JP2023169816A - 情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】より正確にCO2排出量の可視化をする情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】データベースを備える情報処理装置が、ネットワークを介して複数のユーザ端末と通信可能に構成されている情報処理システムにおいて、情報処理装置は、次の各ステップがなされるようにプログラムを実行可能なプロセッサを備える。取得ステップS201では、車両の走行により得られる走行関連データと、車両が備えるタイヤに関するタイヤ関連データと、を取得する。表示処理ステップS206は、取得された走行関連データとタイヤ関連データとに基づき算出される、車両が排出するCO2排出量を表示処理する。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
従来から、環境問題や持続可能な社会への関心が高まっている。その中で、特に運送業界などにおける環境負荷の可視化技術について注目が集められている。これは、運送時における環境負荷(CO2排出量など)は可視化が困難である一方、環境負荷を削減するためには正確な数値等に基づいた可視化が必要だからである。
例えば特許文献1には、それぞれの車両に設けられた車載器等を利用してインターネット網を介して車両情報を取得し、車両ごとの燃料消費量情報及び車両モデルごとの係数に基づいて、算出処理(及び表示処理)をすることで、クライアントの要求に応じた車両のCO2排出量に関する表示を実現できる車両情報システムが開示されている。
また、特許文献2には、ナンバープレート読取手段で読み取った車両ナンバー情報と、輸送地点取得手段で取得した輸送地点情報と、車両関連情報と、を利用して車両の移動距離と貨物重量を取得することで、定量化しづらい輸送時の二酸化炭素排出量を把握できる二酸化炭素排出量計測システムが開示されている。
特開2018-206167号公報 特開2009-230740号公報
しかしながら、運送の際のCO2排出量は、車両ごとの燃料消費量情報や貨物重量に限られず、様々な要素によって変動する可能性がある。そのため、正確なCO2排出量を把握するための技術には、未だ改善の余地がある。
本発明の一態様によれば、情報処理システムが提供される。この情報処理システムでは、次の各ステップがなされるようにプログラムを実行可能なプロセッサを備える。取得ステップでは、車両の走行により得られる走行関連データと、車両が備えるタイヤに関するタイヤ関連データと、を取得する。表示処理ステップは、取得された走行関連データとタイヤ関連データとに基づき算出される、車両が排出するCO2排出量を表示処理する。
かかる構成によれば、従来技術より正確にCO2排出量の可視化をすることができる。
情報処理システム1のシステム構成を示すブロック図である。 (a)情報処理装置10、及び(b)端末90のハードウェア構成の一例を示す図である。 車両データの一例を示す図である。 (a)車種データの一例、及び(b)タイヤ種別データの一例を示す。 一実施形態に係る情報処理システム1の概略手順を示すフローチャートである。 取得部101によるデータの取得態様の一例を示す図である。 取得部101による情報の取得態様の別例を示す図である。 表示処理部104によって表示処理された表示画面の一例である。 表示処理部104によって表示処理された表示画面の一例である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
ところで、本実施形態に登場するソフトウェアを実現するためのプログラムは、コンピュータが読み取り可能な非一時的な記録媒体(Non-Transitory Computer-Readable Medium)として提供されてもよいし、外部のサーバからダウンロード可能に提供されてもよいし、外部のコンピュータで当該プログラムを起動させてクライアント端末でその機能を実現(いわゆるクラウドコンピューティング)するように提供されてもよい。
また、本実施形態において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、例えば電圧・電流を表す信号値の物理的な値、0又は1で構成される2進数のビット集合体としての信号値の高低、又は量子的な重ね合わせ(いわゆる量子ビット)によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
<システム構成>
図1は、情報処理システム1のシステム構成を示すブロック図である。図1に示すように、情報処理システム1は、情報処理装置10及びデータベースDBを備える。情報処理システム1は、ネットワークNWを介してユーザ端末2(図1では符号2(a)~2(c))と通信可能に構成されている。情報処理システム1は、例えば、環境負荷算出システムとして機能する。なお、本実施形態では説明の便宜上、データベースDBが情報処理システム1に含まれているが、これに限られず、データベースDBは、情報処理システム1に含まれていなくてもよい。
情報処理装置10は、サーバとして動作し、ユーザ端末2は当該情報処理システムを利用するためにユーザが使用する端末である。車両3は当該情報処理システムによって環境負荷が算出される対象であり、計測手段4は車両3から各種データを計測するためのセンサ等である。計測データ管理装置5は、車両3から計測されるデータを管理する(例えば他社が管理する)装置である。他の実施形態として計測データ管理装置5がない構成にすることもできる。
ネットワークNWは、本実施形態では、IP(Internet Protocol)ネットワークであるが、通信プロトコルの種類に制限はなく、更に、ネットワークの種類、規模にも制限はない。
なお、情報処理装置10として、汎用のサーバ向けのコンピュータやパーソナルコンピュータ等を利用することが可能である。また、後述の機能構成要素を複数のコンピュータに実現させ、情報処理システム1を構成することも可能である。
ユーザ端末2として、スマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータ、ウェアラブルデバイス等を利用することができる。ユーザ端末2は、情報処理システム用のアプリプログラムを記憶し、このアプリプログラムは環境負荷等を表示するための機能を含んで構成される。
なお、ユーザ端末2は情報処理システム用のアプリプログラムを有しない構成にすることもできる。この場合、ユーザ端末2はウェブブラウザ等を利用して各情報を表示することができる。
例えば情報処理システム1は、ユーザ端末2が当該情報処理システム1の各機能を全て実行できるようにしても良い。あるいは、ユーザ端末2が当該情報処理システム1における一部の機能を実行し、残りの機能を情報処理装置10が実行するようにしても良い。さらに情報処理装置10が実質的に当該情報処理システム1における全ての機能を実行し、ユーザ端末2がその結果等をウェブブラウザで閲覧できるようにしても良い。
<ハードウェア構成>
図2は、情報処理装置10、及び端末90(図1に示されたユーザ端末2)のハードウェア構成の一例を示す図である。図2(a)に示すように、情報処理装置10は、ハードウェア構成として、制御部11と、記憶部12と、通信部13と、を備える。
制御部11は、CPU等の1又は2以上のプロセッサを含み、本実施形態に係る情報処理プログラム、OSやブラウザソフト、その他のアプリケーションを実行することで、情報処理装置10の動作処理全体を制御する。
記憶部12は、HDD、SSD、ROM、RAM等であって、本実施形態に係る情報処理プログラム及び、制御部11がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を格納する。制御部11が、記憶部12に格納されている情報処理プログラムに基づき、処理を実行することによって、後述する機能構成が実現される。
通信部13は、ネットワークNWとの通信制御を実行し、情報処理装置10を動作させるために必要な入力や、動作結果に係る出力を行う。
図2(b)に示すように、端末90は、ハードウェア構成として、制御部91と、記憶部92と、通信部93と、入力部94と、出力部95と、を備える。
端末90の制御部91は、CPU等の1以上のプロセッサを含み、端末90の動作処理全体を制御する。端末90の記憶部92は、HDD、SSD、ROM、RAM等であって、上述の情報処理システム用のアプリプログラム並びに、制御部91がプログラムに基づき処理を実行する際に利用するデータ等を記憶する。
端末90の通信部93は、ネットワークとの通信を制御する。端末90の入力部94は、タッチパネル、マウス及びキーボード等であって、ユーザによる操作要求を制御部91に入力する。端末90の出力部95は、ディスプレイ等であって、制御部91の処理の結果等を表示する。
<機能構成>
図2(a)に示すように、情報処理装置10(詳細には制御部11)は、機能構成として、取得部101、演算処理部102、登録部103、及び表示処理部104を備える。これらは、ソフトウェア(記憶部12に記憶されている)による情報処理が、ハードウェア(制御部11等)によって具体的に実現されたものである。
<データベースDB>
図1のデータベースDBは、利用者が所有する車両3の車両データを格納する。図3は、車両データの一例を示す図である。本実施形態では、車両データは、車両3の識別情報(車両ID)と利用者の識別情報(利用者ID)と対応付けられる。また、車両データは、車両3の車種を示す情報(本実施形態では、車種データの車種ID)及び車両3に装着されたタイヤ3aを示す情報(本実施形態ではタイヤID)と対応付けられている。なお、車両3及びタイヤ3aは、例えば、図6に記載されている。
データベースDBは、走行関連データとして、車両3の走行により得られる走行関連データに基づいて、CO2排出量を算出するための走行算出情報を格納する。走行算出情報とは当該走行関連データに特有の係数や補正値、演算式などである。また、データベースDBは、計測されたタイヤ関連データに基づいて、CO2排出量を算出するためのタイヤ算出情報を格納する。タイヤ算出情報とは当該タイヤ関連データに特有の係数や補正値、演算式などである。
また、データベースDBは、車種ごとに設定された情報を示す車種データを格納する。図4は、車種データの一例、及びタイヤ種別データの一例を示す。本実施形態では図4(a)に示すように、車種データとして、車両の区分や車種を示す情報とともに走行算出情報が対応付けて格納されている。
また、データベースDBは、タイヤ関連データとして、タイヤ3aごとに設定された情報を示すタイヤ種別データを格納する。本実施形態では図4(b)に示すように、タイヤ種別データとして、タイヤ3aのメーカー、大きさ(例えば、総幅、断面幅、外形、及び内径)などとともにタイヤ算出情報が対応付けられて格納されている。利用者は図示しない車両登録画面などを介して自身が所有する車両3の車両データ及びタイヤのデータを指定して登録する。これらの一部又は全部は、記憶部12等に格納されてもよいし、これらの一部がデータベースDB等の記憶部12以外の別のデバイスに格納されてもよい。
以下、図5~図9を参照して、情報処理システムの説明及び各機能構成要素による処理内容について説明する。
<情報処理システムの概要>
本実施形態に係る情報処理システム1は、車両3が排出するCO2排出量などを算出するためのウェブシステムである。具体的には、情報処理システム1は、車両3の走行により得られる走行関連データと、車両3が備えるタイヤ3aに関するタイヤ関連データと、に基づいて、CO2排出量を算出する。
<データの取得>
図5は、一実施形態に係る情報処理システムの概略手順を示すフローチャートである。ステップS201において、情報処理装置10の取得部101は、車両3からCO2排出量を算出するために必要な情報を取得する。具体的には、取得部101は、車両3の走行により得られる走行関連データと、車両3が備えるタイヤ3aに関するタイヤ関連データと、を取得する。
さらに取得部101は、車両3の車種を特定するための情報を含む車両データを取得する。取得部101は、この車両データをユーザの入力によりユーザ端末2から取得しても良い。車両データは、車両3から取得しても良いし、あるいはメーカーや販売店などの情報源から取得することができる。
なお、本実施形態における取得部101は、車両3(又は計測データ管理装置5)から各データを取得しているが、例えばユーザによってユーザ端末2に各データが入力され、それを情報処理装置10が受け取ることもできる。また、取得部101は、情報処理装置10に直接入力されることで各データを取得することもできる。
図6は、取得部101によるデータの取得態様の一例を示す図である。図6に示すように、車両3は、少なくとも1つのタイヤ3aと、タイヤ3aからタイヤ関連データを計測するためのタイヤ計測手段4aと、当該車両3における走行関連データを計測するための走行計測手段4bと、通信部6と、を備える。
タイヤ計測手段4aは、タイヤ3aに取り付けられている。本実施形態では、タイヤ計測手段4aは車両3における全てのタイヤ3aに取り付けられる。なお、タイヤ計測手段4aは、1つのタイヤ3a、又は選択された複数のタイヤ3aに取り付けることもできる。
タイヤ計測手段4aは、タイヤ3aの内圧、温度、歪み、及び摩耗(タイヤ溝のすり減り等)のうち少なくとも1つを計測可能に構成されている。本実施形態では、タイヤ3aのバルブに取り付けることで当該タイヤの内圧及び温度を計測可能な空気圧センサ(例えばTPMS:Tire Pressure Monitoring System)、タイヤの伸び縮みで電気抵抗が変わることで歪みを検出する歪みセンサ、移動速度が変化したときの慣性を検出する加速度センサなどを利用することができる。タイヤ計測手段4aは、加速度センサを用いて、加速度によりタイヤの摩耗を計測ないし推定することが可能に構成されている。
走行計測手段4bは、車両3における走行距離、走行速度、加速度(例えば、急加速や急減速)、アイドリング時間、加速中や減速中などの運転モードなど、CO2排出量を算出するために必要なデータを計測する。
タイヤ計測手段4aで計測されたタイヤ関連データ、及び走行計測手段4bで計測された走行関連データ(走行関連データ)は、車両データを特定可能な情報と対応付けて通信部6を介して情報処理装置10へ送信される。取得部101は、送信された走行関連データと、タイヤ関連データと、を取得する。
本実施形態では通信部6が車両IDをタイヤ関連データ及び走行関連データに紐づけて送信することで車両3を特定可能に構成されている。計測手段4を一意に特定する情報(例えばタイヤ計測手段4a及び/又は走行計測手段4bのID)をあらかじめ車両データに対応づけるとともに、タイヤ関連データ及び/又は走行関連データに、車両データを特定可能な情報(タイヤ計測手段4a及び/又は走行計測手段4bのID)と対応付けて通信部6を介して情報処理装置10へ送信し、タイヤ関連データ及び走行関連データを計測した車両3を特定可能に構成しても良い。
図7は、取得部101による情報の取得態様の別例を示す図である。図7に示すように、取得部101は、車両3から直接タイヤ関連データ及び走行関連データを取得するのではなく、計測データ管理装置5から情報処理装置10に送信されたタイヤ関連データ及び走行関連データを取得しても良い。
例えば情報処理システム1は、タイヤ関連データ及び走行関連データが情報処理装置10又は計測データ管理装置5のいずれか一方に送信される構成にすることもできる。また、情報処理装置10の取得部101は、車両3から直接タイヤ関連データと走行関連データ(及び、場合によっては車両データ)を取得するのではなく、計測データ管理装置5からタイヤ関連データと走行関連データ等を取得するようにしても良い。
そしてステップS202において取得部101は、車両3から取得したタイヤ関連データ、走行関連データを記憶部12へ格納する。
<タイヤ関連データについて>
ここで、本実施形態に係るタイヤ関連データについて説明する。上述のとおり本実施形態は、走行関連データと、車両3が備えるタイヤ3aに関するタイヤ関連データと、を利用することで従来よりも精度の良いCO2排出量を算出する。
車両3の走行におけるCO2排出量を算出する場合には、車両3の走行により得られる走行関連データが必要であるところ、実際には他の様々な要素の影響も考慮する必要がある。特に車両3の走行によって生じるCO2排出量は、タイヤ3aのコンディションによる影響を受けている。一般的にはCO2排出量の算出に対してタイヤ3aのコンディション等が考慮されていることは殆どないが、実際には少なからずCO2排出量にも影響がある。
そこで本実施形態では走行関連データとタイヤ関連データとを利用することで、精度の良いCO2排出量を算出することができる。一例を挙げると、情報処理装置10は、空気圧センサで圧力やタイヤ内部の温度を計測することでタイヤ3aのコンディションを把握できる。その結果、タイヤ3aのコンディションが燃費への影響などがCO2排出量に反映される。したがって、CO2排出量の算出精度が向上する。
例えば、加速度センサにより、タイヤ3aの摩耗度やタイヤ3aの回転数(及び車速)を得ることができる。また、歪みセンサによりタイヤ3aの歪みを検出することで車両における荷重(積載量)などを得ることができる。これら得られた計測データに基づいて、精度の良いCO2排出量を算出(又は予測、推測)することができる。
このように情報処理装置10は、タイヤ関連データによって得られる情報はタイヤ3aに直接関連する情報のみならず、車両3や走行に関する情報や路面に関する情報なども推測することができる。
タイヤ関連データは、計測手段4によって計測される圧力や歪み等の計測手段4によって計測される計測パラメータの他、タイヤの大きさや材質等、すなわちタイヤ3aに特有の固有パラメータを含む。固有パラメータは、例えば、データベースDBに予め格納されている。取得部101は、この固有パラメータを、当該データベースDBから取得する。なお、取得部101は、固有パラメータを、車両3から取得しても良いし、メーカーや販売店などの情報源から取得してもよい。
さらにタイヤ関連データは、固有パラメータと計測パラメータとから推測される推測パラメータを含み得る。推測パラメータは、例えばタイヤ3aの大きさ(固有パラメータ)とタイヤ3aの内圧及び温度(計測パラメータ)とから推測されるCO2排出量への影響度や補正値などを含む。この推測パラメータは、固有パラメータ(例えば材質、硬さ、大きさ等)及び計測パラメータ(圧力、温度、歪み、摩耗等)に含まれるいずれのパラメータを組み合わせて決定されても良い。
また、推測パラメータは演算処理部102で演算処理して得ることも、あらかじめ記憶部12やデータベースDBに格納されている推測値テーブル(図示は省略)を利用して推測パラメータを得ることができる。
<車種の特定>
情報処理装置10の演算処理部102は、取得部101が取得した車両データに基づいて、車両3の車種を特定する。上述のとおり、図4(a)の車種データ及び図4(b)のタイヤ種別データは、それぞれの情報がIDで管理されている。
車種データには、普通自動車、小型特殊、中型自動車、大型自動車、大型特殊車両などの「区分」と、軽自動車、コンパクトカー、セダン、ワゴン/ミニバン、軽トラック、マイクロバス、中型バス、大型バス、トラックなどの「車種」と、が含まれる。その他、車種データには、車両3に装着された初期のタイヤに関する情報(初期タイヤID)を含めることができる。
登録部103は、通信部を介して車種の特定が可能な情報を車両から受け取って車両データに対応付ける車種IDを決定しても良い。また、登録部103は、車両データにタイヤの情報が紐づけられている場合、そのタイヤの情報を車両データに対応付けても良い(図3では、タイヤIDが対応付けられている)。
ここで車両3とCO2排出量の関係について説明する。車両3は、それぞれ異なるボディ形状や燃費特性などを有して構成されている。例えば車両3のボディ形状によって走行中の空気抵抗が異なるため、実際にはこれら特有の情報が燃料消費や速度に影響を与え、その結果、車両におけるCO2排出量も車種によってそれぞれ少しずつ異なるものになる。本実施形態では、このような車種によって異なる特有の情報も考慮することで精度の良いCO2排出量を算出している。
具体的には、車両3の車両データにおける車両IDが図3の0003である場合、車種IDは2003なので、図4(a)の車種ID2003から車両3の車種は「セダン」である。そして「セダン」における走行算出情報(例えばボディ形状による影響度や係数等)をCO2排出量の算出に利用することができる。
また、車種を特定しても、実際にはその車種に様々な形状が存在していることもある。例えばトラックという車種には様々な形状が存在する。具体的には、平ボディのトラック、ダンプカー、重機輸送用のトラック、コンテナ車両のトラックなど、様々な形状が存在する。この場合、車種のみならず、車種の形状も特定し、特定された車種の形状を考慮した特有の算出情報を利用することもできる。
なお、車種データに車名を含め、車両データにおいて特定される車名(例えば車種IDで特定される車名)に基づいて、車名ごとに異なる特有の情報を利用してCO2排出量の算出することもできる。この場合、より精度の良いCO2排出量を算出することができる。
ステップS203において、演算処理部102は、車両データに基づいて特定された車種に基づいて、走行関連データを決定する。車種IDが2003(車両IDが0003)であることから車種が「セダン」であった場合(図4(a))、走行関連データは「セダン」による特有の演算処理、より具体的には図4(a)の車種データを利用して「セダン」特有の走行算出情報を用いて演算処理を行う。
ステップS204において、演算処理部102は特定された車種に基づいて、タイヤ関連データを決定する。例えばタイヤIDが3003(車両IDが0003)であることから車種が「セダン」であった場合(図4(a))、タイヤ関連データは「セダン」による特有の演算処理、より具体的には図4(b)のタイヤ種別データを利用して「セダン」特有のタイヤ算出情報を用いて演算処理を行う。
<CO2排出量の算出>
ステップS205において、演算処理部102は、取得された走行関連データとタイヤ関連データとに基づき、CO2排出量を演算処理する。詳細には、演算処理部102は、ステップS204にて決定された走行関連データとタイヤ関連データとに基づいて、CO2排出量を演算処理する。より詳細には、演算処理部102は、固有パラメータと、計測パラメータと、を含むタイヤ関連データに基づいて、CO2排出量を演算処理する。本実施形態では、演算処理部102は、推測パラメータを含むタイヤ関連データに基づいて、CO2排出量を演算処理する。本実施形態では、上記ステップS203、S204により、車種に基づいて、決定した走行算出情報及び走行関連データ(走行関連データ)と、車両データに対応付けられたタイヤのタイヤ算出情報及びタイヤ関連データと、に基づいて、CO2排出量を演算処理する。
本実施形態では、演算処理部102は、走行算出情報及び走行距離に関するデータを含む走行関連データと、タイヤ算出情報及びタイヤにおける内圧(及び内部温度)に関するデータを含むタイヤ関連データと、に基づいて、CO2排出量を演算処理する。
例えば、走行関連データについては車種を特定せずに従来通りあらかじめ決められた一般的なCO2換算係数(例えば環境省などが公表している異なる車種であっても同一のCO2換算係数)を利用するとともに、タイヤ関連データについてはタイヤ種別データに基づく算出情報(タイヤ算出情報)を特定してCO2排出量を演算処理することもできる。
さらに、走行関連データ及びタイヤ関連データのいずれについても車種を特定せずにCO2排出量を演算処理することもできる。すなわち演算処理部102は、車両の走行により得られる走行関連データと、車両が備えるタイヤに関するタイヤ関連データと、に基づいて、演算処理することで、従来よりも精度良くCO2排出量などの環境負荷を算出することができる。
また、例えば走行関連データは別の演算装置で算出されたCO2排出量を有し、このCO2排出量とタイヤ関連データとに基づいて、精度の良いCO2排出量を算出することもできる。
<タイヤ交換>
通常、タイヤは消耗品であるため、いずれかのタイミングでタイヤの交換が行われ得る。また、車両データにおけるタイヤの情報(例えば図3のタイヤIDで管理されるタイヤの情報)はユーザが車両3を購入した際の情報である可能性が高い。車両3に装着されたタイヤ3aが異なれば、本実施形態のように精度の良いCO2排出量の算出においては影響を受けてしまう。そこで本実施形態では車両データに、車両3に装着されたタイヤ3aの状態に関する情報(タイヤIDで管理)を含めている。
具体的に情報処理装置10の取得部101は、タイヤ3aの状態に関するタイヤ状態情報(例えばタイヤ交換がされた新たなタイヤに関する情報)を取得する。そして登録部103は、タイヤ状態情報に基づいて、決定されるタイヤ関連データを車両データに対応付ける。そして、演算処理部102は、走行関連データと、車両データに対応付けられたタイヤ関連データと、に基づいて、演算処理する。このような処理を行うことで常に最新の情報を利用して精度の良いCO2排出量を算出することができる。
<CO2排出量の表示>
ステップS206において、情報処理装置10の表示処理部104は、取得された走行関連データとタイヤ関連データとに基づき導出される、車両3が排出するCO2排出量を表示処理する。詳細には、表示処理部104は、走行距離に関するデータを含む走行関連データと、タイヤ関連データと、に基づいて、CO2排出量を表示処理する。表示処理部104は、ステップS205において導き出されたCO2排出量を表示処理し、その表示処理結果をユーザ端末2へ送信する。例えば表示処理部104は、表示処理結果を情報処理装置10に設けた表示手段(図示を省略)や他の端末等へ送信することもできる。
図8及び図9は、表示処理部104によって表示処理された表示画面の一例である。図8に示すようにユーザは、特定の車両3を検索して環境負荷表示W10を閲覧することができる。図8では、ユーザがA車両を検索した結果、走行距離とともにA車両の環境負荷表示W10を閲覧することができる。環境負荷表示W10には、CO2排出量のみを表示しても良いし、又は図8のようにCO2排出量とともに他の環境負荷(図8では△△△排出量)を並べて表示しても良い。
本実施形態では、図8に示すように、表示処理部104は、A車両が属する企業全体の環境負荷(例えば複数台の車両を管理するタクシー会社などのCO2排出量)をグラフ化し、企業環境負荷表示W20として、ユーザ端末2に表示させている。このように、A車両とともにその企業におけるCO2排出量もあわせて表示することで、大きな枠組みでCO2排出量の変化を把握することができ、その結果、CO2排出量削減の取り組みを促進することができる。
例えば、企業における複数年のCO2排出量(例えば年度ごとのCO2排出量)を並べて表示することもできる。このような表示処理を行うことで、運送会社などは正確なCO2排出量を利用して従来よりも簡単に比較を行うことができる。
さらに図9に示すように表示処理部104は、車両3におけるCO2排出量と、運転者の運転方法や車両データなどが最適条件であった場合におけるCO2排出量としての調整CO2排出量と、を同一画面に並べて表示処理することができる(W30)。この場合、運転者の運転方法や車両データなどの最適条件は、記憶部12に格納されている。例えば図4(b)に示すようにタイヤに関する最適条件は、タイヤ種別データに対応付けられている。
また、この最適条件は演算処理部102が演算処理することもできる。例えば表示処理部104は、車両3におけるCO2排出量と、調整CO2排出量と、を同一画面に並べて表示処理することができる。
この場合、演算処理部102は、最適条件にタイヤを調整した場合の車両3におけるCO2排出量を演算処理し、CO2排出量全体における最適条件によるCO2排出量の割合や影響度を演算処理する。
表示処理部104は、車両におけるCO2排出量に加えて、例えば運転者の運転方法の改善やタイヤの空気圧の改善等によるCO2排出量の削減量やその影響度(CO2排出量の削減量の割合等)を表示処理することもできる。
以上のように、本実施形態に係る情報処理システム1は、車両3の走行により得られる走行関連データと、車両3が備えるタイヤ3aに関するタイヤ関連データと、に対して段階的な所定の処理を行うことで従来よりも精度の良い環境負荷に関する情報(例えば、CO2排出量)を得ることができる。
本実施形態では、演算処理部102は、段階的な所定の処理を行うことでCO2排出量を算出しているが、取得部101が取得した走行関連データ及びタイヤ関連データをそのまま利用して演算処理を行ってもよい。表示処理部104が当該演算処理の結果を利用して表示処理を行うことで、ユーザは、従来よりも正確な環境負荷を得ることができる。
また、本実施形態では主としてCO2排出量の算出について説明したが、当然のことながら他の環境負荷についても本実施形態と同様の効果を得ることができる。
本実施形態に係る情報処理システム1等は、次に記載の各態様で提供されてもよい。
(1)情報処理システムであって、次の各ステップがなされるようにプログラムを実行可能なプロセッサを備え、取得ステップでは、車両の走行により得られる走行関連データと、前記車両が備えるタイヤに関するタイヤ関連データと、を取得し、表示処理ステップは、取得された前記走行関連データと前記タイヤ関連データとに基づき算出される、前記車両が排出するCO2排出量を表示処理する、もの。
このような構成によれば、従来よりも精度の良い環境負荷を表示することができる。
(2)上記(1)に記載の情報処理システムにおいて、さらに、演算処理ステップは、取得された前記走行関連データと前記タイヤ関連データとに基づき、前記CO2排出量を演算処理する、もの。
このような構成によれば、従来よりも精度の良い環境負荷を算出することができる。
(3)上記(2)に記載の情報処理システムにおいて、前記取得ステップでは、前記車両の車種を特定するための情報を含む車両データを取得し、前記演算処理ステップは、前記車両データに基づいて、決定される前記走行関連データと、前記タイヤ関連データと、に基づいて、前記CO2排出量を演算処理する、もの。
このような構成によれば、より精度の良い環境負荷を算出することができる。
(4)上記(3)に記載の情報処理システムにおいて、前記取得ステップは、さらに前記タイヤの状態に関するタイヤ状態情報を取得し、さらに、登録ステップは、前記タイヤ状態情報に基づいて、決定される前記タイヤ関連データを前記車両データに対応付け、前記演算処理ステップは、前記走行関連データと、前記車両データに対応付けられた前記タイヤ関連データと、に基づいて、前記CO2排出量を演算処理する、もの。
このような構成によれば、常に最新の情報を利用して精度の良いCO2排出量を算出することができる。
(5)上記(2)~(4)の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記タイヤ関連データは、前記タイヤに特有の固有パラメータと、計測手段によって前記タイヤから計測される計測パラメータと、を含み、前記演算処理ステップは、前記固有パラメータと、前記計測パラメータと、を含む前記タイヤ関連データに基づいて、前記CO2排出量を演算処理する、もの。
このような構成によれば、より精度の良い環境負荷を算出することができる。
(6)上記(5)に記載の情報処理システムにおいて、前記タイヤ関連データは、前記固有パラメータと、前記計測パラメータと、から推測される推測パラメータを含み、前記演算処理ステップは、前記推測パラメータを含む前記タイヤ関連データに基づいて、前記CO2排出量を演算処理する、もの。
このような構成によれば、より精度の良い環境負荷を算出することができる。
(7)上記(1)~(6)の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記取得ステップでは、さらに、前記車両の走行距離に関するデータを含む前記走行関連データと、前記タイヤの内圧、温度、歪み、及び摩耗の少なくとも1つに関するデータを含む前記タイヤ関連データと、を取得し、前記表示処理ステップでは、前記走行距離に関するデータを含む前記走行関連データと、前記タイヤ関連データと、に基づいて、前記CO2排出量を表示処理する、もの。
このような構成によれば、運転者による運転方法の改善や車両のメンテナンス等によりCO2排出量を削減できる可能性を示唆することができる
(8)上記(7)に記載の情報処理システムにおいて、前記表示処理ステップは、前記走行距離に関するデータと前記タイヤ関連データと基づいて、前記CO2排出量の削減量の影響度を表示処理する、もの。
このような構成によれば、より精度の良い環境負荷を算出することができる。
(9)上記(1)~(8)の何れか1つに記載の情報処理システムにおいて、前記表示処理ステップは、前記CO2排出量と、最適条件に前記タイヤを調整した場合における前記CO2排出量としての調整CO2排出量と、を同一画面に並べて表示処理する、もの。
このような構成によれば、より精度の良い環境負荷を算出することができる。
(10)情報処理方法であって、上記(1)~(9)の何れか1つに記載の情報処理システムの各ステップを含む、方法。
(11)情報処理プログラムであって、コンピュータに、上記(1)~(9)の何れか1つに記載の情報処理システムの各ステップを実行させる、もの。
もちろん、この限りではない。
最後に、本開示に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。当該新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。当該実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 :情報処理システム
2 :ユーザ端末
3 :車両
3a :タイヤ
4 :計測手段
4a :タイヤ計測手段
4b :走行計測手段
5 :計測データ管理装置
6 :通信部
10 :情報処理装置
11 :制御部
12 :記憶部
13 :通信部
90 :端末
91 :制御部
92 :記憶部
93 :通信部
94 :入力部
95 :出力部
101 :取得部
102 :演算処理部
103 :登録部
104 :表示処理部
NW :ネットワーク
S201 :ステップ
S202 :ステップ
S203 :ステップ
S204 :ステップ
S205 :ステップ
S206 :ステップ
W10 :環境負荷表示
W20 :企業環境負荷表示

Claims (11)

  1. 情報処理システムであって、
    次の各ステップがなされるようにプログラムを実行可能なプロセッサを備え、
    取得ステップでは、車両の走行により得られる走行関連データと、前記車両が備えるタイヤに関するタイヤ関連データと、を取得し、
    表示処理ステップは、取得された前記走行関連データと前記タイヤ関連データとに基づき算出される、前記車両が排出するCO2排出量を表示処理する、もの。
  2. 請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
    さらに、演算処理ステップは、取得された前記走行関連データと前記タイヤ関連データとに基づき、前記CO2排出量を演算処理する、もの。
  3. 請求項2に記載の情報処理システムにおいて、
    前記取得ステップでは、前記車両の車種を特定するための情報を含む車両データを取得し、
    前記演算処理ステップは、前記車両データに基づいて、決定される前記走行関連データと、前記タイヤ関連データと、に基づいて、前記CO2排出量を演算処理する、もの。
  4. 請求項3に記載の情報処理システムにおいて、
    前記取得ステップは、さらに前記タイヤの状態に関するタイヤ状態情報を取得し、
    さらに、登録ステップは、前記タイヤ状態情報に基づいて、決定される前記タイヤ関連データを前記車両データに対応付け、
    前記演算処理ステップは、前記走行関連データと、前記車両データに対応付けられた前記タイヤ関連データと、に基づいて、前記CO2排出量を演算処理する、もの。
  5. 請求項2に記載の情報処理システムにおいて、
    前記タイヤ関連データは、前記タイヤに特有の固有パラメータと、計測手段によって前記タイヤから計測される計測パラメータと、を含み、
    前記演算処理ステップは、前記固有パラメータと、前記計測パラメータと、を含む前記タイヤ関連データに基づいて、前記CO2排出量を演算処理する、もの。
  6. 請求項5に記載の情報処理システムにおいて、
    前記タイヤ関連データは、前記固有パラメータと、前記計測パラメータと、から推測される推測パラメータを含み、
    前記演算処理ステップは、前記推測パラメータを含む前記タイヤ関連データに基づいて、前記CO2排出量を演算処理する、もの。
  7. 請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
    前記取得ステップでは、さらに、前記車両の走行距離に関するデータを含む前記走行関連データと、前記タイヤの内圧、温度、歪み、及び摩耗の少なくとも1つに関するデータを含む前記タイヤ関連データと、を取得し、
    前記表示処理ステップでは、前記走行距離に関するデータを含む前記走行関連データと、前記タイヤ関連データと、に基づいて、前記CO2排出量を表示処理する、もの。
  8. 請求項7に記載の情報処理システムにおいて、
    前記表示処理ステップは、前記走行距離に関するデータと前記タイヤ関連データと基づいて、前記CO2排出量の削減量の影響度を表示処理する、もの。
  9. 請求項1に記載の情報処理システムにおいて、
    前記表示処理ステップは、前記CO2排出量と、最適条件に前記タイヤを調整した場合における前記CO2排出量としての調整CO2排出量と、を同一画面に並べて表示処理する、もの。
  10. 情報処理方法であって、
    請求項1~請求項9の何れか1つに記載の情報処理システムの各ステップを含む、方法。
  11. 情報処理プログラムであって、
    コンピュータに、請求項1~請求項9の何れか1つに記載の情報処理システムの各ステップを実行させる、もの。
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