JP2023158864A - 電力供給装置及び成膜装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】膜質の良い薄膜を成膜するために用いることができる電力供給装置を提供する。
【解決手段】本発明の一態様は、成膜装置に電力を供給する電力供給装置100において、マイナス端子11aが配線12に電気的に接続され、プラス端子11bがアースに電気的に接続された直流電源11と、配線12に一方の端子13aが電気的に接続されたマッチングボックス13と、マッチングボックス13の他方の端子13bに電気的に接続された10kHz以上1MHz以下の高周波電源14と、を有し、直流電源11のマイナス端子11aから出力されるマイナス電流15aと高周波電源14から出力される高周波電流15bとを合成させた合成電流15を配線12に供給する電力供給装置100である。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明の一態様は、成膜装置に電力を供給する電力供給装置100において、マイナス端子11aが配線12に電気的に接続され、プラス端子11bがアースに電気的に接続された直流電源11と、配線12に一方の端子13aが電気的に接続されたマッチングボックス13と、マッチングボックス13の他方の端子13bに電気的に接続された10kHz以上1MHz以下の高周波電源14と、を有し、直流電源11のマイナス端子11aから出力されるマイナス電流15aと高周波電源14から出力される高周波電流15bとを合成させた合成電流15を配線12に供給する電力供給装置100である。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電力供給装置及び成膜装置に関する。
特許文献1には、結晶性の良好な単一配向金属薄膜が開示されており、基板上に結晶性の良好な単一配向金属薄膜を形成するには、基板を真空中で高温加熱する必要があることが記載されている。具体的な加熱温度として、結晶化するためには400℃以上であることが望ましく、750℃以上であれば結晶性に優れた膜が得られることが記載されている。
一方、高い配向性を有する薄膜を低温で形成することが要求される。その理由は、低温で成膜すれば薄膜の下地膜や基板に熱的ダメージを与えることもなく、低コストで生産も可能となるからである。しかし、高い配向性を有する薄膜を低温で成膜することは困難であった。
また、配向性だけではなく、広く膜質の良い薄膜を形成することも求められている
本発明の一態様は、膜質の良い薄膜を成膜するために用いることができる電力供給装置又はその電力供給装置を備えた成膜装置を提供することを課題とする。
以下に、本発明の種々の態様について説明する。
[1]成膜装置に電力を供給する電力供給装置において、
マイナス端子又はプラス端子が配線に電気的に接続され、プラス端子又はマイナス端子がアースに電気的に接続された直流電源と、
前記配線に一方の端子が電気的に接続されたマッチングボックスと、
前記マッチングボックスの他方の端子に電気的に接続された10kHz以上1MHz以下の高周波電源と、
を有し、
前記直流電源のマイナス端子又はプラス端子から出力されるマイナス電流又はプラス電流と前記高周波電源から出力される高周波電流とを合成させた合成電流を前記配線に供給することを特徴とする電力供給装置。
[1]成膜装置に電力を供給する電力供給装置において、
マイナス端子又はプラス端子が配線に電気的に接続され、プラス端子又はマイナス端子がアースに電気的に接続された直流電源と、
前記配線に一方の端子が電気的に接続されたマッチングボックスと、
前記マッチングボックスの他方の端子に電気的に接続された10kHz以上1MHz以下の高周波電源と、
を有し、
前記直流電源のマイナス端子又はプラス端子から出力されるマイナス電流又はプラス電流と前記高周波電源から出力される高周波電流とを合成させた合成電流を前記配線に供給することを特徴とする電力供給装置。
[2]上記[1]において、
前記合成電流の合成直流電圧を測定する電圧計を有することを特徴とする電力供給装置。
前記合成電流の合成直流電圧を測定する電圧計を有することを特徴とする電力供給装置。
[3]上記[2]において、
前記合成電流を前記配線に供給した際に、前記電圧計は-3000V以上-10V以下又は10V以上3000V以下(好ましくは、-1500V以上-50V以下又は50V以上1500V以下)の範囲を表示することを特徴とする電力供給装置。
前記合成電流を前記配線に供給した際に、前記電圧計は-3000V以上-10V以下又は10V以上3000V以下(好ましくは、-1500V以上-50V以下又は50V以上1500V以下)の範囲を表示することを特徴とする電力供給装置。
[4]上記[1]から[3]のいずれか一項において、
前記直流電源は、-3000V以上-10V以下又は10V以上3000V以下(好ましくは、-1500V以上-50V以下又は50V以上1500V以下)の電圧の電源であることを特徴とする電力供給装置。
前記直流電源は、-3000V以上-10V以下又は10V以上3000V以下(好ましくは、-1500V以上-50V以下又は50V以上1500V以下)の電圧の電源であることを特徴とする電力供給装置。
[5]上記[1]から[3]のいずれか一項において、
一方の端子が前記マッチングボックスの一方の端子に前記配線を介して電気的に接続され、他方の端子が前記直流電源のマイナス端子又はプラス端子に電気的に接続された高周波カットフィルターを有し、
前記高周波カットフィルターは、前記高周波電源から前記マッチングボックスを通して出力される高周波電流が前記直流電源のマイナス端子又はプラス端子に入力されることをカットするフィルターであることを特徴とする電力供給装置。
一方の端子が前記マッチングボックスの一方の端子に前記配線を介して電気的に接続され、他方の端子が前記直流電源のマイナス端子又はプラス端子に電気的に接続された高周波カットフィルターを有し、
前記高周波カットフィルターは、前記高周波電源から前記マッチングボックスを通して出力される高周波電流が前記直流電源のマイナス端子又はプラス端子に入力されることをカットするフィルターであることを特徴とする電力供給装置。
[6]上記[5]において、
前記高周波カットフィルターは、1MHz以下の高周波電流をカットするものであることを特徴とする電力供給装置。
前記高周波カットフィルターは、1MHz以下の高周波電流をカットするものであることを特徴とする電力供給装置。
[7]上記[1]から[6]のいずれか一項において、
前記配線を通して前記直流電源のマイナス端子又はプラス端子から出力されるマイナス電流又はプラス電流と前記高周波電源から前記マッチングボックスを通して出力される高周波電流とを合成させた合成電流を前記成膜装置のチャンバー内に供給することを特徴とする成膜装置。
前記配線を通して前記直流電源のマイナス端子又はプラス端子から出力されるマイナス電流又はプラス電流と前記高周波電源から前記マッチングボックスを通して出力される高周波電流とを合成させた合成電流を前記成膜装置のチャンバー内に供給することを特徴とする成膜装置。
[8]上記[7]において、
前記合成電流は、前記チャンバー内に配置された被成膜基板を保持する保持部に供給されることを特徴とする成膜装置。
前記合成電流は、前記チャンバー内に配置された被成膜基板を保持する保持部に供給されることを特徴とする成膜装置。
[9]上記[8]において、
前記成膜装置は、スパッタリング装置、プラズマCVD装置又はエレクトロンビーム蒸着装置であることを特徴とする成膜装置。
[10]上記[9]において、
前記成膜装置が前記スパッタリング装置である場合は、前記合成電流がチャンバー内に配置されたスパッタリングターゲットを保持するターゲット保持部に供給され、
前記成膜装置が前記エレクトロンビーム蒸着装置である場合は、前記合成電流が前記チャンバー内に配置された1ターンのコイルに供給されることを特徴とする成膜装置。
前記成膜装置は、スパッタリング装置、プラズマCVD装置又はエレクトロンビーム蒸着装置であることを特徴とする成膜装置。
[10]上記[9]において、
前記成膜装置が前記スパッタリング装置である場合は、前記合成電流がチャンバー内に配置されたスパッタリングターゲットを保持するターゲット保持部に供給され、
前記成膜装置が前記エレクトロンビーム蒸着装置である場合は、前記合成電流が前記チャンバー内に配置された1ターンのコイルに供給されることを特徴とする成膜装置。
本発明の一態様によれば、膜質の良い薄膜を成膜するために用いることができる電力供給装置又はその電力供給装置を備えた成膜装置を提供することができる。
以下では、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは、当業者であれば容易に理解される。従って、本発明は以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
(第1の実施形態)
本実施形態による電力供給装置について図1を参照しつつ説明する。
本実施形態による電力供給装置について図1を参照しつつ説明する。
電力供給装置100は、成膜装置に電力を供給する装置である。成膜装置としては、スパッタリング装置、CVD装置及びエレクトロンビーム蒸着装置等に用いることができる。
電力供給装置100は直流電源(DCバイアス電源)11を有している。この直流電源11のマイナス端子11aは配線12に電気的に接続されており、直流電源11のプラス端子11bはアースに電気的に接続されている。
また、電力供給装置100はマッチングボックス(M.B)13を有している。マッチングボックス13の一方の端子13aは配線12に電気的に接続されており、マッチングボックス13の他方の端子13bは10kHz以上1MHz以下(好ましくは50kHz以上500kHz以下、より好ましくは50kHz以上300kHz以下)の高周波電源14の一方の端子14aに電気的に接続されている。高周波電源14の他方の端子14bはアースに電気的に接続されている。なお、高周波電源14は例えば周波数250kHz、1kWの電力のものを用いてもよい。
上記のような回路とすることで、直流電源11のマイナス端子11aから出力されるマイナス電流15aと高周波電源14の一方の端子14aからマッチングボックス13を通して出力される高周波電流15bとを合成させた合成電流15を配線12に供給することができる。
また、電力供給装置100は、上記の合成電流15の合成直流電圧を測定する電圧計(VDCモニター)16を有するとよい。
上記の合成電流15を配線12に供給した際に、電圧計16は-3000V以上-10V以下又は10V以上3000V以下(好ましくは、-1500V以上-50V以下又は50V以上1500V以下)の範囲を表示するように直流電源11及び高周波電源14の各々の出力を調整するとよい。これにより、電力供給装置100によって成膜装置に電力が供給される場合、種々の成膜装置において種々の膜を成膜する際に適した合成電流とすることが可能となる。なお、合成電流15は例えば-1000Vの電圧、0.1Aの電流である。
また、直流電源11は、-3000V以上-10V以下又は10V以上3000V以下(好ましくは、-1500V以上-50V以下又は50V以上1500V以下)の電圧の電源であるとよい。これにより、上記のマイナス電流15aと高周波電流15bとを合成させた合成電流を、上記の種々の成膜装置において種々の膜を成膜する際に適した電流値とすることが可能となる。
また、電力供給装置100は高周波カットフィルター17を有している。高周波カットフィルター17は、その一方の端子17aがマッチングボックス13の一方の端子13aに配線12を介して電気的に接続されている。高周波カットフィルター17の他方の端子17bは直流電源11のマイナス端子11aに電気的に接続されている。つまり、高周波カットフィルター17は、高周波電源14からマッチングボックス13を介して出力される高周波電流15bが直流電源11のマイナス端子11aに入力されることをカットするフィルターである。
高周波カットフィルターは、1MHz以下、500kHz以下又は300kHz以下の高周波電流をカットするものであるとよい。
上述した電力供給装置は、配線12を通して直流電源11から出力されるマイナス電流15aと高周波電源14からます13を通して出力される高周波電流15bとを合成させた合成電流15を成膜装置のチャンバー20内に供給するものである。
上記の合成電流15は、配線12を介してチャンバー20内に配置された被成膜基板21を保持する基板保持部22に供給されるようになっている。基板保持部22は電極としても機能する。
本実施形態によれば、直流電源11のマイナス端子11aから出力されるマイナス電流15aと高周波電源14の一方の端子14aからマッチングボックス13を通して出力される高周波電流15bとを合成させた合成電流15を成膜装置のチャンバー20内に供給する。これにより、チャンバー20内の被成膜基板21に合成電流15を流すことで、被成膜基板21が絶縁体基板又は表面が絶縁物で覆われた導電体基板であっても、被成膜基板21の表面に均一性良く電流を流すことができるため、被成膜基板21の表面に均一性良くバイアスを印加することができる。その結果、被成膜基板21の表面に膜質の良い薄膜を成膜することが可能となる。
また、高周波電流15bを10kHz以上1MHz以下とすることで、合成電流15をチャンバー20内に供給した際に誘導加熱が生じる。これにより、加熱機構を設けなくても、被成膜基板21を加熱することが可能となる。
なお、本実施形態では、直流電源11のマイナス端子11aを配線12に電気的に接続し、直流電源11のプラス端子11bをアースに電気的に接続しているが、直流電源11のプラス端子を配線12に電気的に接続し、直流電源11のマイナス端子をアースに電気的に接続することも可能である。この場合においても、直流電源11のプラス端子から出力されるプラス電流の値と高周波電源14の一方の端子14aからマッチングボックス13を通して出力される高周波電流15bの値を調整し、これらを合成させた合成電流15の値を調整することで、上述した本実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施形態では、直流電源11のマイナス端子11aを配線12に電気的に接続し、直流電源11のプラス端子11bをアースに電気的に接続しているが、直流電源11のプラス端子を配線12に電気的に接続し、直流電源11のマイナス端子をアースに電気的に接続することも可能である。この場合においても、直流電源11のプラス端子から出力されるプラス電流の値と高周波電源14の一方の端子14aからマッチングボックス13を通して出力される高周波電流15bの値を調整し、これらを合成させた合成電流15の値を調整することで、上述した本実施形態の効果と同様の効果を得ることができる。
(第2の実施形態)
図1は、本発明の一態様に係るスパッタリング装置を概略的に示す構成図である。このスパッタリング装置は、電力供給装置100を備えた成膜装置200の一例である。
図1は、本発明の一態様に係るスパッタリング装置を概略的に示す構成図である。このスパッタリング装置は、電力供給装置100を備えた成膜装置200の一例である。
図1のスパッタリング装置200はチャンバー20を有している。このチャンバー20はアースに電気的に接続されている。また、チャンバー20内の上部には、スパッタリングターゲット24を保持するターゲット保持部24が配置されている。このターゲット保持部24はスパッタ電極として機能する。ターゲット保持部24には直流電源(DCスパッタ電源)26の一方の電極が配線25を介して電気的に接続されており、DCスパッタ電源26の他方の電極はアースに接続されている。DCスパッタ電源26はスパッタリングターゲット23に直流電力を供給する電源である。また、ターゲット保持部24はチャンバー20と絶縁部19により電気的に絶縁されている。なお、DCスパッタ電源26は、例えば電圧1000V、電流10Aの電源である。
スパッタリングターゲット23は、例えばAlからなるターゲットである。
また、このスパッタリング装置200は、チャンバー20内にガスを導入するガス導入機構を有している。ガス導入機構の詳細は次のとおりである。Ar供給源31には配管を介して第1のマスフローコントローラ(図示せず)の一方が接続されており、第1のマスフローコントローラの他方には配管を介して真空電磁弁(図示せず)の一方が接続されている。真空電磁弁の他方は配管を介してチャンバー20の周壁に位置するガス導入口に接続されている。また、N2供給源32には配管を介して第2のマスフローコントローラ(図示せず)の一方が接続されており、第2のマスフローコントローラ(図示せず)の他方には配管を介して真空電磁弁(図示せず)の一方が接続されている。真空電磁弁(図示せず)の他方は配管を介してチャンバー20の周壁に位置するガス導入口に接続されている。
また、スパッタリング装置200は、チャンバー20内を一定の圧力に減圧する減圧機構50を有している。この減圧機構50の詳細は次の通りである。チャンバー20の周壁には排気口が設けられており、この排気口は配管を介して主弁37及び粗引弁38それぞれの一方に接続されており、主弁37の他方は配管を介してターボポンプ40の一方に接続されている。ターボポンプ40の他方は配管を介して補助弁39の一方に接続されている。この補助弁39及び粗引弁38それぞれの他方は配管を介してロータリーポンプ41の一方に接続されている。このロータリーポンプ41の他方はオイルミストトラップ42を通して排気側に接続されている。
また、チャンバー20の底壁には、治具(図示せず)によって取り付けられた被成膜基板21をチャンバー20内に保持する基板保持部22が設けられている。この基板保持部22aはチャンバー20aと絶縁部19によって絶縁されている。また基板保持部22には電力供給装置100の配線12が電気的に接続されている。この電力供給装置100の詳細については、第1の実施形態で説明したので省略する。
また、スパッタリングターゲット23は、被成膜基板21に対向する位置に配設されている。即ち、スパッタリングターゲット23と被成膜基板21は、スパッタリングターゲット23の中心と被成膜基板21の中心とを結ぶ線が、被成膜基板21の中心から延ばした被成膜基板21の表面に対する垂線とほぼ一致するような位置関係にある。なお、被成膜基板21としては、ガラス基板、Siウエハ等を用いてもよい。
図1に示すスパッタリング装置200において、チャンバー20内のスパッタリングターゲット23と対向する位置に被成膜基板21を保持する。次いで、チャンバー20を減圧機構50によって排気しつつチャンバー20内にArガス及び窒素ガスを導入することで、チャンバー20内を0.1Pa以上6.0Pa以下の範囲に減圧する。次いで、ターゲット保持部24にDCスパッタ電源26により直流電圧を印加することでスパッタリングターゲット23に直流電圧を印加し、電力供給装置100により直流電源11のマイナス端子11aから出力されるマイナス電流15aと高周波電源14から出力される高周波電流15bとを合成させた合成電流15(又は直流電源11のプラス端子から出力されるプラス電流と高周波電源14から出力される高周波電流15bとを合成させた合成電流)を基板保持部22に流すことで、その合成電流15を被成膜基板21に流す。これにより、反応性スパッタリングを行ってスパッタリングターゲット23からスパッタ粒子を放出させつつ、そのスパッタ粒子を窒化させながら、被成膜基板21上に薄膜の成膜が行われる。例えばAlのスパッタ粒子をイオン化し、被成膜基板21上に膜質の良いAlN膜の成膜が可能となる。
本実施形態によれば、電力供給装置100により-3000V以上-10V以下又は10V以上3000V以下のマイナス又はプラスの直流電流15aと10kHz以上1MHz以下の高周波電流15bとを合成させた-3000V以上-10V以下又は10V以上3000V以下の範囲の電圧の合成電流15を、配線12を通して被成膜基板21に流す。これにより、反応性スパッタリングを行ってスパッタリングターゲット23からスパッタ粒子を放出させつつ、そのスパッタ粒子を窒化させながら、合成電流15が流されている被成膜基板21上に膜質の良い薄膜を成膜することができる。
なお、本実施形態では、ターゲット保持部24にDCスパッタ電源26の一方の電極を配線25を介して電気的に接続し、DCスパッタ電源26の他方の電極をアースに接続しているが、ターゲット保持部24に第1の実施形態で説明した電力供給装置100の配線12を電気的に接続するように変更して実施することも可能である。このようにすることで、スパッタリングターゲットがSiのような半導体やSiO2のような絶縁体であっても高レートでスパッタ成膜することが可能となる。
(第3の実施形態)
図2は、本発明の一態様に係るプラズマCVD装置を概略的に示す構成図である。このプラズマCVD装置は、電力供給装置100を備えた成膜装置201の一例である。
図2は、本発明の一態様に係るプラズマCVD装置を概略的に示す構成図である。このプラズマCVD装置は、電力供給装置100を備えた成膜装置201の一例である。
図2のプラズマCVD装置201はチャンバー20aを有している。このチャンバー20aはアースに電気的に接続されている。
また、プラズマCVD装置201は、チャンバー20a内にガスを導入するガス導入機構を有している。ガス導入機構の詳細は次のとおりである。例えばDLC(Diamond Like Carbon)膜を成膜する場合は、トルエン(C7H8)供給源(図示せず)がガス導入管30に接続され、このガス導入管30を通してトルエンガスをチャンバー20a内に導入するようになっている。
また、プラズマCVD装置201は、チャンバー20a内を一定の圧力に減圧する減圧機構50を有している。この減圧機構50は、図1に示す減圧機構50と同様であるので説明を省略する。
また、チャンバー20aの底壁には、治具(図示せず)によって取り付けられた被成膜基板21aをチャンバー20a内に保持する基板保持部22aが設けられている。この基板保持部22aはチャンバー20aと絶縁部19によって絶縁されている。また基板保持部22aには電力供給装置100の配線12が電気的に接続されている。この電力供給装置100の詳細については、第1の実施形態で説明したので省略する。
なお、被成膜基板21aとしては、ガラス基板、Siウエハ等を用いてもよい。
なお、被成膜基板21aとしては、ガラス基板、Siウエハ等を用いてもよい。
図2に示すプラズマCVD装置201において、チャンバー20a内の基板保持部22aに被成膜基板21aを保持する。次いで、チャンバー20aを減圧機構50によって排気しつつチャンバー20a内にトルエンガスを導入することで、チャンバー20a内を減圧する。次いで、電力供給装置100により直流電源のマイナス端子又はプラス端子から出力されるマイナス電流又はプラス電流と高周波電源から出力される高周波電流とを合成させた合成電流を基板保持部22aに流すことで、その合成電流を被成膜基板21aに流す。これにより、プラズマCVD法により被成膜基板21a上に膜質の良いDLC膜の成膜が行われる。
(第4の実施形態)
図3は、本発明の一態様に係るエレクトロンビーム蒸着装置を概略的に示す構成図である。このエレクトロンビーム蒸着装置は、電力供給装置100を備えた成膜装置202の一例である。
図3は、本発明の一態様に係るエレクトロンビーム蒸着装置を概略的に示す構成図である。このエレクトロンビーム蒸着装置は、電力供給装置100を備えた成膜装置202の一例である。
図2のエレクトロンビーム蒸着装置202はチャンバー20bを有している。このチャンバー20bはアースに電気的に接続されている。
また、エレクトロンビーム蒸着装置202は、チャンバー20b内にガスを導入するガス導入機構を有している。ガス導入機構の詳細は次のとおりである。例えばAlN膜を成膜する場合は、Ar供給源(図示せず)及びN2供給源(図示せず)がガス導入管30aに接続され、このガス導入管30aを通してArガス及びN2ガスをチャンバー20b内に導入するようになっている。
また、エレクトロンビーム蒸着装置202は、チャンバー20b内を一定の圧力に減圧する減圧機構50を有している。この減圧機構50は、図1に示す減圧機構50と同様であるので説明を省略する。
また、チャンバー20bの上部には、治具(図示せず)によって取り付けられた被成膜基板21bをチャンバー20b内に保持する基板保持部22bが設けられている。この基板保持部22bはチャンバー20bと絶縁部19によって絶縁されている。また基板保持部22bには電力供給装置100の配線12が電気的に接続されている。この電力供給装置100の詳細については、第1の実施形態で説明したので省略する。
なお、被成膜基板21bとしては、ガラス基板、Siウエハ等を用いてもよい。
なお、被成膜基板21bとしては、ガラス基板、Siウエハ等を用いてもよい。
チャンバー20bの底壁にはエレクトロンビームガン61及びそのエレクトロンビームガン61によりエレクトロンビームが照射されて加熱される蒸着材料62が配置されている。なお、蒸着材料62としては、例えばTiを用いることができる。
また、チャンバー20b内には、蒸着材料62と被成膜基板21bとの間には1ターンのコイル64が配置されており、1ターンのコイルは接続部材63を介して電力供給装置100の配線12が電気的に接続されている。この電力供給装置100の詳細については、第1の実施形態で説明したので省略する。
図3に示すエレクトロンビーム蒸着装置202において、チャンバー20b内の基板保持部22bに被成膜基板21bを保持する。また、チャンバー20b内に蒸着材料62を収容する。次いで、チャンバー20bを減圧機構50によって排気しつつチャンバー20b内にArガス及びN2ガスを導入することで、チャンバー20a内を減圧する。次いで、電力供給装置100により直流電源のマイナス端子又はプラス端子から出力されるマイナス電流又はプラス電流と高周波電源から出力される高周波電流とを合成させた合成電流を基板保持部22bに流すことで、その合成電流を被成膜基板21bに流す。また、電力供給装置100により直流電源のマイナス端子又はプラス端子から出力されるマイナス電流又はプラス電流と高周波電源から出力される高周波電流とを合成させた合成電流を、接続部材63を介して1ターンのコイル64に流す。そして、エレクトロンビームガン61によりエレクトロンビームをTiの蒸着材料62に照射して加熱する。これにより、Tiの蒸着材料を蒸発させたTiの蒸発物質とN2を反応させる。その結果、蒸着法により被成膜基板21b上に膜質の良いTiN膜の成膜が行われる。
なお、本実施形態では、電力供給装置100により生成させた合成電流を被成膜基板21b及び1ターンのコイル64の両方に印加しているが、少なくとも一方に印加する方法を用いることも可能である。
図1に示す装置を用いて、以下の成膜条件によりAlN膜を成膜した。
・到達圧力:1.7×10-3Pa
・成膜圧力:2.6×10-1Pa
・Ar流量:20cc/min
・N2流量:40cc/min
・高周波電源14のバイアスRF出力:50W(周波数250kHz)
・直流電源11のバイアスDC電圧:-100V
・4インチターゲット:Al
・Alスパッタ出力:300W(350V-0.95A)
・試料:Siウエハ
・RFとDCの合成電圧Vdc:-90V
・到達圧力:1.7×10-3Pa
・成膜圧力:2.6×10-1Pa
・Ar流量:20cc/min
・N2流量:40cc/min
・高周波電源14のバイアスRF出力:50W(周波数250kHz)
・直流電源11のバイアスDC電圧:-100V
・4インチターゲット:Al
・Alスパッタ出力:300W(350V-0.95A)
・試料:Siウエハ
・RFとDCの合成電圧Vdc:-90V
本実施例では、Siウエハ上に 透明で表面がきれいなAlN膜が成膜できた。
11…直流電源(DCバイアス電源)
11a…直流電源のマイナス端子
11b…直流電源のプラス端子
12…配線
13…マッチングボックス
13a…マッチングボックスの一方の端子
13b…マッチングボックスの他方の端子
14…高周波電源
14a…高周波電源の一方の端子
14b…高周波電源の他方の端子
15…合成電流
15a…マイナス電流
15b…高周波電流
16…電圧計(VDCモニター)
17…高周波カットフィルター
17a…高周波カットフィルターの一方の端子
17b…高周波カットフィルターの他方の端子
20…チャンバー
21…被成膜基板
22…基板保持部
23…スパッタリングターゲット
24…ターゲット保持部
25…配線
26…直流電源(DCスパッタ電源)
31…Ar供給源
32…N2供給源
37…主弁
38…粗引弁
39…補助弁
40…ターボポンプ
41…ロータリーポンプ
42…オイルミストトラップ
100…電力供給装置
200…スパッタリング装置
11a…直流電源のマイナス端子
11b…直流電源のプラス端子
12…配線
13…マッチングボックス
13a…マッチングボックスの一方の端子
13b…マッチングボックスの他方の端子
14…高周波電源
14a…高周波電源の一方の端子
14b…高周波電源の他方の端子
15…合成電流
15a…マイナス電流
15b…高周波電流
16…電圧計(VDCモニター)
17…高周波カットフィルター
17a…高周波カットフィルターの一方の端子
17b…高周波カットフィルターの他方の端子
20…チャンバー
21…被成膜基板
22…基板保持部
23…スパッタリングターゲット
24…ターゲット保持部
25…配線
26…直流電源(DCスパッタ電源)
31…Ar供給源
32…N2供給源
37…主弁
38…粗引弁
39…補助弁
40…ターボポンプ
41…ロータリーポンプ
42…オイルミストトラップ
100…電力供給装置
200…スパッタリング装置
Claims (10)
- 成膜装置に電力を供給する電力供給装置において、
マイナス端子又はプラス端子が配線に電気的に接続され、プラス端子又はマイナス端子がアースに電気的に接続された直流電源と、
前記配線に一方の端子が電気的に接続されたマッチングボックスと、
前記マッチングボックスの他方の端子に電気的に接続された10kHz以上1MHz以下の高周波電源と、
を有し、
前記直流電源のマイナス端子又はプラス端子から出力されるマイナス電流又はプラス電流と前記高周波電源から出力される高周波電流とを合成させた合成電流を前記配線に供給することを特徴とする電力供給装置。 - 請求項1において、
前記合成電流の合成直流電圧を測定する電圧計を有することを特徴とする電力供給装置。 - 請求項2において、
前記合成電流を前記配線に供給した際に、前記電圧計は-3000V以上-10V以下又は10V以上3000V以下の範囲を表示することを特徴とする電力供給装置。 - 請求項1から3のいずれか一項において、
前記直流電源は、-3000V以上-10V以下又は10V以上3000V以下の電圧の電源であることを特徴とする電力供給装置。 - 請求項1から3のいずれか一項において、
一方の端子が前記マッチングボックスの一方の端子に前記配線を介して電気的に接続され、他方の端子が前記直流電源のマイナス端子又はプラス端子に電気的に接続された高周波カットフィルターを有し、
前記高周波カットフィルターは、前記高周波電源から前記マッチングボックスを通して出力される高周波電流が前記直流電源のマイナス端子又はプラス端子に入力されることをカットするフィルターであることを特徴とする電力供給装置。 - 請求項5において、
前記高周波カットフィルターは、1MHz以下の高周波電流をカットするものであることを特徴とする電力供給装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の電力供給装置を有し、
前記配線を通して前記直流電源のマイナス端子又はプラス端子から出力されるマイナス電流又はプラス電流と前記高周波電源から前記マッチングボックスを通して出力される高周波電流とを合成させた合成電流を前記成膜装置のチャンバー内に供給することを特徴とする成膜装置。 - 請求項7において、
前記合成電流は、前記チャンバー内に配置された被成膜基板を保持する保持部に供給されることを特徴とする成膜装置。 - 請求項1から3のいずれか一項において、
前記成膜装置は、スパッタリング装置、プラズマCVD装置又はエレクトロンビーム蒸着装置であることを特徴とする成膜装置。 - 請求項9において、
前記成膜装置が前記スパッタリング装置である場合は、前記合成電流がチャンバー内に配置されたスパッタリングターゲットを保持するターゲット保持部に供給され、
前記成膜装置が前記エレクトロンビーム蒸着装置である場合は、前記合成電流が前記チャンバー内に配置された1ターンのコイルに供給されることを特徴とする成膜装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022068894A JP2023158864A (ja) | 2022-04-19 | 2022-04-19 | 電力供給装置及び成膜装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2022068894A JP2023158864A (ja) | 2022-04-19 | 2022-04-19 | 電力供給装置及び成膜装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023158864A true JP2023158864A (ja) | 2023-10-31 |
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ID=88513782
Family Applications (1)
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JP2022068894A Pending JP2023158864A (ja) | 2022-04-19 | 2022-04-19 | 電力供給装置及び成膜装置 |
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Country | Link |
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-
2022
- 2022-04-19 JP JP2022068894A patent/JP2023158864A/ja active Pending
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