JP2023146874A - 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】仮想空間内についてのアバタ視点画像を用いるシステムにおける利便性を向上させること。【解決手段】仮想空間配置部51は、ブースが配置された展示ホール及び展示ホール内を移動可能なアバタを3次元の仮想空間に夫々配置させる。ブース位置等決定部52は、出展者UTによるブースの配置位置の指定に基づいてブースを配置させる第1座標を決定する。アバタ移動部53は、来場者によるアバタを移動させる指示に基づいてアバタの位置を第2座標に移動させる。アバタ視点画像生成部55は、第1座標にブースが配置された展示ホール及び第2座標のアバタが配置された仮想空間において、第2座標に基づいて設定される視点から撮像した3次元画像をアバタ視点画像として生成する。マップ生成部56は、第2座標に基づいて設定される展示ホールよりも上方の視点から展示ホールを撮像した2次元画像を、展示ホールのマップを示すマップ画像として生成する。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
従来、3次元の仮想空間内における様々な視点から撮像された画像を、HMD(Head Mounted Display)等を用いて閲覧するVR(Virtual Reality)に関する技術が存在する(特許文献1参照)。
特開2017-012397号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術を含む従来技術では、単に所定の3次元の仮想空間におけるある位置(座標)の視点から撮像された画像、例えば、当該仮想空間に存在するアバタに基づいて設定された視点から撮像された画像(以下、「アバタ視点画像」と呼ぶ)を生成してユーザに閲覧させるに過ぎなかった。ユーザは、アバタ視点画像を閲覧しても、自身のアバタの仮想空間内の位置すら把握できない。
即ち、特許文献1に記載の技術を含む従来技術では、仮想空間内についてのアバタ視点画像を用いるシステムにおける利便性が十分でない状況であった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、仮想空間内についてのアバタ視点画像を用いるシステムにおける利便性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
ブースが配置された展示ホール、及び、前記展示ホール内を移動可能なアバタを、3次元の仮想空間に夫々配置させる配置手段と、
第1デバイスに対する第1ユーザの操作により行われる指示のうち、前記展示ホール内の前記ブースの配置位置を指定する第1指示に基づいて、前記仮想空間における前記ブースを配置させる第1座標を決定するブース位置決定手段と、
第2デバイスに対する第2ユーザの操作により行われる指示のうち、前記展示ホール内で前記アバタを移動させる第2指示に基づいて、前記仮想空間における前記アバタの位置を第2座標に移動させるアバタ移動手段と、
前記第1座標に前記ブースが配置された前記展示ホール、及び、前記第2座標の前記アバタが夫々配置された前記仮想空間において、前記第2座標に基づいて設定される視点から撮像した3次元画像を、アバタ視点画像として生成する画像生成手段と、
前記第2座標に基づいて設定される前記展示ホールよりも上方の視点から、前記展示ホールを撮像した2次元画像を、前記展示ホールのマップを示すマップ画像として生成するマップ生成手段と、
前記アバタ視点画像を前記第2デバイスに表示させると共に、前記第2デバイスに対する前記第2ユーザの操作により行われる指示のうち、前記マップを表示させる第3指示がなされた場合、前記マップ画像を前記第2デバイスに表示させる制御を実行する表示制御手段と、
を備える。
本発明の一態様の情報処理方法及びプログラムは、本発明の一態様の情報処理装置に対応する方法及びプログラムである。
本発明によれば、仮想空間内についてのアバタ視点画像を用いるシステムにおける利便性を向上させることができる。
本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバを用いて提供されるサービスにおいて表示される画面の一例を示す図である。 本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバが適用される情報処理システムの構成の一例を示す図である。 図2に示す情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図2の情報処理システムを構成する図3のサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 図4の機能的構成のサーバの制御により来場者端末に表示される画像のうち、ヒートマップが重畳されたマップ画像の一例を示す図である。 図4の機能的構成のサーバの制御により来場者端末に表示される画像のうち、ブース状況アイコンが重畳されたマップ画像の一例を示す図である。 図4の機能的構成のサーバの制御により来場者端末に表示される画像のうち、在席中アイコンが重畳されたマップ画像の一例を示す図である。 図4の機能的構成のサーバの制御により来場者端末に表示される画像のうち、複数の展示ホールが存在する場合に展示ホールを切替えることが可能なマップ画像の一例を示す図である。 図4の機能的構成のサーバの制御により来場者端末に表示される画像のうち、リコメンド情報の一例としてのリコメンドアイコン及び訪問済アイコンが重畳されたマップ画像の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバを用いて提供されるサービスにおいて表示される画面の一例を示す図である。
まず、本発明の実施形態を説明するに先立ち、図1を用いて、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバを用いて提供されるサービス(以下、「本サービス」と呼ぶ)について簡単に説明する。
本サービスとは、次のようなサービスである。
即ち、本サービスは、3次元の仮想空間内において開催される展示会において、主催者(例えば図2の主催者US)、出展者(例えば図2の出展者UT-1乃至UT-n)、及び来場者(例えば図2の来場者UR-1乃至UR-m)に提供されるサービスである。
具体的には例えば、図1に示すように、3次元の仮想空間には、主催者により設定される展示ホールTHが配置される。展示ホールTH内には、複数の出展者の夫々の商品等(コンテンツ)が出展される複数のブースBが配置される。
来場者は、端末(例えば図2の来場者端末4-1乃至4-m)を操作して、展示ホールRH内を、アバタAとして移動し、興味あるブースBを訪れる。
図1は、来場者の端末に表示される、アバタAに基づく視点から3次元の仮想空間が撮像された結果得られる3次元画像GA(以下、「アバタ視点画像GA」と呼ぶ)の一例が示されている。
来場者は、端末を操作して、さらに、展示ホールTHのマップを示す2次元画像GM(以下、「マップ画像GM」と呼ぶ)を当該端末に表示させることができる。
マップ画像GMには、アバタAの現在位置を示すアイコンIURや、スタート地点を示すアイコン(Startと表示されたアイコン)が夫々の位置に表示される。
これにより、来場者は、マップ画像GMを視認することで、アバタAの現在位置や、スタート地点を容易に把握することができる。
来場者は、端末を操作して、マップ画像GM内の所望位置を指示(例えば所望のブースBをクリック)するだけで、3次元の仮想空間内のアバタAの現在位置を当該所望位置に移動させることができる。
また、マップ画像GMは、展示ホールTH内のアバタAの現在位置に基づいて設定される展示ホールTHよりも上方の視点から、当該展示ホールTH(3次元の仮想空間)が撮像された結果得られる2次元画像である。
ここで、主催者や出展者は、各端末(例えば図2の主催者端末2又は出展者端末3-1乃至3-n)を操作して、各ブースBの配置位置を変更したり、ブースBの大きさや形状を変更したり、ブースBに表示させる出展者のロゴを示すアイコンILGを変更させることができる。
このような変更が行われる毎に、自動的にマップ画像GMの撮像が行われる。即ち、マップ画像GMは、展示ホールTH内で動的に変更し得る各ブースBに基づいて自動的に生成及び更新されている。このようにして、3次元の仮想空間内の各ブースBの現在位置(現在形状)を正確にトレースしたマップ画像GMを来場者に提示することが可能になっている。
さらに以下、本サービスの基本的な流れについて説明する。
主催者、出展者、及び参加者の夫々は、各々の端末を用いて、ブラウザ機能等によりインターネット等を介して、本サービスの提供者(以下、「サービス提供者」と呼ぶ)により管理されるサーバ(例えば後述の図2のサーバ1)に接続することで、本サービスを利用することができる。即ち、本サービスは、いわゆるクラウドサービスとして実現されている。
ここで、ブラウザ機能の代わりに、端末に予めインストールされた専用のアプリケーションソフトウェア(以下、「専用アプリ」と呼ぶ)が利用されることにより、本サービスを利用できるようにしてもよい。
まず、主催者は、端末を操作して、展示ホールTHの形状とブースBの配置図を決定する。
そのうえで、主催者は、複数の出展者を誘致し、複数の出展者と交渉し、ブース配置を決める。
主催者は、端末を操作して管理画面を表示させ、その管理画面にて、ブース配置に基づいて、展示ホールTH内に複数の出展者の夫々のブースBを配置させる。
出展者は、端末を操作して管理画面を表示させ、その管理画面にて、自身のブースBについて各種の設定をする。その際に出展者は、端末を操作して、マップ画像GMの自身のブースBに表示されるアイコンILGのロゴ(例えば自社の企業ロゴ)のデータをアップロードする。
これにより、3次元の仮想空間の展示ホールTHにおいて、参加者(アバタA)が来場することが可能になる。
来場者は、端末を操作して、事前登録をした後に、展示会(イベント)の当日にログインして、展示ホールTH内をアバタAとして移動することができる。アバタAの移動の様子は、アバタ視点画像GAとして端末に表示される。
来場者は、端末を操作して、アバタ視点画像GAの下部に表示されるメニューの中で「マップ表示」というボタンSWを選択することで、当該端末にマップ画像GMをアバタ視点画像GAの上に重畳表示させることができる。
来場者は、マップ画像GMに表示される、自身のアバタAを示すアイコンIURを視認することで、自身のアバタAの現在位置、および自身のアバタAの仮想空間内の向きを把握することができる。また、来場者は、マップ画像GMを視認するだけで、展示ホールTH内のどこになんの会社(出展者)のブースBがあるのかについて、自身のアバタAとの相対位置を含めて容易に把握することができる。
来場者は、端末を操作して、マップ画像GM上で行きたいブースB(所望位置)を例えばクリックすると、自動的に該当ブースB(所望位置)の前まで、アバタAを仮想空間内で移動させることができる。
ここで、マップ画像GMは、3次元の仮想空間を元にした2次元の地図実装をしたものであることから、それを応用した各種演出(エフェクト)が可能である。そこで、このようなマップ画像GM上のクリック等による移動の指示が行われた際には、マップ画像GMは、2次元の画像から、Google Earth(登録商標)のようなエフェクトで徐々に3次元の画像(3次元空間)に変化して、アバタAを移動させていくようにしてもよい。
なお、以下、視点を切り替えることにより2次元の画像から3次元の画像に徐々に変化する各種演出(エフェクト)を用いてマップを移動(切替)する機能を、「マップ切替機能」と呼ぶ。
また、このようなマップ画像GM上のクリック等による移動の指示が行われた際には、その移動後に、(サーバのシステム設定に応じて)、アバタAが移動後のブースBの前に遷移した様子を示すアバタ視点画像GAが表示されることもあれば、ブースBの内部に直接遷移した様子を示すアバタ視点画像GAが表示されることもある。
詳細については後述するが、来場者は、端末を操作してマップ画像GMを視認することで、各ブースBの混雑状況、人気のブースB、リコメンドされたブースB等を容易に把握することができる。
また、来場者は、端末を操作して、一通りブースBを回ったあと、マップ画像を視認すると訪問履歴やヒートマップを把握することもできる。
次に、図2を参照して、上述した図1の本サービスの提供を実現させる情報処理システム、即ち本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバが適用される情報処理システムの構成について説明する。
図2は、本発明の情報処理装置の一実施形態に係るサーバが適用される情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図2に示す情報処理システムは、サーバ1と、主催者端末2と、出展者端末3-1乃至3-n(nは1以上の整数値)と、来場者端末4-1乃至4-m(mはnとは独立した1以上の整数値)を含むように構成されている。
サーバ1、主催者端末2、出展者端末3-1乃至3-n、及び来場者端末4-1乃至4-mは、インターネット等の所定のネットワークNWを介して相互に接続されている。
サーバ1は、サービス提供者により管理される情報処理装置である。サーバ1は、主催者端末2、出展者端末3-1乃至3-n、及び来場者端末4-1乃至4-mと適宜通信をしながら、本サービスを実現するための各種処理を実行する。
主催者端末2は、主催者USが操作する情報処理装置である。主催者端末2は、パーソナルコンピュータ、タブレット、スマートフォン等で構成される。主催者端末2は、例えば主催者USによる各種情報の入力操作を受け付けてサーバ1に送信したり、サーバ1から送信されてきた各種情報を受信して表示したりする。なお、図2には主催者端末2が1台のみ描画されているが、これは説明を理解し易くするために簡略化させたものである。実際には、複数の展示会(イベント)の数、即ち複数の主催者USに対応する主催者端末2が存在し得る。
出展者端末3-1乃至3-nの夫々は、出展者UT-1乃至UT-nの夫々が操作する情報処理装置である。出展者端末3は、上述したように、パーソナルコンピュータ、タブレット、スマートフォン等で構成される。
なお、以下、出展者UT-1乃至UT-nの個々を区別する必要がない場合、これらをまとめて出展者UTと呼ぶ。また、出展者UTと呼んでいる場合、出展者端末3-1乃至3-nをまとめて「出展者端末3」と呼ぶ。
出展者端末3は、例えば出展者UTによる各種情報の入力操作を受け付けてサーバ1に送信したり、サーバ1から送信されてきた各種情報を受信して表示したりする。
来場者端末4-1乃至4-nの夫々は、来場者UR-1乃至UR-mの夫々が操作する情報処理装置である。来場者端末4は、上述したように、パーソナルコンピュータ、タブレット、スマートフォン等で構成される。
なお、以下、来場者UR-1乃至UR-mの個々を区別する必要がない場合、これらをまとめて来場者URと呼ぶ。また、来場者URと呼んでいる場合、来場者端末4-1乃至4-mをまとめて「来場者端末4」と呼ぶ。
来場者端末4は、例えば来場者URによる各種情報の入力操作を受け付けてサーバ1に送信したり、サーバ1から送信されてきた各種情報を受信して表示したりする。
図3は、図2に示す情報処理システムのうちサーバのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、入力部16と、出力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20とを備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12、及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、入力部16、出力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
入力部16は、例えばキーボード等により構成され、各種情報を入力する。
出力部17は、液晶等のディスプレイやスピーカ等により構成され、各種情報を画像や音声として出力する。
記憶部18は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNWを介して他の装置(例えば図2の主催者端末2、出展者端末3-1乃至3-n、及び来場者端末4-1乃至4-m)との間で通信を行う。
ドライブ20には、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなる、リムーバブルメディア31が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア31から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。
また、リムーバブルメディア31は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
なお、図示はしないが、図2の主催者端末2、出展者端末3、及び来場者端末4も、図3に示すハードウェア構成と基本的に同様の構成を有することができる。したがって、主催者端末2、出展者端末3、及び来場者端末4のハードウェア構成についての説明は省略する。
このような図3のサーバ1の各種ハードウェアと各種ソフトウェアとの協働により各種処理の実行が可能になる。その結果、上述の本サービスを提供することができる。
以下、図2の情報処理システムを構成する図3のサーバ1において実行される機能的構成について説明する。
図4は、図2の情報処理システムを構成する図3のサーバの機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図4に示すように、サーバ1のCPU11においては、展示ホール設置部51と、ブース位置等決定部52と、アバタ移動部53と、仮想空間配置部54と、アバタ視点画像生成部55と、マップ生成部56と、表示制御部57と、軌跡収集部58と、人数集計部59と、ブース状態判断部60と、チャット制御部61と、リコメンド部62とが機能する。
展示ホール設置部51は、主催者端末2に対する主催者USの操作に基づいて、3次元の仮想空間内に展示ホールTHを設定する。
ブース位置等決定部52は、主催者端末2に対する主催者USの操作又は出展者端末3に対する出展者UTの操作により行われる指示のうち、展示ホールTH内のブースBの配置位置を指定する指示に基づいて、展示ホールTH内における出展者UTのブースBの位置(仮想空間内の第1座標)を決定する。
なお、必要に応じて、ブース位置等決定部52は、主催者端末2に対する主催者USの操作又は出展者端末3に対する出展者UTの操作により行われる指示のうち、ブースBの形状や大きさを指定する指示に基づいて、ブースBの形状や大きさを決定することもできる。
また必要に応じて、ブース位置等決定部52は、出展者UTの操作により行われる指示のうち、ブースBの形状や大きさを指定する指示に基づいて、ブースBの形状や大きさを決定することもできる。
ここで、「決定」とは、一度だけでなく、必要に応じて何度でも決定できること、即ち、ブースBの位置、形状、大きさ等を適宜変更できることを意味している。換言すると、展示ホールTH内の各ブースBの配置(位置、形状、大きさ等)は動的に変化するものである。
アバタ移動部53は、来場者端末4に対する来場者URの操作により行われる指示のうち、展示ホールTH内で自身のアバタAを第2座標に移動させる移動指示に基づいて、仮想空間におけるアバタの現在位置を第2座標に移動させる。
仮想空間配置部54は、ブースBが第1座標に配置された展示ホールTHを3次元の仮想空間に配置させると共に、アバタAを第2座標に配置させる。
アバタ視点画像生成部55は、第1座標にブースBが配置された展示ホールTH、及び、第2座標のアバタAが夫々配置された仮想空間において、第2座標に基づいて設定される視点から撮像した3次元画像を、アバタ視点画像GAとして生成する。
マップ生成部56は、第2座標に基づいて設定される展示ホールTHよりも上方の視点から、展示ホールTHを撮像した2次元画像を、マップ画像GMとして生成する。
表示制御部57は、図1に示すように、アバタ視点画像GAを来場者端末4に表示させると共に、来場者端末4に対する来場者URの操作により行われる指示のうち、マップ画像GMを表示させる指示(例えば図1のボタンSWの選択指示)がなされた場合、マップ画像GMを来場者端末4に表示させる制御を実行する。
このようにして、ブース位置等決定部52により展示ホールTH内のブースBが動的に変更することが前提とされたうえで、アバタ移動部53、仮想空間配置部54、アバタ視点画像生成部55、マップ生成部56、及び表示制御部57の上述した一連の処理の実行により実現される機能を、以下、「マップの自動生成機能」と呼ぶ。
即ち、マップの自動生成機能とは、主催者端末2又は展示者端末3の管理画面でブースBの配置等(位置、形状、大きさ、アイコンILGの指示)に関する管理できるため、ブースBの位置や大きさ、ブースBに表示されるロゴ等は動的に変化していくが、変化する毎にマップ画像GMを自動的に生成する機能である。
ここで、来場者端末4に対する来場者URの操作により行われる指示のうち、展示ホールTH内で自身のアバタAを第2座標に移動させる移動指示には、アバタAの姿勢の変更指示も含まれている。
そこで、アバタ移動部53は、変更指示に基づく姿勢に変更してアバタAを上述の第2座標に移動させる。
アバタ視点画像生成部55は、変更された姿勢でアバタAが第2座標に配置された仮想空間の展示ホールTHにおいて、変更された姿勢及び第2座標に基づいて設定される視点から撮像した3次元画像を、アバタ視点画像GAとして生成する。
マップ生成部56は、アバタAの代わりに、変更された姿勢(向き)がわかる来場者アイコンIR(例えば矢印の先で向きがわかる来場者アイコンIR)を第2座標(現在位置)に配置させたマップ画像GMを生成する。
このようにして、アバタAの姿勢(向き)がわかる来場者アイコンIRを現在位置に配置させたマップ画像GMを生成して来場者端末4に表示させることで、来場者URが自身のアバタAの現在位置及び姿勢(方向)を即座に視認できる機能を、以下、「現在地把握機能」と呼ぶ。
このように、現在地把握機能とは、来場者URが自身(アバタA)の現在位置及び向きをマップ画像GMから把握する機能である。なお、現在地把握機能には、図1に示すように「Start」のアイコンもマップ画像GMに表示させて、展示ホールTHのスタート地点をマップ画像GMから把握する機能も含まれている。
換言すると、現在地把握機能とは、3次元の仮想空間での来場者UEの自身のアバタAの位置と姿勢(向き)を検出してマップ画像GMに反映させる機能である。
軌跡収集部58は、図2の来場者UR-1乃至UR-mの夫々が操作するアバタAの夫々の展示ホールTH内における移動の軌跡を示す軌跡データを取得して、来場者UR-1乃至UR-mの夫々の軌跡データを集計して所定の分析を行う。
マップ生成部56は、軌跡収集部58の所定の分析結果に基づいて、図5に示すようなヒートマップを重畳させたマップ画像GMを生成する。
図5は、図4の機能的構成のサーバの制御により来場者端末に表示される画像のうち、ヒートマップが重畳されたマップ画像の一例を示す図である。
図5の例では、展示ホールTHのうち、第1閾値以上の来場者URが移動した領域HMHと、及び第2閾値(第1閾値より少ない値)以上の来場者URが移動した領域HMCとからなるヒートマップが、マップ画像GMに重畳されている。
ここで、図5に示すようなヒートマップが重畳されたマップ画像GMは、図4には図示しないが、主催者端末2及び出展者端末3の夫々の管理画面にも表示可能となっている。
このように、ヒートマップが重畳されたマップ画像GMを、主催者端末2、出展者端末3、及び来場者端末4の夫々に表示させる機能を、以下、「ヒートマップ機能」と呼ぶ。
換言すると、「ヒートマップ機能」とは、来場者URの軌跡データを集計して分析し、その分析結果を表示する機能である。即ち、ヒートマップ機能とは、展示ホールTH内において、来場者URが歩く毎に定期的に現在位置のデータをサーバ1に取得されるので、サーバ1(軌跡収集部58)は、これらのデータを元にヒートマップのデータを構成する機能である。
「ヒートマップ機能」により、主催者US、出展者UT,及び来場者URの夫々は、上述したように、展示ホールTHのうち、どこのブースBやどこの通りを来場者URがたくさん通ったかを色味で把握することができる。
主催者USや出展者UTは、ヒートマップを使うことで、展示ホールTHのうち、どの通りやブースBが人気があったか否かがわかり、人気が偏らないようなブースBの配置変更や来場者URの誘導を実施することができる。また、主催者USは、人通りが多い場所を高い価格で出展者UTに販売することができるようになる。
来場者URにとっても、どこが人気のあるエリアなのかが視覚的にわかるようになる。
図4に戻り、人数集計部59は、来場者UR-1乃至UR-mの夫々が操作する複数のアバタAの夫々が展示ホールTHに存在する場合、各ブースBの夫々に存在するアバタAの人数を集計する。
マップ生成部56は、図6に示すように、人数集計部59による集計結果に基づくアイコンを、ブース状況アイコンIBとしてブースBに重畳させたマップ画像GMを生成する。
図6は、図4の機能的構成のサーバの制御により来場者端末に表示される画像のうち、ブース状況アイコンが重畳されたマップ画像の一例を示す図である。
来場者URが、マップ画像GMを開いた(来場者端末4に表示させた)瞬間に、図6に示すようなブース状況アイコンIBが表示される。
即ち、人数集計部59は、例えば、各ブースBの過去の一定期間(3日間等)の入場人数(延べ人数の場合と、ユニークな人数がある)を集計する。
入場人数が混雑しきい値(200人等)を超えたブースBに対しては、「混雑」を示すブース状況アイコンIBが重畳して表示される。
また、入場人数が混雑しきい値(200人等)を超えていない「25」、「40」、「100」のように、人数(数値)を示すブース状況アイコンIBが重畳して表示される。
これにより、来場者URは、人気のあるブースBを把握したうえで、所望のブースBにいくことができる。
なお、会場全体での(全ブース合算での)入場人数を示すブース状況アイコンIB、図6の例では「現在17人がこのイベントに参加しています」というメッセージを示すブース状況アイコンIBが、アバタ視点画像GAに重畳して表示させることもできる。これにより、来場者URは、展示ホールTH全体で例えば過去24時間でどの程度入場していただのかがわかる。
ここで、図6に示すようなブース状況アイコンIBが重畳されたマップ画像GMを来場者端末4に表示させる機能を、以下、「過去の入場人数把握及び混雑状況把握機能」と呼ぶ。
換言すると、来場者URが、各ブースBの過去の入場人数を把握して、どのブースBがたくさん入っているかを把握することができるように、「混雑」等を示すブース状況アイコンIBをブースBの位置に重畳させたマップ画像GMを来場者端末4に表示させる機能が、「過去の入場人数把握及び混雑状況把握機能」である。
ここで、所定の出展者UTに属するブースBには、1人以上の担当者が存在するものとする。担当者は、担当者端末3又は自己の端末を操作して、当該ブースBに来場した来場者URに対して営業等をすることができる。
ここで、担当者のうち少なくとも1人が、ブースBに来場した来場者URに対して営業等をするために担当者端末3又は自己の端末を操作することができる状態を、以下、「在席中」と呼ぶ。ここで、ブースBに来場した来場者URに対して営業等をするための操作としては、例えば後述のチャットが存在する。また、その操作をすることが出来る状態とは、例えばログインをして管理画面がオンラインとなっていることを採用することができる。即ち、例えば、後述のチャットが可能となっている担当者のうち少なくとも1人が管理画面にログインしてオンラインとなっている状態を、「在席中」として採用することができる。
換言すると、来場者URは、来場者端末4を操作して、「在席中」の所定のブースBの中に入ると、当該ブースBの出展者UTの担当者とチャットをすることで、質問等のコミュニケーションを取ることができる。
したがって、来場者URが「在席中」か否かを容易に把握できるように、図4に示すようにブース状態判断部60がサーバ1のCPU11に設けられている。
即ち、ブース状態判断部60は、ブースBが在席中か否かを、1以上の担当者のうち少なくとも1人が展示者端末3又は他の端末を用いてブースBに対する操作を実行可能な状態か否か(例えば後述のチャットが可能な状態となっている担当者が1人以上ログイン中か否か)に基づいて判断する。
マップ生成部56は、図7に示すように、在席中と判断されたブースBに対して、在席中を示す在席中アイコンISTを重畳させたマップ画像GMを生成する。
図7は、図4の機能的構成のサーバの制御により来場者端末に表示される画像のうち、在席中アイコンが重畳されたマップ画像の一例を示す図である。
図7に示すような在席中アイコンISTが重畳されたマップ画像GMを来場者端末4に表示させる機能を、以下、「出展担当者在席把握機能」と呼ぶ。
換言すると、出展者UTの担当者が管理画面にログインする等してオンライン状態となっているか否かをリアルタイムにサーバ1(ブース状態判断部60)が把握して来場者URに通知する機能が、「出展担当者在席把握機能」である。
このように出展担当者在席把握機能の実現により、来場者URは、ブースBについて担当者が在席しているか否かを容易に把握することができる。
ここで、来場者UR(そのアバタA)は、在席中のブースBに行くことで、担当者とチャットで会話することができる。
なお、このようなチャットでの会話を実現すべく、図4のチャット制御部61がサーバ1のCPU11に設けられている。
即ち、チャット制御部61は、ブースBに存在するアバタAに対応する来場者URと、当該ブースBに在席中の担当者との間でチャットを行うために、来場者URが操作する来場者端末4と、担当者が操作する出展者端末3又は他の端末との間の通信を制御する。
なお、以下、ブースBに存在するアバタAに対応する来場者URと、当該ブースBに在席中の担当者との間でチャットを行う機能を「チャット機能」と呼ぶ。
以上の「出展担当者在席把握機能」をまとめると次のようになる。
即ち、来場者URは、展示ホールTH内のブースBにおいて、マップ画像GMのブースBに対して在席中アイコンISTが表示されているか否かを視認するだけで、当該ブースBの担当者が管理画面でオンラインになっている状態、即ちテキストや音声によるチャットが可能な状態であるかを把握することができる。
ここで、手動又は時間や曜日による自動設定により、対応者がチャット対応可能か否かが決まる。1人でも対応可能な担当者がログインしているブースBには、在席中アイコンISTが表示されるので、来場者URからみると「在席」にみえる。
これにより、来場者URは、効率よく「リアルな担当者が存在する」ブースBだけを回ることが可能となる。
また、来場者URに対して実際に話をして営業をしたい出展者UTと、営業の担当者と実際に話をしたい来場者URの両者にとって利点になる。
ここで、展示ホールHTは1つに限定されず、複数存在する場合がある。
このような場合、表示制御部57は、来場者端末4に対する来場者URの操作により行われる指示のうち、複数の展示ホールHTのうち所定の1つを指定するホール切替指示がなされた場合、指定された展示ホールHTについてのマップ画像GMを来場者端末4に表示させる制御を実行することができる。
図8は、図4の機能的構成のサーバの制御により来場者端末に表示される画像のうち、複数の展示ホールが存在する場合に展示ホールを切替えることが可能なマップ画像の一例を示す図である。
図8の例では、展示ホールTHとして3つの第1展示ホール乃至第3展示ホールが存在している。このため、第2展示ホールについてのマップ画像GMが表示されると共に、カルーセル型のユーザインタフェースが表示されている。このカルーセル型のユーザインタフェースは、第1展示ホール(左隣の展示ホールTH)に切替えるための左方矢印のボタンBL、第2展示ホール(現在表示中のマップ画像GMの展示ホールTH)にアバタAを移動させるための「このホールへ行く」と表示されたボタンBG、及び第1展示ホール(右隣の展示ホールTH)に切替えるための左方矢印のボタンBRから構成されている。
このようなカルーセル型のユーザインタフェースにより、隣の展示ホールTHのマップ画像GMを切替えて来場者端末4に表示させる機能を、以下、「展示ホール切替機能」と呼ぶ。
上述したように、展示ホールTHが複数存在する場合がある。例えば本サービスでは1つの展示ホールTHに最大16のブースBが設置できる。そのため、16を超えるブースBの設置が必要な場合は複数の展示ホールTHが必要となる。このような場合、展示ホール切替機能の適用により、アバタ視点画像GA上で複数の展示ホールTHのマップ画像GMを切り替えることが可能となる。
即ち、来場者URは、来場者端末4を操作して、ボタンBLやボタンBRにて所望の展示ホールTHを指定して、当該所望の展示ホールTHのマップ画像GMを表示させた状態で、「このホールに行く」と表示されたボタンBGを指定することで、当該所望の展示ホールTH(またはその中のブースB)に自身のアバタAを移動させることができる。
なお、1つのイベントに複数の展示ホールTHが含まれることとの他、場合によってはイベントを超えて(隣接する異なるイベント)のホールマップ(マップ画像GM)が表示されてそこへ切り替えてアバタAを移動させるようにしてもよい。
図4に戻り、リコメンド部62は、来場者URに関する情報を来場者情報として取得し、展示ホールTHに対する来場者URの行動に対するリコメンドを示すリコメンド情報を生成する。
この場合、表示制御部57は、さらに、リコメンド情報を来場者端末4に表示させる制御を実行することができる。
なお、以下、リコメンド情報を生成し来場者端末4に表示させる機能を「ブースリコメンド機能」と呼ぶ。
即ち、来場者URの嗜好性や行動履歴を特定可能な来場者情報に基づいて、例えば次に行くべきブースBがマップ画像GM上でリコメンドされる(リコメンド情報がマップ画像GMに表示される)機能が、ブースリコメンド機能である。
なお、リコメンド情報の提示のケースとしては、主催者USからのプッシュのケース(イベントの上位スポンサーの出展者等)も存在する。
ここで、リコメンド情報を生成するための来場者情報としては、来場者URのコンテクスト情報を採用することができる。
来場者URの「コンテクスト情報」とは、来場者URの内的状態と外的状態とのうち少なくとも1以上の状態を示す情報であって、センシングされた情報又はそれが加工された情報のことをいう。即ち、1つのコンテクスト情報は、来場者URの「内的状態」と「外的状態」とのうちいずれか1つ以上の状態を示す情報となる。
ここで、「内的状態」とは、来場者UR自体をセンシングの対象とすることで得られた各種の情報により示される、来場者URの内部の状態のことをいう。「内的状態」を示す情報には、例えば、測定や調査等により得られた、身長、体重、体温、脈拍、体脂肪率、体型、指紋、声紋、年齢等の来場者URの身体的特徴を示す情報が含まれる。また、来場者URにより提供された情報、例えば、展示会に参加する際に提供された名刺情報(企業名、部署名、役職名等を含む)も、来場者URの内的状態を示す情報に含まれる。また、来場者URの体調や感情等の情報や、来場者URの行動履歴等も、来場者URの内的状態を示す情報に含まれる。また例えば、来場者URの行動履歴には、本サービスにおけるクリック履歴(例えば、資料や動画を閲覧するべくクリックしたという履歴)も、来場者URの内的状態を示す情報に含まれる。
また、「外的状態」とは、来場者URの周囲の環境をセンシングの対象とすることで得られた各種の情報により示される、来場者URの外部の状態のことをいう。「外的状態」を示す情報には、例えば、来場者URが、過去に存在した、現在存在する、又は将来存在し得る場所における、気象(天気、気温、湿度等)の履歴や予報、室温等に関する情報が含まれる。また、外的状態を示す情報には、来場者URの空間的又は時間的な配置の位置を示す情報、訪問者Pの周囲の空間的方向と時間的方向のうち、少なくとも1の方向に分布する所定の状態を示す情報等も含まれる。
なお、本明細書において「時間」とは、本来的な概念である「幅」を示すものに限らず、「そのとき」を示す概念として、「時刻」や「タイミング」も含まれるものとする。このため、「時間的な配置の位置を示すデータ」には、例えば過去の所定タイミングにおける時刻や、現在時刻等が含まれる。
図9は、図4の機能的構成のサーバの制御により来場者端末に表示される画像のうち、リコメンド情報の一例としてのリコメンドアイコン及び訪問済アイコンが重畳されたマップ画像の一例を示す図である。
即ち、図9の例では、来場者UR(アバタA)の嗜好性や行動履歴を特定可能な来場者情報に基づいて、次に行くべきブースBであることを示す「おすすめ」と表示されたアイコンIO(以下、「おすすめアイコンIO」と呼ぶ)が、リコメンド情報の一例として生成される。そして、マップ画像GMにおいて、次に行くべきブースBに対しておすすめアイコンIOが重畳されて表示される。
来場者URは、マップ画像GMにておすすめアイコンIOを視認するだけで、自身のアバタAが次に行くべきブースBを把握することができる。
図9の例では、マップ画像GMにおいて、済を示すアイコンIALが重畳されたブースBが存在する。
アイコンIALは、来場者URが既に訪問済みであることを示すアイコンである。よって、以下、アイコンIALを「訪問済アイコンIAL」と呼ぶ。
このようなおすすめアイコンIOと訪問済アイコンIALを利用して、次のようなポイントラリーを実現することが可能になる。
即ち、来場者UR(アバタA)は、展示ホールTH内の各ブースBを回る。その際に、上述したように、サーバ1の軌跡収集部58は、来場者URの軌跡データとして、来場者URが何れのブースBを訪問済であるのかを示すブース訪問履歴のデータを生成して、記録することができる。
マップ生成部56は、来場者URのブース訪問履歴のデータ(軌跡データ)に基づいて、訪問済みのブースBに対して訪問済アイコンIALを重畳させたマップ画像GMを生成する。これにより、来場者URは、自身のアバタAがまだ訪問していないブースBを把握することができる。
リコメンド部62は、来場者URに関する情報を来場者情報として取得し、次に行くべきブースBを決定し、リコメンド情報としておすすめアイコンIOを生成する。ここで、リコメンド部62による次に行くべきBの決定手法は、特に限定されず、例えば協調フィルタリング等のリコメンデーションアルゴリズムを用いる手法を採用してもよいし、また例えば、単純に主催者USが設定したルールベースのアルゴリズムを用いる手法を採用してもよい。
マップ生成部56は、次に行くべきブースBに対しておすすめアイコンIO(及び訪問済アイコンIAL)を重畳させたマップ画像GMを生成する。これにより、来場者URは、自身のアバタAが次に訪問すべきブースBを把握することができる。
サーバ1は、来場者UR(アバタA)が新たなブースBを訪問する毎に、訪問履歴のデータを更新して、上述の一連の処理を実行する。
これにより、ポイントラリーの実現可能になる。
ポイントラリーは、例えば次のような所定のルールに基づいて来場者URに点が付与される。即ち、来場者URは、図示せぬユーザインタフェース(来場者端末4)上で常に自分のポイントの合計点を確認することができる。また、ポイントの加算ルールは、主催者USが決定することができる。具体的には例えば、ブース訪問:3点、資料閲覧:1点、リアルブース訪問:5点、動画閲覧3点、チャット実施:3点等の加算ルールを採用することができる。主催者USは、ポイントに応じて最終的に商品を来場者URに渡すことができる。渡すタイミングは、画面上で即時発行、後ほどメール等で別途発行等の各種各様な手法を採用することができる。
なお、このようなポイントラリーにおいて、訪問済アイコンIALを重畳させたマップ画像GMを来場者端末4に表示させる機能を、以下、「ポイントラリー履歴表示機能」と呼ぶ。
ポイントラリー履歴表示機能により、来場者URは、自身のアバタAが回ったブースBについて、ポイントラリー履歴としてマップ画像GMに表示される訪問済アイコンIALを視認することができる。即ち、訪問済みアイコンIALがマップ画像GMに表示されることは、来場者URにとっては、スタンプラリーにおいて、訪問済の箇所(ブースB)にハンコ(済みハンコ)等のスタンプがマップ画像GM上に押印されているように視認されることを意味する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものとみなす。
上述の実施形態では、主催者USと出展者UTとは別の者として説明したが、特にこれに限定されない。即ち例えば、主催者USは、出展者UTを兼ねてもよい。具体的には例えば、複数の出展者UTに主催者USが含まれていてもよい。また例えば、出展者UTは、1名(1社)であって、主催者USであってもよい。即ち例えば、本サービスの展示会は、一企業で実施するプライベートショーであってもよい。
また、図2に示すシステム構成、及び図3に示すサーバ1のハードウェア構成は、本発明の目的を達成するための例示に過ぎず、特に限定されない。
また、図4に示す機能ブロック図は、例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した処理を全体として実行できる機能が図2の情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロック及びデータベースを用いるのかは、特に図4の例に限定されない。
また、機能ブロック及びデータベースの存在場所も、図4に限定されず、任意でよい。
図4の例では、全ての処理は、図2の情報処理システムを構成する図4のサーバ1のCPU11の制御により行われる構成となっているが、これに限定されない。例えばサーバ1側に配置された機能ブロック及びデータベースの少なくとも一部を、主催者端末2側、出展者端末3側、来場者端末4側、又は図示せぬ他の情報処理装置が備える構成としてもよい。
また、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図示せぬリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
以上をまとめると、本発明が適用される情報処理装置は、次のような構成を有していれば足り、各種各様な実施の形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置(例えば図2のサーバ1)は、
ブース(例えば図1のブースB)が配置された展示ホール(例えば図1の展示ホールTH)、及び、前記展示ホール内を移動可能なアバタ(例えば図1のアバタA)を、3次元の仮想空間に夫々配置させる配置手段(例えば図4の仮想空間配置部54)と、
第1デバイス(例えば図2の出展者端末3)に対する第1ユーザ(例えば図2の出展者UT)の操作により行われる指示のうち、前記展示ホール内の前記ブースの配置位置を指定する第1指示に基づいて、前記仮想空間における前記ブースを配置させる第1座標を決定するブース位置決定手段(例えば図4のブース位置等決定部52)と、
第2デバイス(例えば図2の来場者端末4)に対する第2ユーザ(例えば図2の来場者UR)の操作により行われる指示のうち、前記展示ホール内で前記アバタを移動させる第2指示に基づいて、前記仮想空間における前記アバタの位置を第2座標に移動させるアバタ移動手段(例えば図4のアバタ移動部53)と、
前記第1座標に前記ブースが配置された前記展示ホール、及び、前記第2座標の前記アバタが夫々配置された前記仮想空間において、前記第2座標に基づいて設定される視点から撮像した3次元画像を、アバタ視点画像(例えば図1のアバタ視点画像GA)として生成する画像生成手段(例えば図4のアバタ視点画像生成部55)と、
前記第2座標に基づいて設定される前記展示ホールよりも上方の視点から、前記展示ホールを撮像した2次元画像を、前記展示ホールのマップを示すマップ画像(例えば図1のマップ画像GM)として生成するマップ生成手段(例えば図4のマップ生成部56)と、
前記アバタ視点画像を前記第2デバイスに表示させると共に、前記第2デバイスに対する前記第2ユーザの操作により行われる指示のうち、前記マップを表示させる第3指示(例えば図1のボタンSWの押下操作による指示)がなされた場合、前記マップ画像を前記第2デバイスに表示させる制御を実行する表示制御手段(例えば図4の表示制御部57)と、
を備える。
これにより、上述の「マップの自動生成機能」が実現可能になる。
その結果、3次元の仮想空間内についてのアバタ視点画像を用いるシステムにおける利便性を向上させることができる。
本発明が適用される情報処理装置において、
前記第2指示は、前記アバタの姿勢の変更指示を含み、
前記アバタ移動手段は、前記変更指示に基づく姿勢に変更して前記アバタを前記第2座標に移動させ、
前記画像生成手段は、前記展示ホール、及び、前記第2座標の前記姿勢の前記アバタが夫々配置された前記仮想空間において、前記姿勢及び前記第2座標に基づいて設定される前記視点から撮像した前記3次元画像を、前記アバタ視点画像として生成する、
ようにすることができる。
また、前記マップ生成手段は、前記アバタの代わりに、前記姿勢がわかるアイコンをアバタアイコン(例えば図1の来場者アイコンIR)として前記第2座標に配置させた前記マップ画像を生成するようにすることもできる。
これにより、上述の「現在地把握機能」が実現可能になる。
本発明が適用される情報処理装置において、
複数の前記第2ユーザの夫々が操作する前記アバタの夫々の前記展示ホール内における移動の軌跡を示す軌跡データを取得して、複数の前記アバタの夫々の前記軌跡データを集計して所定の分析を行う軌跡収集手段をさらに備え、
前記マップ生成手段は、前記軌跡収集手段の前記所定の分析結果に基づいて、ヒートマップ(例えば、図5の領域HMHや領域HMC)を重畳させた前記マップ画像を生成するようにすることもできる。
これにより、上述の「ヒートマップ機能」が実現可能になる。
本発明が適用される情報処理装置において、
前記マップ生成手段は、前記第2ユーザについての前記軌跡データに基づいて、当該第2ユーザが既に訪問済であることを示すアイコンを訪問済アイコン(図9の訪問済アイコンIAL)として、訪問済みの前記ブースに重畳させた前記マップ画像を生成するようにすることもできる。
これにより、上述の「ポイントラリー履歴表示機能」が実現可能になる。
本発明が適用される情報処理装置において、
複数の前記第2ユーザの夫々が操作する前記アバタの夫々が前記展示ホールに存在する場合、前記ブースに存在する前記アバタの人数を集計する人数集計手段をさらに備え、
前記マップ生成手段は、前記人数集計手段による集計結果に基づくアイコンを、ブース状況アイコン(図6のブース状況アイコンIB)として前記ブースに重畳させた前記マップ画像を生成するようにすることもできる。
これにより、上述の「過去の入場人数把握及び混雑状況把握機能」が実現可能になる。
本発明が適用される情報処理装置において、
前記第1ユーザに属する前記ブースの担当者が1人以上存在し、
前記ブースが在席中か否かを、前記担当者が前記第1デバイス又は他デバイスを用いて前記ブースに対する操作を実行可能な状態か否かに基づいて判断する第1ユーザ状態判断手段をさらに備え、
前記マップ生成手段は、前記第1ユーザ状態判断手段により在席中と判断された場合、在席中を示すアイコンを在席中アイコン(例えば、図7の在席中アイコンIST)として前記ブースに重畳させた前記マップ画像を生成するようにすることもできる。
これにより、上述の「出展担当者在席把握機能」が実現可能になる。
本発明が適用される情報処理装置において、
前記ブースに存在する前記アバタに対応する前記第2ユーザと、当該ブースに在席中の前記担当者との間でチャットを行うために、前記第2ユーザが操作する前記第2デバイスと、前記担当者が操作する前記第1デバイス又は前記他デバイスとの間の通信を制御するチャット制御手段をさらに備えるようにすることもできる。
これにより、上述の「チャット機能」が実現可能になる。
本発明が適用される情報処理装置において、
前記仮想空間において前記展示ホールは複数存在し、
前記表示制御手段は、さらに、前記第2デバイスに対する前記第2ユーザの操作により行われる指示のうち、複数の前記展示ホールのうち所定の1つを指定する第4指示(例えば、図8のボタンBR,BL,BGを用いた指示)なされた場合、指定された前記展示ホールについての前記マップ画像を前記第2デバイスに表示させる制御を実行するようにすることもできる。
これにより、上述の「展示ホール切替機能」が実現可能になる。
本発明が適用される情報処理装置において、
前記第2ユーザに関する情報を第2ユーザ情報として取得し、前記展示ホールに対する前記第2ユーザの行動に対するリコメンドを示すリコメンド情報(図9のおすすめアイコンIO)を生成するリコメンド手段をさらに備え、
前記表示制御手段は、さらに、前記リコメンド情報を前記第2デバイスに表示させる制御を実行するようにすることもできる。
これにより、上述の「ブースリコメンド機能」が実現可能になる。
本発明が適用される情報処理装置において、
前記第2デバイスに対する前記第2ユーザの操作により行われる指示のうち、前記マップを3次元表示にさせる第5指示がなされた場合、前記マップ生成手段は、視点を変更して前記展示ホールを撮像した3次元画像を、前記マップ画像として生成するようにすることもできる。
これにより、上述の「マップ切替機能」が実現可能になる。
1・・・サーバ、2・・・主催者端末、3・・・出展者端末、4・・・来場者端末、11・・・CPU、18・・・記憶部、20・・・ドライブ、31・・・リムーバブルメディア、51・・・展示ホール設置部、52・・・ブース位置等決定部、53・・・アバタ移動部、54・・・仮想空間配置部、55・・・アバタ視点画像生成部、56・・・マップ生成部、57・・・表示制御部、58・・・軌跡収集部、59・・・人数集計部、60・・・ブース状態判断部、61・・・チャット制御部、62・・・リコメンド部

Claims (13)

  1. ブースが配置された展示ホール、及び、前記展示ホール内を移動可能なアバタを、3次元の仮想空間に夫々配置させる配置手段と、
    第1デバイスに対する第1ユーザの操作により行われる指示のうち、前記展示ホール内の前記ブースの配置位置を指定する第1指示に基づいて、前記仮想空間における前記ブースを配置させる第1座標を決定するブース位置決定手段と、
    第2デバイスに対する第2ユーザの操作により行われる指示のうち、前記展示ホール内で前記アバタを移動させる第2指示に基づいて、前記仮想空間における前記アバタの位置を第2座標に移動させるアバタ移動手段と、
    前記第1座標に前記ブースが配置された前記展示ホール、及び、前記第2座標の前記アバタが夫々配置された前記仮想空間において、前記第2座標に基づいて設定される視点から撮像した3次元画像を、アバタ視点画像として生成する画像生成手段と、
    前記第2座標に基づいて設定される前記展示ホールよりも上方の視点から、前記展示ホールを撮像した2次元画像を、前記展示ホールのマップを示すマップ画像として生成するマップ生成手段と、
    前記アバタ視点画像を前記第2デバイスに表示させると共に、前記第2デバイスに対する前記第2ユーザの操作により行われる指示のうち、前記マップを表示させる第3指示がなされた場合、前記マップ画像を前記第2デバイスに表示させる制御を実行する表示制御手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記第2指示は、前記アバタの姿勢の変更指示を含み、
    前記アバタ移動手段は、前記変更指示に基づく姿勢に変更して前記アバタを前記第2座標に移動させ、
    前記画像生成手段は、前記展示ホール、及び、前記第2座標の前記姿勢の前記アバタが夫々配置された前記仮想空間において、前記姿勢及び前記第2座標に基づいて設定される前記視点から撮像した前記3次元画像を、前記アバタ視点画像として生成する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記マップ生成手段は、前記アバタの代わりに、前記姿勢がわかるアイコンをアバタアイコンとして前記第2座標に配置させた前記マップ画像を生成する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 複数の前記第2ユーザの夫々が操作する前記アバタの夫々の前記展示ホール内における移動の軌跡を示す軌跡データを取得して、複数の前記アバタの夫々の前記軌跡データを集計して所定の分析を行う軌跡収集手段をさらに備え、
    前記マップ生成手段は、前記軌跡収集手段の前記所定の分析結果に基づいて、ヒートマップを重畳させた前記マップ画像を生成する、
    請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記マップ生成手段は、前記第2ユーザについての前記軌跡データに基づいて、当該第2ユーザが既に訪問済であることを示すアイコンを訪問済アイコンとして、訪問済みの前記ブースに重畳させた前記マップ画像を生成する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 複数の前記第2ユーザの夫々が操作する前記アバタの夫々が前記展示ホールに存在する場合、前記ブースに存在する前記アバタの人数を集計する人数集計手段をさらに備え、
    前記マップ生成手段は、前記人数集計手段による集計結果に基づくアイコンを、ブース状況アイコンとして前記ブースに重畳させた前記マップ画像を生成する、
    請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第1ユーザに属する前記ブースの担当者が1人以上存在し、
    前記ブースが在席中か否かを、前記担当者が前記第1デバイス又は他デバイスを用いて前記ブースに対する操作を実行可能な状態か否かに基づいて判断する第1ユーザ状態判断手段をさらに備え、
    前記マップ生成手段は、前記第1ユーザ状態判断手段により在席中と判断された場合、在席中を示すアイコンを在席中アイコンとして前記ブースに重畳させた前記マップ画像を生成する、
    請求項1乃至6のうち何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記ブースに存在する前記アバタに対応する前記第2ユーザと、当該ブースに在席中の前記担当者との間でチャットを行うために、前記第2ユーザが操作する前記第2デバイスと、前記担当者が操作する前記第1デバイス又は前記他デバイスとの間の通信を制御するチャット制御手段をさらに備える、
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記仮想空間において前記展示ホールは複数存在し、
    前記表示制御手段は、さらに、前記第2デバイスに対する前記第2ユーザの操作により行われる指示のうち、複数の前記展示ホールのうち所定の1つを指定する第4指示がなされた場合、指定された前記展示ホールについての前記マップ画像を前記第2デバイスに表示させる制御を実行する
    請求項1乃至8のうち何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記第2ユーザに関する情報を第2ユーザ情報として取得し、前記展示ホールに対する前記第2ユーザの行動に対するリコメンドを示すリコメンド情報を生成するリコメンド手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、さらに、前記リコメンド情報を前記第2デバイスに表示させる制御を実行する、
    請求項1乃至9のうち何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記第2デバイスに対する前記第2ユーザの操作により行われる指示のうち、前記マップを3次元表示にさせる第5指示がなされた場合、前記マップ生成手段は、視点を変更して前記展示ホールを撮像した3次元画像を、前記マップ画像として生成する、
    請求項1乃至10のうち何れか1項に記載の情報処理装置。
  12. 情報処理装置が実行する情報処理方法において、
    ブースが配置された展示ホール、及び、前記展示ホール内を移動可能なアバタを、3次元の仮想空間に夫々配置させる配置ステップと、
    第1デバイスに対する第1ユーザの操作により行われる指示のうち、前記展示ホール内の前記ブースの配置位置を指定する第1指示に基づいて、前記仮想空間における前記ブースを配置させる第1座標を決定するブース位置決定ステップと、
    第2デバイスに対する第2ユーザの操作により行われる指示のうち、前記展示ホール内で前記アバタを移動させる第2指示に基づいて、前記仮想空間における前記アバタの位置を第2座標に移動させるアバタ移動ステップと、
    前記第1座標に前記ブースが配置された前記展示ホール、及び、前記第2座標の前記アバタが夫々配置された前記仮想空間において、前記第2座標に基づいて設定される視点から撮像した3次元画像を、アバタ視点画像として生成する画像生成ステップと、
    前記第2座標に基づいて設定される前記展示ホールよりも上方の視点から、前記展示ホールを撮像した2次元画像を、前記展示ホールのマップを示すマップ画像として生成するマップ生成ステップと、
    前記アバタ視点画像を前記第2デバイスに表示させると共に、前記第2デバイスに対する前記第2ユーザの操作により行われる指示のうち、前記マップを表示させる第3指示がなされた場合、前記マップ画像を前記第2デバイスに表示させる制御を実行する表示制御ステップと、
    を含む情報処理方法。
  13. コンピュータに、
    ブースが配置された展示ホール、及び、前記展示ホール内を移動可能なアバタを、3次元の仮想空間に夫々配置させる配置ステップと、
    第1デバイスに対する第1ユーザの操作により行われる指示のうち、前記展示ホール内の前記ブースの配置位置を指定する第1指示に基づいて、前記仮想空間における前記ブースを配置させる第1座標を決定するブース位置決定ステップと、
    第2デバイスに対する第2ユーザの操作により行われる指示のうち、前記展示ホール内で前記アバタを移動させる第2指示に基づいて、前記仮想空間における前記アバタの位置を第2座標に移動させるアバタ移動ステップと、
    前記第1座標に前記ブースが配置された前記展示ホール、及び、前記第2座標の前記アバタが夫々配置された前記仮想空間において、前記第2座標に基づいて設定される視点から撮像した3次元画像を、アバタ視点画像として生成する画像生成ステップと、
    前記第2座標に基づいて設定される前記展示ホールよりも上方の視点から、前記展示ホールを撮像した2次元画像を、前記展示ホールのマップを示すマップ画像として生成するマップ生成ステップと、
    前記アバタ視点画像を前記第2デバイスに表示させると共に、前記第2デバイスに対する前記第2ユーザの操作により行われる指示のうち、前記マップを表示させる第3指示がなされた場合、前記マップ画像を前記第2デバイスに表示させる制御を実行する表示制御ステップと、
    を含む制御処理を実行させるプログラム。
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