JP2023158685A - 照明器具 - Google Patents

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康 青木
Yasushi Aoki
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Abstract

【課題】 照明器具にガスセンサを配置し、作業者に危険を知らせることによって、一酸化炭素等による中毒事故を未然に防止し、作業者に安全、安心な作業環境を提供する。【解決手段】測定部60と光源部30と電源制御部80とからなる本体10を有する照明器具1,1Aであって、前記測定部80は、特定のガスを検知するガスセンサと、前記ガスを検知して警報を発する警報手段とを有し、前記光源部80は、LED等の発光素子35を含む発光部31と、前記発光部31を包むように覆うカバー50とを備え、前記電源制御部80は、外部電源から供給されるAC電力をDC電力に変換して、前記測定部80及び前記光源部80に供給する。【選択図】 図1

Description

本発明は、照明器具に関する。
一般に、照明器具は、戸建住宅、事務所などの一般建築物をはじめ、学校、体育館、病院、劇場、展示場、百貨店、工場、倉庫などの特殊建築物の屋内の照明のほか、屋外の街灯、作業現場の作業灯などとして広く使用されている。作業灯は、自動車の整備をはじめ、屋外における作業現場等の灯りとして、夜間の道路工事やトンネル切削工事などの作業現場に配置され、作業場周辺を明るく照らしている。作業灯は、一般に、ワークライト、投光器等と称されている。作業灯は、商用電源であるAC100V、200Vや三相交流等の電源供給を受けて、点灯する。大光量や防水性、耐久性が高い製品が多く、屋外や屋内での現場作業だけでなく、建造物や展示物のライティングとしても使用されることがある。
従来から、作業灯として使用される照明器具として、直管形のLED照明器具が提案されている(特許文献1)。また、作業現場等で発生する一酸化炭素を検知して作業者に警告する携行可能な機器が開発されている(特許文献2)。
登録実用新案第3215150号公報
登録実用新案第3148639号公報
特許文献1は、長尺状の支持体と、長尺状支持体の外面の長手方向および周方向にそれぞれ複数個配置されたLED素子と、長尺状支持体の回りを取り囲む透光性筒体とを備えた直管型LED照明器具であるが、作業者に有害な一酸化炭素等の有毒ガスをはじめとする特定のガスに対する警告等の機能は皆無であり、危険を避けることは困難である。
また、特許文献2は、衣服等に取り付けて、作業現場等で発生する一酸化炭素を検知して作業者に警告する携行可能な機器であるが、個々人が携行するための機器であり、作業者の人数分揃える必要があり、準備作業が煩雑であるとともに、メンテナンスやコストなどが嵩むという欠点があった。
そこで、本発明は、先行技術文献の課題を解決するために、照明器具に特定のガスを検知するガスセンサを配置し、作業者の周囲を明るく照らすとともに、作業環境における一酸化炭素等の有毒ガスをはじめとする特定のガスが人体に危険なレベルに達する前に警報を発し、作業者に危険を知らせることによって、一酸化炭素等による中毒事故などを未然に防止し、停電時の明かりを確保することで、作業者に安全かつ安心な作業環境を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明の観点に係る照明器具は、
測定部と光源部と電源制御部とからなる本体を有する照明器具であって、
前記測定部は、特定のガスを検知するガスセンサと、前記ガスを検知して警報を発する警報手段とを有し、
前記光源部は、LED等の発光素子を含む発光部と、前記発光部を包むように覆うカバーとを備え、
前記電源制御部は、外部電源から供給されるAC電力をDC電力に変換して、前記測定部及び前記光源部に供給することを特徴とする。
本発明によれば、LED等の発光素子からなる光源を用いた照明器具に、一酸化炭素等の有毒ガスをはじめとする特定のガスを検知するガスセンサを配置することによって、構造がシンプルで、明るく、安心かつ安全な作業環境を提供する。
実施例1に係る照明器具の斜視図である。 は実施例1に係る電源制御部の斜視図である。 図1に示す照明器具のA-A線の断面図である。 実施例1に係る発光部の平面図である。 実施例2に係る照明器具の本体の側面図である。 実施例2に係る照明器具の本体を連結した状態を示す側面図である。
本発明の理解を容易にするために本発明の実施例に係る照明器具の例を図1乃至図6を参照して説明する。本発明の実施例に係る照明器具は、一般に作業灯又はワークライトなどと称されるLED等の発光素子を用いた略円筒形状の光源部を有する照明器具である。
なお、以下に説明する実施例は、本発明の一具体例を示すものであるから、実施例に記載されている構成部品の配置、機能、数値などは、あくまで一例であって、これらによって本発明の範囲が限定解釈されるものではない。
また、照明器具を構成する配線、ネジなど部材の一部は、図面が煩雑になるため省略してある。
図1は本発明の実施例1に係る照明器具1の斜視図である。同図に示すように、実施例1に係る照明器具1は、略円筒形をなす長尺状の本体10と、本体10を垂直状態で支持する三脚100とから構成される。照明器具1は、三脚100を折りたたむ、または三脚100と分離することによって、容易に持ち運ぶことができ、可搬性に優れている。
本体10は、頂部に測定部60、中段に光源部30、底部に電源制御部80を備える。測定部60には、一酸化炭素等の特定のガスを検知するためのガスセンサと、ガスセンサの検知レベルに応じて警報を発する警報装置(警報手段)が内蔵されている。警報手段には、二段階の警報レベルがあり、例えば、作業環境において、一酸化炭素濃度が50ppm以上になったときに第一段階(警報レベル1)の警報を発し、150ppm以上のときに第二段階(警報レベル2)の警報を発する。
警報は、光、音、振動等による警報手段がある。光による警報は、光源部30の明るさを点滅により作業者に知らせ、避難準備等を促すものである。光源部30は、警報レベル1のときは、2-3秒に一回程度の点滅を繰り返し、警報レベル2のときは、0.5-1秒に一回程度の点滅を繰り返す。ただし、光による警報は、作業環境が暗黒状態になるのを避けるため、光源部30の明るさは、最大時の30-50%程度が確保される。
警報手段としては、上記の光による警報手段の他、ブザーや音声など音による警報手段、照明装置1を小刻みに振動させるなどの振動手段を用いることができる。測定部60には、これらの警報手段を、単独で、または併用して搭載すると、作業者に報知しやすく、一層効果的である。また、測定部60は、上面に半球状の傘部62を有している。リング状の傘部の下側に、細長いスリット状の空気導入口61が設けられている。空気導入口61は、作業環境における空気をガスセンサに導くものであるが、空気導入口61を傘部62の傘下の影部に設けたことにより、外部からの粉塵や水の侵入を防ぎ、防塵、防水効果をあげることができる。空気導入口61は、スリット状に限らず、防塵、防水効果を担保できるものであれば、例えば、複数の微細な円形の開口を有するものや、メッシュ状のものであってもよい。さらに、空気導入口61の入り口に防塵、防水機能を有するフィルタを取り付けてもよい。
図2は実施例1に係る電源制御部80の斜視図である。同図に示すように、電源制御部80は、略円筒形をなし、側面に凹部82,83,84が、上面に凹部81が設けられている。凹部82には一対の刃部90を有するコネクタ93が、凹部83には電源スイッチ92が、凹部84には電源制御部80と三脚100との係合状態を解除するロック解除ボタン96が、それぞれ電源制御部80の側面から外側に突出しないように収納されている。さらに、凹部83内の電源スイッチ92の上部には、電源ON時に発光して点灯状態を表示する表示用LED91が配置されている。
凹部82は、作業現場において、照明器具1の立設時、作業中等に、電源制御部80のコネクタ93の刃部90を破損する事故を防止するためのものであり、凹部83は、電源スイッチ92に誤って手指等が触れて照明器具1が誤動作するなどの事故を防止するためのものである。
コネクタ93の一対の刃部90は、図5に示す電源コード135の雌型ソケット132と電気的に連結するための刃付きの電源インレットソケットであるが、これに限定されるものではなく、電源コード135に応じて、他のソケット類を用いてもよい。
電源スイッチ92は、光源部30と測定部60への電力供給のON/OFFを行う。電源制御部80は、側面に設けられたコネクタ93からAC電力の供給を受けて、電源制御部80に内蔵されたAC/DCコンバータ(図示省略)を介して光源部30、測定部60とバッテリ(図示省略)に適正なDC電力を供給する。
また、電源制御部80には、バッテリ(図示省略)が内蔵されている。バッテリは、内蔵されたAC/DCコンバータ(図示省略)からDC電力の供給を受けて充電され、停電時や、外部電源(AC電源)からの供給のない作業環境時などに、光源部30、測定部60などに、電力供給を行う。
バッテリとしては、リチウムイオン電池、特にリン酸鉄リチウムイオン電池等の過充電/過放電に強く、長寿命であるバッテリを用いることが望ましい。このほか、大容量のニッケル水素電池(Ni-MH)等を用いてもよい。バッテリを内蔵することにより、近くに電源のない作業現場であっても、外部電源があるときと同様の作業環境を提供することができる。また、非常時や急な停電時であっても、内蔵のバッテリからの電力供給により、光源部30の点灯により、明かりを最大2日間程度確保することができる。
光源部30は、電源制御部80の上部に設けられた凹部81と略同形状の円筒形の底部を有している。光源部30は、電源制御部80の凹部81に光源部30の底部を嵌入させてから、ネジ等の固定手段によって、電源制御部80に固着される。
作業現場において、本体10を立設して使用するときは、三脚100を使用する。照明器具1は、三脚100を折りたたんだ状態で保管される。三脚100は、本体10と分離できる構造である。図1に示すように、三脚100は、上部に本体10を囲障して支持する円環状の把持部材105、下部に電源制御部80を載置する保持部材108、本体10を地面に立脚するように支持する三本の脚部102と、それぞれの脚部102と保持部材108とを連結する連結部材104を有する。円環状の把持部材105は、光源部30の円筒部を保持するための部材であり、蝶番を有し、開閉自在となっている。保持部材108は、3つの連結部材104により支持される円環状の部材であり、内側に円形の開口(図示省略)と、開口の内周部に電源制御部80の凸部85に配置された一対のロック部材95が嵌入する一対の凹部(図示省略)が設けられている。
本体10の組み立ての手順を、図1及び図2を参照して説明する。
(1)最初に、三脚の脚部102を開いて地面に載置する。
(2)把持部材105の円環部を開いて、垂直状態の本体10を把持部材105に位置させてから、円環部を閉じて、円環部が開かないようにロックする。
(3)電源制御部80の底部の凸部85を、三脚100の保持部材108の開口に嵌入して設置する。すなわち、電源制御部80の底部付近の凸部85の側面に設けられ外側に付勢された一対のロック部材95が、円環状の保持部材108の内周部に設けられた凹部(図示省略)に嵌入することによって、ロック部材95が凹部に固定され、電源制御部80が保持部材108に固定される。
また、照明器具1から三脚100を分離して片付ける手順は次のとおりである。
(1)電源制御部80の側面の凹部84内に配置されたロック解除ボタン96を押圧し、ロック部材95と保持部材108の内周部に設けられた凹部との係合を解除する。
(2)把持部材105の円環部を開いて本体10を取り外す。
(3)三脚100を折りたたむ。
図3は、図1に示す照明器具1のA-A線の断面図、図4は、実施例1に係るベース部材32の平面図である。なお、図3等において、構成部品は断面図として描き、基本的に断面を表すハッチングおよび内部構造は省略してある。
図3に示すように、光源部30は、発光部31とカバー50とから構成されている。発光部31は、3枚の長尺状のベース部材32が断面略正三角形状に組み合わされており、各ベース部材32の表面には、LED等の発光素子35が実装された基板34が搭載されている。また、隣り合うベース部材32の当接部には、正三角形状の支持部材38が配設され、ベース部材32同士を互いに固着させている。支持部材38は、ベース部材32の長尺方向に沿った複数箇所に配置されている。発光部31は、略三角形状に組み合わされたベース部材32の外側方向に照射するように構成されており、発光部31から出射された照射光は、全方向に照射され、照明器具1の周辺を隈なく照らすことができる。
カバー50は円筒状の長尺部材である。基板34が搭載された3枚のベース部材32からなる発光部31は、全面がカバー50に覆われている。カバー50は、グローブ、セード等の名称で呼ばれる部材であり、例えば、ポリカーボネート樹脂のような透光性の樹脂材料によって形成されている。カバー50は、LED等の発光素子35が実装された基板34を保護するとともに、発光素子35から照射された光を均等に拡散するとともに防眩性を付与する機能を有する。
図3に示すように、ベース部材32の内部、すなわち基板34の搭載面とは反対側の面であって、3枚のベース部材32で囲まれた三角柱の内部には、電源制御部80と測定部60間を導通させるケーブル40が配設されている。ケーブル40は、ベース部材32の内部の長手方向に沿った複数箇所に設けられた支持部材38に係止されており、電源制御部80から測定部60にDC電力を供給するDCケーブルを備えている。
図4は、実施例1に係る基板34が搭載された発光部31の平面図である。同図に示すように、1つの発光部31は、1枚の長尺状の平板からなるベース部材32であり、前面にベース部材32と同様、長尺状の基板34が搭載されている。ベース部材32は、LED等の発光素子35付近から発生する熱を放熱するヒートシンクとして機能する。ベース部材32は、アルミニウム、鉄などの金属材料から成形されたものであるが、熱伝導性の高い合成樹脂等を用いてもよい。
基板34の側面には、複数箇所に両側面を切り欠くことによって、側面幅の狭い係止部34Aが設けられている。係止部34Aに基板ガイド34Bを配置することによって、基板34が本体前面に固定され、基板34の摺動範囲を最小限に押さえることができる。また、基板ガイド34Bは透明な合成樹脂材料から形成されているが、黄色、青色などに着色された部材を用いてもよい。
LED等の発光素子35は、白色LED、または赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の組み合わせからなるLEDで構成される。基板34には、複数の発光素子35が実装されており、発光素子35は、平面略長方形状の基板34に、列方向にほぼ等間隔で実装されている。発光素子35の列は、単一列の他、複数列であってもよい。また、発光素子35は、LEDに限らず、有機ELなどであってもよい。
基板34はベース部材32の長さに対応した1枚の平板からなるものであるが、複数の長方形状の基板34を一列に並べ、互いに連結することによって構成されたものでもよい。また、発光素子35は基板34に複数個を一列に並べたものに限らず、平行に複数列並べたもの、長手方向に沿って複数列と単数列を取り混ぜたものであってもよい。
3枚のベース部材32及びこれら3枚のベース部材32に搭載された基板34には、光の出射面側の表面に、白色塗料等が塗装されており、発光素子35からの出射光を外部に向けて反射させることにより、発光素子35からの出射光を効率よく反射することで、効率よく作業現場を明るく照らすことができる。
実施例1の照明器具1は、外部電源(AC電源)に接続したときは、外部電源から供給される電力を使用し、外部電源の接続がない状態で使用するときは、電源制御部80内のバッテリーから供給されるDC電力により作動する。
照明器具1の仕様は概ね次の通りである。
(1)光源部30の明るさ:5000-10000lm(ルーメン)
(2)防塵防水規格:IP66又はIP67
(3)警報レベル:第一段階 一酸化炭素濃度50ppm、二段階 150ppm
また、実施例1における照明器具1は、概ね以下のサイズであるが、これに限定されない。
(1)測定部60:長さ 約50mm-120mm、直径 約50mm-120mm
(2)本体10:長さ 約800mm-1500mm、直径 測定部60と同等
(3)電源制御部80:長さ 約150mm-300mm、直径 約80mm-200mm
図5は、実施例2に係る照明器具1Aの本体10Aの側面図、図6は実施例2に係る照明器具1Aの本体10A、10Bなどを連結した状態を示す側面図である。図5に示すように、本体10Aは、頂部に測定部60A、中段部に光源部30、底部に電源制御部80を備えている。実施例1と同様、測定部60Aには、一酸化炭素等の特定のガスを検知するガスセンサと、一酸化炭素等のガスが安全基準を超えたときに、作業者に報知するための光、音、振動等による警報装置(警報手段)が内蔵されている。なお、実施例2の場合、照明器具1Aと本体10Aとは同義である。
実施例2の光源部30には、長手方向の両側面の2カ所に固定具12が取り付けられている。固定具12には紐16を通すための孔15が設けられており、紐16の先端にはフック120が設けられている。作業現場の壁面等に設置された杭や掛け具、ポール等に、フック120を引っ掛けて、本体10Aが水平になるように設置する。本体10Aは単体で利用してもよいが、図6に示すように、本体10Aと平行に本体10Bなど、複数の本体を並列させることにより、広範囲を明るく照らすことができ、作業環境が向上する。特に、トンネル工事の坑道や下水道の構内等ではこの方法が有効である。実施例2では、複数の電源コード135を介して、外部電源、本体10A、10B等が互いに電気的に接続される。
固定具12の形状は、光源部30の側面に沿った円弧状をなしており、固定具12を使用しないときは、光源部30の側面に密着させて固定する仕様のため、固定具12が突出することがなく、作業や保管上、邪魔になることがない。
図5に示すように、電源コード135は、一方の端部に刃付きの電源プラグ130が、他方の端部に雌型ソケット132が設けられている。電源プラグ130を外部電源に差し込むことによって、外部電源から本体10AにAC電力が供給される。外部電源から供給されたAC電力は、電源制御部80のコネクタ93を通して、適正なDC電力への変換後、光源部30と測定部60Aに供給される。電源制御部80は実施例1と同じ仕様である。
本体10Aの端部には、測定部60Aが配置され、実施例1と同様、測定部60Aには、一酸化炭素等の特定のガスを検知するためのガスセンサと、ガスセンサの検知レベルに応じて警報を発する警報装置(警報手段)が内蔵されている。
実施例2では、光源部30内に配置されたケーブル40は、DC電力を供給するDCケーブルに加え、外部電源から電源制御部80に入力されたAC電力を測定部60Aの先端部に配置されたコネクタ138に供給するACケーブルを内蔵している。コネクタ138は、電源コード135を通して他の本体10Bのコネクタ93と電気的に接続される。
コネクタ138には、粉塵や水滴等に侵入による漏電等からコネクタ138を保護するための防塵、防水仕様の蓋143が、コネクタ138全体を上部から覆うように設けられている。蓋143は、略半球状をなしており、本体10Bと電気的に接続しないときは、閉じているが、ヒンジ144と留具145により、開閉自在となっており、本体10Bと連結するときは、開いたままの状態となる。
また、実施例1と同じ仕様の空気導入口61がヒンジ144の下側の影部に設けられている。これにより、防塵、防水効果をあげることができる。空気導入口61は、スリット状に限らず、防塵、防水効果を担保できるものであれば、複数の微細な円形の開口を有するものや、メッシュ状のものであってもよい。また、空気導入口61の入り口に防塵、防水機能を有するフィルタを取り付けてもよい。
さらに、図6に示すように、複数の本体10A、10B等を、電源コード135でシリアルに接続することにより、複数の本体を作業灯として活用することができ、簡単に広い場所を明るく照らす働きやすい作業環境を得ることができる。
実施例2における照明器具1Aは、概ね以下のサイズであるが、これに限定されない。
(1)測定部60A:長さ 約50mm-120mm、直径 約50mm-120mm
(2)本体10:長さ 約800mm-1500mm、直径 測定部60Aと同等
また、照明器具1Aの仕様は、照明器具1の仕様と同様の下記の通りである。
(1)光源部30の明るさ:5000-10000lm(ルーメン)
(2)防塵防水規格:IP66又はIP67
(3)警報レベル:第一段階 一酸化炭素濃度50ppm、二段階 150ppm
実施例2における本体10Aは、実施例1における三脚100を使用することができる。三脚100を使用することにより、実施例1の本体10と同様、本体10Aを垂直に立てた態様で使用することが可能である。
本発明の測定部60,60Aは、作業現場等の空気中の一酸化炭素濃度の測定をするものであるが、測定センサを選択することにより、一酸化炭素濃度に限らず、硫化水素、塩化水素、アンモニア、亜硝酸ガス等の有毒ガスのほか、酸素濃度、二酸化炭素濃度などの測定、警報装置として活用することができる。
なお、この発明は、上記実施例に限定されず、上記実施例に対して種々の変形および応用が可能である。
本発明によれば、照明器具に一酸化炭素等の有毒ガスをはじめとする特定のガスを検知するセンサを配置し、作業者の周囲を明るく照らすとともに、作業環境における特定のガスが人体に危険なレベルに達したときに警報を発して、作業者に危険を知らせることによって、作業者に安全かつ安心な作業環境を提供することができる。
1,1A 照明器具
10,10A,10B 本体
12 固定具
15 孔
16 紐
30 光源部
31 発光部
32 ベース部材
34 基板
34A 係止部
34B 基板ガイド
35 発光素子
38 支持部材
40 ケーブル
50 カバー
60,60A 測定部
61 空気導入口
62 傘部
80 電源制御部
81,82,83,84 凹部
85 凸部
90 刃部
91 表示用LED
92 電源スイッチ
93 コネクタ
95 ロック部材
96 ロック解除ボタン
100 三脚
102 脚部
104 連結部材
105 把持部材
108 保持部材
120 フック
130 電源プラグ
132 雌型ソケット
135 電源コード
138 コネクタ
143 蓋
144 ヒンジ
145 留具

Claims (7)

  1. 測定部と光源部と電源制御部とからなる本体を有する照明器具であって、
    前記測定部は、特定のガスを検知するガスセンサと、前記ガスを検知して警報を発する警報手段とを有し、
    前記光源部は、LED等の発光素子を含む発光部と、前記発光部を包むように覆うカバーとを備え、
    前記電源制御部は、外部電源から供給されたAC電力をDC電力に変換して、前記測定部及び前記光源部に供給することを特徴とする照明器具。
  2. 前記本体は、前記測定部、前記光源部、前記電源制御部の順に配置され、
    前記測定部は頂部に、コネクタと、前記コネクタを覆う開閉可能な蓋とを有し、
    前記コネクタは、前記電源制御部に入力されるAC電力が供給されるものであって、他の本体と電源コードにより電気的に接続可能であることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記電源制御部はコネクタを有し、
    前記電源制御部のコネクタは、一端に電源プラグを有し他端に雌型ソケットを有する電源コードの、前記雌型ソケットと電気的に接続可能であることを特徴とする請求項1に記載の照明器具。
  4. 前記電源制御部は、側面に前記照明器具の電源をON/OFFする電源スイッチを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の照明器具。
  5. 前記照明器具は三脚を備え、
    前記三脚は折りたたみ自在かつ前記本体に着脱自在であって、
    使用時は、前記本体を垂直状態で支持することを特徴とする請求項1または2に記載の照明器具。
  6. 前記電源制御部は、充電可能なバッテリを内蔵し、
    前記バッテリは、必要により前記光源部と前記測定部に電力供給を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の照明器具。
  7. 前記本体は、当該体を吊下げるための固定具を側面に有することを特徴とする請求項1または2に記載の照明器具。

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