JP2023157639A - 積層体及び賦形方法 - Google Patents
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Abstract
Description
航空機部品を構成するCFRP製の構造部材(複合材構造体)は、任意の断面形状を有している。このような複合材構造体を製造する方法の1つに、複数の繊維シート(プリプレグ等)を積層することで、平坦な繊維シートの積層体(「チャージ」とも呼ばれる。)を製作し、成形型を用いてこの積層体を賦形することで、任意の断面形状を付す方法がある(例えば、特許文献1や特許文献2)。
また、特許文献2には、成形型の折り曲げ線を変化させて非可展面を可展面に補正する方法が開示されている。
すなわち、本開示の一態様に係る積層体は、所定方向に沿って湾曲又は屈曲している成形型基準面及び前記所定方向に沿って前記成形型基準面と交差している成形型曲げ面を有する成形型に重ね合わせられる積層体であって、複数の繊維シートが積層されて構成され、前記所定方向に沿って湾曲又は屈曲しているとともに前記成形型基準面に重ね合わせられる積層体基準面と、前記所定方向に沿って前記積層体基準面と交差しているとともに前記成形型曲げ面に重ね合わせられる積層体曲げ面と、を備え、前記積層体基準面と前記積層体曲げ面との間の角度は、前記成形型基準面と前記成形型曲げ面との間の角度よりも大きく、前記成形型基準面と前記成形型曲げ面とが交差する稜線を成形型縁として、前記積層体基準面と前記積層体曲げ面とが交差する稜線を積層体縁としたとき、前記積層体基準面が前記成形型基準面に重ねられた状態において、前記積層体縁は、前記成形型縁から前記成形型基準面上でずれている。
本実施形態では、複数の繊維シートが積層されて構成された積層体20(チャージ)を成形型10に重ね合わせて賦形することによって、最終形状の成形品である複合材構造体を製造する。
成形型基準面11は、X軸方向に沿ってZ軸方向の高さが変化するように屈曲している。具体的には、成形型基準面11は、Y軸方向から正面視したときに、略中央を頂部(以下、「成形型頂部11a」という。)とした凸形状をなしている。成形型頂部11aは、Y軸方向に沿って線状に延在しており、成形型基準面11の稜線をなしている。
成形型曲げ面12は、X軸方向に沿った成形型基準面11の縁と接続されるとともに、該縁において成形型曲げ面12と交差している。
成形型縁13は、成形型基準面11と同じように、X軸方向に沿ってZ軸方向の高さが変化するように屈曲している。これは、成形型縁13が、成形型基準面11の縁でもあることを踏まえれば当然のことである。
繊維シートは、繊維方向が繊維シートの長手方向に対して平行となるように揃えられた繊維基材及び繊維基材に含侵された樹脂によって構成される。
繊維基材には、炭素繊維、ガラス繊維等の任意の繊維が用いられる。
繊維基材に含浸される樹脂は、例えば、エポキシ樹脂、ポリイミド、ポリウレタン、不飽和ポリエステル等、加熱されることで硬化する熱硬化性樹脂を用いることができる。
その他、加熱を経て固化する、ポリアミド、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル等の熱可塑性樹脂を用いることもできる。
なお、繊維シートは上記の繊維シートに限定されない。例えば、賦形可能なドライなものであってもよい。また、例えば、繊維方向がシートの長手方向に対して平行でない方向であってもよい。
積層体基準面21は、X軸方向に沿ってZ軸方向の高さが変化するように屈曲している。具体的には、積層体基準面21は、Y軸方向から正面視したときに、略中央を頂部(以下、「積層体頂部21a」という。)とした凸形状をなしている。この凸形状は、成形型基準面11がなす凸形状と対応している。積層体頂部21aは、Y軸方向に沿って線状に延在しており、積層体基準面21の稜線をなしている。
積層体曲げ面22は、X軸方向に沿った積層体基準面21の縁と接続されるとともに、該縁において積層体曲げ面22と交差している。
積層体縁23は、積層体基準面21と同じように、X軸方向に沿ってZ軸方向の高さが変化するように屈曲している。これは、積層体縁23が、積層体基準面21の縁でもあることを踏まえれば当然のことである。
詳細には、積層体縁23は、積層体頂部21aと交差する部分(点)において成形型縁13と一致しており、それ以外の部分では成形型縁13からずれている。
更に詳細には、積層体縁23は、積層体頂部21aから側端部21bに向かうにつれて成形型縁13から離間するように成形型縁13からずれている。すなわち、積層体頂部21aから側端部21bに向かうにつれて、積層体縁23の成形型縁13からのずれ量が大きくなっている。
このため、積層体縁23は、Z軸方向から平面視したときに、略V字形状をなしている。
これによれば、積層体縁23は、積層体頂部21aから側端部21bに向かうにつれて成形型縁13から離間するように成形型縁13からずれているので、A-A断面からC-C断面に向かうにつれて積層体縁23の位置が成形型縁13から離間することになる。
すなわち、まず、図2に示すように、積層体基準面21が成形型基準面11に重なり合うように、積層体20を成形型10に載置する。
次に、図6に示すように、積層体曲げ面22が成形型曲げ面12に重なり合うように、積層体曲げ面22を成形型曲げ面12に向かって折り曲げる。
すなわち、折り曲げる前の状態(破線)において、積層体曲げ面22は、積層体縁23に対応する点P1を起点に下方に向かって傾斜しており、成形型縁13に対応する点P2を含む成形型10の角部をショートカットしている。ここで、折り曲げる前の状態の積層体曲げ面22と成形型曲げ面12との仮想的な交点を点P3とする。
このとき、積層体曲げ面22が点P2を経由するように遠回りをして成形型曲げ面12に重ね合わせられるので、遠回りをした距離分だけ積層体曲げ面22の下端は点P2側に向かって引き上げられることになる。
ここで、点P1-点P2間の距離をd12として、点P2-点P3間の距離をd23として、点P1-点P3間の距離をd13としたとき、積層体曲げ面22が引き上げられる寸法Δdは、d12+d23-d13となる。
とすれば、図6に示すように、成形型曲げ面12に重ね合わせられた積層体曲げ面22は、Y軸方向から正面視したときに、左右方向の両側(両方の側端部22b側)に拡がることになる。このため、中央部における積層体曲げ面22の繊維シート余り(積層体20の余分な重なり)が吸収されることになる。
また、成形型基準面11の成形型頂部11aを通過するY-Z平面における断面において、成形型縁13に対応する点を点Ptとする。すなわち、当該Y-Z平面と成形型縁13との交点が点Ptとなる。
また、X軸方向から側面視した点Pt-点Px2間の距離、すなわち、Z軸方向に沿った点Pt-点Px2間の距離をz(x)とする。
このとき、点Px1-点Px2間の距離は、k×z(x)として決定される。ここで、kは、所定の比例定数である。
図11に示すように、成形型基準面11と積層体曲げ面22の外面との間の角度をθとして、成形型基準面11の延長線と積層体曲げ面22の外面との間の角度をθとしたとき、比例定数kは、以下の式(数1)で表現される。
積層型30への繊維シートの積層は、作業者による手作業で行われてもよいし、ロボットによる自動作業で行われてもよい。
図13に示すように、成形型基準面11は、湾曲面とされていてもよい。
成形型基準面11は、X軸方向に沿ってZ軸方向の高さが変化するように滑らかに湾曲している。具体的には、成形型基準面11は、Y軸方向から正面視したときに、略中央を成形型頂部11aとした滑らかな凸形状をなしている。
積層体基準面21は、X軸方向に沿ってZ軸方向の高さが変化するように滑らかに湾曲している。具体的には、積層体基準面21は、Y軸方向から正面視したときに、略中央を積層体頂部21aとした滑らかな凸形状をなしている。この凸形状は、成形型基準面11がなす凸形状と対応している。
すなわち、積層体縁23は、凸形状の積層体頂部21aから側端部21bに近付くにつれて成形型縁13からのずれ量が大きくなっているので、積層体曲げ面22を成形型曲げ面12に重ね合わせたときに、積層体曲げ面22の両側端部22b側にある部分ほど成形型縁13側に引き上げられ、積層体頂部21a側にある部分ほど成形型縁13側に引き上げられないことになる。これによって、積層体曲げ面22を成形型曲げ面12に重ね合わせたときに積層体曲げ面22に生じる繊維シート余りを成形型縁13と積層体縁23とのずれによって吸収することができる。
図15に示すように、成形型10は、成形型基準面11及び成形型曲げ面12を有するブロック状の部材とされている。この成形型10に後述する積層体20が重ね合わせられることによって、積層体20が成形型10の形状に倣った形状に賦形されることになる。
成形型基準面11は、X軸方向に沿ってZ軸方向の高さが変化するように屈曲している。具体的には、成形型基準面11は、Y軸方向から正面視したときに、略中央を底部(以下、「成形型底部11c」という。)とした凹形状をなしている。成形型底部11cは、Y軸方向に沿って線状に延在している。
成形型曲げ面12は、X軸方向に沿った成形型基準面11の縁と接続されるとともに、該縁において成形型曲げ面12と交差している。
成形型縁13は、成形型基準面11と同じように、X軸方向に沿ってZ軸方向の高さが変化するように屈曲している。これは、成形型縁13が、成形型基準面11の縁でもあることを踏まえれば当然のことである。
積層体基準面21は、X軸方向に沿ってZ軸方向の高さが変化するように屈曲している。具体的には、積層体基準面21は、Y軸方向から正面視したときに、略中央を底部(以下、「積層体底部21c」という。)とした凹形状をなしている。この凹形状は、成形型基準面11がなす凹形状と対応している。積層体底部21cは、Y軸方向に沿って線状に延在している。
積層体曲げ面22は、X軸方向に沿った積層体基準面21の縁と接続されるとともに、該縁において積層体曲げ面22と交差している。
積層体縁23は、積層体基準面21と同じように、X軸方向に沿ってZ軸方向の高さが変化するように屈曲している。これは、積層体縁23が、積層体基準面21の縁でもあることを踏まえれば当然のことである。
詳細には、積層体縁23は、積層体基準面21の側端部21bと交差する部分(点)において成形型縁13と一致しており、それ以外の部分では成形型縁13からずれている。
更に詳細には、積層体縁23は、側端部21bから積層体底部21cに向かうにつれて成形型縁13から離間するように成形型縁13からずれている。すなわち、側端部21bから積層体底部21cに向かうにつれて、積層体縁23の成形型縁13からのずれ量が大きくなっている。
このため、積層体縁23は、Z軸方向から平面視したときに、略逆V字形状をなしている。
これによれば、積層体縁23は、側端部21bから積層体底部21cに向かうにつれて成形型縁13から離間するように成形型縁13からずれているので、A-A断面からC-C断面に向かうにつれて積層体縁23の位置が成形型縁13から離間することになる。
すなわち、まず、図15に示すように、積層体基準面21が成形型基準面11に重なり合うように、積層体20を成形型10に載置する。
次に、図19に示すように、積層体曲げ面22が成形型曲げ面12に重なり合うように、積層体曲げ面22を成形型曲げ面12に向かって折り曲げる。
とすれば、成形型曲げ面12に重ね合わせられた積層体曲げ面22は、Y軸方向から正面視したときに、中央部側に寄ることになる。このため、中央部における積層体曲げ面22の繊維シート不足が補われることになる。
図20に示すように、成形型基準面11は、湾曲面とされていてもよい。
成形型基準面11は、X軸方向に沿ってZ軸方向の高さが変化するように滑らかに湾曲している。具体的には、成形型基準面11は、Y軸方向から正面視したときに、略中央を成形型底部11cとした滑らかな凹形状をなしている。
積層体基準面21は、X軸方向に沿ってZ軸方向の高さが変化するように滑らかに湾曲している。具体的には、積層体基準面21は、Y軸方向から正面視したときに、略中央を積層体底部21cとした滑らかな凸形状をなしている。この凸形状は、成形型基準面11がなす凸形状と対応している。
すなわち、積層体縁23は、凹形状の側端部21bから積層体底部21cに近付くにつれて成形型縁13からのずれ量が大きくなっているので、積層体曲げ面22を成形型曲げ面12に重ね合わせたときに、積層体曲げ面22の中央部側にある部分ほど成形型縁13側に引き上げられ、側端部22b側にある部分ほど成形型縁13側に引き上げられないことになる。これによって、積層体曲げ面22を成形型曲げ面12に重ね合わせたときに積層体曲げ面22に生じる繊維シート不足を成形型縁13と積層体縁23とのずれによって補うことができる。
すなわち、本開示の第1態様に係る積層体(20)は、所定方向に沿って湾曲又は屈曲している成形型基準面(11)及び前記所定方向に沿って前記成形型基準面と交差している成形型曲げ面(12)を有する成形型(10)に重ね合わせられる積層体であって、複数の繊維シートが積層されて構成され、前記所定方向に沿って湾曲又は屈曲しているとともに前記成形型基準面に重ね合わせられる積層体基準面(21)と、前記所定方向に沿って前記積層体基準面と交差しているとともに前記成形型曲げ面に重ね合わせられる積層体曲げ面(22)と、を備え、前記積層体基準面と前記積層体曲げ面との間の角度は、前記成形型基準面と前記成形型曲げ面との間の角度よりも大きく、前記成形型基準面と前記成形型曲げ面とが交差する稜線を成形型縁(13)として、前記積層体基準面と前記積層体曲げ面とが交差する稜線を積層体縁(23)としたとき、前記積層体基準面が前記成形型基準面に重ねられた状態において、前記積層体縁は、前記成形型縁から前記成形型基準面上でずれている。
これによって、積層体曲げ面を成形型曲げ面に重ね合わせたときに積層体曲げ面に生じる繊維シート不足を成形型縁と積層体縁とのずれによって補うことができる。
11 成形型基準面
11a 成形型頂部
11c 成形型底部
12 成形型曲げ面
13 成形型縁
20 積層体
21 積層体基準面
21a 積層体頂部
21b 側端部
21c 積層体底部
22 積層体曲げ面
22b 側端部
23 積層体縁
30 積層型
31 積層面
成形型曲げ面12は、X軸方向に沿った成形型基準面11の縁と接続されるとともに、該縁において成形型基準面11と交差している。
積層体曲げ面22は、X軸方向に沿った積層体基準面21の縁と接続されるとともに、該縁において積層体基準面21と交差している。
図11に示すように、成形型基準面11と積層体曲げ面22の外面との間の角度をθとして、成形型基準面11の延長線と成形型曲げ面12との間の角度をφとしたとき、比例定数kは、以下の式(数1)で表現される。
成形型曲げ面12は、X軸方向に沿った成形型基準面11の縁と接続されるとともに、該縁において成形型基準面11と交差している。
積層体曲げ面22は、X軸方向に沿った積層体基準面21の縁と接続されるとともに、該縁において積層体基準面21と交差している。
積層体基準面21は、X軸方向に沿ってZ軸方向の高さが変化するように滑らかに湾曲している。具体的には、積層体基準面21は、Y軸方向から正面視したときに、略中央を積層体底部21cとした滑らかな凹形状をなしている。この凹形状は、成形型基準面11がなす凹形状と対応している。
Claims (6)
- 所定方向に沿って湾曲又は屈曲している成形型基準面及び前記所定方向に沿って前記成形型基準面と交差している成形型曲げ面を有する成形型に重ね合わせられる積層体であって、
複数の繊維シートが積層されて構成され、
前記所定方向に沿って湾曲又は屈曲しているとともに前記成形型基準面に重ね合わせられる積層体基準面と、
前記所定方向に沿って前記積層体基準面と交差しているとともに前記成形型曲げ面に重ね合わせられる積層体曲げ面と、
を備え、
前記積層体基準面と前記積層体曲げ面との間の角度は、前記成形型基準面と前記成形型曲げ面との間の角度よりも大きく、
前記成形型基準面と前記成形型曲げ面とが交差する稜線を成形型縁として、前記積層体基準面と前記積層体曲げ面とが交差する稜線を積層体縁としたとき、前記積層体基準面が前記成形型基準面に重ねられた状態において、前記積層体縁は、前記成形型縁から前記成形型基準面上でずれている積層体。 - 前記成形型基準面及び前記積層体基準面は、前記所定方向に沿って凸形状に湾曲又は屈曲して、
前記積層体基準面が前記成形型基準面に重ねられた状態において、前記積層体縁は、前記凸形状の頂部である積層体頂部から側端部に近付くにつれて前記成形型縁からのずれ量が大きくなっている請求項1に記載の積層体。 - 前記成形型基準面及び前記積層体基準面は、前記所定方向に沿って凹形状に湾曲又は屈曲して、
前記積層体基準面が前記成形型基準面に重ねられた状態において、前記積層体縁は、側端部から前記凹形状の底部である積層体底部に近付くにつれて前記成形型縁からのずれ量が大きくなっている請求項1に記載の積層体。 - 前記成形型縁に沿った位置xにおける前記成形型縁と前記積層体縁との距離は、k×z(x)とされている請求項2に記載の積層体。
ここで、
z(x)は、前記成形型の前記凸形状の頂部である成形型頂部における前記成形型縁から位置xにおける前記成形型縁までの、前記所定方向から見たときの距離であり、
kは、所定の比例定数である。 - 前記成形型縁に沿った位置xにおける前記成形型縁と前記積層体縁との距離は、k×z(x)とされている請求項3に記載の積層体。
ここで、
z(x)は、前記側端部の位置に対応する前記成形型縁から位置xにおける前記成形型縁までの、前記所定方向から見たときの距離であり、
kは、所定の比例定数である。 - 複数の繊維シートが積層されて構成された積層体を成形型に重ねて賦形する賦形方法であって、
前記成形型は、所定方向に沿って湾曲又は屈曲している成形型基準面及び前記所定方向に沿って前記成形型基準面と交差している成形型曲げ面を有して、
前記積層体は、前記所定方向に沿って湾曲又は屈曲している積層体基準面及び前記所定方向に沿って前記積層体基準面と交差している積層体曲げ面を有して、
前記積層体基準面と前記積層体曲げ面との間の角度は、前記成形型基準面と前記成形型曲げ面との間の角度よりも大きく、
前記積層体基準面を前記成形型基準面に重ね合わせる工程と、
前記積層体曲げ面を前記所定方向に沿った折り曲げ線で前記成形型曲げ面に向かって折り曲げる工程と、
を含み、
前記折り曲げ線は、前記積層体基準面と前記積層体曲げ面とが交差する稜線を積層体縁としたとき、前記積層体縁からずれている賦形方法。
Priority Applications (3)
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