JP2023169706A - プログラム、情報処理装置、ネイルプリント装置、および制御方法 - Google Patents

プログラム、情報処理装置、ネイルプリント装置、および制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】爪への画像の印刷が正常に行われないこと。【解決手段】プログラムは、被印刷者の爪に画像を印刷するプリントヘッドと前記被印刷者の指を置く指置台とを有するネイルプリント装置を制御する情報処理装置を、前記指置台に置かれた指を撮影する撮影装置によって撮影された撮影画像を取得する取得手段と、前記撮影画像と、前記指置台において印刷対象の爪が位置すべき領域を案内する案内画像と、が組み合わされた画面を表示装置に表示させる表示制御手段と、として機能させることを特徴とするプログラム。【選択図】図7

Description

本開示は、ネイルアートを爪に印刷するための技術に関する。
近年、プリンタを使用して爪にネイルアートを印刷する方法が提案されている。以下、爪にネイルアートを印刷するためのプリンタをネイルプリント装置と称する。
特許文献1には、爪に画像が印刷される被印刷者の指を置くホルダーを有する装置が記載されている。
国際公開第01/091598号
被印刷者の爪に画像が印刷されるまでにホルダー上の被印刷者の爪の位置が動いてしまうと、被印刷者の爪への画像の印刷が失敗してしまう虞がある。
本開示の技術は、爪への画像の印刷が正常に行われないことを抑制することを目的とする。
本開示のプログラムは、被印刷者の爪に画像を印刷するプリントヘッドと前記被印刷者の指を置く指置台とを有するネイルプリント装置を制御する情報処理装置を、前記指置台に置かれた指を撮影する撮影装置によって撮影された撮影画像を取得する取得手段と、前記撮影画像と、前記指置台において印刷対象の爪が位置すべき領域を案内する案内画像と、が組み合わされた画面を表示装置に表示させる表示制御手段と、として機能させることを特徴とする。
本開示によれば、爪への画像の印刷が正常に行われないことを抑制することができる。
システム構成を示す概略図である。 プリンタの内部構成を示す上面図である。 ネイルアートの選択画面を示すUI画面を説明する図である。 ネイル画像データ設定画面を示すUI画面を説明する図である。 印刷データ作成画面を示すUI画面を説明する図である。 印刷領域を設定する例を説明する図である。 爪領域位置ガイドの一例を示す図である。 情報処理装置の機能ブロックの一例を示す図である。 処理の一例を示すシーケンス図である。 プリンタの内部構成を示す正面図である。 爪領域の位置ずれ検出処理を示すフローチャートである。 爪領域位置ガイドからのズレの通知方法の一例を説明するための図である。
以下、本開示の技術の実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態は、本開示の技術を説明するための例示であり、本開示の技術を以下の実施形態のみに限定する趣旨ではない。また、本開示の技術は、その要旨を逸脱しない限り、様々な変形が可能である。
<<実施形態1>>
<システムの構成>
本実施形態は、情報処理装置とプリンタとを含むシステムによって構成される形態である。本実施形態では、情報処理装置としてタブレット端末を例に挙げて説明する。なお、情報処理装置は、タブレット端末に限定されるものではない。情報処理装置として、携帯端末、ノートPC、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、またはデジタルカメラなど、種々のものを適用可能である。また、本実施形態では、プリンタとして、例えば、インクジェットプリンタ、3Dプリンタなどを適用することができる。その他、本実施形態のプリンタは、複写機能、FAX機能、および印刷機能などの複数の機能を備える複合機であってもよい。本実施形態のプリンタは、人の手の爪に直接描画する機能を持つものである。
図1は、本実施形態の情報処理装置101およびプリンタ151を含むシステムを説明する図である。図1(a)には、情報処理装置101およびプリンタ151のブロック図が示されている。図1(b)には、プリンタ151の外観の模式図が示されている。以下、図1を用いて情報処理装置101およびプリンタ151の制御に係る構成を説明する。
<情報処理装置>
図1(a)に示すように、情報処理装置101は、入力インターフェース102、CPU103、ROM104、RAM105、外部記憶装置106、出力インターフェース107、通信部109、及びGPU110を有する。これらはシステムバスを介して互いに接続されている。
入力インターフェース102は、物理キーボード、ボタン、およびタッチパネルなどの操作部(不図示)を介して、ユーザからのデータ入力および操作指示を受け付けるためのインターフェースである。なお、本実施形態では、後述の表示部108に操作部の少なくとも一部が含まれるものとして説明する。例えば、ユーザの少なくとも一部の操作は、表示部108に表示されている画面を介して受け付けられるように構成されているものとして説明する。
CPU103は、システム制御部であり、プログラムの実行およびハードウェアの起動等の情報処理装置101の全体を制御する。ROM104は、CPU103が実行する制御プログラム、データテーブル、組み込みオペレーティングシステム(以下、OSという。)、およびプログラムなどのデータを格納する。本実施形態では、ROM104に格納されている各制御プログラムは、ROM104に格納されている組み込みOSの管理下で、例えば、スケジューリング、タスクスイッチ、および割り込み処理などのソフトウエア実行制御を行う。
RAM105は、SRAM(Static Random Access Memory)またはDRAM(Dinamic Random Access Memory)などで構成される。なお、RAM105は、図示しないデータバックアップ用の1次電池によってデータが保持されていてもよい。その場合、RAM105は、プログラム制御変数などのデータを揮発させずに格納することができる。また、RAM105には、情報処理装置101の設定情報および情報処理装置101の管理データなどを格納するメモリエリアも設けられている。また、RAM105は、CPU103の主メモリおよびワークメモリとしても用いられる。
外部記憶装置106は、印刷実行機能を提供するアプリケーション、および、プリンタ151が解釈可能な印刷情報を生成する印刷情報生成プログラムなどを保存している。また、外部記憶装置106は、通信部109を介して接続しているプリンタ151との間で情報を送受信する情報送受信制御プログラムなどの各種プログラム、および、これらのプログラムが使用する各種情報を保存している。
出力インターフェース107は、表示部108によるデータの表示および情報処理装置101の状態の通知などの制御を行うインターフェースである。
表示部108は、LED(発光ダイオード)またはLCD(液晶ディスプレイ)などから構成され、データの表示および情報処理装置101の状態の通知などを行う。なお、表示部108上に、数値入力キー、モード設定キー、決定キー、取り消しキー、電源キーなどのキーを備えるソフトキーボードを設置することで、表示部108を介してユーザからの入力を受け付けてもよい。また、表示部108は、前述のように、タッチパネルディスプレイとして構成されていてもよい。表示部108は、出力インターフェース107を通じてシステムバスと接続されている。
通信部109は、プリンタ151などの外部装置と接続して、データ通信を実行するように構成されている。通信部109は、例えば、プリンタ151内のアクセスポイント(不図示)に接続可能である。通信部109とプリンタ内のアクセスポイント(不図示)とが接続することで、情報処理装置101およびプリンタ151は、相互に無線通信が可能となる。なお、通信部109は、無線通信でプリンタ151とダイレクトに通信してもよいし、外部のアクセスポイント(アクセスポイント131)を介して通信してもよい。無線通信方式としては、例えば、Wi-Fi(WirelessFidelity)(登録商標)、およびBluetooth(登録商標)などが挙げられる。また、外部のアクセスポイント131としては、例えば、無線LANルーターなどの機器などが挙げられる。本実施形態において、情報処理装置101とプリンタ151とが外部のアクセスポイント131を介さずにダイレクトに接続する方式をダイレクト接続方式という。また、情報処理装置101とプリンタ151とが外部のアクセスポイント131を介して接続する方式をインフラストラクチャー接続方式という。なお、情報処理装置101とプリンタ151とは、USBケーブルなどの有線で接続される形態でもよい。
GPU110は、データをより多く並列処理して効率的な演算を行うことができる。このため、ディープラーニングのような学習モデルを処理する場合にはGPU110で処理を行うことが有効である。そこで本実施形態では、学習モデルを使用する処理に関してCPU103に加えてGPU110を用いる。具体的には、学習モデルを含む学習プログラムを実行する場合に、CPU103およびGPU110が協働して演算を行うことで学習モデルを処理する。なお、学習モデルを使用する処理はCPU103またはGPU110のみにより演算が行われてもよい。
本実施形態では、情報処理装置101は、ROM104または外部記憶装置106などに所定のアプリケーションを格納しているものとする。所定のアプリケーションとは、例えば、ユーザからの操作に応じて、ネイルアートデータを印刷させるための印刷ジョブを、プリンタ151に送信するためのアプリケーションプログラムである。このような機能を有するアプリケーションを、以後ネイルアプリという。なお、ネイルアプリは、印刷機能以外に、他の機能を備えていてもよい。例えば、本実施形態におけるネイルアプリは、プリンタ151と通信して、プリンタ151の撮影部157のカメラを起動する機能を備えていてもよい。すなわち、ネイルアプリは、印刷ジョブ以外に、カメラ起動ジョブをプリンタ151に送信する機能等を有していてもよい。また、ROM104または外部記憶装置106などに格納されている所定のアプリケーションは、ネイルアプリに限定されず、印刷以外の機能を備えているアプリケーションプログラムであってもよい。
<プリンタ>
プリンタ151は、ROM152、RAM153、CPU154、プリントエンジン155、通信部156、および撮影部157を有する。これらは、システムバスを介して互いに接続されている。図1(b)は、プリンタ151の外観を示す概略図である。図1(b)に示すように、プリンタ151には、印刷対象を挿入するための空間である印刷対象挿入部158が設けられている。図1(b)では、印刷対象挿入部158に、ユーザ(被印刷者)が自身の手を入れている様子を示している。このように、本実施形態において、印刷対象挿入部158には、人間の手が挿入されることを想定している。また、本実施形態において印刷対象は、爪である。印刷対象挿入部158には指を載せるための4本の指置台(レール)が搭載されており、1~4本の指を挿入することができる。
図2は、本実施形態におけるプリンタ151の筐体内の上面を模式的に示した図である。プリンタ151は、プリントヘッド230をY軸に沿う方向である前後方向に移動させる為のY方向レールガイド211、212を有する。また、プリントヘッド230をX軸に沿う方向である左右方向に移動させる為のX方向レールガイド220を有する。
プリントヘッド230の下方(-Z方向)には、ヒーターボード231が装着されている。ヒーターボード231上には、以下のインク吐出用ノズルが配置されている。
・シアンインク吐出用ノズル232
・マゼンタインク吐出用ノズル233
・イエローインク吐出用ノズル234
本実施形態のプリントヘッド230が移動可能な移動方向は、左右方向だけでなく前後方向も含まれる。例えば、走査方向を左右方向とした場合、プリントヘッド230が左右方向に移動しながら各色のインク吐出用ノズル232~234からインクを吐出して1回分の記録走査を行う。次にプリントヘッド230が前後方向に移動してから次の記録走査を行うことで爪に画像を印刷することができる。このため本実施形態では、印刷対象の爪の位置は、爪の領域が検出されてから爪への画像の印刷終了まで固定されていることが望ましい。
X方向レールガイド220の一端にはレーザセンサ発光部221が設けられており、X方向レールガイド220の他端にはレーザセンサ受光部222が備えつけられている。このため、レーザセンサ発光部221およびレーザセンサ受光部222は、プリントヘッド230の前後方向への移動に同期して、前後方向に移動するように構成されている。またレーザセンサ発光部221およびレーザセンサ受光部222は、インク吐出用ノズル232~234から下方向に離れた位置に備えられている。レーザセンサ発光部221はX方向のレーザセンサ受光部222に向けてレーザを発光する。レーザセンサ発光部221およびレーザセンサ受光部222をまとめてレーザセンサ206とよぶことがある。レーザセンサ206はレール251~254の高さ調整に用いられる。高さ調整については後述する。
プリンタ151の天井部の内側には、指を撮影する為のカメラである撮影部157が設置されている。撮影部157の下部側にはレンズ241が配置されている。
プリンタ151の床側には、手のひらを置くための手置台250、および指位置を固定する為の4本のレール251~254が配置されている。プリンタ151は、レール251~254のZ軸方向の位置(高さ)を、それぞれ独立して調整する制御を行うことが可能である。即ち、レール251~254は、爪に印刷を行っているプリントヘッド230に対向する方向にそれぞれ独立して移動可能に構成されている。
図2では、被印刷者の手の甲260と指261~264とを模式的に示している。レール251~254には被印刷者の指が前後方向に延在するように置かれる。図2の例では、被印刷者の手は、右手とする。右手の甲260は、手置台250上に置かれる。右手の人差し指261がレール251に、中指262がレール252に、薬指263がレール253に、および小指264がレール254に、それぞれ置かれるものとする。
4本のレール251~254は各々独立しており、各レールが昇降することで印刷に最適な高さに爪の高さを調整することが可能である。この昇降動作はネイルアプリからの指示で実行され、ネイルアプリから受け取ったレール番号に基づいて対象のレールの昇降動作が行われる。なお、本実施形態では手の爪を印刷対象とする例を示すが、手に限らず足の爪を印刷対象としてもよい。
図1(a)に戻ってプリンタ151の制御構成の説明を続ける。ROM152は、CPU154が実行する制御プログラム、データテーブル、およびOSプログラムなどのデータを格納する。本実施形態では、ROM152に格納されている各制御プログラムは、ROM152に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリング、タスクスイッチ、および割り込み処理などのソフトウエア実行制御を行う。
RAM153は、SRAMまたはDRAMなどで構成される。なお、RAM153は、図示しないデータバックアップ用の1次電池によってデータが保持されていてもよい。この場合、RAM153には、プログラム制御変数などデータを揮発させずに格納することができる。また、プリンタ151の設定情報およびプリンタ151の管理データなどを格納するメモリエリアもRAM153に設けられている。また、RAM153は、CPU154の主メモリおよびワークメモリとしても用いられ、情報処理装置101から受信した印刷情報および各種情報などを一旦保存することができる。
CPU154は、システム制御部であり、プログラムの実行およびハードウェアの起動により、プリンタ151の全体を制御する。プリントエンジン155は、プリントヘッド230にインクなどの記録剤を印刷領域に付与させることで、印刷対象挿入部158に挿入されている爪に画像を形成させる。RAM153に保存された情報または情報処理装置101から受信した印刷ジョブに基づき印刷が実行される。
通信部156は、プリンタ151内部のアクセスポイントとして、情報処理装置101などの外部装置と接続するためのアクセスポイントを有している。このアクセスポイントは、情報処理装置101の通信部109に接続可能である。通信部156は、無線通信で情報処理装置101とダイレクトに通信してもよいし、外部のアクセスポイント131を介して通信してもよい。また、通信部156は、アクセスポイントとして機能するハードウェアを備えていてもよいし、アクセスポイントとして機能させるためのソフトウエアにより、アクセスポイントとして動作してもよい。
撮影部157は、撮影機能を有するデバイスである。撮影部157は、印刷対象挿入部158に挿入される印刷対象(爪)を含む所定の領域を撮影し、撮影して得られた撮影画像(静止画または動画)をリアルタイムに情報処理装置101に送る機能を有する。撮影部157内の撮影機能を有するデバイスは、少なくともレンズ241およびイメージセンサー(不図示)により構成されるカメラモジュールである。レンズ241は、印刷対象挿入部158に挿入される印刷対象を写してイメージセンサー上に結像する。イメージセンサー(不図示)は、レンズ241が写した光をCPU154が処理できる電気信号に変換する。このような機能を有していれば、撮影機能を有するデバイスとしてスマートフォン、携帯端末、またはデジタルカメラなどが代用して用いられてもよい。
なお、プリンタ151には、外付けHDDまたはSDカードなどのメモリが装着されてもよく、プリンタ151に保存される情報は、当該メモリに保存されてもよい。また、図1に示す構成は、一例に過ぎず、情報処理装置101およびプリンタ151には、これ以外の構成も含み得るが、ここでの説明は省略する。
<用語の定義>
次に、本実施形態で使用する用語を説明する。本実施形態は、主に爪にネイルアートを印刷する形態である。また、本実施形態は、片方の手の各爪にネイルアートを施す(印刷する)形態である。一般的に、各爪に施されるネイルアートは、同一のコンセプトであるが、個々の爪に施されるネイルアートは、完全に同一のネイルアートではない場合がある。例えば、デザインAのネイルアートセットには、10個のネイルアート(10本の各爪に対応するネイルアート)が含まれており、その10個のネイルアートは、相互に共通のデザインコンセプトのものであるが、完全に同一の模様などになっていないことがある。以上の点を踏まえて、本実施形態では、以下のように用語を扱うものとする。
・「ネイル画像データ」:1つの爪に施されるネイルアートの画像データのことである。
・「ネイルアートデータ」:複数のネイル画像データの集合体の画像データである。つまり、ネイルアートデータは、複数のネイル画像データのデータセットともいえる。典型的には、右手、左手合わせて10本の爪のネイルアートに対応する各ネイル画像データの画像を集約した画像データである。ネイルアートデータは、10本の各ネイル画像データが集まったデータ(つまり、10個の画像データのセット)でもよいし、10本の各ネイル画像データを合成して1つの画像とした画像データでもよい。
このように、本実施形態では、「ネイル画像データ」と称する場合、個別の爪のネイルアートの画像のデータを指し、ネイルアートデータと称する場合、10本分のネイルアートの画像のセットのデータのことを指すものとする。
<ネイルアートの印刷の概要>
本実施形態では、情報処理装置101のCPU103が、ROM104または外部記憶装置106に記憶されているネイルアプリのプログラムを実行することで、ネイルアプリを起動する。そして、ネイルアプリを用いることで、ユーザは、自身が選択したネイルアートデータのネイル画像データを印刷領域に反映して、爪にネイルアートを印刷することができる。つまり、以下の一例の動作がネイルアプリを用いて行われる。
(1)ユーザが、ネイルアプリ上でネイル画像データのセット(すなわち、ネイルアートデータ)を選択する。(2)ネイルアプリが、プリンタ151の内部にある撮影部157を起動する。(3)ネイルアプリは、プリンタ151から送信されたカメラ画像を表示する。(4)ユーザが、プリンタ151に手を挿入する。(5)ネイルアプリがカメラ画像から爪の領域を検出し、ネイルアートを印刷する印刷領域を設定する。(6)ネイルアプリは、設定した印刷領域に、ネイルアートデータに含まれるネイル画像データを反映させる。(7)ネイルアプリは、設定した印刷領域を調整する場合は、印刷領域を編集する。
(8)ネイルアプリは、検出した爪の領域に基づき爪領域位置ガイドを表示する。本実施形態でのプリンタ151のプリントヘッド230は、前後方向および左右方向に移動して、設定された印刷領域にネイル画像を印刷する。このため、設定された印刷領域の位置から爪が動いてしまうと、爪へのネイル画像の印刷が失敗してしまう虞がある。そこで本実施形態では、この工程(8)において、位置ずれを抑制するために爪領域位置ガイドを表示する。さらに、本実施形態では、位置ずれを検出した際にユーザに通知する。
(9)ネイルアプリは、反映された画像データを用いてプリンタ151に印刷を実行させる。なお、プリンタ151に手を入れるユーザ(被印刷者)と、ネイルアプリを操作するユーザは、同一のユーザであってもよいし、異なるユーザであってもよい。
<ネイルアプリのユーザインターフェース>
理解を容易にするために、ネイルアプリで表示されるユーザインターフェース(以下、UIという)画面を先に説明することにする。以下で説明するUI画面は、ネイルアプリを実行するCPU103によって、表示部108に表示されるものである。また、入力インターフェース102は、表示部108と一体となった操作部として機能するものとして説明する。本実施形態におけるネイルアプリのUI画面は、大きく3種類存在する。第一UI画面は、図3に示すネイルアートデータの選択画面である。第二UI画面は、図4に示すネイル画像データ設定画面である。第三UI画面は、図5に示す印刷データ作成画面である。以下、各画面を用いてネイルアプリのUI画面を説明する。
図3は、ネイルアートデータの選択画面301を示すUI画面(第一UI画面)を説明する図である。図3に示すネイルアートデータの選択画面301は、ネイルアートデータ表示領域302と、ネイルアートデータ決定ボタン304とを有する。
ネイルアートデータ表示領域302には、各爪に印刷するネイルアートの各デザインコンセプトに対応したネイルアートデータが複数表示される。具体的には、図3の画面上では、ネイルアートデータ303が4つ分表示されている。1つのネイルアートデータ303には、親指、人差し指、中指、薬指、小指のそれぞれの左手および右手の爪に対応する10種類のネイル画像データが含まれている。ユーザは、1つもしくは複数のネイルアートデータ303を選択できる。ユーザは、選択したネイルアートデータ303を解除することもできる。ユーザがネイルアートデータ303を選択または解除する方法の一例として、ユーザがネイルアートデータ303を1回タップすることでネイルアートデータ303を選択することができる。また、選択済みのネイルアートデータ303をユーザがもう一度タップすると、選択状態を解除することができる。
ネイルアートデータ決定ボタン304は、ユーザがネイルアートデータ表示領域302から1つもしくは複数のネイルアートデータ303を選択した後に押下することで、図4に示すネイル画像データ設定画面401に遷移させる機能を有する。
なお、本実施形態では、各種のボタンを操作する際には「押下」と称し、各領域を操作するときは、タッチパネルの操作であるとして、「タップ」、「タッチ」、「ピンチイン」、「ピンチアウト」などと説明するが、これらは例示に過ぎない。例えば、タッチパネル上の各種のボタンをタッチすることで各種のボタンの押下動作が実現されてもよい。また、各領域の操作は、例えばマウスなどを用いたカーソル操作によって各領域の操作が行われてもよい。また、入力インターフェース102が各種の方向指示ボタンを備えており、その方向指示ボタンによって各領域の操作が行われてもよい。
図4は、ネイル画像データ設定画面401を示すUI画面(第二UI画面)を説明する図である。図4に示すネイル画像データ設定画面401は、ネイルアートデータ表示領域402と、左手プレビュー領域403と、右手プレビュー領域404と、選択モード切り替えボタン405と、選択解除ボタン406と、設定完了ボタン407を有している。
ネイルアートデータ表示領域402は、ユーザがネイルアートデータの選択画面301で選択したネイルアートデータを表示する領域である。
左手プレビュー領域403および右手プレビュー領域404は、親指から小指まで計5つの爪設定領域408をそれぞれ保持している。ユーザがネイルアートデータ表示領域402からネイルアートデータもしくはネイル画像データを選択することで、左手プレビュー領域403および右手プレビュー領域404の爪設定領域408にネイル画像データが反映するように設定される。
選択モード切り替えボタン405は、左手プレビュー領域403および右手プレビュー領域404が保持する爪設定領域408に反映させるネイルアートデータまたはネイル画像データを選択する方法を切り替えるボタンである。一括選択モードがONになっている場合、ユーザがネイルアートデータ表示領域402から選択したネイルアートデータを、左手プレビュー領域403および右手プレビュー領域404が保持する爪設定領域408に一括で反映させることができる。一括選択モードがOFFになっている場合、ユーザがネイルアートデータ表示領域402から選択したネイル画像データを、左手プレビュー領域403または右手プレビュー領域404が保持する爪設定領域408のいずれかに反映させることができる。
選択解除ボタン406は、既に左手プレビュー領域403および右手プレビュー領域404が保持する爪設定領域408に1つでもネイル画像データを反映させている場合に選択できるボタンである。選択解除ボタン406が押下されると、反映されているすべてのネイル画像データが解除される。
設定完了ボタン407は、左手プレビュー領域403および右手プレビュー領域404が保持する爪設定領域408に、ユーザが1つでもネイル画像データを反映させている場合に選択できるボタンである。設定完了ボタン407が押下されると、図5に示す印刷データ作成画面501に遷移する。
図5は、印刷データ作成画面501を示すUI画面(第三UI画面)を説明する図である。図5に示す印刷データ作成画面501は、設定データ表示領域502と、印刷対象表示領域503と、プリンタ検索ボタン504と、プリンタ名表示領域505とを有している。また、撮影ボタン506と、プレビュー領域507と、印刷領域設定ボタン508と、印刷ボタン510とを有している。プレビュー領域507には、後述する印刷領域509が含まれる。
設定データ表示領域502は、図4に示すネイル画像データ設定画面401で設定したネイル画像データを、左手のデータおよび右手のデータのように、と最大4つに分けて表示する領域である。設定データの分け方として、例えば、左手の人差し指、中指、薬指、小指の4本で1つ、左手の親指で1つ、右手の人差し指、中指、薬指、小指の4本で1つ、右手の親指で1つ、の組み合わせで表示する。図5の設定データ表示領域502では、左手および右手のすべての爪にネイル画像データが設定されている場合の表示を示している。即ち、設定データ表示領域502aには、設定されている左手の人差し指、中指、薬指、および小指のネイル画像データが示されている。設定データ表示領域502bには、設定されている左手の親指のネイル画像データが示されている。同様に、設定データ表示領域502cには、設定されている右手の人差し指、中指、薬指、および小指のネイル画像データが、設定データ表示領域502dには、設定されている右手の親指のネイル画像データが、それぞれ示されている。尚、1つの設定データ表示領域には、4つのネイル画像データをいれるスロットが設けられている。設定データ表示領域のそれぞれに設定されたネイル画像データのそれぞれを総称して設定データともいう。
印刷対象表示領域503は、設定データ表示領域502a~dが、どの爪の設定データ表示領域であるかを示す最大4つのアイコン群で構成される。印刷対象表示領域503は、設定データ表示領域502と同様に、左手の人差し指、中指、薬指、および小指の4本で1つ、左手の親指で1つ、右手の人差し指、中指、薬指、および小指の4本で1つ、右手の親指で1つの組み合わせで表示されている。図5の印刷対象表示領域503では、左手および右手のすべての爪にネイル画像データが設定されている場合の表示を示している。即ち、印刷対象表示領域503aには、左手の人差し指、中指、薬指、および小指を印刷対象として表示している。同様に、印刷対象表示領域503bには、左手の親指を、印刷対象表示領域503cには、右手の人差し指、中指、薬指、および小指を、印刷対象表示領域503dには、右手の親指を、印刷対象としてそれぞれ表示している。
プリンタ検索ボタン504は、ユーザによって押下されると、ネイルアプリと通信可能なプリンタ151を検索する機能を実施するためのボタンである。検索の結果、プリンタ151が発見された場合、ネイルアプリは、発見したプリンタ151を特定する情報を表示する。発見したプリンタ151を特定する情報はリスト表示され、ユーザはリストから任意のプリンタ151を1つ選択することができ、選択されたプリンタ151の名前は、プリンタ名表示領域505に表示される。なお、プリンタのリストは、プリンタ検索ボタン504を押下した場合以外の場合でも表示されてもよい。例えば、プリンタ151が未登録の状態で印刷データ作成画面501に遷移した場合、ネイルアプリが自動でプリンタ151を検索し、プリンタのリストを表示してもよい。
撮影ボタン506がユーザによって押下されることで、ネイルアプリは、プリンタ名表示領域505に表示されたプリンタ151と通信し、プリンタ151の撮影部157によって撮影された動画をリアルタイムで受け取る。プレビュー領域507には、撮影部157によって撮影されたリアルタイムの動画が表示される。本実施形態では、印刷対象挿入部158に人間の手を入れることを想定している。このため、例えば、被印刷者であるユーザが片方の手を入れて、他方の手で、撮影ボタン506を押下することで、爪を含む被印刷者の手先の画像がプレビュー領域507にリアルタイムで表示される。プレビュー領域507に動画を表示するのは撮影ボタン506を押下したときだけでなく、プリンタ151が既に登録されている状態で印刷データ作成画面501に遷移したときでもよい。この場合、ネイルアプリは印刷データ作成画面501遷移時にプリンタ151と通信し、プリンタ151と通信可能である場合に、プリンタ151の撮影部157で撮影された動画を受け取ることができる。
なお、この使い方は一例であり、例えば、ネイルサロンの利用客が片方の手を入れて、ネイルサロンの従業員が印刷データ作成画面501上で撮影ボタン506を押下してもよい。
印刷領域設定ボタン508は、プレビュー領域507に動画が表示されているときにユーザによって押下されることで、印刷領域509を設定する領域設定モードに移行するためのボタンである。
図6は、印刷領域設定ボタン508が押下されたことに応じて、ネイルアプリが印刷領域509を設定可能な領域設定モードに遷移し、動画または静止画から爪の領域を自動検出して自動的に印刷領域509を設定する例を説明する図である。図6を用いて、爪の領域を自動検出する方法の一例を説明する。まず、ユーザは、印刷領域設定ボタン508を押下してプレビュー領域507を領域設定モードにする。その際、ネイルアプリは、撮影部157から被印刷者の爪を含む手の静止画を取得して、その静止画から爪の領域を自動検出する。そして、自動的に印刷領域509を設定する。自動検出された爪の領域のことを爪領域とよぶ。
爪領域を自動的に検出する方法の一例として、撮影した静止画において所定の色値の画素を爪領域として検出することができる。または、撮影した静止画に対してエッジ検出処理を行い、その結果得られた情報を用いてもよい。あるいは、機械学習で生成した学習モデルを使用して爪領域を決定してもよい。ここで使用する学習モデルは、爪を含む静止画を入力すると、入力された静止画に対応する爪領域を出力する学習モデルである。ネイルアプリは、検出した爪領域を、自動的に印刷領域509として設定する。爪領域の検出は指ごとにおこなわれる。例えば、4本の指の爪を検出する場合は、爪領域の検出が4回行われる。爪検出結果である印刷領域509を表示する際は、指ごとにプレビュー領域507に指画像が表示される。例えば4本の指を爪検出した場合は、4つの指画像がプレビュー領域507に表示される。印刷領域509は指画像上に表示され、1つの指画像につき、1つの印刷領域509が表示される。
印刷領域509の設定後に、設定データ表示領域502からユーザが選択したネイル画像データを自動的に印刷領域509に挿入(反映)する。
ユーザは、自動的に設定された印刷領域509の大きさを自由に変更することができる。また、ユーザは、設定した印刷領域509を削除することもできる。ユーザがネイルアートを施したい爪は、手の全ての指の爪である場合もあれば、一部の指の爪である場合もあり得る。このため、本実施形態では、ユーザが、自動的に設定された印刷領域509を手動で編集することが可能となっている。また、本実施形態において画像を反映する印刷対象の領域である印刷領域509は、被印刷者の爪を想定している。このため、設定されている印刷領域509の大きさは、各々異なるサイズとなり得る。従って、本実施形態では、プリンタ151内に被印刷者が手を挿入して、実際の爪の画像を確認しながら、印刷領域509を設定することで適切な爪の位置にネイルアートを印刷することができる。
なお、ネイルアプリは、一度設定した印刷領域509は、画像認識処理などによって追従させてもよい。例えば、ユーザが印刷領域509を設定した後に、プリンタ151内で指(または爪)の位置がずれた場合には、設定された印刷領域509の画像領域を追従して、自動的に印刷領域509が変わってもよい。
図5に戻り、印刷データ作成画面501の説明を続ける。印刷ボタン510は、印刷開始を指示するボタンである。印刷ボタン510が押下されると、ネイルアプリは、爪に印刷するための印刷データを、印刷領域509に反映されたネイル画像データに基づき生成する。そしてネイルアプリは、生成した印刷データをプリンタ名表示領域505に表示されたプリンタ151に送信する。図5の場合、プレビュー領域507から4つの印刷領域509が抽出されて印刷データが作成される。プリンタ151はネイルアプリから送られた印刷データに基づき被印刷者の爪に印刷する。
<爪領域位置ガイドについて>
図7は、爪領域位置ガイドの表示を説明するための図である。爪領域位置ガイドは、印刷領域509の設定完了後、検出された爪領域に基づき生成される。プリントヘッド230は、爪検出の結果に基づき設定された印刷領域の位置に移動して印刷領域にネイル画像を印刷する。このため、爪検出から印刷までに爪の位置が動いでしまうと。印刷が失敗してしまう虞がある。即ち、所望とする領域からずれた状態で印刷が行われてしまうことになる。
このため、本実施形態では、レール251~255上の印刷対象の爪の位置を案内し、被印刷者が自身の爪の位置がずれていないかを確認するための案内画像として爪領域位置ガイドを表示する。本実施形態では、印刷データ作成画面501のプレビュー領域507に爪領域位置ガイドが表示されるものとして説明するが、爪領域位置ガイドが表示される画面は、印刷データ作成画面501に限られない。
図7(a)は、撮影部157が撮影して得られるリアルタイムの動画に、爪領域位置ガイド710を重畳して表示させる例を示している。図7(a)では、爪領域位置ガイド710を点線の枠線として表示している。図7(a)において点線の枠線として表示される爪領域位置ガイド710は、爪検出で検出された爪領域を表している。また、爪領域位置ガイド710は、ユーザに、印刷対象の爪が位置すべき領域の位置を案内するためのものであるため、爪領域が検出された位置に固定して表示される。爪領域位置ガイド710aは、右手の人差し指の爪の位置を案内するために、点線の枠線として表示されている。同様に、爪領域位置ガイド710bは、右手の中指の爪の位置を、爪領域位置ガイド710cは、右手の薬指の爪の位置を、爪領域位置ガイド710dは、右手の小指の爪の位置をそれぞれ案内するために点線の枠線として表示されている。
図7(b)は、リアルタイム動画に重畳される爪領域位置ガイドの他の例を示す図である。図7(b)の爪領域位置ガイド710は、被印刷者の指の輪郭を太線の枠線として表示している。被印刷者の指の位置および輪郭は、例えば、静止画像から爪領域の検出を行う際に指領域の検出も行って、検出された指領域に基づき決定される。静止画像から指領域を検出する方法として、例えば、レール251~254の色を黒色にしておいて、静止画像から黒以外の領域を指領域として検出すればよい。または、機械学習によって指の形状を学習させた学習済みモデルを用いて指領域を検出してもよい。図7(b)の爪領域位置ガイド710は、指領域が検出された位置に固定して表示される。
図7(c)は、図7(a)は図7(b)とは異なり、爪領域位置ガイド710を示す画像に、撮影部157が撮影して得られるリアルタイムの動画から切り出された被印刷者の指の画像が重畳して表示されている例を示している。図7(c)の爪領域位置ガイド710は、爪検出の際に用いられた静止画像である。右手の人差し指721は、リアルタイムで受信している動画から切り出された右手の人差し指のみの画像である。同様に、右手の中指722、右手の薬指723、右手の小指724は、それぞれリアルタイム動画から切り出された被印刷者の指のみの画像である。リアルタイム動画から指の領域を切り出す方法は、前述した方法で指領域を検出して検出した指領域を切り出せばよい。
<情報処理装置の構成>
図8は、上述した機能を実現するための情報処理装置101の機能ブロックの一例を示す図である。情報処理装置101は、ネイルアプリ800を備えている。ネイルアプリ800は、情報処理装置101のCPU103が、ROM104または外部記憶装置106に記憶されているネイルアプリ800のプログラムを実行することで、CPU103にネイルアプリ800の機能を実行させることが可能となる。なお、図8に示すネイルアプリ800の機能の一部または全部はASICまたは電子回路などのハードウェアで実現されてもよい。
ネイルアプリ800は、表示制御部810を有する。表示制御部810は、図3に示すネイルアートデータの選択画面301および図4に示すネイル画像データ設定画面401および図5に示す印刷データ作成画面501を含む各UI画面を、表示部108に表示させる機能を有する。また、表示制御部810は、入力インターフェース102の機能を有しており、ユーザから入力される操作指示に応じて各種の制御を行う。
表示制御部810は、ネイルアートデータ選択受付部811、ネイル画像データ設定部812、撮影指示部813、画像表示制御部814、爪検出部815、印刷領域設定部816、反映データ受付部817を有する。さらに、反映実行部818、印刷指示部819、および位置ずれ検出部820を有する。
ネイルアートデータ選択受付部811は、図3に示すように、ユーザからのネイルアートデータ303の選択を受け付け、選択されたネイルアートデータ303を取得する。
ネイル画像データ設定部812は、図4に示すように、左手プレビュー領域403および右手プレビュー領域404の爪設定領域408に設定されたネイル画像データを取得する。
撮影指示部813は、図5の撮影ボタン506の押下の検知またはプリンタ151が登録されている状態での印刷データ作成画面501への遷移に応じて、プリンタ151に動画の撮影を指示する。
画像表示制御部814は、プリンタ151から送信された動画の画像データを、プレビュー領域507にリアルタイムに表示する。また、爪領域位置ガイド710を表示するための制御を行う
爪検出部815は、爪検出処理をおこない、検出した被印刷者の爪領域を出力する。
印刷領域設定部816は、ユーザからの指示に従って、検出した爪領域に基づき印刷領域509を設定する。
反映データ受付部817は、印刷対象表示領域503に表示されている指と、設定データ表示領域502に表示されるユーザが選択したネイル画像データとの対応付けを行う。そして、ユーザが選択した設定データ表示領域502のネイル画像データを受け付ける。
反映実行部818は、設定データ表示領域502からユーザが選択したネイル画像データを、対応する印刷領域509に反映させる。
印刷指示部819は、印刷領域509に反映されたネイル画像データを含む印刷データを生成し、生成した印刷データをプリンタ151に送信する。
位置ずれ検出部820は、印刷対象の爪の位置が、爪領域位置ガイド710が案内する位置からずれているかを検出する。位置ずれ検出部820は、撮影部157が被印刷者の指を撮影して得られた画像から爪領域の位置を検出して位置ずれが発生しているかを検出する。位置ずれ検出部820の処理の詳細は後述する。
通知制御部830は、ユーザに所定の通知を行うための制御を行う。例えば、位置ずれ検出部820によって位置ずれが検出されたらユーザに通知をする。画面を介して通知を行う場合、通知制御部830は、表示制御部810に含まれていてもよい。
<処理の流れ>
図9は、本実施形態の処理の一例を示すシーケンス図である。図9のネイルアプリ800の処理は、情報処理装置101のCPU103がROM104または外部記憶装置106に記憶されているプログラムコードをRAM105に展開し実行することにより行われる。あるいはまた、図9におけるステップの一部または全部の機能をASICまたは電子回路などのハードウェアで実現してもよい。なお、各処理の説明における記号「S」は、ステップであることを意味する。図9においては、ユーザがネイルアプリ800を起動し、ネイルアプリ800の制御によって、印刷対象挿入部158に挿入された爪にプリントエンジン155がネイルアートを印刷する流れを説明する。
S901において、ユーザによってネイルアプリ800が起動されると、表示制御部810は、図3に示す選択画面301を表示する。ネイルアートデータ選択受付部811は、選択画面301のネイルアートデータ表示領域302から1つまたは複数のネイルアートデータ303の選択を受け付ける。ユーザが、1つまたは複数のネイルアートデータ303を選択後、ネイルアートデータ決定ボタン304を押下すると、表示制御部810は、ボタン押下を検知し、図4に示すネイル画像データ設定画面401を表示部108に表示する。ネイルアートデータ表示領域402に、ユーザが選択したネイルアートデータが表示されたネイル画像データ設定画面401が表示部108に表示される。そして、ネイル画像データ設定部812はユーザが選択したネイル画像データを爪設定領域408に設定する。
S902において、ユーザが設定完了ボタン407を押下すると、表示制御部810はボタン押下を検知し、図5に示す印刷データ作成画面501を表示部108に表示する。ユーザによって設定完了ボタン407が押下されることで、ネイル画像データの設定が完了する。そして、図5に示す印刷データ作成画面501が表示部108に表示されると、印刷データ作成画面501中の設定データ表示領域502に、ユーザによって設定された1つまたは複数のネイル画像データが表示される。
プリンタ151が登録されていない場合、ネイルアプリ800は、ネイルアプリ800と通信可能なプリンタ151を検索する。表示制御部810は、検索結果を示すプリンタリストを表示部108に表示する。
S903において表示制御部810は、プリンタリストを表示部108に表示させる。ユーザによってプリンタリストからプリンタ151が指定されると、表示制御部810は、ユーザによって指定されたプリンタ151を選択する。
S904において撮影指示部813は、S904で選択されたプリンタ151と通信する。そして、撮影指示部813は、プリンタ151に対して、撮影部157による撮影を指示する。なお、S904において撮影指示部813は、プリンタ151に対してカメラ起動ジョブを送信してもよい。そして、プリンタ151は、このカメラ起動ジョブの受信に基づいて、撮影部157を起動して撮影を開始してもよい。
S905においてプリンタ151は、撮影部157で撮影している動画をネイルアプリ800に送信する。画像表示制御部814は、この動画を、図5に示す印刷データ作成画面501のプレビュー領域507に表示させる。原則として、撮影部157で撮影された動画は、印刷終了まで、ほぼリアルタイムでプレビュー領域507に表示される。被印刷者の手が既に挿入されている場合は、プレビュー領域507には、印刷対象挿入部158に挿入された被印刷者の指先の動画が表示されている状態となる。
S906において、ユーザが設定データ表示領域502の中から爪に印刷する設定データを1つ選択すると、ネイルアートデータ選択受付部811は、選択された1つの設定データの選択を受け付ける。表示制御部810は、ユーザによって選択された設定データをハイライト表示する。
S907において、プリンタ151に設けられた印刷対象挿入部158に、被印刷者の手を挿入する。このとき、S902で設定されたネイル画像データをより精彩に印刷するために、あらかじめ被印刷者の爪にジェル状の液体(ベースコート)を塗布しておく。このベースコートの色は、複数存在し、例えば白、半透明などがある。また、ネイルアプリ800は、S906の後に、プリンタ151に手を挿入することを促すメッセージを表示してもよい。
S908において、S905の結果としてプレビュー領域507にリアルタイム動画が表示されている状態でユーザは、印刷領域設定ボタン508を押下する。表示制御部810が印刷領域設定ボタン508を受け付けると、印刷領域設定処理S909~S913が行われる。印刷領域設定処理では、爪検出部815によってプレビュー領域507上における爪領域が自動で検出され、検出された爪領域に基づいて印刷領域509が自動で設定される。本フローチャートの説明では、設定可能な印刷領域509の数が予め所定値に規定されているものとする。本実施形態は、片手の人差し指、中指、薬指、小指の爪の数に対応しているので、所定値は、「4」として規定されている。この所定値は、印刷対象挿入部158に搭載されたレールの本数および設定データに含まれるネイル画像データの数に対応する。本実施形態においては、ユーザが、この所定値と同じ数の印刷領域509を設定する形態を例に挙げて説明する。つまり、本実施形態では、印刷領域509が4つ設定されるものとする。ここで設定された印刷領域509の数は、第一の値としてRAM105に保存される。つまり、本実施形態では、第一の値は、「4」である。
S909において撮影指示部813は、静止画の撮影指示をプリンタ151に送る。撮影指示には、撮影対象となる爪に対応するレール番号も含めて送る。例えば4本のレール251~251を左から1~4の番号とした場合、左手の小指を撮影する際は「1」、左手の人差し指を撮影する際は「4」、右手の人差し指を撮影する際は「1」、右手の小指を撮影する際は「4」の番号を送る。
S910においてプリンタ151は、レール251~254のうち、受信したレール番号に対応するレールのみを上昇させて、爪がプリンタ151のプリントヘッド230と近接する高さとなるように調整する。プリントヘッド230に近接する高さに爪を配置することで、インクジェットプリンタであればプリントヘッド230から吐出されるインクが確実に爪に着弾できるようになる。
爪の高さ調整には、プリンタ151に搭載された可動型のレーザセンサ206が用いられる。図2に示すようにレーザセンサ206をプリントヘッド230と近接した高さに設置し、レーザが遮断されないぎりぎりの高さまで爪の高さを上げるようレール251~254が制御される。爪の高さ調整では、爪のおおよその位置を把握した上でレーザセンサ206での稼働範囲を爪の範囲に絞った方が指全体を可動範囲とするよりも効率的に高さ調整を行える。そのため、爪の高さ調整を行う前に事前に爪検出を行い、S909の撮影指示と合わせて爪の位置情報をネイルアプリ800からプリンタ151に送るようにするとよい。
本実施形態では、このような事前の爪検出のことをプレ爪検出と呼ぶことにする。プレ爪検出を行う場合は、S909よりも以前にネイルアプリ800からプリンタ151に撮影指示を送信する。プレ爪検出では爪の高さ調整は行わないため、送信する撮影指示には前述したレール番号は含まなくてよい。プリンタ151はプレ爪検出のための撮影指示を受信したら、撮影部157で静止画の撮影を行う。撮影が終了したら、プリンタ151は撮影画像をネイルアプリ800に送信する。ネイルアプリ800は受信した撮影画像内の爪を検出し、検出した全ての爪の爪位置情報を保持しておく。そして、S909で撮影指示する場合はレール番号と合わせて撮影対象の爪の位置情報をプリンタ151に送信する。プリンタ151は、受信した爪位置情報に基づきレーザセンサ206の可動範囲を絞って対象の爪の高さを調整する。
S911において撮影部157は、対象の爪の高さ調整が終了したら、静止画の撮影を行う。
S912でプリンタ151は、撮影が終了したら対象のレールの高さを初期値に戻し、ネイルアプリ800に静止画の撮影画像のデータを送信する。リアルタイムで受信している動画像のフレームを切り出して静止画の代わりとしてもよい。その場合は、撮影指示部813は、S909で静止画の撮影指示を送らなくてもよい。
S913においてネイルアプリ800の爪検出部815は、受信した撮影画像から爪領域を検出する。本ステップによる爪領域の検出を第1の爪検出とよぶ。S913の第1の爪検出で検出された爪領域に基づき印刷領域509が決定される。また、爪領域位置ガイド710として図7(b)のように指領域の位置を表示する場合は、S913の第1の爪検出に合わせて指領域の検出が行われる。このように本ステップによって、爪領域位置ガイド710を表示するための爪または指などの対象物が検出される。
爪の検出の一手法として、爪に塗布したベースコートの白色を画像処理で検出する方法がある。具体的には撮影画像のRGB値から所定の閾値(例えばR>200、G>200、B>200)を超える画素を検出し、検出した領域を爪領域と判定する方法がある。爪検出の際に指の下にあるレール251~254を爪と誤検出しないように、レール251~254は黒などの白以外の色にするとよい。またライトの反射で撮影画像が白飛びした部分を誤検出しないように、光が乱反射する素材でレール251~254を構成するのが望ましい。また画像処理による検出ではベースコートが半透明の場合に検出が困難になるため、別の検出方法として機械学習を用いてもよい。機械学習で学習させる画像に、白または半透明のベースコートが塗布された爪を含んだ指画像を用いることで、白だけでなく半透明のベースコートであっても爪領域の検出が可能になる。機械学習では、用意した学習画像のどこに爪があるかを学習させていき、学習モデルを構築する。構築した学習モデルはネイルアプリ800に組み込まれ、CPU103またはGPU110によって処理され、撮影画像から爪領域を検出するのに利用される。肌の色および爪の形は個人によって異なるため、学習画像に多くの手のパターンを用意し学習させていくことで、様々な爪を検出できるようにする。機械学習には数多くのフレームワークが存在しており、既存のフレームワークを利用することで機械学習を実現することができる。
S909~S913の印刷領域設定処理は、撮影対象(印刷対象)の爪の数だけ繰り返し行われる。例えば、左手の小指から人差し指の4つの爪が対象になる場合、指ごとに撮影、撮影データ送信、および爪検出が繰り返し行われ、撮影画像は合計4枚になる。
S914において印刷領域設定部816は、S913の第1の爪領域で検出された爪領域に基づき印刷領域509を設定する。例えば、各撮影画像から対象の爪を含む指が撮影された部分が切り出されてプレビュー領域507に表示される。つまり、プレビュー領域507には切り出された4枚の指画像が並べられて表示され、印刷領域設定部816は、各指画像に対応する印刷領域509を設定する。
そして、反映データ受付部817は、印刷領域設定部816によって印刷領域509が設定された後、印刷領域509に反映させる反映データとして、設定データに設定されている4種類のネイル画像データを受け付ける。そして、反映データ受付部817は、設定データに設定されている4種類のネイル画像データと設定された4つの印刷領域509との対応付けを行う。そして、反映実行部818は、この対応付けに基づいて印刷領域509に設定データを反映する。
S915において、ユーザは必要に応じて印刷領域509を編集する。例えばユーザは印刷領域509の大きさ等を調整する場合には、印刷領域509を編集することもできる。この場合、反映データ受付部817が編集の受け付けを行い、反映実行部818が編集した結果の反映を行う。
S916において画像表示制御部814は、S913の第1の爪検出の結果に基づき爪領域位置ガイド710を生成する。そして、図7に示すように、表示制御部810は、生成された爪領域位置ガイド710を、S905の結果取得しているリアルタイム動画と組み合わせて表示する。爪領域位置ガイド710は、後述するS927で被印刷者の爪へ画像が印刷されるまで表示される。
S917において、ユーザが印刷領域509における設定データの反映状態を確認した後に印刷ボタン510を押下すると、印刷指示部819は、設定データ(ネイル画像データ)を印刷領域509に反映した印刷データを作成する。このとき、通知制御部830は、「プリンタに挿入されている手を動かさないでください」という主旨の通知が行われるように制御を行ってもよい。
次のS918~S927の処理は印刷処理である。印刷処理は、印刷対象の爪ごとに行われる。
S918はS909と同様の処理であり、撮影指示部813は、静止画の撮影指示をプリンタ151に送る。その際、撮影指示には、撮影対象である印刷対象の爪に対応するレール番号も含めて送られる。印刷処理では、初めに、現在の印刷対象の爪の位置が、S913の第1の爪検出処理の結果の検出された爪領域の位置からずれていないかを判定される。この判定ために用いる撮影画像(静止画)を得るために、本ステップでは撮影指示がプリンタ151に送られる。
S919においてプリンタ151は、レール251~254のうち、受信したレール番号に対応するレールのみを、S910で調整された高さまで上昇させて、今回の印刷対象の爪がプリンタ151のプリントヘッド230と近接する高さとなるようにする。印刷対象以外の指が置かれているその他の番号のレールは降下させた状態のままにする。
次のS920およびS921は、S918の結果送信した印刷対象のレール番号が2本目以降の爪の指が置かれているレールである場合の処理である。1回目の印刷処理の場合は、S920およびS921はスキップされる。S920においてネイルアプリ800は、プリントヘッド230を退避させる命令をプリンタ151に送信する。
S921においてプリンタ151は、ネイルアプリ800から退避命令を受信すると、その命令に基づきプリントヘッド230を退避させる。
図10は、レール251~254に置かれた指の先端側から見たプリンタ151の模式図である。図10を用いて、プリントヘッド230の退避について説明する。図10(a)は、撮影部157であるカメラが撮影可能な画角の領域1002を図示している。プリントヘッド230はX方向レールガイド220に沿ってX方向に進行する。撮影部157の画角の領域1002の内部に、被印刷者の右手の小指1004、薬指1005、中指1006、人差し指1007が図示されている。また、それぞれの指1004~1007の上部に爪領域1008が図示されている。図10(b)は、プリントヘッド230が右手の小指1004の上部に存在し、プリントヘッド230が、右手の小指1004の爪領域1008に印刷を行っている状態を示している。
図10(c)は、プリンタ151がヘッド退避命令を受け取った後、プリントヘッド230が撮影部157の画角の領域1002外に位置するように左方向(+X方向)に退避している状態を示している。図10(d)は、プリンタ151がヘッド退避命令を受け取った後、プリントヘッド230が撮影部157の画角の領域1002外に位置するように右方向(-X方向)に退避している状態を示している。
S921におけるヘッドの退避方向を右方向とするか左方向とするかは、退避命令を受けた際のプリントヘッド230の位置に応じて決定すればよい。例えば、プリントヘッド230の右方向にレールが上昇された印刷対象の爪の指がある場合は、退避方向は左方向と決定すればよい。プリントヘッド230の左方向にレールが上昇された印刷対象の爪の指がある場合は、退避方向は右方向と決定すればよい。
印刷対象の爪の指が置かれたレール以外のレールを降下させた状態のままにする理由は、S921におけるプリントヘッド230を退避させる際、被印刷者の爪がプリントヘッド230に当接するのを防ぐためである。
S922において撮影部157は、静止画の撮影を行う。S905の結果取得されプレビュー領域507に表示されているリアルタイム動画からフレームを切り出して得られた画像を静止画としてもよい。この場合、できるだけ現在に近い時刻のフレームを切り出すのが好ましい。
S923でプリンタ151は、撮影が終了したら印刷対象の爪の指が置かれたレールの高さを初期値に戻し、ネイルアプリ800に撮影データを送信する。
S924において爪検出部815は、S922の撮影の結果得られた撮影画像である静止画から爪検出を行う。ここで行われる爪検出を第2の爪検出とよぶ。爪検出の方法は、S913の第1の爪検出と同様の方法で行えばよい。
S925において位置ずれ検出部820は、S913で行った第1の爪検出の結果とS924で行った第2の爪検出の結果と、を比較し、現在レールに置かれている指のうちの印刷対象の爪の位置がずれているか検出する処理(位置ずれ検出処理)を行う。
図11は、S925における位置ずれ検出処理の詳細を説明するためのフローチャートである。
S1101において位置ずれ検出部820は、S913における第1の爪検出の結果得られた爪領域のうち、現在の印刷対象の爪の爪領域の位置を表す座標を取得する。爪領域の位置を表す座標として、爪領域の先端の座標が取得される。原点を左上とすると、爪領域の座標のうち縦方向の成分値が最小である座標を、爪領域の先端の座標として取得すればよい。第1の爪検出の結果に基づき印刷領域および爪領域位置ガイド710は生成されている。このため、本ステップで取得される第1の爪検出の結果得られた爪領域の位置は、図7で示した爪領域位置ガイド710における爪の位置に対応する。
S1102において位置ずれ検出部820は、S924における第2の爪検出の結果得られた現在の印刷対象の爪の爪領域の位置を表す座標を取得する。本ステップでも、爪領域の位置を表す座標として、爪領域の先端の座標が取得される。
S1103において位置ずれ検出部820は、S1101で取得された爪領域の位置とS1102で取得された爪領域の位置との距離を算出する。
S1104において位置ずれ検出部820は、S1103で得られた距離が閾値以下かを判定をする。例えば閾値を3mmとした場合、S1104では、算出された距離が3mm以下であるかが判定される。
爪領域の距離が閾値より大きい場合(S1104がYES)、S1105において通知制御部830は、位置ずれを通知する。
図12は、爪領域の位置ずれの通知方法を説明する画面の一例を示す図である。爪領域位置ガイドは、第1の爪検出の結果得られた爪領域に対応する位置を示すものであるため、S1105では、プレビュー領域507に表示される爪領域位置ガイドからの位置ずれが通知されることになる。
図12(a)および図12(b)は、右手の人差し指の位置ずれの通知方法を説明するための図である。図12(a)および図12(b)は、爪領域位置ガイドを表示している状態において、さらに位置ずれを通知する方法を示している。図12(a)は位置ずれを検出する前のプレビュー領域507に表示される爪領域位置ガイドの図であり、枠線1201は、図7(b)の爪領域位置ガイド710aに対応する。図12(a)、図12(b)では、爪領域位置ガイド710a~dのうち、現在の印刷対象である右手の人差し指の爪領域位置ガイド710aのみが表示されている。このように、S918~S927が行われている最中においてプレビュー領域507に表示される爪領域位置ガイドは、現在の印刷対象の爪またはその爪の指の位置を案内する爪領域位置ガイドのみが表示されるようにしてもよい。
その後、印刷対象の右手の人差し指が動いてS925で位置ずれが検出された場合、例えば図12(b)に示すように、爪領域位置ガイドを点線の枠線1202に置き換えることで、位置ずれが発生していることが視覚的に通知される。図7(a)、図7(c)の爪領域位置ガイド710の場合も同様に、爪領域位置ガイド710の色、模様などを変更すことで、爪領域位置ガイド710から現在の印刷対象の爪の位置がずれていることを視覚的に通知すればよい。
図12(c)および図12(d)は右手の人差し指の位置ずれを通知する他の例を説明するための図である。図12(c)のプレビュー領域507には、位置ずれが発生していないときのリアルタイム動画が表示されているものとする。この場合、例えば、右手の人差し指1203上に位置ずれが発生していないことを示す第1のアイコン1204を表示させることで、位置ずれが発生していないことを示している。
一方、図12(d)のプレビュー領域507には、位置ずれを検出した場合におけるにリアルタイム動画が表示されているものとする。図12(d)に示すように、位置ずれが発生していること示すアイコンとして、第1のアイコン1204とは異なる第2のアイコン1205を表示させることで、現在の印刷対象の爪の位置が爪領域位置ガイドからずれていることを視覚的に通知してもよい。第1のアイコン1204または第2のアイコン1205は、図7(a)~(c)の爪領域位置ガイド710が表示されているプレビュー領域507に表示することができる。
なお、位置ずれを通知するためのアイコンは、図12(d)の第2のアイコン1205に限られない。位置ずれを検出する前後でアイコンが変化して、位置ずれが発生したことをユーザに通知できれば、他のアイコンでもよい。また、図12(c)および(d)では、第1のアイコン1204および第2のアイコン1205は指に重畳させて表示されるものとして図示しているが、これは一例に過ぎない。第1のアイコン1204および第2のアイコン1205の位置は、位置ずれが発生している爪の指がユーザに伝わる位置であればどこでもよい。
なお、本実施形態では、指一本ずつ位置ずれの検出を行うものとしている。このため、図12(b)および図12(d)では、今回の印刷対象となる爪の指が右手の人差し指であるものとして、位置ずれを通知する方法の例を図示している。印刷対象となる爪の指が右手の人差し指以外も、図12(b)および図12(d)と同様に位置ずれの通知が行われればよい。
また、通知制御部830は、視覚的に位置ずれを通知する方法以外の方法で位置ずれを通知してもよい。例えば、通知制御部830は、位置ずれ検出部820が位置ずれを検出した後、情報処理装置101またはプリンタ151が有している不図示の発音手段に警告音を鳴らすように制御を行ってもよい。または、通知制御部830は、位置ずれ検出部820が位置ずれを検出した後、情報処理装置101またはプリンタ151が有している不図示の振動手段によって振動を発生させるように制御を行ってもよい。また、画面の表示、音、振動などの方法のうちの2つ以上の方法を組み合わせて位置ずれの通知が行われてもよい。
S1104において位置ずれを検出して、S1105で位置ずれの通知を行った場合、図9では、S925からS922に処理を戻す。そして、現在の印刷対象の爪の爪領域の位置と、第1の爪検出の結果得られた爪領域の位置と、の距離が閾値以下のとなるまで、S922~S925の処理が繰り返し行われる。
一方、爪領域の距離が閾値以下となった場合(S1104がYES)、図9では、S925Sから926に進む。ネイルアプリ800は、印刷ボタン510を押下可能な状態にする。
S926においてネイルアプリ800は、印刷ボタン510の押下を受け付けると、印刷データをプリンタ151に送信する。
S927においてプリンタ151は、送信された印刷データに基づいて、今回の印刷対象の指に対応する印刷領域に印刷を行うことで、印刷対象の爪に印刷を行う。この結果、被印刷者の爪にネイル画像が印刷されることになる。
S918~S927のステップは印刷対象の爪の数だけ繰り返し行われる。例えば、左手の小指から人差し指の4つの爪が対象になる場合、指ごとに印刷データの送信から印刷までの処理が繰り返し行われる。プリントヘッド230が爪の根本から爪先に向かって印刷する場合、指の配置の関係で小指→薬指→中指→人差し指の順番で印刷した方がプリントヘッド230の移動距離は少なくて済む。逆にプリントヘッド230が爪先から爪の根本に向かって印刷する場合、人差し指→中指→薬指→小指の順番で印刷した方がプリントヘッド230の移動距離が少なくて済む。このように印刷対象の指の配置(左手/右手)に応じて、印刷する指の順番を変えることでプリントヘッド230の移動距離を短縮することができ、印刷時間の短縮に繋がる。
なお、撮影部157は、印刷中も爪の撮影を継続し、印刷中においても印刷対象の爪の位置ずれが発生しているかが検出されてもよい。例えば、印刷が完了する前に印刷対象の爪のある手がプリンタ151から離れたかをネイルアプリ800が検知可能に構成されてもよい。そして、印刷が完了する前に印刷対象の爪のある手がプリンタ151から離れたことが検知された場合、ネイルアプリ800はプリンタ151に印刷の停止を指示してもよい。また、S916で爪領域位置ガイドを表示する前に、S922~S925と同様の爪領域の位置ずれ検出処理を行ってもよい。
以上説明したように本実施形態では、被印刷者ごとに爪領域の検出を行うことで、被印刷者に適した爪または手の位置を案内することで位置ずれを抑制することができる。このため、本実施形態によれば、印刷領域の設定から実際に印刷領域に印刷が行われるまでの間に爪の位置がずれることによる被印刷者の爪への画像の印刷が失敗することを抑制することができる。
<<その他の実施形態>>
上述した実施形態においては、印刷対象挿入部158に片手の手を入れる形態のプリンタ151を例に挙げて説明したが、これに限られない。例えば、店舗などに設置されるようなプリンタで、両手を入れるようなものでもよい。この場合、操作は、店員などが行えばよい。
また、上述した各実施形態では、主に、ネイルアートとして画像(模様)を印刷する例を挙げて説明したが、3次元構造物などを示す形状データと画像データとを用いて、模様を含む構造物をネイルアートとして形成するような形態でもよい。
また、上述した各実施形態では、手をプリンタ151に挿入し、爪に直接印刷する形態で説明したが、別の形態でも構わない。例えば、シール等の爪に装着するオブジェクトに対して印刷を行うプリンタを使って印刷する場合に、上述した各実施形態の発明が適用されても構わない。
上述した実施形態では、情報処理装置101とプリンタ151とを別の装置として説明するが、両者の機能を一体的に含む装置を用いる形態でもよい。例えば情報処理装置101に含まれるネイルアプリ800の機能を有するプリンタ151であってもよい。
本開示は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
<<その他>>
上述した実施形態の開示は、以下の構成を含む。
(構成1)
被印刷者の爪に画像を印刷するプリントヘッドと前記被印刷者の指を置く指置台とを有するネイルプリント装置を制御する情報処理装置を、
前記指置台に置かれた指を撮影する撮影装置によって撮影された撮影画像を取得する取得手段と、
前記撮影画像と、前記指置台において印刷対象の爪が位置すべき領域を案内する案内画像と、が組み合わされた画面を表示装置に表示させる表示制御手段と、
として機能させることを特徴とするプログラム。
(構成2)
前記案内画像は、前記被印刷者に応じた前記印刷対象の爪が位置すべき領域を案内する画像である
ことを特徴とする構成1に記載のプログラム。
(構成3)
前記案内画像は、
前記案内画像と組み合わされる第1の撮影画像を得るための撮影より以前に、前記撮影装置が前記指置台に置かれた前記被印刷者の指の爪を撮影して得られた第2の撮影画像に基づく画像である
ことを特徴とする構成1に記載のプログラム。
(構成4)
前記情報処理装置を
撮影画像から爪および指の少なくとも一方を対象物として検出する検出手段としてさらに機能させる
ことを特徴とする構成3に記載のプログラム。
(構成5)
前記案内画像は、前記検出手段が前記第2の撮影画像から検出した前記対象物を囲む線である
ことを特徴とする構成4に記載のプログラム。
(構成6)
前記案内画像は、前記第2の撮影画像であり、
前記表示制御手段は、
前記第1の撮影画像から切り出された指の領域を前記案内画像に重畳させることで前記画面を表示させる
ことを特徴とする構成3に記載のプログラム。
(構成7)
前記プリントヘッドがインクを付与して印刷する印刷領域が、前記第2の撮影画像から検出された爪の領域に基づき決定され、
前記案内画像が案内する前記印刷対象の爪が位置すべき領域は、前記印刷領域に対応する領域である
ことを特徴とする構成3から6のいずれか1項に記載のプログラム。
(構成8)
前記情報処理装置を
前記案内画像が案内する前記印刷対象の爪が位置すべき領域の位置と、前記指置台に置かれている前記被印刷者の指の爪の位置と、の距離が閾値より大きい場合、所定の通知をする制御をする通知制御手段としてさらに機能させる
ことを特徴とする構成1から7のいずれか1項に記載のプログラム。
(構成9)
前記情報処理装置を
前記撮影装置が撮影して得られた撮影画像から爪を検出する検出手段としてさらに機能させ、
前記指置台に置かれている前記被印刷者の指の爪の位置は、前記検出手段が検出した爪の位置である
ことを特徴とする構成8に記載のプログラム。
(構成10)
前記通知制御手段は、
前記所定の通知として、前記案内画像を異なる画像に変更する
ことを特徴とする構成8または9に記載のプログラム。
(構成11)
前記通知制御手段は、
前記所定の通知として、前記撮影装置が撮影して得られた撮影画像にアイコンを重畳して表示する
ことを特徴とする構成8または9に記載のプログラム。
(構成12)
前記通知制御手段は、
前記所定の通知として、音の発生および振動の発生の少なくとも一方が行われるように制御する
ことを特徴とする構成8または9に記載のプログラム。
(構成13)
被印刷者の爪に画像を印刷するプリントヘッドと前記被印刷者の指を置く指置台とを有するネイルプリント装置を制御する情報処理装置であって、
構成1から12のいずれか1項に記載のプログラムによって実現される各手段を有することを特徴とする情報処理装置。
(構成14)
被印刷者の爪に画像を印刷するプリントヘッドと、
前記被印刷者の指を置く指置台と、
前記指置台に置かれた指を撮影する撮影装置と、を有し、
構成1から12のいずれか1項に記載のプログラムによって実現される各手段を有する情報処理装置と接続されている
ことを特徴とするネイルプリント装置。
(構成15)
被印刷者の爪に画像を印刷するプリントヘッドと、
前記被印刷者の指を置く指置台と、
前記指置台に置かれた指を撮影する撮影装置と、を有し、
構成1から12のいずれか1項に記載のプログラムによって実現される各手段を有する情報処理装置を含む
ことを特徴とするネイルプリント装置。
(構成16)
被印刷者の爪に画像を印刷するプリントヘッドと前記被印刷者の指を置く指置台とを有するネイルプリント装置の制御方法であって、
前記指置台に置かれた指を撮影する撮影装置によって撮影された撮影画像を取得する取得ステップと、
前記撮影画像と、前記指置台において印刷対象の爪が位置すべき領域を案内する案内画像と、が組み合わされた画面を表示装置に表示させる表示制御ステップと、
を含むことを特徴とする制御方法。
800 ネイルアプリ
810 表示制御部

Claims (16)

  1. 被印刷者の爪に画像を印刷するプリントヘッドと前記被印刷者の指を置く指置台とを有するネイルプリント装置を制御する情報処理装置を、
    前記指置台に置かれた指を撮影する撮影装置によって撮影された撮影画像を取得する取得手段と、
    前記撮影画像と、前記指置台において印刷対象の爪が位置すべき領域を案内する案内画像と、が組み合わされた画面を表示装置に表示させる表示制御手段と、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  2. 前記案内画像は、前記被印刷者に応じた前記印刷対象の爪が位置すべき領域を案内する画像である
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記案内画像は、
    前記案内画像と組み合わされる第1の撮影画像を得るための撮影より以前に、前記撮影装置が前記指置台に置かれた前記被印刷者の指の爪を撮影して得られた第2の撮影画像に基づく画像である
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  4. 前記情報処理装置を
    撮影画像から爪および指の少なくとも一方を対象物として検出する検出手段としてさらに機能させる
    ことを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
  5. 前記案内画像は、前記検出手段が前記第2の撮影画像から検出した前記対象物を囲む線である
    ことを特徴とする請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記案内画像は、前記第2の撮影画像であり、
    前記表示制御手段は、
    前記第1の撮影画像から切り出された指の領域を前記案内画像に重畳させることで前記画面を表示させる
    ことを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
  7. 前記プリントヘッドがインクを付与して印刷する印刷領域が、前記第2の撮影画像から検出された爪の領域に基づき決定され、
    前記案内画像が案内する前記印刷対象の爪が位置すべき領域は、前記印刷領域に対応する領域である
    ことを特徴とする請求項3に記載のプログラム。
  8. 前記情報処理装置を
    前記案内画像が案内する前記印刷対象の爪が位置すべき領域の位置と、前記指置台に置かれている前記被印刷者の指の爪の位置と、の距離が閾値より大きい場合、所定の通知をする制御をする通知制御手段としてさらに機能させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  9. 前記情報処理装置を
    前記撮影装置が撮影して得られた撮影画像から爪を検出する検出手段としてさらに機能させ、
    前記指置台に置かれている前記被印刷者の指の爪の位置は、前記検出手段が検出した爪の位置である
    ことを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
  10. 前記通知制御手段は、
    前記所定の通知として、前記案内画像を異なる画像に変更する
    ことを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
  11. 前記通知制御手段は、
    前記所定の通知として、前記撮影装置が撮影して得られた撮影画像にアイコンを重畳して表示する
    ことを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
  12. 前記通知制御手段は、
    前記所定の通知として、音の発生および振動の発生の少なくとも一方が行われるように制御する
    ことを特徴とする請求項8に記載のプログラム。
  13. 被印刷者の爪に画像を印刷するプリントヘッドと前記被印刷者の指を置く指置台とを有するネイルプリント装置を制御する情報処理装置であって、
    請求項1から12のいずれか1項に記載のプログラムによって実現される各手段を有することを特徴とする情報処理装置。
  14. 被印刷者の爪に画像を印刷するプリントヘッドと、
    前記被印刷者の指を置く指置台と、
    前記指置台に置かれた指を撮影する撮影装置と、を有し、
    請求項1から12のいずれか1項に記載のプログラムによって実現される各手段を有する情報処理装置と接続されている
    ことを特徴とするネイルプリント装置。
  15. 被印刷者の爪に画像を印刷するプリントヘッドと、
    前記被印刷者の指を置く指置台と、
    前記指置台に置かれた指を撮影する撮影装置と、を有し、
    請求項1から12のいずれか1項に記載のプログラムによって実現される各手段を有する情報処理装置を含む
    ことを特徴とするネイルプリント装置。
  16. 被印刷者の爪に画像を印刷するプリントヘッドと前記被印刷者の指を置く指置台とを有するネイルプリント装置の制御方法であって、
    前記指置台に置かれた指を撮影する撮影装置によって撮影された撮影画像を取得する取得ステップと、
    前記撮影画像と、前記指置台において印刷対象の爪が位置すべき領域を案内する案内画像と、が組み合わされた画面を表示装置に表示させる表示制御ステップと、
    を含むことを特徴とする制御方法。
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