JP2023160887A - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents
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Abstract
Description
中にショートカットの選択を示す信号を検出したとき、抽出した特定の設定項目に対応させてメモリに記憶させている情報と異なる情報である変更情報を用いるか否かを、選択するように促す画面をタッチパネルに表示する処理と、画面の表示中にタッチパネルからの命令が変更情報を用いる命令であるとき、変更情報と、特定の設定項目以外の設定項目に対応させてメモリに記憶させている情報とを用いて、画像処理部を制御する制御処理と、を実行することを特徴とする。
<MFPの構成>
以下、本願の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。MFP(Multi FunctionPeripheral)10は、印刷機能、コピー機能、スキャナ機能、FAX送信機能、FAX受信機能を備える複合機である。以下の説明において、方向は、MFP10を使用するユーザを基準にした方向で説明する。即ち、図1で右手前側を「前」、左奥側を「後」とし、斜め右側を「右」、斜め左側を「左」とし、上側を「上」、下側を「下」とする。図1に示す様に、MFP10は、筐体11、原稿台カバー21、ADF(Auto Document Feeder)23、給紙トレイ17,18、排紙トレイ19、操作パネル12、およびUSBレセプタクル43などを備えている。筐体11は略箱型であり、上部に原稿台(不図示)を覆う原稿台カバー21が設置されている。原稿台カバー21は後方に不図示の回動軸を有し、上方に回動することができる。MFP10は原稿台の下側にイメージセンサ(不図示)を備えており、原稿台が支持する原稿に対して、イメージスキャナを相対的に移動させて、原稿を読み取る。
とに位置することができる。開位置のADFカバー23aは、上面で原稿を支持する。ADF23は、開位置のADFカバー23aが支持する原稿を、開口部(不図示)から取り込み、イメージスキャナに対して原稿を相対的に移動させて、原稿を読み取り、原稿を原稿台カバー21の上面に排出する。
次に、図2を用いて、MFP10の電気的構成について説明する。MFP10は、図1に示した構成の他に、CPU32、RAM33、ROM34、NVRAM(不揮発性メモリ)35、画像形成部37、画像読取部38、FAX通信部39、ユーザインターフェース40、USBインターフェース42、ネットワークインターフェース44、原稿センサ、第1シートセンサ、第2シートセンサなどを備えている。尚、図2では、原稿センサ、第1シートセンサ、第2シートセンサを総称してセンサ50と記載している。ROM34は、後述するショートカット生成処理およびショートカット実行処理などの処理を実行するためのプログラムを記憶しており、CPU32は、ROM34から読み出したプログラムに従って、その処理結果をRAM33に記憶させながらバス31で接続されている各部の制御を行う。NVRAM35にはショートカット情報351(後述)、トレイ情報352、および変更回数カウンタ値353が記憶されている。トレイ情報352には、給紙トレイ17にあるシートのサイズがA4サイズであり、給紙トレイ18にあるシートのサイズがB5サイズであるとの情報が含まれている。変更回数カウンタ値353は、後述するショートカット更新処理にて使用される値である。
B規格に沿ったデータの読み出しおよび書き込みを行う。USB対応の記憶媒体とは、例えば、USBメモリなどである。ネットワークインターフェース44は、例えば無線LAN通信を行い、無線LANに接続されている不図示のPCおよびサーバなどと通信を行う。
ズ」の値が(A4)、「品質」の値が(きれい)、「色」の値が(カラー)、「コピー枚数」の値が(1枚)、「両面印刷」の値が(あり)である。
(100枚モノクロコピー)のショートカットは「機能」の値が(コピー)、「出力サイズ」の値が(B5)、「品質」の値が(ふつう)、「色」の値が(モノクロ)、「コピー枚数」の値が(100枚)、「両面印刷」の値が(なし)である。
(○○様へFAX)のショートカットは「機能」の値が(FAX送信)、「送信先」の値が(○○様)である。
(カラー原稿スキャン)のショートカットは「機能」の値が(スキャン)、「読み取りサイズ」の値が(A4)、「品質」の値が(きれい)、「色」の値が(カラー)、「拡大縮小」の値が(なし)、「出力先」の値が(サーバ)である。
(USBへ原稿スキャン)のショートカットは「機能」の値が(スキャン)、「読み取りサイズ」の値が(A4)、「品質」の値が(きれい)、「色」の値が(カラー)、「拡大縮小」の値が(なし)、「出力先」の値が(USBメモリ)である。
(両面コピー高画質)のショートカットは「機能」の値が(コピー)、「出力サイズ」の値が(B5)、「品質」の値が(きれい)、「色」の値が(カラー)、「コピー枚数」の値が(1枚)、「両面印刷」の値が(あり)である。
(USBから印刷)のショートカットは「機能」の値が(印刷)「読み出し先」の値が(USBメモリ)である。
(受信FAX印刷)のショートカットは「機能」の値が(FAX受信)「出力」の値が(印刷)である。
次に、CPU32が実行するショートカット生成処理について、図3,5を用いて説明する。CPU32は、MFP10の電源がONされると、ショートカット生成処理を開始する。まず、CPU32は、図5に示すメインメニュー画面D1をタッチパネル41に表示するようにユーザインターフェース40に指示する。メインメニュー画面D1では領域D11に「コピー」ボタン、「スキャン」ボタン、および「FAX」ボタンが表示される。また、「ショートカット」ボタンD12が表示される。ユーザは、ボタンを選択することによって、選択したボタンに対応する機能を実行させることができる。尚、ユーザが「ショートカット」ボタンD12を選択した場合には、ショートカット情報351に含まれるショートカットの一覧が表示される。ここでは、ユーザはボタンの選択は行わずに、コピーするためにADF23に原稿をセットしたものとする。
(S8)。B5サイズのシートがあると判断することに応じて(S8:YES)、ステップS3で判別したショートカットはすべて実行可能であることを示す表示情報をRAM33に記憶し(S12)、ステップS9へ進む。一方、B5サイズのシートがないと判断することに応じて(S8:NO)、「出力サイズ」の値が(A4)のショートカットは実行可能であり、「出力サイズ」の値が(B5)のショートカットは実行不可能であることを示す表示情報をRAM33に記憶し(S10)、ステップS9へ進む。
32は(A4原稿カラーコピー)に対応するボタンD31に差分マークD311を付加したUI画面データを作成する。これにより、ユーザは、予め設定していた「出力サイズ」でのコピーはできないものの、値を変更すればコピーできることを認識することができる。
:YES)、変更内容を内部メモリであるRAM33に保存する(S69)。詳しくは、「出力サイズ」の値が(B5)であることを示す情報をRAM33に記憶させる。次に、変更回数カウンタ値353の対応する「カウント値」の値をリセットする(S71)。次に、図7に示すショートカット名変更UI画面D6を表示するためのUI画面データを生成し、ユーザインターフェース40へ出力する(S73)。ユーザインターフェース40は、UI画面データを受信すると、ショートカット名変更UI画面D6をタッチパネル41に表示する。ショートカット名変更UI画面D6では、「「A4原稿カラーコピー」のショートカット名を更新しますか?」のメッセージと、テキストボックスD61と、「変更する」ボタンおよび「変更しない」ボタンとが表示される。図7では、テキストボックスD61にショートカット情報351での「ショートカット名」の値である(A4原稿カラーコピー)を予め入力して表示している例を示している。「ショートカット名」の値を変更したいユーザは、タッチパネル41などを操作して、テキストボックスD61に例えば「B5原稿カラーコピー」と入力した後、「変更する」ボタンを選択する。
(1)ユーザはショートカット情報351にて予め設定されている、ショートカット名が(A4カラーコピー)であるショートカットの項目のうち、特定の設定項目である「出力サイズ」の値を、変更UI画面D4にてシートが無い(A4)サイズのシートから、シートが有る(B5)サイズのシートへ変更して、簡易にコピーを実行させることができる。
次に、図8を用いて、第2実施形態のショートカット生成実行処理について説明する。第2実施形態のMFP10は第1シートセンサおよび第2シートセンサが無く、原稿センサは原稿のサイズも検出するものとする。詳しくは、原稿センサは、ADF23の開口部に原稿が有るか否かを例えば所定時間毎に検出し、原稿が有る場合には、A4サイズもしくはB5サイズに応じた検出信号をCPU32へ出力するものとする。その他の構成は、第1実施形態のMFP10と同様であるため、説明を省略する。
(1)ユーザはショートカット情報351にて予め設定されている、ショートカット名が(カラー原稿スキャン)であるショートカットの項目のうち、特定の設定項目である「読み取りサイズ」の値を、変更UI画面にて(A4)サイズから(B5)サイズへ変更して、簡易にスキャンを実行させることができる。
が対応しているか否かを判断する。これにより、CPU32はUI画面にて、「読み取りサイズ」の値が(B5)サイズである場合には、「読み取りサイズ」が(A4)であるショートカット対応するボタンに差分マークを付加して表示させ、「読み取りサイズ」の値が(B5)サイズでない場合には、「読み取りサイズ」が(B5)であるショートカットに対応するボタンに差分マークを付加して表示させることができる。
[変形例]
第1実施形態では、ステップS5にて、第1シートセンサおよび第2シートセンサを備えているため、「出力サイズ」を特定の設定項目とすると説明した。これに限定されず、ショートカット情報351の項目のうち、どれを特定の設定項目とするかを、例えばNVRAM35などに、予め、記憶しておく構成としても良い。このようにすれば、ユーザは、ショートカットの実行の際に、都度、特定の設定項目の値を変更することができる。特に、センサを備えないMFPの場合、センサを用いて検出することができない項目について、ショートカット情報351に設定されている値と所望の値とが合っているか否かをユーザは確認することができる。どれを特定の設定項目とするかをMFPの出荷時に予め記憶しておく構成としても良いし、ユーザが設定できる構成としても良い。例えば、CPU32は、タッチパネル41に「特定の設定項目を選択して下さい」のメッセージとともに、複数の設定項目に対応するボタンを表示する設定画面を表示させる設定受付処理を実行し、設定受付処理にて、ユーザに選択されたボタンに対応する項目を特定の設定項目としてNVRAM35に記憶させる記憶処理を実行する構成とすると良い。このようにすれば、ユーザは、例えば、ショートカットキーを使用する際に確認したい設定項目について、特定の設定項目として自由に記憶させることができる。
としても良い。
11 筐体
32 CPU
33 RAM
34 ROM
35 NVRAM
37 画像形成部
38 画像読取部
39 FAX通信部
41 タッチパネル
50 センサ
Claims (11)
- 筐体と、
前記筐体に設けられたタッチパネルと、
前記筐体の内部に設けられた画像処理部と、
制御部と、
メモリと、を備え、
前記制御部は、
前記タッチパネルから受け付ける命令に応じて、前記画像処理部の制御に関わる複数の設定項目にそれぞれ対応させて、前記画像処理部の制御に用いられる情報を前記メモリに記憶させる処理と、
ショートカットを前記タッチパネルに表示する処理と、
前記タッチパネルに表示される前記ショートカットに設定されている前記複数の設定項目のうち、特定の設定項目を抽出する抽出処理と、
前記ショートカットの表示中に前記ショートカットの選択を示す信号を検出したとき、抽出した前記特定の設定項目に対応させて前記メモリに記憶させている前記情報と異なる前記情報である変更情報を用いるか否かを、選択するように促す画面を前記タッチパネルに表示する処理と、
前記画面の表示中に前記タッチパネルからの命令が前記変更情報を用いる命令であるとき、前記変更情報と、前記特定の設定項目以外の前記設定項目に対応させて前記メモリに記憶させている前記情報とを用いて、前記画像処理部を制御する制御処理と、を実行することを特徴とする画像処理装置。 - 検出器を備え、
前記制御部は、前記抽出処理において、
前記画像処理部が画像処理に使用する資源の特徴に応じて前記検出器が出力する信号に基づいて、前記資源に関わる設定項目に対応させて前記メモリに記憶させている前記情報が前記資源の特徴に対応していない場合に、当該設定項目を前記特定の設定項目とすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 原稿支持部を備え、
前記検出器は、前記原稿支持部が支持する原稿のサイズに応じた信号を出力し、
前記制御部は、前記抽出処理において、
前記原稿のサイズに関わる設定項目に対応させて前記メモリに記憶させている前記情報が、前記原稿のサイズに対応していない場合に、当該設定項目を前記特定の設定項目とすることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 検出器を備え、
前記制御部は、前記抽出処理において、
前記画像処理部が画像処理に使用する資源の状態に応じて前記検出器が出力する信号に基づいて、前記資源の状態では、前記資源に関わる設定項目に対応させて前記メモリに記憶させている前記情報での前記画像処理の実行が制限されると判断した場合に、当該設定項目を前記特定の設定項目とすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - シート支持部を備え、
前記検出器は、前記シート支持部に支持されたシートの残枚数に応じた信号を出力し、
前記制御部は、前記抽出処理において、
前記シートの残枚数では、前記画像処理の実行が制限されると判断した場合に、当該シートのサイズが、対応する前記情報として前記メモリに記憶されている前記設定項目を前記特定の設定項目とすることを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。 - 前記メモリは前記特定の設定項目を記憶し、
前記制御部は、
前記抽出処理において抽出する前記特定の設定項目を、前記メモリが記憶している前記特定の設定項目とすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記制御部は、
前記複数の設定項目の何れかを前記特定の設定項目として受け付ける設定受付処理と、
前記設定受付処理にて受け付けた前記特定の設定項目を前記メモリに記憶させる記憶処理と、を実行することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。 - 前記制御部は、前記抽出処理を実行後、
前記特定の設定項目が設定されている前記ショートカットを、前記特定の設定項目が設定されていない前記ショートカットとは異なる表示態様で前記タッチパネルに表示させることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載の画像処理装置。 - 前記制御部は、
前記制御処理を所定回数以上実行した前記特定の設定項目が設定されている前記ショートカットについて、当該特定の設定項目に対応させて前記メモリに記憶させている前記情報を、前記変更情報に更新する更新処理を実行することを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れかに記載の画像処理装置。 - 前記制御部は、
前記ショートカットをショートカット名とともに登録するショートカット登録処理を実行し、
前記更新処理において、更新する前記ショートカットの前記ショートカット名を変更することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。 - 筐体と、前記筐体に設けられたタッチパネルと、前記筐体の内部に設けられた画像処理部と、メモリと、を備える画像処理装置における画像処理方法であって、
前記タッチパネルから受け付ける命令に応じて、前記画像処理部の制御に関わる複数の設定項目にそれぞれ対応させて、前記画像処理部の制御に用いられる情報を前記メモリに記憶させるステップと、
ショートカットを前記タッチパネルに表示するステップと、
前記タッチパネルに表示される前記ショートカットに設定されている前記複数の設定項目のうち、特定の設定項目を抽出する抽出ステップと、
前記ショートカットの表示中に前記ショートカットの選択を示す信号を検出したとき、抽出した前記特定の設定項目に対応させて前記メモリに記憶させている前記情報と異なる前記情報である変更情報を用いるか否かを、選択するように促す画面を前記タッチパネルに表示するステップと、
前記画面の表示中に前記タッチパネルからの命令が前記変更情報を用いる命令であるとき、前記変更情報と、前記特定の設定項目以外の前記設定項目に対応させて前記メモリに記憶させている前記情報とを用いて、前記画像処理部を制御する制御ステップと、を有することを特徴とする画像処理方法。
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