JP2023159596A - 電力線搬送通信システム - Google Patents

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Masaomi Yoshikawa
博則 市川
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Abstract

【課題】コスト削減と可用性の維持とを両立できる電力線搬送通信システムを提供する。【解決手段】電力線搬送通信システムは、互いに排他な第1~第3電源と、第1~第3電力線と、制御器と、第1および第2伝送装置を具備する。制御器は、灯火と、第1~第3電力線とに接続される。第1、第2伝送装置は、第1、第2電力線に接続され電文を生成する。制御器の各々は、通信部、電源部、制御部を具備する。通信部は、第1電力線を介して第1伝送装置と通信し、第2電力線を介して第2伝送装置と通信する。電源部は、第1電力線、第2電力線、および第3電力線のいずれか2つの電力線から給電される電力から駆動電力を発生する。制御部は、駆動電力を与えられ、第1電力線、または第2電力線を介して取得した電文に基づいて灯火を制御する制御部とを備える。【選択図】 図1

Description

この発明の実施形態は、電力線搬送通信システムに関する。
灯火制御システムは、空港を離発着する航空機の安全な運航に欠かせない。空港フィールドには、誘導灯や制御灯などの多岐にわたる灯火が、滑走路や誘導路などに多数、設置される。また、各種誘導灯の断芯などの故障状態を監視・点灯制御するシステムも敷設されている。
多くのシステムで、灯火に電力を供給する電力線が、灯火を監視制御するための通信媒体を兼ねている。この種のシステムは、電力線搬送通信システムとして知られている。電力線搬送通信システムは、灯火を点灯/消灯して航空機の地表誘導を行う停止線灯システム(STBL)、または滑走路状態表示灯火システム(RWSL)、あるいは、灯火の断芯を検出したりする用途などに幅広く利用されている。
特開2020-98728号公報 特開2021-140895号公報 特開2000-128091号公報 特開2021-22444号公報 特開平7-235938号公報 特開昭57-79467号公報 特開2010-103023号公報
"空港灯火システムの現状と動向",[online],[令和3年11月22日検索],インターネット,<URL:https://www.jstage.jst.go.jp/article/ieiej/37/2/37_79/_pdf/-char/en>
滑走路や誘導路に設置される灯器を点灯させるため、空港には広大な面積に亘って大量のケーブルが敷設されている。このため、ケーブル自体のコストはもとより、土木工事費用、配管工事費用、ケーブル敷設工事費用などの工事コストの増大にもつながる。工事期間が長くなればコストはますます増大する。さらに、断芯検出システムのためのケーブルも敷設せねばならず、より一層、コストがかかる。
その一方で、航空機の安全な運航のためには、システムの可用性を高いレベルで担保できるようにすることが望まれる。例えば、監視システムを制御する機器のいずれかが故障しても運用を継続できるようにするためには、機器や通信経路を冗長化することが好ましい。しかし、これはインフラコストの増大をもたらす。
このように、空港の電力線搬送通信システムにおいては、設備にかかるコストを削減する一方で、可用性を高いレベルで維持することも求められている。このような相反する要求を満たすことの可能な技術が要望されている。
そこで、目的は、コスト削減と可用性の維持とを両立でき、航空機の安全な運航に資する電力線搬送通信システムを提供することにある。
実施形態によれば、電力線搬送通信システムは、互いに排他な第1電源、第2電源、および第3電源と、第1電源の電力を給電する第1電力線と、第2電源の電力を給電する第2電力線と、第3電源の電力を給電する第3電力線と、複数の制御器と、第1伝送装置および第2伝送装置を具備する。制御器は、灯火と、第1電力線、第2電力線、および第3電力線とに接続される。第1伝送装置は、第1電力線に接続され灯火を制御する電文を生成する。第2伝送装置は、第2電力線に接続され電文を生成する。制御器の各々は、通信部、電源部、制御部を具備する。通信部は、第1電力線を介して第1伝送装置と通信し、第2電力線を介して第2伝送装置と通信する。電源部は、第1電力線、第2電力線、および第3電力線のいずれか2つの電力線から給電される電力から駆動電力を発生する。制御部は、駆動電力を与えられ、第1電力線、または第2電力線を介して取得した電文に基づいて灯火を制御する制御部とを備える。
図1は、実施形態に係わる電力線搬送通信システムの一例を示す図である。 図2は、伝送装置103,109、制御器104、センサ106の接続の一例を示す図である。 図3は、伝送装置103の一例を示す機能ブロック図である。 図4は、伝送装置と制御器との間の論理的なネットワークトポロジーの一例を示す図である。 図5は、制御器104の一例を示す機能ブロック図である。 図6は、制御器104の他の例を示す機能ブロック図である。 図7は、伝送装置と制御器との間の論理的なネットワークトポロジーの他の例を示す図である。 図8は、ネットワークトポロジーと伝送遅延との関係を説明するための図である。 図9は、ネットワークトポロジーと伝送遅延との関係を説明するための図である。 図10は、優先度制御について説明するための図である。
図1は、実施形態に係わる電力線搬送通信システムの一例を示す図である。図1のシステムは、運用卓100、コントローラ101、データ処理装置102、伝送装置103,109、制御器104、灯火105、各種のセンサ106、電源107、伝送路108、および、電力線110を備える。このうち運用卓100、コントローラ101、データ処理装置102は管制塔などの中央設備に置かれ、伝送装置103,109、制御器104、灯火105、各種のセンサ106、電源107は、遠方の滑走路や誘導路等のフィールドに配置される。
運用卓100は、灯火105の監視、制御に関する情報(制御指令、ステイタス、または異常情報など)を表示する。これらの情報はコントローラ101に集約され、処理されて、整理された情報がデータ処理装置102に渡される。データ処理装置102は、伝送路108を介してフィールドの伝送装置103,109に各種の電文を送信する。
ここで、伝送装置103,109、制御器104、センサ106、電力線110、および電源107は、それぞれ二重化され、冗長構成をとっている。伝送装置103,109、制御器104、灯火105、およびセンサ106は、電源107から電力線110を介して電力の供給を受ける。伝送装置103,109は、電力線110を介して、電力線搬送通信により、配下の制御器104に電文を伝送する。制御器104は、伝送装置103から送信された電文を下りリンクで受信して、灯火105の点灯/消灯/点滅を制御する。また、制御器104は、センサ106で取得されたデータを上りリンクで伝送装置103に送信する。
実施形態では、電源107として三相交流電源を想定する。三相交流の各相をそれぞれA相、B相、C相とし、各相での給電系統をそれぞれ電源A系、B系、C系とする。各系の交流電源は、二重化された伝送装置103,109に、排他接続になるように供給される。つまり第1電源としての電源A系、第2電源としての電源B系、第3電源としての電源C系は、互いに排他に設けられる。伝送装置103,109の配下の制御器104に、互いに異なる系の電力線を接続することで電源系統を二重化し、また、電力線通信も実施することができる。
制御器104は、上位の伝送装置(103または109)とは別の電源から電力を供給される。灯火105は、同一の系の電源から給電されるものが隣接しないように、互い違いに配列される。つまり、灯火ライン上に千鳥配置された灯火105は、互いに異なる給電系から電力の供給を受ける。このように、灯火105は、同じ灯火ライン上で互い違いに千鳥配置され、異なる電源系を利用することで二重化されている。
図2は、フィールド側における伝送装置103,109、制御器104、センサ106の接続の一例を示す図である。図2において、伝送装置103は伝送装置1-1,1-2を備え、1系として機能する。同様に、伝送装置109は伝送装置2-1,2-2を備え、2系として機能する。
1系において、伝送装置1-1は電源A系に接続され、伝送装置1-2は電源B系に接続される。1系の配下の制御器1-1,1-2,…,1-nは、電源A系、B系、およびC系に接続される。同様に、2系において、伝送装置2-1は電源A系に接続され、伝送装置2-2は電源B系に接続される。2系の配下の制御器2-1,2-2,…,2-nは、電源A系、B系、およびC系に接続される。
電力線110は、電源A系の電力を給電する第1電力線と、電源B系の電力を給電する第2電力線と、電源C系の電力を給電する第3電力線とを含む。ここで、伝送装置1-1,伝送装置2-1は、第1電力線に接続され、灯火105を制御する電文を生成する。伝送装置1-2,伝送装置2-2は、第2電力線に接続され、灯火105を制御する電文を生成する。
例えば、同一タイミングに制御されるSTBLやTCLL等に接続される伝送装置を2系統の回路で構成することにより、一方の系統に異常が生じても継続して運用することができる。制御器104は、灯火105と、第1電力線、第2電力線、3電力線に接続される。
図2のように、制御器104に3系統の電源から給電し、そのうち2系統(例えばA系,B系)を各系の伝送装置に個別に接続することで、電源供給と電力線通信とのいずれも二重化することができる。
図3は、伝送装置103の一例を示す機能ブロック図である。伝送装置109の構成も同様である。伝送装置103は、冗長化された伝送装置1-1,1-2を含み、各伝送装置1-1,1-2は、電源部200、上位伝送部201、処理部202、および下位伝送部203を備える。
伝送装置1-1において、電源部200は電源A系に接続され、電源部200はA相の電力を上位伝送部201、処理部202、下位伝送部203に供給する。上位伝送部201は、伝送路108の伝送A系を介して、データ処理装置102(図1)と電力線通信する。処理部202は、灯火105の制御、及びセンサ106からの監視データを処理する。下位伝送部203は、下位の制御器1-1,1-2,…,1-nと電源A系を介して電力線通信する。
伝送装置1-2において、電源部200は電源B系に接続され、電源部200はB相の電力を上位伝送部201、処理部202、下位伝送部203に供給する。上位伝送部201は、伝送路108の伝送B系を介して、データ処理装置102と電力線通信する。処理部202は、灯火105の制御、及びセンサ106からの監視データを処理する。下位伝送部203は、制御器1-1,1-2,…,1-nと電源B系を介して電力線通信する。
ところで、下位伝送部203は、伝送装置とその配下の制御器との間に、マルチホップ型のネットワークトポロジーを形成する。
図4は、伝送装置と制御器との間の論理的なネットワークトポロジーの一例を示す図である。(a)~(d)に示されるように、例えば、制御器104の配置や伝送路108の分岐、伝送距離などに応じて、下位伝送部203は、伝送装置と制御器との間に異なるネットワークトポロジーを形成する。マルチホップにより、伝送距離を伸長するケースにおいても、伝送装置から各制御器への情報の確達性を向上することができる。
図5は、制御器104の一例を示す機能ブロック図である。制御器104は、電源部300、下位伝送部301、処理部302、および制御部303を備える。電源部300は、電源A系、電源B系、および電源C系に接続され、何れかの系統からの電力を、下位伝送部301、処理部302、制御部303に駆動電力として供給する。すなわち電源部300は、第1電力線、第2電力線、および第3電力線のいずれか2つの電力線から給電される電力から駆動電力を発生する。
つまり制御器104は、複数系統の電源から給電を受けることができる。下位伝送部301は電源A系、電源B系に接続され、各系を用いた電力線通信を行うことができる。すなわち下位伝送部は、301第1電力線を介して第1伝送装置(伝送装置1-1,2-1)と通信し、第2電力線を介して第2伝送装置(伝送装置1-2,2-2)と通信する。C系統の電源は、回路が異なっても回路間で共通利用できるように、A系およびB系と、電源部300において内部的に論理和接続されている。
処理部302は、上位の伝送装置から電力線通信で取得した電文から制御情報を抽出する。制御部303は灯火105に接続され、抽出された制御情報に基づいて灯火105を制御するとともに、灯火105の異常の有無を、下位伝送部301を介して伝送装置に応答する。すなわち制御部303は、電源部300から与えられた駆動電力と、第1電力線、または第2電力線を介して取得した電文に基づいて、灯火105を制御する。
図5において、二重化構成としては電源A系と電源B系で足りる。しかし、A系,B系のいずれかの電源が実際に停止すると、残存系だけで、消費電力の大きい灯火105の全てに給電しなくてはならなくなる。これに備えて、平常時運用の倍以上の容量を持つ電力源を確保する必要があることから、設備コストへの影響が懸念される。
そこで実施形態では、三相交流の第3の系である電源C系を制御器104の電源部300に接続し、電源C系により負荷分散を行う。つまり電源A系,電源B系のいずれかが停止した場合、電源C系から電力の供給を受けられるようにすることで、異常時においても電力容量を平準化することができる。従って、予備として設けられる電力源の容量を必要最小限にできるので、設備コストへのインパクトを最小にすることができる。
図6は、制御器104の他の例を示す機能ブロック図である。図6に示される制御器104は、図5の構成に加えて、下位伝送部301を第3電力線の電源C系に接続するブリッジ306を備える。電源C系は、伝送装置103との相互接続がないので、ブリッジ306により例えばA系統からC系統、B系統からC系統に切り替えることで、電源C系を介して電文を伝送することが可能になる。
図7は、伝送装置と制御器との間の論理的なネットワークトポロジーの他の例を示す図である。図7に示すように、異なる電源系統で異なるネットワークトポロジーを形成し、通信環境に依存する通信経路に関して、効率の良い伝送路を選択することが可能となる。例えば、通信経路のホップ数を削減して、電文の確達生と速達性を向上させることもできる。図7において、B系の制御器1-1がC系にブリッジ接続されることが示される。なお、ブリッジ機能は下位伝送部203に含まれても良い。
ところで、実施形態における電文の伝送ルートは、冗長化された伝送装置(103,109)をルートとする任意のネットワークトポロジーのもとでの、マルチホップとなる。このためホップ数が多くなるにつれて伝送装置から電文が到達するまでの時間が長くなることが予期される。
図8、図9は、ネットワークトポロジーと伝送遅延との関係を説明するための図である。図8に示されるように、ホップ数がA,B,C,Dと多くなるに伴い、伝送装置から発出された電文が制御器に達するまでの到達時間は長くなる。このことは、点灯/消灯あるいは点滅のタイミングをシビアに同期させることを求められる灯火制御にあっては好ましくない。つまり灯火制御では、1つの制御で複数の回路を同一タイミングで制御することを求められるので、回路毎の伝送装置と制御器との間でデータの送受信を行う際に、各制御器に制御情報が異なる時間で到達することが問題になる。
制御情報は、例えば灯火のON/OFFのタイミングに影響することから、航空機のパイロットから視認できる程度に点消灯のバラつきが拡大する可能性があり、対処を要する。そこで実施形態では、伝送装置103,109において、制御器までのホップ数と各制御器104との応答時間(伝送遅延)を予め求め、ホップ数と時間差との関係をメモリしておく。そして、制御コマンド内、または制御器104のパラメータに時間差を含め、ホップ数からみて最も遠い位置の制御器(図8では4段目)までの到達時間に合わせて他の制御器の制御タイミングを遅延させる。
すなわち、1段目から3段目までの制御器は、カウンタやタイマ等で、制御コマンド(電文)の到達時からΔtA~ΔtCの時間差で制御タイミングを遅延させる。ここで、ΔtA=D-A、ΔtB=D-B、ΔtC=D-Cである(A,B,C,Dは格段までの電文の到達時間)。このようにすることで、1段目~4段目までの制御器における制御のタイミングを同期させることが可能となる。これにより、航空機のパイロットから見た灯火の点消灯のバラつきを抑制することができる。
なお残像現象により、バラつきは、短く抑えられていれば視認できない。このため一定時間以内の時間差は無視することができる。例えば、図9に示されるように、例えばΔtA~ΔtCまでの時間差(伝送遅延)が閾値(例えば数ms)以内であれば、この時間差を無視してよい。よって、カウンタやタイマー等の遅延手段によらず、制御コマンドが到達した時点で灯火を制御しても良い。つまり、伝送遅延既定の閾値一を超える場合に、制御タイミングを遅延させればよい。
また、図9に示されるように、時間差(伝送遅延)を基準として制御器を幾つかのグループに分け、グループごとに制御遅延時間を設定してもよい。このようにすれば、制御コマンドや制御器104に複雑なパラメータを付与することを回避でき、単純な処理で灯火の同期制御を実現することが可能となる。
図10は、優先度制御について説明するための図である。制御器104にブリッジ306(図6)を設けることで、系統の異なる電源を用いて、電力線搬送通信の伝送路に上りリンクと下りリンクとを設定することができる。
また、各リンクに優先度を設定することができる。例えば、制御器から伝送装置へと向かう上りリンクの通信トラフィックに、逆方向の下りリンクの通信トラフィックよりも高い優先度を与えることができる。このような設定により、例えば、制御に必要なセンサデータ等の、もとになる情報を上りリンクで優先的に上位装置へ集約することができる。
さらに、制御器の点消灯結果や異常等の応答情報も、下りと上りで全二重に近い伝送方法が可能であり、応答時間を保証することも可能である。
以上述べたように、実施形態によれば、コスト削減と可用性の維持とを両立でき、航空機の安全な運航に資する電力線搬送通信システムを提供することが可能になる。ひいては、空港フィールド内の複数の異なる電源ラインを用いて、監視・制御で異なる要求性能を両立し、ケーブル施設コストを抑制した電力線搬送通信システムを提供することができる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は例として提示するものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…運用卓、101…コントローラ、102…データ処理装置、103…伝送装置、104…制御器、105…灯火、106…センサ、107…電源、108…伝送路、109…伝送装置、110…電力線、200…電源部、201…上位伝送部、202…処理部、203…下位伝送部、300…電源部、301…下位伝送部、302…処理部、303…制御部、306…ブリッジ。

Claims (6)

  1. 互いに排他な第1電源、第2電源、および第3電源と、
    前記第1電源の電力を給電する第1電力線と、前記第2電源の電力を給電する第2電力線と、前記第3電源の電力を給電する第3電力線と、
    灯火と、前記第1電力線、前記第2電力線、および前記第3電力線とに接続される複数の制御器と、
    前記第1電力線に接続され前記灯火を制御する電文を生成する第1伝送装置と、
    前記第2電力線に接続され前記電文を生成する第2伝送装置とを具備し、
    前記制御器の各々は、
    前記第1電力線を介して前記第1伝送装置と通信し、前記第2電力線を介して前記第2伝送装置と通信する通信部と、
    前記第1電力線、前記第2電力線、および前記第3電力線のいずれか2つの電力線から給電される電力から駆動電力を発生する電源部と、
    前記駆動電力を与えられ、前記第1電力線、または前記第2電力線を介して取得した電文に基づいて前記灯火を制御する制御部とを備える、電力線搬送通信システム。
  2. 前記制御器の各々は、前記通信部を前記第3電力線にブリッジ接続するブリッジをさらに備え、
    前記制御部は、前記第1伝送装置をルートとする第1ネットワークトポロジーの第1ネットワークと、前記第2伝送装置をルートとする第2ネットワークトポロジーの第2ネットワークとを形成する、請求項1に記載の電力線搬送通信システム。
  3. 前記制御器の各々は、前記第1ネットワークトポロジーのもとでの前記ルートからの伝送遅延と、前記第2ネットワークトポロジーのもとでの前記ルートからの伝送遅延に基づいて、制御タイミングを遅延させて前記灯火の制御を同期させる、請求項2に記載の電力線搬送通信システム。
  4. 前記制御器の各々は、前記伝送遅延が既定の閾値を超える場合に、前記制御タイミングを遅延させて前記灯火の制御を同期させる、請求項3に記載の電力線搬送通信システム。
  5. 前記制御器の各々は、前記伝送遅延を基準とする複数のグループごとに一定の遅延量で前記制御タイミングを遅延させる、請求項3に記載の電力線搬送通信システム。
  6. 前記通信部は、前記第1電力線を介する通信のトラフィックと、前記第2電力線を介する通信のトラフィックとに異なる優先度を設定する、請求項1に記載の電力線搬送通信システム。
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