JP2023163441A - 硬質表面の洗浄方法 - Google Patents

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光宏 冨永
Mitsuhiro Tominaga
賢人 細川
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Abstract

【課題】石鹸カス汚れや水垢汚れの洗浄性を損なうことなく、浴室等の水回りの清掃の作業時間を短縮し、優れた仕上がり性が得られる、硬質表面の洗浄方法を提供する。【解決手段】(a)(a1)両性界面活性剤及び(a2)第4級アンモニウム型界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤[以下(a)成分という]を0.005質量%以上1.5質量%未満、任意に(b)グリコール系溶剤を0質量%以上3質量%以下含有し、界面活性剤の合計含有量に対する(a)成分の含有量の質量比[((a)成分)/(界面活性剤の合計)]が0.65以上である硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を硬質表面に接触させ、該洗浄剤組成物を拭き取る、硬質表面の洗浄方法。【選択図】なし

Description

本発明は、硬質表面の洗浄方法、硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物、スプレー容器入り硬質表面拭き取り用洗浄剤物品、及び硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物含浸物品に関する。
ビジネスホテル、シティーホテル及び観光ホテル等には各客室にホテルユニットバスが設置されており、利用される度に清掃作業が行われる。その清掃方法としては浴室用洗浄剤を含浸させたスポンジ等で擦り洗いし、水で濯いだ後に、残った水滴や水溜まりを乾燥ないし絞ったタオルで拭き取る等の方法が行われ、多くの客室の浴室は時間と労力をかけて清掃されているのが現状である。そのため、洗浄剤で洗浄した後、2度拭きやすすぎ工程を必要としない簡便に浴室を清掃できる技術が求められる。
一方、浴室には石鹸カス汚れ水垢汚れなどの落としにくい汚れが付着しており、界面活性剤やキレート剤を併用する技術が開示されている。
特許文献1には、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤及び陽イオン界面活性剤から選ばれる少なくとも1種の界面活性剤を含有する防汚洗浄剤組成物が開示されている。
特許文献2には、特定の非イオン界面活性剤と陽イオン界面活性剤やアミンオキサイドを含有する浴室関連用防汚洗浄剤組成物が開示されている。
特許文献3には、第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤、両性界面活性剤を含有する硬質表面洗浄剤組成物が開示されている。
特許文献4には、(a)陽イオン界面活性剤及びアミンオキシド型界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤と、(b)ポリオキシアルキレンモノアルキル又はアルケニルエーテルとを所定の割合で含有し、(c)金属封鎖剤を含有する、硬質表面用洗浄剤組成物が開示されている。
特開2004-162041号公報 特開2008-74975号公報 特開平11-43689号公報 特開2021-195555号公報
しかしながら、これら技術は、2度拭きやすすぎ工程を行うことが前提である。2度拭きやすすぎ工程は、界面活性剤が洗浄対象物に残存することによるヌル付き等を防止し、滑って転倒する等の事故を未然に防止する等の目的でなされるものであり、これら技術は、特定の界面活性剤を特定濃度用いることで2度拭きやすすぎ工程を必要としない簡便に浴室等を清掃できることを開示するものではなく示唆もされていない。
本発明は、石鹸カス汚れや水垢汚れの洗浄性を損なうことなく、浴室等の水回りの清掃の作業時間を短縮し、優れた仕上がり性が得られる、硬質表面の洗浄方法、硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物、スプレー容器入り硬質表面拭き取り用洗浄剤物品、及び硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物含浸物品を提供する。
本発明は、(a)(a1)両性界面活性剤[以下(a1)成分という]及び(a2)第4級アンモニウム型界面活性剤[以下(a2)成分という]から選ばれる1種以上の界面活性剤[以下(a)成分という]を0.005質量%以上1.5質量%未満、任意に(b)グリコール系溶剤[以下(b)成分という]を0質量%以上3質量%以下含有し、界面活性剤の合計含有量に対する(a)成分の含有量の質量比[((a)成分)/(界面活性剤の合計)]が0.65以上である硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を硬質表面に接触させ、該洗浄剤組成物を拭き取り材で拭き取る、硬質表面の洗浄方法に関する。
また、本発明は、(a)成分を0.005質量%以上1.5質量%未満、任意に(b)成分を0質量%以上3質量%以下含有し、界面活性剤の合計含有量に対する(a)成分の含有量の質量比[((a)成分)/(界面活性剤の合計)]が0.65以上である、硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物に関する。
また、本発明は、上記の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を、スプレイヤーを具備する容器に充填してなる、スプレー容器入り硬質表面拭き取り用洗浄剤物品に関する。
また、本発明は、上記の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物が基体に含浸されている、硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物含浸物品に関する。
本発明によれば、石鹸カス汚れや水垢汚れの洗浄性を損なうことなく、浴室等の水回りの清掃の作業時間を短縮し、優れた仕上がり性が得られる、硬質表面の洗浄方法、硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物、スプレー容器入り硬質表面拭き取り用洗浄剤物品、及び硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物含浸物品が提供される。
発明者らは、浴室等の水回りの清掃作業時間の短縮にあたり、浴室等の水回り清掃で行われている水滴の拭き上げ工程に着目し、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、(a1)成分である両性界面活性剤及び(a2)成分である第4級アンモニウム型界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤を所定量含有し、界面活性剤の合計含有量に対する(a)成分の含有量の質量比が所定の比率である硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を硬質表面に接触させ、該洗浄剤組成物を拭き取ることで、浴室等の水回りの汚れに特有の石鹸カス汚れや水垢汚れの洗浄力に優れ、且つ、該洗浄剤組成物を拭き取るだけで、十分な仕上がり性が得られることを見出したものである。これにより、石鹸カス汚れや水垢汚れの洗浄性や、仕上がり性を損なうことなく、すすぎ工程等を省略することができ、ホテル等の客室清掃の作業時間の短縮や作業の省力化ができると推察される。なお、本発明は、上記の作用機構に限定されるものではない。
本発明の硬質表面の洗浄方法は、(a1)成分である両性界面活性剤及び(a2)成分である第4級アンモニウム型界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤[(a)成分である]と、任意に(b)成分であるグリコール系溶剤と、を所定量含有する硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を硬質表面に接触させ、該洗浄剤組成物を拭き取り材で拭き取るものである。
なお、本発明において、拭き取るとは、硬質表面に接触させた硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を拭き取ること、硬質表面に付着した石鹸カス汚れ及び/又は水垢汚れを拭き取ること、石鹸カス汚れ及び/又は水垢汚れが付着した硬質表面を拭くこと、を含む。
<硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物>
まず、本発明の硬質表面の洗浄方法に用いられる硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物について詳細に説明する。
本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物は、(a)(a1)両性界面活性剤[(a1)成分である]及び(a2)第4級アンモニウム型界面活性剤[(a2)成分である]から選ばれる1種以上の界面活性剤[(a)成分である]を含有する。
この洗浄剤組成物は、硬質表面、より好ましくは石鹸カス汚れ及び/又は水垢汚れが付着する硬質表面に薄めずに直接接触させる洗浄剤組成物として好適に用いることができる。
<(a)成分>
(a)成分は、(a1)である両性界面活性剤及び(a2)成分である第4級アンモニウム型界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤である。
<(a1)成分>
(a1)成分は、両性界面活性剤である。(a1)成分としては、アミンオキシド型界面活性剤及びベタイン型界面活性剤から選ばれる1種以上が挙げられる。(a1)成分は、炭素数8以上23以下のアルキル基又はアルケニル基を有するアミンオキシド及び前記アルキル基又はアルケニル基を有するベタインから選ばれる1種以上が好ましい。
(a1)成分のアミンオキシド型界面活性剤としては、下記一般式(a1-1)の化合物が好適である。
〔式中、R1aは炭素数8以上23以下の炭化水素基、好ましくはアルキル基又はアルケニル基、より好ましくはアルキル基を示し、R2a及びR3aは、同一又は異なって、炭素数1以上3以下のアルキル基を示す。Dは-COO-、-CONH-、-OCO-、-NHCO-を示し、Eは炭素数1以上6以下のアルキレン基を示す。q及びpは、q=0かつp=0又はq=1かつp=1を示す。〕
上記一般式(a1-1)において、R1aは、石鹸カスの洗浄力の観点から、好ましくは炭素数10以上、より好ましくは12以上、そして、好ましくは18以下、より好ましくは16以下、更に好ましくは14以下のアルキル基である。
1aは、石鹸カスの洗浄力の観点から、好ましくは炭素数10以上18以下のアルキル基であり、より好ましくは炭素数12以上16以下のアルキル基であり、更に好ましくは炭素数12以上14以下のアルキル基である。
2a、R3aは、石鹸カスの洗浄力の観点から、それぞれ、好ましくは炭素数1のメチル基である。
アミンオキシド型界面活性剤としては、具体的には、N-デシル-N,N-ジメチルアミンオキシド、N-ラウリル-N,N-ジメチルアミンオキシド、N-ミリスチル-N,N-ジメチルアミンオキシド、N-ラウロイルアミノプロピル-N,N-ジメチルアミンオキシド、N-ミリスチロイルアミノプロピル-N,N-ジメチルアミンオキシドを挙げることができ、石鹸カスの洗浄力の観点から、デシルジメチルアミンオキシド、N-ラウリル-N,N-ジメチルアミンオキシド(ラウリルジメチルアミンオキシド)、N-ミリスチル-N,N-ジメチルアミンオキシド、カプリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシド、ラウリン酸アミドプロピルジメチルアミンオキシドが好ましく、N-ラウリル-N,N-ジメチルアミンオキシド、N-ミリスチル-N,N-ジメチルアミンオキシドが、より好ましい。
(a1)成分のベタイン型界面活性剤としては、例えば、スルホベタイン、カルボベタイン等が挙げられる。
(a1)成分のベタイン型界面活性剤としては、石鹸カスの洗浄力の観点から、下記一般式(a1-2)で表される化合物が好ましい。
〔式中、R4aは炭素数8以上23以下のアルキル基又はアルケニル基であり、R5aは炭素数1以上6以下のアルキレン基である。Aは-COO-、-CONH-、-OCO-、-NHCO-、-O-から選ばれる基であり、pは0又は1の数である。R6a、R7aは、炭素数1以上3以下のアルキル基又はヒドロキシアルキル基であり、R8aはヒドロキシ基で置換していてもよい炭素数1以上5以下のアルキレン基である。Bは、-SO 、-OSO 、-COOから選ばれる基である。〕
一般式(a1-2)において、R4aの炭素数は、好ましくは11又は12である。Aは、好ましくは-COO-又は-CONH-であり、より好ましくは-CONH-である。R5aの炭素数は、好ましくは2又は3であり、R6a、R7aは、好ましくはメチル基である。
好ましいベタイン型界面活性剤としては、アルキル(炭素数8以上、好ましくは10以上、そして、18以下、好ましくは14以下)-N,N-ジメチル酢酸ベタイン、脂肪酸(脂肪酸の炭素数9以上、好ましくは11以上、そして、19以下、好ましくは15以下)アミドプロピル-N,N-ジメチル酢酸ベタイン、アルキル(炭素数8以上、好ましくは10以上、そして、18以下、好ましくは14以下)-N,N-ジメチルエタンスルホベタイン、アルキル(炭素数8以上、好ましくは10以上、そして、18以下、好ましくは14以下)-N,N-ジメチル-2-ヒドロキシプロピルスルホベタイン、脂肪酸(脂肪酸の炭素数9以上、好ましくは11以上、そして、19以下、好ましくは15以下)アミドプロピル-N,N-ジメチル-2-ヒドロキシプロピルスルホベタイン、アルキル(炭素数8以上、好ましくは10以上、そして、18以下、好ましくは14以下)カルボキシメチルヒドロキシエチルイミダゾリウムベタイン等のベタイン等が挙げられる。
(a1)成分は、石鹸カス汚れに対する洗浄力及び仕上がり性の観点から、N-ラウリル-N,N-ジメチルアミンオキシド、N-ミリスチル-N,N-ジメチルアミンオキシド、ラウリン酸アミドプロピル-N,N-ジメチル酢酸ベタイン、ラウリル-N,N-ジメチル-2-ヒドロキシプロピルスルホベタイン及びラウリル-N,N-ジメチルアミノ酢酸ベタインから選ばれる1種以上が好ましく、N-ラウリル-N,N-ジメチルアミンオキシド及びN-ミリスチル-N,N-ジメチルアミンオキシドから選ばれる1種以上がより好ましい。
<(a2)成分>
(a2)成分は、第4級アンモニウム型界面活性剤が好ましく、モノ長鎖アルキル型第4級アンモニウム塩がより好ましい。(a2)成分は、除菌性を有する陽イオン界面活性剤が好ましい。(a2)成分は、仕上がり性の観点から、ベンジル基を有する第4級アンモニウム型界面活性剤が好ましい。
(a2)成分としては、下記一般式(a2-1)で表される化合物及び一般式(a2-2)で表される化合物から選ばれる1種以上の陽イオン界面活性剤が好ましく、一般式(a2-2)で表される化合物から選ばれる1種以上の陽イオン界面活性剤がより好ましい。
〔式中、R9aは、炭素数6以上18以下の長鎖アルキル基、長鎖アルケニル基又は長鎖ヒドロキシアルキル基を示し、R10a、R11a及びR12aは、同一又は異なって、それぞれ、炭素数1以上3以下のアルキル基、炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基又は平均付加モル数10以下のポリオキシエチレン基を示し、Xはハロゲン原子、又は炭素数1以上5以下のスルホン酸エステル若しくは硫酸エステルのアニオン残基を示す。〕
一般式(a2-1)において、R9aは炭素数8以上、そして、好ましくは16以下、より好ましくは14以下の直鎖アルキル基が好ましく、R10a、R11a、R12aは、それぞれ、メチル基又はエチル基が好ましく、メチル基がより好ましい。Xはハロゲンイオン、更に塩化物イオン(Cl)が好ましい。
〔式中、R13aは、炭素数6以上18以下の長鎖アルキル基、長鎖アルケニル基又は長鎖ヒドロキシアルキル基を示し、R14a、R15aは、同一又は異なって、それぞれ、炭素数1以上3以下のアルキル基、炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基又は平均付加モル数10以下のポリオキシエチレン基を示し、R16aは、炭素数1以上3以下のアルキレン基を示す。Xはハロゲン原子、又は炭素数1以上5以下のスルホン酸エステルもしくは硫酸エステルのアニオン残基を示す。〕
一般式(a2-2)において、R13aは炭素数8以上、そして、14以下、更に12以下の直鎖アルキル基が好ましく、R14a、R15aは、それぞれ、メチル基が好ましく、R16aはメチレン基が好ましい。Xはハロゲンイオン、更に塩化物イオン(Cl)が好ましい。
<組成、その他の成分等>
本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物は、石鹸カスの洗浄力の観点から、(a)成分を、0.005質量%以上、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.05質量%以上、更に好ましくは0.1質量%以上、より更に好ましくは0.2質量%以上、より更に好ましくは0.4質量%以上、そして、仕上がり性の観点から、1.5質量%未満、好ましくは1.2質量%以下含有する。
本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物が(a1)成分を含む場合、該洗浄剤組成物は、石鹸カスの洗浄力の観点から、(a1)成分を、好ましくは0.05質量%以上、より好ましくは0.15質量%以上、そして、仕上がり性の観点から、好ましくは1.2質量%以下、より好ましくは0.8質量%以下含有する。
また、本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物が(a2)成分を含む場合、該洗浄剤組成物は、石鹸カスの洗浄力の観点から、(a2)成分を、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.025質量%以上、更に好ましくは0.05質量%以上、より更に好ましくは0.25質量%以上、そして、仕上がり性の観点から、好ましくは1.0質量%以下、より好ましくは0.5質量%以下含有する。
本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物が(a1)成分と(a2)成分を含む場合、該洗浄剤組成物中、(a1)成分の含有量と(a2)成分の含有量の質量比(a1)/(a2)は、石鹸カス及び水垢の洗浄力の観点から、好ましくは0.1以上、より好ましくは2以上、更に好ましくは2.5以上、より更に好ましくは6.5以上、そして、好ましくは10以下、より好ましくは8.5以下である。
本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物は、当該洗浄剤組成物に含まれる界面活性剤の合計含有量に対する(a)成分の含有量の質量比[((a)成分)/(界面活性剤の合計)]が、石鹸カスの洗浄力及び仕上がり性の観点から、0.65以上、好ましくは0.9以上、そして、1以下である。前記質量比[((a)成分)/(界面活性剤の合計)]が1、すなわち、硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物に含まれる界面活性剤が(a)成分のみであってもよい。ここで、前記洗浄剤組成物に含まれる界面活性剤の合計含有量は、(a)成分、及び後述する(d)成分の含有量の合計であってよい。
<(b)成分>
本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物は、任意に(b)グリコール系溶剤[以下(b)成分という]を含有することができる。
(b)成分は、グリコール系溶剤であり、グリコールエーテル系溶剤が好ましい。
(b)成分としては下記一般式(b1)で表される化合物から選ばれる1種以上が好ましい。本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物は、(b)成分として、下記一般式(b1)で表される化合物から選ばれる1種以上を含有することが好ましい。
1b-O-(R2bO)-R3b (b1)
[式中、R1bは水素原子又は炭素数1以上6以下のアルキル基、R2bはエチレン基、プロピレン基及びイソプロピレン基から選ばれる基、R3bは水素原子又は炭素数1以上3以下のアルキル基、nは1以上4以下の数である。]
一般式(b1)中、R1bは、石鹸カスの洗浄力及び仕上がり性の観点から、水素原子又は炭素数1以上、好ましくは2以上、そして、6以下、好ましくは5以下、より好ましくは4以下のアルキル基が好ましく、より好ましくは炭素数1以上、好ましくは2以上、そして、6以下、好ましくは5以下、より好ましくは4以下のアルキル基である。
2bは、仕上がり性の観点から、好ましくはエチレン基及びプロピレン基から選ばれる基であり、より好ましくはエチレン基である。
3bは、仕上がり性の観点から、好ましくは水素原子である。
nは、石鹸カスの洗浄力及び仕上がり性の観点から、1以上、そして、4以下、好ましくは2以下の数である。
(b)成分としてより具体的には、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、イソプレングリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、フェニルグリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル(ブチルジグリコールともいう)、ジプロピレングリコールモノブチルエーテル等が挙げられる。
(b)成分は、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル及びジプロピレングリコールモノブチルエーテルから選ばれる1種以上の化合物が好ましく、より好ましくはジエチレングリコールモノブチルエーテルである。
本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物は、(b)成分を、仕上がり性の観点から、0質量%以上、好ましくは1質量%以上、そして、仕上がり性の観点から、3質量%以下、好ましくは2質量%以下含有する。
<(c)成分>
本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物は、任意に(c)金属封鎖剤[以下、(c)成分という]を含有することができる。
(c)成分は、金属封鎖剤である。(c)成分としては、アミノカルボン酸、ヒドロキシカルボン酸、ヒドロキシキホスホン酸及びこれらの塩から選ばれる1種以上の化合物が好ましい。(c)成分は、ヒドロキシカルボン酸及びその塩から選ばれる1種以上の化合物がより好ましい。
アミノカルボン酸及びその塩としては、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、ニトリロ三酢酸(NTA)、イミノ二酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸(DPTA)、N-ヒドロキシエチル-エチレンジアミン三酢酸(HEDTA)、メチルグリシン二酢酸(MGDA)、アスパラギン酸二酢酸(ASDA)、グルタミン酸二酢酸(GLDA)及びこれらの塩から選ばれる1種又は2種以上が挙げられる。アミノカルボン酸及びその塩は、エチレンジアミン四酢酸及びその塩、メチルグリシン二酢酸及びその塩、並びにL-グルタミン酸二酢酸及びその塩から選ばれる1種又は2種以上が好ましい。
ヒドロキシカルボン酸及びその塩としては、脂肪族ヒドロキシカルボン酸及びその塩から選ばれる化合物が好ましい。ヒドロキシカルボン酸及びその塩としては、リンゴ酸、クエン酸及びそれら塩から選ばれる化合物が挙げられる。
ヒドロキシキホスホン酸及びその塩としては、1-ヒドロキシエチリデン-1,1-ジホスホン酸(HEDP)及びその塩から選ばれる化合物が挙げられる。
金属封鎖剤の塩は、アルカリ金属塩、アンモニウム塩、アミン塩などが挙げられる。好ましくはアルカリ金属塩であり、より好ましくはナトリウム塩又はカリウム塩である。
(c)成分は、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、メチルグリシン二酢酸(MGDA)、クエン酸、リンゴ酸及びこれらの塩から選ばれる1種以上が好ましく、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、メチルグリシン二酢酸(MGDA)、クエン酸及びこれらの塩から選ばれる1種以上がより好ましく、クエン酸及びその塩から選ばれる1種以上が更に好ましい。
本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物は、(c)成分を、石鹸カス及び水垢の洗浄力の観点から、好ましくは0.01質量%以上、より好ましくは0.1質量%以上、そして、仕上がり性の観点から、好ましくは10質量%以下、より好ましくは3質量%以下含有する。なお、本発明では、(c)成分の含有量は、酸型換算値を用いる。
<(d)成分>
本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物は、任意に(d)(a)成分以外の界面活性剤[以下(d)成分という]を含有することができる。
(d)成分は、(d1)非イオン界面活性剤[以下(d1)成分という]、(d2)(a2)成分以外の陽イオン界面活性剤[以下(d2)成分という]及び(d3)陰イオン界面活性剤[以下(d3)成分という]から選ばれる1種以上の界面活性剤が挙げられる。
<(d1)成分>
(d1)成分の非イオン界面活性剤としては、例えば、下記一般式(d1-1)で表される化合物、下記一般式(d1-2)で表される化合物、グリコシド型非イオン界面活性剤(アルキルグリコシド等)、脂肪酸アルカノールアミド、ソルビタン系非イオン界面活性剤、アルキルモノグリセリルエーテル、脂肪酸グリセリンモノエステル、及び蔗糖脂肪酸エステルから選ばれる1種以上の非イオン界面活性剤が挙げられる。
(d1)成分の非イオン界面活性剤としては、下記一般式(d1-1)で表されるポリオキシアルキレンモノアルキル又はアルケニルエーテルを挙げることができる。
1dO[(CO)/(CO)]H (d1-1)
〔式中、R1dは炭素数6以上22以下のアルキル基又はアルケニル基を示す。l、mは平均付加モル数を示し、lは0以上30以下の数を示し、mは0以上30以下の数を示し、lとmが同時に0になることはない。”/”はエチレンオキシ基(CO)及びプロピレンオキシ基(CO)が、順序に関係なく、ランダム又はブロックのいずれに付加したものであってもよいことを示す。〕
また、(d1)成分の非イオン界面活性剤としては、下記の一般式(d1-2)で表される、酸化エチレン/酸化プロピレン/酸化エチレン共重合体を挙げることができる。この共重合体は、平均分子量が4,000以上、25,000未満で、平均分子量中に占める酸化エチレンの割合が50質量%以上、85質量%であるものであってよい。
HO-(CO)-(CO)-(CO)-H (d1-2)
(ただしm及びnは0でない整数)
<(d2)成分>
(d2)成分の陽イオン界面活性剤としては、アルキルピリジニウム塩、アルケニルピリジニウム塩、アルキルアミン塩が挙げられる。
<(d3)成分>
(d3)成分の陰イオン界面活性剤は、例えば、炭素数7以上22以下の炭化水素基と、硫酸エステル基、リン酸エステル基、ホスホン酸基、スルホン酸基又はカルボキシ基とを有する陰イオン界面活性剤が挙げられる。
具体的には、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩、α-オレフィンスルホン酸塩、α-スルホ脂肪酸メチルエステル塩、ポリオキシエチレンアルキル(又はアルケニル)エーテルカルボン酸塩、ポリオキシエチレンアミドアルキル(又はアルケニル)エーテルカルボン酸塩、脂肪酸塩、アルキルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩等であり、塩としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、マグネシウム塩等の無機塩、モノエタノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム、トリエタノールアンモニウム等の有機塩が挙げられる。なお、本発明では、陰イオン界面活性剤の含有量は、酸型換算値を用いる。
本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物は、20℃におけるpHが、被洗浄面の基材への影響及び手肌へのマイルド性の観点から、好ましくは5以上、より好ましくは6以上、そして、被洗浄面の基材への影響及び手肌へのマイルド性の観点から、好ましくは8以下である。本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物は、上記のpHの範囲であっても、石鹸カス汚れや水垢汚れの洗浄性を損なうことなく、硬質表面の洗浄を行うことができる。
なお、本発明のpHはガラス電極法で測定される。具体的には、以下の方法で測定されたものである。
<pHの測定方法>
堀場製作所製pHメーター(D-52)にpH電極(型式6367)を予めフタル酸緩衝液(pH4.01)、リン酸標準液(pH6.84)、ホウ酸塩標準液(pH9.18)で校正し、イオン交換水で十分すすいでおく。温度を20℃に調整した本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物に、上記の通り校正、洗浄したpH電極を入れ、pHメーターのAUTO HOLDモードを用いて、測定値が一定になるまで測定する。
本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物は水を含有する。水は、特に限定するものではないが、蒸留水、イオン交換水、精製水等が挙げられる。水は、組成物の残部の量(合計が100質量%となる量)で用いられることが好ましい。水の含有量は、例えば、組成物中、例えば、90質量%以上、更には96質量%以上、そして、99.9質量%以下、更には99.6質量%以下含有することができる。
本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物には、香料、色素、防腐剤、酸化防止剤、水溶性溶剤、可溶化剤、殺菌剤、pH調整剤等(ただし、(a)成分及び(b)成分に該当するものを除く)を任意に配合することができる。
本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物の対象とする硬質表面は、例えば、タイル、ガラス、金属、プラスチック又はセラミックの硬質表面であってよい。
本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物は、浴室、浴槽、洗面器、タイル、化粧室、洗面台、鏡、台所まわりのシンク、カウンタートップ、水道まわり等の硬質表面の洗浄に好適に用いられる。本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物は、浴室用として好適に用いられる。ここで、浴室用とは、浴室のみならず、浴槽、浴槽と一緒に備えられる洗面やトイレ、洗面器等、浴室内に存在する他の硬質表面を有する物品をも対象とするものである。本発明は、好ましくは、水垢汚れ及び石鹸カス汚れが付着した硬質表面を対象とする。
<硬質表面の洗浄方法>
次に、本発明の硬質表面の洗浄方法について、詳細に説明する。
本発明の硬質表面の洗浄方法は、(a1)成分及び(a2)成分から選ばれる1種以上の界面活性剤[(a)成分である]を0.005質量%以上1.5質量%未満、任意に(b)成分を0質量%以上3質量%以下含有し、界面活性剤の合計含有量に対する(a)成分の含有量の質量比[((a)成分)/(界面活性剤の合計)]が0.65以上である硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を硬質表面に接触させ、該洗浄剤組成物を拭き取る。
本発明により、本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を硬質表面に接触させること、その後硬質表面に接触させた洗浄剤組成物を拭き取ること、を行う、硬質表面の洗浄方法が提供される。
更に、本発明は、本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を硬質表面に所定時間接触させること、その後硬質表面に接触させた洗浄剤組成物を拭き取ること、を行う、水垢汚れ及び/又は石鹸カス汚れの除去方法を提供する。
本発明の水垢汚れ及び/又は石鹸カス汚れの除去方法は、本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を水垢汚れ及び/又は石鹸カス汚れが付着した硬質表面に所定時間接触させること、その後硬質表面に接触させた前記洗浄剤組成物を拭き取ること、を行う、硬質表面上の水垢汚れ及び/又は石鹸カス汚れの除去方法であってよい。
これら本発明の硬質表面の洗浄方法や本発明の水垢汚れ及び/又は石鹸カス汚れの除去方法には、本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物で述べた事項を適宜適用することができる。該洗浄剤組成物の好ましい態様も、前記した本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物と同じである。
本発明の硬質表面の洗浄方法は、具体的には、前記本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を、原液で、硬質表面に接触させる、又は前記硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を、原液で、希釈せずに硬質表面に接触させる、つまり、前記硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を、希釈することなく、硬質表面に接触させる洗浄方法が好ましく挙げられる。更に、前記硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を、希釈することなく、水垢汚れ及び/又は石鹸カス汚れが付着した硬質表面に接触させる洗浄方法が挙げられる。本発明において、希釈せずにとは、硬質表面に付着した水滴により硬質表面に接触させた硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物が薄まることを含まない。
なお、硬質表面と硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物とを接触させる方法としては、硬質表面に前記洗浄剤組成物を噴霧又は塗布する方法、硬質表面に該洗浄剤組成物を含浸させた基体を接触させる方法が好ましい。
本発明の硬質表面の洗浄方法において、前記硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を、原液で、硬質表面に接触させるには、噴霧装置を具備する容器から前記洗浄剤組成物を噴霧すること、前記洗浄剤組成物をボトルから直接硬質表面に塗布すること、前記洗浄剤組成物を基体に含浸させて該組成物を含浸させた基体を硬質表面に接触させること、であってよい。
本発明では、本発明の(a)成分及び任意に(b)成分を含む濃厚組成物を調製しておき、該濃厚組成物を水で希釈して本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を調製し、硬質表面に接触させてもよい。例えば、本発明の(a)成分及び(b)成分を含有する濃厚組成物を水で希釈して本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物に調製し、該硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を希釈せずに硬質表面に接触させる、硬質表面の洗浄方法であってもよい。
本発明の硬質表面の洗浄方法では、前記硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を、対象物である硬質表面の面積100cmに対して、好ましくは0.01g以上、より好ましくは0.1g以上、そして、好ましくは5g以下、より好ましくは1g以下の割合で接触させる、さらに、この割合となるように、前記洗浄剤組成物を塗布又は噴霧することが好ましい。
本発明の硬質表面の洗浄方法では、硬質表面に接触させる硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物のpHが、被洗浄面の基材への影響及び手肌へのマイルド性の観点から、好ましくは5以上、より好ましくは6以上、そして、被洗浄面の基材への影響及び手肌へのマイルド性の観点から、好ましくは8以下である。硬質表面に接触させる硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物のpHは、使用時の温度におけるpHが上記範囲であればよく、例えば、20℃における硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物のpHが上記範囲であればよい。
前記硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を硬質表面に接触させた後、放置する時間は、洗浄力の観点から、好ましくは10秒以上、より好ましくは0.5分以上、更に好ましくは1分以上であり、そして、清掃時間の短縮の観点から、好ましくは5分以下、より好ましくは3分以下である。放置する際の温度は、室温でよく、例えば、10℃以上、更には20℃以上、そして、40℃以下、更には30℃以下が挙げられる。
本発明の硬質表面の洗浄方法では、前記硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を硬質表面に接触させ、該洗浄剤組成物を拭き取り材で拭き取ること、が行われる。例えば、本発明の硬質表面の洗浄方法では、前記硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を硬質表面に接触させて、布巾、雑巾、織布、不織布、スポンジ等の可撓性構造体等の拭き取り材を用いて、硬質表面に適用した前記洗浄剤組成物を硬質表面から除去する。前記洗浄剤組成物を除去する際、手洗い等の外力(物理的力)をかけてもよく、単に前記洗浄剤組成物を拭き取るだけでもよい。また、前記洗浄剤組成物を含浸させた基体を硬質表面に接触させる態様のように、前記洗浄剤組成物と硬質表面との接触と、該洗浄剤組成物の拭き取りとを同時に行っても良く、また、硬質表面に前記洗浄剤組成物を接触させた後、所定時間放置してから、前記の拭き取り材を用いて該洗浄剤組成物を除去してもよい。
<硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物含浸物品>
本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物は、基体に含浸させて清掃用物品として使用することもできる。本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を基体に含浸させた清掃用物品は、清掃作業の作業性の観点から好ましい。
すなわち、本発明は、本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物が基体に含浸されている、硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物含浸物品を提供する。
本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物含浸物品に用いられる基体としては、柔軟性、屈曲性又は可撓性を有し、硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物が含浸可能なものであり、使用時に十分な強度を有し、くず等の発生の無いものが用いられる。無荷重下において後述の量の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を含浸し得る基体を用いることが好ましい。
そのような基体としては、繊維状材料から構成される繊維構造体、例えば、各種紙、不織布、織布若しくは編布が挙げられる。これらの繊維構造体を構成する繊維状材料としては、例えば、セルロース系繊維、変性セルロース系繊維、合成繊維及びこれらの2種以上の混合物等が挙げられる。
また、樹脂中に気泡を分散させて得られる多孔質構造体(例えば、スポンジ状構造体)も上記基体として使用できる。これら基体は、基体シートであってよい。
本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を含浸させた清掃用物品を用いて硬質表面を拭く洗浄方法において、本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を含浸させた清掃用物品は、基体に予め硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を含浸させてなるもの、あるいは乾燥した基体に硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を使用直前に含浸させてなるもの、の何れでもよい。また硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を含浸させた清掃用物品は、モップ状の掃除具に装着されて用いられてもよいし、直接手で持って拭き掃除に用いられてもよい。
予め硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物が基体に含浸されている場合、硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物の含浸率は清掃性の観点から、基体質量〔即ち、未含浸状態(乾燥状態)の基体の質量基準〕あたり、100質量%以上であることが好ましく、150質量%以上であることがより好ましく、そして、1,000質量%以下であることが好ましく、500質量%以下であることがより好ましく、350質量%以下であることが更に好ましい。含浸率が100質量%以上であれば、十分な洗浄力が得られる。また、含浸率が1,000質量%以下であれば、被清掃面以外の硬質表面に前記の洗浄剤組成物を接触させることなく使用できる。清掃性の一層の向上の点から、基体が基体シートである場合、硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物の含浸前の坪量は、一定面積の洗浄に必要な硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物の保持性とシートの操作性やコストとの観点から、例えば、50g/m以上であることが好ましく、100g/m以上であることがより好ましく、そして、250g/m以下であることが好ましく、150g/m以下であることがより好ましい。
硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を含浸させた清掃用物品の使用時に、別途本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を、被清掃物又は前記清掃用物品に、噴霧しながら使用してもよい。当該使用方法によって、より広い面積を清掃できる。
<スプレー容器入り硬質表面拭き取り用洗浄剤物品>
本発明の硬質表面の洗浄方法では、硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を液滴状にして噴霧する又は泡状にして、該洗浄剤組成物を硬質表面に接触させることができる。具体的には、スプレー手段を用いて、前記硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を、石鹸カス汚れ及び/又は水垢汚れが付着した硬質表面に接触させることが好ましい。例えば、本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を、スプレイヤーを具備する容器に充填してなる硬質表面拭き取り用洗浄剤物品を用いるのが好ましい。
本発明は、本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を、スプレイヤーを具備する容器に充填してなる、スプレー容器入り硬質表面拭き取り用洗浄剤物品を提供する。
本発明のスプレー容器入り硬質表面拭き取り用洗浄剤物品における本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を充填するスプレイヤーを具備する容器は、トリガー式スプレー容器、ポンプ式スプレー容器等の噴射剤を使用しない手動式スプレー装置、噴射剤を用いるエアゾール等が挙げられるが、内容物を液滴状又は泡状にして噴霧又は塗布することができるトリガー式スプレーが好ましく、内容物を液滴状に噴霧する機構を備えたトリガー式スプレー又は泡を形成する機構(泡形成機構)を備えたトリガー式スプレーがより好ましい。トリガー式スプレー容器は、噴射剤を含まずにトリガーの動作によって内容物を噴霧又は塗布するものであっても、噴射剤を含みトリガーの動作によって内容物を噴霧又は塗布するものであってもよい。
本発明のスプレー容器入り硬質表面拭き取り用洗浄剤物品において、液滴状に本発明の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を噴霧する機構を備えたトリガー式スプレーを用いる場合、前記洗浄剤組成物を入れるスプレー容器の噴射ノズルの噴口径は、スプレーのし易さや、噴射された液滴が荒くなく、直線状にスプレーされず、スプレーできる面積が極端に狭くならないために、好ましくは0.1mm以上、より好ましくは0.3mm以上、そして、好ましくは2mm以下、より好ましくは1mm以下の範囲である。
噴射剤を含まず液滴状に噴霧する機構を備えたトリガー式スプレーを用いる場合、本発明のスプレー容器入り硬質表面拭き取り用洗浄剤物品は、1回の操作で、好ましくは0.1mL以上、より好ましくは0.3mL以上、そして、好ましくは5mL以下、より好ましくは2mL以下の組成物を噴霧する。
また本発明のスプレー容器入り硬質表面拭き取り用洗浄剤物品において、泡形成機構を備えたトリガー式スプレーを用いる場合、好ましくはスピンエレメント及び直径4~8mmの円形状の空間部分に棒状の突起を数個設置された液体通過板を有するものが好適である。ここでスピンエレメントとは、スピンエレメントを通じて液状物の流れにスピンを与え、最後にノズルから噴出する機構であり、その詳細な構造としては特開平8-332422号公報や特開平8-108102号公報の図4(b)、特開2002-68265号公報の図1等を参考にすることができる。
噴射剤を含まず泡形成機構を備えたトリガー式スプレーを用いる場合、本発明のスプレー容器入り硬質表面拭き取り用洗浄剤物品は、1回の操作で、好ましくは0.5mL以上、より好ましくは1mL以上、そして、好ましくは30mL以下、より好ましくは15mL以下、更に好ましくは5mL以下の組成物を噴霧する。
泡形成機構のもう一つの部材である液体通過板は、直径5~7mmの円形状の空間部分に棒状の突起を好ましくは3~8個設置されたものであり、通過する板を平面で見た場合に、好ましくは幅0.8~1.2mm、長さ2~4mmの長方形状の棒状の突起が好適である。また、棒状の突起を除いた空間部分に対する棒状の突起の占める面積は、好ましくは30面積%以上、より好ましくは40面積%以上、そして、好ましくは90面積%以下、より好ましくは80面積%以下、さらに好ましくは70面積%以下であり、このような液体通過板を設置することで、垂直表面への泡の付着滞留性が良好になる。
本発明のスプレー容器入り硬質表面拭き取り用洗浄剤物品の容器は、一般に使用されている容器を用いることができる。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートを原料として得られるものであり、ブロー成形等によって製造することができる。容器の肉厚は底面と側面と異なってもよく、0.01~2mmが好ましく、容器の容量は100~1,000mLが好ましい。容器に充填される硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物の量は、取り扱い上、200~500mLが望ましい。また液の充填は、常識的な空隙を残して行われる。
本発明の硬質表面の洗浄方法は、浴槽、浴室、洗面台、タイル、化粧室、鏡、シャワー室、台所周りのシンク、カウンタートップ、水道回りといった水回りの硬質表面の洗浄に好適に用いることができる。特に、ユニットバス等の硬質表面(各種物品、床、壁、天井等)等の洗浄に好適に用いられる。本発明の硬質表面の洗浄方法は、石鹸カス汚れ及び/又は水垢汚れが付着する硬質表面、例えば、浴槽、浴室、洗面台、シャワー室及びトイレの硬質表面から選ばれる1以上の硬質表面の洗浄に好適に用いられる。各種物品は、浴槽、浴槽と一緒に備えられる洗面やトイレ、洗面器等、浴室内に存在する他の硬質表面を有する物品も含む。
本発明の硬質表面の洗浄方法によれば、硬質表面に接触させた硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を拭き取ることで、硬質表面に付着した石鹸カス汚れ及び/又は水垢汚れの洗浄性や、ヌル付きや跡残りが生じず仕上がり性に優れるので、別途水拭き(2度拭き)やすすぎ作業をする必要がない。
したがって、本発明の硬質表面の洗浄方法では、清掃時間の短縮の観点から、硬質表面に接触させた硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を拭き取り材で拭き取った後、更に硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を含まない拭き取り材で再度硬質表面を拭く(2度拭きする)こと、及び/又は硬質表面を水ですすぐこと、を行わず、硬質表面を乾燥させる、ことが好ましい。例えば、硬質表面に接触させた硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を拭き取り材で拭き取った後、更に硬質表面を、別の拭き取り材で乾拭きすること及び/又は別の拭き取り材で水拭きすることなく、硬質表面を乾燥させることであってよい。この基体は、基体シートであってよい。
[配合成分]
表1~3の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物の調製には、下記の成分を用いた。
<(a)成分>
(a1)成分
・ラウリルジメチルアミンオキシド(アンヒトール20N、花王株式会社製)
・ラウリン酸アミドプロピルベタイン(アンヒトール20AB、花王株式会社製)
・ラウリルヒドロキシスルホベタイン(アンヒトール20HD、花王株式会社製)
・ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン(アンヒトール20BS、花王株式会社製)
(a2)成分
・ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロリド(サニゾールB―50、花王株式会社製)
<(b)成分>
・ジエチレングリコールモノブチルエーテル(BDG-NS、日本乳化剤株式会社製)
<(c)成分>
・クエン酸(クエン酸50、扶桑化学工業株式会社製)
<(d)成分>
・ポリオキシエチレンアルキルエーテル(アルキル基の炭素数12、オキシエチレンの平均付加モル数9、エマルゲン109P、花王株式会社製)
[実施例1、2及び比較例1の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物の調製]
表1~3に示す割合となるように各成分を混合し、硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を調製し、以下の項目について評価を行った。結果を表1~3に示す。なお、組成物のpH(20℃)の調整は、水酸化ナトリウムを用いて行った。
[石鹸カス汚れ洗浄力]
(1)石鹸カス汚れの作製
浴室に付着する石鹸カス汚れの組成を参考にして調製したモデル石鹸カス汚れをポリプロピレン製プレート(サイズ8cm×12cm)上に製膜した。モデル石鹸カス汚れの調製と製膜の方法は、前記プレートを、固形石鹸(花王(株)製、「ホワイト」)を溶かした水溶液(2質量%)、塩化カルシウム水溶液(0.7質量%)に順に浸漬させ、その後乾燥させる工程を10回繰り返すことでモデル石鹸カス汚れの調製と製膜を行った。
(2)拭き取り洗浄試験
(1)で作成したプレートの汚れ部分に、表1~3の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物30μLを滴下し、直ちにタオル(オーミケンシ社製、型番801)を巻いたステンレス製の重り(150gの直方体、底面は7cm×2.5cm)を、硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を滴下した部分を通るように1cm毎秒の速度で真っすぐけん引した。なお、重りは底面が2.5cmの面をけん引方向に向けて設置した。
(3)石鹸カス汚れ洗浄力の評価
洗浄力は硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を滴下した部分を目視で観察し、下記基準で評価した。
5:汚れ落ちが非常に良好
4:汚れ落ちが良好
3:汚れ落ちにムラがある
2:若干汚れが落ちる程度
1:ほとんど汚れが落ちない
[水垢汚れ洗浄力]
(1)水垢汚れの作製
水垢汚れは陶器のタイル(INAX社製、品番:SPKC-100B 1025)上で和歌山市の水道水、合計64mLを蒸発させて作成した。この時、水道水は8回に分け滴下し、1回ごとに室温下で完全に自然乾燥させた。プレート上に一様に水垢が付着するように滴下する位置をずらした。
(2)拭き取り洗浄試験
石鹸カス汚れ洗浄力の(2)拭き取り洗浄試験と同じ方法で行った。
(3)水垢汚れ洗浄力の評価
洗浄力は硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を滴下した部分を目視で観察し、下記基準で評価した。
5:汚れ落ちが非常に良好
4:汚れ落ちが良好
3:汚れ落ちにムラがある
2:若干汚れが落ちる程度
1:ほとんど汚れが落ちない
[仕上がり性]
(1)拭き取り試験
汚れを付着させていない上記ポリプロピレン製プレートに表1~3の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を1回スプレーし(吐出量約1g)、上記のタオルを巻いた重りを1cm毎秒の速度で10往復けん引した。けん引操作はプレートの長軸方向に対して行った。重りは底面が7.5cmの面を進行方向に向けて真っすぐけん引した。
(2)仕上がり性の評価
仕上がり性は、(1)の操作の後直ちに手触りにより下記基準で官能評価した。
◎:剤の残りを感じない
○:剤の残りを感じるが、ぬめりやべとつきはない
○△:剤の残りを感じるが、ぬめりやべたつきはほとんど感じない
△:ややぬめりを感じる、若しくはべとつきを感じる
×:明らかにぬめりを感じる、若しくはべとつきを感じる

Claims (12)

  1. (a)(a1)両性界面活性剤[以下(a1)成分という]及び(a2)第4級アンモニウム型界面活性剤[以下(a2)成分という]から選ばれる1種以上の界面活性剤[以下(a)成分という]を0.005質量%以上1.5質量%未満、任意に(b)グリコール系溶剤を0質量%以上3質量%以下含有し、界面活性剤の合計含有量に対する(a)成分の含有量の質量比[((a)成分)/(界面活性剤の合計)]が0.65以上である硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を硬質表面に接触させ、該洗浄剤組成物を拭き取り材で拭き取る、硬質表面の洗浄方法。
  2. 前記硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を拭き取った後、更に硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を含まない拭き取り材で再度硬質表面を拭くこと及び/又は硬質表面を水ですすぐこと、を行わず硬質表面を乾燥させる、請求項1に記載の硬質表面の洗浄方法。
  3. 硬質表面が、浴槽、浴室、洗面台、シャワー室及びトイレの硬質表面から選ばれる1以上の硬質表面である、請求項1又は2記載の硬質表面の洗浄方法。
  4. 前記洗浄剤組成物中、(a1)成分の含有量と(a2)成分の含有量の質量比(a1)/(a2)が、2以上10以下である、請求項1~3の何れか1項に記載の硬質表面の洗浄方法。
  5. 前記洗浄剤組成物は、更に(c)金属封鎖剤を含有する、請求項1~4何れか1項に記載の硬質表面の洗浄方法。
  6. 硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物のpHが、5以上8以下である、請求項1~5の何れか1項に記載の硬質表面の洗浄方法。
  7. (a)(a1)両性界面活性剤[以下(a1)成分という]及び(a2)第4級アンモニウム型界面活性剤[以下(a2)成分という]から選ばれる1種以上の界面活性剤[以下(a)成分という]を0.005質量%以上1.5質量%未満、任意に(b)グリコール系溶剤を0質量%以上3質量%以下含有し、界面活性剤の合計含有量に対する(a)成分の含有量の質量比[((a)成分)/(界面活性剤の合計)]が0.65以上である、硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物。
  8. (a1)成分の含有量と(a2)成分の含有量の質量比(a1)/(a2)が、2以上10以下である、請求項7に記載の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物。
  9. 更に(c)金属封鎖剤を含有する、請求項7又は8に記載の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物。
  10. 20℃におけるpHが5以上8以下である、請求項7~9の何れか1項に記載の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物。
  11. 請求項7~10の何れか1項に記載の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物を、スプレイヤーを具備する容器に充填してなる、スプレー容器入り硬質表面拭き取り用洗浄剤物品。
  12. 請求項7~10の何れか1項に記載の硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物が基体に含浸されている、硬質表面拭き取り用洗浄剤組成物含浸物品。

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