JP2023500136A - 支払い方法、支払い端末、クラウドサブシステム、クラウドサーバ及びシステム - Google Patents

支払い方法、支払い端末、クラウドサブシステム、クラウドサーバ及びシステム Download PDF

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Abstract

本願は、支払い方法、支払い端末、クラウドサブシステム、クラウドサーバ及びシステムを提供し、データ処理の分野に関する。該方法は、ユーザ機器の非接触モジュールを感知すると、第1のクラウドサブシステムを介して、第2のクラウドサブシステムに非接触支払い要求指令を送信することと、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムと非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行い、支払い要素を取得することと、非接触モジュールを介して支払い要素情報をユーザ機器に伝送することと、ユーザ機器が非接触モジュールを介して伝送してきた支払い暗号文を受信し、支払い暗号文を第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムに伝送し、支払い暗号文は、支払い要素情報に基づいて生成されることと、第2のクラウドサブシステムが第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた支払い結果情報を受信することと、を含む。本願の技術案を利用して非接触支払いプロセスをサポートするシステム全体のコストを低減することができる。【選択図】図2

Description

関連出願のクロス引用
本願は、2020年2月18日に提出された名称が「支払い方法、支払い端末、クラウドサブシステム、クラウドサーバ及びシステム」である中国特許出願202010099412.0の優先権を主張することを要求し、該出願の全ての内容は、引用により本明細書に組み込まれる。
本願は、データ処理の分野に属し、特に、支払い方法、支払い端末、クラウドサブシステム、クラウドサーバ及びシステムに関する。
近年、電子技術の発展に伴い、非接触通信技術は、ますます多くの分野に適用されている。例えば、支払い分野において、非接触通信技術を利用して支払いを行うことができる。非接触技術を利用して取引を行うために、支払い端末、例えばPOS装置(即ち販売端末)に非接触通信機能モジュールを追加する必要がある。非接触通信機能モジュールを追加することにより、支払い端末自体の構造がより複雑になり、支払い端末のコストを増加させ、かつ支払い端末の使用数が非常に大きいため、非接触支払いプロセスをサポートするシステム全体のコストを大幅に増加させる。
本願の実施例は、非接触支払いプロセスをサポートするシステム全体のコストを低減することができる支払い方法、支払い端末、クラウドサブシステム、クラウドサーバ及びシステムを提供している。
第1の態様において、本願の実施例は、支払い端末に適用される支払い方法であって、
ユーザ機器の非接触モジュールを感知すると、第1のクラウドサブシステムを介して、第2のクラウドサブシステムに非接触支払い要求指令を送信することと、
第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムと非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行い、支払い要素を取得することと、
非接触モジュールを介して支払い要素情報をユーザ機器に伝送することと、
ユーザ機器が非接触モジュールを介して伝送してきた支払い暗号文を受信し、支払い暗号文を第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムに伝送し、支払い暗号文は、支払い要素情報に基づいて生成されることと、
第2のクラウドサブシステムが第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた支払い結果情報を受信することと、を含む支払い方法を提供している。
第2の態様において、本願の実施例は、第2のクラウドサブシステムに適用される支払い方法であって、
支払い端末が第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた非接触支払い要求指令に応答し、第1のクラウドサブシステムを介して支払い端末と非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行い、支払い要素情報を取得することと、
第1のクラウドサブシステムを介して支払い要素情報を支払い端末に伝送することと、
支払い端末が第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた支払い暗号文であり、支払い要素情報に基づいて生成された支払い暗号文を受信することと、
第1のクラウドサブシステムが支払い暗号文に基づいて取得した支払い情報を受信し、支払い情報を決済処理システムに送信することと、
決済処理システムからフィードバックされた支払い結果情報を取得し、第1のクラウドサブシステムを介して少なくとも一部の支払い結果情報を支払い端末に伝送することとを含む支払い方法を提供している。
第3の態様において、本願の実施例は、第1のクラウドサブシステムに適用される支払い方法であって、
支払い端末から送信された非接触支払い要求指令を受信し、非接触支払い要求指令を第2のクラウドサブシステムに伝送することと、
支払い端末と第2のクラウドサブシステムとの非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行い、第2のクラウドサブシステムから送信された支払い要素を支払い端末に伝送することと、
支払い端末から送信された支払い暗号文を受信し、支払い暗号文を第2のクラウドサブシステムに伝送し、支払い暗号文は、支払い要素情報に基づいて生成されることと、
支払い暗号文に基づいて、支払い暗号文にマッチングした支払い情報を取得し、支払い情報を第2のクラウドサブシステムに伝送することと、
第2のクラウドサブシステムから伝送された支払い結果情報を受信し、少なくとも一部の支払い結果情報を支払い端末に伝送することと、を含む支払い方法を提供している。
第4の態様において、本願の実施例は、ユーザ機器の非接触モジュールを感知することと、非接触支払いアプリケーションのインタラクティブにより得られた支払い要素情報を非接触モジュールを介してユーザ機器に伝送することと、ユーザ機器が非接触モジュールを介して伝送してきた支払い暗号文であり、支払い要素情報に基づいて生成された支払い暗号文を受信することに用いられる非接触通信モジュールと、
非接触通信モジュールがユーザ機器の非接触モジュールを感知すると、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムに非接触支払い要求指令を送信することと、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムと非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うことと、支払い暗号文を第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムに伝送することと、第2のクラウドサブシステムが第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた支払い結果情報を受信することに用いられるネットワーク通信モジュールと、を含む支払い端末を提供している。
第5の態様において、本願の実施例は、
支払い端末が第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた非接触支払い要求指令に応答し、第1のクラウドサブシステムを介して支払い端末と非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うことと、支払い要素情報を第1のクラウドサブシステムを介して支払い端末に伝送することと、支払い端末が第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた支払い暗号文であり、支払い要素情報に基づいて生成された支払い暗号文を受信することと、第1のクラウドサブシステムが支払い暗号文に基づいて取得した支払い情報を受信し、支払い情報を決済処理システムに送信することと、決済処理システムからフィードバックされた支払い結果情報を取得し、第1のクラウドサブシステムを介して少なくとも一部の支払い結果情報を支払い端末に伝送することに用いられるネットワーク通信モジュールと、
非接触支払いアプリケーションのインタラクティブによって支払い要素情報を取得するための処理モジュールと、を含むクラウドサブシステムを提供している。
第6の態様において、本願の実施例は、
支払い端末から送信された非接触支払い要求指令を受信し、非接触支払い要求指令を第2のクラウドサブシステムに伝送することと、支払い端末と第2のクラウドサブシステムとの非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行い、第2のクラウドサブシステムから送信された支払い要素を支払い端末に伝送することと、支払い端末から送信された支払い暗号文を受信し、支払い暗号文を第2のクラウドサブシステムに伝送し、支払い暗号文は支払い要素情報に基づいて生成されることと、支払い情報を第2のクラウドサブシステムに伝送することと、第2のクラウドサブシステムから伝送された支払い結果情報を受信し、少なくとも一部の支払い結果情報を支払い端末に伝送することに用いられるネットワーク通信モジュールと、
支払い暗号文に基づいて、支払い暗号文にマッチングした支払い情報を取得するための処理モジュールと、を含むクラウドサブシステムを提供している。
第7の態様において、本願の実施例は、
支払い端末、第1のクラウドサブシステム及び第2のクラウドサブシステムを含み、
支払い端末は、第1の態様の技術案における支払い方法を実行するために用いられ、
第2のクラウドサーバは、第2の態様の技術案における支払い方法を実行するために用いられ、
第1のクラウドサーバは、第3の態様の技術案における支払い方法を実行するために用いられる支払いシステムを提供している。
第8の態様において、本願の実施例は、プロセッサ、記憶装置及び記憶装置に記憶されかつプロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを含み、コンピュータプログラムは、プロセッサにより実行されるときに第1の態様の技術案における支払い方法を実現する支払い端末を提供している。
第9の態様において、本願の実施例は、プロセッサ、記憶装置及び記憶装置に記憶されかつプロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを含み、コンピュータプログラムは、プロセッサにより実行されるときに第2の態様の技術案における支払い方法又は第3の態様の技術案における支払い方法を実現するクラウドサーバを提供している。
第10の態様において、本願の実施例は、
プロセッサにより実行されるときに第1の態様の技術案、第2の態様の技術案又は第3の態様の技術案における支払い方法を実現するコンピュータプログラムを記憶しているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供している。
本願の実施例は、支払い方法、支払い端末、クラウドサブシステム、クラウドサーバ及びシステムを提供しており、ユーザ機器の非接触支払いアプリケーションのインタラクティブは、ユーザ機器と支払い端末との間で行われず、支払い端末及び第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムと行われる。ユーザ機器に、ユーザ機器と支払い端末との間の非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを実現する機能モジュールをインストールする必要がなく、ユーザ機器は、非接触通信機能を有する機能モジュールとネットワーク通信機能を有する機能モジュールを含むだけでよい。ユーザ機器が非接触通信機能を有する場合、支払い端末の構造を簡略化し、支払い端末のコストを低減し、これにより非接触支払いプロセスをサポートするシステム全体のコストを低減することができる。
以下、図面を参照して、本願の具体的な実施形態に対する説明から本願をよりよく理解することができる。ここで、同一又は類似の参照符号は、同一又は類似の特徴を示す。
本願の実施例が提供する支払いシステムの一例の構成概略図である。 本願により提供される支払い端末に適用される支払い方法の一実施例のフローチャートである。 本願により提供される支払い端末に適用される支払い方法の他の実施例のフローチャートである。 本願により提供される支払い端末に適用される支払い方法の更に他の実施例のフローチャートである。 本願の実施例により提供される支払い端末、第1のクラウドサブシステムと第2のクラウドサブシステムとの間のスライスネットワークの一例の概略図である。 本願により提供される第1のクラウドサブシステムに適用される支払い方法の一実施例のフローチャートである。 本願により提供される第1のクラウドサブシステムに適用される支払い方法の他の実施例のフローチャートである。 本願により提供される第1のクラウドサブシステムに適用される支払い方法の更に他の実施例のフローチャートである。 本願により提供される第2のクラウドサブシステムに適用される支払い方法の一実施例のフローチャートである。 本願により提供される第2のクラウドサブシステムに適用される支払い方法の他の実施例のフローチャートである。 本願の実施例が提供する支払いシステムに適用される支払い方法の一例のフローチャートである。 本願により提供される支払い端末の一実施例の構造概略図である。 本願により提供される支払い端末の他の実施例の構造概略図である。 本願により提供される第1のクラウドサブシステムの一実施例の構造概略図である。 本願により提供される第2のクラウドサブシステムの一実施例の構造概略図である。 本願により提供される支払い端末の一実施例のハードウェア構造概略図である。
以下、本願の各態様の特徴および例示的な実施例について詳細に説明する。以下の詳細な説明において、本願の完全な理解を提供するために、多くの特定の詳細が提示されている。しかしながら、当業者には明らかなように、本願は、これらの特定の詳細におけるいくつかを必要とせずに実施することができる。以下の実施例の説明は、単に本願の実施例を示すことによって本願のより良い理解を提供するためのものである。本願は、以下に提示される任意の特定の構成およびアルゴリズムに限定されるものではなく、本願の精神から逸脱しない限り、要素、部材、およびアルゴリズムの任意の修正、置換、および改良をカバーする。図面および以下の説明では、本明細書に不要な曖昧性が生じないように、公知の構造および技術は示されていない。
本願の実施例は、非接触支払いのシーンに適用される支払い方法、支払い端末、クラウドサブシステム、クラウドサーバ及びシステムを提供している。ここで、非接触支払いは、非接触通信技術を利用して支払いを行う手段である。例えば、非接触通信技術は、具体的には近距離無線通信(Near Field Communication、NFC)技術等を含むことができるが、これらに限定されない。
本願の実施例における支払い方法は、支払い端末、第1のクラウドサブシステム及び第2のクラウドサブシステムに関する。例えば、図1は、本願の実施例により提供される支払いシステムの一例の構成概略図である。図1に示すように、支払いシステムは、支払い端末100、第1のクラウドサブシステム200及び第2のクラウドサブシステム300を含む。ここで、支払い端末100は、ユーザ機器と通信し、支払い端末100は、第1のクラウドサブシステム200と通信し、第1のクラウドサブシステム200は、第2のクラウドサブシステム300と通信する。即ち、支払い端末100は、第1のクラウドサブシステム200を介して第2のクラウドサブシステム300と通信する。支払い端末100は、基本的な非接触通信機能及びネットワーク通信機能を保持している。ユーザ機器に対する支払いアプリケーションインタラクティブ機能は、支払い端末100により実行されず、第2のクラウドサブシステム300により実行される。いくつかの例において、支払い端末100は、POS装置などの支払いデバイスを含むが、それらに限定されず、POS装置は、カード読み取りモジュールを保持せず、NFCモジュール及びネットワーク通信モジュールを含むことができる。第1のクラウドサブシステム200は、少なくとも一台のクラウドサーバ及び他の付帯設備を含むことができるが、ここでは限定されない。第1のクラウドサブシステム200は、具体的には、アクワイアラーのクラウドサブシステムであってもよい。第2のクラウドサブシステム300は、少なくとも一台のクラウドサーバ及び他の付帯設備を含むことができるが、ここでは限定されない。第2のクラウドサブシステム300は、具体的には、サービス側のクラウドサブシステムであってもよい。ユーザ機器は、具体的には、スマートカード、ICカード、非接触通信機能を有するデバイス、例えば、キャッシュカード、デバイスカード、NFC決済機能を備える携帯電話、スマートリストバンド等を含むことができるが、それらに限定されない。
本願の実施例は、支払い端末に適用される支払い方法を提供している。図2は、本願により提供される支払い端末に適用される支払い方法の一つの実施例のフローチャートである。図2に示すように、該支払い方法は、ステップS401~ステップS405を含むことができる。
ステップS401において、ユーザ機器の非接触モジュールを感知すると、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムに非接触支払い要求指令を送信する。
支払いシーンにおいて、ユーザがユーザ機器を使用して非接触支払いを行うと、ユーザ機器を支払い端末に近づける必要がある。ユーザ機器には非接触モジュールが設置されている。支払い端末には非接触通信モジュールが設置されている。ユーザ機器が支払い端末に近づく場合、支払い端末における非接触通信モジュールは、ユーザ機器における非接触モジュールを感知することができ、支払い端末は、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムに非接触支払い要求指令を送信するようにトリガーされる。非接触支払い要求指令は、非接触支払いを開始する要求を示すために用いられる。
ここで、支払い端末が、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムに非接触支払い要求指令を送信することは、支払い端末が非接触支払い要求指令を第1のクラウドサブシステムに送信し、さらに第1のクラウドサブシステムにより該非接触支払い要求指令を第2のクラウドサブシステムに送信することを指す。
ステップS402において、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムと非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うことで、支払い要素を取得する。
支払い端末と第2のクラウドサブシステムは、非接触支払いアプリケーションインタラクティブを行い、非接触支払いアプリケーションインタラクティブの目的は、非接触支払いに使用される支払い端末におけるアプリケーションに必要な支払い要素を取得するためである。いくつかの例において、該支払い要素は、具体的には処理オプションデータオブジェクトリスト(Processing Options Data Object List、PDOL)に要求される要素であってもよいが、ここでは限定されない。
非接触支払いアプリケーションインタラクティブは、一つのプロセスであり、非接触支払いユーザインタラクティブプロセスにおいて、支払い端末と第2のクラウドサブシステムは、第1のクラウドサブシステムを介して、複数のデバイスインタラクティブ指令及びデバイスインタラクティブ応答指令の伝送を行う。デバイスインタラクティブ指令及びデバイスインタラクティブ応答指令は、様々な要求メッセージ、応答メッセージ等として実現されることができるが、ここでは限定されない。支払い端末と第1のクラウドサブシステムとの間のメッセージの伝送、及び第1のクラウドサブシステムと第2のクラウドサブシステムとの間のメッセージの伝送は、トランスペアレント伝送(pass-through)で行うことができる。
ステップS403において、非接触モジュールを介して支払い要素情報をユーザ機器に伝送する。
支払い端末は、非接触モジュールを介して支払い要素情報をユーザ機器に伝送することにより、ユーザ機器が支払い要素情報に基づいて署名を計算することができるようにさせるが、該署名は、具体的には動的署名であってもよい。ユーザ機器は、該署名を利用して支払い暗号文を生成する。いくつかの例において、該支払い暗号文は、具体的には許可要求暗号文(Authorisation Request Cryptogram、ARQC)であってもよいが、ここでは限定されない。
ステップS404において、ユーザ機器が非接触モジュールを介して伝送してきた支払い暗号文を受信し、支払い暗号文を第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムに伝送する。
ここで、支払い暗号文は、支払い要素情報に基づいて生成される。支払い端末は、支払い暗号文を第1のクラウドサブシステムに伝送し、さらに第1のクラウドサブシステムにより該支払い暗号文を第2のクラウドサブシステムに伝送する。支払い端末と第1のクラウドサブシステムとの間の支払い暗号文の伝送、及び第1のクラウドサブシステムと第2のクラウドサブシステムとの間の支払い暗号文の伝送は、トランスペアレント伝送で行うことができる。
ステップS405において、第2のクラウドサブシステムが第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた支払い結果情報を受信する。
第2のクラウドサブシステムは、決済処理システムと通信することができ、決済処理システムは、今回の支払い処理を完了し、支払い結果情報を第2のクラウドサブシステムに送信する。第1のクラウドサブシステムは、第2のクラウドサブシステムから送信された支払い結果情報を受信し、該支払い結果情報を支払い端末に送信する。支払い端末は、該支払い結果情報を受信することができる。ここで、支払い結果情報は、支払い結果を示すために用いられる。支払い結果は、支払いの成否、支払い金額等を含むことができるが、ここでは限定されない。端末が該支払い結果情報を受信したことは、支払いプロセスが終了したことを示す。
本願の実施例において、ユーザ機器の非接触支払いアプリケーションインタラクティブは、ユーザ機器と支払い端末との間で行われず、支払い端末および第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムと行われる。ユーザ機器には、ユーザ機器と支払い端末との間の非接触支払いアプリケーションインタラクティブを実現する機能モジュールをインストールする必要がなく、ユーザ機器が非接触通信機能を有する機能モジュールとネットワーク通信機能を有する機能モジュールを含むだけでよい。ユーザ機器が非接触通信機能を有する場合、支払い端末の構造を簡略化し、支払い端末のコストを低減し、これにより非接触支払いプロセスをサポートするシステム全体のコストを低減することができる。
図3は、本願により提供される支払い端末に適用される支払い方法の他の実施例のフローチャートである。図3と図2の異なる点は、図2におけるステップS402が具体的に図3におけるステップS4021~ステップS4023に細分化されることである。
ステップS4021において、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムと非接触支払い環境の確認を行い、かつ第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムにユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子を伝送する。
上記実施例における非接触支払いアプリケーションインタラクティブのプロセスは、具体的には非接触支払い環境の確認プロセス、支払いアプリケーションの選択プロセス及び支払い要素のインタラクティブプロセスを含むことができる。
ここで、非接触支払い環境の確認は、支払い端末が第1のクラウドサブシステムを介してユーザ機器と第2のクラウドサブシステムとの間の非接触支払い環境の確認を実現するプロセスであり、ユーザ機器と第2のクラウドサブシステムが非接触支払い環境の確認を完了してこそ、支払いアプリケーションの選択プロセスを行う。
具体的には、支払い端末は、第2のクラウドサブシステムが第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた非接触支払い環境確認要求メッセージを受信し、非接触支払い環境確認要求メッセージを非接触モジュールを介してユーザ機器に伝送することができる。即ち、第2のクラウドサブシステムが非接触支払い環境確認要求メッセージを第1のクラウドサブシステムにトランスペアレント伝送し、第1のクラウドサブシステムが該非接触支払い環境確認要求メッセージを支払い端末にトランスペアレント伝送し、支払い端末が該非接触支払い環境確認要求メッセージをユーザ機器にトランスペアレント伝送する。
ここで、非接触支払い環境確認要求メッセージは、ユーザ機器に非接触支払い環境の確認を要求するために用いられる。
ユーザ機器は、該非接触支払い環境確認要求メッセージを受信すると、該非接触支払い環境確認要求メッセージに基づいて非接触支払い環境確認応答メッセージを生成し、かつ該非接触支払い環境確認応答メッセージを非接触モジュールを介して支払い端末に伝送する。
支払い端末は、ユーザ機器が非接触モジュールを介して伝送してきた非接触支払い環境確認応答メッセージを受信し、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムに非接触支払い環境確認応答メッセージを伝送する。即ち、ユーザ機器が該非接触支払い環境確認応答メッセージを支払い端末にトランスペアレント伝送し、支払い端末が該非接触支払い環境確認応答メッセージを第1のクラウドサブシステムにトランスペアレント伝送し、第1のクラウドサブシステムが該非接触支払い環境確認応答メッセージを第2のクラウドサブシステムにトランスペアレント伝送する。
支払い端末は、ユーザ機器が非接触モジュールを介して伝送してきたユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子を受信し、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムにユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子を伝送する。なお、支払い端末が受信したユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子は、上記非接触支払い環境確認応答メッセージに載せられてもよく、他のメッセージに載せられてもよいが、ここでは限定されない。いくつかの例において、支払いアプリケーションの識別子は、具体的にはアプリケーション識別子(Application Identifier、AID)であってもよいが、ここでは限定されない。
ステップS4022において、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムと支払いアプリケーションの選択を行う。
ここで、支払いアプリケーションの選択は、支払い端末が第1のクラウドサブシステムを介して、ユーザ機器と第2のクラウドサブシステムとの間の支払いアプリケーションの選択を実現するプロセスである。ユーザ機器と第2のクラウドサブシステムは、支払いアプリケーションの選択を完了すると、今回の支払いプロセスに必要なアプリケーションのアプリケーションメッセージを取得することができる。
具体的には、支払い端末は、第2のクラウドサブシステムが第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた目標支払いアプリケーション情報を受信し、目標支払いアプリケーション情報を非接触モジュールを介してユーザ機器に伝送する。即ち、第2のクラウドサブシステムが目標支払いアプリケーション情報を第1のクラウドサブシステムにトランスペアレント伝送し、第1のクラウドサブシステムが該目標支払いアプリケーション情報を支払い端末にトランスペアレント伝送し、支払い端末が該目標支払いアプリケーション情報をユーザ機器にトランスペアレント伝送する。
ここで、目標支払いアプリケーション情報は、ユーザ機器がサポートする少なくとも一つの支払いアプリケーションのアプリケーション情報及び/又は第2のクラウドサブシステムがサポートする少なくとも一つの支払いアプリケーションのアプリケーション情報である。目標支払いアプリケーション情報は、具体的には、第2のクラウドサブシステムにより、ユーザ機器がサポートするどの一つ又はどのいくつかの支払いアプリケーションのアプリケーション情報を伝送するか及び/又は第2のクラウドサブシステムがサポートするどの一つ又はどのいくつかの支払いアプリケーションのアプリケーション情報を伝送するかが選択されるが、ここで限定されない。
例えば、目標支払いアプリケーション情報は、具体的には、ユーザ機器がサポートする一つ又は複数の支払いアプリケーションにおけるアプリケーション情報であってもよい。目標支払いアプリケーション情報は、具体的には第2のクラウドサブシステムがサポートする一つ又は複数の支払いアプリケーションにおけるアプリケーション情報であってもよい。目標支払いアプリケーション情報は、具体的には、ユーザ機器がサポートする一つ又は複数の支払いアプリケーションにおけるアプリケーション情報と第2のクラウドサブシステムがサポートする一つ又は複数の支払いアプリケーションにおけるアプリケーション情報とを含んでもよい。
ステップS4023において、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムと支払い要素のインタラクティブを行い、第2のクラウドサブシステムが第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた支払い要素情報を受信する。
支払い要素インタラクティブは、支払い端末が第1のクラウドサブシステムを介してユーザ機器と第2のクラウドサブシステムとの間の支払い要素のインタラクティブを実現するプロセスである。ユーザ機器と第2のクラウドサブシステムとの間に支払い要素のインタラクティブが完了すると、今回の支払いプロセスに必要な支払い要素情報を取得することができる。
具体的には、支払い端末は、ユーザ機器が非接触モジュールを介して伝送してきた支払い要素要求メッセージを受信し、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムに支払い要素要求メッセージを伝送する。即ち、ユーザ機器が支払い要素要求メッセージを支払い端末にトランスペアレント伝送し、支払い端末が該支払い要素要求メッセージを第1のクラウドサブシステムにトランスペアレント伝送し、第1のクラウドサブシステムが該支払い要素要求メッセージを第2のクラウドサブシステムにトランスペアレント伝送する。ここで、該支払い要素要求メッセージは、第2のクラウドサブシステムに支払い要素情報を要求するために用いられる。いくつかの例において、支払い要素要求メッセージは、PDOL要求メッセージとして実現することができる。
支払い端末は、第2のクラウドサブシステムが第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた支払い要素応答メッセージを受信し、支払い要素応答メッセージを非接触モジュールを介してユーザ機器に伝送する。即ち、第2のクラウドサブシステムが支払い要素応答メッセージを第1のクラウドサブシステムにトランスペアレント伝送し、第1のクラウドサブシステムが該支払い要素応答メッセージを支払い端末にトランスペアレント伝送し、支払い端末が該支払い要素応答メッセージをユーザ機器にトランスペアレント伝送する。ここで、支払い要素応答メッセージは、支払い要素情報を含む。支払い要素応答メッセージは、第2のクラウドサブシステムが支払い要素要求メッセージに基づいて生成したものである。いくつかの例において、支払い要素応答メッセージは、取得処理オプション(GetProcessing Options、GPO)指令として実現することができる。
いくつかの例において、支払い要素応答メッセージは、さらに終了識別子を含めることができる。終了識別子は、支払い要素応答メッセージが非接触支払いアプリケーションインタラクティブプロセスで第2のクラウドサブシステムが第1のクラウドサブシステムに送信した最後の指令であることを示すために用いられる。他の例において、支払い要素応答メッセージを送信すると同時に、第2のクラウドサブシステムは、支払い要素応答メッセージが非接触支払いアプリケーションインタラクティブプロセスで第2のクラウドサブシステムが第1のクラウドサブシステムに送信した最後の指令であることを示すために用いられる終了メッセージを送信する。
図4は、本願により提供される支払い端末に適用される支払い方法の更に他の実施例のフローチャートである。図4と図2との相違点は、図2におけるステップS402が具体的に図4におけるステップS4024及びステップS4025に細分化されることである。
ステップS4024において、第1のクラウドサブシステムから伝送された認証応答メッセージを受信する。
上記実施例における非接触支払い要求指令は、支払い端末の端末識別子を含む。支払い端末の端末識別子は、唯一性を有し、即ち、異なる支払い端末の端末識別子は異なる。いくつかの例において、支払い端末の端末識別子は、支払い端末のハードウェア構造の唯一の対応コードであってもよいが、ここでは限定されない。第1のクラウドサブシステムは、支払い端末から送信された非接触支払い要求指令を受信すると、非接触支払い要求指令における端末識別子に対して正当性認証を行って、該端末識別子が正当性を有するか否かに基づいて、認証応答メッセージを生成して送信する。ここで、認証応答メッセージは、支払い端末の端末識別子が正当性を有するか否かを示すために用いられる。ここでの正当性とは、第1のクラウドサブシステム及び第2のクラウドサブシステムが該端末識別子に対応する支払い端末から支払いを提起することをサポートすることである。
ステップS4025において、認証応答メッセージが、支払い端末の端末識別子が正当性を有することを示すと、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムと非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うことで、支払い要素を取得する。
端末識別子が正当性を有する場合にのみ、支払い端末は、第1のクラウドサブシステムを介してユーザ機器と第2のクラウドサブシステムとの非接触支払いアプリケーションインタラクティブを行う。
支払い端末が有する唯一性の端末識別子により、端末デバイス、第1のクラウドサブシステム、および第2のクラウドサブシステムの間に安定した通信連絡を確立することができる。第1のクラウドサブシステム及び第2のクラウドサブシステムは、端末識別子がない支払い端末から送信されたメッセージを自発的に受信せず、正当性の端末識別子を有さない支払い端末から送信されたメッセージを受信しないことを保証することで、支払いプロセスの安全性及び信頼性が保証される。
上記実施例において、ネットワークスライス技術を利用して、支払い端末、第1のクラウドサブシステム、および第2のクラウドサブシステムの間の通信を実現することにより、ネットワーク伝送のリソース分離を実現することができる。ネットワークスライス技術は、5Gネットワークにおける需要に応じてネットワーキングする技術であり、統一的なインフラストラクチャに複数の仮想のエンドツーエンドネットワークを切り出すことができ、各スライスネットワークは、無線アクセスネットワークからベアラネットワーク、更にコアネットワークに論理的には分離されている。異なるスライスネットワークを使用してネットワーク伝送のリソース分離を実現することにより、伝送効率及びネットワークリソースの利用率を向上させることができる。
ここで、支払い端末と第1のクラウドサブシステムとの間は、第1のスライスネットワークを介して通信する。第1のクラウドサブシステムと第2のクラウドサブシステムとの間は第2のスライスネットワークを介して通信する。各スライスネットワークにおいて、特定のリソースを伝送可能な複数のスライスサブネットワークを含むことができる。
例えば、図5は、本願の実施例により提供される支払い端末、第1のクラウドサブシステム、および第2のクラウドサブシステムの間のスライスネットワークの一例の概略図である。図5に示すように、第1のスライスネットワークW1は、第1のスライスサブネットワークW1?1及び第2のスライスサブネットワークW1?2を含む。第2のスライスネットワークW2は、第3のスライスサブネットワークW2?1と、第4のスライスサブネットワークW2?2と、第5のスライスサブネットワークW2?3とを含む。
第1のスライスサブネットワークW1?1は、上記実施例における非接触支払いアプリケーションインタラクティブを行うために用いられる。第2のスライスサブネットワークW1?2は、支払い結果情報を伝送するために用いられる。第3のスライスサブネットワークW2?1は、上記実施例における非接触支払いアプリケーションインタラクティブを行うために用いられる。第4のスライスサブネットワークW2?2は、支払い情報を伝送するために用いられる。第5のスライスサブネットワークW2?3は、支払い結果情報を伝送するために用いられる。ここで、支払い情報は、第1のクラウドサブネットワークが支払い暗号文に基づいて取得したものである。いくつかの例において、支払い情報は、支払い金額、端末識別子、販売者識別子などを含むが、これらに限定されない。
いくつかの例において、支払い結果情報のタイプは異なっており、例えば、音声タイプ、文字タイプ及び画像タイプを含む。それに対応して、第5のスライスサブネットワークは、さらに複数のスライスサブネットワークに分けられ、異なるスライスサブネットワークは、異なるタイプの支払い結果情報を伝送する。例えば、第5のスライスサブネットワークに属する一つのスライスサブネットワークは、音声タイプの支払い結果情報を伝送するために用いられる。第5のスライスサブネットワークに属する他のスライスサブネットワークは文字タイプの支払い結果情報を伝送するために用いられる。第5のスライスサブネットワークに属する更に他のスライスサブネットワークは、画像タイプの支払い結果情報を伝送するために用いられる。
本願の実施例は、第1のクラウドサブシステムに適用される支払い方法をさらに提供している。図6は、本願により提供される第1のクラウドサブシステムに適用される支払い方法の一つの実施例のフローチャートである。図6に示すように、該支払い方法は、ステップS501~ステップS505を含むことができる。
ステップS501において、支払い端末から送信された非接触支払い要求指令を受信し、非接触支払い要求指令を第2のクラウドサブシステムに伝送する。
支払い端末が非接触支払い要求指令を第1のクラウドサブシステムにトランスペアレント伝送し、第1のクラウドサブシステムが該非接触支払い要求指令を第2のクラウドサブシステムにトランスペアレント伝送する。非接触支払い要求指令の内容は、上記実施例における関連説明を参照することができるため、ここでは説明を省略する。
ステップS502において、支払い端末と第2のクラウドサブシステムとの非接触支払いアプリケーションインタラクティブを行い、第2のクラウドサブシステムから送信された支払い要素情報を支払い端末に伝送する。
支払い端末と第2のクラウドサブシステムとの非接触支払いアプリケーションインタラクティブプロセスにおけるメッセージは、第1のクラウドサブシステムにより伝送される必要がある。第2のクラウドサブシステムが非接触支払いアプリケーションインタラクティブプロセスで得られた支払い要素情報を第1のクラウドサブシステムにトランスペアレント伝送し、第1のクラウドサブシステムが該支払い要素情報を支払い端末にトランスペアレント伝送する。
ここで、非接触支払いアプリケーションインタラクティブ及び支払い要素情報の内容は、上記実施例における関連説明を参照することができるため、ここでは説明を省略する。
ステップS503において、支払い端末から送信された支払い暗号文を受信し、支払い暗号文を第2のクラウドサブシステムに伝送する。
ここで、支払い暗号文は、支払い要素情報に基づいて生成される。支払い暗号文の内容は上記実施例における関連説明を参照することができるため、ここでは説明を省略する。
ステップS504において、支払い暗号文に基づいて、支払い暗号文にマッチングした支払い情報を取得し、支払い情報を第2のクラウドサブシステムに伝送する。
ここで、支払い情報は、支払い金額、端末識別子、販売者識別子などを含むが、これらに限定されない。
ステップS505において、第2のクラウドサブシステムから伝送された支払い結果情報を受信し、少なくとも一部の支払い結果情報を支払い端末に伝送する。
ここで、支払い結果情報は、支払い情報に基づいて取得される。支払い結果情報の内容は上記実施例における関連説明を参照することができるため、ここでは説明を省略する。
本願の実施例において、支払い端末と第2のクラウドサブシステムは、第1のクラウドサブシステムを介して、非接触支払い要求指令の伝送、非接触支払いアプリケーションインタラクティブプロセス、支払い暗号文の伝送、支払い情報の伝送及び支払い結果情報の伝送を行い、これにより、非接触支払いアプリケーションインタラクティブプロセスが第2のクラウドサブシステムにより実行され、ユーザ機器にはユーザ機器と支払い端末との間の非接触支払いアプリケーションインタラクティブを実現する機能モジュールをインストールする必要がない。よって、支払い端末の構造を簡略化し、支払い端末のコストを低減し、これにより、非接触支払いプロセスをサポートするシステム全体のコストを低減することができる。
図7は、本願により提供される第1のクラウドサブシステムに適用される支払い方法の他の実施例のフローチャートである。図7と図6との相違点は、図6におけるステップS502が具体的に図7におけるステップS5021~ステップS5023に細分化されることである。
ステップS5021において、支払い端末と第2のクラウドサブシステムとの非接触支払い環境の確認を行い、かつ支払い端末から送信されたユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子を第2のクラウドサブシステムにトランスペアレント伝送する。
上記実施例における非接触支払いアプリケーションインタラクティブのプロセスは、具体的には、非接触支払い環境の確認プロセス、支払いアプリケーションの選択プロセス及び支払い要素のインタラクティブプロセスを含むことができる。
具体的には、第1のクラウドサブシステムは、第2のクラウドサブシステムから送信された非接触支払い環境確認要求メッセージを支払い端末にトランスペアレント伝送する。第1のクラウドサブシステムは、支払い端末から送信された非接触支払い環境確認応答メッセージを第2のクラウドサブシステムにトランスペアレント伝送する。
ステップS5022において、支払い端末と第2のクラウドサブシステムとの支払いアプリケーションの選択を行う。
具体的には、第1のクラウドサブシステムは、第2のクラウドサブシステムから送信された目標支払いアプリケーション情報を支払い端末にトランスペアレント伝送する。目標支払いアプリケーション情報は、ユーザ機器がサポートする少なくとも一つの支払いアプリケーションのアプリケーション情報及び/又は第2のクラウドサブシステムがサポートする少なくとも一つの支払いアプリケーションのアプリケーション情報である。
ステップS5023において、支払い端末と第2のクラウドサブシステムとの支払い要素のインタラクティブを行い、第2のクラウドサブシステムから送信された支払い要素情報を支払い端末にトランスペアレント伝送する。
具体的には、第1のクラウドサブシステムは、支払い端末から送信された支払い要素要求メッセージを第2のクラウドサブシステムにトランスペアレント伝送する。第1のクラウドサブシステムは、第2のクラウドサブシステムから送信された支払い要素応答メッセージを支払い端末にトランスペアレント伝送する。ここで、支払い要素応答メッセージは、支払い要素情報を含む。
本実施例における非接触支払い環境の確認、ユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子、支払いアプリケーション選択、支払い要素インタラクティブ及び支払い要素情報の内容は、上記実施例における関連説明を参照することができるため、ここでは説明を省略する。
図8は、本願により提供される第1のクラウドサブシステムに適用される支払い方法の更に他の実施例のフローチャートである。図8と図6との相違点は、図6におけるステップS502が具体的に図8におけるステップS5024及びステップS5025に細分化されることである。
ステップS5024において、非接触支払い要求指令における支払い端末の端末識別子に基づいて、支払い端末に認証応答メッセージを伝送する。
非接触支払い要求指令は、支払い端末の端末識別子を含む。第1のクラウドサブシステムは、非接触支払い要求指令における端末識別子に対して正当性認証を行って、認証応答メッセージを生成する。ここで、認証応答メッセージは、支払い端末の端末識別子が正当性を有するか否かを示すために用いられる。
いくつかの例において、第1のクラウドサブシステムには正当性識別子データベースが設置されてもよく、正当性識別子データベースにおいて非接触支払い要求指令における端末識別子と同じ識別子が存在するか否かを検索することにより、非接触支払い要求指令における端末識別子が正当性を有するか否かを決定することができる。正当性識別子データベースに非接触支払い要求指令における端末識別子と同じ識別子が存在すれば、非接触支払い要求指令における端末識別子が正当性を有すると決定することができる。本願の実施例においては、他の方法を採用して非接触支払い要求指令における端末識別子に対し正当性認証を行うことができるが、ここでは限定されない。
ステップS5025において、認証応答メッセージが、支払い端末の端末識別子が正当性を有することを示すと、支払い端末と第2のクラウドサブシステムとの非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行い、第2のクラウドサブシステムから送信された支払い要素情報を支払い端末に伝送する。
本実施例における端末識別子、認証応答メッセージ、非接触支払いアプリケーションのインタラクティブ、支払い要素情報の内容は、上記実施例における関連説明を参照することができるため、ここでは説明を省略する。
上記実施例において、第1のクラウドサブシステム支払い端末と支払い端末との間は第1のスライスネットワークを介して通信する。第1のクラウドサブシステムと第2のクラウドサブシステムとの間は第2のスライスネットワークを介して通信する。
具体的には、第1のスライスネットワークは、第1のスライスサブネットワーク及び第2のスライスサブネットワークを含む。第1のスライスサブネットワークは、非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うために用いられる。第2のスライスサブネットワークは、支払い結果情報を伝送するために用いられる。
第2のスライスネットワークは、第3のスライスサブネットワーク、第4のスライスサブネットワーク及び第5のスライスサブネットワークを含む。第3のスライスサブネットワークは、非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うために用いられる。第4のスライスサブネットワークは、支払い情報を伝送するために用いられる。第5のスライスサブネットワークは、支払い結果情報を伝送するために用いられる。
支払い端末、第1のクラウドサブシステム、および第2のクラウドサブシステムの間でスライスネットワーク技術を利用して、支払い端末、第1のクラウドサブシステム、および第2のクラウドサブシステムの間の通信を実現する内容は、上記実施例における関連説明を参照することができるため、ここでは説明を省略する。
本願は、第2のクラウドサブシステムに適用される支払い方法をさらに提供している。図9は、本願により提供される第2のクラウドサブシステムに適用される支払い方法の一つの実施例のフローチャートである。図9に示すように、該支払い方法は、ステップS601~ステップS605を含むことができる。
ステップS601において、支払い端末が第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた非接触支払い要求指令に応答し、第1のクラウドサブシステムを介して支払い端末と非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うことで、支払い要素情報を取得する。
ここで、非接触支払い要求指令、非接触支払いアプリケーションのインタラクティブ及び支払い要素情報の内容は、上記実施例における関連説明を参照することができるため、ここでは説明を省略する。
ステップS602において、第1のクラウドサブシステムを介して支払い要素情報を支払い端末に伝送する。
ステップS603において、支払い端末が第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた支払い暗号文を受信する。
ここで、支払い暗号文は、支払い要素情報に基づいて生成される。支払い暗号文の内容は上記実施例における関連説明を参照することができるため、ここでは説明を省略する。
ステップS604において、第1のクラウドサブシステムが支払い暗号文に基づいて取得した支払い情報を受信し、支払い情報を決済処理システムに送信する。
ここで、決済処理システムは、支払い情報に基づいて支払い結果情報を生成し、かつ該支払い結果情報を第2のクラウドサブシステムに伝送するために用いられる。
ステップS605において、決済処理システムからフィードバックされた支払い結果情報を取得し、第1のクラウドサブシステムを介して少なくとも一部の支払い結果情報を支払い端末に伝送する。
ここで、支払い結果情報は、支払い結果を示すために用いられる。支払い結果は、支払いの成否、支払い金額等を含むことができるが、ここでは限定されない。
具体的には、第2のクラウドサブシステムは、決済処理システムからフィードバックされた全ての支払い結果情報を第1のクラウドサブシステムに伝送することができ、第1のクラウドサブシステムは、全ての支払い結果情報を記憶する。支払い端末でユーザに表示される支払い結果情報は、一部であるため、第1のクラウドサブシステムは、支払い端末に一部の支払い結果情報又は全ての支払い結果情報を伝送することができるが、ここでは限定されない。
本願の実施例において、ユーザ機器の非接触支払いアプリケーションのインタラクティブは、ユーザ機器と支払い端末との間で行われず、支払い端末及び第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムと行われる。ユーザ機器にユーザ機器と支払い端末との間の非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを実現する機能モジュールをインストールする必要がないので、支払い端末の構造を簡略化し、支払い端末のコストを低減し、これにより非接触支払いプロセスをサポートするシステム全体のコストを低減することができる。
図10は、本願により提供される第2のクラウドサブシステムに適用される支払い方法の他の実施例のフローチャートである。図10と図9との相違点は、図9におけるステップS601がステップS6011~ステップS6013に具体的に細分化されることである。
ステップS6011において、支払い端末が第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた非接触支払い要求指令に応答し、第1のクラウドサブシステムを介して支払い端末と非接触支払い環境の確認を行い、かつ支払い端末が第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきたユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子を受信する。
上記実施例における非接触支払いアプリケーションインタラクティブのプロセスは、具体的には、非接触支払い環境の確認プロセス、支払いアプリケーションの選択プロセス及び支払い要素のインタラクティブプロセスを含むことができる。
具体的には、第2のクラウドサブシステムは、非接触支払い環境確認要求メッセージを第1のクラウドサブシステムを介して支払い端末に伝送する。第2のクラウドサブシステムは支払い端末が第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた非接触支払い環境確認応答メッセージを受信する。
ステップS6012において、第1のクラウドサブシステムを介して支払い端末と支払いアプリケーションの選択を行う。
具体的には、第2のクラウドサブシステムは、ユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子と第2のクラウドサブシステムがサポートする支払いアプリケーションの識別子に基づいて、アプリケーション識別子候補リストを確立する。ここで、アプリケーション識別子候補リストは、ユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子と第2のクラウドサブシステムがサポートする支払いアプリケーションの識別子を含む。第2のクラウドサブシステムは、アプリケーション識別子候補リストから目標アプリケーション識別子を選択し、かつ目標アプリケーション識別子とマッチングした目標支払い情報を取得し、目標支払い情報を第1のクラウドサブシステムを介して支払い端末に伝送する。目標アプリケーション識別子は、アプリケーション識別子候補リストのうちの少なくとも一つの支払いアプリケーションの識別子である。
ステップS6013において、第1のクラウドサブシステムを介して支払い端末と支払い要素のインタラクティブを行い、支払い要素情報を第1のクラウドサブシステムを介して支払い端末に伝送する。
具体的には、第2のクラウドサブシステムは、支払い端末が第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた支払い要素要求メッセージを受信する。第2のクラウドサブシステムは支払い要素要求メッセージに基づいて支払い要素応答メッセージを生成する。ここで、支払い要素応答メッセージは、支払い要素情報を含む。第2のクラウドサブシステムは、支払い要素応答メッセージを第1のクラウドサブシステムを介して支払い端末に伝送する。
非接触支払い環境の確認、非接触支払い環境確認要求メッセージ、非接触支払い環境確認応答メッセージ、支払いアプリケーションの選択、支払い要素のインタラクティブ、支払い要素要求メッセージ、支払い要素応答メッセージの内容は、上記実施例における関連説明を参照することができるため、ここでは説明を省略する。
いくつかの実施例において、第2のクラウドサブシステムは、非接触処理クラウドサブシステム及び支払い処理クラウドサブシステムを含むことができる。ここで、非接触処理クラウドサブシステムは、非接触支払いアプリケーションインタラクティブの関連ステップを実行するために用いられる。支払い処理クラウドサブシステムは、支払い情報及び支払い結果情報に関連するステップを実行するために用いられる。例えば、非接触処理クラウドサブシステムは、上記ステップS601~ステップS603、及びステップS6011~ステップS6013を実行することができる。支払い処理クラウドサブシステムは、上記ステップS604及びステップS605を実行することができる。
上記実施例において、支払い端末と第1のクラウドサブシステムとの間は第1のスライスネットワークを介して通信する。第2のクラウドサブシステムと第1のクラウドサブシステムとの間は第2のスライスネットワークを介して通信する。
具体的には、第1のスライスネットワークは、第1のスライスサブネットワーク及び第2のスライスサブネットワークを含む。第1のスライスサブネットワークは、非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うために用いられる。第2のスライスサブネットワークは、支払い結果情報を伝送するために用いられる。
第2のスライスネットワークは、第3のスライスサブネットワーク、第4のスライスサブネットワーク及び第5のスライスサブネットワークを含む。第3のスライスサブネットワークは、非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うために用いられる。第4のスライスサブネットワークは、支払い情報を伝送するために用いられる。第5のスライスサブネットワークは、支払い結果情報を伝送するために用いられる。
支払い端末、第1のクラウドサブシステム、および第2のクラウドサブシステムとの間でスライスネットワーク技術を利用して、支払い端末、第1のクラウドサブシステム、および第2のクラウドサブシステムの間の通信を実現する内容は、上記実施例における関連説明を参照することができるため、ここでは説明を省略する。
説明を容易にするために、以下、一例で支払い端末、第1のクラウドサブシステム及び第2のクラウドサブシステムを含む支払いシステムにおける支払い方法を説明する。図11は、本願の実施例により提供される支払いシステムに適用される支払い方法の一例のフローチャートである。図11に示すように、該支払い方法は、ステップS701~ステップS728を含む。
ステップS701において、支払い端末は、ユーザ機器の非接触モジュールを感知し、第1のクラウドサブシステムに非接触支払い要求指令を送信する。
ステップS702において、第1のクラウドサブシステムは、非接触支払い要求指令に基づいて、支払い端末に対して正当性認証を行う。
ステップS703において、認証により支払い端末が正当性を有すると確認すると、非接触支払い要求指令を第2のクラウドサブシステムに伝送する。
ステップS704において、第2のクラウドサブシステムは、非接触支払い環境確認要求メッセージを第1のクラウドサブシステムに伝送する。
ステップS705において、第1のクラウドサブシステムは、非接触支払い環境確認要求メッセージを支払い端末に伝送する。
ステップS706において、支払い端末は、非接触支払い環境確認要求メッセージをユーザ機器に伝送する。
ステップS707において、ユーザ機器は、非接触支払い環境確認要求メッセージに基づいて、非接触支払い環境確認応答メッセージを生成し、非接触支払い環境確認応答メッセージを支払い端末に伝送する。
ステップS708において、支払い端末は、非接触支払い環境確認応答メッセージを第1のクラウドサブシステムに伝送する。非接触支払い環境確認応答メッセージは、ユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子を含む。
ステップS709において、第1のクラウドサブシステムは、非接触支払い環境確認応答メッセージを第2のクラウドサブシステムに伝送する。
ステップS710において、第2のクラウドサブシステムは、ユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子と第2のクラウドサブシステムがサポートする支払いアプリケーションの識別子に基づいて、アプリケーション識別子候補リストを確立する。
ステップS711において、第2のクラウドサブシステムは、アプリケーション識別子候補リストから目標アプリケーション識別子を選択し、目標アプリケーション識別子に対応する目標支払いアプリケーション情報を第1のクラウドサブシステムに伝送する。
ステップS712において、第1のクラウドサブシステムは、目標支払いアプリケーション情報を支払い端末に伝送する。
ステップS713において、支払い端末は、目標支払い情報をユーザ機器に伝送する。
ステップS714において、ユーザ機器は、支払い要素要求メッセージを支払い端末に伝送する。
ステップS715において、支払い端末は、支払い要素要求メッセージを第1のクラウドサブシステムに伝送する。
ステップS716において、第1のクラウドサブシステムは、支払い要素要求メッセージを第2のクラウドサブシステムに伝送する。
ステップS717において、第2のクラウドサブシステムは、支払い要素要求メッセージに基づいて、支払い要素応答メッセージを生成し、支払い要素応答メッセージを第1のクラウドサブシステムに伝送する。支払い要素応答メッセージは、支払い要素情報を含む。
ステップS718において、第1のクラウドサブシステムは、支払い要素応答メッセージを支払い端末に伝送する。
ステップS719において、支払い端末は、支払い要素応答メッセージをユーザ機器に伝送する。
ステップS720において、ユーザ機器は、支払い要素情報に基づいて支払い暗号文を生成し、支払い暗号文を支払い端末に伝送する。
ステップS721において、支払い端末は、支払い暗号文を第1のクラウドサブシステムに伝送する。
ステップS722において、第1のクラウドサブシステムは、支払い暗号文を第2のクラウドサブシステムに伝送する。
ステップS723において、第1のクラウドサブシステムは、支払い暗号文に基づいて、支払い暗号文にマッチングする支払い情報を取得する。
ステップS724において、第1のクラウドサブシステムは、支払い情報を第2のクラウドサブシステムに伝送する。
ステップS725において、第2のクラウドサブシステムは、支払い情報を決済処理システムに伝送する。
ステップS726において、決済処理システムは、支払い情報に基づいて、支払い結果情報を生成し、支払い結果情報を第2のクラウドサブシステムに伝送する。
ステップS727において、第2のクラウドサブシステムは、支払い結果情報を第1のクラウドサブシステムに伝送する。
ステップS728において、第1のクラウドサブシステムは、支払い結果情報を支払い端末に伝送する。
ここで、上記ステップS701~ステップ728における内容は、上記実施例における関連説明を参照することができるため、ここでは説明を省略する。
本願の実施例は、支払い端末をさらに提供している。図12は、本願により提供される支払い端末の一つの実施例の構造概略図である。図12に示すように、該支払い端末100は、非接触通信モジュール101及びネットワーク通信モジュール102を含む。
非接触通信モジュール101は、ユーザ機器の非接触モジュールを感知することと、非接触支払いアプリケーションのインタラクティブによって得られた支払い要素情報を非接触モジュールを介してユーザ機器に伝送することと、ユーザ機器が非接触モジュールを介して伝送してきた支払い暗号文を受信することに用いられ、支払い暗号文は、支払い要素情報に基づいて生成される。
ネットワーク通信モジュール102は、非接触通信モジュールによってユーザ機器の非接触モジュールを感知すると、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムに非接触支払い要求指令を送信することと、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムと非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うことと、支払い暗号文を第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムに伝送することと、第2のクラウドサブシステムが第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた支払い結果情報を受信することに用いられる。
いくつかの例において、ネットワーク通信モジュール102は、具体的には5G通信モジュールであってもよい。
本願の実施例において、ユーザ機器の非接触支払いアプリケーションのインタラクティブは、ユーザ機器と支払い端末との間で行われず、支払い端末及び第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムと行われる。ユーザ機器にユーザ機器と支払い端末との間の非接触支払いアプリケーションインタラクティブを実現する機能モジュールをインストールする必要がなく、ユーザ機器は、非接触通信機能を有する機能モジュールとネットワーク通信機能を有する機能モジュールを含むだけでよい。ユーザ機器が非接触通信機能を有する場合、支払い端末の構造を簡略化し、支払い端末のコストを低減し、これにより、非接触支払いプロセスをサポートするシステム全体のコストを低減することができる。
いくつかの例において、ネットワーク通信モジュール102は、具体的には、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムと非接触支払い環境の確認を行い、かつ第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムにユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子を伝送することと、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムと支払いアプリケーションの選択を行うことと、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムと支払い要素のインタラクティブを行い、第2のクラウドサブシステムが第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた支払い要素情報を受信することに用いられる。
具体的には、ネットワーク通信モジュール102は、具体的には、第2のクラウドサブシステムが第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた非接触支払い環境確認要求メッセージを受信することと、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムに非接触支払い環境確認応答メッセージを伝送することと、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムにユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子を伝送することに用いられる。
非接触通信モジュール101は、具体的には、非接触支払い環境確認要求メッセージを非接触モジュールを介してユーザ機器に伝送することと、ユーザ機器が非接触モジュールを介して伝送してきた非接触支払い環境確認応答メッセージを受信することと、ユーザ機器が非接触モジュールを介して伝送してきたユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子を受信することに用いられる。
具体的には、ネットワーク通信モジュール102は、具体的には、第2のクラウドサブシステムが第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた目標支払いアプリケーション情報を受信するために用いられる。
非接触通信モジュール101は、具体的には、非接触モジュールを介して目標支払いアプリケーション情報をユーザ機器に伝送するために用いられる。
ここで、目標支払いアプリケーション情報は、ユーザ機器がサポートする少なくとも一つの支払いアプリケーションのアプリケーション情報及び/又は第2のクラウドサブシステムがサポートする少なくとも一つの支払いアプリケーションのアプリケーション情報である。
具体的には、非接触通信モジュール101は、具体的には、ユーザ機器が非接触モジュールを介して伝送してきた支払い要素要求メッセージを受信することと、支払い要素応答メッセージを非接触モジュールを介してユーザ機器に伝送することに用いられる。
ネットワーク通信モジュール102は、具体的には、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムに支払い要素要求メッセージを伝送することと、第2のクラウドサブシステムが第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた支払い要素応答メッセージを受信することに用いられる。
ここで、支払い要素応答メッセージは、支払い要素情報を含む。
いくつかの例において、非接触支払い要求指令には、支払い端末の端末識別子が含まれる。ネットワーク通信モジュール102は、具体的には、第1のクラウドサブシステムから伝送された認証応答メッセージであり、支払い端末の端末識別子が正当性を有するか否かを示すための認証応答メッセージを受信することと、認証応答メッセージが支払い端末の端末識別子が正当性を有することを支援する場合、第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムとアプリケーションのインタラクティブを行い、支払い要素を取得することに用いられる。
いくつかの例において、ネットワーク通信モジュールは、第1のスライスネットワークを介して第1のクラウドサブシステムと通信する。
具体的には、第1のスライスネットワークは、第1のスライスサブネットワーク及び第2のスライスサブネットワークを含む。第1のスライスサブネットワークは、非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うために用いられる。第2のスライスサブネットワークは、支払い結果情報を伝送するために用いられる。
図13は、本願により提供される支払い端末の他の実施例の構造概略図である。図13と図12との違いは、支払い端末100が中央処理モジュール103と、電源及び電力増幅モジュール104とをさらに含むことである。
ここで、中央処理モジュール103は、非接触通信モジュール及びネットワーク通信モジュールを呼び出すために用いられる。
電源及び電力増幅モジュール104は、電源を提供すると共に、電力増幅機能を実現するために用いられる。
本願の実施例は、クラウドサブシステムをさらに提供し、該クラウドサブサーバは、上記実施例における第1のクラウドサブシステムである。図14は、本願により提供される第1のクラウドサブシステムの一つの実施例の構造概略図である。図14に示すように、該第1のクラウドサブシステム200は、ネットワーク通信モジュール201及び処理モジュール202を含むことができる。
ネットワーク通信モジュール201は、支払い端末から送信された非接触支払い要求指令を受信し、非接触支払い要求指令を第2のクラウドサブシステムに伝送することと、支払い端末と第2のクラウドサブシステムとの非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行い、第2のクラウドサブシステムから送信された支払い要素を支払い端末に伝送することと、支払い端末から送信された支払い暗号文を受信し、支払い暗号文を第2のクラウドサブシステムに伝送し、支払い暗号文は支払い要素情報に基づいて生成されることと、支払い情報を第2のクラウドサブシステムに伝送することと、第2のクラウドサブシステムから伝送された支払い結果情報を受信し、少なくとも一部の支払い結果情報を支払い端末に伝送することに用いられる。
いくつかの例において、ネットワーク通信モジュール201は、具体的には5G通信モジュールであってもよい。
処理モジュール202は、支払い暗号文に基づいて、支払い暗号文にマッチングした支払い情報を取得することに用いられる。
本願の実施例において、支払い端末と第2のクラウドサブシステムは、第1のクラウドサブシステムを介して非接触支払い要求指令の伝送、非接触支払いアプリケーションインタラクティブプロセス、支払い暗号文の伝送、支払い情報の伝送及び支払い結果情報の伝送を行うことで、非接触支払いアプリケーションインタラクティブプロセスが第2のクラウドサブシステムにより実行され、ユーザ機器にユーザ機器と支払い端末との間の非接触支払いアプリケーションインタラクティブを実現する機能モジュールをインストールする必要がない。よって、支払い端末の構造を簡略化し、支払い端末のコストを低減し、これにより非接触支払いプロセスをサポートするシステム全体のコストを低減する。
いくつかの例において、ネットワーク通信モジュール201は、具体的には、支払い端末と第2のクラウドサブシステムの非接触支払い環境の確認を行い、かつ支払い端末から送信されたユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子を第2のクラウドサブシステムにトランスペアレント伝送することと、支払い端末と第2のクラウドサブシステムの支払いアプリケーションの選択を行うことと、支払い端末と第2のクラウドサブシステムの支払い要素のインタラクティブを行い、第2のクラウドサブシステムから送信された支払い要素情報を支払い端末にトランスペアレント伝送することに用いられる。
具体的には、ネットワーク通信モジュール201は、具体的には、第2のクラウドサブシステムから送信された非接触支払い環境確認要求メッセージを支払い端末にトランスペアレント伝送することと、支払い端末から送信された非接触支払い環境確認応答メッセージを第2のクラウドサブシステムにトランスペアレント伝送することに用いられる。
具体的には、ネットワーク通信モジュール201は、具体的には、第2のクラウドサブシステムから送信された目標支払いアプリケーション情報を支払い端末にトランスペアレント伝送するために用いられる。ここで、目標支払いアプリケーション情報は、ユーザ機器がサポートする少なくとも一つの支払いアプリケーションのアプリケーション情報及び/又は第2のクラウドサブシステムがサポートする少なくとも一つの支払いアプリケーションのアプリケーション情報である。
具体的には、ネットワーク通信モジュール201は、具体的には、支払い端末から送信された支払い要素要求メッセージを第2のクラウドサブシステムにトランスペアレント伝送することと、第2のクラウドサブシステムから送信された支払い要素応答メッセージを支払い端末にトランスペアレント伝送することに用いられる。
ここで、支払い要素応答メッセージは、支払い要素情報を含む。
いくつかの例において、ネットワーク通信モジュール201は、具体的には、非接触支払い要求指令における支払い端末の端末識別子に基づいて、支払い端末に、支払い端末の端末識別子が正当性を有するか否かを示すための認証応答メッセージを伝送することと、認証応答メッセージが、支払い端末の端末識別子が正当性を有することを示す場合、支払い端末と第2のクラウドサブシステムとの非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うことに用いられる。
いくつかの例において、ネットワーク通信モジュール201は、第1のスライスネットワークを介して支払い端末と通信する。ネットワーク通信モジュール201は、第2のスライスネットワークを介して第2のクラウドサブシステムと通信する。
具体的には、第1のスライスネットワークは、第1のスライスサブネットワーク及び第2のスライスサブネットワークを含む。第1のスライスサブネットワークは、非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うために用いられる。第2のスライスサブネットワークは、支払い結果情報を伝送するために用いられる。
第2のスライスネットワークは、第3のスライスサブネットワーク、第4のスライスサブネットワーク及び第5のスライスサブネットワークを含む。第3のスライスサブネットワークは、非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うために用いられ、第4のスライスサブネットワークは、支払い情報を伝送するために用いられる。第5のスライスサブネットワークは、支払い結果情報を伝送するために用いられる。
本願は、クラウドサブシステムをさらに提供し、該クラウドサブシステムは、上記実施例における第2のクラウドサブシステムである。図15は、本願により提供される第2のクラウドサブシステムの一つの実施例の構造概略図である。図15に示すように、該第2のクラウドサブシステム300は、ネットワーク通信モジュール301及び処理モジュール302を含む。
ネットワーク通信モジュール301は、支払い端末が第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた非接触支払い要求指令に応答し、第1のクラウドサブシステムを介して支払い端末と非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うことと、支払い要素情報を第1のクラウドサブシステムを介して支払い端末に伝送することと、支払い端末が第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた支払い暗号文であり、支払い要素情報に基づいて生成された支払い暗号文を受信することと、第1のクラウドサブシステムが支払い暗号文に基づいて取得した支払い情報を受信し、支払い情報を決済処理システムに送信することと、決済処理システムからフィードバックされた支払い結果情報を取得し、第1のクラウドサブシステムを介して少なくとも一部の支払い結果情報を支払い端末に伝送することに用いられる。
いくつかの例において、ネットワーク通信モジュール301は、具体的には5G通信モジュールであってもよい。
処理モジュール302は、非接触支払いアプリケーションのインタラクティブにより支払い要素情報を取得するために用いられる。
本願の実施例において、ユーザ機器の非接触支払いアプリケーションのインタラクティブは、ユーザ機器と支払い端末との間で行われず、支払い端末及び第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムと行われる。ユーザ機器にユーザ機器と支払い端末との間の非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを実現する機能モジュールをインストールする必要がないので、支払い端末の構造を簡略化し、支払い端末のコストを低減し、これにより非接触支払いプロセスをサポートするシステム全体のコストを低減することができる。
いくつかの例において、ネットワーク通信モジュール301は、具体的には、第1のクラウドサブシステムを介して支払い端末と非接触支払い環境の確認を行い、かつ支払い端末が第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきたユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子を受信することと、第1のクラウドサブシステムを介して支払い端末と支払いアプリケーションの選択を行うことと、第1のクラウドサブシステムを介して支払い端末と支払い要素のインタラクティブを行い、支払い要素情報を第1のクラウドサブシステムを介して支払い端末に伝送することに用いられる。
具体的には、ネットワーク通信モジュール301は、具体的には、非接触支払い環境確認要求メッセージを第1のクラウドサブシステムを介して支払い端末に伝送することと、支払い端末が第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた非接触支払い環境確認応答メッセージを受信することに用いられる。
処理モジュール302は、具体的には、ユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子と第2のクラウドサブシステムがサポートする支払いアプリケーションの識別子に基づいて、アプリケーション識別子候補リストを確立することと、アプリケーション識別子候補リストから目標アプリケーション識別子を選択し、かつ目標アプリケーション識別子とマッチングした目標支払い情報を取得し、目標支払い情報を第1のクラウドサブシステムを介して支払い端末に伝送することに用いられる。
具体的には、ネットワーク通信モジュール301は、具体的には、支払い端末が第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた支払い要素要求メッセージを受信することと、支払い要素応答メッセージを第1のクラウドサブシステムを介して支払い端末に伝送することに用いられる。
処理モジュール302は、具体的には、支払い要素要求メッセージに基づいて支払い要素応答メッセージを生成するために用いられる。
ここで、支払い要素応答メッセージは、支払い要素情報を含む。
いくつかの例において、ネットワーク通信モジュール301は、第2のスライスネットワークを介して第1のクラウドサブシステムと通信する。
具体的には、第2のスライスネットワークは、第3のスライスサブネットワーク、第4のスライスサブネットワーク及び第5のスライスサブネットワークを含む。第3のスライスサブネットワークは、非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うために用いられ、第4のスライスサブネットワークは、支払い情報を伝送するために用いられる。第5のスライスサブネットワークは、支払い結果情報を伝送するために用いられる。
いくつかの例において、第2のクラウドサブシステムは、支払い管理モジュール及び支払い安全制御モジュールをさらに含むことができる。ここで、支払い管理モジュールは、支払い関連情報を管理するために用いられる。支払い安全制御モジュールは、支払いリスクを予防するために用いられる。
図16は、本願により提供される支払い端末の一つの実施例のハードウェア構成概略図である。図16に示すように、支払い端末800は、記憶装置801、プロセッサ802及び記憶装置801に記憶されかつプロセッサ802で実行可能なコンピュータプログラムを含む。
一例において、上記プロセッサ802は、中央処理装置(CPU)、又は特定の集積回路(ASIC)を含むことができ、又は本願の実施例を実施する一つ又は複数の集積回路に構成されてもよい。
記憶装置801は、データや指令のための大容量の記憶装置を含んでもよい。例えば、記憶装置801は、HDD、フレキシブルディスクドライブ、フラッシュメモリ、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープ又はユニバーサルシリアルバス(USB)ドライブ又は二つ以上のこれらの組み合わせを含むことができるが、これらに限定されない。適切な状況で、記憶装置801は、取り外し可能又は取り外し不可能(又は固定)な媒体を含むことができる。適切な状況で、記憶装置801は、支払い端末800の内部又は外部にあることができる。特定の実施例において、記憶装置801は、不揮発性固体メモリである。特定の実施例において、記憶装置801は、リードオンリーメモリ(ROM)を含む。適切な状況で、該ROMは、マスクプログラムのROM、プログラマブルROM(PROM)、消去可能なPROM(EPROM)、電気的消去可能なPROM(EEPROM)、電気的に書き換え可能なROM(EAROM)又はフラッシュメモリ又は二つ以上のこれらの組み合わせであってもよい。
プロセッサ802は、上記実施例における支払い端末に適用される支払い方法を実現するために、記憶装置801に記憶された実行可能なプログラムコードを読み取ることにより実行可能なプログラムコードに対応するコンピュータプログラムを実行する。
一例において、支払い端末800は、通信インタフェース803及びバス804をさらに含むことができる。ここで、図16に示すように、記憶装置801、プロセッサ802、通信インタフェース803は、バス804により接続されかつこれらの間の通信を実現する。
通信インタフェース803は、主に、本願の実施例における各モジュール、装置、ユニット及び/又はデバイスの間の通信を実現するために用いられる。通信インタフェース803を介して入力デバイス及び/又は出力デバイスにアクセスすることもできる。
バス804は、ハードウェア、ソフトウェア又は両者を含み、支払い端末800の部品を互いに結合する。例えば、バス804は、加速グラフィックポート(AGP)又は他のグラフィックスバス、強化工業標準アーキテクチャ(EISA)バス、フロントエンドバス(FSB)、超伝送(HT)相互接続、工業標準アーキテクチャ(ISA)バス、無限帯域幅相互接続、低ピン数(LPC)バス、メモリバス、マイクロチャネルアーキテクチャ(MCA)バス、周辺コンポーネント相互接続(PCI)バス、PCI-Express(PCI-X)バス、シリアル高級技術アクセサリ(SATA)バス、ビデオ電子標準協会ローカル(VLB)バス又は他の適切なバス又は二つ以上のこれらの組み合わせを含むことができるが、これらに限定されない。適切な場合、バス804は、一つ又は複数のバスを含むことができる。本願の実施例は、特定のバスを記述して示したが、本願は、任意の適切なバス又は相互接続を考慮する。
本願の実施例は、クラウドサーバをさらに提供する。該クラウドサーバのハードウェア構成は、図16に示す支払い端末のハードウェア構成と基本的に同じである。なお、クラウドサーバにおいて、プロセッサは記憶装置に記憶された実行可能なプログラムコードを読み取ることにより、実行可能なプログラムコードに対応するコンピュータプログラムを実行することで、上記実施例において第1のクラウドサブシステムに適用される支払い方法及び/又は第2のクラウドサブシステムに適用される支払い方法を実現することができる。
本願の実施例は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、該コンピュータ読み取り可能な記憶媒体にはコンピュータプログラムが記憶されており、該コンピュータプログラムがプロセッサにより実行される時に、上記実施例における支払い端末に適用される支払い方法、第1のクラウドサブシステムに適用される支払い方法又は第2のクラウドサブシステムに適用される支払い方法を実現することができる。
なお、本明細書における各実施例は、いずれも漸進の方式を採用して説明し、各実施例の間の同一又は類似した部分は互いに参照され、各実施例は、いずれも他の実施例との異なる点を中心に説明した。支払い端末の実施例、クラウドサブシステムの実施例、クラウドサーバの実施例及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体の実施例における関連する箇所は、方法実施例の説明部分を参照することができる。本願は、以上に説明された図面に示された特定のステップ及び構造に限定されるものではない。当業者は、本願の精神を理解した後に、様々な変更、修正及び追加、又はステップの間の順序変更を行うことができる。また、説明を簡単にするために、ここでは既知の方法技術の詳細な説明を省略する。
以上は、本願の実施例に係る方法、装置(サブシステム、システム)及び機械プログラム製品のフローチャート及び/又はブロック図を参照して本願の各態様を説明した。なお、フローチャート及び/又はブロック図における各ブロック及びフローチャート及び/又はブロック図における各ブロックの組み合わせは、プログラム又は指令により実現することができる。これらのプログラム又は指令を、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサに提供して、機器を生成することにより、コンピュータ又は他のプログラマブルデータ処理装置のプロセッサで実行されたこれらのプログラム又は指令によりフローチャート及び/又はブロック図の一つ又は複数のブロックで指定した機能/動作を実現できる。このようなプロセッサは、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、特殊アプリケーションプロセッサ又はフィールドプログラマブルロジック回路であってもよいが、それらに限定されない。なお、ブロック図及び/又はフローチャートにおける各ブロック及びブロック図及び/又はフローチャートにおけるブロックの組み合わせは、指定された機能又は動作を実行する専用ハードウェアで実現されてもよく、専用ハードウェアとコンピュータ指令との組み合わせで実現されてもよい。
当業者であれば理解できるように、上記実施例は、いずれも例示的なものであり、限定的ではない。異なる実施例に現れた異なる技術的特徴を組み合わせることにより、有益な効果を取得することができる。当業者であれば、図面、明細書及び特許請求の範囲を研究した上で、開示された実施例の他の変形例を理解しかつ実現することができる。特許請求の範囲において、用語「含む」は、他の装置又はステップを排除するものではない。不定冠詞である「一つの」は、複数を排除するものではない。用語「第1の」、「第2の」は、名称を示すためのものであり、いかなる特定の順序を示すものではない。特許請求の範囲における任意の参照符号は、いずれも保護範囲を限定するものと理解すべきではない。請求項に記載の複数の部分の機能は、一つの単独のハードウェア又はソフトウェアモジュールにより実現されることができる。ある技術的特徴を異なる従属請求項に記載することは、これらの技術的特徴を組み合わせて有益な効果を達成することができないことを意味しない。
第7の態様において、本願の実施例は、
支払い端末、第1のクラウドサブシステム及び第2のクラウドサブシステムを含み、
支払い端末は、第1の態様の技術案における支払い方法を実行するために用いられ、
第2のクラウドサブシステムは、第2の態様の技術案における支払い方法を実行するために用いられ、
第1のクラウドサブシステムは、第3の態様の技術案における支払い方法を実行するために用いられる支払いシステムを提供している。

Claims (34)

  1. 支払い端末に適用される支払い方法であって、
    ユーザ機器の非接触モジュールを感知すると、第1のクラウドサブシステムを介して、第2のクラウドサブシステムに非接触支払い要求指令を送信することと、
    前記第1のクラウドサブシステムを介して、前記第2のクラウドサブシステムと非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行い、支払い要素を取得することと、
    前記非接触モジュールを介して前記支払い要素情報を前記ユーザ機器に伝送することと、
    前記ユーザ機器が前記非接触モジュールを介して伝送してきた支払い暗号文を受信し、前記支払い暗号文を前記第1のクラウドサブシステムを介して前記第2のクラウドサブシステムに伝送し、前記支払い暗号文は、前記支払い要素情報に基づいて生成されることと、
    前記第2のクラウドサブシステムが前記第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた支払い結果情報を受信することと、を含む支払い方法。
  2. 前記第1のクラウドサブシステムを介して、第2のクラウドサブシステムと非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行い、支払い要素を取得することは、
    前記第1のクラウドサブシステムを介して前記第2のクラウドサブシステムと非接触支払い環境の確認を行い、かつ前記第1のクラウドサブシステムを介して前記第2のクラウドサブシステムに前記ユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子を伝送することと、
    前記第1のクラウドサブシステムを介して前記第2のクラウドサブシステムと支払いアプリケーションの選択を行うことと、
    前記第1のクラウドサブシステムを介して、前記第2のクラウドサブシステムと支払い要素のインタラクティブを行い、前記第2のクラウドサブシステムが前記第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた前記支払い要素情報を受信することとを含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1のクラウドサブシステムを介して前記第2のクラウドサブシステムと非接触支払い環境の確認を行い、かつ前記第1のクラウドサブシステムを介して前記第2のクラウドサブシステムに前記ユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子を伝送することは、
    前記第2のクラウドサブシステムが前記第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた非接触支払い環境確認要求メッセージを受信し、前記非接触モジュールを介して前記非接触支払い環境確認要求メッセージを前記ユーザ機器に伝送することと、
    前記ユーザ機器が前記非接触モジュールを介して伝送してきた非接触支払い環境確認応答メッセージを受信し、前記第1のクラウドサブシステムを介して前記第2のクラウドサブシステムに前記非接触支払い環境確認応答メッセージを伝送することと、
    前記ユーザ機器が前記非接触モジュールを介して伝送してきた前記ユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子を受信し、前記第1のクラウドサブシステムを介して前記第2のクラウドサブシステムに前記ユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子を伝送することとを含む請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1のクラウドサブシステムを介して前記第2のクラウドサブシステムと支払いアプリケーションの選択を行うことは、
    前記第2のクラウドサブシステムが前記第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた目標支払いアプリケーション情報を受信し、前記非接触モジュールを介して前記目標支払いアプリケーション情報を前記ユーザ機器に伝送することを含み、
    ここで、前記目標支払いアプリケーション情報は、前記ユーザ機器がサポートする少なくとも一つの支払いアプリケーションのアプリケーション情報及び/又は前記第2のクラウドサブシステムがサポートする少なくとも一つの支払いアプリケーションのアプリケーション情報である請求項2に記載の方法。
  5. 前記第1のクラウドサブシステムを介して前記第2のクラウドサブシステムと支払い要素のインタラクティブを行い、前記第2のクラウドサブシステムが前記第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた前記支払い要素情報を受信することは、
    前記ユーザ機器が前記非接触モジュールを介して伝送してきた支払い要素要求メッセージを受信し、第1のクラウドサブシステムを介して、前記第2のクラウドサブシステムに前記支払い要素要求メッセージを伝送することと、
    前記第2のクラウドサブシステムが前記第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた、前記支払い要素情報を含む支払い要素応答メッセージを受信し、前記非接触モジュールを介して前記支払い要素応答メッセージを前記ユーザ機器に伝送することとを含む請求項2に記載の方法。
  6. 前記非接触支払い要求指令は、前記支払い端末の端末識別子を含み、
    前記第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムと非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行い、支払い要素を取得することは、
    前記第1のクラウドサブシステムから伝送された認証応答メッセージを受信し、前記認証応答メッセージは、前記支払い端末の端末識別子が正当性を有するか否かを示すために用いられることと、
    前記認証応答メッセージが、前記支払い端末の端末識別子が正当性を有することを示すと、前記第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムと非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行い、前記支払い要素を取得することとを含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記支払い端末と前記第1のクラウドサブシステムとの間は、第1のスライスネットワークを介して通信し、
    前記第1のクラウドサブシステムと前記第2のクラウドサブシステムとの間は、第2のスライスネットワークを介して通信する請求項1に記載の方法。
  8. 前記第1のスライスネットワークは、第1のスライスサブネットワーク及び第2のスライスサブネットワークを含み、前記第1のスライスサブネットワークは、非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うために用いられ、前記第2のスライスサブネットワークは、前記支払い結果情報を伝送するために用いられ、
    前記第2のスライスネットワークは、第3のスライスサブネットワーク、第4のスライスサブネットワーク及び第5のスライスサブネットワークを含み、前記第3のスライスサブネットワークは、非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うために用いられ、前記第4のスライスサブネットワークは、支払い情報を伝送するために用いられ、前記第5のスライスサブネットワークは、前記支払い結果情報を伝送するために用いられる請求項7に記載の方法。
  9. 第2のクラウドサブシステムに適用される支払い方法であって、
    支払い端末が第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた非接触支払い要求指令に応答し、前記第1のクラウドサブシステムを介して前記支払い端末と非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行い、支払い要素情報を取得することと、
    前記第1のクラウドサブシステムを介して前記支払い要素情報を前記支払い端末に伝送することと、
    前記支払い端末が前記第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた支払い暗号文であり、前記支払い要素情報に基づいて生成された支払い暗号文を受信することと、
    前記第1のクラウドサブシステムが前記支払い暗号文に基づいて取得した支払い情報を受信し、前記支払い情報を決済処理システムに送信することと、
    前記決済処理システムからフィードバックされた支払い結果情報を取得し、前記第1のクラウドサブシステムを介して少なくとも一部の前記支払い結果情報を前記支払い端末に伝送することとを含む支払い方法。
  10. 前記第1のクラウドサブシステムを介して前記支払い端末と非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行い、支払い要素情報を取得することは、
    前記第1のクラウドサブシステムを介して前記支払い端末と非接触支払い環境の確認を行い、かつ前記支払い端末が前記第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた前記ユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子を受信することと、
    前記第1のクラウドサブシステムを介して前記支払い端末と支払いアプリケーションの選択を行うことと、
    前記第1のクラウドサブシステムを介して前記支払い端末と支払い要素のインタラクティブを行い、前記支払い要素情報を前記第1のクラウドサブシステムを介して前記支払い端末に伝送することとを含む請求項9に記載の方法。
  11. 前記第1のクラウドサブシステムを介して前記支払い端末と非接触支払い環境の確認を行うことは、
    非接触支払い環境確認要求メッセージを前記第1のクラウドサブシステムを介して前記支払い端末に伝送することと、
    前記支払い端末が前記第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた非接触支払い環境確認応答メッセージを受信することとを含む請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1のクラウドサブシステムを介して前記支払い端末と支払いアプリケーションの選択を行うことは、
    前記ユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子と前記第2のクラウドサブシステムがサポートする支払いアプリケーションの識別子に基づいて、アプリケーション識別候補リストを確立することと、
    前記アプリケーション識別子候補リストから目標アプリケーション識別子を選択し、かつ前記目標アプリケーション識別子とマッチングした目標支払い情報を取得し、前記目標支払い情報を前記第1のクラウドサブシステムを介して支払い端末に伝送することとを含む請求項10に記載の方法。
  13. 前記第1のクラウドサブシステムを介して前記支払い端末と支払い要素のインタラクティブを行い、前記支払い要素情報を前記第1のクラウドサブシステムを介して前記支払い端末に伝送することは、
    前記支払い端末が第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた支払い要素要求メッセージを受信することと、
    前記支払い要素要求メッセージに基づいて、前記支払い要素情報を含む支払い要素応答メッセージを生成することと、
    前記支払い要素応答メッセージを、前記第1のクラウドサブシステムを介して前記支払い端末に伝送することとを含む請求項10に記載の方法。
  14. 前記支払い端末と前記第1のクラウドサブシステムとの間は、第1のスライスネットワークを介して通信し、
    前記第2のクラウドサブシステムと前記第1のクラウドサブシステムとの間は、第2のスライスネットワークを介して通信する請求項9に記載の方法。
  15. 前記第1のスライスネットワークは、第1のスライスサブネットワーク及び第2のスライスサブネットワークを含み、前記第1のスライスサブネットワークは、非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うために用いられ、前記第2のスライスサブネットワークは、前記支払い結果情報を伝送するために用いられ、
    前記第2のスライスネットワークは、第3のスライスサブネットワーク、第4のスライスサブネットワーク及び第5のスライスサブネットワークを含み、前記第3のスライスサブネットワークは、非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うために用いられ、前記第4のスライスサブネットワークは、支払い情報を伝送するために用いられ、前記第5のスライスサブネットワークは、前記支払い結果情報を伝送するために用いられる請求項14に記載の方法。
  16. 第1のクラウドサブシステムに適用される支払い方法であって、
    支払い端末から送信された非接触支払い要求指令を受信し、前記非接触支払い要求指令を第2のクラウドサブシステムに伝送することと、
    前記支払い端末と前記第2のクラウドサブシステムとの非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行い、前記第2のクラウドサブシステムから送信された支払い要素を前記支払い端末に伝送することと、
    前記支払い端末から送信された支払い暗号文を受信し、前記支払い暗号文を前記第2のクラウドサブシステムに伝送し、前記支払い暗号文は、前記支払い要素情報に基づいて生成されることと、
    前記支払い暗号文に基づいて、前記支払い暗号文にマッチングした支払い情報を取得し、前記支払い情報を前記第2のクラウドサブシステムに伝送することと、
    前記第2のクラウドサブシステムから伝送された支払い結果情報を受信し、少なくとも一部の前記支払い結果情報を前記支払い端末に伝送することと、を含む支払い方法。
  17. 前記支払い端末と前記第2のクラウドサブシステムとの非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行い、前記第2のクラウドサブシステムから送信された支払い要素を前記支払い端末に伝送することは、
    前記支払い端末と前記第2のクラウドサブシステムとの非接触支払い環境の確認を行い、かつ前記支払い端末から送信された前記ユーザ機器がサポートする支払いアプリケーションの識別子を前記第2のクラウドサブシステムにトランスペアレント伝送することと、
    前記支払い端末と前記第2のクラウドサブシステムとの支払いアプリケーションの選択を行うことと、
    前記支払い端末と前記第2のクラウドサブシステムとの支払い要素のインタラクティブを行い、前記第2のクラウドサブシステムから送信された前記支払い要素情報を前記支払い端末にトランスペアレント伝送することとを含む請求項16に記載の方法。
  18. 前記支払い端末と前記第2のクラウドサブシステムとの非接触支払い環境の確認を行うことは、
    前記第2のクラウドサブシステムから送信された非接触支払い環境確認要求メッセージを前記支払い端末にトランスペアレント伝送することと、
    前記支払い端末から送信された非接触支払い環境確認応答メッセージを前記第2のクラウドサブシステムにトランスペアレント伝送することとを含む請求項17に記載の方法。
  19. 前記支払い端末と前記第2のクラウドサブシステムとの支払いアプリケーションの選択を行うことは、
    前記第2のクラウドサブシステムから送信された目標支払いアプリケーション情報を前記支払い端末にトランスペアレント伝送し、前記目標支払いアプリケーション情報は、前記ユーザ機器がサポートする少なくとも一つの支払いアプリケーションのアプリケーション情報及び/又は前記第2のクラウドサブシステムがサポートする少なくとも一つの支払いアプリケーションのアプリケーション情報であることを含む請求項17に記載の方法。
  20. 前記支払い端末と前記第2のクラウドサブシステムとの支払い要素のインタラクティブを行い、前記第2のクラウドサブシステムから送信された前記支払い要素情報を前記支払い端末にトランスペアレント伝送することは、
    前記支払い端末から送信された支払い要素要求メッセージを前記第2のクラウドサブシステムにトランスペアレント伝送することと、
    前記第2のクラウドサブシステムから送信された支払い要素応答メッセージを前記支払い端末にトランスペアレント伝送し、前記支払い要素応答メッセージは、前記支払い要素情報を含むことと、を含む請求項17に記載の方法。
  21. 前記非接触支払い要求指令は、前記支払い端末の端末識別子を含み、
    前記支払い端末と前記第2のクラウドサブシステムとの非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うことは、
    前記非接触支払い要求指令における前記支払い端末の端末識別子に基づいて、前記支払い端末に、前記支払い端末の端末識別子が正当性を有するか否かを示すための認証応答メッセージを伝送することと、
    前記認証応答メッセージが、前記支払い端末の端末識別子が正当性を有することを示すと、前記支払い端末と前記第2のクラウドサブシステムとの非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うことと、を含む請求項16に記載の方法。
  22. 前記第1のクラウドサブシステム支払い端末と前記支払い端末との間は、第1のスライスネットワークを介して通信し、
    前記第1のクラウドサブシステムと前記第2のクラウドサブシステムとの間は、第2のスライスネットワークを介して通信する請求項16に記載の方法。
  23. 前記第1のスライスネットワークは、第1のスライスサブネットワーク及び第2のスライスサブネットワークを含み、前記第1のスライスサブネットワークは、非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うために用いられ、前記第2のスライスサブネットワークは、前記支払い結果情報を伝送するために用いられ、
    前記第2のスライスネットワークは、第3のスライスサブネットワーク、第4のスライスサブネットワーク及び第5のスライスサブネットワークを含み、前記第3のスライスサブネットワークは、非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うために用いられ、前記第4のスライスサブネットワークは、支払い情報を伝送するために用いられ、前記第5のスライスサブネットワークは、前記支払い結果情報を伝送するために用いられる請求項22に記載の方法。
  24. ユーザ機器の非接触モジュールを感知することと、非接触支払いアプリケーションのインタラクティブにより得られた支払い要素情報を前記非接触モジュールを介して前記ユーザ機器に伝送することと、前記ユーザ機器が前記非接触モジュールを介して伝送してきた支払い暗号文であり、前記支払い要素情報に基づいて生成された支払い暗号文を受信することに用いられる非接触通信モジュールと、
    前記非接触通信モジュールが前記ユーザ機器の前記非接触モジュールを感知すると、前記第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムに非接触支払い要求指令を送信することと、前記第1のクラウドサブシステムを介して第2のクラウドサブシステムと非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うことと、前記支払い暗号文を前記第1のクラウドサブシステムを介して前記第2のクラウドサブシステムに伝送することと、前記第2のクラウドサブシステムが前記第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた支払い結果情報を受信することに用いられるネットワーク通信モジュールと、を含む支払い端末。
  25. 前記非接触通信モジュール及び前記ネットワーク通信モジュールを呼び出すための中央処理モジュールを更に含む請求項16に記載の支払い端末。
  26. 前記ネットワーク通信モジュールは、第1のスライスネットワークを介して前記第1のクラウドサブシステムと通信する請求項16に記載の支払い端末。
  27. 支払い端末が第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた非接触支払い要求指令に応答し、前記第1のクラウドサブシステムを介して前記支払い端末と非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行うことと、前記支払い要素情報を前記第1のクラウドサブシステムを介して前記支払い端末に伝送することと、前記支払い端末が前記第1のクラウドサブシステムを介して伝送してきた支払い暗号文であり、前記支払い要素情報に基づいて生成された支払い暗号文を受信することと、前記第1のクラウドサブシステムが前記支払い暗号文に基づいて取得した支払い情報を受信し、前記支払い情報を決済処理システムに送信することと、前記決済処理システムからフィードバックされた支払い結果情報を取得し、前記第1のクラウドサブシステムを介して少なくとも一部の前記支払い結果情報を前記支払い端末に伝送することに用いられるネットワーク通信モジュールと、
    非接触支払いアプリケーションのインタラクティブによって支払い要素情報を取得するための処理モジュールと、を含むクラウドサブシステム。
  28. 前記ネットワーク通信モジュールは、第2のスライスネットワークを介して前記第1のクラウドサブシステムと通信する請求項27に記載のクラウドサブシステム。
  29. 支払い端末から送信された非接触支払い要求指令を受信し、前記非接触支払い要求指令を第2のクラウドサブシステムに伝送することと、前記支払い端末と前記第2のクラウドサブシステムとの非接触支払いアプリケーションのインタラクティブを行い、前記第2のクラウドサブシステムから送信された支払い要素を前記支払い端末に伝送することと、前記支払い端末から送信された支払い暗号文を受信し、前記支払い暗号文を前記第2のクラウドサブシステムに伝送し、前記支払い暗号文は前記支払い要素情報に基づいて生成されることと、支払い情報を前記第2のクラウドサブシステムに伝送することと、前記第2のクラウドサブシステムから伝送された支払い結果情報を受信し、少なくとも一部の前記支払い結果情報を前記支払い端末に伝送することに用いられるネットワーク通信モジュールと、
    前記支払い暗号文に基づいて、前記支払い暗号文にマッチングした前記支払い情報を取得するための処理モジュールと、を含むクラウドサブシステム。
  30. 前記ネットワーク通信モジュールは、第1のスライスネットワークを介して前記支払い端末と通信し、
    前記ネットワーク通信モジュールは、第2のスライスネットワークを介して前記第2のクラウドサブシステムと通信する請求項27に記載のクラウドサブシステム。
  31. 支払い端末、第1のクラウドサブシステム及び第2のクラウドサブシステムを含み、
    前記支払い端末は、請求項1~8のいずれか一項に記載の支払い方法を実行するために用いられ、
    前記第2のクラウドサーバは、請求項9~15のいずれか一項に記載の支払い方法を実行するために用いられ、
    前記第1のクラウドサーバは、請求項16~23のいずれか一項に記載の支払い方法を実行するために用いられる支払いシステム。
  32. プロセッサ、記憶装置及び前記記憶装置に記憶されかつ前記プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサにより実行されるときに請求項1~8のいずれか一項に記載の支払い方法を実現する支払い端末。
  33. プロセッサ、記憶装置及び前記記憶装置に記憶されかつ前記プロセッサで実行可能なコンピュータプログラムを含み、前記コンピュータプログラムは、前記プロセッサにより実行されるときに請求項9~15のいずれか一項に記載の支払い方法及び/又は請求項16~23のいずれか一項に記載の支払い方法を実現するクラウドサーバ。
  34. プロセッサにより実行されるときに請求項1~8のいずれか一項に記載の支払い方法、請求項9~15のいずれか一項に記載の支払い方法、又は請求項16~23のいずれか一項に記載の支払い方法を実現するコンピュータプログラムを記憶しているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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