JP2023145179A - 振動ふるい機 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、スクリーンの取付工数を低減できる振動ふるい機を提供することにある。【解決手段】振動ふるい機1は、側壁部10と、網目状の網部20と、側壁部10に設けられ網部20を支持する支持部40と、側壁部10に取り付けられ支持部40に網部を押圧する押圧部30とを備えている。押圧部30は、網部20に載せ置かれる本体部31と、本体部31を側壁部10に固定するボルト部32と、を含んでいる。ボルト部32は、側壁部10の高さ方向DR1に対して10°以上80°以下の角度で固定されている。【選択図】図3
Description
本発明は、振動ふるい機に関する。
ベルトコンベアなどで運ばれる鉱石、砕石、コークス、石材、砂利等の塊状物や粉粒状物などをふるい分けする際、振動ふるい機が用いられる。上記塊状物や粉粒状物などは、振動ふるい機が備える網部分(スクリーン)でふるい分けされるが、スクリーンが摩耗するため定期的に交換する必要性が生じる。
スクリーンが適切に固定されていなければ、スクリーンの劣化が早くなるため、スクリーンの交換作業(取付作業)においては、クランピングバーで交換後のスクリーンを適切に押さえつけて固定する必要がある。
従来の振動ふるい機において、スクリーンを固定する技術が、たとえば特開2021-20212号公報(特許文献1)に開示されている。
特許文献1における従来の振動ふるい機においては、クランピングバーに対してほぼ水平方向からボルトが打ち込まれているため、クランピングバーがスクリーンを押さえつける方向(垂直下方向)に力がかかりにくい構造になっている。このような振動ふるい機において、スクリーンを取り付ける際は、まずボルトを仮締めしてクランピングバーを仮固定し、その後にクランピングバーの上部をハンマーでたたいてクランピングバーをスクリーンに密着させてからボルトを本締めして、スクリーンをクランピングバーで固定していた。
上記のように、ボルトの仮締め工程や、ハンマーでクランピングバーの上部をたたく工程が必要なため、スクリーンを取り付ける作業にあたって、作業工数が大きくなっていることが問題であった。さらに、スクリーンが2段構成となっている場合、狭い場所でのスクリーンの取付作業となるため、特に重労働となっていた。
本発明の目的は、スクリーンの取付工数を低減できる振動ふるい機を提供することにある。
本発明の一態様によれば、
側壁部と、
網目状の網部と、
前記側壁部に設けられ前記網部を支持する支持部と、
前記側壁部に取り付けられ前記支持部に前記網部を押圧する押圧部と、を備え、
前記押圧部は、前記網部に載せ置かれる本体部と、前記本体部を前記側壁部に固定するボルト部と、を含み、
前記ボルト部は、前記側壁部の高さ方向に対して10°以上80°以下の角度で固定されている、振動ふるい機が提供される。
側壁部と、
網目状の網部と、
前記側壁部に設けられ前記網部を支持する支持部と、
前記側壁部に取り付けられ前記支持部に前記網部を押圧する押圧部と、を備え、
前記押圧部は、前記網部に載せ置かれる本体部と、前記本体部を前記側壁部に固定するボルト部と、を含み、
前記ボルト部は、前記側壁部の高さ方向に対して10°以上80°以下の角度で固定されている、振動ふるい機が提供される。
本発明の一態様によれば、スクリーンの取付工数を低減できる振動ふるい機が実現できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の振動ふるい機1の斜視図である。図2は、図1中のA部分の拡大図である。図3は、図2に示すB―B面の断面図である。図1、図2、および図3を用いて、振動ふるい機1について説明する。図1、図2、及び図3中のDR1は、振動ふるい機1の高さ方向である。図1及び図2中のDR2は、振動ふるい機1の長手方向である。図1、図3中のDR3は、振動ふるい機1の幅方向である。
図1は、第1実施形態の振動ふるい機1の斜視図である。図2は、図1中のA部分の拡大図である。図3は、図2に示すB―B面の断面図である。図1、図2、および図3を用いて、振動ふるい機1について説明する。図1、図2、及び図3中のDR1は、振動ふるい機1の高さ方向である。図1及び図2中のDR2は、振動ふるい機1の長手方向である。図1、図3中のDR3は、振動ふるい機1の幅方向である。
振動ふるい機1は、側壁部10と、網目状の網部20(スクリーン)と、支持部40と、押圧部30と、保護部50とを備えている。振動ふるい機1は、ベルトコンベアなどで運ばれてくる鉱石、砕石、コークス、石材、砂利等の塊状物や粉粒状物などを網部20によりふるい分けする機能を有している。
幅方向DR3における網部20の両端には、側壁部10が設けられている。側壁部10は、板状の形状を有している。側壁部10は、長手方向DR2に伸びている。図1、図2、図3中のDR1は、側壁部10の高さ方向でもある。
網部20は、高さ方向DR1において、2段で構成されている。下段の網部20は、上段の網部20よりも網目が細かくなっている。網部20は、金属材で構成されている。なお、網部20は、ゴムなどの弾性部材から構成されていてもよい。網部20は、一定期間使用すると、摩耗して破れる場合があるため、定期交換する必要がある。網部20は、高さ方向DR1に直行する平面に延在している。網部20は、長手方向DR2に伸びている。網部20は、側壁部10の内側に設けられている。ただし、網部20は1段であってもよいし、3段以上であってもよい。
図2および図3に示すように、網部20は、支持部40に載せ置かれている。支持部40は、側壁部10に設けられている。支持部40は、網部20を支持している。支持部40は、板状の形状を有している。支持部40は、L字状の形状を有している。支持部40は、網部20と密着している。網部20は、支持部40と押圧部30との間に設けられている。網部20は、押圧部30により押圧されている。網部20は、押圧部30および支持部40と密着している。
(押圧部30)
押圧部30は、側壁部10に取り付けられる。押圧部30は、支持部40に向けて網部20を押圧する。押圧部30は、網部20を押さえつけている。押圧部30は、本体部31(クランピングバー)を含んでいる。本体部31は、板状の形状を有している。本体部31は、長手方向DR2に伸びている。本体部31は、網部20に載せ置かれている。本体部31は、側壁部10に取り付けられる。本体部31は、側壁部10に沿って伸びている。本体部31は、網部20と接触している。
押圧部30は、側壁部10に取り付けられる。押圧部30は、支持部40に向けて網部20を押圧する。押圧部30は、網部20を押さえつけている。押圧部30は、本体部31(クランピングバー)を含んでいる。本体部31は、板状の形状を有している。本体部31は、長手方向DR2に伸びている。本体部31は、網部20に載せ置かれている。本体部31は、側壁部10に取り付けられる。本体部31は、側壁部10に沿って伸びている。本体部31は、網部20と接触している。
本体部31は、湾曲部311を有している。湾曲部311は、側壁部10に向かって湾曲している。図3の断面図において、湾曲部311は、側壁部10から離れる方向に延在した後、側壁部10に近づくように、くの字状に曲がっている。湾曲部311は本体部31の下方に設けられている。湾曲部311は、網部20と接触している。湾曲部311は、網部20を押さえつけている。
網部20は、フック部21を含んでいる。フック部21は、湾曲状の形状を有している。フック部21は、幅方向DR3における網部20の端部に設けられている。フック部21の外側は、金属板で覆われている。フック部21は、湾曲部311と係合するように設けられている。フック部21は、湾曲部311と接触している。
本体部31は、さらに板状の板状部312を有している。板状部312は、長手方向DR2に伸びている。板状部312は、側壁部10の高さ方向DR1に対して斜めに傾斜して(図3のβ)設けられている。板状部312の傾斜方向は、上から下に向かうにつれて側壁部10から離れる方向である。板状部312は、側壁部10の高さ方向DR1に対して10°以上80°以下の角度(図3のβ)で傾斜して設けられている。板状部312(本体部31)の上記角度は、30°以上60°以下であれば、より好ましい。
本体部31は、さらに上端部313を有している。上端部313は、本体部31の上側に設けられている。上端部313は、湾曲状の形状を有している。上端部313は、保護部50と接触している。
保護部50は、板状の形状を有している。保護部50は、側壁部10と本体部31(上端部313)の間に設けられている。保護部50は、幅方向DR3において、側壁部10の内側(網部20が設けられている側)に配置されている。保護部50には、ボルト孔51が形成されている。保護部50は、ボルト孔51および側壁部10に形成された第2の貫通孔15を貫通するボルト52と、ナット53により側壁部10に固定されている。
押圧部30は、ボルト部32をさらに含んでいる。ボルト部32は、本体部31を側壁部10に固定している。ボルト部32は、ボルト321と、ナット322とを有している。ボルト321は、側壁部10に形成された第1の貫通孔14を貫通している。本体部31は、ボルト321とナット322を用いて、側壁部10に固定される。ボルト321は、板状部312(本体部31)に形成されたボルト孔315を貫通している。ボルト孔315は、四角孔状の形状を有している。ボルト321は、板状部312に対してほぼ垂直に打ち込まれている。
ボルト321は、頭部321aと軸部321bを有している。軸部321bは、ボルト321の軸方向DR4に伸びている。軸部321bは、四角柱状の形状を有している。頭部321aは、球面状の形状を有している。頭部321aは、軸方向DR4における軸部321bの上側に設けられている。ナット322締付時において、四角柱状の軸部321bと、四角孔状のボルト孔315が係合するため、軸部321b(ボルト321)は回転するのを妨げられる。このように、ナット322締付時において、ボルト部32(ボルト321)は、回転しないように構成されている。
ボルト321(ボルト部32)は、側壁部10の高さ方向DR1に対して斜めに傾斜して(図3のα)固定されている。ボルト321(ボルト部32)は、側壁部10の高さ方向DR1に対して10°以上80°以下の角度(図3のα)で傾斜して固定されている。ボルト321(ボルト部32)の上記角度は、30°以上60°以下であることが好ましい。ボルト321の軸方向DR4と、高さ方向DR1のなす角は、10°以上80°以下の間の角度である。上記なす角も、30°以上60°以下であることがより好ましい。ボルト321は、板状部312と接触している。ボルト321は、板状部312(本体部31)に形成されたボルト孔315を貫通している。ボルト321は、板状部312に対してほぼ垂直に打ち込まれている。
図4は、幅方向DR3において側壁部10を外側から見た斜視図である。図5は、軸受部33の斜視図である。図3から図5を用いて、軸受部33について説明する。押圧部30は、軸受部33をさらに含んでいる。
軸受部33は、側壁部10に対して本体部31の反対側に設けられている。軸受部33は、幅方向DR3において側壁部10の外側に設けられている。軸受部33に形成された軸受孔334を、ボルト321は貫通している。軸受孔334の内径は、ボルト321の外径よりも大きい。
軸受部33は、平面部331と突起部332と筒部333とを有している。平面部331は、板状の形状を有している。平面部331は、楕円状の形状を有している。平面部331には、軸受孔334が形成されている。
筒部333は、筒状の形状を有している。筒部333は、平面部331から側壁部10の外側に向かって突出している。筒部333は、突起部332と反対方向に突出している。筒部333は、高さ方向DR1に対して、斜め方向に突出している。筒部333は、高さ方向DR1に対して、10°以上80°以下、傾斜した方向に突出している。
突起部332は、平面部331から側壁部10の内側に向かって突出している。突起部332は、半楕円状の形状を有している。軸受部33を側壁部10に取り付ける際、突起部332は、側壁部10に形成された孔部13に嵌め込まれる。突起部332の外径は、孔部13の内径よりも小さい。突起部332は、高さ方向DR1において第1の貫通孔14よりも上に設けられている。孔部13は、第1の貫通孔14よりも上に形成されている。
突起部332は、上面部332aおよび下面部332bを有している。上面部332aは、半楕円状の形状を有している。上面部332aは、高さ方向DR1において孔部13の内面の上側と対向している。下面部332bは、高さ方向DR1において孔部13の内面の下側と対向している。
(作用効果)
図3を用いて、本発明の作用効果について以下説明する。本発明の特徴として、ボルト321は、側壁部10の高さ方向DR1に対して10°以上80°以下の角度で固定されている。上記角度でボルト321が固定されることにより、ボルト321の軸力Fに対して分力F1(垂直下方向に働く力)が生じる。垂直下方向の力である分力F1の作用により、本体部31(湾曲部311)を通じて、網部20が下方向に押圧される。これにより、本体部31(クランピングバー)は、網部20を効果的に押圧することができる。網部20を効果的に押圧することにより、網部20(スクリーン)は振動により外れにくくなる。
図3を用いて、本発明の作用効果について以下説明する。本発明の特徴として、ボルト321は、側壁部10の高さ方向DR1に対して10°以上80°以下の角度で固定されている。上記角度でボルト321が固定されることにより、ボルト321の軸力Fに対して分力F1(垂直下方向に働く力)が生じる。垂直下方向の力である分力F1の作用により、本体部31(湾曲部311)を通じて、網部20が下方向に押圧される。これにより、本体部31(クランピングバー)は、網部20を効果的に押圧することができる。網部20を効果的に押圧することにより、網部20(スクリーン)は振動により外れにくくなる。
従来技術では、ボルトが側壁部に対してほぼ水平方向に固定されていたため、ボルトの軸力に対する垂直下方向の分力は非常に小さい。そのため、網部(スクリーン)を取り付ける際は、まずボルトを仮締めして本体部(クランピングバー)を固定し、その後に本体部の上部をハンマーでたたいて本体部を網部に密着させて(本体部が網部を効果的に押圧するように配置して)からボルトで本締めをして、網部を固定していた。
本発明では、網部20を押さえつける方向に力が働くため(分力F1)、本体部31で網部20を効果的に押圧することができる。これにより、従来必要であった、ボルトを仮締めする工程、本体部(クランピングバー)の上部をハンマーでたたいて本体部を網部に密着させる工程が不要になる。すなわち、網部20の取付工数(交換工数)を低減することができる。そのため、網部20の取付時間(交換時間)が短縮され、作業者の作業負担が軽減される。これにより、網部20(スクリーン)の取付工数を低減できる振動ふるい機1を実現することができる。
本体部31は、側壁部10の高さ方向DR1に対して10°以上80°以下の角度で設けられる板状の板状部312を有している。これにより、治具など別の部品を用いなくても、ボルト321を斜め(10°以上80°以下の間の角度)に取り付けることができる。そのため、部品点数を少なくすることができ、コスト増加を抑制することができる。
本体部31は、網部20と接触し側壁部10に向かって湾曲する湾曲部311を有している。これにより、網部20を押圧する面積が大きくなるため、本体部31が網部20を支持部40に押さえつけやすくなる。さらに網部20に加わる面圧を小さくすることができるので、網部20の摩耗を抑制することができる。
網部20は、湾曲部311と係合するように湾曲するフック部21を含んでいる。これにより、振動の影響で、網部20(フック部21)が幅方向DR3における側壁部10の内側方向に移動しようとしたとしても、網部20の端部にあるフック部21が、湾曲部311と係合し、網部20(フック部21)が幅方向DR3における側壁部10の内側方向に移動することを妨げる。そのため、網部20が本体部31から外れることを抑制することができる。
軸受部33は、側壁部10に形成された孔部13に嵌め込まれる突起部332を有している。突起部332は、軸受部33の側壁部10に対する位置決め機能を有している。これにより、分力F1方向の力が軸受部33に作用した場合、突起部332の下面部332bが孔部13の内面の下側と係合する。そのため、軸受部33の固定位置がズレることを抑制することができる。したがって、ボルト321を安定的に側壁部10に固定することができる。
突起部332は、高さ方向DR1において第1の貫通孔14よりも上に設けられている。これにより、ボルト321をより安定的に側壁部10に固定することができる。
ボルト部32(ボルト321)の角度αは、30°以上60°以下である。これにより、より効果的に本体部31が、網部20を支持部40に向けて押圧することができる。
側壁部10と本体部31の間に、板状の保護部50が設けられている。これにより、本体部31(上端部313)と側壁部10との接触による、本体部31(上端部313)の摩耗を抑制することができる。
[第2実施形態]
図6は、第2実施形態の押圧部30の断面図である。第2実施形態において、振動ふるい機1は治具部60をさらに備えている。治具部60には治具孔61が形成されている。ボルト321は、治具孔61を貫通している。第2実施形態において、本体部31は、垂直部314をさらに有している。垂直部314は、高さ方向DR1に伸びている。垂直部314は、側壁部10に対してほぼ平行に設けられている。
図6は、第2実施形態の押圧部30の断面図である。第2実施形態において、振動ふるい機1は治具部60をさらに備えている。治具部60には治具孔61が形成されている。ボルト321は、治具孔61を貫通している。第2実施形態において、本体部31は、垂直部314をさらに有している。垂直部314は、高さ方向DR1に伸びている。垂直部314は、側壁部10に対してほぼ平行に設けられている。
治具部60は、頭部321aと垂直部314の間に設けられている。治具部60は、表面部62と裏面部63を含んでいる。表面部62は、側壁部10の内側を向いている面である。表面部62は、頭部321aと接触している。裏面部63は、垂直部314と接触している。
表面部62は、側壁部10(高さ方向DR1)に対して斜めに設けられている。図6の断面図において、表面部62が伸びる方向と高さ方向DR1のなす角γは10°以上80°以下の間が好ましい。なお図示していないが、治具部60は、突起部が設けられているか、溶接やネジにより固定されているか、摩擦力を利用した構成で固定されているか、いずれかの方法により、垂直部314に対する位置ズレが抑制されている。なお図示していないが、軸受部33についても、突起部(第1実施形態の突起部332と同様の構成でも可)が設けられているか、溶接やネジにより固定されているか、摩擦力を利用した構成で固定されているか、いずれかの方法により、側壁部10に対する位置ズレが抑制されている。
側壁部10に対して斜めに設けられた板状部312に対してボルト321を打ち込まなくとも、上記第2実施形態の構成のように、ボルト321が側壁部10に対して斜めに設けられている構成であれば、本発明の作用効果は奏される。従来機構(垂直部に対してボルトをほぼ水平方向に打ち込む機構)に治具部60を設けることにより第2実施形態の構成とすることができるため(従来機構に後付けで第2実施形態の構成を実現できるため)、振動ふるい機の製造コスト増加を抑制することができる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。なお、実施の形態で説明した押圧部30の構成は、網部20の両側において採用されるものであるが、網部20の片側にのみ採用されていてもよい。
1 振動ふるい機、10 側壁部、13 孔部、14 貫通孔、20 網部、21 フック部、30 押圧部、31 本体部、32 ボルト部、33 軸受部、40 支持部、50 保護部、51 ボルト孔、52 ボルト、53 ナット、60 治具部、61 治具孔、62 表面部、63 裏面部、311 湾曲部、312 板状部、312c 垂直部、313 上端部、314 垂直部、321 ボルト、321a 頭部、321b 軸部、322 ナット、331 平面部、332 突起部、332a 上面部、332b 下面部、333 筒部、334 軸受孔、DR1 高さ方向、DR2 長手方向、DR3 幅方向、DR4 軸方向
Claims (8)
- 側壁部と、
網目状の網部と、
前記側壁部に設けられ前記網部を支持する支持部と、
前記側壁部に取り付けられ前記支持部に前記網部を押圧する押圧部と、を備え、
前記押圧部は、前記網部に載せ置かれる本体部と、前記本体部を前記側壁部に固定するボルト部と、を含み、
前記ボルト部は、前記側壁部の高さ方向に対して10°以上80°以下の角度で固定されている、振動ふるい機。 - 前記本体部は、前記側壁部の高さ方向に対して10°以上80°以下の角度で設けられる板状の板状部を有している、請求項1に記載の振動ふるい機。
- 前記本体部は、前記網部と接触し前記側壁部に向かって湾曲する湾曲部を有している、請求項1または2に記載の振動ふるい機。
- 前記網部は、前記湾曲部と係合するように湾曲するフック部を含む、請求項3に記載の振動ふるい機。
- 前記押圧部は、前記側壁部に対して前記本体部の反対側に設けられている軸受部をさらに含み、
前記ボルト部は、前記軸受部を貫通しており、
前記軸受部は、前記側壁部に形成された孔部に嵌め込まれる突起部を有している、請求項1から4のいずれか1項に記載の振動ふるい機。 - 前記側壁部には前記ボルト部が貫通する第1の貫通孔が形成されており、
前記突起部は、前記高さ方向において前記第1の貫通孔よりも上に設けられている、請求項5に記載の振動ふるい機。 - 前記ボルト部の前記角度は、30°以上60°以下である、請求項1から6のいずれか1項に記載の振動ふるい機。
- 前記側壁部と前記本体部の間に設けられる板状の保護部をさらに備える、請求項1から7のいずれか1項に記載の振動ふるい機。
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