JP2023161205A - メカニカルデジタルシリンダー錠 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダイヤル照合機構をそのまま利用し、既存のドア扉錠のスペース内に取付け可能とするために、小スペース化を図った構造とし、既存の構造の改造により対応でき、部品点数も少ないメカニカルデジタルシリンダー錠を提供することである。【解決手段】本発明は、4桁ダイヤルの照合錠としてロックプレート、ダイヤル及びダイヤルカムをダイヤルシャフトに軸支し、ダイヤルチェンジレバー、チェンジレバー可動カム等をフロントカバー及びリアカバーに収納したダイヤルモジュールを備えるメカニカルデジタルシリンダー錠において、ダイヤル照合錠のロックプレートの動作を変えることなく利用し、施解錠動作を可能とした機構であり、回転力がクラッチプレートの板厚方向(矢印q)に働き、フロントカバーのp面で受ける構造であることを特徴とする。【選択図】図10
Description
この発明は、金属キーをシリンダーに差し施解錠を行う非常錠及び既存のドア扉錠に対し、扉の改造を行うことなく、既設のキーシリンダーをダイヤル照合錠に交換できるメカニカルデジタルシリンダー錠に関する。
今日までの電気シリンダー錠では非常時解錠が必要となる条件、即ちIC錠で制御部が故障した場合、電池式IC錠の液漏れ等による電圧の急低下の場合、外部電源に接続されている電子錠の電源線の断線や停電、電源部故障等による電源の切断の場合、カードキー等の紛失の場合には、非常用の金属キーをキーシリンダーに差し入れて解錠することが一般的である。しかし、非常用の金属キーを常に所持していることは稀であり。通常、集合住宅やアパート等では管理室に保管されており、緊急時に部屋ごとの金属キーを探し出すには時間がかかり、見つけ出せないこともある。この非常時解錠が必要となる場合には、迅速に対応して解錠できるとともに防犯対策も万全とすることが求められていた。
それにより、非常用の金属キーをキーシリンダーに差し込んで解錠する非常錠に代わるダイヤル照合錠を提供することを考えられていた。しかしながら、このダイヤル照合錠は南京錠や自転車ワイヤー錠、キーボックス等に使用されていたが、ダイヤル照合錠としては4桁ダイヤルが一般的である構造としては、ロックプレート1枚とダイヤル及びダイヤルカム4枚をダイヤルシャフトで軸支し、ダイヤルチェンジレバー、チェンジレバー可動カム等をフロントカバー及びリアカバーに収納したダイヤルモジュール(図4)がベースとなるために、金属キーにより解錠する非常錠に代用できるものがなく、構造を考えた場合、大型化してしまい設置等が難しかった。
そこで、ダイヤル照合錠としてロックプレートの動作を変えることなく利用し、施解錠動作を可能とした機構として、既存のドア扉錠のスペース内に取り付け可能とするために、クラッチの板厚を薄くできる小スペース化を図り、既存の構造の改造により対応できるメカニカルデジタルシリンダー錠を求められていた。
この発明の課題は、ダイヤル照合機構をそのまま利用し、既存のドア扉錠のスペース内に取り付け可能とするために、小スペース化を図った構造とし、既存構造の改造により対応できて部品点数の少ないメカニカルデジタルシリンダー錠を提供することである。
この課題は、4桁ダイヤルの照合錠としてロックプレート、ダイヤル及びダイヤルカムをダイヤルシャフトに軸支し、ダイヤルチェンジレバー、チェンジレバー可動カム等をフロントカバー及びリアカバーに収納したダイヤルモジュールを備えるメカニカルデジタルシリンダー錠において、ダイヤル照合錠のロックプレートの動作を変えることなく利用し、施解錠動作を可能とした機構であり、回転力がクラッチプレートの板厚方向(矢印q)に働き、フロントカバーのp面で受ける構造であることを特徴とするメカニカルデジタルシリンダー錠によって、解決される。
さらに、このメカニカルデジタルシリンダー錠において、チェンジレバー可動カムを設けてダイヤル照合錠の正面から番号設定を可能にしたものを提供する。
この発明によると、ダイヤル照合機構をそのまま利用し、解錠動作を行うようにしたため、既存のドア扉のスペース内に取り付けを可能とした。
この発明によると、鍵穴もなく、ピッキング等の心配も無く、本来の防犯性を損なう心配もない。
この発明によると、連動部も板厚方向で回転力を受ける構造としたため、クラッチの板厚も薄くでき、小スペース化が図れた。
この発明によると、チェンジレバー可動カムを設けたことにより、正面からの番号設定を可能にした。
この発明によると、既存構造の改造により対応でき、部品点数もすくないため、安価である。
図1は、ドア扉15に取り付けられた既存の非常錠又はシリンダー錠17を本発明のメカニカルデジタルシリンダー錠19に交換する過程(i、ii、iii)を示した図であって、本発明のメカニカルデジタルシリンダー錠19の取付け方法は既存の錠と同じ取付け方法としている。この図では金属キーを18で、レバーハンドルを16で開示する。
図2は、本発明のメカニカルデジタルシリンダー錠19の分解図であって、フロントハウジング1にダイヤルモジュール2から、フロントカバー3、ギアプラグ4と角芯4-1、クラッチプレート5、リアカバー6、ギアプラグスプリング7、カップリング8を含めて、セキュリティーリッド9までが組み込まれ、回転軸となるカップリング8が軸受けとなるリアハウジング12に挿入され、Cリング14により保持されており、リアハウジング12を軸受けとしてフロントハウジング1が回転するようになっている。
図2-2は、m方向から見たギアプラグ4とクラッチプレート5との斜視図であって、クラッチプレート5に設けた穴fがギアプラグ4の突起部dに入り込み、クラッチプレート5とギアプラグ4が連結状態となる(図6のダイヤル照合時の断面A-A[1]を参照)。
図3は、構成部品を組み合わせて仕上がった本発明のメカニカルデジタルシリンダー錠19のダイヤルカバー13の開いた状態の斜視図である。
図4は、ダイヤルモジュール2とそのモジュールを分解した図であり、このダイヤル照合錠のロックプレート21の動作(図6、断面A-A(2)のc方向の動作)を変えることなく利用し、施解錠動作を可能とした機構である。ダイヤル22が照合するとダイヤルカム23の溝eがロックプレート21の凸部に勘合し、ロックプレート21が矢印c方向に動くと、クラッチプレート5は図6の断面A-Aにおけるaを回転支点として矢印c方向に追従する。
フロントハウジング1を廻す(図1の矢印k)とギアプラグ4を介して角芯4-1が一体に回転し、施解錠動作する(図6の断面A-A(1)。図10にて、回転力nがクラッチプレート5の板厚方向(矢印q)に働く構造とし、フロントカバー3のp面で受ける構造にしてトルク分散を図り、小スペースでも高トルクに耐える構造とした。
次に、ダイヤルの番号変更を行う場合には、ダイヤル22が照合し、ロックプレート21が解錠方向に移動(図6の断面A-A(2)の矢印c方向の動作)すると、チェンジレバー25のロックプレート21によるダイヤルシャフト26の軸方向(矢印j)のロックが解除され、チェンジレバー25は矢印j方向の摺動が可能となる。
チェンジレバー可動カム27に傾斜部を設け、チェンジレバー25に設けた傾斜部を矢印g方向に押すことで(図7の断面B-B(1)参照)、チェンジレバー25は矢印j方向に移動(h)する(図7の断面B-B(2)参照)。それに追従してダイヤルカム23が移動し、ダイヤル22の番号変更が可能となる。
図8では、本発明のメカニカルデジタルシリンダー錠19を切断して断面C-Cを開示し、図9では、チェンジレバー可動カム27を設け、チェンジレバー25に傾斜部を設けたことにより、チェンジレバー可動カム27をo方向に押すことでチェンジレバー25がs方向に動き、本発明のメカニカルデジタルシリンダー錠19の正面からの変更を可能にした。また、扉5の改造を全く行うことなく、本発明のメカニカルデジタルシリンダー錠19を設置できた。
1…フロントハウジング
2…ダイヤルモジュール
3…フロントカバー
4…ギアプラグ
4-1…角芯
5…クラッチプレート
6…リアカバー
7…ギアプラグスプリング
8…カップリング
9…セキュリティーリッド
10…ビス
11…ノブワッシャーブッシュ
12…リアハウジング
13…ダイヤルカバー
14…Cリング
15…ドア扉
16…レバーハンドル
17…シリンダー錠
18…金属キー
19…メカニカルデジタルシリンダー錠
21…ロックプレート
22…ダイヤル
23…ダイヤルカム
24…ダイヤルカムスプリング
25…ダイヤルチェンジレバー
26…ダイヤルシャフト
27…チェンジレバー可動カム
28…ロックプレートスプリング
29…フロントカバー
30…リアカバー
31…ビス
2…ダイヤルモジュール
3…フロントカバー
4…ギアプラグ
4-1…角芯
5…クラッチプレート
6…リアカバー
7…ギアプラグスプリング
8…カップリング
9…セキュリティーリッド
10…ビス
11…ノブワッシャーブッシュ
12…リアハウジング
13…ダイヤルカバー
14…Cリング
15…ドア扉
16…レバーハンドル
17…シリンダー錠
18…金属キー
19…メカニカルデジタルシリンダー錠
21…ロックプレート
22…ダイヤル
23…ダイヤルカム
24…ダイヤルカムスプリング
25…ダイヤルチェンジレバー
26…ダイヤルシャフト
27…チェンジレバー可動カム
28…ロックプレートスプリング
29…フロントカバー
30…リアカバー
31…ビス
Claims (3)
- 4桁ダイヤルの照合錠としてロックプレート、ダイヤル及びダイヤルカムをダイヤルシャフトに軸支し、ダイヤルチェンジレバー、チェンジレバー可動カム等をフロントカバー及びリアカバーに収納したダイヤルモジュールを備えるメカニカルデジタルシリンダー錠において、ダイヤル照合錠のロックプレートの動作を変えることなく利用し、施解錠動作を可能とした機構であり、回転力nがクラッチプレートの板厚方向(矢印j)に働き、フロントカバーのp面で受ける構造であることを特徴とするメカニカルデジタルシリンダー錠。
- 請求項1に記載のメカニカルデジタルシリンダー錠において、チェンジレバー可動カムを設け、チェンジレバーに傾斜部を設けたことにより、このシリンダー錠の正面から番号設定できるようになっていることを特徴とするメカニカルデジタルシリンダー錠。
- 請求項1に記載のメカニカルデジタルシリンダー錠において、チェンジレバー可動カムに傾斜部を設け、チェンジレバーに設けた傾斜部を矢印g方向に押すことにより、チェンジレバーを矢印j方向に移動させてダイヤルカムを移動させ、ダイヤルの番号変更が可能となることを特徴とするメカニカルデジタルシリンダー錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022071412A JP2023161205A (ja) | 2022-04-25 | 2022-04-25 | メカニカルデジタルシリンダー錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022071412A JP2023161205A (ja) | 2022-04-25 | 2022-04-25 | メカニカルデジタルシリンダー錠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023161205A true JP2023161205A (ja) | 2023-11-07 |
Family
ID=88650036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022071412A Pending JP2023161205A (ja) | 2022-04-25 | 2022-04-25 | メカニカルデジタルシリンダー錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023161205A (ja) |
-
2022
- 2022-04-25 JP JP2022071412A patent/JP2023161205A/ja active Pending
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