JP2023154240A - 熱音変換器 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄熱器の中間音波通路の開口面積の確保と、加熱器及び冷却器の少なくとも一方と蓄熱器との伝熱の促進とを両立させることができる熱音変換器を提供する。【解決手段】熱音変換器1は、熱音響現象を利用して熱を音波に変換するものである。熱音変換器1は、加熱器2、冷却器3及び蓄熱器4を備える。加熱器2及び冷却器3の各外周部23,33の内周側には、各音波通路21,31を複数に仕切る各伝熱部24,34が設けられている。蓄熱器4における、中間音波通路41の形成方向に沿った軸線方向Lに直交する断面内の、各伝熱部24,34と対向する位置には、各伝熱部24,34との伝熱を行うための伝熱壁部43が形成されている。伝熱壁部43は、セル壁44の厚みよりも大きな厚みを有しており、中間音波通路41の一部を塞ぐ状態で形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、熱音変換器に関する。
熱音変換器は、熱音響現象を利用して熱を音波に変換するものである。熱音変換器による音波は、電気等の他のエネルギーにさらに変換されて用いられる。熱音変換器は、作動流体が音波として通過する蓄熱器の一端に、加熱側の熱交換器である加熱器を配置するとともに、蓄熱器の他端に、冷却側の熱交換器である冷却器を配置して構成される。そして熱音変換器は、加熱器に流通する流体と冷却器に流通する流体とによって蓄熱器の両端に発生する温度差を利用して、蓄熱器を通過する作動流体の音波を増幅させる。
熱音変換器における熱音変換効率を向上させるためには、蓄熱器における作動流体が通過する通路の開口面積(開口率)を確保しつつ、加熱器における流体と作動流体との熱交換、及び冷却器における流体と作動流体との熱交換をいかに効果的に行うかが重要になる。例えば、特許文献1の熱交換部材においては、スタック(蓄熱器)と熱交換部材(熱交換器)とによって熱音変換器を構成する際に、スタックにおける、複数の微小流路を形成する流路壁と、熱交換部材の板部とが適切に接触するようにしている。そして、スタックにおける作動気体が通過する微小流路と、熱交換部材の板部とが重ならないようにし、微小流路の開口面積が減少しないようにしている。
特開2020-125877号公報
特許文献1においては、熱交換部材の板部をスタックの流路壁に接触させるために、板部の厚みを小さく形成する必要がある。また、特許文献1においては、熱交換部材の板部の先端部をスタックの流路壁に接触させるために、この先端部を残りの基端部分よりも細くなるようテーパ状に加工している。そして、スタックの微小流路の開口面積を大きくするためには、スタックの流路壁の厚みを小さくする必要があり、熱交換部材の板部の厚みを更に小さくする必要が生じる。このことより、熱交換部材の板部の強度が確保できないために、スタックの流路壁の厚みを小さくすることができず、スタックの微小流路の開口面積を大きくすることが難しい。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたもので、蓄熱器の中間音波通路の開口面積の確保と、加熱器及び冷却器の少なくとも一方と蓄熱器との伝熱の促進とを両立させることができる熱音変換器を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、
熱音響現象を利用して熱を音波に変換する熱音変換器(1)であって、
第1外周部(23)の内周側に形成されて前記音波が通過する第1音波通路(21)、及び前記第1外周部に形成されて第1流体(F1)が流通する高温側流路(22)を有する加熱器(2)と、
第2外周部(33)の内周側に形成されて前記音波が通過する第2音波通路(31)、及び前記第2外周部に形成されて前記第1流体よりも温度が低い第2流体(F2)が流通する低温側流路(32)を有する冷却器(3)と、
前記加熱器と前記冷却器との間に配置され、複数のセル壁(44)の間に形成されて前記第1音波通路及び前記第2音波通路を介して前記音波が通過する中間音波通路(41)を有する蓄熱器(4)と、を備え、
前記加熱器及び前記冷却器のうちの少なくとも一方には、前記第1外周部又は前記第2外周部の内周側に設けられて前記第1音波通路又は前記第2音波通路を複数に仕切る伝熱部(24,34)が設けられており、
前記蓄熱器における、前記中間音波通路の形成方向に沿った軸線方向(L)に直交する断面内の、前記伝熱部と対向する位置には、前記セル壁よりも厚く、かつ前記中間音波通路の一部を塞いで前記伝熱部との伝熱を行うための伝熱壁部(43)が形成されている、熱音変換器にある。
前記一態様の熱音変換器においては、加熱器の第1外周部及び冷却器の第2外周部の少なくとも一方の内周側には、第1音波通路又は第2音波通路を複数に仕切る伝熱部が設けられている。また、蓄熱器における、伝熱部と対向する位置には、伝熱壁部が形成されている。伝熱壁部は、中間音波通路の一部を塞ぎ、セル壁の厚みよりも厚く形成されている。そして、伝熱部と伝熱壁部とが対面して接触することにより、加熱器及び冷却器の少なくとも一方と蓄熱器との伝熱を促進することができる。
また、伝熱部をセル壁に対面させる必要がなく、セル壁の厚みを大きく確保する必要がない。そのため、加熱器及び冷却器の少なくとも一方の伝熱部の強度、及び蓄熱器の伝熱壁部の強度を確保しつつ、蓄熱器における複数のセル壁の厚みを小さくして、蓄熱器の中間音波通路の開口面積を確保することができる。
それ故、前記一態様の熱音変換器によれば、蓄熱器の中間音波通路の開口面積の確保と、加熱器及び冷却器の少なくとも一方と蓄熱器との伝熱の促進とを両立させることができる。
なお、本発明の一態様において示す各構成要素のカッコ書きの符号は、実施形態における図中の符号との対応関係を示すが、各構成要素を実施形態の内容のみに限定するものではない。
図1は、実施形態1にかかる、ループ型の熱音響発電装置を示す説明図である。 図2は、実施形態1にかかる、熱音変換器を示す、図6のII-II断面図である。 図3は、実施形態1にかかる、熱音変換器を示す、図6のIII-III断面図である。 図4は、実施形態1にかかる、熱音変換器の蓄熱器を示す、図2のIV-IV断面図である。 図5は、実施形態1にかかる、図4の一部を拡大して示す断面図である。 図6は、実施形態1にかかる、熱音変換器の加熱器を示す、図2のVI-VI断面図である。 図7は、実施形態1にかかる、直管型の熱音響発電装置を示す説明図である。 図8は、実施形態2にかかる、熱音変換器を示す、図10のVIII-VIII断面図である。 図9は、実施形態2にかかる、熱音変換器を示す、図10のVIIII-VIIII断面図である。 図10は、実施形態2にかかる、熱音変換器の加熱器を示す、図8のX-X断面図である。 図11は、実施形態3にかかる、熱音変換器を示す、図6のII-II断面相当図である。 図12は、実施形態3にかかる、熱音変換器を示す、図6のIII-III断面相当図である。 図13は、実施形態3にかかる、図11の一部を拡大して示す断面図である。 図14は、実施形態4にかかる、熱音変換器を示す、図6のII-II断面相当図である。 図15は、実施形態4にかかる、図14の一部を拡大して示す断面図である。
前述した熱音変換器にかかる好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
<実施形態1>
本形態の熱音変換器1は、図2~図6に示すように、熱音響現象を利用して熱を音波に変換するものである。熱音変換器1は、加熱器2、冷却器3及び蓄熱器4を備える。加熱器2は、第1外周部23の内周側に形成されて音波が通過する第1音波通路21と、第1外周部23に形成されて第1流体F1が流通する高温側流路22とを有する。冷却器3は、第2外周部33の内周側に形成されて音波が通過する第2音波通路31と、第2外周部33に形成されて第1流体F1よりも温度が低い第2流体F2が流通する低温側流路32とを有する。蓄熱器4は、加熱器2と冷却器3との間に配置されており、複数のセル壁44の間に形成されて第1音波通路21及び第2音波通路31を介して音波が通過する中間音波通路41を有する。
加熱器2の第1外周部23の内周側には、第1音波通路21を複数に仕切る第1伝熱部24が設けられている。また、冷却器3の第2外周部33の内周側には、第2音波通路31を複数に仕切る第2伝熱部34が設けられている。図5に示すように、蓄熱器4における、中間音波通路41の形成方向に沿った軸線方向Lに直交する断面内の、各伝熱部24,34と対向する位置には、加熱器2の第1伝熱部24及び冷却器3の第2伝熱部34との伝熱を行うための伝熱壁部43が形成されている。伝熱壁部43は、セル壁44の厚みよりも大きな厚みを有しており、中間音波通路41の一部を塞ぐ状態で形成されている。
以下に、本形態の熱音変換器1について詳説する。
(熱音変換器1及び熱音響発電装置5)
図1に示すように、本形態の熱音変換器1は、音波を利用して発電を行う熱音響発電装置5を構成している。熱音変換器1は、熱音響発電装置5を構成する配管の途中に1つ又は複数配置される。本形態の熱音響発電装置5は、環状に形成された環状配管51と、環状配管51の途中に配置された熱音変換器1と、環状配管51から分岐した分岐配管52に接続された発電機53とを備えるループ型のものである。
熱音変換器1は、環状配管51を循環する作動流体F0による音波を増幅させるために用いられる。熱音変換器1は、蓄熱器4の軸線方向Lの両端における温度差を利用して、気体である作動流体F0を膨張収縮させることによって、作動流体F0による音波を増幅する。蓄熱器4の軸線方向Lの両端の温度差は、加熱器2における第1流体F1による蓄熱器4及び作動流体F0の加熱と、冷却器3における第2流体F2による蓄熱器4及び作動流体F0の冷却とによって形成される。
発電機53は、音波による振動を、電磁誘導を利用して電気に変換するリニア発電機によって構成されている。そして、熱音変換器1によって増幅された音波は、発電機53に利用されて電気に変換される。
なお、熱音響発電装置5は、図7に示すように、直線状に形成された配管である直管54と、直管54の途中に配置された熱音変換器1と、直管54の一端に接続された音波発生器55と、直管54の他端に接続された発電機53とを備える直管型のものとしてもよい。
(第1流体F1及び第2流体F2)
図1に示すように、本形態の第1流体F1には、排熱源6から供給される排ガスGの排熱を利用したものである。具体的には、第1流体F1には、排熱源6から排気管61へ排出される排ガスGと熱交換を行って排ガスGの排熱によって加熱される熱媒油を用いる。排気管61には、排ガスGと熱媒油との熱交換を行うための熱交換器62が配置されている。
排熱源6には、例えば、燃料の燃焼によって加熱を行う工業炉としての焼成炉、アルミ溶解炉等がある。排熱源6は、燃焼による排ガスGが排出される種々の設備としてもよい。本形態の第2流体F2には、工場内で使用される循環水が用いられる。第2流体F2には、排ガスGよりも温度が低い種々の流体を用いればよい。また、第2流体F2の温度は、作動流体F0の温度よりも低い。本形態の熱音変換器1及び熱音響発電装置5の作動流体F0には、ヘリウム、アルゴン等の不活性ガスが用いられる。
本形態においては、蓄熱器4の中心軸線Oに沿った方向を軸線方向Lといい、蓄熱器4の中心軸線Oの周りの方向を周方向Cといい、蓄熱器4の中心軸線Oを中心とする放射状の方向を径方向Rという。加熱器2の中心軸線O及び冷却器3の中心軸線Oは、蓄熱器4の中心軸線Oと同一軸線上にあり、蓄熱器4の中心軸線Oは、加熱器2の中心軸線O及び冷却器3の中心軸線Oのことも示す。
(蓄熱器4)
図2、図4及び図5に示すように、蓄熱器4は、外周側の壁部を構成する外周壁部42と、外周壁部42の内周側において、外周壁部42に架け渡された複数の伝熱壁部43と、外周壁部42の内周側において、軸線方向Lに沿った複数の貫通孔45を形成するセル壁44とを有する。外周壁部42は、円筒形状に形成されている。
伝熱壁部43は、複数個が並列に並ぶ状態で、外周壁部42の径方向Rの一方側から他方側に向けて形成されている。本形態の伝熱壁部43は、セル壁44と同質の材料によって、蓄熱器4の軸線方向Lの全長にわたって連続して形成されている。この構成により、蓄熱器4の伝熱壁部43が加熱器2の第1伝熱部24及び冷却器3の第2伝熱部34に連続して接触し、蓄熱器4と加熱器2及び冷却器3との間の伝熱を促進することができる。伝熱壁部43は、加熱器2の第1伝熱部24と冷却器3の第2伝熱部34とに接触する状態で形成されている。伝熱壁部43の厚みは、例えば、セル壁44の厚みの10~500倍の厚みにすればよい。
セル壁44は、格子状、ハニカム状等の多角形状の壁部として形成されている。セル壁44は、蓄熱器4の軸線方向Lの全長にわたって連続して形成されている。セル壁44の厚みは、例えば、貫通孔45の幅の1/10~1/2倍の大きさにすればよい。蓄熱器4は、セラミックス材料によって構成されている。蓄熱器4は、金属材料によって構成してもよい。蓄熱器4の中間音波通路41は、セル壁44、外周壁部42及び伝熱壁部43によって囲まれた複数の貫通孔45によって形成されている。貫通孔45のほとんどは、交差するセル壁44に囲まれて形成されている。
蓄熱器4の開口率は、蓄熱器4の軸線方向Lに直交する断面の断面積における、中間音波通路41の開口面積、換言すれば、複数の貫通孔45の合計の開口面積として示される。本形態のセル壁44及び伝熱壁部43は、蓄熱器4の開口率が50~90%の範囲内になるように形成されている。
(加熱器2)
図2、図3及び図6に示すように、加熱器2は、環状に形成された第1外周部23と、第1外周部23の内周側において、複数個が並列に並ぶ状態で、第1外周部23の径方向Rの一方側から他方側に向けて形成された第1伝熱部24とを有する。第1外周部23の内部には、第1流体F1が流通する高温側流路22が環状に形成されている。第1外周部23の径方向Rの一方側には、高温側流路22に第1流体F1を流入させるための第1流路入口221が形成されており、第1外周部23の径方向Rの他方側には、高温側流路22から第1流体F1を流出させるための第1流路出口222が形成されている。換言すれば、第1流路入口221と第1流路出口222とは、周方向Cに位相が180°異なる位置に形成されている。
加熱器2の複数の第1伝熱部24は、蓄熱器4の複数の伝熱壁部43と対面して接触する状態で形成されている。本形態の第1伝熱部24は、中実状に形成されている。本形態の第1伝熱部24の軸線方向Lに直交する断面の形状は、伝熱壁部43の軸線方向Lに直交する断面の形状とほぼ同じである。第1伝熱部24の幅は、蓄熱器4の伝熱壁部43の幅とほぼ同じである。第1伝熱部24の幅は、伝熱壁部43の幅と同じであってもよく、伝熱壁部43の幅を超えない範囲で適宜決定すればよい。
加熱器2の第1音波通路21は、第1外周部23及び第1伝熱部24によって囲まれた開口部分として形成されている。第1音波通路21は、蓄熱器4のセル壁44及び貫通孔45に軸線方向Lに向き合う位置に形成されている。
加熱器2においては、第1流路入口221から高温側流路22に流入する第1流体F1が高温側流路22を流れる際に、第1外周部23及び第1伝熱部24が加熱される。そして、第1外周部23及び第1伝熱部24からの伝熱によって第1音波通路21を通過する作動流体F0が加熱され、かつ、第1外周部23によって蓄熱器4が加熱されるとともに第1伝熱部24によって蓄熱器4の伝熱壁部43が加熱される。また、加熱に用いられた第1流体F1は、高温側流路22から第1流路出口222へ流出する。
(冷却器3)
図2、図3及び図6に示すように、冷却器3は、環状に形成された第2外周部33と、第2外周部33の内周側において、複数個が並列に並ぶ状態で、第2外周部33の径方向Rの一方側から他方側に向けて形成された第2伝熱部34とを有する。図6は、加熱器2について示すが、冷却器3も加熱器2と同様の構造を有する。第2外周部33の内部には、第2流体F2が流通する低温側流路32が環状に形成されている。第2外周部33の径方向Rの一方側には、低温側流路32に第2流体F2を流入させるための第2流路入口321が形成されており、第2外周部33の径方向Rの他方側には、低温側流路32から第2流体F2を流出させるための第2流路出口322が形成されている。換言すれば、第2流路入口321と第2流路出口322とは、周方向Cに位相が180°異なる位置に形成されている。
冷却器3の複数の第2伝熱部34は、蓄熱器4の複数の伝熱壁部43と対面して接触する状態で形成されている。本形態の第2伝熱部34は、中実状に形成されている。本形態の第2伝熱部34の軸線方向Lに直交する断面の形状は、伝熱壁部43の軸線方向Lに直交する断面の形状とほぼ同じである。第2伝熱部34の幅は、蓄熱器4の伝熱壁部43の幅とほぼ同じである。第2伝熱部34の幅は、伝熱壁部43の幅と同じであってもよく、伝熱壁部43の幅を超えない範囲で適宜決定すればよい。
冷却器3の第2音波通路31は、第2外周部33及び第2伝熱部34によって囲まれた開口部分として形成されている。第2音波通路31は、蓄熱器4のセル壁44及び貫通孔45に軸線方向Lに向き合う位置に形成されている。
冷却器3においては、第2流路入口321から低温側流路32に流入する第2流体F2が低温側流路32を流れる際に、第2外周部33及び第2伝熱部34が冷却される。そして、第2外周部33及び第2伝熱部34への伝熱によって第2音波通路31を通過する作動流体F0が冷却され、かつ、第2外周部33によって蓄熱器4が冷却されるとともに第2伝熱部34によって蓄熱器4の伝熱壁部43が冷却される。また、冷却に用いられた第2流体F2は、低温側流路32から第2流路出口322へ流出する。
本形態の加熱器2及び冷却器3には、同じ形状のものが使用される。加熱器2の第1伝熱部24と冷却器3の第2伝熱部34とは、同じ形状に形成されている。
(作用効果)
本形態の熱音変換器1においては、加熱器2の第1外周部23の内周側には、第1音波通路21を複数に仕切る第1伝熱部24が設けられており、冷却器3の第2外周部33の内周側には、第2音波通路31を複数に仕切る第2伝熱部34が設けられている。また、蓄熱器4における、第1伝熱部24及び第2伝熱部34と対向する位置には、伝熱壁部43が形成されている。伝熱壁部43は、中間音波通路41の一部を塞ぎ、セル壁44の厚みよりも厚く形成されている。そして、第1伝熱部24及び第2伝熱部34と伝熱壁部43とが対面して接触することにより、加熱器2及び冷却器3と蓄熱器4との伝熱を促進することができる。
また、第1伝熱部24及び第2伝熱部34をセル壁44に対面させる必要がなく、セル壁44の厚みを大きく確保する必要がない。そのため、加熱器2の第1伝熱部24及び冷却器3の第2伝熱部34の強度、及び蓄熱器4の伝熱壁部43の強度を確保しつつ、蓄熱器4における複数のセル壁44の厚みを小さくして、蓄熱器4の中間音波通路41の開口面積を確保することができる。
それ故、本形態の熱音変換器1によれば、蓄熱器4の中間音波通路41の開口面積の確保と、加熱器2及び冷却器3と蓄熱器4との伝熱の促進とを両立させることができる。中間音波通路41の開口面積を確保することにより、熱を音に変換する熱音変換効率を適切に確保することができる。
また、セル壁44の厚みを小さくしても、伝熱壁部43の厚みが大きいことにより、加熱器2及び冷却器3と蓄熱器4との伝熱を効果的に行うことができる。また、加熱器2の第1伝熱部24及び冷却器3の第2伝熱部34が伝熱壁部43と同じ断面形状に形成されていることにより、第1伝熱部24及び第2伝熱部34によって蓄熱器4の中間音波通路41が遮られない。そして、本形態の熱音変換器1の構成により、熱音変換効率を最大化することができる。
なお、加熱器2の第1伝熱部24と冷却器3の第2伝熱部34との一方は、形成されていなくてもよい。つまり、蓄熱器4の伝熱壁部43に接触する伝熱部は、加熱器2又は冷却器3の一方のみに形成されていてもよい。
<実施形態2>
本形態は、加熱器2の第1伝熱部24及び冷却器3の第2伝熱部34の構造が、実施形態1と異なる場合について示す。具体的には、図8~図10に示すように、加熱器2の複数の第1伝熱部24の内部には、第1外周部23の高温側流路22から分岐して第1流体F1が流通する第1分岐流路25がそれぞれ形成されている。加熱器2において、第1流路入口221から高温側流路22に流入する第1流体F1は、高温側流路22を流れるとともに高温側流路22から分岐して複数の第1分岐流路25へ流れる。また、高温側流路22を流れる第1流体F1と、複数の第1分岐流路25を流れる第1流体F1とは、第1流路出口222の付近において合流して、第1流路出口222から流出する。
図8~図10に示すように、冷却器3の複数の第2伝熱部34の内部には、第2外周部33の低温側流路32から分岐して第2流体F2が流通する第2分岐流路35がそれぞれ形成されている。図10は、加熱器2について示すが、冷却器3も加熱器2と同様の構造を有する。冷却器3において、第2流路入口321から低温側流路32に流入する第2流体F2は、低温側流路32を流れるとともに低温側流路32から分岐して複数の第2分岐流路35へ流れる。また、低温側流路32を流れる第2流体F2と、複数の第2分岐流路35を流れる第2流体F2とは、第2流路出口322の付近において合流して、第2流路出口322から流出する。
本形態の熱音変換器1においては、第1伝熱部24によって、加熱器2における軸線方向Lに直交する断面内の温度の分布を小さくし、第2伝熱部34によって、冷却器3における軸線方向Lに直交する断面内の温度の分布を小さくすることができる。また、第1分岐流路25を流れる第1流体F1によって、加熱器2の第1伝熱部24をより高温にすることができる。これにより、加熱器2の第1伝熱部24から蓄熱器4の伝熱壁部43への伝熱をさらに促進することができる。また、第2分岐流路35を流れる第2流体F2によって、冷却器3の第2伝熱部34をより低温にすることができる。これにより、蓄熱器4の伝熱壁部43から冷却器3の第2伝熱部34への伝熱をさらに促進することができる。
本形態の熱音変換器1における、その他の構成、作用効果等については、実施形態1の構成、作用効果等と同様である。また、本形態においても、実施形態1に示した符号と同一の符号が示す構成要素は、実施形態1の構成要素と同様である。
なお、分岐流路は、加熱器2の第1伝熱部24と冷却器3の第2伝熱部34とのいずれか一方にのみ形成されていてもよい。
また、本形態の各分岐流路25,35の構成は、後述する実施形態3の蓄熱器4を用いた熱音変換器1の構成、又は後述する実施形態4の各熱伝導材461,462を用いた熱音変換器1の構成に適用してもよい。
<実施形態3>
本形態は、蓄熱器4の伝熱壁部43の構造が、実施形態1と異なる場合について示す。具体的には、図11~図13に示すように、蓄熱器4の伝熱壁部43は、セル壁44と同質の材料によって、蓄熱器4における、第1伝熱部24及び第2伝熱部34と対向する軸線方向Lの端部に形成されている。本形態の伝熱壁部43は、蓄熱器4の軸線方向Lの両端部において、軸線方向Lの一部分としてそれぞれ形成されている。換言すれば、伝熱壁部43は、加熱器2の第1伝熱部24と対面して接触する部位、及び冷却器3の第2伝熱部34と対面して接触する部位とに分かれて形成されている。
本形態の伝熱壁部43は、セル壁44によって囲まれて形成された貫通孔45の軸線方向Lの両端部を、蓄熱器4を構成するセラミックス材料と同質のセラミックス材料によって埋めることによって形成されている。換言すれば、伝熱壁部43は、蓄熱器4における、第1伝熱部24及び第2伝熱部34と対面する位置にあるセル壁44の貫通孔45の軸線方向Lの両端部に、ペースト状のセラミックス材料を充填することによって形成される。本形態においては、蓄熱器4の外周壁部42、セル壁44及び伝熱壁部43は、同じセラミックス材料によって構成されている。
本形態の蓄熱器4においては、伝熱壁部43を簡易的に形成することができる。そのため、伝熱壁部43の形成が容易であり、蓄熱器4の中間音波通路41の開口面積の確保と、加熱器2及び冷却器3と蓄熱器4との伝熱の確保との両立を、簡単な工夫によって実現することができる。
本形態の熱音変換器1における、その他の構成、作用効果等については、実施形態1,2の構成、作用効果等と同様である。また、本形態においても、実施形態1,2に示した符号と同一の符号が示す構成要素は、実施形態1,2の構成要素と同様である。
なお、本形態の伝熱壁部43は、蓄熱器4の軸線方向Lのいずれかの端部のみに形成されていてもよい。つまり、伝熱壁部43は、加熱器2の第1伝熱部24とのみ対面して接触するよう形成されていてもよく、冷却器3の第2伝熱部34とのみ対面して接触するよう形成されていてもよい。
本形態の蓄熱器4の伝熱壁部43の構成は、実施形態2の、加熱器2及び冷却器3に分岐流路25,35が形成された熱音変換器1に対して適用している。一方、本形態の蓄熱器4の伝熱壁部43の構成は、実施形態1の、加熱器2及び冷却器3に分岐流路25,35が形成されていない熱音変換器1に適用してもよい。
<実施形態4>
本形態は、加熱器2及び冷却器3と蓄熱器4との間に別部材を配置する場合について示す。具体的には、図14及び図15に示すように、加熱器2の第1伝熱部24と蓄熱器4の伝熱壁部43との間には、第1伝熱部24を構成する材料及び伝熱壁部43を構成する材料よりも軟質な材料によって構成された第1熱伝導材461が挟まれている。また、冷却器3の第2伝熱部34と蓄熱器4の伝熱壁部43との間には、第2伝熱部34を構成する材料及び伝熱壁部43を構成する材料よりも軟質な材料によって構成された第2熱伝導材462が挟まれている。
本形態の加熱器2の第1伝熱部24及び冷却器3の第2伝熱部34は金属材料によって構成されており、蓄熱器4の伝熱壁部43はセラミックス材料によって構成されている。加熱器2と蓄熱器4との間、及び冷却器3と蓄熱器4との間に配置された各熱伝導材461,462は、金属材料及びセラミックス材料よりも軟質な金属材料、高分子材料等によって構成されている。各熱伝導材461,462は、伝熱シート又は伝熱ゲルとして、シート状又はゲル状の形態で形成される。
本形態の第1熱伝導材461の軸線方向Lに直交する断面の形状は、第1伝熱部24の軸線方向Lに直交する断面の形状、及び伝熱壁部43の軸線方向Lに直交する断面の形状とほぼ同じである。第2熱伝導材462の軸線方向Lに直交する断面の形状は、第2伝熱部34の軸線方向Lに直交する断面の形状、及び伝熱壁部43の軸線方向Lに直交する断面の形状とほぼ同じである。
各熱伝導材461,462は、加熱器2と蓄熱器4との間、及び冷却器3と蓄熱器4との間を密着させるために用いられる。具体的には、加熱器2の第1伝熱部24の軸線方向Lの端面、冷却器3の第2伝熱部34の軸線方向Lの端面、及び蓄熱器4の伝熱壁部43の軸線方向Lの端面には、表面粗度として表される微小な凹凸が形成されている。そのため、第1伝熱部24及び第2伝熱部34と伝熱壁部43との間の接触面は、ミクロ的に観察した場合には点接触の状態になる可能性がある。この場合には、接触熱抵抗の増加により、第1伝熱部24及び第2伝熱部34と伝熱壁部43との間の伝熱性が低下するおそれがある。
そこで、本形態においては、第1伝熱部24及び第2伝熱部34と伝熱壁部43との間に各熱伝導材461,462を配置することにより、第1伝熱部24及び第2伝熱部34と伝熱壁部43との間の接触面における凹凸を埋めて、接触面における伝熱性を向上させることができる。
本形態の熱音変換器1における、その他の構成、作用効果等については、実施形態1~3の構成、作用効果等と同様である。また、本形態においても、実施形態1~3に示した符号と同一の符号が示す構成要素は、実施形態1~3の構成要素と同様である。
なお、本形態の熱伝導材461,462は、加熱器2と蓄熱器4との間、又は冷却器3と蓄熱器4との間のいずれか一方にのみ配置されていてもよい。
本形態の熱伝導材461,462の構成は、実施形態2の、加熱器2及び冷却器3に分岐流路25,35が形成された熱音変換器1に対して適用している。一方、本形態の熱伝導材461,462の構成は、実施形態1の、加熱器2及び冷却器3に分岐流路25,35が形成されていない熱音変換器1に適用してもよい。
<その他>
本発明の特徴を以下の通り示す。
[項1]
熱音響現象を利用して熱を音波に変換する熱音変換器(1)であって、
第1外周部(23)の内周側に形成されて前記音波が通過する第1音波通路(21)、及び前記第1外周部に形成されて第1流体(F1)が流通する高温側流路(22)を有する加熱器(2)と、
第2外周部(33)の内周側に形成されて前記音波が通過する第2音波通路(32)、及び前記第2外周部に形成されて前記第1流体よりも温度が低い第2流体(F2)が流通する低温側流路(32)を有する冷却器(3)と、
前記加熱器と前記冷却器との間に配置され、複数のセル壁(44)の間に形成されて前記第1音波通路及び前記第2音波通路を介して前記音波が通過する中間音波通路(41)を有する蓄熱器(4)と、を備え、
前記加熱器及び前記冷却器のうちの少なくとも一方には、前記第1外周部又は前記第2外周部の内周側に設けられて前記第1音波通路又は前記第2音波通路を複数に仕切る伝熱部(24,34)が設けられており、
前記蓄熱器における、前記中間音波通路の形成方向に沿った軸線方向(L)に直交する断面内の、前記伝熱部と対向する位置には、前記セル壁よりも厚く、かつ前記中間音波通路の一部を塞いで前記伝熱部との伝熱を行うための伝熱壁部(43)が形成されている、熱音変換器。
[項2]
前記伝熱壁部は、前記セル壁と同質の材料によって、前記蓄熱器の前記軸線方向の全長にわたって形成されている、項1に記載の熱音変換器。
[項3]
前記伝熱壁部は、前記セル壁と同質の材料によって、前記蓄熱器における、前記伝熱部と対向する前記軸線方向の端部に形成されている、項1に記載の熱音変換器。
[項4]
前記伝熱部と前記伝熱壁部との間には、前記伝熱部を構成する材料及び前記伝熱壁部を構成する材料よりも軟質な材料によって構成された熱伝導材(461,462)が挟まれている、項1~3のいずれか1項に記載の熱音変換器。
[項5]
前記伝熱部の内部には、前記高温側流路又は前記低温側流路から分岐して前記第1流体又は前記第2流体が流通する分岐流路(25,35)が形成されている、項1~4のいずれか1項に記載の熱音変換器。
[項6]
前記第1流体は、排熱源(6)から供給される排ガス(G)の排熱を利用したものであり、
前記音波を利用して発電を行う熱音響発電装置(5)を構成する、項1~5のいずれか1項に記載の熱音変換器。
本発明は、各実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲においてさらに異なる実施形態を構成することが可能である。また、本発明は、様々な変形例、均等範囲内の変形例等を含む。さらに、本発明から想定される様々な構成要素の組み合わせ、形態等も本発明の技術思想に含まれる。
1 熱音変換器
2 加熱器
24 第1伝熱部
3 冷却器
34 第2伝熱部
4 蓄熱器
41 中間音波通路
43 伝熱壁部
44 セル壁

Claims (6)

  1. 熱音響現象を利用して熱を音波に変換する熱音変換器(1)であって、
    第1外周部(23)の内周側に形成されて前記音波が通過する第1音波通路(21)、及び前記第1外周部に形成されて第1流体(F1)が流通する高温側流路(22)を有する加熱器(2)と、
    第2外周部(33)の内周側に形成されて前記音波が通過する第2音波通路(31)、及び前記第2外周部に形成されて前記第1流体よりも温度が低い第2流体(F2)が流通する低温側流路(32)を有する冷却器(3)と、
    前記加熱器と前記冷却器との間に配置され、複数のセル壁(44)の間に形成されて前記第1音波通路及び前記第2音波通路を介して前記音波が通過する中間音波通路(41)を有する蓄熱器(4)と、を備え、
    前記加熱器及び前記冷却器のうちの少なくとも一方には、前記第1外周部又は前記第2外周部の内周側に設けられて前記第1音波通路又は前記第2音波通路を複数に仕切る伝熱部(24,34)が設けられており、
    前記蓄熱器における、前記中間音波通路の形成方向に沿った軸線方向(L)に直交する断面内の、前記伝熱部と対向する位置には、前記セル壁よりも厚く、かつ前記中間音波通路の一部を塞いで前記伝熱部との伝熱を行うための伝熱壁部(43)が形成されている、熱音変換器。
  2. 前記伝熱壁部は、前記セル壁と同質の材料によって、前記蓄熱器の前記軸線方向の全長にわたって形成されている、請求項1に記載の熱音変換器。
  3. 前記伝熱壁部は、前記セル壁と同質の材料によって、前記蓄熱器における、前記伝熱部と対向する前記軸線方向の端部に形成されている、請求項1に記載の熱音変換器。
  4. 前記伝熱部と前記伝熱壁部との間には、前記伝熱部を構成する材料及び前記伝熱壁部を構成する材料よりも軟質な材料によって構成された熱伝導材(461,462)が挟まれている、請求項1~3のいずれか1項に記載の熱音変換器。
  5. 前記伝熱部の内部には、前記高温側流路又は前記低温側流路から分岐して前記第1流体又は前記第2流体が流通する分岐流路(25,35)が形成されている、請求項1~3のいずれか1項に記載の熱音変換器。
  6. 前記第1流体は、排熱源(6)から供給される排ガス(G)の排熱を利用したものであり、
    前記音波を利用して発電を行う熱音響発電装置(5)を構成する、請求項1~3のいずれか1項に記載の熱音変換器。
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