においてのシステム6は、上記の実施の形態のいずれにも応じるようなBS40と、上記の実施の形態のいずれにも応じるようなターミナル50とを備える。BS40は第1BSとして使用される。
いくらかの実施の形態では、システム6はコアネットワーク要素62を備え、コアネットワーク要素62は第1BSから送信される初期ユーザ装置(UE)情報を受信し、初期UE情報に応じてターミナル50の現在のアクセスがルールに合致しているかどうかを判定し、ターミナル50の現在のアクセスがルールに合致している場合には、第1BS40にダウンリンク非アクセス階層移送情報を送信する。初期UE情報はターミナル50がアクセスを選択するSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを備える。
いくらかの実施の形態では、コアネットワーク要素62は、ターミナル50がアクセスを選択したSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、ターミナル50により署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、の比較結果に応じて、ターミナル50の現在のアクセスがルールに合致しているかどうかを判定するようになっている。
いくらかの実施の形態では、通信システム60は、さらに第2BS64を備え、コアネットワーク要素62は、さらに、第1BSから送信される引継ぎ要求情報を受信し、引継ぎ要求情報に応じて第2BS64に引継ぎ要求を送信し、第2BS64から送信される引継ぎ要求了承情報を受信し、第1BSに引継ぎ命令を返信する。引継ぎ要求情報は、ターミナル50がアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと通信セルの識別子とを備え、第2BS64はコアネットワーク要素62から送信される引継ぎ要求を受信し、ターミナル50がアクセスを適用するSNPNを目標通信セルが支持するならば、コアネットワーク要素62に引継ぎ要求了承情報を送信する。
いくらかの実施の形態では、コアネットワーク要素62は、ターミナル50がアクセスを適用したSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、ターミナル50により署名されたSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、の比較結果に応じて、ターミナル50の現在の引継ぎがルールに合致しているかどうかを判定し、ターミナル50の現在の引継ぎがルールに合致している場合には、引継ぎ要求を第2BS64に送信する。
ある実施の形態では、さらに、コアネットワーク要素62は、ターミナル50により署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、第2BS64により支持された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、を合致させ、合致が成功した場合には、第2BS64に引継ぎ要求を送信し、またはコアネットワーク要素62は、ターミナル50がアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、目標通信セルにより支持されたSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、を合致させ、合致が成功した場合には、第2BS64に引継ぎ要求を送信するようになっている。
いくらかの実施の形態では、第2BS64は、第2BS64により支持された一以上のSNPNに対応するNIDを、次代(NG)確立要求または無線アクセスネットワーク(RAN)コンフィギュレーション更新情報を介して、コアネットワーク要素62に送信する。
いくらかの実施の形態では、さらに、第2BS64は、ターミナル50がアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、第2BSにより支持された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDとに応じて、ターミナル50の引継ぎを許容するか否かを判定し、ターミナル50の引継ぎを許容する場合には、コアネットワーク要素62に引継ぎ要求了承情報を送信し、または第2BS64は、ターミナル50がアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、目標通信セルにより支持されたSNPNに対応するNIDとPLMN IDとに応じて、ターミナル50の引継ぎを許容するか否かを判定し、ターミナル50の引継ぎを許容する場合には、コアネットワーク要素62に引継ぎ要求了承情報を送信するようになっている。
いくらかの実施の形態では、コアネットワーク要素62はコアネットワーク要素62に対応するNIDを、コアネットワーク要素コンフィギュレーション更新信号またはNG確立応答情報を介して、第1BSに送信する。
BSとターミナルに加え、本願の開示のここでの実施の形態の通信システムは、さまざまな計算機装置または計算機システムにより実装され、図7および図8を参照して、以下において説明する。
図7は本願の開示におけるいくらかの実施の形態に応じた通信システムの構造関係図である。図7に示すように、この実施の形態における通信システム70は、メモリ710と、メモリ710に接続されるプロセッサ720と、を備えている。プロセッサ720は、メモリ710に基づいて、本願の開示の実施の形態のいずれかに応じて通信方法を実行する。
メモリ710は、たとえばシステムメモリ、固定される不揮発性格納媒体などを備えるように構成してもよい。たとえば、システムメモリでは、オペレーティングシステム、アップリケーション、ブートローダー、データベース等その他のプログラムを格納する。
図8は本願の開示におけるいくらかの実施の形態に応じた通信システムの構造関係図である。図8に示すように、この実施の形態における通信システム80は、メモリ810と、プロセッサ820と、を備え、それぞれメモリ710とプロセッサ720と、同様である。また、通信システム80は、入出力インターフェース830、ネットワークインターフェース840、ストレージインターフェース850等を備えるように構成させてもよい。これらのインターフェース830、840、850とメモリ810およびプロセッサ820とは、お互いにバス860と接続させてもよい。入出力インターフェース830はディスプレイ、マウス、キーボードおよびタッチスクリーンのような接続インターフェースを提供する。ネットワークインターフェース840は、様々なネットワーク装置についての接続インターフェースを提供し、たとえばデータベースサーバまたはクラウドストレージサーバ等に接続させることができる。ストレージインターフェース850はSDカードやUSBフラッシュディスクのような外部格納装置に対する接続インターフェースを提供する。
計算機装置または計算機システムによりBSとターミナルを実装する特別な構成は、図7および図8に示すとりであって、ここでは説明を割愛する。
いわゆる通常の技術として、本願の開示の実施の形態が、方法、システム、コンピュータプログラム製品として提供される。それゆえに、本願開示における実施の形態は全体としては、全体としてハードウェアの実施の形態、全体としてのソフトウェアの実施の形態、ハードウェアとソフトウェアの要素の両方を包含する実施の形態、の形式をとることができる。さらに、本願の開示は、コンピュータに内蔵されるコンピュータで利用される不揮発性プログラムコードを有する一以上のコンピュータで利用される不揮発性格納媒体(ディスクストレージ、CD-ROM、光学メモリ等)に内蔵されるコンピュータプログラム製品の形態をとることができる。
本願の開示は、本願開示の実施の形態に応じての方法、装置(システム)おおびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照して説明される。フローチャートおよび/またはブロック図における各プロセスおよび/またはブロックと、フローチャートおよび/またはブロック図におけるプロセスおよび/またはブロックの組合せは、コンピュータプログラムの命令により、実装させてもよい。コンピュータプログラムの命令は一般目的のコンピュータ、特別目的のコンピュータのプロセッサ、内臓プロセッサ、他のプログラム可能なデータ処理装置に対して提供されてもよく、コンピュータのプロセッサまたは他のプログラム可能なデータ処理装置により実行されるような装置を生み出すものとして、またはフローチャートの一以上のフローおよび/またはブロック図における一以上のブロックにおいて特定される機能を実装する手段を生み出すものとして、提供される。
コンピュータプログラム命令はコンピュータで読み取り可能な格納媒体に格納されるコンピュータプログラム命令が、フローチャートの一以上のフローおよび/またはブロック図における一以上のブロックにおいて特定される機能を実装する命令手段を備える製造設備を提供するような特別な態様で動作させるために、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置を命令することができるコンピュータで読み取り可能な格納媒体中に格納されるように構成してもよい。
コンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラム可能な装置上でロードされ、コンピュータまたはコンピュータまたは他のプログラム可能な装置上で一連の動作工程を実行し、コンピュータまたはコンピュータまたは他のプログラム可能な装置上で実行され命令はフローチャートの一以上のフローおよび/またはブロック図における一以上のブロックにおいて特定される機能を実装する工程を提供するように、コンピュータ実装プログラムを作り出す。
上記は、この開示においての単なる好ましい実施の形態であって、ここにおける開示に制限されない。ここにおける開示の精神と原則の範囲内において、いかなる変形、取り換え、改良等は、ここにおける保護範囲内に含まれる。
本願は、2019年10月30日に出願された出願番号201911042164.Xの中華人民共和国出願に基づき優先権の主張を伴うものであって、ここにおける開示は全体としてここの開示に含まれる。
本願は、通信技術の分野に関し、より特には通信方法およびシステム、基地局およびターミナルに関する。
5G技術における研究の終点は、異なる産業における異なるユーザの要求を充たすように、より高い信頼性と低い遅れでの通信を提供することにある。たとえば、垂直産業やローカルエリアネットワーク(LAN)における異なるユーザの要求に応じて、いくらかの特定のユーザに提供される非公共ネットワークは通信サービスを提供するために、設計することができる。独立非公開ネットワークは垂直産業と特定のLANにおけるユーザの要求を満たすことができる。
現在では、5Gネットワークが将来は独立非公共ネットワーク(SNPN)機能を支持するということを考慮する研究点はNR(新無線)高レベルコアネットワーク技術において見つけることができる。しかし、無線側の現在の技術の研究で提案されるSNPNに対する解決手段はない。5G環境においてSNPN機能を支持するように、対応するシステムプロセスをデザインする必要がある。
本願開示による解決すべき技術的課題はSAシナリオにおいてのターミナルに対するSNPNサービスを提供することにある。
本願の更なる他の実施の形態では、第1基地局によって放送情報を送信する工程であって、前記放送情報は前記第1基地局が支持する一以上の独立非公共ネットワーク(SNPN)に対応するネットワーク識別子(NID)と公共領域移動ネットワーク識別子(PLMN ID)を備える工程と、前記第1基地局によってターミナルから送られた接続要求を受信する工程であって、前記接続要求は前記第1基地局が前記ターミナルによって署名された一以上のSNPNのうちの少なくとも一つを支持することを示すものである工程と、前記第1基地局によって前記接続要求に応じて前記ターミナルとの無線リソースコントロール(RRC)接続を確立する工程と、前記第1基地局によって前記ターミナルから送られたRRC接続確立完了情報を受信する工程であって、前記RRC接続確立完了情報は前記ターミナルがアクセスすることを選択したSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを実行する工程と、前記第1基地局によって、前記RRC接続確立完了情報に応じて、前記ターミナルがアクセスすることを選択した前記SNPNに前記ターミナルを接続する工程と、を備える通信方法を提供することにある。
いくらかの実施の形態において、前記第1基地局によって、前記ターミナルがアクセスすることを選択した前記SNPNに前記ターミナルを接続する工程は、前記第1基地局によって、コアネットワーク要素に初期ユーザ装置(UE)情報を送信する工程であって、前記初期UE情報は前記ターミナルがアクセスすることを選択した前記SNPNに対応し前記ターミナルの現在のアクセスがルールに合致しているかどうかを検証するために使用される前記NIDと前記PLMN IDとを備える工程と、前記第1基地局によって、前記コアネットワーク要素から送られるダウンリンク非アクセス階層移送情報を受信して、前記ダウンリンク非アクセス階層移送情報に応じて前記ターミナルがアクセスすることを選択した前記SNPNに前記ターミナルを接続する工程であって、前記ダウンリンク非アクセス階層移送情報は前記ターミナルの現在のアクセスがルールに合致していることを示す。
いくらかの実施の形態において、前記ターミナルがアクセスすることを選択した前記SNPNに対応する前記NIDはサービスを行うNIDとして前記ダウンリンク非アクセス階層移送情報の移動制限リストに付加され、または前記ターミナルの現在のアクセスがルールに合致しているかどうかは前記ターミナルがアクセスすることを選択した前記SNPNに対応する前記NIDと前記PLMN IDと、前記ターミナルにより署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、の比較結果に応じて決定される。
いくらかの実施の形態において、前記第1基地局によって、前記ターミナルから送られた測定報告を受信する工程であって、前記測定報告は前記ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと通信セルの信号質情報とを備える工程と、引継ぎ判定を行って前記第1基地局による前記測定報告に応じて目標通信セルとして第2基地局に対応する通信セルを決定する工程と、引継ぎ条件が合致していると前記第1基地局が判断する場合において、前記第1基地局によって、コアネットワーク要素に前記コアネットワーク要素を介して前記第2基地局に引き継ぎ要求を初期化するために引き継ぎ要求情報を送信する工程と、前記引き継ぎ要求情報は前記NIDと前記PLMN IDと前記目標通信セルの識別子を備え、前記NIDと前記PLMN IDとは前記ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応する工程と、前記第1基地局によって、前記コアネットワーク要素によって戻された引継命令を受信し、引継ぎプロセスを実行する工程であって、前記引継命令は前記目標通信セルが前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNを支持することを表すものである工程と、を備える。
いくらかの実施の形態において、前記第1基地局によって、前記引継ぎ要求情報を前記コアネットワーク要素に前記コアネットワーク要素を介して前記第2基地局に前記引継ぎ要求を初期化するために送信する工程は、前記第1基地局によって、前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと、前記ターミナルが前記第1基地局下に接続されているSNPNに対応するNIDおよびPLMN IDとを合致させる工程と、合致する場合には、前記第1基地局によって、前記ターミナルが前記第1基地局下に接続されている前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと、各々のコアネットワーク要素に対応するNIDおよびPLMN IDと、を対比して、前記ターミナルが前記第1基地局下に接続されている前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDとして、同じNIDおよびPLMN IDでコアネットワーク要素を決定して、前記引継ぎ要求情報を前記コアネットワーク要素に送信する工程とを、備える。選択的には、第1BSにより、各コアネットワーク要素のコンフィギュレーション更新信号または次代(NG)確立応答情報を受信する工程を備える。ここで、コンフィギュレーション更新信号は前記各コアネットワーク要素に対応する更新NIDの情報を備え、またはNG確立応答情報は前記各コアネットワーク要素に対応するNIDの情報を備える。
いくらかの実施の形態において、前記第1基地局が前記引継ぎ要求情報を前記コアネットワーク要素に送信した後に、前記コアネットワーク要素により、前記ターミナルの現在の引継ぎがルールに合致するかどうかを、前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと、前記ターミナルにより署名された一以上のSNPNに対応するNIDおよびPLMN IDと、の比較結果に応じて判断し、前記ターミナルの現在の引継ぎがルールに合致している場合に、前記コアネットワーク要素によって、前記第2基地局に前記引継ぎ要求を送信する工程を、さらに備える。
いくらかの実施の形態において、前記コアネットワーク要素によって、前記第2基地局に前記引継ぎ要求を送信する工程は、前記ターミナルにより署名された一以上のSNPNに対応するNIDおよびPLMN IDと、前記第2基地局により支持された一以上のSNPNに対応するNIDおよびPLMN IDと、を合致させ、その合致が成功した場合に、前記コアネットワークにより前記第2基地局に前記引継ぎ要求を送信する、または前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと、前記目標通信セルにより支持されるSNPNに対応するNIDおよびPLMNと、を合致させ、その合致が成功した場合に、前記コアネットワークにより前記第2基地局に前記引継ぎ要求を送信する、工程を備える。選択的には、前記第2基地局は、前記第2基地局によって支持された一以上のSNPNに対応する前記NIDを、次代(NG)確立要求または無線アクセスネットワーク(RAN)コンフィギュレーション更新情報を介してコアネットワーク要素に送信する。
いくらかの実施の形態において、前記引継ぎ要求は前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDとを備える移動制限リストを備え、前記通信方法は、さらに、前記第2基地局によって、前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと、前記第2基地局によって支持された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、の比較結果に応じて、または前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと、前記目標通信セルによって支持されたSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、の比較結果に応じて、前記ターミナルの引継ぎとを許可するかどうかを決定し、前記ターミナルの引継ぎを許可する場合に、前記第2基地局によって前記コアネットワーク要素に引継ぎ要求了承情報を送信し、そして、前記コアネットワーク要素によって前記引継ぎ要求了承情報に応じて前記第1基地局に引継ぎ命令を送信する工程を備える。
本願の更なる他の実施の形態では、ターミナルにより、第1基地局(BS)から送信された放送情報を受信する工程であって、前記放送情報は、前記第1基地局が支持する一以上の独立非公共ネットワーク(SNPN)に対応するネットワーク識別子(NID)と公共領域移動ネットワーク識別子(PLMN ID)を備える工程と、前記第1基地局が前記放送情報に応じて前記ターミナルにより署名される一以上のSNPNのうちの少なくとも一つを支持するかどうかを決定する工程と、前記第1基地局が前記ターミナルにより支持された一以上のSNPNのうちの少なくとも一つを支持するときに、前記ターミナルにより署名され前記第1基地局により支持された一以上のSNPNのうちの少なくとも一つを前記ターミナルにより選択する工程と、前記ターミナルにより、前記第1基地局に接続要求を送信して前記第1基地局と無線リソースコントロール(RRC)を確立する工程と、前記ターミナルにより、前記第1基地局にRRC接続確立完了情報を送信する工程であって、前記RRC接続確立完了情報は、前記ターミナルが前記第1基地局に前記ターミナルを選択された前記SNPNに接続することを命令するために前記SNPNに対応するNIDとPLMN IDを実行する工程と、を備える通信方法を提供するものである。
いくらかの実施の形態において、前記の方法は、前記ターミナルにより、前記放送情報に応じて前記ターミナルにより署名された一以上のSNPNのうちの少なくとも一つを前記第1基地局が支持するかどうかを判定する工程は、前記ターミナルにより、前記第1基地局が前記ターミナルにより署名される一以上のSNPNのうちの少なくとも一つを支持するかどうかを、前記ターミナルにより署名された一以上の前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと、前記第1基地局により支持された一以上のSNPNの各々に対応する前記NIDおよびP前記LMN IDと、の比較結果に応じて決定する工程を備える。
いくらかの実施の形態において、前記の方法は、前記ターミナルによって、前記第1基地局に測定報告を送信する工程であって、前記測定報告は前記ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと通信セルの信号質情報とを備える工程であって、前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに前記ターミナルを引き継ぐように前記第1基地局に命令するための工程を備える。
本願の更なる他の実施の形態では、第1基地局である基地局を提供するものであって、第1基地局は、第放送情報を送信する送信モジュールであって、前記放送情報は前記第1基地局が支持する一以上の独立非公共ネットワーク(SNPN)に対応するネットワーク識別子(NID)と公共領域移動ネットワーク識別子(PLMN ID)を備える送信モジュールと、第1BSが放送情報に応じてターミナルにより署名された一以上のSNPNのうちの少なくとも一つを支持するかどうかを決定する決定モジュールと、第1BSが、ターミナルにより署名された一以上のSNPNのうちの少なくとも一つを支持する場合に、ターミナルにより署名され第1BSにより支持された一以上のSNPNのうちの少なくとも一つを選択し、第1BSに接続要求を送信し、第1BSと無線リソースコントロール(RRC)接続を確立し、第1BSにRRC接続確立完了情報を送信する送信モジュールと、を備え、RRC接続確立完了情報は、選択されたSNPNにターミナルを接続するように、第1BSに命令して前記RRC接続確立完了情報は前記ターミナルが選択したSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを実行する。
本願の更なる他の実施の形態では、第1基地局(BS)から送信された放送情報を受信する受信モジュールであって、前記放送情報は前記第1基地局が支持する一以上の独立非公共ネットワーク(SNPN)に対応するネットワーク識別子(NID)と公共領域移動ネットワーク識別子(PLMN ID)を備える受信モジュールと、前記放送情報に応じて前記ターミナルにより署名された一以上のSNPNのうちの少なくとも一つを前記第1基地局が支持するかどうかを決定する確定モジュールと、前記第1基地局が前記ターミナルにより署名される一以上のSNPNのうちの少なくとも一つを支持するときに前記ターミナルにより署名され前記第1BSにより支持された一以上のSNPNのうちの少なくとも一つからSNPNを選択し、前記第1基地局に接続要求を送信し、前記第1基地局との無線リソースコントロール(RRC)接続を確立し、前記第1基地局にRRC接続確立完了情報を送信する送信モジュールと、を備え、前記RRC接続確立完了情報は、前記ターミナルを選択された前記SNPNに接続するように前記第1基地局に命令するように、前記ターミナルが選択したSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを実行するターミナルを提供することにある。
本願の更なる他の実施の形態では、前記実施の形態のいずれかに記載の基地局と、前記実施の形態のいずれかに記載のターミナルとを備える通信システムを提供するものである。
いくらかの実施の形態において、前記第1基地局から送信された初期ユーザ装置(UE)情報を受信し、前記ターミナルの現在のアクセスがルールに合致しているかどうかを初期UE情報に基づいて決定し、前記現在のアクセスがルールに合致している場合に前記第1基地局にダウンリンク非アクセス階層移送情報を送信するコアネットワーク要素をさらに備え、前記初期ユーザ装置(UE)情報は、前記ターミナルがアクセスすることを選択した前記SNPNに対応し前記NIDと前記PLMN IDとを備える。選択的には、システムは、さらに第2基地局を備え、前記コアネットワーク要素は、さらに前記第1基地局から送信された引継ぎ要求情報を受信し、前記引継ぎ要求情報に応じて前記第2基地局に引継ぎ要求を送信し、前記第2基地局から送信される引継ぎ要求了承情報を受信し、前記第1基地局に引継ぎ命令を戻すようになっていて、前記引継ぎ要求情報は前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDを備え、前記第2基地局は、前記コアネットワーク要素から送信される前記引継ぎ要求を受信し、前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNを前記目標通信セルが支持するときに、前記引継ぎ要求了承情報を前記コアネットワーク要素に送信するようになっている。
いくらかの実施の形態において、前記コアネットワーク要素は、前記ターミナルの前記現在のアクセスがルールに合致するかどうかを、前記ターミナルがアクセスを選択する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと、前記ターミナルにより署名された一以上のSNPNに対応するNIDおよびPLMN IDと、の比較結果に応じて決定し、または前記コアネットワーク要素は、コアネットワーク要素コンフィギュレーション更新信号を介して、前記第1基地局に前記コアネットワーク要素に対応する更新NIDの情報を送信する、または次代(NG)確立応答情報を介して前記第1基地局に前記コアネットワーク要素に対応するNIDを送信するようになっている。
いくらかの実施の形態において、前記コアネットワーク要素は、前記ターミナルの現在の引継ぎがルールに合致するかどうかを、前記ターミナルがアクセスを選択する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと、前記ターミナルにより署名された前記SNPNに対応するNIDおよびPLMN IDと、の比較結果に応じて決定し、前記ターミナルの現在の引継ぎがルールに合致する場合に前記第2基地局に前記引継ぎ要求を送信するようになっていて、または前記第2基地局は、前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと前記第2基地局によって支持された一以上のSNPNに対応するNIDおよびPLMN IDとの比較結果、または前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと前記目標通信セルによって支持されたSNPNに対応するNIDおよびPLMN IDとの比較結果に応じて、前記ターミナルの引継ぎを許可するかどうかを決定して、前記ターミナルの引継ぎを許可する場合に、前記コアネットワーク要素に引継ぎ要求了承情報を送信する。
いくらかの実施の形態において、前記コアネットワーク要素は、さらに、前記第2基地局によって支持された一以上のSNPNに対応するNIDおよびPLMN IDと、前記ターミナルにより署名された一以上のSNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと、を合致させ、その合致が成功した場合に前記第2基地局に引継ぎ要求を送信し、または前記コアネットワーク要素は、さらに、前記目標セルによって支持されたSNPNに対応するNIDおよびPLMN IDと、前記ターミナルがアクセスを適用する前記SNPNに対応する前記NIDおよび前記PLMN IDと、を合致させ、その合致が成功した場合に前記第2基地局に引継ぎ要求を送信するようになっていて、選択的に、前記第2基地局は、前記第2基地局によって支持された一以上のSNPNに対応する前記NIDを、次代(NG)確立要求または無線アクセスネットワーク(RAN)コンフィギュレーション更新情報を介してコアネットワーク要素に送信する。
本願の更なる他の実施の形態では、プロセッサと、前記プロセッサに接続され前記プロセッサにより実行された際に前記実施の形態のいずれかに記載の通信方法において第1BSと第2BSにより実行される方法を前記プロセッサに実行させる命令を格納するメモリと、を備えるBSを提供することにある。
本願の更なる他の実施の形態では、プロセッサと、前記プロセッサに接続され前記プロセッサにより実行された際に前記実施の形態のいずれかに記載の通信方法を前記プロセッサに実行させる命令を格納するメモリと、を備えるターミナルを提供することにある。
本願の開示において、第1BSは、放送情報を介して、第1BS自身で署名された一以上のそれぞれのSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを放送し、ターミナルにより署名された一以上のSNPNとターミナルが聞いた放送情報とに応じて、ターミナルは、初期アクセスのための第1BSを選択し、それにより対応するSNPNにアクセスする。上記の実施の形態では、既存の信号プロセスを改良することによって、非公共ネットワークを利用するターミナルのためのサービスを提供することを実現するために、SNPNにアクセスするターミナルのための解決手段を提供するものである。
本願発明の他の特徴および有利な効果は、添付の図面を参照して、本願開示の例示的実施の形態についての続く詳細な説明から明らかになるであろう。
本願開示の更なる理解を提供するための添付の図面は、この明細書の部分をなし、発明の示される実施の形態、本願の示される実施の形態とともに本願の開示を説明する役割を持ち、一方で、それらには限定されるものではない。
本願のいくらかの実施の形態に応じた通信方法の概略フローチャートである。
本願の他の実施の形態に応じた通信方法の概略フローチャートである。
本願の更なる実施の形態に応じた通信方法の概略フローチャートである。
本願のいくらかの実施の形態に応じたBSの構造関係図である。
本願のいくらかの実施の形態に応じたターミナルの構造関係図である。
本願のいくらかの実施の形態に応じた通信システムの構造関係図である。
本願の他の実施の形態に応じた通信システムの構造関係図である。
本願の更なる実施の形態に応じた通信システムの構造関係図である。
以下、本願開示についての実施の形態の技術的解決手段に対して明確で完全に説明を行う。本願の開示の実施の形態は、明確に、単に、それらのいくらかの実施の形態よりもむしろ、ここに説明される。少なくとも一つの例示としてのここでの説明は単に示しているにすぎず、適用または使用について、本願発明を限定する意図ではない。ここに開示される実施の形態に基づいて、創造的な努力なく、いわゆる通常の技術により得られる他の実施の形態のすべては、本願の保護範囲に含まれる。
5GまたはSAにおけるターミナルとしての非公共ネットワークサービスをどのように提供するかについて特別な解決方法を提供するものではない現在の通常の問題において、ここでの解決方法が提案される。
本願において、ターミナル側に新しい識別子が付加される。たとえば、独立型の非公共ネットワークにおいて、登録され認証されたターミナルの一以上のSNPNに対応するNID(ネットワーク識別子)が追加される。上記の識別子は、ターミナルが署名され登録されると確定され、それぞれ、コアネットワークとターミナルによって維持させてもよい。ターミナルのアクセスおよび引継ぎの間において、後述するように、基地局は上記の識別子をコアネットワークを介して獲得するように構成することができる
新しい識別子はネットワーク側に付加され、たとえばBSによって支持される一以上のSNPNに対応するNIDが付加される。SNPNネットワークはNIDと対応するPLMN識別子とを介して、固有なものとして確定される。
本願の通信方法の実施の形態として、図1を参照して以下に説明する。
図1は本願の通信方法の実施の形態としてのフローチャートを示している。図1に示すようにこの実施の形態では、S102およびS103の工程を備えている。
行程S102において、第1BSは放送情報を送信し、呼応してターミナルは第1BSから送信された放送情報を聞く。
放送情報は、第1BSにより支持される一以上のSNPNの各々に対応するNIDとPLMN IDを備える。放送情報は、第1BSにより支持される一以上のNIDを備える。もしもNIDが複数であるならば、NIDのリストが形成される。たとえば、第1BSにより支持されるNIDはSIB1のようにSIB(システム情報ブロック)に備えられる。放送情報はたとえばPLMN(公共領域移動ネットワーク)等、存在する標準的なものとして確定される。
S104において、ターミナルは、受信された放送情報に応じてターミナルにより署名される一以上のSNPNのうちの少なくとも一つを支持するかどうかを決定する。
いくらかの実施の形態では、放送情報が受信された後に、ターミナルは第1BSにより支持される一以上のSNPNの各々に対応するNIDとPLMN IDを獲得するための放送情報について分説する。ターミナルは、第1BSによって支持される一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDとの間の比較結果に応じてターミナルにより署名される一以上のSNPNを第1BSが支持するかどうかを決定する。もしも、第1BSによって支持された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDとがターミナルにより署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを備えるならば、第1BSがターミナルにより署名される一以上のSNPNのうちの少なくとも一つを支持し、さもなくば第1BSはターミナルにより署名される一以上のSNPNのうちの少なくとも一つを支持しない。
工程S106において、第1BSがターミナルにより署名される一以上のSNPNのうちの少なくとも一つを支持してターミナルが第1BSを選択するならば、ターミナルは第1BSに接続要求を送信する。結果的に、第1BSはターミナルから送信される接続要求を受信する。
第1BSに加えて、ターミナルにより署名される一以上のSNPNのうちの少なくとも一つを支持する一以上のBSであってもよく、上記のプロセスは既存の通信セルの選択または通信セルの再選択プロセスの改良として利用できる。すなわち、もしもターミナルが現在通信セルの選択のシナリオにあるならば、第1BSまたは他のBSは通信セル選択プロセスのルールに応じて選択され、またはもしもターミナルが現在通信セルの再選択のシナリオにあるならば、第1BSまたは他のBSは通信セル選択プロセスのルールに応じて選択される。
以下の改良は既存の通信セル選択プロセスまたは通信セル再選択プロセスに適用され、変更しない既存の標準的な箇所は参考となされる。ターミナルは周期的に放送情報における一以上のSNPNのNIDとPLMN IDとを聞いて、それ自身が署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDとに基づいて放送情報におけるNIDとPLMN IDとに対応する一以上のSNPNにおいてSPNPを署名したターミナルであるかどうかを判定する。もしもそうであるならば、放送情報におけるNIDとPLMN IDとの一つに対応するSNPNは、通信セル選択または通信セルの再選択のルールに応じてアクセスするように選択される。
ターミナルはRRC確立要求(無線リソースコントロール確立要求)として接続要求を第1BSに送信する。この情報に対して、先行技術が参考にされる。
第1BSは、以下に述べる接続要求に応じて、SNPNに対応するターミナルに接続する。
S108工程において、接続要求に応じて、第1BSはターミナルとのRRC接続を確立する。
S110工程において、ターミナルはRRC接続確立完了情報を第1BSに送信し、第1BSはターミナルから送信されたRRC接続確立完了情報を受信する。RRC接続確立完了情報はターミナルがアクセスを選択するSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを実行するようにしてもよい。
S112工程において、第1BSは、RRC接続確立完了情報に応じて、ターミナルがアクセスを選択するSNPNにターミナルに接続する。
図2に示しているように、いくらかの実施の形態において、ターミナルとのRRC接続を確立し、ターミナルをアクセスを選択するSNPNに接続する第1BSのプロセスは行程S202から工程S210を備えている。
S202工程において、第1BSは、RRC確立(無線リソースコントロール確立)のような接続コントロール確立命令を送信する。この工程に対しては先行技術が参考とすることもできる。たとえば、第1BSは、負荷状況のような情報に応じてターミナルのアクセスを許容するかどうかを決定してもよい。
S204工程において、ターミナルは、たとえばRRC確立完了のような無線リソースコントロール確立完了情報を第1BSに送信する。この工程に対しては先行技術を参考にしてもよい。
無線リソースコントロール確立完了情報はターミナルがアクセスを選択するSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを備える。第1BSが複数のSNPNを支持する場合には、ターミナルはアクセスするターミナルの署名SNPNと合致するSNPNを選択する。
S206工程において、第1BSはコアネットワーク要素に初期ユーザ装置(UE)情報を送信する。
初期UE情報は、たとえば「初期UEメッセージ」であって、ターミナルがアクセスを選択するSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを備える。この工程において、ターミナルがアクセスを選択するSNPNに対応するNIDが既存の信号に付加される。
S208工程において、コアネットワーク要素は初期UE情報に応じてターミナルの現在のアクセスがルールに合致しているかどうかを確定する。
たとえば、コアネットワーク要素は、AMF(アクセスと移動管理機能)である。いくらかの実施の形態において、コアネットーク要素は、ターミナルがアクセスを選択するSNPNのNIDとPLMN IDとターミナルによって署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDとの比較結果に応じて、ターミナルの現在のアクセスがルールに合致しているかどうかを画定する。ターミナルがアクセスを選択するSNPNに対応するNIDとPLMN IDとがターミナルによって署名された一以上SNPNに対応するNIDとPLMN IDとの範囲内にあるならば、コアネットワーク要素がターミナルの現在のアクセスがルールに合致していることを確定し、さもなくば、現在のアクセスはルールに合致していない。コアネットワーク要素は上記のプロセスを介してターミナルを認証する。
S210工程において,ターミナルの現在のアクセスがルールに合致しているならば、コアネットワーク要素は第1BSにダウンリンク非アクセス階層移送情報を送信する。呼応して、第1BSは、コアネットワークから送信されたダウンリンク非アクセス階層移送情報を受信する。
ダウンリンク非アクセス階層移送情報は、「ダウンリンクNAS移送」である。ターミナルがアクセスを選択するSNPNに対応するNIDは、サービス提供中NID(「サービス提供中NID」)として「ダウンリンクNAS移送」内に移動制限リスト通信セルに加えられる。この情報に対しては、先行技術が参考になる。上記実施の形態において、ターミナルの初期アクセスのプロセスにおいて、ターミナルがアクセス選択したSNPNに対応するNIDが「初期UEメッセージ」に付加され、コアネットワーク要素により実行されるターミナルの認証プロセスが付加される。
上記実施の形態において、第1BSは放送情報を介してそれ自身により支持される一以上のSNPNの各々に対応するNIDとPLMN IDとを放送し、ターミナルはターミナルにより署名された一以上のSNPNとターミナルが聞く放送情報に応じて、初期アクセスについての第1BSを選択し、それにより対応するSNPNにアクセスする。上記実施の形態は、既存の信号プロセスを改良することにより非公共ネットワークを利用するターミナルに対するサービスを提供することを実現するように、SNPNにアクセスするターミナルに対する解決手段を提供する。
本願の開示は異なるBSのSNPNの間でターミナルの引継ぎを実現する方法を提供する。SAシナリオでは、引継は図3を参照しての以下に説明されるNG基準(次代)の引継ぎである。
図3を参照して、以下に、NG基準(次代)の引継ぎプロセスについて説明する。
図3は、本願開示の他の更なる実施の形態に応じての通信方法のフローチャートである。図3に示すように、実施の形態の方法は工程S302から工程S310を備える。
S302工程では、ターミナルは第1BSに測定報告を送信し、呼応して第1BSはターミナルから測定報告を受信する。
測定報告は、NIDとPLMN IDとアクセスすることを適用するSNPNに対応する通信セルの信号質情報とを備える。測定報告に含まれうる他の情報に対しては先行技術を参照しうる。SAシナリオにおいて、異なるSNPN間の引継ぎが支持されない、すなわちNIDとPLMN IDとは、目標BSと元BS(第1BS)とに対して同一でなければならない。ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDは測定報告に付加されて、ターミナルは同じSNPNに引き継がれてもよい。
工程S304において、第1BSは引継ぎ判定を行って、第1BSによる測定報告に応じて目標津信セルとしての第2BSに対応する通信セルを決定し、第1BSが引継ぎ上限が合致すると判定した場合にはコアネットワーク要素に引継ぎ要求情報を送信する。
たとえば、コアネットワークは、AMFである。引継ぎ要求情報は、たとえば「引継ぎが要求されている」であって、ターミナルがアクセスすることを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、目標通信セルの識別子とを備える。引継ぎ判定を行って第1BSにより目標セルとしての第2BSに対応する通信セルを決定する詳細は、先行技術を参考にすることができ、ここでは繰り返しての説明は割愛する。
SAの場合には、異なるコアネットワーク表素は異なるSNPNを支持することもできる。コアネットワーク要素に対応するNIDはNG確立応答情報を介して第1BSに送信され、またはコアネットワーク要素に対応する更新されたNID情報はコアネットワーク要素のコンフィギュレーション更新信号を介して第1BSに送信される。コアネットワーク要素のコンフィギュレーション更新シグナルは、たとえば「更新AMFコンフィギュレーション」と、NGセットアップ応答情報は、たとえば「NG確立要求」である。これらのメッセージはコアネットワーク要素に対応するNIDリストを備える。
いくらかの実施の形態では、第1BSは、ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、ターミナルが第1BS下で接続されるSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを合致させる。もしも合致したならば、第1BSは、ターミナルが第1BS下で接続されるSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、各コアネットワーク要素に対応するNIDとPLMN IDと、を対比して、ターミナルが第1BS下で接続されるSNPNに対応するNIDとPLMN IDと同じNIDと同じPLMN IDとをコアネットワーク要素として決定し、コアネットワーク要素に引継ぎ要求情報を送信する。第1BSは、ターミナルがアクセスすることを適用するSNPNが現在アクセスしているSNPNと一貫性があることを保証するように、アクセスすることを適用するSNPNのNIDを検証する。そして、引継ぎ要求情報の送信先の適切なコアネットワーク要素が選択される。
S306工程では、コアネットワーク要素は引継ぎ要求情報に応じて第2BSに引継ぎ要求を送信する。
いくらかの実施の形態において、ターミナルがアクセスをすることを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、ターミナルによって署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、を対比した結果に応じて、コアネットワーク要素は、ターミナルの現在の引継ぎがルールに合致しているかどうかを確定し、ターミナルの現在の引継ぎがルールに合致している場合に第2BSに引継ぎ要求を送信する。ターミナルがアクセスすることが適用されるSNPNに対応するNIDとPLMN IDとがターミナルによって署名された一のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、同一であるならば、現在の引継ぎがルールに合致していると確定される。コアネットワークは、ターミナルの認証を介してターミナルの引継ぎをコントロールする。
いくらかの実施の形態では、BSは、BSによって支持された一以上のSNPNに対応するNIDをNG確立要求(「NG確立要求」)を介して、コアネットワーク要素に送信する。コアネットワーク要素はNG確立応答(「NG確立応答」)をBSに返信してもよい。代わりに、BSは、BSによって支持される一以上のSNPNに対応するNIDを、RANコンフィギュレーション更新情報(「RANコンフィギュレーション更新」)を介してコアネットワークに送信する。コアネットワーク要素は、RANコンフィギュレーション更新確認情報(「RANコンフィギュレーション更新」)をBSに送信する。BSは、それ自身が支持したSNPNに対応するNIDをコアネットワークに送信し、コアネットワークはターミナルの引継ぎをコントロールできる。BSは、それぞれの通信セルにより支持されるSNPNに対応するNIDを上記の方法を介してコアネットワーク要素に送信する。
いくらかの実施の形態では、コアネットワーク要素はターミナルにより署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを、第2BSにより支持される一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDとに、合致させ、合致が成功した場合にはコアネットワーク要素により第2BSに引継ぎ要求を送信する。代わりに、コアネットワーク要素はターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを、目標通信セルにより支持されるSNPNに対応するNIDとPLMN IDとに、合致させ、合致が成功した場合には、コアネットワーク要素により第2BSに引継ぎ要求を送信する。
引き継ぎ要求は、たとえば「引継ぎ要求」であって、アクセスするこが適用されるSNPSNに対応するNIDを付加することができる。ターミナルがアクセスすることが適用されるSNPNに対応するNIDは「移動制限リスト」に付加させることができる。現在のSAシナリオにおいて、ターミナルの交差SNPN引継ぎは支持されない。すなわち、ターミナルがアクセスすることを適用するSNPNに対応するNIDは、ターミナルが現在接続されるSNPNに対応するNIDと同一でなければならない。ターミナルがアクセスすることを適用するSNPNに対応するNIDはサービス提供中NIDである。
S308工程において、第2BSは、コアネットワーク要素に、引継ぎ要求了承情報を送信し、これに対応してコアネットワーク要素は第2BSから送信される引継ぎ要求了承情報を受信する。
いくらかの実施の形態では、ターミナルがアクセスすることを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDおよび第2BSにより支持される一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDとに応じて、第2BSはターミナルの引継ぎを許すかを決定し、ターミナルの引継ぎを許容する場合にはコアネットワーク要素に引継ぎ要求了承情報を送信する。第2BSにより支持される一以上のSNPNのNIDとPLMN IDとは、アクセスすることを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、共通点を有している場合には、ターミナルの引継ぎが許容されることが確定される。代わりに、第2BSは、ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、目標通信セルによって支持されるSNPNに対応するNIDとPLMN IDとに応じて、ターミナルの引継ぎを許容するかどうかを決定し、ターミナルの引継ぎが許容する場合にコアネットワークに引継ぎ要求了承情報を送信する。第2BSは、ターミナル認証を介してターミナルの引継ぎをコントロールすることができる。
S310工程において、コアネットワーク要素は、引継ぎ要求了承情報に応じて、第1BSに引継ぎ命令を返信し、呼応して第1BSは、第2BSにより支持されるSNPNにターミナルに引継ぎを行うように、引継ぎ要求了承情報に応じて、コアネットワーク要素によって返信された引継ぎ命令を受信する。
引き継ぎ要求は、たとえば「引継ぎ命令」であって、後続の引継ぎプロセスのために、先行技術を参考することができる。
上記のNG基準引継ぎ実施の形態において、元BS(第1BS)はコアネットワークに引継ぎ要求情報を送信し、コアネットワークは目標BS(第2BS)または目標通信セルの選択をターミナルの測定報告に応じて制御することができる。目標BSはターミナルの認証を介してアクセスを許可するかどうかを確定することができる。既存の引継ぎ信号においてターミナルがアクセスすることを適用するSNPNに対応するNIDを付加することにより、異なるBSのSNPNの間においてターミナルの引継ぎプロセスを成し遂げることができる。
本願の開示はBSをも提供し、詳細は図4を参照して、以下に説明する。
図4は、本願の開示におけるいくらかの実施の形態に応じたBSの構造関係図である。図4に示すように、この実施の形態においての、BS40は送信モジュール410、受信モジュール420と、接続モジュール430を備えている。BS40は前記の実施の形態では、第1BSとして使用される。
送信モジュール410は放送情報を送信するようになっていて、放送情報はネットワーク識別子(NID)および第1BSによって支持される一以上の独立非公共ネットワーク(SNPN)の各々に対応する公共領域移動ネットワーク識別子(PLMN ID)を備える。
受信モジュール420はターミナルから送信される接続要求を受信するようになっていて、接続要求は第1BSがターミナルによって署名された一以上のSNPNのうちの少なくとも一つを支持することを示している。
一以上の実施の形態では、ターミナルは、ターミナルによって署名された一以上のSNPNのうちの少なくとも一つに対応するNIDとPLMN IDと、第1BSにより支持される一以上のSNPNの各々に対応するNIDとPLMN IDと、の比較結果に応じて、第1BSがターミナルによって署名された一以上のSNPNを支持するかどうかを確定する。
接続モジュール430は、接続要求に応じて、ターミナルと無線リソースコントロール(RRC)接続を確立し、ターミナルから送信されるRRC接続確立完了情報を受信し、RRC接続確立完了情報に応じてターミナルをターミナルがアクセスを選択するSNPNに接続する。RRC接続確立完了情報は、ターミナルがアクセスすることを選択するSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを実行する。
いくらかの実施の形態では、送信モジュール410はさらに、初期ユーザ装置(UE)情報をコアネットワーク要素に送信するようになっている。初期UE情報はターミナルがアクセスを選択するSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを備え、ターミナルの現在のアクセスはルールに合致していることを検証するために使用される。受信モジュール420は、さらにコアネットワーク要素から送信され、ターミナルがアクセスすることを選択するSNPNにダウンリンク非アクセス階層移送情報に応じてターミナルを接続するダウンリンク非アクセス階層移送情報を受信する。ダウンリンク非アクセス階層移送情報は、ターミナルの現在のアクセスがルールに合致していることを示している。
いくらかの実施の形態において、ターミナルの現在のアクセスがルールに合致しているかどうかは、ターミナルがアクセスを選択するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、ターミナルにより署名された一以上のSNPNに対応するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、の比較結果に応じて決定される。
いくらかの実施の形態において、受信モジュール420は、さらに、ターミナルから送信される測定報告を受信するようにできる。測定報告は、ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと通信セルの信号質情報とを備える。送信モジュール410は、第1BSによる測定報告に応じて、引継ぎ判定を行って目標通信セルとして第2BSに対応する通信セルを確定し、引継ぎ条件が合致していることを第1BSが判定した場合に、コアネットワーク要素に引継ぎ要求情報を送信して第2BSにコアネットワーク要素を介して引継ぎ要求を初期化する。引継ぎ要求情報は、ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、目標通信セルの識別子とを備える。
いくらかの実施の形態では、送信モジュール410は、ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、ターミナルが第1BS下で接続されているSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、を合致させ、合致したならば、ターミナルが第1BS下で接続されているSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、各コアネットワークに対応するNIDとPLMN IDと、を比較して、ターミナルが第1BS下で接続されているSNPNに対応するNIDとPLMN IDと同じNIDとPLMN IDとを有するようにコアネットワークを確定し、コアネットワークに引継ぎ要求情報を送信する。
いくらかの実施の形態では、受信モジュール420は、さらに、各コアネットワーク要素のコンフィギュレーション信号またはNG確立応答情報を受信する。コンフィギュレーション信号は各コアネットワーク要素に対応する更新されたNIDの情報を備え、NG確立応答情報は各コアネットワーク要素に対応するNIDの情報を備える。
いくらかの実施の形態では、コアネットワーク要素は、ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、ターミナルにより署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、の比較結果に応じて、ターミナルの現在の引継ぎがルールに合致しているかどうかを確定し、ターミナルの現在の引継ぎがルールに合致している場合には第2BSに引継ぎ要求を送信する。
いくらかの実施の形態では、コアネットワーク要素は、ターミナルによって署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、第2BSにより支持された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、を合致させ、合致が成功した場合には、コアネットワーク要素により第2BSに引継ぎ要求を送信する。もしくは、コアネットワーク要素は、ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、目標通信セルにより支持されたSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、を合致させ、合致が成功した場合には、コアネットワーク要素により第2BSに引継ぎ要求を送信する。
いくらかの実施の形態では、第2BSは第2BSにより支持された一以上のSNPNに対応するNIDをNG確立要求を介してコアネットワーク要素に送信し、または第2BSは、第2BSにより支持された一以上のSNPNに対応するNIDをRANコンフィギュレーション更新情報を介してコアネットワーク要素に送信する。
いくらかの実施の形態では、引継ぎ要求は、移動制限リストを備える。移動制限リストは、ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを備え、第2BSは、ターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDおよびPLMN IDと第2BSにより支持された一以上のSNPNに対応するNIDおよびPLMN IDとの比較結果、またはターミナルがアクセスを適用するSNPNに対応するNIDおよびPLMN IDと目標通信セルにより支持された一以上のSNPNに対応するNIDおよびPLMN IDとの比較結果に応じて、ターミナルの引継ぎを許容するかどうかを決定し、ターミナルの引継ぎを許容する場合には、コアネットワーク要素に引継ぎ要求了承情報を送信する。
本願の開示はターミナルをも提供し、詳細は図5を参照して、以下に説明する。
図5は、本願の開示におけるいくらかの実施の形態に応じたターミナルの構造関係図である。図5に示すように、この実施の形態においてのターミナル50は、受信モジュール510,確定モジュール520,送信モジュール530を備える。
受信モジュール510は、第1基地局(BS)から送信される放送情報を受信するようになっていて、放送情報はネットワーク識別子(NID)および第1BSによって支持される一以上の独立非公共ネットワーク(SNPN)の各々に対応する公共領域移動ネットワーク識別子(PLMN ID)を備える。
確定モジュール520は、放送情報に応じて、第1BSがターミナルにより署名された一以上のSNPNのうちの少なくとも一つを支持するかどうかを確定するようになっている。
いくらかの実施の形態では、確定モジュール520は、ターミナルにより署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、第1BSにより支持された一以上のSNPNの各々に対応するNIDとPLMN IDと、の比較結果に応じて、第1BSがターミナルにより署名された一以上のSNPNのうちの少なくとも一つを支持するかどうかを確定するようになっている。
送信モジュール530は、第1BSがターミナルにより署名された一以上のSNPNのうちの少なくとも一つを支持する場合に、ターミナルにより署名され第1BSによって支持された一以上のSNPNのうちの少なくとも一つからのSNPNを選択して、第1BSに接続要求を送り、第1BSと無線リソースコントロール(RRC)接続を確立し、第1BSに無線リソースコントロール(RRC)接続確立完了情報を送信する。RRC接続確立完了情報は、第1BSに選択されたSNPNにターミナルを選択するように命令するために、ターミナルが選択するSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを実行する。
いくらかの実施の形態では、送信モジュール530は、さらに第1BSに測定報告を送信するようになっている。測定報告は、第1BSにターミナルがアクセスすることを選択したSNPNにターミナルを引き継ぐように命令するために、ターミナルがアクセスすることを選択するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと通信セルの信号質情報とを備える。
本願の開示は通信システムをも提供し、詳細は図6を参照して、以下に説明する。
図6は、本願の開示におけるいくらかの実施の形態に応じた通信システムの構造関係図である。図6に示すように、この実施の形態においてのシステム6は、上記の実施の形態のいずれにも応じるようなBS40と、上記の実施の形態のいずれにも応じるようなターミナル50とを備える。BS40は第1BSとして使用される。
いくらかの実施の形態では、システム6はコアネットワーク要素62を備え、コアネットワーク要素62は第1BSから送信される初期ユーザ装置(UE)情報を受信し、初期UE情報に応じてターミナル50の現在のアクセスがルールに合致しているかどうかを判定し、ターミナル50の現在のアクセスがルールに合致している場合には、第1BS40にダウンリンク非アクセス階層移送情報を送信する。初期UE情報はターミナル50がアクセスを選択するSNPNに対応するNIDとPLMN IDとを備える。
いくらかの実施の形態では、コアネットワーク要素62は、ターミナル50がアクセスを選択したSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、ターミナル50により署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、の比較結果に応じて、ターミナル50の現在のアクセスがルールに合致しているかどうかを判定するようになっている。
いくらかの実施の形態では、通信システム60は、さらに第2BS64を備え、コアネットワーク要素62は、さらに、第1BSから送信される引継ぎ要求情報を受信し、引継ぎ要求情報に応じて第2BS64に引継ぎ要求を送信し、第2BS64から送信される引継ぎ要求了承情報を受信し、第1BSに引継ぎ命令を返信する。引継ぎ要求情報は、ターミナル50がアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと通信セルの識別子とを備え、第2BS64はコアネットワーク要素62から送信される引継ぎ要求を受信し、ターミナル50がアクセスを適用するSNPNを目標通信セルが支持するならば、コアネットワーク要素62に引継ぎ要求了承情報を送信する。
いくらかの実施の形態では、コアネットワーク要素62は、ターミナル50がアクセスを適用したSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、ターミナル50により署名されたSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、の比較結果に応じて、ターミナル50の現在の引継ぎがルールに合致しているかどうかを判定し、ターミナル50の現在の引継ぎがルールに合致している場合には、引継ぎ要求を第2BS64に送信する。
ある実施の形態では、さらに、コアネットワーク要素62は、ターミナル50により署名された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、第2BS64により支持された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、を合致させ、合致が成功した場合には、第2BS64に引継ぎ要求を送信し、またはコアネットワーク要素62は、ターミナル50がアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、目標通信セルにより支持されたSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、を合致させ、合致が成功した場合には、第2BS64に引継ぎ要求を送信するようになっている。
いくらかの実施の形態では、第2BS64は、第2BS64により支持された一以上のSNPNに対応するNIDを、次代(NG)確立要求または無線アクセスネットワーク(RAN)コンフィギュレーション更新情報を介して、コアネットワーク要素62に送信する。
いくらかの実施の形態では、さらに、第2BS64は、ターミナル50がアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、第2BSにより支持された一以上のSNPNに対応するNIDとPLMN IDとに応じて、ターミナル50の引継ぎを許容するか否かを判定し、ターミナル50の引継ぎを許容する場合には、コアネットワーク要素62に引継ぎ要求了承情報を送信し、または第2BS64は、ターミナル50がアクセスを適用するSNPNに対応するNIDとPLMN IDと、目標通信セルにより支持されたSNPNに対応するNIDとPLMN IDとに応じて、ターミナル50の引継ぎを許容するか否かを判定し、ターミナル50の引継ぎを許容する場合には、コアネットワーク要素62に引継ぎ要求了承情報を送信するようになっている。
いくらかの実施の形態では、コアネットワーク要素62はコアネットワーク要素62に対応するNIDを、コアネットワーク要素コンフィギュレーション更新信号またはNG確立応答情報を介して、第1BSに送信する。
BSとターミナルに加え、本願の開示のここでの実施の形態の通信システムは、さまざまな計算機装置または計算機システムにより実装され、図7および図8を参照して、以下において説明する。
図7は本願の開示におけるいくらかの実施の形態に応じた通信システムの構造関係図である。図7に示すように、この実施の形態における通信システム70は、メモリ710と、メモリ710に接続されるプロセッサ720と、を備えている。プロセッサ720は、メモリ710に基づいて、本願の開示の実施の形態のいずれかに応じて通信方法を実行する。
メモリ710は、たとえばシステムメモリ、固定される不揮発性格納媒体などを備えるように構成してもよい。たとえば、システムメモリでは、オペレーティングシステム、アップリケーション、ブートローダー、データベース等その他のプログラムを格納する。
図8は本願の開示におけるいくらかの実施の形態に応じた通信システムの構造関係図である。図8に示すように、この実施の形態における通信システム80は、メモリ810と、プロセッサ820と、を備え、それぞれメモリ710とプロセッサ720と、同様である。また、通信システム80は、入出力インターフェース830、ネットワークインターフェース840、ストレージインターフェース850等を備えるように構成させてもよい。これらのインターフェース830、840、850とメモリ810およびプロセッサ820とは、お互いにバス860と接続させてもよい。入出力インターフェース830はディスプレイ、マウス、キーボードおよびタッチスクリーンのような接続インターフェースを提供する。ネットワークインターフェース840は、様々なネットワーク装置についての接続インターフェースを提供し、たとえばデータベースサーバまたはクラウドストレージサーバ等に接続させることができる。ストレージインターフェース850はSDカードやUSBフラッシュディスクのような外部格納装置に対する接続インターフェースを提供する。
計算機装置または計算機システムによりBSとターミナルを実装する特別な構成は、図7および図8に示すとりであって、ここでは説明を割愛する。
本願の更なる他の実施の形態では、前記プロセッサにおいて実行されたときに、前記実施の形態のいずれかにおける通信方法を前記プロセッサに実装させるコンピュータプログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な不揮発性格納媒体が提供される。
本願の更なる他の実施の形態では、前記実施の形態のいずれかにおける通信方法において、前記プロセッサにおいて実行されたときに、前記第1BSと第2BSとにより実行される方法を前記プロセッサに実装させるコンピュータプログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な不揮発性格納媒体が提供される。
本願の更なる他の実施の形態では、前記実施の形態のいずれかにおける通信方法において、前記プロセッサにおいて実行されたときに、前記ターミナルにより実行される方法を前記プロセッサに実装させるコンピュータプログラムを格納したコンピュータで読み取り可能な不揮発性格納媒体が提供される。
いわゆる通常の技術として、本願の開示の実施の形態が、方法、システム、コンピュータプログラム製品として提供される。それゆえに、本願開示における実施の形態は全体としては、全体としてハードウェアの実施の形態、全体としてのソフトウェアの実施の形態、ハードウェアとソフトウェアの要素の両方を包含する実施の形態、の形式をとることができる。さらに、本願の開示は、コンピュータに内蔵されるコンピュータで利用される不揮発性プログラムコードを有する一以上のコンピュータで利用される不揮発性格納媒体(ディスクストレージ、CD-ROM、光学メモリ等)に内蔵されるコンピュータプログラム製品の形態をとることができる。
本願の開示は、本願開示の実施の形態に応じての方法、装置(システム)おおびコンピュータプログラム製品のフローチャートおよび/またはブロック図を参照して説明される。フローチャートおよび/またはブロック図における各プロセスおよび/またはブロックと、フローチャートおよび/またはブロック図におけるプロセスおよび/またはブロックの組合せは、コンピュータプログラムの命令により、実装させてもよい。コンピュータプログラムの命令は一般目的のコンピュータ、特別目的のコンピュータのプロセッサ、内臓プロセッサ、他のプログラム可能なデータ処理装置に対して提供されてもよく、コンピュータのプロセッサまたは他のプログラム可能なデータ処理装置により実行されるような装置を生み出すものとして、またはフローチャートの一以上のフローおよび/またはブロック図における一以上のブロックにおいて特定される機能を実装する手段を生み出すものとして、提供される。
コンピュータプログラム命令はコンピュータで読み取り可能な格納媒体に格納されるコンピュータプログラム命令が、フローチャートの一以上のフローおよび/またはブロック図における一以上のブロックにおいて特定される機能を実装する命令手段を備える製造設備を提供するような特別な態様で動作させるために、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置を命令することができるコンピュータで読み取り可能な格納媒体中に格納されるように構成してもよい。
コンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラム可能な装置上でロードされ、コンピュータまたはコンピュータまたは他のプログラム可能な装置上で一連の動作工程を実行し、コンピュータまたはコンピュータまたは他のプログラム可能な装置上で実行され命令はフローチャートの一以上のフローおよび/またはブロック図における一以上のブロックにおいて特定される機能を実装する工程を提供するように、コンピュータ実装プログラムを作り出す。
上記は、この開示においての単なる好ましい実施の形態であって、ここにおける開示に制限されない。ここにおける開示の精神と原則の範囲内において、いかなる変形、取り換え、改良等は、ここにおける保護範囲内に含まれる。