JP2023146714A - 画像監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車載カメラのレンズに汚れが付着していることの誤検出を抑制することができる画像監視装置を提供する。【解決手段】本開示に係る画像監視装置は、取得部と、通知部とを備える。前記取得部は、撮像部が撮像した車両の外部の画像を取得する。前記通知部は、前記画像において各画素の輝度値の差が小さい領域である平坦領域の割合が閾値以上の場合に、前記撮像部のレンズに汚れが付着していることを通知する。前記通知部は、前記画像に含まれる空の領域である空領域の前記平坦領域の割合が閾値以上であり、前記画像に含まれる地面の領域である地面領域の前記平坦領域の割合が閾値以上であり、前記空領域の前記平坦領域の輝度値の平均と前記地面領域の前記平坦領域の輝度値の平均との差が閾値以上の場合に、前記撮像部のレンズに汚れが付着していることを通知しない。【選択図】図4

Description

本開示は、画像監視装置に関する。
従来、車両は、車載カメラが撮像した画像に基づいて把握した車両の周囲の状況に応じた各種処理を実行する。車載カメラのレンズが汚れている場合、車両は、車両の周囲の状況を把握することができない。そこで、車載カメラが撮像した画像に基づいて、車載カメラのレンズに汚れが付着しているか否かを判定する技術が知られている。このような技術では、車載カメラが撮像した画像に含まれる輝度値が平坦なブロックの数、つまり輝度値が平坦な領域の広さに基づいて、レンズに汚れが付着しているか否かを判定する。
特許第6731645号公報
しかしながら、車載カメラが撮像した画像には、レンズに汚れが付着していなくても、輝度値が平坦な領域が形成される場合がある。この場合、画像監視装置は、レンズに汚れが付着していると誤検出してしまうことがある。
本開示は、車載カメラのレンズに汚れが付着していることの誤検出を抑制することができる画像監視装置を提供する。
本開示に係る画像監視装置は、取得部と、通知部とを備える。前記取得部は、撮像部が撮像した車両の外部の画像を取得する。前記通知部は、前記画像において各画素の輝度値の差が小さい領域である平坦領域の割合が閾値以上の場合に、前記撮像部のレンズに汚れが付着していることを通知する。前記通知部は、前記画像に含まれる空の領域である空領域の前記平坦領域の割合が閾値以上であり、前記画像に含まれる地面の領域である地面領域の前記平坦領域の割合が閾値以上であり、前記空領域の前記平坦領域の輝度値の平均と前記地面領域の前記平坦領域の輝度値の平均との差が閾値以上の場合に、前記撮像部のレンズに汚れが付着していることを通知しない。
本開示に係る画像監視装置によれば、車載カメラのレンズに汚れが付着していることの誤検出を抑制ことができる。
図1は、第1の実施形態に係る車載装置を備える車両の一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る車両の運転席近傍の構成の一例を示す図である。 図3は、第1の実施形態に係る車載カメラのハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態に係る画像処理部の機能構成の一例を示すブロック図である。 図5は、昼間撮像画像の一例を示す図である。 図6は、夜間撮像画像の一例を示す図である。 図7は、光源夜間撮像画像の一例を示す図である。 図8は、第1の実施形態に係る画像処理部が実行する空領域解析処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、第1の実施形態に係る画像処理部が実行する地面領域解析処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、第1の実施形態に係る画像処理部が実行する汚れ通知処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本開示に係る画像監視装置の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る車載装置100を備える車両1の一例を示す図である。図1に示すように、車両1は、車体12と、車体12に所定方向に沿って配置された2対の車輪13とを備える。2対の車輪13は、1対のフロントタイヤ13f及び1対のリアタイヤ13rを備える。
なお、図1に示す車両1は4つの車輪13を備えるが、車輪13の数はこれに限定されるものではない。例えば、車両1は、2輪車であっても良い。
車体12は、車輪13に結合され、車輪13によって移動可能である。この場合、2対の車輪13が配置される所定方向が車両1の走行方向となる。車両1は、不図示のギヤの切り替え等により前進または後退することができる。また、車両1は、操舵により右左折することもできる。
また、車体12は、フロントタイヤ13f側の端部である前端部Fと、リアタイヤ13r側の端部である後端部Rを有する。車体12は上面視で略矩形をしており、略矩形状の4つの角部を端部と呼ぶ場合もある。また、図1では図示を省略するが、車両1は、表示装置、スピーカ、および操作部を備える。
車体12の前後端部F,Rであって、車体12の下端付近には1対のバンパー14が設けられている。1対のバンパー14のうち、フロントバンパー14fは車体12の下端部付近の前面全体と側面の一部を覆う。1対のバンパー14のうち、リアバンパー14rは車体12の下端部付近の後面全体と側面の一部を覆う。
車体12の所定の端部には、超音波等の音波の送受波を行う送受波部15f,15rが配置される。例えば、フロントバンパー14fには1つ以上の送受波部15fが配置され、リアバンパー14rには1つ以上の送受波部15rが配置される。以下、送受波部15f,15rを特に限定しない場合には、単に送受波部15という。また、送受波部15の数および位置は、図1に示す例に限定されるものではない。例えば、車両1は、左右の側方に送受波部15を備えても良い。
本実施形態においては、超音波を使用したソナーを送受波部15の一例とするが、送受波部15は、電磁波を送受波するレーダーであっても良い。あるいは、車両1は、ソナーとレーダーの両方を備えても良い。また、送受波部15を単にセンサと称しても良い。
送受波部15は、音波または電磁波の送受結果に基づいて、車両1の周囲の障害物を検出する。また、送受波部15は、音波または電磁波の送受結果に基づいて、車両1の周囲の障害物と車両1との距離を計測する。
また、車両1は、車両1の前方を撮影する第1の車載カメラ16a、車両1の後方を撮影する第2の車載カメラ16b、車両1の左側方を撮影する第3の車載カメラ16c、および車両1の右側方を撮影する第4の車載カメラを備える。第4の車載カメラは図示を省略する。
以下、第1の車載カメラ16a、第2の車載カメラ16b、第3の車載カメラ16c、および第4の車載カメラを特に区別しない場合には単に車載カメラ16という。車載カメラ16の位置及び数は図1に示す例に限定されるものではない。例えば、車両1は、また、第1の車載カメラ16aおよび第2の車載カメラ16bの2台のみを備えても良い。あるいは、車両1は、上述の例の他に、さらに他の車載カメラを有しても良い。
車載カメラ16は、車両1の周囲の映像を撮影可能であり、例えば、カラー画像を撮影するカメラである。なお、車載カメラ16が撮影する画像データは、動画でも良いし、静止画でも良い。また、車載カメラ16は、車両1に内蔵されたカメラであっても良いし、車両1に後付けされたドライブレコーダーのカメラ等であっても良い。
また、車両1には、車載装置100が搭載される。車載装置100は、車両1に搭載可能な情報処理装置であり、例えば、車両1の内部に設けられたECU(Electronic Control Unit)、もしくはOBU(On Board Unit)である。あるいは、車載装置100は、車両1のダッシュボード付近に設置された外付けの装置であっても良い。なお、車載装置100はカーナビゲーション装置等を兼ねても良い。
次に、本実施形態の車両1の運転席近傍の構成について説明する。図2は、第1の実施形態に係る車両1の運転席130a近傍の構成の一例を示す図である。
図2に示すように、車両1は運転席130a、および助手席130bを備える。また、運転席130aの前方にはフロントガラス180、ダッシュボード190、ステアリングホイール140、表示装置120、および操作ボタン141が設けられる。
表示装置120は、車両1のダッシュボード190に設けられたディスプレイである。表示装置120は、一例として、図2に示すようにダッシュボード190の中央に位置する。表示装置120は例えば液晶ディスプレイまたは有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイである。また、表示装置120は、タッチパネルを兼ねても良い。表示装置120は、本実施形態における表示部の一例である。
また、ステアリングホイール140は、運転席130aの正面に設けられ、ドライバ(運転者)によって操作可能である。ステアリングホイール140の回転角度、つまり操舵角は、操舵輪であるフロントタイヤ13fの向きの変化と電気的または機械的に連動する。なお、操舵輪はリアタイヤ13rでも良いし、フロントタイヤ13fとリアタイヤ13rの両方が操舵輪であっても良い。
操作ボタン141は、ユーザによる操作を受け付け可能なボタンである。なお、本実施形態においてユーザは、例えば車両1の運転者である。なお、操作ボタン141の位置は図2に示す例に限定されるものでなく、例えばステアリングホイール140に設けられても良い。操作ボタン141は、本実施形態における操作部の一例である。また、表示装置120がタッチパネルを兼ねる場合は、表示装置120が操作部の一例であっても良い。また、不図示のタブレット端末、スマートフォン、リモートコントローラ、または電子キー等の、車両1の外部から車両1に対して信号を送信可能な操作端末を、操作部の一例としても良い。
次に、本実施形態の車載カメラ16のハードウェア構成について説明する。
図3は、第1の実施形態に係る車載カメラ16のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示すように、車載カメラ16は、レンズ161、撮像素子162、洗浄部163、映像信号処理部164、露光制御部165、画像処理部166、及び画像メモリ167を備える。
レンズ161は、透明の材料により形成される。そして、レンズ161は、入射した光を発散又は集束する。
撮像素子162は、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)やCCD(Charge Coupled Device)などのイメージセンサである。撮像素子162は、レンズ161を通過した光を受光し、映像信号に変換する。
洗浄部163は、水などをレンズ161に噴射することにより、レンズ161に付着した汚れを洗浄する装置である。
映像信号処理部164は、撮像素子162から出力された映像信号に基づいて、画像を生成する。露光制御部165は、映像信号処理部164により生成される画像の明るさを制御する。すなわち、映像信号処理部164は、露光制御部165により制御された明るさの画像を生成する。例えば、露光制御部165は、画像が暗い場合に、画像の明るさを上げる。一方、露光制御部165は、画像が明るい場合に、画像の明るさを下げる。
画像処理部166は、映像信号処理部164により生成された画像に対して各種画像処理を実行する。画像メモリ167は、画像処理部166の主記憶装置である。画像メモリ167は、画像処理部166による画像処理のワーキングメモリとして使用される。
画像処理部166は、コンピュータ等で構成され、ハードウェアとソフトウェアが協働することにより、画像処理を制御する。例えば、画像処理部166は、プロセッサ166A、RAM(Random Access Memory)166B、メモリ166C、及びI/O(Input/Output)インタフェース166Dを備える。
プロセッサ166Aは、例えば、コンピュータプログラムを実行可能なCPU(Central Processing Unit)である。なお、プロセッサ166Aは、CPUに限定されない。例えば、プロセッサ166Aは、DSP(Digital Signal Processor)であってもよいし、他のプロセッサであってもよい。
RAM166Bは、キャッシュまたはバッファなどとして使用される揮発性メモリである。メモリ166Cは、例えば、コンピュータプログラムを含む各種情報を記憶する不揮発性メモリである。プロセッサ166Aは、特定のコンピュータプログラムをメモリ166Cから読み出してRAM166Bに展開することによって、各種機能を実現する。
I/Oインタフェース166Dは、画像処理部166の入出力を制御する。例えば、I/Oインタフェース166Dは、映像信号処理部164、画像メモリ167、及び車載装置100との通信を実行する。
なお、洗浄部163は、車載カメラ16と一体に形成されずに、独立した装置であってもよい。また、画像処理部166及び画像メモリ167は、車載カメラ16に限らず、車載装置100に設けられていても良いし、独立した装置であってもよいし、他の装置に組み込まれていても良い。
次に、第1の実施形態に係る画像処理部166が有する機能について説明する。
図4は、第1の実施形態に係る画像処理部166の機能構成の一例を示すブロック図である。画像処理部166のプロセッサ166Aは、特定のコンピュータプログラムをメモリ166Cから読み出してRAM166Bに展開することによって、各種機能を実現する。更に詳しくは、画像処理部166は、画像取得部1661、領域検出部1662、空領域解析部1663、地面領域解析部1664、汚れ検出部1665、汚れ通知部1666、及び洗浄制御部1667を備える。
画像取得部1661は、車載カメラ16が撮像した車両1の外部の画像を取得する。画像取得部1661は、取得部の一例である。更に詳しくは、画像取得部1661は、映像信号処理部164から画像を取得する。例えば、画像取得部1661は、昼間に撮像された昼間撮像画像G1aを取得する。また、画像取得部1661は、夜間に撮像された夜間撮像画像G1bを取得する。また、画像取得部1661は、月や街灯などの光源G124(図7参照)を含む光源夜間撮像画像G1cを取得する。
図5は、昼間撮像画像G1aの一例を示す図である。昼間撮像画像G1aは、昼間に撮像された画像である。図5に示すように、昼間撮像画像G1aは、非撮像領域G11aと、撮像領域G12aとを有する。非撮像領域G11aは、撮像素子162の検知領域ではあるが、車載カメラ16の筐体などにより車両1の外部が撮像されない領域である。撮像領域G12aは、レンズ161を介して入射した光により、車両1の外部を撮像した領域である。
撮像領域G12aは、水平線G121aと、空領域G122aと、地面領域G123aとを有する。水平線G121aは、空と地面との境界を示す線である。空領域G122aは、昼間撮像画像G1aにおける空の領域である。空領域G122aは、明るい昼間に撮像されているため、輝度値は高い。また、図5に示す空領域G122aは、物体が無い。そのため、空領域G122aは、各画素の輝度値の差が小さく、輝度値のばらつきが平坦な領域である。
地面領域G123aは、昼間撮像画像G1aにおける地面の領域である。ここで、地面は、路面であってもよいし、コンクリート舗装であってもよいし、雪原であってもよいし、砂原であってもよいし、草原であってもよいし、他の面であってもよい。地面領域G123aは、路面の場合、つまりアスファルトの場合、輝度値は低い。また、図5に示す地面領域G123aは、物体が無い。そのため、地面領域G123aは、各画素の輝度値の差が小さく、輝度値のばらつきが平坦な領域である。
図6は、夜間撮像画像G1bの一例を示す図である。夜間撮像画像G1bは、夜間に撮像された画像である。図6に示すように、夜間撮像画像G1bは、非撮像領域G11bと、撮像領域G12bとを有する。撮像領域G12bは、水平線G121bと、空領域G122bと、地面領域G123bとを有する。
空領域G122bは、暗い夜間に撮像されているため、輝度値は低い。また、図6に示す空領域G122bは、物体が無い。そのため、空領域G122bは、各画素の輝度値の差が小さく、輝度値のばらつきが平坦な領域である。地面領域G123bは、雪原の場合、月明かりや街灯等の光を反射するため、輝度値は高い。また、図6に示す地面領域G123bは、物体が無い。そのため、地面領域G123bは、各画素の輝度値の差が小さく、輝度値のばらつきが平坦な領域である。
図7は、光源夜間撮像画像G1cの一例を示す図である。光源夜間撮像画像G1cは、夜間に撮像され、月や街灯などの光源G124を空領域G122cに有する画像である。図7に示すように、光源夜間撮像画像G1cは、非撮像領域G11cと、撮像領域G12cとを有する。撮像領域G12cは、水平線G121cと、空領域G122cと、地面領域G123cとを有する。
空領域G122cは、暗い夜間に撮像されているため、輝度値は低い。また、図7に示す空領域G122cは、光源G124があるため、光源G124の周囲は輝度値が高い。すなわち、図7に示す空領域G122cは、光源G124とその周囲を除いて、各画素の輝度値の差が小さく、輝度値のばらつきが平坦な領域である。一方、光源G124とその周囲以外の空領域G122cは、輝度値のばらつきが小さい、つまり輝度値の平坦な領域である。また、図7に示す地面領域G123cは、物体が無い。そのため、地面領域G123cは、各画素の輝度値の差が小さく、輝度値のばらつきが平坦な領域である。
なお、昼間撮像画像G1aと、夜間撮像画像G1bと、光源夜間撮像画像G1cとを区別しない場合には、撮像画像G1と呼称する。昼間撮像画像G1aの水平線G121aと、夜間撮像画像G1bの水平線G121bと、光源夜間撮像画像G1cの水平線G121cとを区別しない場合には、水平線G121と呼称する。昼間撮像画像G1aの空領域G122aと、夜間撮像画像G1bの空領域G122bと、光源夜間撮像画像G1cの空領域G122cとを区別しない場合には、空領域G122と呼称する。昼間撮像画像G1aの地面領域G123aと、夜間撮像画像G1bの地面領域G123bと、光源夜間撮像画像G1cの地面領域G123cとを区別しない場合には、地面領域G123と呼称する。
領域検出部1662は、画像取得部1661により取得された撮像画像G1から各種領域を検出する。すなわち、領域検出部1662は、画像取得部1661により取得された撮像画像G1から空領域G122と、地面領域G123とを検出する。
更に詳しくは、領域検出部1662は、撮像画像G1から水平線G121を検出する。そして、領域検出部1662は、車載カメラ16が撮像した撮像画像G1に含まれる水平線G121に基づいて、空領域G122と地面領域G123とを検出する。領域検出部1662は、検出部の一例である。領域検出部1662は、撮像画像G1の水平線G121よりも上側を空領域G122として検出する。また、領域検出部1662は、撮像画像G1の水平線G121よりも下側を地面領域G123として検出する。
ここで、水平線G121は、車載カメラ16の水平方向に対する角度に対応した位置に形成される。例えば、水平線G121は、車載カメラ16が水平方向よりも上向きの場合には、撮像画像G1の中心よりも下側に配置される。一方、水平線G121は、車載カメラ16が水平方向よりも下向きの場合には、撮像画像G1の中心よりも上側に配置される。そこで、領域検出部1662は、水平方向に対する車載カメラ16の角度に基づいて、水平線G121を検出する。
車載カメラ16の設置条件を変えることで、水平線G121が撮像される位置を予め定めるようにしてもよい。同様に、車載カメラ16の設置条件を変えることで、空領域G122と地面領域G123が撮像される位置を予め定めるようにしてもよい。即ち、領域検出部1662によって、水平線G121と空領域G122および地面領域G123を検出することは必須ではない。
空領域解析部1663は、空領域G122を解析する。更に詳しくは、空領域解析部1663は、領域検出部1662により空領域G122が検出された場合に、図5、図6、及び図7に示す点線で区切られたブロックごとに解析する。
空領域解析部1663は、空領域G122に含まれるブロック数を計数する。また、空領域解析部1663は、図7に示す光源夜間撮像画像G1cなどのように、月や街灯などの光源G124を除外して、ブロック数を計数する。すなわち、空領域解析部1663は、夜間撮像画像G1bの場合に、ブロックの輝度値が第1閾値未満であることを条件に、計数する。ここで、ブロック数は、後述する処理に使用する。そして、月や街灯などの光源G124は、汚れでは無いが、解析の対象にすると誤差が生じるため除外する。なお、空領域解析部1663は、夜間撮像画像G1bであるか否かを、時刻により判定してもよいし、車両1の外部の明るさを検知するセンサの検知結果により判定してもよいし、他の方法により判定してもよい。
空領域解析部1663は、空領域G122において輝度値が平坦なブロックである平坦ブロックの数を計数する。空領域G122の平坦ブロックとは、撮像画像G1の空領域G122を複数のブロックに分割した場合に、ブロック内において各画素の輝度値の差が第2閾値未満のブロックのことである。言い換えると、空領域G122の平坦ブロックとは、ブロック内の最大輝度値と最小輝度値との差が、第2閾値未満のブロックのことである。すなわち、空領域解析部1663は、領域検出部1662により空領域G122が検出された場合に、図5、図6、及び図7に示す点線で区切られたブロックごとに、空領域G122の平坦ブロックであるか否かを判定する。そして、空領域解析部1663は、空領域G122の平坦ブロックの数を計数する。
また、空領域解析部1663は、空領域G122の平坦ブロック率を算出する。すなわち、空領域解析部1663は、空領域G122に含まれるブロックのうち、平坦ブロックの割合を算出する。
また、空領域解析部1663は、ブロックごとにブロック内の各画素の輝度値の平均である平均輝度値を算出する。
さらに、空領域解析部1663は、空領域G122の各ブロックの輝度値の平均を算出する。すなわち、空領域解析部1663は、空領域G122の各ブロックの平均輝度値の合計値を、空領域G122のブロック数で除算することにより、空領域G122のブロックの輝度値の平均を算出する。なお、空領域G122のブロックの輝度値の平均は、各ブロックの平均輝度値の平均に限らず、各ブロックの最大輝度値の平均であってもよいし、各ブロックの最小輝度値の平均であってもよいし、他の輝度値の平均であってもよい。
地面領域解析部1664は、地面領域G123を解析する。更に詳しくは、地面領域解析部1664は、領域検出部1662により地面領域G123が検出された場合に、図5、図6、及び図7に示す点線で区切られたブロックごとに解析する。
地面領域解析部1664は、地面領域G123において輝度値が平坦なブロックである平坦ブロックの数を計数する。地面領域G123の平坦ブロックとは、撮像画像G1の地面領域G123を複数のブロックに分割した場合に、ブロック内において各画素の輝度値の差が第3閾値未満のブロックのことである。言い換えると、地面領域G123の平坦ブロックとは、ブロック内の最大輝度値と最小輝度値との差が、第3閾値未満のブロックのことである。地面領域解析部1664は、領域検出部1662により空領域G122が検出された場合に、ブロックごとに、地面領域G123の平坦ブロックであるか否かを判定する。そして、地面領域解析部1664は、地面領域G123の平坦ブロックの数を計数する。
また、地面領域解析部1664は、地面領域G123の平坦ブロック率を算出する。すなわち、地面領域解析部1664は、地面領域G123に含まれるブロックのうち、地面領域G123の平坦ブロックの割合を算出する。
また、地面領域解析部1664は、ブロックごとにブロック内の各画素の輝度値の平均である平均輝度値を算出する。
さらに、地面領域解析部1664は、地面領域G123の各ブロックの輝度値の平均を算出する。すなわち、地面領域解析部1664は、地面領域G123の各ブロックの平均輝度値の合計値を、地面領域G123のブロック数で除算することにより、地面領域G123のブロックの輝度値の平均を算出する。なお、地面領域G123のブロックの輝度値の平均は、各ブロックの平均輝度値の平均に限らず、各ブロックの最大輝度値の平均であってもよいし、各ブロックの最小輝度値の平均であってもよいし、他の輝度値の平均であってもよい。
汚れ検出部1665は、車載カメラ16が撮像した撮像画像G1に基づいて、車載カメラ16に付着した汚れを検出する。
ここで、車載カメラ16のレンズ161に泥などの汚れが付着した場合、撮像素子162は、レンズ161に付着した濃度の濃い汚れにより可視光を受光できなくなる。そのため、汚れが付着した部分に対応する画像は、輝度値が低くなる。すなわち、汚れが付着した部分に対応する画像は、各画素の輝度値の差が小さい領域である平坦領域になる。そこで、汚れ検出部1665は、撮像画像G1に含まれる平坦領域の割合に基づいて、汚れが付着しているか否かを判定する。
更に詳しくは、図5、図6、及び図7に示すように、空領域G122及び地面領域G123は、各画素の輝度値の差が小さい平均領域となる。そこで、汚れ検出部1665は、空領域解析部1663により算出された空領域G122の平坦ブロック率が第4閾値以上であるか否かを判定する。また、汚れ検出部1665は、地面領域解析部1664により算出された地面領域G123の平坦ブロック率が第5閾値以上であるか否かを判定する。
また、図5に示すように、晴天の空領域G122とアスファルトの地面領域G123との場合、空領域G122の輝度値と地面領域G123の輝度値との差は、大きくなる。または、図6、及び図7に示すように、夜空の空領域G122と雪原の地面領域G123との場合、空領域G122の輝度値と地面領域G123の輝度値との差は、大きくなる。そこで、汚れ検出部1665は、空領域G122の平均輝度値と、地面領域G123の平均輝度値とのが第6閾値以上の場合に、汚れが付着していないと判定する。
ここで、車両1のレンズ161に濃度が濃く、且つ面積が大きな汚れが付着する場合、撮像画像G1は、汚れにより、大きな平坦領域が大きく形成される。そこで、汚れ検出部1665は、所定の条件下で、撮像画像G1において各画素の輝度値の差が小さい領域である平坦領域の割合が閾値以上の場合に、車載カメラ16のレンズ161に汚れが付着していると判定する。具体的には、汚れ検出部1665は、空領域G122の平坦ブロック率が第4閾値未満、又は、地面領域G123の平坦ブロック率が第5閾値未満、又は、空領域G122の平均輝度値と地面領域G123の平均輝度値との差が第6閾値未満の場合に、空領域G122と地面領域G123とを合わせた領域の平坦ブロック率が第7閾値以上であれば、レンズ161に汚れが付着していると判定する。
汚れ通知部1666は、車載カメラ16が撮像した撮像画像G1において各画素の輝度値の差が小さい領域である平坦領域の割合が閾値以上の場合に、車載カメラ16のレンズ161に汚れが付着していることを通知する。汚れ通知部1666は、通知部の一例である。すなわち、汚れ通知部1666は、汚れ検出部1665により車載カメラ16のレンズ161に汚れが付着していると判定された場合に、車載カメラ16のレンズ161に汚れが付着していることを通知する。
例えば、汚れ通知部1666は、表示装置120などに車載カメラ16のレンズ161に汚れが付着していることを通知する。なお、汚れ通知部1666は、表示装置120に限らず、音声により通知してもよいし、LEDなどを発光させることにより通知してもよいし、他の方法により通知してもよい。
撮像画像G1において各画素の輝度値の差が小さい平坦領域の割合が閾値以上の場合であっても、車載カメラ16のレンズ161は、汚れが付着していない場合がある。このような場合に、汚れ通知部1666は、車載カメラ16のレンズ161に汚れが付着していることを通知しない。
更に詳しくは、汚れ通知部1666は、撮像画像G1に含まれる空の領域である空領域G122の平坦領域の割合が閾値以上であり、撮像画像G1に含まれる地面の領域である地面領域G123の平坦領域の割合が閾値以上であり、空領域G122の平坦領域の輝度値の平均と地面領域G123の平坦領域の輝度値の平均との差が閾値以上の場合に、車載カメラ16のレンズ161に汚れが付着していることを通知しない。言い換えると、汚れ通知部1666は、空領域G122の平坦ブロック率が第4閾値以上であり、地面領域G123の平坦ブロック率が第5閾値以上であり、空領域G122の平均輝度値と地面領域G123の平均輝度値との差が第6閾値以上である場合に、レンズ161に汚れが付着していることを通知しない。
また、汚れ通知部1666は、空領域G122の平坦領域の割合が閾値未満、又は地面領域G123の平坦領域の割合が閾値未満であり、且つ、空領域G122と地面領域G123とを合わせた領域において平坦領域の割合が閾値以上の場合に、車載カメラ16のレンズ161に汚れが付着していることを通知する。言い換えると、汚れ通知部1666は、空領域G122の平坦ブロック率が第4閾値未満、又は地面領域G123の平坦ブロック率が第5閾値未満であり、空領域G122と地面領域G123とを合わせた領域において平坦ブロック率が第7閾値以上の場合に、レンズ161に汚れが付着していることを通知する。
また、汚れ通知部1666は、空領域G122の平坦領域の割合が閾値未満、又は地面領域G123の平坦領域の割合が閾値未満であり、且つ、空領域G122と地面領域G123とを合わせた領域において輝度値の平坦領域の割合が閾値未満の場合に、レンズ161に汚れが付着していることを通知しない。言い換えると、汚れ通知部1666は、空領域G122の平坦ブロック率が第4閾値未満、又は地面領域G123の平坦ブロック率が第5閾値未満であり、空領域G122と地面領域G123とを合わせた領域において平坦ブロック率が第7閾値未満の場合に、レンズ161に汚れが付着していることを通知しない。
また、汚れ通知部1666は、輝度値が閾値以上の領域を除外した空領域G122の平坦領域の割合が閾値以上であり、地面領域G123の平坦領域の割合が閾値以上であり、空領域G122の平坦領域の輝度値の平均と地面領域G123の平坦領域の輝度値の平均との差が閾値以上の場合に、車載カメラ16のレンズ161に汚れが付着していることを通知しない。言い換えると、汚れ通知部1666は、月や街灯などの光源G124の領域を除外した空領域G122の平坦ブロック率が第4閾値以上であり、地面領域G123の平坦ブロック率が第5閾値以上であり、空領域G122の平均輝度値と地面領域G123の平均輝度値との差が第6閾値以上である場合に、レンズ161に汚れが付着していることを通知しない。
洗浄制御部1667は、洗浄部163を制御して車載カメラ16のレンズ161を洗浄する。例えば、汚れ通知部1666は、汚れが付着していることが汚れ検出部1665により検出された場合に、レンズ161に汚れが付着していることを表示装置120に表示させる。これに伴い、運転者等の操作者は、操作ボタン141や表示装置120が兼ねるタッチパネルを使用して、洗浄部163に洗浄させる操作を入力する。そして、洗浄制御部1667は、洗浄部163に洗浄させる操作を受け付けた場合に、洗浄部163にレンズ161を洗浄させる。
次に、画像処理部166が実行する空領域解析処理の流れについて説明する。
図8は、第1の実施形態に係る画像処理部166が実行する空領域解析処理の一例を示すフローチャートである。画像処理部166は、空領域解析処理において、空領域G122のブロックごとに解析する。また、画像処理部166は、1秒などの一定期間が経過する毎に空領域解析処理を実行する。
空領域解析部1663は、空領域G122の解析に使用する変数を初期化する(ステップS11)。
空領域解析部1663は、空領域G122の処理対象のブロックについて輝度値の差を算出する(ステップS12)。言い換えると、空領域解析部1663は、処理対象のブロック内の最大輝度値から最小輝度値を減算する。
空領域解析部1663は、光源夜間撮像画像G1cの場合に、空領域G122の処理対象のブロックについて輝度値が第1閾値未満であるか否かを判定する(ステップS13)。ここで、輝度値は、ブロック内の平均値であってもよいし、ブロック内の最大値であってもよいし、ブロック内の最小値であってもよいし、ブロック内の他の値であってもよい。言い換えると、空領域解析部1663は、月や街灯などの光源G124を含むブロックであるか否かを判定する。また、画像処理部166は、光源夜間撮像画像G1cの場合に、ステップS13を実行する。
輝度値が第1閾値以上の場合に(ステップS13;No)、空領域解析部1663は、ステップS12に移行して別のブロックに対して処理を実行する。
輝度値が第1閾値未満の場合に(ステップS13;Yes)、空領域解析部1663は、空領域G122のブロックの数を示す空ブロック数に1を加算する(ステップS14)。
空領域解析部1663は、処理対象のブロック内の最大輝度値から最小輝度値を減算した値が第2閾値未満であるか否かを判定する(ステップS15)。すなわち、空領域解析部1663は、処理対象のブロックが平坦ブロックであるか否かを判定する。
最大輝度値から最小輝度値を減算した値が第2閾値以上の場合に(ステップS15;No)、空領域解析部1663は、ステップS12に移行して別のブロックに対して処理を実行する。
最大輝度値から最小輝度値を減算した値が第2閾値未満の場合に(ステップS15;Yes)、空領域解析部1663は、平坦ブロックの数を示す平坦ブロック数に1を加算する(ステップS16)。
空領域解析部1663は、空領域G122の全てのブロックに対する処理が終了したか否かを判定する(ステップS17)。全てのブロックに対する処理が終了していない場合に(ステップS17;No)、空領域解析部1663は、ステップS12に移行して別のブロックに対して処理を実行する。
全てのブロックに対する処理が終了した場合に(ステップS17;Yes)、空領域解析部1663は、空領域G122のブロックのうち、平坦ブロックの割合を示す平坦ブロック率を算出する(ステップS18)。すなわち、空領域解析部1663は、空ブロック数から平坦ブロック数を除算する。
空領域解析部1663は、空領域G122の平均輝度値を算出する(ステップS19)。すなわち、空領域解析部1663は、空領域G122の各ブロックの輝度値を加算し、空ブロック数で除算する。ここで、各ブロックの輝度値は、各ブロックの最大値、最小値、平均値のいずれかであってもよい。
以上により、画像処理部166は、空領域解析処理を終了する。
次に、画像処理部166が実行する地面領域解析処理の流れについて説明する。
図9は、第1の実施形態に係る画像処理部166が実行する地面領域解析処理の一例を示すフローチャートである。地面領域解析部1664は、地面領域解析処理において、地面領域G123のブロックごとに解析する。また、画像処理部166は、1秒などの一定期間が経過する毎に地面領域解析処理を実行する。
地面領域解析部1664は、地面領域G123の解析に使用する変数を初期化する(ステップS21)。
地面領域解析部1664は、地面領域G123の処理対象のブロックについて輝度値の差を算出する(ステップS22)。言い換えると、地面領域解析部1664は、処理対象のブロック内の最大輝度値から最小輝度値を減算する。
地面領域解析部1664は、地面領域G123のブロックの数を示す地面ブロック数に1を加算する(ステップS23)。
地面領域解析部1664は、処理対象のブロック内の最大輝度値から最小輝度値を減算した値が第3閾値未満であるか否かを判定する(ステップS24)。すなわち、地面領域解析部1664は、処理対象のブロックが平坦ブロックであるか否かを判定する。
最大輝度値から最小輝度値を減算した値が第3閾値以上の場合に(ステップS24;No)、地面領域解析部1664は、ステップS22に移行して別のブロックに対して処理を実行する。
最大輝度値から最小輝度値を減算した値が第3閾値未満の場合に(ステップS24;Yes)、地面領域解析部1664は、平坦ブロックの数を示す平坦ブロック数に1を加算する(ステップS25)。
地面領域解析部1664は、地面領域G123の全てのブロックに対する処理が終了したか否かを判定する(ステップS26)。全てのブロックに対する処理が終了していない場合に(ステップS26;No)、地面領域解析部1664は、ステップS22に移行して別のブロックに対して処理を実行する。
全てのブロックに対する処理が終了した場合に(ステップS26;Yes)、地面領域解析部1664は、地面領域G123のブロックのうち、平坦ブロックの割合を示す平坦ブロック率を算出する(ステップS27)。すなわち、地面領域解析部1664は、地面ブロック数から平坦ブロック数を除算する。
地面領域解析部1664は、地面領域G123の平均輝度値を算出する(ステップS28)。すなわち、地面領域解析部1664は、地面領域G123の各ブロックの輝度値を加算し、地面ブロック数で除算する。ここで、各ブロックの輝度値は、各ブロックの最大値、最小値、平均値のいずれかであってもよい。
以上により、画像処理部166は、地面領域解析処理を終了する。
次に、車載カメラ16が実行する汚れ通知処理の流れについて説明する。
図10は、第1の実施形態に係る画像処理部166が実行する汚れ通知処理の一例を示すフローチャートである。画像処理部166は、空領域解析処理及び地面領域解析処理が実行される度に汚れ通知処理を実行する。
汚れ検出部1665は、空領域G122の平坦ブロック率が第4閾値以上であるか否かを判定する(ステップS31)。空領域G122の平坦ブロック率が第4閾値未満(ステップS31;No)、汚れ検出部1665は、ステップS35に移行する。
空領域G122の平坦ブロック率が第4閾値以上の場合に(ステップS31;Yes)、汚れ検出部1665は、地面領域G123の平坦ブロック率が第5閾値以上であるか否かを判定する(ステップS32)。地面領域G123の平坦ブロック率が第5閾値未満(ステップS32;No)、汚れ検出部1665は、ステップS35に移行する。
空領域G122の平坦ブロック率が第5閾値以上の場合に(ステップS32;Yes)、汚れ検出部1665は、空領域G122と地面領域G123との平均輝度値の差が第6閾値以上であるか否かを判定する(ステップS33)。平均輝度値の差が第6閾値未満の場合に(ステップS33;No)、汚れ検出部1665は、ステップS35に移行する。
平均輝度値の差が第6閾値以上の場合に(ステップS33;Yes)、汚れ検出部1665は、車載カメラ16のレンズ161に汚れが付着していないと判定する(ステップS34)。また、汚れ通知部1666は、通知しないと判定する。
汚れ検出部1665は、空領域G122の平坦ブロック数と、地面領域G123の平坦ブロック数とを合算することにより平坦ブロック数の合計値を算出する(ステップS35)。
汚れ検出部1665は、空領域G122のブロック数である空ブロック数と、地面領域G123のブロック数である地面ブロック数とを合算することによりブロック数の合計値を算出する(ステップS36)。
汚れ検出部1665は、空領域G122と、地面領域G123とを合わせた領域の平坦ブロック率が第7閾値未満であるか否かを判定する(ステップS37)。すなわち、汚れ検出部1665は、平坦ブロック数の合計値を、ブロック数の合計値で除算することにより平坦ブロック率を算出する。そして、汚れ検出部1665は、算出した平坦ブロック率が第7閾値未満であるか否かを判定する。
平坦ブロック率が第7閾値未満の場合に(ステップS37;Yes)、汚れ検出部1665は、ステップS34に移行する。
平坦ブロック率が第7閾値以上の場合に(ステップS37;No)、汚れ通知部1666は、車載カメラ16のレンズ161に汚れが付着していることを通知する(ステップS38)。
以上により、画像処理部166は、汚れ通知処理を終了する。
以上のように、第1の実施形態に係る画像処理部166は、車載カメラ16が撮像した車両1の外部の撮像画像G1を取得する。また、画像処理部166は、撮像画像G1において各画素の輝度値の差が小さい平坦領域の割合が閾値以上の場合に、車載カメラ16のレンズ161に汚れが付着していることを通知する。しかしながら、画像処理部166は、空領域G122の平坦領域の割合が閾値以上であり、地面領域G123の平坦領域の割合が閾値以上であり、空領域G122の輝度値の平均と地面領域G123の輝度値の平均との差が閾値以上の場合に、車載カメラ16のレンズ161に汚れが付着していることを通知しない。
すなわち、画像処理部166は、空領域G122の平坦領域の割合が閾値以上であり、地面領域G123の平坦領域の割合が閾値以上であり、且つ、空領域G122と地面領域G123との平均輝度値の差が閾値以上の場合、汚れは付着していないと判定して通知しない。よって、画像処理部166は、車載カメラ16のレンズ161に汚れが付着していることの誤検出を抑制することができる。
また、図10のフローチャートは一例であって、S31,S32の処理を行わず、スタート後S33以降の判断もすることもできる。これは第1の実施形態においては第4閾値と第5閾値を0に設定することによって実施することができる。即ち空領域G122と地面領域G123の平坦ブロックの輝度平均の差があるときに汚れを通知しない。すなわち、汚れ通知部1666は、撮像画像G1に含まれる空領域G122内の平坦領域が検出され、撮像画像G1に含まれる地面領域G123の平坦領域が検出され、空領域G122の平坦領域の輝度値と地面領域G123の平坦領域の輝度値との差が第6閾値以上の場合に車載カメラ16のレンズ161に汚れが付着していることを通知しない。この場合に、例えば、空領域G122あるいは地面領域G123の平坦領域の輝度値はそれぞれの平坦領域の平均輝度値とする。なお、空領域G122あるいは地面領域G123の平坦領域の輝度値は、各ブロックの平均輝度値の平均に限らず、各ブロックの最大輝度値の平均であってもよいし、各ブロックの最小輝度値の平均であってもよいし、他の輝度値の平均であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 車両
16 車載カメラ
120 表示装置
141 操作ボタン
161 レンズ
162 撮像素子
163 洗浄部
164 映像信号処理部
165 露光制御部
166 画像処理部
167 画像メモリ
166A プロセッサ
166B RAM(Random Access Memory)
166C メモリ
166D I/O(Input/Output)インタフェース
1661 画像取得部
1662 領域検出部
1663 空領域解析部
1664 地面領域解析部
1665 汚れ検出部
1666 汚れ通知部
1667 洗浄制御部
G1 撮像画像
G1a 昼間撮像画像
G1b 夜間撮像画像
G1c 光源夜間撮像画像
G11a、G11b、G11c 非撮像領域
G12a、G12b、G12c 撮像領域
G121、G121a、G121b、G121c 水平線
G122、G122a、G122b、G122c 空領域
G123、G123a、G123b、G123c 地面領域
G124 光源
地面領域解析部1664は、地面領域G123において輝度値が平坦なブロックである平坦ブロックの数を計数する。地面領域G123の平坦ブロックとは、撮像画像G1の地面領域G123を複数のブロックに分割した場合に、ブロック内において各画素の輝度値の差が第3閾値未満のブロックのことである。言い換えると、地面領域G123の平坦ブロックとは、ブロック内の最大輝度値と最小輝度値との差が、第3閾値未満のブロックのことである。地面領域解析部1664は、領域検出部1662により地面領域G123が検出された場合に、ブロックごとに、地面領域G123の平坦ブロックであるか否かを判定する。そして、地面領域解析部1664は、地面領域G123の平坦ブロックの数を計数する。
更に詳しくは、図5、図6、及び図7に示すように、空領域G122及び地面領域G123は、各画素の輝度値の差が小さい平坦領域となる。そこで、汚れ検出部1665は、空領域解析部1663により算出された空領域G122の平坦ブロック率が第4閾値以上であるか否かを判定する。また、汚れ検出部1665は、地面領域解析部1664により算出された地面領域G123の平坦ブロック率が第5閾値以上であるか否かを判定する。
また、図5に示すように、晴天の空領域G122とアスファルトの地面領域G123との場合、空領域G122の輝度値と地面領域G123の輝度値との差は、大きくなる。または、図6、及び図7に示すように、夜空の空領域G122と雪原の地面領域G123との場合、空領域G122の輝度値と地面領域G123の輝度値との差は、大きくなる。そこで、汚れ検出部1665は、空領域G122の平均輝度値と、地面領域G123の平均輝度値とのが第6閾値以上の場合に、汚れが付着していないと判定する。
ここで、車載カメラ16のレンズ161に濃度が濃く、且つ面積が大きな汚れが付着する場合、撮像画像G1は、汚れにより、大きな平坦領域が大きく形成される。そこで、汚れ検出部1665は、所定の条件下で、撮像画像G1において各画素の輝度値の差が小さい領域である平坦領域の割合が閾値以上の場合に、車載カメラ16のレンズ161に汚れが付着していると判定する。具体的には、汚れ検出部1665は、空領域G122の平坦ブロック率が第4閾値未満、又は、地面領域G123の平坦ブロック率が第5閾値未満、又は、空領域G122の平均輝度値と地面領域G123の平均輝度値との差が第6閾値未満の場合に、空領域G122と地面領域G123とを合わせた領域の平坦ブロック率が第7閾値以上であれば、レンズ161に汚れが付着していると判定する。
地面領域G123の平坦ブロック率が第5閾値以上の場合に(ステップS32;Yes)、汚れ検出部1665は、空領域G122と地面領域G123との平均輝度値の差が第6閾値以上であるか否かを判定する(ステップS33)。平均輝度値の差が第6閾値未満の場合に(ステップS33;No)、汚れ検出部1665は、ステップS35に移行する。

Claims (8)

  1. 撮像部が撮像した車両の外部の画像を取得する取得部と、
    前記画像において各画素の輝度値の差が小さい領域である平坦領域の割合が閾値以上の場合に、前記撮像部のレンズに汚れが付着していることを通知する通知部と、
    を備え、
    前記通知部は、前記画像に含まれる空の領域である空領域の前記平坦領域の割合が閾値以上であり、前記画像に含まれる地面の領域である地面領域の前記平坦領域の割合が閾値以上であり、前記空領域の前記平坦領域の輝度値の平均と前記地面領域の前記平坦領域の輝度値の平均との差が閾値以上の場合に、前記撮像部のレンズに汚れが付着していることを通知しない、
    画像監視装置。
  2. 請求項1に記載の画像監視装置であって、
    前記通知部は、前記空領域の前記平坦領域の割合が閾値未満、又は前記地面領域の前記平坦領域の割合が閾値未満であり、且つ、前記空領域と前記地面領域とを合わせた領域において前記平坦領域の割合が閾値以上の場合に、前記撮像部のレンズに汚れが付着していることを通知する、
    画像監視装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像監視装置であって、
    前記通知部は、前記空領域の前記平坦領域の割合が閾値未満、又は前記地面領域の前記平坦領域の割合が閾値未満であり、且つ、前記空領域と前記地面領域とを合わせた領域において前記平坦領域の割合が閾値未満の場合に、前記撮像部のレンズに汚れが付着していることを通知しない、
    画像監視装置。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の画像監視装置であって、
    前記通知部は、輝度値が閾値以上の領域を除外した前記空領域の前記平坦領域の割合が閾値以上であり、前記地面領域の前記平坦領域の割合が閾値以上であり、前記空領域の前記平坦領域の輝度値の平均と前記地面領域の前記平坦領域の輝度値の平均との差が閾値以上の場合に、前記撮像部のレンズに汚れが付着していることを通知しない、
    画像監視装置。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載の画像監視装置であって、
    前記撮像部が撮像した前記画像に含まれる水平線に基づいて、前記空領域と前記地面領域とを検出する検出部を更に備える、
    画像監視装置。
  6. 請求項5に記載の画像監視装置であって、
    前記検出部は、水平方向に対する前記撮像部の角度に基づいて、前記水平線を検出する、
    画像監視装置。
  7. 撮像部が撮像した車両の外部の画像を取得する取得部と、
    前記画像において各画素の輝度値の差が小さい領域である平坦領域の割合が閾値以上の場合に、前記撮像部のレンズに汚れが付着していることを通知する通知部と、
    を備え、
    前記通知部は、前記画像に含まれる空の領域内の平坦領域が検出され、前記画像に含まれる地面の領域内の平坦領域が検出され、前記空の領域の平坦領域の輝度値と前記地面の領域の平坦領域の輝度値との差が閾値以上の場合に前記撮像部のレンズに汚れが付着していることを通知しない、
    画像監視装置。
  8. 請求項7に記載の画像監視装置であって、
    前記空の領域あるいは前記地面の領域の平坦領域の輝度値はそれぞれの平坦領域の平均輝度値とする、
    画像監視装置。
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