JP2023145001A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】帳票に記載された情報の検査に関する処理を定義する場合に、帳票の項目毎に逐次定義する場合と比べて、ユーザの負担を低減する情報処理装置及び情報処理プログラムを提供する。【解決手段】情報処理装置が備えるプロセッサは、第1帳票に関連する関連情報を取得し(S300)、関連情報に類似した関連情報に対応づいた第2帳票を特定し、第2帳票の項目に記載された情報の検査に関する処理の定義を示す定義情報を取得し(S302)、定義情報を、第1帳票の項目に適用する定義情報の候補として出力する(S304)。【選択図】図7

Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
従来より、帳票を光学的に読み取った画像イメージに対して文字認識する情報処理(OCR)を実行する情報処理装置において帳票からOCRで抽出したデータに対して、文字認識が正しくできたかを確認する技術が知られている。例えば、特許文献1には、帳票に記載された事項をOCRで認識し、この認識結果を修正するOCR入力データ画面修正手段の技術が開示されている。この技術では、帳票1枚分の認識結果を保持し、個別のフィールド毎の認識結果を取り出すことが可能であり、さらに帳票1枚分のページイメージを保持することが可能な認識結果管理手段と、前記認識結果管理手段より個別のフィールドの認識結果を取得し、これを表示・修正可能であり、修正した場合には修正した認識結果を前記認識結果管理手段に通知する文字フィールド修正手段と、前記認識結果管理手段より個別のイメージフィールドのイメージまたはページ全体のイメージを表示することが可能なイメージ表示手段を具備したことを特徴とする。
また、特許文献2には、チェック対象データをデータチェック実行プログラムに従ってチェックするデータチェック装置の技術が開示されている。この技術では、データ形式毎に用意された複数のチェック条件ファイルのいずれをも組み込むことが可能なデータチェックベースプログラム部に、今回のチェック対象データのデータ形式に応じた上記チェック条件ファイルを組み込んで、今回のチェックで適用するデータチェック実行するプログラムを形成させるチェック条件組込手段と、形成されたデータチェック実行プログラムに従ってチェック対象データのチェックを実行させるチェック手順制御手段とを有することを特徴とする。
さらに、特許文献3には、OCR装置とOCRデータ入力プログラムとを備え、OCRデータ入力プログラムの制御のもとに、帳票に記入されているOCRデータを読み取り、汎用的な論理エラーをチェックし、必要な場合に読み取り結果を修正させて入力するOCRデータ入力処理方法の技術が開示されている。この技術では、読み取られたOCRデータについて利用者独自の論理エラーチェックを行う利用者プログラムを設け、OCRデータ入力プログラムの帳票から文字データを読み取った処理段階および読み取ったデータのエラーを修正した処理段階において、OCRデータ入力プログラムから利用者プログラムに呼び出し関係を設定し、それぞれの処理段階におけるOCRデータの詳細な論理チェックを利用者プログラムに行わせることを特徴とする。
特開2000-155802号公報 特開2014-044631号公報 特開平04-354080号公報
ところで、帳票に記載された情報を処理する情報処理装置では、帳票に記載された情報の検査に関する処理、例えば文字列がシステムのデータベースに適合していることを検査する等の検査処理が要求される場合がある。この場合、検査処理は、帳票の項目毎に定義される。帳票の項目毎に検査に関する処理が定義された定義情報は、帳票が増加するに従って増大する。一方、異なる複数の帳票の項目に対して、同じ検査処理が定義されることもあるが、定義情報を蓄積したのみでは、同じ検査処理が定義されていても、複数の定義情報の中からユーザが所望する定義情報を指定するには膨大な処理が要求されるため、同じ検査処理の定義情報をユーザが利用することは困難である。従って、検査処理に関係する定義を帳票の項目毎に逐次定義するのでは、ユーザの負担が増大する。
本開示は、帳票に記載された情報の検査に関する処理を定義する場合に、帳票の項目毎に逐次定義する場合と比べて、ユーザの負担を低減することが可能な情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1態様は、プロセッサを備え、第1帳票に関連する関連情報を取得し、前記関連情報に類似した関連情報に対応づいた第2帳票を特定し、前記第2帳票の項目に記載された情報の検査に関する処理の定義を示す定義情報を取得し、前記定義情報を、前記第1帳票の項目に適用する定義情報の候補として出力する、情報処理装置である。
第2態様は、第1態様に係る情報処理装置において、前記関連情報は、帳票の画像情報および前記定義情報を識別するための識別情報の少なくとも一方を示す情報であることを特徴とする。
第3態様は、第1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、複数の定義情報が前記定義情報として取得された場合、類似度が高い定義情報から低い定義情報の順序で前記定義情報を出力する。
第4態様は、第1態様から第3態様の何れか1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、取得した定義情報の前記検査に関する処理を示す情報さらに出力する。
第5態様は、第4態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記検査に関する処理を実行した結果を示す情報をさらに出力する。
第6態様は、第1態様から第5態様の何れか1態様に係る情報処理装置において、前記結果は、ユーザが入力した、前記検査に関する処理のパラメータを用いて、前記検査に関する処理を実行した結果であることを特徴とする。
第7態様は、第4態様に係る情報処理装置において、前記結果は、前記第1帳票の項目に前記検査に関する処理を実行した結果であることを特徴とする。
第8態様は、第7態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記第1帳票の項目のうち、前記検査に関する処理を実行する項目の選択を、ユーザから受け付ける。
第9態様は、第1態様から第5態様の何れか1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、複数の定義情報が前記定義情報として取得された場合、前記定義情報として取得された複数の定義情報のうちの何れかを選択可能に出力する。
第10態様は、情報処理プログラムであって、プロセッサに、第1帳票に関連する関連情報を取得し、前記関連情報に類似した関連情報に対応づいた第2帳票を特定し、前記第2帳票の項目に記載された情報の検査に関する処理の定義を示す定義情報を取得し、前記定義情報を、前記第1帳票の項目に適用する定義情報の候補として出力する、ことを処理させる、情報処理プログラムである。
第1態様及び第10態様によれば、帳票に記載された情報の検査に関する処理を定義する場合に、帳票の項目毎に逐次定義する場合と比べて、ユーザの負担を低減することができる、という効果を有する。
第2態様によれば、画像情報及び識別情報を考慮しない場合と比べて、帳票に記載された情報の検査に関する処理を定義する際のユーザの負担を低減させることができる、という効果を有する。
第3態様によれば、複数の定義情報をそのまま出力する場合と比べて、他の定義情報より類似した定義情報から出力することができる、という効果を有する。
第4態様によれば、検査に関する処理を示す情報を出力しない場合と比べて、検査に関する処理を定義する際のユーザの負担を低減させることができる、という効果を有する。
第5態様によれば、定義情報の検査に関する処理を実行せずに情報を出力する場合と比べて、定義情報の検査に関する処理を行う際のユーザの負担を低減させることができる、という効果を有する。
第6態様によれば、ユーザの入力によるパラメータを用いない場合と比べて、ユーザの意図を反映させることができる、という効果を有する。
第7態様によれば、検査に関する処理の実行結果を出力しない場合と比べて、ユーザの意図を反映させた処理を確認する際のユーザの負担を低減させることができる、という効果を有する。
第8態様によれば、複数の定義情報の何れかを選択可能に出力しない場合と比べて、定義情報を設定する際のユーザの負担を低減させることができる、という効果を有する。
第9態様によれば、複数の定義情報を出力するのみの場合と比べて、ユーザの設定負荷を低減させることができる、という効果を有する。
実施形態に係る帳票システムの概略構成を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置の電気的な概略構成の一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理装置の機能的な構成の一例を示す図である。 実施形態に係る情報処理プログラムによる情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。 業務チェック設定に関する設定画面の一例を示す図である。 業務チェック設定の編集処理に関する設定画面の一例を示す図である。 定義流用処理の流れの一例を示すフローチャートである。 定義流用処理における表示画面の一例を示す図である。 業務チェック指定の際における表示画面の一例を示す図である。 業務チェック設定の編集処理に関する設定画面の一例を示す図である。 検索処理の流れの一例を示すフローチャートである。 検索処理における表示画面の一例を示す図である。 確認処理の流れの一例を示すフローチャートである。 確認処理における確認画面の一例を示す図である。 導入検証処理の流れの一例を示すフローチャートである。 導入検証処理における確認画面の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本開示の技術を実施するための実施形態の一例を詳細に説明する。なお、動作、作用、機能が同じ働きを担う構成要素及び処理には、全図面を通して同じ符合を付与し、重複する説明を適宜省略する場合がある。各図面は、本開示の技術を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本開示の技術は、図示例のみに限定されるものではない。また、実施形態では、本発明と直接的に関連しない構成や周知な構成については、説明を省略する場合がある。
図1は、本実施形態に係る帳票システム10の概略構成を示す図である。
図1に示すように、帳票システム10は、情報処理装置20と、クライアント端末40と、入力装置60とを含む。これらの装置は、図示しないネットワークに接続されており、ネットワークを介して互いに通信可能である。このネットワークには、一例として、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等が適用される。
情報処理装置20は、入力装置60を通じて入力された、帳票を含んだ複数枚の書類の画像データに対してOCR(Optical Character Recognition)処理を行い、OCR処理の結果を予め定めた出力先に出力する一連の処理の流れを管理する。情報処理装置20の具体的な構成及び作用については、後述する。
クライアント端末40は、情報処理装置20に対して、OCR処理に関する各種の指示を送信する。この各種の指示には、一例として、画像データの情報の読取りを開始させる指示、及び画像データの情報を読取った結果を表示させる指示等が含まれる。また、クライアント端末40は、受け付けた各種の指示に応じて情報処理装置20が行ったOCR処理の結果、及びOCR処理に関する通知等の各種の情報を表示する。クライアント端末40には、一例として、サーバコンピュータ、又はパーソナルコンピュータ(PC:Personal Computer)等の汎用的なコンピュータ装置が適用される。図1では、クライアント端末40を一台だけ図示しているが、これに限らず、クライアント端末40が複数台用意されて、一例として、処理別にクライアント端末40が使い分けられてもよい。
入力装置60は、OCR処理の対象となる画像データを情報処理装置20に入力する。入力装置60には、一例として、サーバコンピュータ、又はPC等の汎用的なコンピュータ装置、並びにスキャン機能、プリンタ機能、及びFAX機能等を有する画像形成装置等が適用される。なお、入力装置60に加えて、クライアント端末40からも情報処理装置20へ画像データが入力可能であってもよい。
次に、帳票システム10の概要について説明する。
帳票システム10は、情報処理装置20が、入力装置60を通じて入力された画像データに対してOCR処理を行い、OCR処理の結果を予め定めた出力先に出力するシステムである。
情報処理装置20は、OCR処理において、(1)業務設計及び運用検証、(2)データ入力、(3)データ読取り、(4)帳票判別確認訂正、(5)読取り結果確認訂正、(6)業務チェック、(7)データ出力、及び(8)差し戻し、の各種処理を管理する。本実施形態においては、単に画像データから文字及び記号等を読取る処理だけでなく、文字の修正等の後処理も含めて、OCR処理と呼ぶ。
各種処理の管理の一例として、(1)業務設計及び運用検証、(2)データ入力、(3)データ読取り、(6)業務チェック、及び(7)データ出力の処理は、それぞれ、情報処理装置20により自動で実行される。また、各種処理の管理の一例として、(4)帳票判別確認訂正、及び(5)読取り結果確認訂正の処理は、それぞれ、クライアント端末40を通じたユーザによる入力により受け付けられる。また、各種処理の管理の一例として、(8)差し戻しの処理は、情報処理装置20により自動で実行される場合と、クライアント端末40を通じたユーザによる入力により受け付けられる場合とがある。
(1)業務設計及び運用検証の処理では、読取り定義設定、出力設定、及び業務チェック設定を含んだジョブルールが作成される。読取り定義設定では、一例として、「(3)データ読取り」の処理において画像データの情報を読取る範囲である読取り範囲が設定される。より具体的には、一例として、キーとして抽出される項目の右付近からバリューである項目値を読取るというような定義が設定されうる。出力設定では、一例として、「(7)データ出力」の処理において出力する出力データのファイル形式、及び出力先が設定される。業務チェック設定では、一例として、「(6)業務チェック」の処理において検出対象とする帳票における必須の入力項目、及び入力可能な文字数等の書式等が設定される。
(2)データ入力の処理では、入力装置60からの画像データの入力を受け付ける。入力を受け付けた画像データは、「(3)データ読取り」の処理の実行単位であるジョブとして登録される。
(3)データ読取りの処理では、「(1)業務設計及び運用検証」の処理で作成されたジョブルールの中からユーザにより選択された、実行されるジョブ用のジョブルールを用いて、当該ジョブ内の画像データの情報の読取りが行われる。一例として、この処理では、当該ジョブ内の画像データに含まれる帳票の判別(以下、「帳票判別」とする)及び読取り範囲内の文字及び記号の読取りが行われる。
(4)帳票判別確認訂正の処理では、「(3)データ読取り」の処理で行われた帳票判別の結果を基にジョブ内の画像データが、ジョブ内に含まれる帳票を示すレコードに分割される。その後、この処理では、分割されたレコードを表示させ、ユーザによる帳票判別の確認訂正が受け付けられる。
(5)読取り結果確認訂正の処理では、「(3)データ読取り」の処理で行われた読取り範囲内の文字及び記号の読取り結果を表示させ、ユーザによる読取り結果の確認訂正が受け付けられる。
(6)業務チェックの処理では、「(1)業務設計及び運用検証」の処理で作成されたジョブルールの中からユーザにより選択された、当該ジョブ用のジョブルールに含まれる業務チェック設定により、先行する各処理におけるエラーが検出される。検出結果は、ユーザに提示されてもよい。
(7)データ出力の処理では、「(1)業務設計及び運用検証」の処理で作成されたジョブルールの中からユーザにより選択された、当該ジョブ用のジョブルールに含まれる出力設定を用いて出力データを作成し、作成した出力データが予め定めた出力先に出力される。
(8)差し戻しの処理では、OCR処理において実行された処理から、一段階又は複数段階前の処理に差し戻される。差し戻しは、一例として、「(4)帳票判別確認訂正」及び「(5)読取り結果確認訂正」等の各種処理の実行中に、クライアント端末40からユーザにより指示される。また、差し戻しは、一例として、「(6)業務チェック」と「(7)データ出力」との処理の間に行われる管理者によるチェックの結果に応じて、管理者のクライアント端末40から指示される。
上記のOCR処理において、「(1)業務設計及び運用検証」の処理は、「(3)データ読取り」以降の処理が行われる前、すなわち帳票システム10の運用前に実行される。さらに、「(1)業務設計及び運用検証」の処理は、「(3)データ読取り」以降の処理が行われている帳票システム10の運用中に実行されてもよい。一例として、帳票システム10の運用前に「(1)業務設計及び運用検証」の処理において作成したジョブルールを、帳票システム10の運用中の「(5)読取り結果確認訂正」の処理の結果に応じて適宜修正することができる。
(情報処理装置)
次に、図2を参照して、情報処理装置20の構成の一例を説明する。図2は、本実施形態に係る情報処理装置20の電気的な概略構成の一例を示す図である。情報処理装置20は、例えば、サーバコンピュータや、PC等の汎用的なコンピュータ装置が適用される。
具体的には、図2に示すように、情報処理装置20は、コンピュータ本体21を備えている。コンピュータ本体21は、CPU(Central Processing Unit)22、RAM(Random Access Memory)23、ROM(Read-Only memory)24、記憶部25、及び入出力ポート(I/O)26を備える。CPU22、RAM23、ROM24、記憶部25、及びI/O26はバスBusを介して互いに接続されている。
また、I/O26には、外部装置との通信を可能とする通信部27、ユーザによる操作入力を可能とする操作入力部28、及び画像の表示を可能とする表示部29を含む各機能部が接続されている。これらの各機能部は、I/O26を介して、CPU22と相互に通信可能とされる。
コンピュータ本体21は、情報処理装置20の一部の動作を制御するサブ制御部として構成されてもよいし、情報処理装置20の全体の動作を制御するメイン制御部の一部として構成されてもよい。コンピュータ本体21の各ブロックの一部又は全部には、例えば、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路又はIC(Integrated Circuit)チップセットが用いられる。上記各ブロックに個別の回路を用いてもよいし、一部又は全部を集積した回路を用いてもよい。上記各ブロック同士が一体として設けられてもよいし、一部のブロックが別に設けられてもよい。また、上記各ブロックのそれぞれにおいて、その一部が別に設けられてもよい。コンピュータ本体21の集積化には、LSIに限らず、専用回路又は汎用プロセッサを用いてもよい。
記憶部25には、情報処理装置20を本開示の情報処理装置として機能させるための情報処理プログラム25Pが記憶される。CPU22は、情報処理プログラム25Pを記憶部25から読み出してRAM23に展開して処理を実行する。これにより、情報処理プログラム25Pを実行した情報処理装置20は、本開示の情報処理装置として動作する。情報処理プログラム25Pは、CD-ROM等の記録媒体により提供されるようにしても良い。なお、情報処理装置20の具体的な処理については、後述する。
記憶部25としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等の補助記憶装置が用いられる。記憶部25には、本実施形態に係る情報処理を実現するための情報処理プログラム25Pが記憶される。CPU22は、情報処理プログラム25Pを記憶部25から読み出してRAM23に展開して処理を実行する。これにより、情報処理プログラム25Pを実行した情報処理装置20は、本開示の情報処理装置として動作する。
情報処理プログラム25Pは、ROM12Cに記憶されていてもよい。また、情報処理プログラム25Pは、例えば、情報処理装置20に予めインストールされていてもよい。情報処理プログラム25Pは、不揮発性の記憶媒体に記憶して、又は図示しないネットワークを介して配布されたプログラム情報を、情報処理装置20に適宜インストールすることで実現してもよい。なお、不揮発性の記憶媒体の例としては、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、光磁気ディスク、HDD、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、フラッシュメモリ、メモリカード等が想定される。
また、記憶部25には、情報処理装置20でOCR処理の各機能を実現するためのシステムプログラム25Sも記憶される。CPU22は、システムプログラム25Sを記憶部25から読み出してRAM23に展開してOCR処理を実行する。これにより、システムプログラム25Sを実行した情報処理装置20は、OCR処理によるシステム機能を実行可能に動作する。
なお、本実施形態では、情報処理プログラム25Pと、システムプログラム25Sとを別個のプログラムとして説明するが、情報処理プログラム25Pはシステムプログラム25Sに含まれる一部のプロセスとして実行してもよい。
上述した記憶部25には、情報処理装置20で使用可能な各種情報を含むデータベース25Dも記憶される。データベース25Dを記憶する情報は、記憶部25に予め記憶されることに限定されない。例えば、図示しない外部装置に記憶しておき、図示しない外部装置から通信回線を介して取得してもよい。
通信部27は、通信網に接続されており、情報処理装置20と外部装置との間で通信が可能に構成される。「通信網」とは、有線接続及び無線接続の少なくとも一方の接続による通信回線を介してデバイス間でデータ授受を可能とするネットワークを含む概念である。例えば、企業の拠点においてデータ授受を可能とする狭域通信網(例えば、LAN:Local Area Network)、及び公衆の通信回線によりデータ授受を可能とするインターネット等の広域通信網(例えば、WAN:Wide Area Network)が挙げられる。
操作入力部28には、例えば、キーボードやマウス等の操作入力用のデバイスが設けられている。
表示部29には、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等が用いられる。表示部29は、操作入力部28の機能を有するタッチパネルを適用してもよい。操作入力部28及び表示部29は、情報処理装置20のユーザから各種の指示を受け付ける。表示部29は、ユーザから受け付けた指示に応じて実行された処理の結果や、処理に対する通知等の各種の情報を表示する。
図3は、本実施形態に係る情報処理装置20の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
情報処理装置20は、対象となる帳票に対する業務チェックを作成又は編集する際に、当該業務チェックの検査に関する処理の定義を、類似した帳票で登録済みのものを提示することで、業務チェックの設定におけるユーザの負担を低減する。
具体的には、図3に示すように、本実施形態に係る情報処理装置20のCPU22は、情報処理プログラム25Pの実行によって本開示の情報処理装置として機能する。本開示の情報処理装置は、読取り部220、定義部221、及び表示制御部226の各々として機能する機能部を含む。定義部221は、取得部222、及び導入部224を含む。
読取り部220は、紙文書としての帳票の画像を読取ると共に、当該帳票に記載された文字列情報を読取る機能部である。本実施形態では、帳票に文字列が記載された画像を文字認識した認識結果を用いて修正又は特定された読取り結果(文字列情報)を取得することで文字列情報を読取る。具体的には、情報処理装置20におけるOCR処理のうち、読取り結果確認訂正の処理(図1に示す(5)の処理)までの実行終了時における文字列情報を取得する。また、読取り部220は、帳票の画像及び帳票を識別するための各種情報も取得することで読取りが可能である。
定義部221は、業務チェックである帳票の項目に記載された情報の検査に関する処理の定義を行う機能部である。定義部221は、取得部222で帳票に関連する関連情報と、対象の帳票に類似した登録済みの帳票の業務チェックの定義を示す定義情報と、を取得する。そして、定義部221は、導入部224で、類似した登録済みの帳票の定義情報を、対象となる帳票に対する業務チェックの検査に関する処理の定義に適用することで、導入する。
具体的には、取得部222は、読取り部220で読取られた文字列情報の基となる帳票に関連する関連情報と、帳票の項目に記載された情報の検査に関する処理の定義を示す定義情報と、を取得する機能部である。取得部222では、対象となる帳票(第1帳票)の関連情報を取得し、対象となる帳票の関連情報に類似した関連情報に対応づいた登録済みの帳票(第2帳票)を特定する。そして、登録済みの帳票の項目に記載された情報の検査に関する処理の定義を示す定義情報を取得する。取得部222では、予め定めた取得条件に従って関連情報及び定義情報が取得される。
取得条件は、前記関連情報及び定義情報を取得する際の条件を示す。取得部222は、当該取得条件を記憶部25(例えば、データベース25D)から抽出する機能を含む。
関連情報は、帳票を特定可能な情報であり、読取られた帳票の画像情報等の帳票を構成する構成情報及び名称等の帳票及び帳票の一部を識別する識別情報を含む。帳票の項目に記載された情報の検査において、当該検査に関する処理の定義は、登録済みの帳票に対する検査に関する処理の定義を利用できる場合がある。例えば、関連性を特定するための関連情報を用いる。すなわち、関連情報は、帳票が他の帳票との関連性を確認するための情報を含み、当該情報は、帳票のフォーマット、及び帳票の少なくとも一部の画像を示す情報が一例として挙げられる。例えば、ユーザは、複数の帳票の全体画像を参照して比較することで、帳票間の関連性を確認することが可能となる。また、類似した処理に用いる帳票には、類似した名称が付与されることが多く、帳票の名称等の識別情報を参照して比較することで、帳票間の関連性を確認することが可能となる。
よって、帳票の画像情報を取得するか、識別情報を取得するかの条件は、関連情報に対する取得条件の一例である。
定義情報は、帳票の項目に記載された情報の検査に関する処理の定義を示す情報であり、帳票に対して定義される業務チェックに利用可能な情報である。定義情報は、帳票がどのような業務チェックを適用可能なものであるかを示す情報を含む。関連性を有する、例えば、類似する帳票には、類似した業務チェックが適用されていることが多い。そこで、本実施形態では、類似した関連情報に対応付いた帳票を特定し、特定された帳票の定義情報を取得する。
よって、帳票に対して定義される業務チェックに利用可能な情報として、どのような情報を取得するかを示す条件は、定義情報に対する取得条件の一例である。
取得部222は、取得条件、関連情報及び定義情報を記憶部25(例えば、データベース25D)から抽出する機能を含む。また、取得部222は、類似した関連情報を特定する際に、関連情報の類似性を判定する機能を含む。
類似した関連情報を特定可能な関連情報の類似性は、画像処理によって、例えば、帳票の画像間で合致する度合い(合致度)を類似度として導出することが可能である。当該類似度(合致度)は、帳票の画像間で合致する画像領域の比率から導出することが可能である。帳票の画像間の類似度は、例えば、ユーザは、複数の帳票の全体画像を参照して比較することで、帳票間の関連性を確認することが可能となる。ユーザの見た目に対応する特徴画像の合致度を、他の画像の合致度より高くなるように設定することが好ましい。特徴画像の一例には、帳票を代表する名称等で、他のフォントの大きさより大きいフォントで記載されている画像、枠などの大きさや配置による帳票のフォーマット形式及び文字列情報の配置パターン等の形状画像が挙げられる。また、名称により示される文字の類似を判定することで、名称の合致度を導出することも可能である。文字の類似度は、文字列情報の間で合致する文字数の比率から導出することが可能である。
なお、類似度は、上述した見た目が類似する帳票に対する閾値を予め定めておき、当該閾値以上の帳票画像に類似性が有ると判定するようにしてもよい。
導入部224は、対象となる帳票に対する業務チェックを作成又は編集する際に、当該業務チェックの検査に関する処理の定義に対して、類似した登録済みの帳票の定義情報を導入する機能部である。また、導入部224は、類似した登録済みの帳票の定義情報を、対象となる帳票(第1帳票)の項目に適用する定義情報の候補として出力する機能部でもある。
なお、導入部224は、類似した登録済みの帳票の定義情報の適合性を検証する機能を含む。
適合性は、対象となる帳票に対する業務チェックの検査に関する処理の定義に対して、類似した登録済みの帳票の定義情報の導入の可否、又は適合の度合いを示す情報である。検証では、対象となる帳票に対して類似した登録済みの帳票の定義情報を導入し、対象となる帳票の項目の値を与え、その結果の適合性を検証結果とすればよい。
表示制御部226は、上述した各種の情報(例えば、帳票の画像、及び定義情報等)を表示部29に表示する機能部である。
次に、本実施形態に係る情報処理装置20の作用を説明する。
本実施形態では、情報処理装置20で実行され、入力装置60を通じて入力された、帳票の画像データに対するOCR処理のうち、業務チェックの処理(図1に示す(6)の処理)について説明する。業務チェックの処理では、まず、帳票から読取られた読取り結果を用いて、帳票の項目に記載された情報の検査に関する処理の定義を示す定義情報を定義する処理が行われる。すなわち、業務チェックの処理では、予め作成されたジョブルールの中からユーザにより選択されたジョブ用のジョブルールに含まれる業務チェック設定について、帳票の項目に記載された情報の検査に関する処理の定義が行われる。
図4は、本実施形態に係る情報処理プログラム25Pによる情報処理の流れの一例を示すフローチャートである。当該情報処理は、対象となる帳票の項目に記載された情報の検査に関する処理の定義、すなわち業務チェックを定義する処理を実行する。
まず、情報処理装置20に対して、情報処理プログラム25Pの起動が指示されると、CPU22は、以下の各ステップを実行する。
ステップS10では、業務チェック、本実施形態では数値計算チェックに関する初期設定を実行する。初期設定は、業務チェックの内容を識別するための業務チェック名等の各種情報が設定される。
ステップS20では、文字列が記載された帳票から読取られた文字列情報を取得することで読取り結果を取得する。読取り結果を示す文字列情報は、情報処理装置20においてシステムプログラム25Sの実行により処理されるOCR処理のうち、読取り結果確認訂正の処理(図1に示す(5)の処理)までの実行終了時の実行結果から得ることが可能である。
ステップS20の処理は、図3に示す読取り部220の機能の一例である。
ステップS30では、対象の帳票画像に類似した登録済みの帳票の業務チェックの定義情報を用いて対象の帳票に対する業務チェックを定義する。ステップS30における処理の詳細は後述する。
ステップS30の処理は、図3に示す定義部221、取得部222、及び導入部224の機能の一例である。
ステップS40では、業務チェックを示す情報を表示する表示処理を実行し、情報処理プログラム25Pによる一連の処理を終了する。なお、表示処理は、ステップS40に限定されるものではなく、上述した各ステップにおいて、それぞれの情報を表示するようにしてもよい。
ステップS40処理は、図3に示す表示制御部226の機能の一例である。
次に、上述した業務チェックを定義する処理を含む情報処理について、詳細に説明する。
情報処理装置20では、ジョブルールに含まれる業務チェックに関して、ジョブルールの設定が完了した段階で、業務チェックを定義するにあたって、ユーザによって業務ルールの設定が指示された場合に、業務チェック設定の処理が実行される。
図5は、業務チェック設定に関する業務チェックリストの設定画面の一例を示す図である。
業務チェック設定の処理が実行されると、図5に示す設定画面80が表示される。設定画面80は、実行する業務チェックの種類及び設定をユーザに確認させるための画面である。設定画面80には、設定により実行する業務チェックにおける種類別の一覧を示す業務チェックリスト800が表示される。図5には、必須入力チェック、数値計算チェック、日付チェック、及びリストチェックが、業務チェックの種類として追加されている場合の業務チェックリスト800が示されている。業務チェックリスト800は、実行する業務チェック毎に、優先順位、業務チェック名、項目名、及び種別を関連付けたレコードとして登録される。優先順位は、業務チェックリスト800に含まれる業務チェックのうちの実行順序を示す情報であり、業務チェック名は、業務チェックの名称を示す情報である。項目名は、業務チェックで検証対象の項目を示す情報であり、種別は、業務チェックの種類を示す情報である。なお、業務チェック設定の初回の処理では、図5に示す業務チェックリスト800は表示されない。
設定画面80に対しては、ボタン操作によって、業務チェックリスト800及び種類毎の業務チェックの設定に関してユーザによる操作が可能である。設定画面80は、業務チェックリスト800に、新たな業務チェックを追加するための項目追加ボタン802を含む。さらに、設定画面80は、業務チェックリスト800の設定を終了するためのOKボタン803、及び中止するためのキャンセルボタン804を含む。業務チェックの設定に対しては、編集ボタン(図5では三点画像が示されている。)801の押下により、編集、削除、及び優先順位の変更等の編集処理の何れかを実行する処理を選択可能である。編集ボタン801が押下されて、編集を実行する処理が選択されると、押下された業務チェックの設定に対する編集処理に移行する。
以下、新たな業務チェックを追加する場合について説明する。項目追加ボタン802が押下されると、新たな業務チェックを追加する処理が実行され、新たな業務チェックに関する設定が行われる。
図6は、新たな業務チェックに関する設定として、業務チェックの設定に対する編集処理に関する設定画面の一例を示す図である。
業務チェックを追加する処理が実行されると、設定画面81が表示される。設定画面81は、業務チェックに関する情報を入力するための入力欄811が表示される。入力欄811は編集可能になっている。入力欄811は、予め定められた項目の中から入力対象の内容を選択可能に、例えば、ドロップダウン形式で表示することが可能である。
設定画面81は、業務チェックの設定を終了するためのOKボタン818、及び中止するためのキャンセルボタン819を含む。OKボタン818が押下されると、業務チェックリストの設定処理に戻り、図5に示す業務チェックリストの設定画面80が表示される。新たに業務チェックの項目を作成した場合は、業務チェックリスト800に、作成された業務チェックの内容が追加される。一方、キャンセルボタン819が押下されると、設定された内容は破棄されて業務チェックリストの設定処理に戻り、図5に示す業務チェックリストの設定画面80が表示される。
なお、入力欄811に入力された情報を設定する処理は、ステップS20による処理の一例である。
設定画面81は、入力欄811の下方には条件に対する条件式を入力するための入力欄812を含む。入力欄812は編集可能になっている。入力欄812における各欄は、ユーザにより設定入力が可能である。
(定義流用処理)
ところで、業務チェックの設定をユーザが逐次入力するのでは、ユーザの負担が増大する。そこで、本実施形態では、コンピュータによってこれから設定(定義)する業務チェックの対象となる帳票に類似した帳票の関連情報を提示し、ユーザによる業務チェックの設定を支援する。
具体的には、図6に示すOKボタン818が押下されると、業務チェックを定義する処理として、対象の帳票に類似した登録済みの帳票の関連情報(例えば、帳票画像)に基づいて、業務チェックを定義する定義流用処理が実行される。
図7は、情報処理プログラム25Pの情報処理に含まれる定義流用処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、情報処理装置20で、情報処理プログラム25Pに含まれる定義流用処理プロセスの起動が指示されると、CPU22は、以下の各ステップを実行する。
CPU22は、ステップS300で、業務チェックを実行する対象の帳票の画像(以下、対象の帳票画像という。)を示す情報を取得する。すなわち、CPU22は、作成(又は編集)する対象の帳票(第1帳票)の関連情報を取得する。対象の帳票画像を示す情報は、情報処理装置20においてシステムプログラム25Sの実行により処理されるOCR処理で、読取った対象の帳票画像の画像情報を適用することが可能である。
ステップS302では、対象の帳票画像に類似した登録済みの帳票の業務チェックの定義情報をデータベースから取得する。すなわち、CPU22は、対象の帳票(第1帳票)の関連情報に類似した関連情報を有する登録済の帳票(第2帳票)の項目検査に関する処理の定義情報をデータベース25Dから取得する処理を実行する。
ステップS300、及びステップS302の処理は、図3に示す定義部221の一部の機能、及び取得部222の機能の一例である。
ステップS304では、取得した定義情報を対象帳票の業務チェックの定義情報の候補として出力する。CPU22は、取得した定義情報、すなわち、登録済の帳票(第2帳票)に適用されている定義情報を対象の帳票(第1帳票)の項目の検査に関する処理における定義情報の候補として出力する処理を実行する。
ステップS306では、定義情報の候補を対象帳票の業務チェックの定義情報として適用する。CPU22は、定義情報の候補、すなわち、登録済の帳票(第2帳票)に適用されている定義情報を対象の帳票(第1帳票)の項目の検査に関する処理における定義情報として適用する処理を実行する。
ステップS304及びステップS306処理は、図3に示す定義部221の一部の機能、及び導入部224の機能の一例である。
図8は、定義流用処理において表示される画面の一例を画面82として示す図である。
画面82は、ユーザにより設定可能な類似度を指示する表示領域820、類似する帳票を表示する表示領域822、及び表示される帳票画像の順序を指示する指示領域824を含む。
図8の例では、表示領域820に、類似度を指定する第1条件について、ジョブルール及び業務チェックの名称に対する条件が「ルール名」として表記され、当該ルール名に含まれる文字列情報を入力する入力領域820Aを含んでいる。また、表示領域820には、第2条件について、帳票画像の類似度に対する条件が「デザイン類似度」として表記され、最低の類似度から最高の類似度(例えば、完全一致)まで設定可能なスライドバー820Bが表示されている。さらに、表示領域820には、第3条件について、ルール名に含まれる文字列情報の類似度に対する条件が「ルール名類似度」として表記され、最低の類似度から最高の類似度(例えば、完全一致)まで設定可能なスライドバー820Cが表示されている。
表示領域822には、関連情報(例えば、帳票画像)が類似した帳票の全貌を参照可能に縮小した画像(サムネイル画像)が表示される。表示領域822に表示される帳票画像は、何れか1つを選択して指示することが可能に表示される。図8に示す例では、選択指示された帳票画像の周囲を太線で描画して、選択指示された帳票が確認できるように表示した一例を示す。
指示領域824は、プルダウンメニュー等によって、表示領域822に表示される帳票画像の順序を予め定めた設定値の中から選択指示可能にされている。図8の例では、帳票画像の順序について「ソート順序」として表記され、順序を整列させる内容として「名前順」、「日付順」、「デザインが類似」、及び「ルール名が類似」が一例として表記されている。
ユーザによって、希望する帳票が選択指示された後に、OKボタン828が押下されると、情報処理装置20は次の処理に移行する。
図9は、利用する業務チェックを指定する際に表示される画面の一例を画面83として示す図である。
画面83は、定義流用処理において選択指示された帳票に含まれる複数の業務チェックの中から、利用する業務チェックを指定する際に表示される。なお、選択指示された帳票が1業務チェックのみを含む場合は次の処理は不要とすることが可能である。
図9に示すように、画面83には、選択指示された登録済の帳票(第2帳票)の画像830が表示される。また、画面83は、登録済の帳票に対して設定されている業務チェックを表示する表示領域832を含む。さらに、画面83には、OKボタン838、及びキャンセルボタン839を含む。
表示領域832は、登録済の帳票に設定されている1又は複数の業務チェックの中から、定義に用いる業務チェックを選択指示可能に表示する表示領域834を含む。表示領域834は、登録済の帳票に設定されている1又は複数の業務チェックを、プルダウンメニュー等によって何れかを選択指示可能に構成される。表示領域834の下方には、選択指示された業務チェックの内容を表示する表示領域836を含む。ユーザは、表示領域836に表示される業務チェックの内容を確認することで、選択指示した業務チェックの内容を確認することが可能となる。
上述したように、情報処理装置20(CPU22)は、対象の帳票(第1帳票)の関連情報(帳票画像)を取得し(図7のステップS300)し、当該帳票画像に類似する登録済の帳票(第2帳票)の情報をデータベース25Dから取得する(ステップS302)。当該登録済の帳票(第2帳票)の画像を、対象の帳票(第1帳票)の項目の検査(業務チェック)の帳票の候補として表示する(ステップS304)。ここでは、登録済の帳票(第2帳票)の画像を、帳票の候補として表示する。また、登録済の帳票(第2帳票)の定義情報を、対象帳票の業務チェックの定義情報の候補として出力する。そして、選択指示された帳票の定義情報を、対象の帳票(第1帳票)の項目(業務チェック)を定義する定義情報として適用する(ステップS306)。
(検索処理)
上述した業務チェックの設定、すなわち、帳票の項目に記載された情報の検査に関する処理を定義する際には、登録済みの帳票の中からユーザの意図に沿って類似した帳票を抽出することが好ましい。例えば、ユーザが積極的に類似した帳票の提示を望む場合もある。そこで、本実施形態では、登録済みの帳票の中からユーザの意図に沿って類似した帳票を検索する検索処理を実行して、検索結果の中から定義に用いる業務チェックの内容を、選択可能に提示し、ユーザによる業務チェックの設定を支援することも可能である。
図10は、業務チェックの設定に対する編集処理に関する設定画面の一例を、設定画面84として示す図である。
図10に示す設定画面84は、図6に示す設定画面81に、類似検索ボタン840が追加されている。すなわち、設定画面84は、入力欄812の下方に、類似する業務チェックを検索して検索結果を提案することを指示するための類似検索ボタン814を含む。ここでは、図5に示す項目追加ボタン802が押下されると、図10に示す設定画面84が表示される。
類似検索ボタン840が押下されると、ユーザが意図する帳票に類似した登録済みの帳票を検索する検索処理がCPU22によって実行される。
図11は、情報処理プログラム25Pの情報処理に含まれる検索処理の流れの一例を示すフローチャートである。
情報処理装置20で、CPU22は、類似検索ボタン840が押下されたことを示す情報を取得すると、情報処理プログラム25Pに含まれる検索処理プロセスの起動し、以下の各ステップを実行する。
CPU22は、ステップS310で、帳票に関する情報を取得する。帳票に関する情報は、ユーザが意図する帳票の項目に記載された情報の検査の内容を示す業務チェックに関する情報である。
ステップS312では、ステップS310で取得した情報、すなわち、ユーザが意図する業務チェックの内容を、検索キーとしてデータベース25Dに登録済みの帳票から検索する。
ステップS314では、ステップS312の処理による検索結果を出力、すなわち、検出結果を画面に表示した後に本処理ルーチンを終了する。
図12は、検索処理における表示画面の一例を、画面85として示す図である。
図12に示すように、画面85には、ユーザが意図する業務チェックの内容を表示する表示領域850が表示される。当該表示領域850には、業務チェックに関する情報が入力済みの場合、当該情報(図10に示す入力欄811に入力されている情報)を、図12に示す表示領域850へ反映させることが可能である。また、表示領域850に表示される情報は、ユーザによって修正することが可能になっている。表示領域850から情報を取得することは、ステップS310の処理の一例である。
また、画面85には、ユーザの意図を適用して検索することを指示する適用ボタン852を含む。適用ボタン852の押下は、ステップS312へ処理を移行するタイミングの一例である。
さらに、画面85は、検索結果を表示する表示領域854を含む。なお、画面85は、次処理に処理を進める指示ボタンとしてのOKボタン858、及び検索処理を中止して、直前の処理に戻すことを指示するためのキャンセルボタン859を含む。
(業務チェックの確認処理)
ところで、類似した帳票の業務チェックを用いて定義された業務チェックは、ユーザが意図する適切な業務チェックであるかを確認することが好ましい。例えば、ユーザは、類似した帳票の業務チェックを適用(流用)する際に、当該適用(流用)以前に、業務チェックの候補の内容の確認を望むことがある。そこで、本実施形態では、定義情報の候補である、類似した登録済みの帳票に対する業務チェックの内容を検証し、検証結果を確認させる確認処理を実行することで、ユーザによる業務チェックの設定を支援することも可能である。
図13は、確認処理の流れの一例を示すフローチャートである。情報処理装置20では、情報処理プログラム25Pに含まれる確認処理プロセスの起動が指示されると、CPU22が以下の各ステップを実行する。
CPU22は、ステップS320で、定義情報の候補による業務チェックを示す情報を取得する。次のステップS322では、取得された業務チェックを示す情報を用いて、定義情報の候補による業務チェックを検証し、次のステップS324で、検証結果を出力する。業務チェックの検証では、ユーザにより入力されたパラメータを受け付け、当該パラメータを用いて業務チェックに関する処理を実行することが可能である。これによって、ユーザは、業務チェックの候補を対象の帳票の業務チェックとして適用(流用)する以前に、業務チェックの候補の内容を確認することが可能となる。
図14は、確認処理において表示される確認画面の一例を確認画面86として示す図である。
確認画面86は、表示領域860、862、864、及びOKボタン868とキャンセルボタン869とを含む。OKボタン868は、確認した業務チェックの定義情報を適用する次処理に処理を進める指示ボタンである。キャンセルボタン869は、確認した業務チェックの定義情報の適用を中止することを指示する指示ボタンである。
表示領域860は、業務チェックの定義情報を表示する領域であり、表示領域860への業務チェックの定義情報の表示によって、ユーザに対して定期情報の内容を確認させることが可能となる。
表示領域862は、業務チェックの検証に関する情報を表示する領域であり、検証を指示する検証ボタン862A、検証結果を表示する表示領域862B、及びチェック対象の項目について検証する値を表示する表示領域862Cを含む。表示領域862Cは、ユーザによる値の設定指示を可能とする、テキストボックス等によって構成される。
テキストボックス等により構成される表示領域862Cへの入力値、すなわち、チェック対象の項目について検証する値は、本開示の検査に関する処理のパラメータの一例である。
確認処理では、表示領域862Cにユーザが意図する項目についての値が設定指示され、検証ボタン862Aが押下されるとCPU22により検証処理が実行される。当該検証処理の実行結果である検証結果を示す情報は、表示領域862Bに表示される(図14では「NG」と表記されている。)。表示領域862Bに表示される検証結果の表示により、類似した帳票の業務チェックとして候補に設定された業務チェックが、ユーザが意図する適切な業務チェックであるかをユーザに確認させることが可能となる。
表示領域862は、帳票の画像を表示する領域である。表示領域862に表示される画像は、候補として設定された類似の帳票の画像であり、図14に示す例では、複数頁(2頁)で形成される帳票の各々を表示した場合を示している。表示領域862に表示される帳票画像には、業務チェックで対象とする項目の帳票上での読取り枠も表示される。当該読取り枠の表示によって、ユーザに、候補として設定された類似の帳票上でどの位置の情報を対象として業務チェックが行われるかを示す情報を確認させることが可能となる。
(業務チェックの導入検証処理)
上述した確認処理で、業務チェックの確認は可能である。しかし、類似した帳票の業務チェックを用いて定義された業務チェックは、対象とする帳票に対する業務チェックとして適切な業務チェックであるかを検証することが好ましい。例えば、ユーザは、類似した帳票の業務チェックを適用(流用)する際に、当該適用(流用)以前に、対象の帳票に対する業務チェックに、類似した帳票の業務チェックを適用(流用)させた場合の検証を望むことがある。そこで、本実施形態では、類似した登録済みの帳票に対する業務チェックを、対象の帳票に対する業務チェックとして仮に適用して業務チェックを検証し、検証結果を提示する導入検証処理を実行することで、ユーザによる業務チェックの設定を支援することも可能である。
図15は、導入検証処理の流れの一例を示すフローチャートである。情報処理装置20では、情報処理プログラム25Pに含まれる導入検証処理プロセスの起動が指示されると、CPU22が以下の各ステップを実行する。導入検証処理は、上述した確認処理以降又は独立して実行可能である。
CPU22は、ステップS330で、定義情報の候補による業務チェックを示す情報を取得する。次のステップS332では、対象の帳票から読取った読取り結果を取得する。すなわち、業務チェックを定義する対象の帳票のOCR結果(文字列情報)を取得する。次に、CPU22は、ステップS334で、対象の帳票における項目を示す情報を取得することで、導入する定義情報に対して対応付ける項目を示す情報を取得する。次のステップS336では、OCR結果(文字列情報)を用いて、候補として設定されている帳票の定義情報による業務チェックを検証する。そして、ステップS338で、検証結果を出力し、本処理ルーチンを終了する。これによって、ユーザは、業務チェックの候補を対象の帳票の業務チェックとして適用(流用)する以前に、業務チェックの候補の内容を確認することが可能となる。
図16は、導入検証処理において表示される確認画面の一例を確認画面87として示す図である。
確認画面87は、表示領域870、872、及びOKボタン878とキャンセルボタン879とを含む。OKボタン878は、確認した業務チェックの定義情報を適用する次処理に処理を進める指示ボタンである。キャンセルボタン879は、確認した業務チェックの定義情報の適用を中止することを指示する指示ボタンである。
表示領域870は、導入する業務チェックの定義情報(すなわち、導入元の帳票である類似した登録済みの帳票に対する業務チェックの定義情報)を表示する領域である。表示領域860への表示によって、ユーザは、導入する業務チェックの定義の内容を確認することが可能となる。
表示領域872は、業務チェックの定義情報が導入される対象の帳票(すなわち、導入先の帳票)に関する情報を表示する領域である。表示領域872は、表示領域874、875、876を含む。表示領域874は、対象の帳票に対する業務チェックの定義情報を表示する領域であり、表示領域874A、874Bを含む。表示領域874Aは、対象の帳票に対する業務チェックの名称を、導入する業務チェックの名称に対応するように表示する領域である。表示領域874Bは、対象の帳票の項目を表示する領域であり、対象の帳票上における項目の読取り枠に対応付けられる。表示領域875は、対象の帳票に対する業務チェックの検証に関する情報を表示する領域であり、検証を指示する検証ボタン875A、検証結果を表示する表示領域875B、及びチェック対象の項目について検証する値を表示する表示領域875Cを含む。表示領域875Cは、OCR結果による値を設定可能とする領域である。表示領域876は、対象の帳票の画像を表示する領域である。
導入検証処理では、表示領域874にユーザが意図する項目について導入先の帳票の項目(読取り枠に対応する領域)が設定指示され、検証ボタン875Aが押下されるとCPU22により導入検証処理が実行される。当該導入検証処理では、OCR結果による値(表示領域875Cに表示される値)を用いて、業務チェックが実行され、その実行結果である検証結果を示す情報は、表示領域875Bに項目ごとに表示される。表示領域875Bに表示される検証結果の表示により、導入元の帳票の業務チェックとして候補に設定された業務チェックが、導入先の帳票の業務チェックに適用可能か否かをユーザに確認させることが可能となる。
表示領域876は、導入先の帳票の画像を表示する領域であり、表示される帳票画像には、表示領域874に表示される業務チェックの項目に対する帳票上での読取り枠も表示される。当該読取り枠の表示によって、ユーザに、導入先の帳票上でどの位置(項目)を対象として業務チェックが行われるかを示す情報を確認させることが可能となる。
以上説明したように本実施形態によれば、帳票に記載された情報の検査に関する処理を定義する場合に、帳票の項目毎に逐次定義する場合と比べて、ユーザの負担を低減することが可能である。
以上、本開示の技術を実施形態を用いて説明したが、本開示の技術の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更または改良を加えることができ、当該変更または改良を加えた形態も開示の技術の技術的範囲に含まれる。
また、上述した実施の形態では、補助記憶装置に記憶したプログラムを実行することにより行われる処理を説明したが、少なくとも一部のプログラムの処理をハードウエアで実現してもよい。また、上記実施形態で説明したプログラムの処理の流れも、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内においてステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
さらに、上述した実施形態における処理は、プログラムとして光ディスク等の記憶媒体等に記憶して流通するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、汎用的なプロセッサの一例としてCPUを用いて説明したが、上記実施形態において、プロセッサとは広義的なプロセッサを指し、汎用的なプロセッサ(例えばCPU: Central Processing Unit、等)や、専用のプロセッサ(例えばGPU:Graphics Processing Unit、ASIC: Application Specific Integrated Circuit、FPGA: Field Programmable Gate Array、プログラマブル論理デバイス、等)を含むものである。
また、上述した実施形態におけるプロセッサの動作は、1つのプロセッサによって成すのみでなく、複数のプロセッサが連携して成すものであってもよく、物理的に離れた位置に存在する複数のプロセッサが協働して成すものであってもよい。
10 帳票システム
20 情報処理装置
21 コンピュータ本体
25 記憶部
25D データベース
25P 情報処理プログラム
25S システムプログラム
27 通信部
28 操作入力部
29 表示部
220 読取り部
221 定義部
222 取得部
224 導入部
226 表示制御部

Claims (10)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    第1帳票に関連する関連情報を取得し、
    前記関連情報に類似した関連情報に対応づいた第2帳票を特定し、
    前記第2帳票の項目に記載された情報の検査に関する処理の定義を示す定義情報を取得し、
    前記定義情報を、前記第1帳票の項目に適用する定義情報の候補として出力する
    情報処理装置。
  2. 前記関連情報は、帳票の画像情報および前記定義情報を識別するための識別情報の少なくとも一方を示す情報であることを特徴とする、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、
    複数の定義情報が前記定義情報として取得された場合、類似度が高い定義情報から低い定義情報の順序で前記定義情報を出力する
    請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、
    取得した定義情報の前記検査に関する処理を示す情報さらに出力する
    請求項1かわ請求項3の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、
    前記検査に関する処理を実行した結果を示す情報をさらに出力する
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記結果は、ユーザが入力した、前記検査に関する処理のパラメータを用いて、前記検査に関する処理を実行した結果である
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記結果は、前記第1帳票の項目に前記検査に関する処理を実行した結果である
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 前記プロセッサは、
    前記第1帳票の項目のうち、前記検査に関する処理を実行する項目の選択を、ユーザから受け付ける
    請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記プロセッサは、
    複数の定義情報が前記定義情報として取得された場合、前記定義情報として取得された複数の定義情報のうちの何れかを選択可能に出力する
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  10. 情報処理プログラムであって、
    プロセッサに、
    第1帳票に関連する関連情報を取得し、
    前記関連情報に類似した関連情報に対応づいた第2帳票を特定し、
    前記第2帳票の項目に記載された情報の検査に関する処理の定義を示す定義情報を取得し、
    前記定義情報を、前記第1帳票の項目に適用する定義情報の候補として出力する
    ことを処理させる、情報処理プログラム。
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