JP2023180176A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】COB型LEDを使用し、均質な光色を放つ照明装置を提供する。【解決手段】COB型LEDと、前記LEDの放つ光が入射する集光レンズと、前記LEDと前記集光レンズとの間に配置される透光性素材によって形成された皿ワッシャ状の光学部品から構成され、前記LEDの外縁部から放たれる光は前記光学部品の貫通穴の傾斜面で外周方向へ反射され、前記LEDの中心部から放たれる光は前記光学部品の貫通穴を通過し前記集光レンズへ入射され、前記集光レンズに入射した光は集光され放射されることで、均質な光色のみを放つように構成する。【選択図】図1

Description

本発明は、チップオンボード型発光ダイオードを光源とする昭明器具に関する。
基板上に多数のLEDチップを実装し、一体型の蛍光体で一括に封止したものをCOB型(ChipOnBoard)のLEDといい、多数のチップと放熱設計のしやすさによる大光量を得ることができるLEDパッケージとして用いられている。
大光量を求められるLED照明器具においては、SMD型(SurfaceMountDevice)が広く使用されているが、多数のLEDチップを狭い間隔で配置することができ、一体となっている蛍光体全体から光を放つCOB型LEDは大光量の単色発光のLED器具を製造する際に有利である。
また、任意の蛍光体形状・大きさで設計することができるため、従来ハロゲンランプを置き換えるような用途などで、円形の蛍光体内に多数のLEDチップを配置したCOB型LEDの照明器具が開発されている。
特開2018ー006247号公報
しかしながら、LEDチップ自体は方形であるため、円形のCOB型LEDを製造する場合には蛍光体内部のLEDチップは擬似的な円形配置となり、COB型LEDの一部、必然的に外縁部はLEDチップの配置が疎となる箇所が存在がすることが多くなる。
LEDチップの大きさに対してCOB型LEDの大きさが十分に大きい場合にはLEDチップの配置は相対的に蛍光体の形状である円に近づけることができるが、COB型LEDが小さい場合にはLEDチップの形状が目立つ多角形形状となり、円形蛍光体の外縁部で疎となる割合が大きくなる。このため、特に小型のCOB型LEDの外縁部において、蛍光体とLEDチップの配置密度が異なることで蛍光体の励起差が生じ、発光色に変化が生じていることがある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、COB型LEDを使用し、均質な光色を放つ照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、COB型LEDと、前記LEDの放つ光が入射する集光レンズと、前記LEDと前記集光レンズとの間に配置される透光性素材によって形成された皿ワッシャ状の光学部品から構成され、前記LEDの外縁部から放たれる光は前記光学部品の貫通穴の傾斜面で外周方向へ反射され、前記LEDの中心部から放たれる光は前記光学部品の貫通穴を通過し前記集光レンズへ入射され、前記集光レンズに入射した光は集光され放射される。
本発明によれば、COB型LEDを使用して均質な光色を放つ照明装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明の一例を示すものであり、示される数値、形状、材料なども、一例であって本発明を限定するものではない。
図1は実施の形態に係るスポットライトの構成を示す図である。 図2は実施の形態に係るスポットライトの光学構成を示す図である。 図3ー1は実施の形態に係るLEDを示す概略図である。 図3ー2は実施の形態に係るLEDを示す概略図である。 図4は実施の形態に係るスポットライトのレンズ部分を示す断面図である。 図4ー1は実施の形態に係るスポットライトのレンズ部分の光線追跡シミュレート結果を示した図である。 図4ー2は実施の形態に係るスポットライトのレンズ部分の光線追跡を説明する断面図である 図5-1は、一般的な大きさのCOB型LEDの蛍光体の塗布状態を示す図である。 図5-2は、小型のCOB型LEDの蛍光体の塗布状態を示す図である。 図6は、リフレクタを用いた実施の形態に係る光線追跡を説明する断面図である。
以下の実施の形態では、スポットライトを例として発明を詳細に説明する。
図1は、本発明によるスポットライトの構成の一部を示す図である。筒体101はスポットライト100の光源部である。本実施例中では省略するが、外部からの給電部と、給電部から供給された電力を変換し、光源部に必要な電力を供給する電源部、筒体の向きを変更して固定する可動部、を有する。筒体101は、COB型LED基板110と、前記基板110に実装されたCOB型のLED111と、前記LEDの放つ光が入射する集光レンズ120と、LED111と集光レンズ120との間に配置される透光性素材によって形成された皿ワッシャ状の光学部品130から構成される。
図2は、本発明によるスポットライトの光学構成を示す図である。LED111の外縁部から放たれる光は光学部品130の貫通穴の傾斜面133で外周方向へ反射され側面から放出される。LED111の中心部から放たれる光は前記光学部品の底部の貫通穴開口部132から上部の貫通穴開口部131を通過し、集光レンズ120の入射部121へ入射され、集光され出射部122から放射される。
本実施例におけるスポットライトの筒体101の大きさは、直径28mmである。ハロゲンランプによる集光ビーム型のスポットライトで主に利用されていたE11口金タイプの器具は筒径50~70mmであることが多く、LED化した場合でも多くの器具は配光や放熱の問題から同程度の大きさとなっており、それらと比べて大幅に小型である。
この大きさの筒内に収められる集光レンズとして、本実施例ではTIRレンズを用いた。本実施例の集光レンズ120は、外形22mm、光の入射部分の有効直径は10mmのTIRレンズである。これによって、集光レンズ120に入射させる光を発するLEDの大きさが定まることになる。入射部分の有効直径10mmに入射されるよう、本実施例では、発光部分の大きさが直径6mmのCOB型LEDを用いた。この直径6mmの円の内部で同等の効率と明るさをSMD型LEDで実現することは設計・製造上困難である。
図3ー1は、本実施例におけるCOB型LED111の概略平面図である。本実施例の照明器具のCOB型LED111の蛍光体内部には、12個のLEDチップが実装されている。LEDチップは、円形に近づけるように配置されているが、外縁部にLEDチップが疎である箇所が存在する。
図3ー2は、本実施例のCOB型LED111において、LEDチップ直上にある領域A1と、発光面の外周内の領域A2と区分けした平面図である。領域A1は、LEDチップ直上となり高い光度の光が通る領域である。LEDチップが放つ光量の大部分であるため、蛍光体はこの部分に合わせて励起されるよう塗布されている。そのため、この領域から放たれる光は、COB型LEDの設計通りの光色が放たれる。
対して領域A2は、LEDチップが蛍光体の直下にない部分であり、主にLEDチップの最大光度の1/2以下の光や、内部での反射光が放たれている。よって、領域A1に合わせて塗布された蛍光体とは異なる励起状態となり、意図しない光色の光が放たれる。
すなわち、配置されたLEDチップの内接円内の領域A1からは、設計通りの光色が放たれ、内接円外かつ、発光面の外周内の領域A2からは、意図しない光色が放たれる。
図4は、本実施の形態に係るスポットライトのレンズ部分を示す断面図である。LED111と、TIRレンズである集光レンズ120と、その間に配置される透光性素材によって形成された皿ワッシャ状の光学部品130から構成されている。
図4ー1は実施の形態に係るスポットライトのレンズ部分の光線追跡をシミュレートした結果を示した断面図である。図4に示すLED111の外縁部から放たれる光は光学部品130の貫通穴の傾斜面133で外周方向へ反射され側面から放出される。LED111の中心部から放たれる光は前記光学部品130の貫通穴底部132から上部の開口部131を通過し、集光レンズ120の入射部121へ入射され、集光されて出射部122から放射される。
図4ー2は実施の形態に係るスポットライトのレンズ部分の光の経路を説明する断面図である。ここでは3つの経路を例として説明する。経路R1は、COB型LED111中心付近から、正面方向へ出射される光で、光学部品130の貫通穴をそのまま通過し、そのままレンズの入射部121に入射し、出射する経路である。図3ー2で示した領域A1から正面方向へ放たれる高い光度の光であり、COB型LEDの設計通りの光色の光である。
経路R2は、COB型LED111から、傾いた方向へ出射される光で、光学部品130の貫通穴を通過し、レンズの入射部121に入射し、出射する経路である。図3ー2で示した領域A1から角度を持って放たれる光である。このとき、領域A1から放たれる光のうち、設計通りの光色の光のみが、レンズの入射部121に入射する角度は、正面方向と比べて十分な光度を保った角度である必要がある。すなわち、配光角として公開されている仕様である最大光度の50%以上の光度であるビーム角の範囲付近となるように設計すればよい。本実施例では、設計を簡単にするため、COB型LED111の中心を基準にLEDチップのビーム角130°となるように設計した。ビーム角の範囲の光が集光レンズ120に入射する条件は、LED111と集光レンズ120の離間距離、すなわち光学部品130の厚さによって定まる。本実施例では、レンズの入射部分の直径が10mmであるから、厚さは((入射部分の直径)/2)/tan(ビーム角/2)=2.33mmとして設計した。
経路R3は、COB型LED111の外縁部から出射される光で、光学部品130に入射し、貫通穴の傾斜面133で外周方向へ全反射され側面から放出される光である。図3ー2で示した領域A2から放たれる光であり、COB型LEDの設計で意図しない光色の光である。傾斜面133で反射する条件は、COB型LEDから正面方向へ入射した光が全反射する角度以上であればよい。
図5-1は、一般的な大きさのCOB型LEDの蛍光体の塗布状態を示す図である。図5-2は、小型のCOB型LEDの蛍光体の塗布状態を示す図である。COB型LEDは、基板上に形成した土手部の内部に蛍光体を塗布されている。図5-1に示すように、一般的な大きさのCOB型LEDでは全体的に蛍光体の塗布量がなだらかに均一であり、LEDチップが存在する領域となる土手部近辺501は十分に広く、蛍光体の量や厚さに変化は少ない。対して図5-2で示すように、小型のCOB型LEDでは、LEDチップが存在しない領域となる土手部近辺502が狭く、蛍光体をLEDチップの存在する・しない領域とで塗布量を均一にすることが困難であり、蛍光体の量が過剰になることが多い。すなわち、COB型LEDが小型であるほどに、課題である蛍光体の励起差が大きく、発光色に変化が生じることになるため、本発明は有効である。
以上によって、本実施例のスポットライトは、COB型LEDの設計通りの光色の光をレンズを通して集光して放ち、意図しない光色を多く含む光は放出せずに構成することができる。
上述したように本発明の照明装置は、レンズおよびLEDにあわせて光学部品を設計するだけで目的の効果を得ることができる。そのため、レンズを専用設計することなく既存のレンズや、LEDを用いて光学部品のみを設計すればよい。そのため設計が容易である。また、LEDの放射光のうちほとんどを占めるビーム角内の光は光学部品の貫通穴を通過するので減衰もなく、効率を大きく減衰させることもない。
効率は落ちるが目的の効果を維持したまま、光学部品の厚さを変更することでレンズに入射する角度を制御できるため、同一の構造で異なる配光のレンズを使用したり、離間距離のみを調節して配光を変化させることも可能である。
あるいは、光学部品の表面が散乱処理がなされていてもよい。光学部品へ入射する光が散乱することで、レンズへ入射する意図しない光色を多く含む光を減少させることができる。
集光レンズのかわりに集光リフレクタを使ってもよい。図6に示すように、リフレクタの場合でも全体的な光のふるまいは同様である。経路r1とr3は、図4ー2で説明した光の経路と同一のふるまいである。経路r2も、リフレクタ内に入射された後、集光リフレクタの特性から、中心の入射部からの光は直進方向へ反射される。
また、上記実施例では、照明装置としてスポットライトを例示したが、均質な光を求められる照明装置であればダウンライト、デスクライト、リーディングライトなどに本発明を用いてもよい。
また、上記実施の形態において、発光素子をCOB型LEDを用いたが、蛍光体を用いて類似の構成を取る素子であれば、同様に構成してもよい。
その他、上記実施例に対して、当業者が想到する変形を施して得られる形態、又は、本発明の考えを逸脱しない範囲で上記の各実施例および変形例において、構成要素を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。

Claims (6)

  1. 円形COB型LEDと、前記LEDの放つ光が入射する集光部品と、前記LEDと前記集光レンズとの間に配置される透光性素材によって形成された皿ワッシャ状の光学部品から構成され、前記LEDの外縁部から放たれる光は前記光学部品の貫通穴の傾斜面で外周方向へ反射され、前記LEDの中心部から放たれる光は前記光学部品の貫通穴を通過し前記集光部品へ入射され、前記集光部品に入射した光は集光され放射されることを特徴とする照明装置。
  2. 前記集光部品は、レンズである請求項1記載の照明装置。
  3. 前記集光レンズは、TIRレンズである請求項2記載の照明装置。
  4. 前記集光部品は、リフレクタである請求項1記載の照明装置。
  5. 前記光学部品の貫通穴の底部の直径が前記円形COB型LEDに実装されたLEDチップの配置により形成される内接円の直径となり、前記光学部品の貫通穴の上部の直径が前記円形COB型LEDの発光面の外周であることを特徴とする請求項1~4記載の照明装置。
  6. 前記光学部品は、表面に散乱処理が施されたことを特徴とする請求項1~5の照明装置。
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