JP2023159543A - 供給ユニット、液体吐出装置、液体収容体 - Google Patents

供給ユニット、液体吐出装置、液体収容体 Download PDF

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Abstract

【課題】液体収容体を外す際の液体の垂れを低減できる供給ユニット、液体吐出装置、液体収容体を提供する。【解決手段】接続部42を備えた液体収容体27が着脱可能に装着される供給ユニット21であって、液体収容体27の接続部42に接続される液体導入部54と、液体収容体27が液体導入部54に接続される方向を接続方向Dcとした場合に、接続方向Dcとは反対の方向である離脱方向Doに液体収容体27を押圧する押圧部材55と、液体収容体27が液体導入部54に接続された場合に液体収容体27に係合する係合部66と、係合部66による液体収容体27への係合が解除された場合に、離脱方向Doに移動する液体収容体27の移動速度を低下させる速度低下部57と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、供給ユニット、液体吐出装置、液体収容体に関する。
例えば特許文献1のように、供給ユニットの一例である装着部と、液体吐出ヘッドの一例である記録ヘッドと、を備える液体吐出装置がある。装着部は、液体導入部の一例であるインク受け管と、押圧部材の一例であるイジェクトばねと、係合部の一例である係止レバーと、を備える。
装着部には、液体収容体の一例であるインクカートリッジが取り外し可能に装着される。装着部に装着されたインクカートリッジは、インク受け管に接続されると共に、係止レバーによりロックされる。液体の一例であるインクは、インクカートリッジからインク受け管を介して記録ヘッドに供給される。記録ヘッドは、インクを記録媒体に向けて吐出することにより、記録媒体に記録を行う。
特開2016-10888号公報
特許文献1のインクカートリッジは、イジェクトばねにより取り外し方向に力を受ける。そのため、係止レバーによるロックが解除されると、インクカートリッジは、インク受け管との接続が勢いよく外れてインクが垂れる虞がある。
上記課題を解決する供給ユニットは、接続部を備えた液体収容体が着脱可能に装着される供給ユニットであって、前記液体収容体の前記接続部に接続される液体導入部と、前記液体収容体が前記液体導入部に接続される方向を接続方向とした場合に、前記接続方向とは反対の方向である離脱方向に前記液体収容体を押圧する押圧部材と、前記液体収容体が前記液体導入部に接続された場合に前記液体収容体に係合する係合部と、前記係合部による前記液体収容体への係合が解除された場合に、前記離脱方向に移動する該液体収容体の移動速度を低下させる速度低下部と、を備える。
上記課題を解決する液体吐出装置は、液体を吐出する液体吐出ヘッドと、前記液体収容体に収容される液体を前記液体吐出ヘッドに供給する供給流路と、上記構成の供給ユニットと、を備える。
上記課題を解決する液体収容体は、液体を導入可能な液体導入部と、押圧力を発生可能な押圧部材と、係合部と、速度低下部と、有する供給ユニットに着脱可能に装着される液体収容体であって、前記液体導入部に接続される接続部と、前記液体収容体が前記液体導入部に接続される方向を接続方向とした場合に、前記接続方向とは反対の方向である離脱方向へ前記押圧部材による前記押圧力を受ける受圧部と、前記液体収容体が前記液体導入部に接続された場合に前記係合部が係合する被係合部と、前記離脱方向に移動する前記液体収容体の移動速度を低下させる前記速度低下部の少なくとも一部が収納される収納凹部と、を備える。
液体吐出装置の一実施形態の斜視図である。 液体吐出装置に装着される液体収容体の斜視図である。 液体吐出装置に装着される液体収容体の底面図である。 液体収容体が案内位置に位置する供給ユニットの断面図である。 液体収容体が接続位置に位置する供給ユニットの断面図である。 図4における供給ユニットの部分拡大図である。 図5における供給ユニットの部分拡大図である。 図4における供給ユニットの部分拡大図である。 図8における速度低下部の斜視図である。 図5における供給ユニットの部分拡大図である。 図10における速度低下部の斜視図である。 第1変更例~第3変更例の供給ユニットの断面図である。 第1変更例~第3変更例の供給ユニットの断面図である。
[実施形態]
以下、供給ユニット、液体吐出装置、および液体収容体の一実施形態を、図面を参照して説明する。液体吐出装置は、例えば、用紙、布帛、ビニール、プラスチック部品、金属部品などの媒体に液体の一例であるインクを吐出して印刷するインクジェット式のプリンターである。
図面では、液体吐出装置11が水平面上に置かれているものとして重力の方向をZ軸で示し、水平面に沿う方向をX軸とY軸で示す。X軸、Y軸、及びZ軸は、互いに直交する。使用者が液体吐出装置11の正面に向き合った場合に、Y軸は液体吐出装置11の奥行き方向を示し、X軸は液体吐出装置11の幅方向を示す。
<液体吐出装置>
図1に示すように、液体吐出装置11は、媒体12を収容可能な1以上の媒体収容部13を備えてもよい。液体吐出装置11は、スタッカー14と、操作パネル15と、画像読取部16と、自動給送部17と、を備えてもよい。
媒体収容部13は、例えばカセットである。媒体収容部13は、印刷前の媒体12の束を収容してもよい。スタッカー14は、印刷された媒体12を受容する。操作パネル15は、液体吐出装置11を操作するための例えばタッチパネルである。操作パネル15は、液体吐出装置11の正面を向いて設けられてもよい。画像読取部16は、原稿の画像を読み取る。自動給送部17は、画像読取部16に画像を送る。画像読取部16および自動給送部17は、例えば、スタッカー14の上方に配置される。
液体吐出装置11は、液体吐出装置11で実行される各種動作を制御する制御部19を備える。
制御部19は、α:コンピュータープログラムに従って各種処理を実行する1つ以上のプロセッサー、β:各種処理のうち少なくとも一部の処理を実行する1つ以上の専用のハードウェア回路、或いはγ:それらの組み合わせ、を含む回路として構成し得る。ハードウェア回路は、例えば特定用途向け集積回路である。プロセッサーは、CPU並びに、RAM及びROM等のメモリーを含み、メモリーは、処理をCPUに実行させるように構成されたプログラムコードまたは指令を格納している。メモリーすなわちコンピューター可読媒体は、汎用または専用のコンピューターでアクセスできるあらゆる可読媒体を含む。
液体吐出装置11は、供給ユニット21と、供給流路22と、液体吐出ヘッド23と、を備える。液体吐出装置11は、カバー24を備えてもよい。
供給ユニット21は、装着部26を備えてもよい。装着部26には、1以上の液体収容体27が着脱可能に装着される。すなわち、供給ユニット21は、液体収容体27が着脱可能に装着される。換言すると、液体収容体27は、供給ユニット21に着脱可能に装着される。
本実施形態の装着部26には、4つの液体収容体27が装着可能である。装着部26は、複数の液体収容体27にそれぞれ対応する複数のスロットを有してもよい。装着部26は、液体収容体27を挿入するための挿入口28を有してもよい。挿入口28は、例えば液体吐出装置11の正面に向けて開口する。
本実施形態の液体収容体27は、液体を収容可能なカートリッジである。液体収容体27は、挿入口28から装着部26の奥に向けて挿入方向Dpに移動することで、装着部26に挿し込まれる。液体収容体27は、挿入方向Dpとは反対の抜取方向Deに移動することで装着部26から抜き取られる。本実施形態の挿入方向Dp及び抜取方向Deは、Y軸に平行である。
複数の液体収容体27には、それぞれ、種類の異なる液体を収容してもよい。種類の異なる液体とは、例えば色の異なるインクである。本実施形態では、4つの液体収容体27にそれぞれ、シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックのインクが収容される。
複数の液体収容体27は、同じ構成であってもよいし、異なっていてもよい。例えば、複数の液体収容体27は、互いに液体の収容量が異なってもよい。例えば、ブラックのインクを収容する液体収容体27は、他の液体収容体27よりも液体の収容量が多くてもよい。収容量が多い液体収容体27は、収容量が少ない液体収容体27よりも幅、すなわちX軸に沿う長さが長くてもよい。
カバー24は、図1に示す閉位置と、図示しない開位置と、の間で移動可能であってもよい。閉位置に位置するカバー24は、挿入口28を覆う。開位置に位置するカバー24は、挿入口28を開放する。作業者は、カバー24を開位置に位置させることにより、複数の液体収容体27を個別に交換できる。
供給流路22は、供給ユニット21に装着された液体収容体27と、液体吐出ヘッド23と、を接続する。供給流路22は、液体収容体27に収容される液体を液体吐出ヘッド23に供給する。液体吐出装置11は、複数の供給流路22を備えてもよい。複数の供給流路22は、供給ユニット21に装着される複数の液体収容体27に個別に対応してもよい。
液体吐出ヘッド23は、図示しない1以上のノズルから液体を吐出する。液体吐出ヘッド23は、ノズルが開口するノズル面30が水平に対して傾斜する姿勢で配置されてもよい。液体吐出ヘッド23は、媒体12に液体を吐出することで印刷を行う。液体吐出ヘッド23は、複数色のインクを吐出してカラー印刷を行ってもよい。本実施形態の液体吐出ヘッド23は、媒体12の幅方向に亘って設けられるラインタイプである。液体吐出ヘッド23は、媒体12の幅方向に移動しながら印刷を行うシリアルタイプであってもよい。
<液体収容体>
図2,図3では、液体収容体27が装着部26に挿入される姿勢でのX軸、Y軸、及びZ軸を示す。
図2および図3に示すように、液体収容体27は、例えば、第1端壁32、上壁33、受圧部34、第1側壁35、第2側壁36、第2端壁37、を有してもよい。本実施形態の受圧部34は、カートリッジの底壁でもある。第2端壁37は、段差を有してもよい。液体収容体27が液体吐出装置11に装着されるときには、第1端壁32から先に挿入される。
図2に示すように、液体収容体27は、被係合部39と、リリース部40と、位置決め穴41と、接続部42と、収納凹部43と、回路基板44と、を備えてもよい。
被係合部39は、第2端壁37に設けられてもよい。本実施形態の被係合部39は、第2端壁37に開口する凹部である。被係合部39は、第2端壁37における幅方向の中央に設けられてもよい。被係合部39は、リリース部40の上に設けられてもよい。
リリース部40、位置決め穴41、接続部42、収納凹部43、および回路基板44は、受圧部34に設けられてもよい。リリース部40、位置決め穴41、接続部42、収納凹部43、および回路基板44は、第2端壁37から第1端壁32に向けてこの順番に並んでいてもよい。
リリース部40は、受圧部34から下方に突出してもよい。位置決め穴41と収納凹部43は、受圧部34に開口する凹部であってもよい。接続部42は、受圧部34に開口してもよい。回路基板44は、受圧部34と第1端壁32とが交差する角を切り欠いた部分に設けられてもよい。回路基板44は、液体収容体27に関する情報を記憶してもよい。
図4に示すように、液体収容体27は、液体を収容する収容室46と、導出バルブ47と、を備えてもよい。導出バルブ47は、接続部42に設けられてもよい。導出バルブ47が接続部42を開放することにより、収容室46に収容される液体が接続部42を通じて導出される。導出バルブ47が接続部42を閉鎖することにより、接続部42からの液体の導出が制限される。
<供給ユニット>
図4に示すように、供給ユニット21は、箱状のフレーム49と、電気接続部50と、第1軸51と、支持部52と、を備えてもよい。供給ユニット21は、位置決め突部53と、液体導入部54と、押圧部材55と、操作部56と、速度低下部57と、を備えてもよい。操作部56、位置決め突部53、液体導入部54、速度低下部57、電気接続部50、及び第1軸51は、Y軸に沿ってこの順に並んでもよい。供給ユニット21は、電気接続部50、第1軸51、支持部52、位置決め突部53、液体導入部54、押圧部材55、操作部56、および速度低下部57を、それぞれ複数備えてもよい。
電気接続部50と第1軸51は、フレーム49の内奥、すなわち挿入口28から挿入方向Dpに離れた位置に設けられてもよい。電気接続部50は、装着部26に装着された液体収容体27の回路基板44に接触する。電気接続部50は、回路基板44と制御部19とを電気的に接続する。第1軸51は、X軸に沿って延びてもよい。第1軸51は、複数の支持部52を個別に回転可能に支持してもよい。
支持部52は、第1軸51を中心として回転することにより、図4に示す案内位置Pgと、図5に示す接続位置Pcと、に移動可能である。本実施形態の支持部52は、挿入口28から挿し込まれた液体収容体27を支持する。支持部52に支持された液体収容体27は、支持部52と共に移動する。本実施形態では、支持部52と共に移動する液体収容体27の位置についても、支持部52の位置と同様に案内位置Pgと接続位置Pcという。
図4,図5に示すように、支持部52の案内位置Pgは、液体収容体27を挿入方向Dp及び抜取方向Deに案内する位置である。液体収容体27の案内位置Pgは、液体収容体27が挿入方向Dp及び抜取方向Deに移動可能な位置である。
支持部52の接続位置Pcは、液体収容体27が液体導入部54に接続される位置である。液体収容体27の接続位置Pcは、接続部42が液体導入部54に接続される位置であると共に、液体吐出装置11に液体の供給が可能になる位置である。
案内位置Pgに位置する支持部52は、接続方向Dcに移動することにより、接続位置Pcに移動する。すなわち、接続方向Dcは、液体収容体27を液体導入部54に接続させる方向である。接続位置Pcに位置する支持部52は、接続方向Dcとは反対の方向である離脱方向Doに移動することにより、案内位置Pgに移動する。すなわち、離脱方向Doは、液体収容体27と液体導入部54の接続を解除させる方向である、本実施形態の接続方向Dcと離脱方向Doは、第1軸51を中心とする回転方向である。
支持部52は、第1孔59と、第2孔60と、を有してもよい。
支持部52が案内位置Pgに位置する場合、第1孔59は、液体導入部54および位置決め突部53の上に位置する。第1孔59は、案内位置Pgに位置する液体収容体27の位置決め穴41および接続部42と、位置決め突部53および液体導入部54と、を対向させる。案内位置Pgから接続方向Dcに移動する支持部52は、第1孔59に液体導入部54および位置決め突部53を通す。
支持部52が案内位置Pgに位置する場合、第2孔60は、速度低下部57の上に位置する。第2孔60は、案内位置Pgに位置する液体収容体27の収納凹部43と、速度低下部57と、を対向させる。案内位置Pgから接続位置Pcに移動する支持部52は、第2孔60に速度低下部57を通す。支持部52が接続位置Pcに位置する場合、収納凹部43は、速度低下部57の少なくとも一部を収納する。
位置決め突部53は、離脱方向Doに突出してもよい。位置決め突部53は、接続位置Pcに位置する液体収容体27の位置決め穴41に係合することで、液体収容体27を位置決めする。位置決め突部53を液体導入部54の近くに設けることにより、液体導入部54と接続部42の位置精度を高めることができる。位置決め突部53は、液体導入部54と略平行に延びてもよい。
液体導入部54は、液体収容体27から導出された液体を導入可能である。液体導入部54は、供給流路22の上流端に設けられる。液体導入部54に導入された液体は、供給流路22を介して液体吐出ヘッド23に供給される。
液体導入部54は、接続位置Pcに位置する液体収容体27の接続部42に接続される。具体的には、液体導入部54は、液体収容体27が接続方向Dcに移動するのに伴って接続部42に挿し込まれると共に、導出バルブ47を開放させてもよい。
液体導入部54は、Y軸およびZ軸に対して傾いた姿勢で配置されてもよい。例えば、液体導入部54は、その中心線がZ軸に対して0°より大きく15°以下の範囲の角度をなしてもよい。挿入方向Dpにおいて、挿入口28と液体導入部54の先端との距離は、挿入口28と液体導入部54の基端との距離より小さくてもよい。
液体導入部54の傾く角度は、第1軸51との距離と、液体導入部54の長さと、に応じて設定してもよい。液体導入部54の先端と第1軸51とを結ぶ直線距離と、液体導入部54の基端と第1軸51とを結ぶ直線距離と、を略同じ長さにすることにより、接続方向Dcに移動する液体収容体27と液体導入部54とを円滑に接続させることができる。
押圧部材55は、離脱方向Doに液体収容体27を押圧する。押圧するとは、静止する液体収容体27を押すことにより、液体収容体27に圧力を付与することである。本実施形態の押圧部材55は、支持部52を介して液体収容体27を押圧する。本実施形態の押圧部材55は、支持部52に下方から圧力を付与する圧縮コイルばねである。
押圧部材55は、押圧力を発生可能である。押圧部材55の押圧力は、収容する液体を導出して交換が必要になった液体収容体27と、支持部52と、を接続位置Pcから案内位置Pgに移動させるために要する力より大きい。そのため、液体収容体27が装着部26内にない初期状態では、支持部52は案内位置Pgに位置する。押圧部材55の押圧力は、液体を導出する前の新品の液体収容体27と、支持部52と、を接続位置Pcから案内位置Pgに移動させるために要する力より大きくてもよい。
図6,図7に示すように、操作部56は、支持部52の先端と向き合うように配置されてもよい。操作部56は、固定部62と、可動部63と、第2軸64と、第1ばね65と、を有してもよい。可動部63は、係合部66と、突起部67と、レバー68と、を有してもよい。固定部62は、フレーム49に固定されてもよい。
可動部63は、第2軸64を中心にして回転することにより、図6に示す解除位置と、図7に示すロック位置と、に移動してもよい。第2軸64は、X軸に沿って延びてもよい。解除位置は、係合部66と液体収容体27との係合が解除される位置である。ロック位置は、係合部66が被係合部39に係合する位置である。
第1ばね65は、固定部62に対して可動部63が離れるよう可動部63を押す。第1ばね65は、可動部63をロック位置に向けて押す。第1ばね65は、支持部52もしくは液体収容体27に対して挿入方向Dpに係合部66と突起部67とを押し付ける。
係合部66、突起部67、およびレバー68は、一体で形成されてもよい。係合部66と突起部67は、第2軸64およびレバー68より上方に設けられてもよい。ロック位置に位置する可動部63は、係合部66と突起部67が支持部52に向けて挿入方向Dpに突出するのに対し、レバー68が抜取方向Deに突出する。作業者は、ロック位置に位置する可動部63のレバー68を押し下げることにより、可動部63を解除位置に移動させる。
図6に示すように、支持部52と液体収容体27が案内位置Pgに位置する場合、可動部63は、突起部67が支持部52に当たることで解除位置に位置する。突起部67は、接続方向Dcに移動する支持部52に対して滑る。すなわち、可動部63は、案内位置Pgに位置する支持部52と液体収容体27の接続方向Dcへの移動を許容する。
図7に示すように、支持部52と液体収容体27が接続位置Pcに位置する場合、可動部63がロック位置に位置すると共に、係合部66が被係合部39に係合する。すなわち、係合部66は、液体収容体27が液体導入部54に接続された場合に液体収容体27に係合する。換言すると、被係合部39は、液体収容体27が液体導入部54に接続された場合に係合部66が係合する。
被係合部39に係合する係合部66は、接続位置Pcに位置する液体収容体27の離脱方向Doへの移動を制限する。したがって、支持部52および液体収容体27は、押圧部材55の押圧力に抗して接続位置Pcに位置する。係合部66は、レバー68が押し下げられることにより、液体収容体27との係合が外れる。支持部52と液体収容体27は、係合部66による液体収容体27への係合が解除された場合に、押圧部材55に押されることによって離脱方向Doに移動する。
図8に示すように、速度低下部57は、離脱方向Doに移動する支持部52および液体収容体27の移動速度を低下させる。本実施形態の速度低下部57は、支持部52の移動速度を低下させることで液体収容体27の移動速度を低下させる。
速度低下部57は、オイルダンパー70と、移動部71と、を含んでもよい。移動部71は、回動軸72を中心に回動する回動体73と、アーム74と、含んでもよい。
移動部71は、支持部52の離脱方向Doへの移動に応じて、離脱方向Doと交差する交差方向Diに少なくとも一部が移動可能である。本実施形態の交差方向Diは、回動体73が回動軸72を中心として回転する方向である。本実施形態の回動軸72は、X軸に沿って延びてもよい。換言すると、回動軸72は、離脱方向Doおよび交差方向Diと交差する方向に延びる。
図9に示すように、オイルダンパー70は、ピストン76と、止め部77と、を有してもよい。オイルダンパー70は、ピストン76が押し込まれる際のエネルギーを吸収することで、ピストン76を押す部材に負荷を与える。本実施形態では、回動体73がピストン76を押す。オイルダンパー70は、交差方向Diに回転する回動体73の速度を低下させる。止め部77は、ピストン76を押し込んだ回動体73に接触することにより、回動体73を止める。
図8に示すように、アーム74は、一端が支持部52に回転可能に接続されると共に、他端が回動体73に回転可能に接続される。支持部52、アーム74、回動体73は、リンク機構を構成する。アーム74は、離脱方向Doへの支持部52の移動を、交差方向Diへの回動体73の移動に変換する。アーム74は、接続方向Dcへの支持部52の移動を、交差方向Diとは反対の方向への回動体73の移動に変換する。
図10,図11に示すように、回動体73が交差方向Diとは反対の方向に移動すると、押し込まれていたピストン76が図示しないばねにより押し出される。オイルダンパー70が有するばねがピストン76を押し出す速度は、押圧部材55に押される支持部52が回動体73を移動させる速度より遅くてもよい。回動体73は、交差方向Diとは反対の方向に移動する場合に、ピストン76から離れてもよい。
速度低下部57は、液体収容体27が離脱方向Doに移動する際に移動部71の回動を制限する。速度低下部57は、液体収容体27が接続方向Dcに移動する際に移動部71の回動を許容する。
<実施形態の作用>
液体収容体27を供給ユニット21に装着する場合の作用を説明する。
図4に示すように、作業者は、液体収容体27を挿入口28から挿入すると共に、液体収容体27を挿入方向Dpに押し込む。装着部26の奥まで押し込まれた液体収容体27は、挿入方向Dpにおける後端を含む一部が挿入口28より外に位置してもよい。
続いて、作業者は、液体収容体27を押し下げる。作業者は、液体収容体27のうち、挿入口28より外に位置する部分を下方に押してもよい。これにより、液体収容体27は、支持部52と共に接続方向Dcに移動する。すなわち、液体収容体27と支持部52は、押圧部材55が支持部52を押す力に抗して、接続方向Dcに移動する。
図5,図7に示すように、接続方向Dcに移動する液体収容体27には、位置決め穴41に位置決め突部53が入る。接続部42は、液体導入部54に接続される。接続部42は、位置決め穴41に位置決め突部53が入って液体収容体27が位置決めされた状態で、液体導入部54に接続されてもよい。接続位置Pcまで移動した液体収容体27は、被係合部39に係合部66が係合して離脱方向Doへの移動が制限される。接続位置Pcに位置する間、受圧部34は、離脱方向Doへ押圧部材55による押圧力を受ける。
図8に示すように、支持部52が接続方向Dcに移動するとき、回動体73は、交差方向Diと反対の方向に回転する。回動体73は、図8に示す状態からオイルダンパー70から離れるように移動する。
図10に示すように、回動体73がオイルダンパー70から離れると、ピストン76が押し出される。液体収容体27と支持部52が接続位置Pcに位置する場合、オイルダンパー70は、少なくとも一部が収納凹部43内に位置してもよい。
次に、液体収容体27を供給ユニット21から取り外す場合の作用を説明する。
図7に示すように、液体収容体27を装着部26から取り外す場合、作業者は、レバー68を操作する。具体的には、レバー68が押し下げられると、係合部66が被係合部39から外れる。係合部66が外れると、押圧部材55により押されている支持部52と液体収容体27は、離脱方向Doに移動する。
図8に示すように、支持部52が離脱方向Doに移動する場合、回動体73は、交差方向Diに移動してピストン76を押し込む。速度低下部57は、オイルダンパー70の抵抗により回動体73の移動速度を低下させる。速度低下部57は、支持部52を介して液体収容体27の移動速度を低下させる。
図6に示すように、液体収容体27は、離脱方向Doに移動することで、接続部42が液体導入部54から離れる。位置決め穴41は、位置決め突部53から離れる。このとき、速度低下部57により離脱方向Doへの移動速度が低下されている。そのため、液体収容体27に収容される液体および接続部42に残った液体にかかる慣性力は、速度が速い場合に比べて小さくなる。したがって、接続部42からの液体の垂れが低減される。
図4に示すように、液体収容体27と支持部52が案内位置Pgまで移動すると、液体収容体27は、抜取方向Deへ移動が可能になる。作業者は、液体収容体27を抜取方向Deに引き抜くようにして液体収容体27を取り外す。
<実施形態の効果>
本実施形態の効果について説明する。
(1)速度低下部57は、離脱方向Doに移動する液体収容体27の移動速度を低下させる。すなわち、速度低下部57は、液体導入部54との接続が外れた液体収容体27の移動速度を低下させるため、液体収容体27を外す際の液体の垂れを低減できる。
(2)速度低下部57は、支持部52の移動速度を低下させることで、液体収容体27の移動速度を低下させる。したがって、速度低下部57が液体収容体27の移動速度を直接低下させる場合に比べ、設計の自由度を向上させることができる。
(3)速度低下部57は、離脱方向Doと交差する交差方向Diへの移動部71の移動速度を低下させることで、液体収容体27の移動速度を低下させる。したがって、設計の自由度を向上させることができる。
(4)移動部71は、回動軸72を中心に回動する回動体73を含む。そのため、回動軸72の中心から速度低下部57の作用を受ける位置までの距離と、回動軸72の中心から支持部52が接続される位置までの距離と、の比率であるレバー比を利用して設計することができる。したがって、設計の自由度を向上させることができる。
(5)速度低下部57は、液体収容体27が離脱方向Doに移動する際には移動部71の回動を制限するのに対し、液体収容体27が接続方向Dcに移動する際には移動部71の回動を許容する。したがって、液体収容体27を装着する際に、液体収容体27を接続方向Dcに移動させる抵抗の増加を抑制することができる。
(6)速度低下部57は、オイルダンパー70を含むため、容易に移動速度を低下させることができる。
(7)液体収容体27は、速度低下部57により離脱方向Doへ移動する際の移動速度が低下される。すなわち、液体収容体27は、液体導入部54との接続が外れた液体収容体27の移動速度を低下させるため、液体収容体27を外す際の液体の垂れを低減できる。
[変更例]
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
<第1変更例>
図12に示すように、速度低下部57は、挿入方向Dpにおいて、装着部26の奥に設けられてもよい。液体収容体27は、収納凹部43を備えない構成としてもよい。支持部52は、第2孔60を有さない構成としてもよい。移動部71は、回動体73を含み、アーム74を含まない構成としてもよい。
速度低下部57は、支持部52に設けられてもよい。速度低下部57は、支持部52と共に図12に示す案内位置Pgと、図13に示す接続位置Pcに移動してもよい。
図12に示すように、案内位置Pgに位置する速度低下部57は、回動体73がフレーム49とオイルダンパー70に挟まれることで、ピストン76が押し込まれている。
作業者が液体収容体27を押し下げると、液体収容体27、支持部52、及び速度低下部57が接続方向Dcに移動する。
図13に示すように、回動体73は、フレーム49に対して移動することにより、オイルダンパー70から離れる方向に移動可能になる。オイルダンパー70は、図示しないばねによりピストン76を押し出す。
液体収容体27、支持部52、および速度低下部57が離脱方向Doに移動する場合、フレーム49に押される回動体73は、交差方向Diに回転してピストン76を押し込む。速度低下部57は、オイルダンパー70の抵抗により回動体73の移動速度を低下させることで、液体収容体27が離脱方向Doに移動する際の液体収容体27の移動速度を低下させる。
<第2変更例>
図12,図13に示すように、供給ユニット21は、第2ばね79を備えてもよい。第2ばね79は、装着部26に装着された液体収容体27を抜取方向Deに押してもよい。接続位置Pcから案内位置Pgに移動した液体収容体27は、第2ばね79に押されることにより、抜取方向Deに移動してもよい。
<第3変更例>
図12,図13に示すように、供給ユニット21は、支持部52の移動を制限するロック部81を備えてもよい。ロック部81は、装着部26に装着された液体収容体27のリリース部40に係合することにより、支持部52の移動を許容してもよい。
<その他の変更例>
・接続部42は、第1端壁32に設けられてもよい。液体導入部54は、装着部26の内奥、すなわち挿入口28から挿入方向Dpに離れた位置に設けられてもよい。押圧部材55は、液体収容体27に対して直接押圧力を与えてもよい。押圧部材55は、受圧部の一例である第1端壁32を抜取方向Deに押圧してもよい。速度低下部57は、抜取方向Deに移動する際の液体収容体27の移動速度を低下させてもよい。この場合、挿入方向Dpが接続方向の一例であると共に、抜取方向Deが離脱方向の一例である。すなわち、接続方向Dc及び離脱方向Doは、Y軸に平行な方向であってもよい。
・供給ユニット21は、支持部52を備えない構成としてもよい。押圧部材55は、液体収容体27を直接押圧してもよい。
・接続方向Dc及び離脱方向Doは、Z軸に平行な方向であってもよい。
・速度低下部57は、接続方向Dcと離脱方向Doの双方の移動において、液体収容体27の移動速度を低下させてもよい。
・速度低下部57は、オイルダンパー70に代わってエアダンパーを含んでもよい。
・速度低下部57は、移動部71を備えない構成としてもよい。
・速度低下部57は、摩擦部材を含んでもよい。摩擦部材は、離脱方向Doに移動する例えば回動体73、レバー68、支持部52、液体収容体27のうち、少なくとも1つに接触して摩擦力を生じさせてもよい。すなわち、速度低下部57は、離脱方向Doに移動する液体収容体27の移動速度を、摩擦力により低下させてもよい。
・速度低下部57は、スポンジなどの変形可能な変形部材を含んでもよい。変形部材は、離脱方向Doに移動する例えば回動体73、レバー68、支持部52、液体収容体27のうち、少なくとも1つに接触して押し潰されてもよい。速度低下部57は、離脱方向Doに移動する液体収容体27の移動速度を、変形部材を変形させることにより低下させてもよい。
・速度低下部57は、第1軸51と回動軸72のうち少なくとも一方の回転に負荷を与えるダンパーを含んでもよい。速度低下部57は、液体収容体27が離脱方向Doに移動する場合に、第1軸51と回動軸72のうち少なくとも一方の回転に負荷を与えることにより、液体収容体27の移動速度を低下させてもよい。
・オイルダンパー70は、交差方向Diと反対の方向に移動する回動体73を押してもよい。
・押圧部材55は、例えば、コイルばね、板ばね、皿ばね、ゴム、および空気ばねなどにより構成してもよい。
・押圧部材55は、支持部52を離脱方向Doに引っ張ることにより、液体収容体27を離脱方向Doに押圧してもよい。この場合。押圧部材55は、引張ばね、渦巻きばね、ゴム、および錘付きの釣瓶などにより構成してもよい。
・液体吐出装置11は、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体吐出装置であってもよい。液体吐出装置から微小量の液滴となって吐出される液体の状態としては、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。ここでいう液体は、液体吐出装置から吐出させることができるような材料であればよい。例えば、液体は、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属、金属融液、のような流状体を含むものとする。液体は、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなども含むものとする。液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体吐出装置の具体例としては、例えば、液晶ディスプレイ、エレクトロルミネッセンスディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルターの製造等に用いられる電極材や色材等の材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を吐出する装置がある。液体吐出装置は、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を吐出する装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を吐出する装置、捺染装置やマイクロディスペンサー等であってもよい。液体吐出装置は、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を吐出する装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ、光学レンズ、などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に吐出する装置であってもよい。液体吐出装置は、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を吐出する装置であってもよい。
[定義]
本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、所望の選択肢の「1つ以上」を意味する。一例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が2つであれば「1つの選択肢のみ」または「2つの選択肢の双方」を意味する。他の例として、本明細書において使用される「少なくとも1つ」という表現は、選択肢の数が3つ以上であれば「1つの選択肢のみ」または「2つ以上の任意の選択肢の組み合わせ」を意味する。
[付記]
以下に、上述した実施形態及び変更例から把握される技術的思想及びその作用効果を記載する。
(A)供給ユニットは、接続部を備えた液体収容体が着脱可能に装着される供給ユニットであって、前記液体収容体の前記接続部に接続される液体導入部と、前記液体収容体が前記液体導入部に接続される方向を接続方向とした場合に、前記接続方向とは反対の方向である離脱方向に前記液体収容体を押圧する押圧部材と、前記液体収容体が前記液体導入部に接続された場合に前記液体収容体に係合する係合部と、前記係合部による前記液体収容体への係合が解除された場合に、前記離脱方向に移動する該液体収容体の移動速度を低下させる速度低下部と、を備える。
この構成によれば、速度低下部は、離脱方向に移動する液体収容体の移動速度を低下させる。すなわち、速度低下部は、液体導入部との接続が外れた液体収容体の移動速度を低下させるため、液体収容体を外す際の液体の垂れを低減できる。
(B)供給ユニットは、前記液体収容体を支持する支持部をさらに備え、前記押圧部材は前記支持部を介して前記液体収容体を押圧し、前記速度低下部は、前記支持部の移動速度を低下させることで、前記液体収容体の移動速度を低下させてもよい。
この構成によれば、速度低下部は、支持部の移動速度を低下させることで、液体収容体の移動速度を低下させる。したがって、速度低下部が液体収容体の移動速度を直接低下させる場合に比べ、設計の自由度を向上させることができる。
(C)供給ユニットは、前記支持部の前記離脱方向への移動に応じて、前記離脱方向と交差する交差方向に少なくとも一部が移動可能な移動部を備え、前記速度低下部は、前記交差方向への前記移動部の移動速度を低下させることで、前記液体収容体の移動速度を低下させてもよい。
この構成によれば、速度低下部は、離脱方向と交差する交差方向への移動部の移動速度を低下させることで、液体収容体の移動速度を低下させる。したがって、設計の自由度を向上させることができる。
(D)供給ユニットにおいて、前記移動部は、前記離脱方向および前記交差方向と交差する方向に延びる回動軸を中心に回動する回動体を含んでもよい。
この構成によれば、移動部は、回動軸を中心に回動する回動体を含む。そのため、回動軸の中心から速度低下部の作用を受ける位置までの距離と、回動軸の中心から支持部が接続される位置までの距離と、の比率であるレバー比を利用して設計することができる。したがって、設計の自由度を向上させることができる。
(E)供給ユニットにおいて、前記速度低下部は、前記液体収容体が前記離脱方向に移動する際に前記移動部の回動を制限し、前記液体収容体が前記接続方向に移動する際に前記移動部の回動を許容してもよい。
この構成によれば、速度低下部は、液体収容体が離脱方向に移動する際には移動部の回動を制限するのに対し、液体収容体が接続方向に移動する際には移動部の回動を許容する。したがって、液体収容体を装着する際に、液体収容体を接続方向に移動させる抵抗の増加を抑制することができる。
(F)供給ユニットにおいて、前記速度低下部は、オイルダンパーを含んでもよい。
この構成によれば、速度低下部は、オイルダンパーを含むため、容易に移動速度を低下させることができる。
(G)液体吐出装置は、液体を吐出する液体吐出ヘッドと、前記液体収容体に収容される液体を前記液体吐出ヘッドに供給する供給流路と、上記構成の供給ユニットと、を備える。この構成によれば、上記供給ユニットと同様の効果を奏することができる。
(H)液体収容体は、液体を導入可能な液体導入部と、押圧力を発生可能な押圧部材と、係合部と、速度低下部と、有する供給ユニットに着脱可能に装着される液体収容体であって、前記液体導入部に接続される接続部と、前記液体収容体が前記液体導入部に接続される方向を接続方向とした場合に、前記接続方向とは反対の方向である離脱方向へ前記押圧部材による前記押圧力を受ける受圧部と、前記液体収容体が前記液体導入部に接続された場合に前記係合部が係合する被係合部と、前記離脱方向に移動する前記液体収容体の移動速度を低下させる前記速度低下部の少なくとも一部が収納される収納凹部と、を備える。
この構成によれば、液体収容体は、速度低下部により離脱方向へ移動する際の移動速度が低下される。すなわち、液体収容体は、液体導入部との接続が外れ液体収容体の移動速度を低下させるため、液体収容体を外す際の液体の垂れを低減できる。
11…液体吐出装置、12…媒体、13…媒体収容部、14…スタッカー、15…操作パネル、16…画像読取部、17…自動給送部、19…制御部、21…供給ユニット、22…供給流路、23…液体吐出ヘッド、24…カバー、26…装着部、27…液体収容体、28…挿入口、30…ノズル面、32…第1端壁、33…上壁、34…受圧部、35…第1側壁、36…第2側壁、37…第2端壁、39…被係合部、40…リリース部、41…位置決め穴、42…接続部、43…収納凹部、44…回路基板、46…収容室、47…導出バルブ、49…フレーム、50…電気接続部、51…第1軸、52…支持部、53…位置決め突部、54…液体導入部、55…押圧部材、56…操作部、57…速度低下部、59…第1孔、60…第2孔、62…固定部、63…可動部、64…第2軸、65…第1ばね、66…係合部、67…突起部、68…レバー、70…オイルダンパー、71…移動部、72…回動軸、73…回動体、74…アーム、76…ピストン、77…止め部、79…第2ばね、81…ロック部、Dc…接続方向、De…抜取方向、Di…交差方向、Do…離脱方向、Dp…挿入方向、Pc…接続位置、Pg…案内位置。

Claims (8)

  1. 接続部を備えた液体収容体が着脱可能に装着される供給ユニットであって、
    前記液体収容体の前記接続部に接続される液体導入部と、
    前記液体収容体が前記液体導入部に接続される方向を接続方向とした場合に、前記接続方向とは反対の方向である離脱方向に前記液体収容体を押圧する押圧部材と、
    前記液体収容体が前記液体導入部に接続された場合に前記液体収容体に係合する係合部と、
    前記係合部による前記液体収容体への係合が解除された場合に、前記離脱方向に移動する該液体収容体の移動速度を低下させる速度低下部と、
    を備えることを特徴とする供給ユニット。
  2. 前記液体収容体を支持する支持部をさらに備え、
    前記押圧部材は前記支持部を介して前記液体収容体を押圧し、
    前記速度低下部は、前記支持部の移動速度を低下させることで、前記液体収容体の移動速度を低下させることを特徴とする請求項1に記載の供給ユニット。
  3. 前記支持部の前記離脱方向への移動に応じて、前記離脱方向と交差する交差方向に少なくとも一部が移動可能な移動部を備え、
    前記速度低下部は、前記交差方向への前記移動部の移動速度を低下させることで、前記液体収容体の移動速度を低下させることを特徴とする請求項2に記載の供給ユニット。
  4. 前記移動部は、前記離脱方向および前記交差方向と交差する方向に延びる回動軸を中心に回動する回動体を含むことを特徴とする請求項3に記載の供給ユニット。
  5. 前記速度低下部は、前記液体収容体が前記離脱方向に移動する際に前記移動部の回動を制限し、前記液体収容体が前記接続方向に移動する際に前記移動部の回動を許容することを特徴とする請求項4に記載の供給ユニット。
  6. 前記速度低下部は、オイルダンパーを含むことを特徴とする請求項1~請求項5のうち何れか一項に記載の供給ユニット。
  7. 液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
    前記液体収容体に収容される液体を前記液体吐出ヘッドに供給する供給流路と、
    請求項6に記載の供給ユニットと、
    を備えることを特徴とする液体吐出装置。
  8. 液体を導入可能な液体導入部と、押圧力を発生可能な押圧部材と、係合部と、速度低下部と、有する供給ユニットに着脱可能に装着される液体収容体であって、
    前記液体導入部に接続される接続部と、
    前記液体収容体が前記液体導入部に接続される方向を接続方向とした場合に、前記接続方向とは反対の方向である離脱方向へ前記押圧部材による前記押圧力を受ける受圧部と、
    前記液体収容体が前記液体導入部に接続された場合に前記係合部が係合する被係合部と、
    前記離脱方向に移動する前記液体収容体の移動速度を低下させる前記速度低下部の少なくとも一部が収納される収納凹部と、
    を備えることを特徴とする液体収容体。
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