JP2023149366A - 空調管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の空調装置を一括制御するためのスケジュール設定を容易に行う。【解決手段】建物2に設置された複数の空調装置(ルームエアコン3、非居室用エアコン4、ダクト式エアコン5、床暖房6)を管理する空調管理システム1であって、ユーザによって入力された入力情報を受け付ける入力情報受付手段(ホームゲートウェイ7)と、入力情報に基づいて複数の空調装置それぞれの動作スケジュールを生成する動作スケジュール生成手段(ホームゲートウェイ7)と、動作スケジュールに基づいて複数の空調装置それぞれの動作を制御する空調装置制御手段(ホームゲートウェイ7)と、を備えており、入力情報受付手段は、入力情報として、建物2における居住者の生活パターンに関する生活パターン情報と、空調装置が設置されている部屋に関する部屋情報と、を受け付ける。【選択図】図2
Description
本発明は、空調管理システムに関する。
従来、一台の空調装置を用いて、建物内の複数の部屋の空気質の調整を行うことができる全館空調システムが提案されている(例えば特許文献1参照)。また、複数台の空調装置を用いて全館空調を行う場合もあり、その場合には、例えば、1階の空調はオンして、2階の空調はオフする等の制御が可能である。
特許文献1のように一台の空調装置を用いて全館空調を行う場合には、当該一台の空調装置がスケジュール(タイマー)どおり動作するように、ユーザが当該一台の空調装置に対しスケジュール設定(タイマー設定)を行えばよい。
特許文献1のように一台の空調装置を用いて全館空調を行う場合には、当該一台の空調装置がスケジュール(タイマー)どおり動作するように、ユーザが当該一台の空調装置に対しスケジュール設定(タイマー設定)を行えばよい。
しかしながら、複数台の空調装置を用いて全館空調を行う場合には、ユーザが複数台の空調装置それぞれに対しスケジュール設定を行う必要があり、煩わしいという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その課題は、複数の空調装置を一括制御するためのスケジュール設定を容易に行うことができるようにすることである。
請求項1に記載の発明は、例えば図1~図8(特に図2)に示すように、
建物2に設置された複数の空調装置(ルームエアコン3、非居室用エアコン4、ダクト式エアコン5、床暖房6)を管理する空調管理システム1において、
ユーザによって入力された入力情報を受け付ける入力情報受付手段(ホームゲートウェイ7)と、
前記入力情報に基づいて、前記複数の空調装置それぞれの動作スケジュールを生成する動作スケジュール生成手段(ホームゲートウェイ7)と、
前記動作スケジュールに基づいて、前記複数の空調装置それぞれの動作を制御する空調装置制御手段(ホームゲートウェイ7)と、を備えており、
前記入力情報受付手段は、前記入力情報として、前記建物2における居住者の生活パターンに関する生活パターン情報と、前記空調装置が設置されている部屋に関する部屋情報と、を受け付けることを特徴とする。
建物2に設置された複数の空調装置(ルームエアコン3、非居室用エアコン4、ダクト式エアコン5、床暖房6)を管理する空調管理システム1において、
ユーザによって入力された入力情報を受け付ける入力情報受付手段(ホームゲートウェイ7)と、
前記入力情報に基づいて、前記複数の空調装置それぞれの動作スケジュールを生成する動作スケジュール生成手段(ホームゲートウェイ7)と、
前記動作スケジュールに基づいて、前記複数の空調装置それぞれの動作を制御する空調装置制御手段(ホームゲートウェイ7)と、を備えており、
前記入力情報受付手段は、前記入力情報として、前記建物2における居住者の生活パターンに関する生活パターン情報と、前記空調装置が設置されている部屋に関する部屋情報と、を受け付けることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ユーザが入力情報(生活パターン情報及び部屋情報)を入力するだけで、当該入力情報に基づいて複数の空調装置それぞれの動作スケジュールが生成される。すなわち、ユーザが生活パターン情報や部屋情報を入力するだけで、複数の空調装置を一括制御するためのスケジュール設定が行われるので、スケジュール設定を容易に行うことができる。
請求項2に記載の発明は、例えば図1~図8(特に図2、図4)に示すように、
請求項1に記載の空調管理システム1において、
前記生活パターン情報は、起床時刻及び就寝時刻を含む前記居住者の行動時刻であり、
前記部屋情報は、前記空調装置が設置されている部屋が、起床後に使用する居室であるか、就寝時に使用する居室であるかを判別可能な情報であり、
前記動作スケジュール生成手段(ホームゲートウェイ7)は、
前記起床後に使用する居室に設置されている前記空調装置の動作スケジュールとして、前記起床時刻よりも前に通常運転を開始する動作スケジュールを生成し、
前記就寝時に使用する居室に設置されている前記空調装置の動作スケジュールとして、前記就寝時刻よりも前に通常運転を開始する動作スケジュールを生成することを特徴とする。
請求項1に記載の空調管理システム1において、
前記生活パターン情報は、起床時刻及び就寝時刻を含む前記居住者の行動時刻であり、
前記部屋情報は、前記空調装置が設置されている部屋が、起床後に使用する居室であるか、就寝時に使用する居室であるかを判別可能な情報であり、
前記動作スケジュール生成手段(ホームゲートウェイ7)は、
前記起床後に使用する居室に設置されている前記空調装置の動作スケジュールとして、前記起床時刻よりも前に通常運転を開始する動作スケジュールを生成し、
前記就寝時に使用する居室に設置されている前記空調装置の動作スケジュールとして、前記就寝時刻よりも前に通常運転を開始する動作スケジュールを生成することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、ユーザが生活パターン情報や部屋情報を入力するだけで、空調装置の予冷・予暖時間を考慮した動作スケジュールが生成されるので、快適な室内空調環境を形成可能なスケジュール設定を容易に行うことができる。
請求項3に記載の発明は、例えば図1~図8(特に図3)に示すように、
請求項1又は2に記載の空調管理システム1において、
前記動作スケジュール生成手段(ホームゲートウェイ7)によって生成された動作スケジュールを表示する表示手段(端末装置8)と、
ユーザが前記表示手段に表示されている動作スケジュールを調整するための調整手段(端末装置8)と、を備えており、
前記入力情報受付手段(ホームゲートウェイ7)は、前記入力情報として、前記調整手段によって調整された動作スケジュールに関するスケジュール調整情報を受け付け、
前記動作スケジュール生成手段(ホームゲートウェイ7)は、前記スケジュール調整情報に基づいて、前記動作スケジュールを再生成し、
前記空調装置制御手段(ホームゲートウェイ7)は、前記再生成された動作スケジュールに基づいて、前記複数の空調装置それぞれの動作を制御することを特徴とする。
請求項1又は2に記載の空調管理システム1において、
前記動作スケジュール生成手段(ホームゲートウェイ7)によって生成された動作スケジュールを表示する表示手段(端末装置8)と、
ユーザが前記表示手段に表示されている動作スケジュールを調整するための調整手段(端末装置8)と、を備えており、
前記入力情報受付手段(ホームゲートウェイ7)は、前記入力情報として、前記調整手段によって調整された動作スケジュールに関するスケジュール調整情報を受け付け、
前記動作スケジュール生成手段(ホームゲートウェイ7)は、前記スケジュール調整情報に基づいて、前記動作スケジュールを再生成し、
前記空調装置制御手段(ホームゲートウェイ7)は、前記再生成された動作スケジュールに基づいて、前記複数の空調装置それぞれの動作を制御することを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、ユーザが、表示手段に表示された動作スケジュールを調整するだけで、ユーザの理想により近い動作スケジュールが生成されることとなる。したがって、ユーザは表示手段に表示されている動作スケジュールを使って、動作スケジュール生成手段によって生成された動作スケジュールを調整することができるので、ユーザが複数の空調装置それぞれに対して一からスケジュール設定する場合に比べ、スケジュール設定を楽に行うことができる。
請求項4に記載の発明は、例えば図1~図8(特に図3)に示すように、
請求項1から3のいずれか一項に記載の空調管理システム1において、
前記空調装置制御手段(ホームゲートウェイ7)は、前記複数の空調装置の中に所定条件を満たす空調装置がある場合には、当該所定条件を満たす空調装置の動作を制御することを中止可能であり、
前記所定条件を満たす空調装置は、
前記空調装置制御手段による制御以外の制御が行われた空調装置と、
前記建物2に設置された空調装置以外の装置が実行した所定動作に連動するよう指定された空調装置と、の少なくとも一方であることを特徴とする。
請求項1から3のいずれか一項に記載の空調管理システム1において、
前記空調装置制御手段(ホームゲートウェイ7)は、前記複数の空調装置の中に所定条件を満たす空調装置がある場合には、当該所定条件を満たす空調装置の動作を制御することを中止可能であり、
前記所定条件を満たす空調装置は、
前記空調装置制御手段による制御以外の制御が行われた空調装置と、
前記建物2に設置された空調装置以外の装置が実行した所定動作に連動するよう指定された空調装置と、の少なくとも一方であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、空調装置制御手段による制御以外の制御が行われた空調装置に対しては、空調装置制御手段による制御を中止することが可能である。したがって、例えば、空調装置制御手段による制御以外の制御によって空調装置の状態が切り替わったのに、その後すぐに動作スケジュールに基づく制御によって当該空調装置の状態が再び切り替わってしまう等の不都合を回避できるので、使い勝手が良い。
あるいは、建物2に設置された空調装置以外の装置が実行した所定動作に連動するよう指定された空調装置に対しては、動作スケジュールに基づく制御を中止することが可能である。したがって、例えば、空調装置以外の装置の所定動作に連動して空調装置の状態が切り替わったのに、その後すぐに動作スケジュールに基づく制御によって当該空調装置の状態が再び切り替わってしまう等の不都合を回避できるので、使い勝手が良い。
あるいは、建物2に設置された空調装置以外の装置が実行した所定動作に連動するよう指定された空調装置に対しては、動作スケジュールに基づく制御を中止することが可能である。したがって、例えば、空調装置以外の装置の所定動作に連動して空調装置の状態が切り替わったのに、その後すぐに動作スケジュールに基づく制御によって当該空調装置の状態が再び切り替わってしまう等の不都合を回避できるので、使い勝手が良い。
請求項5に記載の発明は、例えば図1~図8(特に図3、図5~図8)に示すように、
請求項1から4のいずれか一項に記載の空調管理システム1において、
ユーザが操作可能な操作手段(端末装置8)を備えており、
前記空調装置制御手段(ホームゲートウェイ7)は、
ユーザの第一操作に応じて、前記複数の空調装置のうち該当する空調装置の動作を動作スケジュールに基づき制御することを中止可能であり、
ユーザの第二操作に応じて、前記複数の空調装置の動作を動作スケジュールに基づき制御することを中止可能であることを特徴とする。
請求項1から4のいずれか一項に記載の空調管理システム1において、
ユーザが操作可能な操作手段(端末装置8)を備えており、
前記空調装置制御手段(ホームゲートウェイ7)は、
ユーザの第一操作に応じて、前記複数の空調装置のうち該当する空調装置の動作を動作スケジュールに基づき制御することを中止可能であり、
ユーザの第二操作に応じて、前記複数の空調装置の動作を動作スケジュールに基づき制御することを中止可能であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、ユーザは、動作スケジュールに沿った動作をしない空調装置を、個別に指定することができるとともに、一括で指定することができるので、使い勝手が良い。
本発明によれば、複数の空調装置を一括制御するためのスケジュール設定を容易に行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、本実施形態における空調管理システム1の概略を示す図である。
空調管理システム1は、複数の空調設備(空調装置)を用いて建物2内全体の空調を管理する全館空調システムである。具体的には、空調管理システム1は、建物2に設けられた各種の設備(ルームエアコン3、非居室用エアコン4、ダクト式エアコン5、床暖房6、ホームゲートウェイ7)と、端末装置8と、通信ネットワークNと、を備えて構成される。
なお、本実施形態における建物2は、図1(b)に示すように2階建てとされているが、これに限られるものではなく、1階建てであってもよいし、3階建て以上であってもよい。
空調管理システム1は、複数の空調設備(空調装置)を用いて建物2内全体の空調を管理する全館空調システムである。具体的には、空調管理システム1は、建物2に設けられた各種の設備(ルームエアコン3、非居室用エアコン4、ダクト式エアコン5、床暖房6、ホームゲートウェイ7)と、端末装置8と、通信ネットワークNと、を備えて構成される。
なお、本実施形態における建物2は、図1(b)に示すように2階建てとされているが、これに限られるものではなく、1階建てであってもよいし、3階建て以上であってもよい。
また、本実施形態では、図1(b)に示すように、建物2内のリビングダイニング(LD)にルームエアコン3を設置しているが、ルームエアコン3を設置する部屋はリビングダイニングに限られるものではない。また、ルームエアコン3が設置される部屋は複数あってもよい。すなわち、空調管理システム1が管理可能なルームエアコン3は、一台であってもよいし、複数台であってもよい。また、図1(b)に示す例では、ルームエアコン3として壁掛式エアコンを設置しているが、ルームエアコン3は、壁掛式エアコンに限られるものではなく、例えば天井埋込式エアコンであってもよい。
また、本実施形態では、図1(b)に示すように、建物2内の洗面所に非居室用エアコン4を設置しているが、非居室用エアコン4を設置する部屋は洗面所に限られるものではない。また、非居室用エアコン4が設置される部屋は複数あってもよい。すなわち、空調管理システム1が管理可能な非居室用エアコン4は、一台であってもよいし、複数台であってもよい。ここで、非居室用エアコン4は、ルームエアコン3よりもコンパクトなエアコンであり、ルームエアコン3を設置困難な小空間への設置に適したエアコンである。具体的には、非居室用エアコン4は、洗面所、脱衣所、キッチン、トイレ、書斎、リモートワーク空間、廊下、玄関ホール、ウォークインクローゼット等の部屋(非居室)に設置可能である。
また、本実施形態では、図1(b)に示すように、建物2内における2階の洋室及び2階の廊下にダクト式エアコン5の吹出口5aを設置しているが、吹出口5aを設置する部屋は洋室及び廊下に限られるものではないし、2階の部屋に限られるものでもない。また、吹出口5aを1階の部屋と2階の部屋に設置する場合には、1階専用のダクト式エアコン5と2階専用のダクト式エアコン5を設置してもよいし、1階と2階で共用のダクト式エアコン5を設置してもよい。すなわち、空調管理システム1が管理可能なダクト式エアコン5は、一台であってもよいし、複数台であってもよい。ここで、ダクト式エアコン5は、複数の吹出口5a及び複数のダクト5bを有しており、エアコン本体によって温度調整された空気を、ダクト5b及び吹出口5aを介して、吹出口5aが設置された各部屋内へと送るエアコンである。
また、本実施形態では、図1(b)に示すように、建物2内のリビングダイニングに床暖房6を設置しているが、床暖房6を設置する部屋はリビングダイニングに限られるものではない。また、床暖房6が設置される部屋は複数あってもよい。すなわち、空調管理システム1が管理可能な床暖房6は、一台であってもよいし、複数台であってもよい。また、本実施形態では、ルームエアコン3が設置される部屋に、床暖房6を設置するが、これに限られるものではなく、ルームエアコン3が設置される部屋と、床暖房6が設置される部屋と、は異なってもよい。
また、本実施形態における空調管理システム1は、複数の空調設備(空調装置)を管理して建物2内全体の空調を行う全館空調システムであるが、これに限られるものではない。空調管理システム1は、建物2内に設置されている複数の空調設備(空調装置)を管理するシステムであれば、例えば、建物2内の特定空間のみ(例えば居室のみ、1階のみ、2階のみ)の空調を行うシステムであってもよい。
また、空調管理システム1が管理可能な空調設備(空調装置)は複数であれば、その複数の空調設備は同一種類の空調設備であってもよい。具体的には、例えば、空調管理システム1が管理可能な空調設備が2台以上ある場合、そのうち2台がルームエアコン3(例えば、1階のリビングダイニングに設置されたルームエアコン3と、2階の寝室に設置されたルームエアコン3)であってもよい。
また、空調管理システム1が管理可能な空調設備(空調装置)は複数であれば、その複数の空調設備は同一種類の空調設備であってもよい。具体的には、例えば、空調管理システム1が管理可能な空調設備が2台以上ある場合、そのうち2台がルームエアコン3(例えば、1階のリビングダイニングに設置されたルームエアコン3と、2階の寝室に設置されたルームエアコン3)であってもよい。
また、本実施形態では、建物2内のトイレと浴室と物入(物置)に空調設備(空調装置)を設置しないが、設置してもよい。
また、空調管理システム1が管理可能な空調設備(空調装置)は、ルームエアコン3、非居室用エアコン4、ダクト式エアコン5、床暖房6に限られるものではなく、例えばファンであってもよい。具体的には、例えば、図1(b)に示すように、リビングダイニングと洗面所が隣接している場合には、洗面所に非居室用エアコン4を設置せずに、リビングダイニングと洗面所とを隔てる壁に、空調管理システム1が管理可能なファンを設置して、当該ファンを用いてリビングダイニングの空気(ルームエアコン3によって温度調整された空気)を洗面所へ送るようにしてもよい。あるいは、リビングダイニングと他の部屋をダクトで接続し、当該ダクト内に空調管理システム1が管理可能なファンを設置して、当該ファンを用いてリビングダイニングの空気(ルームエアコン3によって温度調整された空気)を他の部屋へ送るようにしてもよい。
また、本実施形態における空調管理システム1は、ルームエアコン3、非居室用エアコン4、ダクト式エアコン5、及び床暖房6の4種類の空調設備を管理可能であるが、これに限られるものではなく、空調管理システム1が管理可能な空調設備(空調装置)は、複数であれば、4種類未満(1種類も含む)であってもよいし、5種類以上であってもよい。
また、空調管理システム1が管理可能な空調設備(空調装置)は、ルームエアコン3、非居室用エアコン4、ダクト式エアコン5、床暖房6に限られるものではなく、例えばファンであってもよい。具体的には、例えば、図1(b)に示すように、リビングダイニングと洗面所が隣接している場合には、洗面所に非居室用エアコン4を設置せずに、リビングダイニングと洗面所とを隔てる壁に、空調管理システム1が管理可能なファンを設置して、当該ファンを用いてリビングダイニングの空気(ルームエアコン3によって温度調整された空気)を洗面所へ送るようにしてもよい。あるいは、リビングダイニングと他の部屋をダクトで接続し、当該ダクト内に空調管理システム1が管理可能なファンを設置して、当該ファンを用いてリビングダイニングの空気(ルームエアコン3によって温度調整された空気)を他の部屋へ送るようにしてもよい。
また、本実施形態における空調管理システム1は、ルームエアコン3、非居室用エアコン4、ダクト式エアコン5、及び床暖房6の4種類の空調設備を管理可能であるが、これに限られるものではなく、空調管理システム1が管理可能な空調設備(空調装置)は、複数であれば、4種類未満(1種類も含む)であってもよいし、5種類以上であってもよい。
また、図1(b)に示す例では、インターネット等の通信ネットワークNに接続するホームゲートウェイ7を、建物2内のリビングダイニングに設置しているが、ホームゲートウェイ7を設置する部屋はリビングダイニングに限られるものではない。
ホームゲートウェイ7は、プロバイダへの接続設定等を作成したりするルーター機能と、Wi-Fi接続可能になる無線LAN機能と、電話機やFAXを繋いで音声通話やFAXの送受信を行うVoIPゲートウェイ電話網とIPネットワークの間の中継を行う機能と、光回線の回線終端装置としての機能と、を併せ持つ装置を指す。
また、本実施形態においては、上記機能を併せ持つ、いわゆるルーター機能付きモデムをホームゲートウェイ7として使用するが、これに限られるものではなく、上記した機能を有するルーターやハブ等の各種機器をそれぞれ用いてホームゲートウェイ7を構築するようにしてもよい。
ホームゲートウェイ7は、プロバイダへの接続設定等を作成したりするルーター機能と、Wi-Fi接続可能になる無線LAN機能と、電話機やFAXを繋いで音声通話やFAXの送受信を行うVoIPゲートウェイ電話網とIPネットワークの間の中継を行う機能と、光回線の回線終端装置としての機能と、を併せ持つ装置を指す。
また、本実施形態においては、上記機能を併せ持つ、いわゆるルーター機能付きモデムをホームゲートウェイ7として使用するが、これに限られるものではなく、上記した機能を有するルーターやハブ等の各種機器をそれぞれ用いてホームゲートウェイ7を構築するようにしてもよい。
さらに、ホームゲートウェイ7は、本実施形態における空調管理システム1を実現する上で必要な演算手段や通信手段、記憶手段等を適宜備えるものとしてもよい。このような構成とすることにより、ホームゲートウェイ7によって、ユーザによって入力されたデータを収集したり、収集したデータに基づいて建物2内の各種空調設備の制御を行ったりすることができる。
すなわち、ホームゲートウェイ7は、単にルーターやハブ等の機能を有して外部装置との連携により本実施形態における空調管理システム1を構築してもよいし、ホームゲートウェイ7に必要な機能を持たせて、外部装置との連携を行わずに本実施形態における空調管理システム1を構築してもよく、外部装置との連携の度合いも適宜変更してもよい。
すなわち、ホームゲートウェイ7は、単にルーターやハブ等の機能を有して外部装置との連携により本実施形態における空調管理システム1を構築してもよいし、ホームゲートウェイ7に必要な機能を持たせて、外部装置との連携を行わずに本実施形態における空調管理システム1を構築してもよく、外部装置との連携の度合いも適宜変更してもよい。
本実施形態において、ホームゲートウェイ7は、本実施形態における空調管理システム1を実現する上で必要な演算手段や通信手段、記憶手段等を備えている。具体的には、ホームゲートウェイ7は、例えば図1(a)に示すように、空調管理システム1の動作を集中制御する制御部71、建物2内の各種設備との通信や通信ネットワークNを介した通信を行う通信部72、制御部71が実行する各種プログラムや空調管理システム1に必要な各種データを記憶する記憶部73等を備えている。
すなわち、本実施形態におけるホームゲートウェイ7は、外部装置との連携を行わずに空調管理システム1を構築するものである。例えば、ホームゲートウェイ7が、外部装置との連携により空調管理システム1を構築するものである場合は、ホームゲートウェイ7は、通信ネットワークNを介して当該外部装置と接続され、空調管理システム1は、建物2に設けられた各種の設備(ルームエアコン3、非居室用エアコン4、ダクト式エアコン5、床暖房6、ホームゲートウェイ7等)と、端末装置8と、当該外部装置と、通信ネットワークNと、を備えて構成されるものとなる。
すなわち、本実施形態におけるホームゲートウェイ7は、外部装置との連携を行わずに空調管理システム1を構築するものである。例えば、ホームゲートウェイ7が、外部装置との連携により空調管理システム1を構築するものである場合は、ホームゲートウェイ7は、通信ネットワークNを介して当該外部装置と接続され、空調管理システム1は、建物2に設けられた各種の設備(ルームエアコン3、非居室用エアコン4、ダクト式エアコン5、床暖房6、ホームゲートウェイ7等)と、端末装置8と、当該外部装置と、通信ネットワークNと、を備えて構成されるものとなる。
端末装置8は、空調管理システム1のユーザ(建物2の居住者等)が所持する情報端末であり、具体的には、表示装置、入力装置、記憶装置及びマイクロプロセッサー等を有するコンピューターである。より具体的には、端末装置8として、携帯電話機(例えば、スマートフォン、フューチャーフォン)、PDA(Personal Digital Assistant)、デスクトップ型パーソナルコンピューター、ラップトップ型パーソナルコンピューター(ノート型パーソナルコンピューター)、パームトップ型パーソナルコンピューター、タブレット型パーソナルコンピューター等を利用することができる。
端末装置8は、ホームゲートウェイ7と通信ネットワークNを介して接続されている。具体的には、端末装置8には、本実施形態の空調管理システム1等を利用するためのアプリケーションプログラムがインストールされており、このアプリケーションプログラムが起動すると、端末装置8とホームゲートウェイ7とが通信ネットワークNを介して通信して各種信号や各種データを送受信するようになっている。
端末装置8は、ホームゲートウェイ7と通信ネットワークNを介して接続されている。具体的には、端末装置8には、本実施形態の空調管理システム1等を利用するためのアプリケーションプログラムがインストールされており、このアプリケーションプログラムが起動すると、端末装置8とホームゲートウェイ7とが通信ネットワークNを介して通信して各種信号や各種データを送受信するようになっている。
本実施形態における端末装置8は、主として、空調管理システム1のユーザ(建物2の居住者等)が所持するものであるが、これに限られるものではなく、例えば、建物2の建築に携わった建築業者を始め、電力会社、各種ネットワークサービスの提供会社等のいずれかが所有するものであってもよい。
なお、本実施形態においては、タブレット型パーソナルコンピューターが端末装置8として用いられている。また、その他の端末装置を併用してもよいものとする。
タブレット型パーソナルコンピューターである端末装置8は、タッチパネルを備えており、画面上の表示を押したり、スライドさせたりする等の動作を行うことで端末装置8の操作を行うことができる。
なお、本実施形態においては、タブレット型パーソナルコンピューターが端末装置8として用いられている。また、その他の端末装置を併用してもよいものとする。
タブレット型パーソナルコンピューターである端末装置8は、タッチパネルを備えており、画面上の表示を押したり、スライドさせたりする等の動作を行うことで端末装置8の操作を行うことができる。
空調管理システム1は、以上のような、建物2に設けられた各種の設備(ルームエアコン3、非居室用エアコン4、ダクト式エアコン5、床暖房6、ホームゲートウェイ7等)と、端末装置8と、通信ネットワークNと、を含むシステム構成とされており、本実施形態における空調管理システム1を実現するために、画像データ送信手段と、入力情報受付手段と、動作スケジュール生成手段と、空調装置制御手段と、表示手段と、調整手段と、操作手段と、を備えるものとする。
画像データ送信手段は、ホームゲートウェイ7の制御部71が、ホームゲートウェイ7の記憶部73に記憶されている画像データ送信プログラムを実行することによって実現される。
画像データ送信手段は、まず、動作スケジュール生成手段が生成した動作スケジュールを始めとする様々な情報を表示するために必要な、ウィンドウ、アイコン、ボタン、タブ、図、表、グラフ、テキスト、標識、模様といったオブジェクトが配置された画面を生成する。次いで、生成した画面のデータを、端末装置8等に送信する。
すなわち、画面データ送信手段は、動作スケジュール生成手段が生成した動作スケジュールを始めとする様々な情報を、端末装置8の表示装置(表示手段)に表示させるための表示データを生成するものであるとともに、当該生成した画面のデータを、端末装置8に送信するためのものである。
画像データ送信手段は、まず、動作スケジュール生成手段が生成した動作スケジュールを始めとする様々な情報を表示するために必要な、ウィンドウ、アイコン、ボタン、タブ、図、表、グラフ、テキスト、標識、模様といったオブジェクトが配置された画面を生成する。次いで、生成した画面のデータを、端末装置8等に送信する。
すなわち、画面データ送信手段は、動作スケジュール生成手段が生成した動作スケジュールを始めとする様々な情報を、端末装置8の表示装置(表示手段)に表示させるための表示データを生成するものであるとともに、当該生成した画面のデータを、端末装置8に送信するためのものである。
入力情報受付手段は、ユーザによって入力された入力情報を受け付ける手段であり、ホームゲートウェイ7の制御部71が、ホームゲートウェイ7の記憶部73に記憶されている入力情報受付プログラムを実行することによって実現される。
ユーザが端末装置8の入力装置(タッチパネル等)を操作して所定の入力情報を入力すると、当該入力情報は、当該端末装置8から通信ネットワークNを介してホームゲートウェイ7へと送信される。そして、入力情報受付手段は、ホームゲートウェイ7の通信部72が当該入力情報を受信すると、当該入力情報を受け付けて、記憶部73等に記憶する。
ユーザが端末装置8の入力装置(タッチパネル等)を操作して所定の入力情報を入力すると、当該入力情報は、当該端末装置8から通信ネットワークNを介してホームゲートウェイ7へと送信される。そして、入力情報受付手段は、ホームゲートウェイ7の通信部72が当該入力情報を受信すると、当該入力情報を受け付けて、記憶部73等に記憶する。
動作スケジュール生成手段は、入力情報に基づいて複数の空調装置それぞれの動作スケジュールを生成する手段であり、ホームゲートウェイ7の制御部71が、ホームゲートウェイ7の記憶部73に記憶されている動作スケジュール生成プログラムを実行することによって実現される。
具体的には、動作スケジュール生成手段は、入力情報受付手段によって受け付けられた入力情報に基づいて、建物2に設けられた複数の空調設備(ルームエアコン3、非居室用エアコン4、ダクト式エアコン5、床暖房6等)それぞれの動作スケジュールを生成する。
具体的には、動作スケジュール生成手段は、入力情報受付手段によって受け付けられた入力情報に基づいて、建物2に設けられた複数の空調設備(ルームエアコン3、非居室用エアコン4、ダクト式エアコン5、床暖房6等)それぞれの動作スケジュールを生成する。
空調装置制御手段は、動作スケジュールに基づいて複数の空調装置それぞれの動作を制御する手段であり、ホームゲートウェイ7の制御部71が、ホームゲートウェイ7の記憶部73に記憶されている空調装置制御プログラムを実行することによって実現される。
具体的には、空調装置制御手段は、動作スケジュール生成手段によって生成された動作スケジュールに基づいて、建物2に設けられた複数の空調設備(ルームエアコン3、非居室用エアコン4、ダクト式エアコン5、床暖房6等)それぞれの動作を制御する。
具体的には、空調装置制御手段は、動作スケジュール生成手段によって生成された動作スケジュールに基づいて、建物2に設けられた複数の空調設備(ルームエアコン3、非居室用エアコン4、ダクト式エアコン5、床暖房6等)それぞれの動作を制御する。
表示手段は、動作スケジュール生成手段によって生成された動作スケジュールを表示する手段であり、例えば、端末装置8の表示装置である。
調整手段は、ユーザが表示手段に表示されている動作スケジュールを調整するための手段であり、例えば、端末装置8の入力装置(タッチパネル等)である。
操作手段は、ユーザが操作可能な手段であり、例えば、端末装置8の入力装置(タッチパネル等)である。
調整手段は、ユーザが表示手段に表示されている動作スケジュールを調整するための手段であり、例えば、端末装置8の入力装置(タッチパネル等)である。
操作手段は、ユーザが操作可能な手段であり、例えば、端末装置8の入力装置(タッチパネル等)である。
続いて、図面を参照して、画面データ送信手段によって生成されて送信された表示データに基づいて、端末装置8の表示装置(表示手段)に表示される各種の画面と機能について説明する。すなわち、画面データ送信手段は、端末装置8の表示装置に表示させるための表示データを生成することができるとともに、当該生成した表示データを端末装置8に送信することができる。そして、端末装置8は、自身が備える表示装置に、受信した表示データに基づく画面を表示することができる。
なお、図示はしないが、端末装置8の表示装置は、以下に説明する各種画面の他にも、トップ画面を表示することができる。トップ画面には、以下に説明する各種画面を始めとする様々な画面に移行するためのボタン(例えばサイドメニュー100)が表示されている。
なお、図示はしないが、端末装置8の表示装置は、以下に説明する各種画面の他にも、トップ画面を表示することができる。トップ画面には、以下に説明する各種画面を始めとする様々な画面に移行するためのボタン(例えばサイドメニュー100)が表示されている。
図2、図3、図5~図8は、端末装置8の表示装置に表示される各種画面の一例である。端末装置8の表示装置に表示される画面は、複数のボタンを備えたサイドメニュー100の領域と、サイドメニュー100における複数のボタンを選択することで表示される領域と、を有するように構成されている。
図2は、空調スケジュール運転設定画面200であり、例えば、ユーザが、画面右側に表示されたサイドメニュー100のうち「設定」ボタン114を押した際に表示される画面である。
図2は、空調スケジュール運転設定画面200であり、例えば、ユーザが、画面右側に表示されたサイドメニュー100のうち「設定」ボタン114を押した際に表示される画面である。
ここで、まず、サイドメニュー100について説明する。
図2に示すように、サイドメニュー100には、建物2内に居住者がいるか否か、すなわち在・不在を選択できる在宅状況確認欄101が含まれている。居住者は、自身の外出の際(建物2内に居住者がいなくなる際)に不在を選択して警戒モードを作動させることができる。その操作は、切替ボタン101aによって行うことができる。
なお、警戒モードは、在宅状況確認欄101で居住者の不在が選択された場合に、建物2の出入りが可能な開口部の警戒を行うものであり、具体的には、居住者の不在時において、開口部を開閉する建具・シャッターの動作をセンサー等によって検知したり、電気錠の解錠を監視したりするものである。居住者の不在時に開口部が開放されたことが検知された場合には、居住者や警備会社、警察に通知が送信される。
図2に示すように、サイドメニュー100には、建物2内に居住者がいるか否か、すなわち在・不在を選択できる在宅状況確認欄101が含まれている。居住者は、自身の外出の際(建物2内に居住者がいなくなる際)に不在を選択して警戒モードを作動させることができる。その操作は、切替ボタン101aによって行うことができる。
なお、警戒モードは、在宅状況確認欄101で居住者の不在が選択された場合に、建物2の出入りが可能な開口部の警戒を行うものであり、具体的には、居住者の不在時において、開口部を開閉する建具・シャッターの動作をセンサー等によって検知したり、電気錠の解錠を監視したりするものである。居住者の不在時に開口部が開放されたことが検知された場合には、居住者や警備会社、警察に通知が送信される。
図2に示すように、サイドメニュー100には、「家全体の状況」ボタン102、「お部屋の状況」ボタン103、「機器別の状況」ボタン104、「涼風制御」ボタン105、「住まいの自動運転」ボタン106、「空調スケジュール運転」ボタン107、「タイマーの状況」ボタン108、「シーンの状況」ボタン109、「エネルギー状況」ボタン110、「エネルギー比較」ボタン111、「蓄電池利用状況」ボタン112、「ピークカット制御」ボタン113、「設定」ボタン114が含まれている。これらボタンを押すことによって、それぞれの表示画面を表示装置に表示できるようになっている。
空調スケジュール運転設定画面200は、前述したように、「設定」ボタン114を押すことで表示することができる。
図2に示すように、空調スケジュール運転設定画面200には、サイドメニュー100の他に、「生活パターン」エリア210と、「部屋設定」エリア220と、「スケジュール生成」ボタン230と、が設けられている。
図2に示すように、空調スケジュール運転設定画面200には、サイドメニュー100の他に、「生活パターン」エリア210と、「部屋設定」エリア220と、「スケジュール生成」ボタン230と、が設けられている。
「生活パターン」エリア210では、ユーザは、居住者の生活パターンに関する設定を行うことができる。「生活パターン」エリア210には、一又は複数の「パターン」入力欄211が表示されており、「パターン」入力欄211には、「おはよう」「おでかけ」「ただいま」「おやすみ」の各行動時刻をユーザが入力するための行動時刻入力領域212と、曜日をユーザが選択するための曜日選択領域213と、「追加」ボタン214と、「複製」ボタン215と、「削除」ボタン216と、が設けられている。
図2に示す例では、「生活パターン」エリア210に3つの「パターン」入力欄211が表示されている。そして、これら3つの「パターン」入力欄211のうち、一番上の「パターン」入力欄211には、第一生活パターンと当該第一生活パターンを適用する曜日が入力されており、中央の「パターン」入力欄211には、第二生活パターンと当該第二生活パターンを適用する曜日が入力されており、一番下の「パターン」入力欄211には、第三生活パターンと当該第三生活パターンを適用する曜日が入力されている。
具体的には、図2に示す例では、一番上の「パターン」入力欄211における行動時刻入力領域212に、ユーザの生活パターンのうち、出社する日の生活パターンである第一生活パターン(起床時刻「7:00」、外出時刻「9:00」、帰宅時刻「18:00」、就寝時刻「24:00」)が入力されており、一番上の「パターン」入力欄211における曜日選択領域213に、当該第一生活パターンを適用する曜日(「月」「水」)が入力されている。
また、図2に示す例では、中央の「パターン」入力欄211における行動時刻入力領域212に、ユーザの生活パターンのうち、在宅勤務する日の生活パターンである第二生活パターン(起床時刻「7:00」、就寝時刻「23:00」)が入力されており、中央の「パターン」入力欄211における曜日選択領域213に、当該第二生活パターンを適用する曜日(「火」「木」「金」)が入力されている。
また、図2に示す例では、一番下の「パターン」入力欄211における行動時刻入力領域212に、ユーザの生活パターンのうち、休日の生活パターンである第三生活パターン(起床時刻「8:00」、就寝時刻「23:00」)が入力されており、一番下の「パターン」入力欄211における曜日選択領域213に、当該第三生活パターンを適用する曜日(「土」「日」)が入力されている。
また、図2に示す例では、中央の「パターン」入力欄211における行動時刻入力領域212に、ユーザの生活パターンのうち、在宅勤務する日の生活パターンである第二生活パターン(起床時刻「7:00」、就寝時刻「23:00」)が入力されており、中央の「パターン」入力欄211における曜日選択領域213に、当該第二生活パターンを適用する曜日(「火」「木」「金」)が入力されている。
また、図2に示す例では、一番下の「パターン」入力欄211における行動時刻入力領域212に、ユーザの生活パターンのうち、休日の生活パターンである第三生活パターン(起床時刻「8:00」、就寝時刻「23:00」)が入力されており、一番下の「パターン」入力欄211における曜日選択領域213に、当該第三生活パターンを適用する曜日(「土」「日」)が入力されている。
なお、「パターン」入力欄211においては、就寝時刻として「24:01」以降を入力できないようにしてもよい。すなわち、空調スケジュール運転設定画面200では、起床時刻、外出時刻、帰宅時刻、就寝時刻として、「0:00」~「24:00」の範囲内の時刻しか入力できないようにしてもよい。この場合には、例えば、空調スケジュール運転設定画面200において仮の就寝時刻(例えば「24:00」)を入力しておき、「スケジュール生成」ボタン230を押すことで表示される空調スケジュール運転設定画面300(後述)において当該仮の就寝時刻を変更(調整)することで、就寝時刻として「24:01」以降を入力することができる。
また、ユーザが「パターン」入力欄211の「追加」ボタン214を押すと、「パターン」入力欄211が一つ追加される。具体的には、例えば、図2に示す例において、一番上の「パターン」入力欄211における「追加」ボタン214、中央の「パターン」入力欄211における「追加」ボタン214、一番下の「パターン」入力欄211における「追加」ボタン214のうちのいずれか一つが押されると、「生活パターン」エリア210に「パターン」入力欄211が一つ追加される。「追加」ボタン214を押すことで追加された「パターン」入力欄211には、デフォルトの生活パターンが入力されており、ユーザは、当該追加された「パターン」入力欄211の行動時刻入力領域212及び曜日選択領域213を操作して、デフォルトの生活パターンを居住者の生活パターンに変更する編集作業を行う。
また、ユーザが「パターン」入力欄211の「複製」ボタン215を押すと、該当する「パターン」入力欄211が一つ追加される。具体的には、例えば、図2に示す例において、一番上の「パターン」入力欄211における「複製」ボタン215が押されると、「生活パターン」エリア210に、当該一番上の「パターン」入力欄211と同一の生活パターン(第一生活パターン)が入力された状態の「パターン」入力欄211が一つ追加される。また、図2に示す例において、中央の「パターン」入力欄211における「複製」ボタン215が押されると、「生活パターン」エリア210に、当該中央の「パターン」入力欄211と同一の生活パターン(第二生活パターン)が入力された状態の「パターン」入力欄211が一つ追加される。また、図2に示す例において、一番下の「パターン」入力欄211における「複製」ボタン215が押されると、「生活パターン」エリア210に、当該一番下の「パターン」入力欄211と同一の生活パターン(第三生活パターン)が入力された状態の「パターン」入力欄211が一つ追加される。
したがって、追加する生活パターンが、例えば、デフォルトの生活パターンよりも、第一生活パターンに近い場合には、「追加」ボタン214を押して「パターン」入力欄211を追加するよりも、一番上の「パターン」入力欄211における「複製」ボタン215を押して「パターン」入力欄211を追加する方が、編集作業を楽に行うことができる。
したがって、追加する生活パターンが、例えば、デフォルトの生活パターンよりも、第一生活パターンに近い場合には、「追加」ボタン214を押して「パターン」入力欄211を追加するよりも、一番上の「パターン」入力欄211における「複製」ボタン215を押して「パターン」入力欄211を追加する方が、編集作業を楽に行うことができる。
また、ユーザが「パターン」入力欄211の「削除」ボタン216を押すと、該当する「パターン」入力欄211が削除される。具体的には、例えば、図2に示す例において、一番上の「パターン」入力欄211における「削除」ボタン216が押されると、第一生活パターンが入力された「パターン」入力欄211が削除される。また、図2に示す例において、中央の「パターン」入力欄211における「削除」ボタン216が押されると、第二生活パターンが入力された「パターン」入力欄211が削除される。また、図2に示す例において、一番下の「パターン」入力欄211における「削除」ボタン216が押されると、第三生活パターンが入力された「パターン」入力欄211が削除される。
「部屋設定」エリア220では、ユーザは、空調設備が設置されている部屋に関する設定を行うことができる。「部屋設定」エリア220には、空調管理システム1が管理可能な空調設備(ホームゲートウェイ7と通信可能な空調設備)を表示する「空調設備」表示欄221と、その空調設備を利用する世帯を表示する「利用世帯」表示欄222と、その空調設備が設置されている部屋の名称を表示する「部屋名」表示欄223と、その空調設備が設置されている部屋の用途をユーザが入力するための「部屋の用途」入力欄224と、が設けられている。
「部屋の用途」入力欄224の右端部には「V」マーク224aが設けられており、この「V」マーク224aを押すと、部屋の用途として複数の選択肢が表示され、任意の選択肢を選ぶことができる。本実施形態では、「V」マーク224aを押すと、「居室(活動)」と「居室(就寝)」と「非居室」の3つの選択肢が表示されるが、表示される選択肢はこれに限られるものではない。
また、前述したように、本実施形態では、床暖房6は、ルームエアコン3が設置される部屋に設置されているので、床暖房6が設置されている部屋の用途を入力する必要がない。したがって、図2に示す例では、床暖房6が設置されている部屋の用途は入力できないようになっている。無論、床暖房6が設置されている部屋の用途を入力できるようにしてもよい。
また、前述したように、本実施形態では、床暖房6は、ルームエアコン3が設置される部屋に設置されているので、床暖房6が設置されている部屋の用途を入力する必要がない。したがって、図2に示す例では、床暖房6が設置されている部屋の用途は入力できないようになっている。無論、床暖房6が設置されている部屋の用途を入力できるようにしてもよい。
ユーザは、居住者の生活パターンと、空調管理システム1が管理可能な空調設備が設置されている部屋の用途と、の入力が完了すると「スケジュール生成」ボタン230を押す。これにより、空調スケジュール運転設定画面200において入力された情報(第一入力情報)が、端末装置8からホームゲートウェイ7へ送信されて、入力情報受付手段によって受け付けられる。そして、入力情報受付手段は、受け付けた第一入力情報を記憶部73に保存する。
次いで、動作スケジュール生成手段は、入力情報受付手段によって受け付けられた第一入力情報に基づいて、空調管理システム1が管理可能な複数の空調設備それぞれの動作スケジュールを生成して、他の制御情報(設定温度等)とともに記憶部73に保存する。
次いで、動作スケジュール生成手段は、入力情報受付手段によって受け付けられた第一入力情報に基づいて、空調管理システム1が管理可能な複数の空調設備それぞれの動作スケジュールを生成して、他の制御情報(設定温度等)とともに記憶部73に保存する。
次いで、画像データ送信手段は、記憶部73に記憶されている制御情報(動作スケジュール、設定温度、スケジュール運転自動復帰に関する情報(後述)、給湯器連動運転に関する情報(後述)、在宅スイッチ連動運転に関する情報(後述)等)を端末装置8の表示装置に表示させるための表示データを生成して、当該生成した表示データを端末装置8へ送信する。
これにより、端末装置8の表示装置に表示されている画面が、図2に示す空調スケジュール運転設定画面200から、図3に示す空調スケジュール運転設定画面300へと切り替わる。
これにより、端末装置8の表示装置に表示されている画面が、図2に示す空調スケジュール運転設定画面200から、図3に示す空調スケジュール運転設定画面300へと切り替わる。
ここで、まず、動作スケジュールの生成について説明する。
図4(a)に、部屋の用途と、動作スケジュールと、の関係を示す。図4(a)に示す動作スケジュールは、空調スケジュール運転設定画面200の「生活パターン」エリア210において、起床時刻「6:00」、外出時刻「9:00」、帰宅時刻「17:00」、就寝時刻「23:00」の生活パターンが入力されて、当該生活パターンを適用する曜日として「水」が入力された場合に生成される動作スケジュールの一部である。
本実施形態の動作スケジュールにおいては、空調設備をオンする時間帯に帯画像を表示して、空調設備をオフ(運転停止)する時間帯には帯画像を表示しないようになっている。さらに、空調設備をオンする時間帯のうち、通常運転モードで稼働させる時間帯を濃い色の帯画像で表示し、通常運転モードよりも消費電力量を抑えた控えめ運転モードで稼働させる時間帯を薄い色の帯画像で表示するが、各時間帯の示し方は適宜変更可能である。
図4(a)に、部屋の用途と、動作スケジュールと、の関係を示す。図4(a)に示す動作スケジュールは、空調スケジュール運転設定画面200の「生活パターン」エリア210において、起床時刻「6:00」、外出時刻「9:00」、帰宅時刻「17:00」、就寝時刻「23:00」の生活パターンが入力されて、当該生活パターンを適用する曜日として「水」が入力された場合に生成される動作スケジュールの一部である。
本実施形態の動作スケジュールにおいては、空調設備をオンする時間帯に帯画像を表示して、空調設備をオフ(運転停止)する時間帯には帯画像を表示しないようになっている。さらに、空調設備をオンする時間帯のうち、通常運転モードで稼働させる時間帯を濃い色の帯画像で表示し、通常運転モードよりも消費電力量を抑えた控えめ運転モードで稼働させる時間帯を薄い色の帯画像で表示するが、各時間帯の示し方は適宜変更可能である。
図4(b)に示すように、空調スケジュール運転設定画面200の「部屋設定」エリア220において、設置されている部屋の用途が「居室(活動)」であると入力された空調設備については、起床時刻、外出時刻、帰宅時刻、就寝時刻の4つの行動時刻が入力された曜日では、“起床時刻の30分前から外出時刻まで”と“帰宅時刻の30分前から就寝時刻まで”を通常運転モードで稼働させて、それ以外を控えめ運転モードで稼働させるようにスケジュールが組まれるとともに、外出時刻と帰宅時刻が入力されなかった曜日(図2における中央の「パターン」入力欄211や一番下の「パターン」入力欄211参照)では、“起床時刻の30分前から就寝時刻まで”を通常運転モードで稼働させて、それ以外を控えめ運転モードで稼働させるようにスケジュールが組まれる。
また、設置されている部屋の用途が「居室(就寝)」であると入力された空調設備については、“就寝時刻の1時間前から就寝時刻の2時間後まで”を通常運転モードで稼働させて、それ以外を控えめ運転モードで稼働させるようにスケジュールが組まれる。
また、設置されている部屋の用途が「非居室」であると入力された空調設備については、設置されている部屋の用途が「居室(活動)」であると入力された空調設備と、設置されている部屋の用途が「居室(就寝)」であると入力された空調設備と、のいずれかが通常運転モードのときに通常運転モードで稼働させて、それ以外を控えめ運転モードで稼働させるようにスケジュールが組まれる。
また、設置されている部屋の用途が「非居室」であると入力された空調設備については、設置されている部屋の用途が「居室(活動)」であると入力された空調設備と、設置されている部屋の用途が「居室(就寝)」であると入力された空調設備と、のいずれかが通常運転モードのときに通常運転モードで稼働させて、それ以外を控えめ運転モードで稼働させるようにスケジュールが組まれる。
前述したように、本実施形態では、床暖房6は、ルームエアコン3が設置される部屋に設置されている。また、本実施形態の空調装置制御手段は、床暖房6を控えめ運転モードで稼働させる制御を行わないようになっている。すなわち、床暖房6に対しては、通常運転/控えめ運転/オフを切り替える制御ではなく、オン/オフを切り替える制御を行うようになっており、そして、本実施形態の動作スケジュール生成手段は、床暖房6については、同室のルームエアコン3が通常運転モードのときにオンして、それ以外ではオフするようにスケジュールを組むようになっている。
なお、本実施形態では、床暖房6をオフからオンに切り替えるタイミングと、同室のルームエアコン3を控えめ運転モード(あるいはオフ)から通常運転モードに切り替えるタイミングと、を同じにしたが、異ならせてもよい。また、床暖房6をオンからオフに切り替えるタイミングと、同室のルームエアコン3を通常運転モードから控えめ運転モード(あるいはオフ)に切り替えるタイミングと、を同じにしたが、異ならせてもよい。また、空調装置制御手段は、床暖房6に対しても、他の空調設備と同様に、通常運転/控えめ運転/オフを切り替える制御を行うようにしてもよい。
なお、本実施形態では、床暖房6をオフからオンに切り替えるタイミングと、同室のルームエアコン3を控えめ運転モード(あるいはオフ)から通常運転モードに切り替えるタイミングと、を同じにしたが、異ならせてもよい。また、床暖房6をオンからオフに切り替えるタイミングと、同室のルームエアコン3を通常運転モードから控えめ運転モード(あるいはオフ)に切り替えるタイミングと、を同じにしたが、異ならせてもよい。また、空調装置制御手段は、床暖房6に対しても、他の空調設備と同様に、通常運転/控えめ運転/オフを切り替える制御を行うようにしてもよい。
また、設置されている部屋の用途が「居室(活動)」であると入力された空調設備の通常運転モードの開始タイミングは、起床時刻の30分前や帰宅時刻の30分前に限られるものではなく、起床時刻や帰宅時刻よりも早いタイミングであればよい。すなわち、設置されている部屋の用途が「居室(活動)」であると入力された空調設備の予冷・予暖時間は、30分に限られるものではない。また、空調設備の種類に応じて予冷・予暖時間を異ならせてもよい。
また、設置されている部屋の用途が「居室(活動)」であると入力された空調設備の通常運転モードの終了タイミングは、外出時刻や就寝時刻に限られるものではない。
また、設置されている部屋の用途が「居室(活動)」であると入力された空調設備の通常運転モードの終了タイミングは、外出時刻や就寝時刻に限られるものではない。
また、設置されている部屋の用途が「居室(就寝)」であると入力された空調設備の通常運転モードの開始タイミングは、就寝時刻の1時間前に限られるものではなく、就寝時刻よりも早いタイミングであればよい。すなわち、設置されている部屋の用途が「居室(就寝)」であると入力された空調設備の予冷・予暖時間は、1時間に限られるものではない。また、空調設備の種類に応じて予冷・予暖時間を異ならせてもよい。
また、設置されている部屋の用途が「居室(就寝)」であると入力された空調設備の通常運転モードの終了タイミングは、就寝時刻の2時間後に限られるものではなく、就寝時刻よりも遅いタイミングであればよい。
また、設置されている部屋の用途が「居室(就寝)」であると入力された空調設備の通常運転モードの終了タイミングは、就寝時刻の2時間後に限られるものではなく、就寝時刻よりも遅いタイミングであればよい。
図4(b)に示すルールに従って動作スケジュール生成手段が生成した動作スケジュールは、空調スケジュール運転設定画面300においてユーザに提示される。
図3に示すように、空調スケジュール運転設定画面300には、サイドメニュー100の他に、「運転スケジュール」エリア310と、「詳細設定」エリア320と、「実行」ボタン330と、が設けられている。
図3に示すように、空調スケジュール運転設定画面300には、サイドメニュー100の他に、「運転スケジュール」エリア310と、「詳細設定」エリア320と、「実行」ボタン330と、が設けられている。
「運転スケジュール」エリア310では、ユーザは、動作スケジュール生成手段によって生成された動作スケジュールを確認することができる。
具体的には、「運転スケジュール」エリア310には、動作スケジュール生成手段によって生成されたルームエアコン3の動作スケジュールを表示する「第一スケジュール」表示欄311と、動作スケジュール生成手段によって生成された非居室用エアコン4の動作スケジュールを表示する「第二スケジュール」表示欄312と、動作スケジュール生成手段によって生成されたダクト式エアコン5の動作スケジュールを表示する「第三スケジュール」表示欄313と、動作スケジュール生成手段によって生成された床暖房6の動作スケジュールを表示する「第四スケジュール」表示欄314と、が設けられている。
具体的には、「運転スケジュール」エリア310には、動作スケジュール生成手段によって生成されたルームエアコン3の動作スケジュールを表示する「第一スケジュール」表示欄311と、動作スケジュール生成手段によって生成された非居室用エアコン4の動作スケジュールを表示する「第二スケジュール」表示欄312と、動作スケジュール生成手段によって生成されたダクト式エアコン5の動作スケジュールを表示する「第三スケジュール」表示欄313と、動作スケジュール生成手段によって生成された床暖房6の動作スケジュールを表示する「第四スケジュール」表示欄314と、が設けられている。
無論、空調管理システム1が管理可能な空調設備の中に同一種類の空調設備が複数ある場合には、別々に「スケジュール」表示欄が設けられる。具体的には、例えば、空調管理システム1が管理可能な空調設備に、1階のリビングダイニングに設置されたルームエアコン3と、2階の寝室に設置されたルームエアコン3と、が含まれる場合、「運転スケジュール」エリア310には、1階のリビングダイニングに設置されたルームエアコン3の動作スケジュールを表示する「第一スケジュール」表示欄311と、2階の寝室に設置されたルームエアコン3の動作スケジュールを表示する「第一スケジュール」表示欄311と、が設けられる。
さらに、「運転スケジュール」エリア310では、ユーザは、動作スケジュール生成手段によって生成された動作スケジュールを調整(変更)することができる。
具体的には、例えば、「スケジュール」表示欄311~313に表示されている、通常運転モードに対応する濃い色の帯画像と、控えめ運転モードに対応する薄い色の帯画像と、の境界をドラック&ドロップする操作を行ってこれらの帯画像の長さを変化させることで、通常運転モード及び控えめ運転モードの時間帯を調整することができる。
前述したように、本実施形態の空調装置制御手段は、床暖房6を控えめ運転モードで稼働させる制御を行わないので、床暖房6の動作スケジュールを表示する「第四スケジュール」表示欄314には、控えめ運転モードに対応する薄い色の帯画像は表示されていない。したがって、「第四スケジュール」表示欄314では、通常運転モードに対応する濃い色の帯画像の端部をドラック&ドロップする操作を行って当該帯画像の長さを変化させることで、床暖房6におけるオン(通常運転モード)の時間帯を調整することができる。
なお、動作スケジュールを調整(変更)するための操作は、ドラック&ドロップする操作に限られるものではない。例えば、「スケジュール」表示欄311~314の所定箇所をタップすると、「通常運転モード」と「控えめ運転モード」と「運転停止(オフ)」の各時間帯(例えば開始時刻及び終了時刻)を数字入力によって調整(変更)できる画面を表示するようにしてもよい。
具体的には、例えば、「スケジュール」表示欄311~313に表示されている、通常運転モードに対応する濃い色の帯画像と、控えめ運転モードに対応する薄い色の帯画像と、の境界をドラック&ドロップする操作を行ってこれらの帯画像の長さを変化させることで、通常運転モード及び控えめ運転モードの時間帯を調整することができる。
前述したように、本実施形態の空調装置制御手段は、床暖房6を控えめ運転モードで稼働させる制御を行わないので、床暖房6の動作スケジュールを表示する「第四スケジュール」表示欄314には、控えめ運転モードに対応する薄い色の帯画像は表示されていない。したがって、「第四スケジュール」表示欄314では、通常運転モードに対応する濃い色の帯画像の端部をドラック&ドロップする操作を行って当該帯画像の長さを変化させることで、床暖房6におけるオン(通常運転モード)の時間帯を調整することができる。
なお、動作スケジュールを調整(変更)するための操作は、ドラック&ドロップする操作に限られるものではない。例えば、「スケジュール」表示欄311~314の所定箇所をタップすると、「通常運転モード」と「控えめ運転モード」と「運転停止(オフ)」の各時間帯(例えば開始時刻及び終了時刻)を数字入力によって調整(変更)できる画面を表示するようにしてもよい。
また、「スケジュール」表示欄311~314には、通常運転モードにおける設定温度が表示されているとともに、通常運転モードにおける設定温度をユーザが調整(変更)するための調整ボタン318a,318bが設けられている。具体的には、例えば、ユーザが「第一スケジュール」表示欄311に設けられた調整ボタンのうち「上」ボタン318aを押すと、ルームエアコン3の通常運転モードにおける設定温度が所定温度(例えば1℃)上昇し、ユーザが「第一スケジュール」表示欄311に設けられた調整ボタンのうち「下」ボタン318bを押すと、ルームエアコン3の通常運転モードにおける設定温度が所定温度(例えば1℃)低下する。通常運転モードにおける設定温度のデフォルト値は、空調設備の種類ごとに異なってもよいし、空調設備が設置される部屋の用途ごとに異なってもよい。
なお、例えば各部屋の温度差が所定の範囲(例えば4℃以内)に収まるように、通常運転モードにおける設定温度に許容範囲を設けて、その許容範囲の中で調整(変更)できるようにしてもよい。また、その許容範囲は、空調設備の種類ごとに異なってもよいし、空調設備が設置される部屋の用途ごとに異なってもよい。
なお、例えば各部屋の温度差が所定の範囲(例えば4℃以内)に収まるように、通常運転モードにおける設定温度に許容範囲を設けて、その許容範囲の中で調整(変更)できるようにしてもよい。また、その許容範囲は、空調設備の種類ごとに異なってもよいし、空調設備が設置される部屋の用途ごとに異なってもよい。
また、「運転スケジュール」エリア310には、「暖房」タブ315と「冷房」タブ316が設けられている。ユーザが「暖房」タブ315を押すと、「スケジュール」表示欄311~314に暖房用の動作スケジュールが表示される。また、ユーザが「冷房」タブ316を押すと、「スケジュール」表示欄311~314に冷房用の動作スケジュールが表示される。図3は、「暖房」タブ315を押した場合に表示される画面である。
また、「運転スケジュール」エリア310には、曜日選択領域317が設けられている。曜日選択領域317には、「週」「月」「火」「水」「木」「金」「土」「日」の各ボタンが並んで配置されており、「週」ボタンが押されると「スケジュール」表示欄311~314に月曜日から日曜日までの動作スケジュールが表示され、「月」ボタンが押されると「スケジュール」表示欄311~314に月曜日の動作スケジュールが表示される。図3は、「水」ボタンを押した場合に表示される画面である。
また、「運転スケジュール」エリア310には、曜日選択領域317が設けられている。曜日選択領域317には、「週」「月」「火」「水」「木」「金」「土」「日」の各ボタンが並んで配置されており、「週」ボタンが押されると「スケジュール」表示欄311~314に月曜日から日曜日までの動作スケジュールが表示され、「月」ボタンが押されると「スケジュール」表示欄311~314に月曜日の動作スケジュールが表示される。図3は、「水」ボタンを押した場合に表示される画面である。
「詳細設定」エリア320では、ユーザは、スケジュール運転(空調装置制御手段による動作スケジュールに基づいた空調設備の制御)に関する詳細を設定することができる。
具体的には、「詳細設定」エリア320には、控えめ運転モードにおける設定温度をユーザが入力するための「控えめ運転時の設定温度」入力欄321が表示されている。「控えめ運転時の設定温度」入力欄321には、「V」マーク321a,321bが設けられており、「V」マーク321aを押すと、控えめ運転モードにおける暖房時の設定温度として複数の選択肢が表示され、任意の選択肢を選ぶことができる。本実施形態では、「V」マーク321aを押すと、通常運転モードにおける暖房時の設定温度との差として「0℃」「-0.5℃」「-1.0℃」「-1.5℃」「-2.0℃」「-2.5℃」「-3.0℃」「-3.5℃」「-4.0℃」「-4.5℃」「-5.0℃」の11つの選択肢が表示されるが、表示される選択肢はこれに限られるものではない。また、本実施形態では、控えめ運転モードにおける暖房時の設定温度のデフォルト値を「-2.0℃(通常運転モードにおける暖房時の設定温度よりも2℃低い温度)」とするが、デフォルト値はこれに限られるものではない。
具体的には、「詳細設定」エリア320には、控えめ運転モードにおける設定温度をユーザが入力するための「控えめ運転時の設定温度」入力欄321が表示されている。「控えめ運転時の設定温度」入力欄321には、「V」マーク321a,321bが設けられており、「V」マーク321aを押すと、控えめ運転モードにおける暖房時の設定温度として複数の選択肢が表示され、任意の選択肢を選ぶことができる。本実施形態では、「V」マーク321aを押すと、通常運転モードにおける暖房時の設定温度との差として「0℃」「-0.5℃」「-1.0℃」「-1.5℃」「-2.0℃」「-2.5℃」「-3.0℃」「-3.5℃」「-4.0℃」「-4.5℃」「-5.0℃」の11つの選択肢が表示されるが、表示される選択肢はこれに限られるものではない。また、本実施形態では、控えめ運転モードにおける暖房時の設定温度のデフォルト値を「-2.0℃(通常運転モードにおける暖房時の設定温度よりも2℃低い温度)」とするが、デフォルト値はこれに限られるものではない。
また、「V」マーク321bを押すと、控えめ運転モードにおける冷房時の設定温度として複数の選択肢が表示され、任意の選択肢を選ぶことができる。本実施形態では、「V」マーク321bを押すと、通常運転モードにおける冷房時の設定温度との差として「0℃」「+0.5℃」「+1.0℃」「+1.5℃」「+2.0℃」「+2.5℃」「+3.0℃」「+3.5℃」「+4.0℃」「+4.5℃」「+5.0℃」の11つの選択肢が表示されるが、表示される選択肢はこれに限られるものではない。また、本実施形態では、控えめ運転モードにおける冷房時の設定温度のデフォルト値を「+2.0℃(通常運転モードにおける冷房時の設定温度よりも2℃高い温度)」とするが、デフォルト値はこれに限られるものではない。
また、「詳細設定」エリア320には、「スケジュール運転自動復帰」入力欄322が表示されている。以下、居住者等が、空調設備を直接操作したり、空調設備に専用のリモコンで操作したりすることを、「手動操作」と称する。また、空調装置制御手段によって制御中の空調設備を「制御中設備」と称し、空調装置制御手段によって制御可能(空調管理システム1によって管理可能)であるが、現在空調装置制御手段による制御の対象から外れている空調設備を「対象外設備」と称する。
居住者等は、制御中設備を手動操作して、当該制御中設備の状態(設定温度、風量、運転モード、暖房/冷房、電源のオン/オフ等)を切り替えることが可能である。そして、本実施形態では、制御中設備は、手動操作されることで、空調装置制御手段による制御の対象から外れて対象外設備となる。
具体的には、例えば、居住者が、制御中設備のうちのいずれか(空調設備X)を、空調設備Xのリモコンで操作すると、空調装置制御手段は、空調設備Xのスケジュール運転を中止するよう構成されている。そして、空調装置制御手段は、空調設備Xのスケジュール運転を中止してから所定時間経過後に、空調設備Xを対象外設備から制御中設備へと切り替えて、空調設備Xのスケジュール運転を再開(復帰)するスケジュール運転自動復帰機能を備えている。
居住者等は、制御中設備を手動操作して、当該制御中設備の状態(設定温度、風量、運転モード、暖房/冷房、電源のオン/オフ等)を切り替えることが可能である。そして、本実施形態では、制御中設備は、手動操作されることで、空調装置制御手段による制御の対象から外れて対象外設備となる。
具体的には、例えば、居住者が、制御中設備のうちのいずれか(空調設備X)を、空調設備Xのリモコンで操作すると、空調装置制御手段は、空調設備Xのスケジュール運転を中止するよう構成されている。そして、空調装置制御手段は、空調設備Xのスケジュール運転を中止してから所定時間経過後に、空調設備Xを対象外設備から制御中設備へと切り替えて、空調設備Xのスケジュール運転を再開(復帰)するスケジュール運転自動復帰機能を備えている。
「スケジュール運転自動復帰」入力欄322では、スケジュール運転自動復帰機能をオンするか否かや、スケジュール運転の中止から復帰までの時間を入力することができる。
具体的には、「スケジュール運転自動復帰」入力欄322においては、切替ボタン322aによってスケジュール運転自動復帰機能のオン/オフを切り替え操作できるようになっている。
また、「スケジュール運転自動復帰」入力欄322には「V」マーク322bが設けられており、この「V」マーク322bは、切替ボタン322aがオンのときのみ操作できるようになっている。「V」マーク322bを押すと、スケジュール運転の中止から復帰までの時間として複数の選択肢が表示され、任意の選択肢を選ぶことができる。本実施形態では、「V」マーク322bを押すと、「10分」「20分」「30分」「40分」「50分」「60分」の6つの選択肢が表示されるが、表示される選択肢はこれに限られるものではない。
なお、本実施形態では、「スケジュール運転自動復帰」入力欄322のデフォルト設定を、「スケジュール運転自動復帰機能“オン”、“30”分後にスケジュール運転に復帰」とするが、デフォルト設定はこれに限られるものではない。
具体的には、「スケジュール運転自動復帰」入力欄322においては、切替ボタン322aによってスケジュール運転自動復帰機能のオン/オフを切り替え操作できるようになっている。
また、「スケジュール運転自動復帰」入力欄322には「V」マーク322bが設けられており、この「V」マーク322bは、切替ボタン322aがオンのときのみ操作できるようになっている。「V」マーク322bを押すと、スケジュール運転の中止から復帰までの時間として複数の選択肢が表示され、任意の選択肢を選ぶことができる。本実施形態では、「V」マーク322bを押すと、「10分」「20分」「30分」「40分」「50分」「60分」の6つの選択肢が表示されるが、表示される選択肢はこれに限られるものではない。
なお、本実施形態では、「スケジュール運転自動復帰」入力欄322のデフォルト設定を、「スケジュール運転自動復帰機能“オン”、“30”分後にスケジュール運転に復帰」とするが、デフォルト設定はこれに限られるものではない。
また、「詳細設定」エリア320には、「給湯器連動運転」入力欄323が表示されている。
本実施形態において、ホームゲートウェイ7は、建物2に設置されている給湯器(あるいはそのリモコン)と通信可能に構成されている。そして、空調装置制御手段は、給湯器の自動運転がオンになると、所定の空調設備(空調設備Y)の動作スケジュールを無視して空調設備Yを通常運転モードで稼働させて、給湯器の自動運転がオフになると、空調設備Yのスケジュール運転を再開(復帰)する給湯器連動運転機能を備えている。
本実施形態において、ホームゲートウェイ7は、建物2に設置されている給湯器(あるいはそのリモコン)と通信可能に構成されている。そして、空調装置制御手段は、給湯器の自動運転がオンになると、所定の空調設備(空調設備Y)の動作スケジュールを無視して空調設備Yを通常運転モードで稼働させて、給湯器の自動運転がオフになると、空調設備Yのスケジュール運転を再開(復帰)する給湯器連動運転機能を備えている。
「給湯器連動運転」入力欄323では、給湯器連動運転機能をオンするか否かや、空調設備Yが設置されている部屋を入力することができる。
具体的には、「給湯器連動運転」入力欄323においては、切替ボタン323aによって給湯器連動運転機能のオン/オフを切り替え操作できるようになっている。
また、「給湯器連動運転」入力欄323には「V」マーク323bが設けられており、この「V」マーク323bは、切替ボタン323aがオンのときのみ操作できるようになっている。「V」マーク322bを押すと、給湯器連動運転機能の対象となる部屋として複数の選択肢が表示され、任意の選択肢を選ぶことができる。例えば、給湯器連動運転機能の対象となる部屋として“洗面所”が選択された場合には、洗面所に設置されている空調設備(本実施形態では非居室用エアコン4)が、所定の空調設備(空調設備Y)として指定されることとなる。
具体的には、「給湯器連動運転」入力欄323においては、切替ボタン323aによって給湯器連動運転機能のオン/オフを切り替え操作できるようになっている。
また、「給湯器連動運転」入力欄323には「V」マーク323bが設けられており、この「V」マーク323bは、切替ボタン323aがオンのときのみ操作できるようになっている。「V」マーク322bを押すと、給湯器連動運転機能の対象となる部屋として複数の選択肢が表示され、任意の選択肢を選ぶことができる。例えば、給湯器連動運転機能の対象となる部屋として“洗面所”が選択された場合には、洗面所に設置されている空調設備(本実施形態では非居室用エアコン4)が、所定の空調設備(空調設備Y)として指定されることとなる。
なお、本実施形態では、「給湯器連動運転」入力欄323のデフォルト設定を、「給湯器連動運転機能“オン”、対象となる部屋“洗面所”」とするが、デフォルト設定はこれに限られるものではない。
また、本実施形態では、給湯器連動運転機能がオンである場合であって、給湯器に連動させる空調設備(空調設備Y)として指定されている空調設備が制御中設備である場合に、給湯器連動運転機能が作動することとするが、これに限られるものではない。
また、本実施形態では、給湯器連動運転機能がオンである場合であって、給湯器に連動させる空調設備(空調設備Y)として指定されている空調設備が制御中設備である場合に、給湯器連動運転機能が作動することとするが、これに限られるものではない。
また、「詳細設定」エリア320には、「在宅スイッチ連動運転」入力欄324が表示されている。
本実施形態において、空調装置制御手段は、在宅状況確認欄101の切替ボタン101aが「外出中」になると、動作スケジュールを無視して制御中設備を控えめ運転モードで稼働させて、切替ボタン101aが「在宅」になると、制御中設備のスケジュール運転を再開(復帰)する在宅スイッチ連動運転機能を備えている。なお、例外的に、在宅スイッチ連動運転機能の作動中であっても、動作スケジュールにオフする時間帯が設けられている制御中設備については、その時間帯だけ動作スケジュールに従って当該制御中設備の運転を停止するようにしてもよい。
本実施形態において、空調装置制御手段は、在宅状況確認欄101の切替ボタン101aが「外出中」になると、動作スケジュールを無視して制御中設備を控えめ運転モードで稼働させて、切替ボタン101aが「在宅」になると、制御中設備のスケジュール運転を再開(復帰)する在宅スイッチ連動運転機能を備えている。なお、例外的に、在宅スイッチ連動運転機能の作動中であっても、動作スケジュールにオフする時間帯が設けられている制御中設備については、その時間帯だけ動作スケジュールに従って当該制御中設備の運転を停止するようにしてもよい。
「在宅スイッチ連動運転」入力欄324では、在宅スイッチ連動運転機能をオンするか否かを入力することができる。具体的には、「在宅スイッチ連動運転」入力欄324においては、切替ボタン324aによって在宅スイッチ連動運転機能のオン/オフを切り替え操作できるようになっている。
なお、本実施形態では、「在宅スイッチ連動運転」入力欄324のデフォルト設定を、「在宅スイッチ連動運転機能“オン”」とするが、デフォルト設定はこれに限られるものではない。
なお、本実施形態では、「在宅スイッチ連動運転」入力欄324のデフォルト設定を、「在宅スイッチ連動運転機能“オン”」とするが、デフォルト設定はこれに限られるものではない。
ユーザは、動作スケジュールの調整(スケジュール調整情報の入力)と、スケジュール運転に関する詳細設定と、が完了すると「実行」ボタン330を押す。これにより、空調スケジュール運転設定画面300において入力された情報(第二入力情報)が、端末装置8からホームゲートウェイ7へ送信されて、入力情報受付手段によって受け付けられる。そして、入力情報受付手段は、受け付けた第二入力情報を記憶部73に保存する。
次いで、動作スケジュール生成手段は、入力情報受付手段によって受け付けられた第二入力情報に基づいて、記憶部73に保存されている制御情報(動作スケジュール、設定温度、スケジュール運転自動復帰に関する情報、給湯器連動運転に関する情報、在宅スイッチ連動運転に関する情報等)を補正(更新)する。
次いで、空調装置制御手段は、記憶部73に保存されている制御情報に基づいて、空調設備の制御を開始する。なお、本実施形態では、空調装置制御手段は、風量を自動に設定して空調設備の動作を制御することとするが、これに限られるものではない。
次いで、動作スケジュール生成手段は、入力情報受付手段によって受け付けられた第二入力情報に基づいて、記憶部73に保存されている制御情報(動作スケジュール、設定温度、スケジュール運転自動復帰に関する情報、給湯器連動運転に関する情報、在宅スイッチ連動運転に関する情報等)を補正(更新)する。
次いで、空調装置制御手段は、記憶部73に保存されている制御情報に基づいて、空調設備の制御を開始する。なお、本実施形態では、空調装置制御手段は、風量を自動に設定して空調設備の動作を制御することとするが、これに限られるものではない。
すなわち、動作スケジュール生成手段は、空調スケジュール運転設定画面200において入力された第一入力情報(生活パターン情報、部屋情報)に基づいて、空調管理システム1が管理可能な複数の空調設備それぞれの動作スケジュールとして暫定の動作スケジュールを生成する。また、動作スケジュール生成手段は、当該暫定の動作スケジュールと、空調スケジュール運転設定画面300において入力された第二入力情報(具体的には第二入力情報うちのスケジュール調整情報)と、に基づいて空調管理システム1が管理可能な複数の空調設備それぞれの動作スケジュールとして確定の動作スケジュールを生成する。
したがって、動作スケジュール生成手段は、空調スケジュール運転設定画面200(図2)において入力された入力情報と、空調スケジュール運転設定画面300(図3)において入力された入力情報と、に基づいて確定の動作スケジュールを生成すると言える。また、ユーザが、空調スケジュール運転設定画面300(図3)において暫定の動作スケジュールを調整(変更)しなかった場合には、当該暫定の動作スケジュールが確定の動作スケジュールとなる。
また、空調装置制御手段は、確定の動作スケジュールに基づいて空調設備の動作を制御する。すなわち、確定の動作スケジュールは、スケジュール運転に使用される動作スケジュールである。
したがって、動作スケジュール生成手段は、空調スケジュール運転設定画面200(図2)において入力された入力情報と、空調スケジュール運転設定画面300(図3)において入力された入力情報と、に基づいて確定の動作スケジュールを生成すると言える。また、ユーザが、空調スケジュール運転設定画面300(図3)において暫定の動作スケジュールを調整(変更)しなかった場合には、当該暫定の動作スケジュールが確定の動作スケジュールとなる。
また、空調装置制御手段は、確定の動作スケジュールに基づいて空調設備の動作を制御する。すなわち、確定の動作スケジュールは、スケジュール運転に使用される動作スケジュールである。
その後、ユーザが、サイドメニュー100のうち「空調スケジュール運転」ボタン107を押すと、その旨が端末装置8からホームゲートウェイ7へ通知される。これに応じて、画面データ送信手段は、記憶部73に記憶されている制御情報(ここでは、動作スケジュールと通常運転モードにおける設定温度)を端末装置8の表示装置に表示させるための表示データを生成して、当該生成した表示データを端末装置8へ送信する。
これにより、端末装置8の表示装置に、図5~図8に示す空調スケジュール運転画面400が表示される。
図5~図8に示すように、空調スケジュール運転画面400には、サイドメニュー100の他に、「運転スケジュール」エリア410と、スケジュール運転の「オン/オフ」切替ボタン420と、「暖房/冷房」切替ボタン430と、が設けられている。
これにより、端末装置8の表示装置に、図5~図8に示す空調スケジュール運転画面400が表示される。
図5~図8に示すように、空調スケジュール運転画面400には、サイドメニュー100の他に、「運転スケジュール」エリア410と、スケジュール運転の「オン/オフ」切替ボタン420と、「暖房/冷房」切替ボタン430と、が設けられている。
「運転スケジュール」エリア410では、ユーザは、スケジュール運転(空調装置制御手段による動作スケジュールに基づいた空調設備の制御)に使用されている動作スケジュールを確認することができる。
具体的には、「運転スケジュール」エリア410には、動作スケジュール生成手段によって生成されたルームエアコン3の動作スケジュールを表示する「第一スケジュール」表示欄411と、動作スケジュール生成手段によって生成された非居室用エアコン4の動作スケジュールを表示する「第二スケジュール」表示欄412と、動作スケジュール生成手段によって生成されたダクト式エアコン5の動作スケジュールを表示する「第三スケジュール」表示欄413と、動作スケジュール生成手段によって生成された床暖房6の動作スケジュールを表示する「第四スケジュール」表示欄414と、が設けられている。
具体的には、「運転スケジュール」エリア410には、動作スケジュール生成手段によって生成されたルームエアコン3の動作スケジュールを表示する「第一スケジュール」表示欄411と、動作スケジュール生成手段によって生成された非居室用エアコン4の動作スケジュールを表示する「第二スケジュール」表示欄412と、動作スケジュール生成手段によって生成されたダクト式エアコン5の動作スケジュールを表示する「第三スケジュール」表示欄413と、動作スケジュール生成手段によって生成された床暖房6の動作スケジュールを表示する「第四スケジュール」表示欄414と、が設けられている。
無論、空調管理システム1が管理可能な空調設備の中に同一種類の空調設備が複数ある場合には、別々に「スケジュール」表示欄が設けられる。具体的には、例えば、空調管理システム1が管理可能な空調設備に、1階のリビングダイニングに設置されたルームエアコン3と、2階の寝室に設置されたルームエアコン3と、が含まれる場合、「運転スケジュール」エリア410には、1階のリビングダイニングに設置されたルームエアコン3の動作スケジュールを表示する「第一スケジュール」表示欄411と、2階の寝室に設置されたルームエアコン3の動作スケジュールを表示する「第一スケジュール」表示欄411と、が設けられる。
また、「運転スケジュール」エリア410には、「暖房」タブ415と「冷房」タブ416が設けられている。ユーザが「暖房」タブ415を押すと、「スケジュール」表示欄411~414に暖房用の動作スケジュールが表示される。また、ユーザが「冷房」タブ416を押すと、「スケジュール」表示欄411~414に冷房用の動作スケジュールが表示される。図5及び図6は、「暖房」タブ415を押した場合に表示される画面であり、図7及び図8は、「冷房」タブ416を押した場合に表示される画面である。
また、「運転スケジュール」エリア410には、曜日選択領域417が設けられている。曜日選択領域417には、「週」「月」「火」「水」「木」「金」「土」「日」の各ボタンが並んで配置されており、「週」ボタンが押されると「スケジュール」表示欄411~414に月曜日から日曜日までの動作スケジュールが表示され、「月」ボタンが押されると「スケジュール」表示欄311~314に月曜日の動作スケジュールが表示される。図5及び図7は、「週」ボタンを押した場合に表示される画面であり、図6及び図8は、「水」ボタンを押した場合に表示される画面である。
また、「運転スケジュール」エリア410には、曜日選択領域417が設けられている。曜日選択領域417には、「週」「月」「火」「水」「木」「金」「土」「日」の各ボタンが並んで配置されており、「週」ボタンが押されると「スケジュール」表示欄411~414に月曜日から日曜日までの動作スケジュールが表示され、「月」ボタンが押されると「スケジュール」表示欄311~314に月曜日の動作スケジュールが表示される。図5及び図7は、「週」ボタンを押した場合に表示される画面であり、図6及び図8は、「水」ボタンを押した場合に表示される画面である。
前述したように、本実施形態では、制御中設備が手動操作された場合には、その制御中設備は対象外設備となる。さらに、本実施形態では、空調スケジュール運転画面400において、対象外設備をユーザが選択できるようになっている。
具体的には、「スケジュール」表示欄411~414には、チェックボックス418が設けられており、対応するチェックボックス418にチェックが入っている空調設備は制御中設備であり、対応するチェックボックス418にチェックが入っていない空調設備は対象外設備である。
したがって、ユーザは、チェックボックス418のチェックを外す操作を行うことで、当該チェックボックス418に対応する空調設備のスケジュール運転を中止させることができる。また、チェックボックス418にチェックを入れる操作を行うことで、当該チェックボックス418に対応する空調設備のスケジュール運転を開始(再開)させることができる。
具体的には、「スケジュール」表示欄411~414には、チェックボックス418が設けられており、対応するチェックボックス418にチェックが入っている空調設備は制御中設備であり、対応するチェックボックス418にチェックが入っていない空調設備は対象外設備である。
したがって、ユーザは、チェックボックス418のチェックを外す操作を行うことで、当該チェックボックス418に対応する空調設備のスケジュール運転を中止させることができる。また、チェックボックス418にチェックを入れる操作を行うことで、当該チェックボックス418に対応する空調設備のスケジュール運転を開始(再開)させることができる。
また、本実施形態では、ユーザのチェックを外す操作によって対象外設備となった空調設備は、チェックが外される直前の状態(設定温度、風量、運転モード、暖房/冷房、電源のオン/オフ等)を維持するようになっている。具体的には、例えば、ルームエアコン3が控えめ運転モードで暖房しているときに、ユーザが、チェックを外す操作を行って、当該ルームエアコン3の動作スケジュールが表示されている「第一スケジュール」表示欄411におけるチェックボックス418のチェックを外した場合には、チェックが外れた後も、当該ルームエアコン3は控えめ運転モードでの暖房を継続する。無論、チェックが外される直前の状態を維持している空調設備を手動操作して、当該空調設備の状態を切り替えることは可能である。
なお、本実施形態では、ユーザのチェックを外す操作によって対象外設備となった空調設備だけでなく、居住者の手動操作によって対象外設備となった空調設備についても同様に、当該空調設備に対応するチェックボックス418のチェックが外れるようになっているが、これに限定されるものではない。
また、本実施形態では、居住者の手動操作によって対象外設備となった空調設備だけでなく、ユーザのチェックを外す操作によって対象外設備となった空調設備についても同様に、スケジュール運転自動復帰機能がオン設定されていれば、当該空調設備を、対象外設備となった時点から所定時間経過後に、制御中設備に復帰させるようになっているが、これに限られるものではない。
また、本実施形態では、ユーザのチェックを入れる操作によって制御中設備となった空調設備だけでなく、スケジュール運転自動復帰機能の作動によって制御中設備となった空調設備についても同様に、当該空調設備に対応するチェックボックス418にチェックが入るようになっているが、これに限定されるものではない。
また、本実施形態では、居住者の手動操作によって対象外設備となった空調設備だけでなく、ユーザのチェックを外す操作によって対象外設備となった空調設備についても同様に、スケジュール運転自動復帰機能がオン設定されていれば、当該空調設備を、対象外設備となった時点から所定時間経過後に、制御中設備に復帰させるようになっているが、これに限られるものではない。
また、本実施形態では、ユーザのチェックを入れる操作によって制御中設備となった空調設備だけでなく、スケジュール運転自動復帰機能の作動によって制御中設備となった空調設備についても同様に、当該空調設備に対応するチェックボックス418にチェックが入るようになっているが、これに限定されるものではない。
また、空調スケジュール運転画面400では、ユーザは、チェックボックス418を操作することによってスケジュール運転を中止する空調設備(あるいはスケジュール運転を開始する空調設備)を個別に設定できるだけでなく、スケジュール運転の「オン/オフ」切替ボタン420を操作することによってスケジュール運転を中止する空調設備(あるいはスケジュール運転を開始する空調設備)を一括で設定できるようになっている。
具体的には、ユーザによって切替ボタン420がオフされた場合には、空調装置制御手段は、全制御中設備(チェックボックス418にチェックがある空調設備)の運転を一括停止(一括オフ)して、全制御中設備のスケジュール運転を中止する。また、ユーザによって切替ボタン420がオンされた場合には、空調装置制御手段は、全制御中設備のスケジュール運転を開始(再開)する。これにより、ユーザは、チェックボックス418を一つずつ操作しなくても、切替ボタン420を操作するだけで、複数の空調設備に対するスケジュール運転の中止/再開を一括で切り替えることができる。したがって、スケジュール運転の「オン/オフ」切替ボタン420は、旅行等の長期不在時に活用することができる。
具体的には、ユーザによって切替ボタン420がオフされた場合には、空調装置制御手段は、全制御中設備(チェックボックス418にチェックがある空調設備)の運転を一括停止(一括オフ)して、全制御中設備のスケジュール運転を中止する。また、ユーザによって切替ボタン420がオンされた場合には、空調装置制御手段は、全制御中設備のスケジュール運転を開始(再開)する。これにより、ユーザは、チェックボックス418を一つずつ操作しなくても、切替ボタン420を操作するだけで、複数の空調設備に対するスケジュール運転の中止/再開を一括で切り替えることができる。したがって、スケジュール運転の「オン/オフ」切替ボタン420は、旅行等の長期不在時に活用することができる。
なお、本実施形態では、切替ボタン420がオフされた場合に、全制御中設備の運転を停止してスケジュール運転を中止するようにしたが、これに限られるものではない。切替ボタン420がオフされた場合に運転を停止してスケジュール運転を中止する空調設備は、例えば、空調装置制御手段が制御可能な全空調装置(すなわち全制御中設備及び全対象外設備)であってもよい。
また、本実施形態では、切替ボタン420がオンされた場合に、全制御中設備のスケジュール運転を開始するようにしたが、これに限られるものではない。切替ボタン420がオンされた場合にスケジュール運転を開始する空調設備は、例えば、空調装置制御手段が制御可能な全空調装置(すなわち全制御中設備及び全対象外設備)であってもよい。
また、切替ボタン420がオフされたとき等に、切替ボタン420を自動でオンする(ユーザが操作することなくオンする)タイミング(日時)を入力できるようにしてもよい。
無論、切替ボタン420がオフであっても、居住者は、空調設備を手動操作して当該空調設備の状態を切り替えることは可能である。
また、本実施形態では、切替ボタン420がオンされた場合に、全制御中設備のスケジュール運転を開始するようにしたが、これに限られるものではない。切替ボタン420がオンされた場合にスケジュール運転を開始する空調設備は、例えば、空調装置制御手段が制御可能な全空調装置(すなわち全制御中設備及び全対象外設備)であってもよい。
また、切替ボタン420がオフされたとき等に、切替ボタン420を自動でオンする(ユーザが操作することなくオンする)タイミング(日時)を入力できるようにしてもよい。
無論、切替ボタン420がオフであっても、居住者は、空調設備を手動操作して当該空調設備の状態を切り替えることは可能である。
また、空調スケジュール運転画面400では、ユーザは、空調装置制御手段が、記憶部73に記憶されている動作スケジュールのうち、暖房用の動作スケジュールを使用して制御を行うか、冷房用の動作スケジュールを使用して制御を行うかを選択できる。具体的には、「暖房/冷房」切替ボタン430によって、暖房/冷房を切り替え操作できるようになっている。
なお、空調装置制御手段が使用する動作スケジュールを、暖房用から冷房用へ切り替えるタイミング(日時)や、冷房用や暖房用へ切り替えるタイミング(日時)を入力できるようにしてもよい。
また、空調スケジュール運転画面400等に、消費電力の履歴を表示するようにしてもよい。
また、本実施形態では、空調管理システム1が管理可能な空調設備の設定温度を、空調設備ごとに設定しているが、これに限られるものではない。例えば、1つの設定温度で、空調設備全ての温度設定を制御するようにしてもよい。
なお、空調装置制御手段が使用する動作スケジュールを、暖房用から冷房用へ切り替えるタイミング(日時)や、冷房用や暖房用へ切り替えるタイミング(日時)を入力できるようにしてもよい。
また、空調スケジュール運転画面400等に、消費電力の履歴を表示するようにしてもよい。
また、本実施形態では、空調管理システム1が管理可能な空調設備の設定温度を、空調設備ごとに設定しているが、これに限られるものではない。例えば、1つの設定温度で、空調設備全ての温度設定を制御するようにしてもよい。
空調スケジュール運転画面400に表示されている動作スケジュールや設定温度は、記憶部73に記憶されている動作スケジュール(確定の動作スケジュール)や設定温度であり、スケジュール運転に使用されている動作スケジュールや設定温度であるが、空調スケジュール運転画面400上では動作スケジュールや設定温度を調整(変更)できないようになっている。すなわち、本実施形態では、空調スケジュール運転設定画面300上でしか動作スケジュールや設定温度を調整できないようになっている。したがって、ユーザは、サイドメニュー100の「設定」ボタン114を再び押して空調スケジュール運転設定画面300(図3参照)を表示させることで、確定の動作スケジュールや設定温度を調整(更新)することができる。また、本実施形態では、「設定」ボタン114が再び押された場合(記憶部73に確定の動作スケジュールが記憶されている状態で「設定」ボタン114が押された場合)には、空調スケジュール運転設定画面200(図2参照)を表示せずに、空調スケジュール運転設定画面300を表示し、当該空調スケジュール運転設定画面300の「運転スケジュール」エリア310に確定の動作スケジュールや設定温度を表示するようになっているが、これに限られるものではなく、「設定」ボタン114が再び押された場合にも空調スケジュール運転設定画面200(図2参照)を表示するようにしてもよい。
上記実施形態によれば、以下のような優れた効果を奏する。
本実施形態の空調管理システム1は、建物2に設置された複数の空調装置(ルームエアコン3、非居室用エアコン4、ダクト式エアコン5、床暖房6)を管理するシステムであり、ユーザによって入力された入力情報を受け付ける入力情報受付手段(ホームゲートウェイ7)と、入力情報に基づいて、複数の空調装置それぞれの動作スケジュールを生成する動作スケジュール生成手段(ホームゲートウェイ7)と、動作スケジュールに基づいて、複数の空調装置それぞれの動作を制御する空調装置制御手段(ホームゲートウェイ7)と、を備えている。そして、入力情報受付手段は、入力情報(第一入力情報)として、建物2における居住者の生活パターンに関する生活パターン情報と、空調装置が設置されている部屋に関する部屋情報と、を受け付ける。
したがって、ユーザが入力情報(生活パターン情報及び部屋情報)を入力するだけで、当該入力情報に基づいて複数の空調装置それぞれの動作スケジュールが生成される。すなわち、ユーザが生活パターン情報や部屋情報を入力するだけで、複数の空調装置を一括制御するためのスケジュール設定が行われるので、スケジュール設定を容易に行うことができる。
本実施形態の空調管理システム1は、建物2に設置された複数の空調装置(ルームエアコン3、非居室用エアコン4、ダクト式エアコン5、床暖房6)を管理するシステムであり、ユーザによって入力された入力情報を受け付ける入力情報受付手段(ホームゲートウェイ7)と、入力情報に基づいて、複数の空調装置それぞれの動作スケジュールを生成する動作スケジュール生成手段(ホームゲートウェイ7)と、動作スケジュールに基づいて、複数の空調装置それぞれの動作を制御する空調装置制御手段(ホームゲートウェイ7)と、を備えている。そして、入力情報受付手段は、入力情報(第一入力情報)として、建物2における居住者の生活パターンに関する生活パターン情報と、空調装置が設置されている部屋に関する部屋情報と、を受け付ける。
したがって、ユーザが入力情報(生活パターン情報及び部屋情報)を入力するだけで、当該入力情報に基づいて複数の空調装置それぞれの動作スケジュールが生成される。すなわち、ユーザが生活パターン情報や部屋情報を入力するだけで、複数の空調装置を一括制御するためのスケジュール設定が行われるので、スケジュール設定を容易に行うことができる。
また、本実施形態において、前記生活パターン情報は、起床時刻及び就寝時刻を含む居住者の行動時刻であり、前記部屋情報は、空調装置が設置されている部屋が、起床後に使用する居室(「居室(活動)」)であるか、就寝時に使用する居室(「居室(就寝)」)であるかを判別可能な情報である。そして、動作スケジュール生成手段(ホームゲートウェイ7)は、起床後に使用する居室に設置されている空調装置の動作スケジュールとして、起床時刻よりも前に通常運転を開始する動作スケジュールを生成し、就寝時に使用する居室に設置されている空調装置の動作スケジュールとして、就寝時刻よりも前に通常運転を開始する動作スケジュールを生成するよう構成可能である(図2、図4参照)。
したがって、ユーザが生活パターン情報や部屋情報を入力するだけで、空調装置の予冷・予暖時間を考慮した動作スケジュールが生成されるので、快適な室内空調環境を形成可能なスケジュール設定を容易に行うことができる。
したがって、ユーザが生活パターン情報や部屋情報を入力するだけで、空調装置の予冷・予暖時間を考慮した動作スケジュールが生成されるので、快適な室内空調環境を形成可能なスケジュール設定を容易に行うことができる。
また、本実施形態の空調管理システム1は、動作スケジュール生成手段(ホームゲートウェイ7)によって生成された動作スケジュールを表示する表示手段(端末装置8)と、ユーザが表示手段に表示されている動作スケジュールを調整するための調整手段(端末装置8)と、を備えている。そして、入力情報受付手段(ホームゲートウェイ7)は、入力情報(第二入力情報)として、調整手段によって調整された動作スケジュールに関するスケジュール調整情報を受け付け、動作スケジュール生成手段(ホームゲートウェイ7)は、スケジュール調整情報に基づいて、動作スケジュールを再生成し、空調装置制御手段(ホームゲートウェイ7)は、再生成された動作スケジュールに基づいて、複数の空調装置それぞれの動作を制御するよう構成可能である。
したがって、ユーザが、表示手段に表示された動作スケジュールを調整するだけで、ユーザの理想により近い動作スケジュールが生成されることとなる。したがって、ユーザは表示手段に表示されている動作スケジュールを使って、動作スケジュール生成手段によって生成された動作スケジュールを調整することができるので、ユーザが複数の空調装置それぞれに対して一からスケジュール設定する場合に比べ、スケジュール設定を楽に行うことができる。
したがって、ユーザが、表示手段に表示された動作スケジュールを調整するだけで、ユーザの理想により近い動作スケジュールが生成されることとなる。したがって、ユーザは表示手段に表示されている動作スケジュールを使って、動作スケジュール生成手段によって生成された動作スケジュールを調整することができるので、ユーザが複数の空調装置それぞれに対して一からスケジュール設定する場合に比べ、スケジュール設定を楽に行うことができる。
また、本実施形態の空調装置制御手段(ホームゲートウェイ7)は、複数の空調装置の中に所定条件を満たす空調装置がある場合には、当該所定条件を満たす空調装置の動作を制御することを中止可能である。そして、当該所定条件を満たす空調装置は、空調装置制御手段による制御以外の制御(例えば手動操作)が行われた空調装置と、建物2に設置された空調装置以外の装置(例えば給湯器)が実行した所定動作(例えば自動運転)に連動するよう指定された空調装置と、の少なくとも一方とすることが可能である。
すなわち、空調装置制御手段による制御以外の制御(例えば手動操作)が行われた空調装置に対しては、空調装置制御手段による制御を中止することが可能である。したがって、例えば、空調装置制御手段による制御以外の制御によって空調装置の状態が切り替わったのに、その後すぐに動作スケジュールに基づく制御によって当該空調装置の状態が再び切り替わってしまう等の不都合を回避できるので、使い勝手が良い。
あるいは、建物2に設置された空調装置以外の装置(例えば給湯器)が実行した所定動作(例えば自動運転)に連動するよう指定された空調装置に対しては、動作スケジュールに基づく制御を中止することが可能である。したがって、例えば、空調装置以外の装置の所定動作に連動して空調装置の状態が切り替わったのに、その後すぐに動作スケジュールに基づく制御によって当該空調装置の状態が再び切り替わってしまう等の不都合を回避できるので、使い勝手が良い。
すなわち、空調装置制御手段による制御以外の制御(例えば手動操作)が行われた空調装置に対しては、空調装置制御手段による制御を中止することが可能である。したがって、例えば、空調装置制御手段による制御以外の制御によって空調装置の状態が切り替わったのに、その後すぐに動作スケジュールに基づく制御によって当該空調装置の状態が再び切り替わってしまう等の不都合を回避できるので、使い勝手が良い。
あるいは、建物2に設置された空調装置以外の装置(例えば給湯器)が実行した所定動作(例えば自動運転)に連動するよう指定された空調装置に対しては、動作スケジュールに基づく制御を中止することが可能である。したがって、例えば、空調装置以外の装置の所定動作に連動して空調装置の状態が切り替わったのに、その後すぐに動作スケジュールに基づく制御によって当該空調装置の状態が再び切り替わってしまう等の不都合を回避できるので、使い勝手が良い。
また、本実施形態の空調管理システム1は、ユーザが操作可能な操作手段(端末装置8)を備えている。そして、空調装置制御手段(ホームゲートウェイ7)は、ユーザの第一操作(例えば、チェックボックス418からチェックを外す操作)に応じて、複数の空調装置のうち該当する空調装置の動作を動作スケジュールに基づき制御することを中止可能であり、ユーザの第二操作(例えば、切替ボタン101aを「外出中」に切り替える操作(ただし、在宅スイッチ連動運転機能がオン設定されている場合のみ)や、切替ボタン420を「オフ」に切り替える操作)に応じて、複数の空調装置の動作を動作スケジュールに基づき制御することを中止可能である。
したがって、ユーザは、動作スケジュールに沿った動作をしない空調装置(スケジュール運転を中止する空調設備)を、個別に指定することができるとともに、一括で指定することができるので、使い勝手が良い。
したがって、ユーザは、動作スケジュールに沿った動作をしない空調装置(スケジュール運転を中止する空調設備)を、個別に指定することができるとともに、一括で指定することができるので、使い勝手が良い。
1 空調管理システム
2 建物
3 ルームエアコン(空調装置)
4 非居室用エアコン(空調装置)
5 ダクト式エアコン(空調装置)
6 床暖房(空調装置)
7 ホームゲートウェイ(入力情報受付手段、動作スケジュール生成手段、空調装置制御手段)
8 端末装置(表示手段、調整手段、操作手段)
2 建物
3 ルームエアコン(空調装置)
4 非居室用エアコン(空調装置)
5 ダクト式エアコン(空調装置)
6 床暖房(空調装置)
7 ホームゲートウェイ(入力情報受付手段、動作スケジュール生成手段、空調装置制御手段)
8 端末装置(表示手段、調整手段、操作手段)
Claims (5)
- 建物に設置された複数の空調装置を管理する空調管理システムにおいて、
ユーザによって入力された入力情報を受け付ける入力情報受付手段と、
前記入力情報に基づいて、前記複数の空調装置それぞれの動作スケジュールを生成する動作スケジュール生成手段と、
前記動作スケジュールに基づいて、前記複数の空調装置それぞれの動作を制御する空調装置制御手段と、を備えており、
前記入力情報受付手段は、前記入力情報として、前記建物における居住者の生活パターンに関する生活パターン情報と、前記空調装置が設置されている部屋に関する部屋情報と、を受け付けることを特徴とする空調管理システム。 - 請求項1に記載の空調管理システムにおいて、
前記生活パターン情報は、起床時刻及び就寝時刻を含む前記居住者の行動時刻であり、
前記部屋情報は、前記空調装置が設置されている部屋が、起床後に使用する居室であるか、就寝時に使用する居室であるかを判別可能な情報であり、
前記動作スケジュール生成手段は、
前記起床後に使用する居室に設置されている前記空調装置の動作スケジュールとして、前記起床時刻よりも前に通常運転を開始する動作スケジュールを生成し、
前記就寝時に使用する居室に設置されている前記空調装置の動作スケジュールとして、前記就寝時刻よりも前に通常運転を開始する動作スケジュールを生成することを特徴とする空調管理システム。 - 請求項1又は2に記載の空調管理システムにおいて、
前記動作スケジュール生成手段によって生成された動作スケジュールを表示する表示手段と、
ユーザが前記表示手段に表示されている動作スケジュールを調整するための調整手段と、を備えており、
前記入力情報受付手段は、前記入力情報として、前記調整手段によって調整された動作スケジュールに関するスケジュール調整情報を受け付け、
前記動作スケジュール生成手段は、前記スケジュール調整情報に基づいて、前記動作スケジュールを再生成し、
前記空調装置制御手段は、前記再生成された動作スケジュールに基づいて、前記複数の空調装置それぞれの動作を制御することを特徴とする空調管理システム。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の空調管理システムにおいて、
前記空調装置制御手段は、前記複数の空調装置の中に所定条件を満たす空調装置がある場合には、当該所定条件を満たす空調装置の動作を制御することを中止可能であり、
前記所定条件を満たす空調装置は、
前記空調装置制御手段による制御以外の制御が行われた空調装置と、
前記建物に設置された空調装置以外の装置が実行した所定動作に連動するよう指定された空調装置と、の少なくとも一方であることを特徴とする空調管理システム。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の空調管理システムにおいて、
ユーザが操作可能な操作手段を備えており、
前記空調装置制御手段は、
ユーザの第一操作に応じて、前記複数の空調装置のうち該当する空調装置の動作を動作スケジュールに基づき制御することを中止可能であり、
ユーザの第二操作に応じて、前記複数の空調装置の動作を動作スケジュールに基づき制御することを中止可能であることを特徴とする空調管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022057900A JP2023149366A (ja) | 2022-03-31 | 2022-03-31 | 空調管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022057900A JP2023149366A (ja) | 2022-03-31 | 2022-03-31 | 空調管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023149366A true JP2023149366A (ja) | 2023-10-13 |
Family
ID=88288031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022057900A Pending JP2023149366A (ja) | 2022-03-31 | 2022-03-31 | 空調管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023149366A (ja) |
-
2022
- 2022-03-31 JP JP2022057900A patent/JP2023149366A/ja active Pending
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