JP2023168554A - 回転型組織切断デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】新規な回転型組織切断デバイスの提供。【解決手段】開示される実施形態は組織壁における開口部を切断するための装置、システム及び方法を含む。本装置は遠位端部において少なくとも1つの第1切削面を支持する第1円筒形本体を有する内側切削部材を含む。第1切削面は第1円筒形本体の軸に対して第1の回転方向に面し、かつ第1円筒形本体の外側周囲にて第1切削端部を有する。本装置はまた第1円筒形本体の周囲に同心状に配置され、かつ遠位端部にて少なくとも1つの第2切削面を支持する第2円筒形本体を有する外側切削部材をも含む。第2切削面は軸線に対して第2の回転方向に面し、かつ第2円筒形本体の内側周囲にて第2切削端部を有する。組織は組織に対する装置の遠位端部の適用並びに内側切削部材及び外側切削部材を逆回転させることに応答して、内側切削部材の第1切削縁部と外側切削部材の第2切削縁部との間で回転可能に切断可能である。【選択図】図1

Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、本明細書にて出願された、代理人整理番号ORA0107US1号、「ROTATIONAL TISSUE CUTTING CONTROL DEVICE」の同時係属出願に関連し、その内容が全体として本明細書に参考として組み込まれる。
本開示は、組織壁における開口部を切断するための装置、システム、及び方法に関する。
この項目における記述は、単に、本開示に関する背景情報を提供するのみであり、先行技術を構成しない場合もある。
侵襲的な外科手術を行うことなく患者の体内の組織にアクセスする能力により、疼痛の低減、回復時間の短縮、及び合併症のリスクの低減を伴う、継続的な向上を伴う種類の分析、診断、及び処置が可能である。2つの例として、内視鏡撮像及びカテーテル法(catherization)処置は、侵襲的な外科手術を行うことなく、多数の内部病変の診断及び処置を可能にしてきた。
場合によっては、患者の体内の組織を遠隔で切断するために、薄いプローブ様の装置を挿入することが望ましい場合がある。例えば、胆管が閉塞された場合に患者に苦痛の緩和を提供するために、食道(gastronomical tract)内へとプローブを挿入して開口部を切断し、胆嚢が十二指腸内に胆汁を放出することを可能にして、胆嚢の痛みのある膨潤を緩和することが望ましい。しかし、プローブを所望の位置に到達させることが可能であり得るにもかかわらず、小さな切断を遠隔で行うことが非常に困難であることが、判明し得る。切断を行う際に組織を後方で反対方向に押す構造が存在しない場合、組織は、穿孔又は切断するには柔軟過ぎる場合がある。
開示される実施形態は、組織壁における開口部を切断するための装置、システム、及び方法を含む。
例示的実施形態では、装置は、遠位端部において少なくとも1つの第1切削面を支持する第1円筒形本体を有する内側切削部材を含む。第1切削面は、第1円筒形本体の軸に対して第1の回転方向に面し、かつ第1円筒形本体の外側周囲にて第1切削端部を有する。本装置はまた、第1円筒形本体の周囲に同心状に配置され、かつ遠位端部にて少なくとも1つの第2切削面を支持する第2円筒形本体を有する、外側切削部材をも含む。第2切削面は、軸線に対して第2の回転方向に面し、かつ第2円筒形本体の内側周囲にて第2切削端部を有する。組織は、組織に対する装置の遠位端部の適用並びに内側切削部材及び外側切削部材を逆回転させることに応答して、内側切削部材の第1切削縁部と外側切削部材の第2切削縁部との間で回転可能に切断可能である。
別の例示的実施形態では、装置は、装置の遠位端部において2つ以上の第1切削面を支持する第1円筒形本体を有する内側切削部材を含む。第1切削面は、第1円筒形本体の軸線に対して、第1の回転方向に面する。第1切削面は、第1円筒形本体の外側周囲に存在し、かつ内側切削部材の軸に対して傾斜している第1切削縁部を含む。第1切削面はまた、遠位端部を越えて外側に延在し、かつ組織を貫通するように構成されたアンカー先端部を含む。本装置はまた、第1円筒形本体の周囲に同心状に配置され、かつ装置の遠位端部にて少なくとも1つの第2切削面を支持する第2円筒形本体を有する、外側切削部材を含む。第2切削面は、軸線に対して第2の回転方向に面し、かつ第2円筒形本体の内側周囲にて第2切削端部を有する。組織は、アンカー先端部により貫通可能であり、かつ組織に対する装置の遠位端部の適用並びに内側切削部材及び外側切削部材を逆回転させることに応答して、内側切削部材の第1切削縁部と外側切削部材の第2切削縁部との間で回転可能に切断可能である。
更なる例示的実施形態では、方法は、組織に対する内側切削部材及び同心性の外側切削部材を有する円筒形の切断装置を、延在させることを含む。内側切削部材及び同心性の外側切削部材は、内側切削部材及び同心性の外側切削部材の軸線に直交して組織を放射状に切断するように構成された、対向する切削面を有する。内側切削部材は移動して、内側切削部材の遠位端部でアンカー先端部に組織を貫通させる。内側切削部材及び同心性の外側切削部材は、組織を放射状に切断するように互いに対して回転する。
別の例示的実施形態では、逆回転可能な切断装置を制御するための装置は、第1駆動シャフトに係合するように構成された第1放射状アクチュエータを含む。第2放射状アクチュエータは、第2駆動シャフトと係合するように構成され、第2駆動シャフトは、第1駆動シャフトと同軸状に配置されている。ハウジングは、第1放射状アクチュエータ及び第2放射状アクチュエータを支持し、第1駆動シャフト及び第2駆動シャフトがそれを通って延在することを可能にし、第1駆動シャフト及び第2駆動シャフトは、第1放射状アクチュエータ及び第2放射状アクチュエータの少なくとも一方の回転に応じて、相対的に逆回転可能である。
更なる例示的実施形態では、逆回転可能な切断装置を制御するための装置は、第1駆動シャフトに係合するように構成された第1放射状アクチュエータを含む。第2放射状アクチュエータは、第2駆動シャフトと係合するように構成され、第2駆動シャフトは、第1駆動シャフトと同軸状に配置されている。逆回転機構は、第1放射状アクチュエータ及び第2放射状アクチュエータを機械的に連結させ、逆回転機構は、第1放射状アクチュエータが第1方向に回転する場合に、第2放射状アクチュエータを第2方向に回転させるように構成される。ハウジングは、第1放射状アクチュエータ及び第2放射状アクチュエータを支持し、第1駆動シャフト及び第2駆動シャフトがそこを通って延在することを可能にする。回転制御装置は第1放射状アクチュエータと機械的に連結して、第1放射状アクチュエータの回転を可能にし、第1駆動シャフト及び第2駆動シャフトが、第1回転制御装置の回転に応じて同時に逆回転することを可能にする。
更に別の例示的実施形態では、組織壁内の開口部を切断するためのシステムは、第1駆動シャフト、第1駆動シャフトの周囲において同軸上に配設され、かつ第1駆動シャフトとは独立して回転するように構成された第2駆動シャフト、並びに第1駆動シャフト及び第2駆動シャフトを収容するシースを含む、駆動シャフト組立体を含む。第1放射状アクチュエータは、第1駆動シャフトと係合するように構成される。第2放射状アクチュエータは、第2駆動シャフトと係合するように構成される。ハウジングは、第1放射状アクチュエータ及び第2放射状アクチュエータを支持し、かつ第1駆動シャフト及び第2駆動シャフトを収容するシースがハウジングを通って延在することを可能にする。回転制御装置は、第1放射状アクチュエータと機械的に連結して、第2放射状アクチュエータに対する第1放射状アクチュエータの回転を可能にする。切断装置は、カッターの遠位端部にて少なくとも1つの第1切削面を支持する第1円筒形本体を有する内側切削部材を含み、第1駆動シャフトに機械的に連結しており、第1切削面は、第1円筒形本体の軸線に対する第1回転方向に面しており、第1円筒形本体の外側周囲において第1切削端部を有する。第2円筒形本体を有する外側切削部材は、第1円筒形本体の周囲に同心状に配置され、第2駆動シャフトと機械的に連結しており、外側切断部材は、装置の遠位端部において少なくとも1つの第2切削面を支持し、また第2切削面は、軸線に対する第2回転方向に面し、かつ第2円筒形本体の内側周囲において、第2切削端部を有する。組織は、装置の遠位端部の適用及び回転制御装置の回転に応答して、内側切削部材の第1切削縁部と外側切削部材の第2切削縁部との間で回転可能に切断可能である。
更なる特徴、利点、及び適用分野は、本明細書に提供される説明から明らかになるであろう。説明及び具体的な例は、単に例示目的のために意図され、本開示の範囲を限定することは意図されないことを理解されたい。
本明細書に説明される図面は、単に例示目的のためであり、決して本開示の範囲を制限することは意図されない。図面における構成要素は、必ずしも一定の縮尺ではなく、開示された実施形態の原理を例示することに重点を置かれる。
本開示による、組織を切断するためのシステムの、側面平面図である。 図1のシステムの切断装置の、側面平面図である。 図2の切断装置の内側切削部材の、斜視側面図である。 図2の切断装置の内側切削部材の、斜視側面図である。 図2の切断装置の内側切削部材の、斜視側面図である。 図2の切断装置の外側切削部材の実施形態の、斜視側面図である。 図2の切断装置の外側切削部材の実施形態の、斜視側面図である。 図2の切断装置の外側切削部材の実施形態の、斜視側面図である。 図2の切断装置の内側切削部材の別の実施形態の、斜視側面図である。 図2の切断装置の内側切削部材の別の実施形態の、斜視側面図である。 図2の切断装置の内側切削部材の別の実施形態の、斜視側面図である。 図2の切断装置の、拡大側面平面図である。 図1のシステムの、逆回転可能な切断装置を制御するための装置の実施形態の、分解図である。 図1のシステムの、逆回転可能な切断装置を制御するための装置の、切取図における側面平面図である。 図8の装置において使用可能な、逆回転可能な機構の別の実施形態の、斜視図である。 図1のシステムの、逆回転可能な切断装置を制御するための装置の、別の実施形態の、側面平面図である。 図1のシステムの駆動シャフト組立体の、断面図である。また 本開示による、組織を切断するための例示的方法の、フロー図である。
以下の説明は、本質的に単に例示的なものであり、本開示、適用、又は使用を限定することは意図されない。3桁の参照番号のうちの最初の桁及び4桁の参照番号のうちの最初の2桁は、その要素が最初に現れる1桁の図番号のうちの最初の桁及び図番号のうちの最初の2桁にそれぞれ対応することが留意されるだろう。
以下の説明は、限定することなく単に例示として、組織を切断するための装置、システム、及び方法の種々の実施形態を説明する。以下に詳細に記載されるように、逆回転可能な回転要素を有する切断装置は組織へと延在し、組織を貫通して切断するように互いに対して回転を引き起こす。
図1を参照すると、患者の解剖学的領域(図1に図示せず)の組織壁における開口部を切断するために、例示的システム100が提供される。種々の実施形態では、システム100は、一般に、切断装置111、切断装置111を制御するための制御装置150、及び切断装置111を制御装置150に連結させる駆動シャフト組立体140を含む。以下で詳細に説明するように、切断装置111は、図2、3A~3C、4A~4C、5A~5C、及び6に関連して以下に更に説明するように、軸線101の周囲で方向103又は105にて回転するように構成された切削部材を有する、逆回転可能な切断装置である。駆動シャフト組立体140は、第1駆動シャフト及び第2駆動シャフトを含み、第2駆動シャフトは、いくつかの実施形態では、第1駆動シャフトの周囲で同軸状に配置された中空シャフトを含む。第1駆動シャフト及び第2駆動シャフトは、図11に関連して以下に更に説明するように、切断装置111の部材と連結可能であり、外装内に収容される。いくつかの実施形態では、第1駆動シャフト及び第2駆動シャフトは、可撓性の、逆回転可能なケーブルを含む。制御装置150は、位置調整装置170及び少なくとも1つの回転把持部180を支持するハウジング160を含み、これらはそれぞれ、図7、8、及び/又は9に関連して、以下に更に説明される。
図2を参照すると、切断装置111は、内側切削部材211及び外側切削部材251を含む、2つの逆回転可能部材を含む。図3A~3C及び5A~5Cに関連して、以下で更に説明するように、内側切削部材211は、切断装置211において遠位端部290にて組織を貫通及び/又は固定するように構成され、次に、内側切削部材211における内側切削面241と外側切削部材251における外側切削面271との間の対向する切削面との間の切削領域292へと組織を引き入れる。したがって、内側切削部材211及び外側切削部材251の回転により、組織が鋏まれ、組織内に開口部を形成する。
図3A~3Cを参照すると、内側切削部材211は、図11に関連して以下で更に説明する、駆動シャフト組立体140(図1。図3A~3Cには示さず)と係合する近位端部349を有する本体315を含む。内側切削部材211は、遠位端部290に向かって長手方向に延在し、かつ軸線101の周囲で方向103にて放射状に湾曲する1つ以上のアンカー先端部321を含む。アンカー先端部321は、1つ以上の内側切削面241の前方へと遠位端部290に向かって延在するように、角度づけられている。アンカー先端部321は、内側切削部材211の遠位端部290に存在する組織壁(図3A~3Cには示さず)を貫通するように構成された、貫通端部323を有する。いくつかの実施形態では、図2、3A~3C、及び6にて示すように、アンカー先端部321は螺旋形状を描写する。いくつかの他の実施形態では、アンカー先端部321はまた、遠位端部290から離れる方向に面する平坦な固定表面325を含んでもよい。
内側切削部材211はまた、1つ以上の内側切削面241を含む。内側切削面241は、先導切削縁部343から後続切削縁部345まで傾斜している。いくつかの実施形態では、内側切削面241の先導切削縁部343は、以下で更に説明するように、外側切削部材251の外側切削面271の先導縁部と係合する、内側切削部材の外側縁部にある。いくつかの実施形態では、1つ以上の内側切削面241は、軸線101に対して鋭角で傾斜している。1つ以上の内側切削面241は、切削領域292(図2)において、内側切削部材の1つ以上の内側切削面241及び外側切削部材251の1つ以上の内側切削面271が、一対の鋏の対向するブレードのように、遠位端部290に面する鋭角で合流し、それにより、組織の切り取りを促進するように、非常に角度づけられている。内側切削部材211の内側切削面241は放物線状の形状であり、下方端部347にて終端して、内側切削面241と外側切削面271との間に鋏形状を形成するのに役立つ。
引き続き図3A~3Cを参照すると、アンカー先端321を組織壁に対して存在させ、かつ内側切削部材211を軸線101の周囲で方向103にて回転させることにより、アンカー先端部321の貫通端323が組織を貫通させ得る。軸線101の周囲の方向103での継続的な回転は、平坦化された固定表面325が、遠位端部290から組織壁を離して、切削領域292内へと引き離すようにさせ得る。切削領域において、内側切削面241は、前述のように、図6に関連して以下で更に説明するように、外側切削面271(図2)に対して組織を鋏む。
図4A~4Cを参照すると、外側切削部材251は、図11に関連して以下で更に説明する、駆動シャフト組立体140(図1。図4A~4Cには示さず)と係合する近位端部499を有する本体455を含む。外側切削部材251は、いくつかの実施形態では、遠位端部290に向かって長手方向に延在する尖った端部463を含む、先導縁部461を含む。いくつかの実施形態では、先導縁部461は、遠位端部290において、尖った端部463から離れる方向に角度を成し、図6に関連して以下で更に説明するように、組織壁内への貫通を促進する。外側切削部材251はまた、1つ以上の外側切削面271を含む。外側切削面271は、先導切削縁部473から後続切削縁部475まで傾斜している。いくつかの実施形態では、外側切削面271の先導切削縁部473は、図6に関連して以下で更に説明するように、内側切削部材221の内側切削面241の先導縁部343と係合する、外側切削部材251の内側縁部にある。
いくつかの実施形態では、外側切削部材251の外側切削面271は、一般にU字形であり、下方端部477で終端する。図4A~4Cにて示されるように、いくつかの実施形態では、外側切削面271は、軸線101と実質的に平行である。組織壁に対して、外側切削部材251を内側切削部材に沿って存在させ(図2及び3A~3C)、また内側切削部材211に対して、外側切削部材251を第2方向105にて軸線101の周囲で逆回転させることで、図6に関連して以下で更に説明するように、外側切削部材251の外側切削面271と内側切削部材211の内側切削面241との間の組織を切り取り得る。
いくつかの実施形態では、図3A~3C及び図4A~4Cにて示すように、内側切削面241は、軸線101に対して鋭角に傾斜しており、外側切削面271は、軸線101と実質的に平行であり、組織の切り取りを促進するように鋭角で交差する、対向する切削面を存在させる。しかし、内側切削部材211の内側切削面241を軸線101と実質的に平行に配置することにより、対向する切削面との間で同一の鋭角が形成され得るが、一方で、軸線101に対して外側切削面271を鋭角に角度づけて、切削面241と271との間に鋭角の切削角度が形成される、と理解されよう。更に、いくつかの他の実施形態では、内側切削部材211の内側切削面214及び外側切削部材251の外側切削面271は両方とも、-対向する方向にて-、軸線101から角度づけられて、対向する切削面241と271との間で鋭角の切削角度を形成し得る。同様に、図3A~3C及び4A~4Cに関連して前述したように、内側切削部材221の内側切削面241の先導縁部343は、内側切削部材221の外側表面にあり、また外側切削部材251の外側切削面471の前方縁部473は、外側切削部材251の内側表面にあり、これにより、先導縁部343及び473は、鋏ブレードの先導縁部のように一緒になり、それらの間で組織を切り取ることを促進する。
図5A~5Cを参照すると、いくつかの実施形態では、内側切削部材511は、図10に関連して以下で更に説明する、駆動シャフト組立体140(図1。図3A~3Cには示さず)と係合する近位端部549を有する本体515を含む。図2及び3A~3Cにて示すような内側切削部材211の角度づけられたアンカー先端部321の代わりに、内側切削部材511は、一方の端部において一対の貫通端部523を有する窪んだアンカー先端部521を含む。貫通端部523は、内側切削部材511の遠位端部290に存在する組織壁(図5A~5Cには示さず)を貫通するように構成される。アンカー先端部521は、したがって、外側切削部材251が内側切削部材511に対して逆回転する際に、組織を保持し得る。内側切削部材511及び外側切削部材(図示せず)は、次に、内側切削面間の組織を鋏んで切断するために、相対的に逆回転し得る。いくつかの実施形態では、先導縁部543、後続縁部545、及び下方端部547にて終了する、一般的な放物線状の形状を含む内側切断面541は、図2及び3A~3Cにて示すように、先導縁部343、後続縁部345、及び内側切削部材211の下方端部347にて終了する、一般的な放物線状の形状に対応する、同等のものである。しかし、内側切削面541は、図4A~4Cに関連して前述されたように、外側切削面271の角度に対応して、軸線101に対して異なって角度づけられて、内側切削面541と外側切削面271との間で鋏型の形状を形成し得る、ということに留意されたい。
種々の実施形態で、図6を参照すると、内側切削部材211及び外側切削部材251を含む切断装置111は、組織を貫通し、かつ切断するように、位置つけられかつ操作される。切断装置111は、破線で表される組織壁601に位置づけられる。内側切削部材211及び外側切削部材251は、軸線101の周囲で第1方向130にて内側切削部材211と相対的に逆回転し、また外側切削部材251は、軸線101の周囲で第2方向105にて相対的に逆回転しながら、相対的に逆回転する。第1方向103での内側切削部材321の回転により、アンカー先端部321の穿孔端部323は組織壁601の貫通を引き起こす。内側切削部材211を更に相対的に逆回転させることにより、切断装置111の遠位端部290から離れる方向に面する平坦な固定表面325が、組織壁601において方向607にて、組織を切削領域292内へと引き込む。
切断装置111の切削部材211及び251が互いに対して移動する際、組織壁601は、内側切削部材211の内側切削面241と外側切削部材251の外側切削面271との間に引き込まれる。内側切削部材211及び外側切削部材251が軸線101の周囲で相対的に逆回転する際、内側切削面241及び外側切削面271は、切断装置111の周辺部の周囲で組織601を鋏んで切断し、組織壁601内に開口部を形成する。
内側切削部材が図5A~5Cにて示すような内側切削部材511などの切断装置111を含む、いくつかのその他の実施形態では内側切削部材511のアンカー先端部521は、内側切削部材211のアンカー先端部221と同様に、切削面との間の切削領域内へと組織を引き込むようには構成され得ない(図2、3A~3C、及び6)。しかし、組織壁601に対して、切断装置111の遠位端部290に向かって、切断装置111により適用される圧力は、切断装置111の組織壁601内への穿孔、及び切断装置111の組織壁内への移動をもたらし、内側切削部材511の内側切削面541と外側切削部材251の外側切削面271との間の切削領域292内へと、組織を運び得る。
図7を参照すると、種々の実施形態では、制御装置150は、切断装置111(図7に図示せず)を位置決めし、かつ相対的に逆回転させるために使用され得る構成要素を含む。位置調節装置170は駆動シャフト組立体140(図7に図示せず)のシースに固定可能に接合されるスリーブ772を含み、続いて駆動シャフト組立体は切断装置111が配置される方向に面するスリーブ772の第1端部779から延在する。スリーブ772は、制御装置150のハウジング160の第1端部774内へと摺動可能に受容可能である。スリーブ772は、シースロック776を受容するロック溝777を含み、次に、ハウジング160内のシースロックポート778を介して受容される。
図7にて示すように、いくつかの実施形態では、シースロック776は、スリーブ772内のロック溝777と機械的かつ選択的に係合する、刻み付きロックねじの形態である。シースロック776を回転させて、ロック溝777からシースロック776を緩めて、スリーブ772、ひいては駆動シャフト組立体140の移動を可能にし得る。スリーブ772は、スリーブ772をハウジング160に対して摺動させることにより、操作される。次に、一度切断装置111が所望の位置に配置されると、シースロック776が回転して、シースロック776をスリーブ772内のロック溝777に係合させて、駆動シャフト組立体140をロックし、したがって、切断装置111(同様に、図7に図示せず)を所望の位置にて駆動シャフト組立体140と連結させることができる。例えば、スリーブ772を所定の位置にロックするためのレバー又はラッチを含む、位置調節装置170のその他の形態を使用してよい、と理解するべきである。また、その他の形態の位置調節装置170が、気管支鏡のハウジング又は切断装置111を方向付けるために使用されるその他の装置のハウジングに固定可能に連結されてもよく、これにより、ハウジングの移動が、駆動シャフト組立体140の移動をもたらす、とも理解するべきである。本開示の実施形態は、位置調整装置170の任意の特定の形態の使用に限定されない。
更に図7を参照すると、いくつかの実施形態では、回転把持部180は、刻み付き把持部などのユーザ把持部781、及び、図8に関連して以下に記載されるような、回転機構に係合するために使用されるインターフェース782を含んでよい。
図8を参照すると、いくつかの実施形態では、制御装置150は逆回転機構802を含む。逆回転機構802は、駆動シャフト組立体140の第1駆動シャフト(図8に図示せず)と係合するように構成された第1放射状アクチュエータ812を含み、これは次に、切断装置111の内側切削部材211(どちらも図8に図示せず)と連結されてよい。逆回転機構802は、駆動シャフト組立体140の第2駆動シャフト(図8に図示せず)と係合するように構成された第2放射状アクチュエータ852を含み、これは次に、切断装置111の外側切削部材251と連結されてよい。駆動シャフト組立体140の構成は、図11に関連して以下で更に説明される。
駆動シャフト組立体140の駆動シャフトを逆回転させるために、第1放射状アクチュエータ812及び第2放射状アクチュエータ852は機械的に連結されて、一方又は他方が回転する場合に、放射状アクチュエータ812及び852を反対方向に回転させる。図8にて示す逆回転機構802では、第1放射状アクチュエータ812は、ハウジング160の第1端部801に面する第1かさ歯車814を含み、また第2放射状アクチュエータ852は、ハウジング160の第1端部801から離れる方に面する第2かさ歯車854を含む。第1かさ歯車814及び第2かさ歯車854のそれぞれと機械的に連結されるのは、差動かさ歯車894を含む伝達歯車892である。第1かさ歯車814の回転は、第2かさ歯車854に対向する回転を引き起こす差動かさ歯車894に、回転を付与する。逆回転機構802はまた、差動アクチュエータ812及び854、並びに伝達歯車892を支持するためのシャシ896を含んでよい。図8にて示すように、第1差動アクチュエータ812は、回転把持部180が一方向に回転すると、第1差動アクチュエータ812が同じ方向に回転し、第2差動アクチュエータ852が反対方向に回転するように、回転把持部180上でインターフェース782を受容する。結果として、駆動シャフト組立体140の駆動シャフトが相対的に逆回転し、切断装置111の切断部材211及び251を逆回転させる。
図9を参照すると、駆動シャフト組立体140の駆動シャフト及び切断装置111(どちらも図9に図示せず)の逆回転を促進するための逆回転機構902の別の実施形態は、図8の逆回転機構802において使用されるようなかさ歯車の代わりに、平歯車を使用する。逆回転機構902は、第1放射状アクチュエータ812(図9に図示せず)と連結されたベース歯車914を含んで、図8に関連して記載されるように、第1放射状アクチュエータ812が回転する場合に、ベース歯車914に回転を付与する。ベース歯車914は、軸線101の周囲で回転するように構成された内向きの平歯車である。ベース歯車914は、軸992と係合する。軸992は、外向きの平歯車を含み得る、第1伝達歯車915を含む。ベース歯車914は、第1伝達歯車915と係合して、図9にて示すような方向103などの、ベース歯車914の回転と同じ向きで、第1伝達歯車915に回転を付与する。第1放射状アクチュエータ812、ベース歯車914、又は軸992は、第1駆動シャフト又は第2駆動シャフト(図9に図示せず)のうちの1つに連結されて、第1駆動シャフトに回転を付与してよい。
軸992はまた、第2伝達歯車919へと延在する第1シャフト907を含んでよく、これは同様に、外向きの平歯車を含んでよい。第1シャフト907は、図9にて示すその他の要素と共に、クレードル(図9に図示せず)内に回転可能に取り付けられてよい。第1軸907及び第2伝達歯車919の両方は、第1伝達歯車915と同じ方向で回転する。第2伝達歯車919は、クレードル(図9に図示せず)内に回転可能に取り付けられ得る逆回転歯車954に係合する。逆回転歯車954及び第2伝達歯車919との係合は、逆回転歯車954を軸992の第2伝達歯車919とは反対の向きで、回転させる。したがって、例えば、ベース歯車914が方向103にて回転する場合、逆回転歯車954は方向105に回転し得る。逆回転歯車954は第2シャフト957に連結されてよく、これは第2駆動シャフトに連結されてよく(第1駆動シャフトが第1放射状アクチュエータ812又はベース歯車914に連結されている場合)、又は第1駆動シャフトに連結されてよい(第2駆動シャフトが第1放射状アクチュエータ812又はベース歯車914に連結されている場合)。いずれの場合も、第1方向における第1放射状アクチュエータ812及びベース歯車914の回転は、逆回転歯車954の逆方向への回転をもたらし得て、切断装置の切削部材(図9に図示せず)に逆回転を付与する。
逆回転機構902は、ベース歯車914が、逆回転歯車954から異なる角速度にて回転することを可能にする、歯車差動を含んでよい、と理解するべきである。例えば、ベース歯車914の半径及びそこから延在する多数のスパー(spur)に対する、第1伝達歯車915の半径及びそこから延在する多数のスパーは、ベース歯車914に対する軸992の回転速度を変化させる。代替的に又は追加的に、逆回転歯車954の半径及びそこから延在する多数のスパーに対する、第2伝達歯車919の半径及びそこから延在する多数のスパーは、第2伝達歯車919に対する逆回転歯車954の逆回転速度を変化させる。結果として、駆動シャフト(図9に図示せず)は、異なる速度で逆回転し、切断装置の切削部材(同様に、図9に図示せず)を異なる速度にて逆回転させることを引き起こし得る。同様に、図9が、平歯車の周辺長さの周囲で部分的に延在して、スパー及び関連する平歯車の相互係合を強調するスパーを示すのみである、と理解するべきである一方、スパーは、平歯車の周辺長さの周囲にて完全に延在し得る、と理解するべきである。
図10を参照すると、いくつかの他の実施形態では、制御機構950は、ハウジング160、並びに図7及び8にて示すような制御装置等の位置調整装置170を含む。しかし、制御装置150とは異なり、制御装置1050は、2つの回転把持部1082及び1084を含む。回転把持部のそれぞれは、駆動シャフト組立体140の駆動シャフトと別個に連結されて、切断装置111(図10に図示せず)の関連する切削部材211及び251の個々の回転に影響を及ぼし得る。回転把持部1082及び1084のそれぞれは、例えば、第1回転把持部1082を第1方向1083にて回転させ、また第2回転把持部1084を第2方向1085に回転させることにより、別個に回転させて、駆動シャフト組立体140の駆動シャフト、及び切断装置111の関連する切削部材211及び251の個々の回転を選択的に可能にし得る、又は切断装置111の関連する切削部材211及び251の同時に逆回転可能にし得る。
図11を参照すると、種々の実施形態では、駆動シャフト組立体140は、切断装置111の内側切削部材211(図10に図示せず)と連結可能な第1駆動シャフト1142を含む。駆動シャフト組立体140はまた、切断装置111の外側切削部材251と連結可能な第2駆動シャフト1144を含む。第1駆動シャフト1142は、中実であっても中空であってもよく、第2駆動シャフト1144は、第1駆動シャフト1142の周囲で同軸状に配置された中空部材である。第1駆動シャフト1142及び第2駆動シャフト1144は、駆動シャフト組立体140の伸長及び後退を可能にするように、スリーブ772(図7及び8)と固定可能に連結され得るシース1146内に、配置される。第1駆動シャフト1142は、第1駆動シャフト1142の回転を妨げないように、間隙1148により第2駆動シャフト1144から分離されてよい。同様に、第2駆動シャフト1144は、外装1146により第2駆動シャフト1144の回転を妨げないように、間隙1148によりシース1146から分離されてよい。
図12を参照すると、組織切断の例示的方法1200が提供されている。方法1200は、ブロック1205にて開始する。ブロック1210では、内側切削部材及び同心性の外側切削部材を有する円筒形の切断装置は、組織に対して延在する。内側切削部材及び同心性の外側切削部材は、内側切削部材及び同心性の外側切削部材の軸線に直交して組織を放射状に切断するように構成された、対向する切削面を有する。切削部材の構成及びその位置決めは、図2、3A~3C、4A~4C、5A~5C、及び6に関連して前述されている。
ブロック1220では、図3A~3C、5A~5C、及び6に関連して前述したように、内側切削部材が移動して、内側切削部材の遠位端部にあるアンカー先端部に組織を貫通させる。ブロック1230では、図6に関連して前述したように、内側切削部材及び同心性の外側切削部材は、組織を放射状に切断するように、互いに対して回転する。方法1200は、ブロック1235にて終了する。
切断装置及び制御装置の本発明の記述、並びに組織壁内の穴を切断するために使用されるものとして本明細書に記載されるシステム及び方法は、身体の異なる部分における組織を切断するために使用されてよく、また内視鏡、気管支鏡、腹腔鏡、又はその他の装置により案内されてよい、と理解されよう。
上に示した発明を実施するための形態は、本質的に単に例示的なものであり、請求項に係る主題の主旨及び/又は趣旨から逸脱しない変形が、請求項の範囲内にあることが意図される、と理解されよう。このような変形は、請求項に係る主題の趣旨及び範囲から逸脱するものとしてみなされない。
100 システム
101 軸線
103 第1方向
105 第2方向
111 切断装置
130 第1方向
140 駆動シャフト組立体
150 制御装置
160 ハウジング
170 位置調節装置
180 回転把持部
211 切削部材
214 内側切削面
221 内側切削部材
241 内側切削面
251 外側切削部材
271 外側切削面
290 遠位端部
292 切削領域
315 本体
321 アンカー先端部
323 貫通端部
325 固定表面
343 先導切削縁部
345 後続切削縁部
347 下方端部
349 近位端部
455 本体
461 先導縁部
463 端部
471 外側切削面
473 先導切削縁部
475 後続切削縁部
477 下方端部
499 近位端部
511 内側切削部材
515 本体
521 アンカー先端部
523 貫通端部
541 内側切削面
543 先導縁部
545 後続縁部
547 下方端部
549 近位端部
601 組織
772 スリーブ
774 第1端部
776 シースロック
777 ロック溝
778 シースロックポート
779 第1端部
781 ユーザ把持部
782 インターフェース
801 第1端部
802 逆回転機構
812 第1差動アクチュエータ
814 歯車
852 第2差動アクチュエータ
854 歯車
892 伝達歯車
894 歯車
896 シャシ
902 逆回転機構
907 第1シャフト
914 ベース歯車
915 第1伝達歯車
919 第2伝達歯車
950 制御機構
954 逆回転歯車
957 第2シャフト
992 軸
1050 制御装置
1082 第1回転把持部
1083 第1方向
1084 第2回転把持部
1085 第2方向
1142 第1駆動シャフト
1144 第2駆動シャフト
1146 シース
1148 間隙

Claims (20)

  1. 組織壁に隣接して位置決め可能とされる遠位端部を有している切断装置を備えている装置において、
    前記切断装置が、
    傾斜している貫通先端部であって、前記遠位端部の少なくとも一部分を形成している前記貫通先端部と、前記貫通先端部の近位に位置する第1の切削面と、を有している第1の切削部材であって、前記貫通先端部が、前記第1の切削面の前方において前記装置の長手方向軸線に対して所定の角度で遠位に向かって延在しており、前記貫通先端部が、前記組織壁の組織を穿孔するように構成されている穿孔端部と、前記第1の切削面に向かって近位に引き込むように構成されている平坦な表面と、を含んでいる、前記第1の切削部材と、
    前記第1の切削部材と同心に且つ逆回転可能に取り付けられている第2の切削部材であって、前記第1の切削面の反対側に配置されている第2の切削面を有している前記第2の切削部材と、
    を含んでいることを特徴とする装置。
  2. 前記第1の切削部材が、円筒型本体を含んでおり、
    前記円筒型本体が、前記貫通先端部によって少なくとも部分的に形成されている開いた遠位端部を含んでおり、
    前記開いた遠位端部が、前記遠位端部において前記組織を受容するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記貫通先端部が、前記遠位端部に面していると共に尖った貫通先端部で終端している凹状の切削面を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  4. 前記貫通先端部と前記第1の切削面とが、略螺旋状の形状を形成していることを特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 前記貫通先端部が、前記組織を前記第1の切削面に向かって引き込むように構成されている平坦な固定表面を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  6. 前記第1の切削部材と前記第2の切削部材とが、前記第1の切削部材と前記第2の切削部材との逆回転が前記組織壁に穴を開けるために前記組織を挟むように同軸に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 前記第1の切削面及び前記第2の切削面のうち少なくとも1つの切削面が、内側切削部材及び外側切削部材の軸線に対して傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  8. 前記第1の切削面が、前記軸線に対して鋭角で傾斜しており、
    前記第2の切削面が、前記軸線に対して略平行とされることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記第1の切削部材が、複数の第1の切削面を含んでおり、
    前記第2の切削部材が、複数の第2の切削面を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  10. 前記切断装置の近位端部が、前記第1の切削部材と前記第2の切削部材とを相対的に逆回転させるように構成されている駆動機構に連結されるように構成されていることを特徴とする請求項1~9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記駆動機構が、前記第1の切削部材を第1の方向に回転させるように、且つ、前記第2の切削部材を第2の方向に回転させるように構成されていることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 装置であって、
    前記装置の遠位端部において2つ以上の第1の切削面を支持している第1の円筒形本体を有している内側切削部材であって、前記第1の切削面が、前記第1の円筒形本体の軸線に関する第1の回転方向に面しており、前記第1の切削面が、
    前記第1の円筒形本体の外側周囲に配置された第1の切削縁部であって、前記内側切削部材の前記軸線に対して傾斜している前記第1の切削縁部と、
    前記遠位端部を越えて外側に延在しているアンカー先端部であって、組織を貫通するように構成されている前記アンカー先端部と、
    を含んでいる、前記内側切削部材と、
    前記第1の円筒形本体の周囲に同心状に配置されていると共に前記装置の前記遠位端部において少なくとも1つの第2の切削面を支持している第2の円筒形本体を有している外側切削部材であって、前記第2の切削面が、前記軸線に関する第2の回転方向に面しており、且つ、前記第2の円筒形本体の内側周囲に配置された第2の切削縁部を有しており、前記組織に対する前記装置の前記遠位端部の作用と前記内側切削部材及び前記外側切削部材の逆回転とに応答して、前記組織が、前記アンカー先端部によって貫通可能となり、前記内側切削部材の前記第1の切削縁部と前記外側切削部材の前記第2の切削縁部との間において回転可能に切り取られる、前記外側切削部材と、
    を備えていることを特徴とする装置。
  13. 前記第1の切削面が、前記軸線に対して鋭角で傾斜しており、
    前記第2の切削面が、前記軸線に対して平行とされることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 前記アンカー先端部が、角度づけられた部材を含んでおり、
    前記角度づけられた部材が、前記第1の回転方向において前記第1の切削面の前方に延在しており、且つ、前記第1の切削面に向かって前記組織を引き込むように構成されていることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  15. 前記角度づけられた部材が、前記遠位端部から内側に面している平坦な固定表面を含んでいることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  16. 前記角度づけられた部材が、螺旋状の形状を有していることを特徴とする請求項14に記載の装置。
  17. 前記アンカー先端部が、凹状の切削面を含んでおり、
    前記切削面が、前記遠位端部に面しており、且つ、尖った貫通先端部で終端していることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  18. 前記内側切削部材の第1の近位端部と前記外側切削部材の第2の近位端部とがそれぞれ、逆回転機構に連結するように構成されていることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  19. 前記アンカー先端部が、軸線の周囲において放射状に湾曲していることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  20. 前記アンカー先端部が、前記内側切削部材の内側切削面の前方に延在するように傾斜していることを特徴とする請求項12に記載の装置。
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