JP2023174208A - ブッシュ - Google Patents
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Abstract
【課題】第1部材貫通孔および第2部材貫通孔に通されてこれら第1部材および第2部材を互いに結合するボルト締結構造に関し、ボルト締結時にボルトとブッシュが共回りする現象を防止する。【解決手段】ブッシュ32は、ボルトが通される中心孔37を有し第1部材貫通孔26に差し込まれる円筒部33と、円筒部33の一端に一体に設けられて第1部材に係止する鍔部34と、鍔部34の接触面35に設けられて第1部材に食い込む複数の凸部36とを備える。【選択図】図3
Description
本発明は、ボルト締結構造の構成要素に関する。
例えば、金属製のトレイに多数の電池ユニットを収納し、当該トレイに合成樹脂製のカバーを被せて中の電池ユニットを密封し、これらトレイおよびカバーをボルト締結する構造として従来、例えば特開2014‐022154号公報(特許文献1)に記載のものが知られている。特許文献1は車載用電池パックを表し、電池パック底側のトレイ外縁部および電池パック上側のカバー外縁部に貫通孔をそれぞれ形成しておき、これら貫通孔にボルトを通し、ボルトおよびナットで締結する構造である。
上記従来技術のように、トレイ外縁部とカバー外縁部とを多数のボルトで締結する場合には、所定のトルクに締結する必要がある。しかし、カバーは軽量化のために薄く合成樹脂製のものを採用していることが多い。そのために、このような構成では、ボルト締結箇所の剛性が不足となることが発生する。
その対策として、ボルト締結箇所の耐久性向上を目的して、上述した合成樹脂製カバーの貫通孔に予め円筒形状の鍔付ブッシュを圧入しておき、当該ブッシュの中心孔にボルトを通して締結することが考えられる。ボルト軸方向の締結力が鍔付ブッシュで受け持たれることから、ボルト締結箇所の耐久性が向上する。かかるボルトの締結は多数に亘ることから、複数のトルクレンチ等によって同時に行われる。
この場合に懸念される事項として、ブッシュの圧入不足等を原因として、一部のブッシュがボルトと共回りしてしまい(換言するとブッシュが合成樹脂製カバーの貫通孔に対して回転してしまい)、所定の締付トルクでボルトが締結されず、締付け不良となり、将来的にはカバー外縁部とトレイ外縁部との間に隙間ができる虞がある。
本発明は、上述の実情に鑑み、カバー等の第1部材とトレイ等の第2部材を締結する場合に、第1部材にブッシュを圧入してボルト締結するものにおいて、ボルトを所定トルクで締め付ける時にボルトと共回りしないブッシュを提供することを目的とする。
この目的のため本発明によるブッシュは、第1部材貫通孔および第2部材貫通孔を貫通するボルトがナットに螺合してこれら第1部材および第2部材を互いに結合するボルト締結構造において、第1部材貫通孔に設けられるブッシュであって、ボルトが通される中心孔を有し第1部材貫通孔に嵌められる円筒部と、円筒部の一端に第1部材貫通孔よりも大きい外径で一体に設けられ第1部材に当接する接触面を有する鍔部と、接触面に設けられて第1部材に食い込む複数の凸部とを備える。
かかる本発明によれば、接触面に設けられた複数の凸部が前記第1部材に食い込んでブッシュが第1部材に嵌められているので、ボルト締結時に、ボルトがブッシュに接触してもブッシュは共回りしない。したがって多数のボルト締結時に全てのボルトが所定の締付トルクでボルト締結される。
本発明の一局面として前記第1部材は合成樹脂製であり、前記第2部材は合成樹脂或いは金属製であり、前記第1部材が、前記ブッシュの前記鍔部が嵌め込まれる段部を前記第1部材貫通孔の後端側に備え、前記接触面から前記円筒部の他端までの軸方向寸法は、前記第1部材貫通孔の軸方向寸法と同じであり、前記第1部材の突合部と前記第2部材の突合部とを合わせてボルト締結する際には、前記鍔部が前記段部に嵌め込まれると共に前記円筒部が前記第1部材貫通孔に嵌め込まれており、前記円筒部の他端が前記第2部材に当接する。かかる局面によれば、ボルトおよびナットの軸方向力をブッシュが負担し、第1部材は負担しない。このことによって、所定トルクでボルトを締め付けても、合成樹脂製の第1部材はボルトの軸方向力で押しつぶされない。
本発明の別の局面として、前記ブッシュの前記鍔部の外周面に前記段部に食い込む突起が一体に設けられている。かかる局面によれば、凸部が第1部材に食い込むだけでなく、突起が第1部材に食い込んでいるので、ボルトを締め付けた際にボルトの回転に伴って共回りすることを確実に阻止でき、所定トルクでボルトを締結できる。
本発明の更に別の局面として、前記第1部材は合成樹脂製であり、前記第2部材は合成樹脂或いは金属製であり、前記鍔部の前記接触面から前記円筒部の他端までの軸方向寸法は、前記第1部材貫通孔の軸方向寸法と同じであり、前記第1部材の突合部と前記第2部材の突合部とを合わせてボルト締結する際には、前記円筒部の他端が前記第2部材に当接する。かかる局面によれば、ボルトおよびナットの軸方向力をブッシュが負担し、第1部材は負担しない。このことによって、所定トルクでボルトを締め付けても、合成樹脂製の第1部材はボルトの軸方向力で押しつぶされない。
本発明のさらに好ましい局面としてブッシュの凸部の先端側から接触面側に向かって形成される傾斜勾配が、ボルトの締付け方向側で急勾配となり、逆方向で緩勾配となるよう形成される。かかる局面によれば、ブッシュを第1部材に圧入するときに緩やかな勾配で食い込むので、滑らかに食い込ませることができ、且つ第1部材のボルト締結時にボルトを締め付ける方向にブッシュが回転することを効果的に防止することができる。
本発明の一局面としてブッシュの凸部は円錐であってもよい。凸部が円錐であれば、凸部の形状が安定して設けられる。かかる局面によれば、プレス型で凸部を形成することが容易である。本発明の他の局面としてブッシュの凸部は角錐であってもよい。凸部が角錐であるので、勾配を簡単に変更でき、ブッシュを第1部材に圧入するときには、滑らかに圧入でき、ボルトの回転方向に共回りすることを阻止するように角錐の形状や傾斜面の勾配を間単に設定できる。本発明の一更に他の局面としてブッシュの凸部は、平坦面と、平坦面に設けられる断面V字状の溝からなる。かかる局面によれば微細な突起を多数設けることができる。
このように本発明によれば、第1部材および第2部材を多数のボルトで一度に締結する際、凸部が食い込んで設けられることでブッシュが確実に第1部材に嵌められた状態で保持されるので、ボルトと共回りすることが抑制され、全てのボルトが所定の締め付トルクでボルト締結される。したがって一部のボルトが締付け不足になる等の不都合が解消される。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき詳細に説明する。図1~図4は1つの実施形態に係わり、本発明を、電池ユニットを収納するトレイとカバーとのボルト締結に適用した例を示す。図1は、ボルト締結される第1および第2部材を示す分解斜視図であり、図面の煩雑を避けるためボルト締結構造を一箇所のみ表す。図2は、図1のボルト締結構造を拡大して示す縦断面図である。図1を参照してボルト締結構造は、ブッシュ32と、ボルト41と、ナット44とによって、下側のトレイ11(第2部材)と、上側のカバー21(第1部材)を結合するものである。トレイ11は、底壁12と、底壁12の全周に立設される壁状の縁部13と、底壁12の内側に立設されて縁部13と接続する仕切壁14と、縁部13の上縁に形成されて外側へ突出する平坦な帯状の突合部15を有する。底壁12上で縁部13および仕切壁14に囲繞される矩形の区画には、所定数の電池ユニット31が整列状態で収納される。
カバー21は、トレイ11に対応する形状であり、頂壁22と、頂壁22の全周に立設されて下方へ突出する垂直な縁部23と、縁部23の下縁に形成されて外側へ突出する平坦な帯状の突合部25を有する。カバー21は、上方からトレイ11を覆い、電池ユニット31,31・・・の全てを封止する。そして突合部15,25同士が突き合わされる。
突合部15,25には、所定間隔でカバー貫通孔26(第1部材貫通孔),トレイ貫通孔16(第2部材貫通孔)がそれぞれ形成される。カバー貫通孔26(第1部材貫通孔)・トレイ貫通孔16(第2部材貫通孔)ともに、以下では単に貫通孔と称す。突合部15,25同士が突き合わせると貫通孔16,26同士の中心が一致する。貫通孔16と比較して貫通孔26がブッシュ32の円筒部33の厚さ分大きな寸法となっている。ブッシュ32の円筒部33に設けた中心孔37の内径が貫通孔16の内径と略一致しており、中心孔37の内径はボルト41の軸部42の外径よりも僅かに大きい寸法となっている。貫通孔26の後端(図2において、貫通孔26の上方向の端部)には、ブッシュ32の鍔部34が嵌る段部27が設けられている。本実施形態では、貫通孔26の後端側(鍔部側)から貫通孔26にブッシュ32が圧入される。
図3は本実施形態のブッシュ32を取り出し下方から見上げた状態を示す斜視図である。図2および図3を参照して、ブッシュ32は、アルミニウムあるいはステンレス等の金属製であり、円筒部33および鍔部34を有する。鍔部34は円筒部33の後端(一端)に貫通孔26の内径よりも大きい外径で円筒部33に一体に設けられる。また鍔部34は円筒部33の外周面から外径側へ広がるフランジ円板状であり、貫通孔26に設けられた段部27に嵌るようになっている。段部27は突合部25の上面側に設けられ、段部27の筒状面27aの内径が鍔部34の外径とほぼ同じできつく嵌め込まれるか僅かに大きくて遊嵌されるようになっている。段部27の高さは鍔部34の高さとほぼ同じであり、円筒部33の軸方向寸法(高さ)は、貫通孔26の軸方向寸法と段部27の高さを合わせた寸法である。
円筒部33の中心孔37はブッシュ32を貫通して延びる。ブッシュ32の円筒部33(中心孔37)の内径は、ボルト41の軸部42が挿入し易いようにボルト41の軸部42の外径よりも僅かに大きいとされる。軸部42には、突合部15に溶接固定されたナット44と螺合する雄ネジが形成されている。ブッシュ32の円筒部33の外径は、貫通孔26の内径と略等しくなっており、きつく嵌合するようになっている。
ブッシュ32が貫通孔26に嵌められるとき、円筒部33が貫通孔26に圧入され、鍔部34の外周面34aが段部27の筒状面27aに嵌り、平坦な接触面35が段部27の平坦面27bに押し付けられて当接する。また、接触面35が段部27の平坦面27bに押し付けられ、鍔部34の後端面(接触面35と反対側の面)と突合部25の表面(トレイ11の突合部15と合わさる面と反対側の表面)とが面一になって突き合わされる。
その結果、ブッシュ32の円筒部33の他端(先端)と突合部25の下面が同じ平面になっており、トレイ11にカバー21を重ね合わせてボルト締結した時に、突合部15,25同士が接触すると同時にブッシュ32の円筒部33の先端が貫通孔16の周辺部分でトレイ11の突合部15の上面に接触している。このことによって、所定トルクにボルトを締め付けても、合成樹脂製のカバー21の突合部25がボルトの締め付け力で押しつぶされないようになっている。
トレイ11とカバー21とを結合する場合には、カバー21に嵌められたブッシュ32の中心孔37に、一方からボルト41が通され、ボルト41の軸部42がトレイ11の貫通孔16を貫通し、ボルト41を捩じることで軸部42の雄ネジがナット44に螺合する。本実施形態のトレイ11はアルミニウムあるいはステンレス等の金属製である。また本実施形態のカバー21は合成樹脂製である。トレイ11は金属製であるので、突合部15の肉厚は薄くても剛性があるが、カバー21は合成樹脂製であるので突合部25の肉厚は少し厚くする必要があるので、突合部25の肉厚、つまり貫通孔26の延在方向の寸法は突合部15の肉厚よりも大きくされる。突合部25の突合面には、シール用溝が形成され、当該シール用溝にはシール材45が設けられる。シール材45は貫通孔26よりもトレイ内側に配置される。シール材45はカバー21の全周に亘って延びる。各ボルト41の締め込みによって、シール材45は相手側の突合部15に密着する。これにより電池ユニット31,31・・・は密封される。
図3を参照して、フランジ形状の鍔部34のうち、円筒部33側の円環状の接触面35には、接触面35から突出する凸部36,36・・・が一体に形成される。これに対し鍔部34のうち、接触面35と反対側の端面は、何ら凸部が設けられず平滑にされる。図4は、ブッシュ32を下方(ブッシュ先端側)から見上げた状態を示す底面図である。本実施形態の凸部36は、接触面35の内径側から外径側までほぼ等間隔で点在して多数設けられる。
以下に、凸部36を有するブッシュ32の成形方法の例を簡単に説明する。
ブッシュ32は、例えば、上下型の金型によってプレス加工して成形される。1本の線材から複数のプレス工程を経て、円筒部33及び鍔部34を一体に形成するとともに、これらのプレス工程のいずれかの工程で、鍔部34に凸部36を一体成型する。特に、凸部36は、ブッシュ32の先端に向かって先細に形成され、上下型の型開き方向に対してアンダーカットになってない。これにより金型の型開きはスムーズに行われる。
カバー21をトレイ11に被せる前に、ブッシュ32の円筒部33をカバー21の突合部25に設けた貫通孔26に圧入して嵌合する。ブッシュ32を貫通孔26に圧入すると、円筒部33が貫通孔26に嵌合する。同時に、鍔部34の接触面35がカバー21の突合部25の段部27の平坦面27bに押し付けられ接触すると共に鍔部34の外周面34aが段部27の筒状面27aに嵌る。ブッシュ32を貫通孔26に更に圧入することで、鍔部34の凸部36がカバー21の突合部25に食い込む。なお、凸部36が突合部25に食い込む際に、突合部25を大きく変形させたり、突合部25に割れを生じないように、凸部36の高さ、形状、大きさや、位置及び数量等が設定されている。第1実施例の凸部36は、平坦な接触面35から0.01[mm]~2.0[mm]だけ突出する円錐である。
ブッシュ32が嵌められたカバー21をトレイ11に被せて、ブッシュ32の中心孔37とトレイ11の貫通孔16との中心を位置合わせする。その後、ボルト41の軸部42を中心孔37及び貫通孔16に挿入し、ボルト41の頭部43を捻じ込んで軸部42をナット44と締結する。ボルト締結作業の終わりごろには、ボルト41の頭部43がブッシュ32の鍔部34に接触しているが、ブッシュ32に対してボルト41の頭部43が滑りながらボルト41が時計方向に回転して、所定トルクになるまで捻じ込まれる。
この締結作業中に多数のボルト41を自動機などで所定のトルクに捻じ込むために、最終的にボルト41を捻じ込んだ際に、ボルト41の回転に伴って、突合部25の貫通孔26に対するブッシュ32の回転が発生する恐れがある。ボルト41とブッシュ32とが共回りすると、所定の締付けトルクを得られないこととなり、締付け不良となる。それに対して、かかる本実施形態によれば、ボルトの締結時にボルト41が締め付け方向に回転しても、ブッシュ32は、貫通孔26に嵌められているだけでなく凸部が突合部25に食い込んでいるので、ボルト41と共回りすることを阻止される。したがってボルト41は所定の締付トルクでナット44に締め込まれる。特に、鍔部34の接触面35に設けられた凸部36が、ブッシュ32の円筒部33の外周よりも遠い位置になるので、ブッシュ32の回転を抑制する力が大きく働き、ボルト締結時にボルト41と共回りすることを抑制する機能に優れている。
本実施形態のように、多数のボルト41でカバー21をトレイ11に締結するものでは、自動機等を使用して一度に多数のボルト41を螺合するので、一か所でも締め付けトルクが不足するものが出ると、締付け作業が中断することとなり、生産性が著しく低下する。そのために、本実施形態のようにボルト締結時に、ボルトと共回りすることを阻止できるブッシュ32は、自動機で多数のボルトを所定トルクに締め付ける場合には、かなり有効なものである。
なお、変形例として、凸部36は凸状の球面であってもよい。また、ボルト41の締付け方向に回転抵抗が大きくなるようにしても良い。本発明において、ボルトの締付け方向とは、図3及び図4に示すボルト軸部から頭部へ指向する視線において矢印A方向であり、ボルト41を締め付ける時に、締め付ける回転方向を頭部からボルト軸部へ向かうボルト進行方向に見た時に、時計方向になる方向である。
本実施形態では、円錐形状の凸部36は、周囲どの方向からも同じ勾配であるが、勾配を締付け方向で回転抵抗が大きくなるように変えても良い。例えば、円錐形状の凸部36であって、時計方向前側の円錐部分を平坦な斜面になるように削ったような傾斜面としてもよい。或いは、円錐形状の頂点をボルトの締付け方向側にずらして、ボルトの締付け方向側の傾斜勾配を他の方向に比較して、急勾配になるようにしても良い。凸部36の位置や数量は図示されたものに限られるものでは無く、変更しても良い。
次に本発明の他の実施形態になるボルト締結構造を説明する。図5は本発明の他の実施形態を示す縦断面図である。他の実施形態につき、前述した実施形態と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成について以下に説明する。他の実施形態では、電池ユニット31を支えるための強度を必要とするので、トレイ11が繊維強化プラスチック(FRP)等の合成樹脂製である。またトレイ11の突合部15の肉厚が、カバー21の突合部25の肉厚と略等しいが、強度上で問題なければ更に薄くしても良い。
また、前述した実施形態では、カバー21にブッシュ32の鍔部34が挿入される段部27を設けていたが、図5に示す実施形態では、段部27のないカバー21とした。図5に示す実施形態では、貫通孔26の製造及びブッシュの嵌め込み作業が、図2の実施形態に比較して容易である。それに対して、図1の実施形態では、図5の実施形態に比較して、ブッシュ32がカバー21と接触する面積が多く、多方向で接触しているので、ボルト41を捩じって締結する際に、ブッシュ32が滑りにくい。
図5に示す実施形態においても、ボルト41を締め付ける際、ブッシュ32は、貫通孔26に嵌められているだけでなく凸部36が突合部25に食い込んでいるので、ブッシュ32はボルト41の締付け方向の回転につられて共回りすることが阻止され、ボルト41は所定の締付トルクでナット44に締め込まれる。
なお、ナット44は、合成樹脂製のトレイ11に予め埋設されても良い。
なお、図2の実施形態と同様に図5の実施形態でも段部27を設けても良いし、逆に図5の実施形態と同様に図2の実施形態でも段部27を省いても良い。
次に本発明の第2実施例になるブッシュを説明する。図6は第2実施例のブッシュ51を示す底面図である。第2実施例につき、前述した実施例と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成について以下に説明する。第2実施例では、鍔部34の端面に互いに交差する溝52が多数設けられる。溝52は例えば鍔部34の端面に刻設されたV字溝である。溝52は、例えばローレット加工に因る。
溝52が凹部となることから、鍔部34の端面の溝52以外の部分が相対的に凸部53となる。ブッシュ51をカバー21の貫通孔26に圧入すると、円筒部33の外周面は、カバー21の貫通孔26にきつく嵌め込まれ、鍔部34の凸部53が、突合部25に食い込み、溝52の溝側面が突合部25に接触する。第2実施例でも、第1実施例と同様に、ブッシュ32は貫通孔26に嵌められているだけでなく凸部53が突合部25に食い込んでいるので、ブッシュ32はボルト41の締付け方向の回転につられて共回りすることが阻止され、ボルト41は所定の締付トルクでナット44に締め込まれる。
溝52のV字の断面形状は、二等辺三角形のように一側面と他側面が同じ勾配であってもよいが、不等辺三角形のように一側面と他側面が異なる勾配であってもよい。
このように、溝52を多数設けることで凸部53を形成する場合には、多数の凸部53を形成できるので、個々の凸部53の大きさを微細にすることができる。
前述した図2および図5に示すボルト締結構造において、図6に示すブッシュ51を用いてボルト締結する場合も、ブッシュ51の円筒部33が突合部25の貫通孔26に嵌められているだけでなく溝52が施されて形成された凸部53が突合部25に食い込んでいるので、ボルト41を締め付ける際、ボルト41と共に締付け方向にブッシュ51は共回りすることなく、ボルト41は所定の締付トルクでナット44に締め込まれる。
次に本発明の第3実施例のブッシュにつき説明する。図7は第3実施例のブッシュ61を示す底面図である。第3実施例につき、前述した実施例と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成について以下に説明する。第3実施例では、鍔部34の接触面35に凸部62を設ける。凸部62は角錐、例えば三角錐、である。
図7に示すようにブッシュ61の軸方向に円筒部33から鍔部34をみて、凸部62は円周方向に配列される。凸部62は、接触面35の外径縁に沿って配列されることで、ボルト41が締付け方向に回転した際に、ブッシュ32が同じ方向に回転することを阻止する遠心力が強く作用するので、凸部62はできるだけ外径縁に近い位置に設けることが好ましい。凸部62は、接触面35の外径縁に沿って配列されることで、内径側に配列する場合よりも多数設けられる。また凸部62は隙間なく連続配置されることで多数設けられる。凸部62は鋸歯のように非対称な形状である。凸部62の矢印A方向側64(時計方向側)は急勾配であり、ボルトの締付け時に共回りし難いようになっており、凸部62の反時計方向側63は緩勾配であって、相手材の突合部25に緩やかに食い込むようになっている。
前述した図2および図5に示すボルト締結構造において、ブッシュ32に代えて、図7に示すブッシュ61を用いてボルト締結する場合も、ブッシュ61の円筒部33が突合部25の貫通孔26に嵌められているだけでなく凸部62が突合部25に食い込んでいるので、ボルト41を締め付ける際、ボルト41と共に締付け方向にブッシュ51は共回りすることなく、ボルト41は所定の締付トルクでナット44に締め込まれる。特に凸部62の勾配が時計方向と反時計方向で異なることで、凸部62が突合部25に緩やかに食い込みかつ凸部62がボルト41の締付け時に共回りすることをより強く阻止できる。
次に本発明の第4実施例につき説明する。図8は第4実施例のブッシュ71を示す底面図である。第4実施例につき、前述した実施例と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成について以下に説明する。第4実施例では、鍔部34の接触面35に凸部72を設ける。凸部72は多角形の角錐、例えば三角錐、である。
図8に示すようにブッシュ71の軸方向に円筒部33から鍔部34をみて、凸部72は不規則に配列される。また凸部72は、一部の側面73において急勾配に形成され、他の一部の側面74において緩勾配に形成され、さらに他の一部の側面75においてさらに緩勾配に形成される。図8に示す実施例では、側面73が接触面35に対してほぼ直角にされる。また共通する側面73,73・・・・・がブッシュ71の周方向に関して同じ向きになるよう(他の側面74,75についても同じ)、複数の凸部72は、共通する姿勢にされる。第4実施例では、側面73,73・・・が矢印A方向に指向する。また、他の側面74,75についても同じ)が矢印Aとは反対方向に指向し、側面74は内径側へ指向し、側面75は外径側へ指向する。矢印A方向が、ボルト41を締結する時の回転方向であり、回転方向前側になる側面73が急勾配であり、ボルト41の締付け方向の回転に連れてブッシュ71が共回りすることが効果的に阻止される。
前述した図2および図5に示すボルト締結構造において、ブッシュ32に代えて、図8に示す第4実施例のブッシュ71を用いてボルト締結する場合も、ブッシュ71の円筒部33が突合部25の貫通孔26に嵌められているだけでなく凸部72が突合部25に食い込んでいるので、ボルト41を締め付ける際、ボルト41と共に締付け方向にブッシュ51は共回りすることなく、ボルト41は所定の締付トルクでナット44に締め込まれる。また複数の凸部72において複数の側面73が急勾配にされ、ブッシュ71の周方向に関して複数の凸部72は共通する姿勢にされることから、凸部72に係る最も急勾配の側面73が、共回り方向の摩擦力を増大させて、ブッシュ71の共回りを効果的に防止する。
次に本発明の第5実施例につき説明する。図9は第5実施例のブッシュを示す斜視図である。第5実施例につき、前述した実施例と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成について以下に説明する。第5実施例では、図示を省略するが、図1の実施形態と同様に貫通孔26に、鍔部34が嵌る段部27が設けられている。第5実施例は、前述した図3に示すブッシュ32の変形例であって、鍔部34の外周面34aに半径方向外側に突出し、段部27の筒状面27aに食い込む微細な突起81が一体に複数設けられている。突起81は、例えば円錐や多角錐である。この突起81は、ブッシュ32の成形工程の最終工程ごろに一体に成形するか更に別工程で成形する。
第5実施例では、ブッシュ32を圧入した時に、鍔部34の外周面34aが段部27の筒状面27aに嵌り、平坦な接触面35が段部27の平坦面27bに押し付けられて当接する。それとともに、凸部36が段部27の平坦面27bに食い込み、且つ突起81が段部27の筒状面27aに食い込むことになる。第5実施例によれば、ボルトの締結時にボルト41が締め付け方向に回転しても、ブッシュ32は、貫通孔26に嵌められているだけでなく、凸部が突合部25に食い込んでおり且つ突起81が段部27の筒状面27aに食い込んでおり、ボルト締結時にボルトの締付け方向の回転に連れて共回りすることを更に強く抑制できる。
次に本発明の第6実施例につき説明する。図10は第6実施例のブッシュ32を示す斜視図である。図11は、第6実施例のブッシュの部分拡大図である。第6実施例につき、前述した実施例と共通する構成については同一の符号を付して説明を省略し、異なる構成について以下に説明する。第6実施例では、図示を省略するが、図1の実施形態と同様に貫通孔26に段部27が設けられている。第6実施例は、前述した図3に示すブッシュ32の変形例であって、鍔部34の外周面34aに半径方向外側に突出し、段部27の筒状面27aに食い込む微細な突起91が複数設けられている。突起91は、鍔部34の後端面から先端面(接触面35)までの長さで設けられている。突起91は、鍔部34の半径方向に見た時の突出高さが、鍔部34の後端側から先端側に向けて緩やかに傾斜して減少する傾斜面93,94で形成された三角錐からなる。三角錐の他の94は鍔部34の後端面と同じ(面一)になっている。この形状とすることで、ブッシュのプレス成形時にアンダーカットにならないので、ブッシュを成形するプレス金型で、突起91を一体に成形できる。傾斜面92が傾斜面93に比較して急勾配となっている。第6実施例では、図11に示すように、鍔部34の外径よりも段部27の内径が僅かに大きい寸法であり、ブッシュ32が遊嵌されるようになっている。
第6実施例では、ブッシュ32を圧入した時に、鍔部34の外周面34aが段部27の筒状面27aに遊嵌され、平坦な接触面35が段部27の平坦面27bに押し付けられて当接する。それとともに、凸部36が段部27の平坦面27bに食い込み、且つ突起91が段部27の筒状面27aに食い込むことになり、ボルト締結時にボルトの締付け方向の回転に連れて共回りすることを更に強く抑制できる。
第6実施例では、図11に示すように、段部27の筒状面27aの内径が鍔部34の外周面34aの外径よりも大きい。そして外周面34aが筒状面27aに遊嵌された時に突起91が食い込むが、食い込んだ部分の樹脂が鍔部34の外周面34aと段部27の筒状面27aとの隙間に逃げ込むことができるので、突合部25が大きく割れたり大きく変形することを防止でき、確実に食い込むことができる。
なお、鍔部34の半径方向に見た時の突起91の突出高さが、鍔部34の後端側から先端側に向けて緩やかに減少する傾斜面92、93で形成された三角錐として形成されている。このような傾斜面とすることで、突起91が段部27の筒状面27aに食い込み易くなっている。また、傾斜面92、93を緩やかな傾斜面とすることで、突起91を突合部25に押し付けた際にも、突合部25に滑らかに食い込むことができる。第6実施例では、矢印A方向側の傾斜面92の傾斜勾配が、反対側の傾斜面93の傾斜勾配に対して、急角度になっており、ボルト41を締付け方向に回転した時にブッシュが共回りし難くなっている。
なお、第6実施例では、傾斜面92、93の勾配を変えたが、傾斜面92、93の勾配を同じにしてもよい。また、突起91は、鍔部34の外周面34aの後端面から先端面(接触面35)までの長さにまで設けたが、これよりも短くしても良い。
なお、この第6実施例では、突起91は三角錐であるが、三角錐の各傾斜面92、93の境界を滑らかな曲面で接続した滑らかな形状にしても良い。また、三角錐でなく、傾斜面を円錐面にように設けることも可能である。
なお、この第6実施例では、突起91は三角錐であるが、三角錐の各傾斜面92、93の境界を滑らかな曲面で接続した滑らかな形状にしても良い。また、三角錐でなく、傾斜面を円錐面にように設けることも可能である。
更には、鍔部34の半径方向に見た時の突出高さが、後端側から先端側に向けて緩やかに減少する傾斜面で形成された三角錐でなくて、後端側から先端側に向けて同じ突出高さであっても良い。
以上、図面を参照して本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、図示した実施の形態のものに限定されない。図示した実施の形態に対して、本発明と同一の範囲内において、あるいは均等の範囲内において、種々の修正や変形を加えることが可能である。例えば上述した1の実施形態から一部の構成を抜き出し、上述した他の実施形態から他の一部の構成を抜き出し、これら抜き出された構成を組み合わせてもよい。
本発明は、2部品をボルト締結する組立構造において有利に利用される。
11 トレイ(第2部材)、 13 縁部、 15,25 突合部、
16 貫通孔(第2部材貫通孔)、 21 カバー(第1部材)、
23 縁部、 26 貫通孔(第1部材貫通孔)、 27 段部、
32,51,61,71 ブッシュ、 33 円筒部、 34 鍔部、
34a 外周面 35 接触面、 36,53,62,72 凸部、
37 中心孔、 41 ボルト、 44 ナット、 51 ブッシュ、
52 溝、 81,91 突起。
16 貫通孔(第2部材貫通孔)、 21 カバー(第1部材)、
23 縁部、 26 貫通孔(第1部材貫通孔)、 27 段部、
32,51,61,71 ブッシュ、 33 円筒部、 34 鍔部、
34a 外周面 35 接触面、 36,53,62,72 凸部、
37 中心孔、 41 ボルト、 44 ナット、 51 ブッシュ、
52 溝、 81,91 突起。
Claims (8)
- 第1部材貫通孔および第2部材貫通孔を貫通するボルトがナットに螺合してこれら第1部材および第2部材を互いに結合するボルト締結構造において、
前記第1部材貫通孔に設けられるブッシュであって、
前記ボルトが通される中心孔を有し前記第1部材貫通孔に嵌められる円筒部と、前記円筒部の一端に前記第1部材貫通孔よりも大きい外径で一体に設けられ前記第1部材に当接する接触面を有する鍔部と、前記接触面に設けられて前記第1部材に食い込む複数の凸部とを備える、ブッシュ。 - 前記第1部材は合成樹脂製であり、前記第2部材は合成樹脂或いは金属製であり、
前記第1部材が、前記ブッシュの前記鍔部が嵌め込まれる段部を、前記第1部材貫通孔の後端側に備え、
前記接触面から前記円筒部の他端までの軸方向寸法は、前記第1部材貫通孔の軸方向寸法と同じであり、
前記第1部材の突合部と前記第2部材の突合部とを合わせてボルト締結する際には、前記鍔部が前記段部に嵌め込まれると共に前記円筒部が前記第1部材貫通孔に嵌め込まれており、前記円筒部の前記他端が前記第2部材に当接する、請求項1に記載のブッシュ。 - 前記ブッシュの前記鍔部の外周面に前記段部に食い込む突起が一体に設けられている、請求項2に記載のブッシュ。
- 前記第1部材は合成樹脂製であり、前記第2部材は合成樹脂或いは金属製であり、
前記鍔部の前記接触面から前記円筒部の他端までの軸方向寸法は、前記第1部材貫通孔の軸方向寸法と同じであり、
前記第1部材の突合部と前記第2部材の突合部とを合わせてボルト締結する際には、前記円筒部の前記他端が前記第2部材に当接する、請求項1に記載のブッシュ。 - 前記凸部の先端側から接触面側に向かって形成される傾斜勾配が、ボルトの締付け方向側で急勾配となり、逆方向で緩勾配となるよう形成される、請求項1に記載のブッシュ。
- 前記凸部は円錐である、請求項1から5のいずれか1つに記載のブッシュ。
- 前記凸部は角錐である、請求項1から5のいずれか1つに記載のブッシュ。
- 前記鍔部の端面に互いに交差する溝が多数設けられ、
前記接触面は前記溝の溝側面であり、
前記凸部は前記鍔部の端面のうち前記溝以外の部分である、請求項1から5のいずれか1つに記載のブッシュ。
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JP2022086940A JP2023174208A (ja) | 2022-05-27 | 2022-05-27 | ブッシュ |
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2022
- 2022-05-27 JP JP2022086940A patent/JP2023174208A/ja active Pending
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