JP2023143899A - 楽曲提供装置、楽曲提供方法、およびプログラム - Google Patents

楽曲提供装置、楽曲提供方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】レコメンド用の楽曲データを利用者により適切な態様で提供すること。【解決手段】実施形態の楽曲提供装置は、利用者の位置情報を取得する位置情報取得部と、利用者の要求に応じた第1の楽曲データ、および、利用者が楽曲レコメンド圏に入る場合に利用者に関する情報と利用者が入る楽曲レコメンド圏に対応付けられたPOI情報とに基づいてレコメンドされる第2の楽曲データを利用者が利用する装置に提供する楽曲提供部と、記憶部とを備え、第1の楽曲データの再生中に第2の楽曲データを利用者が利用する装置に提供する場合に効果音の出力に続いて第2の楽曲データに関する音声案内を行い、音声案内が終了した後に第2の楽曲データを利用者が利用する装置に再生させ、第2の楽曲データを利用者に提案する場合に、効果音に続いて音声案内を行い、音声案内が終了してから第1所定時間経過後に第2の楽曲データを記憶部に記憶させる。【選択図】図1

Description

本発明は、楽曲提供装置、楽曲提供方法、およびプログラムに関する。
従来では、車両の走行状況に応じた音楽コンテンツを車両の搭乗者に提供する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018-63133号公報
しかしながら、レコメンド用の楽曲データ(音楽コンテンツ)を提供するよりも前に、楽曲データが再生されているか否かに応じた具体的な提供態様については考えられていなかった。したがって、状況によっては楽曲データの提供が適切に行われない場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、レコメンド用の楽曲データを利用者により適切な態様で提供することができる楽曲提供装置、楽曲提供方法、およびプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る楽曲提供装置、楽曲提供方法、およびプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る楽曲提供装置は、利用者の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記利用者の要求に応じた第1の楽曲データ、および、複数のPOI(Point Of Interest)と前記複数のPOIごとに対応付けられた楽曲レコメンド圏の情報とを含む地図情報を参照し、前記利用者が前記楽曲レコメンド圏に入る場合に前記利用者に関する情報と前記利用者が入る前記楽曲レコメンド圏に対応付けられたPOI情報とに基づいてレコメンドされる第2の楽曲データを取得する楽曲データ取得部と、前記楽曲データ取得部により取得された前記第1の楽曲データおよび前記第2の楽曲データを前記利用者が利用する装置に提供する楽曲提供部と、前記第2の楽曲データを記憶する記憶部と、前記第2の楽曲データを記憶する記憶部と、を備え、前記楽曲提供部は、前記第1の楽曲データの再生中に前記第2の楽曲データを前記利用者が利用する装置に提供する場合に、効果音の出力に続いて前記第2の楽曲データに関する音声案内を行い、前記音声案内が終了した後に前記第2の楽曲データを前記利用者が利用する装置に再生させ、前記楽曲提供部は、前記第2の楽曲データを前記利用者に提案する場合に、前記効果音に続いて前記音声案内を行い、前記音声案内が終了してから第1所定時間経過後に前記第2の楽曲データを前記記憶部に記憶させる、楽曲提供装置である。
(2):上記(1)の態様において、前記楽曲提供部は、前記音声案内が終了してから前記第1所定時間が経過する前に、前記利用者の前記第2の楽曲データの再生を拒否する指示を受け付けた場合に、前記第2の楽曲データを前記記憶部に記憶させないものである。
(3):上記(1)または(2)の態様において、前記楽曲提供部は、再生中の前記第1の楽曲データが前記第2の楽曲データの提案によって中断された場合であって、且つ、前記第2の楽曲データの再生が終了した場合に、前記中断された時点から前記第1の楽曲データを再生させるものである。
(4):上記(1)~(3)のうち何れか一つの態様において、前記楽曲提供部は、前記第1の楽曲データが再生中であるか、または停止中であるかによって前記第2の楽曲データの提案態様を異ならせるものである。
(5):上記(4)の態様において、前記利用者が利用する装置は、画像を表示する表示部を含み、前記楽曲提供部は、前記第2の楽曲データを案内する場合に案内画像を前記表示部に表示させ、前記第1の楽曲データが再生中である場合と停止中である場合とで、前記案内画像の表示態様を異ならせるものである。
(6):上記(5)の態様において、前記楽曲提供部は、前記第1の楽曲データが停止中である場合の前記案内画像の表示時間を、前記第1の楽曲データが再生中である場合の前記案内画像の表示時間よりも長くするものである。
(7):上記(4)の態様において、前記楽曲提供部は、前記第1の楽曲データが再生中である場合には、前記効果音の出力と、前記第2の楽曲データに関する音声案内と、前記第2の楽曲データの案内画像の表示を行い、前記第1の楽曲データが停止中である場合には、前記案内画像の表示を行うものである。
(8):上記(1)~(7)のうち何れか一つの態様において、前記楽曲提供部は、前記第1の楽曲データが停止中である状態で、前記第2の楽曲データを提案した場合に、前記利用者から前記第2の楽曲データの再生の許諾がない限り、前記第2の楽曲データを再生しないものである。
(9):上記(1)~(8)のうち何れか一つの態様において、前記楽曲提供部は、前記第2の楽曲データが提案されてから所定時間が経過するまで、または前記第2の楽曲データが再生されてから所定時間が経過するまで、他の楽曲データの提案を行わないものである。
(10):この発明の一態様に係る楽曲提供方法は、コンピュータが、利用者の位置情報を取得し、前記利用者の要求に応じた第1の楽曲データ、および、複数のPOIと前記複数のPOIごとに対応付けられた楽曲レコメンド圏の情報とを含む地図情報を参照し、前記利用者が前記楽曲レコメンド圏に入る場合に前記利用者に関する情報と前記利用者が入る前記楽曲レコメンド圏に対応付けられたPOI情報とに基づいてレコメンドされる第2の楽曲データを取得し、取得した前記第1の楽曲データおよび前記第2の楽曲データを前記利用者が利用する装置に提供し、前記第1の楽曲データの再生中に前記第2の楽曲データを前記利用者が利用する装置に提供する場合に、効果音の出力に続いて前記第2の楽曲データに関する音声案内を行い、前記音声案内が終了した後に前記第2の楽曲データを前記利用者が利用する装置に再生させ、前記第2の楽曲データを前記利用者に提案する場合に、前記効果音に続いて前記音声案内を行い、前記音声案内が終了してから第1所定時間経過後に前記第2の楽曲データを記憶部に記憶させる、楽曲提供方法である。
(11):この発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、利用者の位置情報を取得させ、前記利用者の要求に応じた第1の楽曲データ、および、複数のPOIと前記複数のPOIごとに対応付けられた楽曲レコメンド圏の情報とを含む地図情報を参照し、前記利用者が前記楽曲レコメンド圏に入る場合に前記利用者に関する情報と前記利用者が入る前記楽曲レコメンド圏に対応付けられたPOI情報とに基づいてレコメンドされる第2の楽曲データを取得させ、取得された前記第1の楽曲データおよび前記第2の楽曲データを前記利用者が利用する装置に提供させ、前記第1の楽曲データの再生中に前記第2の楽曲データを前記利用者が利用する装置に提供する場合に、効果音の出力に続いて前記第2の楽曲データに関する音声案内を行い、前記音声案内が終了した後に前記第2の楽曲データを前記利用者が利用する装置に再生させ、前記第2の楽曲データを前記利用者に提案する場合に、前記効果音に続いて前記音声案内を行い、前記音声案内が終了してから第1所定時間経過後に前記第2の楽曲データを記憶部に記憶させる、プログラムである。
上記(1)~(11)の態様によれば、レコメンド用の楽曲データを利用者により適切な態様で提供することができる。
第1実施形態の楽曲提供装置を利用した楽曲提供システム1の構成図である。 利用者情報152の内容の一例を示す図である。 地図情報154の内容の一例を示す図である。 地図上に設定されたレコメンド圏について説明するための図である。 レコメンドプレイリストの抽出に関する処理の流れの概略を示す図である。 レコメンドプレイリストの第1の提供パターンを説明するための図である。 レコメンドプレイリストの案内画面の画像IM20の一例を示す図である。 レコメンドプレイリストの第2の提供パターンを説明するための図である。 レコメンドプレイリストの第3の提供パターンを説明するための図である。 レコメンドプレイリストの第4の提供パターンを説明するための図である。 楽曲の停止中におけるレコメンドプレイリストの案内画面の画像IM30の一例を示す図である。 レコメンドプレイリストの第5の提供パターンを説明するための図である。 レコメンド楽曲データの第6の提供パターンを説明するための図である。 第1実施形態における楽曲提供装置によって実行される処理の一例を示すフローチャートである。 ステップS260の処理の詳細について説明するためのフローチャートである。 ステップS280の処理の詳細について説明するためのフローチャートである。 第2実施形態の楽曲提供装置を利用した楽曲提供システム2の構成図である。
以下、図面を参照し、本発明の楽曲提供装置、楽曲提供方法、およびプログラムの実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態の楽曲提供装置を利用した楽曲提供システム1の構成図である。楽曲提供システム1は、例えば、移動体に搭乗した乗員(利用者の一例)に対して楽曲(音楽のことであり、アーティストの歌唱、演奏、或いはプログラム再生による楽曲の他、環境音等を含んでもよい)を提供するシステムである。移動体とは、例えば、乗員が滞在する空間のある車両(四輪または三輪のある車両、マイクロモビリティ等)、船舶、航空機、或いは二輪車等を含む。二輪車の場合、ヘルメット等に設けられたオーディオ装置によって楽曲が再生されてもよい。以下では、一例として移動体が車両であるものとして説明する。
楽曲提供システム1は、例えば、携帯端末装置10と、オーディオ装置50と、フロントサーバ100と、バックサーバ200とを備える。フロントサーバ100は、「楽曲提供装置」の一例である。携帯端末装置10、およびオーディオ装置50は、「利用者が利用する装置」の一例である。
[携帯端末装置]
携帯端末装置10は、例えばスマートフォンやタブレット端末等の通信機能、入出力機能、アプリ実行機能を有する可搬型コンピュータ装置である。携帯端末装置10は、例えば、近距離通信部12と、ネットワーク通信部14と、Musicアプリ実行部16と、タッチパネル18と、記憶部30とを備える。タッチパネル18は、「表示部」の一例である。
近距離通信部12は、オーディオ装置50の近距離通信部60と、Bluetooth(登録商標)やWi-Fi(登録商標)、USB(Universal Serial Bus)等の通信規格に基づいて、無線または有線で通信する。
ネットワーク通信部14は、ネットワークNWを介してフロントサーバ100と通信する。ネットワークNWは、無線基地局、アクセスポイント、インターネット、プロバイダ端末、WAN(Wide Area Network)等を含む。
Musicアプリ実行部16は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサが、記憶部30に記憶されたMusicアプリ32を実行することで機能する。Musicアプリ実行部16は、タッチパネル18に対してなされた利用者の入力操作に応じて携帯端末装置10の各部を制御する。Musicアプリ32は、例えば、予めアプリ提供者のサーバ装置から携帯端末装置10にインストールされたものである。
タッチパネル18は、利用者に各種情報を提示(表示したり)、利用者から入力された情報(操作)を受け付ける。なお、携帯端末装置10には、上記構成に加えて、音声を出力するスピーカや利用者の音声を入力するマイク等が設けられていてもよい。
[オーディオ装置]
オーディオ装置50は、例えば、利用者が乗車する車両(移動体)に設置される(前述したようにヘルメット内に設置されてもよい)。オーディオ装置50は、例えば、連携アプリ実行部52と、音響調整部54と、スピーカシステム56と、タッチパネル58と、近距離通信部60とを備える。タッチパネル58は、「表示部」の一例である。
連携アプリ実行部52は、CPU等のプロセッサが、記憶部に記憶された連携アプリ(不図示)を実行することで機能する。連携アプリ実行部52は、タッチパネル58に対してなされた利用者の入力操作に応じて、携帯端末装置10のMusicアプリ実行部16と連携し、携帯端末装置10から取得した各種情報に基づいてオーディオ装置50の各部を制御する。
音響調整部54は、スピーカシステム56を制御する。スピーカシステム56は、例えば複数のスピーカを含む。音響調整部54は、複数のスピーカのそれぞれの音量を調整することにより、音像を任意の場所に定位させてもよい。
タッチパネル58は、利用者に各種情報を提示(表示したり)、利用者から入力された情報(操作)を受け付ける。
近距離通信部60は、前述の通り、携帯端末装置10の近距離通信部12と無線または有線で通信する。近距離通信部60は、オーディオ装置50の外部の車載装置内に設けられていてもよい。オーディオ装置50は、上記構成に加えて、利用者の音声を入力するマイク等が設けられていてもよい。
[フロントサーバ]
フロントサーバ100は、例えば、ネットワーク通信部102と、利用者情報取得部104と、位置情報取得部106と、POI(Point Of Interest)取得部108と、楽曲データ取得部110と、楽曲提供部112と、記憶部150とを備える。上記の各構成のうち、ネットワーク通信部102と記憶部150以外の構成要素は、例えば、CPU等のハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等の記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROM等の着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。
記憶部150は、上記の各種記憶装置、或いはSSD(Solid State Drive)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、またはRAM(Random Access Memory)等により実現されてよい。記憶部150には、例えば、利用者情報152、地図情報154、プログラム、その他各種情報が格納される。
ネットワーク通信部102は、ネットワークNWを介して携帯端末装置10と通信する。なお、フロントサーバ100とバックサーバ200との通信も同じネットワークNWを介して行われてもよいが、専用回線やLAN(Local Area Network)、VPN(Virtual Private Network)等を介して通信が行われてもよい。
利用者情報取得部104は、携帯端末装置10の利用者に関する情報(利用者情報)を取得し、利用者情報152に登録する。図2は、利用者情報152の内容の一例を示す図である。利用者情報152は、例えば、利用者を識別する識別情報としての利用者IDに、個人情報と、嗜好情報と、登録済楽曲データ(メインプレイリスト)とが対応付けられた情報である。個人情報には、例えば、利用者の氏名、年齢、性別、職業等が含まれる。嗜好情報には、例えば、利用者が好きな楽曲のジャンル、アーティスト、趣味等が含まれる。登録済楽曲データとは、利用者の要求に応じて取得される楽曲データであり、例えば利用者によって指定された好きなジャンルやアーティスト等に基づいて登録された楽曲データである。例えば、登録済楽曲データは、携帯端末装置10からMusicアプリ32が起動されて利用者からの楽曲再生指示があり、且つその時点でのレコメンド楽曲データ(レコメンドプレイリスト)がない場合に再生される楽曲データ(メインプレイリスト)である。楽曲データ(またはプレイリスト)には、一以上の楽曲が含まれるものとする。登録済楽曲データは、ネットワークNWを介して外部装置から取得されてもよく、利用者IDと共に後述するバックサーバ200の楽曲データ258に登録されていてもよい。登録済楽曲データは「第1の楽曲データ」の一例である。また、レコメンド楽曲データは「第2の楽曲データ」の一例である。利用者情報152には、レコメンド楽曲データが格納されてもよい。
利用者情報取得部104は、例えば、本実施形態における楽曲提供サービスの利用開始時やその他の所定のタイミングで、携帯端末装置10にユーザ登録等の問い合わせ等を行い、利用者から入力された情報に基づいて利用者情報152を登録したり、更新したりする。
位置情報取得部106は、利用者の位置情報を取得する。利用者の位置情報は、利用者が乗車している車両に搭載されたセンサによって検出された車両(移動体)の位置情報が携帯端末装置10を介してフロントサーバ100に伝えられたものでもよいし、利用者が所持する携帯端末装置10が備える位置測位装置(例えば、GPS装置)により測位された携帯端末装置10の位置情報がフロントサーバ100に伝えられたものでもよい。
POI取得部108は、位置情報取得部106により取得された利用者の位置情報に基づいて地図情報154を参照し、利用者の位置が楽曲レコメンド圏(以下、「レコメンド圏」)内に入る場合に、そのレコメンド圏に対応付けられたPOIに関する情報を取得する。図3は、地図情報154の内容の一例を示す図である。図3に示す地図情報154は、例えば、POI情報に、位置情報、種別、レコメンド圏が対応付けられた情報である。POI情報は、例えば、有名な施設、景勝地等のPOIの名称等である。また、POI情報には、POIを識別する識別情報が含まれてもよい。POI情報は、楽曲データをレコメンドする対象のPOIであるものとするが、レコメンド対象ではないPOIが含まれてもよい。その場合、地図情報154には、楽曲レコメンド対象であるか否かを判定するためのフラグが含まれてよい。位置情報は、例えば、POIが存在する位置情報(緯度、経度)である。種別は、例えば、POI情報の種別(例えば、有名な施設、鉄道駅、神社仏閣、宿泊地)である。レコメンド圏とは、例えば、POIの位置情報に基づいて設定される楽曲レコメンドを行う範囲である。レコメンド圏の範囲は、例えば、POI情報の種別、大きさ、形状等に基づいて設定される。
また、地図情報154に含まれるPOIは、適宜変更されてもよい。例えば、期間限定でイベントが開催されるPOI(例えば、クリスマスやバレンタインデーに対応付けられるPOI)は、そのイベントを開催する期間のみ地図情報154に登録されてよい。また、POIに対応付けられる各情報は、適宜変更されてもよい。例えば、地図情報154に含まれるPOIが観光地であり、期間限定で所定の時間帯にPOIがライトアップされる場合に、ライトアップイベントが開催される期間および時間帯のみレコメンド圏を広げるようにしてもよい。
なお、地図情報154には、上述の情報に加えて、地図上の各位置に対応付けられた住所や道路に関する情報(例えば、道路形状、道路種別、車線数、交通規制情報)を含んでいてもよい。この場合、レコメンド圏の範囲は、地区(住所)を基準に設定されてもよく、POIが視認可能なエリア(例えば、車両が走行する道路形状等)や、道路を通過してPOIに到達するまでの距離に応じて設定されてもよい。
図4は、地図上に設定されたレコメンド圏について説明するための図である。図4の例では、地図情報154に含まれる、ある地域(地域A)の地図画像IM10上に、POIの位置を中心としたレコメンド圏R11~R14がそれぞれ円形で示されている。なお、レコメンド圏は、上述したように道路に沿った形状であってもよく、施設の形状や地区(住所)に対応した形状であってもよい。また、図4における地点PT1、PT2は時刻T1、T2における利用者の位置を示す。時刻T1は、時刻T2よりも早い時刻であるものとする。また、矢印A1は、利用者(車両)の移動方向(進行方向)を示している。
楽曲データ取得部110は、例えば、利用者からの要求に応じて、バックサーバ200や他の外部装置と通信を行い、要求に応じた第1の楽曲データに相当する楽曲データ(メインプレイリスト)を取得する。ここで、利用者からの要求とは、例えば、曲名、アーティスト名、年代、ジャンル等の再生する楽曲を選定するための要求である。また、利用者からの要求には「楽しい曲」、「ドライブに合う曲」、「目が覚める曲」等のように、曲の雰囲気を曖昧に指定するような要求が含まれてよい。楽曲データ取得部110は、例えば、利用者からの要求に応じた楽曲リクエストを生成し、生成した楽曲リクエストをバックサーバ200に送信して、バックサーバ200からメインプレイリストを取得する。
また、楽曲データ取得部110は、例えば、位置情報取得部106により取得された利用者の位置が図4に示すレコメンド圏R11に入った場合(例えば、矢印A1方向に移動中の利用者が地点PT2に到達した場合)に、レコメンド圏R11に対する楽曲リクエストをバックサーバ200に送信する。また、楽曲データ取得部110は、利用者の単位時間あたりの移動量および移動方向に基づいて、利用者が近い将来(所定時間以内)にレコメンド圏R11に入るか否かを予測し、レコメンド圏R11に入ることが予測される場合(例えば、矢印A1方向に移動中の利用者が地点PT1にいる場合)に、レコメンド圏R11に対する楽曲リクエストをバックサーバ200に送信してもよい。例えば、楽曲データ取得部110は、携帯端末装置10から利用者の目的地が設定されている場合に、設定された目的地を取得し、取得した地図情報を参照して利用者の現在位置から目的地までの経路を取得し、取得した経路に基づいて、利用者がレコメンド圏R11に入ることを予測する。これにより、より正確に予測を行うことができる。
利用者がレコメンド圏R11に入った場合または入ることが予測される場合に生成される楽曲リクエストには、例えば、利用者情報152に含まれるレコメンド圏R11に入る利用者の利用者情報と、レコメンド圏R11に対応付けられたPOI情報が含まれる。上記利用者情報には、個人情報保護の観点から、氏名を削除したり、年齢を「30代」等に変更したり、職業も詳細情報から「会社員」といった粒度に変更する等の処理が行われてよい。また、楽曲リクエストの利用者情報には、登録済楽曲データが含まれていなくてもよい。また、楽曲リクエストに含まれるPOI情報には、POIの種別等の情報が含まれてもよい。なお、楽曲データ取得部110は、利用者が複数のレコメンド圏に入った場合には、複数のレコメンド圏のうち、予め設定された優先度の高いレコメンド圏に対応付けられたPOIに関する情報に基づいて楽曲リクエストを生成する。
後述するように、バックサーバ200は、利用者がレコメンド圏R11に入った場合または入ることが予測される場合に生成される楽曲リクエストを取得すると、利用者情報とPOI情報にマッチした楽曲を自動選択し、例えばストリーミング形式で選択して楽曲の楽曲データを楽曲データ258から取得してフロントサーバ100に送信する。これにより、楽曲データ取得部110は、楽曲リクエストに対応するレコメンドプレイリスト(第2の楽曲データ)を、バックサーバ200から取得する。
楽曲提供部112は、楽曲データ取得部110により取得されたメインプレイリスト(第1の楽曲データ)およびレコメンドプレイリスト(第2の楽曲データ)を携帯端末装置10に送信し、携帯端末装置10に楽曲データを再生可能とさせる。携帯端末装置10は、レコメンドプレイリストをオーディオ装置50に送信してリストに含まれる楽曲をスピーカシステム56に再生させる。また、楽曲提供部112は、提供する楽曲等に対応させて携帯端末装置10やオーディオ装置50から出力させる画像や音声を制御してもよい。なお、楽曲データ258を保持して楽曲データの提供元となる機能はフロントサーバ100にあってもよいし、他のサーバ装置にあってもよい。
なお、楽曲提供部112は、メインプレイリストを提供する場合には、利用者がレコメンド圏に入るか(入ると予測されるか)否かに関係なく提供され、レコメンドプレイリストは、例えば、利用者がレコメンド圏R11に入ったタイミングで提供される。
また、楽曲提供部112は、レコメンドプレイリストを提供する前に、携帯端末装置10またはオーディオ装置50に、レコメンドプレイリストが存在することを示す画像を表示させたり、音声を出力すると共に、レコメンドプレイリストの楽曲を再生するか否かを利用者に問い合わせてもよい。楽曲提供部112は、利用者からのタッチ操作または音声入力により、レコメンドプレイリストの楽曲を再生する旨(再生許諾)の指示を受け付けた場合にはレコメンドプレイリストの楽曲を再生し、レコメンドプレイリストの楽曲を再生しない旨(再生拒否)の指示を受け付けた場合にはレコメンドプレイリストの楽曲を再生せずに、例えばそれまで再生されていたメインプレイリストの楽曲を引き続き再生する。
[バックサーバ]
図1に戻り、バックサーバ200は、例えば、利用者特徴情報生成部202と、POI特徴情報生成部204と、自動楽曲抽出部206と、記憶部250とを備える。上記の各構成のうち、記憶部250以外の構成要素は、例えば、CPU等のハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSIやASIC、FPGA、GPU等のハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDDやフラッシュメモリ等の記憶装置(非一過性の記憶媒体を備える記憶装置)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROM等の着脱可能な記憶媒体(非一過性の記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。
記憶部250は、上記の各種記憶装置、或いはSSD、EEPROM、ROM、またはRAM等により実現されてよい。記憶部150には、例えば、利用者特徴情報252、POI特徴情報254、学習済モデル256、楽曲データ258、プログラム、その他各種情報が格納される。
利用者特徴情報生成部202は、楽曲リクエストに含まれる利用者情報または利用者からの要求に基づいて、例えば、ベクトル等の形式からなる利用者特徴情報を生成する。例えば、利用者特徴情報生成部202は、例えば、利用者情報に含まれる要素(個人情報、嗜好情報の各項目に含まれるメタ情報)ごとに特徴ベクトルとして表現したり、ベクトルの大きさに対応する指標値等を導出して特徴情報を生成する。また、利用者特徴情報生成部202は、他の手法用いて利用者情報から特徴情報を生成してもよい。また、利用者特徴情報生成部202は、同じ利用者に係る二回目以降の楽曲リクエストに備えて、生成された利用者特徴情報を、利用者特徴情報252として記憶部250に記憶させてもよい。その場合、同じ利用者が二回目以降に楽曲リクエストがあった場合に、利用者特徴情報252から利用者特徴情報を取得することで、生成処理の負担を軽減させることができる。
POI特徴情報生成部204は、楽曲リクエストにPOI情報が含まれる場合に、POI情報に基づいて、例えば、ベクトル等の形式からなるPOI特徴情報を生成する。例えば、POI特徴情報生成部204は、例えば、POI情報に含まれる要素(名称や種別などのメタ情報)やPOIの知名度等の他の要素ごとに特徴ベクトルとして表現したり、ベクトルの大きさに対応する指標値等を導出して特徴情報を生成する。また、POI特徴情報生成部204は、他の手法用いてPOI情報から特徴情報を生成してもよい。また、POI特徴情報生成部204は、同じPOIに係る二回目以降の楽曲リクエストに備えて、生成されたPOI特徴情報を、POI特徴情報254として記憶部250に記憶させてもよい。その場合、同じPOIに関して二回目以降に楽曲リクエストがあった場合に、POI特徴情報254からPOI特徴情報を取得することで、生成処理の負担を軽減させることができる。
なお、利用者情報から利用者特徴情報を生成する機能と、POI特徴情報からPOI特徴情報を生成する機能とのうち、少なくとも一つは、フロントサーバ100の機能であってもよい。その場合、フロントサーバ100からバックサーバ200に送信される楽曲リクエストには、例えば利用者特徴情報やPOI特徴情報が含まれてよい。
自動楽曲抽出部206は、楽曲リクエストから生成された利用者特徴情報やPOI特徴情報を学習済モデル256に入力することで、楽曲リクエストの内容にマッチするレコメンド用の楽曲を楽曲データ258から抽出する。自動楽曲抽出部206は、抽出された楽曲を含むレコメンドプレイリスト(レコメンド楽曲データ)をフロントサーバ100に送信する。
ここで、上述した学習済モデル256は、例えば、予めフィードバック実験結果等から得られた情報を正解データとして、学習されたものである。学習済モデル256は、例えば、「30代男性が東京タワー付近を通過する」ときに、そのシチュエーションで実際に評価が高かった一以上の楽曲を選択するように学習される。フィードバック実験とは、例えば、Musicアプリ32を通じた楽曲提供に対する高評価、低評価、再度の再生といった利用者のフィードバックを集めたものである。学習済モデル256は、所定のタイミングで適宜更新される。
[レコメンドプレイリストの抽出に関する処理の流れ]
次に、レコメンドプレイリストの抽出に関する処理の流れについて説明する。図5は、レコメンドプレイリストの抽出に関する処理の流れの概略を示す図である。図5の例において、フロントサーバ100は、携帯端末装置10により送信される利用者の位置情報を取得すると、取得した位置情報に基づいて地図情報154を参照して、利用者がレコメンド圏に入るか否かを判定する。なお、レコメンド圏に入るか否かは、近い将来(例えば、所定時間以内に)レコメンド圏に入ると予測できるか否かと言い換えられてもよい。利用者がレコメンド圏に入ると判定した場合、フロントサーバ100は、位置情報を送信した利用者の利用者情報およびレコメンド圏に対応付けられたPOI情報を含む楽曲リクエストを生成する。フロントサーバ100は、生成した楽曲リクエストをバックサーバ200に送信する。
バックサーバ200は、送信された楽曲リクエストに含まれる利用者情報に基づいて利用者特徴情報を生成する。また、バックサーバ200は、楽曲リクエストにPOI情報が含まれる場合には、POI情報に基づいてPOI特徴情報を生成する。バックサーバ200は、生成したそれぞれの特徴情報を学習済モデル256に入力し、学習済モデル256の出力データを、レコメンドプレイリスト(レコメンド楽曲データ)として楽曲データ258から抽出する。バックサーバ200は、レコメンド用楽曲データをフロントサーバ100に送信する。
[レコメンドプレイリストの提供]
次に、レコメンドプレイリストの提供について図を用いて説明する。なお、以下では、主にメインプレイリストの楽曲が再生中であるか否か等の状況に応じてレコメンドプレイリストを提供する場面を中心として説明する。また、以下では、実施形態におけるレコメンドプレイリストの提供処理を幾つかのパターンに分けて説明するものとし、レコメンドプレイリストを提供しないパターンも含まれるものとする。
<第1の提供パターン>
図6は、レコメンドプレイリストの第1の提供パターンを説明するための図である。図6の横軸は時刻Tを示している。また、図6では、時間の経過に伴う楽曲の再生状況、画面表示、案内通知のタイミングおよび内容を概略的に示している。以降の他の提供パターンを説明する図についても同様とする。図6の例において、時刻T10が最も早く、時刻T20、T30、T40の順に遅くなっているものとする。
第1の提供パターンの時刻T10よりも前の時刻において、携帯端末装置10は、利用者からMusicアプリ32の起動(および楽曲再生指示)を受け付けるとフロントサーバ100にアクセスして、利用者に関する情報と楽曲再生指示を送信する。フロントサーバ100の楽曲提供部112は、例えば、利用者情報152に登録されている利用者に対応付けられた登録済楽曲データ(例えば、メインプレイリスト)を取得し、取得したメインプレイリストを携帯端末装置10に送信する。また、携帯端末装置10は、楽曲提供部112からの指示に基づき、受信したメインプレイリストの楽曲をオーディオ装置50から再生(例えば、ランダム再生または所定順序で再生)させる。また、携帯端末装置10のタッチパネル18およびオーディオ装置50のタッチパネル58のうち一方または双方(以下、単に「タッチパネル」と称する)には、Musicアプリが実行中であることを示す画像(Musicアプリのホーム画面)若しくは再生中のメインプレイリストや楽曲に関する情報が表示されてよい。楽曲データ取得部110は、利用者がレコメンド圏内に入ることが予測される場合(例えば、図4に示す地点PT1に到達したタイミング)に、利用者情報やPOI情報に基づいてレコメンドプレイリストを取得する。
時刻T10は、利用者がレコメンド圏に入ったタイミング(図4に示す地点PT2に到達したタイミング)を示している。この場合、楽曲提供部112は、メインプレイリストの楽曲の再生に対する割り込み処理を発生させる。時刻T10に到達すると、楽曲提供部112は、再生中の楽曲の音量を完全に消えない所定の音量まで減少させ(フェードアウトさせ)、低音量で再生を継続させた状態で利用者が利用する装置(以下では、一例としてオーディオ装置50であるものとする)にレコメンドプレイリストの提案があることを示す情報を出力させる。第1の提供パターンにおいて、楽曲提供部112は、レコメンドプレイリストがあることを伝えるための効果音(例えば、チャイム、呼び鈴、ベル音等の利用者に気付かせるための音声)を出力させ、更にその後にレコメンドプレイリストの音声案内を出力させる。また、楽曲提供部112は、タッチパネルにレコメンド案内画面の画像を表示させる。また、楽曲提供部112は、音声案内が終了した後(図6に示す時刻T30)に、所定時間(例えば、約15秒程度)のカウントダウン表示を行う画像をオーディオ装置50に表示させる。上記所定時間は、「第1所定時間」の一例である。なお、楽曲提供部112は、時刻T10~T20の間(所定音量までフェードアウト中)または時刻T20~T30の間(低音量で再生中)においてメインプレイリストの楽曲が次の楽曲に変わった場合には、音量を調整した状態のまま次の楽曲が再生される。
ここで、レコメンドプレイリストの案内画面の画像について説明する。図7は、レコメンドプレイリストの案内画面の画像IM20の一例を示す図である。なお、画像IM20の表示内容やレイアウト等の表示態様については、これに限定されるものではない。以降の画像についても同様とする。図7に示す画像IM20には、例えば、提案内容表示領域AR21と、カウント表示領域AR22と、スイッチ表示領域AR23とが含まれる。提案内容表示領域AR21には、レコメンドプレイリスト(おすすめのプレイリスト)が再生されることや、レコメンドプレイリストがどのようなプレイリスト(楽曲データ)であるかを示す情報が表示される。図7に示す提案内容表示領域AR21には、「おすすめのプレイリストが再生されます」、「Aスポット周辺のプレイリスト」といった文字情報が表示されている。また、提案内容表示領域AR21には、プレイリストの具体的な内容(例えば、楽曲名、アーティスト、ジャンル、再生時間)が表示されてもよい。なお、提案内容表示領域AR21に表示された文字情報の一部または全部に対応した音声情報が音声案内として出力される。
カウント表示領域AR22は、例えば、音声案内が終了した後(図6に示す時刻T30のタイミング)に、案内画面の画像IM20が終了するまでの残り時間がカウントダウン表示される。案内画面の画像IM20が終了するまでの残り時間とは、メインプレイリストの楽曲からレコメンドプレイリストの楽曲に完全に切り替わるまでの時間と読み替えてもよく、レコメンドプレイリストを記憶部150に記憶させることを決定するまでの時間と読み替えてもよい。
スイッチ表示領域AR23には、例えば、アイコンIC21が含まれる。アイコンIC21は、利用者からレコメンドプレイリストの再生を拒否することを受け付けるGUI(Graphical User Interface)スイッチである。なお、楽曲提供部112は、スイッチ表示領域AR23に、レコメンドプレイリストの再生を拒否することを受け付けるGUIスイッチに代えて、利用者からレコメンドプレイリストの再生を許諾することを受け付けるGUIスイッチが表示されていてもよい。
第1の提供パターンでは、音声案内が終了した時刻T30でレコメンドプレイリストの楽曲を再生されると共に、カウントダウンが始まり、カウンタが0(残り時間が0秒)となったタイミング(時刻T40となるタイミング)までに、利用者からアイコンIC21の操作による再生を拒否する指示が受け付けられなかった場合、楽曲提供部112は、レコメンドプレイリストの楽曲の再生が利用者に許諾されたものとして時刻T40以降もレコメンドプレイリストの再生を継続する。また、時刻T40に到達した時点で、楽曲提供部112は、利用者ID等に対応付けてレコメンドプレイリストを記憶部150の利用者情報152に記憶させる。これにより、例えば、レコメンドプレイリストを繰り返し再生するような場合や、同じレコメンド圏を複数回通過する場合に、毎回バックサーバ等に問い合わせることなくスムーズに楽曲を再生させることができる。また、楽曲提供部は、タッチパネルに表示されたホーム画面にレコメンドプレイリストを追加して表示させてもよい。
<第2の提供パターン>
図8は、レコメンドプレイリストの第2の提供パターンを説明するための図である。図8の例において、時刻T10が最も早く、時刻T20、T29、T30、T50の順に遅くなっているものとする。第2の提供パターンは、第1の提供パターンと比較して、音声案内が終了するタイミング(図7に示す時刻T30)よりも前の時刻T29で利用者によりレコメンドプレイリストの再生が拒否されたことを受け付けている点で相違する。以下では、主に第1の提供パターンとの相違点を中心として説明する。
例えば、音声案内が終了する前に、利用者により画像IM20のスイッチ表示領域AR23に表示されたアイコンIC21が選択され、レコメンドプレイリストの提供を拒否する旨の指示が受け付けられた場合、楽曲提供部112は、タッチパネルの画面に表示されている画像を、レコメンド案内画像からホーム画面に切り替える。また、楽曲提供部112は、所定音量で再生されているメインプレイリストの再生中の楽曲の音量をフェードアウトする前の音量まで上げ(フェードインを行い)、元の音量に戻した後(時刻T50以降)、メインプレイリストの楽曲を継続して再生する。つまり、第2の提供パターンでは、利用者が早い段階でレコメンドプレイリストの再生を拒否しているため、再生中のメインプレイリストの楽曲からレコメンドプレイリストの楽曲に切り替わらない。また、第2の提供パターンにおいて、楽曲提供部112は、レコメンドプレイリストを記憶部150に記憶させない。第2の提供パターンによれば、レコメンドプレイリストの音声案内中にキャンセル操作があった場合に、レコメンド前の楽曲を継続して再生させることができる。
<第3の提供パターン>
図9は、レコメンドプレイリストの第3の提供パターンを説明するための図である。図9の例において、時刻T10が最も早く、時刻T20、T30、T35、T40、T52の順に遅くなっているものとする。第3の提供パターンは、第2の提供パターンと比較して、レコメンドプレイリストの再生を拒否(キャンセル)するタイミングが、音声案内が終了する前ではなく、カウントダウンが終了する前である点で相違する。したがって、以下では、主に第2の提供パターンとの相違点を中心として説明する。
第3の提供パターンでは、レコメンドプレイリストの音声案内が終了した後(時刻T30の後)であって、且つ図7に示す画像IM20のカウント表示領域AR22におけるカウントダウン表示のカウンタが0になる(時刻T40)になるよりも前のタイミング(例えば、時刻T35)で図7に示すアイコンIC21が選択され、レコメンドプレイリストの再生を拒否する指示が受け付けられている。この場合、楽曲提供部112は、時刻T30の時点で中断されたメインプレイリストの楽曲の中断した位置から再開する。なお、楽曲提供部112は、メインプレイリストの楽曲を中断した位置から再生を再開することに代えて、中断した位置よりも数秒前の位置から再開してもよく、中断した楽曲の先頭から再開してもよい。
また、楽曲提供部112は、キャンセルが受け付けられた時刻T35でタッチパネルの画面に表示されている画像を、レコメンド案内画面の画像IM20からホーム画面用の画像に切り替える。また、楽曲提供部112は、所定音量で再生されているメインプレイリストの再生中の楽曲の音量をフェードアウトする前の音量まで上げ(フェードインを行い)、元の音量に戻した後(時刻T52以降)、メインプレイリストの楽曲を再生させる。また、第3の提供パターンにおいて、楽曲提供部112は、レコメンドプレイリストを記憶部150に記憶させない。第3の提供パターンによれば、レコメンドプレイリストの音声案内後のカウントダウン中にキャンセル操作があった場合に、レコメンド前の楽曲に戻って再生させることができる。また、第3の提供パターンによれば、レコメンドプレイリストの案内によって、割り込まれた位置から再生されるため、利用者に違和感を与えることを抑制することができる。
<第4の提供パターン>
図10は、レコメンドプレイリストの第4の提供パターンを説明するための図である。図10の例において、時刻T10が最も早く、時刻T70、T80の順に遅くなっているものとする。第4の提供パターンは、第1の提供パターンと比較して、Musicアプリ32は起動しているがユーザの意思等によりメインプレイリストの再生が停止されている状況で、レコメンドプレイリストを提案する場面を示している。
第4の提供パターンにおいて、メインプレイリストの楽曲の再生を停止している状態において、時刻T10で利用者がレコメンド圏に入り、レコメンドプレイリストの割り込みが発生した場合に、楽曲提供部112は、レコメンドプレイリストを提供して良いか否かを問い合わせる案内画面の画像を生成し、生成した画像をタッチパネルに表示させる。なお、楽曲提供部112は、メインプレイリストが再生中であるか、または停止中であるかによってレコメンドプレイリストの提案態様を異ならせる。提案態様とは、例えば、効果音の有無、音声案内の有無、案内画面の画像に表示される内容や画像の表示時間等の表示態様等である。
楽曲提供部112は、例えば利用者の意思によって楽曲が停止中である場合(例えば、Musicアプリ32は起動しているが一時停止スイッチ(不図示)や停止スイッチ(不図示)の選択により楽曲が再生されていない場合)に、効果音の出力や音声案内を行わず、案内画面の画像表示のみを行う。これにより、例えば、利用者が移動体の運転に集中したいために楽曲を停止している場合に効果音や音声案内が出力されることで集中が途切れてしまうことを抑制することができる。
図11は、楽曲の停止中におけるレコメンドプレイリストの案内画面の画像IM30の一例を示す図である。図11に示す画像IM30には、例えば、提案内容表示領域AR31と、スイッチ表示領域AR32とが含まれる。提案内容表示領域AR31には、レコメンドプレイリスト(おすすめのプレイリスト)が再生できることや、レコメンドプレイリストがどのような楽曲データ(プレイリスト)であるかを示す情報等が表示される。
スイッチ表示領域AR32には、例えば、アイコンIC31およびアイコンIC32が含まれる。アイコンIC31は、利用者からレコメンドプレイリストの再生を許諾することを受け付けるGUIスイッチである。アイコンIC32は、利用者からレコメンドプレイリストの楽曲の再生を拒否することを受け付けるGUIスイッチである。利用者によりアイコンIC31が選択された場合、レコメンド楽曲データの再生が許諾されたことを受け付ける。また、利用者によりアイコンIC32が選択された場合、レコメンド楽曲データの再生が拒否されたことを受け付ける。
図11の例では、アイコンIC31およびIC32の両方とも選択されなかった場合を示している。この場合、楽曲提供部112は、画像IM30を表示してから所定時間(例えば、画像IM30が表示されてから約30秒後)後に消去される。例えば、楽曲提供部112は、メインプレイリストの再生が停止中である場合の案内画面の画像(案内画像)IM30の表示時間を、メインプレイリストの楽曲が再生中である場合の案内画面の画像(案内画像)IM20の表示時間よりも長くする。メインプレイリストの再生が停止中である場合には、効果音や音声案内が出力されないため、その分長く画像を表示させることで、利用者に案内画像が表示されていることを気付きやすくさせることができる。
また、楽曲提供部112は、例えば、楽曲が停止中である場合には、利用者から楽曲を再生するという意思(例えば、アイコンIC31の選択による再生を承諾する指示)がない限り、レコメンドプレイリストの楽曲を再生しないようにする。これにより、運転に集中したい場合等、何らかの目的で楽曲を停止している状況で利用者の意思に反して楽曲が再生されることを抑制することができ、より適切なタイミングで楽曲を提供することができる。
第4の提供パターンでは、画像IM30を表示してから所定時間が経過したタイミング(図10の時刻T70)で、楽曲提供部112は、レコメンドプレイリストを記憶部150に記憶させると共に、案内画面からホーム画面に切り替える際にホーム画面にレコメンドプレイリストを追加する。これにより、利用者は、楽曲を再生させたい場合(例えば、図10の時刻T80)に、メインプレイリストとレコメンドプレイリストから何れかのプレイリストを選択して再生させることができる。選択されたプレイリストの楽曲の再生中は、選択さえたプレイリストの再生画面(どんな楽曲が再生されているかを示す情報)がタッチパネルに表示される。
<第5の提供パターン>
図12は、レコメンドプレイリストの第5の提供パターンを説明するための図である。図12の例において、時刻T10が最も早く、T68、T70の順に遅くなっているものとする。第5の提供パターンは、第4の提供パターンと比較して、時刻T10よりも前にホーム画面の画像ではなく楽曲データの再生画面(例えば、一時停止画面の画像)が表示されている点および、楽曲の許諾や拒否の指示が受け付けられている点で相違する。以下では、主に第4の提供パターンとの相違点を中心として説明する。
第5の提供パターンにおいて、時刻T10よりも前の時刻では、タッチパネルに再生画面が表示されている。そして、時刻T10でレコメンドプレイリストの提供(割り込み)が発生した場合に、楽曲提供部112は、上述した画像IM30をタッチパネルに表示させる。ここで、画像IM30が表示されてから、画像IM30が消去される所定時間が経過する時刻T70よりも前の時刻T68において、利用者から楽曲の再生を許諾する指示を受け付けた場合、楽曲提供部112は、レコメンドプレイリストの楽曲を再生すると共に、レコメンドプレイリストを再生していることを示す再生画面(再生画像)をタッチパネルに表示させる。また、楽曲提供部112は、レコメンドプレイリストを記憶部150に記憶させる。
また、時刻T68において、利用者よりレコメンドプレイリストの再生を拒否する指示を受け受けた場合、楽曲提供部112は、時刻T10よりも前に表示させていた再生画面を再び表示させ、楽曲の再生停止状態を維持する。なお、この場合、楽曲提供部112は、再生画面にレコメンドプレイリストを追加して表示させると共に、レコメンドプレイリストを記憶部150に記憶させる。
また、時刻T70までの間に許諾または拒否の指示が受け付けられなかった場合、楽曲提供部112は、時刻T10よりも前に表示させていた再生画像を表示させ、楽曲の再生停止状態を維持する。また、この場合も、楽曲提供部112は、再生画面にレコメンドプレイリストを追加して表示させると共に、レコメンドプレイリストを記憶部150に記憶させる。
このように、第5の提供パターンによれば、再生画面が表示されている状態において、レコメンドプレイリストの提案があった場合には、利用者が許諾した場合であっても、拒否した場合であっても、放置した場合であっても、レコメンドプレイリストが記憶部150に追加されて管理される。これにより、利用者の意思により一時的に楽曲を停止させている状態から楽曲を再生したい場合に、追加したプレイリストからレコメンドプレイリストを選択して再生させることができる。
<第6の提供パターン>
図13は、レコメンド楽曲データの第6の提供パターンを説明するための図である。図13の例において、時刻T10が最も早く、T20、T25、T30、T40、T55、T90の順に遅くなっているものとする。第6の提供パターンは、プレイリストが切り替わるタイミング付近について割り込みが複数発生する場面での提供パターンを示している。
第6の提供パターンにおいて、時刻T10より前のタイミングでメインプレイリストの楽曲が再生されているものとする。この状態において、時刻T10でレコメンドプレイリストの提供(割込み)が発生した場合に、楽曲提供部112は、再生中の楽曲の音量を徐々に小さくさせ(フェードアウトさせ)、時刻T10から所定時間経過後の時刻T20で楽曲を停止させる。次に、楽曲提供部112は、時刻T20において効果音を出力させ、その後、音声案内を行う。また、楽曲提供部112は、所定時間(例えば約15秒程度)のカウントダウン表示を行い、利用者からの許否する旨の指示がなかった場合に、利用者がレコメンドプレイリストの再生を許諾したものとして、レコメンドプレイリストの楽曲の音量を徐々に大きくしながら(フェードインしながら)再生する。また、楽曲提供部112は、時刻T40以降はレコメンドプレイリストの再生画面をタッチパネル上に表示させると共に、レコメンドプレイリストを記憶部150に記憶させる。
ここで、第6の提供パターンにおいて、楽曲提供部112は、例えば、最初の割り込みが発生した後、所定時間△Taが経過するまでは、他の割込みが発生しても無効とする。つまり、図13の例に示すように時刻T25および時刻T55で、利用者が他のレコメンド圏に入ったことにより割り込みが発生した場合であっても割り込み発生に応じた処理を行わない。そして、時刻T10から所定時間△Taが経過した後に割り込みが発生した場合にレコメンドプレイリストの提案を行う。なお、楽曲提供部112は、上述した所定時間△Taに代えて、レコメンドプレイリストの楽曲の再生が開始された時刻T40から所定時間△Tbが経過するまでは、他のレコメンドプレイリストの割り込みを無効としてもよい。所定時間△Tbは、例えば、3分等の固定時間でもよく、再生中の楽曲が終了するまで(1曲が終了するまで)の時間であってもよい。
このように、第6の提供パターンによれば、例えば、都心や行楽地等のようにレコメンド圏が多く存在する地域で、短時間に複数のレコメンドプレイリストが取得できた場合に、短時間で繰り返し提案されることによる利用者へ負担を軽減させることができる。
また、楽曲提供部112は、割り込み無効期間(所定時間△Ta、△Tb)において、複数の割込みが発生していた場合には、割り込み無効期間が解除される時刻T90において、時刻T90に最も近い時刻に割込みが発生した場合のレコメンドプレイリストを提案してもよい。これにより、利用者の現在位置に最も近いレコメンド圏に対応するレコメンドプレイリストを提案することができる。また、楽曲提供部112は、複数の割り込みにより発生したレコメンドプレイリストのうち、レコメンド圏の優先度が最も高いレコメンド圏に対応するPOI情報から抽出されたレコメンドプレイリストを提案してもよい。これにより、優先度が最も高い情報を提供することができる。
[処理フロー]
図14は、第1実施形態における楽曲提供装置によって実行される処理の一例を示すフローチャートである。図14の例では、楽曲提供装置の一例であるフロントサーバ100によって実行される各種処理のうち、主にレコメンドプレイリストを提案する処理を中心として説明する。
図14の例において、楽曲提供部112は、携帯端末装置10からMusicアプリ32の起動を受け付けると共に(ステップS100)、利用者の位置情報を取得する(ステップS120)。ステップS100およびS120の処理では、利用者ID等の利用者に関する情報を取得してもよい。次に、POI取得部108は、位置情報に基づいて利用者がレコメンド圏に入るか否かを判定する(ステップS140)。利用者がレコメンド圏に入ると判定した場合、POI取得部108は、利用者が入るレコメンド圏に対応付けられたPOI情報を取得する(ステップS160)。次に、楽曲データ取得部110は、利用者情報とPOI情報とを含む楽曲リクエストを生成し(ステップS180)、生成した楽曲リクエストをバックサーバ200に送信し、バックサーバ200から楽曲リクエストに対応するレコメンドプレイリストを取得する(ステップS200)。
次に、楽曲提供部112は、メインプレイリストの楽曲が再生中であるか否かを判定する(ステップS220)。メインプレイリストの楽曲が再生中であると判定した場合、楽曲提供部112は、前回のレコメンドプレイリストの提案から所定時間が経過しているか否かを判定する(ステップS240)。所定時間が経過していると判定した場合、楽曲提供部112は、第1~第3の提供パターンのうち何れかのパターンでレコメンドプレイリストの提供処理を実行する(ステップS260)。また、前回提案してから所定時間が経過していないと判定した場合、割込み制御は無効となるため、そのまま処理を終了する。また、ステップS220の処理において、メインプレイリストの楽曲が再生中ではないと判定した場合、楽曲提供部112は、第4~第5の提供パターンのうち何れかのパターンでレコメンドプレイリストの提供処理を実行する(ステップS280)。これにより、本フローチャートの処理は、終了する。また、ステップS140の処理において、利用者がレコメンド圏に入らないと判定した場合、本フローチャートの処理は、終了する。
[ステップS260の処理]
図15は、ステップS260の処理の詳細について説明するためのフローチャートである。図15の処理において、楽曲提供部112は、再生中のメインプレイリストの楽曲の音量をフェードアウトすると共に(ステップS261)、音声案内画像を表示させる(ステップS262)。次に、楽曲提供部112は、レコメンドプレイリストを案内するための所定の効果音を取得させ(ステップS263)、その後、音声案内を出力する(ステップS264)。次に、楽曲提供部112は、音声案内が終了する前に利用者からレコメンドプレイリストの再生を拒否する指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS265)。レコメンドプレイリストの再生を拒否する指示を受け付けていないと判定した場合(または再生を許諾する指示を受け付けた場合)、楽曲提供部112は、レコメンドプレイリストの楽曲を再生させ(ステップS266)、その後カウントダウン表示を行う(ステップS267)。次に、楽曲提供部112は、カウントダウン中(カウントダウンが終了する前)に利用者からレコメンドプレイリストの再生を拒否する指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS269)。カウントダウン中に再生を拒否する指示を受け付けていないと判定した場合、楽曲提供部112は、Musicアプリ等のホーム画面を表示させると共に(ステップS269)、レコメンドプレイリストの楽曲を継続して再生する(ステップS270)。
また、ステップS268の処理において、カウントダウン中にレコメンドプレイリストの再生を拒否する指示を受け付けたと判定した場合、楽曲提供部112は、メインプレイリストの楽曲の音量を元の音量にフェードインする共に(ステップS271)、カウントダウン後にホーム画面を表示させる(ステップS272)。また、ステップS270またはS272の処理後、楽曲提供部112は、レコメンドプレイリストを記憶部150に記憶されたプレイリストに追加する(ステップS273)。
また、ステップS265の処理において、音声案内が終了する前にレコメンドプレイリストの再生を拒否する指示を受け付けたと判定した場合、楽曲提供部112は、ホーム画面を表示すると共に(ステップS274)、メインプレイリストの楽曲の音量を所定の音量までフェードインして再生する(ステップS275)。これにより、本フローチャートの処理は、終了する。
[ステップS280の処理]
図16は、ステップS280の処理の詳細について説明するためのフローチャートである。図16の処理において、楽曲提供部112は、表示されている画面がホーム画面または楽曲再生時(一時停止や停止中も含む)再生画面であるか否かを判定する(ステップS281)。ホーム画面が表示されている場合、楽曲提供部112は、案内画面を表示させ(ステップS282)、画面上にレコメンドプレイリストを追加する(ステップS283)。次に、楽曲提供部112は、利用者から楽曲再生指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS284)。楽曲再生指示を受け付けたと判定した場合、楽曲提供部112は、選択されたプレイリストの楽曲を再生する(ステップS285)。次に、楽曲提供部112は、選択されたプレイリストの再生画面を表示する(ステップS286)。また、ステップS284の処理において、楽曲再生指示を受け付けていないと判定した場合、本フローチャートの処理は終了する。
また、ステップS281の処理において、再生用画面が表示されている場合、楽曲提供部112は、案内画面を表示させる(ステップS287)。次に、楽曲提供部112は、再生指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS288)。再生指示を受け付けたと判定した場合、楽曲提供部112は、レコメンドプレイリストの再生画面を表示し(ステップS289)、レコメンドプレイリストの楽曲を再生する(ステップS290)。また、ステップS288の処理において、再生指示を受け付けていないと判定した場合、楽曲提供部112は、再生画面を表示させると共に(ステップS291)、画面上にレコメンドプレイリストを追加する(ステップS292)。これにより、本フローチャートの処理は終了する。
以上説明したように、第1実施形態によれば、フロントサーバ100(楽曲提供装置の一例)において、利用者の位置情報を取得する位置情報取得部106と、利用者の要求に応じた第1の楽曲データ、および、複数のPOIと複数のPOIごとに対応付けられた楽曲レコメンド圏の情報とを含む地図情報を参照し、利用者が楽曲レコメンド圏に入る場合に利用者に関する情報と利用者が入る楽曲レコメンド圏に対応付けられたPOI情報とに基づいてレコメンドされる第2の楽曲データを取得する楽曲データ取得部110と、楽曲データ取得部110により取得された第1の楽曲データおよび第2の楽曲データを利用者が利用する装置に提供する楽曲提供部112と、を備え、楽曲提供部112は、第1の楽曲データの再生中に第2の楽曲データを利用者が利用する装置に提供する場合に、効果音の出力に続いて第2の楽曲データに関する音声案内を行い、音声案内が終了した後に第2の楽曲データを利用者が利用する装置に再生させることにより、レコメンド用の楽曲データを利用者により適切な態様で提供することができる。
<第2実施形態>
図17は、第2実施形態の楽曲提供装置を利用した楽曲提供システム2の構成図である。第2実施形態の楽曲提供システム2は、第1実施形態の楽曲提供システム1と比較して、オーディオ装置が携帯端末装置10を介さずにフロントサーバ100と直接通信する点で相違する。したがって、以下では、主に第1実施形態との相違点を中心として説明し、それ以外の説明は省略する。
第2実施形態の楽曲提供システム2は、例えば、オーディオ装置50Aと、フロントサーバ100と、バックサーバ200とを備える。これらのうち、フロントサーバ100およびバックサーバ200は、第1実施形態と同様の構成を有する。オーディオ装置50Aは、「利用者が利用する装置」の一例である。
楽曲提供システム2におけるオーディオ装置50Aは、例えば、音響調整部54と、スピーカシステム56と、タッチパネル58と、Musicアプリ実行部70と、ネットワーク通信部72とを備える。音響調整部54と、スピーカシステム56と、タッチパネル58とは、第1実施形態と同様の構成を有する。なお、オーディオ装置50Aは、上記構成に加えて、利用者の音声を入力するマイク等が設けられていてもよい。
Musicアプリ実行部70は、CPU等のプロセッサが、記憶部80に記憶されたMusicアプリ82を実行することで機能する。Musicアプリ実行部70は、タッチパネル58に対してなされた利用者の入力操作に応じてオーディオ装置50Aの各部を制御する。Musicアプリ実行部70は、例えば、予めアプリ提供者のサーバ装置からオーディオ装置50にインストールされたものである。
ネットワーク通信部72は、ネットワークNWを介してフロントサーバ100と通信する。ネットワークNWは、無線基地局、アクセスポイント、インターネット、プロバイダ端末、WAN等を含む。第2実施形態のオーディオ装置50Aは、第1実施形態の携帯端末装置10およびオーディオ装置50の双方の機能を兼ね備える。したがって、フロントサーバ100は、オーディオ装置50Aと通信を行うことで、携帯端末装置10との通信によって実行された各処理を同様に実行することができる。なお、第2実施形態のうち、ネットワーク通信部72は、オーディオ装置50Aの外部(且つ移動体内)に設けられてもよい。
以上説明したように、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の効果を奏する他、携帯端末装置10を介さずに、オーディオ装置50Aに、メインプレイリストやレコメンドプレイリストを利用者により適切な態様で提供することができる。
<変形例>
実施形態において、レコメンドプレイリストの提案時には、利用者に拒否される可能性があるため、楽曲提供部112は、レコメンドプレイリストに含まれる楽曲のうち、1曲だけを取得して、提案時に再生し、その後利用者に再生が許可された場合に、レコメンドプレイリストに含まれる残りの楽曲を取得してもよい。これにより、無駄なデータの取得を抑制すると共に、通信時のデータ量を削減することができる。
また、実施形態において、楽曲提供部112は、利用者の位置情報に基づいて、利用者の周辺に存在するレコメンド圏に関する情報(例えば、図4に示す画像IM10)や、利用者の現在位置からレコメンド圏までの経路を利用者が利用する装置に提供してもよい。これにより、利用者は、レコメンドプレイリストを提供して欲しい場面(例えば、恋人とのドライブ中)に、レコメンド圏まで容易に移動することができると共に、より早くレコメンドプレイリストの提供を受けることができる。
また、楽曲提供部112は、一度提供したレコメンドプレイリストを利用者IDに対応付けて記憶部150等に記憶し、利用者からの再度の再生指示があった場合に、利用者の現在位置に関係なく過去のレコメンドプレイリストを提供してもよい。また、楽曲提供部112は、レコメンドプレイリストに含まれる楽曲のうち少なくとも一つをメインプレイリストに追加してもよい。
上記説明した実施形態は、以下のように表現することができる。
コンピュータによって読み込み可能な命令(computer-readable instructions)を格納する記憶媒体(storage medium)と、
前記記憶媒体に接続されたプロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、前記コンピュータによって読み込み可能な命令を実行することにより(the processor executing the computer-readable instructions to:)、
利用者の位置情報を取得し、
前記利用者の要求に応じた第1の楽曲データ、および、複数のPOIと前記複数のPOIごとに対応付けられた楽曲レコメンド圏の情報とを含む地図情報を参照し、前記利用者が前記楽曲レコメンド圏に入る場合に前記利用者に関する情報と前記利用者が入る前記楽曲レコメンド圏に対応付けられたPOI情報とに基づいてレコメンドされる第2の楽曲データを取得し、
取得した前記第1の楽曲データおよび前記第2の楽曲データを前記利用者が利用する装置に提供し、
前記第1の楽曲データの再生中に前記第2の楽曲データを前記利用者が利用する装置に提供する場合に、効果音の出力に続いて前記第2の楽曲データに関する音声案内を行い、前記音声案内が終了した後に前記第2の楽曲データを前記利用者が利用する装置に再生させ、
前記第2の楽曲データを前記利用者に提案する場合に、前記効果音に続いて前記音声案内を行い、前記音声案内が終了してから第1所定時間経過後に前記第2の楽曲データを記憶部に記憶させる、
楽曲提供装置。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形および置換を加えることができる。
1、2…楽曲提供システム、10…携帯端末装置、12…近距離通信部、14…ネットワーク通信部、16…Musicアプリ実行部、18…タッチパネル、30…記憶部、32…Musicアプリ、50、50A…オーディオ装置、52…連携アプリ実行部、54…音響調整部、56…スピーカシステム、58…タッチパネル、60…近距離通信部、65…車両センサ、70…Musicアプリ実行部、72…ネットワーク通信部、80…記憶部、82…Musicアプリ、100…フロントサーバ、102…ネットワーク通信部、104…利用者情報取得部、106…位置情報取得部、108…POI取得部、110…楽曲データ取得部、112…楽曲提供部、150…記憶部、152…利用者情報、154…地図情報、200…バックサーバ、202…利用者特徴情報生成部、204…POI特徴情報生成部、206…自動楽曲抽出部、250…記憶部、252…利用者特徴情報、254…POI特徴情報、256…学習済モデル、258…楽曲データ

Claims (11)

  1. 利用者の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記利用者の要求に応じた第1の楽曲データ、および、複数のPOI(Point Of Interest)と前記複数のPOIごとに対応付けられた楽曲レコメンド圏の情報とを含む地図情報を参照し、前記利用者が前記楽曲レコメンド圏に入る場合に前記利用者に関する情報と前記利用者が入る前記楽曲レコメンド圏に対応付けられたPOI情報とに基づいてレコメンドされる第2の楽曲データを取得する楽曲データ取得部と、
    前記楽曲データ取得部により取得された前記第1の楽曲データおよび前記第2の楽曲データを前記利用者が利用する装置に提供する楽曲提供部と、
    前記第2の楽曲データを記憶する記憶部と、を備え、
    前記楽曲提供部は、前記第1の楽曲データの再生中に前記第2の楽曲データを前記利用者が利用する装置に提供する場合に、効果音の出力に続いて前記第2の楽曲データに関する音声案内を行い、前記音声案内が終了した後に前記第2の楽曲データを前記利用者が利用する装置に再生させ、
    前記楽曲提供部は、前記第2の楽曲データを前記利用者に提案する場合に、前記効果音に続いて前記音声案内を行い、前記音声案内が終了してから第1所定時間経過後に前記第2の楽曲データを前記記憶部に記憶させる、
    楽曲提供装置。
  2. 前記楽曲提供部は、前記音声案内が終了してから前記第1所定時間が経過する前に、前記利用者の前記第2の楽曲データの再生を拒否する指示を受け付けた場合に、前記第2の楽曲データを前記記憶部に記憶させない、
    請求項1に記載の楽曲提供装置。
  3. 前記楽曲提供部は、再生中の前記第1の楽曲データが前記第2の楽曲データの提案によって中断された場合であって、且つ、前記第2の楽曲データの再生が終了した場合に、前記中断された時点から前記第1の楽曲データを再生させる、
    請求項1または2に記載の楽曲提供装置。
  4. 前記楽曲提供部は、前記第1の楽曲データが再生中であるか、または停止中であるかによって前記第2の楽曲データの提案態様を異ならせる、
    請求項1から3のうち何れか1項に記載の楽曲提供装置。
  5. 前記利用者が利用する装置は、画像を表示する表示部を含み、
    前記楽曲提供部は、
    前記第2の楽曲データを案内する場合に案内画像を前記表示部に表示させ、
    前記第1の楽曲データが再生中である場合と停止中である場合とで、前記案内画像の表示態様を異ならせる、
    請求項4に記載の楽曲提供装置。
  6. 前記楽曲提供部は、前記第1の楽曲データが停止中である場合の前記案内画像の表示時間を、前記第1の楽曲データが再生中である場合の前記案内画像の表示時間よりも長くする、
    請求項5に記載の楽曲提供装置。
  7. 前記楽曲提供部は、
    前記第1の楽曲データが再生中である場合には、前記効果音の出力と、前記第2の楽曲データに関する音声案内と、前記第2の楽曲データの案内画像の表示を行い、
    前記第1の楽曲データが停止中である場合には、前記案内画像の表示を行う、
    請求項4に記載の楽曲提供装置。
  8. 前記楽曲提供部は、前記第1の楽曲データが停止中である状態で、前記第2の楽曲データを提案した場合に、前記利用者から前記第2の楽曲データの再生の許諾がない限り、前記第2の楽曲データを再生しない、
    請求項1から7のうち何れか1項に記載の楽曲提供装置。
  9. 前記楽曲提供部は、前記第2の楽曲データが提案されてから所定時間が経過するまで、または前記第2の楽曲データが再生されてから所定時間が経過するまで、他の楽曲データの提案を行わない、
    請求項1から8のうち何れか1項に記載の楽曲提供装置。
  10. コンピュータが、
    利用者の位置情報を取得し、
    前記利用者の要求に応じた第1の楽曲データ、および、複数のPOIと前記複数のPOIごとに対応付けられた楽曲レコメンド圏の情報とを含む地図情報を参照し、前記利用者が前記楽曲レコメンド圏に入る場合に前記利用者に関する情報と前記利用者が入る前記楽曲レコメンド圏に対応付けられたPOI情報とに基づいてレコメンドされる第2の楽曲データを取得し、
    取得した前記第1の楽曲データおよび前記第2の楽曲データを前記利用者が利用する装置に提供し、
    前記第1の楽曲データの再生中に前記第2の楽曲データを前記利用者が利用する装置に提供する場合に、効果音の出力に続いて前記第2の楽曲データに関する音声案内を行い、前記音声案内が終了した後に前記第2の楽曲データを前記利用者が利用する装置に再生させ、
    前記第2の楽曲データを前記利用者に提案する場合に、前記効果音に続いて前記音声案内を行い、前記音声案内が終了してから第1所定時間経過後に前記第2の楽曲データを記憶部に記憶させる、
    楽曲提供方法。
  11. コンピュータに、
    利用者の位置情報を取得させ、
    前記利用者の要求に応じた第1の楽曲データ、および、複数のPOIと前記複数のPOIごとに対応付けられた楽曲レコメンド圏の情報とを含む地図情報を参照し、前記利用者が前記楽曲レコメンド圏に入る場合に前記利用者に関する情報と前記利用者が入る前記楽曲レコメンド圏に対応付けられたPOI情報とに基づいてレコメンドされる第2の楽曲データを取得させ、
    取得された前記第1の楽曲データおよび前記第2の楽曲データを前記利用者が利用する装置に提供させ、
    前記第1の楽曲データの再生中に前記第2の楽曲データを前記利用者が利用する装置に提供する場合に、効果音の出力に続いて前記第2の楽曲データに関する音声案内を行い、前記音声案内が終了した後に前記第2の楽曲データを前記利用者が利用する装置に再生させ、
    前記第2の楽曲データを前記利用者に提案する場合に、前記効果音に続いて前記音声案内を行い、前記音声案内が終了してから第1所定時間経過後に前記第2の楽曲データを記憶部に記憶させる、
    プログラム。
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