JP2023163680A - 車両用電源システム - Google Patents
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Abstract
【課題】オルタネータとDCDCコンバータとを協調制御する車両用電源システムであって両者の耐久性の低下を抑制すること。【解決手段】並列接続されたオルタネータ12とDCDCコンバータ14とから補機20に電力を供給する車両用電源システム10であって、DCDCコンバータ14が垂下制御中の場合は、DCDCコンバータ14の出力電流を一定とし、不足分の電流をオルタネータ12から出力し、DCDCコンバータ14が垂下制御中でない場合は、オルタネータ12の出力電流を一定とし、不足分の電流をDCDCコンバータ14から出力する。【選択図】図1
Description
本発明は、並列接続されたオルタネータとDCDCコンバータとから電力供給対象に電力を供給する車両用電源システムに関する。
車両は、電力供給対象としてランプ、ワイパー、メータ、ECU(Electronic Control Unit)等の補機を有する。補機には、オルタネータ等の発電機から、またはバッテリに接続されたDCDCコンバータから電力が供給される。例えば特許文献1には、並列に設けられた2つのDCDCコンバータから補機に電力が供給される車両用電源システムが開示されている。
特許文献1に記載の車両用電源システムでは、一方のDCDCコンバータからの電力供給の限界到達後に、他方のDCDCコンバータから電力供給する協調制御が行われる。しかし、このような協調制御では、一方のDCDCコンバータにストレスが集中するため、車両用電源システムの耐久性が低下する場合がある。
そこで、本発明は、耐久性の低下を抑制することができる車両用電源システムを提供することを目的とする。
本発明に係る車両用電源システムは、並列接続されたオルタネータとDCDCコンバータとから電力供給対象に電力を供給する車両用電源システムであって、DCDCコンバータが垂下制御中の場合は、DCDCコンバータの出力電流を一定とし、不足分の電流をオルタネータから出力し、DCDCコンバータが垂下制御中でない場合は、オルタネータの出力電流を一定とし、不足分の電流をDCDCコンバータから出力することを特徴とする。
本発明の車両用電源システムによれば、オルタネータおよびDCDCコンバータの両者の耐久性の低下を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態の一例について詳細に説明する。以下の説明において、具体的な形状、材料、方向、数値等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等に合わせて適宜変更することができる。
「電源システム」
図1を用いて、実施形態の一例に係る電源システム10について説明する。
図1を用いて、実施形態の一例に係る電源システム10について説明する。
電源システム10は、車両に搭載されるシステムであって、電力供給対象としての補機20に電力を供給する。
本実施形態の車両は、プラグインハイブリッド車であって、コンセントから差込プラグを用いて直接バッテリに充電できるハイブリッド車である。ただし、車両は、プラグインハイブリッド車に限定されず、電気自動車または通常のハイブリッド車であってもよい。
補機20は、走行用の動力以外に電力供給が必要な機器であって、ランプ、ワイパー、メータ、車両に搭載される各機器をそれぞれ制御する複数のECU等が含まれる。補機20には、補機20の電流負荷Iaを計測する電流センサ32が設けられる。
図1に示すように、電源システム10は、エンジン11の回転を動力源として電力を発電するオルタネータ12と、オルタネータ12と並列に接続され、バッテリ13から供給される電力の電圧を変換するDCDCコンバータ14と電源システム10を制御する制御装置としてのECU30とを有する。
エンジン11は、車両走行用の一方の動力源であってガソリンを燃料として使用する。エンジン11には、エンジン回転数センサ31が設けられる。なお、車両走行用の他方の動力源はモータであって、バッテリ13の電力によって駆動される。
オルタネータ12は、エンジン11の回転を動力源として電力を発電する。なお、オルタネータ12は、モータの回転を動力源として電力を発電してもよい。オルタネータ12は、DCDCコンバータ14と並列に接続される。
オルタネータ12は、ECU30によって出力電圧が設定されると共に励磁電流設定値が設定される。励磁電流制限値とは、オルタネータ12の出力を制限するにあたっての励磁電流の制限値である。励磁電流とは、オルタネータ12のロータコイルに流れる電流である。オルタネータ12では、励磁電流をレギュレータで断続させることによって出力の制御を行う。
バッテリ13は、上述したように車両走行用のモータに電力を供給する。本実施形態のバッテリ13は、例えば数百V以上の所定の高電圧を有する蓄電池であって、リチウムイオン蓄電池、ニッケル水素蓄電池が好適に用いられる。
DCDCコンバータ14は、上述したようにバッテリ13から供給される電力の電圧を変換する。DCDCコンバータ14は、バッテリ13と直列に接続され、オルタネータ12と並列に接続される。
DCDCコンバータ14は、ECU30によって出力電圧が指示される。また、DCDCコンバータ14では、垂下制御が行われる。垂下制御とは、DCDCコンバータ14の出力電流が増加した場合、過電流の発生を防止するために、出力電圧を下げる制御である。DCDCコンバータ14が垂下状態になれば、DCDCコンバータ14からECU30に垂下状態信号が送信され、ECU30は、垂下状態に適した電力制御をオルタネータ12およびDCDCコンバータ14に対して行う。
ECU30は、上述したように電源システム10を制御する。ECU30は、CPUを有するプロセッサと、制御プログラム、制御データ等を記憶したメモリとを有する。メモリは、例えばRAM、ROM、フラッシュメモリ等である。プロセッサは、メモリに記憶された制御プログラムに従って動作することによって電源システム10を制御する。ECU30は、オルタネータ12と、DCDCコンバータ14と、エンジン回転数センサ31と、電流センサ32と接続される。
ECU30は、DCDCコンバータ14からDCDCコンバータ14が垂下制御中の場合には、DCDCコンバータ14が垂下制御中であるとの信号を受信する。さらに、ECU30は、詳細は後述するオルタネータ12とDCDCコンバータ14との協調制御を実行する。ECU30は、オルタネータ12とDCDCコンバータ14との協調制御によって、オルタネータ12およびDCDCコンバータ14の両者に対して過度の負荷を与えることなく両者の耐久性の低下を抑制することができる。
「協調制御」
図2を用いて、ECU30による協調制御の流れについて説明する。
図2を用いて、ECU30による協調制御の流れについて説明する。
協調制御は、補機20の電流負荷Iaに応じてオルタネータ12とDCDCコンバータ14とが協調して電流負荷を分担することによって、オルタネータ12とDCDCコンバータ14とがそれぞれ最大出力で使用される状況を軽減する。協調制御によれば、電源システム10の耐久性の低下を抑制することができる。
ステップS11において、ECU30は、電流センサ32によって補機20の電流負荷Iaを計測する。なお、補機20の電流負荷Iaを計測するにあたっては、オルタネータ12の出力電流とDCDCコンバータ14の出力電流との和を補機20の電流負荷Iaとして計測してもよい。
ステップS12において、ECU30は、補機20の電流負荷Iaが第1閾値I1より小さいかを確認する。補機20の電流負荷Iaが第1閾値I1より小さい場合は、ステップS13へ移行する。補機20の電流負荷Iaが第1閾値I1以上の場合は、ステップS14へ移行する。なお、第1閾値I1は、予めECU30のメモリに設定されている。
ステップS13において、ECU30は、オルタネータ12のみで補機20に電力を供給する。
このとき、ECU30は、オルタネータ12の出力電圧を目標電圧として指示する。目標電圧は、例えば補機20の定格電圧とする。
なお、ECU30は、ステップS13において、DCDCコンバータ14によって電力供給をしないものの、DCDCコンバータ14の出力電圧をオルタネータ12に指示した出力電圧よりも若干低い電圧値として指示する。このとき、オルタネータ12の電位がDCDCコンバータ14の電位よりも高くなり、オルタネータ12からのみ電力供給を行う。このように、電力供給をしないDCDCコンバータ14の出力電圧を0と指示しないことによって、例えば次にDCDCコンバータ14に所定電圧を出力電圧として指示する際に速やかに所定電圧まで昇圧することができる。
ステップS14において、ECU30は、DCDCコンバータ14が垂下制御を実行中でないことを確認する。換言すれば、ECU30は、垂下状態信号により垂下制御中ではないことを確認する。DCDCコンバータ14が垂下制御を実行中でない場合は、ステップS15に移行する。DCDCコンバータ14が垂下制御を実行中の場合は、ステップS16に移行する。
ステップS15において、ECU30は、オルタネータ12とDCDCコンバータ14とを協調させて補機20に電力を供給する。このとき、ECU30は、オルタネータ12の出力電流を一定とし、不足分の電流をDCDCコンバータ14から供給するように制御する。
具体的には、ECU30は、エンジン回転数センサ31から検出されるエンジン回転数とマップとに基づいてオルタネータ12の励磁電流制限値を算出し、算出した励磁電流制限値をオルタネータ12に指示して高負荷とならない一定の出力電流とする。ここで、マップとは、例えばエンジン回転数と励磁電流制限値との相関を表したものであって予めメモリに記憶されている。
また、ECU30は、DCDCコンバータ14の出力電圧を指示する。この出力電圧は、例えば補機20の定格電圧とする。このとき、DCDCコンバータ14からは、電流負荷Iaからオルタネータ12の出力電流(励磁電流制限値)を差し引いた不足分の電流が出力される。
ステップS16において、ECU30は、オルタネータ12とDCDCコンバータ14とを協調させて補機20に電力を供給する。このとき、ECU30は、DCDCコンバータ14の出力電流を高負荷とならない一定値とし、不足分の電流をオルタネータ12から供給する。
具体的には、DCDCコンバータ14では、垂下制御が実行中であるため、DCDCコンバータ14の出力電流が垂下制御における所定電流値で一定となる。
また、ECU30は、オルタネータ12の出力電圧を指示する。この出力電圧は、例えば補機20の定格電圧である。なお、ECU30は、オルタネータ12の励磁電流制限値を設定しない。そのため、オルタネータ12は、出力電流が制限されない。このとき、オルタネータ12からは、電流負荷IaからDCDCコンバータ14の出力電流を差し引いた不足分の電流が出力される。
図3を用いて、協調制御において補機20の電流負荷Iaに応じたオルタネータ12とDCDCコンバータ14との協調による出力電流について説明する。図3では、横軸が補機20の電流負荷Iaを表しており、縦軸がオルタネータ12とDCDCコンバータ14との協調による出力電流を表している。
図3に示すように、補機20の電流負荷Iaが上述した第1閾値I1より小さい場合は、オルタネータ12のみで補機20に電力を供給する。また、補機20の電流負荷Iaが第1閾値I1以上であって第2閾値I2より小さい垂下制御中ではない場合は、オルタネータ12とDCDCコンバータ14とを協調させると共にオルタネータ12の電流値を一定として補機20に電力を供給する。ここで、第2閾値I2とは、第1閾値I1とDCDCコンバータ14が垂下制御を開始する所定電流値との和である。
さらに、補機20の電流負荷Iaが第2閾値I2以上の垂下制御中の場合は、オルタネータ12とDCDCコンバータ14とを協調させると共にDCDCコンバータ14の電流値を一定として補機20に電力を供給する。
なお、本発明の車両電源システムは、補機用のみならず、車両の駆動用電源または外部に接続された車両以外の電源としても利用可能である。
なお、本発明は上述した実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項の範囲内において種々の変更や改良が可能であることは勿論である。
10 電源システム、11 エンジン、12 オルタネータ、13 バッテリ、14 DCDCコンバータ、20 補機、30 ECU、31 エンジン回転数センサ、32 電流センサ、Ia 補機の電流負荷、Id 所定電流値
Claims (1)
- 並列接続されたオルタネータとDCDCコンバータとから電力供給対象に電力を供給する車両用電源システムであって、
前記DCDCコンバータが垂下制御中の場合は、前記DCDCコンバータの出力電流を一定とし、不足分の電流を前記オルタネータから出力し、
前記DCDCコンバータが前記垂下制御中でない場合は、前記オルタネータの出力電流を一定とし、不足分の電流を前記DCDCコンバータから出力する、
車両用電源システム。
Priority Applications (1)
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JP2022074737A JP2023163680A (ja) | 2022-04-28 | 2022-04-28 | 車両用電源システム |
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JP2022074737A Pending JP2023163680A (ja) | 2022-04-28 | 2022-04-28 | 車両用電源システム |
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2022
- 2022-04-28 JP JP2022074737A patent/JP2023163680A/ja active Pending
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