JP2023157684A - 清掃具用アタッチメント及び清掃具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 清掃体に対する把持柄の取り付け角度を容易に変更することができると共に、清掃具全体としての製造コストの低減を図ることができる清掃具用アタッチメントを提供する。【解決手段】 アタッチメント10は、上面と下面と一対の側面とを備えた上方基部1と、この上方基部1の長手方向の略中央の下面において、下面に対して垂直方向に延出する下方基部2とを備えた略T字形状であって、下方基部2は、一方の端部にヘッド部材と連結する固定手段2aを有し、上方基部1は、上面の長手方向に沿って上溝部3が形成されていると共に、一対の側面の長手方向に沿って各々、横溝部4a、4dが一対以上形成されており、上溝部3と、横溝部4dに、把持柄の一対の挟持体が嵌合することで、把持柄の長手方向が、下方基部2の延出方向に対して角度を有するように固定可能とした。【選択図】図1

Description

本発明は、清掃体と該清掃体を保持する基台とからなるヘッド部材と先端に一対の挟持体が設けられた棒状の把持柄とを連結する清掃具用アタッチメントと、この清掃具用アタッチメントを備えた清掃具に関するものである。
従来から、モップなどの清掃体と棒状の柄とを連結するために、把持柄の先端に取り付けられるアダプタが知られている(特許文献1)。
特許文献1に記載のアダプタは、第1の被取付物を挟持する挟持部を先端に有する把持柄の先端に取り付けられるアダプタであって、挟持部によって挟持される被挟持手段と、第2の被取付物が取り付けられた筒状の部材が外嵌されることで該部材を固定し、被挟持手段に対して固定された固定手段とを備えているものであり、1本の把持柄に2種類の被取付物の取り付けを可能とするものであった。
実用新案登録第3093679号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のアダプタは、把持柄と被取付物との取付角度が常に一定であることから、このアダプタを備えた清掃具を使用して清掃作業を行った場合に清掃効率の向上に繋がらない場合があった。また、把持柄と被取付物との取付角度が異なるようにするために複数のアダプタを用意した場合には、清掃具全体としての製造コストが上昇すると共に、清掃作業時のアダプタの交換作業に時間を要するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、清掃体に対する把持柄の取り付け角度を容易に変更することができると共に、清掃具全体としての製造コストの低減を図ることができる清掃具用アタッチメントと、この清掃具用アタッチメントを備えた清掃具を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、請求項1の発明は、清掃体と該清掃体を保持する基台とからなるヘッド部材と、先端に一対の挟持体が設けられた棒状の把持柄とを連結する清掃具用のアタッチメントにおいて、前記アタッチメントは、上面と下面と一対の側面とを備えた上方基部と、該上方基部の長手方向の略中央の下面において、該下面に対して垂直方向に延出する下方基部と、を備えた略T字形状であって、前記下方基部は、一方の端部に前記ヘッド部材と連結する固定手段を有し、前記上方基部は、前記上面の長手方向に沿って上溝部が形成されていると共に、前記一対の側面の長手方向に沿って各々、横溝部が一対以上形成されており、前記上溝部と、前記横溝部の一つに、前記把持柄の一対の挟持体が嵌合することで、前記把持柄の長手方向が、前記下方基部の延出方向に対して角度を有するように固定可能であることを特徴としている。
請求項1の発明では、把持柄の一対の挟持体が嵌合する上溝部と、一対以上の横溝部とをアタッチメントの上方基部に形成することによって、把持柄の長手方向が、下方基部の延出方向に対して角度を有するように固定することができ、清掃体に対する把持柄の取り付け角度を容易に変更することができる。また、把持柄とアタッチメントが1つで足りることから清掃具全体としての製造コストの低減を図ることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、把持柄の一対の挟持体と、上方基部の一対の横溝部とが嵌合することで、前記把持柄の長手方向が、下方基部の延出方向と略平行となるように固定可能であることを特徴としている。これにより、把持柄の長手方向が、下方基部の延出方向に対して角度を有する場合と、角度を有さない場合の変更作業を容易に行うことができる。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、上方基部は、上溝部の開口近傍に傾斜面が形成されていることを特徴としている。これにより、把持柄に設けられている挟持体との嵌合を強固にすることができる。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、上方基部は、横溝部の開口近傍に傾斜面が形成されていることを特徴としている。これにより、把持柄に設けられている挟持体との嵌合を強固にすることができる。
請求項5の発明は、請求項1の発明において、上方基部は、上溝部の開口近傍と横溝部の開口近傍の各々に、傾斜面が形成されていることを特徴としている。これにより、把持柄に設けられている挟持体との嵌合を一層強固にすることができる。
請求項6の発明は、請求項1~5のいずれかの発明において、上方基部の上溝部は、上面に対して略垂直方向に凹部が形成され、上方基部の横溝部は、側面に対して略垂直方向に凹部が形成されていることを特徴としている。これにより、アタッチメントが大型化せずに、コンパクトな形状とすることができる。
請求項7の発明は、請求項1~5のいずれかの発明において、上方基部の上溝部は、内面に断面略三角形状の突起が前記上溝部の長手方向に沿って形成されていることを特徴としている。これにより、簡易な構造で把持柄に設けられている挟持体との嵌合を強固にすることができると共に、上溝部の長手方向に形成された両側面のどちら側にも把持柄を傾斜させて固定することができる。
請求項8の発明は、清掃体と該清掃体を保持する基台とからなるヘッド部材と、先端に一対の挟持体が設けられた棒状の把持柄と、前記ヘッド部材と前記把持柄とを連結する請求項1~7のいずれかの清掃具用アタッチメントとを有する清掃具において、前記把持柄の長手方向を、清掃体の一方の側面側に傾斜させて固定した場合と、清掃体の他方の側面側に傾斜させて固定した場合とでは、傾斜角度が異なることを特徴としている。これにより、使用者の身長に応じて、適切な傾斜角度を選択できるため、使用時の腕や腰への負担を軽減させることができる。また、側面に配置される清掃体の種類に対応させて傾斜角度を異ならせることができ、清掃効果を向上させることができる。
請求項9の発明は、清掃体と該清掃体を保持する基台とからなるヘッド部材と、先端に一対の挟持体が設けられた棒状の把持柄と、前記ヘッド部材と前記把持柄とを連結する請求項1~7のいずれかの清掃具用アタッチメントとを有する清掃具において、前記清掃体は、一方の側面にブラシ部材が配置され、他方の側面にブレード部材が配置されていることを特徴としている。これにより、把持柄をブラシ部材側に傾斜させた場合は、床面上の塵埃等の移送に特に有効であり、ブレード部材側に傾斜させた場合は、絨毯内の髪の毛等の移送に特に有効であり、使用環境に応じて清掃部材を選択することができ、清掃効果を向上させることができる。
請求項10の発明は、請求項8の発明において、清掃体は、一方の側面にブラシ部材が配置され、他方の側面にブレード部材が配置されていることを特徴としている。これにより、把持柄を傾斜させる側の側面にブラシ部材が配置される場合と、ブレード部材が配置される場合とで傾斜角度を異ならせることができ、清掃効果を一層向上させることができる。
請求項1の清掃具用アタッチメントの発明は、清掃体に対する把持柄の取り付け角度を容易に変更することができる。また、清掃具全体としての製造コストの低減を図ることができる。また、請求項2の発明は、把持柄の長手方向が、下方基部の延出方向に対して角度を有する場合と、角度を有さない場合の変更作業を容易に行うことができる。また、請求項3~5の発明は、把持柄に設けられている挟持体との嵌合を強固にすることができる。
請求項6の発明は、アタッチメントが大型化せずに、コンパクトな形状とすることができる。また、請求項7の発明は、簡易な構造で把持柄に設けられている挟持体との嵌合を強固にすることができると共に、上溝部の長手方向に形成された両側面のどちら側にも把持柄を傾斜させて固定することができる。
請求項8の清掃具の発明は、使用者の身長に応じて、適切な傾斜角度を選択できるため、使用時の腕や腰への負担を軽減させることができると共に、側面に配置される清掃体の種類に対応させて傾斜角度を異ならせることができ、清掃効果を向上させることができる。また、請求項9の発明は、把持柄をブラシ部材側とブレード部材側にそれぞれ傾斜させることができるため、使用環境に応じて清掃部材を選択することができ、清掃効果を向上させることができる。また、請求項10の発明は、把持柄を傾斜させる側の側面にブラシ部材が配置される場合と、ブレード部材が配置される場合とで傾斜角度を異ならせることができ、清掃効果を一層向上させることができる。
(a)本発明に係る清掃具用アタッチメントを上方から視た状態を示す斜視図(b)同アタッチメントを下方から視た状態を示す斜視図 (a)本発明に係る清掃具用アタッチメントを示す正面図(b)同側面図(c)同断面図 (a)本発明に係る清掃具を示す側面図(b)同一部拡大断面図 (a)本発明に係る清掃具を示す側面図(b)同一部拡大断面図 (a)本発明に係る清掃具を示す側面図(b)同一部拡大断面図 (a)本発明に係る清掃具の他の実施形態を示す側面図(b)同一部拡大断面図
図1(a)は、本発明に係る清掃具用アタッチメントを上方から視た状態を示す斜視図であり、図1(b)は、同アタッチメントを下方から視た状態を示す斜視図である。また、図2(a)は、本発明に係る清掃具用アタッチメントを示す正面図であり、図2(b)は、同側面図、図2(c)同断面図である。これらの図を用いて本発明に係る清掃具用アタッチメントの詳細について以下に説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
清掃具用アタッチメント10は、後述する清掃体と、この清掃体を保持する基台とからなるヘッド部材と、先端に一対の挟持体が設けられた棒状の把持柄とを連結するアタッチメント10であって、上面1aと下面1bと一対の側面1c、1dとを備えた上方基部1と、上方基部1の長手方向の略中央の下面1bにおいて、下面1bに対して垂直方向に延出する下方基部2と、を備えた略T字形状に形成されている。
また、下方基部2は、一方の端部にヘッド部材と連結する固定手段を構成する貫通孔2a、2bを有しており、上方基部1は、上面1aの長手方向に沿って上溝部3が形成されていると共に、一対の側面1c、1dの長手方向に沿って各々、横溝部が一対以上形成されている。尚、本実施形態においては、横溝部4a、4b、4c、4dが四対形成されており、横溝部4dは、上方基部1の下面1b側に形成されているが、溝は一対の側面1c、1dの長手方向に沿って形成されているので、特許請求の範囲における横溝部に含まれる。
そして、後述するように、上溝部3と、横溝部4a、4b、4c、4dの一つ又は複数に、把持柄の一対の挟持体が嵌合することで、把持柄の長手方向が、下方基部の延出方向に対して角度を有するように固定可能となっている。これにより、清掃体に対する把持柄の取り付け角度を容易に変更することができる。また、把持柄とアタッチメントが1つで足りることから清掃具全体としての製造コストの低減を図ることができる。
上方基部1は、上溝部3の開口近傍に傾斜面5aが形成されていると共に、横溝部の開口近傍に傾斜面5bが形成されている。この傾斜面5a及び傾斜面5bには、後述する把持柄の挟持体の一部が当接することとなる。これにより、把持柄に設けられている挟持体との嵌合を強固にすることができる。
上方基部1の上溝部3は、上面1aに対して略垂直方向に凹部6aが形成され、上方基部1の横溝部4a、4b、4cは、側面1cに対して略垂直方向に凹部6bが形成されている。これにより、アタッチメント10が大型化せずに、コンパクトな形状とすることができる。
上方基部1の上溝部3は、内面に断面略三角形状の突起7が前記上溝部3の長手方向に沿って形成されている。これにより、簡易な構造で把持柄に設けられている挟持体との嵌合を強固にすることができると共に、上溝部3の長手方向に形成された両側面1c、1dのどちら側にも把持柄を傾斜させて固定することができる。
図3(a)は、本発明に係る清掃具を示す側面図であり、図3(b)は、同一部拡大断面図である。これらの図に示すように、清掃具20は、清掃体11aと、この清掃体11aを保持する基台11bとからなるヘッド部材11と、先端に一対の挟持体9a、9bが設けられた棒状の把持柄8と、ヘッド部材11と把持柄8とを連結する清掃具用アタッチメント10とを有しており、把持柄8の一対の挟持体9a、9bと、アタッチメント10の上方基部1の一対の横溝部4a、4b、4cが嵌合することで、把持柄8の長手方向が、下方基部2の延出方向と略平行となるように固定することができる。これにより、把持柄8の長手方向が、下方基部2の延出方向に対して角度を有する場合と、角度を有さない場合の変更作業を容易に行うことができる。
尚、清掃体11aは、一方の側面にブラシ部材12aが配置され、他方の側面に軟質合成樹脂からなるブレード部材12dが配置されている。また、ブラシ部材12aとブレード部材12dの間には、ブラシ部材12aとは毛腰の異なるブラシ部材12bとブラシ部材12cが配置されている。ブラシ部材12a、12b、12cの毛腰は、外側のブラシ部材12aの毛腰を最も弱くなるようにし、内側のブラシ部材12cの毛腰を最も強くなるように配置することができる。なお、清掃体はブラシ部材やブレード部材に限定されるものではなく、布やスポンジのように清掃効果が生じるものであれば、本発明に含まれる。
また、清掃具用アタッチメント10の下方基部2には、一方の端部にヘッド部材と連結する固定手段を有しており、固定手段は、貫通孔2a、2b(図1及び図2参照)と、雌ねじ13aと、雄ねじ13bと、Oリング13cとから構成されている。雌ねじ13aは、貫通孔2bとヘッド部材11の基台11bに形成されている貫通孔に挿入されると共に、雄ねじ13bは、他方の貫通孔2bから挿入され、雌ねじ13aと雄ねじ13bとが螺合することによって、ヘッド部材11が清掃具用アタッチメント10の下方基部2に固定される。この時、軟質部材で形成されたOリング13cを、貫通孔2aの縁に形成されている段部に配置し、雄ねじ13bと清掃具用アタッチメント10の下方基部2とは、Oリング13cを介して圧着されている。そうすることでヘッド部材11は、雄ねじ13b及び雌ねじ13aを軸中心として、清掃具用アタッチメント10の下方基部2に対して回動可能としている。
図4(a)は、本発明に係る清掃具を示す側面図であり、図4(b)は、同一部拡大断面図である。これらの図に示すように、清掃具20は、把持柄8の一対の挟持体9a、9bの一方の挟持体9bの端部を上溝部3に形成されている凹部6aに挿入固定し、他方の挟持体9aの端部を横溝部4dに形成されている凹部6cに挿入固定している。これにより、把持柄8の長手方向は、下方基部2の延出方向に対して傾斜角度Xを有するように固定することができる。
図4(a)及び(b)の清掃具20を使用した場合の効果について説明する。一般的な箒やモップ、スクレーパー等の清掃具は、把持柄の長手方向が、清掃体の突出方向と略平行(図3(a)の状態)となるように設計されており、使用者が把持柄を持ち、手首のスナップ又は肩、肘の回動により、清掃体の先端を被清掃面に摺接させて使用するものであった。しかし、この動作は、手首、肩、肘に負担をかけると共に、清掃効果が高い清掃体の先端全体を、被清掃面に当接させた状態で動かすことが難しく、清掃効率が悪いものとなっていた。清掃具20は、使用者が把持柄8を持ち、前後(図4(a)の左右)に移動させる簡単な動作で、効率よく塵埃等を移送させることや、汚れ等を除去することができる。また、手首のスナップや、肩、肘を回動させる必要がないため、使用者の作業負担を軽減できると共に、清掃体11aが被清掃面に対して過度に傾くことや、浮き上がることが少ないため、清掃体の先端全体を被清掃面に当接させた状態で動かすことができ、清掃効果を向上させることができる。
図5(a)は、本発明に係る清掃具を示す側面図であり、図5(b)は、同一部拡大断面図である。これらの図に示すように、清掃具20は、把持柄8の一対の挟持体9a、9bの一方の挟持体9aの端部を上溝部3に形成されている凹部6aに挿入固定し、他方の挟持体9bの端部を横溝部4dに形成されている凹部6cに挿入固定している。これにより、把持柄8の長手方向は、下方基部2の延出方向に対して傾斜角度Xを有するように固定することができる。
図5(a)及び(b)の清掃具20を使用した場合の効果について説明する。尚、図4(a)及び(b)を使用した場合と同様の効果については省略する。清掃具20を使用する場合は、使用者は把持柄8の傾斜側(図5(a)の右側)に立ち、清掃具20側に向いた状態で、清掃具20を奥から手前に繰り返し引き寄せて、清掃体11aを被清掃面上で摺動させる。または、清掃具20と反対側に向いた状態で、把持柄8を保持したまま、使用者の前方(図5(a)の右側)への移動に引き連れて、清掃体11aを被清掃面上で摺動させる。清掃体11aは、摺動方向側にブレード部材12dが配置されているため、ブラシ部材12a、12b、12cでは対応しにくい、例えば絨毯内の髪の毛等の移送や、床面上の水切りなどに、特に有効に使用できる。一方で、図4(a)の状態で使用した場合は、ブラシ部材12a、12b、12cが摺動方向側に配置されるため、床面上の塵埃等の移送に、特に有効に使用できる。
また、本発明に係る清掃具20は、図3(a)及び(b)、図4(a)及び(b)、図5(a)及び(b)の状態を、清掃環境に合わせて適宜選択することができるものであり、把持柄8の長手方向が、下方基部2の延出方向に対して角度を有する場合と、角度を有さない場合の変更作業を容易に行うことが可能であり、清掃効率を向上させることができる。
図6(a)は、本発明に係る清掃具の他の実施形態を示す側面図であり、図6(b)は、同一部拡大断面図である。この実施形態において、図4(a)及び(b)に示した状態と比較した場合に、傾斜角度Yが傾斜角度Xより大きくなるように、アタッチメント30の上溝部33、横溝部34、傾斜面35a、35bの形状を変更している。一方で、清掃具40の把持柄を反対側に傾斜させた場合は、図5(a)及び(b)に示した状態と同じ傾斜角度になるようにしており、把持柄の長手方向を、清掃体の一方の側面側に傾斜させて固定した場合と、清掃体の他方の側面側に傾斜させて固定した場合とでは、傾斜角度が異なるように、アタッチメント30の上溝部33、横溝部34、傾斜面35a、35bの形状を変更している。これにより、側面に配置される清掃体の種類に対応させて傾斜角度を異ならせることができ、清掃効果を向上させることができる。また、使用者の身長に応じて、把持柄の傾斜角度を選択できるため、使用時の腕や腰への負担を軽減させることができる。
尚、図6(a)及び(b)においては、清掃体11aは、一方の側面にブラシ部材12aが配置され、他方の側面にブレード部材12dが配置されており、把持柄8をブラシ部材12aの側面側に傾斜させる場合の方が、ブレード部材12dの側面側に傾斜させる場合と比較して、傾斜角度が大きくなるように設計されている。これは、重心をより前方に位置させることで、ブラシ部材をより強く被清掃面に押圧させて、清掃効果を向上させている。
本発明に係る清掃具用アタッチメント及び清掃具は、清掃体と該清掃体を保持する基台とからなるヘッド部材と先端に一対の挟持体が設けられた棒状の把持柄とを連結する清掃具用アタッチメント及び、この清掃具用アタッチメントを備えた清掃具として利用される。
1 上方基部
1a 上面
1b 下面
1c、1d 側面
2 下方基部
2a、2b 貫通孔
3、33 上溝部
4a、4b、4c、4d、34 横溝部
5a、5b、35a、35b 傾斜面
6a、6b、6c 凹部
7 突起
8 把持柄
9a、9b 挟持体
10、30 清掃具用アタッチメント
11 ヘッド部材
11a 清掃体
11b 基台
12a、12b、12c ブラシ部材
13a 雌ねじ
13b 雄ねじ
13c Oリング
12d ブレード部材
20、40 清掃具
X、Y 傾斜角度

Claims (10)

  1. 清掃体と該清掃体を保持する基台とからなるヘッド部材と、先端に一対の挟持体が設けられた棒状の把持柄とを連結する清掃具用のアタッチメントにおいて、
    前記アタッチメントは、上面と下面と一対の側面とを備えた上方基部と、該上方基部の長手方向の略中央の下面において、該下面に対して垂直方向に延出する下方基部と、を備えた略T字形状であって、
    前記下方基部は、一方の端部に前記ヘッド部材と連結する固定手段を有し、
    前記上方基部は、前記上面の長手方向に沿って上溝部が形成されていると共に、前記一対の側面の長手方向に沿って各々、横溝部が一対以上形成されており、
    前記上溝部と、前記横溝部の一つに、前記把持柄の一対の挟持体が嵌合することで、前記把持柄の長手方向が、前記下方基部の延出方向に対して角度を有するように固定可能であることを特徴とする清掃具用アタッチメント
  2. 把持柄の一対の挟持体と、上方基部の一対の横溝部とが嵌合することで、前記把持柄の長手方向が、下方基部の延出方向と略平行となるように固定可能であることを特徴とする請求項1に記載の清掃具用アタッチメント
  3. 上方基部は、上溝部の開口近傍に傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の清掃具用アタッチメント
  4. 上方基部は、横溝部の開口近傍に傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の清掃具用アタッチメント
  5. 上方基部は、上溝部の開口近傍と横溝部の開口近傍の各々に、傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の清掃具用アタッチメント
  6. 上方基部の上溝部は、上面に対して略垂直方向に凹部が形成され、上方基部の横溝部は、側面に対して略垂直方向に凹部が形成されていることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の清掃具用アタッチメント
  7. 上方基部の上溝部は、内面に断面略三角形状の突起が前記上溝部の長手方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の清掃具用アタッチメント
  8. 清掃体と該清掃体を保持する基台とからなるヘッド部材と、先端に一対の挟持体が設けられた棒状の把持柄と、前記ヘッド部材と前記把持柄とを連結する請求項1~7のいずれか1項に記載の清掃具用アタッチメントとを有する清掃具において、
    前記把持柄の長手方向を、清掃体の一方の側面側に傾斜させて固定した場合と、清掃体の他方の側面側に傾斜させて固定した場合とでは、傾斜角度が異なることを特徴とする清掃具
  9. 清掃体と該清掃体を保持する基台とからなるヘッド部材と、先端に一対の挟持体が設けられた棒状の把持柄と、前記ヘッド部材と前記把持柄とを連結する請求項1~7のいずれか1項に記載の清掃具用アタッチメントとを有する清掃具において、
    前記清掃体は、一方の側面にブラシ部材が配置され、他方の側面にブレード部材が配置されていることを特徴とする清掃具
  10. 清掃体は、一方の側面にブラシ部材が配置され、他方の側面にブレード部材が配置されていることを特徴とする請求項8に記載の清掃具
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