JP2023162717A - 監視システム - Google Patents

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Shota Takada
夏海 片岡
Natsumi Kataoka
光司 大畑
Koji Ohata
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Abstract

【課題】監視対象者の身体の状態を視覚的に把握し易い監視システムを提供する。【解決手段】監視システムは、監視対象者Hに対して、複数の監視項目を室内11aで計測し、複数の監視項目の計測結果に応じた信号を出力する計測器16と、複数の監視項目の計測結果に応じた信号に基づいて、複数の監視項目の計測結果に応じた監視項目情報を出力する出力装置12とを有する。出力装置12は複数の監視項目の各々についての監視項目情報を含む表示画像30を画面に表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、監視対象者に対して、複数の監視項目を室内で計測する監視システムに係り、特に、複数の監視項目の各々についての監視項目情報を含む表示画像を画面に表示する監視システムに関する。
現在、看護又は介護の対象者は、適切なタイミングで看護又は介護を行うことが望ましい。看護又は介護の対象者のプライバシーの保護、及び人手が必要な観点から、看護又は介護の対象者の監視は人が介在しないことが好ましい。このため、看護又は介護の対象者(監視対象者)をセンサ等によって監視することがある。
例えば、特許文献1には、居住空間に設置された建材、家具、機器、又は設備に設置されたセンサにより検知された検知情報を取得する取得部と、取得部により取得された検知情報を記憶する記憶部と、記憶部に記憶された検知情報の時間変化に基づいて、居住空間に居住する居住者の状態に関する提供情報を生成する生成部とを備える情報提供装置が記載されている。特許文献1では、日常生活における居住者の動作の種類ごとに提供情報が生成されることが記載されている。
特開2021-18760号公報
上述のように特許文献1では、日常生活における居住者の動作の種類ごとに提供情報が生成される。しかしながら、特許文献1では、日常生活における居住者の動作の種類ごとに提供情報が得られるものの、居住者の状態を把握しにくい。
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、監視対象者の身体の状態を視覚的に把握し易い監視システムを提供することである。
上記の課題は、本発明の監視システムによれば、監視対象者に対して、複数の監視項目を室内で計測し、複数の監視項目の計測結果に応じた信号を出力する計測器と、複数の監視項目の計測結果に応じた信号に基づいて、複数の監視項目の計測結果に応じた監視項目情報を出力する出力装置と、を有し、出力装置は、複数の監視項目の各々についての監視項目情報を含む表示画像を画面に表示することにより解決される。
上記のように構成された本発明の監視システムでは、監視対象者の身体の状態を視覚的に把握し易い。
また、上記の監視システムにおいて、出力装置は、監視項目情報のうち、監視対象者の行動に関する複数の行動情報を、共通する時間軸を用いて表示すると、好適である。
上記の構成によれば、監視対象者が、時系列でどのような行動をしたのかを視覚的に容易に把握することが可能となる。
また、上記の監視システムにおいて、出力装置は、表示画像に監視項目情報毎の欄を設け、監視項目情報を示すマーカをそれぞれの欄に表示すると、より好適である。
上記の構成によれば、監視対象者がどのような行動をいつしたのかを、マーカにより視覚的に容易に把握することが可能となる。
また、上記の監視システムにおいて、出力装置は、監視項目情報のうち、監視対象者の室内の在室の有無を示す在室情報は、在室の有無に応じた色で、欄の背景色として表示画像に表示すると、より好適である。
上記の構成によれば、監視対象者の在室の有無を背景色により視覚的に容易に把握することが可能となる。
また、上記の監視システムにおいて、監視項目情報を示すマーカは、監視項目情報毎に、監視項目情報の値に基づいて表示される色で色分けされていると、より好適である。
上記の構成によれば、監視項目毎に監視対象者の動作毎の状態を視覚的に容易に把握することが可能となる。
また、上記の監視システムにおいて、マーカは、矩形形状であり、監視対象者の各行動情報は、時間軸上に行動時間に応じた幅を有するマーカによって表示されると、より好適である。
上記の構成によれば、監視対象者が動作をいつしたかに加えて動作毎の状態を視覚的に容易に把握することが可能となる。
また、上記の監視システムにおいて、計測器は、室内において互いに異なる位置に配置された複数のセンサを含み、それぞれのセンサは、対応する監視項目を計測すると、より好適である。
上記の構成によれば、監視対象者の複数の監視項目を、それぞれ計測することが可能となる。
本発明の監視システムによれば、複数の監視項目の各々についての監視項目情報を含む表示画像を画面に表示することにより、監視対象者の身体の状態を視覚的に把握し易い。
本発明の実施形態の監視システムの第1の例を示す模式図である。 本発明の実施形態の監視システムの第1の例による監視項目情報の表示例を示す模式図である。 本発明の実施形態の監視システムの第2の例を示す模式図である。
<<本発明の一つの実施形態に係る監視システムについて>>
以下、本発明の一つの実施形態(以下、本実施形態)について、添付の図面を参照しながら説明する。
なお、図面では、説明を分かり易くするために幾分簡略化及び模式化して各部材を図示している。また、図中に示す各部材のサイズ(寸法)及び部材間の間隔等についても、実際のものとは異なっている。
また、以降の説明では、住宅をはじめとする建物の部屋に在室している監視対象者を具体例とし、監視システムについて説明する。ただし、本発明は、部屋であれば、建物の構造は、特に限定されるものではなく、住宅以外の建物、例えば、病院、及び介護施設の部屋に対しても適用可能である。
また、監視システムにおいて、監視対象者は、性別、年齢等は、特に限定されるものではない。また、監視対象者は、健康状態も、特に限定されるものではなく、病気の人でも、怪我をした人でもよく、リハビリ中の人でも、経過観察中の人でも、看護が必要な人でも、介護が必要な人でもよい。
図1は本発明の実施形態の監視システムの第1の例を示す模式図である。
図1に示す監視システム10は、部屋11の室内11aに在室している監視対象者Hを監視するものであり、出力装置12を有する。
部屋11は、監視対象者Hが生活する空間であるが、特に限定されるものではなく、自宅の部屋でもよく、介護施設内の部屋でもよく、病院内の部屋でもよい。
監視システム10は、室内11aに、ベッド13、トイレ14及びドア15が設けられている。ベッド13には、図示はしないがマットレス、布団等が敷かれる。
また、部屋11内には、図示はしないが天井に照明が設けられている。また、部屋11には、図示はしないが採光が可能な窓及び窓からの採光量を調整可能なカーテンが設けられている。
ドア15の開閉により、監視対象者Hは部屋11に出入りできる。部屋11の大きさ等は特に限定されるものではない。
部屋11の室内11aには、複数の監視項目を室内11aで計測するための計測器16が設けられている。計測器16は、複数の監視項目の計測結果に応じた信号を出力するものである。
なお、計測器16は、室内11aにおいて互いに異なる位置に配置された複数のセンサを含み、それぞれのセンサは、対応する監視項目を計測するものである。計測器16は、監視項目に応じた各種のセンサを有する。センサの種類は、監視項目を計測するものであれば、特に限定されるものではなく、監視項目に応じたセンサが適宜用いられる。計測器16による計測には、後述の人感センサ16cを用いた人の検知も含まれる。計測器16の計測の対象は、「人の有無」及び「人の身体が所定の場所を通過したか否か」等も含まれる。また、センサの数も、特に限定されるものではなく、監視項目に応じた数のセンサが適宜用いられる。
監視項目は、室内11aでの監視対象者Hの行動、及び監視対象者Hの生体情報である。具体的には、監視項目としては、例えば、後述の「寝返り」、「起き上がり」、「立ち上がり」、「歩行速度」及び「血圧」であるが、これに限定されるものではない。これ以外に、監視項目としては、例えば、歩行距離、ドアの前の滞在時間、ドアの開閉回数、ベッドからトイレの移動回数、脈拍数、呼吸数及び体温等である。
なお、監視項目のうち、監視対象者Hの行動に関する項目を行動項目という。行動項目は、例えば、寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行、歩行速度、歩行距離、ドアの前の滞在時間、ドアの開閉回数、及びベッドからトイレの移動回数である。行動項目は、後述の行動情報に対応する。
計測器16として、例えば、室内11aに、ミリ波センサ16aが設けられている。これにより、監視対象者Hの血圧を測定できる。また、ミリ波センサ16aは、監視対象者Hの室内11aの位置を特定できる。また、ミリ波センサ16aは、監視対象者Hの歩行速度も計測できる。これにより、監視対象者Hの室内11aにおける位置と、その位置に滞在している時間を計測できる。
ミリ波センサ16aでは、心臓の動きが人間の体表面におよぼす0.1~0.5ミリメートルの小さな動きをミリ波を用いて測定し、心臓の心拍周期又は収縮時間を得る。そして、ミリ波センサ16aでは、ミリ波により得られた心臓の心拍周期又は収縮時間といったデータを解析し、最高血圧及び平均血圧を得る。
また、ベッド13のマットレス(図示せず)の下に生体情報センサ16bが設けられている。生体情報センサ16bは、ベッド13に寝ている監視対象者Hの脈拍数、及び呼吸数、並びに寝返り等の体動、ベッド13から起き上がった時刻、ベッド13から離床した時刻を計測するものである。生体情報センサ16bには、シート状であり、介護に利用される公知のセンサを用いることができる。生体情報センサ16bにより監視対象者Hはマットレスの上に乗った状態で計測されるため、日常生活に支障をきたすことがない。
また、トイレ14内に、人感センサ16cが設けられている。これにより、トイレ14内の監視対象者Hの在室の有無を特定でき、かつ監視対象者Hのトイレ14内の滞在時間を計測できる。
ドア15に、開閉センサ16dが設けられている。開閉センサ16dにより、ドア15の開閉の有無を特定できる。一方、上述のようにミリ波センサ16aは、監視対象者Hの室内11aの位置を特定できることから、ミリ波センサ16aにより、ベッド13からドア15の前に監視対象者Hが移動したか否かを特定できる。このため、例えば、ベッド13からドア15の前に監視対象者Hが移動したことがミリ波センサ16aで特定された状態で、開閉センサ16dでドア15が開いたことが検出され、所定時間経過後に、ドア15の前に監視対象者Hがいないことがミリ波センサ16aで特定された場合、監視対象者Hが部屋11から出たと判定する。一方、ドア15の前に監視対象者Hがいないことがミリ波センサ16aで特定された状態で、開閉センサ16dでドア15が開いたことが検出され、所定時間経過後に、ドア15からベッド13の向って監視対象者Hが移動したことがミリ波センサ16aで特定された場合、監視対象者Hが部屋11に入ってきたと判定する。このように開閉センサ16dと、ミリ波センサ16aとを組み合わせることにより、監視対象者Hの在室の有無を特定でき、かつ監視対象者Hの在室時間、及び監視対象者Hが部屋11の外にいる時間を特定できる。
計測器16は、複数の監視項目の計測結果に応じた信号を、出力装置12の受信部20に、有線、無線若しくは通信、又はインターネット経由で出力する。
無線により、出力装置12に信号を出力する場合、計測器16の各種のセンサに送信部(図示せず)を設け、送信部から出力装置12の受信部20に、上述の信号を出力する。
なお、上述の計測器16のセンシングの間隔は、特に限定されるものではないが、監視対象者Hの状態を頻繁に確認する必要があるか否か、計測器の各種のセンサの処理能力、及び出力装置12の情報処理能力に応じて適宜決定される。また、時間帯によって、上述の計測器16のセンシングの間隔を変えてもよい。
出力装置12は、計測器16による複数の監視項目の計測結果に応じた信号に基づいて、複数の監視項目の計測結果に応じた監視項目情報を出力するものである。
出力装置12は、受信部20と、処理部22と、メモリ24(記憶部)と、制御部26とを有し、さらに表示部27及び入力部28を有する。受信部20、処理部22、及びメモリ24は制御部26により制御される。
出力装置12は、受信部20が、計測器16による複数の監視項目の計測結果に応じた信号が入力されるものである。出力装置12は、受信部20が、計測器16による複数の監視項目の計測結果に応じた信号を受信できれば、部屋11に隣接する必要はなく、部屋11がある建物とは別の建物にあってもよく、離れた場所にあってもよい。例えば、部屋11に対して出力装置12が所在地の市町村が異なる等の遠隔地でもよい。
受信部20は、計測器16による複数の監視項目の計測結果に応じた信号が入力される。また、受信部20は、計測器16による複数の監視項目の計測結果に応じた信号を受信した時刻が記録される。
受信部20は、計測器16による複数の監視項目の計測結果に応じた信号の有線、無線若しくは通信、又はインターネット経由の出力形態に応じた構成であり、有線であれば、信号を受信する。無線又は通信である場合、受信部20は、送信された信号の情報を含む電波を受信し、信号に変換する変換部を有する。インターネット経由であれば、受信部20はインターネットに接続されており、これにより、受信部20では、計測器16による複数の監視項目の計測結果に応じた信号を受信する。また、上述のようにインターネット経由の場合、計測器16による複数の監視項目の計測結果に応じた信号をクラウド上のサーバーに出力した後、受信部20がクラウド上のサーバーにアクセスして、計測器16による複数の監視項目の計測結果に応じた信号を受信してもよい。
受信部20で受信した計測器16による複数の監視項目の計測結果に応じた信号及び受信した時刻をメモリ24に記憶させてもよい。
処理部22は、計測器16による複数の監視項目の計測結果に応じた信号から、計測結果に応じた監視項目情報を得る。具体的には、ミリ波センサ16aの信号から、監視対象者Hの血圧、及び監視対象者Hの歩行速度が得られる。また、ミリ波センサ16aの信号から、監視対象者Hの室内11aにおける位置と、その位置に滞在している時間を計測できる。
生体情報センサ16bの信号から、ベッド13に寝ている監視対象者Hの脈拍数、及び呼吸数、並びにベッド13から起き上がった時刻、ベッド13から離床した時刻が得られる。
人感センサ16cの信号から、トイレ14内の監視対象者Hの在室の有無と、監視対象者Hのトイレ14内の滞在時間が得られる。
開閉センサ16dの信号から、監視対象者Hの在室の有無と、監視対象者Hの在室時間と、監視対象者Hが部屋11の外にいる時間とが得られる。
なお、監視項目情報のうち、監視対象者Hの行動に関する情報を行動情報という。監視項目情報のうち、監視対象者Hの行動に関する行動情報としては、寝返り、起き上がり、立ち上がり、歩行、歩行速度、ドアの前の滞在時間、ドアの開閉回数、及びベッドからトイレの移動回数等である。
処理部22は、計測器16の各種のセンサから信号に応じた信号処理を施して、監視対象者Hの複数の監視項目情報を得る。また、監視対象者Hの複数の監視項目情報は、例えば、監視対象者H毎にメモリ24に記憶される。これにより、監視対象者Hの複数の監視項目情報をデータベース化でき、ライブラリとしてメモリ24に記憶される。
出力装置12(処理部22)は、メモリ24からライブラリとして記憶された監視対象者Hの複数の監視項目情報を含む表示画像を、表示部27に表示させる。このとき、出力装置12(処理部22)は、監視対象者Hの複数の監視項目の各々についての監視項目情報を含む表示画像を、表示部27の画面(図示せず)に表示させる。なお、表示画像において監視項目情報の表示方法は、特に限定されるものではなく、例えば、後述の図2に示す表示画像30のように表示される。
複数の監視項目の各々についての監視項目情報を含む表示画像を画面に表示する表示形態としては、監視項目の把握のし易さから、同一画面であることが好ましい。
ここで、同一画面とは、1つのディスプレイに表示されることである。なお、1つのディスプレイ内の1つの表示領域(ウインドウ)に表示されることも同一画面に表示に該当する。また、1つのディスプレイ内の複数の表示領域の各表示領域に表示されることも同一画面に表示されることに該当する。これ以外に、複数のディスプレイを有する場合、複数のディスプレイの各ディスプレイに表示されることも同一画面に表示されることに該当し、複数のディスプレイを1つのディスプレイとしている場合には、複数のディスプレイに監視項目情報を含む表示画像が表示されることも同一画面に表示することに該当する。
なお、表示部27は、上述の複数の監視項目の各々についての監視項目情報を含む表示画像を表示することに限定されるものではなく、出力装置12に入力する情報等、一般的なパーソナルコンピューターにおいて表示されるものが表示される。
メモリ24は、上述のように計測器16による複数の監視項目の計測結果に応じた信号及び受信した時刻を記憶する。また、監視対象者Hの複数の監視項目情報を記憶する。これにより、上述のように監視対象者Hの複数の監視項目情報がデータベース化され、ライブラリとしてメモリ24に記憶される。これら以外に、例えば、監視項目毎の年代毎の平均値、及び性別毎の平均値が記憶されてもよい。さらには、メモリ24には、処理部22で利用される各種の情報、例えば、各種のセンサから信号に応じた信号処理のアルゴリズム等も記憶される。また、メモリ24には、後述の在室情報は、在室の有無に応じて設定された色の情報が記憶されている。
メモリ24、上述の記憶ができれば、その構成は、特に限定されるものではなく、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、及びSSD(Solid State Drive)等の各種の記憶媒体を備える構成である。
表示部27は、例えば、監視項目情報を含む表示画像等を表示するものであり、公知の各種のディスプレイが用いられる。ディスプレイの数は、特に限定されるものではなく、1つでもよく、複数でも、いわゆるマルチディスプレイでもよい。また、表示部27には各種情報を出力媒体に表示するためのプリンタ等のデバイスも含まれる。
入力部28は、マウス及びキーボード等の各種情報をオペレータの指示により入力するための各種の入力デバイスである。入力部28に、スマートフォンを用いることもできる。この場合、スマートフォンにキーボード等の役割を果たすアプリケーションを組み込むことにより実現できる。
出力装置12は、ROM等の記憶媒体に記憶されたプログラム(コンピュータソフトウェア)を、制御部26を用いて実行することにより、処理部22を機能的に形成する。出力装置12は、上述のように、プログラムが実行されることで各部位が機能するコンピュータによって構成されてもよいし、各部位が専用回路で構成された専用装置であってもよく、クラウド上で実行されるようにサーバーで構成してもよい。
次に、監視項目情報の表示例について、具体的に説明する。
出力装置12(処理部22)は、監視項目情報のうち、監視対象者の行動に関する複数の行動情報を、共通する時間軸を用いて表示することが好ましい。これにより、監視対象者が、時系列でどのような行動をしたのかを視覚的に容易に把握することができる。
また、出力装置12(処理部22)は、表示画像に監視項目情報毎の欄を設け、監視項目情報を示すマーカをそれぞれの欄に表示することが好ましい。これにより、監視対象者がどのような行動をいつしたのかを、マーカにより視覚的に容易に把握することができる。
また、マーカは、矩形形状であり、監視対象者の各行動情報は、時間軸上に行動時間に応じた幅を有するマーカによって表示されることが好ましい。これにより、監視対象者が動作をいつしたかに加えて動作毎の状態を視覚的に容易に把握することができる。
図2は本発明の実施形態の監視システムの第1の例による監視項目情報の表示例を示す模式図である。図2は、上述のように監視対象者Hの複数の監視項目情報を表す表示画像30を、表示部27の画面(図示せず)に表示させた状態を表す。表示画像30は、静止画でも、動画でもよく、特に限定されるものではなく、監視項目情報が更新されて表示されるものでもよい。
図2は、複数の監視項目として、「寝返り」、「起き上がり」、「立ち上がり」、「歩行速度」及び「血圧」が設定されている例である。図2に示す表示画像30は、複数の監視項目に対応する複数の監視項目情報として、「寝返り」、「起き上がり」、「立ち上がり」、「歩行速度」、及び「血圧」が示されている。これらのうち、「寝返り」、「起き上がり」、「立ち上がり」及び「歩行速度」が、監視対象者の行動に関する複数の行動情報である。「血圧」は監視対象者の生体情報である。
表示画像30には、監視項目情報毎の欄が設けられており、「寝返り」の欄31a、「起き上がり」の欄31b、「立ち上がり」の欄31c、「歩行速度」の欄31c及び「血圧」の欄31eが、例えば、並列に設けられている。
また、欄31a~欄31eに共通する時間軸32が欄31aの隣に表示されている。監視対象者Hの行動に関する複数の行動情報を、共通する時間軸32を用いて表示すると、監視対象者Hが、時系列でどのような行動をしたのかを視覚的に容易に把握できる。
出力装置12は、監視項目情報を示すマーカ33をそれぞれの欄31a~欄31eに表示することが好ましい。このことにより、マーカ33の表示位置から、監視対象者Hがどのような行動をいつしたのかを視覚的に容易に把握できる。
図2に示す表示画像30では、例えば、「寝返り」の欄31aのマーカ33は、監視対象者Hが寝返りをしていることを示している。
ここで、マーカ33は、例えば、矩形形状であり、マーカ33の時間軸32における幅dは、寝返りをしている時間を示す。マーカ33の幅が太いと、寝返りしている時間が長いことを示しており、マーカ33の幅で寝返りしている時間を視覚的に把握できる。「寝返り」以外の「起き上がり」、「立ち上がり」、「歩行速度」、及び「血圧」についても、「寝返り」と同様にマーカ33と、マーカ33の幅により、視覚的に把握できる。
例えば、「立ち上がり」のマーカ33の幅dは上述の「寝返り」のマーカ33の幅dよりも太く、「寝返り」よりも「立ち上がり」の行動時間が長いことが視覚的に容易に把握できる。
また、出力装置12では、監視項目情報のうち、監視対象者Hの室内の在室の有無を示す在室情報は、在室の有無に応じた色が設定されており、在室情報において在室の有無に応じて設定された色の情報がメモリ24に記憶されている。
監視対象者Hの在室の有無を視覚的に容易に把握できることから、欄31a~31eの背景色は、在室の有無に応じた色で表示画像に表示することが好ましい。例えば、欄31a~31eでは、0時から11時迄の領域34の背景色をグレーとし、11時から15時迄の領域35の背景色を透明にしている。このため、監視対象者Hは、0時から11時迄は在室しているが、11時から15時迄は部屋11の外にいたことが視覚的に容易に把握できる。
また、監視項目情報を示すマーカ33は、監視項目情報毎に、監視項目情報の値に基づいて表示される色で色分けされていることが好ましい。これにより、監視項目毎に監視対象者の動作毎の状態を視覚的に容易に把握することができ、例えば、監視項目毎に監視対象者Hのリスク等の状況を視覚的に容易に把握できる。この場合、監視項目情報毎に、各監視項目情報の値に対する色を予め設定しておき、監視項目情報の値と色とをメモリ24に記憶させる。処理部22で、監視項目情報を出力する際に、監視項目情報毎に、メモリ24を参照して、監視項目情報の値に対する色を決定する。マーカ33の色を決定した色に設定して表示させる。マーカ33の色は、監視項目情報の値を識別できれば、特に限定されるものではないが、監視項目に対して、例えば、高い値を示す色、低い値を示す色等を共通にすることが好ましい。これにより、マーカ33の色に基づいて、監視項目情報の値を視覚的に、更に一層容易に把握できる。
例えば、図2では、マーカ33の色の表示を、マーカ33の模様で代用している。模様がない枠のマーカ33は青色を表す。ハッチングのマーカ33は黄色を表し、クロスハッチングのマーカ33は赤色を表す。
マーカ33は、例えば、「立ち上がり」では、立ち上がりに要する時間に応じて、例えば、青色、黄色、赤色に色分けされている。青色は設定時間内であること、黄色は設定時間を超過するが許容範囲内であること、赤色は許容範囲を超えていることを示す。また、「血圧」についても、例えば、最高血圧の値に応じて、青色、黄色、赤色に色分けされている。青色は最高血圧の値が正常範囲内であること、黄色は最高血圧の値が正常範囲を超過するが許容範囲内であること、赤色は最高血圧の値が許容範囲を超えていることを示す。このように、マーカ33を、監視項目情報の値に基づいて表示される色で色分けすることにより、上述の立ち上がり動作をいつしたかに加えて、立ち上がり動作毎の状態を視覚的に容易に把握できる。
「立ち上がり」以外の「寝返り」、「起き上がり」、及び「歩行速度」についても、「立ち上がり」と同様にマーカ33と、マーカ33の色により、動作をいつしたかに加えて動作毎の状態を視覚的に容易に把握でき、例えば、監視項目毎に監視対象者Hのリスク等の状況を視覚的に容易に把握できる。
「血圧」についても、マーカ33の位置で血圧の計測時刻が把握でき、マーカ33の色により血圧の状態を把握できることから、いつ血圧が高くなっているか等、血圧の状態を視覚的に容易に把握できる。
また、複数の監視項目の各々についての監視項目情報を含む表示画像を画面に表示することにより、監視対象者の身体の状態を視覚的に把握し易いことから、図2の表示画像30では、例えば、3時から時間帯Qでは、監視対象者Hが立ち上がっており、かつ歩行速度が速いことがわかる。このことから、例えば、歩行介助が必要であることを推察できる。
また、例えば、7時からの時間帯Qでは、監視対象者Hの血圧が高く、早朝高血圧の可能性が疑われる。
また、例えば、21時からの時間帯Qでは、監視対象者Hは寝返りが多く、日中の活動量が不足していることが推察される。このように、監視対象者Hの状態も把握しやすくなる。
また、複数の監視項目の各々についての監視項目情報を含む表示画像を画面に表示することにより、監視対象者の身体の状態を視覚的に把握し易いことから、行動パターンを把握しやすく、看護又は介護を、適切なタイミングで行いやすくなる。また、監視対象者にも、自身の行動を把握してもらいやすい。
た、行動パターンが同じか、又は類似する場合に、監視対象者によらず、同様の対応ができ、看護者又は介護者の業務を効率化できる。
<<その他の実施形態について>>
図3は本発明の実施形態の監視システムの第2の例を示す模式図である。なお、図3において、図1に示す構成物と同一構成物には、同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図3に示す監視システム10aは、図1に示す監視システム10に比して、複数の部屋11がある建物19を対象とした点、監視対象者H(図1参照)が各部屋11に1人にいる点、及び表示部27では1つの画面に、複数の表示領域40を設け、各監視対象者Hの数に対応した表示画像30が表示される点が異なる。それ以外の構成は、図1に示す監視システム10と同様の構成である。
図3では、部屋11の数が8つあり、監視対象者Hが8人であり、表示部27の1つの画面に表示領域40が8つあり、8つの表示領域40に、それぞれ監視対象者H毎の表示画像30が表示される。換言すると、同一の画面内に8つの表示領域40が同時に設けられている。
このように、監視対象者Hは、1人に限定されるものではなく、複数でもよく、複数の監視対象者Hの各監視項目情報を含む表示画像を1つの画面に表示させることにより、監視対象者H毎に同じ時刻において、どのような行動をしたのか、また、時系列でどのような行動をしたのかを視覚的に容易に把握できる。動作をいつしたかに加えて動作毎の状態を視覚的に容易に把握できる。
さらには、各監視対象者Hが部屋に在室しているか否かも視覚的に容易に把握できる。
以上までに、本発明の監視システムに関する実施形態を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得る。また、本発明には、その等価物が含まれることは勿論である。
10、10a 監視システム
11 部屋
11a 室内
12 出力装置
13 ベッド
14 トイレ
15 ドア
16 計測器
16a ミリ波センサ
16b 生体情報センサ
16c 人感センサ
16d 開閉センサ
19 建物
20 受信部
22 処理部
24 メモリ
26 制御部
27 表示部
28 入力部
30 表示画像
31a、31b、31c、31d、31e 欄
32 時間軸
33 マーカ
34 領域
35 領域
40 表示領域
H 監視対象者

Claims (7)

  1. 監視対象者に対して、複数の監視項目を室内で計測し、複数の前記監視項目の計測結果に応じた信号を出力する計測器と、
    複数の前記監視項目の前記計測結果に応じた信号に基づいて、複数の前記監視項目の前記計測結果に応じた監視項目情報を出力する出力装置と、を有し、
    前記出力装置は、複数の前記監視項目の各々についての前記監視項目情報を含む表示画像を画面に表示する、監視システム。
  2. 前記出力装置は、前記監視項目情報のうち、前記監視対象者の行動に関する複数の行動情報を、共通する時間軸を用いて表示する、請求項1に記載の監視システム。
  3. 前記出力装置は、前記表示画像に前記監視項目情報毎の欄を設け、前記監視項目情報を示すマーカをそれぞれの前記欄に表示する、請求項1に記載の監視システム。
  4. 前記出力装置は、前記監視項目情報のうち、前記監視対象者の前記室内の在室の有無を示す在室情報は、前記在室の有無に応じた色で、前記欄の背景色として前記表示画像に表示する、請求項3に記載の監視システム。
  5. 前記監視項目情報を示す前記マーカは、前記監視項目情報毎に、前記監視項目情報の値に基づいて表示される色で色分けされている、請求項3に記載の監視システム。
  6. 前記マーカは、矩形形状であり、前記監視対象者の前記各行動情報は、時間軸上に行動時間に応じた幅を有する前記マーカによって表示される、請求項3~5のいずれか1項に記載の監視システム。
  7. 前記計測器は、前記室内において互いに異なる位置に配置された複数のセンサを含み、
    それぞれの前記センサは、対応する前記監視項目を計測する、請求項1~5のいずれか1項に記載の監視システム。
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