JP2023170661A - 結合装置及び結合システム - Google Patents

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嘉一 平野
Kiichi Hirano
雅彦 田島
Masahiko Tajima
功治 日渡
Koji Hiwatari
裕司 石田
Yuji Ishida
卓司 吉田
Takuji Yoshida
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Abstract

【課題】飛行装置を発着装置に降着させ易くする結合装置、及び、このような結合装置を備える結合システムを提供する。【解決手段】結合装置は、飛行装置に取り付けられ、飛行装置が発着する発着装置と嵌合する。結合装置は、飛行装置と接続するための第1縁部と、第1縁部に対して傾斜した第1側部とによって錘型に基づく形状の少なくとも一部を含む第1嵌合部を形成する。第1側部は複数の棒状の部材で構成される。【選択図】図1

Description

本開示は、結合装置及び結合システムに関する。
近年、例えばドローンのような、典型的には無人の飛行装置が、急速に普及している。例えば、無人で小型のマルチコプターのような飛行装置に、カメラのような撮像デバイスを搭載させたものが市販されている。このような飛行装置によれば、人間が容易に到達できないような場所から静止画又は動画などを撮影することができる。今後、このような無人で小型の飛行装置は、用途の拡大及び法整備の進展に伴って、ますます普及すると思われる。
上述のような飛行装置がバッテリの電力によって駆動される場合、バッテリの電力がなくなる前に、所定の場所に着地することが求められる。このため、飛行装置が離着陸するための基地となり得る離着陸装置も提案されている。例えば、特許文献1は、海面に浮かぶブイにおいて、無人飛行体のバッテリを充電する電力を供給することを提案している。
特開2020-21357号公報
上述のような飛行装置を、当該飛行装置が発着する発着装置に降着させ易くすることが望ましい。
本開示の目的は、飛行装置を発着装置に降着させ易くする結合装置、及び、このような結合装置を備える結合システムを提供することにある。
一実施形態に係る結合装置は、飛行装置に取り付けられ、前記飛行装置が発着する発着装置と嵌合する。
前記結合装置は、前記飛行装置と接続するための第1縁部と、前記第1縁部に対して傾斜した第1側部とによって錘型に基づく形状の少なくとも一部を含む第1嵌合部を形成する。
前記第1側部は複数の棒状の部材で構成される。
また、一実施形態に係る結合装置は、飛行装置が発着する発着装置に取り付けられ、前記飛行装置と嵌合する。
前記結合装置は、開口を囲む第2縁部と、前記第2縁部に対して傾斜した第2側部とによって錘型に基づく形状の少なくとも一部を含む第2嵌合部を形成する。
前記第2縁部が囲う開口は、前記飛行装置が前記発着装置に着陸する際に、前記飛行装置の一部、又は前記飛行装置の少なくとも一部を受け入れる。
前記第2側部は複数の棒状の部材で構成される。
一実施形態に係る結合システムは、飛行装置に設けられた第1嵌合部と、前記飛行装置が発着する発着装置に設けられた第2嵌合部と、を含む。
前記第1嵌合部は、前記飛行装置と接続するための第1縁部と、前記第1縁部に対して傾斜した第1側部とによって錘型に基づく形状の少なくとも一部を含む。
前記第2嵌合部は、開口を囲む第2縁部と、前記第2縁部に対して傾斜した第2側部とによって錘型に基づく形状の少なくとも一部を含む。
前記第1側部及び前記第2側部は、複数の棒状の部材で構成される。
前記第2嵌合部は、前記飛行装置が前記発着装置に着陸しているときに前記第1嵌合部を収納する。
一実施形態によれば、飛行装置を発着装置に降着させ易くする結合装置、及び、このような結合装置を備える結合システムを提供することができる。
第1実施形態に係る結合装置の外観を示す斜視図である。 第1実施形態に係る結合装置を嵌合させた様子を示す図である。 第2実施形態に係る結合装置の外観を示す斜視図である。 第2実施形態の変形例に係る結合装置の外観を示す斜視図である。 第2実施形態の他の変形例に係る結合装置の外観を示す斜視図である。 第3実施形態に係る結合装置の断面を示す図である。 第3実施形態の変形例に係る結合装置の断面を示す図である。 第4実施形態に係る結合装置の断面を示す図である。 第4実施形態に係る結合装置の断面を示す図である。 第5実施形態に係る結合装置の断面を示す図である。 第6実施形態に係る結合装置の断面を示す図である。 第7実施形態に係る結合装置の断面を示す図である。 第8実施形態に係る結合装置の断面を示す図である。 第9実施形態に係る結合装置の断面を示す図である。 第9実施形態に係る結合装置の断面を示す図である。 第10実施形態に係る結合装置の断面を示す図である。 第11実施形態に係る結合装置の断面を示す図である。
一実施形態に係る発着装置は、飛行装置を発着及び/又は停留させる装置とすることができる。ここで、飛行装置とは、例えばドローンのような、典型的には無人で小型の飛行装置とすることができる。飛行装置は、自立飛行及び/又は空中浮遊可能な電子機器としてよい。また、飛行装置を発着及び/又は停留させる発着装置とは、例えばドッキングステーションのような、飛行装置を停留させる基地のような用途で用いる装置としてもよい。この発着装置は、飛行装置を停留させることにより、飛行装置をスタンバイさせたり、飛行装置と通信したり、飛行装置のバッテリを充電したりできるものとしてよい。
また、一実施形態に係る結合装置は、飛行装置と発着装置とを結合する。一実施形態に係る結合装置は、飛行装置に取り付け可能に構成されてよい(飛行装置の結合装置)。また、一実施形態に係る結合装置は、発着装置に取り付け可能に構成されてよい(発着装置の結合装置)。飛行装置の結合装置と、発着装置の結合装置とは、互いに別の装置として構成されてよい。また、一実施形態に係る結合装置を備える飛行装置は、発着装置の結合装置を備えない発着装置に発着してもよい。さらに、一実施形態に係る結合装置を備える発着装置は、飛行装置の結合装置を備えない飛行装置を発着させてもよい。後述のように、一実施形態に係る飛行装置は、結合装置(飛行装置の結合装置)を備えてよい。また、一実施形態に係る発着装置は、結合装置(発着装置の結合装置)を備えてよい。
以下、結合装置の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1及び図2は、第1実施形態に係る発着装置の外観を示す図である。図1及び図2は、第1実施形態に係る発着装置を斜め上方から見た斜視図である。図1は、飛行装置の結合装置を飛行装置に取り付けた様子とともに、発着装置の結合装置を発着装置に取り付けた様子を示している。図1において、飛行装置及び発着装置を2点鎖線により示してある。図2は、飛行装置の結合装置と、発着装置の結合装置とを結合させた様子を示している。図2において、飛行装置及び発着装置の図示は省略してある。
本開示において、Z軸正方向を「上」方向と記し、Z軸負方向を「下」方向と記すことがある。また、本開示において、Z軸正方向は、鉛直上向き又は鉛直方向上としてよい。Z軸負方向は、鉛直下向き又は鉛直方向下としてよい。
図1に示すように、第1結合装置10(飛行装置の結合装置)は、飛行装置100に取り付けられてよい。第1実施形態に係る第1結合装置10は、例えば、第1台枠部12と、第1側部14と、第1縁部16とを備えてよい。第1台枠部12、第1側部14、及び第1縁部16は、それぞれ、第1結合装置10の外形を構成するのに適した強度を有する素材で形成してよい。第1台枠部12、第1側部14、及び第1縁部16の少なくともいずれかは、例えばプラスチックのような樹脂又はアルミニウムのような金属を含む素材で形成してよい。また、第1台枠部12、第1側部14、及び第1縁部16の少なくともいずれかは、例えば中空の構造としてもよい。第1結合装置10は、飛行装置100に取り付けられて飛行装置100とともに空中を飛行及び/又は浮遊する。このため、第1結合装置10を構成する各部は、比較的軽量の素材で形成されてよい。
第1台枠部12は、第1結合装置10の下側のフレームとして構成されてよい。図1に示す第1台枠部12は、棒状の部材を組み合わせた四角形のフレーム状の部材として示してある。このように、第1台枠部12の下部が平面に接することができるように構成することで、第1結合装置10が取り付けられた飛行装置100は、第2結合装置50が取り付けられた発着装置500以外の場所で発着することができる。また、第1台枠部12の下部が平面に接しないような形状にしてもよい。例えば、第1台枠部12の下部は、先細りの形状としてもよい。また、第1台枠部12は、必ずしも四角形のフレーム状の部材でなくてもよい。例えば、第1台枠部12は、三角形等の多角形状としてもよいし、円形状又は楕円形状などとしてもよい。
図1に示すように、第1台枠部12の例えば四隅は、それぞれ第1側部14に接続されてよい。図1において、四隅とは、四角形の第1台枠部12の4つの角を指す。第1台枠部12と第1側部14とが接続されるのは、第1台枠部12の四隅でなくてもよい。例えば、第1台枠部12は、第1台枠部12を構成する4辺のそれぞれの中点辺りにおいて、第1側部14と接続されてもよい。
図1に示す第1側部14は、線状(棒状)の部材として示してある。第1側部14は、隣り合う2つの第1側部14との間に所定の間隔を設けて、第1台枠部12及び第1縁部16に取り付けられていてよい。一実施形態において、第1側部14は、少なくとも部分的に面の形状を有してもよい。例えば、第1側部14は、図1に示す隣り合う2つの第1側部14の間を接続する平面状の部材を有してもよい。平面状の部材は、例えばメッシュ構造を有してよい。また、例えば、第1側部14は、図1に示す4つの第1側部14を含むような曲面を有してもよい。第1側部14は、それぞれ第1縁部16に接続されてよい。すなわち、第1側部14は、第1台枠部12と第1縁部16とを接続してよい。第1台枠部12は第1縁部16より小さく、第1側部14は第1縁部16の内側に向かって傾斜して取り付けられてよい。第1台枠部12と第1縁部16は、同じ数の角を持つ多角形を有し、互いに対向して配置されている。第1側部14は、当該多角形の各角同士を接続してよい。第1台枠部12と第1縁部16は、同じ数の辺を持つ多辺形を有し、互いに対向して配置されている。第1側部14は、当該多辺形の各辺同士を接続してよい。第1台枠部12によって形成される多角形又は多辺形は、第1縁部16によって形成される多角形又は多辺形よりも小さい。従って、第1側部14は、第1縁部16及び第1台枠部12に対して傾斜して取り付けられる。
第1縁部16は、第1結合装置10の上側のフレームとして構成されてよい。第1縁部16は、中央に開口を有する枠状の部材であってよい。第1縁部16は開口を囲う形状であってよい。図1に示すように、第1縁部16は、フランジ状の鍔部を備えてよい。第1縁部16のフランジ状の鍔部は、Z軸にほぼ垂直に(すなわちXY平面にほぼ平行に)、第1縁部16の中心から外側に向かって延在してよい。また、第1縁部16のフランジ状の鍔部は、第1側部14が第1縁部16に接続された接続点よりも外側まで延在してよい。図1に示す第1縁部16は、XY平面方向に所定の幅を有する四角形のフレーム状の部材として示してある。第1縁部16のZ軸方向(すなわち、厚み方向)の厚みは、XY平面方向の幅よりも小さくてよい。第1縁部16は、必ずしも四角形のフレーム状の部材でなくてもよい。例えば、第1縁部16は、三角形等の多角形状としてもよいし、円形状又は楕円形状などとしてもよい。第1縁部16は、棒状の部材を四角形に組み合わせて形成されてもよい。
また、一実施形態に係る第1結合装置10は、第1取付部18を備えてもよい。第1取付部18は、第1結合装置10を飛行装置100に取り付ける部材としてよい。飛行装置100が例えばプロペラ110及びプロペラ110を飛行装置100本体に接続するアーム120を備える場合、第1取付部18は、アーム120に取り付けられてよい。第1取付部18は、例えば第1縁部16とアーム120とを接続してよい。第1取付部18は、アーム120に取り付けられる際に、例えばスクリューなどで固定することで、容易に取り外しできないようにしてもよい。また、第1取付部18は、アーム120に取り付けられる際に、例えばスナップフィットなどで固定することで、必要に応じて取り外し可能にしてもよい。
図1に示すように、第1取付部18は、第1縁部16の例えば四隅に設けれられてよい。第1取付部18が設けられるのは、第1縁部16の四隅でなくてもよい。例えば、第1取付部18は、第1縁部16を構成する4辺のそれぞれの中点辺りなどに設けられてもよい。
一実施形態において、第1結合装置10を取り付け可能な飛行装置100は、空中を飛行可能な装置としてよい。飛行装置100は、水平方向の移動速度が低くても空中に浮遊することが可能な各種の飛行機能を有する装置としてもよい。例えば、飛行装置100は、典型的には無人で小型のヘリコプター、マルチコプター、ドローン、飛行船、気球、又は無人航空機(Unmanned Aerial Vehicles(UAV))と呼ばれる無人飛行体等としてよい。例えば、飛行装置100は、1つ以上のプロペラ110(ブレード又はローターなどとしてもよい)を含んでよい。
ここで、ドローンとは、種々の用途に使用されるものとしてよい。例えば、ドローンは、CCDイメージセンサを備え、飛行中の映像を撮像する用途を含むものとしてよい。また、ドローンは、例えば工場内で使用される部品を、ある場所から他の場所に運搬する用途を含むものとしてもよい。また、ドローンは、例えば農業において農薬散布などに使用されるとしてもよい。また、ドローンは、例えば物流において荷物を運搬するのに使用されるとしてもよい。また、ドローンは、例えば橋又は建物などの構造物の状況をカメラなどで撮影するなどして確認する用途に使用されるとしてもよい。また、ドローンは、例えば太陽光パネルの状況を確認するために使用されるとしてもよい。また、ドローンは、例えば動物を追い払うために使用されるとしてもよい。また、ドローンは、例えば状況を監視するもモニタなどの監視装置として使用されるとしてもよい。
また、一実施形態において、飛行装置100は、無線による遠隔制御が可能なものとしてもよいし、自律制御(自動操縦)が可能なものとしてもよい。また、飛行装置100は、例えば外部機器から無線によって遠隔制御(自動操縦)されてもよい。本開示では、ドローンの大きさは、特に限定されない。ドローンの大きさは、例えば、数ミリメートルから数十メールの範囲など任意の大きさでよい。また、本開示は、ドローンとして、翼を有するものを含めてもよい。本開示では、ドローンの重さは、特に限定されない。例えば、ドローンの重さとして、数グラムから数百キログラムの範囲など任意の重さでよい。
また、図1に示すように、第2結合装置50(発着装置の結合装置)は、発着装置500に取り付けられてよい。第1実施形態に係る第2結合装置50は、例えば、第2台枠部52と、第2側部54と、第2縁部56とを備えてよい。第2台枠部52、第2側部54、及び第2縁部56は、それぞれ、第2結合装置50の外形を構成するのに適した強度を有する素材で形成してよい。第2台枠部52、第2側部54、及び第2縁部56の少なくともいずれかは、例えばプラスチックのような樹脂又はアルミニウムのような金属を含む素材で形成してよい。また、第2台枠部52、第2側部54、及び第2縁部56の少なくともいずれかは、例えば中空の構造としてもよい。発着装置500自体が空中を飛行及び/又は浮遊しない場合、第2結合装置50を構成する各部は、例えば第1結合装置10を構成する各部ほど軽量の素材で形成されなくてもよい。発着装置500自体が空中を飛行及び/又は浮遊する場合、第2結合装置50を構成する各部は、第1結合装置10を構成する各部と同様に、比較的軽量の素材で形成されてよい。
第2台枠部52は、第2結合装置50の下側のフレームとして構成されてよい。図1に示す第2台枠部52は、棒状の部材を組み合わせた四角形のフレーム状の部材として示してある。また、第2台枠部52は、必ずしも四角形のフレーム状の部材でなくてもよい。例えば、第2台枠部52は、三角形等の多角形状としてもよいし、円形状又は楕円形状などとしてもよい。一実施形態において、第2台枠部52は、第1結合装置10の第1台枠部12に準じた形状としてよい。
図1に示すように、第2台枠部52の例えば四隅は、それぞれ第2側部54に接続されてよい。図1において、四隅とは、四角形の第1台枠部12の4つの角を指す。第2台枠部52と第2側部54とが接続されるのは、第2台枠部52の四隅でなくてもよい。例えば、第2台枠部52は、第2台枠部52を構成する4辺のそれぞれの中点辺りにおいて、第2側部54と接続されてもよい。
図1に示す第2側部54は、線状(棒状)の部材として示してある。第2側部54は、隣り合う2つの第2側部54との間に所定の間隔を設けて、第2台枠部52及び第2縁部56に取り付けられていてよい。一実施形態において、第2側部54は、少なくとも部分的に面の形状を有してもよい。例えば、第2側部54は、図1に示す隣り合う2つの第2側部54の間を接続する平面状の部材を有してもよい。平面状の部材は、例えばメッシュ構造を有してよい。また、例えば、第2側部54は、図1に示す4つの第2側部54を含むような曲面を有してもよい。第2側部54は、それぞれ第2縁部56に接続されてよい。すなわち、第2側部54は、第2台枠部52と第2縁部56とを接続してよい。第2台枠部52は第2縁部56より小さく、第2側部54は第1縁部16の内側に向かって傾斜して取り付けられてよい。第2台枠部52と第2縁部56は、同じ数の角を持つ多角形を有し、互いに対向して配置されている。第2側部54は、当該多角形の各角同士を接続してよい。第2台枠部52と第2縁部56は、同じ数の辺を持つ多辺形を有し、互いに対向して配置されている。第2側部54は、当該多辺形の各辺同士を接続してよい。第2台枠部52によって形成される多角形又は多辺形は、第2縁部56によって形成される多角形又は多辺形よりも小さい。従って、第2側部54は、第2縁部56及び第2台枠部52に対して傾斜して取り付けられる。一実施形態において、第2側部54は、第1結合装置10の第1側部14に準じた形状となるように構成してもよい。
第2縁部56は、第2結合装置50の上側のフレームとして構成されてよい。第2縁部56は、中央に開口を有する枠状の部材であってよい。第2縁部56は開口を囲う形状であってよい。第2縁部が囲う開口は、飛行装置100が発着装置500に着陸する際に、飛行装置100の一部、又は飛行装置100の少なくとも一部を受け入れるように形成されてよい。図1に示すように、第2縁部56は、フランジ状の鍔部を備えてよい。第2縁部56のフランジ状の鍔部は、Z軸にほぼ垂直に(すなわちXY平面にほぼ平行に)、第2縁部56の中心から外側に向かって延在してよい。また、第2縁部56のフランジ状の鍔部は、第2側部54が第2縁部56に接続された接続点よりも外側まで延在してもよい。図1に示す第2縁部56は、XY平面方向に所定の幅を有する四角形のフレーム状の部材として示してある。第2縁部56のZ軸方向(すなわち、厚み方向)の厚みは、XY平面方向の幅よりも小さくてよい。第2縁部56は、必ずしも四角形のフレーム状の部材でなくてもよい。例えば、第2縁部56は、三角形等の多角形状としてもよいし、円形状又は楕円形状などとしてもよい。一実施形態において、第2縁部56は、第1結合装置10の第1縁部16に準じた形状となるように構成してもよい。第2縁部56は、棒状の部材を四角形に組み合わせて形成されてもよい。
第1結合装置10と第2結合装置50は、大きさが異なる同じ形状で形成されてよい。第1結合装置10は、第2結合装置50よりも小さく形成されてよい。第1結合装置10の第1台枠部12と第1側部14で形成される部分が、第2結合装置50の第2台枠部52と第2側部54で形成される空間に収納できるように形成されてよい。すなわち、第2結合装置50の少なくとも一部は、飛行装置100が発着装置500に着陸しているときに、第1結合装置10の少なくとも一部を収納するできるように構成されてよい。第1結合装置10の第1台枠部12と第1側部14で形成される部分が、第2結合装置50の第2台枠部52と第2側部54で形成される空間に嵌合された状態では、第1縁部16と第2縁部56とが接するように形成されてよい。
また、一実施形態に係る第2結合装置50は、第2取付部58を備えてもよい。第2取付部58は、第2結合装置50を発着装置500に取り付ける部材としてよい。第2取付部58は、第2結合装置50を例えば発着装置500の上面510に取り付けてよい。発着装置500の上面510は、例えばXY平面にほぼ平行な面としてよい。第2取付部58は、発着装置500の上面510に取り付けられる際に、例えばスクリューなどで固定することで、容易に取り外しできないようにしてもよい。また、第2取付部58は、発着装置500の上面510に取り付けられる際に、例えばスナップフィットなどで固定することで、必要に応じて取り外し可能にしてもよい。
図1に示すように、第2取付部58は、第2台枠部52を構成する4辺のそれぞれの中点辺りに設けれられてよい。第2取付部58が設けられるのは、第2台枠部52を構成する4辺のそれぞれの中点辺りでなくてもよい。例えば、第2取付部58は、第2台枠部52の例えば四隅付近などに設けれられてよい。
第2結合装置50を取り付け可能な発着装置500は、例えば、地上などに固定された装置としてもよいし、地上などを移動可能な装置としてもよい。また、発着装置500は、例えば、水上などに浮かぶ装置としてもよいし、水上などを移動可能な装置としてもよい。さらに、発着装置500は、例えば、空中を浮遊する装置としてもよいし、空中を飛行可能な装置としてもよい。図1に示す発着装置500の形状は、簡略化して示してある。発着装置500は、第2結合装置50を取り付け可能な任意の大きさ及び形状を有するものとしてよい。
発着装置500は、飛行装置100を出発、降着、及び/又は、停留させることができる。例えば、発着装置500は、飛行装置100を停留させている間に、当該飛行装置100のバッテリを充電したり、当該飛行装置100と各種のデータ通信を行ったりすることができる。
次に、第1結合装置10を取り付けた飛行装置100を、第2結合装置50を取り付けた発着装置500に降着させる態様について説明する。
図1に示すように、第1結合装置10を取り付けた飛行装置100を、第2結合装置50を取り付けた発着装置500に降着させる場合を想定する。この場合、飛行装置100のプロペラ110の動作を制御することにより、XY平面に平行な面における飛行装置100の位置を調整して、飛行装置100が発着装置500のほぼ真上に来るようにしてよい。そして、飛行装置100が発着装置500のほぼ真上に来たら、飛行装置100のプロペラ110の動作を制御することにより、飛行装置100の高度を、発着装置500の高度まで下降させる。
ここで、飛行装置100の高度を下降させて発着装置500の高度に達するまでに、飛行装置100が風に煽られることにより、XY平面に平行な面における飛行装置100の位置がずれる場合がある。また、発着装置500が地上などに固定されている場合を除き、飛行装置100の高度を下降させて発着装置500の高度に達するまでに、XY平面に平行な面における発着装置500の位置もずれる場合がある。例えば、発着装置500が地上又は水上を移動可能な場合、発着装置500が風に煽られることにより、地上又は水上における発着装置500の位置がずれる場合がある。また、例えば、発着装置500が空中を浮遊又は飛行可能な場合、やはり発着装置500が風に煽られることにより、空中における発着装置500の位置がずれる場合がある。
図1に示すように、第2結合装置50を第1結合装置10の形状に準じた形状になるように構成することにより、第1結合装置10及び第2結合装置50は互いに入れ子構造を有するようにしてよい。また、図1に示すように、第2結合装置50の第2縁部56の内周の大きさは、第1結合装置10の第1台枠部12の外周の大きさよりも大きく形成されてよい。第1結合装置10の第1側部14と第1縁部16の隣り合う接続点をつないだ形状の大きさは、第2結合装置50の第2縁部56の内周の大きさより小さくてよい。第1結合装置10の第1縁部16の外周の大きさは、第2結合装置50の第2縁部56の内周の大きさよりも大きくてよい。したがって、飛行装置100の高度を下降させて発着装置500の高度に達するまでに、XY平面に平行な面における飛行装置100の位置が若干ずれたとしても、飛行装置100の第1結合装置10を発着装置500の第2結合装置50に降着させることができる。より詳細には、飛行装置100の高度を下降させて第2発着装置500の高度に達する際に、第1結合装置10の第1台枠部12の外周が第2結合装置50の第2縁部56の内周に収まっていれば、飛行装置100を発着装置500に適切に降着させることができる。すなわち、この場合、飛行装置100が発着装置500に降着し損ねて発着装置500から外れてしまうような事態は回避される。飛行装置100を発着装置500に適切に降着させた場合、飛行装置100の第1結合装置10は、発着装置500の第2結合装置50に嵌合するように結合する。このように、第1実施形態に係る第1結合装置10及び第2結合装置50によれば、飛行装置100を発着装置500に降着させ易くすることができる。
また、図1に示すように、第2結合装置50の第2縁部56は、第2縁部56の上側の面(Z軸正方向の面)において、第2接点部70を備えてもよい。図1に示す第2縁部56は、第2縁部56を構成する4辺のそれぞれの中点辺りに1つずつ第2接点部70を備えている。一実施形態において、第2縁部56を構成する任意の辺の任意の位置に、任意の数の第2接点部70を備えてもよい。第2接点部70のサイズ及び形状は、必要に応じて種々の態様を採用してよい。
図1に示すように、第1結合装置10の第1縁部16は、第1縁部16の下側の面(Z軸負方向の面)において、第2結合装置50の第2縁部56の第2接点部70に対応する位置に、第1接点部20を備えてもよい。図1に示す第1縁部16は、第1縁部16を構成する4辺のそれぞれの中点辺りに1つずつ第1接点部20を備えている。一実施形態において、第1縁部16を構成する任意の辺の任意の位置に、任意の数の第1接点部20を備えてもよい。第1接点部20のサイズ及び形状は、必要に応じて種々の態様を採用してよい。第1接点部20と第2接点部70のサイズ及び形状は、第1縁部16と第2縁部56とが接触するように第1結合装置10が第2結合装置50に嵌合された場合に、確実に接触するようなものであってよい。
第1結合装置10の第1縁部16は、第2結合装置50の第2縁部56の第2接点部70に対応する位置に、第1接点部20を備えるようにしてよい。このような構成により、第1結合装置10を第2結合装置50に結合させると、第1接点部20は第2接点部70に電気的に接触する。これにより、第1接点部20と第2接点部70とは導通する。
図1に示すように、第1接点部20及び第2接点部70は、それぞれ第1縁部16及び第2縁部56を構成する各辺の同じ位置に設置してもよい。このような構成により、飛行装置100がどのような方位角で発着装置500に降着した場合でも、第1接点部20と第2接点部70とを接触させることができる。
第1接点部20及び第2接点部70の少なくとも一方は、例えばコイルバネなどの作用によって一方が他方に押し出されるように構成してもよい。このような構成により、第1接点部20及び第2接点部70はより確実に接触し易くなる。
図2は、飛行装置100の第1結合装置10が、発着装置500の第2結合装置50に嵌合するように結合した状態を示す図である。図2は、第1結合装置10及び第2結合装置50のみを示し、飛行装置100及び発着装置500の図示は省略してある。図1及び図2に示すように、飛行装置100の第1結合装置10を発着装置500の第2結合装置50に結合させると、第1結合装置10は第2結合装置50に嵌合する。
このように、飛行装置100に取り付けられる第1結合装置10は、錐型に基づく形状の凸部を含む第1嵌合部を備えてよい。図1に示す第1結合装置10は、四角錘型に基づく形状の凸部を含む第1嵌合部を備える。ここで、第1嵌合部とは、例えば、第1台枠部12、第1側部14、及び第1縁部16の少なくともいずれかを含んで構成されてよい。第1結合装置10において、第1嵌合部は、飛行装置100が発着する発着装置500の発着部に篏合してよい。ここで、発着部とは、例えば、第2台枠部52、第2側部54、及び第2縁部56の少なくともいずれかを含んで構成されてよい。また、発着部とは、例えば第2縁部56における開口が発着装置500に形成されたものとしてもよい。図2において、第1結合装置10の第1嵌合部は、第1台枠部12、第1側部14、及び第1縁部16によって形成されている。また、第1嵌合部は、錐型に基づく形状の凸部を含み、発着装置500の凹部を含む発着部に篏合してもよい。さらに、第1結合装置10は、第1結合装置10を飛行装置100に取り付ける第1取付部18を備えてもよい。
また、飛行装置100が発着する発着装置500に取り付けられる第2結合装置50は、飛行装置100の錐型に基づく形状の凸部を含む第1嵌合部が嵌合する発着部を備えてよい。ここで、発着部とは、上述のように、例えば、第2台枠部52、第2側部54、及び第2縁部56を含んで構成されてよい。図2において、第2結合装置50の第2嵌合部は、第2台枠部52、第2側部54、及び第2縁部56によって形成されている。また、発着部とは、例えば第2縁部56における開口が発着装置500に形成されたものとしてもよい。また、発着部は、飛行装置100の錐型に基づく形状の凸部を含む第1嵌合部が嵌合する凹部を含んでもよい。さらに、第2結合装置50は、第2結合装置50を発着装置500に取り付ける第2取付部58を備えてもよい。
(第2実施形態)
図3乃至図5は、第2実施形態及びその変形例に係る結合装置の外観を示す図である。図3乃至図5は、第2実施形態及びその変形例に係る結合装置を斜め上方から見た斜視図である。以下、第1実施形態に係る第1結合装置10及び/又は第2結合装置50と異なる点について重点的に説明し、既に述べたのと同様又は類似となる説明は、適宜、簡略化又は省略する。
図3は、第2実施形態に係る飛行装置100の第1結合装置10及び発着装置500の第2結合装置50の斜視図である。
図3に示す第1結合装置10は、第1台枠部12及び第1縁部16として円環状の部材を備えてよい。すなわち、図3に示す第1結合装置10は、円錐型に基づく形状の凸部を含む第1嵌合部を備えてよい。図3において、第1結合装置10は、円環状の第1台枠部12及び第1縁部16と、これらを接続する第1側部14によって構成されている。第1台枠部12、第1側部14及び第1縁部16は、例えば棒状の部材で構成されてよい。この場合も、図3に示す第1結合装置10においても、第1嵌合部は、飛行装置100が発着する発着装置500の発着部に篏合してよい。
また、図3に示す第1結合装置10は、第1側部14に第1接点部21、第1接点部22、及び第1接点部23を備えてよい。図3に示す第1結合装置10は、3つの第1接点部21乃至23を備える例を示した。一実施形態に係る第1結合装置10は、1つ以上の任意の数の第1接点部21を備えてよい。第1接点部21乃至23の形状は、所定の長さを有する線状に形成されてよい。第1接点部21乃至23の形状は、第1側部14の延在方向に所定の長さを有してよい。すなわち、第1接点部21乃至23は、錘型に基づく形状の母線方向における複数の異なる位置に設けられてよい。第1接点部21乃至23は、円錐型の円周方向に沿って設けられてよい。
図3に示す第2結合装置50は、第1結合装置10に嵌合するように、第2側部54及び第2縁部56としてすり鉢型の形状の部材を備えてよい。図3において、第2結合装置50は、第2側部54及び第2縁部56によって構成されている。第2側部54は、同心円状の複数の環を組み合わせて構成されてもよい。この場合、複数の環は、当該環の円周方向と直行する方向に接続する部材で接続されてよい。すなわち、図3に示す第2結合装置50は、円錐型に基づく形状の凸部を含む第1嵌合部が嵌合する発着部を備えてよい。この場合、発着部は、飛行装置100の円錐型に基づく形状の凸部を含む第1嵌合部が嵌合する凹部を含んでもよい。
また、図3に示す第2結合装置50は、第1側部14の第1接点部21、第1接点部22、及び第1接点部23にそれぞれ対応する、第2側部54の第2接点部71、第2接点部72、及び第2接点部73を備えてよい。第2接点部71乃至73は、それぞれ同心円状に形成されてよい。図3に示す第2結合装置50は、3つの第2接点部71乃至73を備える例を示した。一実施形態に係る第2結合装置50は、1つ以上の任意の数の第2接点部71を備えてよい。図3に示すように、第2結合装置50は、第2側部54の内側に帯状の第2接点部71などを備えることにより、飛行装置100がどのような方位角で発着装置500に降着した場合でも、第1接点部21などと第2接点部71などとを接触させることができる。
図4は、第2実施形態の変形例に係る飛行装置100の第1結合装置10の斜視図である。
図4に示す第1結合装置10において、第1側部14は、線状(棒状)の部材ではなく、曲面状の部材として構成されている。このような構成により、第1結合装置10は、第1側部14において、第1接点部21、第1接点部22、及び第1接点部23の位置を決める自由度を高めることができる。図4に示す第1結合装置10においても、飛行装置100がどのような方位角で発着装置500に降着した場合でも、第1接点部21などと第2接点部71などとを接触させることができる。
図5は、第2実施形態の他の変形例に係る飛行装置100の第1結合装置10及び発着装置500の第2結合装置50の斜視図である。
図5に示す第1結合装置10は、図3に示した第1結合装置10において、第1接点部22を、磁力発生部30に変更したものである。磁力発生部30は、例えば永久磁石又は電磁石などとしてよい。図5に示す第1結合装置10において、磁力発生部30は、任意の第1側部14に任意の個数設けてよい。また、図5に示す第1結合装置10において、1つの第1側部14のみが磁力発生部30を備えてもよいし、複数の第1側部14又は全ての第1側部14が磁力発生部30を備えてもよい。また、図5に示す第1結合装置10の第1側部14は、図4に示した第1結合装置10の第1側部14のように、曲面状の部材として構成されてもよい。
図5に示す第2結合装置50は、図3及び図4に示した第2結合装置50において、第2接点部71及び第2接点部73の形状を変更するとともに、第2接点部72を磁力発生部80に変更したものである。磁力発生部80は、磁力発生部30と同様に、例えば永久磁石又は電磁石などとしてよい。図5に示す第2結合装置50において、磁力発生部80は、図5に示す第1結合装置10の磁力発生部30に対応する位置に設けられてよい。
図5に示す第1結合装置10及び第2結合装置50は、飛行装置100が発着装置500に降着する際の方位角が若干ずれた場合でも、磁力発生部30及び磁力発生部80が発生する磁力の作用により、第1接点部21などと第2接点部71などとを接触させることができる。
(第3実施形態)
図6及び図7は、第3実施形態及びその変形例に係る結合装置の断面を示す図である。以下、上述した実施形態に係る第1結合装置10及び/又は第2結合装置50と異なる点について重点的に説明し、既に述べたのと同様又は類似となる説明は、適宜、簡略化又は省略する。図6及び図7において、発着装置500の図示は省略してある。
図6は、第3実施形態に係る第1結合装置10及び第2結合装置50の断面を概略的に示す図である。第3実施形態に係る第1結合装置10及び第2結合装置50は、図6に示すようにソリッド状の構造を有してもよいし、中空の構造を有してもよい。図6に示す第1結合装置10の錐型に基づく形状の凸部を含む第1嵌合部は、例えば図1に示した第1結合装置10のように、角錐型に基づく形状を含んでもよい。また、図6に示す第1結合装置10の錐型に基づく形状の凸部を含む第1嵌合部は、例えば図3又は図4に示した第1結合装置10のように、円錐型に基づく形状を含んでもよい。
図6に示すように、第1結合装置10は、錐型に基づく形状の凸部を含む第1嵌合部を備えてよい。この場合、第1嵌合部は、飛行装置100が発着する第2結合装置50の発着部に篏合してよい。第1嵌合部は、第2結合装置50の凹部を含む発着部に篏合してもよい。また、第2結合装置50は、飛行装置100の錐型に基づく形状の凸部を含む第1嵌合部が嵌合する発着部を備えてもよい。この場合、発着部は、飛行装置100の錐型に基づく形状の凸部を含む第1嵌合部が嵌合する凹部を含んでもよい。このように、第1結合装置10を第2結合装置50に結合させると、第1結合装置10は第2結合装置50に嵌合する。
図6に示すように、第2結合装置50は、凹部の縁部分に第2接点部70を備えてもよい。図6においては、凹部を形成する錐型に基づく形状の底面周辺に、第2接点部70が形成されている。また、第1結合装置10は、第2結合装置50の第2接点部70に対応する位置に、第1接点部20を備えてもよい。図6においては、凸部を形成する錐型に基づく形状の底面周辺に第1接点部20が形成されている。第1結合装置10を第2結合装置50に結合させると、第1接点部20は第2接点部70に接触する。したがって、第1接点部20と第2接点部70とが導通することにより、第1結合装置10は第2結合装置50から電力を給電したり、第1結合装置10と第2結合装置50とが通信したりすることができる。このように、第1結合装置10の第1嵌合部は、当該第1嵌合部が第2結合装置50の発着部に嵌合した状態で当該発着部の第2接点部70に導通する第1接点部20を備えてもよい。また、第2結合装置50の発着部は、当該発着部が第1結合装置10の第1嵌合部に嵌合した状態で当該第1嵌合部の第1接点部20に導通する第2接点部70を備えてもよい。
図7は、第3実施形態の変形例に係る第1結合装置10及び第2結合装置50の断面を示す図である。
図7に示す第1結合装置10及び第2結合装置50は、図6に示した第1結合装置10の第1嵌合部の凸部と、図6に示した第2結合装置50の発着部の凹部との凹凸関係を逆にしてある。すなわち、図7に示す第1結合装置10は、凹部を含む第1嵌合部を備えている。また、図7に示す第2結合装置50は、凸部を含む発着部を備えている。例えば、第2結合装置50が水上を移動する発着装置500に取り付けられる場合、図6に示す第2結合装置50のように発着部の凹部を備えると、当該凹部に跳ねた水が溜まる恐れがある。図7に示す第2結合装置50のように発着部の凸部を備えると、当該凸部に水が跳ねても、発着部に水が溜まる恐れを回避できる。
このように、第1結合装置10は、錐型に基づく形状の凹部を含む第1嵌合部を備えてもよい。この場合、第1嵌合部は、飛行装置100が発着する発着装置500の発着部に篏合してよい。第1嵌合部は、発着装置500の凸部を含む発着部に篏合してもよい。また、第2結合装置50は、飛行装置100の錐型に基づく形状の凹部を含む第1嵌合部が嵌合する発着部を備えてもよい。この場合、発着部は、飛行装置100の錐型に基づく形状の凹部を含む第1嵌合部が嵌合する凸部を含んでもよい。
(第4実施形態)
図8及び図9は、第4実施形態に係る結合装置の断面を示す図である。以下、上述した実施形態に係る第1結合装置10及び/又は第2結合装置50と異なる点について重点的に説明し、既に述べたのと同様又は類似となる説明は、適宜、簡略化又は省略する。図8及び図9において、発着装置500の図示は省略してある。
図8に示す第2結合装置50において、第1結合装置10の凹部を含む第1嵌合部が嵌合する凸部は、段階的な構造を有してよい。図8において、第2結合装置50の凸部には、Z軸方向に高さが異なる複数の位置に第2接点部70が設けられている。ここでZ軸方向とは、第2結合装置50の錘型に基づく形状を形成する部分の、頂点から延びる垂線方向である。第2結合装置50の凸部は、階段状に形成されてよい。図8に示す第2結合装置50の凸部は3段階の構造を有しているが、第2結合装置50の凸部は任意の数の段階構造を有してもよい。また、図8に示すように、第2結合装置50の凸部の段階構造の少なくとも1つ以上に、第2接点部70を設けてもよい。
また、図8に示す第1結合装置10において、第1結合装置10の凹部を含む第1嵌合部も、段階的な構造を有してよい。図8において、第1結合装置10の凹部には、Z軸方向に高さが異なる複数の位置に第1接点部20が設けられている。ここでZ軸方向とは、第1結合装置10の錘型に基づく形状を形成する部分の、頂点から延びる垂線方向である。第1結合装置10の凹部は、階段状に形成されてよい。第2結合装置50の凸部と第1結合装置10の凹部とが嵌合することで、第2接点部70と第1接点部20とが接触するようになっている。ここで、図8に示すように、第1結合装置10の凹部を含む第1嵌合部の段階構造は、第2結合装置50の凸部の段階構造に対応させた形状としてよい。また、図8に示すように、第1結合装置10の凹部の段階構造の少なくとも1つ以上に、第1接点部20を設けてもよい。ここで、第1結合装置10の第1接点部20の位置は、第2結合装置50の第2接点部70に対応する位置としてよい。
図8に示す第2結合装置50は、図8に示す第1結合装置10以外の結合装置を結合させることもできる。例えば、図8に示す第2結合装置50は、図9に示す第1結合装置10のような大きさの結合装置であっても、結合させることもできる。例えば、図9に示す第1結合装置10は、図8に示す第1結合装置10よりも小さく構成されてよい。この場合、第1接点部20は、第2結合装置50の接続部70のうち、一部の接続部70のみと接触するように構成されてよい。このように、第4実施形態に係る第2結合装置50によれば、異なる大きさの第1結合装置10を結合させることができる。また、第4実施形態に係る第2結合装置50によれば、第1接点部20の数が異なる第1結合装置10を結合させることができる。
(第5実施形態)
図10は、第5実施形態に係る結合装置の断面を示す図である。以下、上述した実施形態に係る第1結合装置10及び/又は第2結合装置50と異なる点について重点的に説明し、既に述べたのと同様又は類似となる説明は、適宜、簡略化又は省略する。図10において、発着装置500の図示は省略してある。
図10に示す第1結合装置10は、第1結合装置10の凸部を含む第1嵌合部の下端に、テール部40を取り付けてある。図10に示す第1結合装置10は、テール部40を取り付けた点以外において、図6に示した第1結合装置10と同様の構成としてよい。テール部40は、例えば紐又はロープ状の任意の部材としてよい。また、テール部40は、ある程度の硬さを有する素材で構成してもよいし、ある程度の可撓性を有する素材で構成してもよい。テール部40は、ある程度の張力をかけても容易には断裂しない素材で構成してもよい。
図10に示す第2結合装置50は、第2結合装置50の凹部を含む発着部の底部に、テール部40を引き込む引込機構90を備えている。引込機構90は、例えば少なくとも1つ以上の回転ローラを備えるなど、テール部40を引き込むことができる任意の機構としてよい。引込機構90は、既知の技術を用いて実現可能なため、より詳細な説明は省略する。
図10に示す第2結合装置50によれば、第1結合装置10のテール部40を引込機構90に引き込んだ後は、例えば第1結合装置10が取り付けられた飛行装置100がある程度の突風に煽られても、第1結合装置10を降着させることができる。
(第6実施形態)
図11は、第6実施形態に係る結合装置の断面を示す図である。以下、上述した実施形態に係る第1結合装置10及び/又は第2結合装置50と異なる点について重点的に説明し、既に述べたのと同様又は類似となる説明は、適宜、簡略化又は省略する。
図11に示す第1結合装置10は、第1結合装置10の凸部を含む第1嵌合部の下端に、爪部25を備えている。爪部25は、第1結合装置10をZ軸方向に見た周囲の少なくとも一部に形成されてよい。また、爪部25は、第1結合装置10をZ軸方向に見た周囲の全てにわたってフランジ状の鍔部にように形成されてもよい。また、図11に示す第1結合装置10において、第1接点部20は、第1結合装置10の底面のいずれかの箇所ではなく、第1結合装置10の側面に設けてよい。例えば、第1接点部20は、第1結合装置10の側面であって、爪部25よりも上の位置に設けてもよい。
図11に示す第1結合装置10は、錐型に基づく形状の凸部を含む第1嵌合部を備えていない。しかしながら、図11に示す第1結合装置10は第1結合装置10全体の一部を示すものとして、第1結合装置10全体としては錐型に基づく形状の凸部を含んでもよい。
図11に示す第2結合装置50は、第1結合装置10が第2結合装置50に降着した際、第1接点部20に対応する位置に、第2接点部70を備えてよい。図11に示す第2結合装置50において、第2接点部70は、第2結合装置50の底面のいずれかの箇所ではなく、第2結合装置50の側方に設けてよい。図11に示す第2結合装置50において、第2接点部70は、スライド機構75を備えてよい。図11に示す第2結合装置50は、左右に2つの第2接点部70及びスライド機構75を備えている。しかしながら、第6実施形態に係る第2結合装置50は、例えば第1結合装置10の第1接点部20に応じるなどして、任意の数の第2接点部70及びスライド機構75を備えてよい。
スライド機構75は、例えば電力、磁力、又は弾性力などによって、図11に示す矢印の方向に第2接点部70をスライドさせることができる。スライド機構75が図11に示す矢印の方向に第2接点部70をスライドさせる前の状態を、以下、スライド機構75が「開状態」であるとも記す。また、スライド機構75が図11に示す矢印の方向に第2接点部70をスライドさせた後の状態を、以下、スライド機構75が「閉状態」であるとも記す。また、スライド機構75は、第2接点部70をスライドさせた後、例えば電力又は磁力などによって、第2接点部70を元の位置にスライドさせる(再び開状態にする)ことが可能であってもよい。スライド機構75は、既知の技術を用いて実現可能なため、より詳細な説明は省略する。
図11に示す第2結合装置50は、第1結合装置10を降着させる際に、スライド機構75を開状態にしておいてよい。そして、第2結合装置50は、第1結合装置10を降着させた後、スライド機構75を閉状態にしてよい。このようにすれば、第2結合装置50の第2接点部70を第1結合装置10の第1接点部20に接触させることができる。また、第1結合装置10の爪部25が第2結合装置50の第2接点部70に嵌合することにより、第1結合装置10が第2結合装置50に固定された状態を維持することができる。この状態が維持されることにより、第2結合装置50に停留している第1結合装置10が例えば突風などに煽られたとしても、第1結合装置10が第2結合装置50から外れてしまうリスクを低減することができる。
(第7実施形態)
図12は、第7実施形態に係る結合装置の断面を示す図である。以下、上述した実施形態に係る第1結合装置10及び/又は第2結合装置50と異なる点について重点的に説明し、既に述べたのと同様又は類似となる説明は、適宜、簡略化又は省略する。
図12に示す第1結合装置10において、第1接点部20は、第1結合装置10の底面のいずれかの箇所ではなく、第1結合装置10の側面に設けてよい。図12に示す第1結合装置10は、錐型に基づく形状の凸部を含む第1嵌合部を備えていない。しかしながら、図12に示す第1結合装置10は第1結合装置10全体の一部を示すものとして、第1結合装置10全体としては錐型に基づく形状の凸部を含んでもよい。
図12に示す第2結合装置50は、第1結合装置10が第2結合装置50に降着した際、第1接点部20に対応する位置に、第2接点部70を備えてよい。図12に示す第2結合装置50において、第2接点部70は、第2結合装置50の底面のいずれかの箇所ではなく、第2結合装置50の側方に設けてよい。
図12に示す第2結合装置50は、例えば第2側部54などをすり鉢型の形状にすることで、錐型に基づく形状の凹部を含む発着部を備えてもよい。このように、図12に示す第2結合装置50は、例えば、錐型に基づく形状の凸部を含む第1嵌合部を備えない飛行装置でも降着させることができる。例えば、第1結合装置10の高度を下降させて図12に示す第2結合装置50の高度に達する際に、第1結合装置10の底部の外周が第2結合装置50の第2縁部56の内周に収まっていれば、第1結合装置10を発着装置500に適切に降着させることができる。この場合、第1結合装置10が第2結合装置50に結合し損ねて発着装置500から外れてしまうような事態は回避される。
(第8実施形態)
図13は、第3実施形態に係る結合装置の断面を示す図である。以下、上述した実施形態に係る第1結合装置10及び/又は第2結合装置50と異なる点について重点的に説明し、既に述べたのと同様又は類似となる説明は、適宜、簡略化又は省略する。
図13に示す第1結合装置10において、第1接点部20は、第1結合装置10の底面のいずれかの箇所に設けられてよい。
図13に示す第2結合装置50は、第1結合装置10を降着させる際に、第1結合装置10の第1接点部20の位置にある程度追従して第2接点部70の位置を移動させるジンバルのような機構を備えてもよい。例えば、図13に示す第2結合装置50は、第1結合装置10を降着させる際に、第1結合装置10の第1接点部20の位置に合わせて、XY平面と平行な平面において第2接点部70の位置を移動させてよい。ジンバルのような機構は、既知の技術を用いて実現可能なため、より詳細な説明は省略する。
(第9実施形態)
図14及び図15は、第9実施形態に係る結合装置の断面を示す図である。以下、上述した実施形態に係る第1結合装置10及び/又は第2結合装置50と異なる点について重点的に説明し、既に述べたのと同様又は類似となる説明は、適宜、簡略化又は省略する。
図8に示した第2結合装置50において、第1結合装置10の凹部を含む第1嵌合部が嵌合する凸部は、段階的な構造を有していた。これに対し、図14に示した第2結合装置50において、第1結合装置10の凹部を含む第1嵌合部が嵌合する凸部は、段階的ではなく滑らかな勾配を含む構造を有してよい。図8に示す第2結合装置50の凸部は直線的な勾配を有しているが、第2結合装置50の凸部は曲線的又は曲面的な勾配を有してもよい。また、図8に示すように、第2結合装置50の凸部の勾配において少なくとも1箇所以上に、第2接点部70を設けてもよい。図14及び図15において、第2結合装置50の凸部には、Z軸方向に高さが異なる複数の位置に第2接点部70が設けられている。ここでZ軸方向とは、第2結合装置50の錘型に基づく形状を形成する部分の、頂点から延びる垂線方向である。
また、図8に示した第1結合装置10において、第1結合装置10の凹部を含む第1嵌合部は、段階的な構造を有していた。これに対し、図14に示した第1結合装置10において、第1結合装置10の凹部を含む第1嵌合部は、段階的ではなく滑らかな勾配を含む構造を有してよい。ここで、図14に示すように、第1結合装置10の凹部を含む第1嵌合部の勾配の構造は、第2結合装置50の凸部の勾配の構造に対応させた形状としてよい。また、図14に示すように、第1結合装置10の凹部の勾配において少なくとも1箇所以上に、第1接点部20を設けてもよい。図14及び図15において、第1結合装置10の凹部には、Z軸方向に高さが異なる複数の位置に第1接点部20が設けられている。ここでZ軸方向とは、第2結合装置50の錘型に基づく形状を形成する部分の、頂点から延びる垂線方向である。また、第1結合装置10の第1接点部20の位置は、第2結合装置50の第2接点部70に対応する位置としてよい。
図14に示す第2結合装置50は、図14に示す第1結合装置10以外の結合装置を結合させることもできる。例えば、図14に示す第2結合装置50は、図15に示す第1結合装置10のような大きさの結合装置であっても、結合させることもできる。このように、第9実施形態に係る第2結合装置50によれば、異なる大きさの第1結合装置10を結合させることができる。また、第9実施形態に係る第2結合装置50によれば、第1接点部20の数が異なる第1結合装置10を結合させることができる。
(第10実施形態)
図16は、第10実施形態に係る結合装置の断面を示す図である。以下、上述した実施形態に係る第1結合装置10及び/又は第2結合装置50と異なる点について重点的に説明し、既に述べたのと同様又は類似となる説明は、適宜、簡略化又は省略する。
図3に示した第1結合装置10は、飛行装置100の下部(又は底部)に取り付けられるものとして説明した。一方、図16に示す第1結合装置10は、第1結合装置10を構成する部材で飛行装置100を内包させてもよい。具体的には、第1結合装置10の第1台枠部12、第1側部14、及び第1縁部16で構成される空間の内側に、飛行装置100が内包されてよい。この場合、図16に示す第1結合装置10は、飛行装置100の外部を保護するフレーム状の部材として構成されてもよい。図16に示す第1結合装置10は、図3に示した第1結合装置10を、図3に示した飛行装置100よりも大型に構成することで実現してよい。また、図16に示す第1結合装置10は、図3に示した飛行装置100を、図3に示した第1結合装置10よりも小型に構成することで実現してもよい。図16に示す第1結合装置10は、図3に示した第1結合装置10において、第1台枠部12と第1縁部16との間に飛行装置100が位置付けられるようにしてよい。また、図16に示す第1結合装置10は、図3に示した第1結合装置10において、第1側部14の内側に飛行装置100が位置付けられるようにしてよい。
図16に示す第1結合装置10は、飛行装置100本体のみならず、飛行装置のプロペラ110及びアーム120をも保護することができる。このため、例えば第1結合装置10が取り付けられた飛行装置100が例えば壁などの物体に衝突したとしても、飛行装置のプロペラ110又はアーム120などが破損するリスクは低減される。
図16に示す第1結合装置10は、図3に示した第1結合装置10の形状に準じるものとして説明したが、例えば図1に示した第1結合装置10の形状に準じるものとしてもよい。
(第11実施形態)
図17は、第11実施形態に係る結合装置の断面を示す図である。以下、上述した実施形態に係る第1結合装置10及び/又は第2結合装置50と異なる点について重点的に説明し、既に述べたのと同様又は類似となる説明は、適宜、簡略化又は省略する。
図17に示した第2結合装置50は、図1に示した第2結合装置50において、第2縁部56を拡大させて、第2縁部56の周囲にガード部59を備えたものとしてよい。ガード部59は、例えばメッシュ状の素材を採用してよい。ガード部59をメッシュ状の素材で構成することにより、ガード部59は、例えば突風などの空気の流れを、一部通過させつつ、一部遮断する。このため、図17に示した第2結合装置50は、第1結合装置10が降着する寸前に風に煽られたとしても、当該風の流れを和らげることができる。また、図17に示した第2結合装置50は、飛行装置100が発生させる風の影響を和らげることができる。したがって、第2結合装置50は、第1結合装置10を降着させ易くすることができる。
一方、例えば第2結合装置50が水上に浮かぶ発着装置500などに取り付けられる場合、やはり風に煽られたりすることにより、発着装置500が安定して静止しないことも想定される。図17に示した第2結合装置50は、風に煽られたとしても、当該風の流れを一部通過させる。したがって、第2結合装置50は、位置が固定されていない場合であっても、安定して静止させ易くすることができる。
本開示を諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形又は修正を行うことが容易であることに注意されたい。したがって、これらの変形又は修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各機能部に含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能である。複数の機能部等は、1つに組み合わせられたり、分割されたりしてよい。上述した本開示に係る各実施形態は、それぞれ説明した各実施形態に忠実に実施することに限定されるものではなく、適宜、各特徴を組み合わせたり、一部を省略したりして実施され得る。
例えば、上述の実施形態は、飛行装置100に取り付けられる第1結合装置10、及び/又は、発着装置500に取り付けられる第2結合装置50として実施することを想定して説明した。しかしながら、本開示の実施形態は、上述したような第1結合装置10を備える飛行装置100として実施してもよい。すなわち、一実施形態に係る飛行装置100は、錐型に基づく形状の凸部又は凹部を含む第1嵌合部を備えてよい。ここで、飛行装置100の第1嵌合部は、飛行装置100が発着する発着装置500の発着部に篏合してよい。また、本開示の実施形態は、上述したような第2結合装置50を備える発着装置500として実施してもよい。すなわち、一実施形態に係る飛行装置100が発着する発着装置500は、飛行装置100の錐型に基づく形状の凸部又は凹部を含む第1嵌合部が嵌合する発着部を備えてよい。
上述の実施形態は、主として第1結合装置10、及び/又は、第2結合装置50として実施することを想定して説明した。しかしながら、一実施形態において、第1結合装置10及び/又は第2結合装置50の少なくとも一部を含む結合システムとして実施してもよい。例えば、一実施形態に係る結合システムは、飛行装置100に設けられた第1嵌合部と、飛行装置100が発着する発着装置500に設けられた第2嵌合部と、を含んでよい。ここで、第1嵌合部は、飛行装置100と接続するための第1縁部16と、第1縁部16に対して傾斜した第1側部14とによって錘型に基づく形状の少なくとも一部を含んでよい。第2嵌合部は、開口を囲む第2縁部56と、第2縁部56に対して傾斜した第2側部54とによって錘型に基づく形状の少なくとも一部を含んでよい。第2嵌合部は、飛行装置100が発着装置500に着陸しているときに、第1嵌合部を収納してよい。
10 第1結合装置(飛行装置用)
12 第1台枠部
14 第1側部
16 第1縁部
18 第1取付部
20,21,22,23 第1接点部
25 爪部
30 磁力発生部
40 テール部
50 第2結合装置(発着装置用)
52 第2台枠部
54 第2側部
56 第2縁部
58 第2取付部
59 ガード部
70,71,72,73 第2接点部
75 スライド機構
80 磁力発生部
90 引込機構
100 飛行装置
110 プロペラ
120 アーム
500 発着装置
510 上面

Claims (10)

  1. 飛行装置に取り付けられ、前記飛行装置が発着する発着装置と嵌合する結合装置であって、
    前記結合装置は、前記飛行装置と接続するための第1縁部と、前記第1縁部に対して傾斜した第1側部とによって錘型に基づく形状の少なくとも一部を含む第1嵌合部を形成し、
    前記第1側部は複数の棒状の部材で構成される、結合装置。
  2. 前記第1縁部は、前記発着装置と嵌合した時に前記発着装置に設けられた第2接点部と電気的に接触する第1接点部が設けられる、請求項1に記載の結合装置。
  3. 前記第1嵌合部は、円錐形の少なくとも一部を含む形状を有し、
    前記第1接点部は、前記円錐形の円周方向に沿って設けられる、
    請求項2に記載の結合装置。
  4. 前記第1接点部は、前記錘型に基づく形状の母線方向における複数の異なる位置に設けられている、請求項2に記載の結合装置。
  5. 前記第1側部は、階段状に形成されており、前記第1接点部は前記階段状の各段階に設けられている、請求項4に記載の結合装置。
  6. 前記飛行装置は、前記飛行装置を飛行させるためのプロペラと、前記プロペラを取り付けるアームと、を有し、
    前記第1縁部は、前記アームを固定するための取付部を有する、
    請求項1に記載の結合装置。
  7. 前記第1側部によって前記第1縁部と接続される第1台枠部を有し、
    前記第1側部、前記第1縁部、及び前記第1台枠部は、前記錘型に基づく形状の少なくとも一部を形成し、
    前記嵌合部は、前記錘型に基づく形状の内部に、前記飛行装置を内包する、
    請求項6に記載の結合装置。
  8. 前記第1側部によって前記第1縁部と接続される第1台枠部を有し、
    前記第1縁部と前記第1台枠部は、同じ数の角を有する多角形を形成する、
    請求項6に記載の結合装置。
  9. 飛行装置が発着する発着装置に取り付けられ、前記飛行装置と嵌合する結合装置であって、
    前記結合装置は、開口を囲む第2縁部と、前記第2縁部に対して傾斜した第2側部とによって錘型に基づく形状の少なくとも一部を含む第2嵌合部を形成し、
    前記第2縁部が囲う開口は、前記飛行装置が前記発着装置に着陸する際に、前記飛行装置の一部、又は前記飛行装置の少なくとも一部を受け入れ、
    前記第2側部は複数の棒状の部材で構成される、結合装置。
  10. 飛行装置に設けられた第1嵌合部と、前記飛行装置が発着する発着装置に設けられた第2嵌合部と、を含む結合システムであって、
    前記第1嵌合部は、前記飛行装置と接続するための第1縁部と、前記第1縁部に対して傾斜した第1側部とによって錘型に基づく形状の少なくとも一部を含み、
    前記第2嵌合部は、開口を囲む第2縁部と、前記第2縁部に対して傾斜した第2側部とによって錘型に基づく形状の少なくとも一部を含み、
    前記第1側部及び前記第2側部は、複数の棒状の部材で構成され、
    前記第2嵌合部は、前記飛行装置が前記発着装置に着陸しているときに前記第1嵌合部を収納する、結合システム。
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