JP2023178714A - 電力変換装置、太陽光発電システム、及び蓄電システム - Google Patents

電力変換装置、太陽光発電システム、及び蓄電システム Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成により地絡を検出し適切に対応できる電力変換装置を提供する。【解決手段】電力変換装置は、直流電源、交流電源及び負荷にそれぞれ接続される第1、第2、及び第3端子を持ち、交流側端子と、第1端子に接続される直流側端子とを持つ電力変換器と、交流側端子と第2端子との間の接続線と、接続線の交流側端子と第2端子との間に設けられる第1リレー及び第2リレーと、接続線から第1及び第2リレーの間において分岐し第3端子に接続される分岐接続線と、交流側端子と第3端子との間の接続線又は分岐接続線に設けられる零相変流器と、交流側端子と零相変流器との間の接続線又は分岐接続線に接続された接地用リレーとを含み、さらに、第1リレーがオンで第2リレーがオフのときに、零相変流器が地絡の発生を検知したことに応答して、電力変換装置の出力を停止する出力停止部を含む。【選択図】図1

Description

この開示は、電力変換装置、太陽光発電システム、及び蓄電システムに関する。
太陽光パネル、蓄電池などの直流電源と電力系統とに接続され、系統と連携して稼働する電力変換装置が知られている。こうした電力変換装置は、系統と連携して運転する系統連系運転と、系統が停電したときに直流電源からの電力を交流電流に変換し負荷に供給する自立運転とを切り替えることができる。
自立運転時には、電力変換装置が系統用の分電盤を経由せずに負荷に電力を供給する。そのため、地絡の発生を検出し、地絡が発生したときには負荷への電力供給を遮断する機構を設ける必要がある。
こうした問題を解決するための一つの提案が特許文献1に開示されている。特許文献1に開示されている技術は、系統が停電から復電し、電力供給を電力変換装置から系統に切り替える際に、切替装置及び負荷へのストレスを低減させることを目的としている。このため特許文献1に開示された発明は、電力変換装置の出力を系統用端子と負荷用端子とに分け、それぞれ解列用リレーと自立用リレーとを接続する。さらに、負荷への電力供給を系統と電力変換装置とのいずれかに切り替える切り替え装置と、電力変換装置の自立用リレーとの間に漏電遮断器を設けている。停電時には、解列用リレーがオフになって所定時間経過してから自立用リレーがオンする。復電時には、復電開始から所定時間経過後に自立用リレーがオフし、さらに所定時間が経過した後、解列用リレーがオンする。
特開2014-131423号公報
特許文献1に開示された発明により、切替装置及び負荷へのストレスが低減されるという効果がある。また漏電遮断器を設けているため、電力変換器の自立用リレーと切替器との間において地絡が発生したときには、それを検知し電力変換器から負荷への電力供給を遮断できる。
しかし特許文献1に開示された発明においては、電力変換器と切替器とを接続する接続線を、電力変換器と系統とを接続する接続線と独立に設ける必要がある。そのために電力変換器の構成が複雑になるという問題がある。さらに、自立用リレーとは別に、電力変換器の外部に切替器が必要となるなど、全体の回路規模が大きくなるという問題もある。
この開示は、簡単な構成により地絡を検出し適切に対応できる電力変換装置、太陽光発電システム、及び蓄電システムを提供することを目的とする。
この開示の第1の局面に係る電力変換装置は、直流電源に接続される第1端子、交流電源に接続される第2端子、及び負荷に接続される第3端子を持ち、交流側端子と、第1端子に接続される直流側端子とを持つ電力変換器と、交流側端子と第2端子との間を接続する接続線と、接続線の交流側端子と第2端子との間に直列に設けられる第1リレー及び第2リレーと、接続線から第1リレー及び第2リレーの間において分岐し第3端子に接続される分岐接続線と、交流側端子と第3端子との間の接続線又は分岐接続線に設けられる零相変流器と、交流側端子と零相変流器との間の接続線又は分岐接続線と接地電位との間に接続された、接地用リレーとを含む電力変換装置であって、さらに、第1リレーがオンでかつ第2リレーがオフのときに、零相変流器が負荷側において地絡が発生したことを検知したことに応答して、電力変換装置の出力を停止するための出力停止部を含む。
この開示の第2の局面に係る太陽光発電システムは、上記電力変換装置と、電力変換装置の第1端子に接続される太陽光発電パネルとを含む。
この開示の第3の局面に係る蓄電システムは、上記電力変換装置と、電力変換装置の第1端子に接続される蓄電池とを含む。
この開示の第4の局面に係る蓄電システムは、上記電力変換装置と、電力変換装置の第1端子に接続される蓄電池と、電力変換装置の第4端子に接続される太陽光発電パネルとを含む。
以上のようにこの開示によると、簡単な構成により地絡を検出し適切に対応できる電力変換装置、太陽光発電システム、及び蓄電システムを提供できる。
図1は、この開示の第1実施形態に係る蓄電システムの回路構成を示す回路ブロック図である。 図2は、図1に示すDC(Direct Current)-DC変換部のブロック図である。 図3は、図1に示す漏電遮断器のブロック図である。 図4は、この開示の第2実施形態に係る蓄電システムの回路構成を示すブロック図である。 図5は、この開示の第3実施形態に係る太陽光発電システムの回路構成を示すブロック図である。 図6は、この開示の第4実施形態に係る太陽光発電システムの回路構成を示すブロック図である。 図7は、この開示の第5実施形態に係る太陽光発電システムの回路構成を示すブロック図である。 図8は、この開示の第6実施形態に係る太陽光発電システムの回路構成を示すブロック図である。 図9は、図8に示す出力停止部が実行するプログラムの制御構造を示すコンピュータプログラムの制御構造を示すフローチャートである。 図10は、図8に示す出力停止部を実現するMCU(Micro Controller Unit)のハードウェア構成を示すブロック図である。
[本開示の実施形態の説明]
以下の説明及び図面においては、同一の部品には同一の参照番号を付してある。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。なお、以下の実施形態の任意の一部を組み合わせてもよい。
(1) この開示の第1の局面に係る電力変換装置は、直流電源に接続される第1端子、交流電源に接続される第2端子、及び負荷に接続される第3端子を持ち、交流側端子と、第1端子に接続される直流側端子とを持つ電力変換器と、交流側端子と第2端子との間を接続する接続線と、接続線の交流側端子と第2端子との間に直列に設けられる第1リレー及び第2リレーと、接続線から第1リレー及び第2リレーの間において分岐し第3端子に接続される分岐接続線と、交流側端子と第3端子との間の接続線又は分岐接続線に設けられる零相変流器と、交流側端子と零相変流器との間の接続線又は分岐接続線と接地電位との間に接続された、接地用リレーとを含む電力変換装置であって、さらに、第1リレーがオンでかつ第2リレーがオフのときに、零相変流器が負荷側において地絡が発生したことを検知したことに応答して、電力変換装置の出力を停止するための出力停止部を含む。
電力変換器は第2端子から接続線を介して交流電源に接続される。この接続線は分岐して第3端子に接続され、さらに負荷に接続される。第1リレーがオンでかつ第2リレーがオフのとき、すなわち電力変換装置の自立運転時に第3端子と負荷との間の接続線で地絡が発生すると、零総変流器が地絡の発生を検知し、出力停止部が電力変換装置の出力を停止する。電力変換装置に零相変流器と出力停止部を設けることで地絡の発生を検知し、電力変換装置の出力が切断される。電力変換装置の外部に地絡を検出するための回路を設ける必要はない。零相変流器と出力停止部という簡単な回路により地絡を検出し適切に対応できる。
(2) 上記(1)において、出力停止部は、交流側端子と第3端子との間の接続線又は分岐接続線のいずれかの位置に設けられた断路器と、零相変流器の出力が地絡の発生を示すことに応答して、断路器を動作させる断路制御部とを含んでもよい。
断路器と断路制御部という簡単な構成により、地絡発生時に電力変換装置の出力を停止することで適切に地絡に対応できる。
(3) 上記(2)において、出力停止部と零相変流器とは同一筐体に格納され、漏電遮断器を構成してもよい。
電力変換装置の仕様に適合した漏電遮断器を電力変換装置の適切な場所に配置することにより、簡単な構成を使用して地絡に対し適切に対応できる。
(4) 上記(1)において、出力停止部は、零相変流器の出力が地絡の発生を示すことに応答して、電力変換器による電力変換動作を停止する変換停止部を含んでもよい。
零相変流器の出力が地絡の発生を示すことに応答して、電力変換装置の外部への出力を直ちに遮断するのではなく、電力変換器による電力変換動作を停止する。その結果、電力変換器が動作しているときに直ちに電力変換装置の出力を遮断する場合と比較して、周辺回路に与えるストレスを小さくできる。
(5) 上記(4)において、出力停止部はさらに、電力変換器が停止したことに応答して第1リレーをオフさせるリレー制御部を含んでもよい。
電力変換器による電力変換動作をまず停止した後、第1リレーがオフされる。その結果、電力変換器の出力が遮断され、電力変換装置の外部への出力も遮断される。電力変換器が動作しているときに直ちに電力変換装置の出力を遮断する場合と比較して、周辺回路に与えるストレスを小さくできる。
(6) 上記(1)から(5)のいずれか1つにおいて、電力変換装置は、さらに、交流側端子と第1リレーとの間の接続線に設けられた出力フィルタを含んでもよく、零相変流器は第1リレーと第3端子との間の接続線及び分岐接続線に設けられてもよい。
零相変流器を第1リレーと第3端子との間に設けても、負荷側において発生した地絡を検出できる。
(7) 上記(6)において、接地用リレーは第1リレーと零相変流器との間に設けられてもよい。
接地用リレーを第1リレーと零相変流器との間に設けることにより、零相変流器が負荷側において発生した地絡を適切に検出できる。
(8) 上記(6)において、接地用リレーは出力フィルタと第1リレーの間に設けられてもよい。
接地用リレーを出力フィルタと第1リレーとの間に設けることにより、零相変流器が負荷側において発生した地絡を適切に検出できる。
(9) 上記(6)から(8)のいずれか1つにおいて、零相変流器は分岐接続線に設けられてもよい。
零相変流器を分岐接続線に設けても、零相変流器は負荷側において発生した地絡を検出できる。
(10) 上記(6)から(8)のいずれか1つにおいて、零相変流器は接続線に設けられてもよい。
零相変流器を第1リレーと第3端子との間の接続線に設け、接地用リレーを第1リレーと零相変流器との間、又は出力フィルタと第1リレーとの間に設けても、零相変流器は負荷側において発生した地絡を検出できる。
(11) 上記(1)から(5)のいずれか1つにおいて、電力変換装置は、さらに、交流側端子と第1リレーとの間の接続線に設けられた出力フィルタを含んでもよく、零相変流器は出力フィルタと第1リレーとの間の接続線に設けられてもよい。
零相変流器を、出力フィルタと第1リレーとの間の接続線に設けても、零相変流器は負荷側において発生した地絡を検出できる。
(12) 上記(1)から(11)のいずれか1つにおいて、電力変換装置は、第1端子と直流側端子との間に接続された第1DC-DC変換器をさらに含んでもよい。
この構成により、直流電源からの直流電力を適切な電圧に変換して電力変換器に入力できるようになり、電力変換装置の自立運転時に直流電源からの電力を負荷に供給できる。
(13) 上記(12)において、電力変換装置はさらに第4端子を持ち、第4端子と直流側端子との間に接続された第2DC-DC変換器をさらに含んでもよい。
この構成により、2種類以上の直流電源からの直流電力をそれぞれ適切な電圧に変換して電力変換器に入力できるようになり、電力変換装置の自立運転時に直流電源からの電力を高い信頼性をもって負荷に供給できる。
(14) この開示の第2の局面に係る太陽光発電システムは、上記(12)に記載の電力変換装置と、電力変換装置の第1端子に接続される太陽光発電パネルとを含む。
この構成により、太陽光発電パネルからの直流電力を適切な電圧に変換して電力変換器に入力できるようになる。その結果、この太陽光発電システムは、電力変換装置の自立運転時に太陽光発電パネルにより得られた電力を適切に負荷に供給できる。
(15) この開示の第3の局面に係る蓄電システムは、上記(12)に記載の電力変換装置と、電力変換装置の第1端子に接続される蓄電池とを含む。
この構成により、蓄電池からの直流電力を適切な電圧に変換して電力変換器に入力できるようになり、この蓄電システムは、電力変換装置の自立運転時に蓄電池から得られた電力を適切に負荷に供給できる。
(16) この開示の第4の局面に係る蓄電システムは、上記(13)に記載の電力変換装置と、電力変換装置の第1端子に接続される蓄電池と、電力変換装置の第4端子に接続される太陽光発電パネルとを含む。
この構成により、太陽光発電パネル及び蓄電池からの直流電力の双方をそれぞれ適切な電圧に変換して電力変換器に入力できるようになる。その結果、この蓄電システムは、電力変換装置の自立運転時に太陽光発電パネル及び蓄電池から得られた電力を適切に負荷に供給できる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の実施形態に係る電力変換装置、太陽光発電システム、及び蓄電システムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内の全ての変更が含まれることが意図される。
A.第1実施形態
a.構成
図1を参照して、この開示の第1実施形態に係る太陽光発電システム50は、蓄電池62、複数のPV(Photovoltaic)パネル64、66、68及び70と、蓄電池62に接続された蓄電用端子部90、PVパネル64、66、68及び70に接続されたPV用端子部92、系統用端子部94及び自立用端子部96を持つ電力変換装置60とを含む。なお、蓄電池62がない形態も可能であり、その場合にはインバータ122が双方向の電力変換機能を持つ必要はない。PVパネル64なども複数存在する必要はなく、一つでもよい。また太陽光発電システム50に蓄電池62が含まれる場合には、PVパネル64などがなくてもよい。
系統用端子部94には系統用の分電盤72が接続される。自立用端子部96には負荷用の分電盤78が接続される。分電盤72は電力量計74を介して系統76に接続される。分電盤78には負荷80及び82などが接続される。分電盤72内には漏電遮断器が設けられる。分電盤78内にも漏電遮断器が設けられる。しかし分電盤78の漏電遮断器は、自立用端子部96と分電盤78とを結ぶ接続線140に発生する地絡を検知できない。
電力変換装置60は、蓄電用端子部90を介して蓄電池62に接続されたDC-DC変換部110と、PV用端子部92を会してPVパネル64及び66、PVパネル68及び70にそれぞれ接続されたDC-DC変換部112、114、116及び118と、これらDC-DC変換部110、112、114、116及び118に接続された直流用端子部120と、交流用端子部124とを持ち、直流電力と単相3線の交流電力との間の双方向の変換を行うインバータ122とを含む。
電力変換装置60はさらに、インバータ122の交流用端子部124と系統用端子部94とを結ぶ単相3線の接続線132と、インバータ122の交流用端子部124と系統用端子部94との間に直列に設けられた連系リレー128及び系統・負荷接続リレー134とを含む。電力変換装置60はさらに、インバータ122の交流用端子部124と連系リレー128との間に設けられた出力フィルタ126と、接続線132の、連系リレー128と系統・負荷接続リレー134との間において接続線132から分岐し蓄電用端子部90に接続される分岐接続線136とを含む。
電力変換装置60はさらに、接続線132の、連系リレー128と分岐接続線136への分岐箇所との間に設けられた漏電遮断器130と、連系リレー128と漏電遮断器130の間の接続線132の中性線を、自立運転時に接地するための接地用リレー138とを含む。
図2を参照して、例えばDC-DC変換部110は、入力フィルタ170及び直流の電圧変換を双方向に行うコンバータ172とを含む。図1に示すDC-DC変換部112、114、116及び118も同様の構成である。ただしこれらDC-DC変換部112、114、116及び118による電圧変換は各PVパネルからインバータ122への一方向である点が異なる。
漏電遮断器130の構成は周知だが、図3を参照して説明する。漏電遮断器130は、筐体210と、いずれも同一の筐体210に格納された、接続線132の3本の線を通した零相変流器200、接続線132を遮断するための断路器202、及び零相変流器200の出力が地絡の発生を示すことに応答して、断路器202を動作させる地絡継電器204とを含む。
b.動作
太陽光発電システム50が系統との連系運転を行う場合には、系統・負荷接続リレー134及び連系リレー128の双方がオンとなる。この結果、系統76からの電力を負荷80などに供給すること、系統76からの電力により蓄電池62を充電すること、蓄電池62及びPVパネル64などからの電力を負荷80などに供給すること、及びPVパネル64などからの電力を系統76側に売電することが可能になる。もちろんそのためには電力変換装置60を適切に制御する必要があるが、その詳細はこの開示とは関係がない。したがって、ここでは詳細には説明しない。
分岐接続線136及び接続線140のいずれかの箇所において地絡が発生すると、接続線132を流れる電流の違いを零相変流器200が検出する。地絡継電器204が零相変流器200の出力に基づいて地絡が発生したか否かを判定する。地絡が発生したと判定されたときには、地絡継電器204は断路器202を動作させる。その結果、電力変換装置60からの電力の供給は遮断される。
図1に示すように、漏電遮断器130が、連系リレー128と接続線132からの分岐接続線136の分岐位置との間に設けられる。この配置により、例えば自立用端子部96と分電盤78との接続線140において地絡が発生しても漏電遮断器130がそれを検知し、電力変換装置60から分電盤78への電力供給を遮断できる。もちろん、接続線132に地絡が発生しても同様に電力変換装置60からの電力供給が遮断される。
なお、系統76と系統・負荷接続リレー134との間、及び分電盤78と負荷80などとの間において地絡が発生したときは、それぞれ分電盤72内の漏電遮断器及び分電盤78の漏電遮断器により地絡が検出され電力の供給が遮断される。
以上のようにこの実施形態においては、漏電遮断器130及び接地用リレー138を図1に示す位置に設けることにより、簡単な構成により自立用端子部96から分電盤78の間において発生した地絡を検出し電力変換装置60からの電力供給を遮断できる。これ以外に新たな回路を設ける必要もなく、またインバータ122の出力を系統用と負荷用とに分ける必要もない。漏電遮断器130は太陽光発電システム50の仕様及び規格に適合するものならばどのようなものを用いてもよい。
その結果、簡単な構成により地絡を検出し適切に対応できる電力変換装置、太陽光発電システム、及び蓄電システムを提供できる。
B.第2実施形態
図4にこの開示の第2実施形態に係る太陽光発電システム250のブロック図を示す。図4に示す太陽光発電システム250が図1に示す太陽光発電システム50と異なるのは、図1に示す電力変換装置60に代えて電力変換装置260を含む点である。
図4に示す電力変換装置260はほぼ電力変換装置60と同じ構成を持つが、漏電遮断器130の位置が電力変換装置60とは異なる。すなわち電力変換装置260においては、漏電遮断器130は接続線132ではなく、分岐接続線136に設けられる。接地用リレー138は図1と変わらず接続線132に設けられる。
漏電遮断器130をこのように漏電遮断器130に設けた場合も、第1実施形態と同様、接続線140に発生する地絡を検出し適切に対処できる。また回路構成も第1実施形態と同様、簡単なもので済む。
C.第3実施形態
図5に、この開示の第3実施形態に係る太陽光発電システム300のブロック図を示す。図5に示す太陽光発電システム300が図1に示す太陽光発電システム50と異なるのは、図1に示す電力変換装置60に代えて電力変換装置310を含む点である。
図5に示す電力変換装置310は電力変換装置60とほぼ同じ構成を持つ。ただし電力変換装置310においては、漏電遮断器130及び接地用リレー138の位置が電力変換装置60と異なる。具体的には、漏電遮断器130は接続線132及び分岐接続線136の分岐部と、自立用端子部96との間に設けられ、接地用リレー138は接続線132及び分岐接続線136の分岐部と漏電遮断器130との間に設けられる。
漏電遮断器130及び接地用リレー138を図5に示すように配置しても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
D.第4実施形態
図6に、この開示の第4実施形態に係る太陽光発電システム350のブロック図を示す。太陽光発電システム350が図1に示す太陽光発電システム50と異なるのは、図1に示す電力変換装置60に代えて電力変換装置360を含む点である。
図6に示す電力変換装置360は電力変換装置60とほぼ同じ構成を持つが、漏電遮断器130と接地用リレー138の位置が電力変換装置60と異なる。具体的には、電力変換装置360においては、漏電遮断器130は接続線132及び分岐接続線136の分岐点と自立用端子部96との間に設けられ、接地用リレー138は出力フィルタ126と連系リレー128との間の接続線132に設けられる。
自立運転時には連系リレー128は閉じられる。したがって、漏電遮断器130及び接地用リレー138を図6に示すように配置しても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
E.第5実施形態
図7に、この開示の第5実施形態に係る太陽光発電システム400のブロック図を示す。太陽光発電システム400が図1に示す太陽光発電システム50と異なるのは、図1に示す電力変換装置60に代えて電力変換装置410を含む点である。
図7に示す電力変換装置410は電力変換装置60とほぼ同じ構成を持つ。しかし電力変換装置410においては、漏電遮断器130と接地用リレー138の位置が電力変換装置60におけるそれらの位置と異なる。具体的には、電力変換装置410においては、漏電遮断器130は出力フィルタ126と連系リレー128との間の接続線132に設けられ、接地用リレー138は出力フィルタ126と漏電遮断器130との間の接続線132に設けられる。
太陽光発電システム400の自立運転時には、連系リレー128は閉じられる。したがって、漏電遮断器130及び接地用リレー138を図7に示すように配置しても、第1実施形態と同様の効果が得られる。
F・第6実施形態
a.構成
図8に、この開示の第5実施形態に係る太陽光発電システム450のブロック図を示す。太陽光発電システム450が図1に示す太陽光発電システム50と異なるのは、図1の電力変換装置60に代えて電力変換装置460を含む点である。
電力変換装置460は図1に示す電力変換装置60と類似した構成を持つ。しかし電力変換装置460は、図1に示す漏電遮断器130に代えて、接続線132と分岐接続線136との分岐点と自立用端子部96との間に設けられた零相変流器470を含む点と、零相変流器470の出力に基づいて接続線140における地絡の発生を検出し検出信号を出力する検出回路472を含む点と、検出回路472からの検出信号に応答して、最初にインバータ122を制御してインバータ122の出力を停止させた後、連系リレー128をオフする事により電力変換装置460の出力を停止させる出力停止部474を含む点とにおいて、図1に示す電力変換装置60と異なる。
出力停止部474は、検出回路472からの検出信号に応答して、インバータ122に含まれる各半導体スイッチによるスイッチングを停止させることによりインバータ122による電力変換処理を停止させる変換停止部480と、変換停止部480よる制御によりインバータ122が電力変換処理を停止したことに応答して連系リレー128をオフする処理を行うリレー制御部482とを含む。
出力停止部474は、後述するように実際にはMPU(Micro-Processing Unit)を含むMCUと、そのMPUが実行するプログラムとにより実現される。
図9に、そのMPUが出力停止部474を実現するために実行するプログラムの簡略の制御構成を示す。このプログラムは所定の時間間隔をおいて繰り返し実行される。各実行時において更新された変数の値はプログラムの実行後にもメモリに保持され、次の実行時にはその値に基づいて次の処理が実行される。
図9を参照して、このプログラムは、実行開始後、最初に検出回路472からの出力である地絡検出信号の入力を読むステップ500と、地絡検出信号がオフか否かに従って制御の流れを分岐させるステップ502と、ステップ502における判定が否定のときに、インバータ122を停止させる処理以外の通常の制御処理を続行しこのプログラムの実行を終了するステップ504とを含む。
このプログラムはさらに、ステップ502の判定が否定のときに、インバータ122が完全に停止したか否かを判定し、その結果に従って制御の流れを分岐させるステップ506と、ステップ506においてインバータ122がまだ完全に停止してはいないと判定されたことに応答して、インバータ122への停止指示信号を出力する、又は出力を維持する処理を行ってこのプログラムの実行を終了するステップ508とを含む。
このプログラムはさらに、ステップ506において、インバータ122が完全に停止していると判定されたことに応答して、連系リレー128が遮断済か否かを判定し、判定結果に従って制御の流れを分岐させるステップ510と、ステップ510において連系リレー128が遮断済ではないと判定されたことに応答して、連系リレー128の切断を指示するリレー制御信号を出力しこのプログラムの実行を終了するステップ512と、ステップ510において連系リレー128が遮断済だと判定されたことに応答して、電力変換装置460の全体を停止させる処理を行ってこのプログラムの実行を終了するステップ514とを含む。ステップ514が実行されることにより出力停止部474も動作を停止し、このプログラムの実行も終了する。
図10に、出力停止部474を実現するMCU550のブロック図を示す。図10を参照して、このMCUは、演算装置を含むMPU602と、MPU602が接続される高速バス600と、高速バス600に接続されたSRAM(Static Random Access Memory)604と、高速バス600に接続された、フラッシュメモリ606と、高速バス600に接続されたROM(Read-Only Memory)608とを含む。SRAM604には、プログラムの実行に必要なデータなどが保持される。フラッシュメモリ606には、出力停止部474が実現する機能を実現するための、図9に制御構造を示したプログラム626が記憶される。ROM608にはMPU602のブートアッププログラムなどが記憶される。
MCUはさらに、高速バス600にブリッジ612を介して接続された低速バス610と、いずれも低速バス610に接続されたシリアルI/F(Interface)614、ADC(Analog-to-Digital Converter)616、タイマ・カウンタ618、クロック発生器620、電源制御部622及び汎用I/F624を含む。この実施形態においては、検出回路472からの地絡検出信号は、ADC616によりデジタル化されて処理されるが、検出回路472においてデジタル化してもよい。
なお、MCU550及びMPU602の動作態様はよく知られており、実施形態において意味があるのはその実行するプログラムの機能である。したがって、ここではMCU自体の動作については説明しない。
b.動作
この第6実施形態に係る太陽光発電システム450は以下のように動作する。以下においては、太陽光発電システム450の自立運転時における太陽光発電システム450の動作のみを説明する。自立運転時には系統・負荷接続リレー134は開かれ、連系リレー128は閉じている。地絡が発生していないときは、零相変流器470からは地絡検出を意味する出力はない。そのため検出回路472は地絡検出信号を出力せず、インバータ122は蓄電池62からの、又はPVパネル64などからの直流電力を交流電力に変換して負荷に提供する。
接続線140において地絡が発生すると、零相変流器470は地絡により、単相3線の電流の合計がしきいより大きくなったことを示す電流を出力する。検出回路472は零相変流器470の出力電流がしきい値より大きくなったことを検出し、地絡検出信号を出力停止部474に与える。
出力停止部474は以下のように動作する。図9を参照して、地絡検出信号を受けるまでは、MCU550はステップ500、502及び504の処理を繰り返し実行する。地絡検出信号を受けるとステップ502の判定がNOとなる。続くステップ506の判定は、地絡検出信号を受けた直後は否定的である。したがってMCU550は停止指示信号をインバータ122に出力する。インバータ122内の制御回路は、この停止指示信号に応答してインバータ122の停止処理を開始する。このとき、インバータ122内の半導体スイッチ素子を全て一斉にロックすると、電力変換装置460内の各部に電気的な負荷がかかる。そのためインバータ122は、半導体スイッチ素子を全て一斉にロックするのではなく、例えば出力電流を徐々に小さくするなどしてインバータ122の出力を徐々に小さくし、最終的に半導体スイッチ素子を全てロックするものとする。当然、この停止処理が完了するまでにはある程度の時間を要する。
MCU550は図9に示す処理を繰り返し実行するが、ステップ506における判定が否定的であることがある程度の時間にわたって続く。インバータ122が完全に出力を停止するとステップ506の判定は肯定的となり、制御はステップ510に進む。
最初にステップ510に制御が進んだときには連系リレー128は閉じている。したがってステップ510の判定は否定的となりステップ512において連系リレー128をオフさせるリレー制御信号が連系リレー128に対して出力される。
次にこのプログラムが実行されるときには、ステップ502の判定は否定的、ステップ506の判定は肯定的となる。したがってステップ510の判定が肯定的となるまで以上の処理が繰り返される。ステップ510の判定が肯定的となると制御はステップ514に進む。ステップ514においては、電力変換装置460の全体が停止し、このプログラムの実行も完全に終了する。
以上のようにこの実施形態によれば、漏電遮断器により直ちに電力変換装置の出力を遮断するのではなく、零相変流器の出力を用いて、電力変換装置460の各部が協調的に動作し、電力変換装置460の出力を停止できる。すなわち、地絡が検出されると、最初にインバータ122の運転を徐々に停止し、その出力がなくなった後に連系リレー128により完全にインバータ122の出力を遮断する。そのため、電力変換装置460の各部及び電力変換装置460からの電力供給を受けていた負荷80及び82などにも無理な負荷がかかる可能性を小さくできる。漏電遮断器を用いる場合と比較して回路規模は多少大きくなるが、協調的な処理により地絡に対して適切に対応できる。
以上、この開示を複数の実施形態に基づいて説明したが、この開示は上記実施形態に限定される訳ではない。他にも様々な形により変形が可能である。例えば図8に示した例においては零相変流器470を分岐接続線136に設け、接地用リレー138を連系リレー128及び接続線132と分岐接続線136の分岐点との間に設けている。しかし零相変流器470の位置がここに限定されるわけではなく、例えば図1、図5、図6及び図7に示す漏電遮断器130と接地用リレー138の位置に、零相変流器470と接地用リレー138とをそれぞれ配置してもよい。
また図8に示した例においては、インバータ122の出力が完全に停止してから連系リレー128を切断している。しかしこの開示はそのような実施形態に限定されるわけではない。インバータ122の出力があるしきい値以下になった時点において連系リレー128による遮断を実行してもよい。
なお、この明細書では、上記実施形態のシステムはいずれもPVパネルを含むので太陽光発電システムと呼んでいる。しかし、これらはいずれも蓄電池も含む。したがって上記実施形態のシステムはいずれも蓄電システムと呼ぶこともできる。したがって、各システムの名称はその実体にあわせた名称であればどのようなものでもよい。
今回開示された実施の形態は全ての点において例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、開示の詳細な説明の記載により示されるわけではなく、特許請求の範囲の各請求項によって示され、特許請求の範囲の文言と均等の意味及び範囲内の全ての変更が含まれることが意図される。
50、250、300、350、400、450 太陽光発電システム
60、260、310、360、410、460 電力変換装置
62 蓄電池
64、66、68、70 PVパネル
72、78 分電盤
74 電力量計
76 系統
80、82 負荷
90 蓄電用端子部
92 PV用端子部
94 系統用端子部
96 自立用端子部
110、112、114、116、118 DC-DC変換部
120 直流用端子部
122 インバータ
124 交流用端子部
126 出力フィルタ
128 連系リレー
130 漏電遮断器
132、140 接続線
134 系統・負荷接続リレー
136 分岐接続線
138 接地用リレー
170 入力フィルタ
172 コンバータ
200、470 零相変流器
202 断路器
204 地絡継電器
210 筐体
472 検出回路
474 出力停止部
480 変換停止部
482 リレー制御部
550 MCU
600 高速バス
602 MPU
604 SRAM
606 フラッシュメモリ
608 ROM
610 低速バス
612 ブリッジ
614 シリアルI/F
616 ADC
618 タイマ・カウンタ
620 クロック発生器
622 電源制御部
624 汎用I/F
626 プログラム

Claims (16)

  1. 直流電源に接続される第1端子、交流電源に接続される第2端子、及び負荷に接続される第3端子を持ち、
    交流側端子と、前記第1端子に接続される直流側端子とを持つ電力変換器と、
    前記交流側端子と前記第2端子との間を接続する接続線と、
    前記接続線の前記交流側端子と前記第2端子との間に直列に設けられる第1リレー及び第2リレーと、
    前記接続線から前記第1リレー及び前記第2リレーの間において分岐し前記第3端子に接続される分岐接続線と、
    前記交流側端子と前記第3端子との間の前記接続線又は前記分岐接続線に設けられる零相変流器と、
    前記交流側端子と前記零相変流器との間の前記接続線又は前記分岐接続線と接地電位との間に接続された、接地用リレーとを含む電力変換装置であって、
    さらに、前記第1リレーがオンでかつ前記第2リレーがオフのときに、前記零相変流器が前記負荷側において地絡が発生したことを検知したことに応答して、前記電力変換装置の出力を停止するための出力停止部を含む、電力変換装置。
  2. 前記出力停止部は、
    前記交流側端子と前記第3端子との間の前記接続線又は前記分岐接続線のいずれかの位置に設けられた断路器と、
    前記零相変流器の出力が地絡の発生を示すことに応答して、前記断路器を動作させる断路制御部とを含む、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記出力停止部と前記零相変流器とは同一筐体に格納され、漏電遮断器を構成する、請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記出力停止部は、前記零相変流器の出力が地絡の発生を示すことに応答して、前記電力変換器による電力変換動作を停止する変換停止部を含む、請求項1に記載の電力変換装置。
  5. 前記出力停止部はさらに、前記電力変換器が停止したことに応答して前記第1リレーをオフさせるリレー制御部を含む、請求項4に記載の電力変換装置。
  6. さらに、前記交流側端子と前記第1リレーとの間の前記接続線に設けられた出力フィルタを含み、
    前記零相変流器は前記第1リレーと前記第3端子との間の前記接続線及び前記分岐接続線に設けられる、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  7. 前記接地用リレーは前記第1リレーと前記零相変流器との間に設けられる、請求項6に記載の電力変換装置。
  8. 前記接地用リレーは前記出力フィルタと前記第1リレーの間に設けられる、請求項6に記載の電力変換装置。
  9. 前記零相変流器は前記分岐接続線に設けられる、請求項6に記載の電力変換装置。
  10. 前記零相変流器は前記接続線に設けられる、請求項6に記載の電力変換装置。
  11. さらに、前記交流側端子と前記第1リレーとの間の前記接続線に設けられた出力フィルタを含み、
    前記零相変流器は前記出力フィルタと前記第1リレーとの間の前記接続線に設けられる、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  12. 前記第1端子と前記直流側端子との間に接続された第1DC-DC変換器をさらに含む、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  13. 前記電力変換装置はさらに第4端子を持ち、
    前記第4端子と前記直流側端子との間に接続された第2DC-DC変換器をさらに含む、請求項12に記載の電力変換装置。
  14. 請求項12に記載の電力変換装置と、
    前記電力変換装置の前記第1端子に接続される太陽光発電パネルとを含む、太陽光発電システム。
  15. 請求項12に記載の電力変換装置と、
    前記電力変換装置の前記第1端子に接続される蓄電池とを含む、蓄電システム。
  16. 請求項13に記載の電力変換装置と、
    前記電力変換装置の前記第1端子に接続される蓄電池と、
    前記電力変換装置の前記第4端子に接続される太陽光発電パネルとを含む、蓄電システム。
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